JP6539016B2 - 制御装置 - Google Patents

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本発明は制御装置に関する。さらに詳しくは、ベッドに寝ている要介護者を車椅子に移乗させる際に利用される介護ロボットの制御装置に関する。
従来より、介護ヘルパーなどの介護者による高齢者や障害者(以下、要介護者という)の生活支援がなされている。介護者による生活支援においては、要介護者のトイレ介助や入浴介助の際に、ベッドから車椅子への移乗、あるいは車椅子からベッドへの移乗がなされている。
しかるに、かかる移乗は、一人の介護者によりなされていたところから、介護者に多大の負担を強いる結果となっていた。そのため、介護者には、腰を痛める者が多数に上っている。このような現状から、腰痛は介護者の職業病とまでいわれるようになってきている。
かかる状況に鑑み、移乗は二人によりなすようになってきているが、急激な高齢化社会の到来により、介護者の確保が困難となってきている。そのため、介護関係者から移乗の際の人員削減がなし得る介護ロボットが熱望されている。それに加えて、介護ロボットに搭載されて同介護ロボットを手軽にしかも安全に操作できるようにする制御装置も熱望されている。
なお、特許文献1には、介護用キャリアの提案がなされているが、構成が複雑であるため、操作性に難点があるという問題がある。
特開2002−136549号公報
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、介護ロボットに搭載されて同介護ロボットを手軽にしかも安全に操作できるようにする制御装置を提供することを目的としている。
本発明の制御装置は、ロボットの制御装置であって、
前記ロボットは、一対の揺動自在とされた昇降軸により傾動される傾動部材を有する傾動部と、前記昇降軸の一方に対する動作指令を生成する一方の動作指示手段と、前記昇降軸の他方に対する動作指令を生成する他方の動作指示手段と、頭部が同ロボットの右側か左側かを指示する頭部位置指示手段と、を備え、
前記傾動部は加速度検出手段を有し、
前記制御装置は、信号入力部と、入力信号処理部と、演算処理部と、電流指令値生成部と、信号出力部と、記憶部とを有し、
前記信号入力部は、前記各動作指示手段、前記頭部位置指示手段および前記加速度検出手段から入力された信号を前記入力信号処理部および前記記憶部に出力するものとされ、
前記入力信号処理部は、動作指令の極性を判定する極性判定手段と、前記動作指令の大きさを比較する比較手段と、頭部位置を判定する頭部位置判定手段と、を有し、
前記極性判定手段は、信号入力部からの複数の動作指令信号の極性を判定して上昇指令または下降指令として演算処理部に出力するものとされ、
前記比較手段は、前記昇降軸の一方に対する動作指令値と前記昇降軸の他方に対する動作指令値との絶対値を比較し、小さい値を動作指令値として出力するものとされ、
前記頭部位置判定手段は、前記頭部位置指示手段からの信号に基づいて頭部位置を判定して判定結果を出力するものとされ、
前記演算処理部は、傾動処理セクションを有し、
前記傾動処理セクションは、入力信号処理部から入力される前記動作指令の極性を示す上昇指令または下降指令、前記動作指令値、前記頭部位置の判定結果ならびに前記記憶部に記憶されているデータに基づいて前記一対の昇降軸の各軸の昇降速度指令値を算出し、その結果を前記一対の昇降軸の各軸昇降速度指令値として前記電流指令値生成部に出力するものとされ、
前記電流指令値生成部は、前記演算処理部から入力された各軸昇降速度指令値に基づいて前記一対の昇降軸の各軸電流指令値を生成して前記信号出力部に出力するものとされ、
前記信号出力部は、前記電流指令値生成部からの各軸電流指令値を前記一対の昇降軸の各軸に出力するものとされてなる
ことを特徴とする。
また、本発明の制御装置においては、傾動処理セクションはリミット処理手段を有し、前記リミット処理手段は加速度検出手段から検出される加速度から傾動角を算出し、その算出された傾動角が傾動範囲を超える場合にリミット処理するようにされてなるのが好ましい。
