JP6238523B2 - 筒状表面燃焼バーナ及びそれを備えた加熱装置 - Google Patents

筒状表面燃焼バーナ及びそれを備えた加熱装置 Download PDF

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Description

本発明は、先端部が封鎖されて開口する基端部を通じて内部に供給された混合気を外表面に噴出させて燃焼させる複数の噴孔が分散形成された円筒状の燃焼筒と、
内径が前記燃焼筒の外径と同じ大きさを有し、前記燃焼筒の外表面を覆う状態で設けられた多孔質材又は繊維材からなる円筒状の通気筒とを備えた筒状表面燃焼バーナ及びそれを備えた加熱装置に関する。
複数の噴孔を分散配置した燃焼面上で当該複数の噴孔から噴出した混合気を燃焼させる従来の表面燃焼バーナとして、側壁部の外表面を燃焼面とする筒状の燃焼筒を備えた所謂筒状表面燃焼バーナが知られている(例えば特許文献1及び2を参照。)。
かかる筒状表面燃焼バーナは、主に、加熱装置において排気開口部へ通じる燃焼ガス通路に挿入する形態で利用され、かかる加熱装置では、燃焼筒の側壁部の外表面における混合気の燃焼により燃焼ガス通路を内部に形成する炉筒等が加熱され、その炉筒の輻射熱により炉筒の外部に存在する加熱対象物が間接的に加熱される。
かかる筒状表面燃焼バーナとして、燃焼筒の側壁部の外表面を覆う状態で設けられた多孔質材又は繊維材からなる筒状の通気筒を備えたものが知られているが、例えば通気筒としてメタルニットを利用したものはメタルニットバーナと呼ばれることがある。
そして、このような通気筒を備えた筒状表面燃焼バーナは、燃焼筒の側壁部の外表面における混合気の燃焼を継続させて当該燃焼筒の側壁部の外表面を覆う通気筒を十分に赤熱させることにより、安定燃焼を実現することができる。
特開2001−165408号公報 特開2009−74703号公報
しかしながら、筒状表面燃焼バーナは、燃焼面となる燃焼筒の側壁部の外表面が周方向において凸状の曲率を有するため、平面状の燃焼面を有する表面燃焼バーナと比較して、燃焼筒の側壁部の外表面における特に燃焼筒の周方向への火移り性が劣るものとなる。よって、点火栓による着火時点から通気筒全体が十分に赤熱されるまでの間は、燃焼箇所が逐次変化する所謂燃焼振動が発生することになり、安定燃焼までに比較的長い時間を要する上に、比較的大きな着火音や火移り音等の燃焼音が発生するという問題があった。
特に、このような筒状表面燃焼バーナを燃焼ガス通路に挿入してなる加熱装置では、燃焼音が燃焼ガス通路において共鳴することで増幅すると、非常に大きな音が燃焼ガス通路を外部へ開放する排気開口部から発生することがあるため、燃焼音の低減は解決すべき重要な課題であった。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、筒状表面燃焼バーナ及びそれを備えた加熱装置において、燃焼筒の側壁部の外表面における火移り性を改善して、点火後において早期に燃焼状態を安定化させることができ、更には燃焼音を低減することができる技術を提供する点にある。
この目的を達成するための本発明に係る筒状表面燃焼バーナは、
先端部が封鎖されて開口する基端部を通じて内部に供給された混合気を外表面に噴出させて燃焼させる複数の噴孔が分散形成された筒状の燃焼筒と、
内径が前記燃焼筒の外径と同じ大きさを有し、前記燃焼筒の外表面を覆う状態で設けられた多孔質材又は繊維材からなる円筒状の通気筒とを備えた筒状表面燃焼バーナであって、その第1特徴構成は、
前記燃焼筒の外表面に、当該燃焼筒の周方向に延出形成される溝部を形成し、
前記溝部が、前記噴孔の複数を連接する状態に形成されている点にある。
上記第1特徴構成によれば、燃焼筒の側壁部の外表面(以下、単に「外表面」と呼ぶ場合がある。)において、複数の噴孔から噴出した混合気の一部が、その燃焼筒の外表面を覆う通気筒に浸透する前に、燃焼筒の外表面に形成された溝部に流入し、燃焼筒の周方向に導かれることになる。このような溝部に沿った周方向への混合気の流れが形成されることによって、着火時点直後において通気筒全体が十分に赤熱されていなくても、溝部を通流することで十分に加熱された混合気又はその混合気が着火されて形成された火炎が良好に燃焼筒の周方向に流動することになるので、燃焼筒の外表面における火移り性を改善することができる。
従って、本発明により、着火後において早期に燃焼状態を安定化させることができ、更には燃焼音を低減することができる筒状表面燃焼バーナを実現することができる。
