JP5312059B2 - 連結車両、連結車両における連結圧力制御方法ならびにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、連結車両、連結車両における連結圧力制御方法ならびにプログラムに関する。
現在、地球温暖化防止のための自動車の排出ガス規制が盛んに進められている。このような状況下にあって、自動車自体による燃費の低減や排出ガスの低減の他に、効率的な交通・物流インフラ整備に加え、情報通信や電子制御技術を活用する次世代型ITS(Intelligent Transport System)の導入などによる燃費の低減や排出ガスの低減が検討されている(例えば、非特許文献1参照)。
この次世代型ITSの一例として、高速道路沿いなどに荷物の積み下ろしのためのターミナルステーションを間隔をあけて複数設け、このターミナルステーションをつなぐものとして貨物輸送のための専用車線を設けることが検討されている。この専用車線は、急カーブや急勾配を極力少なくした道路であり、大型トラックや多連結車両を少ないエネルギで安全に運行することができる。また、このような専用車線では、個々の車両が自律的に運行するのではなく、一元管理の基に効率良く運行されるようなシステムが検討されている。これにより、渋滞などによる貨物輸送の効率低下を回避することができる。
産業競争力懇談会2006年度推進テーマ報告、"交通物流ルネサンス実現に向けた提言"、2007年4月5日
上述した専用車線は、急カーブや急勾配を極力少なくした道路である。このような道路の特徴を最大に活用するためには、その道路を走行する車両においてもこの専用車線に特化した形態の車両とすることが好ましい。例えば、これまで実現困難であった多連結車両の導入などが考えられる。しかしながら、そのように、牽引車が牽引する被牽引車数の多い連結車両では、牽引車と被牽引車との間の連結部、あるいは被牽引車と被牽引車とを連結するためのドーリにおける連結部に掛かる負荷が大きくなる。
すなわち、牽引車の後に多数の被牽引車およびドーリが連結される場合には、牽引車の連結部に最も大きな負荷が掛かり、牽引車から離れる順に連結部の負荷は軽減する。したがって、牽引車に複数台の被牽引車が連結される場合には、牽引車、被牽引車、ドーリの連結部は、従来のものよりも大きな強度が要求されることになる。また、牽引車の連結部の強度の如何によって、その牽引車が牽引可能な被牽引車数が限定されることにもなる。
このように、牽引車の後に多数の被牽引車およびドーリが連結される場合には、その連結部の強度および信頼性がきわめて重要になる。したがって、連結部の信頼性を確保するために何らかの工夫が必要である。なお、以降の説明では、連結部に掛かる負荷のことを連結部の圧力として表すこととする。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、連結部の高い信頼性を確保することができる連結車両、連結車両における連携制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の連結車両は、牽引車と、この牽引車に連結される第1の被牽引車と、この第1の被牽引車と第1のドーリを介して連結される第2の被牽引車と、を備える連結車両において、牽引車は、動力源としてエンジンを備え、ドーリは、動力源として電動機を備えると共に当該電動機の電源としての電池を備え、被牽引車は、ブレーキを備え、牽引車と第1のドーリまたは第2の被牽引車とを連携動作させる連携制御手段を備え、この連携制御手段は、第1の被牽引車と第1のドーリおよび第1のドーリと第2の被牽引車の各連結部に加わる圧力が所定値以下または所定値未満になるように第1のドーリに備える電動機または第2の被牽引車に備えるブレーキを牽引車の挙動に合わせて制御するものである。さらに、第2の被牽引車の後に、ドーリと被牽引車が対となって1以上連結され、そのさらに連結されたドーリの一部または全部に電動機と電池と連携制御部とが配置されるようにすることもできる。
あるいは、牽引車は、エンジンと併せて電動機とこの電動機の電源としての電池を備えることもできる。
また、連携制御手段を含む車両の制御手段は、牽引車に備えられる牽引車側制御手段と、ドーリに備えられるドーリ側制御手段と、を備え、牽引車側制御手段とドーリ側制御手段とは互いに通信する通信手段をそれぞれ備えることができる。例えば、通信手段は、無線信号により通信する無線通信手段を備える。また、無線通信手段は、自車の無線信号と自車以外からの無線信号またはノイズとを区別して送受信する無線信号識別手段を備えることが好ましい。
さらに、被牽引車は、自己に実装されている実装部材を制御する手段を備え、ドーリは、自己に係る被牽引車に実装されている実装部材の制御指示を牽引車側制御手段の通信手段からの無線信号により受信する制御指示受信手段を備え、牽引車は、牽引車における運転操作の情報に基づいて被牽引車における実装部材の制御指示を生成し自己の通信手段からの無線信号により送信する制御指示送信手段を備えることができる。
このときに、牽引車毎に固有の牽引車識別ID(Identifier)が割当てられ、制御指示送信手段は、無線信号識別手段として制御指示を自己が搭載されている牽引車の牽引車識別IDと共に送信する手段を備え、制御指示受信手段は、無線信号識別手段として自己が搭載されているドーリが連結されている牽引車の牽引車識別IDを含む制御指示を受信したときに限定して制御指示を有効とする手段を備えることができる。
また、ドーリの無線通信手段は、牽引車の無線通信手段から送信された無線信号のうちで自己が搭載されているドーリに係る無線信号のみを選択して受信する無線信号選択手段を備えることができる。
さらに、被牽引車は、エアサスペンションを備え、連携制御手段は、牽引車が右折する際には、進行方向に対して左側のエアサスペンションの圧力を進行方向に対して右側のエアサスペンションの圧力よりも大きく制御し、牽引車が左折する際には、進行方向に対して右側のエアサスペンションの圧力を進行方向に対して左側のエアサスペンションの圧力よりも大きく制御することができる。
また、被牽引車毎に固有の被牽引車識別IDが割当てられ、制御指示送信手段は、実装部材としてのブレーキまたはエアサスペンションに係る制御指示を自己が搭載されている牽引車に連結されている被牽引車に割当てられた被牽引車識別IDと共に送信する手段を備え、制御指示受信手段は、無線信号選択手段として自己が搭載されているドーリに係る被牽引車に割当てられた被牽引車識別IDを含むブレーキまたはエアサスペンションに係る制御指示を受信したときに限定して当該制御指示を有効とする手段を備えることができる。
本発明の連結車両における連結圧力制御方法は、牽引車と、この牽引車に連結される第1の被牽引車と、この第1の被牽引車と第1のドーリを介して連結される第2の被牽引車と、を備える連結車両における連結圧力制御方法において、牽引車が動力源としてエンジンを備え、ドーリが動力源として電動機を備えると共に当該電動機の電源としての電池を備え、被牽引車がブレーキを備え、牽引車と第1のドーリまたは第1のドーリと第2の被牽引車とを連携動作させる連携制御ステップを有し、この連携制御ステップの処理は、第1の被牽引車と第1のドーリおよび第1のドーリと第2の被牽引車の各連結部に加わる圧力が所定値以下または所定値未満になるように第1のドーリに備える電動機または第2の被牽引車に備えるブレーキを牽引車の挙動に合わせて制御するステップを有するものである。さらに、第2の被牽引車の後に、ドーリと被牽引車の対を1対以上連結するステップを有することができる。
また、牽引車における連携制御ステップを行う制御系とドーリにおける連携制御ステップを行う制御系とが互いに通信するステップを有することができる。この通信するステップの処理は、無線信号により通信するステップを有することができる。
さらに、被牽引車が自己に実装されている実装部材を制御するステップを有し、ドーリが自己に係る被牽引車に実装されている実装部材の制御指示を牽引車からの無線信号により受信する制御指示受信ステップを有し、牽引車が牽引車における運転操作の情報に基づいて被牽引車における実装部材の制御指示を生成し無線信号により送信する制御指示送信ステップを有することができる。
また、被牽引車がエアサスペンションを備え、連携制御ステップの処理は、牽引車が右折する際には、進行方向に対して左側のエアサスペンションの圧力を進行方向に対して右側のエアサスペンションの圧力よりも大きく制御し、牽引車が左折する際には、進行方向に対して右側のエアサスペンションの圧力を進行方向に対して左側のエアサスペンションの圧力よりも大きく制御するステップを有することができる。
本発明のプログラムは、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、本発明の連結車両における連携制御方法を実行させるものである。
本発明によれば、連結部の高い信頼性を確保することができる。
本発明の第一の実施の形態に係る連結車両の全体構成図である。 図1の連結車両における牽引車の構成図である。 図1の連結車両における被牽引車の構成図である。 図1の連結車両におけるドーリの構成図である。 被牽引車およびドーリを1軸とした本発明の第一の実施の形態に係る連結車両の全体構成図である。 図1の連結車両における牽引車の詳細な構成図である。 図1の連結車両におけるドーリの詳細な構成図である。 図1の連結車両におけるドーリおよび被牽引車の実態的な構成図である。 図1の連結車両における牽引車、被牽引車の連結部の構成図である。 図1の連結車両におけるドーリの連結部の構成図である。 図9の連結部と図10の連結部とが結合した状態を示す図である。 図10の連結部における圧力センサの配置状態を示す図である。 図12の連結部における圧力センサを圧電ロードセルによって実現した一例を示す図である。 図13の連結部における圧力センサの圧力検出原理を説明するための図である。 図14に示す圧力センサが連携制御部に接続されている状態を示す図である。 図1の連結車両における無線通信部の制御指示の受信動作を示すフローチャートであり、牽引車識別IDを用いる例を示す図である。 図1の連結車両における無線通信部の特定のドーリまたは被牽引車に係る制御指示の送信動作を示すフローチャートであり、ドーリ識別ID、被牽引車識別IDを用いる例を示す図である。 図1の連結車両における無線通信部の特定のドーリまたは被牽引車に係る制御指示の受信動作を示すフローチャートであり、ドーリ識別ID、被牽引車識別IDを用いる例を示す図である。 図1の連結車両における牽引車、ドーリ、被牽引車の連結部の圧力制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施の形態に係る連結車両の構成を示す図である。 本発明の第三の実施の形態に係る連結車両の牽引車の構成を示す図である。 図21の連結車両における牽引車のハイブリッド制御部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第四の実施の形態に係る連結車両の牽引車の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る応用例として専用車線とターミナルステーションを備えた高速道路を説明するための図である。 図24に示す専用車線およびターミナルステーションを上から観た状態を示す図である。
