JP5372174B2 - データ処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、媒体が再生機器に接続された場合に、該媒体に保存されているデータをわかりやすく表示するデータ処理装置に関する。
近年、複数のCD(Compact Disc)に収録された音楽データまたはインターネットからダウンロードした音楽データなどをハードディスクに記録して再生する記録媒体再生装置において使用される、所望の曲を検索するのに用いて好適な再生装置が知られている。例えば、特許文献1は、ハードディスク上に複数のディスクに収録された音楽データを記録した場合に、所望のディスクの所望の曲をより直観的に管理できるようにした再生装置を開示している。
この再生装置は、ハードディスクに、複数のCDに収録されている音楽データが記録される。このハードディスクの音楽データを再生する際に、恰もラックに複数枚のCDジャケットが立てて並べられているようなイメージとなるように、断面が略正方形で薄板上の物体を立てて横に並べたようなイメージの表示が現れる。このイメージをマウスで操作すると、この表示の捲れる位置が順次右または左に移動していく。これにより、恰もラックにあるCDジャケットを捲りながら探していくときのようにして、所望の音楽データを検索して、再生させることができる。
特開2009−80934号公報
上述した従来の再生装置によれば、例えば、ハードディスク上に複数のディスクに収録された音楽データを記録した場合に、所望のディスクの所望の曲をより直観的に管理できるが、さらに操作性を向上させるとともに、ディスクに保存されているデータをわかりやすく表示できる技術の開発が望まれている。
この発明は、上述した要請に応えるためになされたものであり、その課題は、保存されているデータをわかりやすく表示できるデータ処理装置を提供することにある。
この発明に係るデータ処理装置は、外部からデータを取得するデータ取得部と、データ取得部で取得されたデータを集約する統合データベースと、統合データベースに集約されているデータを解析し、この解析結果に応じて、指定された方法で分類して、立体で表現されるデータセットを構築するデータ解析判定部と、データ解析判定部により構築された前記データセットと統合データベースに集約されているデータとに基づき、データが表現された立体の側面ビューおよび底面ビューの画像を生成する表示制御部と、表示制御部で生成された画像を表示する表示部を備えたデータ処理装置である。
この発明に係るデータ処理装置によれば、統合データベースに集約されているデータが表現された立体の側面ビューおよび底面ビューの画像を生成して表示するように構成したので、保存されているデータをわかりやすく表示できる。
この発明に係るデータ処理装置におけるデータの表現を説明するための図である。 この発明に係るデータ処理装置においてデータを表現するために用いられる柱体を説明するための図である。 この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置で使用されるデータセットのテーブルの例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置で表示される側面ビューと底面ビューの表示例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置で似ている「関連のある」楽曲同士をグループ化して表示する例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置において、より効率的な操作を可能にする表示例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置で表示される側面ビューにおいて媒体をはずす操作および戻す操作を説明するための図である。 この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置で表示される底面ビューにおいて媒体をはずす操作および戻す操作を説明するための図である。 この発明の実施の形態2に係るデータ処理装置で表示される側面ビューと底面ビューの表示例を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るデータ処理装置で表示される側面ビューと底面ビューの表示例を示す図である。 この発明の実施の形態4に係るデータ処理装置で表示される側面ビューと底面ビューの表示例を示す図である。 この発明の実施の形態5に係るデータ処理装置で表示される側面ビューと底面ビューの表示例を示す図である。 この発明の実施の形態1〜実施の形態5に係るデータ処理装置において、データを表現するために円錐体を用いた場合の表示例を示す図である。 この発明の実施の形態1〜実施の形態5に係るデータ処理装置において、データを表現するために球体を用いた場合の表示例を示す図である。
