JP6440896B2 - ベラプロストを作製するための方法 - Google Patents
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Description
本出願は、2015年8月12日に出願された米国特許仮出願第62/204,145号の優先権を主張し、その全内容は、その全体が参照により組み込まれる。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
の化合物を以下の式:
の化合物と反応させて、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(2)式(IV)の化合物を環化して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(3)式(V)の化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(VI)の化合物のプロペニルをアルコールに変換することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(5)式(VII)の化合物のアセテートを脱保護して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(6)第一級ヒドロキシ保護基を選択的に脱保護し、続いて、第一級ヒドロキシ基を酸化して、アルデヒドを形成し、続いて、式:
の側鎖とカップリングして、以下の式:
(7)ケトンを還元し、残存するヒドロキシ保護基を脱保護し、場合によりR1aをカチオンまたはHに変換して、以下の式:
を含む、方法を提供する。
の化合物によって表されるin situで捕捉されたアルデヒド中間体を生成する。
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
の化合物と以下の式:
の化合物とに対して光延反応を実施して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(2)式(IV)をラジカル環化して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(3)式(V)の化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(VI)の化合物のプロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(5)式(VII)の化合物のアセテートを脱保護して、以下の式:
の化合物を形成するステップと
を含む、方法も提供する。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
の化合物を以下の式:
の化合物と反応させて、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(2)式(IV)の化合物を環化して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(3)式(V)の化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(VI)の化合物のプロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(5)式(VII)の化合物のアセテートを脱保護して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(6)第一級ヒドロキシ保護基を選択的に脱保護し、続いて、第一級ヒドロキシ基を酸化して、アルデヒドを形成し、続いて、式:
の側鎖とカップリングして、以下の式:
(7)ケトンを還元し、残存するヒドロキシ保護基を脱保護し、場合によりR1aをカチオンまたはHに変換して、以下の式:
を含む、方法を提供する。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
の化合物を以下の式:
の化合物と反応させて、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(2)式(XVII)の化合物を環化して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(3)式(XVIII)の化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(XIX)の化合物のプロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(5)式(XX)の化合物のアセテートを脱保護して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(6)第一級ヒドロキシ保護基を選択的に脱保護し、続いて、第一級ヒドロキシ基を酸化して、アルデヒドを形成し、続いて、式:
の側鎖とカップリングして、以下の式:
(7)ケトンを還元し、残存するヒドロキシ保護基を脱保護し、場合によりR1aをカチオンまたはHに変換して、以下の式:
を含む、方法を提供する。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
の化合物のヒドロキシル基を保護して、以下の式:
の化合物を生成するステップと、
