JP5484801B2 - 超音波プローブ及び超音波診断装置 - Google Patents

超音波プローブ及び超音波診断装置 Download PDF

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Description

本発明は、被検体に対して超音波の送受信を行なう超音波プローブ及び超音波診断装置に関する。
超音波プローブは、超音波の送受信面を有するヘッド部と、操作者が把持するグリップ部とを有し、超音波診断装置本体と接続されるプローブケーブルが前記グリップ部に接続されている。そして、前記プローブ本体内に設けられた圧電振動子に、前記超音波診断装置本体側から前記プローブケーブルを介して電圧を与えることによって超音波を送信させ、また前記圧電振動子で受信したエコー信号を、前記プローブケーブルを介して前記超音波診断装置本体に入力している。
ところで、操作者は、前記超音波プローブを体表に押し当てながら傾けたり回転させたりしながら超音波の送受信を行なう。ここで、前記プローブケーブルは比較的剛性が高く、また長さが2〜3mと比較的長いこともあって重量が大きい。従って、前記超音波プローブを傾けたり回転させたりした時に、操作者は前記プローブケーブルに引っ張られるような感覚を感じ、前記超音波プローブの操作性が問題になることがある。特に、手術中に用いる術中プローブのように、小型、軽量の超音波プローブの場合には、前記プローブケーブルとの重量の差が大きくなるので、操作性の悪化が著しい。
そこで、超音波プローブの操作性を向上させるため、プローブケーブルに球形部を有するカラーを設け、このカラーの受け口としてプローブケース側に球形受け部を設けた超音波プローブが特許文献1に開示されている。この超音波プローブでは、超音波プローブを傾けたり回転させたりすると、グリップ部を有する前記プローブケースに対して前記球形部が傾き、回転する。これにより、前記プローブケースを前記プローブケーブルから独立して動かすことができ、前記プローブケーブルに引っ張られるような感覚が軽減される。
特開平11−155854号公報
前記特許文献1に記載の超音波プローブでは、前記球形部を有するカラーに前記プローブケーブルが直線的に挿入されている。ここで、前記超音波プローブから引き出された前記プローブケーブルは、前記超音波診断装置本体の方へ水平方向に伸びる。従って、前記超音波プローブは前記グリップ部を被検体に対して立てた状態で使用するため、この状態で前記超音波プローブを傾けたり回転させた時、前記カラーが前記プローブケースに対して傾いた状態で回動することになる。前記カラーが傾くと、その傾きに応じて前記プローブケーブルもプローブケース内で動くことになるが、プローブケース内のスペースは限られているため、カラーの動きが規制される。また、前記カラーが傾いた状態で回動する時には、前記プローブケーブルの重みが前記カラーにかかっており、前記カラーが前記プローブケース側の突起との間で点接触していることもあって、前記カラーと前記プローブケースとの間の摩擦が大きく、前記カラーのスムーズな回動が困難である。従って、前記特許文献1に記載の超音波プローブにおいても、依然として操作性が悪かった。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、超音波プローブの操作性をより一層向上させることにある。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、第1の観点の発明は、超音波の送受信面が形成されたヘッド部と、操作者が把持するグリップ部とを有するプローブ本体と、該プローブ本体における前記グリップ部に設けられた回動部材と、を備え、該回動部材は、前記グリップ部に回動自在に嵌合する筒状の嵌合部と、超音波診断装置本体と接続されるプローブケーブルが接続されるケーブル接続部とを有し、該ケーブル接続部には、前記プローブケーブルが前記グリップ部に対して所定の傾斜角を有するように接続されることを特徴とする超音波プローブである。
第2の観点の発明は、第1の観点の発明において、前記プローブ本体は、前記ヘッド部と前記グリップ部とを有する筐体からなり、前記嵌合部は、前記グリップ部の筐体内周面に嵌合して軸心を中心として回動自在であることを特徴とする超音波プローブである。
第3の観点の発明は、第2の観点の発明において、前記嵌合部は前記筐体内周面に液密に嵌合することを特徴とする超音波プローブである。
