以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
この第1実施形態に係るシート体S1は、図1に示す平面図によって表れる側に構成された紙材質からなる長方形状のラベルシートL1と、図2に示す底面図によって表れる側に構成された紙材質からなる長方形状の剥離シートR1とが、図3に示すように同一の向きで重合されて一体として構成されている。ラベルシートL1は裏面が粘着剤(図示せず)を設けた粘着面として形成されており、この粘着面を介して剥離シートR1が剥離可能に支持するように構成している。
図1に示すように、ラベルシートL1には、後述する切断線を入れることにより、2箇所にラベル片配置領域A11,A11が形成され、これら以外の余白領域A12との区別がなされている。
ラベル片配置領域A11,A11は、ラベルシートL1の長辺と同じ向きに長辺が向くような長方形状に各々形成されるとともに、短辺の向きに並んで配置されている。そして、ラベル片配置領域A11,A11は、ラベルシートL1の縁部よりも内側に各々配置されるとともに、両者の間にも余白領域A12が形成されるようにしている。すなわち、ラベル片配置領域A11,A11は余白領域A12によって外周を覆われるように各々形成されている。
ラベル片配置領域A11,A11は、このラベル片配置領域A11,A11の長辺に対して直交する向きに形成された切断線41〜41により、同一の大きさの6つのラベル片2〜2に分割されている。
以下、こうしたラベル片配置領域A11,A11およびこれらの内部で複数のラベル片2〜2に分割するための切断線について説明を行うが、図1における上側のラベル片配置領域A11と下側のラベル片配置領域A12における切断線の構成は同一であるため、上側のラベル片配置領域A11のみに着目して説明を行う。図中において下側のラベル片配置領域A11における符号を省略しているのは、その意図を示すものであって、実際には上側のラベル片配置領域A11を形成するための切断線と同じ構成としている。
ラベル片配置領域A11に配置されるラベル片2〜2は、上述したように長方形状に形成されており、便宜上、図中において上側となる縁部を第1辺21として、これより時計回りに位置する各縁部を、第2辺22、第3辺23、第4辺24と称することとする。すなわち、第1辺21に対して第3辺23は平行となり、第1辺21及び第3辺23に対して、第2辺22および第4辺24は直交する関係となっている。
同一のラベル片配置領域A11を形成するラベル片2〜2の各第1辺21〜21は、隣接するものとの間で連続することで同一の直線を形成するように配置されており、この直線に対応してラベルシートL1の一端部より他端部まで連続するように第1のラベルシート切断線3が形成されている。第1のラベルシート切断線3は、後述する第1の剥離シート切断線5と並行して、より具体的には重合して形成されており、シート体S1の表から裏に亘り断裁された全切断部と非切断部とを交互に連続させたミシン目状の全切断線として形成されている。
ここで、全切断とは、シート体S1を構成するラベルシートL1および剥離シートR1に対して、いずれかの側から切り込みを入れて反対側にまでその切り込みが達することで厚み方向全体に渡って断裁された状態とすることを称し、切断線として実線状に連続することは要しないものとする。また、断裁された状態となる限り、表裏のいずれの側から切り込みを設けるかも問題となるものではない。さらに、非切断とは、シート体21の同一箇所を構成するラベルシートL1および剥離シートR1のいずれもが厚み方向に断裁されていない状態、すなわちいずれの側からも切り込みを入れられていない状態とすることを称す。また、半切断とは、シート体21の同一箇所を構成するラベルシートL1および剥離シートR1のいずれかのみを断裁した状態、すなわち、ラベルシートL1および剥離シートR1のいずれかの側から切り込みを入れ、片方は完全に切断されるものの他方にはほとんど切り込みが到達しないように形成したものを称す。さらには全切断線、半切断線とは、それぞれ全切断または半切断された部分が線状または点線状に連続した直線又は曲線、あるいはこれらの直線又は曲線が連続する連続線として構成されたものをいい、全切断または半切断した部分が必ずしも実線状に連続することを要するものではない。以下、上記のように定義した語を用いて説明を続ける。
上述したように、図1において、ラベルシートL1の左右の側縁間に亘り、ミシン目状の全切断線として第1のラベルシート切断線3が直線状に形成されている。また、この第1のラベルシート切断線3はこれを構成する全切断部によって、ラベルシートL1の各側縁と繋がるように構成されている。そのため、この第1のラベルシート切断線3に沿って容易に余白領域A12の一部が分離可能となっている。
また、上記の第1のラベルシート切断線3以外で、各ラベル片2〜2の縁部すなわち外形に対応するように形成した切断線によって第2のラベルシート切断線4を構成している。この第2のラベルシート切断線4は、ラベル片2〜2の長辺22〜22,24〜24に対応する長辺対応部41〜41と、第1のラベルシート切断線3を構成しないラベル片2〜2の短辺23〜23に対応する短辺対応部42とから構成されている。
