JP6097491B2 - サブシートの吊り装置 - Google Patents
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Description
なお、隙間塞ぎに用いるためのものではないが、従来、レールの側面に対し、レール長手方向に沿わせて横向き(水平方向)に開口する側面レール部を一体に備えたカーテンレールが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
きのカーテンレールは特殊な用途に用いるためのものであることから、一般型(汎用)のカーテンレールに比べて高コストになる。またサブシートについても、その上縁部には側面レール部に吊り下げるための構造が必要で、専用のサブシートを製作しなければならないため、高コスト化を益々助長するものとなっていた。加えて、側面レール部付きの特殊カーテンレールは、既設のカーテンレールを取り外したうえで、同じ場所へ取り付け直すという面倒な作業が必要であった。
即ち、本発明に係るサブシートの吊り装置は、カーテンレールの両側面間距離に対応して配置された一対の挟持部とこれら一対の挟持部間を前記カーテンレールの上部側で連結する上板部とを備えてコ字状に形成されていると共に前記挟持部のうち少なくとも一方から前記カーテンレールの下斜め外方へ向けてクリップ取付用の嵌合口部が形成されたブラケットと、前記ブラケットの嵌合口部に嵌る被嵌合部とこの被嵌合部から二股状に突出して開閉自在とされた一対のシート挟持片とが設けられたクリップと、を有し、前記クリップにおいて、前記被嵌合部は前記ブラケットの嵌合口部へ未嵌合時には前記一対のシート挟持片を互いに股開きさせた状態に支持しており、前記嵌合口部へ嵌合時には一対のシート挟持片を弾発力に抗しながら弾性変形して相互接近させる構成となっていることを特徴とする。
前記クリップには、前記ブラケットの嵌合口部へ嵌合時に前記カーテンレールのレール長手方向に沿って一方向のみの脱出を許容し逆方向への脱出を阻止するズレ止め突起が前記被嵌合部の一端側で突出して設けられたものとすることができる。
図1乃至図7は、本発明に係るサブシートの吊り装置1を示している。使用状態を示した図1及び図2から明らかなように、本発明に係る吊り装置1はブラケット2とクリップ3とを有したものであって、一般的なカーテンレール5を利用して、このカーテンレール5で吊り下げるカーテン6に並行させるようにサブシート7の吊り下げを可能にしたものである。この際、取付手順の一例を示した図3乃至図5から明らかなように、ブラケット2をカーテンレール5に取り付ける一方で、サブシート7にクリップ3を取り付け、このクリップ3を、サブシート7と一緒にブラケット2に保持させるようにする。
嵌合口部18は、クリップ3の上縁部(後述の被嵌合部30)を差し込んで保持できるように設けられたものである。本実施形態では、無理嵌め部17に対し、その下方側へ延長される配置で嵌合口部18が設けられたものとしてある。
の開口縁(即ち、下部開口縁)に沿うようにして下縁係止部24が設けられている。
これら上縁係止部23及び下縁係止部24は、嵌合口部18における上下方向の開口を絞る(狭くする)ように、当該嵌合口部18の上部開口縁及び下部開口縁からそれぞれ相互近接方向(対向方向)へ段差状に屈曲することで形成されたものとなっている。
このクリップ3は、例えばPOM(ポリアセタール)などの樹脂材により一体形成されている。形成素材とする樹脂材はPOMに限定されるものではないが、POMであればその特性である「機械的強度に優れ(引張りや曲げに強く、耐磨耗性があり且つ強靭)、吸振性や防音性、弾性、低摩擦性が豊富であり、耐候性(耐熱性や耐寒性、耐薬品性、低吸湿性等)にも優れている」点をフルに活かせることになる。
すなわち、このクリップ3において被嵌合部30をブラケット2の嵌合口部18へ押し込むようにすることで、互いに股開き状態となっている一対のシート挟持片32,33が弾発力に抗しながら弾性変形しつつ相互接近し、嵌合口部18に嵌合するようになっている。
口部18に嵌合したとき、抜止部34が嵌合口部18内で上縁係止部23及び下縁係止部24と係合するようになる。これにより、嵌合口部18へ一旦嵌合させた被嵌合部30が嵌合方向と逆向きに抜け出すことが防止されるようになる。また、嵌合口部18に被嵌合部30が嵌合しているとき、抜止部34による係合作用で被嵌合部30がガタツキを生じないという作用も得られるようになっている。