第4の観点の発明は、第1〜3のいずれか一の観点の発明において、前記グリップ部に対する前記プローブケーブルの所定の傾斜角は、前記プローブケーブルが前記送受信面と平行になる角度又は該角度よりも前記送受信面側とは反対側の方向を向く角度に設定される超音波プローブである。
第5の観点の発明は、第1〜4のいずれか一の観点の発明において、前記回動部材は、前記嵌合部と前記ケーブル接続部とが一体に形成され、前記プローブケーブルが貫通していることを特徴とする超音波プローブである。
第6の観点の発明は、第5の観点の発明において、前記プローブケーブルは、前記プローブ本体内の基板と接続される複数本の同軸ケーブルがシースで被覆されてなり、前記シースが前記回動部材に固定されて前記プローブ本体内において前記回動部材とともに回動し、一方で前記同軸ケーブルは前記シースの回動とは独立であることを特徴とする超音波プローブである。
第7の観点の発明は、第1〜4のいずれか一の観点の発明において、前記回動部材は、前記ケーブル接続部がコネクタ構造を有し、該コネクタ構造を有するケーブル接続部に、前記プローブケーブルに設けられたケーブル側コネクタが着脱自在に接続されることを特徴とする超音波プローブである。
第8の観点の発明は、第1〜4のいずれか一の観点の発明において、前記回動部材は、前記嵌合部を構成する第一コネクタと、該第一コネクタと着脱自在に接続され、前記ケーブル接続部を構成する第二コネクタとからなることを特徴とする超音波プローブである。
第9の観点の発明は、第1〜8のいずれか一の観点の発明において、前記嵌合部の回動範囲を規制する回動規制機構を備えることを特徴とする超音波プローブである。
第10の観点の発明は、第1〜9のいずれか一の観点の発明に係る超音波プローブを備えることを特徴とする超音波診断装置である。
本発明によれば、操作者が前記プローブ本体のグリップ部を持って傾けたり回転させたりした時に、前記回動部材が前記プローブケーブルに引っ張られて回動する。従って、前記プローブ本体を前記プローブケーブルとは独立して動かすことができる。ここで、前記回動部材のケーブル接続部には、前記プローブケーブルが前記グリップ部に対して所定の傾斜角を有するように接続されているので、前記回動部材は傾くことなく前記筒状の嵌合部において回動する。従って、前記回動部材は前記プローブケーブルに引っ張られた時にスムーズに回動するので、超音波プローブの操作性をより一層向上させることができる。
また、前記グリップ部に対する前記プローブケーブルの所定の傾斜角が、前記プローブケーブルが前記送受信面と平行になる角度又はこの角度よりも前記送受信面側とは反対側の方向を向く角度に設定されることにより、前記グリップ部を持った操作者の手に前記プローブケーブルが接触することを防止することができ、操作性を向上させることができる。
また、前記プローブケーブルにあっては、前記シースが前記回動部材に固定されてこの回動部材とともに回動し、一方で前記同軸ケーブルは前記シースの回動とは独立であるので、回動に伴う前記プローブケーブルの捻じれを防止することができる。
さらに、前記前記嵌合部の回動範囲を規制する回動規制機構を備えることにより、前記プローブケーブルの捻じれを防止することができる。
本発明に係る超音波診断装置の一実施形態の概略構成を示す図である。 図1に示す超音波診断装置における超音波プローブを示す斜視図である。 図2に示す超音波プローブの右側面図である。 図2に示す超音波プローブの正面図である。 図4のA−A線拡大断面図である。 図2に示す超音波プローブにおける回動部材が回動した状態を示す斜視図である。 第一実施形態の変形例における図5と同一位置の断面図である。 図7のB−B線拡大断面図である。 第二実施形態における図5と同一位置の断面図である。 第三実施形態における図5と同一位置の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
(第一実施形態)
先ず、第一実施形態について図1〜図6に基づいて説明する。本例の超音波診断装置100は、図1に示すように、超音波プローブ1と、この超音波プローブ1がプローブケーブル2を介して接続される超音波診断装置本体3とを備えて構成される。
前記超音波プローブ1では、被検体に対する超音波の送受信が行なわれる。そして、前記超音波プローブ1で得られたエコー信号は、前記超音波診断装置本体3へ入力されて超音波画像が作成され、表示部3aに表示される。
