JPH1016498A - 絵付シート - Google Patents

絵付シート

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JPH1016498A
JPH1016498A JP19277396A JP19277396A JPH1016498A JP H1016498 A JPH1016498 A JP H1016498A JP 19277396 A JP19277396 A JP 19277396A JP 19277396 A JP19277396 A JP 19277396A JP H1016498 A JPH1016498 A JP H1016498A
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JP
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sheet
white
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JP19277396A
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English (en)
Inventor
Keiji Kishi
圭司 岸
Tetsuo Miyatani
哲夫 宮谷
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Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手間とコストが減少でき、また、白色隠蔽層
と絵柄層との見当精度が十分で、さらに、白色隠蔽層の
パターン化が可能である絵付シートを提供すること。 【構成】 基体シートの片面に、少なくとも絵柄層、白
色隠蔽層が形成され、絵柄層および白色隠蔽層がカラー
コピーにより形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は転写シート、イン
サートシートなどの絵付シートにおいて、絵柄層および
白色隠蔽層をカラーコピーによって形成し、多品種・少
量生産への対応を可能にした絵付シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】被転写物を装飾する方法として、転写法
がある。転写法に用いる転写シートとしては、基体シー
トの片面に剥離層、絵柄層、接着層などを順次形成した
ものがあり、特に、小ロット対応や同一ロール内での任
意の絵柄変更を可能にすることを目的として、絵柄層を
カラーコピーによって形成することがある。また、絵柄
層が被転写物自体の色に影響されないように、絵柄層の
接着層側に白色隠蔽層を設けることがある。
【0003】従来、白色隠蔽層は、絵柄層をカラーコピ
ーによって形成した後に、白インキを用いて、絵柄層上
に印刷形成により設けていた。また、別の方法として
は、絵柄層をカラーコピーによって形成した後に、白色
隠蔽層が形成された別の転写シートを用い、絵柄層上に
転写法により設けていた。さらに、絵柄層上には白色隠
蔽層を設けずに、白色隠蔽層が形成された別の転写シー
トを用い、被転写物上に転写法により白色隠蔽層を設け
た後、絵柄層が形成された転写シートを用い絵柄を設け
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、白インキを用
いて、絵柄層上に白色隠蔽層を印刷形成するには、絵柄
層をカラーコピーによって形成した後に、転写シートを
印刷機に移し替えるため、見当合わせが困難であった。
このため、この方法により得られた転写シートは、白色
隠蔽層が絵柄層からはみ出しやすく、十分な見当精度を
得られなかった。また、十分な見当精度を得られないた
めに、白色隠蔽層のパターン化が困難であった。
【0005】また、白色隠蔽層が形成された別の転写シ
ートを用い、絵柄層上に転写法により白色隠蔽層を設け
る方法についても、基体シートが熱、圧およびテンショ
ンなどにより変形しやすく、寸法安定性に欠けるため、
見当合わせが困難であった。このため、この方法により
得られた転写シートは、白色隠蔽層が絵柄層からはみ出
しやすく、十分な見当精度を得られなかった。また、十
分な見当精度を得られないために、白色隠蔽層のパター
ン化が困難であった。さらに、白色隠蔽層が形成された
別の転写シートを用意しなければならないので、手間と
コストがかかった。
【0006】さらに、白色隠蔽層が形成された別の転写
シートを用い、被転写物上に転写法により白色隠蔽層を
設ける方法についても、白色隠蔽層が形成された別の転
写シートを用意しなければならないこと、工程が増える
ことなどが原因で、手間とコストがかかった。
【0007】この発明は上記の欠点を解決し、手間とコ
