JP6068792B2 - 翼 - Google Patents

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Description

本発明は、翼に関し、より特定には排他的にではないが回転翼または回転翼羽根に関する。
本発明は、ヘリコプターの回転翼羽根、即ち、トルク平衡回転翼または尾部回転翼の回転翼羽根、および航空機の主要維持回転翼システムの回転翼羽根、のために特定に開発されているが、本発明は、例えとしてだけだが風力タービン翼などのその他の翼にも適用され得る。
本発明の第一の側面によると、我々は、翼型断面の主要部と、翼が使用中には支持構造にしっかり取り付けられる内側翼幅方向付け根端と、先端ステーション、先端領域を越えた、主要部の翼端寄りの最外側翼幅方向端とを有し、先端領域は先端エッジを含み、先端エッジのプラットフォーム構成は少なくとも4つの制御ポイントP1、P2、P3およびP4から構築された第一のベジエ曲線上に横たわり、制御ポイントP1、P2、P3およびP4の各々は先端領域に境界を与える多角形の周縁上に横たわり、ベジエ制御ポイントP1はそこで多角形の第一および第二のサイドが出会うところの93.5%Rと95.9%Rの間の翼幅方向の位置にある先端ステーションにおいて翼の前縁上に位置しており、第一のサイドは、翼の主要部の翼幅方向に伸びる羽根参照軸まで垂直に伸びている先端ステーションにあり、第二のサイドは、制御ポイントP1と、先端エッジの外向きの位置において第二のサイドが境界多角形の第三のサイドと出会うところの位置の間に伸びる、制御ポイントP1における翼の前縁の接線であり、第三のサイドは、第一のサイドを平行であり、第三のサイトが第二のサイドと出会うところの位置と第三のサイドが第四のサイドと出会うところの間に伸びており、制御ポイントP2は、P1から第二のサイドに沿って30%と80%の間の位置において第二のサイド上に位置しており、制御ポイントP3は、第二と第三のサイドが出会うところから第三のサイドに沿って30%と90%の間の位置において第三のサイド上に位置しており、制御ポイントP4は、翼の後縁における最外側先端エッジポイントに位置しており、ここでRは実効翼幅である、翼を提供する。
固定翼の場合には、実効翼幅Rは付け根端から最外側先端エッジポイントまでの距離である。回転翼羽根のような回転翼の場合には、回転システムのスウィープされた直径が時々翼幅と呼ばれるが、翼が回転翼羽根のような回転翼として言及されるこの明細書では、実行翼幅は、付け根端に隣接する回転軸から最外側先端エッジポイントまでのスウィープされた半径である。
本発明は、翼の先端エッジ構成を設計するためのCADソフトウェアの使用を容易にする。あらゆるそのような先端エッジ形状からの恩恵はまた、ヘリコプターの荷重搬送能力と速度を制限する失速限界と圧縮可能性限界が押し戻され得るところの、前方(エッジ方向の)飛行中に実現される。本発明のやり方で先端エッジを成形することはまた、音響的恩恵も提供する。
望ましくは、先端エッジのプラットフォーム構成がその上に横たわるところのベジエ曲線は、4つの制御ポイントで規定された立方ベジエ曲線である。但し、4つよりも多くの制御ポイントを要求するであろうより複雑なベジエ曲線が構築されても良い。
従来は、境界多角形は不等辺四辺形であるが、別の典型的には四辺の多角形が先端領域に境界を与えても良い。各場合において、最外側先端エッジポイントと、よって制御ポイントP4は、例えば、一実施形態では、第三のサイドが第四のサイドと出会うところで、あるいは別の実施形態では、制御ポイントP3と、境界多角形の第三と第四のサイドが出会うところの間で、多角形の第三のサイド上に横たわっていても良い。
一実施形態では、境界多角形の第四のサイドは、第一のサイドが後縁に出会うところで翼の後縁の接線であり、第四のサイドは、第一のサイドが後縁と出会うところと第四のサイドが第三のサイドと出会うところの間に伸びている。
第二と第四のサイドは、平行であっても良いが、そうである必要はない。
先端エッジが、先端ステーションにおいて前縁上の制御ポイントP1からのスウェプトバック構成のものであるように、翼の先端エッジは、実質的に流れ方向に伸びるエッジ部分まで伸びる、丸められた前縁コーナーを有しても良い。
好ましくは、先端領域における翼の後縁のプラットフォーム構成は、第二のベジエ曲線上に横たわる。
たとえば尾部回転翼に適用可能な、一実施形態では、先端領域における翼の後縁のプラットフォーム構成は、少なくとも2つの更なる制御ポイントP5およびP8から構築された第二のベジエ曲線上に横たわり、制御ポイントP5は境界多角形の第一のサイドが後縁と出会うところに位置しており、制御ポイントP8は最外側先端エッジポイントに位置している。
よって、制御ポイントP5とP8の間の第二のベジエ曲線は、羽根参照軸と全体的に平行に伸びる直線であっても良い。
別の実施形態では、先端領域における後縁のプラットフォーム構成は、直線ではなく、3つの制御ポイントP5、P6およびP8から構築された曲線であり、制御ポイントP6は、第一と第二の後縁制御ポイント参照ラインの交点に位置しており、第一の後縁制御ポイント参照ラインは、制御ポイントP5において、先端ステーションの機体寄りの後縁の接線であり、第一の後縁制御ポイント参照ラインは、羽根参照軸に対してスウィープ角で伸びており、第二の後端制御ポイント参照ラインは、最外側先端エッジポイントにおいて制御ポイントP8を通過し、羽根参照軸に対して0とスウィープ角の1.5倍までの間の、好ましくは0とスウィープ角の間の、角度で伸びるラインである。
もっと別の実施形態では、第二のベジエ曲線は、4つの制御ポイントP5、P6、P7およびP8から構築されても良く、制御ポイントP6は、制御ポイントP5において、先端ステーションの機体寄りの後縁の接線である第一の後縁制御ポイント参照ラインに沿って位置しており、第一の後縁制御ポイント参照ラインは羽根参照軸に対してスウィープ角で伸びており、P7は最外側先端エッジポイントにおいてポイントP8を通過し、羽根参照軸に対して0とスウィープ角の1.5倍までの間の、好ましくは0とスウィープ角の間の、角度で伸びるラインである第二の後縁制御ポイント参照ラインに沿って位置する。