前記超音波プローブ1は、主に手術中に用いる術中プローブであり、プローブ本体4と回動部材5とを備えている。そして、前記回動部材5に前記プローブケーブル2が接続されている。前記プローブ本体4及び回動部材5は、それぞれ本発明におけるプローブ本体及び回動部材の実施の形態の一例である。また、前記プローブケーブル2は本発明におけるプローブケーブルの実施の形態の一例である。
前記プローブ本体4は、一対の半割体4a,4bからなる筐体6からなる。この筐体6内には、前記プローブケーブル2の後述する同軸ケーブル21が接続される基板や超音波の送受信を行なう圧電振動子(それぞれ図示省略)が設けられている。また、前記筐体6は、超音波の送受信面7が形成されたヘッド部8と、操作者が把持するグリップ部9とを有している。前記筐体6は、本発明における筐体の実施の形態の一例である。また、前記ヘッド部8及び前記グリップ部9は、それぞれ本発明におけるヘッド部及びグリップ部の実施の形態の一例である。
前記グリップ部9には、前記回動部材5が設けられている。この回動部材5も一対の半割体5a,5bからなる。そして、この回動部材5は、図5に示すように筒状の嵌合部10とケーブル接続部11とが一体に形成されてなる。前記嵌合部10及び前記ケーブル接続部11は、それぞれ本発明における嵌合部及びケーブル接続部の実施の形態の一例である。
前記嵌合部10は、前記グリップ部9の端部内周面9aに嵌合している。この端部内周面9aは、本発明における筐体内周面の実施の形態の一例である。前記嵌合部10は、前記端部内周面9aに嵌合した状態で、その軸心を中心にして回動自在になっている。
前記嵌合部10の外周面には、溝12が周方向に形成されている。そして、この溝12内には、Oリング13が設けられている。このOリング13により前記嵌合部10と前記端部内周面9aとの間がシールされ、前記嵌合部10が前記端部内周面9aに液密状態で嵌合している。
また、前記嵌合部10の外周面には、第一鍔部14と第二鍔部15とが設けられている。これら各鍔部14,15は、前記端部内周面9aに形成された第一ガイド溝16,第二ガイド溝17にそれぞれ嵌合している。これにより、前記嵌合部10は、前記各ガイド溝16,17がガイドとなって、軸心を中心にして回動するようになっている。
前記ケーブル接続部11は、前記嵌合部10に対して所定の傾斜角θ1を有するようにこの嵌合部10に設けられている。従って、前記嵌合部10が前記グリップ部9に嵌合した状態で、前記ケーブル接続部11は前記グリップ部9に対して前記傾斜角θ1を有している。
前記ケーブル接続部11の端部11aには、前記プローブケーブル2が接続されている。前記ケーブル接続部11の端部11aに接続されたプローブケーブル2は、前記グリップ部9に対して前記傾斜角θ1を有している。
ここで、前記傾斜角θ1は、本例では前記プローブケーブル2が前記送受信面7と平行になる角度になっている(図3参照)。ただし、本発明ではこのような角度に限られるものではなく、前記プローブケーブル2が前記送受信面7と平行になる角度よりも前記送受信面7側とは反対側の方向(図3における上方向)を向く角度に設定されていればよい。これにより、前記グリップ部9を持った操作者の手に前記プローブケーブル2が接触することを防止することができ、操作性を向上させることができるようになっている。
前記ケーブル接続部11における前記プローブケーブル2の接続構造について説明する。図5に示すように、前記プローブケーブル2は、前記ケーブル接続部11の端部11aに設けられたブッシング18に接続されている。詳しく説明すると、前記ブッシング18は筒状に形成され、一端側18aが前記前記ケーブル接続部11内に挿入され、他端側18bが前記ケーブル接続部11の外に突出している。
前記ブッシング18の一端側18aには、嵌合溝19が周方向に形成されている。そして、前記ブッシング18は、前記嵌合溝19において前記ケーブル接続部11の内周面に形成された固定用鍔部20に嵌合され、これにより前記ブッシング18が前記ケーブル接続部11に固定されている。
前記プローブケーブル2は、前記ブッシング18内に挿入され、このブッシング18において固定されている。そして、前記ブッシング18内に挿入された前記プローブケーブル2は、前記ケーブル接続部11内及び前記回動部材5内を通って前記プローブ本体4内に挿入されている。従って、前記プローブケーブル2は、前記回動部材5内を貫通している。