ストが減少でき、また、白色隠蔽層と絵柄層との見当精
度が十分で、さらに、白色隠蔽層のパターン化が可能で
ある絵付シートを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、この発明の絵付シートは、基体シートの片
面に、少なくとも絵柄層、白色隠蔽層が形成され、絵柄
層および白色隠蔽層がカラーコピーにより形成された構
成とした。また、基体シートの片面に、少なくとも剥離
層、絵柄層、白色隠蔽層、接着層が順次形成され、絵柄
層および白色隠蔽層がカラーコピーにより形成された構
成にしてもよい。また、基体シートの片面に、少なくと
も剥離層、白色隠蔽層、絵柄層、接着層が順次形成さ
れ、絵柄層および白色隠蔽層がカラーコピーにより形成
された構成にしてもよい。また、基体シートの片面に、
少なくとも絵柄層、白色隠蔽層、接着層が順次形成さ
れ、絵柄層および白色隠蔽層がカラーコピーにより形成
された構成にしてもよい。また、基体シートの片面に、
少なくとも白色隠蔽層、絵柄層、接着層が順次形成さ
れ、絵柄層および白色隠蔽層がカラーコピーにより形成
された構成にしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1、
図3および図5は、それぞれ、この発明の転写シートの
一実施例を示す模式断面図である。図2、図4および図
6は、それぞれ、この発明のインサートシートの一実施
例を示す模式断面図である。図7および図8は、この発
明の転写シートを用いて、被絵付物が装飾されている状
態を示す模式断面図である。図9および図10は、この
発明のインサートシートを用いて、被絵付物が装飾され
ている状態を示す模式断面図である。図中、1は基体シ
ート、2は剥離層、3はアンカー層、4は絵柄層、5は
白色隠蔽層、6は接着層、10は被絵付物、11は転写
シート、12はインサートシートを示している。
【0010】この発明の絵付シートとしては、転写シー
トとインサートシートとが含まれる。転写シートは、基
体シートの片面に剥離層を設けてから、絵柄層、白色隠
蔽層などを形成し(図1、図5参照)、被絵付物に絵付
シートを接着させた後に、剥離層から基体シートを剥が
すものである。また、インサートシートは、基体シート
に直接、絵柄層、白色隠蔽層などを形成し(図2、図6
参照)、被絵付物に絵付シートを接着させた後に、基体
シートを剥がさないものである。
【0011】まず、転写シートについて説明する。転写
シートは、基体シートの片面に剥離層、絵柄層、白色隠
蔽層などの転写層を形成したものである。
【0012】基体シート1の材質としては、ポリプロピ
レン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの
金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロ
ース系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、
通常の転写シートの基体シートとして用いられるものを
使用することができる。
【0013】剥離層2は、基体シート1上に全面的また
は部分的に形成される。剥離層2は、転写後または成形
同時転写後に基体シートを剥離した際に、基体シートか
ら剥離して被絵付物の最外面となる層である。なお、剥
離層が層間剥離を起こす場合には、層間剥離した面が最
外面となる。剥離層2の材質としては、アクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セル
ロース系樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
アミド系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などのほか、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂などのコポリマーを
用いるとよい。剥離層2に硬度が要求される場合には、
紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化性樹
脂などの放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂などを選定し
て用いるとよい。剥離層2は、着色したものでも、未着
色のものでもよい。剥離層の形成方法としては、グラビ
アコート法、ロールコート法、コンマコート法などのコ
ート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷
法がある。
【0014】なお、基体シート1からの剥離層2の剥離
性をさらに改善するために、基体シート1上に剥離層2
を設ける前に、離型層を全面的に形成してもよい(図示
せず)。離型層は、転写後または成形同時転写後に基体
