JP5719528B2 - 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤及び樹脂組成物 - Google Patents
新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤及び樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5719528B2 JP5719528B2 JP2010127240A JP2010127240A JP5719528B2 JP 5719528 B2 JP5719528 B2 JP 5719528B2 JP 2010127240 A JP2010127240 A JP 2010127240A JP 2010127240 A JP2010127240 A JP 2010127240A JP 5719528 B2 JP5719528 B2 JP 5719528B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- compound
- added
- substituent
- carbon atoms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- LLNIYHWIFUUEJX-UHFFFAOYSA-N COC(c(cc1)ccc1C(NC(c1cc(Cl)ccc1O)=O)=O)=O Chemical compound COC(c(cc1)ccc1C(NC(c1cc(Cl)ccc1O)=O)=O)=O LLNIYHWIFUUEJX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- NKJIBFRPVHVUKC-UHFFFAOYSA-N COc(cc1)cc(OC(c2ccc(C(F)(F)F)cc2)=N2)c1C2=O Chemical compound COc(cc1)cc(OC(c2ccc(C(F)(F)F)cc2)=N2)c1C2=O NKJIBFRPVHVUKC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/34—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
- C08K5/3467—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having more than two nitrogen atoms in the ring
- C08K5/3477—Six-membered rings
- C08K5/3492—Triazines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D251/00—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
- C07D251/02—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
- C07D251/12—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D251/14—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom
- C07D251/24—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom to three ring carbon atoms
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
これに対して、有機紫外線吸収剤は、吸収剤の構造設計の自由度が高いために、吸収剤の構造を工夫することによって様々な吸収波長のものを得ることができる。
更に近年開発の進む太陽電池等に適用される材料は、屋外で長時間太陽光の下に曝すことが必要であり、長期経時での紫外線の暴露により、その性質が劣化することは避けられなかった。このため、UV−A領域まで遮蔽効果を示し、かつこれまで以上の耐光性に優れた紫外線吸収剤として使用し得る化合物が求められている。
<1>
下記一般式(1)で表される化合物。
R 1b 、R 1c 、R 1d のうち1〜2個は、互いに独立してハメット則のσp値が正である置換基を表し、該ハメット則のσp値が正である置換基はCOOR r 、CONR s 2 、CN、CF 3 、及びSO 2 R t より選択される基である。R r は、水素原子又は炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基を表し、R s は水素原子を表し、R t は水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、トリフルオロメチル基、又はアミノ基を表す。
前記R 1b 、R 1c 、R 1d のうちハメット則のσp値が正である置換基を表さないもの、並びに、R 1a 及びR 1e は、互いに独立して、水素原子、又はOHを除く1価の置換基を表し、該OHを除く1価の置換基は、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アルコキシカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、アシルアミノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、又はアルキルスルホニル基を表す。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。
R 1f 、R 1g 、R 1h 、R 1i 、R 1j は、互いに独立して、水素原子又はOHを除く1価の置換基を表し、該OHを除く1価の置換基は、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アミノ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、又はアルキルスルホニル基を表す。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。
R 1k 、R 1m 、R 1n 、R 1p は、互いに独立して、水素原子又は1価の置換基を表し、該1価の置換基は、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ニトロ基、アミノ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、又はアルキルスルホニル基を表す。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。
<2>
前記ハメット則のσp値が正である置換基がCOOR r 、CONR s 2 、CN、又はCF 3 である<1>に記載の化合物。
<3>
前記R 1b 、R 1c 、R 1d のうちR 1c のみが前記ハメット則のσp値が正である置換基を表す<1>又は<2>に記載の化合物。
<4>
前記R 1b 、R 1c 、R 1d のうちR 1d のみが前記ハメット則のσp値が正である置換基を表す<1>又は<2>に記載の化合物。
<5>
前記ハメット則のσp値が正である置換基がCOOR r であることを特徴とする、<1>〜<4>のいずれか1項に記載の化合物。
<6>
前記ハメット則のσp値が正である置換基が、CNであることを特徴とする、<1>〜<4>のいずれか1項に記載の化合物。
<7>