(本発明の第一の実施の形態に係る連結車両1の構成について)
本発明の第一の実施の形態に係る連結車両1の構成を図1を参照して説明する。図1は、連結車両1の外観を示す図である。連結車両1は、牽引車2と、この牽引車2とカプラ3を介して連結される被牽引車4を備える。さらに、被牽引車4とドーリ5を介して連結される被牽引車4aを備える。さらに、被牽引車4aとドーリ5aを介して連結される被牽引車4bを備える。なお、カプラ3は、牽引車2のシャシ6の上部に取り付けられている。また、ドーリ5の上部にはカプラ3aが取り付けられている。また、ドーリ5aの上部にはカプラ3bが取り付けられている。
また、被牽引車4、4a、4bには、ピントルフックと呼ばれる連結部7が設けてある。また、ドーリ5、5aには、ルネットアイと呼ばれる連結部8が設けてある。被牽引車4、4a、4bの連結部7とドーリ5、5aの連結部8とが結合することにより被牽引車4とドーリ5および被牽引車4aとドーリ5aとが連結する。
カプラ3、3a、3bは、被牽引車4、4a、4b側のキングピン(不図示)が挿入される受入孔(不図示)を有し、牽引車2と被牽引車4、ドーリ5と被牽引車4a、ドーリ5aと被牽引車4bとを互いに連結する役割を担っている。図示しないが、被牽引車4bに後続して、さらに、ドーリ5、5aと同様のドーリと被牽引車4a、4bと同様の被牽引車を接続し、さらにその被牽引車に、ドーリ5、5aと同様のドーリと被牽引車4a、4bと同様の被牽引車を接続するというように、ドーリと被牽引車からなる対を1対以上取り付けることもできる。なお、被牽引車4aに後続させるドーリや被牽引車としては電動機などを持たないドーリとしたり、エアコンプレッサなどを持たない被牽引車としてもよい。
さらに、牽引車2は、動力源としてエンジン10を備える。また、ドーリ5は、電動機11を、ドーリ5aは、電動機11aをそれぞれ動力源として備える。また、ドーリ5は、電動機11の電源としての電池12を備え、ドーリ5aは、電動機11aの電源としての電池12aを備える。また、連結車両1は、牽引車2からの運転操作情報を収集し、エンジン10および電動機11、11aを連携動作させる連携制御部13、13a、13bを備える。
また、連携制御部13、13a、13bは、牽引車2に備えられる連携制御部13と、ドーリ5、5aに備えられる連携制御部13a、13bとに分けられる。牽引車2の連携制御部13は、牽引車2からの運転操作情報を収集してドーリ5、5aの連携制御部13a、13bに対する制御指示を行う。すなわち、ドーリ5の連携制御部13aは、牽引車2の連携制御部13からの指示に基づいて電動機11を制御する。また、ドーリ5aの連携制御部13bは、連携制御部13からの指示に基づいて電動機11aを制御する。また、ドーリ5の連携制御部13aは、電動機11、電池12、後述する連結部7、8の圧力センサ36の情報を収集して、また、ドーリ5aの連携制御部13bは、電動機11a、電池12a、後述する連結部7、8の圧力センサ36の情報を収集して、それぞれ牽引車2の連携制御部13に通知する。
ここで、電動機11、11aの情報とは、電動機11、11aが連携制御部13の指示どおりに動いているかどうかを確認するための稼働情報である。また、電池12、12aの情報とは、電池12、12aのSOC(State of Charge)情報である。また、各圧力センサ36の情報とは、各連結部7、8に加わる圧力の情報である。
また、牽引車2の連携制御部13とドーリ5、5aの連携制御部13a、13bとは互いに無線信号による通信する無線通信部14、14a、14bをそれぞれ備える。これらの無線通信部14、14a、14bは、連結車両1の無線信号と連結車両1以外からの無線信号またはノイズとを明確に区別するようにしている。
このように特定の無線信号とそれ以外の無線信号とを区別する無線信号識別技術は様々な技術が知られている。また、このような無線信号識別技術は、日々開発が続けられており、新たな技術が今後とも多々提案される状況にある。よって、無線通信部14、14a、14bに適用される無線信号識別技術についてもその時々の最先端の技術が導入されて然るべきである。
したがって、無線通信部14、14a、14bに適用される無線信号識別技術はいかなる技術を適用してもよい。しかしながら、以下では、無線通信部14、14a、14bに適用される無線信号識別技術の一例として牽引車識別ID、ドーリ識別ID、被牽引車識別IDを用いる例を説明する。
さらに、被牽引車4、4a、4bは、実装部材30、30a、30bの一部として、ブレーキ31およびエアサスペンション32(以下では、エアサス32と略記する)を駆動するためのエアコンプレッサ20、20a、20bおよびエアタンク21、21a、21bを備える。エアタンク21、21a、21bに蓄積される空気によりブレーキ31およびエアサス32を駆動する。また、ドーリ5、5aの無線通信部14a、14bは、制御指示としてのブレーキ31およびエアサス32の駆動指示を無線信号により受信する役割も担う。このときに、牽引車2の連携制御部13は、牽引車2における運転操作の情報に基づいて被牽引車4、4a、4bにおけるブレーキ31およびエアサス32の駆動指示、ドーリ5、5aにおける電動機11、11aの電動機トルク指示を生成する。
なお、以下の説明では、電動機11、11aの電動機トルク指示とブレーキ31およびエアサス32の駆動指示とをまとめて制御指示と呼ぶことにする。この制御指示は、無線通信部14を介して無線信号により送信される。なお、被牽引車4の制御指示については牽引車2と被牽引車4との接続ケーブル(不図示)を介して有線信号により実装部材30に送信される。また、実装部材30からの各種の情報も牽引車2と被牽引車4との接続ケーブルを介して有線信号により連携制御部13に送信される。
ドーリ5、5aの無線通信部14a、14bは、牽引車2の無線通信部14からの電動機11、11a、ブレーキ31およびエアサス32の制御指示を受信すると、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bに電動機11、11a、ブレーキ31およびエアサス32の制御指示を伝達する。これを受けて連携制御部13a、13bは、ドーリ5、5aの電動機ECU(Electric Control Unit)(不図示)、被牽引車4a、4bのブレーキECU(不図示)およびエアサスECUに電動機11、11a、ブレーキ31およびエアサス32の制御指示を伝達する。これを受けて電動機ECUは、後述するインバータ50に制御指示としての電動機トルク指示を出すことによって電動機11、11aを駆動する。また、ブレーキECUおよびエアサスECUは、エアタンク21a、21b内に蓄積されている空気圧によって被牽引車4a、4bのブレーキ31およびエアサス32を駆動する。また、同様に、被牽引車4a、4bのエアコンプレッサECU(不図示)は、エアタンク21a、21b内の空気圧が所定値以下であればエアコンプレッサ20a、20bを運転してエアタンク21a、21b内の空気圧を所定値に保つ。なお、牽引車2に直接連結されている被牽引車4は、牽引車2とケーブルによって接続され、有線信号によりブレーキ31およびエアサス32の制御指示を牽引車2の連携制御部13から受け取っている。
また、図1の例では、被牽引車4、4a、4b、ドーリ5、5aの中で、その一部のみが制御対象となる場合がある。このように、牽引車2の無線通信部14からの制御指示を、特定のドーリ5またはドーリ5aの無線通信部14aまたは無線通信部14bが選択して受信する技術が必要になる。
このように複数の受信先があるときに、1つの送信元から送信された無線信号を特定の受信先のみが選択して受信する無線信号選択技術としては様々な技術が知られている。また、このような無線信号選択技術は、日々開発が続けられており、新たな技術が今後とも多々提案される状況にある。よって、無線通信部14、14a、14bに適用される無線信号選択技術についてもその時々の最先端の技術が導入されて然るべきである。
したがって、無線通信部14、14a、14bに適用される無線信号選択はいかなる技術を適用してもよい。しかしながら、以下の説明では、無線通信部14、14a、14bに適用される無線信号選択技術の一例として牽引車識別ID、ドーリ識別ID、被牽引車識別IDを用いる例を示しつつ、実施の形態を説明する。
次に、連結車両1の連結を取り外した様子を図2、図3、図4に示す。図2は、牽引車2を示す図である。図3は、被牽引車4aを示す図である。被牽引車4、4bについても図3に示す構成と同じである。なお、図1では、被牽引車4の実装部材30については、直接牽引車2にケーブルで接続される。しかしながら、被牽引車4と被牽引車4aとが入れ替わった場合には、被牽引車4aの実装部材30aが牽引車2と直接ケーブルで接続され、被牽引車4の実装部材30がドーリ5の連結制御部13aと直接ケーブルで接続される。
すなわち、被牽引車4、4a、4bは全て同じ構成であり、その連結位置によって牽引車2と直接ケーブルで接続される場合と、連結制御部13a、13bと直接ケーブルで接続される場合とがある。図4は、ドーリ5を示す図である。ドーリ5aについても図4に示す構成と同じである。また、被牽引車4aが単独で駐車する場合には、支持部35を使用する。この支持部35は、ドーリ5が被牽引車4aと連結する際には、手動または自動で連結の障害とならない位置に移動あるいは収納される。
また、図5に示す第一の実施の形態の変形例の連結車両1aのように、被牽引車4A、4aA、4bAおよびドーリ5A、5aAの車輪についてはそれぞれ1軸(タイヤ1対)でもよい。
次に、牽引車2における主要構成を図6を参照して説明する。また、図6では、図面を簡略化するために車輪(タイヤ)は1対だけ図示した。牽引車2は、図1、図2に示したエンジン10、連携制御部13、無線通信部14の他に、図6に示すように、エンジン制御部40、クラッチ41、トランスミッション42などを備える。さらに、牽引車2は、CAN(Control Area Network)43を備える。連携制御部13は、CAN43を介して牽引車2の車速情報、運転者の要求出力情報およびエンジン回転速度情報などを収集する。なお、連携制御部13は、アクセルペダル44aのストロークを検出するアクセルセンサ44からの検出出力によって運転者の要求出力情報を得ている。また、連携制御部13は、ブレーキセンサ45、ステアリングセンサ46の出力によって、ブレーキペダル45aによるブレーキ操作やステアリング46aによるステアリング操作などの運転操作情報を取得する。なお、エンジン制御部40、クラッチ41、トランスミッション42への入力信号または入力操作の図示は省略した。
次に、ドーリ5における主要構成を図7を参照して説明する。また、図7では、図面を簡略化するために車輪(タイヤ)は1対だけ図示した。なお、ドーリ5A、5a、5aAについてもドーリ5と同じ構成である。ドーリ5は、図1、図4に示した電動機11、電池12、連携制御部13a、無線通信部14aの他に、図7に示すように、インバータ50を備える。インバータ50は、電動機トルク指示に基づいて電動機11に対して指示された電力を電池12から供給する。この電動機トルク指示は、無線通信部14aを介して牽引車2の連携制御部13からドーリ5の連携制御部13aに伝達される。