(2)(XXVII)の化合物のヒドロキシル基を保護して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(3)ヒドロキシル保護基のうち1つを脱保護して、以下の式:
(4)化合物のヒドロキシル基を酸化して、以下の式:
(5)スタンナンと反応させて、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(6)以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(7)保護基Yを脱保護し、式(XXXIII)の化合物のケトンを還元して、以下の式:
を含む、方法を提供する。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法は、
(1)以下の式:
(2)塩基加水分解して、式(I)の化合物を生成するステップと
を含む。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
のベラプロストまたはその関連誘導体の実質的に純粋な異性体を作製するための方法は、
(1)以下の式:
の化合物と以下の式:
の化合物とに対して光延反応を実施して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(2)式(IV)をラジカル環化して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(3)式(V)の化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(VI)の化合物のプロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(5)式(VII)の化合物のアセテートを脱保護して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(6)第一級ヒドロキシ保護基を選択的に脱保護し、続いて、第一級ヒドロキシ基を酸化して、対応するアルデヒドとし、続いて、式:
の側鎖とカップリングして、以下の式:
(7)ケトンを還元し、残存するヒドロキシ保護基を脱保護し、場合によりR1aをカチオンまたはHに変換して、以下の式:
を含む。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法は、
(1)以下の式:
の化合物を以下の式:
の化合物と反応させて、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(2)式(IV)の化合物を環化して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(3)式(V)の化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(VI)の化合物のプロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(5)式(VII)の化合物のアセテートを脱保護して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(6)第一級ヒドロキシ保護基を選択的に脱保護し、続いて、第一級ヒドロキシ基を酸化して、アルデヒドを形成し、続いて、式:
の側鎖とカップリングして、以下の式:
(7)ケトンを還元し、残存するヒドロキシ保護基を脱保護し、場合によりR1aをカチオンまたはHに変換して、以下の式:
を含む。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
の化合物を以下の式:
の化合物と反応させて、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(2)式(XVII)の化合物を環化して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(3)式(XVIII)の化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(XIX)の化合物のプロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
の化合物を得るステップと、
(5)式(XX)の化合物のアセテートを脱保護して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(6)第一級ヒドロキシ保護基を選択的に脱保護し、続いて、第一級ヒドロキシ基を酸化して、アルデヒドを形成し、続いて、式:
の側鎖とカップリングして、以下の式:
(7)ケトンを還元し、残存するヒドロキシ保護基を脱保護し、場合によりR1aをカチオンまたはHに変換して、以下の式:
を含む、方法を提供する。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
の化合物のヒドロキシル基を保護して、以下の式:
の化合物を生成するステップと、
(2)(XXVII)の化合物のヒドロキシル基を保護して、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(3)ヒドロキシル保護基のうち1つを脱保護して、以下の式:
(4)化合物のヒドロキシル基を酸化して、以下の式:
(5)スタンナンと反応させて、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(6)以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(7)保護基Yを脱保護し、式(XXXIII)の化合物のケトンを還元して、以下の式:
を含む、方法を提供する。
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
(2)塩基加水分解して、式(I)の化合物を生成するステップと
を含む、方法を提供する。
滴下漏斗、アルゴン入口およびゴムセプタムを取り付けた500mLの三口丸底フラスコに、無水テトラヒドロフラン(100mL)中の(1R,4R)−4−ヒドロキシシクロペンタ−2−エン−1−イルアセテート(1)(10.0g、70.34mmol)、2−ブロモフェノール−6−カルボメトキシプロパン(2)(21.1g、77.37mmol)、トリフェニルホスフィン(20.29g、77.37mmol)およびトリエチルアミン(7.8g、77.37mmol)の溶液を投入した。これに、アゾジカルボン酸ジイソプロピル(15.6g、77.37mmol)を0℃で45分間かけて滴下添加した。完全に添加した後、反応混合物をゆっくりと室温に到達させた。2.5×7.5cmの寸法のTLCを使用して20%酢酸エチルおよびヘキサン中で反応混合物を溶出することによって反応の進行をモニタリングして、出発物質の完全な消費を確認した。この段階で、反応が完了し、反応を飽和塩化アンモニウム溶液(150mL)でクエンチした。有機層を分離し、水性層を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、真空中で蒸発させて、粗生成物(78g)を得た。これをロット番号RD−UT−1137−169(1gスケール)と合わせ、クロマトグラフィーによって精製して、純粋なブロモフェニルアセトキシシクロペンテニルエーテル(3)(27.5g、89.5%)を得た。具体的には、シリカゲル(551.7g)を充填した直径11.5cmおよび長さ18cmのフィルター式カラムを、酢酸エチルおよびヘキサンを使用する精製に使用した。溶媒の極性を0から13%に増加させた。この化合物を1H NMRによって特徴付けた。
冷却器、滴下漏斗およびゴムセプタムを取り付けた1000mLの三口丸底フラスコに、無水トルエン(50mL)中のブロモフェニルアセトキシシクロペンテニルエーテル(3)(27.0g、68.00mmol)およびアリルトリブチルスタンナン(135.1g、408.00mmol)の溶液を投入し、アルゴン下で110℃に加熱した。反応系を排気して、大気を除去し、アルゴンで置き換えた。この溶液に、トルエン(100mL)中のAIBN(5.6g、34.00mmol)の懸濁液を一度に添加し、還流温度で10分間加熱を継続した。2.5×7.5cmの寸法のTLCを使用して25%酢酸エチルおよびヘキサン中で反応混合物を溶出することによって反応の進行をモニタリングして、出発物質の完全な消費を確認した。より長いTLCは、出発物質のRf値により近いスポットの分割に役立った。この段階で、反応が完了し、反応混合物を周囲温度に冷却した。この反応混合物を真空中で濃縮して、トルエンを原体積の半分まで除去し、次いで、精製のためにシリカゲル充填カラムに直接ロードした。具体的には、直径11.5cmおよび長さ18cmのフィルター式カラムにシリカゲル(579.7g)を充填し、酢酸エチルおよびヘキサンを使用する精製に使用した。溶媒の極性を0から9%に増加させた。シリカゲル(396.2g)を充填した直径9.5cmおよび長さ15cmのより小型のフィルター式カラムを、上記の溶媒および極性を使用する不純画分の精製に使用した。純粋画分から8.9g(ロット番号RD−UT−1137−175−I)を95.5%の純度(UPLCによる)で得、不純画分を2回目のカラムクロマトグラフィーによって再度精製して、7.03g(ロット番号RD−UT−1137−175−II)を96.26%の純度(UPLCによる)で得た。アリルアセトキシシクロペンタベンゾフラン(4)の合計単離収量は、15.9g(65.5%)であった。化合物を1H NMRによって特徴付けた。
冷却器を取り付けた1000mLの一口丸底フラスコに、無水トルエン(500mL)中のアリルアセトキシシクロペンタベンゾフラン(4)(15.6g、43.52mmol)の溶液を投入した。これに、カルボニルクロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(II)(2.07g、2.17mmol)を添加し、次いで、系を3回排気し、アルゴンで置き換えた。これをアルゴン下で110℃で加熱還流した。反応の進行をUPLCによって20分ごとに1時間モニタリングし、それにより、96%の変換率およびそれより先に進行しないことが示された。1時間後、反応物を真空中で濃縮して、トルエンの量を減少させ、次いで、精製のためにシリカゲル充填カラムに直接ロードして、アルケニルアセトキシシクロペンタベンゾフラン(5)(14.5g、92.6%)(ロット番号RD−UT−1137−178)を得た。具体的には、シリカゲル(580g)を充填した直径11.5cmおよび長さ18cmのフィルター式カラムを、酢酸エチルおよびヘキサンを使用する精製に使用した。溶媒の極性を0から8%に増加させた。化合物を1H NMRおよびUPLCによって特徴付けた(生成物:出発物質の比、98.5:1.5)。
