JP5560740B2 - ワイヤハーネスへの電子制御ユニット取付構造 - Google Patents
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Description
そのため、ワイヤハーネスの取り回しを無くして低コスト化を図ると共にユニット全体の小型化を図るために、ワイヤハーネス側に電子制御ユニットを予め組み付けた電子制御ユニット付きワイヤハーネスが要望されている。
詳しくは、電子制御ユニット2は、基板3に電子部品4を搭載していると共に、該基板3の導体に接続した圧接端子5を配置し、この圧接端子5とワイヤハーネス1の電線1aを圧接接続してワイヤハーネス1と電子制御ユニット2とを電気的に接続し、この電子制御ユニット2とワイヤハーネス1とを熱収縮チューブ等の被覆部材6で一体に被覆して、ワイヤハーネス1に電子制御ユニット2を予め組み付けている。
また、前記電子制御ユニット2は被覆部材6で被覆されているにすぎないため、振動や衝撃に弱い点にも問題がある。
前記電子制御ユニットは、ケースの内部にプリント基板を備え、該プリント基板の導体と接続した基板端子および前記導体と接続されていないジョイント端子が配置されたコネクタ部を前記ケースの少なくとも一端に備え、
前記ワイヤハーネスの幹線から分岐する分岐線に接続したコネクタを前記電子制御ユニットの前記コネクタ部と嵌合接続して、前記ワイヤハーネスの分岐線を前記プリント基板の導体と接続すると共に、前記ジョイント端子を介して前記ワイヤハーネスの幹線から分岐した分岐線同士をジョイントし、
前記ワイヤハーネスの幹線上に前記電子制御ユニットを搭載し、粘着テープを巻き付け又は締結バンドを巻き付けて、前記ワイヤハーネス上に前記電子制御ユニットを固定していることを特徴とするワイヤハーネスへの電子制御ユニット取付構造を提供している。
これにより、ワイヤハーネス側の2カ所のジョイントを1つの電子制御ユニットの両側で効率よく行うことができるワイヤハーネスの構成を簡単にできる。
前記ケース本体部の他側部は開口とし、該開口より前記プリント基板が挿入された後にコネクタ嵌合凹部を設けたコネクタハウジングを前記ケース本体部に連結し、該コネクタハウジングに前記プリント基板の他端側に配置された前記基板端子および前記ジョイント端子を突出させた構成とすることが好ましい。
具体的には、ケースの外面に、ワイヤハーネスの幹線を嵌合させる溝状凹部を形成する、あるいは、ワイヤハーネスの幹線を保持する断面三日月状の受け部を突設する、あるいは、ワイヤハーネスの幹線を挟持して仮固定できるクリップ部を突設する等が考えられる。
図1乃至図4に本発明の第1実施形態を示す。
前記ケース本体部31の長さ方向両側部の内部には、プリント基板22の導体と接続されていないジョイント端子25を底壁34に圧入またはインサート成形し、該ジョイント端子25を前記コネクタ嵌合凹部36内に突出させている。
ケース本体部31の対向する一対の周壁の外面には、前記開口33寄りの位置にロック爪40を突設している。
コネクタハウジング部32の一対の側壁の外面には、ケース本体部31の前記ロック爪40を係止するロック枠部41を突設している。
まず、ケース本体部31の前記開口33からプリント基板22を挿入し、該プリント基板22の一端側に配置された基板端子24を前記底壁34の貫通穴35に通してコネクタ嵌合凹部36内に突出させ、既にケース本体部31内に固定されてコネクタ嵌合凹部36内に突出している前記ジョイント端子25と共に第1コネクタ部43を形成する。
前記第1分岐線12の一部の電線と第2分岐線13の一部の電線をプリント基板22の導体に接続すると共に、第1分岐線12の他の電線と第2分岐線13の他の電線をそれぞれジョイント端子25を介してジョイント接続する。
即ち、図7に示す第1実施形態の変形例3のように、断面三日月形状をケース30の長さ方向に延在させてなる受け部45Aを周壁30aの幅方向中央線に沿って一体に突設する。
あるいは、図8に示す第1実施形態の変形例4のように、前記周壁30aに幹線11を嵌合させる溝状凹部45Bを該周壁30aの幅方向中央線に沿って凹設する。
あるいは、図9に示す第1実施形態の変形例5のように、幹線11を幅方向両側から挟持する1個または複数個のクリップ部45Cを周壁30aの幅方向中央部から一体に突設する。
本実施形態では、電子制御ユニット21のケース30に、ワイヤハーネス10の幹線11を位置決め保持する幹線固定部46と車体固定用クランプ部49とを設けている。
前記幹線固定部46は、ケース30のうち前記幹線11と当接する周壁30aより突設したコ字形状の収容枠部47と、該収容枠部47の内側より突設した一対のバネ保持片48とからなる。