さらに、無線通信部14aを介して牽引車2の連携制御部13からの電動機11の電動機トルク指示、ブレーキ31の制御指示、エアサス32の制御指示を得る。なお、ブレーキ31の制御指示、エアサス32の制御指示については、これを被牽引車4aの実装部材30aに伝達する。また、ドーリ5の連携制御部13aは、被牽引車4とドーリ5との間の連結部8に備えられている圧力センサ36からの出力を取得してこれを牽引車2の連携制御部13に伝達する。
次に、ドーリ5、被牽引車4aのさらに実態的な構成を図8に示す。図8の構成は、ドーリ5a、被牽引車4、4bにおいても同様である。ドーリ5においては、既に説明した構成要素に加え、24V小型電池60、DCコンバータ61、電池ECU62、電動機ECU63、これらを統括的に管理する管理ECU64などが車内LAN(Local Aria Network)65を介して連携制御部13a、無線通信部14aなどと互いに接続されている。また、電池12は、複数の電池モジュール♯1〜♯nによって構成されている。また、各電池モジュール♯1〜♯nにはそれぞれDCコンバータ66が設けられている。
また、ドーリ5は、コネクタ67を備える。コネクタ67は、24V小型電池60に接続された24V電源供給用の端子68、管理ECU64と接続されたCAN通信用の端子69、電池12と接続された高圧電源供給用の端子70を備える。なお、図8ではダブルタイヤを図示したが、これはシングルタイヤであってもよい。また、車輪は1対(1軸)のみ図示したが、これは2対(2軸)以上であってもよい。
また、被牽引車4aにおいては、既に説明した構成要素に加え、24V小型電池71、ブレーキECU72、エアサスペンションECU73、エアコンプレッサECU74、コネクタ75(端子78、79、80を含む)、コネクタ76(端子81、82、83を含む)、制動灯84および方向指示器85などを制御するランプECU86を備えている。ブレーキECU72、エアサスペンションECU73、エアコンプレッサECU74、ランプECU86などは車内LAN77を介して互いに接続されている。また、コネクタ75は、牽引車2に連結される場合に使用され、エアタンク21aと接続されるエア配管の端子78、車内LAN77と接続されるCAN通信用の端子79、24V小型電池71と接続される24V電源の供給用の端子80を備える。また、コネクタ76は、ドーリ5などのドーリに連結される場合に使用され、ドーリ5のコネクタ67における端子68、69、70とそれぞれ嵌合する端子81、82、83を備える。また、連携制御部13aは、ドーリ5の連結部8の圧力センサ36からの出力を取得する。圧力センサ36と連携制御部13aとの間は、ケーブルによって直接接続されてもよいし、車内LAN65やCAN通信によって接続されてもよい。なお、図8では被牽引車4aの車輪の図示は省略したが、これはドーリ5と同様にダブルタイヤ、シングルタイヤ、1対(1軸)、2対(2軸)以上のいかなる構成であってもよい。
また、図示は省略するが、牽引車2においては、既に説明した構成要素に加え、車両を統括的に管理する車両管理ECU、カーナビゲーションシステム、運転操作に係る各種の機能などを備える。なお、これらの構成要素は、本発明の実施の形態の説明には不要であるため詳細な説明は省略する。
ドーリ5の24V小型電池60は、DCコンバータ61を介して電池12と接続されている。これにより、24V小型電池60は、電池12から電源の供給を受けて充電を行うことができる。24V小型電池60は車内LAN65に含まれる各部の電源になる。また、電池12の電池モジュール♯1〜♯nは、それぞれが着脱自在であり、電池モジュール♯1〜♯nの本数を任意に変更できる。また、コネクタ67とコネクタ76とが嵌合することにより、ドーリ5の各部と被牽引車4aの各部とを簡単に接続することができる。これにより、被牽引車4aの24V小型電池71においても電池12からの電源供給を受けて充電を行うことができる。なお、DCコンバータ66は、個々の電池モジュール♯1〜♯nについて個々に電圧調整を行う。
また、エアコンプレッサ20aや制動灯84、方向指示器85の電源についても電池12から供給することができる。なお、コネクタ75は、上述したように、被牽引車4aが牽引車2の直後に連結される場合に用いる。また、ドーリ5の管理ECU64は、車内LAN65内の各部と共に被牽引車4aの車内LAN77の各部についてもコネクタ67、76を介したCAN通信を用いて管理している。なお、管理ECU64は、車内LAN65、77の通信環境などを管理するECUであり、本発明の実施の形態の動作説明には不要であるため詳細な説明は省略する。
次に、連結部7、8の構成について図9〜図12を参照して説明する。図9は、被牽引車4、4a、4bの連結部7を示す図である。図10は、ドーリ5、5aの連結部8を示す図である。連結部7のフック37に、連結部8のリング38が挿入されることにより、連結部7と連結部8とは結合する。なお、図示は省略するが、連結部7、8はそれぞれボルト留めや溶接などにより被牽引車4、4a、4bやドーリ5、5aに固定されている。
このときに、連結部7の可動部39が開閉することにより、連結部7のフック37に挿入された連結部8のリング38が容易に外れないようにしている。なお、図示は省略するが、可動部39の開閉をロックするロック機構を備えることが好ましい。このロック機構としては、可動部39と連結部7の一部を貫通するロックピンを挿入する方法や可動部39と連結部7の一部とが噛み合うような爪を設け、いったんこの爪が噛み合ったら解除ボタンを押さないと外れないようにするなどの方法がある。図11に、連結部7と連結部8とが結合された状態を実線で示す。
さらに、図12に示すように、連結部8のリング38には、4つの圧力センサ36(以下、4つの圧力センサを個別に示すときは、36F、36B、36R、36Lとして示す)を設ける。圧力センサ36Fは、例えば、牽引車2が加速してドーリ5を引っ張ったときに、圧力が高まる位置に設けられている。また、圧力センサ36Bは、例えば、牽引車2が減速してドーリ5が慣性によって牽引車2を押し出しているときに、圧力が高まる位置に設けられている。また、圧力センサ36Rは、例えば、牽引車2が右折してドーリ5を右方向に引っ張ったときに、圧力が高まる位置に設けられている。また、圧力センサ36Lは、例えば、牽引車2が左折してドーリ5を左方向に引っ張ったときに、圧力が高まる位置に設けられている。
なお、圧力センサ36F、36B、36R、36Lとしては、いわゆる圧電ロードセルを用いることができる。図13に圧電ロードセル60の一例とその配置を示す。図13の例では、圧電ロードセル60の上部に先端部61が設けられている。この先端部61が僅かに連結部8のリング38の内側に突出するように配置する。この突出寸法は1ミリ以下のごく僅かな寸法でよい。図14に示すように、圧力センサ36F、36B、36R、36Lは、リング38の内側から突出した先端部61に連結部7のフック37が接触するときの圧力を検出する。
図14の例では、フック37が圧力センサ36Fの先端部61を押圧している。このときに、先端部61には数トン〜数十トンの圧力が加わる。この押圧によって先端部61にごく僅かな歪が生じる。圧電ロードセル60は、この先端部61の歪の程度を電気信号に変換する。先端部61に加わる圧力が無くなると先端部61の歪も無くなって先端部61は元の形状に戻る。
なお、図13、図14の例は、一例であり、その他様々な圧力検出方法が適用できる。例えば、圧電ロードセル60をフック37側の前後左右の4箇所に設けてもよい。また、圧電ロードセル60の個数は4個に限らず、さらに多数設けてもよい。あるいは、連結部7または8の被牽引車4、4a、4b、ドーリ5、5aとの取付部分を板バネなどを用いて僅かに可動する構成とし、その動きをセンサによって検出するようにしてもよい。また、図15に示すように、各圧力センサ36F、36B、36R、36Lの出力は、連携制御部13a、13bに取り込まれる。
(本発明の第一の実施の形態に係る連結車両1の動作について)
次に、本発明の第一の実施の形態に係る連結車両1の動作について図面を参照して説明する。連結車両1は、牽引車2と被牽引車4の実装部材30との間をケーブルにより接続する。これにより、牽引車2の連携制御部13は、被牽引車4の実装部材30に対して有線信号によって各種の制御指示を伝達する。この制御指示は、例えば、ブレーキ31およびエアサス32の駆動指示である。また、牽引車2の連携制御部13は、被牽引車4の実装部材30から、有線信号によって各種の情報を収集する。収集する情報は、例えば、ブレーキ31およびエアサス32の稼働情報あるいはエアタンク21の空気圧情報である。
なお、エアタンク21の空気圧情報は、牽引車2の連携制御部13に送らず、被牽引車4内のエアコンプレッサECUが受け取り、エアタンク21内の空気圧が所定値以下(あるいは所定値未満)となったときにエアタンク21内の空気圧を所定値より大きい値(あるいは所定値以上)に保つように自律制御してもよい。これは、被牽引車4a、4bの実装部材30a、30bについても同様である。
一方、牽引車2の連携制御部13と被牽引車4a、4bの連携制御部13a、13bとの間は、無線通信部14、14a、14bを介して無線信号によって電動機11、11a、ブレーキ31、エアサス32の制御指示および圧力センサ36の検出情報の伝達が行われる。このときに、他車からの同様な無線信号やノイズによって自車が誤動作しないようにする無線信号選択手段がきわめて重要である。また、圧力センサ36の検出情報を含む無線信号の伝達についても他車からの同様な無線信号やノイズを自車の圧力センサ36の検出情報と誤認しないようにする無線通信選択手段がきわめて重要である。
そこで、牽引車2には、他の牽引車2と区別できるように、各牽引車2毎に固有の牽引車識別IDを割当てる。一方、無線通信部14a、14bは、無線通信部14との無線通信により、その牽引車識別IDを利用した無線通信を行うように設定される。そして、制御指示送信手段である無線通信部14は、無線信号選択手段として連携制御部13が生成した制御指示を牽引車2の牽引車識別IDと共に無線信号として送信する手段を備える。これに対し、制御指示受信手段である無線通信部14a、14bは、無線信号選択手段としてドーリ5、5aが連結されている牽引車2の牽引車識別IDを含む制御指示を無線信号により受信したときに限定して受信した制御指示を有効とする手段を備える。そして、無線通信部14a、14bは、有効とした制御指示のみを連携制御部13a、13bに伝達する。
この際の無線通信部14a、14bの無線信号選択手段の動作手順を図16のフローチャートに示す。すなわち、無線通信部14a、14bは、無線通信部14からの制御指示を無線信号により受信すると(ステップS1)、その制御指示に含まれる牽引車識別IDを確認する(ステップS2)。無線通信部14a、14bは、この確認の結果、制御指示に含まれている牽引車識別IDが無線通信によって先に登録済みとされた牽引車2(自車)のIDであれば(ステップS3のYes)、この制御指示を有効とする(ステップS4)。しかし、無線通信部14a、14bは、制御指示に含まれている牽引車識別IDが牽引車2(自車)のIDでなければ(ステップS3のNo)、この制御指示を無効とする(ステップS5)。上述したように、牽引車識別IDは、牽引車2にドーリ5、5aが連結されたときに無線通信部14と、無線通信部14a、14bとの無線通信の確立時に無線通信部14a、14bに登録される。
