JP6582802B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
現像装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6582802B2 JP6582802B2 JP2015187217A JP2015187217A JP6582802B2 JP 6582802 B2 JP6582802 B2 JP 6582802B2 JP 2015187217 A JP2015187217 A JP 2015187217A JP 2015187217 A JP2015187217 A JP 2015187217A JP 6582802 B2 JP6582802 B2 JP 6582802B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing
- roll
- image
- magnetic pole
- developing sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 56
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 55
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 claims description 33
- 229920001343 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 claims description 22
- 239000004810 polytetrafluoroethylene Substances 0.000 claims description 22
- -1 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 claims description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 17
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
- 238000011161 development Methods 0.000 description 6
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 229910001172 neodymium magnet Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052761 rare earth metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 150000002910 rare earth metals Chemical class 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 229910052777 Praseodymium Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 1
- PRQMIVBGRIUJHV-UHFFFAOYSA-N [N].[Fe].[Sm] Chemical compound [N].[Fe].[Sm] PRQMIVBGRIUJHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- PUDIUYLPXJFUGB-UHFFFAOYSA-N praseodymium atom Chemical compound [Pr] PUDIUYLPXJFUGB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 229910000938 samarium–cobalt magnet Inorganic materials 0.000 description 1
- SBIBMFFZSBJNJF-UHFFFAOYSA-N selenium;zinc Chemical compound [Se]=[Zn] SBIBMFFZSBJNJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000011856 silicon-based particle Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Description
像保持体に対向して配置され、表面に現像剤を保持して回転する回転部材と、
前記回転部材の内部に配置され、前記回転部材を挟んで前記像保持体に対向する現像磁極を有し、回転不能に支持される磁石部材と、
前記回転部材の内面および前記磁石部材の外面の少なくとも一方に付与された粒子状の潤滑剤であって、ポリテトラフルオロエチレンを含有する粒子により構成され、且つ、粒子径のD50が3.5μm以下の前記潤滑剤と、
を備えたことを特徴とする。
像保持体と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像の形成装置と、
前記像保持体の表面の潜像を可視像に現像する請求項1に記載の現像装置と、
前記像保持体の表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記媒体の表面の可視像を定着させる定着装置と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1,2に記載の発明によれば、ポリテトラフルオロエチレンを使用しない場合に比べて、潤滑性を高くすることができる。
請求項1,2に記載の発明によれば、粒子径:D50が3.5μmより大きい潤滑剤を使用する場合に比べて、回転部材の回転速度の変動を低減できる。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図2は実施例1の画像形成装置の要部説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としての複写機Uは、装置の本体の一例であって、画像記録装置の一例としてのプリンタ部U1を有する。プリンタ部U1の上部には、読取部の一例であって、画像読取装置の一例としてのスキャナ部U2が支持されている。スキャナ部U2の上部には、原稿の搬送装置の一例としてのオートフィーダU3が支持されている。実施例1のスキャナ部U2には、入力部の一例としてのユーザインタフェースUIが支持されている。前記ユーザインタフェースUIは、操作者が入力をして、複写機Uの操作が可能である。
