JP5884492B2 - 排熱利用型炊飯設備 - Google Patents
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Description
また、前記温水を外部へ直接排出する場合には、環境への影響も懸念される。
また、上記目的を達成するため、本発明は、炊飯釜を温水により洗浄する洗浄機と、配米され炊飯水が投入された炊飯釜を受け入れ、所定時間の浸漬を行う浸漬装置と、浸漬後の炊飯釜を受け入れ、炊飯を行う炊飯部と、炊飯後の炊飯釜を受け入れ、蒸らしを行う蒸らし部と、を備える排熱利用型炊飯設備であって、前記洗浄機から排出される温排水が流れる温排水用配管を、前記蒸らし部及び/又は浸漬装置に一本又は複数本配設するとともに、前記炊飯部において炊飯釜から排出される蒸気が流れる蒸気用配管を前記蒸らし部及び/又は浸漬装置に配設される温排水用配管に接続し、前記蒸気を前記温排水用配管内に流入させることを特徴とする。
本発明は、前記温排水用配管の出口側端部に空気吸入用配管を接続し、該空気吸入用配管から空気を吸入することで、前記温排水用配管内に流入する蒸気を前記温排水と逆方向に流動させて前記洗浄機に設けられる蒸気ダクトから排出することが好ましい。
本発明の排熱利用型炊飯設備によれば、洗浄機から排出される温排水が流れる温排水用配管を、蒸らし部及び/又は浸漬装置に一本又は複数本配設することで、蒸らし部にあっては炊飯釜内の温度と雰囲気温度との差が少なくなり、前記炊飯釜内における結露水が減少して美味しい米飯に仕上げることができ、浸漬装置にあっては米粒による吸水速度を高めることで、浸漬時間を短縮することができるため、前記洗浄機から炊飯設備外へ排出される温排水の排熱を有効利用することができる。
また、本発明の排熱利用型炊飯設備によれば、洗浄機から排出される温排水は、蒸らし部及び/又は浸漬装置に配設される温排水用配管を流れた後に、温度が下がった状態で当該設備外へ排出されることとなるため、外部へ直接排出した場合における環境への影響を少なくできる。
本発明の排熱利用型炊飯設備は、炊飯部において炊飯釜から排出される蒸気が流れる蒸気用配管を前記蒸らし部及び/又は浸漬装置に配設される温排水用配管に接続し、前記蒸気を前記温排水用配管内に流入させることとすれば、前記蒸気が前記温排水用配管を流れる温排水を加温するとともに、前記蒸らし部における雰囲気も加温するため、前記炊飯部から当該設備外へ排出される蒸気の排熱についても有効利用することができる。
また、本発明の排熱利用型炊飯設備は、前記温排水用配管の出口側端部に空気吸入用配管を接続し、該空気吸入用配管から空気を吸入することで、前記温排水用配管内に流入する蒸気を前記温排水と逆方向に流動させて前記洗浄機に設けられる蒸気ダクトから排出することとすれば、炊飯部用の排気ダクトが不要となり、建設コストを大幅に削減することができる。
本発明の実施の形態における炊飯設備は、炊飯釜や釜蓋を洗浄する洗浄機1と、原料米を洗浄する洗米機、洗米された米粒及び炊飯水を計量する計量器を有する洗米・配米装置2と、図示しない釜蓋被せ装置と、米粒に炊飯水を吸水させる浸漬装置3と、浸漬後の炊飯釜から蓋を取る蓋取り装置4と、炊飯釜に食油や調味料を投入する調味料投入装置5と、前記蓋取り装置4で取った蓋を炊飯釜に被せる蓋被せ装置6と、炊飯釜を加熱し炊飯する炊飯部、該炊飯部において炊飯された後の炊飯釜を搬送しながら蒸らしを行う蒸らし部を有する炊飯・蒸らし装置7と、蒸らし後の米飯に酢を散布可能な酢散布装置8と、炊飯釜を反転させて米飯を取り出し、該取り出した米飯をほぐす反転・ほぐし装置9と、を備える。
また、前記各装置1〜9は、搬送コンベアにより接続され又は搬送コンベア上に配設される。
本実施の形態において、洗浄機1は、上部に洗浄部11とすすぎ部12を有する洗浄室13、下部に洗浄水を貯留するタンク14及び該タンク14内の洗浄水を繰り返し利用するための循環ポンプ15を備える。