前記R 1n が、炭素数1〜20のアルコキシ基であることを特徴とする、<1>〜<6>のいずれか1項に記載の化合物。
<8>
<1>〜<7>のいずれか1項に記載の化合物からなる紫外線吸収剤。
<9>
<1>〜<7>のいずれか1項に記載の化合物を含有する樹脂組成物。
本発明は上記<1>〜<9>に関するものであるが、参考のためにその他の事項についても記載した。
(1)
下記一般式(1)で表される化合物。
(2)
前記1価の置換基が、ハロゲン原子、置換又は無置換の炭素数1〜20のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、置換又は無置換のアルコキシカルボニル基、置換又は無置換のカルバモイル基、置換又は無置換のアルキルカルボニル基、ニトロ基、置換又は無置換のアミノ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、置換又は無置換のアリールオキシ基、置換又は無置換のスルファモイル基、チオシアネート基、又は置換又は無置換のアルキルスルホニル基であり、置換基を有する場合の置換基がハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、シアノ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アルキルカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、スルファモイル基、チオシアネート基、又はアルキルスルホニル基であることを特徴とする、(1)に記載の化合物。
(3)
前記R1cが、ハメット則のσp値が正である置換基であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の化合物。
(4)
前記ハメット則のσp値が、0.1〜1.2の範囲であることを特徴とする、(1)〜(3)のいずれか1項に記載の化合物。
(5)
前記ハメット則のσp値が正である置換基が、COORr、CONRs 2、CN、CF3、ハロゲン原子、NO2、SO2Rt、及びSO3Mより選択される基であることを特徴とする、(1)〜(4)のいずれか1項に記載の化合物[Rr、Rs、Rtは、互いに独立して、水素原子又は1価の置換基を表す。Mは、水素原子又はアルカリ金属を表す。]。
(6)
前記ハメット則のσp値が正である置換基がCOORrであることを特徴とする、(1)〜(5)のいずれか1項に記載の化合物[Rrは、水素原子又は1価の置換基を表す。]。
(7)
前記R1cが、CNであることを特徴とする、(1)〜(5)のいずれか1項に記載の化合物。
(8)
前記R1nが、ORuであることを特徴とする、(1)〜(7)のいずれか1項に記載の化合物[Ruは、水素原子又は1価の置換基を表す。]。
(9)
前記Ruが、炭素数1〜20のアルキル基であることを特徴とする、(1)〜(8)のいずれか1項に記載の化合物。
(10)
pKaが−5.0〜−7.0の範囲であることを特徴とする、(1)〜(9)のいずれか1項に記載の化合物。
(11)
(1)〜(10)のいずれか1項に記載の化合物からなる紫外線吸収剤。
(12)
(1)〜(10)のいずれか1項に記載の化合物を含有する樹脂組成物。
〔一般式(1)で表される化合物〕
本発明は下記一般式(1)で表される化合物に関する。
R1a、R1b、R1c、R1d、R1eが表す置換基のうち1〜3個がハメット則のσp値が正である置換基を表すことが好ましく、1〜2個がハメット則のσp値が正である置換基を表すことがより好ましい。
また、R1a、R1c、R1eのうち少なくとも1つが、ハメット則のσp値が正である置換基を表すことが好ましく、R1cがハメット則のσp値が正である置換基を表すことがより好ましい。
R1cがハメット則のσp値が正である置換基であり、R1a、R1b、R1d、R1eは水素原子を表すことがより好ましい。
R1cがハメット則のσp値が正である置換基を表す場合、電子求引性基によりLUMOが安定化されるため、励起寿命が短くなり、耐光性が向上するため好ましい。
(例えばピリジル、モルホリノ)などを挙げることができる。
また、置換基は更に置換されていても良く、置換基が複数ある場合は、同じでも異なっても良い。その際、置換基の例としては、上述の1価の置換基Aを挙げることができる。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。
Ruは、水素原子又は1価の置換基を表し、1価の置換基としては前記置換基Aを挙げることができる。中でも炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基を表すことが好ましい。炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル基が更に好ましく、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、t−ペンチル、n−ヘキシル、i−ヘキシル、t−ヘキシル、n−オクチル、t−オクチル、i−オクチルを挙げることができ、メチル又はエチルが好ましく、メチルが特に好ましい。
m、R1pがいずれも水素原子を表すことが更に好ましい。モル吸光係数が大きくなり、遮蔽効果が増すためである。
Rrとしては水素原子又は1価の置換基を表し、1価の置換基としては前記置換基Aを挙げることができる。中でも炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基が好ましく、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル基がより好ましい。炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖アルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、t−ペンチル、n−ヘキシル、i−ヘキシル、t−ヘキシル、t−オクチル、i−オクチル、n−オクチルを挙げることができ、メチル又はエチルが好ましく、メチルが特に好ましい。
前記一般式(1)で表される化合物において、R1cがCOORr、CONRs 2、CN、CF3、ハロゲン原子、NO2、SO2Rt、SO3Mのいずれかであることが好ましくCOORr又はCNであることがより好ましい。耐光性の観点からはR1cはCNであることが好ましい。
R1c及びR1hが共に前記ハメット則のσp値が正である置換基を表すことが特に好ましい。
優れた耐光性を有するためである。
なお、下記の具体例中Meはメチル基を表し、Phはフェニル基を表し、−C6H13はn−ヘキシルを表す。
例えば、公知の特許文献や非特許文献、例えば、特開平7−188190号公報、特開平11−315072号公報、特開2001−220385号公報、「染料と薬品」第40巻12号(1995)の325〜339ページなどを参考にして合成できる。具体的には、例示化合物(19)は4−メトキシサリチルアミドと3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドとベンズアミジン塩酸塩とを反応させることにより合成できる。
以下、前記一般式(1)で表される化合物からなる紫外線吸収剤について説明する。
それに対して、本発明の一般式(I)で表される化合物は優れた耐光性を有するため長時間使用した場合でも分解せず黄変することがないとう効果が得られる。
本発明の紫外線吸収剤の使用形態は、いずれでも良い。例えば、液体分散物、溶液、樹脂組成物などが挙げられる。
本発明の紫外線吸収剤の極大吸収波長は、特に限定されないが、好ましくは250〜400nmであり、より好ましくは280〜380nmである。半値幅は好ましくは20〜100nmであり、より好ましくは40〜80nmである。