読取り用の光学系Aの右方には、撮像部材の一例としての撮像素子CCDが配置されている。撮像素子CCDには、画像処理部GSが電気的に接続されている。
画像処理部GSは、プリンタ部U1の書込回路DLに電気的に接続されている。書込回路DLは、潜像の形成装置の一例としてのLEDヘッドLHy,LHm,LHc,LHkに電気的に接続されている。
各感光体ドラムPRy〜PRkには、帯電器の一例としての帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkが対向して配置されている。前記帯電ロールCRy〜CRkには、電源回路Eから帯電電圧が印加される。なお、電源回路Eは、制御部の一例としてのコントローラCにより制御される。前記コントローラCは、画像処理部GSや書込回路DL等との間でも信号の送受信を行って、各種制御を行う。
感光体ドラムPRy〜PRkの回転方向に対して、帯電ロールCRy〜CRkの下流側に設定された書込領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1kにおいて、感光体ドラムPRy〜PRkの表面に対して、LEDヘッドLHy〜LHkから書込光が照射される。
感光体ドラムPRy〜PRkの回転方向に対して、書込領域Q1y〜Q1kの下流側に設定された現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kには、現像装置Gy,Gm,Gc,Gkが感光体ドラムPRy〜PRkの表面に対向して配置されている。
感光体ドラムPRy〜PRkの回転方向に対して、1次転写領域Q3y〜Q3kの下流側には、像保持体の清掃器の一例としてのドラムクリーナCLy,CLm,CLc,CLkが配置されている。
前記1次転写ロールT1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび2次転写器T2等により、感光体ドラムPRy〜PRkに形成された画像を媒体に転写する実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。
前記ベルトモジュールBMの上方には、現像剤の収容容器の一例としてのカートリッジKy,Km,Kc,Kkが配置されている。各カートリッジKy〜Kkには、現像装置Gy〜Gkに補給される現像剤が収容されている。前記カートリッジKy〜Kkと現像装置Gy〜Gkとの間は、図示しない現像剤の補給装置により接続されている。
給紙トレイTR1〜TR3の左上方には、媒体の取出部材の一例としてのピックアップロールRpが配置されている。ピックアップロールRpの左方には、捌き部材の一例としての捌きロールRsが配置されている。
各給紙トレイTR1〜TR3の左方には、上方に延びる媒体の搬送路SHが形成されている。搬送路SHには、媒体の搬送部材の一例としての搬送ロールRaが複数配置されている。搬送路SHには、シートSの搬送方向の下流部であり且つ2次転写領域Q4の上流側に、送出部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。
定着装置Fの斜め上方には、媒体の搬送部材の一例としての排出ローラRhが配置されている。排出ローラRhの右方には、媒体の排出部の一例としての排出トレイTRhが形成されている。
前記原稿トレイTG1に収容された複数の原稿Giは、プラテンガラスPG上の原稿の読み取り位置を順次通過して、原稿の排紙トレイTG2に排出される。
前記オートフィーダU3を使用して自動的に原稿を搬送して複写を行う場合は、読取り用の光学系Aは初期位置に停止した状態で、プラテンガラスPG上の読み取り位置を順次通過する各原稿Giを露光する。
原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行う場合、読取り用の光学系Aが左右方向に移動して、プラテンガラスPG上の原稿が、露光されながら走査される。
画像処理部GSは、撮像素子CCDから入力されるRGBの電気信号を黒:K、イエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:Cの画像情報に変換して一時的に記憶する。画像処理部GSは、一時的に記憶した画像情報を予め設定された時期に、潜像形成用の画像情報として書込回路DLに出力する。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒:Kのみの画像情報が書込回路DLに入力される。
各感光体ドラムPRy〜PRkの表面は、帯電ロールCRy〜CRkによりに帯電される。LEDヘッドLHy〜LHkは、書込領域Q1y〜Q1kにおいて、感光体ドラムPRy〜PRkの表面に静電潜像を形成する。現像装置Gy〜Gkは、現像領域Q2y〜Q2kにおいて、感光体ドラムPRy〜PRkの表面の静電潜像を、可視像の一例としてのトナー像に現像する。現像装置Gy〜Gkで現像剤が消費されると、消費量に応じて、各カートリッジKy〜Kkから各現像装置Gy〜Gkに現像剤が補給される。
前記レジロールRrは、中間転写ベルトBの表面のトナー像が2次転写領域Q4に移動する時期に合わせて、シートSを送り出す。
2次転写領域Q4を通過後の中間転写ベルトBの表面は、ベルトクリーナCLbにより残留トナーが除去されて清掃される。
2次転写領域Q4を通過したシートSは、定着領域Q5を通過する際に、定着装置Fによりトナー像が加熱および加圧されて定着される。
トナー像が定着されたシートSは、排出ローラRhで排出トレイTRhに排出される。
図3は実施例1の現像装置の説明図である。
図4は図3のIV−IV線断面図である。
次に、前記本発明の実施例1の現像装置Gy,Gm,Gc,Gkの説明をするが、各色の現像装置Gy,Gm,Gc,Gkは同様に構成されているため、Y色の現像装置Gyについてのみ詳細な説明をし、その他の色の現像装置Gm,Gc,Gkについては、詳細な説明を省略する。
図3、図4において、容器本体1には、内部の左上部に、現像剤の保持体の収容部の一例としての現像ロール室4が形成されている。現像ロール室4の下方には、第1の収容室の一例としての供給室6が形成されている。供給室6は現像ロール室4と接続されている。供給室6の右方には、第2の収容室の一例としての撹拌室7が形成されている。
