JP6567599B2 - 硬化性樹脂組成物、コンクリート被覆組成物及びライニング材 - Google Patents
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Description
老朽化した下水道処理施設の補修方法には、通常既存の劣化コンクリート構造物の壁面の劣化層厚に断面修復材を塗布硬化後にプライマーを塗布し、次いで、不陸調整を目的として素地調整材を塗布型の樹脂ライニング材を塗布する工法が用いられている。また、構造物新設の場合は、コンクリート下地にプライマーを塗布し、次いで、不陸調整を目的として素地調整材を塗布型後に防食被覆樹脂ライニング材を塗布する工法が用いられている。
中のスチレン濃度の規制は厳しくなっており、その対策が迫られている。
11)上記水硬性セメント及びセメント減水剤を使用する場合、使用の際には、ライニング材に(F)水硬性セメントの水和硬化に必要な水を含有させる。
成物は、成分(A)、(B)の質量比を変えることで、硬質から軟質まで硬化物の特性を変化させることができるので、多様な物性要求に応えることができる。
本発明において硬化性樹脂組成物の成分(A)は硬化性樹脂組成物の必須成分の一つである。
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、フェノキシヒドロプロピル(メタ)アクリレート、トリメチロールプロバン(メタ)アクリレート、ジピロピレングリコールモノ(メタ)アクリレートなどを用いることができる。
‐ネオペンチルグリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレングリコール、水添化ビスフェノールA、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物等のグリコール類と、アジピン酸、(無水)フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸等の多塩基酸との脱水縮合反応から得られる分子量1000〜2000の飽和ポリエステルポリオール、
‐エチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドの開環反応により得られる分子量300〜2000のポリエチレングリコール、
‐ポリプロピレン類、又は、
‐カプロラクトンの開環反応で得られるポリカプロラクトン
等であり、これらは単独或いは2種類以上を併用して使用することができる。これらグリコール及び/又はポリオール成分の分子量が上記範囲内であると、得られる樹脂組成物の粘度が良好で、液状樹脂組成物を強化材に含浸樹脂組成物を強化材に含浸させる工程の作業性にも優れるため好ましい。
又は、ポリカプロラクトンの様に環状エステル化合物の開環重合体である。ここで使用する二塩基酸類としては、例えば、フタル酸、無水フタル酸、ハロゲン化無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、コハク酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,12ードデカンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸無水物、4,4′−ビフェニルジカルボン酸、またはこれらのジアルキルエステル等を挙げることができる。
本発明において硬化性樹脂組成物の必須成分の一つであるエポキシ(メタ)アクリレート(B)とは、芳香族系エポキシ化合物と(メタ)アクリル酸より得られる芳香族系エポキシ(メタ)アクリレートであり、本発明では、数平均分子量500〜1100の範囲、より好ましくは数平均分子量が500〜1000であって、酸価が10KOHmg/g以下のものを用いる。
ベンゾキノン、メチル−p−ベンソキノンなどのベンゾキノン類、t−プチルカテコールなどのカテコール類、2,6−ジ−t−ブチル−t−メチルフェノール、4−メトキシフェノールなどのフェノール類、フェノチアジンなどが上げられる。エステル化触媒の添加量は芳香族系エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸とを合計したもの100質量部に対して0.01〜10質量部の範囲で使用することができる。好ましくは0.05〜5質量部の範囲で使用することができる。0.01質量部未満ではエステル化反応が極端に遅くなり、10質量部を超える場合はエステル化反応が極端に速くなり、急激な発熱により温度制御が難しくなるので好ましくない。