本発明の紫外線吸収剤を分散する媒体はいずれのものであってもよい。例えば、水、有機溶剤、樹脂、樹脂の溶液などが挙げられる。これらを単独で用いてもよいし、組み合わせて使用してもよい。
本発明の紫外線吸収剤を溶解する液体はいずれのものであってもよい。例えば、水、有機溶剤、樹脂、樹脂の溶液などが挙げられる。有機溶剤、樹脂、樹脂の溶液の例としては、上述の分散媒体として記載したものが挙げられる。これらを単独で用いてもよいし、組み合わせて使用してもよい。
本発明の紫外線吸収剤を用いる場合、その態様はいずれの方法であってもよい。本発明の紫外線吸収剤を単独で用いても、組成物として用いても良いが、組成物として用いることが好ましい。中でも、本発明の紫外線吸収剤を含む樹脂組成物であることが好ましい。以下、本発明の紫外線吸収剤を含む樹脂組成物について説明する。
本発明の紫外線吸収剤を含む樹脂組成物は樹脂を含有する。本発明の紫外線吸収剤を含む樹脂組成物は、樹脂を任意の溶媒に溶解して形成されたものでもよい。
高沸点有機溶媒の沸点は、180℃以上であることが好ましく、200℃以上であることが更に好ましい。高沸点有機溶媒の融点は、150℃以下であることが好ましく、100℃以下であることが更に好ましい。高沸点有機溶媒の例には、リン酸エステル、ホスホン酸エステル、安息香酸エステル、フタル酸エステル、脂肪酸エステル、炭酸エステル、アミド、エーテル、ハロゲン化炭化水素、アルコール及びパラフィンが含まれる。リン酸エステル、ホスホン酸エステル、フタル酸エステル、安息香酸エステル及び脂肪酸エステルが好ましい。
本発明の紫外線吸収剤の添加方法については、特開昭58−209735号、同63−264748号、特開平4−191851号、同8−272058号の各公報及び英国特許第2016017A号明細書を参考にできる。
樹脂組成物に用いられる樹脂について説明する。樹脂としては、天然あるいは合成ポリマーのいずれであってもよい。例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポリ(1−ブテン)、ポリ4−メチルペンテン、ポリビニルシクロヘキサン、ポリスチレン、ポリ(p−メチルスチレン)、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリシクロペンテン、ポリノルボルネンなど)、ビニルモノマーのコポリマー(例えば、エチレン/プロピレンコポリマー、エチレン/メチルペンテンコポリマー、エチレン/ヘプテンコポリマー、エチレン/ビニルシクロヘキサンコポリマー、エチレン/シクロオレフィンコポリマー(例えば、エチレン/ノルボルネンのようなシクロオレフィンコポリマー(COC:Cyclo−Olefin Copolymer))、プロピレン/ブタジエンコポリマー、イソブチレン/イソプレンコポリマー、エチレン/ビニルシクロヘキセンコポリマー、エチレン/アルキルアクリレートコポリマー、エチレン/アルキルメタクリレートコポリマーなど)、アクリル系ポリマー(例えば、ポリメタクリレート、ポリアクリレート、ポリアクリルアミド、ポリアクリロニトリルなど)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、塩化ビニル/酢酸ビニルコポリマー、ポリエーテル(例えば、ポリアルキレングリコール、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシドなど)、ポリアセタール(例えば、ポリオキシメチレン)、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレタン、ポリ尿素、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなど)、ポリカーボネート、ポリケトン、ポリスルホンポリエーテルケトン、フェノール樹脂、メラミン樹脂、セルロースエステル(例えば、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース(TAC)、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース、アセチルプロピオニルセルロース、ニトロセルロース)、ポリシロキサン、天然ポリマー(例えば、セルロース、ゴム、ゼラチンなど)、などが挙げられる。
本発明に用いられる樹脂は、熱可塑性樹脂であることが好ましい。
なお、下記実施例4、23、25は「参考例」に読み替える。
実施例1
(例示化合物(1)の合成)
4−メトキシサリチルアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU(ジアザビシクロウンデセン(1,8−diazabicyclo[5.4.0]undec−7−ene))36.4gを添加し溶解させた。この溶液に4−(クロロホルミル)安息香酸メチル23.8gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Aを36.0g得た(収率91%)。
MS:m/z 414(M+)1H NMR(CDCl3):δ6.55−6.56(1H),δ6.62−6.64(1H),δ7.58−7.65(3H),δ8.22−8.24(2H),δ8.62−8.65(3H),δ8.71(2H),δ13.39(1H)λmax(極大吸収波長)=341nm(EtOAc)
(例示化合物(2)の合成)
4−メトキシサリチルアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU36.4gを添加し溶解させた。この溶液に4−シアノベンゾイル クロリド19.8gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Cを31.2g得た(収率88%)。
MS:m/z 381(M+)1H NMR(CDCl3):δ6.55−6.56(1H),δ6.62−6.64(1H),δ7.58−7.62(3H),δ7.65−7.69(2H),δ8.60−8.62(3H),δ8.76(2H),δ13.26(1H)λmax=342nm(EtOAc)
(例示化合物(3)の合成)
4−メトキシサリチルアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU36.4gを添加し溶解させた。この溶液に4−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド24.9gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Eを37.5g得た(収率92%)。
MS:m/z 424(M+)1H NMR(CDCl3):δ6.56−6.57(1H),δ6.62−6.65(1H),δ7.58−7.66(3H),δ7.82−7.85(2H),δ8.62−8.64(3H),δ8.76(2H),δ13.35(1H)λmax=342nm(EtOAc)
(例示化合物(4)の合成)
4−メトキシサリチルアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU36.4gを添加し溶解させた。この溶液に4−クロロベンゾイルクロリド20.9gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Gを35.0g得た(収率96%)。
MS:m/z 390(M+)1H NMR(CDCl3):δ6.54−6.55(1H),δ6.61−6.63(1H),δ7.53−7.67(5H),δ8.60−8.62(5H),δ13.26(1H)λmax=340nm(EtOAc)
(例示化合物(5)の合成)