ここで、前記プローブケーブル2の構造について説明すると、このプローブケーブル2は、複数本の同軸ケーブル21とこれら複数本の同軸ケーブル21をまとめて被覆するシース22とを備えて構成される。前記シース22は、前記ケーブル本体4内において皮剥きされ、このケーブル本体内4に設けられた前記基板に、前記各同軸ケーブル21が接続されている。
前記プローブケーブル2は、前記シース22が前記嵌合部10に固定されこの嵌合部10とともに回動するようになっている。ただし、前記基板と接続された前記各同軸ケーブル21は、前記シース22の回動とは独立であり回動しない。これにより、前記プローブケーブル2の捻じれを防止することができるようになっている。
ちなみに、前記シース22は前記嵌合部10の近傍の部分まで皮剥きされている。これにより、前記嵌合部10とともに回動する前記シース22と、シースの回動とは独立である前記各同軸ケーブル21との摩擦をより少なくすることができ、前記シース22及び前記嵌合部10がより一層スムーズに回動する。
以上のように構成された本例の超音波プローブ1を使用する時には、使用者は前記グリップ部9を持って前記ヘッド部8の送受信面7を被検体の体表面に押し当てて超音波の送受信を行なう。この時、操作者が前記グリップ部9を傾けたり回転させたりすると、図6に示すように前記回動部材が前記プローブケーブル2に引っ張られて回動する。これにより、前記プローブ本体4を前記プローブケーブル2とは独立して動かすことができ、前記プローブケーブル2によって引っ張られる感覚がほとんど無く、操作性が向上する。
そして、前記回動部材5のケーブル接続部11には、前記プローブケーブル2が前記グリップ部9に対して傾斜角θ1を有するように接続されているので、前記回動部材5は傾くことなく、前記嵌合部10がその軸心を維持したまま回動する。従って、前記嵌合部10が回動する時に、前記プローブケーブル2が、前記嵌合部10の軸心方向と一致した状態を維持することができる。また、前記嵌合部10は、前記グリップ部9の端部内周面9aと面接触した状態で回動する。以上により、前記回動部材5はスムーズな回動が可能であり、これにより前記超音波プローブ1の操作性をより一層向上させることができる。
次に、第一実施形態の変形例について図7及び図8に基づいて説明する。なお、図8では前記プローブケーブル2が図示省略されている。
この変形例では、前記嵌合部10が小径筒部30と大径筒部31とを有して構成されている。また、前記端部内周面9aは、小径部32と大径部33とを有しており、前記小径部32に前記小径筒部30が位置し、前記大径部33に前記大径筒部31が位置している。
前記小径筒部30には前記ケーブル接続部11が設けられている。また、前記小径筒部30の外周面には前記第一鍔部14が設けられ、この第一鍔部14が前記小径部32に設けられた前記第一ガイド溝16に嵌合している。また、前記小径筒部30の外周面には、図8に示すように突起34が設けられている。
前記小径部32は、前記小径筒部30と同心円状に形成された曲面部35,36と平面部37,38とで構成されている。前記平面部37,38は互いに対向するようにして設けられており、これら平面部37,38の間に前記曲面部35,36が設けられている。
前記曲面部35には、前記突起34が接触し、前記嵌合部10の回動に伴い、前記突起34が前記曲面部35に対して摺動するようになっている。そして、前記突起34は、前記平面部37,38の間の前記曲面部35の部分を回動するようになっており、前記平面部37,38に当接することにより、回動が角度θ2の範囲に規制される。従って、前記突起34及び前記平面部37,38により、前記前記嵌合部10の回動が角度θ2の範囲に規制される。前記突起34及び前記平面部37,38は、本発明における回動規制機構の実施の形態の一例である。
ちなみに、前記突起34の位置や数、或いは前記平面部37,38を設ける位置や数を変えることにより、前記角度θ2を調節可能である。
前記大径筒部31には、図7に示すように前記溝12及び前記Oリング13が設けられている。また、前記大径筒部31の外周面には前記第二鍔部15が設けられ、この第二鍔部15が前記大径部33に設けられた前記第二ガイド溝17に嵌合している。