上述の制御指示には、連携制御部13からの連携制御情報である電動機トルク指示、ブレーキ制御指示、エアサス制御指示が含まれる。また、被牽引車4a、4bの連携制御部13a、13bからの各圧力センサ36の検出情報を牽引車2の連携制御部13に伝達する際にも連携制御部13a、13bは自車の牽引車識別IDを伝達情報と共に送信する。牽引車2の連携制御部13は、被牽引車4a、4bの連携制御部13a、13bからの各圧力センサ36の検出情報であることをこの検出情報に含まれる自車の牽引車識別IDによって認識できる。
ここで、制御指示が特定のドーリまたは/および被牽引車を対象とする制御指示である場合には、特定のドーリまたは/および被牽引車のみがこの制御指示を必要とする。このような場合には、ドーリ5、5a、被牽引車4、4a、4b毎に固有に割当てられたドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDを利用する。なお、ドーリ識別ID、被牽引車識別IDは、前述した牽引車識別IDと共に用いる。すなわち、連結車両1の牽引車2には牽引車識別IDが割当てられている。この牽引車識別IDに加えてドーリ5、5a、被牽引車4、4a、4b毎に固有のドーリ識別ID、被牽引車識別IDを割当てる。すなわち、「牽引車識別ID+ドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別ID」で定められる複合IDを一意に定められたIDとして使用する。これによれば、牽引車識別IDが各牽引車2によって異なるので連結車両1が異なれば複合IDも異なることとなる。したがって、ドーリ識別ID、被牽引車識別IDは他の連結車両と重複してもよい。よって、この複合ID方式によれば、ドーリ識別ID、被牽引車識別IDの種類を少なくすることができる。
無線通信部14a、14bは、無線信号に含まれる牽引車識別IDを確認することによって、当該無線信号が牽引車2(自車)からの無線信号であるか否かを確認する。続いて、無線通信部14a、14bは、無線信号に含まれるドーリ識別ID、被牽引車識別IDを確認することによって、当該無線信号が自己のドーリ5、5aまたは自己のドーリ5、5aに係る被牽引車4a、4bに関係する無線信号であるか否かを確認する。以下の説明では、説明を分り易くするために、無線通信部14a、14bが牽引車識別IDによって、当該無線信号が牽引車2(自車)からの無線信号であるか否かを確認する処理については説明を省略する。
牽引車2の無線通信部14は、無線信号選択手段として特定のドーリ5、5a、被牽引車4a、4bに割当てられたドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDと共に制御指示などの種々の情報を無線信号により送信する手段を備える。無線通信部14a、14bは、無線信号選択手段として自己が搭載されているドーリ5、5aまたはドーリ5、5aに係る被牽引車4a、4bに割当てられたドーリ識別ID、被牽引車識別IDを含む制御指示を無線信号により受信するとこの制御指示を有効とする手段を備える。なお、特定のドーリまたは/および被牽引車に係る制御指示以外の制御指示については、無線通信部14は、全ドーリ5、5a、全被牽引車4a、4bのドーリ識別ID、被牽引車識別IDを付与して制御指示を送信する。したがって、無線通信部14a、14bとしては、制御指示の内容の如何に関わらず、自己が係るドーリ識別ID、被牽引車識別IDを含む制御指示を有効とする。
この際の無線通信部14、14a、14bの無線信号選択手段の動作手順を図17、図18のフローチャートに示す。すなわち、図17に示すように、牽引車2の無線通信部14は、牽引車2の連携制御部13から制御指示を受け取ると(ステップS20)、その制御指示が特定のドーリまたは/および被牽引車に係る制御指示か否かを確認する(ステップS21)。
ここで、制御指示が特定のドーリまたは被牽引車に係る制御指示であるならば(ステップS21のYes)、牽引車2の無線通信部14は、特定のドーリまたは被牽引車のドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDと共に制御指示を無線信号により送信する(ステップS22)。
一方で、特定のドーリまたは/および被牽引車に係る制御指示でなければ(ステップS21のNo)、牽引車2の無線通信部14は、自車に連結されている全ドーリ5、5a、全被牽引車4a、4bのドーリ識別ID、被牽引車識別IDと共に制御指示を無線信号により送信する(ステップS23)。
また、図18に示すように、被牽引車4a、4bの無線通信部14a、14bは、牽引車2の無線通信部14からの制御指示を無線信号により受信すると(ステップS30)、その制御指示に含まれるドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDを確認する(ステップS31)。被牽引車4a、4bの無線通信部14a、14bは、この確認の結果、制御指示に含まれているドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDが自己に係るドーリ5、5aまたは/および被牽引車4a、4bのIDであれば(ステップS32のYes)、この制御指示を有効とする(ステップS33)。しかし、被牽引車4a、4bの無線通信部14a、14bは、制御指示に含まれているドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDが自己に係るドーリ5、5a、被牽引車4a、4bのIDでなければ(ステップS32のNo)、この制御指示を無効とする(ステップS34)。
以上の説明では、主に牽引車2の無線通信部14から送信される制御指示を含む無線信号に着目し、ドーリ5、5aの無線通信部14a、14bが他車からの同様な無線信号やノイズによって自車が誤動作しないようにする方法について説明した。しかしながら、ドーリ5、5aの無線通信部14a、14bから牽引車2の無線通信部14への圧力センサ36の検出情報を含む無線信号の送信についても無線通信部14が他車からの同様な無線信号やノイズを自車の圧力センサ36の検出情報と誤認しないようにすることが重要である。
これについては、ドーリ5、5aの無線通信部14a、14bから送信される圧力センサ36の検出情報を含む無線信号の中に、自車の牽引車識別IDおよびドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDを含ませることによって、牽引車2の無線通信部14は、他車の無線信号やノイズと自車のドーリ5、5aからの圧力センサ36の検出情報を含む無線信号とを明確に区別して受信することができる。なお、ドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDを送信信号に含ませる場合は、事前に無線通信部14、14a、14bに、そのドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDを登録させておく必要がある。
(連結車両1における連結部7、8の圧力制御について)
連結車両1では、図19に示すような連結部7、8の圧力制御を行っている。すなわち、牽引車2の連携制御部13は、CAN43を介してアクセルセンサ44からの運転者の要求出力情報、エンジン10からのエンジン回転速度情報、ブレーキセンサ45からのブレーキ操作情報、ステアリングセンサ46からのステアリング操作情報を監視する(ステップS40)。
牽引車2の連携制御部13は、ステップS40の監視結果に基づきアクセルペダル44aが踏み込まれるなど、ユーザ(運転者)による加速の操作を検出したときには(ステップS41でYes)、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bに対して加速を指示する。これにより、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bは、電動機11、11aを駆動することによりドーリ5、5aの加速を行う(ステップS42)。
このときに、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bは、それぞれ自己の圧力センサ36の出力を監視する(ステップS43)。その結果、圧力センサ36F(前)の圧力が閾値以上であれば(ステップS44でYes)、ドーリ5、5aが、先行している被牽引車4、4aを押し出していることになるのでドーリ5と被牽引車4aまたは/およびドーリ5aと被牽引車4bを減速する(ステップS45)。このときの減速には、複数の段階を設けることが好ましい。また、圧力センサ36Fの閾値以上となった圧力センサ36を有する連結部8を備えるドーリとその被牽引車および後続する全てのドーリまたは/および被牽引車を減速させることが好ましい。
複数の段階の減速は、次のようにして実施される。すなわち、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bが電動機11、11aに対する電動機トルク指示の指示値を下げることによりドーリ5、5a自身が減速する段階が第1段階の減速である。そして、さらに、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bが被牽引車4a、4bの実装部材30a、30bに対してブレーキ31の駆動を指示することが第2段階の減速である。いずれの段階を適用するかは圧力センサ36Fの検出値の大きさによって決定することが好ましい。つまり、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bは、第1段階の減速によっても未だ圧力センサ36F(前)の圧力が閾値以上であれば、続いて第2段階の減速を行うようにする。なお、減速対象がドーリと被牽引車の複数対となる場合、対象となる全てのドーリのみを減速させたり、全ての被牽引車のみを減速させたり、各圧力センサ36Fの検出結果に応じて減速するものを適宜選択したりするようにしてもよい。
また、ドーリ5、5aが加速を行った結果、圧力センサ36B(後)の圧力が閾値以上であれば(ステップS46でYes)、ドーリ5、5aが、先行している被牽引車4、4aに充分に追随していないことになるので連携制御部13a、13bは、ドーリ5、5aをさらに加速する(ステップS47)。この加速においても閾値以上となった圧力センサ36を有する連結部8を備えるドーリおよび後続する全てのドーリを加速させることが好ましい。しかし減速と同様に、閾値以上となったドーリを含め、後続の中のいずれか1つまたは複数を加速するようにしてもよい。
また、牽引車2の連携制御部13は、ステップS40の監視結果に基づきブレーキペダル45aが踏み込まれるなど、ユーザによる減速の操作を検出したときには(ステップS41でNo、ステップS48でYes)、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bに対して減速の指示を行う。ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bは、まず、上述したような第1段階の減速を行うため(ステップS49)、ドーリ5、5aの電動機11、11aの電動機トルク指示の指示値を低減させる。