本発明は前記の如く構成されているので、ベッドに寝ている要介護者を車椅子に移乗させる際に利用される、介護ロボットにおける傾動部の傾動が手軽にしかも安全になし得るという優れた効果を奏する。
ロボットの概略図である。 同ロボットを傾動させた状態の概略図である。 本発明の一実施形態に係る制御装置のブロック図である。 同実施形態の回路図である。 操作パネルの平面概略図である。 入力信号処理部のブロック図である。 演算処理部のブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
本発明の制御装置の制御の理解を容易にするため、本制御装置により制御されるロボットRの構成について簡単に説明する。なお、以下の説明において、左側および右側とは、ロボットRの背面より見た場合の左側および右側を意味するものとする。
図1にロボットRを概略図で示し、図2に同ロボットRを傾動させた状態を示す。
ロボットRは、図1および図2に示すように、走行可能とされた基部1上に傾動部2を傾動させるとともに、傾動部2を昇降させる昇降軸3が配設されてなるものとされる。また、基部1には制御装置100の電源および昇降軸3の電源を構成するバッテリーBも配設されている。
昇降軸3は、中央に配設された中央昇降軸3Cと、中央昇降軸3Cの右側に隣接させて配設された右側昇降軸3Rと、中央昇降軸3Cの左側に隣接させて配設された左側昇降軸3Lと、を含むものとされる。ここで、右側昇降軸3Rと左側昇降軸3Lとは駆動軸とされ、中央昇降軸3Cは前記駆動軸に駆動される従動軸とされる。また、駆動軸はネジ駆動とされて停止時にはその位置が保持されるようにされているとともに、上限位置および下限位置のそれぞれに近接センサ(図示省略)が内蔵されていて、上限位置および下限位置で自動的に停止するようにされている。
傾動部2の傾動は、図1に示すように、中央昇降軸3Cの上端部に配設された太陽歯車(図示省略)と右側昇降軸3Rの上端部に配設された右側遊星歯車(図示省略)と、左側昇降軸3Lの上端部に配設された左側遊星歯車(図示省略)とにより構成される遊星歯車機構4を中心とした傾動機構により、傾動部2の傾動部材2aを傾動させることによりなされる。また、傾動部2の昇降は、右側昇降軸3Rと左側昇降軸3Lとを同期させて傾動部2の傾動部材2aを昇降させることによりなされる。
本実施形態では、昇降軸3による傾動部2の動作範囲は、昇降が750mmないし1150mmの範囲でなすようにされ、傾動部2の傾動角は頭部がある側が水平から上向き45度の範囲でなすようにされている。ただし、昇降範囲および傾動角の範囲は前記に限定されるものではなく、傾動角の範囲は90度を超えない範囲で適宜とすることができる。
図3に、本発明の制御装置100をブロック図で示す。
制御装置100は、図3に示すように、信号入力部110と、入力信号処理部120と、記憶部130と、演算処理部140と、電流指令値生成部150と、信号出力部160とを主要部として備えてなるものとされる。かかる構成とされた制御装置100は、後述する機能を実現するためのプログラムが格納されたマイコンを中心に構成される。また、図4に回路を示す。
信号入力部110には、ロボットRに設けられた昇降軸3に対する動作指令用つまみ(動作指示手段)5、スイッチおよび加速度センサ(加速度検出手段)7からの信号が入力され、ついで入力された信号を入力信号処理部120や記憶部130に出力するものとされる。
ここで、加速度センサ7は三次元加速度センサとされる。ただし、加速度センサ7は三次元加速度センサに限定されるものではなく、少なくとも加速度から傾動部の傾動角が演算できるものとされればよい。
動作指令用つまみ5は、図2に示すように、右側操作レバーLRの頂部に配設された右側つまみ5Rと、左側操作レバーLLの頂部に配設された左側つまみ5Lとを含むものとされ、各昇降軸3に対する動作指令を生成するものとされる。
ここで、右側つまみ5Rおよび左側つまみ5Lからの動作指令信号の一例について概略説明する。
