JP6049199B2 - ステアリングホイール - Google Patents
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Description
運転者が把持する環状のリムと、
ステアリングシャフトが連結されるボスと、
前記リムとボスを連結するスポークとを備え、
前記リムは、前記リムの回転中心線方向一方側のアッパーリムと他方側のロアリムとから成り、
前記アッパーリムとロアリムは、樹脂により断面円弧状に成形されて互いに振動溶着されているステアリングホイールに関する。
本発明の目的は、剛性・強度を十分向上させることができるステアリングホイールを提供する点にある。
運転者が把持する環状のリムと、
ステアリングシャフトが連結されるボスと、
前記リムとボスを連結するスポークとを備え、
前記リムは、前記リムの回転中心線方向一方側のアッパーリムと他方側のロアリムとから成り、
前記アッパーリムとロアリムは、樹脂により断面円弧状に成形されて互いに振動溶着されているステアリングホイールであって、
前記アッパーリムの内面に、前記アッパーリムの中心に対して放射状に位置する複数の第1連結リブが立設され、
複数の前記第1連結リブと各別に交差し、それぞれが平行となる複数の直線状の第1追加リブが前記アッパーリムの内面に局所的に立設され、
前記ロアリムの内面に、前記ロアリムの中心に対して放射状に位置する複数の第2連結リブが立設され、
複数の前記第2連結リブと各別に交差し、それぞれが平行となる複数の直線状の第2追加リブが前記ロアリムの内面に局所的に立設され、
前記複数の第1連結リブの頂面と前記複数の第2連結リブの頂面とが各別に振動溶着され、
前記複数の第1追加リブの頂面と前記複数の第2追加リブの頂面とが各別に振動溶着されている点にある。(請求項1)。
例えば、第1連結リブと第2連結リブが振動方向と直交する方向に沿っている構造では、第1連結リブの頂面と第2連結リブの頂面との振動方向の接触長さが短い。そのために、両頂面同士の摺動中に一方の頂面が他方の頂面からはみ出して両頂面同士の溶着が不良になる虞がある。
これに対して、本発明の構成によれば、前記第1追加リブの頂面と第2追加リブの頂面も振動溶着される。この第1追加リブの頂面と第2追加リブの頂面との振動方向の接触長さは長いから、両頂面同士の摺動中に一方の頂面が他方の頂面からはみ出す不具合を回避でき、両頂面の振動溶着が良好になる。
その結果、第1連結リブの頂面と第2連結リブの頂面との溶着が不良になっても、第1連結リブと第2連結リブの周りの剛性・強度の低下を、互いに振動溶着された第1追加リブと第2追加リブによって抑制することができる。
また、前記1又は2以上の第1追加リブは、所定の1又は2以上の前記第1連結リブに対してだけ設けられ、前記1又は2以上の第2追加リブは、所定の1又は2以上の前記第2連結リブに対してだけ設けられている。従って、第1追加リブと第2追加リブを設けたことによる重量増加を最小限に抑えることができる。つまり、最小限の重量増加でリムの剛性・強度を効果的に向上させることができる。(請求項1)
運転者が把持する環状のリムと、
ステアリングシャフトが連結されるボスと、
前記リムとボスを連結するスポークとを備え、
前記リムは、前記リムの回転中心線方向一方側のアッパーリムと他方側のロアリムとから成り、
前記アッパーリムとロアリムは、樹脂により断面円弧状に成形されて互いに振動溶着されているステアリングホイールであって、
前記アッパーリムの内面に、前記アッパーリムの中心に対して放射状に位置する複数の第1連結リブが立設され、
所定の1又は2以上の前記第1連結リブと各別に交差する1又は2以上の第1追加リブが前記アッパーリムの内面に局所的に立設され、
前記ロアリムの内面に、前記ロアリムの中心に対して放射状に位置する複数の第2連結リブが立設され、
所定の1又は2以上の前記第2連結リブと各別に交差する1又は2以上の第2追加リブが前記ロアリムの内面に局所的に立設され、
前記第1連結リブと前記第2連結リブの一方に、リブ高さ寸法が高くなる凸部、他方にリブ高さ寸法が低くなる段差が形成され、
前記複数の第1連結リブの頂面と前記複数の第2連結リブの頂面とが各別に振動溶着され、
前記凸部の頂面と前記段差の段差面とが重ね合わされて振動溶着され、
前記1又は2以上の第1追加リブの頂面と前記1又は2以上の第2追加リブの頂面とが各別に振動溶着されている点にある。(請求項2)
上記の構成によれば、アッパーリムの内面に立設された前記複数の第1連結リブの頂面と、ロアリムの内面に立設された前記複数の第2連結リブの頂面とが各別に振動溶着されている。従って、第1連結リブと第2連結リブでリムを補強することができ、リムの剛性・強度を向上させることができる。
例えば、第1連結リブと第2連結リブが振動方向と直交する方向に沿っている構造では、第1連結リブの頂面と第2連結リブの頂面との振動方向の接触長さが短い。そのために、両頂面同士の摺動中に一方の頂面が他方の頂面からはみ出して両頂面同士の溶着が不良になる虞がある。
