JP6510329B2 - ショーツ型ナプキン - Google Patents

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Description

本発明は、ショーツ型ナプキンに関する。
従来、フィット性を高めて経血の漏れを抑制する生理用ナプキンが提供されている(例
えば、特許文献1)。特許文献1の生理用ナプキンは、生理用ナプキンの前後方向中心且
つ幅方向中心よりも幅方向の外側に配置された一対の溝を有する。特許文献1の溝は、前
後方向に延び、幅方向の内側に向かう凸形状である。特許文献1の生理用ナプキンは、生
理用ナプキンの前後方向中心且つ幅方向中心が内方向側に膨む(特許文献1の図2参照)
特開2008−302238号公報
しかし、上述の生理用ナプキンには、以下の問題点があった。
特許文献1の生理用ナプキンを使用する際は、着用者が下着のクロッチ部を大凡の目印
にして、生理用ナプキンを下着に装着する。このとき、下着と生理用ナプキンの位置決め
の確実な基準がないため、着用者によって生理用ナプキンの吸収体の前後方向の位置がず
れる。また、同じ着用者であっても、毎回同じ位置に装着できずに、生理用ナプキンの吸
収体の前後方向の位置がずれることがある。吸収体の位置が不適切な場合には、吸収体の
フィット性が低下し、体液の漏れが生じることがある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、どのような着用者であっても吸収
体を適切な位置に配置し、体液の漏れを抑制できるショーツ型ナプキンを提供することを
目的とする。
本開示のショーツ型ナプキンは、着用者の身体前側と身体後側とに延びる前後方向、前
記前後方向に直交する幅方向、着用者に向かう内方向、及び前記内方向と反対側に向かう
外方向を有し、身体前側に配置される前胴周り域と、身体後側に配置される後胴周り域と
、前記前胴周り域と前記後胴周り域との間に位置し、着用者の股下に配置される股下域、
とを備え、肌面シート及び吸収体を有する吸収性本体と、前記前胴周り域に配置される前
ウエストベルト部材と、前記後胴周り域に配置される後ウエストベルト部材と、前記前ウ
エストベルト部材の外側縁と前記後ウエストベルト部材の外側縁とが接合されたサイド接
合部と、前記着用者の脚周りに配置される一対の脚周り開口部と、前記着用者の胴周りに
配置される腰周り開口部と、前記肌面シート及び前記吸収体が厚み方向に圧搾された圧搾
部と、を有するショーツ型ナプキンであって、前記圧搾部は、着用者の排泄口に対向して
配置される排泄口対向部よりも幅方向の両外側において前後方向に延びる一対の排泄口圧
搾部を有し、前記排泄口圧搾部の前後方向の中心は、前記股下域内において前記ナプキン
の前後方向の中心よりも前側に位置することを要旨とする。
本開示によれば、どのような着用者であっても吸収体を適切な位置に配置し、体液の漏
れを抑制できるショーツ型ナプキンを提供することができる。
実施形態に係るショーツ型ナプキンの正面図である。 図1に示すショーツ型ナプキンの展開図である。 図2に示すA−A断面の模式断面図である。 ショーツ型ナプキンの幅方向の中心を通り、かつ前後方向に沿った断面の断面図である。 吸収性本体の平面図である。 ショーツ型ナプキンの装着状態を模式的に示した図である。
(1)ショーツ型ナプキンの全体構成
図1から図5を参照して、実施形態に係るショーツ型ナプキン1の全体構成について説
明する。本実施形態に係るショーツ型ナプキン1は、予めパンツ型に形成されたショーツ
型ナプキンである。なお、本実施の形態に係るショーツ型ナプキン1は、夜用のショーツ
型ナプキンであってもよいし、昼用のショーツ型ナプキンであってもよい。
ショーツ型ナプキン1は、着用者の身体前側に配置される前胴周り域S1と、着用者
の身体後側に配置される後胴周り域S2と、着用者の股下に対応し、前胴周り域S1と後
胴周り域S2との間に位置する股下域S3と、を有する。
ショーツ型ナプキン1は、着用者の身体前側と身体後側とに延びる前後方向Lと、前後
方向に直交する幅方向Wと、着用者に向かう内方向T1及び内方向と反対側に向かう外方
向T2に延びる厚み方向Tと、を有する。
ショーツ型ナプキン1は、吸収性本体10と、シャーシ20と、を備える。吸収性本体
10は、液透過性の本体トップシート11と、液不透過性の本体フィルム12と、本体ト
ップシート11と本体フィルム12との間に配置される吸収体13と、本体バックシート
14と、を備える。シャーシ20は、吸収性本体10よりも外方向T2に配置されており
、外装トップシート21と外装バックシート22を有する。
図2は、図1に示すショーツ型ナプキン1を展開した状態を示す展開平面図である。図
2に示す展開平面図は、ショーツ型ナプキン1を構成する本体トップシート11や本体バ
ックシート14等の皺が形成されない状態まで、伸縮性部材を伸長させた伸長状態の図で
ある。図3は、図2に示すA−A断面図である。図4は、ショーツ型ナプキンの幅方向の
中心を通り、かつ前後方向に沿った断面の断面図である。
ショーツ型ナプキン1は、前胴周り域に配置される前ウエストベルト部材41と、後胴
周り域に配置される後ウエストベルト部材42と、股下域に配置されるクロッチ部材43