このときに、ドーリ5、ドーリ5aの連携制御部13a、13bは、圧力センサ36の出力を監視する(ステップS50)。その結果、圧力センサ36B(後)の圧力が閾値以上であれば(ステップS51でYes)、ドーリ5、5aが、先行している被牽引車4、4aに充分に追随していないことになるのでドーリ5、5aを加速する(ステップS52)。この加速に際してもステップS47の加速と同様の制御を行うようにしてもよい。
また、このときに、圧力センサ36F(前)の圧力が閾値以上であれば(ステップS53でYes)、ドーリ5、5aが先行している被牽引車4、4aを押し出していることになるので連携制御部13a、13bは、ドーリ5、5aまたは/および被牽引車4a、4bを減速する(ステップS54)。この減速は、前述したように、圧力センサ36F(前)の圧力が閾値未満となるように段階的に行われることが好ましい。この減速に際しても上述したステップS45と同様の制御を採用してもよい。
また、牽引車2の連携制御部13は、ステップS40の監視結果に基づきステアリング46aが左に回されるなど、ユーザによる左折の操作を検出したときには(ステップS41でNo、ステップS48でNo、ステップS55でYes)、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bは、圧力センサ36の出力を監視する(ステップS56)。その結果、圧力センサ36L(左)の圧力が閾値以上であれば(ステップS57でYes)、左折しながら先行している被牽引車4、4aに充分にドーリ5、5aが追随していないことになるのでドーリ5、5aを加速する(ステップS58)。また、このときに、左折による被牽引車4a、4bの右傾きを抑制するために、被牽引車4a、4bのエアサスの右側の空気圧を左側の空気圧よりも大きくする(ステップS58)。この加速に際してもステップS47、S52と同様の制御を採用してもよい。
また、圧力センサ36R(右)の圧力が閾値以上であれば(ステップS57でNo、ステップS59でYes)、左折しながら先行している被牽引車4、4aをドーリ5a、5bが押し出していることになるのでドーリ5、5aまたは/および被牽引車4、4a、4bを減速する(ステップS60)。この減速は、上述したように複数段階にわたり行われることが好ましい。また、このときに、左折による被牽引車4a、4bの右傾きを抑制するために、被牽引車4a、4bのエアサスの右側の空気圧を左側の空気圧よりも大きくする(ステップS60)。この減速に際してもステップS45、S54と同様の制御を採用してもよい。
また、牽引車2の連携制御部13は、ステップS40の監視結果に基づきステアリング46aが右に回されるなど、ユーザによる右折の操作を検出したときには(ステップS41でNo、ステップS48でNo、ステップS55でNo、ステップS61でYes)、ドーリ5、5aの連携制御部13a、13bは、圧力センサ36の出力を監視する(ステップS62)。その結果、圧力センサ36R(右)の圧力が閾値以上であれば(ステップS63でYes)、が右折しながら先行している被牽引車4、4aをドーリ5、5aが押し出していることになるのでドーリ5、5aまたは/および被牽引車4a、4bを減速する(ステップS64)。この減速は、上述したように複数段階で行われることが好ましい。また、このときに、被牽引車4a、4bの左傾きを抑制するために、被牽引車4a、4bのエアサスの左側の空気圧を右側の空気圧よりも大きくする(ステップS64)。この減速に際してもステップS45、S54と同様の制御を採用してもよい。
また、圧力センサ36L(左)の圧力が閾値以上であれば(ステップS63でNo、ステップS65でYes)、右折しながら先行している被牽引車4、4aにドーリ5、5aが充分に追従していないことになるのでドーリ5、5aを加速する(ステップS66)。この加速に際してもステップS47、S52と同様の制御を採用してもよい。また、このときに、右折による被牽引車4a、4bの左傾きを抑制するために、被牽引車4a、4bのエアサスの左側の空気圧を右側の空気圧よりも大きくする(ステップS66)。
なお、図19に係る上述の説明では、ドーリ5、5aが同じ挙動をしているように説明した。しかしながら、実際には、ドーリ5、5aがそれぞれ異なる挙動をする場合が多い。例えば、牽引車2が加速したときに、ドーリ5は、被牽引車4を押し出しているが、ドーリ5aは、被牽引車4aに充分に追随していないということもある。このような場合には、牽引車2の連携制御部13は、ドーリ5とドーリ5aとに異なる制御指示を出すことになる。このような場合には、図17、図18で説明した無線信号選択手段を用いることにより、連携制御部13は、ドーリ5の連携制御部13aと、ドーリ5aの連携制御部13bとに異なる制御指示を出すことができる。
(本発明の第一の実施の形態の効果について)
次に、本発明の第一の実施の形態に係る効果について説明する。連結車両1によれば、牽引車2に多数連結された被牽引車4、4a、4bによって一度に大量の貨物を輸送することができる。
また、牽引車2、ドーリ5、5aに無線通信部14、14a、14bを備えることによって、牽引車2とドーリ5、5aとの間を無線信号によって接続することができる。これにより、牽引車2とドーリ5、5aとの間の複雑なケーブル接続の手間を省くことができる。
さらに、被牽引車4、4a、4bにエアコンプレッサ20、20a、20b、エアタンク21、21a、21bなどのブレーキ31、エアサス32の駆動部材を備えることにより、牽引車2と被牽引車4、4a、4bとの間のエア配管接続の手間を省くことができる。したがって、牽引車2に複数の被牽引車4、4a、4bやさらに後続の被牽引車を連結する場合であってもケーブル接続およびエア配管接続の手間を省くことができる。
なお、この実施の形態では、牽引車2と連結される被牽引車4は、コネクタ75を利用することで牽引車2からエアの供給を受ける。一方、ドーリ5、5aと被牽引車4が連結される場合、コネクタ76が利用されるので高圧の電源が供給され、電動のエアコンプレッサ21が動作することとなる。このように、エア関係については2系統が各被牽引車4、4a、4bに用意されているため、牽引車2にもドーリ5、5aにも連結することができる。
また、無線通信部14、14a、14bが誤動作することを回避するために、牽引車2毎に牽引車識別IDを割当てている。すなわち、牽引車2に割当てられた牽引車識別IDが制御指示に含まれているときに限り、ドーリ5、5aの無線通信部14a、14bは、受信した制御指示を有効とする。これにより、ドーリ5、5aの無線通信部14a、14bが他車からの同様な無線信号を受信したり、ノイズを受信した場合であっても無線通信部14から送信された無線信号と区別することができる。同様に、牽引車2の無線通信部14においてもドーリ5、5aの無線通信部14a、14bから送信された無線信号と他車からの同様な無線信号あるいはノイズとを、その無線信号に含まれる牽引車識別IDならびにドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDによって区別することができる。
あるいは、無線通信部14、14a、14bが自己宛ての無線信号を選択受信するために、ドーリ5、5a、被牽引車4、4a、4b毎にドーリ識別ID、被牽引車識別IDを割当てている。すなわち、自己に係るドーリ5、5a、被牽引車4a、4bに割当てられたドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDが制御指示に含まれているときに限り、ドーリ5、5aの無線通信部14a、14bは、受信した制御指示を有効とする。これにより、特定のドーリまたは/および被牽引車に係る制御指示においてドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDを利用することができる。すなわち、牽引車2の無線通信部14から送信する制御指示に特定のドーリまたは/および被牽引車のドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDを含ませることにより、特定のドーリまたは/および被牽引車のみに有効となる制御指示を生成することができる。
また、上述した牽引車識別IDならびにドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDとを併用し、ドーリ5、5aの無線通信部14a、14bが他車からの同様な無線信号を受信したり、ノイズを受信した場合であっても無線通信部14から送信された無線信号と区別することができる。同様に、牽引車2の無線通信部14においてもドーリ5、5aの無線通信部14a、14bから送信された無線信号と他車からの同様な無線信号あるいはノイズとを、その無線信号に含まれるドーリ5、5aのドーリ識別IDまたは/およびドーリ5、5aに係る被牽引車4a、4bの被牽引車識別IDならびに牽引車識別IDによって区別することができる。このように、牽引車識別IDならびにドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDを併用して無線信号識別を行うことにより、牽引車識別IDのみによる無線信号識別と比べて識別の精度を高めることができる。
また、連結車両1は、牽引車2、ドーリ5、被牽引車4a、ドーリ5a、被牽引車4bが連携することよって、これらの各連結部7、8の圧力制御を行うことができる。これによれば、1台の牽引車2にそれぞれ連結部7、8や連携制御部13などを有する多数のドーリ5、5aまたは/および被牽引車4、4a、4b、…を連結した場合であっても各連結部7、8に掛かる圧力を一定の範囲に保つことができる。したがって、被牽引車2に連結する被牽引車数に応じて各連結部7、8の強度を高めるなどの高コストであり煩雑な対策を採る必要がない。
(本発明の第二の実施の形態に係る連結車両1Bの構成について)
次に、本発明の第二の実施の形態に係る連結車両1Bの構成について図20を参照して説明する。本発明の第二の実施の形態に係る連結車両1Bの構成は、第一の実施の形態に係る連結車両1の構成と一部が異なる。よって、第一の実施の形態と同一または同種の部材については同一または同一系の符号を用いて説明し、その説明を省略または簡略化し、かつ異なる部材について主に説明する。また、図20に示す符号中、第一の実施の形態と同一部材については一部省略する。
図20に示すように、連結車両1Bは、連結車両1におけるドーリ5、5aの無線通信部14a、14bの機能に加え、中継伝送を行う機能を有する無線通信部14c、14dをドーリ5b、5cに無線通信部14a、14bの代わりとして備える。
(本発明の第二の実施の形態に係る連結車両1Bの動作について)
