JP6421923B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、造営材に器具本体が取り付けられ、器具本体に主光源部および常夜灯光源部を備える照明器具に関する。
照明器具のなかには、複数の光源LED(Light-emitting Diode)チップからなる光源部を備え、光源部の複数の光源LEDチップの一部を点灯させ、点灯させた光源LEDチップの一部を常夜灯として使用するものが知られている(特許文献1)。
特開2012−134037号公報
ところで、特許文献1の照明器具は、常夜灯として光源LEDの一部を使用しているため、常夜灯LEDの色温度(K(ケルビン))を光源LEDの色温度と変えることができない。常夜灯LEDの色温度(K)を変えるためには、専用の常夜灯LEDを実装し、光源LEDと常夜灯LEDとの電源を別途用意する必要がある。
すなわち、主光源部と常夜灯光源部とを個別に設け、各光源部の電源を別途用意する必要がある。しかし、この場合、主光源部と常夜灯光源部との電位差が大きくなり、この観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、主光源部と常夜灯光源部との電位差を小さく抑えることができる照明器具を提供することにある。
本発明の照明器具は、造営材に支持される器具本体と、前記造営材から引き出された電線を前記器具本体における前記造営材とは反対側に配索するために前記器具本体に設けられた引込孔と、前記器具本体に支持される回路基板と、を備え、前記回路基板における前記器具本体とは反対側の表面において、多数の主光源LEDチップが直列に接続されて形成される主光源部と、常夜灯LEDチップを有する常夜灯光源部とを備え、前記主光源部のカソード側端部と、前記常夜灯光源部のカソード側端部とが共通のグランドに接続されている。
本発明の照明器具によれば、主光源部と常夜灯光源部との電位差を小さく抑えることができる照明器具を提供できる。
本発明に係る第1実施形態の照明器具を下方から見た状態を示す分解斜視図 図1の照明器具を上方から見た状態を示す分解斜視図 図1の照明器具を組み付けた状態を示す断面図 図3のI部拡大図 図1の回路基板を表面側から見た状態を示す平面図 第1実施形態の点灯動作を説明する回路図 第2実施形態の点灯動作を説明する回路図
以下、実施形態に係る照明器具について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1、図2に示すように、照明器具10は、造営材11の天井12に取り付けられる器具本体14と、器具本体14に設けられた引込孔15と、引込孔15を迂回するように器具本体14に支持される回路基板16とを備えている。
造営材11の天井12に器具本体14が取り付けられた状態で、天井12および器具本体14間にクッション13が介在されている。
さらに、照明器具10は、回路基板16の電源領域17を覆う電源領域カバー19と、回路基板16の発光領域18を覆う透光性カバー23と、器具本体14に取り付けられるグローブ25とを備えている。
グローブ25は、乳白色の投光性部材であり、器具本体14のグローブ取付部材26に係合突起25A(6個のうちの3個を使用)で下方から着脱自在に取り付けられる。この状態において、器具本体14、回路基板16、電源領域カバー19や透光性カバー23がグローブ25で覆われる。
図3に示すように、器具本体14は、平面視において円板状に形成され(図1参照)、中央に引込孔15が形成されている。器具本体14は、引込孔15の周囲に、回路基板16側へ膨出する接触面21(図1も参照)が環状に形成されている。
なお、実施形態では、器具本体14を造営材11の天井12に直接取り付ける例について説明するが、これに限定するものではなく、チェーンやワイヤ等を用いて造営材11の天井12に器具本体14を吊り下げる場合にも適用可能である。
引込孔15は、造営材11の天井12から引き出された電線27を器具本体14における造営材11の天井12とは反対側に配索するための孔である。引込孔15を通された電線27が照明器具10の端子28に差し込まれる。端子28は回路基板16の電源領域17に設けられている。
引込孔15を迂回するような平面形状に回路基板16が形成され、この回路基板16が器具本体14の接触面21に下方から接触されている。
図4、図5に示すように、回路基板16は、中央に引込孔15に対応する中空部29が開口され、略ドーナツ形状に形成されている。この回路基板16は、器具本体14側が裏面16A、器具本体14とは反対側が表面16Bに形成されている。
表面16Bに電源領域17および発光領域18が設けられている。裏面16Aには、発光領域18に対応する発光領域裏面16Cが形成されている。
発光領域裏面16Cに器具本体14の接触面21が接触されている。よって、接触面21は、発光領域裏面16Cのうち、主光源部36、常夜灯光源部41の各LEDチップ を接続する電源領域17の回路パターンに対応する部位に接触されている。
これにより、回路基板16の熱を接触面21に効率よく放熱させることができる。
回路基板16の表面16Bには、中央側に電源領域17が設けられ、電源領域17の外側に発光領域18が設けられている。電源領域17が引込孔15に対して近い領域に環状に形成され、発光領域18が引込孔15に対して遠い領域に環状に形成されている。