本発明に用いる樹脂組成物の成分(C)は、アルキレンオキサイド付加モル数2〜10のエトキシ化ビスフェノールジ(メタ)アクリレートであって、ビスフェノール(好ましくはビスフェノールA及び/又はビスフェノールF)にアルキレンオキサイドを付加させた2価アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル化合物のものが上げられる。原料のビスフェノールについてはビスフェノールAとビスフェノールFのいずれか一方又は両方、特にビスフェノールAが好ましく、アルキレンオキサイドは反応性を考慮するとエチレンオキサイドがより好ましい。
ない。
成分(D)に用いる単官能性(メタ)アクリレート系モノマーは特に限定されないが、例えば、環内にアルコール残基として炭素間二重結合又は窒素原子を1個有する環状炭化水素基を有する1官能(メタ)アクリレート系モノマーである。この単官能性(メタ)アクリレート系モノマー(D)の分子量や特性は特に限定されないが、好ましくは、分子量が300以下、より好ましくは分子量が240以上で、かつ25℃の粘度が100mPa・s以下、蒸気圧が0.5mmHg以下のものが好ましい。なお、この粘度は、例えば、JIS K6901の4.4.1記載のブルックフィールド形粘度計を使用して測定される粘度である。具体的には、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルメタアクリレート、ジシクロペンテニルアクリレート、ジシクロペンテニルメタクリレート、ペンタメチルピペリジルメタクリレート、ペンタメチルピペリジルアクリレートなどがあり、これらは単独で使用してもよいし、2種類以上を併用してもよい。2種以上を併用する場合は、2種以上併用した混合物、即ち、成分(D)全体の数平均分子量が240以上で、かつ、成分(D)全体の25℃の粘度が100mPa・s以下、蒸気圧が0.5mmHg以下とすることが好ましい。これらの中でも、本発明では低臭気性、反応性、硬化物の特性から、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレート、ジシクロペンテニルメタクリレート、ペンタメチルピペリジルメタクリレートからなる群より選択されるいずれか1種以上を用いることが好ましい。
成分(E)はフェニル基を有する(メタ)アクリレートモノマーであって、特に限定されないが、その具体例としては、ベンジル(メタ)アクリレートモノマー、フェノキシエチル(メタ)アクリレートモノマー、フェノールエチレンオキサイド(EO)変性(メタ)アクリレート、ノニルフェニルカルビトール(メタ)アクリレート、ノニルフェノールEO変性(メタ)アクリレート、フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、フェノールプロピレンオキサイド(PO)変性(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルオキシエチルフタレート等が挙げられる。これらの中でも、モノマーの臭気を考慮すると、フェ
ノキシエチル(メタ)アクリレートを用いることが好ましい。フェニル基を有する(メタ)アクリレートモノマーを使用することで、十分な引張り強度を有する硬化物が得られ、更に耐水性、耐熱劣化性、耐候性などの耐久性に優れる硬化物が得られる。
本発明の樹脂組成物は、上記成分(A)〜(E)のみでも使用できるが、他の成分を添加することもできる。硬化性樹脂組成物を2以上の薬剤(例:主及び副主剤)とする場合、これら他の成分はいずれか1以上の薬剤に添加すればよい。以下に、他の成分の具体例を説明する。なお、(A)〜(E)以外の成分の配合割合(質量部)は、(A)、(B)、(C)、(D)、(E)の合計100質量部を基準とした値である。
:250nm〜450nm)の吸収をもつ光重合開始剤が好ましい。特に、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ベンジルメチルケタールが好ましく、これらは単独で使用してもよいし、併用してもよい。
度が速く、急速に増粘付与するため、繊維状材料への含浸が不均一となり、その結果、プリプレグ硬化物の機械強度が低く、耐薬品性は顕著に低下するため好ましくない。また、熱可塑性樹脂粉末が架橋性単量体を共重合している場合には、架橋度が高すぎると適性粘度付与のプリプレグシート形成に長時間を要する傾向にある。従って、架橋度としては、熱可塑性樹脂粉末を溶剤に溶解した際の不溶解のゲル成分が50重量%以下となる程度であることが好ましい。