以下においては、音楽データ、写真などの静止画データ、動画データおよび施設情報(POI:Point Of Interest)データなどを総称して「データ」と呼ぶ。また、データを蓄積して保存できる機器および媒体、例えばSDカード、DAP(Digital Audio Player)またはUSBメモリなどを総称して「媒体」と呼び、この媒体には、ネットワークによって接続されたサーバまたはHDD(Hard Disc Drive)などが含まれる。さらに、データを読み込んで再生または編集できる機器を総称して「再生機器」という。
この発明に係るデータ処理装置は、2種類のビューの切替によってデータを表現するようにしたものである。例えば、図1に示すように、1つの媒体を1つの立体(例えば、柱体)に見立て、各媒体に含まれるデータを表現する。複数の媒体が存在する場合は、複数の柱体が積層された状態としてデータが表現される。なお、媒体の代わりに、例えば音楽アルバムなどといった他のデータの集合単位を用いることもできる。
また、柱体としては、図2に示すような、円柱または角柱などを用いることができ、また、柱体の軸は縦向きのみならず、横向きにして用いることもできる。柱体は、図2に示すように、概念の異なる2つのビューで表示される。ここで、側面方向から見たビューを「側面ビュー」といい、底面から見たビューを「底面ビュー」という。側面ビューは、複数の媒体に含まれる全てのデータを、媒体毎に個別に表示する場合に用いられる。底面ビューは、複数の媒体に含まれる全てのデータに関して、媒体間の共通性または関係性を表現するために用いられる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置は、接続された複数の媒体に含まれる音楽データを、円柱を用いて表現するようにしたものである。すなわち、1つの円柱が1つの音楽データを保存した媒体を表し、当該データ処理装置に接続された媒体の数だけ円柱が積層されて表現される。なお、この明細書では、「音楽データ」という場合は、再生される音源を表現したデータ(以下、「音源データ」という)の他に、これに付随するタグ情報(曲名、アーティスト名、演奏時間、データ量、年代、アルバム名またはジャンルなど)およびユーザ行動履歴情報(再生回数、最後に再生した日時など)を含む。
図3は、この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置の構成を示すブロック図である。このデータ処理装置は、音楽データベース10、データ取得部11、統合データベース12、データ解析判定部13、入力インタフェース部14、表示制御部15、表示信号生成部16および表示部17を備えている。
音楽データベース10は、タグ情報を格納している。この音楽データベース10は、データ処理装置の内部のローカル領域に形成することができる。なお、音楽データベース10として、インターネット上のデータベースを用いることもできる。
データ取得部11は、当該データ処理装置に接続された複数の媒体A〜Dから音源データを、音楽データベース10からタグ情報を、および、再生機器(図示しない)からユーザ行動履歴情報をそれぞれ取得し、統合データベース12に送る。なお、各媒体は、コネクタまたはケーブルなどを用いてデータ処理装置に直接に接続するように構成できるし、また、媒体Dのように、無線または赤外線などを用いた通信によってデータ処理装置に接続するように構成することもできる。
統合データベース12は、データ取得部11によって取得された音楽データを集約する。この統合データベース12の内容は、データ解析判定部13および表示制御部15によってアクセスされる。データ解析判定部13は、統合データベース12の音楽データを解析し、データセットのテーブル(詳細は後述する)を構築する。
入力インタフェース部14は、例えば、タッチパネルまたはリモートコントローラなど(いずれも図示は省略する)からのユーザの指示を入力し、表示制御部15に送る。この入力インタフェース部14から入力される指示には、ビューの切替の指示が含まれる。