よって、先端領域における翼の後縁は、先端エッジ同様に、立方ベジエ曲線上に横たわっていても良い。
制御ポイントP6は、制御ポイントP5から先端領域の翼幅方向の大きさの10%と33%の間の位置においてだが、望ましくは第一と第二の後縁制御ポイント参照ラインの交点の翼幅方向に外向きにではなく、第一の後縁制御ポイント参照ラインに沿って位置していても良い。制御ポイントP7は、制御ポイントP5から先端領域の翼幅方向の大きさの66%と90%の間の位置においてだが、第一と第二の後縁制御ポイント参照ラインの交点の翼幅方向に内向きにではなく、第二の後縁制御ポイント参照ラインに沿って位置していても良い。
規定された通りの位置にそれぞれの制御ポイントを位置させることによって第一と第二のベジエ曲線を構築することにより、翼の先端領域は、実現されるべき特定の性質のために望ましい特徴を有するようにより容易に設計され得る。しかも、パラメトリック試験中の先端領域構成への変更は容易になすことができる。
ほとんどの回転翼応用については、0と30°の間のスウィープ角が選択される。真っ直ぐな後縁をもった尾部回転翼については、スウィープ角は0であっても良いが、主要維持回転翼システムの回転翼羽根については、スウィープ角は、翼の先端が高いマッハ数に曝される20°と30°の間であっても良い。
記載された実施形態の各々について、もし望ましければ、翼の先端領域は下反りを有していても良い。
典型的には、翼は、少なくとも翼の主要部上の前縁と後縁の間の翼に渡って伸びる翼弦平面を有する。下反りは、翼弦平面と垂直な垂直平面中の曲線に追従しても良く、曲線は先端領域上の翼の圧力および吸引表面の間にある。曲線は垂直平面中の少なくとも3つの制御ポイントP9、P10およびP12から構築された第三のベジエ曲線であっても良い。制御ポイントP9は先端ステーションにおいて翼の翼幅方向に且つ翼弦平面上に位置しても良く、一方制御ポイントP12は最外側先端エッジポイントに位置しても良く、中間制御ポイントP10は第一と第二の下反り制御ポイント参照ラインの交点に位置しており、第一の下反り制御ポイント参照ラインは翼弦平面と一致しており、第二の下反り制御ポイント参照ラインは制御ポイントP12を通過しており翼弦平面に対して4°と30°の間の先端下反り角で伸びている。
別の例ではしかし、下反りによって追従される曲線は垂直平面中の少なくとも4つの制御ポイントP9、P10、P11およびP12から構築された第三のベジエ曲線である。制御ポイントP9は先端ステーションにおいて翼の翼幅方向に且つ翼弦平面上に位置しても良く、一方制御ポイントP12は最外側先端エッジに位置しても良く、第一の中間制御ポイントP10は翼弦平面と一致している第一の下反り制御ポイント参照ラインに沿って位置しており、第二の中間制御ポイントP11は制御ポイントP12を通過し翼弦平面に対して4°と30°の間の先端下反り角で伸びる第二の下反り制御ポイント参照ライン上に位置している。
後者の場合には、第一の中間制御ポイントP10は、制御ポイントP9から先端領域の翼幅方向の大きさの20%と55%の間の位置においてだが、第一と第二の下反り制御ポイント参照ラインの交点の翼幅方向に外向きにではなく、第一の下反り制御ポイント参照ラインに沿って位置していても良く、第二の中間制御ポイントP11は、制御ポイントP9から先端領域の翼幅方向の大きさの55%と90%の間の位置においてだが、第一と第二の下反り制御ポイント参照ラインの交点の翼幅方向に内向きにではなく、第二の下反り制御ポイント参照ラインに沿って位置する。
より特定には、好ましくは、第一の中間制御ポイントP10は、制御ポイントP9から先端領域の翼幅方向の大きさのおよそ33%における位置において第一の下反り制御ポイント参照ラインに沿って位置し、第二の中間制御ポイントP11は、制御ポイントP9から先端領域の翼幅方向の大きさのおよそ66%における位置において第二の下反り制御ポイント参照ラインに沿って位置する。
下反りの度合い、即ち先端下反り角は、要求された通りに選ばれても良いが、典型的には下反り角は4.4°と25°の間である。
ヘリコプターの尾部または主要維持回転翼羽根については特にだが排他的にではなく、先端領域は、全体的な実効翼幅の相対的にマイナーな部分について翼幅方向に伸びることが理解されるであろう。例えば、翼の主要部は、全体的な翼の実効翼幅の少なくとも75%について支持構造から翼幅方向に伸びていても良い。
翼の主要部の翼幅方向に伸びる羽根参照軸は、典型的には翼の主要部の平均厚みの真ん中にある。もし要求されれば、翼の少なくとも主要部は、羽根参照軸の周りに、そこに沿って0°と16°の間の捻りを有する。
本発明に従った翼は、固定翼であっても良く、これにより我々は航空機胴体のような支持構造に対して回転しない翼を意味するが、翼が回転支持構造に付け根端においてしっかり取り付けられる、例えば翼がヘリコプターのための回転翼羽根であるところで、本発明は特に適用可能である。
各場合においてはしかし、翼は、翼の主要部と先端領域の間に位置する先端パネルを含んでいても良く、先端パネルは、先端ステーションまで85%Rと88%Rの間において先端パネルステーションから翼幅方向に外向きに伸びている。
羽根参照軸が0.25Cに位置し、ここでCは翼の主要部の翼弦長であるところで、先端パネルが、先端パネルステーションから先端ステーションまで後ろ向きにスウィープする前縁を有するところでは、先端ステーションにおける翼の前縁は、羽根参照軸が前縁と交差するところにおいてかまたはその後ろ向きに位置していても良い。
先端パネルと翼の主要部の間に、主要部の前縁と後縁がそれぞれ先端パネルの前縁と後縁と混ざり合うブレンド領域があっても良く、ブレンド領域は先端パネルステーションまでおよそ75%Rにおいてブレンド領域ステーションから翼幅方向に外向きに伸びている。ブレンド領域と先端パネルの各々の前縁の少なくとも部分は、もし望ましければ、翼の主要部の前縁の前向きに伸びていても良い。
望ましくは、ブレンド領域と先端パネルの各々の前縁の少なくとも部分は、制御ポイントから構築された1つ以上のベジエ曲線上に横たわる。
