JP6000653B2 - アイスディスペンサ - Google Patents
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Description
製氷運転により製氷水から氷を生成する製氷部と、前記製氷部で生成された氷を貯留すると共に貯留した氷を放出可能な氷放出口が設けられた貯氷部と、前記氷放出口を開閉するシャッタ装置と、氷放出操作により前記氷放出口を開放するようシャッタ装置を作動する氷放出操作手段とを備えたアイスディスペンサにおいて、
前記氷放出操作手段の氷放出操作を検知する放出操作検知手段と、
異常判定条件を監視する監視手段と、
前記放出操作検知手段が前記氷放出操作手段の氷放出操作を検知しない状態を継続している前提条件で、前記監視手段において異常判定条件が成立したことに基づいて異常の発生を判定して製氷部の運転を停止する異常判定手段とを備え、
前記貯氷部に規定量の氷が貯留されたことを検知する貯氷検知手段と、1回の作動により所定量の氷を生成可能な製氷水を前記製氷部に給水する給水手段と、前記給水手段の連続給水作動回数をカウントする前記監視手段としての給水作動回数カウント手段とを備え、
前記異常判定条件は、前記規定量の氷を生成するのに必要な製氷水を供給するための前記給水手段の規定給水作動回数であり、
前記給水作動回数カウント手段は、前記前提条件において前記給水手段の給水作動回数が前記規定給水作動回数になったか否かを監視し、
前記異常判定手段は、前記給水作動回数カウント手段が前記規定給水作動回数をカウントして異常判定条件が成立した場合に、異常が発生したと判定することを要旨とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、放出操作検知手段による氷放出操作を行なっていない前提条件における監視手段での異常判定条件の成立に基づき、アイスディスペンサの異常発生を適切に判定することができる。また、異常発生時には製氷部の運転を停止するので、氷の過剰生成を防止し得る。更に、放出操作検知手段による氷放出操作を行なっていない前提条件における給水手段の給水作動回数が規定給水作動回数になったか否かを給水作動回数カウント手段で監視することで、アイスディスペンサの異常発生を適切に判定することができる。
前記シャッタ装置は、前記氷放出口を開閉するシャッタ体と、前記シャッタ体に連結された作動部を有し、前記氷放出操作手段の氷放出操作に基づき該作動部が動いてシャッタ体を開放動作させる作動手段と、前記氷放出口を開放するよう姿勢変位する前記シャッタ体によって前記作動部が動くと起電力を発生する起電力発生部とを備え、
前記監視手段は、前記起電力発生部での異常判定条件としての起電力の発生を監視する起電力検知手段であることを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、放出操作検知手段による氷放出操作を行なっていない前提条件におけるシャッタ装置での起電力の発生を起電力検知手段で監視することで、アイスディスペンサの異常発生を適切に判定することができる。
前記シャッタ装置は、前記氷放出口を開閉するシャッタ体と、前記シャッタ体に連結された作動部を有し、前記氷放出操作手段の氷放出操作に基づき該作動部が動いてシャッタ体を開放動作させる作動手段とを備え、
前記監視手段は、異常判定条件である前記シャッタ体の姿勢変位または作動部の動作を監視する動作検知手段であることを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、放出操作検知手段による氷放出操作を行なっていない前提条件におけるシャッタ体の姿勢変位または作動部の動きを動作検知手段で監視することで、アイスディスペンサの異常発生を適切に判定することができる。
前記貯氷部に規定量の氷が貯留されたことを検知する貯氷検知手段と、前記製氷部に供給される製氷水の水温を検知する第1温度検知手段と、前記製氷部を冷却する冷却手段の温度を検知する第2温度検知手段と、前記製氷部での連続製氷時間をカウントする前記監視手段としての製氷時間カウント手段とを備え、