連結車両1Bのドーリ5b、5cにおける無線通信部14c、14dは、連結車両1のドーリ5、5aにおける無線通信部14a、14bの機能に加え、中継伝送を行う機能を有する。すなわち、ドーリ5b、5cにおける無線通信部14c、14dは、ドーリ5、5aにおける無線通信部14a、14bと同様に、牽引車2の無線通信部14からの自己宛の制御指示を無線信号により受信すると共に、牽引車2の無線通信部14に対し、自車の圧力センサ36の検出情報を無線信号により送信している。その他に、ドーリ5b、5cにおける無線通信部14c、14dは、牽引車2の無線通信部14からの自己宛以外の制御指示を中継伝送すると共に、牽引車2の無線通信部14に対し、他から到来した圧力センサ36の検出情報を中継伝送している。ただし、無線通信部14c、14dが中継伝送する無線信号は、自車に係る牽引車識別IDならびにドーリ識別IDまたは/および被牽引車識別IDを含むものに限る。
(本発明の第二の実施の形態の効果について)
連結車両1Bのドーリ5b、5cにおける無線通信部14c、14dによれば、牽引車2と最後部の被牽引車4bとの距離が離れていても無線通信部14c、14dが無線信号を中継伝送することによって牽引車2と最後部の被牽引車4bとの間の通信が確実に行われる。すなわち、無線通信部14と無線通信部14c、14dとの間の無線通信を良好に行うことができる。
(本発明の第三の実施の形態に係る連結車両1Cの構成について)
次に、本発明の第三の実施の形態に係る連結車両1Cの構成について図21を参照して説明する。本発明の第三の実施の形態に係る連結車両1Cの構成は、第一の実施の形態に係る連結車両1の構成と一部が異なる。よって、第一の実施の形態と同一または同種の部材については同一または同一系の符号を用いて説明し、その説明を省略または簡略化し、かつ異なる部材について主に説明する。
図21に示すように、連結車両1Cは、連結車両1における牽引車2、ドーリ5、5aに、連結車両1C全体を1台のハイブリッド自動車として制御するためのハイブリッド制御部90、90a、90bを備える。本発明の第一の実施の形態に係る連結車両1では、ドーリ5、5aに電動機11、11aを備えている。連結車両1では、これらの電動機11、11aは、連結部7、8の圧力制御のためのものであるが、連結車両1Cでは、これらの電動機11、11aをハイブリッド制御にも応用する。
(本発明の第三の実施の形態に係る連結車両1Cの動作について)
次に、連結車両1Cの走行時における動作手順を図22を参照して説明する。図22は、牽引車2のハイブリッド制御部90の走行時における動作手順を示すフローチャートである。図22に示すように、牽引車2のハイブリッド制御部90は、運転者によるキースイッチONなどの起動操作が行われると、起動時制御を実施する(ステップS70)。起動時制御が開始された後、ハイブリッド制御部90は、一定間隔で以下のフローを実行する。起動時制御では、牽引車2のハイブリッド制御部90は、エンジン10、ドーリ5のハイブリッド制御部90a、電動機11、電池12、ドーリ5aのハイブリッド制御部90b、電動機11a、電池12aの正常性をそれぞれチェックする。また、このときに、牽引車2の連携制御部13は、無線通信部14、実装部材30、ドーリ5の連携制御部13a、無線通信部14a、実装部材30a、ドーリ5aの連携制御部13b、無線通信部14b、実装部材30bの正常性をそれぞれチェックする。ハイブリッド制御部90は、ステップS71でYesと判断するまで一定間隔でステップS71の判断を繰り返す。
続いて、牽引車2のハイブリッド制御部90は、起動時制御が完了すると(ステップS71のYes)、発進・加速制御を実施する(ステップS72)。連結車両1Cが発進して加速する際には、大きなトルクを必要とする。このときに、この必要トルクをエンジン10のみによって得ようとすれば、燃料消費量および排出ガス量は多くなってしまう。よって、発進・加速制御時には、ハイブリッド制御部90は、電動機11、11aに対する電動機トルク指示をほぼ最大トルクとする。また、ハイブリッド制御部90は、エンジン10に対するエンジントルク指示を、電動機11、11aのトルクの不足分を補うことができる最小のトルクとする。ただし、牽引車2が被牽引車4、4a、4bを牽引している状態を維持する必要があるため、エンジン10のトルクが完全に“0”にはならないように制御する。ハイブリッド制御部90は、車速が75km/h以上になるまでステップS73の判定を一定時間毎に繰り返し、加速制御を繰り返す。
このようにして、連結車両1Cが発進して加速を行った結果、車速が75km/h以上になると(ステップS73のYes)、ハイブリッド制御部90は、定常制御を実施する(ステップS74)。
定常制御では、ハイブリッド制御部90は、連結車両1Cが平坦地または登り坂を走行しているときには、定常走行制御の条件を満たしていると判断する。また、ハイブリッド制御部90は、連結車両1Cが勾配が0.5%以上の下り坂を走行しているときには、エンジン駆動制御の条件を満たしていると判断する。また、ハイブリッド制御部90は、連結車両1Cが勾配が1.5%以上の下り坂を走行しているときには、エネルギ回生制御の条件を満たしていると判断する。また、ハイブリッド制御部90は、連結車両1Cが運転者がブレーキを操作するなどして車速が75km/hよりも低下し、さらに減速を続けているときには、停止制御の条件を満たしていると判断する。なお、ハイブリッド制御部90は、連結車両1Cに搭載されている勾配センサ(不図示)などにより道路の勾配を認識することができる。また、ハイブリッド制御部90は以下のステップ、すなわちステップS74以後のフローを一定時間毎に繰り返す。
ここで、ハイブリッド制御部90が連結車両1Cが定常走行制御の条件に合致すると判断したときには(ステップS75のNo)、ハイブリッド制御部90は、ステップS79に移行し、エンジン10と電動機11、11aの両方によって走行するように制御する。このときの目標車速は80km/hである。また、ハイブリッド制御部90は、エンジン10を一定負荷とし一定回転速度範囲内で燃費優先制御を行う。すなわち、ハイブリッド制御部90は、エンジン10にとって最も燃費が良くなる一定負荷とし一定回転速度範囲内とする。このときに、登り坂などの負荷変動時には、ハイブリッド制御部90は、エンジン10は一定負荷で一定回転速度範囲内としたまま電動機11、11aによりエンジン10をアシストすることにより速度制御を行う。ステップS79の処理の後、ステップS74、S75に移行し、再度、ステップS75でNoであればステップS79の処理を継続する。
ステップS75でYesとハイブリッド制御部90が判断したときで、かつ、ハイブリッド制御部90が連結車両1Cがエンジン駆動制御の条件に合致すると判断したときには(ステップS76のNo)、ハイブリッド制御部90は、ステップS80に移行し、エンジン10のみによって走行するように制御する。このときの目標車速は80km/hである。また、ハイブリッド制御部90は、エンジン10を可変負荷とし一定回転速度範囲内で燃費優先制御を行う。このような制御は、緩やかな下り坂(0.5%の勾配)である故に実行可能な制御である。すなわち、緩やかな下り坂であれば、大半は燃料噴射を行わず慣性によって走行し、速度が低下するようであれば、僅かに燃料噴射を行い加速するといった走行ができるため、エンジン10のみによって低燃費走行が可能である。ステップS80の処理後、所定時間を経過すると、ステップS74、S75へ移行し、ステップS75でNoであればステップS79へ移行する。ステップS75でYesであればステップS76に移行し、同じ状況が継続しているとステップS80へ移行し、前の処理を継続する。
次に、ステップS76でYesとハイブリッド制御部90が判断し、かつ、ハイブリッド制御部90が連結車両1Cがエネルギ回生制御の条件に合致すると判断したときには(ステップS77のNo)、ハイブリッド制御部90は、ステップS81へ移行し、電動機11、11aによりエネルギ回生制御を実行する。このときの目標車速は80km/hである。エネルギ回生制御では、エンジン10における燃料の噴射を停止(無噴射)し、電動機11、11aを発電機に切替えてブレーキ力制動で車速をコントロールする。ステップS81の処理の後、所定時間経過後に、ステップS74、S75へ移行する。そして、ステップS79またはステップS76へ移行する。ステップS76へ移行すると、ステップS80またはステップS77へ移行する。現状が先の状況と変化が無い場合は、ステップS74、S75、S76、S77、S81へと移行し、同じ処理を行う。
ハイブリッド制御部90がステップS77でYesと判断し、かつ、連結車両1Cが停止制御の条件に合致すると判断したときには(ステップS78のNo)、ハイブリッド制御部90は、停止制御を実行する(ステップS82)。停止制御では、エネルギ回生制御と同様に、エンジン10における燃料の噴射を停止(無噴射)し、電動機11、11aを発電機に切替えてブレーキ力制動で車速をコントロールする。ステップS78でYesと判断したときは、ハイブリッド制御部90はステップS73へ移行する。
(本発明の第三の実施の形態に係る連結車両1Cの効果について)
このように、牽引車2に備えられるエンジン10とドーリ5、5aに備えられる電動機11、11aによってハイブリッド自動車を構成するので、低燃費、低排出ガスによって大量の貨物の輸送を実現することができる。特に、連結部7、8の圧力制御と併用することによって、牽引車2に多数の被牽引車が連結される連結車両1Cを実現することができる。
(本発明の第四の実施の形態に係る牽引車2Aの構成について)
次に、本発明の第四の実施の形態に係る牽引車2Aの構成について図23を参照して説明する。第四の実施の形態に係る牽引車2Aの構成は、第一の実施の形態に係る牽引車2の構成と一部が異なる。よって、第一の実施の形態と同一または同種の部材については同一または同一系の符号を用いて説明し、その説明を省略または簡略化し、かつ異なる部材について主に説明する。また、この牽引車2Aを有する車両を連結車両1Dとして説明する。
図23に示すように、牽引車2Aは、電動機11bとこの電動機11bの電源としての電池12bを備える。すなわち、牽引車2Aは、それ自身がハイブリッド自動車としての機能を有する。このため、牽引車2Aを有する連結車両における被牽引車4、4a、4bはコネクタ75を備えず、コネクタ76のみを備えるものとしてもよい。
(本発明の第四の実施の形態に係る牽引車2Aの動作について)
牽引車2Aの単独動作については一般的なハイブリッド自動車の動作と同じであるため、説明は省略する。牽引車2Aに、被牽引車4、4a、4bを連結した場合には、牽引車2Aのハイブリッド制御部90cは、エンジン10、電動機11、11a、11b、電池12、12a、12bを統括的に制御することにより、連結車両1Aの全体を1台のハイブリッド自動車として制御する。
(本発明の第四の実施の形態の効果について)
牽引車2Aは、それ自身がハイブリッド自動車としての機能を有するので、牽引車2Aのみが走行する場合においても低燃費、低排出ガスを実現できる。また、牽引車2Aに、被牽引車4、4a、4bを連結した場合には、牽引車2Aの電動機11b、電池12bもドーリ5、5aの電動機11、11a、電池12、12aと協働するので、ドーリ5、5aの電動機11、11a、電池12、12aの負荷を連結車両1と比べて軽減することができる。
(応用例)