オゾンバブラー、ゴムセプタムを取り付けた500mLの三口丸底フラスコに、無水メタノール(150mL)および無水ジクロロメタン(50mL)中のアルケニルアセトキシシクロペンタベンゾフラン(5)(14.2g、39.61mmol)の溶液を投入し、これを−78℃に冷却した。次いで、オゾンガスを溶液に2時間吹き込んだ。具体的には、オゾン源として、Wedeco GSO 10シリーズのオゾン発生器を使用した。機器を81Wの電力レベルで動作させ、酸素圧を0.5psiに維持した。オゾンを反応混合物に吹き込む間、最大限の注意を払うべきである。過剰のオゾンは、反応混合物中に副生成物を発生させ得る。反応混合物の進行を25分ごとにモニタリングすべきである。量が多いほど、変換に要する時間は長くなり得る。
500mLの一口丸底フラスコに、無水メタノール(150mL)中のヒドロキシアセトキシシクロペンタベンゾフラン(6)(10.7g、30.71mmol)の溶液を投入した。次いで、メタノール50mL中の濃H2SO4(0.1mL)の溶液を添加し、終夜(14時間)撹拌した。TLCに基づいて、反応速度が遅いことがわかった。5%メタノール:DCM移動相をTLC溶出に使用した。この段階で、追加量の濃H2SO4(メタノール10mL中0.27mLの溶液)を、異なる間隔(14時間、21時間、38時間、62時間)で4回、反応の完了まで投入した。68時間後に、反応が完了したことがわかった(使用した濃H2SO4の合計は、1.18mLである)。この時点で、反応混合物を0℃に冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液(25mL)を5分間かけてpHが8に達するまで添加した。この混合物を真空中で蒸発させて、有機揮発物を除去し、残渣を酢酸エチル(150mL)と水(150mL)との間で分配した。有機層を分離し、水性層を酢酸エチル(2×100mL)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、真空中で蒸発させて、粗生成物(9.3g)を得た。粗生成物をMTBEから結晶化させて、ベラプロストジオール(7)(7.5g、80%の単離収率)(ロット番号RD−UT−1137−182−CI)を得た。具体的には、粗生成物を、還流温度に加熱することによってMTBE 45mL(5倍体積)に溶解し、ゆっくりと室温に冷却した。およそ30℃で、90mgの純粋な種結晶(ベラプロストジオール、ロット番号13−13206−01)を添加し、室温で2時間撹拌することにより、濃灰白色固体を得た。これを10℃に冷却し、15分間撹拌し、洗浄のために5%MTBE:ヘキサン(50mL)を使用しながら、濾紙(4号)を通して濾過した。灰白色固形物質を、一定重量が得られるまで空気乾燥した。これを1H NMR、13C NMR、MS、旋光度、キラルHPLCおよび融点によって特徴付けた。値については分析データの概要の表を参照されたい。
スキーム4に示す方法に従って、ベラプロストを合成する。特に、合成は、以下のステップを有する:1)三環式コアおよびカップリングのための側鎖を有する化合物1をトリチル化して、化合物2を形成するステップ;2)TBDMS保護して、化合物3を形成するステップ;3)脱トリチル化して、化合物4を形成するステップ;4)酸化して、化合物5を形成するステップ;5)トリブチルスズとカップリングして、化合物6を形成するステップ;6)ワインレブアミドと反応させて、化合物7を形成するステップ;7)還元および脱保護して、ベラプロストを形成するステップ。各ステップの反応条件は、当技術分野で周知であり、例えばDas et al., Chem. Rev. (2007), 107:3286-3337に記載されている。
グラブスIIメタセシスステップおよび塩基加水分解ステップを含む、スキーム4に示す方法に従って、ベラプロストを合成する。特に、ルテニウム金属触媒をグラブスメタセシス反応に使用する。これは、溶媒、例えば、ジクロロメタン、メチル第三級ブチルメチルエーテル、ペンタン、ヘキサン、メタノール、イソプロピルアルコール、テトラヒドロフラン、およびアセトン中でのグラブスII(第2世代ルテニウム触媒)の使用を伴う。各ステップの反応条件は、当技術分野で周知であり、例えばDas et al., Chem. Rev. (2007), 107:3286-3337に記載されている。
Claims (29)
- 以下の式:
(式中、R1は、カチオン、H、またはC1〜12アルキルを表し、
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
(式中、R2aは、Hまたはヒドロキシ保護基である)
の化合物を以下の式:
(式中、R1aは、カチオン、H、またはC1〜12アルキルであり、Xは、クロロ、ブロモおよびヨードから選択されるハロゲンである)
の化合物と反応させて、以下の式:
(式中、R1a、R2aおよびXは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を形成するステップと、
(2)式(IV)の化合物を環化して、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を形成するステップと、
(3)式(V)の前記化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(VI)の前記化合物の前記プロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されており、R6は、Hまたはヒドロキシ保護基である)