前記異常判定条件は、前記第1および第2温度検知手段で検知された製氷水の水温および冷却手段の温度において前記製氷部で前記規定量の氷を生成するのに要する規定製氷時間であり、
前記製氷時間カウント手段は、前記前提条件において、前記製氷部での製氷時間が前記規定製氷時間になったか否かを監視し、
前記異常判定手段は、前記製氷時間カウント手段が前記規定製氷時間をカウントして異常判定条件が成立した場合に、異常が発生したと判定することを要旨とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、放出操作検知手段による氷放出操作を行なっていない前提条件における製氷部の製氷時間が規定製氷時間になったか否かを製氷時間カウント手段で監視することで、アイスディスペンサの異常発生を適切に判定することができる。
前記異常判定手段が異常発生と判定した際に当該異常発生を報知する異常報知手段を備えることを要旨とする。
従って、請求項5に係る発明によれば、異常発生の判定時に異常報知手段で報知するから、アイスディスペンサにおける異常発生を適切に認識することができる。
図1は、第1実施例のアイスディスペンサIDの概略斜視図である。このアイスディスペンサIDは、略矩形状に形成された筐体10の前側に、氷Sが放出される氷放出部11と、該氷放出部11から氷Sを放出させる操作を行なう放出操作レバー(氷放出操作手段)12と、氷放出部11の下方に設けられて該氷放出部11から落下した氷Sを受け止めて回収する氷受け部13とが設けられている。このようなアイスディスペンサIDは、氷Sを受け入れる容器(図示せず)等で前記放出操作レバー12を後方へ押すことで、該放出操作レバー12に配設した放出操作スイッチ(放出操作検知手段)16(図10参照)がこれを検知して、前記氷放出部11から氷を放出するよう構成されている。なお、筐体10の前面上部には、後述する起動スイッチ14や異常報知ランプ(異常報知手段)15等が配設されている。
次に、第1実施例のアイスディスペンサIDにおける異常判定に関連した動作態様につき、図11を引用して説明する。
図12は、第2実施例のアイスディスペンサIDの構成を示したブロック図である。第2実施例のアイスディスペンサIDは、製氷部20、貯氷部21、貯氷検知機構70およびシャッタ装置23の基本的構成が前記第1実施例のアイスディスペンサIDと同じで、異常判定に関わる監視手段および該監視手段が監視する異常判定条件が異なっている。従ってここでは、異常判定に関連する構成について説明する。
第2実施例のアイスディスペンサIDは、図14に示すように、起動スイッチ14により起動させると、制御手段Cでは、製氷部20における製氷運転を開始するよう制御する(ステップS200)。そして、放出操作レバー12による氷放出操作を放出操作スイッチ16が検知していない場合には、シャッタ装置23の放出ソレノイド90における起電力発生部115での起電力の発生を起電力検知手段116が検知しているか否かを確認し(ステップS201)、該起電力検知手段116が起電力の発生を検知していないと判定した場合は、シャッタ装置23に異常が発生していないから、貯氷検知スイッチ73が検知信号を出力しているか否かを確認する(ステップS202)。ここで、貯氷検知スイッチ73が検知信号を出力していないと判定した場合には、ステップS201に戻る。製氷運転中は、ステップS201およびステップS202を繰り返して、起電力検知手段116での起電力発生の検知および貯氷検知スイッチ73からの検知信号の出力を常に確認する。
図15は、第3実施例のアイスディスペンサIDの構成を示したブロック図である。第3実施例のアイスディスペンサIDは、製氷部20、貯氷部21、貯氷検知機構70およびシャッタ装置23の基本的構成が前記第1実施例のアイスディスペンサIDと同じで、異常判定に関わる監視手段および該監視手段が監視する異常判定条件が異なっている。従ってここでは、異常判定に関連する構成について説明する。