4−メトキシサリチルアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU36.4gを添加し溶解させた。この溶液にベンゾイルクロリド16.8gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Iを29.5g得た(収率91%)。
MS:m/z 399(M+)1H NMR(CDCl3):δ6.57(1H),δ6.63−6.65(1H),δ7.58−7.66(3H),δ8.00−8.02(2H),δ8.64−8.66(3H),δ8.74(2H),δ13.41(1H)λmax=340nm(EtOAc)
(例示化合物(27)の合成)
例示化合物(1)10gにブタノール27.5g、NaOMe0.13gとキシレン100mLを添加し、減圧下90℃で6時間攪拌した。この反応液に水と酢酸エチルを添加して攪拌し、分液した有機相を濃縮した。得られた残渣をヘキサン/イソプロピルアルコール(体積比で1:10)で晶析することで例示化合物(27)を10.5g得た(収率95%)。
MS:m/z 456(M+)
(例示化合物(29)の合成)
例示化合物(1)10gに2−エチルヘキサノール31.6g、NaOMe0.13gとキシレン100mLを添加し、減圧下90℃で6時間攪拌した。この反応液に水と酢酸エチルを添加して攪拌し、分液した有機相を濃縮した。得られた残渣をヘキサン/イソプロピルアルコール(体積比で1:10)で晶析することで例示化合物(29)を11.5g得た(収率93%)。
MS:m/z 512(M+)
(例示化合物(32)の合成)
例示化合物(1)10gにファインオキソコール180N(日産化学化学工業製)9.8g、NaOMe0.13gとキシレン100mLを添加し、減圧下90℃で6時間攪拌した。この反応液に水と酢酸エチルを添加して攪拌し、分液した有機相を濃縮した。得られた残渣をヘキサン/イソプロピルアルコール(体積比で1:10)で晶析することで例示化合物(32)を15.1g得た(収率96%)。
MS:m/z 652(M+)λmax=340nm(EtOAc)
(例示化合物(63)の合成)
4−メトキシサリチル酸フェニル10.0gにメタノール100mL、28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液15.8g、塩酸4−アミジノ安息香酸メチル14.6gを添加した。この溶液を60℃で5時間攪拌した。この反応液を室温まで冷却した後、35%塩酸を0.2mL添加した。得られた固体を濾過、水とメタノールで洗浄して例示化合物(63)を18.0g得た(収率93%)。
MS:m/z 472(M+)
(例示化合物(64)の合成)
塩酸4−アミジノ安息香酸メチル4.2gにメタノール100mLと28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液3.8gを添加した。この溶液に合成中間体D5.0gを添加し、60℃で3時間攪拌した。この反応液を室温まで冷却した後、35%塩酸を0.2mL添加した。得られた固体を濾過、水とメタノールで洗浄して例示化合物(64)を7.5g得た(収率95%)。
MS:m/z 439(M+)
(例示化合物(65)の合成)
塩酸4−アミジノベンズアミド3.6gにメタノール100mLと28%ナトリウムメトキシドメタノール溶液3.4gを添加した。この溶液に合成中間体B5.0gを添加し、60℃で3時間攪拌した。この反応液を室温まで冷却した後、35%塩酸を0.2mL添加した。得られた固体を濾過、水とメタノールで洗浄して例示化合物(65)を6.9g得た(収率94%)。
MS:m/z 457(M+)
(例示化合物(75)の合成)
サリチルアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU44.4gを添加し溶解させた。この溶液に4−(クロロホルミル)安息香酸メチル29.0gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Kを40.0g得た(収率92%)。
MS:m/z 384(M+)
(例示化合物(80)の合成)
2−ヒドロキシ−4−メチルベンズアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU40.3gを添加し溶解させた。この溶液に4−(クロロホルミル)安息香酸メチル25.8gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Mを36.3g得た(収率89%)。
MS:m/z 398(M+)
(例示化合物(81)の合成)
2−ヒドロキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU29.7gを添加し溶解させた。この溶液に4−(クロロホルミル)安息香酸メチル19.4gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Oを34.1g得た(収率95%)。
MS:m/z 452(M+)
(例示化合物(90)の合成)
2−ヒドロキシ−5−メトキシベンズアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU36.4gを添加し溶解させた。この溶液に4−(クロロホルミル)安息香酸メチル23.8gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Qを38.0g得た(収率96%)。
MS:m/z 414(M+)
(例示化合物(93)の合成)
2−ヒドロキシ−5−クロロベンズアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU35.4gを添加し溶解させた。この溶液に4−(クロロホルミル)安息香酸メチル23.1gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Sを38.1g得た(収率98%)。
MS:m/z 418(M+)
(例示化合物(96)の合成)
2−ヒドロキシ−3−メトキシベンズアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU36.4gを添加し溶解させた。この溶液に4−(クロロホルミル)安息香酸メチル23.8gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Uを37.8g得た(収率95%)。
MS:m/z 414(M+)
(例示化合物(107)の合成)
3−ヒドロキシ−2−ナフトアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU32.4gを添加し溶解させた。この溶液に4−(クロロホルミル)安息香酸メチル21.2gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Wを35.1g得た(収率94%)。
MS:m/z 434(M+)
(例示化合物(17)の合成)
4−メトキシサリチルアミド20.0gにアセトニトリル80mLとDBU36.4gを添加し溶解させた。この溶液に3−シアノベンゾイル クロリド19.8gを添加し、室温で24時間攪拌した。この反応液に水100mLと35%塩酸20mLを添加し、得られた固体を濾過、水洗浄して合成中間体Yを34.5g得た(収率97%)。
MS:m/z 381(M+)λmax=343nm(EtOAc)
(例示化合物(10)の合成)
例示化合物(1)4.0gに水16mLを添加し、室温で水酸化カリウム4.0gを溶解させたエタノール溶液60mLを室温で滴下した。50℃で2時間攪拌した後、室温まで冷却し、pHが2になるまで35%塩酸を添加した。得られた固体を濾過、水とメタノールで洗浄して例示化合物(10)を3.5g得た(収率91%)。
