JP6331299B2 - カートン - Google Patents
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Description
また、下天面パネルの縁部に切目線などの係止口が形成されている場合、上天面パネルの一部を係止口に差し込むことによって、上天面パネルを下天面パネルに固定することができる。すなわち、上天面パネルおよび上天面パネルに接着されている下天面パネルの一部を蓋部として利用して、カートンの開口部を再封することが可能になっている。このようなトップオープン型のカートンは、菓子などの物品を収納して販売するために好適に用いられている。
図2に示すように、ブランク板2は、一方の端部(第1端部)3から他方の端部(第2端部)4へ向かって第1方向(一方向)に順に連接された上天面パネル10、後面パネル20、底面パネル30、前面パネル40および下天面パネル50を備えている。各パネル10,20,30,40,50はそれぞれ、ブランク板2に形成された罫線16,26,36,46を介して連接されている。
またブランク板2は、罫線25を介して後面パネル20に連接された一対の可動フラップ21と、罫線35を介して底面パネル30に連接された一対の第1側面パネル31と、罫線45を介して前面パネル40に連接された一対の折込フラップ41と、罫線55を介して下天面パネル50に連接された一対の第2側面パネル51と、をさらに備えている。一対のフラップ21は、上述の第1方向に直交する第2方向において互いに対向するよう、後面パネル20に設けられている。その他の一対のパネル31,51および一対のフラップ41についても同様である。
また、上述の第1側面パネル31および第2側面パネル51は、ブランク板2が製函されてカートン1となる際、第1側面パネル31が第2側面パネル51よりも内側に位置するよう、互いに重ね合わされるパネルである。図2に示すように、第1側面パネル31および第2側面パネル51は、第1側面パネル31の外面の第2接着領域83に塗布される接着剤を介して互いに接着される。なお、第1側面パネル31と第2側面パネル51との間の位置関係が特に限られることはない。例えば、第1側面パネル31および第2側面パネル51は、第2側面パネル51が第1側面パネル31よりも内側に位置するよう、互いに重ね合わされてもよい。
また、上述の折込フラップ41は、カートン1における天面(上天面パネル10および下天面パネル50)と底面(底面パネル30)との間の間隔を安定に維持するために任意に設けられるものである。
また、上述の可動フラップ21は、ブランク板2が製函されてカートン1となる際、第1側面パネル31および第2側面パネル51の内側の位置に折り込まれるものである。この可動フラップ21は、後述するようにカートン1において、蓋部70が回動する際に後面パネル20とともに変位する。なお可動フラップ21は、蓋部70が回動する際、後面パネル20と底面パネル30との間の罫線26を回転軸として回動する。従って、可動フラップ21が回動するときの可動フラップ21の回転半径は、罫線26と可動フラップ21の輪郭との間の距離によって決まる。可動フラップ21は、図2に示すように、可動フラップ21の回転半径が、上述の第1方向における後面パネル20の長さD0にほぼ対応したものとなるよう構成された湾曲部分22を含んでいてもよい。なお可動フラップ21は、カートン1の収納空間に異物が入ってしまうことを防ぐダストフラップとしても機能できる。
蓋部70が開封される際に一対の第2破断線78が第2端部4に達するよう一対の第2破断線78が適切に破断される限りにおいて、一対の第2破断線78の構成が特に限られることはない。例えば図2に示すように、各第2破断線78は、交互に並べられた切り込み部78bおよび繋ぎ部78cを含むミシン目として構成されていてもよい。繋ぎ部78cの長さは、第2破断線78に沿って破断が適切に進行するよう設定されており、例えば1〜5mmの範囲内に設定されている。好ましくは、図2に示すように、第2破断線78のうち第2端部4に接する部分は、繋ぎ部78cによって構成されている。これによって、蓋部70が開封されるよりも前に第2端部4近傍で第2破断線78の破断が進行してしまうことを抑制することができる。
はじめに、図2に示すブランク板2を準備する。次に、前面パネル40と下天面パネル50との間の罫線46を軸として、下天面パネル50を底面パネル30および前面パネル40に向けて、互いの内面が接するように折り返す。その後、下天面パネル50の外面上の第1接着領域81に接着剤を塗布する。次に、後面パネル20と底面パネル30との間の罫線26を軸として、上天面パネル10および後面パネル20を下天面パネル50に向けて、上天面パネル10の内面と下天面パネル50の外面とが接するように折り返す。これによって、図3に示すように、折り畳まれた状態のブランク板、いわゆるサック貼りカートン82が得られる。
次に図1Aおよび図1Bを参照して、カートン1の開封方法について説明する。図1Aは、開封前のカートン1を示す斜視図であり、図1Bは、開封後のカートン1を示す斜視図である。
また外後面パネル20が回動する際、可動フラップ21と下天面パネル50の縁部50Aまたは第1側面パネル31との間には摩擦力が生じる。この摩擦力は、外後面パネル20が急激に後方に倒れてしまうことを抑制するよう働く。このため、蓋部70が後方に倒れすぎることを防ぐことができる。
一対の可動フラップ21が所定の回動位置で下天面パネル50によって係止されるようにするための具体的な構成としては、例えば図2に示すように、可動フラップ21の湾曲部分22の輪郭が、第1輪郭23と、第1輪郭23に比べて後面パネル20から遠位にある第2輪郭24と、を有するよう、可動フラップ21を構成することが考えられる。ここで図2に示すように、可動フラップ21の回転軸となる罫線26から、可動フラップ21の第1輪郭23までの距離D1は、後面パネル20の長さD0以下になっている。このため、可動フラップ21は、第2輪郭23が下天面パネル50の縁部50Aに沿って変位する範囲内では、罫線26を回転軸として回動することができる。一方、可動フラップ21の回転軸となる罫線26から、可動フラップ21の第2輪郭24までの距離D2は、後面パネル20の長さD0よりも大きくなっている。このため、可動フラップ21がある程度後方へ回動すると、第2輪郭24が縁部50Aの内面に衝突し、可動フラップ21がそれ以上後方へ回動できなくなる。すなわち、可動フラップ21が、第2輪郭24を介して下天面パネル50の縁部50Aによって係止されるようになる。このため、一対の可動フラップ21がカートン1の収納空間から抜け出てしまうことを防ぐことができる。
