JP5839932B2 - Tボルト除去装置およびtボルト除去方法 - Google Patents

Tボルト除去装置およびtボルト除去方法 Download PDF

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本発明は、Tボルト除去装置およびTボルト除去方法に関する。
新幹線のレール等で使用されているスラブ軌道のレール締結装置は、図6に示すような構造を成している(「JIS E 1118」参照)。すなわち、レール1は、タイプレート2の上に軌道パッド3等を介して設置され、左右の板バネ4によりタイプレート2に固定されている。各板バネ4は、先端でそれぞれレール1の両側の裾部を押さえるよう、タイプレート2の肩部2aに締結用ボルト5aおよびナット5bで固定されている。図6および図7に示すように、Tボルト6は、下端部6aが左右横方向に張り出した逆T字型を成し、軌道スラブ7に埋め込まれた埋込カラー8に挿入されている。埋込カラー8は、ポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PE)製で、Tボルト6の下端部6aの形状に対応した細長い断面形状の挿入孔8aと、挿入孔8aの最深部に、Tボルト6の下端部6aを右回りに90度回転可能な形状を成す回転室8bとを有している。
Tボルト6は、下端部6aから埋込カラー8の挿入孔8aに挿入し、下端部6aが回転室8bに達したならば、右回りに90度回転させることにより、下端部6aが回転室8bで引っ掛かり、埋込カラー8から抜けないようになっている。Tボルト6は、上端が軌道スラブ7の上面よりも上方に突出するよう設けられている。タイプレート2は、上下方向に厚みを貫通して設けられた貫通孔に、Tボルト6の先端が挿入されるよう、SMC板9を介して軌道スラブ7の上に設置されている。タイプレート2は、Tボルト6の先端をナット6bで締めることにより、軌道スラブ7に固定されている。
従来、線路に敷設されるレールのTボルトが折損したとき、そのTボルトを除去する方法として、Tボルトの上面に円形の孔を連通状態で複数穿設し、その連通孔に同じ横断面形状の軸体を挿入して回転させ、ボルトを緩めて外す方法がある(例えば、特許文献1参照)。また、実際の現場では、ペンチ等を利用して折損したTボルトを引き抜くことが行われている。
特開2005−336928号公報
しかしながら、特許文献1記載の方法では、短く折損して軌道スラブに埋もれた状態のボルトの上面には、複数の孔を正確に開けるのが難しく、ボルトを除去するのが困難であるという課題があった。また、回転して締結されたボルトを除去するのに適しており、図6に示すような、埋込カラーに挿入されたスラブ軌道用レール締結装置のTボルトには適用しにくいという課題もあった。ペンチ等を利用してTボルトを引き抜く方法でも、短く折損して軌道スラブに埋もれた状態のTボルトを除去するのは難しく、作業時間も長くなるという課題があった。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、スラブ軌道用レール締結装置のTボルトを、短時間で容易に除去することができるTボルト除去装置およびTボルト除去方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るTボルト除去装置は、レールを固定するために埋込カラーに挿入して設置されたTボルトが折損したとき、そのTボルトを除去するためのTボルト除去装置であって、細長く、先端に前記Tボルトの上端に螺合して固定可能な螺合部と、前記螺合部を前記Tボルトの上端に固定したとき、前記螺合部から上方に向かって伸びるよう設けられた桿体部とを有するボルト固定部材と、前記ボルト固定部材を上方に引き上げて前記Tボルトを前記埋込カラーから引き抜く除去手段とを有し前記桿体部は側面に突出した段部を有し、前記除去手段は、先端が下方から前記段部に引っ掛かるよう設けられた棒状体と、前記棒状体を支持するための複数の高さの支持面を有する基台とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るTボルト除去方法は、レールを固定するために埋込カラーに挿入して設置されたTボルトが折損したとき、そのTボルトを除去するためのTボルト除去方法であって、細長く、先端に前記Tボルトの上端に螺合して固定可能な螺合部と、前記螺合部を前記Tボルトの上端に固定したとき、前記螺合部から上方に向かって伸びるよう設けられ、側面に突出した段部を有する桿体部とを有するボルト固定部材の前記螺合部を、前記Tボルトの上端に螺合して固定し、前記Tボルトを前記埋込カラーの形状に合わせて回転させた後、先端が下方から前記段部に引っ掛かるよう設けられた棒状体と、前記棒状体を支持するための複数の高さの支持面を有する基台とを有する除去手段により、前記棒状体の先端を前記段部に引っ掛け、前記基台のいずれかの支持面で前記棒状体を支持し、そこを支点として梃子の原理により前記ボルト固定部材を上方に引き上げて前記Tボルトを前記埋込カラーから引き抜くことを特徴とする。
本発明に係るTボルト除去装置およびTボルト除去方法は、ボルト固定部材の螺合部を、Tボルトの上端に螺合して固定することにより、容易に、Tボルトを回転させたり、埋込カラーから引き抜いたりすることができる。このため、埋込カラーに挿入されたスラブ軌道用レール締結装置のTボルトを、容易に引き抜いて除去することができる。ボルト固定部材が細長く、桿体部が螺合部から上方に向かって伸びるよう設けられているため、短く折損して埋込カラーに埋もれた状態のTボルトであっても、螺合部を埋込カラーの挿入孔に挿入しやすく、折損したTボルトの上端に容易に固定することができる。このように、本発明に係るTボルト除去装置およびTボルト除去方法によれば、Tボルトを短時間で容易に除去することができる。
本発明に係るTボルト除去装置およびTボルト除去方法で、螺合部は、折損したTボルトに形成されている雄ネジ部分に螺合してTボルトに固定されてもよく、折損したTボルトの上端部に新たにネジを切ってTボルトに固定されてもよい。Tボルトに新たにネジを切る場合、螺合部はダイスから成っていることが好ましい。
本発明に係るTボルト除去装置およびTボルト除去方法は、梃子の原理を利用するため、小さい力で容易にTボルトを除去することができる。桿体部の段部の高さに合わせて、基台の支持面を選択することができ、効率良くTボルトの除去作業を行うことができる。棒状体は、バールなど、先端を段部に引っ掛け可能であればいかなるものから成っていてもよい。基台は、例えば、複数の高さの支持面を有する階段形状の台から成っていてもよい。
本発明に関し、Tボルト除去装置で、前記桿体部は側面に雄ネジが形成されており、前記除去手段は、前記螺合部を前記Tボルトの上端に固定したとき、前記桿体部の上端が貫通するよう前記桿体部を挿入可能な貫通孔を有するジャッキ台と、前記ジャッキ台の上部で、前記貫通孔を貫通した前記桿体部の上端に螺合するナットと、前記ナットを回転させる回転手段とを有していてもよい。
本発明に関し、Tボルト除去方法で、前記桿体部は側面に雄ネジが形成されており、前記除去手段は、前記螺合部を前記Tボルトの上端に固定したとき、前記桿体部の上端が貫通するよう前記桿体部を挿入可能な貫通孔を有するジャッキ台と、前記ジャッキ台の上部で、前記貫通孔を貫通した前記桿体部の上端に螺合するナットと、前記ナットを回転させる回転手段とを有し、前記螺合部を前記Tボルトの上端に固定し、前記Tボルトを前記埋込カラーの形状に合わせて回転させた後、前記ジャッキ台の前記貫通孔に前記桿体部の上端を挿入し、前記桿体部の回転を抑制した状態で、前記桿体部の上端にナットを螺合させて前記回転手段により回転させることにより、前記桿体部を前記ジャッキ台の上方に移動させ、前記ボルト固定部材を上方に引き上げてもよい。
このジャッキ台等を有する構成では、ジャッキ台を押さえた状態でナットを回すだけで、容易にTボルトを除去することができる。回転手段は、ラチェットレンチや電動レンチ、モンキーレンチなど、ナットを回転可能であればいかなるものから成っていてもよい。
本発明によれば、スラブ軌道用レール締結装置のTボルトを、短時間で容易に除去することができるTボルト除去装置およびTボルト除去方法を提供することができる。