よって、電源領域17および発光領域18を回路パターンで接続できる。
電源領域17が引込孔15側に形成され、発光領域18が引込孔15から離れて形成されることにより、電源領域17および発光領域18が互いに上下方向において重なり合わないように配置されている。
電源領域17に電源部33としての電子部品34(電線27差込み用の端子28(図3参照)も含む)が多数実装されている。電源領域17に各電子部品34が実装されることにより、各電子部品34のリード突起35が回路基板16の裏面16A側に突出されている。さらに電源部33としての電子部品47、48も配置されている。
また、発光領域18に主光源部36と、常夜灯光源部41とが設けられている。主光源部36には、多数の主光源LEDチップ37が直列に接続されるとともに、回路基板16の外周16Dに沿って円弧状に配列された状態に実装されている。主光源部36のカソード45に隣接して常夜灯光源部41が設けられ、常夜灯光源部41には、常夜灯LEDチップ42が実装されている。
主光源部36は、各主光源LEDチップ37が中空部29を中心として周回するように配置されている。主光源部36のアノード46が電源部33の電子部品47の正極(プラス)に接続され、主光源部36のカソード45が電子部品47、48の負極(マイナス;グランド)に接続されている。
ここで、主光源部36のアノード46から常夜灯光源部41が所定間隔L1をおいて配置されている。好ましくは、主光源部36のアノード46および常夜灯光源部41間に示すスリット49が形成されている。
主光源部36のカソード45に常夜灯光源部41のカソード51が接続され、常夜灯光源部41のカソード51が電子部品48に接続されている。
すなわち、主光源部36のカソード45と、常夜灯光源部41のカソード51とが、主光源部36および常夜灯光源部41とにおいて共通の電子部品47、48のグランドに接続されている。
電源部33から電力が供給され、主光源部36のアノード46を経て多数の主光源LEDチップ37に電流が流れる。多数の主光源LEDチップ37に流れた電流が主光源部36のカソード45を経て電子部品47のグランド側に流れる。これにより、多数の主光源LEDチップ37が発光する。
また、電源部33より常夜灯光源部41のアノード52経て常夜灯LEDチップ42に流れる。常夜灯LEDチップ42に流れた電流が常夜灯光源部41のカソード51を経て電子部品48のグランド側に流れる。これにより、常夜灯LEDチップ42が発光する。
このように、主光源部36のカソード45側端部と、常夜灯光源部41のカソード51側端部とを共通のグランドに接続させる、すなわち共通の電子部品47、48のグランドに接続させることにより常夜灯光源部41を主光源部36のカソード45側に隣接させて実装(接続)できる。
主光源部36のアノード46側から主光源LEDチップ37を経てカソード45側に電流が流れ、一方、常夜灯光源部41においては電源部33よりアノード52経て常夜灯LEDチップ42に流れる。常夜灯LEDチップ42の数は1個から2個程度で済むため発生電圧は3〜6V程度となる。これにより、主光源部36と常夜灯光源部41との電位差を小さく抑えることができる。
さらに、主光源部36のアノード46から常夜灯光源部41が所定間隔L1をおいて配置され、好ましくは、所定間隔L1にスリット49が形成されることにより、主光源部36のアノード46および常夜灯光源部41の短絡を確実に防ぐことができる。
さらに、主光源部36の各主光源LEDチップ37が中空部29を中心として周回するように配置されている。よって、主光源部36のアノード46側からカソード45側までの距離を大きく確保できる。これにより、主光源部36のカソード45側の電位を好適に低く抑えることができ、主光源部36と常夜灯光源部41との電位差を一層小さく抑えることができる。
また、常夜灯光源部41の常夜灯LEDチップ42が、主光源部36の各主光源LEDチップ37と同じ発光領域18に設けられている。よって、常夜灯光源部41を発光領域18以外の箇所に設ける場合と比較して、常夜灯光源部41を覆うカバー部材(例えば常夜灯専用のレンズやケースなど)を削除でき、部品点数の削減と組立の容易性が向上し、コストダウンも達成される。
次に、主光源部36、常夜灯光源部41の動作を図6に示す回路で説明する。
図6に示すように、フライバック回路は、全波整流された入力電圧を直流電圧に変換する。スイッチQ1がオンするとフライバックトランスT1の一次側にエネルギが蓄積され、スイッチQ1がオフすると二次側からダイオードD2を介してコンデンサC3を充電する。
出力電圧を抵抗R2で電圧に変換して定電流フィードバック回路部61で基準電圧と比較する。定電流フィードバック回路部61の出力はフォトカプラ等の絶縁信号伝達部を介して一次側制御IC62のFB(フィードバック)端子に入力し、スイッチQ1のオン時間を決定する。電流が増えればオン幅を短くすることにより定電流制御する。
以上説明したように、実施形態の照明器具10は、造営材11に支持される器具本体14と、造営材11から引き出された電線27を器具本体14における造営材11とは反対側に配索するために器具本体14に設けられた引込孔15と、器具本体14に支持される回路基板16とを備えている。