また、上記第1特徴構成によれば、燃焼筒の外表面において、周方向に並設された複数の噴孔が溝部によって連接されているので、複数の噴孔から噴出した混合気がより一層良好に溝部に流入することになる。
よって、燃焼筒の外表面に形成された溝部に沿って周方向に流れる混合気の量が増加して、燃焼筒の外表面における火移り性を一層改善することができ、燃焼状態の安定化と燃焼音の低減とをより一層実現することができる。
本発明に係る筒状表面燃焼バーナの第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記複数の噴孔の夫々の外表面側の縁部が、外部に向けて拡径する状態に形成されている点にある。
上記第2特徴構成によれば、燃焼筒の外表面において、複数の噴孔の縁部が外部に向けて拡径する状態、言い換えれば面取りされた状態に形成されているので、当該複数の噴孔から噴出した混合気の一部がその縁部に沿って拡散して良好に溝部に流入することになる。
よって、燃焼筒の外表面に形成された溝部に沿って周方向に流れる混合気の量が増加して、燃焼筒の外表面における火移り性を一層改善することができ、燃焼状態の安定化と燃焼音の低減とをより一層実現することができる。
本発明に係る筒状表面燃焼バーナの第特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、
前記溝部が、前記燃焼筒の軸方向に対して垂直の方向に延出形成される溝部であり、
当該溝部が、前記燃焼筒の軸方向において複数個所に分散配置されている点にある。
上記第特徴構成によれば、燃焼筒の外表面において、燃焼筒の軸方向に対して垂直に延出形成される一重の溝部を、同軸方向に沿って複数個所に分散配置するというような簡単な構成のものを採用することができる。そして、燃焼筒の外表面において、複数の噴孔から噴出して溝部に流入した混合気は、燃焼筒の軸方向に沿って先端側に流動することが
抑制された状態で、溝部に沿って良好に燃焼筒の周方向に流動することになる。よって、燃焼筒の周方向に積極的に混合気を流動させて、燃焼筒の外表面における火移り性を一層改善することができ、燃焼状態の安定化と燃焼音の低減とをより一層実現することができる。
本発明に係る筒状表面燃焼バーナの第特徴構成は、上記第1乃至第特徴構成の何れかに加えて、
前記燃焼筒の外部に噴出した混合気を点火する点火部を備え、
前記燃焼筒の外表面において、前記点火部近傍の点火領域に配置された噴孔の占有率が、当該点火領域以外の非点火領域に配置された噴孔の占有率よりも大きくしてある点にある。
上記第特徴構成によれば、燃焼筒の外表面において、点火領域における噴孔の占有率が、点火領域以外の非点火領域における噴孔の占有率よりも大きくしてあるので、点火領域には、非点火領域よりも多くの混合気が噴出することになる。よって、点火領域において、点火部により多くの混合気を安定して着火させて、安定した火炎を形成することができるので、通気筒の外表面における火移り性を改善して、燃焼状態の安定化と燃焼音の低減とを実現することができる。
本発明に係る筒状表面燃焼バーナの第特徴構成は、上記第1乃至第特徴構成の何れかに加えて、
前記通気筒の外表面に、当該通気筒の周方向に帯状の案内帯が巻き付けられている点にある。
上記第特徴構成によれば、通気筒の外表面に帯状の案内帯が巻き付けられているので、通気筒を透過することで高温となった混合気又はその混合気が着火されて形成された火炎の一部が、その案内帯に沿って良好に通気筒の外表面において周方向に導かれることになる。
このように通気筒の外表面における周方向への高温の混合気又は火炎の流れが形成されることによって、着火時点直後において通気筒全体が十分に赤熱されていなくても、通気筒の外表面における周方向への火移り性を改善して、燃焼状態の安定化と燃焼音の低減とを実現することができる。
また、この目的を達成するための本発明に係る加熱装置は、
排気開口部に通じる燃焼ガス通路を内部に形成した炉筒の一端側に筒状表面燃焼バーナの燃焼筒を挿入してなる加熱装置であって、
その特徴構成は、
前記筒状表面燃焼バーナが、本発明に係る筒状表面燃焼バーナとして構成されている点にある。
即ち、本発明に係る加熱装置の特徴構成によれば、上述した本発明に係る筒状表面燃焼バーナと同様の作用効果を奏することができ、燃焼ガス通路を外部へ開放する排気開口部からの燃焼音の発生を抑制することができる。
実施形態のメタルニットバーナの側断面図 図1に示すメタルニットバーナの分解斜視図 図1に示すメタルニットバーナの燃焼筒における噴孔及び溝部の配置状態を示す部分側面図 実施形態の蒸気発生器の側断面図 図4に示す蒸気発生器の立断面図 図4に示す蒸気発生器の斜視図 別の実施形態のオーブンの概略構成図