と、を有する。本実施の形態に係るショーツ型ナプキン1は、前ウエストベルト部材41
と、後ウエストベルト部材42と、クロッチ部材43と、が前後方向に連続してシャーシ
20を構成する。なお、ショーツ型ナプキンは、クロッチ部材を備えずに、前ウエストベ
ルト部材41及び後ウエストベルト部材42を備え、前ウエストベルト部材41と後ウエ
ストベルト部材42とを吸収性本体によって繋ぐ構成であってもよい。
図2に示す状態から、ナプキン1の前後方向Lにおける中心1LCを起点に前胴周り域
S1と後胴周り域S2とが重なるように折り畳み、前ウエストベルト部材41の外側縁と
前ウエストベルト部材41の外側縁とを接合することにより、図1に示すショーツ型ナプ
キンが形成される。前ウエストベルト部材41の外側縁と前ウエストベルト部材41の外
側縁とが接合されるサイド接合部29を、図1及び図2に示す。サイド接合部29よりも
前後方向の内側は、股下域S3である。
本体トップシート11は、吸収体13よりも内方向T1(内方向側)に位置する。本体
トップシート11には、不織布や開孔プラスチックフィルムなどの液透過性のシートなど
が使用される。
本体フィルム12は、吸収体13よりも外方向T2側であって、シャーシ20よりも内
方向T1側に配置される。本体フィルム12には、液不透過性のシートなどが使用される
吸収体13は、本体トップシート11及び本体フィルム12の間に設けられ、着用者か
らの排泄物を吸収する。吸収体13には、粉砕パルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物
などが使用される。パルプの目付は、100〜800g/mであり、高吸収性ポリマー
粒子の目付は、0〜100g/mである。また、吸収体13は、シート状になったエア
レイドシートでもよい。
本体バックシート14は、本体フィルム12の外方向T2側と、本体トップシート11
の内方向T1側と、の両方に配置される。本体バックシート14の幅方向Wの中央部は、
本体フィルム12の外方向T2側に配置される。本体バックシート14の中央部よりも幅
方向の外側は、本体フィルム12の外側縁を起点に幅方向の内側に折り返され、本体トッ
プシート11の内方向T1側に配置される。本体バックシート14には、不織布等のシー
トなどが使用される。本体トップシート11と、本体バックシートの14の一部とは、吸
収体の肌面側に配置されており、肌面側シートを構成する。
本実施の形態の本体バックシート14は、本体フィルム12の外方向T2側と本体トッ
プシート11の内方向T1側との両方に配置されているが、変形例においては、本体バッ
クシート14が本体フィルム12の外方向T2側に配置されていなくてもよい。当該変形
例においては、本体トップシートの外側縁を覆い、かつ後述する防漏ギャザーを構成する
シートを有していることが好ましい。
また、本体フィルム12と本体バックシート14は、接着剤を介して接合されている。
図3及び図5に、本体フィルム12と本体バックシート14が接合されていない非接合領
域A1を示す。図5は、吸収性本体の平面図である。図5において、斜線を付した領域が
非接合領域A1である。非接合領域A1以外の領域において、本体バックシートと本体フ
ィルムは、HMA型接着剤等の接着剤を介して接合されている。
吸収体13の幅方向の中心から幅方向に延びる所定領域において、本体フィルム12と
本体バックシート14は、接合されていない。本体フィルム12と本体バックシート14
の非接合領域A1は、平面視にて後述する圧搾部80によって囲まれた領域内に設けられ
ている。非接合領域A1は、本体バックシート14の前後方向の中心よりも前側に偏倚し
ている。
なお、本体フィルム12と本体バックシート14以外のショーツ型ナプキンの他の構成
部材同士(例えば、本体トップシートと吸収体)も接着剤を介して接合されている。しか
し、本実施の形態の説明においては、図示を省略する。
ショーツ型ナプキン1には、着用者の腰周りが挿入される腰周り開口部31と、着用者
の脚がそれぞれ挿入される一対の脚周り開口部32と、が形成される。腰周り開口部31
は、シャーシ20の前端縁20F及びシャーシ20の後端縁20Rによって囲まれて形成
されている。
シャーシ20は、外装トップシート21と、外装バックシート22と、少なくとも幅方
向Wに伸長した状態で配置された伸縮性部材と、を有する。シャーシ20を構成する前ウ
エストベルト部材41の幅方向の長さ及び後ウエストベルト部材42の幅方向の長さは、
吸収性本体10の幅方向の長さよりも長い。
外装トップシート21は、少なくとも幅方向に伸縮する伸縮性を有する不織布からなる
。外装バックシート22は、外装トップシート21の外方向T2側に配置される。外装バ
ックシート22は、非伸縮性の不織布からなる。
外装トップシート21は、前胴周り域S1側に位置する前側外装トップシート24と、
後胴周り域S2側に位置する後側外装トップシート25と、を有する。前側外装トップシ
ート24と後側外装トップシート25は、前後方向Lに離間している。外装バックシート
22は、前胴周り域S1、股下域S3、及び後胴周り域S2に亘って設けられている。