右側つまみ5Rおよび左側つまみ5Lを同時に反手前方向(上向き)に回した場合は、右側昇降軸3Rおよび左側昇降軸3Lに対する回した量に比例した上昇指令信号が生成される。つまり、回した量が大きいほど上昇速度が速くなるような右側昇降軸3Rおよび左側昇降軸3Lに対する上昇指令信号が生成される。その逆に、右側つまみ5Rおよび左側つまみ5Lを同時に手前方向(下向き)に回した場合は、右側昇降軸3Rおよび左側昇降軸3Lに対する回した量に比例した下降指令信号が生成される。つまり、回した量が大きいほど下降速度が速くなるような右側昇降軸3Rおよび左側昇降軸3Lに対する下降指令信号が生成される。昇降を停止させる場合は、右側つまみおよび左側つまみをゼロ点に復帰させる。ここで、このゼロ点への復帰は、つまみに内蔵されたばねにより自動的になされる。
なお、右側つまみ5Rおよび左側つまみ5Lの回した量が一致しない場合の処理については後述する。
また、頭部が右側におかれた状態で右側つまみ5Rを反手前方向(上向き)に回す一方、左側つまみ5Lを手前方向(下向き)に回した場合は、右側が上になるよう右側昇降軸3Rに対する回した量に比例した上昇指令信号が生成される一方、左側が下になるよう左側昇降軸3Lに対する回した量に比例した下降信号が生成される。その逆の場合には、逆の指令信号が生成される。傾動を停止させる場合は、右側つまみ5Rおよび左側つまみ5Lをゼロ点に復帰させる。
なお、右側つまみ5Rおよび左側つまみ5Lの回した量の絶対値が一致しない場合の処理については後述する。
スイッチは、図5に示すように、操作パネルPに配設された頭部の位置を指示する頭部位置指示スイッチ(頭部位置指示手段)8を含むものとされる。頭部位置指示スイッチ8は、頭部の位置が右側であることを示す右側指示スイッチ8Rと、頭部の位置が左側であることを示す左側指示スイッチ8Lと、を含むものとされる。右側指示スイッチ8Rと左側指示スイッチ8Lとは、一方がオンのときは他方がオフとなるように回路が構成されている。
加速度センサ(三次元加速度センサ)7は、図示はされていないが、主傾動部材2aの中央上面に配設されている。
操作パネルPは、図5に示すように、頭部の位置を表示する頭部位置指示ランプ9も有している。頭部位置指示ランプ9は、頭部の位置が右側であることを示す、つまり右側指示スイッチ8Rがオンで点灯する右側指示ランプ9Rと、頭部の位置が左側であることを示す、つまり左側指示スイッチ8Lがオンで点灯する左側指示ランプ9Lとを含むものとされる。
また、操作パネルPには、緊急時にロボットRに供給されている電力を遮断するための非常停止スイッチESも設けられている。
入力信号処理部120は、信号入力部110から入力されてくる入力信号を処理して演算処理部140に出力するものとされ、図6に示すように、動作指令信号の極性を判定する極性判定手段122、動作指令の絶対値を比較して演算処理部140に出力する動作指令を決定する比較手段124と、頭部の位置を判定する頭部位置判定手段126とを有するものとされる。
極性判定手段122は、右側つまみ5Rおよび左側つまみ5Lからの動作指令信号の極性を判定し、右側昇降軸3Rおよび左側昇降軸3Lの上昇または下降を決定して演算処理部140に出力するものとされる。
例えば、右側つまみ5Rおよび左側つまみ5Lからの動作指令信号の極性が共にプラスであれば、右側昇降軸3Rおよび左側昇降軸3Lに対する上昇指令を出力する。その逆に、右側つまみ5Rおよび左側つまみ5Lからの動作指令信号の極性が共にマイナスであれば、右側昇降軸3Rおよび左側昇降軸3Lに対する下降指令を出力する。
また、右側つまみ5Rからの動作指令信号の極性がプラスで左側つまみ5Lからの動作指令信号の極性がマイナスであれば、右側昇降軸3Rに対する上昇指令を出力する一方、左側昇降軸3Lに対する下降指令を出力する。その逆の場合は、右側昇降軸3Rに対する下降指令を出力する一方、左側昇降軸3Lに対する上昇指令を出力する。
比較手段124は、右側つまみ5Rからの動作指令信号と左側つまみ5Lからの動作指令信号との絶対値を比較して、小さい値を動作指令値(決定動作指令値)として出力するものとされる。そのため、右側つまみ5Rあるいは左側つまみ5Lからの動作指令信号が入力されない場合は、決定動作指令値がゼロとなり、昇降あるいは傾動がなされないことになり、安全性が担保されることになる。