本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
尚、図1〜図3に示すメタルニットバーナ1は、本発明に係る筒状表面燃焼バーナの実施形態として構成されたものであり、図4〜図6に示す蒸気発生器20は、本発明に係る加熱装置として構成されたものである。以下、夫々の詳細構成について順に説明する。
〔メタルニットバーナ(筒状表面燃焼バーナ)〕
先ず、本発明に係る筒状表面燃焼バーナの実施形態として構成されたメタルニットバーナ1について、図1〜図3に基づいて説明する。
尚、図1は、実施形態に係るメタルニットバーナ1の側断面図であり、図2は、実施形態に係るメタルニットバーナ1の分解斜視図であり、図3は、実施形態に係るメタルニットバーナ1の燃焼筒2における噴孔3の配置状態を示す部分側面図である。
図1及び図2に示すように、メタルニットバーナ1は、内部に供給された混合気Mを外部に噴出して燃焼させる複数の噴孔3が分散形成された円筒状の燃焼筒2と、燃焼筒2の燃焼筒側壁部2sの外表面を覆う状態で設けられた繊維材からなる円筒状の通気筒5とを備えた筒状表面燃焼バーナとして構成されている。
燃焼筒2は、先端部2fが封鎖され基端部2rが開口する耐熱材料製(例えばステンレス製)の鋼管で構成されており、その側壁部に複数の噴孔3が穿設されている。
通気筒5は、耐熱材料製(例えばステンレス製)の線材をニット状に編み込むことで繊維材とされた所謂メタルニットで構成されている。また、この通気筒5は、燃焼筒2の外径とほぼ同じ大きさの内径を有しており、その内部に燃焼筒2を挿入することで、燃焼筒側壁部2sの外表面の全周を覆う状態とされている。
また、通気筒5は、燃焼筒2に対して、面内における複数個所でのスポット溶接並びに先端部及び基端部でのろう付け等により固定されている。
燃焼筒2の基端部2rには、天然ガス系都市ガス13Aと空気とを混合して混合気Mを形成するミキサ(図示省略)が接続されており、予め混合された混合気Mが基端部2rを通じて燃焼筒2の内部に供給される。
そして、この燃焼筒2の内部に供給された混合気Mが、当該燃焼筒2に形成された複数の噴孔3を介して、燃焼筒2の外部に噴出する。そして、燃焼筒側壁部2sの外表面において、燃焼筒2の外部に噴出した混合気Mは、その外側に配置された通気筒5を透過して通気筒5の外表面から流出しながら燃焼するのであるが、この燃焼により通気筒5が高温となって赤熱する状態となり、その赤熱により次に流出する混合気Mが加熱されることで、燃焼が継続されることになる。
また、燃焼筒2は、炉壁(図示省略)に固定されるフランジ部9を貫通する状態で固定されている。また、このフランジ部9には、先端側に向けて延出する姿勢で、燃焼筒2の外部に噴出し更に通気筒5を通過した混合気Mを点火ギャップ6g(点火部の一例)に発生させる火花により点火するスパークロッド6と、通気筒5の外表面において火炎Fが形成されていることを検出するフレームロッド7とが固定されている。
尚、スパークロッド6としては、電圧を印加して先端部の点火ギャップ6gに火花を断続的に発生させる公知のスパークロッドが利用されており、一方、フレームロッド7としては、火炎Fによる電気の整流作用を利用して火炎Fを通して発生する微弱電流を検出する公知のフレームロッドが利用されている。
次に、燃焼筒側壁部2sの外表面における複数の噴孔3の詳細な配置状態について説明を加える。
複数の噴孔3の配置状態は、燃焼筒2の周方向(即ち、当該燃焼筒2の軸方向Xに対するロール方向。以下「ロール方向R」と呼ぶ。)に沿って等間隔で並設された複数の噴孔3が、燃焼筒2の軸方向Xに沿って複数個所に等間隔で分散配置された状態となっている。
更に、図3に示すように、燃焼筒側壁部2sの外表面において、点火ギャップ6g近傍の点火領域2a(図3において一点鎖線で囲われた領域)の噴孔3の占有率が、それ以外の非点火領域の噴孔3の占有率と比較して、大きくなるように設定されている。尚、本実施形態では、点火領域2aは、点火ギャップ6gに最も近い位置に配置された噴孔3を中心に、例えば燃焼筒2の円形断面の略半分の距離にある噴孔3を含む領域とされている。
具体的には、上記点火領域2a以外の非点火領域では、ロール方向Rにおいて互いに同じ径の4つの噴孔3が等間隔で並設されている。
一方、点火領域2aでは、上記非点火領域に配置された噴孔3と同じ径の噴孔3が複数配置されているが、そのロール方向Rにおける配置間隔が上記非点火領域に対して半分となっていることから、噴孔3の占有率が、上記非点火領域に対して2倍になっている。
