JP6219086B2 - インダクタ装置および電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インダクタ装置および電源装置に関する。
従来、磁気コアの磁路に設けられた磁気ギャップに永久磁石を配置し、直流重畳によって直流磁界を打ち消すことが提案されている。例えば、特許文献1には、コアに巻かれたコイルが作る磁界とは逆向きに着磁されている薄板磁石をコアギャップ部に配置するインダクタ部品が開示されている。このように、薄板磁石を配置することにより、薄板磁石を配置する前よりも、一定のインダクタを維持できる最大の電流である飽和電流を大きくすることができる。
特開2003−7542号公報
しかし、上記特許文献1のインダクタ部品では、コイルに流れる電流が反転した場合、その電流がコイルに生成する磁束の向きと薄板磁石がコイルに生成する磁束の向きが同じになる。これにより、電流がコイルに生成し得る最大の磁束密度は、飽和磁束密度から薄板磁石がコイルに生成する磁束密度を差分した磁束密度になる。その結果、コイルに流れる電流が反転した場合、薄板磁石を配置する前よりも、電流がコイルに生成し得る最大の磁束密度が小さくなるので、飽和電流が小さくなってしまう問題がある。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、コイルに流れる電流の向きに関わらず、飽和電流を大きくすることを可能とするインダクタ装置および電源装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るインダクタ装置は、
閉磁路のコアと、
前記コアに巻かれている主巻線と、
前記コアに巻かれている補助巻線と、
前記主巻線に流れる電流が前記コアに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成するように、前記補助巻線に電流を流す駆動部と、
を備える。
本発明の一態様は、上記インダクタ装置において、
前記駆動部は、前記補助巻線に所定の大きさの電流を流す。
本発明の一態様は、上記インダクタ装置において、
前記所定の大きさは、前記補助巻線に電流が流れていない場合に、前記コアに飽和磁束密度を生成するときに前記主巻線に流れる電流の大きさ以下である。
本発明の一態様は、上記インダクタ装置において、
前記コアは、磁路上にギャップを有さない。
本発明の一態様に係る電源装置は、
閉磁路のコアと、
前記コアに巻かれている主巻線と、
前記コアに巻かれている補助巻線と、
前記主巻線に流れる電流が前記コアに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成するように、前記補助巻線に電流を流す駆動部と、
前記主巻線に電流または電圧を供給する電源と、
を備える。
本発明の一態様は、上記電源装置において、
前記主巻線に流れる電流の向きを制御し、前記電流の向きに応じた指令を前記駆動部へ出力する制御部を更に備え、
前記駆動部は、前記制御部が出力した指令に基づいて前記補助巻線に電流を流す。
本発明の一態様は、上記電源装置において、
前記主巻線に流れる電流を検出する電流検出部を更に備え、
前記駆動部は、前記電流検出部が検出した電流の向きに応じた向きに、前記補助巻線に電流を流す。
本発明の一態様は、上記電源装置において、
前記駆動部は、前記補助巻線に所定の大きさの電流を流す。
本発明の一態様は、上記電源装置において、
前記所定の大きさは、前記補助巻線に電流が流れていない場合に、前記コアに飽和磁束密度を生成するときに前記主巻線に流れる電流の大きさ以下である。
本発明の一態様は、上記電源装置において、
前記コアは、磁路上にギャップを有さない。