シートを剥離した際に、基体シートとともに転写層から
離型するものである。離型層の材質としては、メラミン
樹脂系離型剤、シリコーン樹脂系離型剤、フッ素樹脂系
離型剤、セルロース誘導体系離型剤、尿素樹脂系離型
剤、ポリオレフィン樹脂系離型剤、パラフィン系離型剤
およびこれらの複合型離型剤などを用いることができ
る。離型層の形成方法としては、ロールコート法、スプ
レーコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリ
ーン印刷法などの印刷法がある。
【0015】剥離層2上には、絵柄層4および白色隠蔽
層5を形成する。転写シート11の使用方法としては、
被絵付物10の表側に転写シート11を貼り付けて、転
写シート側から絵柄が見えるようにするもの(図7参
照)と、透明または半透明の被絵付物10の裏側に転写
シート11を貼り付けて、被絵付物側から絵柄が見える
ようにするもの(図8参照)とがある。前者の場合は剥
離層2上に絵柄層4を形成し、その上に白色隠蔽層5を
形成する(図1参照)。また、後者の場合は剥離層2上
に白色隠蔽層5を形成し、その上に絵柄層4を形成する
(図5参照)。
【0016】絵柄層4は、文字、模様、図柄などからな
り、被絵付物に装飾を施すためのものである。絵柄層4
の材質としては、変性ポリエチレン、変性ポリプロピレ
ン、変性エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂などのオレフ
ィン系のポリマーをバインダーとし、適切な色の顔料ま
たは染料を着色剤として含有するカラートナーを用いる
とよい。絵柄層4は、カラーコピーにより形成する。す
なわち、帯電した静電ドラム上に、レーザーを走査する
ことにより、任意の絵柄潜像を形成し、その上にカラー
トナーを付着させ、現像により得られるカラートナー像
を基体シート上に転写することにより、絵柄層4を形成
する。絵柄層4は、表現したい図柄に応じて、全面的
(図1参照)に設ける場合や部分的(図3参照)に設け
る場合もある。
【0017】次に、白色隠蔽層5について説明する。被
絵付物10の表側に転写シート11を貼り付ける場合、
白色隠蔽層5は、転写後、被絵付物を表側から見ると、
絵柄層4の下になり、その下の被絵付物表面を隠蔽し、
絵柄層が被絵付物自体の色に影響されないようにするも
のである。より具体的には、たとえば、金属を材質とす
る被絵付物の表面に転写シートを用いた場合、または、
木、ゴム、白以外の樹脂などを材質とする被絵付物の表
面に用いた場合には、絵柄層4が薄膜であるために、被
絵付物の材質独自の色に影響されて、絵柄の色合いが所
望のものと異なることがある。また、被絵付物の材質が
木や有色の樹脂の場合には、木目や樹脂のムラ、成形の
際の樹脂流れ痕によって、絵柄にムラがあるように見え
ることがある。さらに、被絵付物の材質がガラスや透明
樹脂の場合には、絵柄が透けてしまったり、ぼんやりし
た絵柄になってしまったりする。こういった被絵付物自
体の色による影響を無くするために、白色隠蔽層5を絵
柄層4上に形成するものである。また、被絵付物10の
裏側に転写シート11を貼り付ける場合には、白色隠蔽
層5は、絵柄が透けてしまったり、ぼんやりした絵柄に
なってしまったりするのを防ぐものである。
【0018】白色隠蔽層5の材質としては、変性ポリエ
チレン、変性ポリプロピレン、変性エチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂などのオレフィン系のポリマーをバインダ
ーとし、白色の顔料を着色剤として含有するカラートナ
ーを用いるとよい。白色隠蔽層5は、カラーコピーによ
り形成する。すなわち、帯電した静電ドラム上に、レー
ザーを走査することにより、任意の白色隠蔽パターン潜
像を形成し、その上に白色トナーを付着させ、現像によ
り得られる白色トナー像を基体シート上に転写すること
により、白色隠蔽層5を形成する。白色隠蔽層5は、全
面的に設けてもよいし(図1参照)、絵柄層4の絵柄に
応じてパターン形成してもよい(図3参照)。
【0019】接着層6は、被絵付物面に上記の各層を接
着するものであり、白色隠蔽層5または絵柄層4と被絵
付物との接着性が悪い場合に、白色隠蔽層5または絵柄
層4上に接着層6を形成するとよい。接着層6は、接着
させたい部分に形成する。すなわち、接着させたい部分
が全面的なら、白色隠蔽層5または絵柄層4上に接着層
を全面的に形成する。また、接着させたい部分が部分的
なら、白色隠蔽層5または絵柄層4上に接着層を部分的
に形成する。接着層6としては、被絵付物の素材に適し
た感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。たとえ
ば、被絵付物の材質がアクリル系樹脂の場合はアクリル
系樹脂を用いるとよい。また、被絵付物の材質がポリフ
ェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネ
ート系樹脂、スチレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系
ブレンド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるア
クリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂
などを使用すればよい。さらに、被絵付物の材質がポリ
プロピレン樹脂の場合は、塩素化ポリオレフィン樹脂、
塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、環化ゴム、ク
マロンインデン樹脂が使用可能である。接着層の形成方
法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コン
マコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリー
ン印刷法などの印刷法がある。また、接着層6は、接着
性フィルムを絵柄層4上に貼り合わせることにより設け
てもよい。接着性フィルムとしては、ポリプロピレンフ
ィルム、ポリエチレンフィルム、ポリブチレンフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、アクリル系
樹脂フィルム、ウレタン系樹脂フィルムなどを用いるこ
とができる。
【0020】アンカー層3は、カラーコピーにより形成
された絵柄層4または白色隠蔽層5と、剥離層2または
接着層6との間に、必要により全面的または部分的に設
ける。すなわち、カラーコピーに用いるトナーのバイン
ダーには、オレフィン系のポリマーが使用されている。
上記した剥離層2の材質のうち、オレフィン系ポリマー
とは密着が困難な材質を用い剥離層2が形成される場
合、剥離層2とオレフィン系ポリマーの両者との密着性
が良好な材料により、剥離層2と絵柄層4または白色隠
蔽層5との間にアンカー層3を設けるものである(図
1、図3、図5参照)。また、上記した接着層6の材質
のうち、オレフィン系ポリマーとは密着が困難な材質を
用い接着層6が形成される場合、接着層6とオレフィン
系ポリマーの両者との密着性が良好な材料により、接着
層6と絵柄層4または白色隠蔽層5との間にアンカー層
3を設けるものである(図1、図5参照)。
【0021】アンカー層3としては、塩素化ポリプロピ
レン、塩素化ポリエチレン、塩素化エチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂などの変性オレフィン系樹脂を、剥離層2
または接着層6との密着性に優れた樹脂バインダーに、
混合させて用いるとよい。剥離層2または接着層6との
密着性に優れた樹脂バインダーとしては、アクリル系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ゴム
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリアミド系
樹脂などを用いることができる。アンカー層3の形成方
法としては、グラビアコート法、ロールコート法、コン
マコート法などのコート法、グラビア印刷法、スクリー
ン印刷法などの印刷法がある。
【0022】次に、インサートシートについて説明す
る。インサートシートは、基体シート上に、直接、絵柄
層、白色隠蔽層などを形成したものである。
【0023】基体シート1の材質としては、ポリプロピ
レン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル
系樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの
金属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロ
ース系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、
転写シートに用いる基体シートと同様のものを使用する
ことができる。
【0024】インサートシートにおいて、絵柄層4、白
色隠蔽層5、接着層6、については、いずれも転写シー
トに用いるのと同様のものを使用することができる。イ
ンサートシート12の使用方法としては、被絵付物10
の表側にインサートシート12を貼り付けて、インサー
トシート側から絵柄が見えるようにするもの(図9参
照)と、透明または半透明の被絵付物10の裏側にイン
サートシート12を貼り付けて、被絵付物側から絵柄が
見えるようにするもの(図10参照)とがある。前者の
場合は基体シート1上に絵柄層4を形成し、その上に白
色隠蔽層5を形成する(図2参照)。また、後者の場合