図4において、実施例1の現像装置Gyでは、撹拌室7の後端に、補給部の一例としての補給室9が接続されている。補給室9は後方に延びる筒状に形成されている。補給室9の後端の上面には、流入口の一例としての補給口9aが形成されている。補給口9aには、カートリッジKyからの現像剤が補給される。
なお、前記磁石ロール11には、現像領域Q2yに対応して、現像磁極S1が設けられている。また、トリマー13に対向する位置には、層厚の規制用の磁極の一例としてのトリミング磁極N2が設けられている。トリミング磁極N2は、現像磁極S1とは逆極性の磁極により構成されている。また、現像スリーブ12の回転方向に対して、現像磁極S1の下流側には、現像磁極S1とは逆極性の搬送磁極N1が設けられている。現像スリーブ12の回転方向に対して、搬送磁極N1の下流側には、現像剤の離脱用の磁極の一例としてのピックオフ磁極S2が設けられている。ピックオフ磁極S2は、搬送磁極N1とは逆極性の磁極により構成されている。現像スリーブ12の回転方向に対して、ピックオフ磁極S2の下流側且つトリミング磁極N2の上流側には、現像剤の吸着用の磁極の一例としてのピックアップ磁極S3が設けられている。ピックアップ磁極S3は、ピックオフ磁極S2とは同極性且つトリミング磁極N2とは逆極性の磁極により構成されている。
撹拌室7および補給室9には、第2の搬送部材の一例としての撹拌オーガ17が配置されている。撹拌オーガ17は、供給オーガ16と同様に、回転軸17aと、搬送羽根17bと、を有する。撹拌オーガ17の前端には、駆動の伝達部材の一例としてのギアG3が支持されている。ギアG3は、供給オーガ16のギアG2と噛み合う。
また、図4において、撹拌室7の後部には、カートリッジKyからの現像剤が補給される補給口7aが形成されている。
前記構成を備えた現像装置Gy〜Gkでは、画像形成が開始されると、モータが駆動して、各オーガ16,17が回転すると共に、現像ロールR0y〜R0kが回転する。実施例1では、供給オーガ16が回転すると、供給オーガ16は、供給室6の現像剤を、矢印Yaで示すように、第1流入部8aから第2流入部8bに向けて撹拌しながら搬送する。第2流入部8bまで搬送された現像剤は、第2流入部8bを通じて撹拌室7に流入する。撹拌オーガ17が回転すると、撹拌オーガ17は、撹拌室7の現像剤を、矢印Ybで示すように、第2流入部8bから第1流入部8aに向けて撹拌しながら搬送する。第1流入部8aまで搬送された現像剤は、第1流入部8aを通じて供給室6に流入する。よって、供給室6と撹拌室7とによって、循環室6+7が構成されている。
図5は実施例1の現像ロールの現像磁極の部分の拡大図である。
図3、図5において、実施例1の磁石ロール11は、円柱状の本体部21を有する。本体部21には、現像磁極S1に対応する部分に凹部21aが形成されている。凹部21aには、主極部材22が支持されている。主極部材22は、凹部21aの凹んだ形状に対応する形状に形成され、前後方向に延びている。主極部材22は、本体部21に比べて、磁力の高い材料により構成されている。実施例1では、主極の磁力は1200mT以上とすることが好ましく、主極のみ磁力を高くするためには、希土類磁石を使用することが考えられる。例えば、ネオジム磁石、サマリウムコバルト磁石、プラセオジム磁石、サマリウム鉄窒素磁石、などが挙げられる。主極の磁力は磁石の外径に比例するので、今回の実施例にあげているスリーブ外径φ18の場合、適用するマグネットの外径が約φ17になる。この外形での磁力をネオジム磁石で最大に出そうとする場合、概略1900mTが上限と考えられる。
なお、本体部21に凹部21aを形成して主極部材22を支持する構成の磁石ロール11は、特許文献1,2等に記載されており、公知であるため、詳細な説明は省略する。
前記構成を備えた実施例1の現像ロールR0y〜R0kでは、現像スリーブ12の回転時に磁石ロール11に接触する場合がある。近年、現像装置Gy〜Gkが小型化すると共に、現像剤が小粒径化している。現像装置Gy〜Gkが小型化すると、磁石ロール11や現像スリーブ12が小型化するとともに、磁石ロール11と現像スリーブ12との隙間が狭くなる。
また、現像剤の粒径が小さくなっていくと、非磁性のトナーだけでなく、磁性のキャリアの粒径も小さくなる。磁性のキャリアの粒径が小さくなると、各磁極S1〜S3、N1,N2から受ける磁力も小さくなる。したがって、キャリアが感光体ドラムPRy〜PRkに移動してしまう現象、いわゆる、BCO:Beads Carry Overが発生する可能性が高くなる。特に、キャリアの粒径がD:50で30μm以下の時に、BCOが発生する可能性が高くなる。また、現時点で作成可能なキャリアの粒径はD:50で25μmであり、これがキャリアの最小径となる。この場合、BCOはさらに悪化する。キャリア単体でのスリーブとの磁気吸引力はキャリアの粒径の3乗に比例するので、径の影響が大きい。
これに対して、従来よりも磁力の高い磁石ロール11を使用すると、磁石ロール11の費用が高くなる。また、磁石ロール11と現像スリーブ12との隙間を狭くすると、現像スリーブ12の表面に形成される磁界が強くなるが、磁石ロール11と現像スリーブとの隙間を狭くするのにも限界がある。よって、実施例1や特許文献1,2のように現像磁極S1の部分のみ磁力の高い構成とすることで、全体を磁力の高い構成とする場合に比べて、費用の上昇が抑制される。
現像スリーブ12が磁石ロール11に接触すると、回転する現像スリーブ12と固定の磁石ロール11との摺擦で、摺動抵抗が発生する。したがって、潤滑剤が付与されていない従来の構成では、現像スリーブ12の回転速度の変動、いわゆる、回転ムラが発生して、画質に悪影響を及ぼしたり、摺動音が発生したり、摩耗が発生する恐れがある。仮に、現像スリーブ12と磁石ロール11とが接触しないように、撓みにくい剛性の高い材料を使用したり、接触しないように誤差を減らそうとすると、製造費用が上昇する問題がある。
また、実施例1では、粒子径のD:50が3.5μm以下のPTFE粒子により構成されている。粒径のD:50が3.5μm以下の粒子の場合、摺擦時の擦り応力により、固体粒子から粘性のある物体、いわゆる糊状に変化する。したがって、磁石ロール11の摺擦した部分に選択的に強固に付着する。したがって、糊状にならない場合に比べて、経時的に、摺擦する部分に糊状のPTFEが蓄積し、安定した潤滑性が得られやすくなる。なお、本願明細書および請求の範囲において、摺擦に伴って潤滑剤が粒子状ではなくなる場合であっても、摺擦前の付与時に粒子状であるので、「粒子状の潤滑剤」と総括して記載する。
次に、実施例の効果を確認するための実験を行った。
実験は、PTFE粒子の粒径を変化させた場合に、現像スリーブ12の回転速度の変動が発生するかを確認した。