ル(メタ)アクリレート、2−アミノブチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、N−2−アミノプロピル(メタ)アクリレート、N−2−アミノエチル(メタ)アクリルアミド、N−3−アミノプロピル(メタ)アクリルアミド、エチレン基数が1〜14のポリエチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリアリルトリメリテート、ジアリルフタレート、アリルグリシジルエーテル、トリアリルイソシアヌリレートなどの単量体を挙げることができる。これら架橋性単量体の量は、共重合体中0.5重量%を超えてはならない。架橋度が高すぎると吸収速度が遅く、所定の増粘効果は発揮できない。共重合可能な他の単量体は1種のみを用いることが可能であり、また、2種以上を組合せて用いることもできる。熱可塑性樹脂粉末の製造方法については特に制限はなく、公知の方法を採用可能であり、例えば特開平9−188770号公報に示されるポリメチルメタクリレートなどの微細樹脂粉末の製造に用いられている方法、例えば、微細懸濁重合法、乳化重合法、播種乳化重合法などを採用することができる。これらの方法の中で、特に粒径が極微細とならずにかつ球形のものが得られる重合法が好適である。例えば,微細懸濁重合法としては、通常、界面活性剤や分散剤が用いられる。界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸エステルナトリウム、ミリスチル硫酸エステルナトリウムなどのアルキル硫酸エステル塩類;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カリウムなどのアルキルアリールスルホン酸塩類;ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ジヘキシルスルホコハク酸ナトリウムなどのスルホコハク酸エステル塩類;ラウリン酸アンモニウム、ステアリン酸カリウムなどの脂肪酸塩類;ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫酸エステル塩類;さらにドデシルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤;ソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルピタンモノステアレートなどのソルビタンエステル類;ポリオキシエチレンアルキルエーテル類などのノニオン界面活性剤;セチルピリジニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムブロマイドなどのカチオン性などのカチオン性界面活性剤などを挙げることができる。また、分散剤としてポリビニルアルコール、メチメセルロース、ポリビニルピロリドンなどを挙げることができる。これらの界面活性剤や分散剤は、1種を単独で用いることが可能であり、2種以上を組合せて用いることができる。その使用量は、通常使用単量体100重量部当たり0.05〜10重量部、好ましくは,0.2〜7重量部の範囲で適宜選択することができる。
添加剤の添加量が0.01質量部未満では硬化が十分でなく、5質量部を越えてもそれ以上の効果を示さない。
生労働省)により管理が必要であり、樹脂中のスチレン濃度の規制も厳しくなっている。
本発明は、上述したいずれか1以上の成分(鱗片状無機充填材、有機過酸化物、その他添加剤等)と共に、または、これら成分とは別に、(F)水硬性セメントと(H)セメント減水剤を、成分(A)〜(E)を含む硬化性樹脂組成物に添加したライニング材も提供する。
水硬性セメントは特に限定されないが、例えば、ポルトランドセメントや高アルミナ含量の迅速性硬化型セメントが好ましい。ポルトランドセメントとしては普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、鉄及び炭素含量の低い白色ポルトランド、更には下記に示すようなその他セメントなど、多様なセメント類を1種上用いることが可能である。
本発明のライニング材には、一般に使用される(H)セメント減水剤を広く使用することが可能であり、このセメント減水剤は上記成分(G)を使用するときに用いることが好ましい。(H)セメント減水剤は、通常、水硬性セメント配合物であるコンクリート、モルタル又はセメントペーストの流動性及び空気量の経時による低下を防止し、その施工性、作業性を改善する目的で使用される。
<ウレタンメタアクリレート(A)の製造>
攪拌機、還流管、滴下ロート、ガス導入管を具備した4つ口フラスコにアクトコールD−400(三井化学)60.97g、アクトコールD−700(三井化学)124.45gを仕込み、減圧下100℃にて脱水し、含水率を0.016%以下としてから60℃以下に冷却した。これに芳香族ジイソシアネート化合物として2,6−トルエンジイソトシアネート(コスモネートT−80:三井化学)114.7gを室温で1時間をかけて滴下した後、内温を80℃〜85℃に保持しながら反応させた。NCO基含有量が9.23%以下に到達後、50℃以下に冷却し、続いでハイドロキノン0.05g、ヒドロキシプロピルメタクリレート(日本触媒)99.67gを滴下し、50℃に保持してジブチル錫ジラウレート0.14gを添加し、反応温度60℃を保持し、赤外線吸収スペクトルで2270cm−1のNCO基の吸収が消失するまで反応させ、ウレタンメタアクリレート(A)を得た。