は基体シート1上に白色隠蔽層5を形成し、その上に絵
柄層4を形成する(図6参照)。
【0025】また、カラーコピーにより形成された絵柄
層4または白色隠蔽層5と、基体シート1または接着層
6との間に、必要によりアンカー層3を全面的または部
分的に設けてもよい(図2、図6参照)。基体シート1
と絵柄層4または白色隠蔽層5との間に設ける場合、ア
ンカー層3としては、転写シートの場合と同様の変性オ
レフィン系樹脂を、基体シート1との密着性に優れた樹
脂バインダーに混合させて用いるとよい。基体シート1
との密着性に優れた樹脂バインダーとしては、アクリル
系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、
ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂などを用いることができる。絵柄層4または白
色隠蔽層5と接着層6との間にアンカー層3を設ける場
合は、転写シートの場合と同様のものを使用できる。
【0026】上記構成の転写シートまたはインサートシ
ートを用いて、被絵付物面に装飾を施す方法について説
明する。なお、被絵付物としては、樹脂成形品、ゴム製
品、金属製品、木工品、ガラス製品、陶磁器製品もしく
は各種材質からなる複合製品などを挙げることができ
る。これらは、被絵付物10の表側に転写シート11ま
たはインサートシート12を貼り付ける場合には、透
明、半透明、不透明のいずれでもよい。また、被絵付物
10の裏側に転写シート11またはインサートシート1
2を貼り付ける場合には、透明または半透明のものを用
いる。
【0027】上記構成の転写シートを用い、転写法を利
用して被絵付物面に装飾を施す方法について説明する。
まず、被絵付物面に、転写シートの接着層側を密着させ
る。次に、耐熱ゴム状弾性体例えばシリコンラバーを備
えたロール転写機、アップダウン転写機などの転写機を
用い、温度80〜260℃程度、圧力50〜200kg/m2程度の条
件に設定した耐熱ゴム状弾性体を介して転写シートの基
体シート側から熱と圧力とを加える。こうすることによ
り、接着層が被絵付物面に接着する。最後に、冷却後に
基体シートを剥がすと、基体シートと剥離層との境界面
で剥離が起こり、転写が完了する。また、基体シート上
に離型層を設けた場合は、基体シートを剥がすと、離型
層と剥離層との境界面で剥離が起こり、転写が完了す
る。
【0028】次に、上記構成の転写シートを用い、射出
成形による成形同時転写法を利用して被絵付物である樹
脂成形品面に装飾を行う方法について説明する。まず、
可動型と固定型とからなる成形用金型内に転写シートを
送り込む。この際、枚葉の転写シートを1枚づつ送り込
んでもよいし、長尺の転写シートの必要部分を間欠的に
送り込んでもよい。長尺の転写シートを使用する場合、
位置決め機構を有する送り装置を使用して、転写シート
の図柄層と成形用金型との見当が一致するようにすると
よい。また、転写シートを間欠的に送りむ際に、転写シ
ートの位置をセンサーで検出した後に転写シートをシー
ト固定クランプで固定するようにすれば、常に同じ位置
で転写シートを固定することができ、図柄層の位置ずれ
が生じないので便利である。成形用金型を閉じた後、固
定型に設けたゲートより溶融樹脂をキャビティ内に射出
充満させ、被絵付物を形成するのと同時にその面に転写
シートを接着させる。被絵付物である樹脂成形品を冷却
した後、成形用金型を開いて樹脂成形品を取り出す。最
後に、基体シートを剥がすことにより、転写が完了す
る。
【0029】次に、上記構成のインサートシートを用
い、インサート成形法を利用して被絵付物である樹脂成
形品面に装飾を行う方法について説明する。インサート
成形法は、成形同時転写方法とほぼ同様に行うが、最後
に基体シートを剥がさない点で、成形同時転写方法とは
異なる。まず、可動型と固定型とからなる成形用金型内
にインサートシートを装着する(インサートシートを金
型内に固定する方法としては、インサートシートを帯電
させて、金型に保持したり、金型に設置した吸引穴から
減圧吸引することで、金型に保持する方法がある)。成
形用金型を閉じた後、固定型に設けたゲートより溶融樹
脂をキャビティ内に射出充満させ、被絵付物を形成する
のと同時にその面にインサートシートを接着させる。被
絵付物である樹脂成形品を冷却した後、成形用金型を開
いて樹脂成形品を取り出す。
【0030】
【実施例】厚み25μm、幅200mmの長尺状でロール状に
巻かれたポリエチレンテレフタレートからなる基体シー
トの片面に、グラビア印刷法によりアクリル樹脂よりな
る剥離層を全面に形成し、その上に、絵柄層と白色隠蔽
層をカラーコピーによって形成した後、グラビア印刷法
によりアクリル樹脂よりなる接着層を全面形成して転写
シートを得た。
【0031】この転写シートを、220℃、100kg/m2、0.