より具体的に説明すると、同一のラベル片配置領域A11を形成するラベル片2〜2のうち、隣接するもの同士で第2辺22と第4辺24として共有する5つの直線と、共有されない両端の長辺24、22に対応する7つの直線部分が各々長辺対応部41〜41を構成する。また、短辺対応部42は、ラベル片2〜2の第3辺23〜23を連続させた直線として構成する。
また、長辺対応部41のうち、第1のラベルシート切断線3との交点に近い一部分を、剥離シートR1側まで全切断した同一長さのスリット部41a〜41aとして形成し、各々を第1のラベルシート切断線3と繋げるようにしている。さらに、スリット部41a〜41aを除いた長辺対応部41〜41は、ラベルシートL1のみを断裁する実線状に連続するラベルシート側半切断線として形成しており、各々をスリット部41a〜41aと繋げるようにしている。
上記のように、図1における上側のラベル配置領域A11の周囲に構成した第1のラベルシート切断線3と第2のラベルシート切断線4とは、下側のラベル配置領域A11の周囲にも同様に構成されている。このようにして、図中の上側に形成される第1のラベルシート切断線3を境界とする上部は、第1の切除部X11として第1のラベルシート切断線3に沿って容易に切除することが可能とされているとともに、図中の下側に形成される第1のラベルシート切断線3を境界とする上部は、第2の切除部X12として下側の第1のラベルシート切断線3に沿って容易に切除することが可能とされており、それぞれを切除することでラベル片2〜2の第1辺21〜21側の端部を開放することができるようにされている。
次に、図1および図3を参照しつつ、図2を用いて剥離シートR1に形成した切断線について説明を行う。なお、図2は底面図として示しているため、図1とは上下関係が逆になっている。
以下においては、上の説明と同様に、図1において上側に位置するラベル配置領域A11に対応する、図2における下側の領域に着目して説明を行う。
まず、剥離シートR1には、ラベルシートL1側に形成した第1のラベルシート切断線3と並行、より具体的には重合するように第1の剥離シート切断線5を形成している。これらは、同一のミシン目状の全切断線として同時に形成しているものであるため、ラベルシートL1における第1のラベルシート切断線3として説明したものと位置関係はほぼ同一となっている。
さらに、剥離シートR1には、同一のラベル片配置領域A11を形成する6つのラベル片2〜2の各裏面内に、略閉鎖領域7〜7を各々形成するように第2の剥離シート切断線6が設けられている。これらの略閉鎖領域7〜7は、後述するようにラベル片2〜2をシート体S1より分離させた際に、裏側の粘着面内において非接着部としての剥離シート片を構成するものである。以下においては、上記の略閉鎖領域を非接着部または剥離シート片と称す場合もある。なお、上記の略閉鎖領域は、これを形成する線が継ぎ目無く繋がっていることまでは要せず、当該領域内の剥離シート片が他の部分に対して容易に分離可能であるなど、機能的に他の部分と区別して扱うことが可能な程度に独立していれば足りる。
第2の剥離シート切断線6は、矩形状に形成された各剥離シート片7〜7の各辺に対応する部分より構成されている。具体的には第2の剥離シート切断線6は、剥離シート片7の長辺の一方に対応しつつ、第1の剥離シート切断線5と共有する部分としての共有切断部61と、これに対向するもう一方の長辺に対応する中間部62と、これらの共有切断部61と中間部62とを接続する連結部63,63とから構成されている。
このうち、連結部63,63は、ラベルシートL1におけるスリット部41a〜41aに対応するものであり、同一のスリット部として重合して形成されている。また、中間部62は、図1におけるラベル片2の長辺である第2辺22の途中から、対向する第4辺24の途中にまで亘ってラベル片2の一部を横断するように形成されており、剥離シートR1側のみを断裁する実線状に連続する剥離シート側半切断線として構成されている。なお、中間部62は剥離シート片7〜7がその周辺部に位置する剥離シートR1と容易に分離可能とすることができる限り、実線状のものに替えてミシン目状の剥離シート側半切断線として構成することも可能である。
また、各連結部63,63は中間部62との間でそれぞれ繋がりを有するように形成されているとともに、ミシン目状に形成される共有切断部61を構成する全切断部との間で繋がりを有するように形成されている。こうすることで、後述するように切除部X11を切除させた際に、剥離シート片7を周囲の剥離シートR1の部分に対して完全に独立したものとすることができる。
上述のように、図2における下側に位置する剥離シート片7〜7の周囲における切断線について説明したが、上側に位置する剥離シート片7〜7の周囲においても同様に構成している。こうすることで、下側の第1の剥離シート切断線5よりも下側となる領域で、ラベルシートL1側のものとともに第1の切除部X11を構成し、上側の第1の剥離シート切断線5よりも下側となる領域で、ラベルシートL1側のものとともに第2の切除部X12を構成している。
上記のように切断線を形成されるラベルシートL1と剥離シートR1とは、図3のように重合された状態でシート体S1として構成される。
