JP6401202B2 - アスファルトフィニッシャ - Google Patents

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Description

本発明は、アスファルトフィニッシャに関し、特に、ホッパー部に貯留された加熱アスファルト合材を舗装面に所定の厚さで敷き均すアスファルトフィニッシャに関する。
アスファルトフィニッシャは、例えば道路のアスファルト舗装を行う際に、ロードローラ等による加熱アスファルト混合物の転圧作業に先立って、加熱アスファルト混合物を所定の厚さで表面が平坦になるように敷き均してゆくために、一般に用いられている公知の工事用車両である。
アスファルトフィニッシャは、例えばダンプトラックから投入される加熱アスファルト混合物を貯留するホッパー部を有しており、該ホッパー部には、通常、110〜185℃前後に加熱されたアスファルト合材(加熱アスファルト混合物)が投入される。アスファルト合材は、著しく温度が低下した状態で被舗装面に敷設されると、十分に締固めることができなくなって、品質の良いアスファルト舗装を得ることが困難になる。また、ホッパー部に貯留される加熱アスファルト混合物の熱は、外気と接触すること以外に、金属製のホッパーの外板を介して放出されやすいため、ホッパー部が大型化するほど、加熱アスファルト混合物の温度の低下が顕著になる。
このようなことから、ホッパー部を改良して、ホッパー部に貯留された加熱アスファルト混合物の温度が低下するのを抑制できるようにしたアスファルトフィニッシャが種々開発されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のアスファルトフィニッシャでは、ホッパー部の外板を、間隙を保持した2重構造に形成して、間隙部分に断熱材を介装させたり、通気経路を設けて排ガスを通気させたりすることによって、或いはホッパー部の外板の内面や外面に電熱体を敷設したり、断熱材を貼付けたりすることによって、加熱アスファルト混合物の温度が低下するのを抑制するようになっている。
特開平11−209918号公報
しかしながら、上記従来のホッパー部に貯留された加熱アスファルト混合物の温度が低下するのを抑制できるようにしたアスファルトフィニッシャでは、ホッパー部の外板を2重構造に形成する場合には、汎用されている既存のアスファルトフィニッシャに大掛かりな改造を強いることになって、コストが増大することになる。また、ホッパー部の外板の内面に電熱体や断熱材を取り付ける場合には、投入された加熱アスファルト混合物によってこれらが破損しないようにする必要があるため、取付け作業に多くの手間を要することになる。
本発明は、多くの手間を要することなく、簡易な作業によりホッパー部に断熱機能を付与することを可能にして、ホッパー部に貯留された加熱アスファルト混合物の温度が低下するのを効果的に抑制することのできるアスファルトフィニッシャを提供することを目的とする。
本発明は、投入された加熱アスファルト混合物を貯留するホッパーを有し、該ホッパー部に貯留された加熱アスファルト混合物を、被舗装面に所定の厚さで敷き均すアスファルトフィニッシャにおいて、前記ホッパー部を構成する少なくとも両側の可動ホッパー部の内側面を覆って、保温プレートが取り付けられており、該保温プレートは、前記ホッパー部の内側面に貼り付けられた状態において表面側に配置された表面ステンレス鋼板と、該表面ステンレス鋼板の裏面側に配置された耐熱性保温材とを含んで形成されているアスファルトフィニッシャを提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明のアスファルトフィニッシャは、前記保温プレートが、前記耐熱性保温材の裏面側に配置された裏面ステンレス鋼板を含んで形成されていることが好ましい。
また、本発明のアスファルトフィニッシャは、前記耐熱性保温材が、シリカ系保温材であることが好ましい。
さらに、本発明のアスファルトフィニッシャは、前記シリカ系保温材が、エアロジェルを含浸させた不織布シートからなっていることが好ましい。