実験では、富士ゼロックス株式会社製のDocucenter5570を改造して使用した。なお、この実験装置では、直径が17mmの磁石ロールを使用し、肉厚が17μmの現像スリーブ12を使用した。また、磁石ロール11と現像スリーブ12との隙間は、0.4mmに設定されている。さらに、現像磁極S1として、1400[mT]の主極部材22を使用した。また、実験装置では、現像スリーブ12の回転数は550[rpm]に設定した。
PTFE粒子は、ダイキン社製の製品名L−2を使用した。また、PTFE粒子の粒子径は、コールターマルチサイザー(ベックマン・コールター社製)で測定した。なお、実験例では、粒子径のD:50が3[μm],3.5[μm],4[μm],5[μm],6[μm]のものを使用した。
さらに、現像スリーブ12の回転速度の変動は全面ハーフトーン(A3)サイズのプリントサンプルを採取し、現像スリーブ周期の斑の有無と変化(距離の違い)で測定した。実験結果を図6に示す。
図6において、PTFE粒子の粒径が4μm以上である場合、回転速度の変動が30[rpm]以上であった。これに対して、PTFE粒子の粒径が3.5μm以下の場合、回転変動が5[rpm]以下に抑えられた。実験後に、現像ロールを分解して確認したところ、粒子径が3[μm]と3.5[μm]のものでは、磁石ロール11の表面に糊状に付着していることが確認されたが、4[μm]以上のものでは確認されなかった。
したがって、実施例1の構成では、潤滑剤を使用しない従来の構成に比べて、磁石ロール11と現像スリーブ12との摺動抵抗が低減され、現像スリーブ12の回転速度の変動が低減されることが確認された。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H08)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機Uを例示したが、これに限定されず、例えば、プリンタ、FAX、あるいはこれらの複数または全ての機能を有する複合機等により構成することも可能である。
(H02)前記実施例において、複写機Uは、4色の現像剤が使用される構成を例示したが、これに限定されず、例えば、単色の画像形成装置や、5色以上または3色以下の多色の画像形成装置にも適用可能である。
(H04)前記実施例において、現像スリーブ12の内面に潤滑剤を付与する構成を例示したが、これに限定されない。磁石ロール11の外面に潤滑剤を付与したり、磁石ロール11と現像スリーブ12の両方に付与する構成とすることも可能である。また、現像スリーブ12の内面や磁石ロール11の外面の全域に付与する構成が望ましいが、現像スリーブ12と磁石ロール11とが接触しやすい部分が実験等で予め確認された場合は、接触しやすい部分に部分的に付与する構成とすることも可能である。
(H06)前記実施例において、例示した数値や材料に限定されず、設計や仕様等に応じて適宜変更可能である。
(H08)前記実施例において、潤滑剤をまぶすようにして付与する構成が望ましいが、これに限定されない。例えば、磁石ロール11の外面または現像スリーブ12の内面に粘着剤を塗布して、粘着剤に潤滑剤を付着させたり、粒子状の潤滑剤が分散された液体を塗布、乾燥させて皮膜状に付与することも可能である。
12…回転部材、
23…潤滑剤、
F…定着装置、
Gy,Gm,Gc,Gk…現像装置、
LHy,LHm,LHc,LHk…潜像の形成装置、
PRy,PRm,PRc,PRk…像保持体、
S…媒体、
S1…現像磁極、
T1+T2+B…転写装置、
U…画像形成装置。
Claims (2)
- 像保持体に対向して配置され、表面に現像剤を保持して回転する回転部材と、
前記回転部材の内部に配置され、前記回転部材を挟んで前記像保持体に対向する現像磁極を有し、回転不能に支持される磁石部材と、
前記回転部材の内面および前記磁石部材の外面の少なくとも一方に付与された粒子状の潤滑剤であって、ポリテトラフルオロエチレンを含有する粒子により構成され、且つ、粒子径のD50が3.5μm以下の前記潤滑剤と、
を備えたことを特徴とする現像装置。 - 像保持体と、
前記像保持体の表面に潜像を形成する潜像の形成装置と、
前記像保持体の表面の潜像を可視像に現像する請求項1に記載の現像装置と、
前記像保持体の表面の可視像を媒体に転写する転写装置と、
前記媒体の表面の可視像を定着させる定着装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015187217A JP6582802B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 現像装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015187217A JP6582802B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 現像装置および画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017062329A JP2017062329A (ja) | 2017-03-30 |
| JP6582802B2 true JP6582802B2 (ja) | 2019-10-02 |
Family
ID=58429595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015187217A Active JP6582802B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 現像装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6582802B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63314577A (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-22 | Canon Inc | 現像装置 |
| JPH03194581A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JPH1161003A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 磁性塗料及びこれを用いた現像剤担持体並びに現像剤担持体の製造方法 |
| JP4068893B2 (ja) * | 2002-05-24 | 2008-03-26 | 株式会社リコー | 電子写真用感光体及び画像形成装置 |