前側外装トップシート24の前端縁24F及び外装バックシート22の前端縁22Fは
、前胴周り域S1内に位置し、シャーシ20の前端縁20Fにおいて後側に折り返されて
いる。前側外装トップシート24の前端縁24F及び外装バックシート22の前端縁22
Fが折り返された部分には、伸縮性部材としての腰周り伸縮性部材26が配置されている
。腰周り伸縮性部材26は、幅方向に伸張された状態で前側外装トップシート24間に固
定されている。
後側外装トップシート25の後端縁25R及び外装バックシート22の後端縁22R
は、後胴周り域S2内に位置し、シャーシ20の後端縁20Rにおいて前側に折り返され
ている。後側外装トップシート25の後端縁25R及び外装バックシート22の後端縁2
2Rが折り返された部分には、伸縮性部材としての腰周り伸縮性部材26が配置されてい
る。腰周り伸縮性部材26は、幅方向に伸張された状態で後側外装トップシート25間に
固定されている。
前側外装トップシート24の後端縁24Rは、股下域S3内に位置し、ナプキン1の前
後方向の中心1LCよりも前側に位置する。後側外装トップシート25の前端縁25Fは
、股下域S3内に位置し、ナプキン1の前後方向の中心1LCよりも後側に位置する。
後側外装トップシート25と外装バックシート22との間には、伸縮性部材としての脚
周り伸縮性部材27が配置されている。脚周り伸縮性部材27は、脚周り伸縮性部材27
の外側縁から幅方向の内側に向かって脚周り開口部に沿って配置される第1領域27Aと
、第1領域から幅方向の内側に向かって延びる第2領域27Bと、を有する。
吸収性本体10は、肌面側シート及び吸収体が厚み方向に圧搾された圧搾部80を有す
る。本実施の形態の圧搾部80は、吸収体13と肌面側シートを構成する本体トップシー
ト11が厚み方向に圧縮されている。圧搾部80は、吸収体13と本体トップシート11
が厚み方向に圧縮されているため、本体トップシート11に排出された体液を、本体トッ
プシート11を介して吸収体13に引き込むことができる。
圧搾部80は、排泄口圧搾部81と、前側圧搾部82と、後側圧搾部83と、を有する
。排泄口圧搾部81と、前側圧搾部82と、後側圧搾部83と、は、前後方向Lに連続し
ている。圧搾部80は、平面視にて環状である。図5に、排泄口圧搾部81の前後方向の
範囲と、前側圧搾部82の前後方向の範囲と、後側圧搾部83の前後方向の範囲と、を示
す。
なお、圧搾部は、排泄口圧搾部81と前側圧搾部82とが前後方向に連続していなくて
もよいし、排泄口圧搾部81と後側圧搾部83とが前後方向Lに連続していなくてもよい
し、排泄口圧搾部81、前側圧搾部82、及び後側圧搾部83のいずれかが複数の分断さ
れた圧搾部によって構成されていてもよい。圧搾部80は、平面視にて環状でなくてもよ
い。
排泄口圧搾部81は、着用者の排泄口に対向して配置される排泄口対向部よりも幅方向
の両外側に位置する。排泄口圧搾部81は、前後方向に延びる。排泄口対向部は、一対の
排泄口圧搾部81によって挟まれた領域である。排泄口対向部は、前後方向において脚周
り開口部32の内側縁32Eが配置された領域を含み、当該内側縁32Eから前後方向L
に延びる領域である。本実施の形態の排泄口対向部は、ナプキン1の前後方向の中心1L
Cよりも前方に位置し、サイド接合部29よりも前後方向の内側方に位置する。
排泄口圧搾部81は、幅方向Wの内側に向かって突出する第1凸部811と、第1凸部
811の前方に位置し、幅方向の外側に向かって突出する第2凸部812と、第1凸部8
11の後方に位置し、幅方向Wの外側に向かって突出する第3凸部813と、を有する。
第2凸部812と、第1凸部811と、第3凸部813と、は、前後方向に連なっている
排泄口圧搾部81の前後方向Lの中心81LCは、伸長状態において、股下域S3内に
位置し、かつナプキン1の前後方向の中心1LCよりも前側に位置する。排泄口圧搾部8
1の前後方向Lの中心81LCは、第1凸部811内に位置する。第1凸部811は、第
1凸部811の頂点(内側縁)と第2凸部812の頂点との中間点814から、第1凸部
811の頂点(内側縁)と第3凸部813の頂点との中間点815までの範囲である。よ
り好ましくは、排泄口圧搾部81の前後方向Lの中心81LCが第1凸部811の頂点(
内側縁)と一致していてもよい。
また、前後方向Lにおいて第1凸部811が配置された範囲内には、脚周り開口部32
の内側縁32Eが配置されている。排泄口圧搾部81の前後方向の中心81LCと、ナプ
キン1の前後方向の中心1LCと、の距離は、10mm以上90mm以下であり、より好
ましくは、40mm以上60mm以下である。また、吸収体13の幅方向の長さが80m
m以上100mm以下であり、一対の第1凸部の間隔は、35mm以上45mm以下であ
ることが好ましい。本実施の形態の吸収体の幅方向の長さは、90mmであり、一対の第
1凸部間の距離は、40mmである。なお、本実施の形態における距離は、吸収性物品の
伸長状態における距離である。
前側圧搾部82は、排泄口圧搾部81の前側において前後方向に延びる一対の第1前側
圧搾部821と、一対の第1前側圧搾部821の前端縁に連なり、幅方向に延びる第2前
側圧搾部822と、を有する。第1前側圧搾部821の後端縁と排泄口圧搾部81の前端