図3に示す状態より、仮にラベルシートL1と剥離シートR1とを上下に分離させた状態の分解図を図4に示す。上述したように、ラベルシートL1に形成した第1のラベルシート切断線3と、剥離シートR1に形成した第1の剥離シート切断線5とは重合され一体として形成されている。そして、剥離シート片7〜7は各ラベル片2〜2の第1のラベルシート切断線3側の端部の裏面領域内に対応するような位置関係に形成されている。また、第2のラベルシート切断線4は主にラベルシート側半切断線として形成しているために、これに対応する切断線は、剥離シートR1側ではスリット部である連結部63を除いて形成されていない。
図5は、図4の一部を拡大して示したものである。上述したように、一体として形成されているラベルシートL1側のスリット部41a及び剥離シートR1側の連結部63は、それぞれ図中のB1部およびC1部において、第1のラベルシート切断線3または第1の剥離シート切断線5の全切断部と繋がるように形成されている。なお、各シートの材質や厚み又は粘着部の接着力やミシン目状全切断線のピッチ等を変更することで、切除部X11(X12)の切断がラベル片2〜2及び剥離シート片7〜7を引き連れることなく容易に可能となる場合には、B1部およびC1部において、ラベルシートL1側のスリット部41a及び剥離シートR1側の連結部63が、第1のラベルシート切断線3及び第1の剥離シート切断線5の全切断部ではなく非切断部に繋がるように形成しても良い。
こうすることで、第1のラベルシート切断線3および第1の剥離シート切断線5に沿って、シート体S1全体よりラベルシートL1の一部と剥離シートR1の一部とからなる切除部X11(X12)(図3参照)を一体的に分離することができ、これと隣接していた剥離シート片7〜7を周囲の剥離シートR1の部分に対して完全に独立したものとすることができると同時に、切除した切除部X11(X12)に隣接していたラベル片2〜2を周囲のラベルシートL1の部分に対して完全に独立したものとすることができる。
上記のように構成したシート体S1は、次のようにして用いることができる。
まず、図3のように一体のシート体S1として扱う際には、目的の印刷領域に対応するラベル片2〜2、およびその裏面の剥離紙シート片7〜7(図4参照)は、第1のラベルシート切断線3の非切断部および第1の剥離シート切断線5の非切断部によって周囲の部分と接続がなされた状態となっている。また、ラベル片2〜2の他の縁部を形成する第2のラベルシート切断線4は主として半切断線として形成されているため、対応する位置に剥離シートR1側では切断線が形成されることなくラベル片2〜2を裏側より安定して支持することが可能となっている。
そのため、このシート体S1を用いてプリンタによる印刷を行った場合でも、プリンタの内部で引っ掛かりが生じてシート体S1に破れが発生したり、ラベル片2の位置ずれが発生したりすることがなく、シート体S1の損傷や印刷品質の低下を抑制することができる。また、シート体S1を取り扱う場合においても、表面の凹凸が小さく引っ掛かりが生じ難いことから、ラベルの位置ずれや剥がれ等の損傷が生じる恐れが少なく、ハンドリング性に優れる。
図3の状態より第1の切除部X11を切除した状態を図6に示す。本図では、最初に第1の切除部X11を切除したものとしているが、第2の切除部X12(図3参照)より切除することも可能である。
切除部X11,X12は、一体のミシン目状切断線として形成される第1のラベルシート切断線3および第1の剥離シート切断線5に沿って一端側より順次切り離されるようにして切除される。この切断線の端部は、ミシン目を形成する全切断部によってシート体S1の縁部と繋がるように形成されているため、小さな力で容易に切り離しを開始することが可能となっている。
また、ラベル片2〜2および剥離シート片7〜7の縁部を形成する切断線41,63が、図5におけるB1部およびC1部において第1のラベルシート切断線3または第1の剥離シート切断線5の全切断部と各々繋がるように形成されているために、切除部X11(X12)の切り離しに伴って容易に切断が開始でき、引き連れられて剥がれるような不具合を抑制することができる。
このようにして切除部X11(X12)を切除した後には、これと隣接するラベル片2〜2および剥離シート片7〜7はラベルシートL1の周辺部分または剥離シートR1の周辺部分に対して完全に独立することになる。そのため、ラベル片2〜2を剥離シートR1より剥離させる際には、剥離シート片7〜7の部分を持ち手として、これと重合するラベル片2〜2の端部近傍とともに把持しつつ図中の上方に引っ張るのみで、剥離シートR1より簡単に分離させることが可能となる。
図7に、ラベル片2〜2のうちの1つを剥離シートR1より剥離させる途中の状態を示す。剥離させるラベル片2は裏側の粘着面2aが露出して、この粘着面2a内の端部に上記剥離シート片7により非粘着面が形成されることになる。上述したように、剥離シート片7は剥離シートR1の周辺部分に対して完全に独立しているために、剥離に際して他の部分を引き連れることなく、円滑に分離を行うことができる。
このように切除部X11を切除するのみで、これに隣接する複数のラベル片2〜2が独立した状態となって、端部を把持して引っ張るのみで簡単に剥離シートR1より分離させることができるために、ラベル片2〜2の剥離に掛かる作業スピードが大幅に向上するとともに、ラベル片2〜2の形状を美麗に維持することができるようになっている。
