JP5568714B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
弾球遊技機への不正行為は、枠を開放して基板交換、ぶら下がり基板の設置又は釘曲げなどの大掛かりなものもあるが、多くは振動、磁気又は電波などを利用して遊技機の外部から行うものである。
このように、遊技機への不正が横行している状態のため、弾球遊技機も回胴式遊技機も不正行為が行われる前段階(枠の開放など)又は不正行為が行われたとき(振動、磁気又は電波など)には、遊技機に設けたLEDやランプなどの発光部材を点灯又は点滅させて報知を行っている。
また、殆どの遊技施設(ホール)は、島設備の高さなどを考えると従業員の視野を妨げるものが多数あり、遠目から視野に入れることも難しい環境にあり、従業員数に比べて遊技機の設置台数が圧倒的に多いことから、全ての遊技機の近くに従業員を配置することは現実的ではない。
また、上記したような不正行為を機外に設けられたホールコンピュータ(管理コンピュータ)へ出力する構成も備えている。
そのため、不正報知音の出力を無効にするために、不正行為を行う前に不正報知音を出力するスピーカを破壊して不正報知音を出力できなくした後に、不正行為を行うという方法に移行してきている。
そこで、針金などでコーンを破壊することを困難とするための発明もなされている。
多少の時間稼ぎにはなるので不正を発見する可能性を高める効果はあるものの、工具を工夫することにより時間短縮が可能となれば、容易に破壊されてしまうという問題がある。
そこで、スピーカが壊れることにより音による不正報知が行われていないことを判断する遊技機を提供することを課題とする。
制御装置とは不正検知器と直接又は中継基板を介して接続された制御装置であり、遊技機に設けられるいかなる制御装置でも何ら差し支えない。
検知信号に準ずる信号とは、制御装置から不正検知器による検知信号に基づいて送信される信号であって、検知信号の有無の情報を含むコマンドなどでも何ら差し支えない。
圧電素子とは、モノモルフ、バイモルフ又は積層型等、どのような構造でも良く、圧電体に加えられた力を電圧に変換する機能を備えていれば何ら差し支えない。
機外とは、遊技施設の従業員が確認し得る遊技機以外の装置であれば何ら差し支えなく、遊技機上方に配置される情報表示装置としても良いが、不正が行われた時刻などのデータも合わせて判断可能なように島又はホールの管理コンピュータとすることが好適である。
スピーカから出力される不正報知音と別のスピーカから出力される不正報知音とは、同一の音源データに基づくものであっても、異なる音源データに基づくものであっても何ら差し支えない。
図1に示す通り、本実施例のパチンコ機1は、大きく長方形の外枠2、前面枠3、意匠枠4a、意匠枠4bとからなる筐体にて各部を保持する構造である。
また、前面枠3左側の中部には金具5cが設けられ、金具5aと金具5cとでヒンジ機構を形成し、意匠枠4aは前面枠に対して開閉可能に構成されている。
さらに、金具5cと金具5bとでヒンジ機構を形成し、意匠枠4bは前面枠に対して開閉可能に構成されている。
尚、本実施例のパチンコ機1は、外枠2の左隣にCRプリペイドカードユニット7を設けている所謂CR機として説明するが、CRプリペイドカードユニット7を設けない所謂現金機としても何ら差し支えない。
また、意匠枠4bは、遊技球を貯留しておくための上皿12及び下皿13を略中央に備え、遊技者が操作可能な遊技ボタン14、CRプリペイドカードユニット7と後述するCRユニット端子板60を介して接続される精算表示装置15、球貸ボタン16及び精算ボタン17を左側に備えている。
前面枠3の下側(意匠枠4bの下側)には、遊技中の演出音及び不正行為に該当する検出がなされた際に出力される不正報知音を出力するスピーカ10を備えたスピーカユニット21が設けられている。
図2に示す通り、遊技盤8を着脱可能に取り付けられる前面枠3が外枠2に収納されるような構成となっている。
前面枠3には、上方から球タンク22、タンクレール23及び払出装置24が設けられ、遊技盤8に設けられる後述する入賞口に遊技球が入球することに基づいて、払出装置24の払出モータ24aが駆動することによって、球タンク22及びタンクレール23に貯留されている遊技球が、前述した上皿12に払い出されることになる。
尚、図2では発射制御装置52が図示されていないが、払出制御装置51で隠れる位置に配置されている。
ここで、予備スピーカ40を設ける位置としては、島設備の上方が開放した設計となっていることもあるので、周囲の遊技者や周辺の従業員への報知効果を高めるために、遊技機の上部側に配置するように構成しているが、遊技機の裏面側(不正行為をする者が前面枠3を開放しない限り破壊できない位置)であれば問題ない。
尚、本実施例では外部接続端子板61を盤用、枠用を兼用する構成としているが、盤用、枠用の外部接続端子板を個々に備えるように構成しても何ら差し支えない。