次に、上述の連結車両1〜1Dを用いた応用例について図24、図25を参照しながら説明する。なお、連結車両1〜1Dのそれぞれに運行管理部106を備えたものを連結車両1Eとする。インフラとして、図24、図25に示すように、連結車両1Eのような多連結の車両を走行させるための専用車線100を高速道路101の上下線の複数の車線の中で最も道路の端側に設ける。なお、図24は、専用車線100、ターミナルステーション102、103を横から観た図であり、運行管理装置107の配置を示す図である。図25は、専用車線100、車線100a、100b、100cを有する高速道路101およびターミナルステーション102〜105を上から観た図である。この専用車線100は、例えば、高速道路101の複数の車線100、100a、100b、100cの中の1つの専用車線100を利用する。また、専用車線100は、急勾配や急カーブを極力少なくすることが好ましい。さらに、専用車線100にターミナルステーション102、103、104、105を設置する。このターミナルステーション102〜105では、連結車両1Eに貨物の積み下ろしを行うと共に、連結車両1Eの連結編成の変更なども行うことができる。また、運転者の食事や休息あるいは交代を行う場所も設けることが好ましい。
さらに、運行管理装置107を設けることにより、複数の連結車両1Eを一元的に管理することができる。運行管理装置107は、牽引車識別IDを用いて連結車両1Eを識別することができる。これにより、渋滞などによる貨物輸送効率の低下を回避することができるため、効率の良い貨物の輸送を実現することができる。なお、運行管理装置107の設置場所はいずれでもよいが、例えば、ターミナルステーション102〜105のいずれかまたは全てに設置してもよい。なお、連結車両1Eの運行管理部106は、運行管理装置107からの運行指示を記憶して実行する。また、運行管理装置107に対して自車の情報を転送する。
さらに、運行管理装置107の別の利用形態を説明する。例えば、連結車両1Eの運行管理部106は、運行管理装置107に対して自車の車体重量などの各種データを送信する。これにより、運行管理装置107は、連結車両1Eにおけるハイブリッド制御のための指示値を演算処理して送信するといったこともできる。これによれば、連結車両1Eのハイブリッド制御部90、90a〜90cにおけるハイブリッド制御のための演算処理を運行管理装置107が代行することができる。
このように、連結車両1Eのハイブリッド制御部90、90a〜90cにおけるハイブリッド制御のための演算処理を運行管理装置107が代行することにより、連結車両1Eのハイブリッド制御部90、90a〜90cの処理負荷を軽減することができる。
あるいは、連結車両1Eのハイブリッド制御部90、90a〜90cでは処理負荷が大き過ぎて実行困難な複雑な演算処理を運行管理装置107が代行して行い、その演算処理の結果のみを連結車両1Eのハイブリッド制御部90、90a〜90cにハイブリッド制御のための指示値として送信するといったことも可能になる。これよれば、複雑な演算処理に基づく効率の良いハイブリッド制御を、連結車両1Eのハイブリッド制御部90、90a〜90cの処理負荷を増大させることなく実現することができる。
また、運行管理装置107は、連結車両1Eを一元的に管理する際に、連結車両1Eの運行予定区間における必要最少の電池モジュールの本数を計算することができる。すなわち、運行管理装置107は、連結車両1Eの性能に関する情報や連結車両1Eの運行予定区間における勾配や車速の情報を入力し、連結車両1Eがその運行予定区間を走行する際のシミュレーションを事前に実施する。これにより運行管理装置107は、連結車両1Eの運行予定区間における必要最少の電池モジュールの本数を計算することができる。
すなわち、図8で説明したように、ドーリ5、5aの電池12は、複数の電池モジュール♯1〜♯nに分割されており、電池モジュール♯1〜♯nの本数は任意に変更が可能である。よって、運行管理装置107の計算結果に基づいて連結車両1Eの運行予定区間における必要最少の電池モジュールの本数以上の電池モジュールの本数を搭載する。これにより、連結車両1Eが運行予定区間内において電池12の容量が不足して電池12のSOCが劣化するといった事態を回避することができる。また、無駄となる本数の電池モジュールを搭載することによる車体重量の無駄な増加を無くすことができる。よって、連結車両1Eは、このことによっても低燃費、低排出ガスを実現することができる。
なお、ターミナルステーション102〜105は、上下線の対向する位置に配置せず、上り線と下り線とで異なる場所に配置してもよい。また、運行管理装置107は、上り線用と下り線用にそれぞれ設けるようにしてもよい。さらに、ターミナルステーション102〜105は、図25では、専用車線100を覆うように設置されているが、複数の車線100、100a、100b、100cを全て覆うように配置したり、逆にいずれの車線も覆わず専用車線100に隣接するように配置してもよい。
このように効率の良い貨物の輸送を実現する物流システムを用いることにより、物流コストの低減が実現できると共に、地球温暖化防止のための二酸化炭素排出量の低減にも大きく貢献することができる。すなわち、一度に大量の貨物の輸送が行えると共に、渋滞などの輸送の効率を低下させる要因が皆無である。このため、本発明の実施の形態に係る物流システムにおいては、輸送に用いる燃費を大幅に削減できる。このように燃費が大幅に削減できることは、そのまま二酸化炭素排出量の削減にも繋がることとなる。
(プログラムの実施の形態)
また、ハイブリッド制御部90、90a〜90b、連携制御部13、13a、13bは、所定のソフトウェア(請求項でいうプログラム)により動作する汎用の情報処理装置(CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal
Processor)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)など)によって構成されてもよい。例えば、汎用の情報処理装置は、メモリ、CPU、入出力ポートなどを有する。汎用の情報処理装置のCPUは、メモリなどから所定のプログラムとして制御プログラムを読み込んで実行する。これにより、汎用の情報処理装置には、ハイブリッド制御部90、90a〜90c、連携制御部13、13a、13bの各部の機能が実現される。また、その他の機能(運行管理部106など)についてもソフトウェアにより実現可能な機能については汎用の情報処理装置とプログラムとによって実現することができる。
なお、汎用の情報処理装置が実行する制御プログラムは、ハイブリッド制御部90、90a〜90c、連携制御部13、13a、13bの出荷前に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであっても、ハイブリッド制御部90、90a〜90c、連携制御部13、13a、13bの出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。また、制御プログラムの一部が、ハイブリッド制御部90、90a〜90c、連携制御部13、13a、13bの出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。ハイブリッド制御部90、90a〜90c、連携制御部13、13a、13bの出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶される制御プログラムは、例えば、CD−ROMなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶されているものをインストールしたものであっても、インターネットなどの伝送媒体を介してダウンロードしたものをインストールしたものであってもよい。
また、制御プログラムは、汎用の情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
(変形例)
本発明の実施の形態は、その要旨を逸脱しない限り、様々に変更が可能である。例えば、第一の実施の形態などでは、ドーリ5、5aを連結してドーリ5、5aと対となる被牽引車4a、4bが2台とされる例を示したが、ドーリ1台で被牽引車2台となるようなものとしてもよい。また、逆に、ドーリと被牽引車の対が3組以上連結されるものとしてもよい。
また、連結車両1〜1Eは、全てエンジン10を備えた自動車であるとして説明した。しかし、エンジン10を電動機に替えた完全な電気自動車としてもよい。この場合には、連結車両1〜1Eにおいて発電機能を持たないので、ターミナルステーション102〜105などに充電のための設備を用意する。あるいは、図24、図25の応用例で説明したように、運行管理装置107が予め連結車両1Eの運行予定区間において連結車両1Eが必要とする電池モジュール本数を計算できる。よって、各ターミナルステーションにおいて、予め必要な電池モジュールを充電して用意しておくなどのような効率の良い運用形態が実現可能である。
また、無線通信部14、14a〜14dに替えて光通信部を設けることにより、牽引車2とドーリ5、5bとの間の通信を光ファイバケーブルによって行ってもよい。あるいは、無線通信部14、14a〜14dに替えて空間光通信部を設けることにより、牽引車2とドーリ5、5aとの間の通信を光信号による無線通信によって行ってもよい。あるいは、無線通信部14、14a〜14dに替えてデジタル通信部を設けることにより、牽引車2とドーリ5、5aとの間の通信を1本またはごく少数のデジタル信号の伝送ケーブルによって行ってもよい。また、前述したように、無線通信部14、14a〜14dに導入される技術については、その時々において最先端の技術を導入することができる。
また、実装部材31、31a、31bとして図示したエアコンプレッサ20、20a、20b、エアタンク21、21a、21bなどを全てドーリ5、5aの側に備えてもよい。この場合には、ドーリ5、5aの側から被牽引車4a、4bへエア配管および電気配線を接続する。なお、被牽引車4へは牽引車2からエア配管および電気配線を接続する。
また、図8では、ドーリ5に車内LAN65を用い、被牽引車4aに車内LAN77を用い、その間をCAN通信により接続すると説明したが、車内LAN65、77用いることなく全ての部材の間をCAN通信を用いて接続してもよい。
また、図19のフローチャートにおいて「閾値以上であれば」と説明した部分については、これを「閾値を越えていれば」としてもよい。また、図19のフローチャートにおいて「閾値未満」と説明した部分については、これを「閾値以下」としてもよい。同様に、図22のフローチャートのステップS73において「75km/h以上になる」と説明した部分についは、これを「75km/hを超える」としてもよい。また、図22のフローチャートのステップS73において「75km/hよりも低下し」と説明した部分については、これを「75km/h以下に低下し」としてもよい。
また、上述の実施の形態では、連結部7、8に掛かる圧力を一定の範囲に保ち、牽引車2に連結する被牽引車数に応じて各連結部7、8の強度を高めるなどの高コストであり煩雑な対策を採る必要がないという効果を説明したが、この他にも、車両の安全性向上および省エネルギ化に対しても大きな効果を有する。