頭部位置判定手段126は、頭部位置指示スイッチ8からの信号に基づいて頭部の位置が右側であるか左側であるかを判定し、その結果を演算処理部140に出力するものとされる。つまり、右側指示スイッチ8Rからの入力信号に基づいて頭部位置が右側であるとの指示を演算処理部140に出力し、左側指示スイッチ8Lからの入力信号に基づいて頭部位置が左側であるとの指示を演算処理部140に出力する。
記憶部130は、信号入力部110からの信号を記憶するとともに、傾動部2の動作範囲に関するデータなども記憶するものとされる。
演算処理部140は、入力信号処理部120から入力される信号および記憶部130に記憶されているデータに基づいて演算処理をなしてその結果を、例えば速度指令値として電流指令値生成部150に出力するものとされる。
以下、図7を参照しながら演算処理部140を具体的に説明する。
演算処理部140は、傾動処理セクション142を含むものとされ、演算した昇降速度を、例えば速度指令値として電流指令値生成部150に出力する。
傾動処理セクション142は、傾動速度指令生成手段(傾動指令値生成手段)144と、リミット処理手段145とを有し、以下の演算処理を行うものとされる。
頭部が右側にある場合に頭部を上げる場合
傾動速度指令生成手段144は、右側つまみ5Rからの動作指令信号の極性がプラスで、かつ、左側つまみ5Lからの動作指令信号の極性がマイナスと判定した場合、つまり、頭部がある側の昇降軸3に対し上昇指令がなされた場合、決定動作指令値に対応した速度指令値を右側昇降軸3R(上昇)および左側昇降軸3L(下降)に対して生成する。
リミット処理手段145は、以下のようにして傾動速度指令生成手段144により生成された速度指令値に対しリミット処理を行う。
まず、加速度センサ7からの信号を演算処理して増加角度を算出し、ついでその算出された角度が傾動範囲に収まるか否か判定する。傾動範囲を超えると判定した場合、速度指令値に対しリミット処理を行う。つまり、速度指令値の一部をカットして増加角度により傾動角が傾動範囲を超えないように処理する。ただし、傾動範囲内であっても、右側昇降軸3Rの上昇が上限位置に到達すれば傾動は停止される。
なお、頭部が左側にある場合は、前記と逆の処理をなすものとされる。
頭部が右側にある場合に頭部を下げる場合
傾動速度指令生成手段144は、右側つまみ5Rからの動作指令信号の極性がマイナスで、かつ、左側つまみからの動作指令信号の極性がプラスと判定した場合、つまり、頭部がある側の昇降軸3に対し下降指令がなされた場合、決定動作指令値に対応した速度指令値を右側昇降軸3R(下降)および左側昇降軸3L(上昇)に対して生成する。
リミット処理手段145は、以下のようにして傾動速度指令生成手段により生成された速度指令値に対しリミット処理を行う。
まず、加速度センサ7からの信号を演算処理して減少角度を算出し、ついでその算出された角度が傾動範囲に収まるか否か判定する。傾動範囲を超えると判定した場合、速度指令値に対しリミット処理を行う。つまり、速度指令値の一部をカットして減少角度により傾動角が傾動範囲を超えないように処理する。ただし、傾動範囲内であっても、右側昇降軸3Rの下降が下限位置に到達すれば傾動は停止される。
なお、頭部が左側にある場合は、前記と逆の処理をなすものとされる。
電流指令値生成部150は、演算処理部140から入力された速度指令値に基づいて各昇降軸3R,3Lの電流指令値を生成して信号出力部160に出力するものとされる。なお、電流指令値の生成は、記憶部130に格納されている電流指令値生成に必要なデータを用いて公知の手法によりなされる。
このように、本実施形態によれば、各操作レバーLR,LLの頂部に配設されたつまみ5R,5Lを回すという簡単な操作により傾動部2を傾動さることができるので、ロボットRの操作が簡単になし得る。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではなく、種々改変が可能である。