また、前記タンク14内の洗浄温水は、前記循環ポンプ15により前記洗浄用ノズル17に供給される。前記洗浄室13で使用された洗浄温水及び水道水は、前記タンク14内に落下し、再度洗浄温水として利用される。
前記洗浄室13の上部には、蒸気ダクト19が設けられ、洗浄機1内の蒸気が排出される。
そこで、本発明の実施の形態では、前記洗浄機から排出される温排水の排熱を有効利用する。
ここで、温排水用配管は、炊飯工場等の施設内における床面付近に敷設されるものであるため、図3では敷設場所に設置される装置を省略して示す。
ここでは、前記浸漬装置3に3本の加熱用配管102が配設され、前記炊飯・蒸らし装置7に1本の加熱用配管103が配設されるが、これら各加熱用配管102,103の配設場所は、前記浸漬装置3と前記炊飯・蒸らし装置7のいずれか一方とすることもでき、配設本数も適宜変更することができる。
本実施の形態において、浸漬装置3は、断熱カバー31内において搬送用のローラコンベア32が複数段に配設された立体構造からなり、前記ローラコンベア32の前後端には、炊飯釜を昇降させるための昇降可能なローラコンベア32が配設されている。
また、前記浸漬装置3における断熱カバー31内の床面には、前記加熱用配管102が配設されている。
なお、ここでは、前記浸漬装置3は、立体構造からなるものを用いるが、平面構造からなるものでも構わない。
本実施の形態において、炊飯・蒸らし装置7は、上段に複数の加圧式炊飯機71を配列し該炊飯機71により炊飯釜を加熱し炊飯を行う炊飯部72、下段に炊飯後の炊飯釜を搬送しながら米飯の蒸らしを行う蒸らし部73を備える。
また、前記炊飯・蒸らし装置7の入り口側端部には、前工程から搬送されてきた炊飯釜を前記炊飯部72における空の炊飯機71に順次移送し、炊飯後の炊飯釜を前記炊飯機71から前記蒸らし部73に移送する移載装置74が配設される。
なお、ここでは、前記炊飯・蒸らし装置7は、一列の配置とするが、複数列の配置でも構わない。また、各列に配設される炊飯機の数も適宜変更できる。
前記蒸らし部73において、前記搬送路76内に配設される加熱用配管103を流れる温排水及び前記搬送路76内の雰囲気は、前記蒸気用配管104から流入する蒸気により加温される。
よって、本実施の形態では、前記蒸らし部73における米飯の蒸らしに際し、さらに有効に排熱を利用することができる。
図6に示すように、本実施の形態において、前記浸漬装置3及び炊飯・蒸らし装置7に配設される加熱用配管102,103は、温排水の排熱を効率的に雰囲気に伝えるため、表面に放熱用のフィン102a,103aを設けることも可能である。
なお、前記浸漬装置3及び炊飯・蒸らし装置7以外の場所に配設される温排水用配管101には断熱手段を施し、該配管表面からの放熱を防止することが好ましい。
前記温排水用配管101には排水ポンプ105が接続され、前記洗浄機1のタンク14からオーバーフローする洗浄温水が、前記排水ポンプ105により前記浸漬装置3に配設される加熱用配管102及び前記炊飯・蒸らし装置7に配設される加熱用配管103に供給される。
また、前記炊飯・蒸らし装置7に配設される加熱用配管103には、一端が前記炊飯機71に接続される前記蒸気用配管104の他端が接続される。該加熱用配管103の出口側端部は排水用配管103aと空気吸入用配管103bに分岐する。
また、本発明の実施の形態によれば、前記洗浄機1から排出される温排水は、温度が下がった状態で炊飯設備外へ排出されることとなるため、外部へ直接排出した場合における環境への影響を少なくできる。
また、本発明の実施の形態によれば、前記炊飯釜で発生する蒸気を、前記蒸気用配管104を介して前記加熱用配管102,103に流入させるため、炊飯機用の排気ダクトが不要となり、建設コストを大幅に削減することができる。
2 洗米・配米装置
3 浸漬装置
4 蓋取り装置
5 調味料投入装置
6 蓋被せ装置
7 炊飯・蒸らし装置