これに対して、本発明の構成によれば、前記第1追加リブの頂面と第2追加リブの頂面も振動溶着される。この第1追加リブの頂面と第2追加リブの頂面との振動方向の接触長さは長いから、両頂面同士の摺動中に一方の頂面が他方の頂面からはみ出す不具合を回避でき、両頂面の振動溶着が良好になる。
その結果、第1連結リブの頂面と第2連結リブの頂面との溶着が不良になっても、第1連結リブと第2連結リブの周りの剛性・強度の低下を、互いに振動溶着された第1追加リブと第2追加リブによって抑制することができる。
また、前記1又は2以上の第1追加リブは、所定の1又は2以上の前記第1連結リブに対してだけ設けられ、前記1又は2以上の第2追加リブは、所定の1又は2以上の前記第2連結リブに対してだけ設けられている。従って、第1追加リブと第2追加リブを設けたことによる重量増加を最小限に抑えることができる。つまり、最小限の重量増加でリムの剛性・強度を効果的に向上させることができる。(請求項2)
本発明において、
振動溶着時の前記アッパーリムとロアリムの振動方向、及び、前記第1追加リブの長手方向と前記第2追加リブの長手方向は前記アッパーリムとロアリムの左右方向に設定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
前記振動方向の前記第1追加リブの長さと、前記振動方向の前記第2追加リブの長さとは、それぞれ前記リムの太さと略同一に設定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
前記第1追加リブのリブ厚は前記アッパーリムの肉厚と略同一に設定され、
前記第2追加リブのリブ厚は前記ロアリムの肉厚と略同一に設定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
強度を十分向上させることができるステアリングホイールを提供することができた。
図2に自動車のステアリングホイール1を示してある。このステアリングホイール1は、運転者が把持する円形環状のリム2と、ステアリングシャフトの上端部が連結されるボス3と、リム2とボス3を連結するスポーク4とを備えている。
図1,図4,図5に示すように、前記リム2は、リム2の回転中心線方向一方側(乗員側)のアッパーリム21と他方側(乗員とは反対側)のロアリム22とから成る。アッパーリム21とロアリム22は、樹脂により断面円弧状に成形されて互いに振動溶着されている。振動溶着時のアッパーリム21とロアリム22の振動方向は、アッパーリム21とロアリム22の左右方向W(径方向に相当)に設定されている。
図4に示すように、アッパーリム本体21Hの内面の底部幅方向中央に、アッパーリム本体21Hの全周にわたる円形環状の第1中間壁25が立設されている。そして、アッパーリム本体21Hの中心O1(アッパーリムの中心に相当)に対して放射状に位置する複数の第1連結リブ23が、アッパーリム本体21Hの内面に立設されている。
図5に示すように、ロアリム本体22Hの内面の底部幅方向中央に、ロアリム本体22Hの全周にわたる円形環状の第2中間壁26が立設されている。そして、ロアリム本体22Hの中心02(ロアリムの中心に相当)に対して放射状に位置する複数の第2連結リブ24がロアリム本体22Hの内面に立設されている。
すなわち、アッパーリム21とロアリム22とに分割されるリム2の分割点は、リム2の断面において径方向最も外側に位置する。そして、リム2の外周側の分割点と内周側の分割点とは高さ方向の位置が異なっている。また、第1連結リブ23の頂面23Tと第2連結リブ24の頂面24Tは、リム2の分割面に平行に設定される。そして、両頂面23T,24Tには溶着溶け代が設けられる。
そのために、上記のように、第1連結リブ23の端部に凸部23Dが形成されるとともに、第2連結リブ24の端部に段差24Dが形成されて、前記凸部23Dの頂面と段差24Dの段差面とが重ね合わされて振動溶着されている。
これに対して、本発明の構成によれば、前記第1追加リブ27の頂面27Tと第2追加リブ28の頂面28Tも振動溶着される。この第1追加リブ27の頂面27Tと第2追加リブ28の頂面28Tの振動方向の接触長さは長いから、両頂面27T,28T同士の摺動中に一方の頂面27T(又は28T)が他方の頂面28T(又は27T)からはみ出す不具合を回避でき、両頂面27T,28Tの振動溶着が良好になる。
また、前記第1追加リブ27は、アッパーリム21の上端部21C側の複数の第1連結リブ23に対してだけ設けられ、前記第2追加リブ28は、ロアリム22の上端部22C側の第2連結リブ24に対してだけ設けられているから、第1追加リブ27と第2追加リブ28を設けたことによる重量増加を最小限に抑えることができる。つまり、最小限の重量増加でリム2の剛性・強度を効果的に向上させることができる。
(1) 前記第1追加リブ27と、前記第1追加リブ27が交差する第1連結リブ23とはそれぞれ1個であってもよい。
(4) 前記第1追加リブ27と第2追加リブ28は円弧状に形成されていてもよい。
(5) 上記第1の実施形態の構造に換え、あるいは、上記第1の実施形態の構造に加えて、次のように構成してあってもよい。
