JP6565018B2 - ファンケース部材、及び、そのファンケース部材を用いたファンケースを備えたファンの製造方法 - Google Patents
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Description
そして、このファンは、モータでインペラを回転させることで、ベース部と反対側に位置するファン収容部の開口から空気を取り入れて、ベース部側から空気を排出するようになっている。
このような場合、空気を取り入れるベース部の反対側に位置するファン収容部の開口の開口径を小さくして、空気を取り入れる開口側から空気が吹出し難くすることで、このような逆流を低減することが可能であり、良好なファンとすることができる。
(1)本発明のファンケース部材は、ベース部と、ファンケースの状態で前記ベース部上に位置するファン収容部を構成する側壁部と、を備え、前記側壁部の少なくとも一部は、前記ベース部を前記側壁部が位置する側から見る正面視で、平面展開可能な展開側壁部とされている。
(2)上記(1)の構成において、前記展開側壁部は、前記ファン収容部を規定する第1展開壁及び第2展開壁と、を備え、前記第1展開壁及び前記第2展開壁が、前記ベース部に対して観音開き状に平面展開するように、前記ベース部の対向する側辺に折り曲げ可能に繋がっている。
(7)上記(6)の構成において、前記展開側壁部は、前記固定壁部に対して観音開き状に平面展開するように、前記固定壁部の対向する上辺に折り曲げ可能に繋がる第1展開壁と、前記第1展開壁に対向する第2展開壁と、を備える。
(8)上記(7)の構成において、前記第1展開壁及び前記第2展開壁が、前記ファンケースの状態でベース部と反対側に位置する開口を小さくする前記ファン収容部側に出っ張る開口縁部を備える。
(9)上記(8)の構成において、前記第1展開壁及び前記第2展開壁が、前記開口縁部を有する前記側壁部からなる。
(10)上記(6)の構成において、前記側壁部は、前記ファンケースの状態でベース部と反対側に位置する開口を小さくする前記ファン収容部側に出っ張る開口縁部を備え、前記展開側壁部は、前記固定壁部に対して展開するようにされた1つの展開壁からなり、前記展開壁が、前記開口縁部を有する前記側壁部からなる。
(11)上記(6)の構成において、前記側壁部は、前記ファンケースの状態で前記ベース部と反対側に位置する開口を小さくする前記ファン収容部側に出っ張る開口縁部を備え、前記展開側壁部は、前記固定壁部に対して展開するようにされた1つの展開壁だけからなり、前記展開壁が、前記開口縁部を有する前記開口縁部に沿った前記開口縁部近傍の前記側壁部の一部だけからなる。
なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1は、本発明に係る第1実施形態のファンケースを示す斜視図であり、図2はファンケースに組立てる前のファンケース部材を示す斜視図である。
なお、ベース部20は、側壁部30が位置することになる外側の部分23(図2参照)とファン載置部21との間が4本のスポーク22で一体に接続されており、そのスポーク22間の隙間を通じて空気を吹き出すことができるようになっている。
そして、第1展開壁32a及び第2展開壁32bは、ベース部20に対して観音開き状に平面展開するように、ベース部20の対向する側辺に折り曲げ可能に繋がっている。
同様に、第2展開壁32b側においても、第2展開壁32bとベース部20の側辺との繋がり部分の境界線を基準に、第2展開壁32bとベース部20の側部には、45°の傾斜が形成されている。
なお、図2に示すように、第1外壁用展開壁32c及び第2外壁用展開壁32dも第1展開壁32a及び第2展開壁32bと同様に、ベース部20の側辺との繋がり部分の境界線を基準に、第1外壁用展開壁32cとベース部20の側部には、45°の傾斜が形成されており、第2外壁用展開壁32dとベース部20の側部には、45°の傾斜が形成されている。
但し、この傾斜は45°に限定されるものではなく、ファンケース40の状態とするときに必要な折り曲げが行える傾斜角になっていればよい。
なお、以下、ベース部20と反対側に位置するファン収容部31の開口を、単に、ファン収容部開口と記載する場合がある。
まず、最初に図2に示すように展開側壁部32がベース部20に対して平面展開された状態で、図示しないファン部をベース部20のファン載置部21に載置し、取付ける工程を行う。