攪拌機、コンデンサー、温度計、空気導入管を備えた2リットルの四つ口フラスコにjER828(三菱化学)148g、jER1001(三菱化学)360g及び240gのjER1002を仕込み、攪拌下毎分10リットルの乾燥空気を吹き込みながら130℃まで昇温した。昇温後148g、ハイドロキノン(重合禁止剤)0.3g、トリメチルベンジルアンモニウムクロライド2gを添加し、メタクリル酸172gを2時間かけて滴下した。滴下終了後3時間経過した時点から、1時間毎に酸価の測定を開始し、10KOHmg/g以下になったことを確認した後、100℃まで冷却して芳香族系エポキシメタクリレート(B)であるビスフェノールAジグリシジルエーテルメタクリル酸付加物を得た。
上記の製造で得たウレタンメタアクリレート(A)40質量部及び芳香族系エポキシメタクリレート(B)10質量部に、エチレンオキサイド2.6モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(新中村化学工業社 BPE−100)15質量部、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート(D)(日立化成工業社 FA−512MT)35質量部の(A)、(B)、(C)及び(D)の合計100質量部に対して、フ
ェノキシエチルメタアクリレート(E)(共栄社化学社 ライトエステルPO)5質量部を加えて溶解後、室温まで冷却し、参考例1の硬化性樹脂組成物を得た。
珪石粉:クリスタライトAA、株式会社龍森製
パーキュア−K:日油株式会社製
上記組成物(II)を良く混合した後、金型中へ流し込み、25℃で72時間硬化させ、厚さ3mmの樹脂硬化物(注型物)を得た。この樹脂硬化物について、JIS K6901により、試験速度を1000mm/分で曲げ試験(弾性率)を行った。
定した。
団JHS417−1999(コンクリート塗装材の品質規格試験方法)4.7ひび割れの追従性試験において「塗膜」を「防食被覆層」に読み替えて適用した。
成分(C)をエチレンオキサイド6モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(共栄社化学社 BP−6EM)に代えた以外は、参考例1と同じ成分(A)、(B)、(D)、(E)を用い、表2の参考例2の欄の配合で、参考例1と同じ条件で硬化性樹脂組成物を得た。
参考例2と同じ成分(A)〜(E)を用い、表2の実施例1に記載の配合割合で、参考例1、2と同じ条件で、混合、溶解し、実施例1の硬化性樹脂組成物を得た。実施例1の硬化性樹脂組成物について、参考例1と同じ条件で、注型物の曲げ試験(弾性率)、引張試験(弾性率及び伸び)、並びに積層板の曲げ強さ(弾性率)、引張強さ(引張り弾性率,伸び率)、バーコル硬度、硫黄浸透深さ、表面乾燥時間、コンクリート付着強度、コンクリートピーリング試験、重量変化率、スチレン揮発量、EPMA、バーコル硬度及び摩耗量を測定した。
参考例1と同じ成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)を用い、表2の実施例2の欄の配合で、参考例1、2および実施例1と同じ条件で、各成分を溶解、冷却して実施例2の硬化性樹脂組成物を得た。この硬化性樹脂組成物を用い、参考例1と同じ条件で注型物の曲げ試験(弾性率)、引張試験(弾性率及び伸び)、並びに積層板の曲げ強さ(弾性率)、引張強さ(引張り弾性率,伸び率)、バーコル硬度、硫黄浸透深さ、表面乾燥時間、コンクリート付着強度、重量変化率、スチレン揮発量、EPMA、バーコル硬度及び摩耗量を測定した。
参考例2と同じ成分(A)〜(E)を用い、成分(A)40質量部、成分(B)10質量部、成分(C)15質量部、成分(D)40質量部の合計100質量部に対してフェノキシエチルメタアクリレート(E)5質量部を加え、参考例1および2ならびに実施例1および2と同じ条件で溶解、冷却し、硬化性樹脂組成物を得た。
ンコンクリートは、成分(A)〜(E)の合計量を配合割合の基準とし、この合計量100質量部に対し、6%ナフテン酸コバルト1.0質量部、ジメチルアニリン0.5質量部、パーキュア−K2.0質量部を参考例3の硬化性樹脂組成物((A)〜(E))に添加、混合し、次いで無機骨材材料(第1表記載配合の混合珪砂)450質量部を添加し配合物を得た。このレジンコンクリート配合物を40×40×160mmのモールドに流し込み、圧縮強度及び曲げ強度測定用供試体を作成した。引張強度は直径2.5cmの棒状モールドに流し込み作成した。これら供試体を用いて測定した結果を下記表3に記載する。
参考例2と同じ成分(A)〜(E)を用い、成分(A)10質量部、成分(B)、40質量部に、成分(C)10質量部、成分(D)40質量部を混合して、この合計100質量部に対して成分(E)5質量部を加え、参考例1と同じ条件で溶解、冷却し、硬化性樹脂組成物を得た。