本発明の第二の側面によると、我々は、翼型断面の主要部と、翼が使用中には支持構造にしっかり取り付けられる内側翼幅方向付け根端と、先端ステーション、先端領域を越えた、主要部の翼端寄りの最外側翼幅方向端とを含み、先端領域は先端エッジを含み、先端エッジのプラットフォーム構成は少なくとも4つの制御ポイントP1、P2、P3およびP4から構築された第一のベジエ曲線上に横たわり、制御ポイントP1、P2、P3およびP4の各々は先端領域に境界を与える多角形の周縁上に横たわり、ベジエ制御ポイントP1はそこで多角形の第一および第二のサイドが出会うところの93.5%Rと95.9%Rの間の翼幅方向の位置にある先端ステーションにおいて翼の前縁上に位置しており、第一のサイドは、翼の主要部の翼幅方向に伸びる参照軸まで垂直に伸びている先端ステーションにあり、第二のサイドは、制御ポイントP1と、先端エッジの外向きの位置において第二のサイドが境界多角形の第三のサイドと出会うところの位置の間に伸びる、制御ポイントP1における翼の前縁の接線であり、第三のサイドは、第一のサイドを平行であり、第三のサイトが第二のサイドと出会うところの位置と第三のサイドが第四のサイドと出会うところの間に伸びており、制御ポイントP2は、P1から第二のサイドに沿って30%と80%の間の位置において第二のサイド上に位置しており、制御ポイントP3は、P2から第三のサイドに沿って30%と90%の間の位置において第三のサイド上に位置しており、制御ポイントP4は、翼の後縁における最外側先端エッジポイントに位置しており、ここでRは実効翼幅である、翼を提供する方法であって、第一のベジエ曲線に追従するように先端エッジのプラットフォーム構成を成形することを含む方法を提供する。
本発明の第二の側面の方法は、本発明の第一の側面の翼の特徴のいずれかを提供することを含んでいても良い。
本発明の実施形態がここで同伴する図面を参照して記載される。
各々が本発明に従った4つの回転翼羽根を含んだトルク平衡尾部回転翼システムと、各々が本発明に従った4つの回転翼羽根を含んだ主要維持回転翼システムと、を有するヘリコプターの描写的図。 図1のヘリコプターのトルク平衡尾部回転翼システムの回転翼羽根の描写的斜視図。 図2の回転翼羽根の中央部と先端の部分のより詳細なプラットフォーム図。 図2の回転翼羽根の外側端の後面図。 回転翼羽根の中央部の翼型断面を示した、図3のラインA−Aに沿った断面図。 回転翼羽根の中央部と先端が出会うところの翼型断面を示した、図3のラインB−Bに沿った断面図。 図1のヘリコプターの主要支持回転翼システムの回転翼羽根の部分のプラットフォーム図。 図7の羽根の先端領域における下反りを示した代替的実施形態図。 図7の羽根の先端領域における下反りを示した代替的実施形態図。 本発明に従った翼の代替的な後縁を描いた図。 本発明に従った翼の代替的な後縁を描いた図。 本発明に従った翼の代替的な後縁を描いた図。 本発明に従った翼の代替的な後縁を描いた図。
図面の図1を参照すると、ヘリコプター10は、第一の全体的に直立した回転軸Vの周りを回転してリフトを成し遂げる、複数の回転翼羽根12a、12b、12c、12d、この例では4つ、を含んだ主要維持回転翼システム12を載置した本体11と、第二の全体的に水平な回転軸Hの周りを回転する4つの回転翼羽根14a、14b、14c、14dを含んだトルク平衡または尾部回転翼システム14とを含む。
本発明は、特に図7を参照して以下に記載されるように主要維持回転翼システム12の回転翼羽根12a、12b、12c、12dに適用されても良いが、まず最初にトルク平衡尾部回転翼システム14の回転翼羽根14aとの関係で記載される。
図2から5を参照すると、回転翼羽根14aは、内側付け根端17と先端領域20の間に翼幅方向にある、羽根14aの少なくとも主要部16に渡った翼型断面のものであることを見ることができる。内側付け根端17において、羽根14aは支持構造18にしっかりと取り付けられ、それは使用中には、当該技術で周知のように、好適なトランスミッションを介して、ヘリコプター10のエンジンEのようなパワーユニットによって軸Hの周りを回転させられる。
翼型断面の上反りは、図5に描かれているように羽根14aの主要部16に渡って全体的に一定であるが、図5および6に描かれているように、羽根14aの先端領域20に向かって上反りは減少する。図6は、主要部16と先端部20が出会うところの位置における、即ち、図3中のラインB−Bによって指し示された先端ステーションにおける、上反りを、断面で、描いている。
図4は、羽根14aの翼幅方向の翼端寄りの端、即ち、先端領域20において、翼羽根14aの厚みが最小にまで減少することを示す。
例の中の主要部16の翼型構成は、中度亜音速のマッハ数において高いリフトを提供するように設計されており、主要部16の一定の翼型断面は、ピーク羽根負荷が発生させられるところに近い位置である、この例では羽根14aに沿っておよそ87%の位置まで、羽根14aの翼幅方向に伸びる。尾部回転翼システム14の回転翼羽根14aである翼10に本発明が適用されるところの例では、この位置はおよそ87%Rに等しく、ここでRは実効翼幅、つまりこの例では、回転軸Hから羽根14aの最外側先端エッジポイント33までのスウィープされた半径である。翼幅方向に外向きに87%Rから、先端領域20に向けておよび渡って、翼上反りは減少する。
例では、主要部16と先端領域20は、およそ94%Rである、先端ステーション(ラインB−B)と呼ばれる位置において出会う。
少なくとも主要部16に沿って、回転翼羽根14aは、翼14aの吸引31および圧力32表面の間にある翼弦平面34に沿って、羽根14aの主要部16に渡って羽根14aの前縁25と羽根14aの後縁26の間に翼弦Cを有する。この例での翼弦Cは、およそR/5.409091の長さを有し、即ち、先端領域20は32.45%の翼弦について翼幅方向に伸びる。よって、主要部16と先端領域20が出会うところの放射状位置、即ち先端ステーションB−Bはまた、およそ100%Rにある最外側先端エッジポイント33からおよそ6%Rの幅においてとして表現されることができる。
別の例ではしかし、RとCの間の異なる関係が優勢であっても良い。先端領域20の翼幅は、6%Rである代りに、およそ20%Cから35%Cまでか、別の種類の翼についてはそれ以上でさえ、例えば50%Cまで、変動しても良い。
これは図面からは容易に明らかではないが、回転翼羽根14aは、羽根14aの主要部16の縦方向に伸びている、翼幅方向に伸びている羽根参照軸Lに沿っていくらかの捻りを有する。羽根参照軸Lは放射状ラインであり(もし翼弦方向のラグオフセットがなければ)、通常1/4Cにおいて羽根14aの主要部16に渡る翼セクションの平均厚みの真ん中に位置している。そのような捻りの提供は、先端領域20が付け根端17よりももっと「ノーズダウン」であることを意味する。しかしながら、例では、この捻りは羽根14aの翼幅全体に渡っては伸びず、およそ94%Rまで、即ち、主要部16と先端領域20が出会うところの先端ステーションB−Bまで、だけ伸びる。
捻りの量は、羽根参照軸Lの周りに0°と16°の間の何であっても良く、より好ましくは0°と12°の間であり、例では、およそ8°である。
回転翼羽根14aの前縁25は、付け根端17から先端領域20まで伸び、例の後縁26は、付け根端17から真っ直ぐに羽根14aの翼幅全体に渡って最外側先端エッジポイント33まで伸びる。先端領域20は、その翼端寄りの端において、主要部16と先端領域20が出会うところの前縁25上の先端ステーションB−Bから、羽根14aの後縁26の最外側先端エッジポイント33まで伸びる、先端エッジ28を有する。
先端エッジ28は、主要部16と先端領域20が出会うところの前縁25上の先端ステーションB−Bから伸びる前方前縁コーナー29を有する。前方前縁コーナー29は、丸められており、滑らかにブレンドされる。よって、先端エッジ28は丸められており、前縁コーナー29を通してほぼ流れ方向のエッジ部分30へ、羽根14aの最外側先端エッジポイント33まで、スウィープバックする。このほぼ流れ方向のエッジ部分30の接線は、羽根参照軸Lに直交しても良く、または音響的恩恵を最大化するためにスウィープされた最外側先端エッジポイント33への望ましいスウィープを保持しても良い。
例えば図2から5を参照して記載された実施形態における、尾部回転翼14a適用のための先端領域20デザインは、空中静止飛行および低速飛行中の中度マッハ数における高いピッチと、前進する羽根上のより低い投射とより高いマッハ数の条件の間の妥協である。実施形態の羽根14aの先端領域20形状は、変動する要求の間で良好な妥協を供する。前者の場合、前方前縁コーナー29のデザインは、曲線を適切に丸めることにより、等圧線が束になることを避け、早過ぎる剥離および抗力に繋がるであろうそうでなければ激しい逆の圧力勾配を解放する。それはまた、先端渦巻が、外側先端エッジ28の周りをきれいに巻くことを許容して、最良の空中静止飛行効率を与える(最小の粘性損失を招きながら、出来る限り翼端寄りに離れて巻き上がる先端渦巻を通して最小の誘導パワーを確かなものとすることによって)。前進する羽根4a上の条件に適合するために、先端領域20は、先端領域20に向かっておよび渡って羽根14aの断面を薄くすることと、また87%Rにおける12%の厚みから94%Rにおける先端ステーションB−Bにおける9.4%の厚みまでの翼のブレンドを採用することによって、衝撃を軽減するように設計されている。もし必要あれば恐らく先端エッジ28のいくらかのスウィープをもった、先端領域20の全体的なスウィープバック形状は、低いR/C比をもった羽根について先端領域20を越えた衝撃の非局在化を避けるのに一般的に十分である。
回転翼羽根14aの別の特徴は、先端領域20における下反りの提供であり、それは図4でのみ明らかである。
この下反りは先端領域20において荷重している局所羽根4aを好意的に変形し、ヘリコプター10の空中静止飛行効率を向上する。下反りは、先端領域20における羽根翼弦平面34を羽根14aの圧力表面32に向けて、吸引表面31から離して、「曲げる」ことによって形成される。例では、そのような曲げは、先端ステーションB−Bにおけるおよそ94%Rにおいて、先端領域20の開始から(翼幅方向に)始まり、先端エッジ28まで続く。例で適用された下反りの量はおよそ−0.014C(マイナス符号は下向きの曲げを示している)であり、それは少量であるが、別の例ではより多くのまたは少ない度合いの下反りが適用されても良い。
上述したように、例では、図3に最も良く見られるように、プラットフォーム図において、先端エッジ28は、それが最外側先端エッジポイント33に近づくにつれて、真っ直ぐな、即ち、ほぼ流れ方向かまたは羽根縦軸Lに全体的に垂直である、エッジ部分30と溶け合う。別の例では、先端エッジ28全体が、前方前縁コーナー29の始まりから、即ち、前縁25における先端ステーションB−Bから、外側先端エッジ33まで、彎曲されても良い。
本発明に従って、先端エッジ28の実際の(プラットフォーム)形状は、例えば、立方ベジエ曲線に追従し、それは例では4つの制御ポイントP1、P2、P3およびP4を使って描かれている。
第一の制御ポイントP1は、先端ステーションB−Bにおける翼の前縁25上に翼幅方向に、即ち、羽根14aの主要部16の前縁25の外側ポイントにおいて、即ち、主要部16と先端領域20が出会うところの前縁25に沿ったポイントにおいて、例えば、例ではおよそ94%Rにおいて、そして一般的には93.5%Rと95.9%Rの間において、ここでRは翼の実効翼幅、位置することが図3から見ることができる。図面中に示された尾部回転翼14aの例では、実効翼幅は、付け根端17に隣接する回転軸から最外側先端エッジポイント33までのスウィープされた半径である。
翼14aの先端領域20と主要部16が出会うところの先端ステーションにおけるラインB−Bは、先端領域20に境界を与える仮想多角形の第一のサイドS1に沿って伸び、第一のサイドS1は羽根参照軸Lに垂直に伸びている。この例での境界多角形は、第二のサイドS2、第三のサイドS3および第四のサイドS4を有する長方形であるが、一般的には多角形は4つのサイドをもつものであって、典型的には不等辺四角形または不等辺四角形状の形状であっても良いけれども、4つの制御ポイントP1−P4を位置付けするためには多角形の第一、第二および第三のサイドS1。S2、S3のみが要求される。
境界多角形の第二のサイドS2は、第一の制御ポイントP1における翼の前縁25の接線に沿って、例では先端エッジ28を超えて翼幅方向に、第二のサイドが第三の多角形サイドS3と交差するところの位置まで、伸びる。第三の多角形サイドS3は、第一の多角形サイドS1と平行であり、第三のサイドS3が第四の多角形サイドS4と交差するところの位置まで伸びる。例では、第四の多角形サイドS4は、境界多角形の第一のサイドS1と後縁26が出会うところの位置における翼14aの後縁26の接線である。