図4は、第1実施形態の変形例のファンケース40を示すファンケース40を半分に切断した状態の断面図である。
したがって、ファンケース40のファン収容部31内に渦流などができやすい空間ができるのを抑制した設計などが行い易い。
つまり、ファン収容部31自体は第1展開壁32a及び第2展開壁32bによって規定されているが、第1展開壁32a及び第2展開壁32bだけでは、ファン収容部31の内壁面31aの全てを構成できていない。
したがって、このような隙間部34ができるような場合には、2つの外壁用展開壁(第1外壁用展開壁32c及び第2外壁用展開壁32d)を設けるようにすることが望ましい。
図5は、本発明に係る第2実施形態のファンケース部材10を示す斜視図である。
第1実施形態では、図1及び図2に示すように、第1外壁用展開壁32c及び第2外壁用展開壁32dは、ベース部20の側辺に折り曲げ可能に繋がっていた。
しかも、第2実施形態のファンケース部材10でも、部品点数を増やすことなく一体成形品として作製することが可能である。
図6は、本発明に係る第3実施形態のファンケース部材10を示す斜視図である。
図6に示すように、第3実施形態のファンケース部材10も展開側壁部32が、ファン収容部31を規定する第1展開壁32aと、ファン収容部31を規定するファンケース40の状態において第1展開壁32aに対向配置される第2展開壁32bと、を備えている。
しかしながら、第2外壁用展開壁32dが第1外壁用展開壁32cを基準に第1展開壁32aの外側に位置するようにして、この隣接する第1展開壁32aに対して折り曲げ可能に繋がるようにされても良い。
なお、第1展開壁32aとベース部20との繋がり部分にも、90°の折り曲げができるように、繋がり部分の境界線を基準に45°の傾斜が形成されている。
また、第3実施形態のファンケース部材10でも、部品点数を増やすことなく一体成形品として作製することが可能になっている。
図7は、本発明の第4実施形態のファンケース部材10の斜視図である。
これまでの実施形態では、側壁部30の全体が展開側壁部32としてベース部20に対して平面展開されるようになっていた。
そして、図示しないファンケース40の状態になったときのベース部20と反対側に位置する開口が小さくなるように、第1展開壁32a及び第2展開壁32bには、それぞれ開口側の一部が内側に出っ張る開口縁部37a及び37bが形成されている。
したがって、一体成形するときに型抜きが問題となるのは、この開口縁部37a及び37bの部分だけである。
第2変形例のファンケース部材10は、図9に示すように、展開側壁部32が、固定壁部36に対して平面展開するようにした1つの展開壁32eだけを備えている。
このようにしても成形時の型抜きの問題は解消されるとともに、ファンケース部材10を部品点数の増えることなく一体成形品とすることができる。
例えば、上記実施形態では、スポーク22が4本である場合を示しているが、スポーク22の数は、特に限定されるものではなく、3本でも良く、5本以上でもよい。
また、スポーク22の部分をスポークに代えて静翼で構成するようにしても良い。
さらに、例えば、ベース部20の4つの側辺のそれぞれに対応するように側壁部を分割し、ベース部20の4つの側辺のそれぞれにベース部20に対して折り曲げ可能に繋がったファン収容部を規定する4つの展開壁を備えるファンケース部材としても良い。
Claims (4)
- ベース部と、
ファンケースの状態で前記ベース部上に位置するファン収容部を構成する側壁部と、を備え、
前記側壁部の少なくとも一部は、前記ベース部を前記側壁部が位置する側から見る正面視で、平面展開可能な展開側壁部とされ、
前記展開側壁部は、前記ファン収容部を規定する第1展開壁及び第2展開壁と、を備え、
前記第1展開壁及び前記第2展開壁が、前記ベース部に対して観音開き状に平面展開するように、前記ベース部の対向する側辺に折り曲げ可能に繋がっており、
さらに、前記展開側壁部は、
前記第1展開壁と前記第2展開壁を閉じたときに前記第1展開壁の外面及び前記第2展開壁の外面で構成される一方の複合側面である第1複合側面に設けられ、前記第1複合側面の外壁となる第1外壁用展開壁と、
前記第1展開壁と前記第2展開壁を閉じたときに前記第1展開壁の外面及び前記第2展開壁の外面で構成される他方の複合側面である第2複合側面に設けられ、前記第2複合側面の外壁となる第2外壁用展開壁と、を備え、