さらにまた、本発明のアスファルトフィニッシャは、前記耐熱性保温材の熱伝導率が0.02〜0・09W/mkであり、且つ耐熱温度が0〜600℃であることが好ましい。
本発明のアスファルトフィニッシャによれば、多くの手間を要することなく、簡易な作業によりホッパー部に断熱機能を付与することを可能にして、ホッパー部に貯留された加熱アスファルト混合物の温度が低下するのを効果的に抑制することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るアスファルトフィニッシャの全体構成を説明する略示側面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るアスファルトフィニッシャの全体構成を説明する略示平面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るアスファルトフィニッシャを構成するホッパーの、(a)は保温プレートが取り付けられる前の状態の斜視図、(b)は保温プレートが取り付けられた状態の斜視図である。 図3(b)に示す保温プレートが取り付けられたホッパー部の、(a)は平面図、(b)は正面図である。 実施例において、可動ホッパー部の内面に保温プレートを貼り付けた状態を示す図である。 可動ホッパー部の表面温度の測定結果を示す図である。 ホッパーに貯留されたアスファルト合材の温度の測定結果を示す図である。 敷き均し時のアスファルト合材の温度の測定結果を示す図である。
図1及び図2に示す本発明の好ましい一実施形態に係るアスファルトフィニッシャ1は、アスファルトプラントで製造され、例えば11t程度の大きさのダンプトラックにより運搬されたてきた、110〜185℃程度の高温に加熱されたアスファルト合材(加熱アスファルト混合物)10を、ホッパー部3に投入して被舗装面11に敷設する際に、敷設中にホッパー部3に貯留されたアスファルト合材10の温度が低下するのを、簡単な構成によって効果的に抑制できるようにする機能を備えている。すなわち、アスファルト舗装の品質は、アスファルト合材10を被舗装面11に敷設する際の温度と密接に関連しており、品質の良いアスファルト舗装を形成するには、敷設時におけるアスファルト合材10の温度の低下を極力抑えることが重要となる。本実施形態のアスファルトフィニッシャ1は、一般に汎用されているアスファルトフィニッシャに簡単な改良を加えることによって、敷設時にホッパー部3に貯留されたアスファルト合材10の温度が低下するのを効果的に抑制して、品質の良いアスファルト舗装を形成できるようにするものである。
そして、本実施形態のアスファルトフィニッシャ1は、ダンプトラック(図示せず)から投入されたアスファルト合材(加熱アスファルト混合物)10を貯留するホッパー部3を有し、該ホッパー3に貯留されたアスファルト合材10を、例えば基盤層による被舗装面11に所定の厚さで敷き均すアスファルトフィニッシャ1において、ホッパー部3を構成する少なくとも両側の可動ホッパー部30の内側面を覆って、図3(a)、(b)にも示すように、保温プレート31が取り付けられており、保温プレート31は、ホッパー部3の可動ホッパー部30の内側面に貼り付けられた状態において表面側に配置された表面ステンレス鋼板34(図3(b)、図4(a)、(b)参照)と、表面ステンレス鋼34の裏面側に配置された耐熱性保温材35とを含んで形成されている。
また、本実施形態では、保温プレート31は、耐熱性保温材35の裏面側に配置された裏面ステンレス鋼板36を含んで形成されている((図3(b)、図4(a)、(b)参照))。
本実施形態では、アスファルトフィニッシャ1は、図1及び図2に示すように、オペレータの運転席20を有する車両本体部2と、車両本体部2の進行方向の前方側に設けられて、ダンプトラックから投入されるアスファルト合材10を一時的に貯留するホッパー部3と、車両本体部2の進行方向の後方側に設けられて、車両本体2の後部開口部21から被舗装面11に供給されたアスファルト合材10を、車両本体部2の幅方向に分配するスクリュースプレッダ4と、スクリュースプレッダ4により幅方向に分配されたアスファルト合材10の表面を所定の厚さとなるように平坦に敷き均すスクリード5と、被舗装面11に隣接する既設の舗装を加熱して軟化させる際に用いられる路面加熱装置6とを備えており、道路舗装用の工事車両として、一般に汎用されているアスファルトフィニッシャと同様の構成を備えている。