縁とは連なっている。第1前側圧搾部821と排泄口圧搾部81の境界は、幅方向の内側
に向かって突出する凸部内に位置する。
後側圧搾部83は、排泄口圧搾部81の後側において前後方向に延びる一対の第1後側
圧搾部831と、一対の第1後側圧搾部831の後端縁に連なり、幅方向に延びる第2後
側圧搾部832と、を有する。第1後側圧搾部831の前端縁と排泄口圧搾部81の後端
縁とは連なっている。第1後側圧搾部831と排泄口圧搾部81の境界は、幅方向の内側
に向かって突出する凸部内に位置する。
なお、第1前側圧搾部821及び第1後側圧搾部831は、前後方向Lに沿った直線に
対して傾斜するように形成されていてもよく、前後方向Lに沿った直線と、第1前側圧搾
部821等とによって形成される角度(鋭角側)が45度以下であるものとする。一方、
第2前側圧搾部822及び第2後側圧搾部832は、幅方向Wに沿った直線に対して傾斜
するように形成されていてもよく、幅方向Wに沿った直線と、第2前側圧搾部822等に
よって形成される角度(鋭角側)が45度未満であるものとする。
前側圧搾部82の幅方向の外側には、前後方向に延びる一対の前側サイド圧搾部84が
形成されている。後側圧搾部83の幅方向の外側には、前後方向に延びる一対の後側サイ
ド圧搾部85が形成されている。前側サイド圧搾部84と前側圧搾部82は、幅方向に離
間している。後側サイド圧搾部85と後側圧搾部83は、幅方向に離間している。前側サ
イド圧搾部84の後端縁は、排泄口圧搾部81の前端縁よりも前側に位置する。後側サイ
ド圧搾部85の前端縁は、排泄口圧搾部81の後端縁よりも後側に位置する。
後側サイド圧搾部85は、ナプキン1の前後方向の中心1LCよりも後方に位置し、ナ
プキン1の前後方向の中心1LCに重なっていない。前側サイド圧搾部84は、ナプキン
1の前後方向の中心1LCよりも前方に位置し、ナプキン1の前後方向の中心1LCに重
なっていない。
本実施の形態の吸収体の目付は、一定でない。吸収体13は、目付が高い部分と低い部
分とを有する。例えば、前側圧搾部82が形成された部分の吸収体の目付は、排泄口対向
部の幅方向の中心における吸収体の目付よりも低い。また、排泄口対向部の幅方向の中心
における吸収体の目付は、排泄口圧搾部81が形成された部分の吸収体の目付よりも高い
。具体的には、排泄口対向部の幅方向の中心における吸収体の目付は、600g/m
あり、排泄口圧搾部81が形成された部分の吸収体の目付は、300g/mである。排
泄口対向部の幅方向の中心における吸収体の目付は、排泄口圧搾部81が形成された部分
の吸収体の目付の2倍である。また、前側圧搾部82が形成された部分の吸収体の目付は
、150g/mである。なお、吸収体は、目付が一定であってもよい。
吸収性本体10は、起立性の防漏ギャザーを有する。防漏ギャザー60は、吸収性本体
10の外側縁に設けられている。防漏ギャザー60は、吸収体13よりも内方向に配置さ
れる起立性のギャザーである。防漏ギャザー60は、本体バックシート14と、本体バッ
クシート14間に配置された防漏伸縮性部材15と、によって構成されている。
防漏ギャザー60は、防漏ギャザー60よりも外方向側に位置する本体トップシート1
1等の裏面側部材に接合される接合部分61と、防漏伸縮性部材15が配置され、裏面側
部材に接合されず、防漏伸縮性部材15によって前後方向に収縮する収縮部62と、を有
する。防漏ギャザー60において、本体バックシート14と本体トップシート11とが接
合された接合部分61に斜線を付して示す。接合部分61は、収縮部62よりも幅方向の
外側に位置する第1接合部分61Aと、収縮部62よりも前後方向の両外側に位置する第
2接合部分61Bと、を有する。
裏面側部材は、防漏ギャザー60よりも外方向側に位置する部材であればよく、例えば
、本体トップシート11、本体フィルム12、及び本体バックシート14を例示できる。
防漏ギャザー60は、着用時には接合部分61を基端部として立ち上がり、収縮部62が
頂点部として着用者の肌と接触する。すなわち、接合部分は、防漏ギャザーの立ち上がり
の基端部となる。本体バックシート14が、撥水性を有するように構成されているため、
防漏ギャザーによって着用者から排出された経血等の横漏れを防止することができる。
なお、収縮部62は、前側の第2接合部分61Bと後側の第2接合部分61Bの間に位
置する。収縮部62は、防漏伸縮性部材15によって実質的に前後方向に収縮した部分で
あり、収縮力が発揮されない状態で防漏伸縮性部材15が配置された部分を除く概念であ
る。
圧搾部80は、収縮部62よりも前後方向に延出している。よって、圧搾部の前端縁は
、収縮部の前端縁よりも前方に位置する。また、圧搾部の後端縁は、収縮部の後端縁より
も後方に位置する。また、圧搾部80は、防漏伸縮性部材15の前端縁よりも前方に位置
する。圧搾部80は、防漏伸縮性部材15の後端縁よりも前方に位置する。
伸長状態における吸収性物品の長さは、以下の方法によって測定できる。伸長状態とは
、腰回り伸縮性部材、脚回り伸縮性部材、及び防漏伸縮性部材を伸長させた状態であり、
より詳細には、吸収性物品を自然状態から伸縮性部材による皺が目視にて確認できない状
態まで延伸した状態である。