剥離シートR1より分離させたラベル片2は、剥離シート片7の部分を持ち手として把持したまま対象物の表面にまで移動させて貼り付けを行う。この過程においては、作業者は剥離シート片7の部分を持ち手として把持したままで、仮位置決めや貼り直し等の接着に至る種々の作業を行うことができ、この間で手指の皮脂等により粘着面2aを汚すことがなく、また、剥離シート片のコシによってシワを生じさせることが少なくなるため、接着力の低下やシワの発生を抑えながら好適に貼り付け作業を進めることができる。
このように貼り付けを行った後に非接着部としての剥離シート片7を除去するか否かは、使用形態に応じて適宜選択することができる。
例えば、貼り付けたラベル片2を後に除去することを想定しない場合、または、強力に接着させて剥がれを防止したい場合には、上記のように貼り付けた後に、剥離シート片7を除去して粘着面2aをすべて露出させた状態とした上で、粘着面2a全体で対象物に貼り付けを行う。こうすることで接着力を増加させることができるとともに、端部の捲れ上がりを抑えることができるために、貼り付け後の美観を高めると同時に他の部分への付着や損傷を抑制することが可能となる。
他方、貼り付けたラベル片2を後に除去することを想定する場合には、ラベル片2を裏側に剥離シート片7を伴わせた状態としたままで貼り付けて使用し、使用後には剥離シート片7を持ち手として把持しながら剥がすことができる。このように、剥離シート片7により非接着部が形成されており、剥がす際の持ち手となる部分が存在するために容易かつ美麗に剥離作業を行うことができる。また、対象物からの剥離後においても粘着力が一定以上に維持されている場合においては、他の部分に貼り替えて再度使用することも可能となる。
以上のように、本実施形態におけるシート体S1は、複数のラベル片2〜2を配置するラベル片配置領域A11,A11と当該ラベル片配置領域A11,A11を囲む余白領域A12とが設けられ、裏面を粘着面として形成されたラベルシートL1と、当該ラベルシートL1を剥離可能に粘着面側より支持する剥離シートR1とからなるシート体S1であって、前記ラベルシートL1に対して、前記ラベル片配置領域A11の縁部の一部を含みつつ一端部より他端部まで連続する第1のラベルシート切断線3と、当該第1のラベルシート切断線3以外でラベル片2〜2の外形に対応する第2のラベルシート切断線4とを設け、前記剥離シートR1の一部に前記第1のラベルシート切断線3と並行する第1の剥離シート切断線5と、前記第1のラベルシート切断線3及び前記ラベル片2〜2の縁部の一部に対応する部分を含みつつラベル片2〜2の裏面内に略閉鎖領域を形成する第2の剥離シート切断線6とを設けており、前記第1のラベルシート切断線3と前記第1の剥離シート切断線5に沿って前記ラベルシートL1の一部と前記剥離シートR1の一部からなる切除部X11,X12を一体的に分離可能に構成するとともに、前記略閉鎖領域に対応する剥離シート片7〜7がラベル片2〜2の裏面に非接着部を形成しつつ当該ラベル片2〜2と一体的に剥離シートR1より分離可能に構成したものである。
このように構成しているために、ラベル片配置領域A11が周囲の余白領域A12によって周囲から支持されるとともに、これらに対応する剥離シートR1によって裏側より支持されているために、シート体S1としての形状を安定して維持しつつ適切に印刷を行うことが可能となる。また、印刷後に切除部X11,X12を各切断線に沿って分離することで、ラベル片2〜2の端部を開放してラベル片2〜2を剥がしやすくすることが可能となる。さらには、ラベル片2〜2の端部に隣接しつつ剥離シート片7〜7が非接着部を形成しているため、この非接着部を持ち手として利用しながらラベル片2〜2の位置合わせを行うことで、粘着面に汚れを付着させることなく正確に位置決めを行うことが可能となる。そして、ラベル片を後に剥がすことが必要な際には、この非接着部を形成したまま貼り付けを行うことで、当該部分を持ち手として把持しつつ簡便かつ美麗にラベル片2〜2の除去を行うことが可能となる。他方、ラベル片2〜2を除去する必要が無い場合には、非接着部となる剥離シート片7〜7を除去してラベル片2〜2の全面を用いて対象物に貼り付けることで接着力を増加させて、より安定して接着状態を維持することができ、目的に応じて使用形態を容易に変化させることが可能となっている。
また、前記第1のラベルシート切断線3と前記第1の剥離シート切断線5とが、シート体S1の表から裏に亘り断裁された全切断部と断裁されていない非切断部とを交互に連続させたミシン目状の全切断線として重合させて形成するように構成されているため、印刷時などシート体S1全体として扱う場合には、良好な一体性が得られて印刷品質やハンドリング性を向上させることができるとともに、ラベル片2〜2を剥がす際に不要となる部分は速やか且つ確実に除去することが可能となる。また、ラベルシートL1から剥離シートR1まで厚み方向に断裁された全切断線として同時に形成する構成としていることから製造コストを削減することが可能となっている。
また、前記第2の剥離シート切断線6が、ラベル片2〜2の縁部と対応する前記第1の剥離シート切断線5の一部と共有される部分である共有切断部61と、当該共有切断部61と並行しつつラベル片2〜2の縁部上の一点より他点にまで横断するよう実線状に連続した部分である中間部62と、前記共有切断部61と前記中間部62との間をラベル片2〜2の縁部に沿って接続する実線状に連続した部分である連結部63,63とから構成されているため、上記ミシン目状切断線に沿って切除部X11,X12を取り去ることで、ラベル片2〜2が端部裏側に剥離シート片7〜7を伴いつつラベルシートL1の周辺部分より独立するとともに、この剥離シート片7〜7が剥離シートR1の周辺部分より独立する状態となるため、ラベル片2〜2を裏側の剥離シート片7〜7とともに剥離シートR1より容易に分離させることが可能となる。