したがって、本発明の一態様に係るインダクタ装置は、主巻線に流れる電流の向きによらず、主巻線の電流がコアに生成する磁束の方向に対して、反対方向の磁束が補助巻線の電流により生成される。そのため、主巻線の電流がコアに生成する磁束が一部、補助巻線の電流がコアに生成する磁束によって打ち消されるため、補助巻線に電流を流さない場合と比較して、主巻線の電流がコアに生成できる磁束の最大値を大きくすることができる。よって、補助巻線に電流を流さない場合と比較して、主巻線に流せる飽和電流を大きくすることができる。したがって、本発明の一態様に係るインダクタ装置は、主巻線に流れる電流の向きによらず、主巻線の飽和電流を大きくとることができる。別の観点からいえば、補助巻線に所定の電流を流すことで、主巻線がコアに形成する磁束のダイナミックレンジを広げることができる。このため、コアの断面積を小さくしたとしても、補助巻線に電流を流さない場合と同じ飽和電流を維持することができる。このように、飽和電流をある一定値にしたまま、コアの断面積を小さくすることができるので、コアを小型化することができる。そのため、コアを備えるインダクタ装置を小型化することができる。
また、本発明の一態様に係る電源装置は、主巻線に流れる電流の向きによらず、主巻線の電流がコアに生成する磁束の方向に対して、反対方向の磁束が補助巻線の電流により生成される。そのため、主巻線の電流がコアに生成する磁束が一部、補助巻線の電流がコアに生成する磁束によって打ち消されるため、補助巻線に電流を流さない場合と比較して、主巻線の電流がコアに生成できる磁束の最大値を大きくすることができる。よって、補助巻線に電流を流さない場合と比較して、主巻線に流せる飽和電流を大きくすることができる。したがって、本発明の一態様に係る電源装置は、主巻線に流れる電流の向きによらず、主巻線の飽和電流を大きくとることができる。別の観点からいえば、補助巻線に所定の電流を流すことで、主巻線がコアに形成する磁束のダイナミックレンジを広げることができる。このため、コアの断面積を小さくしたとしても、補助巻線に電流を流さない場合と同じ飽和電流を維持することができる。このように、飽和電流をある一定値にしたまま、コアの断面積を小さくすることができるので、コアを小型化することができる。そのため、コアを備える電源装置を小型化することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るインダクタ装置1の構成の一例を示す図である。 図2(A)は、主巻線L1に流れる電流の向きが図1の矢印A1のときの、インダクタ装置1のインダクタンス値と主巻線L1に流れる電流I1との関係を示すグラフの一例である。図2(B)は、主巻線L1に流れる電流の向きが図1の矢印A1のときの、コアCOの磁束密度Bと磁界Hとの関係を示すグラフの一例である。 図3(A)は、主巻線L1に流れる電流の向きが図1の矢印A1と逆向きのときの、インダクタ装置1のインダクタンス値と主巻線L1に流れる電流I1との関係を示すグラフの一例である。図3(B)は、主巻線L1に流れる電流の向きが図1の矢印A1と逆向きのときの、コアCOの磁束密度Bと磁界Hとの関係を示すグラフの一例である。 図4は、本発明の第2の実施形態に係る電源装置10の構成の一例を示す図である。 図5は、本発明の第3の実施形態に係る電源装置20の構成の一例を示す図である。
以下、本発明に係る各実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係るインダクタ装置1は、閉磁路のコアCOと、コアCOに巻かれている主巻線L1と、コアCOに巻かれている補助巻線L2と、補助巻線L2の一端と他端とが接続された駆動部DRVとを備える。本実施形態において、一例として、コアCOは、磁路上にギャップを有さない。これにより、磁束が周囲に漏れ出すことを防ぐことができるので、漏れ磁束に起因するノイズを周囲のデバイスに生じさせないようにすることができる。
主巻線L1に矢印A1の向きの電流が流れると、コアCOの内部に矢印Φ1の向きの磁束が形成される。駆動部DRVは、コアCOの内部に矢印Φ1の向きとは反対に向きである矢印Φ2の向きに磁束を形成するように、補助巻線L2に矢印A2の向きの電流を供給する。このように、駆動部DRVは、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成するように、補助巻線L2に電流を流す。その際、駆動部DRVは、補助巻線L2に所定の大きさの電流を流す。ここで、所定の大きさは、補助巻線L2に電流が流れていない場合に、コアCOに飽和磁束密度を生成するときに主巻線L1に流れる電流の大きさ以下である。より好ましくは、所定の大きさは、補助巻線L2に電流が流れていない場合に、コアCOに飽和磁束密度を生成するときに主巻線L1に流れる電流の大きさである。