前記一対のバネ保持片48は、前記固定片47dの内側より突設され、自由端側である先端部は互いに近接方向に付勢されている。
これにより、幹線11は前記一対のバネ保持片48の間に入り込み、該バネ保持片48のバネ力によってケース30の周壁30aに押しつけられて、該バネ保持片48とケース30の周壁30aとで上下左右から挟持されて位置ズレしないように固定される。
また、ケース30に前記車体固定用クランプ部49を一体に設けているため、車体固定用に別体のクランプを取り付ける手間も省け、この点からも作業性の向上および部品点数の削減を図ることができる。
図12に示す第2実施形態の変形例1のように、前記第1実施形態の変形例3に前記幹線固定部46と前記車体固定用クランプ部49を加えて設ける。
あるいは、図13に示す第2実施形態の変形例2のように、前記第1実施形態の変形例4に前記幹線固定部46と前記車体固定用クランプ部49を加えて設ける。
あるいは、図14に示す第2実施形態の変形例3のように、第1実施形態の変形例5に前記幹線固定部46と前記車体固定用クランプ部49を加えて設ける。
本実施形態では、ワイヤハーネス10の幹線11からは1束の分岐線13のみを分岐し、電子制御ユニット21のケース30には長さ方向の一側部にのみコネクタ部44を形成している。
具体的には、前記電子制御ユニット21をワイヤハーネス10の幹線11上に配置し、前記コネクタ部44に前記分岐線13の端末に接続された第2コネクタ15を嵌合接続して、幹線11と電子制御ユニット21の外周に粘着テープ51を巻きつけて該電子制御ユニット21を幹線11の上に固定している。
本実施形態では、ワイヤハーネス10の幹線11から分岐線を分岐せず、該幹線11の端末に第2コネクタ15を接続し、電子制御ユニット21のケース30には長さ方向の一側部にのみコネクタ部44を形成し、該コネクタ部44に第2コネクタ15を嵌合接続している。
11 幹線
12 第1分岐線
13 第2分岐線
14 第1コネクタ
15 第2コネクタ
21 電子制御ユニット
22 プリント基板
24 基板端子
25 ジョイント端子
30 ケース
31 ケース本体部
32 コネクタハウジング部
43 第1コネクタ部
44 第2コネクタ部
Claims (4)
- 車両に配索されるワイヤハーネス上に予め電子制御ユニットを取り付けている構造であって、
前記電子制御ユニットは、ケースの内部にプリント基板を備え、該プリント基板の導体と接続した基板端子および前記導体と接続されていないジョイント端子が配置されたコネクタ部を前記ケースの少なくとも一端に備え、
前記ワイヤハーネスの幹線から分岐する分岐線に接続したコネクタを前記電子制御ユニットの前記コネクタ部と嵌合接続して、前記ワイヤハーネスの分岐線を前記プリント基板の導体と接続すると共に、前記ジョイント端子を介して前記ワイヤハーネスの幹線から分岐した分岐線同士をジョイントし、
前記ワイヤハーネスの幹線上に前記電子制御ユニットを搭載し、粘着テープを巻き付け又は締結バンドを巻き付けて、前記ワイヤハーネス上に前記電子制御ユニットを固定していることを特徴とするワイヤハーネスへの電子制御ユニット取付構造。 - 前記電子制御ユニットは、前記ケースの両端に前記コネクタ部を備え、前記ワイヤハーネスの幹線から分岐する第1分岐線と第2分岐線の端末にそれぞれ接続した前記コネクタを前記電子制御ユニットの前記コネクタ部にそれぞれ嵌合接続している請求項1に記載のワイヤハーネスへの電子制御ユニット取付構造。
- 前記電子制御ユニットのケースは、ケース本体部の一側部に前記プリント基板の一端側に配置された前記基板端子および前記ジョイント端子を突出させるコネクタ嵌合凹部を形成している一方、
前記ケース本体部の他側部は開口とし、該開口より前記プリント基板が挿入された後にコネクタ嵌合凹部を設けたコネクタハウジングを取り付け、該コネクタハウジングに前記プリント基板の他端側に配置された前記基板端子および前記ジョイント端子を突出させ、前記ケースの両端にワイヤハーネス側のコネクタを嵌合するコネクタ部を設けている請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスへの電子制御ユニット取付構造。 - 前記電子制御ユニットのケースの外面に前記ワイヤハーネスの幹線の位置決め保持部を設けている請求項2または請求項3に記載のワイヤハーネスへの電子制御ユニット取付構造。
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