1H NMR(重DMSO):δ3.88(3H),δ6.60−6.61(1H),δ6.69−6.71(1H),δ7.69−7.76(3H),δ8.18−8.21(2H),δ8.58−8.62(3H),δ8.67−8.69(2H),δ13.26(1H)λmax=342nm(EtOAc)
(例示化合物(18)の合成)
実施例19に記載の例示化合物(17)と同様の合成法で、原料の3−シアノベンゾイルクロリドを3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドに変更して例示化合物(18)を合成した。
1H NMR(CDCl3):δ3.89(3H),δ6.56(1H),δ6.60−6.64(1H),δ7.57−7.73(4H),δ7.87−7.89(1H),δ8.60−8.63(3H),δ8.82(1H),δ8.90(1H),δ13.34(1H)λmax=343nm(EtOAc)
(例示化合物(19)の合成)
実施例21に記載の例示化合物(18)と同様の合成法で、原料の3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドを3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドに変更して例示化合物(19)を合成した。
1H NMR(CDCl3):δ3.92(3H),δ6.57−6.58(1H),δ6.66−6.68(1H),δ7.61−7.69(3H),δ8.14(1H),δ8.59−8.63(3H),δ9.11(2H),δ13.23(1H)λmax=344nm(EtOAc)
(例示化合物(113)の合成)
実施例12に記載の例示化合物(75)と同様の合成法で、原料の4−(クロロホルミル)安息香酸メチルを4−フェニルベンゾイルクロリドに変更し、ベンズアミジン塩酸塩を3−シアノベンズアミジン塩酸塩に変更して例示化合物(113)を合成した。
1H NMR(CDCl3):δ7.07−7.13(2H),δ7.43−7.46(1H),δ7.51−7.58(3H),δ7.71−7.76(3H),δ7.84−7.86(2H),δ7.93−7.95(1H),δ8.68−8.76(3H),δ8.92−8.94(1H),δ9.03(1H),δ13.07(1H)λmax=317nm(EtOAc)
(例示化合物(114)の合成)
実施例23に記載の例示化合物(113)と同様の合成法で、原料の4−フェニルベンゾイルクロリドを4−メトキシベンゾイルクロリドに変更して例示化合物(114)を合成した。
1H NMR(CDCl3):δ2.50(3H),δ7.07−7.10(2H),δ7.40−7.42(2H),δ7.52−7.55(1H),δ7.70−7.74(1H),δ7.90−7.92(1H),δ8.49−8.51(2H),δ8.70−8.72(1H),δ8.88−8.90(1H),δ8.99(1H),δ13.09(1H)λmax=344nm(EtOAc)
(例示化合物(115)の合成)
トリメリット酸無水物50.0gに酢酸300mLと2−エチルヘキシルアミン37.0gを添加し、120℃で4時間攪拌した。この反応液を室温まで冷却した後、水を500mL添加して、得られた固体を濾過、水と酢酸で洗浄して合成中間体AAを68.0g得た(収率86%)。
1H NMR(CDCl3):δ0.89−0.97(6H),δ1.32−1.40(8H),δ1.88−1.92(1H),δ3.65−3.67(2H),δ7.07−7.11(2H),δ7.52―7.71(4H),δ8.04―8.05(1H),δ8.61−8.63(2H),δ8.73−8.75(1H),δ9.04−9.06(1H),δ9.13(1H),δ13.00(1H)λmax=340nm(EtOAc)
(例示化合物(116)の合成)
実施例12に記載の例示化合物(75)と同様の合成法で、原料のベンズアミジン塩酸塩を塩酸4−アミジノベンズアミドに変更して例示化合物(116)を合成した。
1H NMR(重DMSO):δ3.93(3H),δ7.07−7.13(2H),δ7.58−7.63(2H),δ8.13−8.15(2H),δ8.20−8.24(3H),δ8.63−8.73(5H),δ12.88(1H)λmax=346nm(EtOAc)
(例示化合物(117)の合成)
実施例24に記載の例示化合物(113)と同様の合成法で、原料のサリチルアミドを4−メトキシサリチルアミドに変更し、4−メトキシベンゾイルクロリドを4−クロロベンゾイルクロリドに変更して例示化合物(117)を合成した。
1H NMR(CDCl3):δ3.91(3H),δ6.54(1H),δ6.61−6.64(1H),δ7.55−7.57(2H),δ7.69−7.73(1H),δ7.90−7.92(1H),δ8.51−8.59(3H),δ8.83(1H),δ8.92(1H),δ13.10(1H)λmax=345nm(EtOAc)
(例示化合物(118)の合成)
実施例27に記載の例示化合物(117)と同様の合成法で、原料の4−クロロベンゾイルクロリドを3−(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリドに変更して例示化合物(118)を合成した。
1H NMR(CDCl3):δ3.92(3H),δ6.57(1H),δ6.64−6.67(1H),δ7.72−7.77(2H),δ7.91−7.95(2H),δ8.60−8.63(1H),δ8.80−8.93(4H),δ13.01(1H)λmax=346nm(EtOAc)
(例示化合物(119)の合成)
実施例19に記載の例示化合物(17)と同様の合成法で、原料の4−メトキシサリチルアミドを3−メトキシサリチルアミドに変更して例示化合物(119)を合成した。
1H NMR(CDCl3):δ3.98(3H),δ6.98−6.70(1H),δ7.11−7.12(1H),δ7.57−7.72(4H),δ7.90−7.92(1H),δ8.27−8.29(1H),δ8.60−8.62(2H),δ8.88−8.90(1H),δ8.97(1H),δ13.55(1H)λmax=365nm(EtOAc)
(例示化合物(120)の合成)
実施例5に記載の例示化合物(5)と同様の合成法で、原料の4−メトキシサリチルアミドを3−ヒドロキシー2−ナフトアミドに変更して例示化合物(120)を合成した。
1H NMR(重DMSO):δ7.40−7.43(1H),δ7.46(1H),δ7.56−7.60(1H),δ7.64(1H),δ7.71−7.84(4H),δ8.16−8.18(3H),δ8.26(1H),δ8.69−8.71(2H),δ8.75−8.77(2H),δ9.45(1H),δ12.79(1H)λmax=398nm(EtOAc)
例示化合物(1)を吸光度が1となるようにアセトニトリルに溶解させ、この溶液に70%過塩素酸(酢酸溶媒)を滴下し、pHを変化させていった。その際の溶液吸収スペクトルを測定し、λmaxにおける吸光度から各pHにおけるトリアジンフリー体とプロトン付加体の比率を計算した。その値が等しくなる点よりpKaの値を求めた。同様にして例示化合物(2)、例示化合物(3)、例示化合物(4)、例示化合物(5)、例示化合物(10)、例示化合物(17)、例示化合物(18)、例示化合物(19)、例示化合物(29)、例示化合物(32)、例示化合物(63)、例示化合物(64)、例示化合物(65)、例示化合物(75)、例示化合物(80)、例示化合物(81)、例示化合物(90)、例示化合物(93)、例示化合物(96)、例示化合物(107)、例示化合物(113)、例示化合物(114)、例示化合物(115)、例示化合物(116)、例示化合物(117)、例示化合物(118)、例示化合物(119)、例示化合物(120)、並びに比較化合物A、比較化合物BについてpKaの値を求めた。吸収スペクトルは、島津製作所製分光光度計UV−3600(商品名)を用いて測定した。pHは、東亜電波工業製pHメーター計HM60G(商品名)を用いて測定した。