被嵌合部30には、更に、長さ方向の一端側(一方の抜止片34)に対してズレ止め突起37がフランジ状に突出して設けられている。そのため、ブラケット2の嵌合口部18へクリップ3の被嵌合部30を嵌合時に、カーテンレール5のレール長手方向に沿ってクリップ3を一方向に移動させることが許容され、逆方向の移動は、ズレ止め突起37が嵌合口部18の端面に衝突することで阻止されるものとなる。すなわち、嵌合口部18に対する被嵌合部30の脱出方向が一方向に限定されることになる。
一対のシート挟持片32,33において、本実施形態では、一方のシート挟持片32に対して、その突出端に、他方のシート挟持片33の突出端と噛合するように屈曲した嘴片38が形成されたものとしてある。この嘴片38が形成されていることで、一対のシート挟持片32,33でサブシート7を挟持したときに、嘴片38がサブシート7の片面に食い込むようになって挟持面圧を高くし、滑り止め作用(サブシート7のズレ下がりや落下を防止する作用)を生じさせることができる。
なお、カーテン6とカーテンレール5との上下間に生ずる隙間S(図1参照)は、カーテンレール5に沿って走行自在に保持されるランナー40の相互隣接間に形成される。すなわち、ランナー40は、レール溝41内に嵌るベアリング部42(シュー等の場合もある)からカーテン吊り用のスナップ部43(リングやフック等の場合もある)が下突出状に設けられた構造となっており、このスナップ部43に対して、カーテン6の上縁部に所定間隔で設けられた吊り孔部44(ハトメ部)を係止させるようにする。
てサブシート7の上縁部を挟持させた状態にし、このクリップ3の被嵌合部30を各ブラケット2の嵌合口部18に嵌め込むようにする。ただこれだけの操作で、ブラケット2(カーテンレール5)に対するサブシート7の垂下保持が完了する。
サブシート7は、カーテン6に対して下方ほど遠ざかるように突出しているシート支持部19で、シート下面(カーテン6を向く面)を当接保持されるので、サブシート7は、カーテン6から離反する状態が保持される。そのため、カーテン6を開閉させる場合でも、このカーテン6が、開閉せずに常に吊り下げ状態とされているサブシート7と接触するといったことはなく、カーテン6の開閉が重くなる(操作し難くなる)といった問題も生じない。
なお、サブシート7が経年劣化や破損などを起こした場合などにあって、新品のサブシート7と交換するには、各ブラケット2ごとに、クリップ3をカーテンレール5の長手方向(抜止片37が邪魔しない方向)に沿って移動させ、各ブラケット2の嵌合口部18からクリップ3の被嵌合部30を脱出させるようにすればよい。その後、新品のサブシート7にクリップ3を付け直して、このクリップ3を再びブラケット2に保持させればよい。
図8は、クリップ3の第2実施形態を示している。この第2実施形態のクリップ3は、被嵌合部30の両端側に対してズレ止め突起37が突出して設けられたものとなっている。従って、ブラケット2の嵌合口部18に対し、クリップ3の被嵌合部30を一義的に位置決めできる利点がある。また、ブラケット2の嵌合口部18へクリップ3の被嵌合部30を一旦嵌合すれば、カーテンレール5のレール長手方向に沿ってクリップ3が移動することはないので、使用中にサブシート7の位置ズレするようなことも決して起こらない。
例えば、ブラケット2において、フック部16及び無理嵌め部17の両方に、嵌合口部18を設けるようにしてもよいし、フック部16のみに嵌合口部18を設けるようにしてもよい。
ブラケット2は、フック部16と無理嵌め部17との間で弾性力を伴ってカーテンレール5を挟持するような構造に限定されるものではなく、ネジ式のクランプ構造にしたり、或いはネジ止め構造や接着構造などを採用して、カーテンレール5へ取り付ける構造にしたりしてもよい。
、一対のシート挟持片32,33が相互接近(サブシート7の挟持)することが限定されるものではない。すなわち、被嵌合部30がトグルジョイント構造やバネなどを備えたものとして、これらで一対のシート挟持片32,33が相互接近状態(サブシート7の挟持状態)を発生できるものとしてもよい。
カーテン6やサブシート7は、それぞれ布地製とすることも可能である。
カーテンレール5に対してサブシート7を保持させる手順は、特に限定されるものではない。例えば、取り外したカーテンレール5、又は新品のカーテンレール5に対し、予めブラケット2を取り付けておき、その後、カーテンレール5を建物躯体などへ取り付ける手順としてもよい。
2 ブラケット
3 クリップ
5 カーテンレール
5a 取付用挟持溝
6 カーテン
7 サブシート
15 上板部
16 フック部
17 無理嵌め部
18 嵌合口部
19 シート支持部
23 上縁係止部
24 下縁係止部
30 被嵌合部
32,33 シート挟持片
34 抜止部
35 スリット
37 ズレ止め突起
38 嘴片
40 ランナー
41 レール溝
42 ベアリング部
43 スナップ部
44 吊り孔部
50 波状歯部
S 隙間
Claims (4)
- カーテンレールの両側面間距離に対応して配置された一対の挟持部とこれら一対の挟持部間を前記カーテンレールの上部側で連結する上板部とを備えてコ字状 に形成されていると共に前記挟持部のうち少なくとも一方から前記カーテンレールの下斜め外方へ向けて
クリップ取付用の嵌合口部が形成されたブラケットと、
前記ブラケットの嵌合口部に嵌る被嵌合部とこの被嵌合部から二股状に突出して開閉自在とされた一対のシート挟持片とが設けられたクリップ と、を有し、
前記クリップにおいて、前記被嵌合部は前記ブラケットの嵌合口部へ未嵌合時には前記一対のシート挟持片を互いに股開きさせた状態に支持しており、前記嵌合口部へ嵌合時には一対のシート挟持片を弾発力に抗しながら弾性変形して相互接近させる構成となっていることを特徴とするサブシートの吊り装置。 - 前記クリップの被嵌合部は前記ブラケットの嵌合口部と同等長さに形成されていると共に前記一対のシート挟持片は前記ブラケットの嵌合口部よりも小幅に形成されていることにより、前記被嵌合部には一対のシート挟持片の両脇で幅方向外方へ延出して嵌合口部への嵌合時に嵌合口部内に係合する抜止部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のサブシートの吊り装置。
- 前記クリップには、前記ブラケットの嵌合口部へ嵌合時に前記カーテンレールのレール長手方向に沿って一方向のみの脱出を許容し逆方向への脱出を阻止するズレ止め突起が前記被嵌合部の一端側で突出して設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のサブシートの吊り装置。
- 前記クリップには、前記ブラケットの嵌合口部へ嵌合時に前記カーテンレールのレール長手方向に沿った双方向の移動を阻止する一対のズレ止め突起が前記被嵌合部の両端側で突出して設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のサブシートの吊り装置。
Priority Applications (1)
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| JP2012105911A JP6097491B2 (ja) | 2012-05-07 | 2012-05-07 | サブシートの吊り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2012105911A JP6097491B2 (ja) | 2012-05-07 | 2012-05-07 | サブシートの吊り装置 |
Publications (2)
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| JP2013233209A JP2013233209A (ja) | 2013-11-21 |
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Family
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Family Applications (1)
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| JP2012105911A Active JP6097491B2 (ja) | 2012-05-07 | 2012-05-07 | サブシートの吊り装置 |
Country Status (1)
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-
2012
- 2012-05-07 JP JP2012105911A patent/JP6097491B2/ja active Active
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