表示制御部15は、統合データベース12からの音楽データと、データ解析判定部13からの解析結果とに基づき側面ビューおよび底面ビューの画像を生成する。この表示制御部15で生成された画像は、表示画像データとして表示信号生成部16に送られる。
表示信号生成部16は、表示制御部15から送られてくる表示画像データに基づき表示信号を生成し、表示部17に送る。表示部17は、例えばモニタから構成されており、表示信号生成部16から送られてくる表示信号に基づき画像を表示する。
次に、この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置の動作を、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。まず、媒体が接続される(ステップST11)。すなわち、少なくとも1つの媒体が直接または通信によってデータ処理装置のデータ取得部11に接続される。
次いで、統合データベースに集約される(ステップST12)。すなわち、データ取得部11は、ステップST11において接続された媒体から音源データを、音楽データベース10からタグ情報を、および、再生機器(図示しない)からユーザ行動履歴情報をそれぞれ取得し、統合データベース12に送る。これにより、各媒体に含まれる音楽媒体が統合データベース12に集約され、データセットのテーブルが構築される。例えば、図5に示すように、各楽曲の有無が媒体毎にチェックされるとともに、各楽曲のメタデータを集約して様々なベクトルをとることによって類似度が定義される。
次いで、側面ビュー用データ構成の抽出が行われる(ステップST13)。すなわち、データ解析判定部13は、統合データベース12に集約された音楽データから、側面ビュー用データを抽出し、表示用データとして表示制御部15に送る。
次いで、データ表示画面が生成される(ステップST14)。すなわち、表示制御部15は、統合データベース12からの音楽データと、データ解析判定部13からの解析結果とに基づき、側面ビューの表示画像を生成し、表示信号生成部16に送る。
次いで、モニタへの出力が行われる(ステップST15)。すなわち、表示部17は、ステップST14において表示信号生成部16から送られてくる表示画像に基づき側面ビューの画像を表示するための表示信号を生成し、表示部17に送る。これにより、表示部17の画面に側面ビューの画像が表示される。
次いで、ビュー切替が指示されたかどうかが調べられる(ステップST16)。すなわち、表示制御部15は、入力インタフェース部14からビューの切替の指示が送られてきたかどうかを調べる。このステップST16において、ビュー切替が指示されていないことが判断されると、このステップST16を繰り返し実行しながら待機する。
ステップST16を繰り返し実行しながら待機している状態で、ビュー切替が指示されたことが判断されると、次いで、底面ビュー用データ構成の抽出が行われる(ステップST17)。すなわち、データ解析判定部13は、統合データベース12に集約された1つの媒体のみに含まれているデータ、複数の媒体に共通に含まれているデータまたは共通するデータを含む媒体の組み合わせから、底面ビュー用データを抽出し、表示用データとして表示制御部15に送る。
次いで、データ表示画面が生成される(ステップST18)。すなわち、表示制御部15は、統合データベース12からの音楽データと、データ解析判定部13からの解析結果とに基づき表示画像を生成し、表示信号生成部16に送る。
次いで、モニタへの出力が行われる(ステップST19)。すなわち、表示部17は、表示信号生成部16から送られてくる表示画像に基づき底面ビューの画像を表示するための表示信号を生成し、表示部17に送る。これにより、表示部17の画面に底面ビューの画像が表示される。
次いで、ビュー切替が指示されたかどうかが調べられる(ステップST20)。すなわち、表示制御部15は、入力インタフェース部14からビューの切替の指示が送られてきたかどうかを調べる。このステップST16において、ビュー切替が指示されたことが判断されると、シーケンスはステップST13に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップST16において、ビュー切替が指示されていないことが判断されると、次いで、抽出方法の切替が指示されたかどうかが調べられる(ステップST21)。すなわち、表示制御部15は、入力インタフェース部14から抽出方法の切替の指示が送られてきたかどうかを調べる。このステップST21において、抽出方法の切替が指示されていないことが判断されると、このステップST21を繰り返し実行しながら待機する。