図3に示す通り、遊技盤8には公知のガイドレール25a、25bによって囲まれた略円形の遊技領域26が設けられ、多数の遊技釘27が植設されている。
さらに、第3普通電動役物31の左右両側に一般入賞口34を複数個設けている。
尚、図4には煩雑になる電源の供給系統に関する記載は行わないが、電源が必要な制御装置若しくはアクチュエータ類には電源装置55から直接的又は間接的に供給される構成となっている。
また、CRユニット端子板60を介してCRユニット7と双方向通信可能に接続されている。
ここで、払出制御装置51と主制御装置50とは双方向通信回路として構成され、払出制御装置51と発射制御装置52とは払出制御装置51から発射制御装置52への一方向通信回路として構成されている。
発射制御装置52の出力端には、遊技球を遊技領域26へ発射するための発射モータ36が接続されている。
また、コスト面でのメリットや装置の配置スペースの問題を解決できるため、払出制御装置51と発射制御装置52とを1つの装置で構成しても、発射制御装置52にCPU、ROM、RAMを備えず、IC等で構成されたデジタル回路として構成しても何ら差し支えない。
サブ統合装置53の出力端には、意匠枠4a、4b及び遊技盤8に備えられる各種LED・ランプ37と、前面枠3及びスピーカユニット21に備えられるスピーカ10と、遊技機裏面側に備えられる予備スピーカ40が接続され、外部接続端子板61を介してホールコンピュータ70とも接続されている。
サブ統合装置53に関連するセンサ(不正検知器35及び圧電素子10b)を集約的に接続したため、1つの制御装置で監視することができ、システムの簡素化を行うこともできる。
また、スピーカ10での不正報知音の出力時には、圧電素子10bからの電圧を確認し、必要に応じて予備スピーカ40でスピーカ10に代わって不正報知音を出力させるよう駆動させる。
また、不正検知器35により検知される外力(振動、磁気、電波のいずれか単数又は複数)を検出するのに適切な位置(図柄を変動させるための始動口や通過口、開放状態と閉鎖状態とに可変する可変入賞装置など一般的には遊技球を検出するためのスイッチが配置されている箇所の近傍)に配置されることが望ましい。
同様に、予備スピーカ40では不正報知音のみを出力するように構成しているので、音量調節スイッチ53aの状態にかかわらず、予め設定された音量で不正報知音を出力する。
また、ホールコンピュータ70へと不正が行われたことを示す信号を出力するだけでなく、予備スピーカ40からもスピーカ10に代わって不正報知音を出力する構成としている。
図5(a)は、スピーカ10の正面図であり、図5(b)は、図5(a)のA−A断面図であり、図5(c)は、図5(b)の波線で囲まれた部分cの拡大図である。
圧電素子10bはプレート10cの前側及び後側に各々設けられており、スピーカ10による不正報知音の出力時に生じる音圧によってプレート10cが振動した際に効果的に電圧を発生するように構成されている。(図5(b)及び(c)参照)
また、圧電素子10bをプレート10cの前後に各々設けるように構成しているが、前側又は後側の一方としても何ら差し支えないが、前後に各々設けた方が大きな電圧を発生し易く、サブ統合装置53で行われる圧電素子10bからの供給電圧の判断の精度を高めることが可能となる。
不正監視処理1は、サブ統合装置53に設けられるCPUでタイマ割込毎(ここでは2ms毎)に実行される処理であり、不正報知音をスピーカ10から出力して、不正報知音を出力していることを示す不正報知フラグを1にセットし、不正報知音の出力中における所定のタイミング(タイマ値=テーブルb)で圧電素子10bからの電圧が所定範囲内であるか否かを判定して、所定範囲外であればスピーカ10が破壊されていると判断して、遊技機の裏面側に設けた予備スピーカで不正報知音を出力すると共に、機外へと不正行為が行われた旨を示す信号を出力するための処理である。
尚、図7では図4と同様に煩雑になる電源の供給系統に関する記載は行わないが、電源が必要な制御装置若しくはアクチュエータ類には電源装置55から直接的又は間接的に供給される構成となっている。
実施例1でも説明したように、主制御装置50と賞球制御装置51とは双方向通信が可能に接続されており、それ以外の発射制御装置52及びサブ制御装置53については、主制御装置50又は賞球制御装置51への送信不可能な一方向通信回路で構成されている。
図8の不正監視処理2は、主制御装置50に設けられるCPUでタイマ割込毎(ここでは2ms毎)に実行される処理であり、不正検知器35による不正検知により不正報知フラグを1にセットして、不正報知音をスピーカ10から出力するようサブ統合装置53に指示するための信号を出力し、該出力から所定時間が経過した時点で再び不正検知器35による不正検知の有無を判断して、不正検知がなされていなければスピーカ10による不正報知音の出力を終了する指示するための信号を出力するための処理である。