ホッパー部3は、図3(a)及び図3(b)にも示すように、アスファルトフィーダ32が配置される中央部分の矩形開口部32aを挟んで両側に設けられた、一対の可動ホッパー部30と、可動ホッパー部30に貯留されて矩形開口部分32aから下方に送り出されるアスファルト合材10を、後部開口部21に向けて順次移送するアスファルトフィーダ32と、一対の可動ホッパー部30及び矩形開口部32aの前方に近接して配置された、一対のプッシュローラ33,33とを含んで構成されている。
本実施形態では、一対の可動ホッパー部30及び矩形開口部分32aの前方に設けられた一対のプッシュローラ33,33を、アスファルト合材10を積載したダンプトラック(図示せず)の一対の後輪に当接させ、アスファルトフィニッシャ1の前進に伴って、プッシュローラ33,33を介してダンプトラックを前進させながら、ダンプトラックの荷台に積載されたアスファルト合材10を、ホッパー部3における両側の可動ホッパー部30の間の領域に投入させる。投入されて可動ホッパー部30の間の領域に貯留されたアスファルト合材10は、上述のように、自重によって下方に移動しながら、両側の可動ホッパー部30によって挟まれる部分の矩形開口部32aから、下方のアスファルトフィーダ32に送り出された後に、アスファルトフィーダ32によって、車両本体部2の下部に設けられた搬送路を介して、車両本体部2の後端部に設けられた後部開口部21に向けて順次移送される。移送されたアスファルト合材10は、上述のように、被舗装面11に供給された後に、スクリュースプレッダ4により幅方向に分配され、さらにスクリード5によって敷き均されてから、後続するロードローラ等によって転圧される。
また、本実施形態では、両側の一対の可動ホッパー部30は、各々、底板部30aと、側板部30bと、背板部30cとを含んでおり、アスファルトフィーダ32による送り出し方向と略平行な回動軸30dを中心に回動可能に支持された状態で設けられている。すなわち、可動ホッパー部30は、例えば底板部30aが油圧シリンダ(図示せず)と接続されており、油圧シリンダの伸縮によって、底板部30aが略水平な状態(通常は、この状態でアスファルト合材10が投入されて、ホッパー部3に貯蔵される)から、底板部30aの外側部分を持ち上げて、側板部30bが内側に傾いた状態となるように、回動軸30bを中心に各々回動させることができるようになっている。これによって、ホッパー部3に貯留されたアスファルト合材10が、矩形開口部32a及びアスファルトフィーダ32を介して後部開口部21に向けて順次移送されるのに伴って、可動ホッパー部30に残ったアスファルト合材10を、矩形開口部32a及びアスファルトフィーダ32に向けて滑落させて、効率良く搬送させることが可能になる。
そして、本実施形態では、ホッパー部3の構成する一対の可動ホッパー部30の各々の底板部30a、側板部30b、及び背板部30cの内側面を覆って、保温プレート31が取り付けられている。すなわち、保温プレート31は、図3(b)に示すように、可動ホッパー部の底板部30a、側板部30b、及び背板30cの内面側の形状に応じた形状を備えるように、複数枚に分割された状態で形成されると共に、例えば接着剤やボルト接合、溶接接合等による公知の接合手段を用いて貼り付けられた状態で、取り付けられている。なお、保温プレート31は、ホッパー部3におけるアスファルト合材10が貯留される部分の全体の内側面を覆って取り付けることが好ましいが、本実施形態では、保温プレート31を取り付けることが困難な部分もあることから、アスファルト合材10を貯留するホッパー部3の主要部分を構成する、可動ホッパー部30の内側面のみを覆って保温プレート31が取り付けられている。
本実施形態では、保温プレート31は、上述のように、可動ホッパー部30の内側面に貼り付けられた状態において表面側に配置された表面ステンレス鋼板34と、表面ステンレス鋼34の裏面側に配置された耐熱性保温材35とを含んで形成されており、さらに耐熱性保温材35の裏面側に配置された裏面ステンレス鋼板36を含んで形成されている(図3(b)、図4(a)、(b)参照)。