前記第1外壁用展開壁が、前記第1複合側面に設けられるように、前記第1複合側面側に折り曲げ可能に、前記第1展開壁、若しくは、前記第1複合側面側の前記第1展開壁及び前記第2展開壁が繋がっていない前記ベース部の側辺のいずれかに繋がっており、
前記第2外壁用展開壁が、前記第2複合側面に設けられるように、前記第2複合側面側に折り曲げ可能に、前記第2展開壁、若しくは、前記第2複合側面側の前記第1展開壁及び前記第2展開壁が繋がっていない前記ベース部の側辺のいずれかに繋がっていることを特徴とするファンケース部材。 - ベース部と、
ファンケースの状態で前記ベース部上に位置するファン収容部を構成する側壁部と、を備え、
前記側壁部の少なくとも一部は、前記ベース部を前記側壁部が位置する側から見る正面視で、平面展開可能な展開側壁部とされ、
前記展開側壁部は、
前記ファン収容部を規定する第1展開壁と、
前記ファン収容部を規定する前記第1展開壁に対向配置される第2展開壁と、
前記第1展開壁と前記第2展開壁が合わさったときに前記第1展開壁の外面及び前記第2展開壁の外面で構成される一方の複合側面である第1複合側面に設けられ、前記第1複合側面の外壁となる第1外壁用展開壁と、
前記第1展開壁と前記第2展開壁が合わさったときに前記第1展開壁の外面及び前記第2展開壁の外面で構成される他方の複合側面である第2複合側面に設けられ、前記第2複合側面の外壁となる第2外壁用展開壁と、を備え、
前記展開側壁部は、前記第1外壁用展開壁が前記第1展開壁及び前記第2展開壁に対して折り曲げ可能に前記第1展開壁及び第2展開壁に繋がっているとともに、前記第2外壁用展開壁が、前記第1外壁用展開壁を基準に前記第1展開壁若しくは前記第2展開壁の外側に位置して隣接する、前記第1展開壁若しくは前記第2展開壁に対して折り曲げ可能に繋がった状態になっており、
前記展開側壁部が、前記正面視で、前記ベース部に対して平面展開された状態で、前記第1展開壁、前記第2展開壁、前記第1前記外壁用展開壁又は前記第2前記外壁用展開壁のうちのいずれか1つが前記ベース部の側辺に折り曲げ可能に繋がっていることを特徴とするファンケース部材。 - 前記ファン収容部が、前記ファンケースの状態で前記ベース部と反対側に位置する開口に向かってベース部側から前記ファン収容部の空間の外径が小さくなる、若しくは、中間位置から前記ベース部及び前記開口に向かって前記ファン収容部の空間の外径が小さくなるようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファンケース部材。
- 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のファンケース部材及びファン部を備えるファンの製造方法であって、
前記ファンケース部材の展開側壁部を平面展開した状態で前記ベース部に前記ファン部を設ける工程と、
前記ベース部に前記ファン部を設けた状態で、前記展開側壁部が側壁部となるようにして前記ファンケース部材を前記ファンケースの状態にする工程と、を含むことを特徴とするファンの製造方法。
Priority Applications (1)
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| JP2015170491A JP6565018B2 (ja) | 2015-08-31 | 2015-08-31 | ファンケース部材、及び、そのファンケース部材を用いたファンケースを備えたファンの製造方法 |
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Publications (2)
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| JP2017048691A JP2017048691A (ja) | 2017-03-09 |
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| JPH04113142A (ja) * | 1990-09-03 | 1992-04-14 | Deitsukusu Kk | ダクト用換気装置 |
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