8 酢散布装置
9 反転・ほぐし装置
11 洗浄部
12 すすぎ部
13 洗浄室
14 タンク
15 循環ポンプ
16 搬送コンベア
17 洗浄用ノズル
18 すすぎ用ノズル
19 蒸気ダクト
31 断熱カバー
32 ローラコンベア
71 炊飯機
72 炊飯部
73 蒸らし部
74 移載装置
75 断熱カバー
76 搬送路
77 ローラコンベア
101 温排水用配管
102 加熱用配管
103 加熱用配管
103a 排水用配管
103b 空気吸入用配管
104 蒸気用配管
105 排水ポンプ
106 排気用配管
107 吸引ファン
Claims (6)
- 炊飯釜を温水により洗浄する洗浄機と、
配米され炊飯水が投入された炊飯釜を受け入れ、所定時間の浸漬を行う浸漬装置と、
浸漬後の炊飯釜を受け入れ、炊飯を行う炊飯部と、
炊飯後の炊飯釜を受け入れ、蒸らしを行う蒸らし部と、
を備える排熱利用型炊飯設備であって、
前記洗浄機から排出される温排水が流れる温排水用配管を、前記蒸らし部の下方に一本又は複数本配設するとともに、前記炊飯部において炊飯釜から排出される蒸気が流れる蒸気用配管を前記蒸らし部の下方に配設される温排水用配管に接続し、前記蒸気を前記温排水用配管内に流入させることを特徴とする排熱利用型炊飯設備。 - 炊飯釜を温水により洗浄する洗浄機と、
配米され炊飯水が投入された炊飯釜を受け入れ、所定時間の浸漬を行う浸漬装置と、
浸漬後の炊飯釜を受け入れ、炊飯を行う炊飯部と、
炊飯後の炊飯釜を受け入れ、蒸らしを行う蒸らし部と、
を備える排熱利用型炊飯設備であって、
前記洗浄機から排出される温排水が流れる温排水用配管を、前記浸漬装置の下方に一本又は複数本配設するとともに、前記炊飯部において炊飯釜から排出される蒸気が流れる蒸気用配管を前記浸漬装置の下方に配設される温排水用配管に接続し、前記蒸気を前記温排水用配管内に流入させることを特徴とする排熱利用型炊飯設備。 - 炊飯釜を温水により洗浄する洗浄機と、
配米され炊飯水が投入された炊飯釜を受け入れ、所定時間の浸漬を行う浸漬装置と、
浸漬後の炊飯釜を受け入れ、炊飯を行う炊飯部と、
炊飯後の炊飯釜を受け入れ、蒸らしを行う蒸らし部と、
を備える排熱利用型炊飯設備であって、
前記洗浄機から排出される温排水が流れる温排水用配管を、前記蒸らし部及び浸漬装置の下方にそれぞれ一本又は複数本配設するとともに、前記炊飯部において炊飯釜から排出される蒸気が流れる蒸気用配管を前記蒸らし部の下方に配設される温排水用配管に接続し、前記蒸気を前記温排水用配管内に流入させることを特徴とする排熱利用型炊飯設備。 - 前記温排水用配管の出口側端部に空気吸入用配管を接続し、該空気吸入用配管から空気を吸入することで、前記温排水用配管内に流入する蒸気を前記温排水と逆方向に流動させて前記洗浄機に設けられる蒸気ダクトから排出する請求項1又は3記載の排熱利用型炊飯設備。
- 炊飯釜を温水により洗浄する洗浄機と、
配米され炊飯水が投入された炊飯釜を受け入れ、所定時間の浸漬を行う浸漬装置と、
浸漬後の炊飯釜を受け入れ、炊飯を行う炊飯部と、
炊飯後の炊飯釜を受け入れ、蒸らしを行う蒸らし部と、
を備える排熱利用型炊飯設備であって、
前記洗浄機から排出される温排水が流れる温排水用配管を、前記蒸らし部及び/又は浸漬装置に一本又は複数本配設するとともに、前記炊飯部において炊飯釜から排出される蒸気が流れる蒸気用配管を前記蒸らし部及び/又は浸漬装置に配設される温排水用配管に接続し、前記蒸気を前記温排水用配管内に流入させることを特徴とする排熱利用型炊飯設備。 - 前記温排水用配管の出口側端部に空気吸入用配管を接続し、該空気吸入用配管から空気を吸入することで、前記温排水用配管内に流入する蒸気を前記温排水と逆方向に流動させて前記洗浄機に設けられる蒸気ダクトから排出する請求項5記載の排熱利用型炊飯設備。
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