JP5882811B2 - フェライト焼結体およびこれを備えるパルストランス用コア - Google Patents
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すフェライト焼結体とすることができる。
モル%未満では透磁率が低くなり、9モル%を超えるとフェライトとしての特性が発現できなくなる。
有することにより、透磁率をより向上させることができるとともに、室温におけるコアロスをより小さくすることができる。特に、WをWO3に換算した値で0.4質量%以上0.6質
量%以下、MoをMoO3に換算した値で0.05質量%以上0.2質量%以下、MnをMnO
2に換算した値で0.05質量%以上0.2質量%以下であることが好ましい。
くする効果が小さく、1.0質量%を超える場合には、含有量が多すぎるために透磁率が低
くなる傾向がある。
傾向がある。
える場合には、含有量が多すぎるために透磁率が低くなる傾向がある。
ても同様である。
る。
ン(WO3)、酸化モリブデン(MoO3)および酸化マンガン(MnO2)とを入れて粉砕混合する。このように、仮焼後に酸化タングステン(WO3)を添加することにより、理由は明らかではないが、室温におけるコアロスを小さくすることができる。また、仮焼後に酸化モリブデン(MoO3)を添加することにより、主成分からなる結晶の粒成長を促進させることができ、透磁率を高めることができる。
ば、外径が13mm、内径が7mm、厚みが3mmの図1(a)に示すフェライト焼結体からなるリング状のトロイダルコア1を用いて、トロイダルコア1の巻き線部1aの全周にわたって線径が0.2mmの金属線を10回巻きつけたものを用いる。
しては、例えば、外径が13mm、内径が7mm、厚みが3mmの図1(a)に示すフェライト焼結体からなるリング状のトロイダルコア1を用いて、1次巻き線と2次巻き線として、トロイダルコア1の巻き線部10aの全周にわたって線径が0.2mmの金属線をそれぞ
れ10回巻きつけたものを用いる。
て、仮焼体を粉砕して仮焼粉体を得た。次に、この仮焼粉体を振動ミルにて粉砕した後、バインダを加えてスラリーとし、噴霧造粒装置(スプレードライヤ)にて造粒して球状顆粒を得た。そして、この球状顆粒を用いプレス成形法により圧縮成形して図1に示すトロイダルコア1の形状の成形体を得た。
施して脱脂体を得た。しかる後、この脱脂体を焼成炉にて大気雰囲気中1000〜1200℃の最高温度で2時間保持して焼成した。その後研削加工を施し、外径13mm、内径7mm、厚み3mmのトロイダル形状の試料No.1〜27のフェライト焼結体を得た。
けた後、LCRメータを用いて周波数100kHzにおける透磁率を測定した。また、各試
料の巻き線部10aの全周にわたって線径が0.2mmの金属線である1次巻き線および2次
巻き線をそれぞれ10回巻き付けた後、B−Hアナライザを用いて、磁束密度150mT、周
波数50kHzにおけるコアロスを測定した。
WO3)、酸化モリブデン(MoO3)および酸化モリブデン(MnO2)を添加して、その後の工程は、試料No.1〜27を作製したときと同じ製造方法により同じ形状の試料No.28〜54のフェライト焼結体を得た。
、酸化モリブデン(MoO3)および酸化モリブデン(MnO2)を添加して、その後の工程は、試料No.1〜27を作製したときと同じ製造方法により同じ形状の試料No.55
〜78のフェライト焼結体を得た。
る値を算出した。主成分のモル比、WO3、MoO3、MnO2の含有量、透磁率およびコアロスについて、試料No.28〜54の結果を表2に、試料No.55〜78の結果を表3に示す。
CuO換算で4モル%以上9モル%以下の範囲の少なくともいずれかを満たさない試料No.1,6,7,11,12,22,23および27については、透磁率が2000未満であった。また、FeがFe2O3換算で50モル%を超える試料No.6は、室温におけるコアロスが500を超えていた。これらの試料と比較して、試料No.2〜5,8〜10,13〜21および24
〜26については、いずれも透磁率が2000以上であり、室温におけるコアロスが500以下で
あった。この結果から、主成分として、FeをFe2O3換算で49モル%以上50モル%以下、ZnをZnO換算で32モル%以上36モル%以下、NiをNiO換算で5モル%以上15
モル%以下、CuをCuO換算で4モル%以上9モル%以下含むことにより、透磁率が高く、室温におけるコアロスが小さいフェライト焼結体とできることがわかった。
透磁率を向上できるとともに、室温におけるコアロスを減少できることがわかった。
CuをCuO換算で4モル%以上9モル%以下含有し、主成分100質量%に対して、Wを
WO3、MoをMoO3、MnをMnO2に換算した値でそれぞれ0.01質量%以上1.0質
量%以下含む試料No.29〜32,35〜37,40〜48および51〜53は、透磁率を30%以上向上できるとともに、室温におけるコアロスを30%以上減少できており、特性の優れたフェライト焼結体であることがわかった。また、これらの試料No.29〜32,35〜37,40〜48および51〜53は、いずれも比抵抗が107Ω・m以上であり、これらのフェライト焼結体をパ
ルストランス用コアとして用いたときに、生じた渦電流でフェライト焼結体が発熱することによる渦電流損失を低減できることがわかった。
して、WをWO3、MoをMoO3、MnをMnO2換算した値でそれぞれ0.01質量%以上1.0質量%以下含むことが重要であることがわかった。
%含有する試料No.79〜84のフェライト焼結体を得た。なお、表4に示すモル比および含有量は、実施例1と同様にICP発光分光分析装置を用いて算出したものである。
定方法については、各試料の巻き線部10aの全周にわたって線径が0.2mmの金属線を10
回巻き付けた後、恒温槽内に入れた。そして、60℃〜100℃において10℃刻みで30分保持
する条件とし、LCRメータを用いて各温度における透磁率を測定した。なお、周波数は100kHzとした。結果を表4に示す。
1a:巻線部
2:ボビンコア
2a:巻線部
Claims (3)
- 主成分として、FeをFe2O3換算で49.5モル%以上49.8モル%以下、ZnをZnO換算で32モル%以上36モル%以下、NiをNiO換算で5モル%以上15モル%以下、CuをCuO換算で4モル%以上9モル%以下含み、
前記主成分100質量%に対して、WをWO3、MoをMoO3、MnをMnO2に換算した値でそれぞれ0.01質量%以上1.0質量%以下含むことを特徴とするフェライト焼結体。 - 前記Niが、NiO換算で10モル%を超え15モル%以下含むことを特徴とする請求項1に記載のフェライト焼結体。
- 請求項1または請求項2に記載のフェライト焼結体に金属線を巻きつけてなることを特徴とするパルストランス用コア。
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| JP2012076854A JP5882811B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | フェライト焼結体およびこれを備えるパルストランス用コア |
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| JP2012076854A JP5882811B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | フェライト焼結体およびこれを備えるパルストランス用コア |
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