また、前記第2の剥離シート切断線6における前記中間部62が、剥離シートR1のみを断裁しつつラベルシートL1の断裁にまでは至らない剥離シート側半切断線として形成されているとともに、前記連結部63が、前記第2のラベルシート切断線4の一部41aとともに、シート体S1の表から裏に亘り切り込みを入れたスリットとして形成されるように構成しているため、非接着部としての剥離シート片7〜7を形成するための第2の剥離シート切断線6をより簡便に構成することが可能となっている。
<第2実施形態>
この第2実施形態に係るシート体S2は、図8に示す平面図によって表れる側に構成された長方形状のラベルシートL2と、図9に示す底面図によって表れる側に構成された長方形状の剥離シートR2とが、図10に示すように同一の向きで重合されて一体として構成されている。
基本的な構成は、第1実施形態に係るシート体S1の場合と同様であり、これと同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、余白領域A22に囲まれるようにして2つのラベル配置領域A21,A21が設けられており、これらのラベル配置領域A21,A21を構成するラベル片2〜2の第1辺21〜21側には第1のラベルシート切断線203,203が形成され、図中において、第1のラベルシート切断線203,203よりも上方の領域が第1の切除部X21または第2の切除部X22をそれぞれ構成する。
上側のラベル配置領域A21および下側のラベル配置領域A21は周囲に同一の切断線が形成されることにより構成されている。そのため、以下においては、上側のラベル片配置領域A21に着目して説明を行っていく。
第1のラベルシート切断線203は、以下に述べるように形成される横断部232,232と、外縁共有部231とにより構成されている。横断部232,232は、ラベル片配置領域A21を横断しつつラベル片2〜2の第1辺21〜21に並行となる仮想直線231Cを考えたときに、この仮想直線231cを延長して余白領域A22に形成される直線部であり、実線状に連続するラベルシート側半切断線として形成されている。外縁共有部231は、ラベル片配置領域A21の外縁に沿って上記仮想直線231cの両端を結ぶように形成される連続線の部分であり、後述するスリット部231b1,231a1〜231a1の部分とこれらにより形成される交点部分を除いては、実線状に連続するラベルシート側半切断線として形成されている。すなわち、外縁共有部231は、図中で最も左側に位置するラベル片2の第4辺24、および最も右側に位置するラベル片2の第2辺22の一部に各々対応する長辺共有部231b,231bと、全てのラベル片2〜2の第1辺21〜21に対応する短辺共有部231a〜231aとから構成されている。
さらには、ラベル片2〜2の外形に対応する部分で、上記第1のラベルシート切断線203以外の部分は、第2のラベルシート切断線204として構成されており、後述するスリット部242a〜242aとこれらにより形成される交点部分を除いては、実線状に連続するラベルシート側半切断線として形成されている。具体的には、第2のラベルシート切断線204は、図中で最も左側に位置するラベル片2の第4辺24、および最も右側に位置するラベル片2の第2辺22の一部に各々対応する第1の長辺対応部241,241と、隣接するラベル片2〜2同士が共有する辺に対応する第2の長辺対応部242〜242と、ラベル片2〜2の各第3辺23〜23に対応する短辺共有部243〜243とによって構成されている。
前述したように、第1のラベルシート切断線203および第2のラベルシート切断線204の一部は、シート体S2の表から裏に亘り全切断したスリットとして構成している。このスリットは、各ラベル片2〜2の第1辺21と第2辺22とが交わる図中において右上の隅部に該当する部分に形成されている。具体的には、第1のラベルシート切断線203を構成する各短辺共有部231a〜231aのうち図中の右側端部がスリット部231a1〜231a1として形成されるとともに、図中で右側に位置する長辺共有部231bのうち上側端部より横断部232にいたる直前の部分までがスリット部231b1として形成されている。また、第2のラベルシート切断線204を構成する第2の長辺対応部242〜242のうち上側端部より仮想直線231cにいたる直前までの部分がスリット部242a〜242aとして形成されている。
上記のようにラベルシートL2側に形成された切断線と対応するように剥離シートR2側に形成された切断線について、図8を参照しつつ図9を用いて説明する。
まず、剥離シートR2にはラベルシートL2側の仮想直線231cと重合しつつ、一方の端部より他方の端部まで延長した位置に第1の剥離シート切断線205,205がミシン目状の剥離シート側半切断線として形成されている。すなわち、第1の剥離シート切断線205,205は、第1のラベルシート切断線203,203に対して一部で重合されつつ並行するように設けられている。第1の剥離シート切断線205,205は剥離シートR2側より形成する半切断部と非切断部とが点線上に連続したものであり、剥離シートR2の縁部とは半切断部で繋がるように形成している。なお、ここでいう半切断および非切断とは剥離シートR2側より入れる切り込みによって形成されるものをいい、背面のラベルシートL2側からも重合する位置に切り込みが形成されている場合には、全切断や半切断の状態となり得る。
また、剥離シートR2には、複数の第2の剥離シート切断線206〜206が形成されており、各第2の剥離シート切断線206〜206によって、それぞれ三角形状の略閉鎖領が形成されており、それらの領域内の剥離シート片207〜207は周囲の部分と容易に分離可能とされて区別できる程度に独立している。また、第2の剥離シート切断線206〜206は各々、第1の剥離シート切断線205〜205よりわずかに離間した位置に形成されており、図中において第1の剥離シート切断線205〜205よりも下方の領域、すなわち切除部X21が形成される領域内に上記の略閉鎖領域は形成されており、より具体的にはラベル片2〜2の第1辺21と第2辺22とが交わる隅部に対応する位置に形成されている。
第2の剥離シート切断線206は、それぞれ第1の剥離シート切断線205を境界としてこれよりも第1のラベルシート切断線203側の領域における、ラベル片2の第1辺21の一部に対応する短辺共有部261aと、第2辺22の一部に対応する長辺共有部261bとからなるラベル縁共有部261に加えて、これらと接続されて上記の略閉鎖領域を形成する閉鎖部262により構成されている。上記短辺共有部261aと長辺共有部261bとは、第1のラベルシート切断線203のスリット部231a1〜231a1,231b1および第2のラベルシート切断線204のスリット部242a〜242aのいずれかに各々対応しており、これらと一体となる全切断線として同時に形成されている。また、上記閉鎖部262は短辺共有部261aと長辺共有部261bと繋がる実線状の剥離シート側半切断線として形成されている。
上記のように切断線を形成されるラベルシートL2と剥離シートR2とは、図10のように重合された状態でシート体S2として構成される。
図10に示す状態より、仮にラベルシートL2と剥離シートR2とを上下に分離させた状態の分解図を図11に示す。上述したように、ラベルシートL2に形成した第1のラベルシート切断線203と、剥離シートR2に形成した第1の剥離シート切断線205とは端部付近で重合しつつ並行して形成されている。第1のラベルシート切断線203と第1の剥離シート切断線205とが重合する位置においても、第1の剥離シート切断線203がミシン目状に形成されているために、これらの切断線によってシート体S2が分断されることはなく、適切にラベル片2〜2を支持させた状態を保つことが可能となっている。
そして、剥離シート片207〜207は各ラベル片2〜2のうち第1のラベルシート切断線203側の隅部の裏側に対応する位置関係に形成されている。また、第2のラベルシート切断線204は主にラベルシート側半切断線として形成しているために、これに対応する切断線は、剥離シートR2側においてスリット部である長辺共有部261bを除いて形成されていない。
図12は、図11の一部を拡大して示したものである。上述したように、第1のラベルシート切断線203および第2のラベルシート切断線204の一部を構成するスリット部231b1,231a1,242aは、第2の剥離シート切断線206におけるスリット部261a,261aと一体として形成されている。
ラベルシートL2側に着目すると、図中のD1部においては、スリット部231b1とスリット部231a1とが完全に繋がることなく、前述の交点部分にごく僅かな非切断部を形成するようにしている。また、E1部においても、スリット部242aとスリット部231a1とが完全に繋がることなく、交点部分にごく僅かな非切断部を形成するようにしている。同様に剥離シートR1側では、上記D1部、E1部に対応する位置であるD2、E2部において、スリット部(長辺共有部)261bとスリット部(短辺共有部)261aとが完全に繋がることなく、交点部分にごく僅かな非切断部を形成するようにしている。このように、隅部の頂点となる交点部分に非切断部を設けることにより、頂点部分が捲れ上がるようにして折れ曲がることを防ぐことができ、よりシート体S2としての形状を安定して維持するとともに、引っ掛かりの原因となる凹凸を低減することが可能となっている。また、図中のF部においてはスリット部(長辺共有部)261bと、第1の剥離シート切断線205が繋がることなく離間した位置関係になるようにしており、切除部X21,X22(図10参照)を分離させる際に、F部を基点として分断されることを防止できるようにしている。
上記のように構成することで、第1のラベルシート切断線203および第1の剥離シート切断線205に沿って、シート体S2全体よりラベルシートL2の一部と剥離シートR2の一部とからなる切除部X21(X22)(図10参照)を素早く一体的に分離することができ、これと同時にラベル片2〜2を端部近傍で裏面である粘着面を露出させた状態としつつ、その露出した裏面の領域内に独立した剥離シート片207〜207を構成することができる。
上記のように構成したシート体S2は、次のようにして用いることができる。