ちなみに、特に図示しないが、本例では前記プローブケーブル2は前記基板(図示省略)の近傍において前記シース22を外側に折り返して前記各同軸ケーブル21を剥き出しにして、これら各同軸ケーブル21を前記基板に接続する。そして、シース22の折り返し部分を前記同軸ケーブル21と加締めている。従って、前記嵌合部10の回動とともに、前記各同軸ケーブル21と前記シース22とが一体になって回動し、前記プローブケーブル2の捻じれが発生する。しかし、上述のように前記嵌合部10の回動範囲が規制されているので、前記プローブケーブル2が過度に捻じれることはなく、断線等を防ぐことができる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について図9に基づいて説明する。以下、前記第一実施形態と異なる構成について説明する。
本例の回動部材40は、前記ケーブル接続部11がコネクタ構造を有している。そして、このコネクタ構造を有するケーブル接続部11の端部11aに、前記プローブケーブル2に設けられたケーブル側コネクタ41が着脱自在に接続されている。これにより、前記プローブケーブル2は、前記グリップ部9に対して傾斜角θ1を有するように前記ケーブル接続部11に接続される。
コネクタ構造については図示省略するものの、公知のコネクタ構造となっている。そして、特に図示しないが前記嵌合部10側からケーブルが延びてこのケーブルが前記基板(図示省略)と接続される。ちなみに、前記嵌合部10の回動に伴う前記ケーブルの捻じれを防止するため、第一実施形態の変形例で説明した回動規制機構を有していてもよい。
本例においても、第一実施形態と同様に、前記超音波プローブ1の操作性を向上させることができる。また、本例では、前記プローブケーブル2が前記ケーブル側コネクタ41によって前記ケーブル接続部11に着脱自在になっているので、このケーブル接続部11から前記ケーブル側コネクタ41を外して前記プローブ本体4を交換することができる。また、前記ケーブル接続部11から前記ケーブル側コネクタ41を外して前記ケーブル接続部11に防水用のキャップ(図示省略)を嵌め、前記プローブ本体4のみを洗浄液や消毒液に浸して洗浄、消毒することができるので、作業が容易になる。
(第三実施形態)
次に、第三実施形態について図10に基づいて説明する。以下、第一、第二実施形態と異なる構成について説明する。
本例では、前記グリップ部9に設けられる回動部材50は、第一コネクタ51とこの第一コネクタ51と着脱自在に接続される第二コネクタ52とからなる。前記第一コネクタ51は雌コネクタであり、一方で前記第二コネクタ52は雄コネクタである。ただし、これら各コネクタ51,52の内部構造については図示省略している。
前記第一コネクタ51は、そのハウジング51aが筒状に形成され、前記端部内周面9aに回動自在に嵌合している。前記ハウジング51aは、第一実施形態の前記嵌合部10と同一の構成になっており、前記溝12、前記Oリング13及び前記各鍔部14,15が設けられている。前記第一コネクタ51は、本発明における嵌合部の実施の形態の一例である。
ちなみに、前記第一コネクタ51には、特に図示しないが前記プローブ本体4内において前記基板(図示省略)と接続されたケーブルが接続されている。このケーブルが、前記第一コネクタ51の回動に伴って捻じれることを防止するため、第一実施形態の変形例で説明した回動規制機構を有していてもよい。
前記第二コネクタ52は、前記第一コネクタ51に対して所定の傾斜角θ1を有するようにこの第一コネクタ51に接続される。そして、前記第二コネクタ52に前記プローブケーブル2が接続されている。前記第二コネクタ52は、本発明におけるケーブル接続部の実施の形態の一例である。前記第一コネクタ51に前記第二コネクタ52を接続することにより、前記プローブケーブル2が前記グリップ部9に対して傾斜角θ1を有している。
本例においても、前記回動部材50は第一実施形態の前記回動部材5と同様の動きをし、前記超音波プローブ1の操作性を向上させることができる。また、本例では、前記第一コネクタ51に前記第二コネクタ52が着脱自在に接続されるので、前記第一コネクタ51から前記第二コネクタ52を外して前記プローブ本体4を交換することができる。また、前記第一コネクタ51から前記第二コネクタ52を外して前記グリップ部9の端部に防水用のキャップ(図示省略)を嵌め、前記プローブ本体4のみを洗浄液や消毒液に浸して洗浄、消毒することができるので、作業が容易になる。
以上、本発明を前記各実施形態によって説明したが、本発明はその主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。例えば、前記ケーブル接続部11は、前記嵌合部10に対して所定の傾斜角θ1を有するように設けられているが、このような傾斜角θ1を有さず前記嵌合部10から直線状に延びるように(前記嵌合部10の軸心方向に延びるように)前記ケーブル接続部11を前記嵌合部10に設けてもよい。ただし、この場合にあっても、前記プローブケーブル2を、前記グリップ部9に対して前記傾斜角θ1を有するように前記ケーブル接続部11に接続する構造とする。
また、上記実施形態では、超音波プローブ1として術中プローブを例にして説明したが、本発明ではこれに限られるものではない。
1 超音波プローブ
2 プローブケーブル
3 超音波診断装置本体
4 プローブ本体
5,40,50 回動部材
6 筐体
7 送受信面
8 ヘッド部
9 グリップ部
9a 端部内周面(筐体内周面)
10 嵌合部
11 ケーブル接続部
21 同軸ケーブル
22 シース
41 ケーブル側コネクタ
51 第一コネクタ
52 第二コネクタ

Claims (9)

  1. 超音波の送受信面が形成されたヘッド部と、操作者が把持するグリップ部とを有するプローブ本体と、
    該プローブ本体における前記グリップ部に設けられた回動部材とを備え、
    該回動部材は、前記グリップ部に回動自在に嵌合する筒状の嵌合部と、超音波診断装置本体と接続されるプローブケーブルが接続されるケーブル接続部とを有し、
    該ケーブル接続部には、前記プローブケーブルが前記グリップ部に対して所定の傾斜角を有するように接続され、
    前記嵌合部は、外周面に突起が設けられた小径筒部と、大径筒部とを有し、
    前記小径筒部の外周面と前記大径筒部の内周面との間で形成される曲面部分を前記突起が回動するともに、前記小径筒部の外周面と前記大径筒部の内周面との間で形成される平面部分で前記突起の回動が規制されることにより前記嵌合部の回動範囲が規制されることを特徴とする超音波プローブ。
  2. 前記プローブ本体は、前記ヘッド部と前記グリップ部とを有する筐体からなり、
    前記嵌合部は、前記グリップ部の筐体内周面に嵌合して軸心を中心として回動自在であることを特徴とする請求項1に記載の超音波プローブ。
  3. 前記嵌合部は前記筐体内周面に液密に嵌合することを特徴とする請求項2に記載の超音波プローブ。
  4. 前記グリップ部に対する前記プローブケーブルの所定の傾斜角は、前記プローブケーブルが前記送受信面と平行になる角度又は該角度よりも前記送受信面側とは反対側の方向を向く角度に設定される請求項1〜3のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  5. 前記回動部材は、前記嵌合部と前記ケーブル接続部とが一体に形成され、前記プローブケーブルが貫通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  6. 前記プローブケーブルは、前記プローブ本体内の基板と接続される複数本の同軸ケーブルがシースで被覆されてなり、
    前記シースが前記回動部材に固定されて前記プローブ本体内において前記回動部材とともに回動し、
    一方で前記同軸ケーブルは前記シースの回動とは独立であることを特徴とする請求項5に記載の超音波プローブ。
  7. 前記回動部材は、前記ケーブル接続部がコネクタ構造を有し、該コネクタ構造を有するケーブル接続部に、前記プローブケーブルに設けられたケーブル側コネクタが着脱自在に接続されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  8. 前記回動部材は、前記嵌合部を構成する第一コネクタと、該第一コネクタと着脱自在に接続され、前記ケーブル接続部を構成する第二コネクタとからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の超音波プローブを備えることを特徴とする超音波診断装置。
JP2009154454A 2009-06-30 2009-06-30 超音波プローブ及び超音波診断装置 Active JP5484801B2 (ja)

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