| JP4559097B2 (ja) * | 2004-02-27 | 2010-10-06 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| JP4419866B2 (ja) * | 2005-02-18 | 2010-02-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電潜像現像用トナー、現像剤および画像形成方法 |
| JP2007334182A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Ricoh Co Ltd | 現像剤担持体と現像装置とプロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
| JP5585184B2 (ja) * | 2010-04-26 | 2014-09-10 | 株式会社リコー | 現像剤担持体と現像装置とプロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
| US20130008746A1 (en) * | 2011-07-06 | 2013-01-10 | Vaskrsije Jankovic | System and method for enclosed and automated lubrication of fasteners |
-
2015
- 2015-09-24 JP JP2015187217A patent/JP6582802B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2017062329A (ja) | 2017-03-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8995851B2 (en) | Developing device having agitation conveyance member with scraper for wiping toner sensor and image forming apparatus having the developing device | |
| JP2009058944A (ja) | 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
| JP6299335B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| CN104932225B (zh) | 显影装置和图像形成设备 | |
| JP4748242B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JP4513854B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JP5581636B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JP2014102341A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
| JP6554843B2 (ja) | 現像剤の収容体および画像形成装置 | |
| JP2009168954A (ja) | 現像装置、画像形成装置 | |
| JP6582802B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JP2010113210A (ja) | 現像装置、像保持体ユニットおよび画像形成装置 | |
| JP2012203370A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2006227325A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2012145777A (ja) | 現像装置、可視像形成装置及び画像形成装置 | |
| JP6303693B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JP6543993B2 (ja) | 現像装置、可視像形成装置および画像形成装置 | |
| JP6303697B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JP6112298B2 (ja) | 現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 | |
| JP2016170227A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JP6528481B2 (ja) | 現像剤の収容体および画像形成装置 | |
| JP2011085847A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JP2015194728A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
| JP4627247B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
| JP2012053177A (ja) | 現像装置、画像形成装置および隙間の調整方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180831 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190606 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190611 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190724 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190806 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190819 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6582802 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |