JP5987611B2 - 画像読取装置及び媒体搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像読取装置及び媒体搬送装置に関する。
特許文献1に画像読取装置の例が開示されている。この画像読取装置は、装置本体を備えている。装置本体は、第1導入口と、第1排出口と、第2導入口と、第2排出口とを有している。装置本体には、搬送路が形成されている。
第1導入口には、第1媒体が導入される。第1排出口から、第1媒体が排出される。第2導入口には、第1媒体よりも狭幅の第2媒体が導入される。第2排出口から、第2媒体が排出される。また、第2排出口は、常に開放されている。搬送路は、第1媒体を第1導入口から第1排出口に案内するとともに、第2媒体を第2導入口から第2排出口に案内する。
上記画像読取装置では、このような第1導入口、第1排出口、第2導入口、第2排出口及び搬送路により、幅の異なる第1媒体及び第2媒体を搬送することができる。
特開2008−285259号公報
ところで、上記画像読取装置では、第2排出口が常に開放されていることから、ユーザが本来、第2導入口に第2媒体を差し込むべきところを間違えて、第2排出口に第2媒体を差し込んでしまう逆挿しが発生する恐れがある。第2排出口に第2媒体を逆挿ししてしまうと、搬送路の途中に設けられている各種部品に過負荷が作用し、故障の原因となり得る。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、幅の異なる第1媒体及び第2媒体を搬送することができるとともに、第2排出口に対する第2媒体の逆挿しを抑制できる画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、 第1媒体が導入されるように構成される第1導入口と、前記第1媒体が排出されるように構成される第1排出口と、前記第1媒体よりも狭幅の第2媒体が導入されるように構成される第2導入口と、前記第2媒体が排出されるように構成される第2排出口と、前記第1媒体を前記第1導入口から前記第1排出口に案内するように構成されるとともに、前記第2媒体を前記第2導入口から前記第2排出口に案内するように構成される搬送路とが形成された装置本体と、
前記装置本体に対して開位置と閉位置との間で変位可能に設けられ、前記閉位置では前記第2排出口を閉鎖する一方、前記開位置では前記第2排出口を開放し、前記第2排出口から前記第2媒体の少なくとも一部が排出される場合に前記閉位置から前記開位置に変位するように構成される蓋体と、
前記搬送路を搬送される前記第1媒体及び前記第2媒体の画像を読み取るように構成される読取部と、を備え
前記第1導入口は、前記第1媒体の搬送方向において、前記読取部に対し、一方側に位置し、
前記第1排出口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、他方側に位置し、
前記第2導入口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、前記一方側に位置し、
前記第2排出口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、前記他方側に位置しているとともに、前記第1排出口の一部と共用され、前記第2媒体が排出されるように構成され、
前記第2排出口は、前記第1排出口の幅方向の一端側において、前記第1排出口と重複する第1領域と、前記第1領域に対し、前記第2媒体の厚み方向における一方側に位置する第2領域とを有し、
前記第1媒体は、前記第1領域を通過可能であり、
前記第2媒体は、前記第1領域及び前記第2領域を通過可能であり、
前記蓋体は、前記閉位置では前記第2排出口の前記第2領域を閉鎖することを特徴とする。
上記本発明の画像読取装置では、上記構成により、幅の異なる第1媒体及び第2媒体を搬送することができる。また、この画像読取装置では、蓋体が装置本体に対して開位置と閉位置との間で変位可能に設けられている。蓋体は、閉位置で第2排出口を閉鎖し、第2媒体の第2排出口に対する逆挿しを抑制している。そして、蓋体は、第2排出口から第2媒体の少なくとも一部が排出される場合に閉位置から開位置に変位し、第2排出口を開放する。このため、第2排出口からの第2媒体の少なくとも一部の排出が蓋体によって妨げられる可能性が低減されている。また、上記本発明の画像読取装置において、第1導入口は、第1媒体の搬送方向において、読取部に対し、一方側に位置している。第1排出口は、搬送方向において、読取部に対し、他方側に位置している。第2導入口は、搬送方向において、読取部に対し、一方側に位置している。第2排出口は、搬送方向において、読取部に対し、他方側に位置しているとともに、第1排出口の一部と共用され、第2媒体が排出されるように構成されている。この構成によれば、蓋体によって、第2排出口に対する第2媒体の逆挿しを確実に抑制できる。さらに、本発明の画像読取装置において、第2排出口は、第1排出口の幅方向の一端側において、第1排出口と重複する第1領域と、第1領域に対し、第2媒体の厚み方向における一方側に位置する第2領域とを備えている。第1媒体は、第1領域を通過可能である。第2媒体は、第1領域及び第2領域を通過可能である。そして、蓋体は、閉位置では第2排出口の第2領域を閉鎖する。この構成によれば、蓋体が閉位置にある状態で、第1排出口から排出される第1媒体に対して干渉する可能性を低減でき、第2排出口に対する第2媒体の逆挿しを確実に抑制できる。
したがって、本発明の画像読取装置では、幅の異なる第1媒体及び第2媒体を搬送することができるとともに、第2排出口に対する第2媒体の逆挿しを抑制できる。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の本発明において、蓋体は、第2排出口から排出される第2媒体の厚み方向に延びる揺動軸心周りに揺動可能に装置本体に設けられている。仮に蓋体が第2媒体の幅方向に延びる軸周りに揺動可能に装置本体に支持されている場合、第2媒体の表面に形成されたエンボスに対して、その揺動する蓋体の先端縁が噛み込む不具合が発生するおそれがある。この点、上記構成によれば、第2媒体の厚み方向に延びる揺動軸心周りに揺動する蓋体の先端縁が第2媒体の表面に接触する可能性を低減できるので、第2媒体のエンボスに蓋体の先端縁が噛み込む不具合が生じる可能性を低減できる。
請求項記載の本発明は、請求項1又は2記載の本発明において、蓋体は、第1排出口の幅方向の一端側、かつ第2排出口の幅方向の一端側において、第2排出口から排出される第2媒体の厚み方向に延びる揺動軸心周りに揺動可能に装置本体に設けられ、揺動軸心側から幅方向の他端側に延びる一部材である。そして、蓋体は、第1排出口から第1媒体が排出される場合に閉位置から開位置に変位するように構成されている。
この構成によれば、閉位置にある蓋体によって、第2排出口に対する第2媒体の逆挿しを抑制できる。また、第1排出口から第1媒体が排出される場合、蓋体が閉位置から開位置に変位し、第2排出口と一部が共用される第1排出口を開放する。このため、この画像読取装置では、第1排出口からの第1媒体の排出が蓋体によって妨げられる可能性を低減できる。
請求項記載の本発明は、請求項1乃至のいずれか1項記載の本発明において、画像読取装置は、蓋体を閉位置に保持する付勢力を発揮する捩じりコイルバネを有する。この構成によれば、簡素、かつ嵩張らない捩じりコイルバネにより、ソレノイド等を使用する場合と比較して、製造コストの低廉化及び小型化を実現できる。
請求項6記載の本発明の媒体搬送装置は、第1媒体が導入されるように構成される第1導入口と、前記第1媒体が排出されるように構成される第1排出口と、前記第1媒体よりも狭幅の第2媒体が導入されるように構成される第2導入口と、前記第2媒体が排出されるように構成される第2排出口と、前記第1媒体を前記第1導入口から前記第1排出口に案内するように構成されるとともに、前記第2媒体を前記第2導入口から前記第2排出口に案内するように構成される搬送路とが形成された装置本体と、
前記装置本体に対して開位置と閉位置との間で変位可能に設けられ、前記閉位置では前記第2排出口を閉鎖する一方、前記開位置では前記第2排出口を開放し、前記第2排出口から前記第2媒体の少なくとも一部が排出される場合に前記閉位置から前記開位置に変位するように構成される蓋体と、
前記搬送路を搬送される前記第1媒体及び前記第2媒体の画像を読み取るように構成される読取部と、を備え、
前記第1導入口は、前記第1媒体の搬送方向において、前記読取部に対し、一方側に位置し、
前記第1排出口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、他方側に位置し、
前記第2導入口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、前記一方側に位置し、
前記第2排出口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、前記他方側に位置しているとともに、前記第1排出口の一部と共用され、前記第2媒体が排出されるように構成され、
前記第2排出口は、前記第1排出口の幅方向の一端側において、前記第1排出口と重複する第1領域と、前記第1領域に対し、前記第2媒体の厚み方向における一方側に位置する第2領域とを有し、
前記第1媒体は、前記第1領域を通過可能であり、
前記第2媒体は、前記第1領域及び前記第2領域を通過可能であり、
前記蓋体は、前記閉位置では前記第2排出口の前記第2領域を閉鎖することを特徴とする。
上記本発明の媒体搬送装置では、上記構成により、幅の異なる第1媒体及び第2媒体を搬送することができる。また、この媒体搬送装置では、蓋体が装置本体に対して開位置と閉位置との間で変位可能に設けられている。蓋体は、閉位置で第2排出口を閉鎖し、第2媒体の第2排出口に対する逆挿しを抑制している。そして、蓋体は、第2排出口から第2媒体の少なくとも一部が排出される場合に閉位置から開位置に変位し、第2排出口を開放する。このため、第2排出口からの第2媒体の少なくとも一部の排出が蓋体によって妨げられる可能性が低減されている。また、上記本発明の媒体搬送装置において、第1導入口は、第1媒体の搬送方向において、読取部に対し、一方側に位置している。第1排出口は、搬送方向において、読取部に対し、他方側に位置している。第2導入口は、搬送方向において、読取部に対し、一方側に位置している。第2排出口は、搬送方向において、読取部に対し、他方側に位置しているとともに、第1排出口の一部と共用され、第2媒体が排出されるように構成されている。この構成によれば、蓋体によって、第2排出口に対する第2媒体の逆挿しを確実に抑制できる。さらに、本発明の媒体搬送装置において、第2排出口は、第1排出口の幅方向の一端側において、第1排出口と重複する第1領域と、第1領域に対し、第2媒体の厚み方向における一方側に位置する第2領域とを備えている。第1媒体は、第1領域を通過可能である。第2媒体は、第1領域及び第2領域を通過可能である。そして、蓋体は、閉位置では第2排出口の第2領域を閉鎖する。この構成によれば、蓋体が閉位置にある状態で、第1排出口から排出される第1媒体に対して干渉する可能性を低減でき、第2排出口に対する第2媒体の逆挿しを確実に抑制できる。
したがって、本発明の媒体搬送装置では、幅の異なる第1媒体及び第2媒体を搬送することができるとともに、第2排出口に対する第2媒体の逆挿しを抑制できる。
本発明の画像読取装置を具体化した第1実施例の画像読取装置1の主に前方を示す斜視図である。 上記画像読取装置1の主に後方を示す斜視図である。 給送トレイ36が使用位置にある状態の上記画像読取装置1の主に前方を示す斜視図である。 上記画像読取装置1のブロック図である。 給送トレイ36が使用位置にある状態の上記画像読取装置1の上面図である。 図5のA−A断面を示す模式断面図である。 図5のB−B断面であって、給送トレイ36が収納位置にある状態を示す模式断面図である。 上記画像読取装置1の主に第2排出口22周辺を示す部分拡大正面図である。 第2実施例の画像読取装置の主に第2排出口22周辺を示す部分拡大正面図である。 1変形例の画像読取装置の主に前方を示す斜視図である。 1変形例の画像読取装置の主に後方を示す部分斜視図である。 1変形例の画像読取装置の主に後方を示す部分斜視図である。 2変形例の画像読取装置の主に後方を示す部分斜視図である。 3変形例の画像読取装置の主に後方を示す部分斜視図である。
以下、本発明を具体化した第1実施例、第2実施例、第1変形例、第2変形例及び第3変形例を、図面を参照しつつ説明する。
(第1実施例)
図1に示すように、第1実施例の画像読取装置1は、本発明の画像読取装置の具体的態様の一例である。図1では、第1排出口12側を装置の前側と規定し、第1排出口12に対向した場合に左手に来る側を左側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2以降に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像読取装置1が備える各構成要素について説明する。
<構成>
図1〜図7に示すように、画像読取装置1は、筐体30と、給送トレイ36と、制御基板54と、搬送部40と、読取部55と、蓋体101と、開閉機構150、155と、タッチパネル70と、開閉位置センサ60とを備えている。
図3、図6及び図7に示すように、筐体30は、第1筐体31と、第2筐体32と、一対のサイドフレーム33L、33Rとが組み合わされてなる。筐体30は、本発明の「装置本体」の一例である。
上側に位置する第1筐体31と、下側に位置する第2筐体32とは、上下方向の間隔を有して互いに対向している。左側のサイドフレーム33L及び右側のサイドフレーム33Rは、第1筐体31及び第2筐体32を左右方向の外側から挟んでいる。
第1筐体31は、上面31A、前面31B及び上側案内面31G等を有する。上面31Aは、上方を向く平面である。上面31Aは、後方に向かって上り傾斜している。上面31Aの中央には、タッチパネル70が設けられている。前面31Bは、前方を向く平面である。前面31Bは、上面31Aの前端縁に連続し、下方に向かって垂直に延びている。上側案内面31Gは、下方を向く屈曲平面である。上側案内面31Gは、前面31Bの下端縁31BAに連続し、後方に向かって略水平に延びている。そして、上側案内面31Gは、第1筐体31における前後方向の略中央において上向きに屈曲し、後方に向かって上り傾斜している。
第2筐体32は、前面32B、下側案内面32G及び後面32Cを有する。前面32Bは、前方を向く平面である。前面32Bの上端縁32BAは、前面31Bの下端縁31BAに対して、隙間を有して下側に離間している。前面32Bは、下方に向かって垂直に延びている。下側案内面32Gは、上方を向く屈曲平面である。下側案内面32Gは、前面32Bの上端縁32BAに連続し、後方に向かって水平に延びている。そして、下側案内面32Gは、第2筐体32における前後方向の中央において上向きに屈曲し、後方に向かって上り傾斜している。後面32Cは、後方を向く平面である。後面32Cは、下方に向かって垂直に延びている。
図5及び図7に示すように、第2筐体32は、下側カード案内面32I及び上側カード案内面32Hを有している。下側カード案内面32Iは、下側案内面32Gの水平部分における右端部に連続し、後方に向かって水平に延びて後面32Cまで達している。上側カード案内面32Hは、下側カード案内面32Iに対して上方に離間している。上側カード案内面32Hは、下側カード案内面32Iと平行に、後方に向かって水平に延びて後面32Cまで達している。図7に示すように、上側カード案内面32Hの上下方向の高さは、上側案内面31Gの水平部分の上下方向の高さとほぼ同じである。
後面32C側は、本発明の「第1媒体の搬送方向において、読取部に対し、一方側」の一例である。前面31B及び前面32B側は、本発明の「第1媒体の搬送方向において、読取部に対し、他方側」の一例である。
図1〜図3及び図5〜図7に示すように、筐体30には、第1導入口11と、第1排出口12と、搬送路10とが形成されている。
図3、図6及び図7に示すように、第1導入口11に、シートSHが導入される。シートSHは、例えば、用紙やOHPシート等である。シートSHは、本発明の「第1媒体」の一例である。第1導入口11は、第1筐体31と第2筐体32との間に形成されている。より詳しくは、第1導入口11は、上側案内面31Gの後端縁31GAと、下側案内面32Gの後端縁32GAとの隙間である。第1導入口11は、左側のサイドフレーム33Lの近傍から右側のサイドフレーム33Rの近傍まで、左右方向に延びている。第1導入口11の左右方向の長さは、シートSHの幅よりも長くされている。
第1排出口12から、シートSHが排出される。第1排出口12は、第1筐体31と第2筐体32との間に形成されている。より詳しくは、第1排出口12は、前面31Bの下端縁31BAと、前面32Bの上端縁32BAとの隙間である。第1排出口12は、左側のサイドフレーム33Lの近傍から右側のサイドフレーム33Rの近傍まで、左右方向に延びている。第1排出口12の左右方向の長さは、第1導入口11と同様、シートSHの幅よりも長くされている。
本実施例では、第1排出口12の幅方向は左右方向である。第1排出口12の幅方向の一端側は、右側のサイドフレーム33R側である。
図6及び図7に示すように、搬送路10は、第1導入口11から第1排出口12へシートSHを案内する。搬送路10は、第1筐体31と第2筐体32との間に形成されている。より詳しくは、搬送路10は、上側案内面31Gと下側案内面32Gとに上下方向から挟まれてなる通路である。本開示において、例えば、「上側案内面31G又は下側案内面32Gに案内される」と記載した場合、必ずしもシートSHが上側案内面31G又は下側案内面32Gに常に当接しながら搬送することを意味しない。従って、「案内」されるとは、例えば、シートSHが下側案内面32Gに時折当接して搬送されることも含む記載である。搬送路10は、第1導入口11から前方に向かって下り傾斜している。そして、搬送路10は、筐体30における前後方向の中央において前向きに屈曲し、第1排出口12まで水平に延びている。
図5及び図7に示すように、搬送路10における右端側に位置する領域は、カード搬送領域20とされている。図1〜図3、図5及び図7に示すように、筐体30には、第2導入口21と、第2排出口22と、カード通過路29とが形成されている。
図2、図5及び図7に示すように、第2導入口21に、シートSHより幅狭であるカードCAが導入される。カードCAは、シートSHより小面積の枚葉である。カードCAは、例えば、名刺、キャッシュカード、会員証又は免許証等である。カードCAの短辺の長さは、例えば、国際標準化機構(ISO)/国際電気標準会議(IEC)による国際規格ID−1の53.98mmである。カードCAの長辺の長さは、例えば、国際標準化機構(ISO)/国際電気標準会議(IEC)による国際規格ID−1の85.60mmである。例えば、カードCAが樹脂製の免許証等である場合、そのカードCAは、シートSHより肉厚であり、剛性が高い。カードCAは、本発明の「第2媒体」の一例である。第2導入口21は、第2筐体32に形成されている。より詳しくは、第2導入口21は、後面32Cにおける上下方向の中間部、かつ右側のサイドフレーム33R側において前後方向に開口している。第2導入口21は、左右方向に延びている。第2導入口21の左右方向の長さは、カードCAの幅よりも長くされている。第2導入口21の上下方向の高さは、搬送路10の水平部分及び第1排出口12の上下方向の高さとほぼ同じである。
図1、図3、図5及び図7に示すように、第2排出口22から、カードCAが排出される。第2排出口22は、第1筐体31と第2筐体32との間に形成されている。より詳しくは、第2排出口22は、前面31Bの下端縁31BAにおける右端部31BBと、前面32Bの上端縁32BAにおける右端部32BBとの隙間である。第2排出口22は、右側のサイドフレーム33Rの近傍から左方に向かって細長く延びている。第2排出口22の左右方向の長さも、第2導入口21と同様、カードCAの幅よりも長くされている。第2排出口22は、第1排出口12の右端側の一部と共用されている。
すなわち、図1に示すように、第1排出口12は、第2排出口22の下部領域22Aを含む。従って、シートSHは、第2排出口22の下部領域22Aを通過して、第2排出口22の下部領域22Aから排出され得る。カードCAは、第2排出口22の下部領域22Aから排出され、又は第2排出口22の下部領域22A及び第2排出口22の上部領域22Bから排出され得る。このように、本開示において、「第1」排出口、及び「第2」排出口との記載は、第1排出口が第2排出口を含む場合をも含む記載である。「第1」導入口、及び「第2」導入口との記載に関しても、同様に第1導入口が第2導入口を含む場合をも含む記載である。
本実施例では、第2排出口22の幅方向は左右方向である。第2排出口22の幅方向の一端側は、右側のサイドフレーム33R側である。第2排出口22の幅方向の他端側は、左側のサイドフレーム33K側である。
図3に示すように、第2排出口22の上下方向の開口幅W2は、カードCAの厚みの範囲に対応して、第1排出口12の上下方向の開口幅W1よりも大きくされている。
図5及び図7に示すように、カード通過路29は、上側カード案内面32Hと、下側カード案内面32Iとに上下方向から挟まれてなる通路である。カード通過路29と、搬送路10の右端側に位置するカード搬送領域20とは、後方の第2導入口21から前方の第2排出口22まで水平に延びている。カード通過路29とカード搬送領域20とは、第2導入口21から第2排出口22へカードCAを案内する。
図3及び図5に示すように、給送トレイ36の左右の角部には、一対のヒンジ部36L、36Rが一体に形成されている。給送トレイ36の中央には、上方に開口する操作開口39が形成されている。給送トレイ36は、両ヒンジ部36L、36Rを介して、開閉軸心X36周りに回動可能に両サイドフレーム33L、33Rに支持されている。開閉軸心X36は、サイドフレーム33L、33Rの後側上端部に位置して左右方向に延びている。
図1、図2及び図7に示すように、給送トレイ36は、閉じた状態で第1筐体31の上面31Aを上方から覆っている。図1、図2及び図7に示す給送トレイ36の位置を「収納位置」とする。給送トレイ36は、収納位置にある場合、開閉軸心X36から前方に向かって下り傾斜するように位置している。図1に示すように、操作開口39は、給送トレイ36が収納位置にある状態でタッチパネル70を外部に露出させている。
そして、図3、図5及び図6に示すように、給送トレイ36は、図1等に示す状態から開閉軸心X36周りに後方に回動して開かれることにより、筐体30の後ろ側で後方に向かって上り傾斜する位置に変位する。図3、図5及び図6に示す給送トレイ36の位置を「使用位置」とする。
図3及び図6に示すように、給送トレイ36は、使用位置では下側案内面32Gの傾斜部分に連続するように傾斜し、第1導入口11を開放している。給送トレイ36には、1枚又は複数枚のシートSHが載置される。図示は省略するが、給送トレイ36は、左右一対のガイド部を有している。ガイド部は、給送トレイ36に載置されるシートSHを左右方向の外側から挟んで左右方向の位置決めを行う。給送トレイ36に載置されたシートSHは、第1導入口11に導入され、搬送路10において第1排出口12へ案内される。
図4、図6及び図7に示すように、電力が図示しない家庭用コンセントからACアダプタ59及び制御基板54を経由して、搬送部40、読取部55、タッチパネル70、開閉位置センサ60等へ供給される。
図4に示すように、制御基板54は、CPU、ROM及びRAM等を備えている。制御基板54は、搬送部40、読取部55、タッチパネル70、開閉位置センサ60等に電気的に接続されて、それらを制御する。
図5〜図7に示すように、搬送部40は、分離ローラ48、分離パッド49、搬送ローラ42A、42B、42C、従動ローラ43A、43B、43C、排出ローラ44A、44B、44C及び従動ローラ45A、45B、45Cを有している。読取部55は、画像読取センサ55A、55Bを有している。これらは、搬送路10において、第1導入口11から第1排出口12に向かって、分離ローラ48及び分離パッド49、搬送ローラ42A、42B、42C及び従動ローラ43A、43B、43C、画像読取センサ55A、55B、排出ローラ44A、44B、44C及び従動ローラ45A、45B、45Cという順番で配設されている。以下、この順番で、これらの構成を説明する。
図6に示すように、分離ローラ48は、第2筐体32内に回転可能に支持されている。分離ローラ48の上部は、下側案内面32Gの傾斜部分から搬送路10に露出している。図5に示すように、分離ローラ48は、搬送路10における左右方向の中間に位置している。分離ローラ48は、制御基板54が図4に示す駆動モータ40Mを制御することにより駆動モータ40Mに駆動される。そして、分離ローラ48は、給送トレイ36に載置されたシートSHに当接しつつ回転することにより、そのシートSHを搬送路10に送り出す。
分離パッド49は、第1筐体31に組み付けられている。分離パッド49は、上側案内面31Gにおいて搬送路10に露出している。分離パッド49は、ゴムやエラストマー等の摩擦部材からなる板状体である。分離パッド49は、図示しない付勢部材に付勢されて、分離ローラ48に押し付けられている。これにより、分離ローラ48と分離パッド49とは、搬送路10において搬送されるシートSHを挟んで一枚ずつ分離し得る。
図5〜図7に示すように、搬送ローラ42A、42B、42Cは、1本の回転軸42Sにより第2筐体32内に回転可能に支持されている。搬送ローラ42A、42B、42Cの上部は、下側案内面32Gの傾斜部分と水平部分との接続部から搬送路10に露出している。搬送ローラ42A、42B、42Cは、制御基板54が駆動モータ40Mを制御することにより駆動モータ40Mに駆動されて、分離ローラ48と同期回転する。従動ローラ43A、43B、43Cは、1本の回転軸43Sにより第1筐体31内に回転可能に支持されている。従動ローラ43A、43B、43Cの下部は、上側案内面31Gの傾斜部分と水平部分との接続部から搬送路10に露出している。従動ローラ43A、43B、43Cは、図示しない付勢部材に付勢されて、搬送ローラ42A、42B、42Cに押し付けられている。これにより、シートSHが搬送される場合には、搬送ローラ42A、42B、42Cは、搬送路10において搬送されるシートSHを従動ローラ43A、43B、43Cと挟んで回転し、シートSHを第1排出口12へ搬送する。
搬送路10の右端側がカード搬送領域20とされていることにより、図5及び図7に示すように、右側の搬送ローラ42C及び右側の従動ローラ43Cは、カード搬送領域20にも露出している。これにより、カードCAが搬送される場合には、搬送ローラ42Cは、第2導入口21から導入され、カード通過路29を通過したカードCAをカード搬送領域20において従動ローラ43Cと挟んで回転し、カードCAを第2排出口22へ搬送する。
図5〜図7に示すように、画像読取センサ55Aは、第2筐体32に組み付けられている。より具体的には、画像読取センサ55Aは、Contact Image Sensor(以後、「CIS」と略す)、CISホルダ及びコンタクトガラス等を備える。画像読取センサ55Aの上面は、下側案内面32Gの水平部分において搬送路10に露出している。画像読取センサ55Bは、第1筐体31に組み付けられている。より具体的には、画像読取センサ55Bは、CIS、CISホルダ及びコンタクトガラス等を備える。画像読取センサ55Bの下面は、上側案内面31Gの水平部分において搬送路10に露出している。すなわち、画像読取センサ55A、55Bは、カード搬送領域20を含む搬送路10全体を上下方向から挟むように対向している。上記構成により、画像読取センサ55A、55Bは、搬送路10において搬送されるシートSHの両面の画像を読み取るとともに、カード搬送領域20において搬送されるカードCAの両面の画像を読み取る。すなわち、画像読取センサ55A、55Bは、シートSHが搬送される場合には、シートSHの両面の画像を読み取り、カードCAが搬送される場合には、カードCAの両面の画像を読み取る。なお、本開示において、「対向」とは必ずしも真対向を意味せず、例えば、シートSHの搬送方向において、画像読取センサ55Aの一部が画像読取センサ55Bに対してずれていてもよい。
排出ローラ44A、44B、44Cは、1本の回転軸44Sにより第2筐体32内に回転可能に支持されている。排出ローラ44A、44B、44Cの上部は、下側案内面32Gの水平部分から搬送路10に露出している。排出ローラ44A、44B、44Cは、制御基板54が駆動モータ40Mを制御することにより駆動モータ40Mに駆動されて、分離ローラ48及び搬送ローラ42A、42B、42Cと同期回転する。従動ローラ45A、45B、45Cは、1本の回転軸45Sにより第1筐体31内に回転可能に支持されている。従動ローラ45A、45B、45Cの下部は、上側案内面31Gの水平部分から搬送路10に露出している。従動ローラ45A、45B、45Cは、図示しない付勢部材に付勢されて、排出ローラ44A、44B、44Cに押し付けられている。これにより、シートSHが搬送される場合には、排出ローラ44A、44B、44Cは、搬送路10において搬送されるシートSHを従動ローラ45A、45B、45Cと挟んで回転し、シートSHを第1排出口12から筐体30の外部に排出する。
搬送路10の右端側がカード搬送領域20とされていることにより、図5及び図7に示すように、右側の排出ローラ44C及び右側の従動ローラ45Cは、カード搬送領域20にも露出している。これにより、カードCAが搬送される場合には、排出ローラ44Cは、カード搬送領域20において搬送ローラ42C及び従動ローラ43Cに搬送されるカードCAを従動ローラ45Cと挟んで回転し、カードCAを第2排出口22から筐体30の外部に排出する。
図1及び図8に示すように、蓋体101は、左右方向に延びる平板部材である。蓋体101における左端側の先端部101Aは、第2排出口22の左側、かつ第1排出口12の上側に位置している。蓋体101における右端側の根元部101Bは、右側のサイドフレーム33Rの前端縁側に位置している。蓋体101の下端縁101Cは、先端部101Aの下端に連続し、第2排出口22より右側まで水平に延びている。下端縁101Cは、第2排出口22の下部領域22Aより上側に位置している。
右側のサイドフレーム33Rの前端縁には、蓋体支持部150が後方に向けて凹むように形成されている。蓋体支持部150は、第1排出口12の右端部と共用される第2排出口22の右側に位置している。図8に示すように、蓋体101の根元部101Bは、蓋体支持部150が有する支持軸150Aに連結されている。これにより、蓋体101は、上下方向に延びる揺動軸心X101周りに揺動可能に筐体30に支持されている。揺動軸心X101が延びる上下方向は、本発明の「第2排出口から排出されるカードの厚み方向」の一例である。
図1及び図8に示す蓋体101の位置を「閉位置」とする。図5に実線で示す蓋体101の位置も「閉位置」である。蓋体101は、閉位置で第2排出口22の上部領域22Bを前方から閉鎖している。その一方、蓋体101は、閉位置で第2排出口22の下部領域22Aを閉鎖しない。下部領域22Aは、本発明の「第1領域」の一例である。上部領域22Bは、本発明の「第2領域」の一例である。
図8に示すように、蓋体101が上下方向、すなわちカードCAの厚み方向において第2排出口22を塞ぐ長さT101は、カードCAの厚みT2からシートSHの厚みT1を引いた値より小さい。長さT101は、上下方向における前面31Bの下端縁31BAにおける右端部31BBと蓋体101の下端縁101Cとの間の距離である。また、蓋体101は、下端縁101Cが下部領域22Aより上側に位置していることにより、上下方向において、第1排出口12から排出されるシートSHに対して離間している。
そして、蓋体101は、図1等に示す状態から、揺動軸心X101周りに前方に揺動することにより、図3に示すように、先端部101Aがサイドフレーム33Rの蓋体支持部150に対して、ほぼ前方に位置する状態まで変位する。
図3に示す蓋体101の位置を「開位置」とする。図5に二点鎖線で示す蓋体101の位置も「開位置」である。蓋体101は、開位置で第2排出口22の上部領域22Bを開放している。
図8に示すように、根元部101Bは、その下側部分が切り欠かれている。そして、根元部101Bと蓋体支持部150との間に、捩じりコイルバネ155が配設されている。図示は省略するが、捩じりコイルバネ155の一端は蓋体支持部150に係止され、捩じりコイルバネ155の他端は根元部101Bに係止されている。これより、捩じりコイルバネ155は、蓋体101を揺動軸心X101周りで開位置から閉位置に向けて付勢している。すなわち、捩じりコイルバネ155は、蓋体101に何も接触しない状態において、蓋体101を閉位置に保持している。
図3及び図5に示すように、シートSHが第1排出口12から筐体30の外部に排出される際に、蓋体101は、閉位置にある状態で第2排出口22の下部領域22A、すなわち第1排出口12の右端部を閉鎖しない。このため、蓋体101が第1排出口12から排出されるシートSHに対して干渉する可能性を低減できる。また、カードCAが第2排出口22から筐体30の外部に排出される際に、カードCAにおける上部領域22Bを通過する部分が蓋体101に接触して、蓋体101を前方に向けて押す。ここで、捩じりコイルバネ155の付勢力は、カードCAに押される蓋体101が閉位置から開位置に変位することを許容する程度の強さとされている。
蓋体支持部150及び捩じりコイルバネ155を有して蓋体101の開閉機構が構成されている。
図3及び図6等に示すように、タッチパネル70は、第1筐体31の内部における上面31A側に組み付けられている。タッチパネル70は、上面31Aにくり抜かれた矩形状のタッチパネル用開口31Hにより外部に露出している。タッチパネル70は、液晶パネルと、液晶パネルの背面側から光を照射する蛍光ランプやLED等の光源と、液晶パネルの表面に貼り合わされた接触感知膜とを有している。
タッチパネル70は、制御基板54に制御されて、画像読取動作の処理状況やエラー状況等である画像読取装置1の稼働状況等を表示する。また、タッチパネル70は、外部からの操作を受け付ける。具体的には、タッチパネル70は、図1に示す「START」ボタンB1のような各種のボタンを表示する。そして、ユーザがいずれかのボタンに対応する処理の実行指示や設定入力を行うために、タッチパネル70に触れると、タッチパネル70は、その操作を受け付けて、制御基板54に伝達する。
図1及び図3等に示すように、開閉位置センサ60は、給送トレイ36の筐体30に対する位置を検知するものである。より詳しくは、開閉位置センサ60は、右側のサイドフレーム33Rの後側上端部に設けられて、右側のヒンジ部36Rに隣接している。開閉位置センサ60は、マイクロスイッチやロータリースイッチ等からなり、給送トレイ36の開閉軸心X36周りの回動によって断接する。開閉位置センサ60は、給送トレイ36が使用位置にあることを検知し、その旨の検知信号を制御基板54に伝達する。
<シート及びカードの画像読取動作>
この画像読取装置1では、以下のようにして、シートSH及びカードCAの画像が読み取られる。
シートSHの画像が読み取られる場合、ユーザにより、給送トレイ36が使用位置にあれば使用位置が維持され、給送トレイ36が収納位置にあれば使用位置に変位される。そして、ユーザにより、使用位置にある給送トレイ36にシートSHが載置される。制御基板54は、タッチパネル70からシートSHの読取指示があった場合に、シートSHの画像読取動作を開始する。タッチパネル70のシート読取指示は、タッチパネル70に表示されたシート読取「START」ボタンが押されることにより生成され、制御基板54に送られる。図示は省略するが、シート読取「START」ボタンは、図1に示すカード読取「START」ボタンB1と同様の表示である。
そうすると、制御基板54は、給送トレイ36が使用位置にあることを開閉位置センサ60が検知し、給送トレイ36にシートSHが存在することを図示しないシートセンサが検知していることを確認した上で、搬送部40の駆動モータ40Mを駆動する制御を行う。そうすると、まず、分離ローラ48が分離パッド49とシートSHを挟みながら回転する。分離ローラ48は、給送トレイ36上のシートSHを第1導入口11から導入し、シートSHを搬送路10に送り出す。この際、複数枚のシートSHが重なった状態で搬送されようとしている場合、分離パッド49とシートSHとの間の摩擦力などにより、シートSHが一枚ずつ分離され得る。
次に、搬送部40の、搬送ローラ42A、42B、42C及び従動ローラ43A、43B、43Cと、排出ローラ44A、44B、44C及び従動ローラ45A、45B、45Cとが第1導入口11から導入されるシートSHを搬送路10において搬送する。搬送路10において搬送されるシートSHの両面の画像が画像読取センサ55A、55Bにより読み取られる。
図3に示すように、画像が読み取られたシートSHは、排出ローラ44A、44B、44C及び従動ローラ45A、45B、45Cにより第1排出口12から筐体30の外部に排出される。この際、閉位置にある蓋体101は、第2排出口22の下部領域22A、すなわち第1排出口12の右端部を閉鎖しないので、第1排出口12から排出されるシートSHに対して干渉する可能性を低減できる。
一方、カードCAの画像が読み取られる場合、給送トレイ36が収納位置にあれば収納位置に維持され、給送トレイ36が使用位置にあれば収納位置に変位される。そして、図2に示すように、ユーザにより、カードCAが筐体30の後方から第2導入口22に差し込まれる。そうすると、カードCAは、カード通過路29を通過し、その先端がカード搬送領域20に到達する。制御基板54は、タッチパネル70からカードCAの読取指示があった場合に、カードCAの画像読取動作を開始する。タッチパネル70のカード読取指示は、タッチパネル70に表示されたカード読取「START」ボタンB1が押されることにより生成され、制御基板54に送られる。
そうすると、制御基板54は、カードCAが第2導入口22に存在することを図示しないカードセンサが検知していることを確認した上で、搬送部40の駆動モータ40Mを駆動する制御を行う。そうすると、搬送ローラ42C及び従動ローラ43Cと、排出ローラ44C及び従動ローラ45Cとが第2導入口21から導入され、カード通過路29を通過したカードCAをカード搬送領域20において搬送する。カード搬送領域20において搬送されるカードCAの両面の画像が画像読取センサ55A、55Bにより読み取られる。
図3に示すように、画像が読み取られたカードCAは、排出ローラ44C及び従動ローラ45Cにより第2排出口22から筐体30の外部に排出される。この際、閉位置にあって第2排出口22の上部領域22Bを閉鎖する蓋体101は、カードCAに押され、捩じりコイルバネ155の付勢力に抗しながら、閉位置から開位置に揺動する。このため、第2排出口22からのカードCAの排出が蓋体101によって妨げられる可能性を低減できる。
<作用効果>
第1実施例の画像読取装置1では、上記構成により、幅の異なるシートSH及びカードCAを搬送路10において搬送することができる。ここで、搬送路10がシートSHの搬送路と、カードCAの搬送路とを兼ねているので、装置の小型化を実現できる。
また、この画像読取装置1では、蓋体101が筐体30に対して開位置と閉位置との間で変位可能に設けられている。より詳しくは、蓋体101は、第1排出口12の右端側、かつ第2排出口22の右端側において、上下方向に延びる揺動軸心X101周りに揺動可能に筐体30に支持され、揺動軸心X101側から左端側に延びる一部材である。蓋体101は、閉位置で、第1排出口12の右端部と共用される第2排出口22の上部領域22Bを閉鎖し、カードCAの第2排出口22に対する逆挿しを抑制している。そして、蓋体101の開閉機構を構成する捩じりコイルバネ155は、第2排出口22からカードCAが排出される場合に、蓋体101を閉位置から開位置に変位させ、蓋体101に第2排出口22を開放させる。このため、第2排出口22からのカードCAの排出が蓋体101によって妨げられる可能性を低減できる。
したがって、第1実施例の画像読取装置1では、幅の異なるシートSH及びカードCAを搬送することができるとともに、第2排出口22に対するカードCAの逆挿しを抑制できる。
また、この画像読取装置1では、蓋体101は、揺動軸心X101周りに揺動可能に筐体30に支持されている。揺動軸心X101が延びる上下方向は、第2排出口22から排出されるカードCAの厚み方向である。ここで、仮に蓋体101がカードCAの幅方向、すなわち左右方向に延びる軸周りに揺動可能に筐体30に支持されている場合、カードCAの表面に形成されたエンボスに対して、その揺動する蓋体101の先端縁が噛み込む不具合が発生するおそれがある。この点、この画像読取装置1では、上記構成により、揺動軸心X101周りに揺動する蓋体101の先端縁がカードCAの右側面に接触し、カードCAの表面に接触する可能性を低減できる。その結果、この画像読取装置1では、カードCAのエンボスに蓋体101の先端縁が噛み込む不具合が生じる可能性を低減できる。
さらに、この画像読取装置1は、簡素、かつ嵩張らない捩じりコイルバネ155を有することにより、開閉機構がソレノイド等を使用する場合と比較して、製造コストの低廉化及び小型化を実現できる。
(第2実施例)
図9に示すように、第2実施例の画像読取装置では、第1実施例の画像読取装置における蓋体101の代わりに、蓋体201を採用している。第2実施例のその他の構成は第1実施例と同一である。このため、第1実施例と同一の構成については同一の符号を付して、説明を省略又は簡略する。
蓋体201が閉位置にある状態で、蓋体201における左端側の先端部201Aは、第2排出口22の左側に位置している。蓋体201における右端側の根元部201Bは、第1実施例の根元部101Bと同一構成である。根元部201Bは、蓋体支持部150が有する支持軸150Aに連結されている。これにより、蓋体201は、揺動軸心X101周りに揺動可能に筐体30に支持されている。根元部201Bと蓋体支持部150との間に、捩じりコイルバネ155が配設されている。
蓋体201の下端縁201Cは、先端部201Aの下端に連続し、第2排出口22より右側まで水平に延びている。下端縁201Cは、第2排出口22の下部領域22Aより下側に位置している。すなわち、蓋体201は、閉位置で第2排出口22全体を閉鎖している。
シートSHが第1排出口12から筐体30の外部に排出される際に、シートSHが蓋体201に接触して、蓋体201を前方に向けて押す。また、カードCAが第2排出口22から筐体30の外部に排出される際に、カードCAが蓋体201に接触して、蓋体201を前方に向けて押す。ここで、捩じりコイルバネ155の付勢力は、シートSH又はカードCAに押される蓋体101が閉位置から開位置に変位することを許容する程度の強さとされている。
蓋体支持部150及び捩じりコイルバネ155を有して蓋体201の開閉機構が構成されている。
上記構成である第2実施例の画像読取装置では、蓋体201は、閉位置で第2排出口22全体を閉鎖し、カードCAの第2排出口22に対する逆挿しを抑制している。
そして、捩じりコイルバネ155は、第1排出口12からシートSHが排出される場合に、蓋体201を閉位置から開位置に変位させ、蓋体201に第1排出口12の右端部を開放させる。また、捩じりコイルバネ155は、第2排出口22からカードCAが排出される場合に、蓋体201を閉位置から開位置に変位させ、蓋体201に第2排出口22を開放させる。このため、第1排出口12からのシートSHの排出、及び第2排出口22からのカードCAの排出が蓋体201によって妨げられる可能性を低減できる。
(第1変形例)
図10〜図12に示すように、第1変形例の画像読取装置では、第1実施例の画像読取装置1における第2排出口22を第2導入排出口321に変更し、第1実施例の画像読取装置1における第2導入口21を中間排出口322に変更している。また、第1変形例の画像読取装置では、第1実施例の画像読取装置1における蓋体101、蓋体支持部150及び捩じりコイルバネ155を取り除き、その代わりに、第1蓋体301、第2蓋体302、蓋体支持部351、352、捩じりコイルバネ355、356を採用している。第1変形例のその他の構成は第1実施例と同一である。このため、第1実施例と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
図10に示すように、第2導入排出口321は、第1実施例の第2排出口22と同一形状である。第2導入排出口321は、第1排出口12の右端側の一部と共用されている。第2導入排出口321は、カードCAが導入される第2導入口と、カードCAの全部が排出される第2最終排出口とを兼ねている。図11及び図12に示すように、中間排出口322は、第1実施例の第2導入口21と同一形状である。中間排出口322から、カードCAの一部が一時的に露出される。中間排出口322は、本発明の「第2排出口」の一例である。
図11に示すように、第1蓋体301は、左右方向に延びる平板部材である。第1蓋体301における左端側の第1先端部301Aは、中間排出口322における左右方向の中間に位置している。第1蓋体301における右端側の根元部301Bは、右側のサイドフレーム33Rの後端縁側に位置している。
右側のサイドフレーム33Rの後端縁には、蓋体支持部351が後方に向けてブロック状に突出するように形成されている。蓋体支持部351は、中間排出口322の右側に位置している。第1蓋体301の根元部301Bは、蓋体支持部351が有する支持軸351Bに連結されている。これにより、第1蓋体301は、上下方向に延びる第1揺動軸心X301周りに揺動可能に筐体30に支持されている。
第2蓋体302は、第1蓋体301と勝手違いの平板部材である。第2蓋体302における右端側の第2先端部302Aは、中間排出口322における左右方向の中間に位置して、第1蓋体301の第1先端部301Aと対向している。第2蓋体302における左端側の根元部302Bは、中間排出口322より左側に位置している。
第2筐体32の後面32Cにおける中間排出口322より左側には、蓋体支持部352が後方に向けてブロック状に突出するように形成されている。第2蓋体302の根元部302Bは、蓋体支持部352が有する支持軸352Bに連結されている。これにより、第2蓋体302は、上下方向に延びる第2揺動軸心X302周りに揺動可能に筐体30に支持されている。
図11に示す第1蓋体301及び第2蓋体302の位置を「閉位置」とする。第1蓋体301及び第2蓋体302は、閉位置で中間排出口322を後方から閉鎖している。
そして、第1蓋体301は、図11に示す状態から、第1揺動軸心X301周りに後方に揺動することにより、図12に示すように、第1先端部301Aが蓋体支持部351に対して、ほぼ後方に位置する状態まで変位する。第2蓋体302は、図11に示す状態から、第2揺動軸心X302周りに後方に揺動することにより、図12に示すように、第2先端部302Aが蓋体支持部352に対して、ほぼ後方に位置する状態まで変位する。図12に示す第1蓋体301及び第2蓋体302の位置を「開位置」とする。第1蓋体301及び第2蓋体302は、開位置で中間排出口322を開放している。
図11に示すように、根元部301B、302Bは、その下側部分が切り欠かれている。そして、根元部301Bと蓋体支持部351との間に、捩じりコイルバネ355が配設されている。根元部302Bと蓋体支持部352との間に、捩じりコイルバネ356が配設されている。捩じりコイルバネ355は、第1蓋体301を第1揺動軸心X301周りで開位置から閉位置に向けて付勢している。捩じりコイルバネ356は、第2蓋体302を第2揺動軸心X302周りで開位置から閉位置に向けて付勢している。すなわち、捩じりコイルバネ355、356は、第1蓋体301及び第2蓋体302に何も接触しない状態において、第1蓋体301及び第2蓋体302を閉位置に保持している。
図12に示すように、カードCAの一部が中間排出口322から筐体30の外部に一時的に露出する際に、カードCAが第1蓋体301及び第2蓋体302に接触して、第1蓋体301及び第2蓋体302を後方に向けて押す。ここで、捩じりコイルバネ355、356の付勢力は、カードCAに押される第1蓋体301及び第2蓋体302が閉位置から開位置に変位することを許容する程度の強さとされている。
蓋体支持部351、352及び捩じりコイルバネ355、356を有して第1蓋体301及び第2蓋体302の開閉機構が構成されている。
第2導入排出口321に、カードCAが導入される。搬送部40は、カード搬送領域20及びカード通過路29においてカードCAを後方に搬送する。この後方へのカードCAの搬送は、制御基板54のCPUが、搬送部40を第1実施例における搬送部40の回転方向と反対方向に逆送させることにより実行される。そして、カードCAは、中間排出口322から筐体30の外部に自己の一部が一時的に排出される。この際、中間排出口322を閉鎖する第1蓋体301及び第2蓋体302は、カードCAに押され、捩じりコイルバネ355、356の付勢力に抗しながら、閉位置から開位置に揺動する。このため、中間排出口322からのカードCAの一部の排出が第1蓋体301及び第2蓋体302によって妨げられる可能性を抑制できる。こうして、カードCAは、搬送部40によって頭出し位置に達するまで後方に搬送される。
次に、搬送部40は、カード搬送領域20及びカード通過路29においてカードCAを前方に搬送する。この際、画像読取センサ55A、55Bにより画像を読み取られた後、カードCAは、第2導入排出口321から筐体30の外部に排出される。
第1蓋体301及び第2蓋体302は、閉位置で中間排出口322を閉鎖し、カードCAの中間排出口322に対する逆挿しを抑制している。また、第1蓋体301及び第2蓋体302は、開位置で画像読取装置1の後方に延出するため、画像読取装置1の後方に物体等が配置されている場合に、第1蓋体301及び第2蓋体302が物体等との距離を保つスペーサとしての機能を果たし得る。そのため、カードCAのジャム等を抑制し得る。
また、この画像読取装置では、中間排出口322は、シートSHの搬送方向において、第1排出口12とは反対側に位置するので、第1蓋体301と第2蓋体302とが上記構成であっても、第1排出口12からのシートSHの排出が妨げられる可能性を低減できる。
図12に示すように、第1蓋体301は支持部材301Sを有し、第2蓋体302は支持部材302Sを有していてもよい。支持部材301Sは、第1蓋体301が開位置にある状態で、第1蓋体301の下端縁から左方に突出している。支持部材302Sは、第2蓋体302が開位置にある状態で、第2蓋体302の下端縁から右方に突出している。
カードCAの一部が中間排出口322から筐体30の外部に一時的に露出する際に、第1蓋体301及び第2蓋体302が開位置に変位すると、支持部材301S及び支持部材302Sは、カードCAの露出する一部の左右端縁を下方から支持する。これにより、カードCAの露出する一部が垂れ下がることを抑制できる。また、カードCAを支持部材301S及び支持部材302Sなどによりガイドすることができるため、カードCAの斜行等を抑制できる。
(第2変形例)
図13に示すように、第2変形例の画像読取装置では、第1変形例の画像読取装置における第2導入排出口321をカードCAが導入される第2導入口に変更し、第1変形例の画像読取装置における中間排出口322をカードCAが排出される第2排出口422に変更している。第2変形例のその他の構成は第1変形例と同一である。このため、第1変形例と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
2変形例の第2導入口は、第1変形例の第2導入排出口321と同様に、第1実施例の第2排出口22と同一形状である。このため、図示は省略する。第2排出口422は、第1実施例の第2導入口21と同一形状である。
2変形例において、第1蓋体301及び第2蓋体302は、図示は省略するが、閉位置で第2排出口422を閉鎖している。
第2導入口に、カードCAが導入される。搬送部40は、カード搬送領域20においてカードCAを後方に搬送する。そして、カードCAは、画像読取センサ55A、55Bにより画像を読み取られ、カード通過路29を通過した後、第2排出口422から筐体30の外部に排出される。この際、第2排出口422を閉鎖する第1蓋体301及び第2蓋体302は、カードCAに押され、図13に示すように、捩じりコイルバネ355、356の付勢力に抗しながら、閉位置から開位置に揺動する。このため、第2排出口422からのカードCAの排出が第1蓋体301及び第2蓋体302によって妨げられる可能性を抑制できる。
第1蓋体301及び第2蓋体302は、閉位置で第2排出口422を閉鎖し、カードCAの第2排出口422に対する逆挿しを抑制している。また、第1蓋体301及び第2蓋体302は、開位置で画像読取装置1の後方に延出するため、画像読取装置1の後方に物体等が配置されている場合に、第1蓋体301及び第2蓋体302が物体等との距離を保つスペーサとしての機能を果たし得る。そのため、カードCAのジャム等を抑制し得る。
(第3変形例)
図14に示すように、第3変形例の画像読取装置では、第1変形例の画像読取装置における第2蓋体302、蓋体支持部352及び捩じりコイルバネ356を取り除いている。そして、第1蓋体301の先端部301Aが中間排出口322より左側に位置するように、第1蓋体301を左方に延長している。これにより、第1蓋体301は、閉位置で中間排出口322全体を閉鎖する一方、開位置で中間排出口322全体を開放する。第3変形例のその他の構成は第1変形例と同一である。このため、第1変形例と同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
第1蓋体301は、閉位置で中間排出口322を閉鎖し、カードCAの中間排出口322に対する逆挿しを抑制している。また、第1蓋体301は、開位置で画像読取装置1の後方に延出するため、画像読取装置1の後方に物体等が配置されている場合に、第1蓋体301が物体等との距離を保つスペーサとしての機能を果たし得る。そのため、カードCAのジャム等を抑制し得る。
以上において、本発明を第1、2実施例及び第1〜3変形例に即して説明したが、本発明は上記第1、2実施例及び第1〜3変形例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できる。
第1実施例では、カードCAが第2排出口22から筐体30の外部に排出されていたが、この構成を変更して、カードCAが第2排出口22から一時的に外部に露出した後、第2導入口21に向かって逆送され、第2導入口21から筐体30の外部に排出されるようにしてもよい。
画像読取センサ55A、55Bは、第1実施例ではCISを備えていたがこれに限らず、CISの代わりに、Charge Coupled Device(CCD)等が採用されてもよい。
本発明は画像読取装置、画像形成装置又は複合機等に利用可能である。
1…画像読取装置、10…搬送路、30…筐体(装置本体)
SH…シート(第1媒体)、CA…カード(第2媒体)
11…第1導入口、12…第1排出口
21、321…第2導入口、22、322、422…第2排出口
101、201…蓋体、301…第1蓋体、302…第2蓋体
155、355、356…捩じりコイルバネ
X101…揺動軸心、X301…第1揺動軸心、X302…第2揺動軸心
301A…第1先端部、302A…第2先端部
22A…下部領域(第1領域)、22B…上部領域(第2領域)
T1…第1媒体の厚み、T2…第2媒体の厚み
T101…蓋体が厚み方向において第2排出口を塞ぐ長さ

Claims (7)

  1. 第1媒体が導入されるように構成される第1導入口と、前記第1媒体が排出されるように構成される第1排出口と、前記第1媒体よりも狭幅の第2媒体が導入されるように構成される第2導入口と、前記第2媒体が排出されるように構成される第2排出口と、前記第1媒体を前記第1導入口から前記第1排出口に案内するように構成されるとともに、前記第2媒体を前記第2導入口から前記第2排出口に案内するように構成される搬送路とが形成された装置本体と、
    前記装置本体に対して開位置と閉位置との間で変位可能に設けられ、前記閉位置では前記第2排出口を閉鎖する一方、前記開位置では前記第2排出口を開放し、前記第2排出口から前記第2媒体の少なくとも一部が排出される場合に前記閉位置から前記開位置に変位するように構成される蓋体と、
    前記搬送路を搬送される前記第1媒体及び前記第2媒体の画像を読み取るように構成される読取部と、を備え、
    前記第1導入口は、前記第1媒体の搬送方向において、前記読取部に対し、一方側に位置し、
    前記第1排出口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、他方側に位置し、
    前記第2導入口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、前記一方側に位置し、
    前記第2排出口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、前記他方側に位置しているとともに、前記第1排出口の一部と共用され、前記第2媒体が排出されるように構成され、
    前記第2排出口は、前記第1排出口の幅方向の一端側において、前記第1排出口と重複する第1領域と、前記第1領域に対し、前記第2媒体の厚み方向における一方側に位置する第2領域とを有し、
    前記第1媒体は、前記第1領域を通過可能であり、
    前記第2媒体は、前記第1領域及び前記第2領域を通過可能であり、
    前記蓋体は、前記閉位置では前記第2排出口の前記第2領域を閉鎖することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記蓋体は、前記第2排出口から排出される前記第2媒体の厚み方向に延びる揺動軸心周りに揺動可能に前記装置本体に設けられている請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記蓋体は、前記第1排出口の幅方向の前記一端側、かつ前記第2排出口の幅方向の一端側において、前記第2排出口から排出される前記第2媒体の厚み方向に延びる揺動軸心周りに揺動可能に前記装置本体に設けられ、前記揺動軸心側から前記幅方向の他端側に延びる一部材であり、
    前記蓋体は、前記第1排出口から前記第1媒体が排出される場合に前記閉位置から前記開位置に変位するように構成されている請求項1又2記載の画像読取装置。
  4. 前記蓋体を前記閉位置に保持する付勢力を発揮する捩じりコイルバネを有する請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像読取装置。
  5. 前記第2媒体は、前記第1媒体よりも肉厚、かつ、剛性が高くされている請求項1乃至4のいずれか1項記載の画像読取装置。
  6. 第1媒体が導入されるように構成される第1導入口と、前記第1媒体が排出されるように構成される第1排出口と、前記第1媒体よりも狭幅の第2媒体が導入されるように構成される第2導入口と、前記第2媒体が排出されるように構成される第2排出口と、前記第1媒体を前記第1導入口から前記第1排出口に案内するように構成されるとともに、前記第2媒体を前記第2導入口から前記第2排出口に案内するように構成される搬送路とが形成された装置本体と、
    前記装置本体に対して開位置と閉位置との間で変位可能に設けられ、前記閉位置では前記第2排出口を閉鎖する一方、前記開位置では前記第2排出口を開放し、前記第2排出口から前記第2媒体の少なくとも一部が排出される場合に前記閉位置から前記開位置に変位するように構成される蓋体と、
    前記搬送路を搬送される前記第1媒体及び前記第2媒体の画像を読み取るように構成される読取部と、を備え、
    前記第1導入口は、前記第1媒体の搬送方向において、前記読取部に対し、一方側に位置し、
    前記第1排出口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、他方側に位置し、
    前記第2導入口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、前記一方側に位置し、
    前記第2排出口は、前記搬送方向において、前記読取部に対し、前記他方側に位置しているとともに、前記第1排出口の一部と共用され、前記第2媒体が排出されるように構成され、
    前記第2排出口は、前記第1排出口の幅方向の一端側において、前記第1排出口と重複する第1領域と、前記第1領域に対し、前記第2媒体の厚み方向における一方側に位置する第2領域とを有し、
    前記第1媒体は、前記第1領域を通過可能であり、
    前記第2媒体は、前記第1領域及び前記第2領域を通過可能であり、
    前記蓋体は、前記閉位置では前記第2排出口の前記第2領域を閉鎖することを特徴とする媒体搬送装置。
  7. 前記第2媒体は、前記第1媒体よりも肉厚、かつ、剛性が高くされている請求項6記載の媒体搬送装置。
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