参考例1と同じ成分(A)、(B)、(D)、(E)を用い、成分(C)としてエチレンオキサイド6モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(共栄社化学社 BP−6EM)を用いて、表2の参考例4の欄の配合で各成分を配合し、参考例1と同じ条件で溶解、冷却して参考例4の硬化性樹脂組成物を得た。
参考例1と同じ成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)を用い、表2の実施例4の欄の配合で各成分を配合し、参考例1と同じ条件で溶解、冷却して実施例4の硬化性樹脂組成物を得た。
酸価が15mgKOH/gになったことを確認した時点で100℃迄冷却した以外は、参考例1と同じ条件で成分(B)(すなわち、平均分子量750、酸価15mgKOH/gの芳香族系エポキシ(メタ)アクリレート)を得た。
参考例1と同じ成分(A)、(C)、(D)を用い、成分(A)45質量部、成分(C)45質量部、成分(D)10質量部の合計100質量部に対して、フェノキシエチルメタアクリレート(E)5質量部を加えて溶解後、室温まで冷却し、比較例2の硬化性樹脂組成物を得た。
酸価が17mgKOH/gになったことを確認した時点で100℃迄冷却した以外は、参考例1と同じ条件で成分(B)(すなわち、平均分子量750、酸価17mgKOH/gの芳香族系エポキシ(メタ)アクリレート)を得た。
<数平均分子量約1300の芳香族系エポキシメタクリレート(B)の製造>
攪拌機、コンデンサー、温度計、空気導入管を備えた2リツトルの四つ口フラスコにjER828(三菱化学)93g、jER1002(三菱化学)180g及びjER1004 990gを仕込み、攪拌下に毎分10リットルの乾燥空気を吹き込みながら130℃まで昇温した。昇温後、ハイドロキノン(重合禁止剤)0.3g、トリメチルベンジルアンモニウムクロライド2gを添加し、メタクリル酸172gを2時間かけて滴下した。滴下終了後3時間経過したところから、1時間毎に酸価の測定を開始し、17KOHmg/g以下になったことを確認した後、100℃まで冷却し、数平均分子量約1300の芳香族系エポキシメタクリレートの製造物を得た。
参考例1の製造で得たウレタンメタクリレート(A)40質量部、上記成分(B)10質量部、エチレンオキサイド2.6モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(新中村化学工業社 BP−100)15質量部、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート(D)(日立化成工業社 FA−512MT)35質量部を混合し、成分(A)〜(D)の合計100質量部に対してフェノキシエチルメタアクリレート(E)10質量部を加えて溶解後、室温まで冷却し、硬化性樹脂組成物を得た。
スチレン型ビニルエステル樹脂(昭和電工 リポキシR804)100質量部にガラスフレークRCF−140(日本板硝子製)40質量部、6%ナフテン酸コバルト1質量部、及びメチルエチルケトンパーオキサイド(日油 パーメックNS)2質量部を添加して配合物を作製した。この配合物を用いて参考例1と同じ条件で各特性試験を行ったところ、スチレン揮発量は80g/m2と極めて高い。その他の測定結果を表4に記載する。
参考例1の製造で得たウレタンメタクリレート(A)30質量部、比較例4の製造で得た数平均分子量1300の芳香族系エポキシメタクリレート(B)40質量部、エチレンオキサイド2.6モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(新中村化学工業社 BPE−100)15質量部、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート(D)15質量部を混合し、これら成分(A)〜(D)の合計100質量部に対してフェノキシエチルメタアクリレート(E)10質量部を加えて溶解後、室温まで冷却し、硬化性樹脂組成物を得た。
mmのモールドに上記配合物を流し込み作成した。引張強度は2.5cmφの棒状モールドに流し込み作成した。
参考例1の製造で得たウレタンメタクリレート(A)50質量部、比較例4の製造で得た数平均分子量1,300の芳香族系エポキシメタクリレート(B)15質量部、エチレンオキサイド30モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(新中村化学工業社 BPE−1300)15質量部、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート(D)20質量部を混合し、これら成分(A)〜(D)の合計100質量部に対してフェノキシエチルメタアクリレート(E)10質量部を加えて溶解後、室温まで冷却し、硬化性樹脂組成物を得た。
参考例1と同じウレタンメタクリレート(A)45質量部、参考例1と同じ芳香族系エ
ポキシメタアクリレート(B)10質量部、エチレンオキサイド4.0モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(新中村化学工業社 BPE−200)15質量部、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート(D)35質量部の合計100質量部に対し、フェノキシエチルメタアクリレート(E)10質量部を加えて溶解後、室温まで冷却し、硬化性樹脂組成物を得た。
参考例1と同じウレタンメタクリレート(A)10質量部、参考例1と同じ芳香族系エポキシメタアクリレート(B)40質量部、エチレンオキサイド4.0モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(新中村化学工業社 BPE−200)10質量部、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート(D)40質量部の合計100質量部に対し、フェノキシエチルメタアクリレート(E)10質量部を加えて溶解後、室温まで冷却し、硬化性樹脂組成物を得た。該樹脂組成物100質量部に、光重合開始剤2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(BASF社製ルシリンTPO)1.5質量部を良く攪拌、混合して溶解後、室温まで冷却し、次いで平均粒径1.9μm、重量平均重合度30000のポリメチルメタアクリレート樹脂粉末(ガンツ化成製、ゼファイアックF320)30質量部を加えて80℃に加熱、溶解し光硬化性プリプレグ用樹脂組成物を得た。この硬化性プリプレグ樹脂組成物を用いて参考例5と同じ条件で積層体を作製した。この積層体の物性値を第4表に示す。
参考例1と同じウレタンメタクリレート(A)10質量部、比較例4と同じ芳香族系エポキシメタアクリレート(B)50質量部、エチレンオキサイド2.6モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(新中村化学工業社NKライトエステル BPE−1300)35質量部、ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート(D)10質量部の合計100質量部に対して、フェノキシエチルメタアクリレート(E)10質量部を加えて溶解後、室温まで冷却し、硬化性樹脂組成物を得た。該樹脂組成物100質量部に光重合開始剤2,4,6ートリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(BASF社製ルシリンTPO)1.5質量部を良く攪拌、混合して溶解後、室温まで冷却し、次いで平均粒径1.9μm、重量平均重合度30000のポリメチルメタアクリレート樹脂粉末(ガンツ化成製、ゼファイアックF320)30質量部を加えて80℃に加熱、溶解し光硬化性プリプレグ用樹脂組成物を得た。この硬化性プリプレグ樹脂組成物を用いて参考例5と同じ条件で積層体を作製した。この積層体の物性値を第4表に示す。
以下、水硬性セメントを含有するライニング材について比較試験を行った。
参考例1と同じ成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)を用い、参考例1と同じ条件でベース組成物を製造し、(F)水硬性セメント(住友大阪セメント社製早強ポルトランドセメント)、(G)水、(H)セメント減水剤((株)フローリック社製SF500H、ポリカルボン酸系)を下記表6に記載の割合で配合して実施例11の水硬性樹脂組成物(ライニング材)を得た。この水硬性樹脂組成物に、更に、表6の実施例11欄に記載の配合割合で、8%オクチル酸コバルト、ジメチルアニリン、有機過酸化物(ナイパーNS)を添加した後、参考例1と同じ条件で、各種評価試験を行った。
成分(C)をエチレンオキサイド6モル付加エトキシ化ビスフェノールAジメタクリレート(C)(共栄社化学社 BP−6EM)に代えた以外は、実施例11と同じ条件で、表6の配合割合の水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物についても、実施例11と同様に各種評価試験を行った。
実施例12と同じ成分(A)〜(E)を用い、実施例11と同じ条件で、表6の配合割
合の水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物についても、実施例11と同様に各種評価試験を行った。