例えば、昇降軸3に対する動作指示手段は本実施形態に示す例に限定されるものではなく、種々改変が可能である。例えば、本実施形態に示すような操作レバーLR,LL頂部のつまみ5に限定されるものではなく、各種形状とすることができ、また位置も適宜とすることができる。さらに力センサとの組み合わせも可能である。
本発明のロボット産業や介護産業に適用できる。
R ロボット
B バッテリー
P 操作パネル
ES 非常停止スイッチ
LR 右側操作レバー
LL 左側操作レバー
1 基部
2 傾動部
2a 傾動部材
3 昇降軸
3C 中央昇降軸
3R 右側昇降軸
3L 左側昇降軸
4 遊星歯車機構
5 動作指令用つまみ
5R 右側つまみ
5L 左側つまみ
7 加速度センサ
8 頭部位置指示スイッチ
8R 右側指示スイッチ
8L 右側指示スイッチ
9 頭部位置指示ランプ
9R 右側指示ランプ
9L 左側指示ランプ
100 制御装置
110 信号入力部
120 入力信号処理部
122 極性判定手段
124 比較手段
126 頭部位置判定手段
130 記憶部
140 演算処理部
142 傾動処理セクション
144 傾動速度指令生成手段
145 リミット処理手段
150 電流指令値生成部
160 信号出力部

Claims (2)

  1. ロボットの制御装置であって、
    前記ロボットは、一対の揺動自在とされた昇降軸により傾動される傾動部材を有する傾動部と、前記昇降軸の一方に対する動作指令を生成する一方の動作指示手段と、前記昇降軸の他方に対する動作指令を生成する他方の動作指示手段と、頭部が同ロボットの右側か左側かを指示する頭部位置指示手段と、を備え、
    前記傾動部は加速度検出手段を有し、
    前記制御装置は、信号入力部と、入力信号処理部と、演算処理部と、電流指令値生成部と、信号出力部と、記憶部とを有し、
    前記信号入力部は、前記各動作指示手段、前記頭部位置指示手段および前記加速度検出手段から入力された信号を前記入力信号処理部および前記記憶部に出力するものとされ、
    前記入力信号処理部は、動作指令の極性を判定する極性判定手段と、前記動作指令の大きさを比較する比較手段と、頭部位置を判定する頭部位置判定手段と、を有し、
    前記極性判定手段は、信号入力部からの複数の動作指令信号の極性を判定して上昇指令または下降指令として演算処理部に出力するものとされ、
    前記比較手段は、前記昇降軸の一方に対する動作指令値と前記昇降軸の他方に対する動作指令値との絶対値を比較し、小さい値を動作指令値として出力するものとされ、
    前記頭部位置判定手段は、前記頭部位置指示手段からの信号に基づいて頭部位置を判定して判定結果を出力するものとされ、
    前記演算処理部は、傾動処理セクションを有し、
    前記傾動処理セクションは、入力信号処理部から入力される前記動作指令の極性を示す上昇指令または下降指令、前記動作指令値、前記頭部位置の判定結果ならびに前記記憶部に記憶されているデータに基づいて前記一対の昇降軸の各軸の昇降速度指令値を算出し、その結果を前記一対の昇降軸の各軸昇降速度指令値として前記電流指令値生成部に出力するものとされ、
    前記電流指令値生成部は、前記演算処理部から入力された各軸昇降速度指令値に基づいて前記一対の昇降軸の各軸電流指令値を生成して前記信号出力部に出力するものとされ、
    前記信号出力部は、前記電流指令値生成部からの各軸電流指令値を前記一対の昇降軸の各軸に出力するものとされてなる
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 傾動処理セクションはリミット処理手段を有し、前記リミット処理手段は加速度検出手段から検出される加速度から傾動角を算出し、その算出された傾動角が傾動範囲を超える場合にリミット処理するようにされてなることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
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