表面ステンレス鋼板34は、鉄製の可動ホッパー部30の肉厚よりも薄くなるように形成されており、可動ホッパー部30の肉厚の55%以上の厚さを備えていることが好ましい。本実施形態では、ホッパー30の外板の厚さが9mmなので、表面ステンレス鋼板34の厚さは、5mm以上であることが好ましい。表面ステンレス鋼板34の厚さが大きすぎると、アスファルト合材10の熱量をより多く奪うおそれがある。一方、表面ステンレス鋼板34の厚さが小さすぎると、アスファルト合材10がダンプトラックの荷台から投下された場合の衝撃に耐えられなくなるおそれがある。
表面ステンレス鋼板34の厚さを可動ホッパー部30の肉厚よりも薄くすることで、可動ホッパー部30の内側面がアスファルト合材10に直接接触した場合と比較して、表面ステンレス鋼板34がアスファルト合材10から奪おうとする熱量を少なくすることが可能になる。特に、ステンレスは鉄よりも熱伝導率が低い(ステンレス(SUS304):16W/mK、鉄:79W/mK)ので、アスファルト合材10はより熱を奪われにくくなる。また、表面ステンレス鋼板34は、アスファルト合材10から奪った熱を放出しにくいので、より保温効果を高めることができる。
耐熱性保温材35は、できるだけ熱伝送率が低い材料で形成されることが好ましく、熱伝送率としては、0.02〜0.09W/mkが好ましく、より好ましくは0.02W/mk以下である。また、耐熱性保温材35は、できるだけ耐熱温度の高い材料で形成されることが好ましく、耐熱温度としては、0〜600℃が好ましい。
このような耐熱性保温材35として、シリカ系保温材によるシートを用いることができる。シリカ系保温材によるシートは、上述のような低い熱伝送率と高い耐熱温度とを備えている。シリカ系保温材によるシートは、できるだけ薄い材料を用いることが好ましく、シリカ系保温材によるシート35の厚さとしては、3mm以上10mm以下が好ましく、より好ましくは、4mm以上7mm以下である。本実施形態では、5mm厚のシリカ系保温材によるシート35が用いられている。シリカ系保温材によるシート35の厚さを10mmよりも大きくすると、保温プレート31の厚さが厚くなり過ぎてしまい、可動ホッパー部30の内側面に貼り付けた場合に、可動ホッパー部30に収容可能なアスファルト合材10の貯留量が少なくなるおそれがある。一方、シリカ系保温材によるシート35の厚さを3mmよりも小さくすると、保温プレート31による保温効果が薄れるおそれがある。
また、シリカ系保温材によるシート35としては、エアロジェルを含浸させた不織布シートからなるものを用いることが好ましい。より具体的には、低熱伝導率フレキシブル保温材として知られる商品名「パイロジェル(登録商標)XT」(ニチアス株式会社製)を用いることができる。
裏面ステンレス鋼36は、可動ホッパー部30と耐熱性保温材35との間に介在した状態で取り付けられる。裏面ステンレス鋼板36は、可動ホッパー部30の外側の面から表面ステンレス鋼板34側(可動ホッパー部30の内面側)に向かう外気を遮断する役割を担っている。
裏面ステンレス鋼板36は、表面ステンレス鋼板34の厚さよりも薄くなるように形成されており、表面ステンレス鋼板34の厚さの60%以上の厚さを備えていることが好ましい。本実施形態では、表面ステンレス鋼34の厚さが5mmなので、裏面ステンレス鋼36の厚さは、3mm以上 であることが好ましい。
そして、上述の構成を備える本実施形態のアスファルトフィニッシャ1によれば、多くの手間を要することなく、簡易な作業によりホッパー部3の可動ホッパー部30に断熱機能を付与することを可能にして、ホッパー部3に貯留された加熱アスファルト混合物(アスファルト合材)10の温度が低下するのを効果的に抑制することが可能になる。
すなわち、本実施形態のアスファルトフィニッシャ1によれば、ホッパー部3の可動ホッパー部30の内側面に保温プレート31が張り付けられているので、アスファルト合材10がホッパー部3の可動ホッパー部30に直接接触しなくなるため、ホッパー部3の可動ホッパー部30に直接接触することによるアスファルト合材10の熱損失を抑えることができる。特に、ホッパー部3を構成する可動ホッパー部30は一般に鉄製のものとなっており、保温プレート31は、鉄よりも熱伝導率の低い、表面ステンレス鋼板34、耐熱性保温材35及び裏面ステンレス鋼板36を有する3層構造になっているので、投入されたアスファルト合材10の熱損失を有効に抑えることが可能になる。
また、本実施形態によれば、汎用のアスファルトフィニッシャのホッパー部3の可動ホッパー部30の内側面に、保温プレート31を取り付けるだけの簡易な作業によって、多くの手間を要することなく、ホッパー部3に貯留された加熱アスファルト混合物(アスファルト合材)10の温度が低下するのを効果的に抑制する、断熱機能を容易に得ることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、保温プレートは、表面ステンレス鋼板と、耐熱性保温材と、裏面ステンレス鋼板とからなる3層構造を備えている必要は必ずしも無く、表面ステンレス鋼板と、耐熱性保温材とからなる、2層構造のものであっても良い。2層構造の保温プレートを用いた場合においても、上述と同様の作用効果を奏することができる。また、耐熱性保温材は、シリカ系保温材の他、所望の耐熱性及び保温性を備える、その他の種々の耐熱性保温材を用いることができる。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら、本発明の範囲はかかる実施例に限定されない。
〔実施例1〕
図3(b)に示すホッパー部3を有するアスファルトフィニッシャ1を準備した。ホッパー部3の可動ホッパー部30の肉厚は9mmであった。また、可動ホッパー部30の内面に貼り付けられた特殊プレート(保温プレート)31は、表面ステンレス鋼板34として、厚さ5mmのSUS304を使用し、裏面ステンレス鋼板36として厚さ3mmのSUS304を使用した。耐熱性保温材35として、エアロジェルを含有させたグラスファイバー不織布シート(商品名:パイロジェル(登録商標)XT、ニチアス株式会社製)を使用した。このシリカ系保温材によるシートは、熱伝導率0.02mk、耐熱温度650℃であり、厚さ5mmのものを用いた。
これらを表面ステンレス鋼板34、耐熱性保温材35及び裏面ステンレス鋼板36の順に積層配置し、一体化させた3層構造の特殊プレート(保温プレート)31を作製した。作成した特殊プレート(保温プレート)31を、可動ホッパー部30の底板部30a、側板部30b、及び背板部30cの各々の内側面の凹凸形状に合わせてカットし、カットした特殊プレート(保温プレート)31を可動ホッパー部30の底板部30a、側板部30b、及び背板部30cの各々の内側面に貼り付けた(図5参照)。
(可動ホッパー部の表面温度の測定)
可動ホッパー部30の底板部30aの内側面及び側板部30bの内側面の各々に3箇所、可動ホッパー部30の底板部30aの外側面及び側板部30bの外側面の各々に3箇所、温度計を配置し、可動ホッパー部30の表面温度を測定した。表面温度の測定は、アスファルト合材10を投入した後、30分後に行った。測定結果を図6に示す。
(ホッパーに投入されたアスファルト合材の温度の測定)
ホッパー部3に貯留されたアスファルト合板10の表面温度及び内部温度を測定した。測定は、アスファルト合材10の投入直後と、30分後とで行った。測定結果を図7に示す。
(敷き均し時のアスファルト合材の温度の測定)
ホッパー部3に投入されたアスファルト合材10の敷き均し時における表面温度及び内部温度を測定した。測定結果を図8に示す。
〔比較例1〕
図3(a)に示す可動ホッパー部30に保温プレート31が取り付けられていないホッパー部3を有するアスファルトフィニッシャ1を準備した。ホッパー部3の可動ホッパー部30の肉厚は9mmであった。これを用いて、実施例1と同様の試験を行った。測定結果を図6〜図8に示す。
〔評価〕