塩化メチレンにPMMA樹脂(商品名:ダイヤナールBR−80、三菱レイヨン製)を22質量%溶解し、バインダー溶液を調製した。次に、当該バインダー溶液に例示化合物(1)を0.2質量%溶解させ、塗布液を調製した。ガラスを基材とし、その上に上記塗布液を200μmのブレードにより塗布し、10分間100℃で乾燥させ、膜厚50μmの被膜を形成して、フィルムを作成した。同様にして、例示化合物(2)、例示化合物(3)、例示化合物(4)、例示化合物(5)、例示化合物(10)、例示化合物(17)、例示化合物(18)、例示化合物(19)、例示化合物(29)、例示化合物(32)、例示化合物(63)、例示化合物(64)、例示化合物(65)、例示化合物(75)、例示化合物(80)、例示化合物(81)、例示化合物(90)、例示化合物(93)、例示化合物(96)、例示化合物(107)、例示化合物(113)、例示化合物(114)、例示化合物(115)、例示化合物(116)、例示化合物(117)、例示化合物(118)、例示化合物(119)、例示化合物(120)、並びに比較化合物A、比較化合物Bについてフィルムを作成した。作成したフィルムは島津製作所製分光光度計UV−3600(商品名)を用いて吸光度を測定した。このフィルムに対して、メタルハライドランプ(商品名:アイスーパーUVテスター、岩崎電気製)で照度90mW/cm2、温度63℃、湿度50%の条件で光照射し、400時間照射後の各化合物の残存量をそれぞれ測定した。残存量は次式に従い計算した。
残存量(%)=100×(100−照射後の透過率)/(100−照射前の透過率)
なお、透過率はそれぞれの化合物の極大吸収波長で測定した値である。結果を表1に示す。
Claims (9)
- 下記一般式(1)で表される化合物。
R 1b 、R 1c 、R 1d のうち1〜2個は、互いに独立してハメット則のσp値が正である置換基を表し、該ハメット則のσp値が正である置換基はCOOR r 、CONR s 2 、CN、CF 3 、及びSO 2 R t より選択される基である。R r は、水素原子又は炭素数1〜20の直鎖又は分岐鎖アルキル基を表し、R s は水素原子を表し、R t は水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、トリフルオロメチル基、又はアミノ基を表す。
前記R 1b 、R 1c 、R 1d のうちハメット則のσp値が正である置換基を表さないもの、並びに、R1a 及びR1eは、互いに独立して、水素原子、又はOHを除く1価の置換基を表し、該OHを除く1価の置換基は、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アルコキシカルボニル基、ニトロ基、アミノ基、アシルアミノ基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、又はアルキルスルホニル基を表す。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。
R1f、R1g、R1h、R1i、R1jは、互いに独立して、水素原子又はOHを除く1価の置換基を表し、該OHを除く1価の置換基は、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アミノ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、又はアルキルスルホニル基を表す。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。
R1k、R1m、R1n、R1pは、互いに独立して、水素原子又は1価の置換基を表し、該1価の置換基は、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、トリフルオロメチル基、シアノ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ニトロ基、アミノ基、アシルアミノ基、スルホンアミド基、炭素数1〜20のアルコキシ基、アリールオキシ基、又はアルキルスルホニル基を表す。また置換基同士で結合して環を形成しても良い。 - 前記ハメット則のσp値が正である置換基がCOOR r 、CONR s 2 、CN、及びCF 3 より選択される基である請求項1に記載の化合物。
- 前記R 1b 、R 1c 、R 1d のうちR 1c のみが前記ハメット則のσp値が正である置換基を表す請求項1又は2に記載の化合物。
- 前記R 1b 、R 1c 、R 1d のうちR 1d のみが前記ハメット則のσp値が正である置換基を表す請求項1又は2に記載の化合物。
- 前記ハメット則のσp値が正である置換基がCOORrであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
- 前記ハメット則のσp値が正である置換基が、CNであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
- 前記R1nが、炭素数1〜20のアルコキシ基であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化合物。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物からなる紫外線吸収剤。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物を含有する樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010127240A JP5719528B2 (ja) | 2009-06-09 | 2010-06-02 | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤及び樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009138650 | 2009-06-09 | ||
| JP2009138650 | 2009-06-09 | ||
| JP2009221662 | 2009-09-25 | ||
| JP2009221662 | 2009-09-25 | ||
| JP2010127240A JP5719528B2 (ja) | 2009-06-09 | 2010-06-02 | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤及び樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011088884A JP2011088884A (ja) | 2011-05-06 |
| JP5719528B2 true JP5719528B2 (ja) | 2015-05-20 |
Family
ID=42470571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010127240A Active JP5719528B2 (ja) | 2009-06-09 | 2010-06-02 | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤及び樹脂組成物 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20100311877A1 (ja) |
| EP (1) | EP2261279B1 (ja) |
| JP (1) | JP5719528B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5667955B2 (ja) * | 2011-09-29 | 2015-02-12 | 富士フイルム株式会社 | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤 |
| WO2013047411A1 (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤 |
| WO2013146980A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 | フィルムミラー及び太陽熱発電用反射装置 |
| KR102474637B1 (ko) * | 2014-09-30 | 2022-12-05 | 트랜지션즈 옵티칼 인코포레이티드 | 자외선 광 흡수제 |
| CN111320818A (zh) * | 2020-04-24 | 2020-06-23 | 界首市宏利塑料有限公司 | 一种耐老化塑料绳 |
| CN115010673B (zh) * | 2022-07-21 | 2024-01-30 | 河南大学 | 可见光诱导无金属催化条件下合成1,3,5-三嗪类化合物的方法 |
Family Cites Families (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3113941A (en) * | 1961-07-13 | 1963-12-10 | Monsanto Res Corp | Esters of hydroxyaryltriazines |
| CH469053A (de) * | 1963-07-26 | 1969-02-28 | Ciba Geigy | Verwendung von neuen Hydroxyphenyl-1,3,5-triazinen als Schutzmittel gegen Ultraviolettstrahlung für nichttextile organische Materialien |
| CH481954A (de) * | 1965-11-09 | 1969-11-30 | Ciba Geigy | Verfahren zur Herstellung von gegen die Einwirkung ultravioletter Strahlen geschützten Polymeren |
| JPS6056175B2 (ja) | 1978-02-13 | 1985-12-09 | コニカ株式会社 | 含浸ポリマ−ラテツクス組成物の製造方法 |
| JPS55129136A (en) | 1979-03-27 | 1980-10-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | Emulsifying method |
| JPS58209735A (ja) | 1982-06-01 | 1983-12-06 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | カラ−写真感光材料 |
| US4619956A (en) * | 1985-05-03 | 1986-10-28 | American Cyanamid Co. | Stabilization of high solids coatings with synergistic combinations |
| JPH0652393B2 (ja) | 1987-04-22 | 1994-07-06 | 富士写真フイルム株式会社 | ハロゲン化銀カラ−写真感光材料 |
| US4826978A (en) * | 1987-12-29 | 1989-05-02 | Milliken Research Corporation | Reactive, non-yellowing triazine compounds useful as UV screening agents for polymers |
| EP0345212A1 (de) * | 1988-05-04 | 1989-12-06 | Ciba-Geigy Ag | Verfahren zur Verhinderung der Vergilbung von mit Fleckenschutzmitteln ausgerüsteten Polyamidfasermaterialien |
| DE59008517D1 (de) * | 1989-08-25 | 1995-03-30 | Ciba Geigy Ag | Lichtstabilisierte Tinten. |
| JP2717883B2 (ja) | 1990-11-27 | 1998-02-25 | 富士写真フイルム株式会社 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
| JPH05339033A (ja) | 1992-03-31 | 1993-12-21 | Sumitomo Cement Co Ltd | 紫外線遮断ガラスの製造方法、自動車用窓ガラス及び建築用窓ガラス |
| JPH05345639A (ja) | 1992-04-15 | 1993-12-27 | Honjiyou Chem Kk | 透明酸化亜鉛膜形成用溶液組成物 |
| JPH0656466A (ja) | 1992-08-05 | 1994-03-01 | Asahi Glass Co Ltd | 日射透過率及び紫外線透過率の小さいガラス |
| WO1994005645A1 (en) * | 1992-09-07 | 1994-03-17 | Ciba-Geigy Ag | Hydroxyphenyl-s-triazines |
| TW254936B (ja) | 1993-10-22 | 1995-08-21 | Ciba Geigy | |
| TW308601B (ja) * | 1995-01-18 | 1997-06-21 | Ciba Sc Holding Ag | |
| DE69623939T2 (de) * | 1995-03-15 | 2003-05-28 | Ciba Speciality Chemicals Holding Inc., Basel | Biphenyl-substituierte triazine als lichtschutzmittel |
| JP3615590B2 (ja) | 1995-03-31 | 2005-02-02 | 富士写真フイルム株式会社 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
| US20020165298A1 (en) * | 1996-04-02 | 2002-11-07 | Dieter Reinehr | Amino- and hydroxysubstituted triphenyl-s-triazines as stabilizers |
| GB2327419A (en) * | 1997-07-22 | 1999-01-27 | Ciba Geigy Ag | Improved synthesis of 1,3-benzoxazin-4-ones |
| EP0941989B1 (en) * | 1998-03-02 | 2009-07-08 | Ciba Holding Inc. | Process for the preparation of 2,4-diaryl-6-o-hydroxyphenyl-1,3,5-triazine derivatives in the presence of a protic acid catalyst |