前記アッパーリム21の下端部21D側の複数の第1連結リブ23と各別に交差する複数の第1追加リブがアッパーリム本体21Hの内面に局所的に立設される。さらに、ロアリム22の下端部22D側の複数の第2連結リブ24と各別に交差する複数の第2追加リブがロアリム本体22Hの内面に局所的に立設される。そして、前記複数の第1追加リブの頂面と前記複数の第2追加リブの頂面とが各別に振動溶着される。
2A リムの左側の端部
2B リムの右側の端部
2D リムの下端部
3 ボス
4 スポーク
21 アッパーリム
21C アッパーリムの上端部
22 ロアリム
22C ロアリムの上端部
23 第1連結リブ
23T 第1連結リブの頂面
24 第2連結リブ
24T 第2連結リブの頂面
27 第1追加リブ
27T 第1追加リブの頂面
28 第2追加リブ
28T 第2追加リブの頂面
41 左側スポーク部
42 右側スポーク部
43 下側スポーク部
O1 アッパーリムの中心(アッパーリム本体の中心)
O2 ロアリムの中心(ロアリム本体の中心)
W 振動方向(アッパーリムとロアリムの左右方向)
Claims (5)
- 運転者が把持する環状のリムと、
ステアリングシャフトが連結されるボスと、
前記リムとボスを連結するスポークとを備え、
前記リムは、前記リムの回転中心線方向一方側のアッパーリムと他方側のロアリムとから成り、
前記アッパーリムとロアリムは、樹脂により断面円弧状に成形されて互いに振動溶着されているステアリングホイールであって、
前記アッパーリムの内面に、前記アッパーリムの中心に対して放射状に位置する複数の第1連結リブが立設され、
複数の前記第1連結リブと各別に交差し、それぞれが平行となる複数の直線状の第1追加リブが前記アッパーリムの内面に局所的に立設され、
前記ロアリムの内面に、前記ロアリムの中心に対して放射状に位置する複数の第2連結リブが立設され、
複数の前記第2連結リブと各別に交差し、それぞれが平行となる複数の直線状の第2追加リブが前記ロアリムの内面に局所的に立設され、
前記複数の第1連結リブの頂面と前記複数の第2連結リブの頂面とが各別に振動溶着され、
前記複数の第1追加リブの頂面と前記複数の第2追加リブの頂面とが各別に振動溶着されているステアリングホイール。 - 運転者が把持する環状のリムと、
ステアリングシャフトが連結されるボスと、
前記リムとボスを連結するスポークとを備え、
前記リムは、前記リムの回転中心線方向一方側のアッパーリムと他方側のロアリムとから成り、
前記アッパーリムとロアリムは、樹脂により断面円弧状に成形されて互いに振動溶着されているステアリングホイールであって、
前記アッパーリムの内面に、前記アッパーリムの中心に対して放射状に位置する複数の第1連結リブが立設され、
所定の1又は2以上の前記第1連結リブと各別に交差する1又は2以上の第1追加リブが前記アッパーリムの内面に局所的に立設され、
前記ロアリムの内面に、前記ロアリムの中心に対して放射状に位置する複数の第2連結リブが立設され、
所定の1又は2以上の前記第2連結リブと各別に交差する1又は2以上の第2追加リブが前記ロアリムの内面に局所的に立設され、
前記第1連結リブと前記第2連結リブの一方に、リブ高さ寸法が高くなる凸部、他方にリブ高さ寸法が低くなる段差が形成され、
前記複数の第1連結リブの頂面と前記複数の第2連結リブの頂面とが各別に振動溶着され、
前記凸部の頂面と前記段差の段差面とが重ね合わされて振動溶着され、
前記1又は2以上の第1追加リブの頂面と前記1又は2以上の第2追加リブの頂面とが各別に振動溶着されているステアリングホイール。 - 振動溶着時の前記アッパーリムとロアリムの振動方向、及び、前記第1追加リブの長手方向と前記第2追加リブの長手方向は前記アッパーリムとロアリムの左右方向に設定されている請求項1又は2記載ステアリングホイール。
- 前記振動方向の前記第1追加リブの長さと、前記振動方向の前記第2追加リブの長さとは、それぞれ前記リムの太さと略同一に設定されている請求項1〜3のいずれか一つに記載のステアリングホイール。
- 前記第1追加リブのリブ厚は前記アッパーリムの肉厚と略同一に設定され、
前記第2追加リブのリブ厚は前記ロアリムの肉厚と略同一に設定されている1〜4のいずれか一つに記載のステアリングホイール。
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| JP2013104773A JP6049199B2 (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | ステアリングホイール |
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| JP2013104773A Active JP6049199B2 (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | ステアリングホイール |
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