JP5486643B2 - 導電性微粒子 - Google Patents
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Description
請求項3に記載の発明の導電性微粒子は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記架橋樹脂子粒子は、架橋密度が1.5×10−3mol/cm3以下であることを特徴とする。
但し、R1、R2、R3及びR4はH、CH3、C2H5、OH、R5はO、CH2O、mは6〜21の整数、nは6〜100の整数である。
本発明の導電性微粒子は、重合体微粒子からなる母粒子と、その表面の架橋樹脂子粒子と、それらの表面を被覆する金属被覆層とにより構成され、架橋樹脂子粒子の動的粘弾性測定による損失係数tanδが120〜180℃の領域において0.1〜1.0に設定されている。tanδは硬さを示す貯蔵弾性率に対する、柔軟性を示す損失弾性率の比であり、反発性を表している。従来の架橋された樹脂粒子のtanδは0.1未満であるのに対し、本発明の導電性微粒子は0.1〜1.0に設定されているため、損失弾性率の比率が高く、反発性が抑えられている。tanδが1.0を超える場合、損失弾性率の比率が高くなり過ぎるため、加熱圧着接続において、接着樹脂の排除や酸化被膜の除去が困難となるため、不適当である。
本実施形態の導電性微粒子は、重合体微粒子からなる母粒子と、その母粒子の表面に形成される非導電性の架橋樹脂子粒子(以下、単に子粒子ともいう)と、それらの表面を被覆する金属被覆層とが設けられて構成されている。そして、架橋樹脂子粒子の動的粘弾性測定による貯蔵弾性率の値に対する損失弾性率の値の比を表す損失係数(損失正接)tanδが120〜180℃の領域において0.1〜1.0に設定されている。以下に、導電性微粒子の各構成要素について順に説明する。
(母粒子)
この母粒子は導電性微粒子の核となるもので、その材質は特に制限されないが、有機系重合体、有機無機混成材料、シリコーン微粒子又はシリカ微粒子が好ましい。基材微粒子を構成する重合体としては、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリスルホン、ポリカーボネート、ポリアミド等の線状重合体;ジビニルベンゼン、ヘキサトリエン、ジビニルエーテル、ジビニルスルホン、ジアリルカルビノール、アルキレンジアクリレート、オリゴ又はポリアルキレングリコールジアクリレート、アルキレントリアクリレート、アルキレンテトラアクリレート、アルキレントリメタクリレート、アルキレンテトラメタクリレート、アルキレンビスアクリルアミド、アルキレンビスメタクリルアミド、両末端アクリル変性ポリブタジエンオリゴマー等を単独又は他の重合性単量体と重合させて得られる網状重合体;フェノールホルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、ベンゾグアナミンホルムアルデヒド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂等の熱硬化性樹脂、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、トリメトキシシリルスチレン、ビニルトリメトキシシラン等のシラン含有単量体の単独又は他の重合性単量体と共重合させて得られる樹脂やそれらシラン含有単量体の加水分解性シリル基を加水分解後架橋させた重合体微粒子、ジメチルポリシロキサン等のオルガノポリシロキサン樹脂、シリカ微粒子等が挙げられる。前記重合体を形成するための重合方法は特に制限されず、分散重合法、乳化重合法、ソープフリー乳化重合法、懸濁重合法、シード重合法、塊状重合法等が挙げられる。
CV値(%)=(σ/Dn)×100・・・・(1)
(式中、σは粒子径の標準偏差を表し、Dnは数平均粒子径を表す。また、標準偏差及び数平均粒子径は、任意の母粒子300個を電子顕微鏡で観察、測定することにより得られる値である。)