第3実施例のアイスディスペンサIDは、図17に示すように、起動スイッチ14により起動させると、制御手段Cでは、製氷部20における製氷運転を開始するよう制御する(ステップS300)。そして、放出操作レバー12による氷放出操作を放出操作スイッチ16が検知していない場合には、シャッタ装置23の放出ソレノイド90におけるプランジャ92の動きをプランジャ検知センサ120が検知しているか否かを確認し(ステップS301)、プランジャ92の動きをプランジャ検知センサ120が検知していないと判定した場合は、シャッタ装置23に異常が発生していないから、貯氷検知スイッチ73が検知信号を出力しているか否かを確認する(ステップS302)。ここで、貯氷検知スイッチ73が検知信号を出力していないと判定した場合には、ステップS301に戻る。製氷運転中は、ステップS301およびステップS302を繰り返して、プランジャ検知センサ120からの検知信号の出力および貯氷検知スイッチ73からの検知信号の出力を常に確認する。
図18は、第4実施例のアイスディスペンサIDの構成を示したブロック図である。第4実施例のアイスディスペンサIDは、製氷部20、貯氷部21、貯氷検知機構70およびシャッタ装置23の基本的構成が前記第1実施例のアイスディスペンサIDと同じで、異常判定に関わる監視手段および該監視手段が監視する異常判定手段が異なっている。従ってここでは、異常判定に関連する構成について説明する。
第4実施例のアイスディスペンサIDは、図19に示すように、起動スイッチ14により起動させると、制御手段Cでは、製氷部20における製氷運転を開始するよう制御した後(ステップS400)、記憶されていた製氷時間カウント値をクリアする(ステップS401)。そして、放出操作レバー12による氷放出操作を放出操作スイッチ16が検知していない場合には、製氷水温検知センサ125により測定された製氷水の水温と、パイプ温度検知センサ126により測定された冷却パイプ48の温度とにより、製氷部20において規定量Nの氷Sを生成するのに要する規定製氷時間Tを算出した後(ステップS401)、製氷時間カウント手段128をスタートさせる(ステップS403)。
本願のアイスディスペンサは、前記実施例に例示した構成に限定されず、様々に変更して実施することが可能である。
(1)第2実施例では、起電力発生部115におけるリング状のコイル118は、プランジャ92の移動方向へ所要間隔毎に複数設けてもよいし、1つだけを設けるようにしてもよい。
(2)第3実施例においては、動作検知手段をシャッタ体93の姿勢変位を直接検知できるものとして、該シャッタ体93の姿勢変位を検知することで異常発生と判定するよう構成してもよい。
(3)シャッタ装置23のシャッタ体93は、実施例で例示した揺動タイプに限定されず、スライドタイプであってもよい。
(4)氷放出操作手段12は、実施例で例示した放出操作レバーの他に、前記筐体10の前面上部に配設したプッシュボタンタイプのスイッチ等として、該スイッチを放出操作スイッチとして操作することでシャッタ装置23の放出ソレノイド90が作動するよう構成してもよい。
(5)第1〜第4の各実施例では、異常報知手段として、筐体の前側に配設された異常報知ランプ15を例示したが、異常報知手段は、ランプに限定されず、ブザーやアラーム等の音声発生形態、電子メールを送信する形態、携帯端末(携帯電話や無線機等)を呼び出す形態等であってもよい。
(6)実施例では、製氷部20としてオーガ式製氷機を備えた構成を例示したが、製氷部20は、流下式製氷機やセル式製氷機等から構成されたものであってもよい。
16 放出操作スイッチ(放出操作検知手段),20 製氷部,21 貯氷部
22 氷放出口,23 シャッタ装置,48 冷却パイプ(冷却手段)
70 貯氷検知機構(貯氷検知手段),90 放出ソレノイド(作動手段)
92 プランジャ(作動部),93 シャッタ体
110 給水作動回数カウント手段(監視手段),115 起電力発生部
116 起電力検知手段(監視手段)
120 プランジャ検知センサ(動作検知手段、監視手段)
125 製氷水温検知センサ(第1温度検知手段)
126 パイプ温度検知センサ(第2温度検知手段)
127 製氷時間算出手段,128 製氷時間カウント手段(監視手段)
C 制御手段(異常判定手段),D 規定給水作動回数(異常判定条件),N 規定量,S 氷
T 規定製氷時間(異常判定条件),WV 給水バルブ(給水手段)
Claims (5)