まず、図10のように一体のシート体S2として扱う際には、目的の印刷領域に対応するラベル片2〜2は、ごく一部の隅部の裏面に剥離シート片207〜207を伴ってはいるものの、ほぼ裏面全体を剥離シートR2によって支持されており、剥離シート片207〜207を形成される隅部の頂点においても非切断部によって支持されている。そのため、大きく開口される部分がなく厚み方向への凹凸が少なくなるために、安定した形状を維持することができるようになっている
従って、第1実施形態におけるシート体S1と同様、このシート体S2を用いてプリンタによる印刷を行った場合でも、シート体S2の損傷や印刷不良を抑制することができる。
図10の状態より第1の切除部X21を切除した状態を図13に示す。本図では、最初に第1の切除部X21を切除したものとしているが、第2の切除部X22(図10参照)より切除することも可能である。
切除部X21,X22は、第1のラベルシート切断線203と、これと一部で重合する第1の剥離シート切断線205に沿って一端側より順次切り離されるようにして切除される。この切除開始位置となる一端部を形成するシート体S2の縁部には、第1のラベルシート切断線203が実線状のラベルシート側半切断線として繋がっているともに、これと重合しつつ第1の剥離シート切断線205がミシン目状の剥離シート側半切断線のうち半切断部によって繋がっている。そのため、小さな力で容易に切り離しを開始することが可能となっている。
切除部X21,X22をシート体S2より離間させる場合には、図中における右側より切除部X21,X22を剥離シートR2側に向けて順次剪断していくようにして離間させていく。
第1のラベルシート切断線203および第1の剥離シート切断線205は、端部の重合する部分以外では異なる位置とされており、切除部X21,X22を取り去ることによって、第1の剥離シート切断線205よりも外側に位置する部分でラベル片2〜2の裏面となる粘着面2a〜2aが現れる。同時に、その粘着面2a〜2aの領域内で、且つ図中の下側隅部に三角形状の剥離シート片207〜207を各々伴った状態となる。
各剥離シート片207〜207は剥離シートR2の周辺部分に対してごく僅かな非切断部を除いて、ほぼ独立した状態として形成されているために、上記のように切除部X21,X22を離間させる際にも、引き連れられて位置がずれることはない。また、剥離シート片207〜207が同一の方向を向く三角形状に形成されていることから、より安定して剥離シート片207〜207をラベル片2〜2の裏面に付随させた状態とすることができる。さらには、切除部X21,X22を一端部側から順次剪断するように離間させていく際に、上記剥離シート片207〜207を形成する三角形の頂点部分から非切断部を有する底辺部分に対する向きに、具体的には、本図の右側より左側に向けて順次離間させていくことで、隅部の頂点に当たる非切断部による引っ掛かりの影響を少なくして、安定して剥離シート片207〜207をラベル片2〜2の裏面に付随させた状態とすることができる。
このようにして切除部X21(X22)を切除した後には、これと隣接するラベル片2〜2および剥離シート片207〜207はラベルシートL2の周辺部分または剥離シートR2の周辺部分に対して完全に独立することになる。そのため、ラベル片2〜2を剥離シートR2より剥離させる際には、剥離シート片207〜207の部分を持ち手として、これと重合するラベル片2〜2の端部近傍とともに把持しつつ図中の上方に引っ張るのみで、簡単に分離させることが可能となる。なお、分離そのものは剥離シート片207〜207以外の粘着面2a〜2aを把持しつつ行うことでも可能である。
図14に、ラベル片2〜2のうちの1つを剥離シートR2より剥離させる途中の状態を示す。剥離させるラベル片2は裏側の粘着面2aを露出させ、この粘着面2aの片側の隅部に上記剥離シート片207によって非粘着面を形成することになる。上述したように、剥離シート片207は剥離シートR2の周辺部分に対して完全に独立しているために、剥離に際して他の部分を引き連れることなく、円滑に分離を行うことができる。
このように切除部X21を切除するのみで、これに隣接する複数のラベル片2〜2が独立した状態となり、端部を把持して引っ張るのみで簡単に剥離シートR2より分離することができるために、ラベル片2〜2の剥離に掛かる作業スピードが大幅に向上するとともに、ラベル片2〜2の形状を美麗な状態で維持することができるようになっている。
剥離シートR2より分離させたラベル片2は、剥離シート片207の部分を持ち手として把持したまま対象物の表面にまで移動させて貼り付けを行うことができ、第1実施形態における剥離シートR2と同様にして貼り付け作業を進めることができる。
また、非接着部としての剥離シート片207の取り扱いを第1実施形態における剥離シートR2と同様に行うことで、粘着面2aを全て露出させて状態で完全に接着する使用形態と、剥離シート片207を残したままとして使用後に剥離を行う使用形態とを好適に選択することができる。
さらに、第2実施形態におけるシート体S2では、第1実施形態におけるシート体S1の場合よりも剥離シート片207が小さく形成されている。そのため、使用後に剥離を行うために剥離シート片207を残した状態で接着した場合であっても、接着面積が大きく第1実施形態の場合に比し接着力を高くすることができる。また、剥離シート片207が一方の隅部にしか形成されておらず、残る三方の隅部は接着された状態とすることができるため、第1実施形態の場合に比してラベル片2の中で捲れ上がりが生じる部位が小さく、より安定して貼り付け状態を維持することができるようになっている。