| WO1999047474A1 (en) * | 1998-03-18 | 1999-09-23 | Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. | Coupling reactions with palladium catalysts |
| ATE338032T1 (de) | 1998-09-04 | 2006-09-15 | Cytec Tech Corp | 2-(2,4 dihydroxyphenyl)-4,6 bis(3,4- dimethylphenyl)-s-triazine und 2-(2,4- |
| JP4521794B2 (ja) | 2000-02-08 | 2010-08-11 | 株式会社Adeka | ジヒドロキシフェニルトリアジン化合物の製造方法 |
| JP2002053824A (ja) | 2000-06-02 | 2002-02-19 | Fuji Photo Film Co Ltd | 紫外線吸収粘着フイルム |
| WO2002028854A1 (en) * | 2000-10-03 | 2002-04-11 | Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. | Heteroaryl substituted hydroxyphenyltriazine uv-absorbers |
| CN1795182A (zh) * | 2003-05-27 | 2006-06-28 | 西巴特殊化学品控股有限公司 | 氨基芳基-1,3,5-三嗪及其作为紫外吸收剂的应用 |
| JP2007002195A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Fujifilm Holdings Corp | セルロース体組成物、それを用いたセルロース体フィルム、偏光板保護膜、液晶表示装置、ハロゲン化銀写真感光材料、およびセルロース体フィルム用改質剤 |
| JP2007297469A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースエステル光学フィルム、その製造方法、それを用いた偏光板及び液晶表示装置 |
| JP2007298648A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Konica Minolta Opto Inc | セルロースエステル光学フィルム、その製造方法、それを用いた偏光板及び液晶表示装置 |
| US20090239982A1 (en) | 2007-03-30 | 2009-09-24 | Fujifilm Corporation | Ultraviolet Absorbent and Heterocyclic Compound |
| JP5422269B2 (ja) * | 2009-06-23 | 2014-02-19 | 富士フイルム株式会社 | 紫外線吸収剤組成物及び樹脂組成物 |
-
2010
- 2010-06-02 JP JP2010127240A patent/JP5719528B2/ja active Active
- 2010-06-08 EP EP10165212.1A patent/EP2261279B1/en active Active
- 2010-06-09 US US12/796,891 patent/US20100311877A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20100311877A1 (en) | 2010-12-09 |
| JP2011088884A (ja) | 2011-05-06 |
| EP2261279B1 (en) | 2015-09-02 |
| EP2261279A1 (en) | 2010-12-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5422269B2 (ja) | 紫外線吸収剤組成物及び樹脂組成物 | |
| JP5236297B2 (ja) | ヘテロ環化合物 | |
| JP5613481B2 (ja) | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤 | |
| JP2008274246A (ja) | 紫外線吸収剤 | |
| JP5759953B2 (ja) | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤 | |
| JP5798727B2 (ja) | 重合体、高分子組成物、紫外線吸収剤、塗料及び樹脂成形物 | |
| JP5719528B2 (ja) | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤及び樹脂組成物 | |
| WO2009122968A1 (ja) | 樹脂成形物及びポリマーフィルム | |
| JP5667955B2 (ja) | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤 | |
| JP5613482B2 (ja) | 新規なトリアジン誘導体、紫外線吸収剤及び樹脂組成物 | |
| JP2011148865A (ja) | 紫外線吸収剤組成物 | |
| JP5342896B2 (ja) | ヘテロ環化合物 | |
| JP2010064980A (ja) | 芳香族化合物 | |
| JP2010059123A (ja) | 芳香族化合物 | |
| JP2010059122A (ja) | 芳香族化合物 | |
| JP5129597B2 (ja) | 紫外線吸収剤、並びに縮合環化合物およびその製造方法 | |
| JP2010064979A (ja) | 芳香族化合物 | |
| JP2015196650A (ja) | 新規なトリアジン化合物、それを用いた紫外線吸収剤および樹脂組成物 | |
| JP2010083791A (ja) | 芳香族化合物 | |
| JP2009242640A (ja) | ポリマーフィルム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20111216 |
|
| RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20121005 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130118 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140508 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140520 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140722 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150224 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150323 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5719528 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