ステップST21を繰り返し実行しながら待機している状態で、抽出方法の切替が指示されたことが判断されると、データ構成の切替・決定が行われる(ステップST22)。その後、シーケンスはステップST18に戻り、上述した処理が繰り返される。
次に、上述したフローチャートに示す処理によって表示部17の画面に表示される幾つかの表示例を説明する。図6(a)は側面ビューの表示例を示しており、図6(b)は底面ビューの表示例を示している。なお、側面ビューは、積層された円柱を斜め上方から見た俯瞰図として表現されているが、俯瞰角度は任意に決定することができ、例えば真横から見た図として表現することもできる。
図6(a)に示す側面ビューにおいて、積層された円柱の各々には、各媒体に含まれる楽曲を表す音楽データが、音楽ジャンル、発売年代または曲調などといった指定された方法で分類されて表現されており、積層された円柱を図示矢印で示すように回転させる操作を行うことにより、その分類項目(JAZZ、ROCK、J−POP、・・・)毎に楽曲の一覧を表示させることができる。図6(a)に示す例では、上層の媒体としてSDメモリ「1」、下層の媒体として携帯オーディオ機器「2」がそれぞれ使用されていることを示している。
図6(b)に示す底面ビューにおいては、積層された円柱を真上または真下から見たように表現される。図6(b)に示す例では、最上位層の媒体としてSDメモリ「1」が使用され、2層目および3層目の媒体としてディスク「2」および「3」がそれぞれ使用され、最下位層の媒体としてSDメモリ「4」が使用されていることを示している。音楽データを示す楽曲の分類は側面ビューの場合と同じであり、積層された円柱を矢印のように、またはその逆方向に回転させる操作を行うことにより、分類項目毎に楽曲の一覧を表示させることができる。この底面ビューでは、分類項目毎の楽曲数の割合が円グラフで表現される。
側面ビューおよび底面ビューの画面には、ビュー切替ボタン51、拡大縮小ボタン52、分類設定ボタン53、購入ボタン54および表示抽出ボタン55が設けられている。ビュー切替ボタン51は、側面ビューと底面ビューとを切り替えるために使用される。すなわち、側面ビューが表示されている状態でビュー切替ボタン51が押されると底面ビューに切り替えられ、底面ビューが表示されている状態でビュー切替ボタン51が押されると側面ビューに切り替えられる。
拡大縮小ボタン52は、表示されている画像を拡大または縮小するために使用される。画像の拡大は拡大縮小ボタン52に含まれる「+」ボタンを押すことにより行われ、画像の縮小は拡大縮小ボタン52に含まれる「−」ボタンを押すことにより行われる。積層された円柱に表現された楽曲名は、拡大縮小ボタン52の操作によって文字を読むことができる程度まで拡大されている状態においてのみ表示される。
分類設定ボタン53は、分類方法を選択するメニュー(図示は省略する)を展開させて、任意の分類方法に切り替えるために使用される。購入ボタン54は、表示された楽曲の中から任意の楽曲を選択して、その楽曲をインターネット経由で購入するために使用される。
表示抽出ボタン55は、積層された円柱に表示する楽曲を抽出するために使用される。この表示抽出ボタン55で抽出される楽曲は、以下の(1)〜(3)に示す3通りである。
(1)媒体に含まれている楽曲の全てを表示
各媒体に含まれる音楽データの和集合を抽出して表示する。各媒体に含まれている全ての楽曲が、媒体間の重複を避けて一覧表示される。
(2)全ての媒体に共通して含まれている楽曲のみ表示
各媒体に含まれる音楽データの積集合を抽出して表示する。全ての媒体に共通に含まれている楽曲だけが表示される。
(3)似ている「関連のある」楽曲同士をグループ化して表示
複数の媒体間で、「ある基準において似ている」または「ある条件が合致する」などの関係性を有する楽曲同士をグループとして抽出する。単体の楽曲名ではなく、抽出されたグループ(プレイリスト)の名前(テーマまたは切り口など)が並べて表示される。この場合の基準または条件などは任意に指定できる。より詳しくは、図7(a)に示すように、例えば「曲調が近い」という基準でグループ化して複数のグループ名が存在する場合に、1つのグループ名を指定することにより、図7(b)に示すように、そのグループのリストが展開され、グループに属する楽曲が表示される。