5秒の条件でABS樹脂成形品に連続的に転写したところ、
被絵付物自体の色に影響されることなく、絵柄は本来あ
るべき色彩を現出することができた。
【0032】
【発明の効果】この発明の絵付シートを、被絵付物の表
側に貼り付けて、絵付シート側から絵柄を見る場合、絵
柄層の下に白色隠蔽層が形成されているので、絵柄層が
被絵付物自体の色に影響されず、絵柄の色合いが所望の
ものとなる。また、絵付シートを、被絵付物の裏側に貼
り付けて、被絵付物側から絵柄を見る場合、絵柄層の下
に白色隠蔽層が形成されているので、絵柄が透けてしま
ったり、ぼんやりしたりせず、絵柄の色合いが所望のも
のとなる。また、この発明の絵付シートは、絵柄層およ
び白色隠蔽層をカラーコピーにより一度に形成できるの
で、手間とコストが減少できる。さらに、この発明の絵
付シートは、絵柄層および白色隠蔽層がカラーコピーに
より形成されているので、白色隠蔽層と絵柄層との見当
精度が十分であり、また、白色隠蔽層のパターン化が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の転写シートの一実施例を示す模式
断面図である。
【図2】 この発明のインサートシートの一実施例を示
す模式断面図である。
【図3】 この発明の転写シートの一実施例を示す模式
断面図である。
【図4】 この発明のインサートシートの一実施例を示
す模式断面図である。
【図5】 この発明の転写シートの一実施例を示す模式
断面図である。
【図6】 この発明のインサートシートの一実施例を示
す模式断面図である。
【図7】 この発明の転写シートを用いて、被絵付物が
装飾されている状態を示す模式断面図である。
【図8】 この発明の転写シートを用いて、被絵付物が
装飾されている状態を示す模式断面図である。
【図9】 この発明のインサートシートを用いて、被絵
付物が装飾されている状態を示す模式断面図である。
【図10】 この発明のインサートシートを用いて、被
絵付物が装飾されている状態を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 基体シート 2 剥離層 3 アンカー層 4 絵柄層 5 白色隠蔽層 6 接着層 10 被絵付物 11 転写シート 12 インサートシート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体シートの片面に、少なくとも絵柄
    層、白色隠蔽層が形成され、絵柄層および白色隠蔽層が
    カラーコピーにより形成されたことを特徴とする絵付シ
    ート。
  2. 【請求項2】 基体シートの片面に、少なくとも剥離
    層、絵柄層、白色隠蔽層、接着層が順次形成され、絵柄
    層および白色隠蔽層がカラーコピーにより形成されたこ
    とを特徴とする絵付シート。
  3. 【請求項3】 基体シートの片面に、少なくとも剥離
    層、白色隠蔽層、絵柄層、接着層が順次形成され、絵柄
    層および白色隠蔽層がカラーコピーにより形成されたこ
    とを特徴とする絵付シート。
  4. 【請求項4】 基体シートの片面に、少なくとも絵柄
    層、白色隠蔽層、接着層が順次形成され、絵柄層および
    白色隠蔽層がカラーコピーにより形成されたことを特徴
    とする絵付シート。
  5. 【請求項5】 基体シートの片面に、少なくとも白色隠
    蔽層、絵柄層、接着層が順次形成され、絵柄層および白
    色隠蔽層がカラーコピーにより形成されたことを特徴と
    する絵付シート。
JP19277396A 1996-07-02 1996-07-02 絵付シート Pending JPH1016498A (ja)

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