そして、このように点火領域2aにおける噴孔3の占有率が非点火領域における噴孔3の占有率よりも大きくしてあるので、点火領域2aには、それ以外の非点火領域よりも多くの混合気Mが噴出することになる。よって、スパークロッド6へ電圧を印加して点火ギャップ6gに火花を発生させながら燃焼筒2の内部への混合気Mの供給を開始する着火時点直後において、その多くの混合気Mがスパークロッド6の点火ギャップ6gで発生する火花により安定して着火されることになるので、安定した火炎Fが形成されることになる。そして、このように点火領域2aにおいて安定した火炎Fが形成されることで、通気筒5の外表面における火移り性が改善されて、燃焼状態の安定化と燃焼音の低減とが実現される。
更に、通気筒5の外表面には、当該通気筒5の周方向、具体的には通気筒5の螺旋方向に帯状の案内帯8が巻き付けられている。
この案内帯8としては、耐熱材料製(例えばステンレス製)の線材をコイル状としたコイルスプリングが利用されている。
そして、通気筒5を透過して高温となった混合気M又はその混合気Mが着火されて形成された火炎Fの一部が、その案内帯8に沿って良好に通気筒5の外表面において周方向に導かれることになる。よって、このように通気筒5の外表面における周方向への高温の混合気M又は火炎Fの流れが形成されることによって、着火時点直後において通気筒5全体が十分に赤熱されていなくても、点火領域2aから周方向及び軸方向に順次火移りが安定的に起こる形態で、通気筒5の外表面における火移り性が改善され、燃焼状態の安定化と燃焼音の低減とが実現されることになる。
本実施形態のメタルニットバーナ1は、燃焼筒側壁部2sの外表面に溝部10が形成されており、燃焼筒側壁部2sの外表面において、複数の噴孔3から噴出した混合気Mの一部が、その燃焼筒側壁部2sの外表面を覆う通気筒5に浸透する前に溝部10に流入し、燃焼筒2の周方向に導かれることになる。このような溝部10に沿った周方向(ロール方向R)への混合気Mの流れが形成されることによって、着火時点直後において通気筒5全体が十分に赤熱されていなくても、溝部10を通流することで十分に加熱された混合気M又はその混合気Mが着火されて形成された火炎Fが良好に燃焼筒2の周方向に流動することになり、結果、燃焼筒側壁部2sの外表面における火移り性が改善されることになる。
そして、このように燃焼筒側壁部2sの外表面における火移り性が改善されることで、点火後において早期に燃焼状態が安定化し、更には燃焼音が低減されることになる。
更に、燃焼筒側壁部2sの外表面に形成されている溝部10は、燃焼筒2の周方向、具体的には燃焼筒2の筒軸に対するロール方向Rに延出形成される一重の溝部10を、燃焼筒2の軸方向Xに沿って複数個所に等間隔で分散配置したものとして形成されている。
また、溝部10は、略正方形の断面を有する凹部として形成されており、その幅は略噴孔3の幅と等しいものとなっている。そして、これら軸方向Xに沿って分散配置された複数の溝部10の夫々は、ロール方向Rに並設された複数の噴孔3の中心を通過することで、当該複数の噴孔3を連接する状態に形成されている。
よって、複数の噴孔3から噴出した混合気Mがより一層良好に溝部10に流入することになり、燃焼筒側壁部2sの外表面における火移り性が一層改善されることになる。
更に、その溝部10に開口する複数の噴孔3の夫々の外表面側の縁部3aは、外部に向けて拡径する状態、具体的には45°の面取りが施された状態に形成されている。
よって、燃焼筒側壁部2sの外表面において、複数の噴孔3から噴出した混合気Mの一部が、その縁部3aに沿って拡散して良好に溝部10に流入することになり、燃焼筒側壁部2sの外表面における火移り性が一層改善されることになる。
る。
〔蒸気発生器(加熱装置)〕
次に、本発明に係る加熱装置として構成された蒸気発生器20について、図4〜図7に基づいて説明する。
尚、図4は、実施形態に係る蒸気発生器20の側断面図であり、図5は、実施形態に係る蒸気発生器20の立断面図(図4のV−V断面)であり、図6は、実施形態に係る蒸気発生器20の斜視図である。
図4〜図6に示すように、蒸気発生器20は、排気開口部25aに通じる燃焼ガス通路50で混合気Mを燃焼させるバーナを備えた加熱装置として構成されており、かかるバーナとしては、上述した図1〜図3に示すものと同様の構成を有するメタルニットバーナ1が設けられている。
このメタルニットバーナ1は、上述した図1〜図3に示すものと同様の構成を有するものであるために詳細構成の説明については割愛するが、燃焼筒側壁部2sの外表面における火移り性が改善され、点火後において早期に燃焼状態が安定化し、更には燃焼音が低減されている。よって、蒸気発生器20の運転開始時において、排気開口部25aから流出する着火音や燃焼音が低減されている。
以下、蒸気発生器20の全体構成について説明する。
図4に示すように、燃焼ガス通路50は、炉筒21と中間ヘッダ22と煙管23とを接続して構成されている。図4にて実線矢印にて示すように、炉筒21は、メタルニットバーナ1による混合気Mの燃焼により発生した高温の排ガスEを本体タンク60の軸方向X(図4中左右方向)の一方側(図4中右側、以下「基端側」と呼ぶ)から本体タンク60の内部に導入して軸方向Xの他方側(図4中左側、以下「先端側」と呼ぶ)に向けて流通させている。中間ヘッダ22は、炉筒21を通過した排ガスEをその流動方向を折り返して煙管23に案内流通させている。煙管23は、炉筒21を通過した排ガスEを先端側から基端側に向けて流通させている。本体タンク60の軸方向Xで基端側の外部には、排気ヘッダ24が設けられており、煙管23を通過した排ガスEが排気ヘッダ24に供給されて本体タンク60の外部に排出されている。
このように、燃焼ガス通路50は、本体タンク60の軸方向Xで基端側と先端側との間で排ガスEを2回流動させる2パス構造に構成されている。
本体タンク60の内部空間を上方側空間と下方側空間とに区画する区画板66が備えられている。その下方側空間が、水Wを加熱して水蒸気Sを発生させる水蒸気発生部として構成されている。区画板66は、上方側空間と下方側空間とを密閉状態で区画するものではなく、本体タンク60の軸方向Xの基端側と先端側に下方側空間と上方側空間とを連通する隙間を備えている。下方側空間である水蒸気発生部にて発生した水蒸気Sは、その隙間を通して区画板66の上方側空間に供給される。
区画板66の下方には、基準水位Tの水位まで水Wが貯留され、その基準水位Tよりも下方側に炉筒21と煙管23とが水没する状態で互いに横向きの姿勢で並設されている。炉筒21と煙管23の周囲が、水W及び水蒸気Sが通流自在な通路となっている。図5及び図6に示すように、炉筒21は、1つ設けられ、その1つの炉筒21の周囲を囲むように、複数の煙管23が炉筒21の周方向に間隔を隔てて設けられている。
本体タンク60は、図1に示すように、円筒状の外周壁と、その円筒状の外周壁の両側面を塞ぐ一対の向かい合う外側壁とで構成された横置きの円筒状の形状とされている。
本体タンク60の外周壁上方には、本体タンク60内で発生した水蒸気Sを取り出すための水蒸気取出口61が設けられ、その他、圧力計(図示せず)が取り付けられる圧力計取付口62、温度計(図示せず)が取り付けられる温度計取付口63が設けられている。一方、図5に示すように、本体タンク60の外周壁下方には、本体タンク60内で水蒸気Sを発生させるための水Wを供給する水供給口64及び本体タンク60内の水位を検知、表示する水位計(図示せず)が接続される水位計接続口65が備えられる。水位計は本体タンク60内において水蒸気取出口61との間付近に設けられ、基準水位Tの検出を可能に構成される。また、水蒸気取出口61には図示しない開閉弁が取り付けられている。
また、本体タンク60の基端側の外側壁に、メタルニットバーナ1を挿入して固定するフランジ状のバーナ固定部60aが設けられている。そして、燃焼筒2を炉筒21の内部に挿入した状態で、メタルニットバーナ1のフランジ部9がバーナ固定部60aに固定される。
そして、メタルニットバーナ1の燃焼筒2を覆う通気筒5の外表面での燃焼により排ガスEが発生し、その排ガスEが燃焼ガス通路50に導入される。尚、メタルニットバーナ1はスパークロッド6により自動で着火が可能であり、着火後は火力調整装置により火力調整が可能なように構成されている。
図4に示すように、燃焼ガス通路50は、炉筒21、中間ヘッダ22、煙管23の順にそれらの内部を連通状態で接続されて構成されている。炉筒21の基端側が、本体タンク60の基端側外側壁に連結支持されている。
また、煙管23も同様に、本体タンク60の基端側外側壁に連結支持されるとともに、その連結支持において煙管23からの排ガスEの排出口である基端側開口部23rを形成する。また、中間ヘッダ22は、炉筒21及び煙管23の先端側に支持されている。
炉筒21は、単一の円管で構成され、本体タンク60の軸方向Xに沿って炉筒21の中心軸を設けつつ、本体タンク60の中心軸から下方に炉筒21の中心軸が位置するように配設されている。炉筒21は、本体タンク60の基端側外側壁に沿って設けられた排気ヘッダ24を貫通して先端側へ延びて、中間ヘッダ22に接続されている。
中間ヘッダ22は、本体タンク60内部の先端側に設けられ、本体タンク60の外周壁の内面に沿う円筒状外周部である中間ヘッダ外周部22sと、その中間ヘッダ外周部22sの基端側に設けられた中間ヘッダ基端側面22rと、中間ヘッダ外周部22sの先端側に設けられた中間ヘッダ先端側面22fとで中空円柱状に形成されている。
そして、中間ヘッダ基端側面22rの下方部位には炉筒21が連通状態で接続されている。一方で、中間ヘッダ基端側面22rの上方部位には、本体タンク60の外周壁の内面に沿った6本の煙管23が連通状態で接続されている。このように、中間ヘッダ22は、炉筒21から流入した排ガスEを、6本の煙管23に分岐して導入させる案内流通が可能となるように構成される。
また、中間ヘッダ22の中間ヘッダ先端側面22fは、本体タンク60の先端側外側壁の内壁との間に、本体タンク60の軸方向Xに間隔を隔てて非接触状態で配設されている。このように、中間ヘッダ先端側面22fと本体タンク60の先端側外側壁との間に間隙を設け、その間隙に存在する水Wによって中間ヘッダ先端側面22fを冷却することで、中間ヘッダ先端側面22fから本体タンク60の先端側外側壁への熱伝達を抑制することができ、本体タンク60の先端側外側壁の温度上昇を抑制することができる。そして、結果的に本体タンク60内の水Wが加熱されることになり、より効果的に水蒸気Sを発生させることができる。また、中間ヘッダ22と本体タンク60の先端側外側壁との間における熱応力の発生をなくして、本体タンク60の先端側外側壁や中間ヘッダ22に歪み、亀裂、破損等が発生することを防止できる。
図5に示すように、炉筒21の上方において、本体タンク60の外周壁の上方内面に沿って6本の煙管23が互いに横向きの姿勢で並設されている。そして、図4に示すように、これらの6本の煙管23によって、煙管23の基端側開口部23rと排気ヘッダ24の先端側面24fとが連通状態で接続される。これにより、中間ヘッダ22から煙管23に導入された排ガスEは、本体タンク60の先端側から基端側に向けて流通し、排気ヘッダ24の内部に形成された排気空間51に流入する。
そして、排気空間51に流入した排ガスEは、当該排気ヘッダ24の上方端部に設けられた排気開口部25aから外部に排出される。
尚、この排気開口部25aは、例えばシステムキッチン(図示せず)や当該蒸気発生器20を内蔵した機器の筐体の天板70の開口部として設けられて外気に開放された外気開放部70aに配置される。
図4〜図6に示すように、炉筒21及び煙管23が、本体タンク60に収容された水Wの水面下に水没する状態で配置されて、排ガスEにて水Wを加熱して水蒸気Sを発生させる水蒸気発生部を構成する。
また、水蒸気Sの発生によって水Wが消費されて本体タンク60内の水位が下降するが、その水位が水位計(図示せず)により検知されており、水位が基準水位Tより低下すると、加圧ポンプ(図示せず)で加圧された水Wが本体タンク60内に外周壁の下方に設けられた水供給口64から供給されるように構成されている。
本体タンク60の内部を下方の水蒸気発生部とその上方空間とに区画する区画板66は、本体タンク60の幅方向Yで外周壁に連結支持されている。
次に、水Wが水供給口64から本体タンク60内に供給されて、水蒸気取出口61から水蒸気Sが取り出されるまでの流れについて説明する。まず、水Wは、図示しない加圧ポンプで加圧されて本体タンク60の下部に設けられた水供給口64から基準水位Tとなるように本体タンク60内に充填される。そして、炉筒21と煙管23によって加熱されて蒸発して水蒸気Sとなって本体タンク60の上部に上昇し、水滴が分離された後に、隙間を介して区画板66の上方空間に流入し、水蒸気取出口61から取り出される。
上記のように構成された蒸気発生器20は、複数の煙管23の夫々の内部に形成された複数の燃焼ガス通路50を伝搬して排気空間51で合流する燃焼音をできるだけ減衰させて、排気開口部25aから漏洩する騒音を低減することができるように構成されており、その詳細について以下に説明する。
排気ヘッダ24は、これら複数の煙管23が先端側面24fに接続され、横断面において複数の煙管23の軸方向Xを短手方向とし当該短手方向に直交する幅方向Yを長手方向とした偏平状の横断面を高さ方向Zに延出してなる排気空間51を内部に形成するように構成されており、複数の煙管23の内部を軸方向Xにおける基端側に向けて通流する排ガスEが、排気ヘッダ24の先端側面24fから排気空間51に流入した後に上昇し、その上方端部に設けられた排気開口部25aから排出されることになる。
更に、この排気ヘッダ24は、その上方の天板70に向けて延出して構成されており、その内部に形成された排気空間51の天井部51tは、天板70に設けられた外気開放部70aの直下に位置するものとされている。
そして、排気開口部25aが、排気空間51の天井部51tにおいて、当該排気空間51の横断面を長手方向である幅方向Y(図5の左右方向)において絞った状態で開口されている。
具体的に、排気空間51は、偏平状の横断面を変化させることなくそのまま上方に平行移動してなる偏平状の直方体の形状を有しており、その天井部51tには、長手方向である幅方向Y(図5の左右方向)の中央部分に開口が形成されている。そして、天井部51tの中央部分に形成されたその開口に所定の高さの排気管路25が接続されて、その上端開口部が排気開口部25aとされている。
即ち、排気ヘッダ24の内部に形成された排気空間51の天井部がその排気ヘッダ24の上方に設けられた外気開放部70aの直下に位置するように、排気ヘッダ24の高さができるだけ長く設定されている。
従って、メタルニットバーナ1の燃焼筒側壁部2sの外表面で発生した燃焼音が燃焼ガス通路50を伝搬して排気空間51に到達したとしても、夫々の煙管23の内部に形成された燃焼ガス通路50から排気空間51への排ガスEの流れ方向における流路断面積の拡張割合が非常に大きくなるので、排気空間51が所謂拡張型消音器として有効に作用して、その燃焼音のエネルギが広範囲に分散することになって、減衰される。
そして、排気空間51の天井部51tに開口されている排気開口部25aが、排気空間51の横断面を当該排気空間51の偏平状の横断面における長手方向である幅方向Yにおいて絞った状態で開口されていることで、そのエネルギが分散した燃焼音のうち当該排気開口部25aを通過することができるものだけが、当該排気開口部25aから騒音として漏洩することになるので、結果、外部に漏洩する騒音が低減されている。
更に、排気空間51の天井部51tに接続された排気管路25は、互いに非常に近接した排気空間51の天井部51tと外気開放部70aに配置された排気開口部25aとを接続するものであるために、非常に短い管路として形成されている。よって、当該排気管路25における燃焼音の共鳴による増幅が好適に抑制されている。
次に、上記のように構成された蒸気発生器20を用いて、図6に示すように排気管路25の流路断面の幅w及び高さhを漸次変化させた場合に、排気開口部25aから漏洩する燃焼音の大きさを確認する聴音確認の実験例について説明する。
尚、本実験において利用した蒸気発生器20に設けた排気ヘッダ24の内部に形成される排気空間51の寸法は、幅(図5の左右方向(幅方向Y)の長さ)が140mm、厚さ(図4の左右方向(軸方向X)の長さ)が20mm、高さ(図4の上下方向(高さ方向Z)の長さ)が400mmとなっている。また、排気空間51の厚さ方向における排気管路25の流路断面の幅は、当該排気空間51の厚さと同じ20mmとなっている。
下記の〔表1〕に本実験結果を示す。
Figure 0006238523
上記表1の実験結果に示すとおり、排気開口部25aの流路断面積が小さくなるほど、排気開口部25aからの燃焼音の漏洩が低減されていることが確認できた。
また、排気開口部25aの流路断面積を小さく(幅wを10〜11mm)とした場合では、その排気管路25の高さhを15mm以下とすることが燃焼音の漏洩が低減されており、より好ましくは高さhを10mm以下とすれば燃焼音の漏洩が一層低減されていることが確認できた。更に、排気管路25を省略して(排気管路25の高さhを0mmとして)、排気開口部25aを排気空間51の天井部に直接形成した場合は、燃焼音の漏洩が最も低減されていることが確認できた。
尚、排気管路25及び排気開口部25aの流路断面積については、小さくしすぎると排ガスEの排出が阻害されて、メタルニットバーナ1の燃焼状態が不安定となり、COの排出等の要因となる。よって、かかる流路断面積は、メタルニットバーナ1の安定した燃焼状態を維持しえる最低限の断面積以上に維持する必要がある。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明のその他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、本発明に係る加熱装置を蒸気発生器20に適用した例を説明したが、本発明に係る加熱装置を例えばオーブンなどの別の加熱装置に適用しても構わない。以下、本発明に係る加熱装置をオーブンに適用した例を、図7に基づいて説明する。
図7に示すオーブン100は、上記実施形態で説明したものと同様の図4〜図6に示す蒸気発生器20が内蔵されており、この蒸気発生器20で発生した水蒸気Sが庫内110に供給される。