第二の制御ポイントP2は、境界多角形の第二のサイドS2に沿って、より特定には、第一の制御ポイントP1から第二のサイドに沿った距離の30%と80%の間の位置において、位置する。よって、第二の制御ポイントP2は、境界多角形上の先端エッジ28を越えて位置する。
第三の制御ポイントP3は、境界多角形の第三のサイドS3に沿って、より特定には、第二のサイドS2と第三のサイドS3が出会うところから第三の多角形サイドS3に沿った距離の30%と80%の間の位置において、位置する。
第四の制御ポイントP4は、最外側先端エッジポイント33において境界多角形上に位置する。
翼14aの設計中に、CAD/CAMシステムを使って、特定の翼先端エッジ28構成を達成するために、少なくとも第二と第三の制御ポイントP2およびP3の位置は容易に変更され得ることが理解されるであろう。例では、第二の制御ポイントP2は、第一の制御ポイントP1から境界多角形の第二のサイドS2に沿っておよそ40%の位置において示されている一方、第三の制御ポイントP3は、仮想多角形の第三のサイドS3に沿っておよそ50%の位置において例では示されている。例では、第二の制御ポイントP2は95.3%Rと98.8%Rの間において、好ましくはおよそ98.035%Rにおいて、外向きに翼幅方向に位置しており、第三の制御ポイントP3は、この例では、およそ99.0366%Rにおいて、先端エッジ28の外向きに翼幅方向に位置している。
4つのベジエ制御ポイントP1、P2、P3およびP4の注意深い配置によって、先端エッジ28は、望ましい接線をもったスムーズな立方ベジエ曲線として描かれることができる。もし望ましければ、追加の制御ポイントを要求するであろうより複雑なベジエ曲線が構築されても良い。
各場合ではしかし、先端エッジ28の形状は、4つ以上の制御ポイントP1からP4から構築されたベジエ曲線のそれに追従する。
図2および3の例では、翼14aの主要部16の前縁25は先端領域20まで真っ直ぐ伸びるが、別の例では、先端領域20が始まるところの先端ステーションB−Bにおける前縁は、図3の例においてのように、仮想境界多角形の第二のサイドS2が羽根参照軸Lと平行であるようなものになっている必要がないように、図7を参照して以下に記載されるように、主要部16と先端領域20の間に仲介する先端パネルがあっても良い。
ここまでに記載された例では、最外側先端エッジポイント33は、第三と第四の境界多角形サイドS3およびS4が出会うところに位置しているが、これがそうであるのは、この例では、先端領域20の後縁26が実質的に真っ直ぐであるからである。別の例では、再度以下で記載されるように、一般的には、最外側先端エッジポイント33は境界多角形の第三のサイドS3上に横たわり、制御ポイントP4はP3と最外側先端エッジポイント33の間で第三の多角形サイドS3上にある。
先端領域20に渡った後縁39構成もまた、制御ポイントを使って描かれたベジエ曲線に追従するように設計されることができる。
図面の図3に示された例では、先端領域20に渡った後縁39は実質的に真っ直ぐであり、各々が境界多角形の第四のサイドS4上に位置する2つの制御ポイントP5およびP8を使って描かれることができる。
先端領域20に渡った真っ直ぐな後縁39はよって、特別な種類のベジエ曲線と考えられることができるものに追従する。先端領域20に渡った後縁39は、示されたように真っ直ぐである必要はなく、彎曲されて、2つの制御ポイントP5、P8よりも多く、例えば3つか4つの制御ポイントから構築されたベジエ曲線に追従しても良い。
例ではしかし、制御ポイントP5は、93.5%Rと95.9%Rの間において、例えば、好ましくは境界多角形の第一のサイドS1と第四のサイドS4が出会うところの後縁39上の(94%Rにおける)先端ステーションB−Bにおいて、羽根14aの翼幅方向に位置する。制御ポイントP8は例では、最外側先端エッジポイント33に位置し、よって例での制御ポイントP8は、実質的に100%Rにおいて、例えば、99.0366%Rであって境界多角形の第三のサイドS3と第四のサイドS4が出会うところにおいて、羽根14aの翼幅方向に位置する。よって、先端領域20に渡った後縁39が真っ直ぐである、即ち、羽根参照軸Lと全体的に平行であるところの例では、先端エッジ28が追従するベジエ曲線を構築するための第四の制御ポイントP4は、先端領域20に渡った後縁39のための(特別に真っ直ぐな)ベジエ曲線を構築するための制御ポイントP8と一致している。
例では、第四の制御ポイントP4と制御ポイントP8は一致しているが、それらは別の例ではそうである必要はない。
先端領域20の下反りは、図4でのような側面図では、別のベジエ曲線に追従しても良いが、翼弦平面34に垂直な垂直平面中にある。図4は、図3の尾部回転翼羽根14aの後面図であり、先端領域20に渡った後縁39が真っ直ぐであるところのこの例での垂直平面は、翼14aの主要部16の後縁26および先端領域20に渡った後縁39と一致している。
下反りは、図4の例では、およそ94%Rにおける先端ステーションB−Bから始まる。
下反り曲線が追従するベジエ曲線は、例では、3つの下反り制御ポイントP9、P10およびP12から構築されるが、以下に記載されるように、ベジエ曲線は4つの制御ポイントから構築されても良い。
各場合において、翼幅方向に最も内側である下反り制御ポイントP9は、先端ステーションB−Bにおける翼弦平面34上に位置し、よって制御ポイントP1およびP5と翼幅方向の位置的には一致する。翼幅方向に最も外側の下反り制御ポイントP12は、例では、最外側先端エッジポイント33と、よって制御ポイントP4およびP8と、翼幅方向で一致するように位置する。
下反りの度合い、即ち、翼弦平面34の下(この例では)の最外側先端エッジポイント33の位置付けは、翼14aの設計機能的判断基準に依存して決定されることが理解されるであろう。図8aを参照すると、一般的に、下反りの度合い、または下反り角αは、この例では翼弦平面34と一致している第一の下反り制御ポイント参照ライン36aと、翼幅方向で最外側の下反り制御ポイントP12における最外側先端エッジポイント33と翼弦平面34を通過する第二の下反り制御ポイント参照ライン36bの間の角度である。そのような第二の下反り制御ポイント参照ライン36bは、翼弦平面34に対して4°と30°の間の、好ましくは4.4°と25°の間の角度において、下反り角αをなす。