続いて、本実施形態において、インダクタンス値Lと主巻線L1に流れる電流I1との関係と、コアCOの磁束密度Bと磁界Hとの関係の一例について説明する。
図2(A)に示すように、主巻線L1に流れる電流I1が0から飽和電流Imaxまでの範囲で一定のインダクタンス値を示す。ここで、飽和電流は、一定のインダクタを維持できる最大の電流である。
一例として、補助巻線L2には、予め所定の電流が流れており、補助巻線L2の周りに−H0の磁界が発生することを前提とする。図2(B)に示すように、主巻線L1に流れる電流I1が0の場合、点P1に示すように、磁界の値は−H0で、磁束密度は−B0である。主巻線L1に流れる電流I1がImaxの場合、点P2に示すように、磁界の値は+H1で、磁束密度は+B1である。
これにより、図2(B)に示すように、インダクタ装置1の磁束密度のダイナミックレンジΔB1(=B1+B0)は、補助巻線L2に電流を流さない場合のインダクタ装置1の磁束密度のダイナミックレンジΔB0(=B1)より大きい。よって、主巻線L1に流れる電流の向きが図1の矢印A1の場合に、補助巻線L2に所定の電流を流すことで、補助巻線L2に電流を流さない場合よりも、磁束密度のダイナミックレンジを大きくすることができる。それに伴い、補助巻線L2に所定の電流を流すことで、補助巻線L2に電流を流さない場合よりも、飽和電流Imaxを大きくすることができる。
図3(A)に示すように、主巻線L1に流れる電流I1が飽和電流Iminから0までの範囲で一定のインダクタンス値を示す。
一例として、補助巻線L2には、予め所定の電流が流れており、補助巻線L2の周りに+H0の磁界が発生することを前提とする。図3(B)に示すように、主巻線L1に流れる電流I1が0の場合、点P3に示すように、磁界の値は+H0で、磁束密度は+B0である。主巻線L1に流れる電流I1がIminの場合、点P4に示すように、磁界の値は−H1で、磁束密度は−B1である。
これにより、図3(B)に示すように、インダクタ装置1の磁束密度のダイナミックレンジΔB2(=B0+B1)は、補助巻線L2に電流を流さない場合のインダクタ装置1の磁束密度のダイナミックレンジΔB0(=B1)より大きい。よって、主巻線L1に流れる電流の向きが図1の矢印A1と逆向きの場合に、補助巻線L2に所定の電流を流すことで、補助巻線L2に電流を流さない場合よりも、磁束密度のダイナミックレンジを大きくすることができる。それに伴い、補助巻線L2に所定の電流を流すことで、補助巻線L2に電流を流さない場合よりも、飽和電流Imaxを大きくすることができる。
このように、主巻線L1に流れる電流の向きが図1の矢印A1の向きであっても、矢印A1の向きと逆向きであっても、飽和電流Imaxを大きくすることができる。すなわち、主巻線L1に流れる電流の向きによらず、飽和電流Imaxを大きくすることができる。
以上、第1の実施形態におけるインダクタ装置1は、閉磁路のコアCOと、コアCOに巻かれている主巻線L1と、コアCOに巻かれている補助巻線L2と、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成するように、補助巻線L2に電流を流す駆動部DRVと、を備える。
これにより、主巻線L1に流れる電流の向きによらず、主巻線L1の電流がコアに生成する磁束の方向に対して、反対方向の磁束が補助巻線L2の電流により生成される。そのため、主巻線L1の電流がコアCOに生成する磁束が一部、補助巻線の電流がコアに生成する磁束によって打ち消されるため、補助巻線L2に電流を流さない場合と比較して、主巻線L1の電流がコアに生成できる磁束の最大値を大きくすることができる。よって、補助巻線に電流を流さない場合と比較して、主巻線に流せる飽和電流を大きくすることができる。したがって、本実施形態に係るインダクタ装置は、主巻線L1に流れる電流の向きによらず、主巻線L1の飽和電流を大きくとることができる。
別の観点からいえば、補助巻線L2に所定の電流を流すことで、主巻線L1がコアCOに形成する磁束のダイナミックレンジを広げることができる。このため、コアCOの断面積を小さくしたとしても、補助巻線L2に電流を流さない場合と同じ飽和電流を維持することができる。このように、飽和電流をある一定値にしたまま、コアCOの断面積を小さくすることができるので、コアCOを小型化することができる。そのため、従来よりもインダクタ装置1を小型化することができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態の電源装置10について説明する。図4に示すように、電源装置10は、インダクタ装置2と、インダクタ装置2と電気配線で接続された制御部CONとを備える。
ここで、インダクタ装置2は、閉磁路のコアCOを備える。インダクタ装置2は、コアCOに巻かれ、一端がNMOSトランジスタNM1のソースに、他端が第1主力端子TOUT1に接続された主巻線L1を更に備える。インダクタ装置2は、更にコアCOに巻かれ、両端が駆動部DRVに接続されている補助巻線L2と、制御部CONと電気配線で接続されている駆動部DRVとを備える。
第1の実施形態と同様に、一例として、コアCOは、磁路上にギャップを有さない。これにより、磁束が周囲に漏れ出すことを防ぐことができるので、漏れ磁束に起因するノイズを周囲のデバイスに生じさせないようにすることができる。
電源装置10は、更に、ゲートが制御部CONに接続され、ドレインが電源陽極端子THに接続され、ソースが主巻線L1に接続されたNMOSトランジスタNM1を備える。
電源装置10は、更に、ゲートが制御部CONに接続され、ドレインがNMOSトランジスタNM1のソースに接続され、ソースが電源陰極端子TLと第2出力端子TOUT2に接続されたNMOSトランジスタNM2を備える。
電源装置10は、更に、陽極が電源陽極端子THに接続され、陰極が電源陰極端子TLに接続された電源BATを備える。
電源装置10は、更に、電源BATの陽極とNMOSトランジスタNM1のドレインとに接続された電源陽極端子THを備える。
電源装置10は、更に、電源BATの陰極と、NMOSトランジスタNM2のソースと、第2出力端子TOUT2とに接続された電源陰極端子TLを備える。
電源装置10は、更に、コンデンサCの一端が第1出力端子TOUT1に接続され、コンデンサCの他端が第2出力端子TOUT2に接続されたコンデンサCを備える。
電源装置10は、更に、主巻線L1の他端とコンデンサCの一端に接続された第1出力端子TOUT1を備える。
電源装置10は、更に、電源陽極端子THと、NMOSトランジスタNM2のソースとコンデンサCの他端とに接続された第2出力端子TOUT2を備える。
制御部CONは、主巻線L1に流れる電流の向きを制御し、上記電流の向きに応じた指令を駆動部DRVへ出力する。具体的には、例えば、制御部CONは、主巻線L1に流れる電流の向きを、NMOSトランジスタNM1のソースからコンデンサCの一端への向き(図4の矢印A3の向き)に制御する場合、正モードである旨の指令を駆動部DRVへ出力する。一方、例えば、制御部CONは、主巻線L1に流れる電流の向きを、コンデンサCの一端からNMOSトランジスタNM1のソースへの向き(図4の矢印A4の向き)に制御する場合、負モードである旨の指令を駆動部DRVへ出力する。
駆動部DRVは、制御部CONが出力した指令に基づいて、補助巻線L2に所定の大きさの電流を流す。ここで、所定の大きさは、第1の実施形態と同様に、補助巻線L2に電流が流れていない場合に、コアCOに飽和磁束密度を生成するときに主巻線L1に流れる電流の大きさ以下である。より好ましくは、所定の大きさは、補助巻線L2に電流が流れていない場合に、コアCOに飽和磁束密度を生成するときに主巻線L1に流れる電流の大きさである。
具体的には、例えば、駆動部DRVは、制御部CONから正モードである旨の指令を受信した場合、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成する向き(例えば、図4の矢印A5の向き)に所定の大きさの電流を補助巻線L2に流す。一方、例えば、駆動部DRVは、制御部CONから負モードである旨の指令を受信した場合、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成する向き(例えば、図4の矢印A6の向き)に所定の大きさの電流を補助巻線L2に流す。これにより、補助巻線L2に流れる電流は、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束をコアCOに生成する。その結果、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束密度の最大値を大きくすることができるので、主巻線L1の飽和電流を大きくすることができる。
制御部CONによる主巻線L1に流れる電流の向きの制御の詳細について以下、説明する。電源BATからコンデンサCに電圧を供給する正モードの場合、制御部CONは、PWM(Pulse Width Modulation)信号をNMOSトランジスタNM1のゲートへ供給する。これにより、NMOSトランジスタNM1のオンとオフがPWM信号のデューティーサイクルに応じて切り替わる。
また、正モードの場合、制御部CONは、ローレベルの信号をNMOSトランジスタNM2のゲートへ供給する。これにより、NMOSトランジスタNM2はオフする。なお、制御部CONは、逆PWM信号をNMOSトランジスタNM1のゲートへ供給してもよい。
NMOSトランジスタNM1がオンの場合、電源BATからNMOSトランジスタNM1と主巻線L1を介して、コンデンサCに電流が供給される。したがって、正モードでNMOSトランジスタNM1がオンの場合に、主巻線L1に流れる電流の向きは、NMOSトランジスタNM1のソースからコンデンサCの一端への向き(図4の矢印A3の向き)である。このようにして、正モードの場合に、電源BATは、主巻線L1に電流または電圧を供給する。
一方、コンデンサCから電源BATに電圧を供給する負モードの場合、制御部CONは、ローレベルの信号をNMOSトランジスタNM1のゲートへ供給する。これにより、NMOSトランジスタNM1がオフする。なお、制御部CONは、逆PWM信号をNMOSトランジスタNM1のゲートへ供給してもよい。
また、負モードの場合、制御部CONは、PWM信号をNMOSトランジスタNM2のゲートへ供給する。これにより、NMOSトランジスタNM2のオンとオフがPWM信号のデューティーサイクルに応じて切り替わる。
NMOSトランジスタNM2がオフの場合、コンデンサCの一端から主巻線L1とNMOSトランジスタNM1とを介して、電源BATに電流が供給される。NMOSトランジスタNM2がオンの場合、コンデンサCの一端から主巻線L1を介して、NMOSトランジスタNM2に電流が供給される。したがって、負モードの場合、主巻線L1に流れる電流の向きは、コンデンサCの一端からNMOSトランジスタNM1のソースへの向き(図4の矢印A4の向き)である。このようにして、負モードの場合に、コンデンサCは、主巻線L1に電流または電圧を供給することができる。
以上、第2の実施形態において、制御部CONは、主巻線L1に流れる電流の向きを制御し、上記電流の向きに応じた指令を駆動部DRVへ出力する。駆動部DRVは、制御部CONが出力した指令に基づいて補助巻線L2に電流を流す。
これにより、駆動部DRVは、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成するように、補助巻線L2に電流を流すことができる。その結果、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束密度の最大値を大きくすることができるので、主巻線L1の飽和電流を大きくすることができる。
(第3の実施形態)
続いて、第3の実施形態の電源装置20について説明する。図5に示すように、第3の実施形態における電源装置20の構成は、第2の実施形態における電源装置10の構成に対して、一端がNMOSトランジスタNM1のソースに他端が主巻線L1の一端に接続され、かつ駆動部DRVと電気配線で接続された電流検出部SCが追加され、制御部CONと駆動部DRVの間の電気配線が削除され、インダクタ装置2がインダクタ装置3に変更されたものになっている。なお、図4と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。
電流検出部SCは、主巻線L1に流れる電流を検出し、検出した電流を示す電流信号を駆動部DRVへ供給する。
駆動部DRVは、電流検出部SCが検出した電流の向きに応じた向きに、所定の大きさの電流を補助巻線L2に流す。ここで、所定の大きさは、第1の実施形態と同様に、補助巻線L2に電流が流れていない場合に、コアCOに飽和磁束密度を生成するときに主巻線L1に流れる電流の大きさ以下である。より好ましくは、所定の大きさは、補助巻線L2に電流が流れていない場合に、コアCOに飽和磁束密度を生成するときに主巻線L1に流れる電流の大きさである。