回路基板16は、回路基板16における器具本体14とは反対側の表面16Bにおいて、多数の主光源LEDチップ37が直列に接続されて形成される主光源部36と、常夜灯LEDチップ42を有する常夜灯光源部41とを備えている。さらに、主光源部36のカソード45側端部と、常夜灯光源部41のカソード51側端部とが共通のグランドに接続されている。
また、好ましくは、照明器具10は、回路基板16が、引込孔15を迂回する中空部29を有する平面形状に形成され、主光源部36の各主光源LEDチップ37が中空部29を中心として周回するように配置され、表面において常夜灯LEDチップ42が各主光源LEDチップ37と同じ発光領域に配置されている。
(第2実施形態)
次に、主光源部36、常夜灯光源部41の動作を図7に示す第2実施形態の回路で説明する。図7にスイッチング電源制御用IC2(降圧チョッパ制御IC(IC2)71)として例えばR2A20134(ルネサス)を使用した降圧チョッパ回路構成(IC周辺の詳細回路は省略する)示す。
図7に示すように、入力電源投入後、ダイオードD3、抵抗R3にて制御電源電圧Vccを生成し、制御電源電圧Vccが13V(Typ)に達すると降圧チョッパ制御IC(IC2)71が起動し、スイッチQ2(MOS−FET)にゲート信号を出力する。この発振動作により、負荷であるLEDに電源供給を行う。
スイッチQ2がオンの時の動作について説明すると、PFC出力電圧Vdcを電源とし、LED→降圧チョッパチョークL1→スイッチQ2の経路で電流が流れる。次に、スイッチQ2がオフの時の動作について説明すると、スイッチQ2がオフになると降圧チョッパチョークL1に逆起電力が発生し、ダイオードD2→LEDの経路で電流が流れ、降圧チョッパチョークL1に蓄積されたエネルギを放出する。
また、LEDの出力電流Ioについて説明すると、降圧チョッパチョークL1に流れる電流Iは三角波となっており、出力電流IoはIL1の平均値となる(三角波電流をコンデンサC3で平滑)。
さらに、降圧チョッパ制御IC(IC2)71の出力電流制御について簡単に説明するとスイッチQ2のオン期間では降圧チョッパ制御IC(IC2)71は検出抵抗R2にて(IC2スレッシュ電圧)、降圧チョッパチョークL1のピーク電流IL1pを検出し、それが閾値に達するとスイッチQ2をオフする。また、スイッチQ2をオンするタイミングは降圧チョッパチョークL1の蓄積エネルギの放出を検出して行う。
スイッチQ2オフ時の動作時、具体的には降圧チョッパチョークL1の電流放出(ゼロクロス)を検出抵抗R2にて検出することによりスイッチQ2をオフするタイミングを得る。以上の制御により、スイッチQ2(MOS−FET)をスイッチングし、降圧チョッパを制御している。
次に、点灯モード切替制御回路72について説明する。
リモコン受光回路73の信号を受け、点灯モードの制御を行う。主光源LEDチップ37の点灯時は、降圧チョッパ制御IC(IC2)71のオン/オフ端子に点灯オンの信号を入力する。降圧チョッパ制御IC(IC2)71のグランドレベルが違うため、レベルシフト回路(フォトカプラ、トランスなど)にて信号を入力する。
常夜灯LEDチップ42の点灯時は、オン/オフ回路に点灯オンの信号を入力する。
なお、本発明の照明器具は、前述した実施形態に限定されるものではなく適宜変更、改良等が可能である。
例えば、前記実施形態で使用した照明器具、造営材、器具本体、引込孔、回路基板、電線、中空部、主光源部、主光源LEDチップ、常夜灯光源部、常夜灯LEDチップ、主光源部のカソード、グランドおよび常夜灯光源部のカソード等の形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
10 照明器具
11 造営材
14 器具本体
15 引込孔
16 回路基板
16B 回路基板の表面
27 電線
29 中空部
36 主光源部
37 主光源LEDチップ
41 常夜灯光源部
42 常夜灯LEDチップ
45 主光源部のカソード
46 主光源部のアノード
47 電子部品
48 電子部品
51 常夜灯光源部のカソード
52 常夜灯光源部のアノード

Claims (2)

  1. 造営材に支持される器具本体と、
    前記造営材から引き出された電線を前記器具本体における前記造営材とは反対側に配索するために前記器具本体に設けられた引込孔と、
    前記器具本体に支持される回路基板と、を備え、
    前記回路基板は、
    前記回路基板は、前記引込孔を迂回する中空部を中央に有する平面形状に形成され、
    前記回路基板における前記器具本体とは反対側の表面において、多数の主光源LEDチップが直列に接続されて形成される主光源部と、常夜灯LEDチップを有する常夜灯光源部とを備え、
    前記表面において、前記常夜灯LEDチップが前記各主光源LEDチップと同じ発光領域に配置され、
    前記主光源部のカソード側端部と、前記常夜灯光源部のカソード側端部とが、それぞれ前記回路基板の中央に向けて延長し、前記発光領域よりも前記中空部に近い前記表面の領域に位置する共通のグランドに接続されている照明器具。
  2. 請求項1に記載の照明器具において、
    前記主光源部は、前記各主光源LEDチップが前記中空部を中心として周回するように配置されている照明器具。
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