母粒子には、子粒子の官能基と反応する官能基を有していることが好ましい。また、母粒子には「相互侵入高分子網目構造を形成し得る化合物」すなわち架橋性化合物を含浸させることができる。この架橋性化合物としては、母粒子内部において加熱により相互侵入高分子網目構造を形成することができるような化合物であれば、制限されない。この架橋性化合物として好適には、架橋反応し得る官能基を複数個有する化合物である。該架橋性化合物の複数の官能基により架橋反応が進行することによって、相互侵入高分子網目構造が形成される。
(架橋樹脂子粒子)
この架橋樹脂子粒子は、少なくとも一種の架橋可能な官能基を含む単量体の重合により得られる架橋樹脂の粒子であり、母粒子の外周面に付着されて多数存在(点在)する。従って、母粒子の外周面に架橋樹脂子粒子による突起が多数形成される。架橋構造を形成する手法としては、ビスフェノールAジアクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン等の多官能ビニル化合物や自己縮合可能なN−メチロール(メタ)アクリルアミドを上記の架橋可能な単量体として一種又は二種以上用い、他の単量体と共重合させ、樹脂子粒子内に架橋構造を形成する手法が挙げられる。他の手法として、互いに反応可能な官能基を有する単量体を共重合し、官能基同士を反応させることにより、樹脂子粒子内に架橋構造を形成する手法が挙げられる。この反応可能な官能基を有する単量体の組合せとして、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸、グリシジル(メタ)アクリレートとヒドロキシエチル(メタ)アクリレート又は(メタ)アクリル酸、グリシジル(メタ)アクリレートと2−アミノエチル(メタ)アクリレート等の組合せが例示できる。
但し、R1、R2、R3及びR4はH、CH3、C2H5、OH、R5はO、CH2O、mは6〜21の整数、nは6〜100の整数である。
性が得られ、接着性樹脂の排除性と子粒子の変形による接続面積の増加とに基づく接続の低抵抗化及び接続信頼性を得ることができる。tanδが0.1未満の場合には、貯蔵弾性
率が高く、子粒子の反発力が大きくなり、加熱圧着接続時に子粒子が十分に変形しなくなる。それに対して、tanδが1.0を超える場合には、損失弾性率の比率が高くなり過ぎ
るため、加熱圧着接続時に接着性樹脂の排除や酸化被膜の除去が困難になる。また、圧着接続の全温度域(120〜180℃)において、tanδの変動を少なくすることにより、
120〜180℃のいずれの温度で接続する場合においても、抵抗の低い接続が可能となる。
但し、Rは気体定数(8.31×107(dyne・cm/mol・K))である。
tanδ=E”/E’
前記のような長鎖構造を有する単量体を重合しない場合には架橋密度を下げる必要があるが、めっき処理時や導電性接着剤の作製時に加わる熱や溶剤等によって、子粒子が膨潤しやすくなる等の影響を受けやすくなる。しかし、前記のような長鎖構造を子粒子内に含むことにより、高い架橋密度においても適正なtanδを得ることができる。
(金属被覆層)
この金属被覆層は、表面に子粒子を有する母粒子の全体を被覆するように設けられる層であり、金属のもつ導電性により、導電性微粒子表面の電気抵抗を下げ、良好な導電性を得ることができる。この金属被覆層は、1層又は複数層で形成される。金属被覆層を形成する金属としては、銅、ニッケル、銀、アルミニウム、コバルト、金、パラジウム等が用いられる。
(導電性接着剤)
上記の導電性微粒子は、例えば接着性樹脂に配合されて導電性接着剤として用いられる。この導電性接着剤は、フィルム状、ペースト状、液状等の種々の形態で使用される。そして、導電性接着剤が、電子機器における基板間の接続、基板と半導体チップとの接続、液晶表示装置における電極間の接続等に用いられる。
さて、導電性微粒子は、母粒子と、その表面に付着する子粒子と、それらの表面を被覆する金属被覆層とにより形成されている。そして、子粒子のtanδが120〜180℃の
温度範囲において0.1〜1.0に設定されている。このtanδを算出するための貯蔵弾
性率は子粒子の硬さを示し、損失弾性率は子粒子の柔軟性を示している。すなわち、導電性微粒子が接着性樹脂に配合されて銅配線付きの基板の接続に使用されたとき、子粒子が接着性樹脂を排除できるとともに、柔軟性が高く、反発性が低いため、子粒子自体が変形してその接続面積を増大することができる。
(1)本実施形態の導電性微粒子は、母粒子と、その表面の子粒子と、それらの表面を被覆する金属被覆層とにより構成されている。そして、子粒子の動的粘弾性測定による損失係数tanδが120〜180℃の領域において0.1〜1.0に設定されている。このため、導電性微粒子は120〜180℃に加熱されたとき、子粒子は溶融することなく、変形可能となる。従って、導電性微粒子を導電性接着剤として使用したとき、加熱圧着接続時に導電性微粒子が十分な面積の接続面を形成することができ、接続抵抗の低減を図ることができる。
(2)前記tanδを0.1〜0.5の範囲に設定することにより、さらに好ましい反発性となるため、加熱圧着接続時に接着性樹脂の排除が容易で、接続部位における接続抵抗の一層の低下を図ることができる。
(3)前記子粒子の架橋密度を1.5×10−3mol/cm3以下に設定することにより、子粒子の架橋密度の過度の上昇を抑え、子粒子の変形性を確保して、接続部位における接続抵抗を十分に低下させることができる。
(4)前記子粒子は架橋重合体により形成され、該架橋重合体は前記の長鎖構造を有する単量体により形成される。このため、架橋重合体の架橋密度を高くしても長鎖構造により十分な変形性を発揮することができ、適正なtanδを得ることができる。
(5)前記母粒子と子粒子とは、互いに反応して化学的に結合する官能基を有している。この場合には、子粒子を母粒子に強固に結合させることができ、子粒子全体がその機能を発揮することができる。
(6)前記母粒子と子粒子とが架橋性化合物を介して化学的に結合されている。そのため、母粒子と子粒子との化学的結合を容易に行うことができ、母粒子と子粒子を強固に一体化することができ、子粒子による効果を持続して発揮することができる。
(母粒子の作製)
2Lセパラブルフラスコにポリビニルピロリドン3.5質量%メタノール溶液400g、スチレン42g及びp−トリメトキシシリルスチレン63gを充填し、窒素気流下において緩やかに攪拌しつつ60℃に加温した。これにアゾビスイソブチロニトリル4gを加え、12時間反応させた。反応終了後室温に冷却し、水酸化カリウムの5質量%水溶液200gを追加し、60℃で2時間攪拌して加水分解反応及び架橋反応を行った。得られた粒子を洗浄し、シラノール基を有する平均粒子径5μmの母粒子Aを得た。
(架橋樹脂子粒子Oの作製)
1−メトキシ−2−プロパノール200g、アクリルアミド17g、N−メチロールアクリルアミド5g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート3g、アクリル酸1.5g及びメトキシポリエチレングリコールモノメタクリレート(前記一般式のn≒90)11gを混合し、窒素気流下において緩やかに攪拌しつつ110℃に加温した。これにアゾビスイソブチロニトリル0.1gを加え、5時間反応させた後、濾別、洗浄及び分級を行い、平均粒子径0.1μmの架橋樹脂子粒子Oを得た。
(架橋樹脂子粒子Pの作製)
1−メトキシ−2−プロパノール200g、アクリルアミド27g、N−メチロールアクリルアミド3g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート6g及びアクリル酸1.5gを混合し、窒素気流下において緩やかに攪拌しつつ110℃に加温した。これにアゾビスイソブチロニトリル0.1gを加え、5時間反応させた後、濾別、洗浄及び分級を行い、平均粒子径0.1μmの架橋樹脂子粒子Pを得た。
(架橋樹脂子粒子Qの作製)
1−メトキシ−2−プロパノール200g、アクリルアミド17g、N−メチロールアクリルアミド8g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート1g、アクリル酸1.5g及びメトキシポリエチレングリコールモノメタクリレート(前記一般式のn≒90)11gを混合し、窒素気流下において緩やかに攪拌しつつ110℃に加温した。これにアゾビスイソブチロニトリル0.1gを加え、5時間反応させた後、濾別、洗浄及び分級を行い、平均粒子径0.1μmの架橋樹脂子粒子Qを得た。
(架橋樹脂子粒子Rの作製)
n−ブチルメタクリレート30g、n−ラウリルメタクリレート(前記一般式のm=11)15g、エチレングリコールジメタクリレート5g、グリシジルメタクリレート5g及びベンゾイルパーオキサイド1.0gを混合し、1質量%ポリビニルアルコール水溶液200gに加え、ホモジナイザーにて混合、分散させた。そして、窒素気流下において緩やかに攪拌しつつ90℃に加温し、5時間反応させた。次いで、濾別、洗浄を行った後、分級により平均粒子径0.1μmの架橋樹脂子粒子Rを得た。
(架橋樹脂子粒子Sの作製)
n−ブチルメタクリレート30g、1,9−ノナンジオールジメタクリレート(前記一般式のm=9)30g、グリシジルメタクリレート5g及びベンゾイルパーオキサイド1.0gを混合し、1質量%ポリビニルアルコール水溶液200gに加え、ホモジナイザーにて混合、分散させた。そして、窒素気流下において緩やかに攪拌しつつ90℃に加温し、5時間反応させた。次いで、濾別、洗浄を行った後、分級により平均粒子径0.1μmの架橋樹脂子粒子Sを得た。
(架橋樹脂子粒子Tの作製)
スチレン75g、ジビニルベンゼン25g及び過酸化ベンゾイル2.0gを混合し、5質量%ポリビニルアルコール水溶液200mlに混合し、90℃にて懸濁重合を行った。次いで、濾別、洗浄を行った後、分級により平均粒子径0.1μmの架橋樹脂子粒子Tを得た(特許文献1の実施例1に相当する)。
(架橋樹脂子粒子Uの作製)
1−メトキシ−2−プロパノール200g、アクリルアミド17g、N-メチロールアクリルアミド9g、アクリル酸1.5g及びメトキシポリエチレングリコールモノメタクリレート(前記一般式のn≒90)11gを混合し、窒素気流下において緩やかに攪拌しつつ110℃に加温した。これにアゾビスイソブチロニトリル0.1gを加え、5時間反応させた後、濾別、洗浄及び分級を行い、平均粒子径0.1μmの架橋樹脂子粒子Uを得た。
(架橋樹脂子粒子Vの作製)
n−ブチルメタクリレート32g、グリシジルメタクリレート6g、ポリエチレングリコールジメタクリレート(前記一般式のn=9)及び過酸化ベンゾイル1.0gを混合し、1質量%ポリビニルアルコール水溶液200gに加え、ホモジナイザーにて混合、分散させた。そして、窒素気流下において緩やかに攪拌しつつ90℃に加温し、5時間反応させた。次いで、濾別、洗浄を行った後、分級により平均粒子径0.1μmの架橋樹脂子粒子Vを得た。
(架橋樹脂子粒子の動的粘弾性測定)
架橋樹脂子粒子O〜Vを錠剤成型機にて10MPa(100kg/cm2)の圧力を加えて錠剤化し、動的粘弾性測定装置(TA Instruments、RSA3)にて架橋密度(mol/cm3)及び圧着温度120〜180℃のtanδを測定し、tanδの変化率(%)も求めた。測定条件は歪2%、周波数1Hz、昇温速度5℃/分にて行った。得られた測定データを表1に示した。
(実施例1)
母粒子A20gに対して、相互侵入高分子網目形成化合物〔2−(3,4−エポキシシクロヘキシル) エチルトリメトキシシラン〕10gを溶解させたトルエン溶液20g、架橋樹脂子粒子Oを0.2g加えた。次いで、160℃で16時間加熱した後、洗浄することにより、外周面に子粒子が結合した架橋重合体微粒子Bを得た。この架橋重合体微粒子Bでは、母粒子に導入されたエポキシ基と子粒子表面の水酸基、カルボキシル基及びアミノ基とが反応して結合するとともに、母粒子のシラノール基と子粒子のカルボキシル基等とが反応して結合した。
(接続抵抗の測定)
導電性微粒子Cを粒子密度が約20個/mm2となるように、接着性樹脂としてフェノキシ樹脂〔YP50、東都化成(株)製〕30g、エポキシ樹脂〔EPICLON850S、DIC(株)製〕30g、及びイミダゾール系硬化剤〔HX3941HP、旭化成(株)製〕30gとを均一に混合し、剥離フィルム上に塗布した後、80℃5分間プリベークすることにより接着フィルムを作製した。得られた接着フィルムを2枚の線幅1mmの銅−ニッケル−金配線を形成したポリイミド基板を交差するように配置し、その間に接着フィルムを挟み、加熱加圧ヘッドにて所定の温度(180℃又は120℃)で10秒間、6MPaの圧力にて加熱加圧接続を行った。
(実施例2)
子粒子として架橋樹脂子粒子Pを用い、実施例1と同様にして母粒子と複合化した後、銅及びニッケルめっきを行い、導電性微粒子を得た。
(実施例3)
子粒子として架橋樹脂子粒子Qを用い、実施例1と同様に母粒子と複合化した後、銅及びニッケルめっきを行い、導電性微粒子を得た。
(実施例4)
子粒子として架橋樹脂子粒子Rを用い、実施例1と同様に母粒子と複合化した後、銅及びニッケルめっきを行い、導電性微粒子を得た。
(実施例5)
子粒子として架橋樹脂子粒子Sを用い、実施例1と同様にして母粒子と複合化した後、銅及びニッケルめっきを行い、導電性微粒子を得た。
(実施例6)
子粒子として架橋樹脂子粒子Uを用い、実施例1と同様にして母粒子と複合化した後、銅及びニッケルめっきを行い、導電性微粒子を得た。
(実施例7)
子粒子として架橋樹脂子粒子Vを用い、実施例1と同様にして母粒子と複合化した後、銅及びニッケルめっきを行い、導電性微粒子を得た。
(比較例1)
子粒子として架橋樹脂子粒子Tを用い、実施例1と同様にして母粒子と複合化した後、銅及びニッケルめっきを行い、導電性微粒子を得た。
・ 前記実施例1〜7において、金属被覆層として、1層以上の銅、ニッケル、スズ、金、銀、パラジウム等の金属被覆層で構成してもよい。例えば、内周側の銅層と外周側のニッケル層との積層構成に代えて、内周側のニッケル層と外周側の銅層との積層構成としてもよい。或いは、銅層とニッケル層との積層構成に代えて、銅層のみ又はニッケル層のみとしてもよい。
Claims (6)
- 重合体微粒子からなる母粒子と、その母粒子の表面に形成される非導電性の架橋樹脂子粒子と、それらの表面を被覆する金属被覆層とを備えた導電性微粒子であって、
前記架橋樹脂子粒子の動的粘弾性測定による貯蔵弾性率に対する損失弾性率の比を表す損失係数tanδが120〜180℃の領域において0.1〜1.0であることを特徴とす
る導電性微粒子。 - 前記損失係数tanδは0.1〜0.5であることを特徴とする請求項1に記載の導電性微粒子。
- 前記架橋樹脂子粒子は、架橋密度が1.5×10−3mol/cm3以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の導電性微粒子。
- 前記架橋樹脂子粒子は架橋重合体により形成され、該架橋重合体は少なくとも一種の下記一般式に示す長鎖構造を有する単量体により形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の導電性微粒子。
(−CR1R2−)m又は(−CR1R2−CR3R4−R5−)n
但し、R1、R2、R3及びR4はH、CH3、C2H5、OH、R5はO、CH2O、mは6〜21の整数、nは6〜100の整数である。 - 前記母粒子と架橋樹脂子粒子とは、互いに反応して化学的に結合する官能基を有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の導電性微粒子。
- 前記母粒子と架橋樹脂子粒子とが架橋性化合物を介して化学的に結合されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の導電性微粒子。
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