- 製氷運転により製氷水から氷(S)を生成する製氷部(20)と、前記製氷部(20)で生成された氷(S)を貯留すると共に貯留した氷(S)を放出可能な氷放出口(22)が設けられた貯氷部(21)と、前記氷放出口(22)を開閉するシャッタ装置(23)と、氷放出操作により前記氷放出口(22)を開放するようシャッタ装置(23)を作動する氷放出操作手段(12)とを備えたアイスディスペンサにおいて、
前記氷放出操作手段(12)の氷放出操作を検知する放出操作検知手段(16)と、
異常判定条件を監視する監視手段(110/116/120/128)と、
前記放出操作検知手段(16)が前記氷放出操作手段(12)の氷放出操作を検知しない状態を継続している前提条件で、前記監視手段(110/116/120/128)において異常判定条件が成立したことに基づいて異常の発生を判定して製氷部(20)の運転を停止する異常判定手段(C)とを備え、
前記貯氷部(21)に規定量(N)の氷(S)が貯留されたことを検知する貯氷検知手段(70)と、1回の作動により所定量の氷(S)を生成可能な製氷水を前記製氷部(20)に給水する給水手段(WV)と、前記給水手段(WV)の連続給水作動回数をカウントする前記監視手段としての給水作動回数カウント手段(110)とを備え、
前記異常判定条件は、前記規定量(N)の氷(S)を生成するのに必要な製氷水を供給するための前記給水手段(WV)の規定給水作動回数(D)であり、
前記給水作動回数カウント手段(110)は、前記前提条件において前記給水手段(WV)の給水作動回数が前記規定給水作動回数(D)になったか否かを監視し、
前記異常判定手段(C)は、前記給水作動回数カウント手段(110)が前記規定給水作動回数(D)をカウントして異常判定条件が成立した場合に、異常が発生したと判定する
ことを特徴とするアイスディスペンサ。 - 前記シャッタ装置(23)は、前記氷放出口(22)を開閉するシャッタ体(93)と、前記シャッタ体(93)に連結された作動部(92)を有し、前記氷放出操作手段(12)の氷放出操作に基づき該作動部(92)が動いてシャッタ体(93)を開放動作させる作動手段(90)と、前記氷放出口(22)を開放するよう姿勢変位する前記シャッタ体(93)によって前記作動部(92)が動くと起電力を発生する起電力発生部(115)とを備え、
前記監視手段(116)は、前記起電力発生部(115)での異常判定条件としての起電力の発生を監視する起電力検知手段である請求項1記載のアイスディスペンサ。 - 前記シャッタ装置(23)は、前記氷放出口(22)を開閉するシャッタ体(93)と、前記シャッタ体(93)に連結された作動部(92)を有し、前記氷放出操作手段(12)の氷放出操作に基づき該作動部(92)が動いてシャッタ体(93)を開放動作させる作動手段(90)とを備え、
前記監視手段(120)は、異常判定条件である前記シャッタ体(93)の姿勢変位または作動部(92)の動作を監視する動作検知手段である請求項1記載のアイスディスペンサ。 - 前記貯氷部(21)に規定量(N)の氷(S)が貯留されたことを検知する貯氷検知手段(70)と、前記製氷部(20)に供給される製氷水の水温を検知する第1温度検知手段(125)と、前記製氷部(20)を冷却する冷却手段(48)の温度を検知する第2温度検知手段(126)と、前記製氷部(20)での連続製氷時間をカウントする前記監視手段としての製氷時間カウント手段(128)とを備え、
前記異常判定条件は、前記第1および第2温度検知手段(125,126)で検知された製氷水の水温および冷却手段(48)の温度において前記製氷部(20)で前記規定量(N)の氷(S)を生成するのに要する規定製氷時間(T)であり、
前記製氷時間カウント手段(128)は、前記前提条件において、前記製氷部(20)での製氷時間が前記規定製氷時間(T)になったか否かを監視し、
前記異常判定手段(C)は、前記製氷時間カウント手段(128)が前記規定製氷時間(T)をカウントして異常判定条件が成立した場合に、異常が発生したと判定する請求項1記載のアイスディスペンサ。 - 前記異常判定手段(C)が異常発生と判定した際に当該異常発生を報知する異常報知手段(15)を備える請求項1〜4の何れか一項に記載のアイスディスペンサ。
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