吸収性物品がパッケージなどに封入されている場合には、パッケージから取り出し、そ
の状態にて(20-2〜20+2)℃、相対湿度(60-5〜60+5)%RHの雰囲気下において12時間
放置したサンプルを用いる。次いで、サイド接合部分をコールドスプレーなどで綺麗に分
離させて、吸収性物品を展開する。次いで、伸長状態まで吸収性物品を引っ張って板に固
定し、測定対象部位に沿わせるようにして定規で測定する。
また、吸収体の目付は、以下の方法で測定できる。目付を測定する部分を吸収性物品か
ら切り出し、本体トップシート及び本体フィルム等、吸収体以外の部分を取り除き、吸収
体の重量を測定する。吸収体の重量と目付を測定する部分の面積とに基づいて目付を算出
する。
(2)ショーツ型ナプキンの装着状態
次いで、このように構成されたショーツ型ナプキンの装着状態を説明する。図6(a)
、(b)は、本実施の形態に係るショーツ型ナプキンの変形状態を示す。図6(a)は、
図1のA−A断面を基準とした断面図である。図6(b)は、図1のB−B断面を基準と
した断面図である。図6(c)は、比較例に係る吸収性物品の変形態様を示す。図6(c
)は、図1のA−A断面を基準とした断面図である。
装着された状態で着用者の両脚によってショーツ型ナプキンが挟まれると、ショーツ型
ナプキンには、幅方向の内側に向かう力が掛かる。図6(a)に示すように、排泄口圧搾
部81の前後方向の中心を通る断面においては、排泄口圧搾部81を起点に、排泄口圧搾
部81よりも幅方向の内側に位置する排泄口対向部が内方向に凸状に変形する。よって、
排泄口対向部が膣口にフィットする。吸収体の幅方向中央において、本体バックシート1
4と本体フィルム12が接合されていないため、本体フィルム12及び吸収体13は、シ
ャーシ20及び本体バックシート14から離間し、内方向側に隆起する。
また、図6(b)に示すように、後側サイド圧搾部85及び後側圧搾部83を通る断面
においては、後側サイド圧搾部85によって後側圧搾部83よりも幅方向の外側の剛性が
高くなるため、後側サイド圧搾部85が設けられた部分が平坦な状態を維持し易い。図示
しないが、前側サイド圧搾部84及び前側圧搾部82を通る断面においても、前側サイド
圧搾部84によって前側圧搾部82よりも幅方向の外側の剛性が高くなるため、前側サイ
ド圧搾部84が設けられた部分が平坦な状態を維持し易い。前側圧搾部82の幅方向の両
外側及び後側圧搾部83の幅方向の両外側の4カ所に平坦な領域を設けることにより、圧
搾部80によって囲まれた領域が幅方向の内側に押圧され、圧搾部80によって囲まれた
領域全体が内方向側に隆起する。
また、図6(a)に示す状態では、防漏ギャザー60の収縮部62によって、本体バッ
クシート14のみが内方向側に立ち上がっており、吸収性本体の側端縁が内方向側に立ち
上がっていない。厚み方向Tにおいて、吸収性本体10の外側縁の位置と、排泄口圧搾部
81の位置と、が略一致している。そのため、着用者から幅方向の内側に向かう力が吸収
性本体10に掛かった際に、吸収性本体10の外側縁を介して、幅方向に沿った力が排泄
口圧搾部81に掛かる。排泄口圧搾部81は、吸収性本体10の厚みが凹んだ部分である
。よって、幅方向に沿った力が排泄口圧搾部81に掛かると、排泄口圧搾部81よりも幅
方向の内側には、幅方向の内側かつ内方向T1に向かう力が掛かる。よって、排泄口圧搾
部81に挟まれた排泄口対向部が内方向側に隆起する。
これに対して、図6(c)は、比較例に掛かるショーツ型ナプキンである。比較例に係
るショーツ型ナプキンは、収縮部の前後方向の長さが圧搾部の前後方向の長さよりも長く
、収縮部によって吸収性本体の側端縁が内方向に変形している。図6(c)に示す状態で
は、防漏ギャザーの収縮部によって、本体バックシートのみならず、吸収性本体の外側縁
が内方向側に立ち上がっている。吸収性本体の外側縁の位置が、排泄口圧搾部81の位置
よりも内方向側に位置する。そのため、着用者から幅方向の内側に向かう力が吸収性本体
に掛かった際に、吸収性本体の外側縁を介して、幅方向の内側かつ外方向T2に向かう力
が排泄口圧搾部81に掛かる。幅方向の内側かつ外方向に向かう力が排泄口圧搾部81に
掛かると、排泄口圧搾部81よりも幅方向の内側には、更に幅方向の内側かつ外方向に向
かう力が掛かる。よって、排泄口圧搾部81に挟まれた排泄口対向部が外方向側に隆起す
る。
(3)作用・効果
ショーツ型ナプキンであるため、着用者は、下着に装着することなく、ショーツ型ナプ
キンをそのまま着用する。ショーツ型ナプキンは、腰周り開口と脚周り開口部が形成され
ているため、脚及び腰を挿入すると、どのような着用者であっても前後方向の中心位置は
、身体に対してほぼ一定の位置になる。
出願人が種々調査を行った結果、一般的に、着用者の膣口は、股下域内においてショー
ツ型の着用物品(下着、ショーツ型ナプキン)の前後方向の中心よりも前側に位置するこ
とがわかった。
本実施の形態に係るシャーシ20の前後方向の中心とサイド接合部29の間には、排泄
口圧搾部81の前後方向の中心81LCが位置する。排泄口圧搾部81の前後方向の中心
81LCによって挟まれた領域は、ショーツ型ナプキンが挟まれた際に、排泄口圧搾部8
1を起点に幅方向の内側に変形し、内方向側に隆起する。
前後方向において、排泄口圧搾部81の前後方向の中心81LCが膣口と対向する領域
内に位置するため、排泄口圧搾部81を起点に隆起した部分を、膣口に対して当てること
ができる。着用者の膣口に対して吸収体13の膨らんだ部分がフィットし、体液の漏れを
抑制できる。
本実施の形態のショーツ型ナプキンは、ショーツ型であるため、吸収体13の前後方向
の位置ずれが発生し難く、どのような着用者においても、膣口に対して吸収体13の膨ら
む部分を当てることができ、漏れの発生を抑制できる。
排泄口対向部の幅方向の中心における吸収体13の目付は、排泄口圧搾部81が形成さ
れた部分の吸収体13の目付よりも高い。よって、排泄口対向部の幅方向の中心は、変形
前の状態で内方向に膨らんでいる。よって、着用者の脚によって挟まれた際に、着用者の
膣口に対して排泄口対向部の幅方向の中心がフィットし易い。また、排泄口対向部の吸収
能力が高くなり、経血が広がり難い。よって、多量の経血を吸収した場合においても、漏
れが発生し難い。排泄口圧搾部81が形成された部分の吸収体13の目付が比較的低い。
例えば、排泄口圧搾部81が形成された部分の吸収体13の目付が高すぎると、排泄口圧
搾部81が形成された部分が硬くなり、排泄口圧搾部81が脚に当たった際に違和感が生
じることがある。しかし、排泄口圧搾部81が形成された部分の吸収体の目付が比較的低
いため、排泄口圧搾部81が脚に当たった際の違和感を抑制できる。
排泄口圧搾部81の前後方向の中心81LCが第1凸部811内に位置するため、脚に
よって吸収体13が挟まれた際に、吸収体13が第1凸部811を起点に変形し易い。よ
って、左右の排泄口圧搾部81の第1凸部811に挟まれた部分が、内方向側に膨らむよ
うに変形し易く、着用者の膣口にフィットする。
また、脚周り開口部32の内側縁32Eは、着用者の脚が最も幅方向の内側に位置する
部分である。脚周り開口部32の内側縁32Eの前後方向の位置と第1凸部811の前後
方向の位置が重なっているため、着用者の脚によって挟まれた力が排泄口圧搾部81の第
1凸部811に掛かり易くなり、より確実に着用者の膣口に当たる膨らみを形成できる。
また、防漏ギャザー60によって、ショーツ型ナプキンが前後方向に収縮し過ぎると、
図6(c)に示すように、防漏伸縮性部材15によって吸収性本体10の外側縁が内方向
T1に突出し、吸収性本体10の幅方向中央(防漏伸縮性部材よりも幅方向の内側)の領
域が外方向T2に突出するように変形する。すなわち、ショーツ型ナプキン1は、幅方向
に沿った断面視において外方向に凸状に変形する。当該変形状態では、排泄口対向部が着
用者の身体から離れ、フィット性が低下する。
しかし、本実施の形態のショーツ型ナプキンの圧搾部80は、防漏ギャザー60の収縮
部62よりも前後方向の外側に延出している。圧搾部80が形成された領域は、圧搾部8
0が形成されていない領域と比較して剛性が高い。そのため、収縮部62によって前後方
向の内側に収縮する力が掛かっても、圧搾部80の剛性により吸収体13の形状を維持す
る。よって、ショーツ型ナプキンが外方向T2に凸状に変形することを抑制できる。吸収
性本体10の外側縁は、平坦な状態を維持し、吸収性本体の幅方向中央(防漏伸縮性部材
よりも幅方向の内側)の領域が排泄口圧搾部81を起点に内方向に突出するように変形す
る。よって、ショーツ型ナプキン1は、幅方向に沿った断面視において内方向に凸状に変
形する。
また、着用者の膣口は、ショーツ型の着用物品(下着、ショーツ型ナプキン)の前後方
向の中心よりも前側であって、ショーツ型の着用物品の前後方向の中心と着用者の膣口と
の距離が40mm以上60mm以下であることが多い。着用者の膣口に対向する位置に、
排泄口圧搾部81の前後方向の中心を配置することにより、着用者の両脚によってショー
ツ型ナプキンが挟まれた際に、ショーツ型ナプキンが排泄口圧搾部81を起点に幅方向の
内側に変形し、一対の排泄口圧搾部81に挟まれた部分が内方向側に膨らむ。よって、着
用者の膣口に対して吸収体の膨らんだ部分がフィットし、体液の漏れを抑制できる。
吸収体の幅方向の長さが80mm以上100mm以下であり、一対の第1凸部811の
間隔は、35mm以上45mm以下である。下着に装着して使用するショーツ型ナプキン
は、下着の寸法(クロッチ部の幅方向の長さ)に合わせる必要があり、一般的に、吸収体
の幅方向の長さが75mm以下である。下着に装着して使用するショーツ型ナプキンは、
吸収体13の幅方向の長さが比較的短いため、経血の横漏れが生じたり、排泄口対向部を
内方向側に十分に膨らんだ状態に変形できなかったりすることがある。本実施の形態のシ
ョーツ型ナプキン1は、下着の寸法に合わせる必要がなく、十分に吸収体13の幅を確保
し、吸収性能を向上させることができる。また、一対の第1凸部811間の距離が35m
m以上45mm以下である。一対の第1凸部811間の距離を広く確保することにより、
内方向側により高く隆起し、よりフィット性を向上できる。
排泄口圧搾部81の前側には、幅方向に延びる第2前側圧搾部822が形成されている
。第2前側圧搾部822が設けられていることにより、膣口と対向する部分(排泄口対向
部)よりも前側において幅方向の外側から力が掛かった際に意図しない変形(よれ)を防
止できる。また、排泄口対向部よりも前側の目付が高すぎると、違和感が生じ易い。しか
し、前側圧搾部82が形成された部分の吸収体の目付は、排泄口対向部の幅方向の中心に
おける吸収体の目付よりも低く、違和感を抑制できる。
前側圧搾部82の幅方向の外側の剛性及び後側圧搾部83の幅方向の外側の剛性が低い
場合は、ショーツ型ナプキン1を装着したときに、幅方向の外側からの圧縮力によって前
側圧搾部82の幅方向の外側及び後側圧搾部83の幅方向の外側が内方向側に隆起する。
この状態で、ショーツ型ナプキンに対して幅方向の内側に向かう圧縮力が更に作用すると
、幅方向の内側に向かう力によって前側圧搾部に挟まれた部分及び後側圧搾部に挟まれた
部分が外方向側に変形し易い。
しかし、前側サイド圧搾部84及び後側サイド圧搾部85が設けられていることにより
、前側サイド圧搾部84及び後側サイド圧搾部85が平坦な状態を維持し、前側圧搾部8
2の幅方向の外側及び後側圧搾部83の幅方向の外側が内方向側に持ち上がり難い。その
ため、前側圧搾部82の幅方向の外側及び後側圧搾部83の幅方向の外側は、前側圧搾部
82及び後側圧搾部83と同等の位置(上下方向の位置)を保つことができる。この状態
で、ショーツ型ナプキン1に対して幅方向の内側に向かう圧縮力が更に作用すると、前側
圧搾部82の幅方向の外側及び後側圧搾部83の幅方向の外側を介して吸収体13下部に
対して上向きの力を掛けることができ、吸収体の幅方向の中心が内方向側に隆起する。
前側サイド圧搾部84及び後側サイド圧搾部85は、ナプキン1の前後方向の中心1L
Cに重なっていない。ショーツ型ナプキン1は、ナプキン1の前後方向の中心1LCを起
点に折り畳まれた状態でサイド接合部29が形成されており、ナプキン1の前後方向の中
心1LCを起点に折り畳まれた状態で流通する。よって、ナプキン1の前後方向の中心1
LCには、折り癖が形成される。例えば、前側サイド圧搾部84及び後側サイド圧搾部8
5がナプキン1の前後方向の中心1LCに重なっていると、前側サイド圧搾部84及び後
側サイド圧搾部85による平坦な状態を維持する効果が低減することがある。しかし、前
側サイド圧搾部84及び後側サイド圧搾部85は、ナプキン1の前後方向の中心1LCに
重なっていないため、前側サイド圧搾部84及び後側サイド圧搾部85によって平坦な状
態を維持できる。
本体フィルム12と本体バックシート14の接合領域は、吸収体13の幅方向中央に設
けられてなく、吸収体13の幅方向の中央から幅方向外側にずれた位置に設けられている
。よって、本体フィルム12及び本体フィルム12よりも内方向T1に位置する吸収体1
3は、吸収体13の幅方向の中央において、本体バックシート14及び本体バックシート
14よりも外方向T2に位置するシャーシ20から離れて変形可能となる。よって、吸収
体13の幅方向中央において、吸収体がより自由に変形可能となり、吸収体が内方向側に
膨らむように変形し易い。よって、フィット性を向上できる。
本実施の形態のショーツ型ナプキンは、着用者が直接(下着を介さずに)装着する。よ
って、装着感を向上させるための構成を備える。具体的には、排泄口対向部の吸収体の目
付は、700g/m以下である。排泄口対向部の吸収体の秤量が高すぎると、排泄口圧
搾部81が硬くなりすぎ、装着感が悪化するおそれがある。排泄口対向部の吸収体の目付
は、700g/m以下であることにより、排泄口圧搾部81が硬くなりすぎず、違和感
を抑制できる。
また、排泄口対向部よりも前方の吸収コアの厚み、及び排泄口対向部よりも後方の吸収
コアの厚みは、3.0mm以下である。排泄口対向部よりも前方及び後方の吸収コアの厚
みが厚すぎると、装着時に蒸れや違和感が生じることがある。本実施の形態の排泄口対向
部よりも前方の吸収コアの厚み、及び排泄口対向部よりも後方の吸収コアの厚みの最大値
は、2.8mmである。一方、排泄口対向部の吸収コアの厚みは、8.0mm以上である
。排泄口対向部の吸収コアの厚みを十分に確保することにより、膣口へのフィット性を向
上させることができる。
加えて、シャーシを構成する外装トップシートは、幅方向に伸縮性を有する。外装トッ
プシートは、着用者の腰周りの全周囲を覆うように配置される。よって、ショーツ型ナプ
キンのシャーシ全体が着用者の腰周りにフィットし、ショーツ型ナプキンが身体から離れ
たり、たるんだりすることがなく、使用者は、下着のような装着感を得ることができる。
(4)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一
部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示
から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
ショーツ型ナプキンは、吸収体と表面シートの間に配置される中間シートを有していて
もよい。また、ショーツ型ナプキンは、複数の表面シートを有していてもよい。
また、排泄口圧搾部の前後方向の中心が、幅方向の外側に向かって突出する形状の凸部
内に位置していてもよい。幅方向の外側に向かって突出する形状の凸部内に排泄口圧搾部