また、不正検出器35を主制御装置50に入力する構成としているため、前面枠閉鎖スイッチ38や意匠枠閉鎖スイッチ39a、39bと同様に、不正検出器35の出力についても主制御装置50で監視することが可能となり、集中的な管理を行うことができるという実施例1では奏さない効果を発揮することとなる。
尚、図10では図7と同様に煩雑になる電源の供給系統に関する記載は行わないが、電源が必要な制御装置若しくはアクチュエータ類には電源装置55から直接的又は間接的に供給される構成となっている。
実施例2でも説明したように、主制御装置50と賞球制御装置51とは双方向通信が可能に接続されており、それ以外の発射制御装置52及びサブ制御装置53については、主制御装置50又は賞球制御装置51への送信不可能な一方向通信回路で構成されている。
図11の不正監視処理4は、主制御装置50に設けられるCPUでタイマ割込毎(ここでは2ms毎)に実行される処理であり、不正検知器35による不正検知により不正報知フラグを1にセットして、不正報知音をスピーカ10から出力するようサブ統合装置53に指示するための信号を出力し、該出力から所定時間が経過した時点で再び不正検知器35による不正検知の有無を判断して、不正検知がなされていなければスピーカ10による不正報知音の出力を終了する指示するための信号を出力する。
また、圧電素子10bから供給される電圧が所定範囲内であるか否かを判定して、所定範囲外であればスピーカ10が破壊されていると判断して、予備スピーカ40から不正報知音の出力を指示するための信号を出力すると共に、機外へと不正行為が行われた旨を示す信号を出力するための処理である。
また、不正検出器35及び圧電素子10bを主制御装置50に入力する構成としているため、前面枠閉鎖スイッチ38や意匠枠閉鎖スイッチ39a、39bと同様に、不正検出器35及び圧電素子10bの出力についても主制御装置50で監視することが可能となり、より集中的な管理を行うことができる。
例えば、実施例3でサブ統合装置53に接続されている予備スピーカ40を主制御装置50からの直接制御とすることも可能である。
不正検知器35が遊技盤8に設けられていないのであれば、裏配線中継端子板63を介して主制御装置50に接続しても、裏配線中継端子板63を介して払出制御装置51に接続して払出制御装置51から主制御装置50に不正に関する情報を送信する構成としても問題はない。
3 :前面枠 4a :意匠枠
4b :意匠枠 6 :スライド錠
7C :Rユニット 8 :遊技盤
9 :窓部 10 :スピーカ
10a:コーン 10b:圧電素子
10c:プレート 10d:ビス穴
10e:配線 11 :保護音通部
12 :上皿 13 :下皿
14 :遊技ボタン 15 :精算表示装置
16 :球貸ボタン 17 :精算ボタン
18 :発射ハンドル 18a:回動リング
19 :発射停止ボタン 20 :タッチ部
21 :スピーカユニット 22 :球タンク
23 :タンクレール 24 :払出装置
26 :遊技領域 27 :遊技釘
28 :中央入球装置 28a:入口
28b:クルーン 29 :第1普通電動役物
30 :第2普通電動役物 31 :第3普通電動役物
32 :第1普通図柄作動ゲート 33 :第2普通図柄作動ゲート
34 :一般入賞口 35 :不正検知器
36 :発射モータ 37 :各種LED・ランプ
40 :予備スピーカ 50 :主制御装置
51 :払出制御装置 52 :発射制御装置
53 :サブ統合装置 54 :演出図柄ユニット
55 :電源装置 60 :CRユニット端子板
61 :外部接続端子板 62 :遊技盤中継端子板
63 :裏配線中継端子板 65 :演出中継端子板
66 :払出中継端子板 70 :ホールコンピュータ
Claims (1)
- 遊技機への不正な外力を検知する不正検知器と、
該不正検知器による検知信号又は該検知信号に準ずる信号が入力される制御装置と、
該制御装置から出力される音声信号又は前記制御装置からの指示を受信して前記制御装置とは別の制御装置から出力される音声信号に基づいて不正報知音を出力するスピーカと、
を備える遊技機において、
前記スピーカの音出力方向に圧電素子を配置し、
該圧電素子は不正報知音による振動を変換した電圧を前記制御装置又は前記別の制御装置に入力する構成とし、
前記制御装置又は前記別の制御装置に入力された電圧によりスピーカの状態を判断する音出力判定手段を設け、
該音出力判定手段によってスピーカの状態が異常であると判定されたとき、遊技機の裏面側に設けられた、前記スピーカとは別のスピーカから不正報知音を出力することを特徴とする遊技機。
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