その他にも、図6に示すように、下天面パネル50の縁部50Aに係止孔56を形成し、可動フラップ21の一部に、縁部50Aの係止孔56に引っ掛かる突起部21aを形成することによっても、一対の可動フラップ21が所定の回動位置で下天面パネル50によって係止されるようにすることができる。
図8に示す本変形例によるブランク板2においては、上述の本実施の形態の場合とは異なり、下天面パネル50に連接した第2側面パネルが設けられておらず、その代わりに、底面パネル30に連接された一対の第1側面パネル31の各々に、カートン1を作製する際に下天面パネル50の下側に折り込まれる折込片32が罫線34を介して連接されている。この場合、一対の折込片32を下天面パネル50の下側に折り込むと、折込片32が折込フラップ41と下天面パネル50との間に保持されることになる。これによって、底面パネル30に対して下天面パネル50を、接着剤を用いることなく固定することができる。
図9に示す本変形例によるブランク板2においては、上述の本実施の形態の場合とは異なり、底面パネル30に連接した第1側面パネルが設けられておらず、その代わりに、下天面パネル50に連接された一対の第2側面パネル51の各々に、カートン1を作製する際に底面パネル30の上側に折り込まれる折込片52が罫線54を介して連接されている。この場合、一対の折込片52を底面パネル30の上側に折り込むと、折込片32が折込フラップ41と底面パネル30との間に保持されることになる。これによって、底面パネル30に対して下天面パネル50を、接着剤を用いることなく固定することができる。
2 ブランク板
10 上天面パネル
20 後面パネル
21 可動フラップ
23 第1部分
24 第2部分
30 底面パネル
31 第1側面パネル
32 折込片
40 前面パネル
41 折込フラップ
50 下天面パネル
51 第2側面パネル
52 折込片
70 蓋部
71 上蓋部
76 下蓋部
77 第1破断線
78 第2破断線
Claims (3)
- 所定の回転軸に沿って回動自在な蓋部を備えるカートンであって、
前記カートンは、ブランク板を製函することによって形成されており、
前記ブランク板は、
一方向に順に連接された上天面パネル、後面パネル、底面パネル、前面パネルおよび下天面パネルと、
前記底面パネルおよび前記下天面パネルの少なくとも一方に連接された一対の側面パネルと、を備え、
前記上天面パネルおよび前記下天面パネルは、前記下天面パネルが前記上天面パネルよりも下側に位置するよう、互いに重ねられており、
前記蓋部は、前記上天面パネルおよび前記後面パネルを少なくとも部分的に含む上蓋部と、前記下天面パネルを少なくとも部分的に含むとともに、前記上蓋部に接着された下蓋部と、を有し、
前記下蓋部は、前記下天面パネルに形成された破断線に沿って画定されており、
前記破断線は、第1破断線と、前記第1破断線の両端から、前記下天面パネルの端部のうち前記下天面パネルと前記前面パネルとの間の罫線に対向している端部に達するまで延びる一対の第2破断線と、を含み、
前記第2破断線が達している前記下天面パネルの端部は、前記ブランク板の端部を構成しており、
前記第2破断線は、交互に並べられた切り込み部および非切り込み部を含むミシン目として構成されており、
前記第2破断線のうち前記下天面パネルの端部に接する部分に前記非切り込み部が位置している、カートン。 - 前記上蓋部は、前記後面パネルの全域を含み、前記後面パネルは、前記後面パネルと前記底面パネルとの間の罫線を回転軸として回動自在であり、
前記後面パネルには、前記後面パネルとともに回動自在な一対の可動フラップが連接されており、前記一対の可動フラップは、前記側面パネルの内側に折り込まれており、
前記可動フラップは、所定の回動位置で下天面パネルによって係止されるよう構成されている、請求項1に記載のカートン。 - 前記一対の第2破断線のうち、前記下天面パネルと前記前面パネルとの間の罫線に対向している前記下天面パネルの端部に達している部分は、当該端部に向かうにつれて一対の第2破断線の間の間隔が広がるよう構成されている、請求項1または2に記載のカートン。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2013188498A JP6331299B2 (ja) | 2013-09-11 | 2013-09-11 | カートン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013188498A JP6331299B2 (ja) | 2013-09-11 | 2013-09-11 | カートン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015054710A JP2015054710A (ja) | 2015-03-23 |
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Family
ID=52819368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013188498A Active JP6331299B2 (ja) | 2013-09-11 | 2013-09-11 | カートン |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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-
2013
- 2013-09-11 JP JP2013188498A patent/JP6331299B2/ja active Active
Also Published As
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| JP2015054710A (ja) | 2015-03-23 |
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