図6(a)に示す側面ビューおよび図6(b)に示す底面ビューにおいては、各楽曲が含まれる媒体を判別できるように構成できる。例えば、1つの楽曲が選択された場合に、その楽曲が含まれる媒体を表すアイコンが光りまたは点滅するように構成できる。また、各楽曲名の右端に、その楽曲が含まれる媒体のアイコンを表示するように構成することもできる。
なお、分類設定ボタン53で選択された分類方法で分類された楽曲群に対し、より効率的な操作を可能にするために、以下の処理を行うように構成できる。例えば、図8(a)に示す画面で「JAZZ」という項目名がタッチされた場合に、図8(b)に示すようなソートメニューを表示するように構成できる。ソートメニューのソート項目としては、例えば、発売年代順、曲名順、アーティスト名順、アルバム順またはジャンル順などを設けることができる。
また、図8(a)に示す画面で「JAZZ」という項目名がタッチされた場合に、アーティスト別、音楽ジャンル別、発売年代別または曲調別といった、さらに細かい分類で表示するように構成できる。例えば、図8(c)は、年代順に従ってさらに細かい分類で表示した例を示している。この場合、年代毎の楽曲数の割合を円グラフで表現するように構成できる。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るデータ処理装置によれば、統合データベース12に集約されている音楽データが表現された円柱の側面ビューおよび底面ビューの画像を生成して表示するように構成したので、保存されている音楽データをわかりやすく表示できる。
なお、上述した実施の形態1に係るデータ処理装置は、複数の媒体から指定した媒体を分離し、別々に楽曲を参照するように構成できる。すなわち、複数の媒体を幾つかの組に分けて参照したい場合、または、参照する楽曲一覧から除外したい媒体がある場合は、積層された円柱(媒体)の1つを外側へ外す操作を行うことにより、その媒体を一時的に分離することができる。媒体をはずす操作および戻す操作は、ビューの種類によって以下のようになる。
図9は、側面ビューで媒体をはずす操作および戻す操作を示す図である。図9(a)に示すように、積層された円柱の1つを、まるで達磨落としのように外に弾き出す操作が行われると、図9(b)に示すように、1つの媒体が外に分離される。この状態で、分離された媒体を戻す操作が行われると、図9(a)に示すように、元の状態に戻る。
図10は、側面ビューで媒体をはずす操作および戻す操作を示す図である。図10(a)に示すように、媒体のアイコンにタッチされると、図10(b)に示すように、タッチされた媒体が外に分離される。この場合、分離後の合計楽曲数の内訳に応じて円グラフの割合が変化する。この状態で、再度媒体のアイコンにタッチされると、図10(a)に示すように、元の状態に戻る。
なお、楽曲が表示される(アクティブ状態である)媒体の少なくとも1つを指定または特定する場合、円柱の外をタッチ・アンド・ドラッグして、指定の円柱を画面中央付近に持ってくるように構成できる。これにより、中央に吸着し、中央の円柱がアクティブになる。また、円柱をタッチして指定するように構成することもできる、この場合、アクティブな円柱に対しては、色を濃くした表示、フォーカス表示またはシャドー表示などがなされるように構成できる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るデータ処理装置は、音楽データを含む1枚のアルバムを柱体(円柱)に見立てるようにしたものである。
なお、アルバムがCDに形成されるものとすると、CDには音源データは収録されているがタグ情報は含まれていない。CDが音楽データベース対応機器(パーソナルコンピュータまたはカーナビゲーション装置など)に挿入されると、CD内の音源データの構成などが音楽データベース10と照合され、曲名などの音源データに関するタグ情報が取得される。取得されたタグ情報は、CDに紐付けされ、表示部17に曲名またはアルバム名などが表示される。また、携帯オーディオ機器またはデータ処理装置の記憶領域(主にハードディスクまたはメモリ)に音源データを格納する際は、先に取得したタグ情報を音源データのファイル内に格納したり、別ファイルに保存して紐付けしたりすることにより、音楽データベースを備えていない機器においても、曲名またはその他の情報を表示したり、楽曲を検索したりすることができる。