本発明に関する実施の形態のTボルト除去装置を示す(a)ボルト固定部材の正面図、(b)正面図、(c)平面図、(d)A−A線端面図である。 図1に示すTボルト除去装置を使用した、本発明に関する実施の形態のTボルト除去方法を示す(a)SMC板を切り欠いた状態の平面図および正面図、(b)螺合部をTボルトに固定した状態の正面図、(c)除去手段でTボルトを引き抜く状態の正面図である。 本発明の実施の形態のTボルト除去装置を示す(a)ボルト固定部材の正面図、(b)ボルト固定部材の底面図、(c)棒状体の平面図、(d)棒状体の側面図、(e)基台の平面図、(f)基台の側面図である。 図3に示すTボルト除去装置を使用した、本発明の実施の形態のTボルト除去方法を示す(a)SMC板を切り欠いた状態の平面図および正面図、(b)螺合部をTボルトに固定した状態の正面図、(c)除去手段でTボルトを引き抜く状態の正面図である。 ナットツイスターを使用したTボルト除去方法を示す(a)SMC板を切り欠いた状態の平面図および正面図、(b)ナットツイスターをTボルトに固定した状態の正面図、(c)Tボルトを引き抜く状態の正面図である。 スラブ軌道用レール締結装置の構造を示す正面図である。 スラブ軌道用レール締結装置の(a)Tボルトの平面図、(b)Tボルトの正面図、(c)Tボルトの底面図、(d)Tボルトの側面図、(e)埋込カラーの平面図、(f)埋込カラーの正面図、(g)埋込カラーの底面図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は、本発明に関する実施の形態のTボルト除去装置およびTボルト除去方法を示している。
図1に示すように、Tボルト除去装置10は、レール1を固定するために埋込カラー8に挿入して設置されたTボルト6が折損したとき、そのTボルト6を除去するためのTボルト除去装置10であって、ボルト固定部材11と除去手段12とを有している。
ボルト固定部材11は、螺合部21と桿体部22とコニカルグリップ23とを有している。螺合部21は、ダイスから成り、下端に、Tボルト6の上端を挿入可能なネジ切り孔21aを有している。螺合部21は、Tボルト6の上端をネジ切り孔21aに挿入し、左ネジを切りながら螺合してTボルト6の上端に固定可能になっている。
桿体部22は、細長い丸棒状を成し、側面に雄ネジが形成されている。桿体部22は、下端に螺合部21が固定されている。桿体部22は、下端を螺合部21のネジ切り孔21aとは反対側の上端に固定して取り付けられている。桿体部22は、螺合部21をTボルト6の上端に固定したとき、螺合部21から上方に向かって、埋込カラー8の外側に伸びるよう設けられている。
コニカルグリップ23は、桿体部22の上端部に螺合して挿入可能な取付孔23aを有している。コニカルグリップ23は、取付孔23aに桿体部22の上端部を挿入して桿体部22に取り付けたとき、把持しやすい大きさおよび形状を成している。
除去手段12は、ジャッキ台24とナット25と回転手段(図示せず)とを有している。ジャッキ台24は、下端が開口した円筒状を成している。ジャッキ台24は、側面の前後2箇所に、上端部から下端まで伸びるスリット窓24aを有している。ジャッキ台24は、上端面に桿体部22を挿入可能な貫通孔24bを有している。ナット25は、桿体部22に螺合可能に設けられている。回転手段は、ナット25を回転可能な、市販の電動インパクトドライバーまたはラチェットレンチから成っている。
Tボルト除去装置10は、本発明に関する実施の形態のTボルト除去方法により、折損したTボルト6を除去することができる。すなわち、図2(a)に示すように、まず、Tボルト6が折損したとき、ホールソーを使用してSMC板9を切り欠いて、Tボルト6を引き抜き可能な大きさまで、SMC板9の穴を拡げる。次に、図2(b)に示すように、ボルト固定部材11の螺合部21を、折損したTボルト6の上端に螺合して固定する。このとき、コニカルグリップ23を桿体部22の上端部に取り付け、コニカルグリップ23を把持して下に押し付けるようにして回転させることにより、螺合部21をTボルト6の上端に容易に固定することができる。
螺合部21がTボルト6の上端に固定されたならば、Tボルト6を埋込カラー8の形状に合わせて90度左回転させる。図2(c)に示すように、コニカルグリップ23を取り外し、桿体部22の周囲を囲うようジャッキ台24を設置する。このとき、桿体部22の上端が貫通孔24bを貫通して上方に伸びるよう、ジャッキ台24をセットする。桿体部22が回転しないよう、ジャッキ台24のスリット窓24aからレンチなどで桿体部22を固定する。この状態で、ジャッキ台24の上部で、貫通孔24bを貫通した桿体部22の上端にナット25を螺合させ、ジャッキ台24を押さえ、螺合させた方向に回転手段によりナット25を回転させる。これにより、桿体部22がジャッキ台24の上方に移動し、ボルト固定部材11とともにTボルト6が上方に引き上げられる。こうして、Tボルト6を埋込カラー8から引き抜くことができる。