実施例11と同じエチレンオキサイド2.6モル付加物の成分(C)を用い、表6の実施例14の欄に記載の配合割合に変え、実施例11と同じ条件で実施例14の水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物についても、実施例11と同様に各種評価試験を行った。
実施例12と同じ(A)〜(E)を用い、表6の実施例15の欄に記載の配合割合に変え、実施例11と同じ条件で水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物についても、実施例11と同様に各種評価試験を行い、更に、この水硬性樹脂組成物については下記レジンコンクリート試験も行った。
実施例12と同じエチレンオキサイド6モル付加物の成分(C)を用い、表6の実施例16欄に記載の配合割合に変えた以外は実施例11と同じ条件で実施例16の水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物についても、実施例11と同様に各種評価試験を行い、更に、オクチル酸コバルト溶液、ジメチルアニリン、ナイパーNSの配合量を表6の実施例16欄に記載の配合割合に変えた以外は、実施例15と同じ条件でレジンコンクリート試験を行った。
実施例12と同じエチレンオキサイド6モル付加物の成分(C)を用い、表6の実施例17欄に記載の配合割合に変えた以外は実施例11と同じ条件で実施例17の水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物についても、実施例11と同様に各種評価試験を行い、更に、この水硬性樹脂組成物については下記ガラス入りフレーク入り組成物(GF)の特性も測定した。
表6の実施例18の欄に記載の配合割合に変えた以外は、実施例11と同じ条件で、実施例18の水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物についても、実施例11と同
様に各種評価試験を行い、更に、実施例17と同じ条件でガラス入りフレーク入り組成物(GF)の特性も試験した。
上記比較例1と同じ条件で、平均分子量750、酸価15KOHmg/gの芳香族系エポキシ(メタ)アクリレートからなる成分(B)を得た。この成分(B)を用い、成分(A)を用いずに、下記表6の比較例9の欄に記載の配合でベース組成物を製造し、このベース組成物に表6の比較例9の欄に記載の配合で、更に、(F)、(G)、(F)を配合し、比較例9の水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物を用い、実施例11と同じ条件で、各種評価試験を行った。
成分(B)を用いずに、下記表6の比較例10の欄に記載の配合で比較例10の水硬性樹脂組成物を製造した。この水硬性樹脂組成物を用い、実施例11と同じ条件で各種評価試験を行った。
上記比較例4と同じ条件で、数平均分子量約1300の芳香族エポキシメタクリレートを製造し、成分(B)とした。この成分(B)と、実施例11と同じ成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)を用い、表6の比較例11の欄に記載の配合割合で比較例11の水硬性樹脂組成物を製造した。
スチレン型ビニルエステル樹脂(昭和電工社製のリポキシR804)100質量部に8%オクチル酸コバルト1質量部及び日油製のスチレン系ビニルエステル樹脂硬化剤(メチルエチルケトンパーオキサイド)2質量部を添加して配合物を作成した。この配合物を用いて実施例11と同じ条件で各特性試験を行ったところ、スチレン揮発量は80g/m2と極めて高くなった。
配合割合を表6の比較例13欄に記載のものに変えた以外は、比較例11と同じ条件で比較例13の水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物を用い、実施例11と同じ条件で各種評価試験を行い、更に、実施例15と同じ条件でレジンコンクリート試験を行った。
(C)成分をエチレンオキサイド30モル付加エトキシ化ビスフエノールAジメタクリレート(C)(新中村化学工業社 BPE−1300)に変え、比較例11と同じ芳香族系エポキシメタクリレート(数平均分子量1300)を用い、更に、配合割合を表6の比較例14欄に記載のものに変えた以外は、実施例11と同じ条件で比較例14の水硬性樹脂組成物を得た。この水硬性樹脂組成物を用いて実施例11と同じ条件で各種評価試験を行い、更に、ガラスフレークの量を40質量部に変えた以外は、実施例17と同じ条件でガラス入りフレーク入り組成物(GF)の特性も試験した。
分(B)〜(E))では、水分により硬化阻害が起こるため、水と接触あるいは組成物中に水を含有させることで、強度が劣り、耐薬品性、接着性なども得られないという欠点があり、このようなノンスチレン系ビニルエステル樹脂組成物に(F)水硬性セメント、(G)水及び(H)セメント減水剤を添加し、過酸化物と混合しても上記欠点は解消されなかった。
Claims (12)
- (A)分子末端に少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有するウレタン(メタ)アクリレ−ト、
(B)芳香族系エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸との反応物からなり、数平均分子量が500〜1100の範囲にあって、酸価が10KOHmg/g以下のエポキシ(メタ)アクリレ−ト、
(C)エチレンオキサイド付加モル数2〜10のエトキシ化ビスフェノ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、及び、
(D)分子量が300以下のアルコ−ル残基として環内に炭素間二重結合又は窒素原子を1個のみを有する環状炭化水素基を含む基を有する単官能性(メタ)アクリレ−ト系モノマーを含み、
さらに、(A)、(B)、(C)及び(D)の合計100質量部に対して(E)フェニル基を有する(メタ)アクリレ−トモノマ−1〜10質量部を含み、
(A)ウレタン(メタ)アクリレ−トと(B)エポキシ(メタ)アクリレートとの重量比(A)/(B)が、5/95以上50/50以下である、硬化性樹脂組成物。 - 成分(A)、(B)、(C)及び(D)の合計100質量部に対し、
(A)ウレタン(メタ)アクリレ−ト10〜50質量部、
(B)エポキシ(メタ)アクリレ−ト5〜50質量部、
(C)エトキシ化ビスフェノ−ルジ(メタ)アクリレ−ト3〜30質量部、及び、
(D)単官能性(メタ)アクリレ−ト系モノマー15〜50質量部を含み、
さらに、(A)、(B)、(C)及び(D)の合計100質量部に対し、(E)フェニル基を有する(メタ)アクリレ−トモノマ−を1〜10質量部を含み、
(A)ウレタン(メタ)アクリレ−トと(B)エポキシ(メタ)アクリレートとの重量比(A)/(B)が、5/95以上50/50以下であり、
(C)エトキシ化ビスフェノ−ルジ(メタ)アクリレ−トが、2官能性(メタ)アクリレ−トモノマ−のエトキシ化ビスフェノ−ルAジ(メタ)アクリレ−トである請求項1に記載の硬化性樹脂組成物。 - 前記(A)ウレタン(メタ)アクリレートは、重量平均分子量が400〜700のポリアルキレングリコールと、ポリイソシアネートと、水酸基を1つ以上有する(メタ)アクリレートモノマーの重合物である請求項1または2に記載の硬化性樹脂組成物。
- (A)分子末端に少なくとも2個の(メタ)アクリロイル基を有するウレタン(メタ)アクリレ−ト、
(B)芳香族系エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸との反応物からなり、数平均分子量が500〜1100の範囲にあって、酸価が10KOHmg/g以下のエポキシ(メタ)アクリレ−ト、
(C)エチレンオキサイド付加モル数2〜10のエトキシ化ビスフェノ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、及び、
(D)分子量が300以下のアルコ−ル残基として環内に炭素間二重結合又は窒素原子を1個のみを有する環状炭化水素基を含む基を有する単官能性(メタ)アクリレ−ト系モノマーを含み、
さらに、(A)、(B)、(C)及び(D)の合計100質量部に対して(E)フェニル基を有する(メタ)アクリレ−トモノマ−1〜10質量部を含む硬化性樹脂組成物を含むライニング材であって
更に、水硬性セメント、セメント減水剤及び水を含むライニング材。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬化性樹脂組成物を含むライニング材。
- 前記硬化性樹脂組成物100質量部に対し、熱可塑性樹脂粉末からなる増粘剤を1〜30質量部含有する請求項4または5に記載のライニング材。
- 前記硬化性樹脂組成物100質量部に対し、光重合開始剤0.5〜2.5質量部を含有する請求項4〜6のいずれか1項に記載のライニング材。
- 前記硬化性樹脂組成物100質量部に対し、鱗片状無機充填剤5〜50質量部含有する請求項4〜7のいずれか1項に記載のライニング材。
- 更に、有機過酸化物を含有する請求項4〜8のいずれか1項に記載のライニング材。
- 更に、水硬性セメントと、セメント減水剤とを有する請求項9に記載のライニング材。
- 更に、水を含有する請求項10に記載のライニング材。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の硬化性樹脂組成物を含み、当該硬化性樹脂組成物100質量部に対し、微粒子状又は粉状の不活性な無機材料を100〜600質量部含有し、
前記無機材料の平均粒径は10mm〜0.02mmの範囲にあるコンクリート被覆組成物。
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