すなわち、図19のフローチャートにおいて、牽引車2が減速したときに(ステップS48でYes)、ドーリ5、5aも減速する(ステップS49)。さらに、圧力センサ36Fの圧力が閾値以上であれば(ステップS53でYes)、被牽引車4、4a、4bも減速する(ステップS54)。このような制御によって、牽引車2の制動時に、後続する被牽引車4、4a、4bから牽引車2が必要以上に押されないようにすることができる。これは、連結車両1、1a、1A〜1Eにおけるいわゆるジャックナイフ現象の要因を除去する効果を有する。これにより、連結車両1、1a、1A〜1Eの安全性向上に大きく貢献することができる。
また、ジャックナイフ現象には至らないまでも牽引車2が後続する被牽引車4、4a、4bから押されるといった状況では、その押すエネルギが無駄なエネルギとなって消費されることになる。連結車両1、1a、1A〜1Eでは、このような無駄なエネルギの発生を抑圧し、省エネルギ運転を実現する効果も有する。
1、1a、1A〜1E…連結車両、2、2A…牽引車、3、3a、3b…カプラ、4、4a、4b…被牽引車、5、5a、5b…ドーリ、6…シャシ、7、8…連結部、10…エンジン、11、11a…電動機、12、12a…電池、13、13a、13b…連携制御部(連携制御手段)、14、14a〜14d…無線通信部(無線通信手段、無線信号識別手段、無線信号選択手段、制御指示送信手段、制御指示受信手段)、20、20a、20b…エアコンプレッサ、21、21a、21b…エアタンク、22、22a、22b…連携制御部(連携制御手段、牽引車側制御手段、ドーリ側制御手段、実装部材を制御する手段、制御指示送信手段、制御指示受信手段、送信する手段、有効とする手段)、30、30a、30b…実装部材(連携制御手段)、31…ブレーキ、32…エアサス、35…支持部、36、36F、36B、36R、36L…圧力センサ、37…フック、38…リング、39…可動部、40…エンジン制御部、41…クラッチ、42…トランスミッション、43…CAN、44…アクセルセンサ、50…インバータ、60…圧力ロードセル、61…先端部、90、90a〜90c…ハイブリッド制御部、100…専用車線、101〜105…ターミナルステーション、106…運行管理部、107…運行管理装置

Claims (18)

  1. 少なくとも一対の車輪を備え、牽引車の後部または牽引車に連結された被牽引車の後部に連結可能であり、上部に被牽引車のキングピンが連結されるカプラを備え、前記カプラによって被牽引車を連結し、連結した被牽引車を前記牽引車と連結された状態で連結車両として走行可能とするドーリによって、駆動力を有する牽引車と駆動力を有しない被牽引車とが連結された連結車両において、
    記牽引車は、動力源としてエンジンを備え、
    記ドーリは、動力源として電動機を備えると共に当該電動機の電源としての電池を備え、
    前記ドーリに連結された被牽引車は、ブレーキを備え、
    前記牽引車と前記ドーリとの連結部または前記被牽引車とドーリとの連結部に加わる圧力を検出するセンサを備え、
    前記牽引車と前記ドーリおよび前記被牽引車とを連携動作させる連携制御手段を備え、
    前記連携制御手段は、前記センサが検出する連結部に加わる圧力が所定値以下または所定値未満となるように、前記ドーリに備える前記電動機および前記ドーリに連結された被牽引車のブレーキを制御して、牽引車に連結されたドーリまたは被牽引車に連結されたドーリの加速制御および減速制御を行う
    ことを特徴とする連結車両。
  2. 請求項1記載の連結車両において、
    前記ドーリに連結された被牽引車の後に、ドーリと被牽引車が対となって1対以上連結されていることを特徴とする連結車両。
  3. 請求項1または2記載の連結車両において、
    前記牽引車は、前記エンジンと併せて電動機とこの電動機の電源としての電池を備える、
    ことを特徴とする連結車両。
  4. 請求項1、2または3記載の連結車両において、
    前記ハイブリッド制御手段を含む車両の制御手段は、
    前記牽引車に備えられる牽引車側制御手段と、
    前記ドーリに備えられるドーリ側制御手段と、
    を備え、
    記牽引車側制御手段と記ドーリ側制御手段とは互いに通信する通信手段をそれぞれ備える、
    ことを特徴とする連結車両。
  5. 請求項4記載の連結車両において、
    前記通信手段は、無線信号により通信する無線通信手段を備える、
    ことを特徴とする連結車両。
  6. 請求項5記載の連結車両において、
    前記無線通信手段は、自車の無線信号と自車以外からの無線信号またはノイズとを区別して送受信する無線信号識別手段を備える、
    ことを特徴とする連結車両。
  7. 請求項4から6のいずれか1項記載の連結車両において、
    前記被牽引車は、自己に実装されている実装部材を制御する手段を備え、
    前記ドーリは、自己に係る前記被牽引車に実装されている記実装部材の制御指示を前記牽引車側制御手段の前記通信手段からの無線信号により受信する制御指示受信手段を備え、
    前記牽引車は、前記牽引車における運転操作の情報に基づいて被牽引車における記実装部材の記制御指示を生成し自己の前記通信手段からの無線信号により送信する制御指示送信手段を備える、
    ことを特徴とする連結車両。
  8. 請求項7記載の連結車両において、
    牽引車毎に固有の牽引車識別ID(Identifier)が割当てられ、
    前記制御指示送信手段は、前記無線信号識別手段として前記制御指示を自己が搭載されている前記牽引車の牽引車識別IDと共に送信する手段を備え、
    前記制御指示受信手段は、前記無線信号識別手段として自己が搭載されている前記ドーリが連結されている前記牽引車の牽引車識別IDを含む前記制御指示を受信したときに限定して前記制御指示を有効とする手段を備える、
    ことを特徴とする連結車両。
  9. 請求項7または8記載の連結車両において、
    前記ドーリの前記無線通信手段は、前記牽引車の前記無線通信手段から送信された無線信号のうちで自己が搭載されている前記ドーリに係る無線信号のみを選択して受信する無線信号選択手段を備える、
    ことを特徴とする連結車両。
  10. 請求項9記載の連結車両において、
    前記ドーリに連結された被牽引車は、エアサスペンションを備え、
    前記連携制御手段は、前記牽引車が右折する際には、進行方向に対して左側の前記エアサスペンションの圧力を進行方向に対して右側の前記エアサスペンションの圧力によも大きく制御し、前記牽引車が左折する際には、進行方向に対して右側の上記エアサスペンションの圧力を進行方向に対して左側の前記エアサスペンションの圧力よりも大きく制御する、
    ことを特徴とする連結車両。
  11. 請求項9記載の連結車両において、
    前記被牽引車毎に固有の被牽引車識別IDが割当てられ、
    前記制御指示送信手段は、前記実装部材としてのブレーキまたはエアサスペンションに係る前記制御指示を事故が搭載されている牽引車に連結されている前記被牽引車に割当てられた前記被牽引車識別IDと共に送信する手段を備え、
    前記制御指示受信手段は、前記無線信号選択手段として自己が搭載されている前記ドーリに係る前記被牽引車に割当てられた前記被牽引車識別IDを含む前記ブレーキまたは前記エアさすペンションに係る前記制御指示を受信したときに限定して当該制御指示を有効とする手段を備える、
    ことを特徴とする連結車両。
  12. 少なくとも一対の車輪を備え、牽引車の後部または牽引車に連結された被牽引車の後部に連結され、上部に被牽引車のキングピンが連結されるカプラを備え、前記カプラによって被牽引車を連結し、連結した被牽引車を前記牽引車と連結された状態で連結車両として走行可能とするドーリによって、駆動力を有する牽引車と駆動力を有しない被牽引車とが連結された連結車両における連結圧力制御方法において、
    記牽引車が動力源としてエンジンを備え、
    記ドーリが動力源として電動機を備えると共に当該電動機の電源としての電池を備え、
    前記ドーリに連結された被牽引車がブレーキを備え、
    前記牽引車と前記ドーリとの連結部または前記被牽引車とドーリとの連結部に加わる圧力を検出するセンサを備え、
    前記牽引車と前記ドーリおよび前記被牽引車とを連携動作させる連携制御ステップを有し、
    前記連携制御ステップは、前記センサが検出する連結部に加わる圧力が所定値以下または所定値未満となるように、前記ドーリに備える前記電動機および前記ドーリに連結された被牽引車のブレーキを制御して、牽引車に連結されたドーリまたは被牽引車に連結されたドーリの加速制御および減速制御を行うステップを有する、
    ことを特徴とする連結車両における連結圧力制御方法。
  13. 請求項12記載の連結車両における連結圧力制御方法において、
    前記ドーリに連結された被牽引車の後に、ドーリと被牽引車の対を1対以上連結するステップを有することを特徴とする連結車両における連結圧力制御方法。
  14. 請求項12または13記載の連結車両における連結圧力制御方法において、
    前記牽引車における前記連携制御ステップを行う制御系と前記ドーリにおける前記連携制御ステップを行う制御系とが互いに通信するステップを有する、
    ことを特徴とする連結車両における連結圧力制御方法。
  15. 請求項14記載の連結車両における連結圧力制御方法において、
    前記通信するステップの処理は、無線信号により通信するステップを有する、
    ことを特徴とする連結車両の連結圧力制御方法。
  16. 請求項15記載の連結車両の連結圧力制御方法において、
    前記ドーリに連結された被牽引車が自己に実装されている実装部材を制御するステップを有し、
    前記ドーリが自己に係る前記被牽引車に実装されている前記実装部材の制御指示を前記牽引車からの無線信号により受信する制御指示受信ステップを有し、
    前記牽引車が前記牽引車における運転操作の情報に基づいて前記ドーリに連結された被牽引車における前記実装部材の前記制御指示を生成し、無線信号により送信する制御指示送信ステップを有する、
    ことを特徴する連結車両における連結圧力制御方法。
  17. 請求項12から16のいずれか1項記載の連結車両における連結圧力制御方法において、
    前記ドーリに連結された被牽引車がエアサスペンションを備え、
    前記連携制御ステップの処理は、前記牽引車が右折する際には、進行方向に対して左側の前記エアサスペンションの圧力を進行方向に対して右側の前記エアサスペンションの圧力によりも多く制御し、前記牽引車が左折する際には、進行方向に対して右側の前記エアサスペンションの圧力を進行方向に対して左側の前記エアサスペンションの圧力よりも大きく制御するステップを有する、
    ことを特徴とする連結車両における連結圧力制御方法。
  18. 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、請求項12から17のいずれか1項記載の連結車両における連結圧力制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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