このように、本発明に関する実施の形態のTボルト除去装置10およびTボルト除去方法は、ボルト固定部材11の螺合部21を、Tボルト6の上端に螺合して固定することにより、容易に、Tボルト6を回転させることができる。また、ジャッキ台24を押さえた状態でナット25を回すだけで、容易にTボルト6を埋込カラー8から引き抜くことができる。このため、埋込カラー8に挿入されたスラブ軌道用レール締結装置のTボルト6を、容易に引き抜いて除去することができる。
ボルト固定部材11が細長く、桿体部22が螺合部21から上方に向かって伸びるよう設けられているため、短く折損して埋込カラー8に埋もれた状態のTボルト6であっても、螺合部21を埋込カラー8の挿入孔8aに挿入しやすく、折損したTボルト6の上端に容易に固定することができる。このように、本発明に関する実施の形態のTボルト除去装置10およびTボルト除去方法によれば、Tボルト6を短時間で容易に除去することができる。
本発明に関する実施の形態のTボルト除去装置10およびTボルト除去方法により、実際に折損したTボルト6の引き抜き作業を行った結果、概ね3〜5分程度でTボルト6を引き抜くことができた。従来のペンチ等を利用してTボルト6を引き抜く方法では、1時間30分程度かかっていたため、作業時間を大幅に短縮できることが確認された。
図3および図4は、本発明の実施の形態のTボルト除去装置30およびTボルト除去方法を示している。
図3に示すように、Tボルト除去装置30は、レール1を固定するために埋込カラー8に挿入して設置されたTボルト6が折損したとき、そのTボルト6を除去するためのTボルト除去装置30であって、ボルト固定部材11と除去手段12とを有している。
なお、以下の説明では、本発明に関する実施の形態のTボルト除去装置10と同一の構成には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
ボルト固定部材11は、螺合部21と桿体部22とセットカラー31とハンドル32とを有している。螺合部21は、ダイスから成り、下端に、Tボルト6の上端を挿入可能なネジ切り孔21aを有している。螺合部21は、Tボルト6の上端をネジ切り孔21aに挿入し、左ネジを切りながら螺合してTボルト6の上端に固定可能になっている。桿体部22は、細長い丸棒状を成している。桿体部22は、下端に螺合部21が固定されている。桿体部22は、下端を螺合部21のネジ切り孔21aとは反対側の上端に固定して取り付けられている。桿体部22は、螺合部21をTボルト6の上端に固定したとき、螺合部21から上方に向かって伸びるよう設けられている。桿体部22は、上端部に横方向に貫通して設けられたハンドル用孔22aを有している。
セットカラー31は、円環状を成し、桿体部22の外径と同じ内径を有している。セットカラー31は、互いにネジで着脱可能な半円環状の2つの部分から成り、間に桿体部22を挟むようにしてネジで締めることにより、桿体部22の側面に固定されている。セットカラー31は、桿体部22をTボルト6の上端に固定したとき、埋込カラー8の外側に位置付けられる。セットカラー31は、桿体部22の側面から側方に突出するよう設けられている。これにより、セットカラー31の下面とその下の桿体部22の側面との間で、側方に突出した段部33が形成されている。ハンドル32は、桿体部22のハンドル用孔22aに挿入可能な、細長い棒体から成っている。
除去手段12は、棒状体34と基台35とを有している。棒状体34は、細長い市販のバールから成っている。棒状体34は、先端34aを下方から段部33に引掛かけやすいよう、先端34aが徐々に厚みが小さくなる楔状を成している。基台35は、所定の幅を有する4段の階段形状の台から成っている。基台35は、4つの水平な支持面35aを有している。
Tボルト除去装置30は、本発明の実施の形態のTボルト除去方法により、折損したTボルト6を除去することができる。すなわち、図4(a)に示すように、まず、Tボルト6が折損したとき、ホールソーを使用してSMC板9を切り欠いて、Tボルト6を引き抜き可能な大きさまで、SMC板9の穴を拡げる。次に、図4(b)に示すように、ボルト固定部材11の螺合部21を、折損したTボルト6の上端に螺合して固定する。このとき、ハンドル用孔22aにハンドル32を挿入し、ハンドル32を下に押し付けるようにしながら回転させることにより、螺合部21をTボルト6の上端に容易に固定することができる。