以上のように、本実施形態におけるシート体S2は、第1のラベルシート切断線203が、両端を結ぶ仮想直線231cが複数のラベル片2を横断するように設定したラベル片配置領域A21の縁部の一部である実線状に連続した部分である外縁共有部231と、前記仮想直線231cを延長して前記両端よりラベルシートL2の端部までに亘り余白領域A22に各々形成される実線状に連続した部分である横断部232とから構成されているとともに、少なくとも前記横断部232がラベルシートL2のみを断裁しつつ剥離シートR2までの断裁にまでは至らないラベルシート側半切断線として形成されており、第1の剥離シート切断線205が、前記仮想直線231cに対応して剥離シートR2の一端部より他端部まで連続する位置に、剥離シートR2のみを断裁するミシン目状の剥離シート側半切断線として形成されるように構成したものである。
このように構成しているため、印刷時などシート体S2全体として扱う場合には、良好な一体性を得て印刷品質やハンドリング性を向上させることができるとともに、ラベル片2〜2を剥がす際に不要となる切除部X21,X22を速やか且つ確実に除去することが可能となる。また、切除部X21,X22を除去する際の切断線が、剥離シートR2側ではラベル片2〜2を横断する位置にあるため、切除部X21,X22を除去するのみでラベル片2〜2が端部裏側で粘着面2a〜2aを露出させつつ独立させることができるために、この部分を持ってラベル片2〜2を直ぐに剥がすことができ、作業性が向上する。
また、第2の剥離シート切断線206が、前記第1の剥離シート切断線205を境界としてこれよりも第1のラベルシート切断線203側の領域におけるラベル片2〜2の縁部の一部に対応する部分であるラベル縁共有部261と、当該ラベル縁共有部261に接続されて略閉鎖領域207を形成する部分である閉鎖部262とから構成されており、前記ラベル縁共有部261は対応する第1又は第2のラベルシート切断線203,204の一部とともに、シート体S2の表から裏に亘り切り込みを入れたスリットとして形成されているとともに、前記閉鎖部262は剥離シートR2のみを断裁しつつラベルシートL2の断裁にまでは至らない剥離シート側半切断線として形成されるように構成しているため、第1のラベルシート切断線203と第1の剥離シート切断線205に沿ってシート体S2の切除部X21,X22を除去するのみで、ラベル片2〜2の端部裏側に粘着面2a〜2aを露出させつつ、その領域内に剥離シート片207〜207による非接着部を好適に形成することが可能となる。
また、前記ラベル片2〜2が直線状の第1辺21と当該第1辺21に交わる第2辺22及び第3辺23とを備え、複数のラベル片2〜2が第1辺21〜21同士を連続させつつ隣接して設けられることで前記ラベル片配置領域A21が形成されており、前記略閉鎖領域207が第1辺21および第2辺22の交わる隅部に形成され、第1辺21および第2辺22の一部により前記ラベル縁共有部261が形成されるとともに、第1辺21および第2辺22と交わる直線として前記閉鎖部262が形成されるように構成しているため、ラベル片2〜2の裏面にそれぞれ非接着部を形成する剥離シート片207〜207が、略三角形に構成されるとともに、同一の向きとなるように配置されるために、切除部X21,X22を除去する際に、非接着部との間で引っ掛かりを生じることなく円滑に作業を行うことが可能となる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態においては、ラベルシートL1,L2および剥離シートR1,R2は材質に紙を用いることで構成していたが、使用する印刷手段によりラベル片2に印刷が可能である限り、合成フィルム等の別の材料を用いて構成しても差し支えない。また、ラベルシートL1,L2と剥離シートR1,R2とは各々同一寸法で形成していたが、粘着剤が露出しないようにするために剥離シートR1,R2をラベルシートL1,L2よりもやや大きめに形成することも好適である。
また、上述の実施形態ではラベル片2〜2を矩形状にするとともに、全て同一寸法となるように構成していたが、上記の各切断線を曲線状に形成したり、間隔を異ならせるように設けることで、ラベル片2〜2を、その外形が曲線を主体となるように変更して構成したり、位置によって大きさを変化させて構成したりすることも可能である。
また、上述の実施形態では、一つのシート体S1(S2)の内部に12個のラベル片2〜2を有する構成としていたが、ラベル片2を単数にするなど、適宜、数を変更して構成することも可能である。
さらには、上述の実施形態において、ラベル片2〜2の裏面で非接着部を構成する剥離シート片7〜7を矩形状に形成するとともに、剥離シート片207〜207を三角形状に形成していたが、上述の切断線の形状および間隔、さらには向きを変更することによって、用途に応じて剥離シート片7〜7,207〜207を上記以外の様々な形状や大きさに形成することができる。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。