翼幅方向で最内側のP9と翼幅方向で最外側のP12の下反り制御ポイントの中間にある下反り制御ポイントP10は、図8aでは、本例では第二の下反り制御ポイント参照ライン36bが翼弦平面34と交差するところである、第一と第二の下反り制御ポイント参照ライン36a、36bが交差するところにあるように示されている。
3つのそのように位置付けされた制御ポイントP9、P10およびP12を使って、下反りによって追従される曲線であるベジエ曲線が描かれることができる。
もし望ましければ、下反りが追従するベジエ曲線は、3つより多くの制御ポイントから構築されても良い。図8bの例では、4つの制御ポイントP9、P10、P11およびP12が使われ、翼幅方向に最内側と最外側の制御ポイントP9、P12は図8aの例においてのように位置付けされている。しかし、第一の中間下反り制御ポイントP10は、第一の下反り制御ポイント参照ライン36a上に位置する一方、第二の中間下反り制御ポイントP11は、第二の下反り制御ポイント参照ライン36b上に位置しており、どちらも第二の下反り制御ポイント参照ライン36bが第一の下反り制御ポイント参照ライン36aと交差するところではない。
寧ろこの例では、第一の中間下反り制御ポイントP10は、先端ステーションB−Bから先端領域20の翼幅方向の大きさの20%と55%の間、好ましくはこの翼幅方向の大きさのおよそ33%、の位置において、翼弦平面34と一致する第一の下反り制御ポイント参照ライン36aに沿って位置する。但し、第一の中間下反り制御ポイントP10は、好ましくは第一と第二の下反り制御ポイント参照ライン36a、36bが交差するところを超えて翼幅方向に外向きには位置していない。
第二の中間制御ポイントP11は、先端ステーションB−Bから先端領域20の翼幅方向の大きさの55%と90%の間、好ましくはこの翼幅方向の大きさのおよそ66%、の位置において、4°と30°の間、好ましくは4.4°と25°の間の下反り角で、最外側先端エッジポイント33を通過する第二の下反り制御ポイント参照ライン36bに沿って位置する。但し、第二の中間下反り制御ポイントP11は、好ましくは第一と第二の下反り制御ポイント参照ライン36a、36bが交差するところを超えて翼幅方向に内向きには位置していない。
記載された例では、尾部回転翼14aは、羽根参照軸Lの周りの捻りを備えているが、これは本質的ではなく、翼14aは真っ直ぐであることができる。
上述したようなベジエ制御ポイントP1からP12の配置は、翼の先端領域20構成が固有に設計されることを可能とする。しかも、CADソフトウェアが、記載されたようなそれらの制御ポイントP1からP12からベジエ(あるいはより正確にはB−SplineまたはNURBS)表面を生成するのに容易に使われることができる。
3D製図ソフトウェアパッケージを使った、回転翼羽根14aの先端エッジ28と(先端領域20における)後縁39と下反り構成を決定するためのベジエ制御ポイントの使用は、この出願の請求項によって規定されたパラメータ内で様々なベジエ制御ポイントの位置を変更することによる、先端領域20構成の最適化のためのそれぞれの表面の準備の出来た変形または再定義を提供し、よって計算的空気力学的性能評価の使用を容易にする。
図7を参照すると、図1のヘリコプターの主要維持回転翼システム12の主要回転翼羽根12a―12dの1つ、即ち主要回転翼羽根12aである、代替的翼を描写している。これは、要求される通りに、羽根参照軸Lの周りの捻りを有していても有していなくても良い。
既に記載された尾部回転翼羽根14aと同様の主要回転翼羽根12aの部分は、同じ参照符号でラベル付けされている。主要回転翼羽根12aは(前の図面の尾部回転翼羽根14aと同様に)回転翼システム12の翼であるので、実効翼幅Rは、回転軸Vから最外側先端エッジポイント33までのスウィープされた半径である。
図7の主要回転翼羽根12aは、羽根先端領域20に向けて付け根端17から伸びる主要部16を有するが、前に記載された尾部回転翼羽根14aとは異なり、主要回転翼羽根12aは、羽根12aの主要部16と先端領域20の間に先端パネルTPを有する。先端パネルTPは、およそ85%Rから88%Rにおける位置で先端パネルステーションD−Dから、前のようにおよそ94%Rにおいて位置し、より一般的には93.5%Rから95.9%Rにおいて位置し得る、先端ステーションB−Bまで、翼幅方向に外向きに伸びる。
先端パネルTPは、先端パネルステーションD−Dから先端ステーションB−Bまで後ろ向きにスウィープする後縁25aを有するが、先端パネルステーションD−Dにおける先端パネルTPの後縁25aは、主要回転翼羽根12aの主要部16の後縁25の前向きである。例では、先端ステーションB−Bにおける後縁25aは、先端パネルステーションD−Dにおける後縁25aの後ろ向きに位置付けされる。
これは、主要回転翼羽根12aの全体翼幅の少なくともおよそ75%に渡って伸びる、羽根12aの主要部16に渡った主要回転翼羽根12aの前縁25と、先端パネルステーションD−Dにおける前縁25aの間に、ブレンド領域Gを設けることによって達成される。よって、ブレンド領域Gは、およそ75%Rからおよそ85%Rから88%Rまで伸び、ブレンド領域Gにおける前縁と先端パネルTPの前縁25aの部分は、羽根12aの主要部16に渡って前縁25の前向きに伸びている。
先端パネルTPの後縁26aは、先端パネルステーションD−Dから先端ステーションB−Bまで後ろ向きに伸びるが、少なくとも例では、羽根の主要部16と先端パネルステーションD−Dの間のブレンド領域Gの後縁は、全体的に真っ直ぐであり、羽根12aの主要部16に渡った後縁26に対応する。
勿論、本発明は、示されたものに対して変動する寸法の先端パネルTPをもった(またはもたない)回転翼羽根に適用されても良い。ブレンド領域Gの前縁および/または先端パネルTPの前縁25aが追従する曲線の形状は、制御ポイントを使った1つ以上のベジエ曲線のように構築されることができ、先端パネルTPの後縁26aが追従する曲線もそうできるが、それらの曲線がそうではなく構築されることも本発明の範囲内である。