螺合部21がTボルト6の上端に固定されたならば、Tボルト6を埋込カラー8の形状に合わせて90度左回転させる。図4(c)に示すように、ハンドル32を取り外し、基台35のいずれかの支持面35aで棒状体34を支持した状態で、棒状体34の先端34aを段部33に引っ掛ける。支持面35aを支点として、棒状体34の手元側の端部を押し下げることにより、梃子の原理によりボルト固定部材11を引き上げることができる。こうして、Tボルト6を埋込カラー8から引き抜くことができる。
このように、本発明の実施の形態のTボルト除去装置30およびTボルト除去方法によれば、小さい力で容易にTボルト6を除去することができる。また、桿体部22の段部33の高さに合わせて、基台35の支持面35aを選択することができ、効率良くTボルト6の除去作業を行うことができる。
本発明の実施の形態のTボルト除去装置30およびTボルト除去方法により、実際に折損したTボルト6の引き抜き作業を行った結果、概ね3〜5分程度でTボルト6を引き抜くことができた。従来のペンチ等を利用してTボルト6を引き抜く方法では、1時間30分程度かかっていたため、作業時間を大幅に短縮できることが確認された。
なお、図5に示すように、Tボルト6が容易に回る場合には、細長く、下端がTボルト6の上端に螺合可能なナットツイスター51を利用して、Tボルト6を除去してもよい。この場合、図5(a)に示すように、まず、ホールソーを使用してSMC板9の穴を拡げた後、図5(b)に示すように、ナットツイスター51の下端を折損したTボルト6の上端に螺合して固定する。このとき、ナットツイスター51の上端にT字型のハンドルなどを取り付けて、下に押し付けながら回転させてもよい。固定したならば、Tボルト6を埋込カラー8の形状に合わせて90度左回転させ、図5(c)に示すように、Tボルト6を引き抜く。このとき、ペンチ等を使用して引き抜いてもよい。こうして、Tボルト6を埋込カラー8から容易に引き抜くことができる。
1 レール
2 タイプレート
3 軌道パッド
4 板バネ
5a 締結用ボルト
5b ナット
6 Tボルト
6a 下端部
7 軌道スラブ
8 埋込カラー
8a 挿入孔
8b 回転室
9 SMC板
10、30 Tボルト除去装置
11 ボルト固定部材
12 除去手段
21 螺合部
22 桿体部
23 コニカルグリップ
24 ジャッキ台
25 ナット
31 セットカラー
32 ハンドル
33 段部
34 棒状体
35 基台
51 ナットツイスター

Claims (2)

  1. レールを固定するために埋込カラーに挿入して設置されたTボルトが折損したとき、そのTボルトを除去するためのTボルト除去装置であって、
    細長く、先端に前記Tボルトの上端に螺合して固定可能な螺合部と、前記螺合部を前記Tボルトの上端に固定したとき、前記螺合部から上方に向かって伸びるよう設けられた桿体部とを有するボルト固定部材と、
    前記ボルト固定部材を上方に引き上げて前記Tボルトを前記埋込カラーから引き抜く除去手段とを有し
    前記桿体部は側面に突出した段部を有し、
    前記除去手段は、先端が下方から前記段部に引っ掛かるよう設けられた棒状体と、前記棒状体を支持するための複数の高さの支持面を有する基台とを有することを
    特徴とするTボルト除去装置。
  2. レールを固定するために埋込カラーに挿入して設置されたTボルトが折損したとき、そのTボルトを除去するためのTボルト除去方法であって、
    細長く、先端に前記Tボルトの上端に螺合して固定可能な螺合部と、前記螺合部を前記Tボルトの上端に固定したとき、前記螺合部から上方に向かって伸びるよう設けられ、側面に突出した段部を有する桿体部とを有するボルト固定部材の前記螺合部を、前記Tボルトの上端に螺合して固定し、前記Tボルトを前記埋込カラーの形状に合わせて回転させた後、先端が下方から前記段部に引っ掛かるよう設けられた棒状体と、前記棒状体を支持するための複数の高さの支持面を有する基台とを有する除去手段により、前記棒状体の先端を前記段部に引っ掛け、前記基台のいずれかの支持面で前記棒状体を支持し、そこを支点として梃子の原理により前記ボルト固定部材を上方に引き上げて前記Tボルトを前記埋込カラーから引き抜くことを特徴とするTボルト除去方法。
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