この発明の実施の形態2に係るデータ処理装置の構成は、図3に示した実施の形態1に係るデータ処理装置の構成と同じであり、また、動作は、1つの媒体の代わりに1枚のアルバムが用いられる点を除けば、図4に示した実施の形態1に係るデータ処理装置の動作と同じである。
図11は、実施の形態2に係るデータ処理装置で表示部17に表示される画面例を示す図である。図11(a)は底面ビューの例であり、図11(b)は側面ビューの例である。側面ビューは、積層された円柱を横に倒した図として表現されており、最左層に「Album1」、次の層に「Album2」、さらに次の層に「Album3」がそれぞれ割り当てられている。
図11(a)に示す底面ビューにおいては、横方向に積層された円柱を底面または上面から見た図として表現される。複数のアルバムにおいて完全に一致する楽曲は殆ど存在しないので、テーマまたは曲調などによってプレイリスト化されて表示される。
図11(b)に示す側面ビューにおいて、横方向に積層された円柱の各々には、各アルバムに含まれる音楽データを記憶したトラックが所定の項目に分類およびソートされて表示され、複数のアルバムを横断してプレイリストを参照することが可能になっている。図11(b)では、選択されたプレイリスト「みんなで盛り上がる!」に含まれる楽曲がアルバム毎に横方向に並んで一覧表示された例を示している。
分類およびソートの項目としては、ジャンル、アーティスト/アルバム、年代、トラック名、再生回数、お気に入り度数または登録・更新日などを用いることができる。また、異なる媒体(アルバム)に含まれる楽曲同士の関係性として、完全一致(共有)、曲調または雰囲気などが似ている、または、ゆかりのある人物/出来事などを用いることができる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係るデータ処理装置は、実施の形態1または実施の形態2に係るデータ処理装置における音楽データの代わりに、静止画データを取り扱うとともに、円柱の代わりに角柱を用いるようにしたものである。以下では、静止画データの一例として、写真データが用いられるものとする。
この発明の実施の形態3に係るデータ処理装置の構成は、図3に示した実施の形態1に係るデータ処理装置の構成と同じであり、また、動作は、音楽データの代わりに静止画データが用いられる点を除けば、図4に示した実施の形態1に係るデータ処理装置の動作と同じである。
図12は、実施の形態3に係るデータ処理装置で表示部17に表示される画面例を示す図である。図12(a)は側面ビューの例であり、図12(b)は底面ビューの例である。側面ビューは、積層された角柱を真横から見た図ではなく、斜め上方から見た俯瞰図として表現されている。また、底面ビューは、積層された角柱を真下から見た図ではなく、斜め下方から見た俯瞰図として表現されている。
図12(a)に示す側面ビューにおいては、積層された角柱の各々には、各媒体に含まれる写真データが、人物、風景、建築、食べ物またはその他(!?)などといった撮影対象で分類およびソートされて表示されている。写真データは、サムネイルとして表示するように構成できる。また、各媒体に含まれるデータ量の割合が帯グラフで表現されている。さらに、各媒体内のデータ量は、角柱の厚みで表現されている。
図12(b)に示す底面ビューにおいては、全ての媒体を通じたデータ量の割合が表現されている。また、角柱の奥行き方向で種々の関係性を示すことができるようになっている。例えば、奥行き方向に時間軸をとれば、同じ時間帯で撮った同じジャンルの写真を媒体間で比べて見ることができる。
分類およびソートの項目としては、撮影・更新日、撮影・更新時刻、種類(人物、風景、建物、・・・)、サイズまたはファイル名などを用いることができる。また、異なる媒体に含まれる写真同士の関係性として、完全一致(共有)、撮影した時間帯、撮影地が近い、または、色味または色調などが似ている、などを用いることができる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係るデータ処理装置は、実施の形態1または実施の形態2に係るデータ処理装置における音楽データの代わりに、動画データを取り扱うようにしたものである。この実施の形態4では、動画データの一例として、撮影された映画のデータ(以下、「映像データ」という)が用いられるものとする。