本発明に従って、先端領域20の先端エッジ28は、尾部回転翼羽根14aの先端領域20の先端エッジ28について上述されたのと同じやり方で、4つの制御ポイントP1、P2、P3およびP4からベジエ曲線として構築された曲線に追従する。但し、この例では、その上に制御ポイントP1からP4が横たわる境界多角形は、例えば図3に描写された場合においての長方形とは異なる構成のものである。
主要回転翼羽根12aの先端領域20に境界を与える境界多角形は、再度不等辺四辺形であり、第一と第三のサイドS1とS3は平行であり、羽根参照軸Lと直交している。第二と第四のサイドS2とS4は、例では、お互いに平行であるが羽根参照軸Lに対してスウィープ角βで伸びるが、別の実施形態では、第二と第四のサイドS2とS4は平行である必要はない。
第一の制御ポイントP1は、先端ステーションB−Bにおける前縁25aにおいて境界多角形上に位置し、制御ポイントP4は、主要回転翼羽根12aの最外側先端エッジポイント33において位置する。
第一の中間制御ポイントP2は、第一の制御ポイントP1から第二のサイドS2の大きさの30%と80%の間の位置において、第二のサイドS2が第一と第三の境界多角形サイドS1およびS3と交差するところの間で、境界多角形の第二のサイドS2に沿って位置する。
第二の境界多角形サイドS2は、先端ステーションB−Bにおいて第一の制御ポイントP1における前縁25aの接線である。
第三の制御ポイントP3は、境界多角形の第三のサイドS3と第二のサイドS2の交点から、第三のサイドの大きさの30%と90%の間の位置において、第三のサイドSSが第二と第四の多角形サイドと交差するところの間で、境界多角形の第三のサイドS3に沿って位置する。
よって、尾部回転翼羽根14aの先端エッジ28でのように、主要回転翼羽根12aの先端エッジ28は、望ましい設計機能性を達成するようにCAD/CAMシステムを使ってより容易に設計される。
主要回転翼羽根12aの先端領域20の後縁39は、それぞれ翼幅方向に最内側と翼端方向に最外側に位置する2つの制御ポイントP5およびP8と、1つか2つの中間制御ポイントP6およびP7から構築されたベジエ曲線に追随する。図7では、4つの制御ポイントP5からP8が使われ、翼幅方向に最内側の制御ポイントP5は、先端ステーションB−Bにおける後縁26a上に位置しており、翼幅方向に最外側の制御ポイントP8は、最外側先端エッジポイント33において位置している。
第一の中間制御ポイントP6は、先端ステーションB−Bにおける後縁26aの接線である第一の後縁制御ポイント参照ライン39aに沿って位置している。より特定には、接線は先端ステーションB−Bにおける先端パネル後縁26aへのものである。この第一の後縁制御ポイント参照ライン39aは、スウィープ角βである羽根参照軸Lに対する角度をなす。図7の例では、第一の後縁制御ポイント参照ライン39aはよって、その上に先端エッジ28における第一のベジエ曲線を構築するための制御ポイントP1からP4が位置する境界多角形の第四のサイドと一致する。
スウィープ角βは典型的には、羽根参照軸Lに対して30°までである。勿論図3を参照して記載された尾部回転翼羽根14aの例では、スウィープ角βは0である、即ち、先端領域20における後縁39は、羽根参照軸Lに対して0の角度をなす。一般的には、スウィープ角βは、0とおよそ30°の間の何であっても良い。
先端領域20の前縁および後縁のスウィープ角βは、先端パネルの先細りを収容するために異なっていても良い。
制御ポイントP6は、好ましくは、先端ステーションB−Bから先端領域20の翼幅方向の大きさの10%と33%の間においてだが、第一の後縁制御ポイント参照ライン39aがそれに沿って制御ポイントP7が位置する第二の後縁制御ポイント参照ライン39bと交差するところを超えて翼幅方向に外向きではなく、位置する。
第二の後縁制御ポイント参照ライン39bは最外側先端エッジポイント33とよって制御ポイントP8を通過し、羽根参照軸Lに対して、0とスウィープ角βの間の角度かまたはより一般的には0とスウィープ角βの1.5倍の間の角度をなす。第二の中間制御ポイントP7は、先端ステーションB−Bから先端領域20の翼幅方向の大きさの66%と90%の間の位置において第二の後縁制御ポイント参照ライン39bに沿ってだが、第一の後縁制御ポイント参照ライン39aとの交点を越えて翼幅方向に内向きにではなく、位置する。
図9bと9dは、最外側先端ポイント33の位置と、よって制御ポイントP8の位置と、中間制御ポイントP6およびP7のそれらそれぞれの後縁制御ポイント参照ライン39a、39bに沿った位置付けに従って変動する、代替的後縁39構成を描写している。図9aと9cは、後縁39によって追従されるベジエ曲線を構築するのに1つの中間制御ポイントP6だけが使われるところの代替的後縁39構成を描写している。
図9aでは、(単一の)中間制御ポイントP6は、2つの後縁制御ポイント参照ライン39a、39bの交点において位置することを見ることができる。この例では、先端ステーションB−Bにおける接線、即ち、第一の後縁制御ポイント参照ライン39aが、これら3つの制御ポイントP5、P6およびP8を使って構築されたベジエ曲線の翼弦方向に外向きで後ろ向きの位置において、第二の後縁制御ポイント参照ライン39bと交差するように、隣接する先端パネルTPの後縁26aが彎曲され、最外側先端エッジポイント33が位置付けされる。
これを図9cに示された構成と対比させると、この配置では、先端パネルTPの隣接する後縁26aの曲線は図9aのものと同様であるが、最外側先端エッジポイント33は翼弦方向に更に外向きに後ろ向きに位置付けされる。但し、結果として、第一と第二の後縁制御ポイント参照ライン39a、39bが、3つの制御ポイントP5、P6およびP8を使って構築されたベジエ曲線の翼弦方向に内向きの位置において交差する。翼の後縁はよって、先端パネルTPの後縁26a上である意味で彎曲し、先端領域20上の後縁39上でその彎曲の方向を反転することが、図9cに見ることができる。