具体的には、例えば、電流検出部SCから入力された電流信号が、NMOSトランジスタNM1のソースからコンデンサCの一端への向き(図5の矢印A7の向き)の電流を示す場合、駆動部DRVは、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成する向き(例えば、図5の矢印A9の向き)に所定の大きさの電流を補助巻線L2に流す。一方、例えば、電流検出部SCから入力された電流信号が、コンデンサCの一端からNMOSトランジスタNM1のソースへの向き(図5の矢印A8の向き)の電流を示す場合、駆動部DRVは、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成する向き(例えば、図5の矢印A10の向き)に所定の大きさの電流を補助巻線L2に流す。
これにより、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の向きと、補助巻線L2に流れる電流がコアCOに生成する磁束の向きが逆になる。その結果、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束密度の最大値を大きくすることができるので、主巻線L1の飽和電流を大きくすることができる。
以上、第3の実施形態において、電流検出部SCは、主巻線L1に流れる電流を検出する。駆動部DRVは、電流検出部SCが検出した電流の向きに応じた向きに、補助巻線L2に電流を流す。
これにより、駆動部DRVは、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成するように、補助巻線L2に電流を流すことができる。その結果、主巻線L1に流れる電流がコアCOに生成する磁束密度の最大値を大きくすることができるので、主巻線L1の飽和電流を大きくすることができる。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
1、2、3 インダクタ装置
10、20 電源装置
CON 制御部
DRV 駆動部
SC 電流検出部

Claims (6)

  1. 閉磁路のコアと、
    前記コアに巻かれている主巻線と、
    前記コアに巻かれている補助巻線と、
    前記主巻線に流れる電流が前記コアに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成するように、前記補助巻線に電流を流す駆動部と、
    を備え、
    前記駆動部は、前記補助巻線に所定の大きさの電流を流し、
    前記所定の大きさは、前記補助巻線に電流が流れていない場合に、前記コアに飽和磁束密度を生成するときに前記主巻線に流れる電流の大きさであるインダクタ装置。
  2. 前記コアは、磁路上にギャップを有さない請求項に記載のインダクタ装置。
  3. 閉磁路のコアと、
    前記コアに巻かれている主巻線と、
    前記コアに巻かれている補助巻線と、
    前記主巻線に流れる電流が前記コアに生成する磁束の方向に対して反対方向の磁束を生成するように、前記補助巻線に電流を流す駆動部と、
    前記主巻線に電流または電圧を供給する電源と、
    を備え
    前記駆動部は、前記補助巻線に所定の大きさの電流を流し、
    前記所定の大きさは、前記補助巻線に電流が流れていない場合に、前記コアに飽和磁束密度を生成するときに前記主巻線に流れる電流の大きさである電源装置。
  4. 前記主巻線に流れる電流の向きを制御し、前記電流の向きに応じた指令を前記駆動部へ出力する制御部を更に備え、
    前記駆動部は、前記制御部が出力した指令に基づいて前記補助巻線に電流を流す
    請求項に記載の電源装置。
  5. 前記主巻線に流れる電流を検出する電流検出部を更に備え、
    前記駆動部は、前記電流検出部が検出した電流の向きに応じた向きに、前記補助巻線に電流を流す
    請求項に記載の電源装置。
  6. 前記コアは、磁路上にギャップを有さない請求項3から5のいずれか一項に記載の電源装置。
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