この発明の実施の形態4に係るデータ処理装置の構成は、図3に示した実施の形態1に係るデータ処理装置の構成と同じであり、また、動作は、音楽データの代わりに動画データが用いられる点を除けば、図4に示した実施の形態1に係るデータ処理装置の動作と同じである。
図13は、実施の形態4に係るデータ処理装置で表示部17に表示される画面例を示す図である。図13(a)は側面ビューの例であり、図13(b)は底面ビューの例である。側面ビューは、積層された円柱を斜め上方から見た俯瞰図として表現されているが、俯瞰角度は任意に決定することができ、例えば真横から見た図として表現することもできる。
図13(a)に示す側面ビューにおいて、積層された円柱の各々には、各媒体に含まれる動画データが、制作年代、登録・更新日、種類(映画(洋画、邦画、アニメーション、・・・)、TV番組、ショートムービー、・・・)、サイズ、再生回数またはファイル名などによって分類およびソートされて表示されている。図13(a)に示す例では、上層の媒体としてホームサーバ「1」が使用され、下層の媒体としてブルーレイディスク(BD)「2」が使用されていることを示している。媒体としてホームサーバが使用される場合は、データ処理装置は、該ホームサーバと通信によって接続される。
図13(b)に示す底面ビューにおいては、積層された円柱を真上または真下から見たように表現される。図13(b)に示す例では、最上位層の媒体としてホームサーバ「1」が使用され、2層目の媒体としてブルーレイディスク(BD)「2」が使用され、3層目および4層目の媒体としてディスク「3」および「4」がそれぞれ使用されている場合を示している。この場合、出演俳優でグループ化することにより、条件を指定して好きな俳優の出演作品を選ぶといった利用が容易に可能になる。
異なる媒体に含まれる動画データ同士の関係性として、完全一致(共有)、出演者、制作者/+監督、ロケ地が近い、雰囲気が似ている、または、ストーリー展開が似ている、などを用いることができる。
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係るデータ処理装置は、実施の形態1または実施の形態2に係るデータ処理装置における音楽データの代わりに、POIデータを取り扱うようにしたものである。この実施の形態5では、POIデータの一例として、施設データが用いられるものとする。
この発明の実施の形態5に係るデータ処理装置の構成は、図3に示した実施の形態1に係るデータ処理装置の構成と同じであり、また、動作は、音楽データの代わりに施設データが用いられる点を除けば、図4に示した実施の形態1に係るデータ処理装置の動作と同じである。
図14は、実施の形態5に係るデータ処理装置で表示部17に表示される画面例を示す図である。図14(a)は底面ビューの例であり、図14(b)は側面ビューの例である。側面ビューは、積層された円柱を横に倒した図として表示されており、最左層に「観光」、次の層に「食事」、次の層に「買い物」、さらに次の層に「癒し」といった順番で施設が表示される。この表示は、カーナビゲーションシステムにおける目的地設定において、時間、距離または行動パターンなどからの経由地設定に適した順番になっており、例えば、「観光して→食事して→買い物して→目的地の温泉に行く」といった具合である。より詳しくは、目的地設定の際に、出発時刻、目的地、ユーザの行動パターン履歴に基づきカーナビゲーションシステム側で自動的に判断されて、表示の順番、個数および項目などが変化する。例えば、買い物を多くしていたユーザが、目的地として遠隔地の温泉が設定され、正午近くに出発した場合は、最左層には目的地に向かう途中の観光名所が表示され、次の層には昼食場所の案内が表示され、さらに次の層には買い物スポットの案内が表示されるというように変化する。
図14(a)に示す底面ビューにおいては、横方向に積層された円柱を底面または上面から見た図として表現される。複数の媒体において完全に一致する施設は存在しないので、テーマ毎にプレイリスト化されて表示される。
図14(b)に示す側面ビューにおいて、横方向に積層された円柱の各々には、各媒体に含まれる施設が所定の項目に分類およびソートされて表示され、複数の施設をジャンル毎に参照することが可能になっている。図14(b)では、選択されたプレイリスト「今年話題のスポットを・・・」に含まれる施設がジャンル毎に横方向に並んで一覧表示された例を示している。なお、一覧表示された施設を目的地としてルート設定するように構成することもできる。