図9bでは、再度第一と第二の後縁制御ポイント参照ライン39a、39bの交点は、4つの制御ポイントP5、P6、P7およびP8を使って構築されたベジエ曲線の翼弦方向に外向きで後ろ向きであるのに対し、図9dでは、交点は、図9cに描写された場合でのように、4つの制御ポイントP5からP8を使って構築されたベジエ曲線の翼弦方向に内向きである。
先端領域20に渡った後縁39が追従する第二のベジエ曲線が4つの制御ポイントから構築された立方ベジエ曲線である場合には、もし望ましければ、第一の中間後縁ベジエ制御ポイントP6は、94.6%Rと96.5%Rの間において、例えば95.44%Rにおいて、羽根12aの翼幅方向に位置していても良く、第二の中間後縁ベジエ制御ポイントP7は、96.5%Rと98.4%Rの間において、例えば97.47%Rにおいて、羽根12aの翼幅方向に位置していても良い。
図7との関係で記載された主要回転翼羽根12aは、上述した尾部回転翼羽根14aの翼との関係で記載されたものと全く同じやり方で、垂直平面中の曲線に追従する先端領域20に渡った下反りを有していても良い。よって、どのように下反り曲線が3つの制御ポイントP9、P10およびP12から構築されたベジエ曲線に追従しても良いかを示した図8aの描写は、図8bの代替的構成でのように、主要回転翼羽根12aに下反りを提供するために適用可能である。
この後者の配置では、主要羽根12aの下反り曲線は、図8aの3つではなく4つの下反り制御ポイントP9、P10、P11、P12を使って構築された更なるベジエ曲線に追従する。
翼幅方向に最内側の下反り制御ポイントP8は、翼弦平面34が先端ステーションB−Bと交差するところに位置し、翼幅方向に最外側の制御ポイントP12は、最外側先端エッジポイント33において位置し、その位置は根本的な羽根設計の事項として決定される。
上記から、広い範囲の翼が、それぞれの4つの制御ポイントの選択された位置付けに依存して変動する構成の先端エッジをもって、作成されても良いことと、だが各場合において、先端エッジ形状は第一のベジエ曲線に追従することが理解されるであろう。
好ましくは、先端領域20に渡った後縁39および/または下反り形状は、それぞれの第二および/または更なるベジエ曲線に追従するように構成されても良いが、広い範囲の異なる後縁および/または下反り構成が、ベジエ曲線に追従することによって達成されても良い。しかも、本発明は、尾部回転翼、主要回転翼、および実際に広い種類のその他の翼、それは固定翼、即ち、航空機胴体のような支持構造に対して固定されたものでも、および回転翼、タービン等のような回転システムによって支持された翼でも良い、に適用されても良い。
この出願に記載された例示的回転翼羽根14aと12aの計算的評価は、この羽根14a、12a構成が、(それに回転翼羽根14a、12aが装備されたヘリコプター10の)空中静止飛行効率と失速の始まりにおける遅延パワー上昇について、既知の回転翼羽根を超えた顕著な恩恵を供することを示す。
それらの特定の形でまたは開示された機能を行うための手段としてまたは開示された結果を達するための方法またはプロセスとして適宜表現された、前述した記載または以下の請求項または同伴する図面に記載された特徴は、別々に、またはそのような特徴のあらゆる組み合わせで、本発明をその多様な形で実現するために利用され得る。

Claims (5)

  1. 翼型断面の主要部と、翼が使用中には支持構造にしっかり取り付けられる内側翼幅方向付け根端と、先端ステーション、先端領域を越えた、主要部の翼端寄りの最外側翼幅方向端とを含み、先端領域は先端エッジを含み、先端エッジのプランフォームの構成は少なくとも4つの制御ポイントP1、P2、P3およびP4から構築された第一のベジエ曲線上に横たわり、制御ポイントP1、P2、P3およびP4の各々は先端領域に境界を与える多角形の周縁上に横たわり、ベジエ制御ポイントP1はそこで多角形の第一および第二のサイドが出会うところの93.5%Rと95.9%Rの間の翼幅方向の位置にある先端ステーションにおいて翼の前縁上に位置しており、第一のサイドは、翼の主要部の翼幅方向に伸びる参照軸まで垂直に伸びている先端ステーションにあり、第二のサイドは、制御ポイントP1と、先端エッジの外向きの位置において第二のサイドが境界多角形の第三のサイドと出会うところの位置の間に伸びる、制御ポイントP1における翼の前縁の接線であり、第三のサイドは、第一のサイド平行であり、第三のサイドが第二のサイドと出会うところの位置と第三のサイドが第四のサイドと出会うところの間に伸びており、制御ポイントP2は、P1から第二のサイドに沿って30%と80%の間の位置において第二のサイド上に位置しており、制御ポイントP3は、P2から第三のサイドに沿って30%と90%の間の位置において第三のサイド上に位置しており、制御ポイントP4は、翼の後縁における最外側先端エッジポイントに位置しており、ここでRは実効翼幅である、翼を提供する方法であって、第一のベジエ曲線に追従するように先端エッジのプランフォームの構成を成形することを含む、方法。
  2. 前記翼は、前記翼の主要部と前記先端領域の間に位置する先端パネルを含み、前記先端パネルは、前記先端ステーションまで85%Rと88%Rの間において先端パネルステーションから翼幅方向に外向きに伸び、
    羽根参照軸は0.25Cに位置し、ここでCは翼の主要部の翼弦長であり、先端パネルは、先端パネルステーションから先端ステーションまで後ろ向きにスウィープする前縁を有し、先端ステーションにおける翼の前縁は、羽根参照軸が前縁と交差するところにおいてかまたはその後ろ向きに位置している、請求項に記載の方法
  3. 先端パネルと翼の主要部の間に、主要部の前縁と後縁がそれぞれ先端パネルの前縁と後縁と混ざり合うブレンド領域があり、ブレンド領域は先端パネルステーションまでおよそ75%Rにおいてブレンド領域ステーションから翼幅方向に外向きに伸びている、請求項または請求項に記載の方法
  4. ブレンド領域と先端パネルの各々の前縁の少なくとも部分は、翼の主要部の前縁の前向きに伸びる、請求項に記載の方法
  5. ブレンド領域と先端パネルの各々の前縁の少なくとも部分は、制御ポイントから構築された1つ以上のベジエ曲線上に横たわる、請求項または請求項に記載の方法
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