の前後方向の中心が位置する構成においても、脚によって挟まれた際に、吸収体が凸部を
起点に変形し、左右の排泄口圧搾部の前後方向の中心に挟まれた部分を、内方向側に膨ら
むように変形させ易い。
1 :ショーツ型ナプキン
1LC :ナプキンの前後方向の中心
10 :吸収性本体
11 :本体トップシート
12 :本体フィルム
13 :吸収体
14 :本体バックシート
15 :防漏伸縮性部材
20 :シャーシ
21 :外装トップシート
22 :外装バックシート
24 :前側外装トップシート
25 :後側外装トップシート
26 :腰周り伸縮性部材
27 :脚周り伸縮性部材
29 :サイド接合部
31 :腰周り開口部
32 :脚周り開口部
41 :前ウエストベルト部材
42 :後ウエストベルト部材
60 :防漏ギャザー
61 :接合部分
62 :収縮部
80 :圧搾部
81 :排泄口圧搾部
81LC :排泄口圧搾部の前後方向の中心
82 :前側圧搾部
83 :後側圧搾部
84 :前側サイド圧搾部
85 :後側サイド圧搾部
A1 :非接合領域
S1 :前胴周り域
S2 :後胴周り域
S3 :股下域
L :前後方向
T :厚み方向
W :幅方向

Claims (7)

  1. 着用者の身体前側と身体後側とに延びる前後方向、前記前後方向に直交する幅方向、着用者に向かう内方向、及び前記内方向と反対側に向かう外方向を有し、
    身体前側に配置される前胴周り域と、身体後側に配置される後胴周り域と、前記前胴周り域と前記後胴周り域との間に位置し、着用者の股下に配置される股下域、とを備え、
    肌面シート及び吸収体を有する吸収性本体と、
    前記前胴周り域に配置される前ウエストベルト部材と、
    前記後胴周り域に配置される後ウエストベルト部材と、
    前記前ウエストベルト部材の外側縁と前記後ウエストベルト部材の外側縁とが接合されたサイド接合部と、
    前記着用者の脚周りに配置される一対の脚周り開口部と、
    前記着用者の胴周りに配置される腰周り開口部と、
    前記肌面シート及び前記吸収体が厚み方向に圧搾された圧搾部と、を有するショーツ型ナプキンであって、
    前記圧搾部は、着用者の排泄口に対向して配置される排泄口対向部よりも幅方向の両外側において前後方向に延びる一対の排泄口圧搾部を有し、
    前記排泄口圧搾部の前後方向の中心は、前記股下域内において前記ナプキンの前後方向の中心よりも前側に位置し、
    前記脚周り開口部の最も前記幅方向の内側に位置する部分は、前記ナプキンの前後方向の中心よりも前側で、前記前後方向において前記排泄口圧搾部が配置された範囲内に位置し、
    前記吸収性本体は、起立性の防漏ギャザーを有しており、
    前記防漏ギャザーは、前記前後方向に伸縮する防漏伸縮性部材によって収縮する収縮部と、
    前記収縮部よりも前記幅方向の外側に設けられ、前記防漏ギャザーよりも外方向側に位置する裏面側部材に接合された第1接合部分と、
    前記収縮部よりも前記前後方向の両外側に設けられ、前記裏面側部材に接合された第2接合部分と、を有し、
    前記圧搾部の前端縁は、前記収縮部の前端縁よりも前方に位置する、ショーツ型ナプキン。
  2. 前記排泄口対向部の幅方向の中心における吸収体の目付は、前記排泄口圧搾部が形成された部分の吸収体の目付よりも高い、請求項1に記載のショーツ型ナプキン。
  3. 前記排泄口圧搾部は、前記幅方向の外側又は前記幅方向の内側に向かって突出する形状の凸部を有し、
    前記排泄口圧搾部の前後方向の中心は、前記凸部内に位置する、請求項1又は請求項2に記載のショーツ型ナプキン。
  4. 前記脚周り開口部の前記最も前記幅方向の内側に位置する部分は、前記前後方向において前記凸部が配置された範囲内に位置する、請求項3に記載のショーツ型ナプキン。
  5. 前記ナプキンの伸長状態において、前記排泄口圧搾部の前後方向の中心と、前記ナプキンの前後方向の中心と、の距離は、40mm以上60mm以下である、請求項1から請求項4のいずれかに記載のショーツ型ナプキン。
  6. 前記吸収体の幅方向の長さは、80mm以上100mm以下であり、
    前記一対の排泄口圧搾部の前後方向の中心における幅方向の間隔は、35mm以上45mm以下である、請求項1から請求項5のいずれかに記載のショーツ型ナプキン。
  7. 前記吸収体よりも前記外方向側に配置される本体フィルムと、
    前記本体フィルムよりも前記外方向側に配置され、前記本体フィルムと接合されている本体バックシートと、を有し、
    前記脚周り開口部の最も前記幅方向の内側に位置する部分は、前記ナプキンの前後方向の中心よりも前側で、前記前後方向において前記排泄口圧搾部が配置された範囲内に位置し、
    前記本体フィルムと前記本体バックシートとが接合されていない非接合領域が、前記吸収体の幅方向の中心から幅方向に延びる所定領域に設けられており、
    前記非接合領域は、前記本体バックシートの前後方向の中心よりも前側に偏倚している、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のショーツ型ナプキン。
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