また、当該蒸気発生器20が備えるメタルニットバーナ1とは別のメタルニットバーナ1’が内蔵されており、このメタルニットバーナ1’で発生した排ガスEが庫内110に設けられた加熱管102の内部を通流することで、庫内110でファン103により撹拌される水蒸気Sが加熱され過熱蒸気となる。
そして、この過熱蒸気により庫内110の調理対象物を加熱調理される。
また、蒸気発生器20の排気開口部25a、及び、加熱管102の先端部に形成された排気開口部102aは、天板170に形成された開口部に内挿される形態で配置されており、これら排気開口部25a、102aから排出された排ガスEは、上空に設けられた換気扇(図示せず)から屋外へ放出されることになる。
そして、このように構成されたオーブン100についても、内蔵するメタルニットバーナ1、1’の火移り性が改善され、点火後において早期に燃焼状態が安定化し、更には燃焼音が低減されていることから、運転開始時において着火音や燃焼音が低減されている。
(2)上記実施形態では、本発明に係る筒状表面燃焼バーナを、メタルニットの通気筒5を有するメタルニットバーナ1,1’として構成したが、通気筒5を多孔質セラミックスなどのメタルニット以外の多孔質材又は繊維材で構成しても構わない。
(3)上記実施形態のメタルニットバーナ1、1’では、燃焼筒側壁部2sの外表面において、複数の噴孔3の夫々の外表面側の縁部3aに外部に向けて拡径する状態で45°の面取りを施したが、かかる面取りを省略しても構わない。
)上記実施形態のメタルニットバーナ1、1’では、燃焼筒側壁部2sの外表面において、燃焼筒2の軸方向Xに対して垂直に延出形成される溝部10を、燃焼筒2の軸方向Xにおいて複数個所に分散配置したが、例えば、燃焼筒側壁部2sの外表面において、らせん状に溝部10を形成しても構わない。
本発明は、内部に供給された混合気を外部に噴出させて燃焼させる複数の噴孔が分散形成された筒状の燃焼筒と、前記複数の噴孔を前記燃焼筒の外表面から覆う状態で設けられた多孔質材又は繊維材からなる筒状の通気筒とを備えた筒状表面燃焼バーナ及びそれを備えた加熱装置として好適に利用可能である。
1、1’ :メタルニットバーナ
2 :燃焼筒
2a :点火領域
2s :側壁部
3 :噴孔
3a :縁部
5 :通気筒
6 :スパークロッド
6g :点火ギャップ(点火部)
8 :案内帯
10 :溝部
20,20’:蒸気発生器(加熱装置)
21 :炉筒
23 :煙管
24 :排気ヘッダ
25 :排気管路
25a :排気開口部
50 :燃焼ガス通路
51 :排気空間
51t :天井部
70 :天板
70a :外気開放部
100 :オーブン(加熱装置)
102a :排気開口部
170 :天板
E :排ガス
M :混合気
S :水蒸気
R :ロール方向
X :軸方向
Y :幅方向
Z :高さ方向

Claims (6)

  1. 先端部が封鎖されて開口する基端部を通じて内部に供給された混合気を外表面に噴出させて燃焼させる複数の噴孔が分散形成された円筒状の燃焼筒と、
    内径が前記燃焼筒の外径と同じ大きさを有し、前記燃焼筒の外表面を覆う状態で設けられた多孔質材又は繊維材からなる円筒状の通気筒とを備えた筒状表面燃焼バーナであって、
    前記燃焼筒の外表面に、当該燃焼筒の周方向に延出形成される溝部を形成し、
    前記溝部が、前記噴孔の複数を連接する状態に形成されている筒状表面燃焼バーナ。
  2. 前記複数の噴孔の夫々の外表面側の縁部が、外部に向けて拡径する状態に形成されている請求項1に記載の筒状表面燃焼バーナ。
  3. 前記溝部が、前記燃焼筒の軸方向に対して垂直の方向に延出形成される溝部であり、
    当該溝部が、前記燃焼筒の軸方向において複数個所に分散配置されている請求項1又は2に記載の筒状表面燃焼バーナ。
  4. 前記燃焼筒の外部に噴出した混合気を点火する点火部を備え、
    前記燃焼筒の外表面において、前記点火部近傍の点火領域に配置された噴孔の占有率が、当該点火領域以外の非点火領域に配置された噴孔の占有率よりも大きくしてある請求項1〜3の何れか1項に記載の筒状表面燃焼バーナ。
  5. 前記通気筒の外表面に、当該通気筒の周方向に帯状の案内帯が巻き付けられている請求項1〜4の何れか1項に記載の筒状表面燃焼バーナ。
  6. 排気開口部に通じる燃焼ガス通路を内部に形成した炉筒の一端側に筒状表面燃焼バーナの燃焼筒を挿入してなる加熱装置であって、
    前記筒状表面燃焼バーナが、請求項1〜5の何れか1項に記載の筒状表面燃焼バーナとして構成されている加熱装置。
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