の化合物を得るステップと、
(5)式(VII)の前記化合物を脱保護して、以下の式:
(式中、R 1a およびR6は、それぞれ上に定義され、R 2a はHである)
の化合物を形成するステップと、
(6)第一級ヒドロキシ保護基を選択的に脱保護し、続いて、第一級ヒドロキシ基を酸化して、アルデヒドを形成し、続いて、式:
(式中、R4およびR5は、それぞれ上に定義されている)
の側鎖とカップリングして、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(7)ケトンを還元し、残存するヒドロキシ保護基を脱保護し、場合により前記R1aをカチオンまたはHに変換して、以下の式:
の化合物を形成するステップと
を含む、方法。 - 式(I)の前記化合物が、90%超の単一異性体として生成される、請求項1に記載の方法。
- R2、R3、R2aおよびR6が、それぞれ独立して、アセテート、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、t−ブチルジフェニルシリル、フェニルジメチルシリル、テトラヒドロピラニル、安息香酸エステル、ベンジル、または置換ベンジルを表す、請求項1に記載の方法。
- R1aが、CH3であり、R2aおよびR6が、いずれもHである、請求項1に記載の方法。
- ステップ(2)において、ラジカル開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルが使用される、請求項1に記載の方法。
- ステップ(3)において、触媒量のカルボニルクロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(II)が使用される、請求項1に記載の方法。
- ステップ(4)が、式(XI)
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されている)
の化合物によって表されるin situで捕捉されたアルデヒド中間体を生成する、請求項1に記載の方法。 - ステップ(5)において、硫酸が使用される、請求項1に記載の方法。
- 以下の式:
(式中、R1aは、カチオン、H、またはC1〜12アルキルを表し、R2aおよびR6は、それぞれH、アセテートまたはヒドロキシ保護基を表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
(式中、R2aは、上に定義されている)
の化合物と以下の式:
(式中、R1aは、上に定義されており、Xは、クロロ、ブロモおよびヨードから選択されるハロゲンである)
の化合物とに対して光延反応を実施して、以下の式:
(式中、R1a、R2aおよびXは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を形成するステップと、
(2)式(IV)をラジカル環化して、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を形成するステップと、
(3)式(V)の前記化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(VI)の前記化合物の前記プロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
(式中、R1a、R2aおよびR6は、それぞれ上に定義されている)
の化合物を得るステップと、
(5)式(VII)の前記化合物を脱保護して、以下の式:
(式中、R 1a およびR6は、それぞれ上に定義され、R 2a はHである)
の化合物を形成するステップと
を含む、方法。 - 式(VIII)の前記化合物が、90%超の単一異性体として生成される、請求項9に記載の方法。
- R2aおよびR6が、それぞれ独立して、アセテート、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、t−ブチルジフェニルシリル、フェニルジメチルシリル、テトラヒドロピラニル、安息香酸エステル、ベンジル、または置換ベンジルを表す、請求項9に記載の方法。
- R1aが、CH3であり、R2aおよびR6が、いずれもHである、請求項9に記載の方法。
- ステップ(2)において、ラジカル開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルが使用される、請求項9に記載の方法。
- ステップ(3)において、触媒量のカルボニルクロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(II)が使用される、請求項9に記載の方法。
- ステップ(5)において、硫酸が使用される、請求項9に記載の方法。
- 以下の式:
(式中、R1は、カチオン、H、またはC1〜12アルキルを表し、
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
(式中、R2aは、Hまたはヒドロキシ保護基である)
の化合物を以下の式:
(式中、R1aは、カチオン、H、またはC1〜12アルキルであり、Xは、クロロ、ブロモおよびヨードから選択されるハロゲンである)
の化合物と反応させて、以下の式:
(式中、R1a、R2aおよびXは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を形成するステップと、
(2)式(IV)の化合物を環化して、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を形成するステップと、
(3)式(V)の前記化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(VI)の前記化合物の前記プロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されており、R6は、Hまたはヒドロキシ保護基である)
の化合物を得るステップと、
(5)式(VII)の前記化合物を脱保護して、以下の式:
(式中、R 1a およびR6は、それぞれ上に定義され、R 2a はHである)
の化合物を形成するステップと、
(6)第一級ヒドロキシ保護基を選択的に脱保護し、続いて、第一級ヒドロキシ基を酸化して、アルデヒドを形成し、続いて、式:
(式中、R4およびR5は、それぞれ上に定義されている)
の側鎖とカップリングして、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(7)ケトンを還元し、残存するヒドロキシ保護基を脱保護し、場合により前記R1aをカチオンまたはHに変換して、以下の式:
の化合物を形成するステップと
を含む、方法。 - 式(XII)の前記化合物が、90%超の単一異性体として生成される、請求項16に記載の方法。
- R2、R3、R2aおよびR6が、それぞれ独立して、アセテート、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、t−ブチルジフェニルシリル、フェニルジメチルシリル、テトラヒドロピラニル、安息香酸エステル、ベンジル、または置換ベンジルを表す、請求項16に記載の方法。
- R1aが、CH3であり、R2aおよびR6が、いずれもHである、請求項16に記載の方法。
- ステップ(2)において、ラジカル開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルが使用される、請求項16に記載の方法。
- ステップ(3)において、触媒量のカルボニルクロロヒドリドトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニウム(II)が使用される、請求項16に記載の方法。
- ステップ(5)において、硫酸が使用される、請求項16に記載の方法。
- 以下の式:
(式中、R1は、カチオン、H、またはC1〜12アルキルを表し、
R2およびR3は、それぞれHまたはヒドロキシ保護基を表し、
R4は、HまたはC1〜3アルキルを表し、
R5は、HまたはC1〜6アルキルを表す)
の化合物を調製するための方法であって、
(1)以下の式:
(式中、R2aは、Hまたはヒドロキシ保護基である)
の化合物を以下の式:
(式中、R1aは、カチオン、H、またはC1〜12アルキルであり、Xは、クロロ、ブロモおよびヨードから選択されるハロゲンである)
の化合物と反応させて、以下の式:
(式中、R1a、R2aおよびXは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を形成するステップと、
(2)式(XVII)の化合物を環化して、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を形成するステップと、
(3)式(XVIII)の前記化合物のアリルを異性化して、プロペニルを形成することにより、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されている)
の化合物を得るステップと、
(4)オゾン分解およびin situでの還元によって、式(XIX)の前記化合物の前記プロペニルを変換して、アルコールを形成することにより、以下の式:
(式中、R1aおよびR2aは、それぞれ上に定義されており、R6は、Hまたはヒドロキシ保護基である)
の化合物を得るステップと、
(5)式(XX)の前記化合物を脱保護して、以下の式:
(式中、R 1a およびR6は、それぞれ上に定義され、R 2a はHである)
の化合物を形成するステップと、
(6)第一級ヒドロキシ保護基を選択的に脱保護し、続いて、第一級ヒドロキシ基を酸化して、アルデヒドを形成し、続いて、式:
(式中、R4およびR5は、それぞれ上に定義されている)
の側鎖とカップリングして、以下の式:
の化合物を形成するステップと、
(7)ケトンを還元し、残存するヒドロキシ保護基を脱保護し、場合により前記R1aをカチオンまたはHに変換して、以下の式:
の化合物を形成するステップと
を含む、方法。 - 式(XV)の前記化合物が、式
の90%超の単一異性体として生成される、請求項23に記載の方法。 - R2、R3、R2aおよびR6が、それぞれ独立して、アセテート、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、t−ブチルジフェニルシリル、フェニルジメチルシリル、テトラヒドロピラニル、安息香酸エステル、ベンジル、または置換ベンジルを表す、請求項16に記載の方法。
- R1aが、CH3であり、R2aおよびR6が、いずれもHである、請求項23に記載の方法。
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