分類およびソートの項目としては、地域、現在地または目的地からの距離、施設ができた年月日、登録・更新日などを用いることができる。また、異なる媒体に含まれるデータ同士の関係性として、完全一致(共有)、テーマ性、紹介された番組または雑誌名、歴史的背景、または、ゆかりのある著名人などを用いることができる。また、柱体を施設ジャンル毎に分けた場合、異なるジャンルの施設同士の関係性として、テーマ性、紹介された番組または雑誌名、歴史的背景またはゆかりのある著名人などを用いることができる。
以上説明した実施の形態1〜実施の形態5に係るデータ処理装置においては、データを表現するための柱体として円柱または角柱を用いたが、柱体として、図15に示すような円錐体を用いることができる。この場合、図15(a)の矢印で示すように円錐体を回転させ、側面ビューおよび底面ビューが作成される。図15(b)は、側面ビューでデータを表現した例を示す図である。この構成は、検索されたデータに重み付けする場合に有効である。例えば、円錐体の上部になるほど頻繁に聴く曲または好きなジャンルの曲などといったユーザにとって重要度が高い情報を表示することにより、聴きたい曲のまとまり(集合)をすぐに見つけて再生できるようになる。
また、データを表現するための柱体として、図16に示すような球体を用いることもできる。この場合、図16(a)の矢印で示すように球体を回転させ、側面ビューおよび底面ビューが作成される。図16(b)は、側面ビューでデータを表現する場合の例を示す図である。この構成では、世界視点で地球儀風にデータを振り分けることにより、世界地図の上に、直感的に観光名所の写真を配置するようにして、検索データの一覧性を高め、所望の検索データを効率よく探すことが可能になる。

Claims (7)

  1. 外部からデータを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部で取得されたデータを集約する統合データベースと、
    前記統合データベースに集約されているデータを解析し、この解析結果に応じて、指定された方法で分類して、立体で表現されるデータセットを構築するデータ解析判定部と、
    前記データ解析判定部により構築された前記データセットと前記統合データベースに集約されているデータとに基づき、データが表現された立体の側面ビューおよび底面ビューの画像を生成する表示制御部と、
    前記表示制御部で生成された画像を表示する表示部
    とを備えたデータ処理装置。
  2. 表示制御部で生成される側面ビューおよび底面ビューの画像に使用される立体は、円柱、角柱、円錐体または球体である
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. データ取得部で取得されるデータは音楽データから成り、
    表示制御部は、データ解析判定部による解析結果と統合データベースに集約されている音楽データとに基づき、音楽データが表現された立体の側面ビューおよび底面ビューの画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  4. データ取得部で取得されるデータはアルバムに収録された音源データを含む音楽データから成り、
    表示制御部は、データ解析判定部による解析結果と統合データベースに集約されている音楽データとに基づき、前記アルバムが表現された立体の側面ビューおよび底面ビューの画像を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  5. データ取得部で取得されるデータは静止画データから成る
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  6. データ取得部で取得されるデータは動画データから成る
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  7. データ取得部で取得されるデータは施設情報データから成る
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
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