図6に示すように、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けた可動ホッパー部30の方が、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けていない可動ホッパー部30よりも、底板部30aの内部温度が43℃高く、側板部30bの内部温度も12.2℃高いことが分かる。また、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けた可動ホッパー部30の方が、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けていない可動ホッパー部30よりも、底板給30b及び側板部30bの各々の外部温度が低いままであり、可動ホッパー部30に熱を伝達していないことが判明する。
また、図7に示すように、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けた可動ホッパー部30の方が、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けていない可動ホッパー部30よりも、アスファルト合材10の表面温度及び内部温度の何れにおいても、温度の変化率(%)が低いことが判明する。つまり、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けた可動ホッパー30の方が、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けていない可動ホッパー部30よりも、アスファルト合材11の表面温度及び内部温度の何れにおいても、温度が下がりにくくなっていることが判明する。
図8に示すように、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けた可動ホッパー部30の方が、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けていない可動ホッパー部30よりも、敷き均し時のアスファルト合材10の内部温度が11.6℃高く、敷き均し時のアスファルト合材の表面温度も28.7℃高いことが判明する。つまり、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けた可動ホッパー部30の方が、特殊プレート(保温プレート)31を貼り付けていない可動ホッパー部30よりも、アスファルト合材11の表面温度及び内部温度の何れにおいても、温度が下がりにくくなっていることが判明する。
1 アスファルトフィニッシャ
2 車両本体
3 ホッパー部
4 スクリュースプレッダ
5 スクリード
6 路面加熱装置
10 加熱アスファルト混合物(アスファルト合材)
11 被舗装面
21 後部開口部
30 可動ホッパー部
30a 底板部
30b 側板部
30c 背板部
30d 回転軸
31 保温プレート
32 アスファルトフィーダ
32a 矩形開口部
33 プッシュローラ
34 表面ステンレス鋼板
35 耐熱性保温材(シリカ系保温材)
36 裏面ステンレス鋼板

Claims (5)

  1. 投入された加熱アスファルト混合物を貯留するホッパー部を有し、該ホッパー部に貯留された加熱アスファルト混合物を、被舗装面に所定の厚さで敷き均すアスファルトフィニッシャにおいて、
    前記ホッパー部を構成する少なくとも両側の可動ホッパー部の内側面を覆って、保温プレートが取り付けられており、
    該保温プレートは、前記ホッパー部の内側面に貼り付けられた状態において表面側に配置された表面ステンレス鋼板と、該表面ステンレス鋼板の裏面側に配置された耐熱性保温材とを含んで形成されているアスファルトフィニッシャ。
  2. 前記保温プレートは、前記耐熱性保温材の裏面側に配置された裏面ステンレス鋼板を含んで形成されている請求項1記載のアスファルトフィニッシャ。
  3. 前記耐熱性保温材は、シリカ系保温材である請求項1又は2記載のアスファルトフィニッシャ。
  4. 前記シリカ系保温材は、エアロジェルを含浸させた不織布シートからなる請求項3記載のアスファルトフィニッシャ。
  5. 前記耐熱性保温材の熱伝導率が0.02〜0.09W/mkであり、且つ耐熱温度が0〜600℃である、請求項1〜4の何れか1項記載のアスファルトフィニッシャ。
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