JP6687397B2 - 研削装置 - Google Patents
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Description
つまり、垂直壁面、傾斜壁面(特に垂直壁面より傾斜の大きい傾斜壁面)、および天井面を加工する場合には、装置の自重に起因して鉛直方向にかかる負荷を操作者が支え続けなければならない。このような負荷は操作者にとって負担が大きい。したがって、これまでの装置は操作性に優れているとは言えない。
本発明は、被削材の表面を研削するための研削装置である。本発明の研削装置は、ハウジングと、出力軸と、研削刃と、カバーと、吸引機部と、を含む。
ハウジングは、駆動機構を収容している。出力軸は駆動機構から突設されている。研削刃は、出力軸に固定され、且つ、出力軸の直交面に沿って延在する。カバーは、周壁部および吸引口を含む。周壁部は、研削刃の、被削材の表面と対向すべき側とは反対側に開口し、研削刃の全周を覆っている。吸引機部は、吸引口に接続されている。
さらに、研削装置の重量X(kgf)(以下において、自重Xと記載する)と、カバーの開口端が被削材の表面に接触した状態で吸引機部を作動させた場合に生じる、重力とは反対方向の力Y(kgf)と、の関係が、下記式(I):
Y/X>1 (I)
を満たす。
上記(1)の研削装置は、出力軸が駆動機構からの突設方向に往復動可能であり、膜体を含んでよい。膜体は、周壁部の、被削材の表面と対向すべき側とは反対側を封止し、出力軸に連動可能に連結された可撓部と、周壁部に固定された固定部とを含む。
上記(2)の研削装置は、重力とは反対方向の力Y(kgf)と、被削材の表面に対するカバーの開口端における静止摩擦係数μおよびカバーが被削材の表面に接触させられた状態で吸引機部を稼働させた場合にカバーが被削材の表面に吸着する実吸引力N(kgf)と、が満たす下記式(II):
Y=μN (II)
の関係において、実吸引力N(kgf)と、カバーの開口端の内周面積Sc(cm2)、可撓部の内周面積Sd(cm2)、および吸引機部による真空度P(kPa)と、の関係が、下記式(III):
N=P(Sc−Sd) (III)
を満たしてよい。
上記(2)の研削装置は、出力軸の突設方向における研削刃の位置を調節する出刃量調節部を含んでよい。出刃量調節部は、押圧面を有し、伸縮部を含む。押圧面は、ハウジングの、被削面に対向すべき側に、出力軸に連動可能に設けられる、伸縮部は、押圧面とカバーとの間に設けられ、出力軸の突設方向に伸縮する。
上記(4)の研削装置は、重力とは反対方向の力Y(kgf)と、被削材の表面に対するカバーの開口端における静止摩擦係数μおよびカバーが被削材の表面に接触させられた状態で吸引機部を稼働させた場合にカバーが被削材の表面に吸着する実吸引力N(kgf)と、が満たす下記式(II):
Y=μN (II)
の関係において、実吸引力N(kgf)と、カバーの開口端の内周面積Sc(cm2)、可撓部の内周面積Sd(cm2)、吸引機部による真空度P(kPa)、およびカバーが被削材の表面に接触させられた状態で吸引機部を稼働させた場合に伸縮部が押圧面を付勢する反力F(kgf)と、の関係が、下記式(IV):
N=P(Sc−Sd)+F (IV)
を満たしてよい。
上記(5)の研削装置は、伸縮部の反力Fが0kgf以上35.2kgf以下であってよい。
上記(3)、(5)および(6)のいずれかの研削装置は、静止摩擦係数μが0.21以上であってよい。
上記(3)および(5)から(7)のいずれかの研削装置は、吸引機部による真空度Pが1kPa以上90kPa以下であってよい。
上記(1)から(8)のいずれかの研削装置は、研削装置の重量X(kgf)と、カバーの開口端が被削材の表面に接触した状態で吸引機部を作動させた場合に生じる、重力とは反対方向の力Y(kgf)との関係が、下記式(V):
Y/X<5 (V)
を満たしてよい。
上記(1)から(9)のいずれかの研削装置は、カバーの開口端の全周に対して固定された、圧縮弾性を有する通気性摺接部材を含んでよい。
また、通気性摺接部材は、カバー内部の吸引圧で圧縮されても通気性を維持するため、カバー内を吸引させた状態であってもカバー内部と外部とを連通する空隙を適度に確保することができる。このため、カバー内部の減圧中に、当該空隙から適度な少量の外気を吸入することで、被削材の表面とカバーとの間で塵埃の飛散を抑制することができる。
そして、通気性摺接部材はその摺動性により、被削材の表面に吸着し、かつ、塵埃の飛散が抑制された状態を保ったまま、吸着力に抗って容易に移動させることができる。
さらに、通気性摺接部材は圧縮弾性を有するため、被削材の表面への接触性が良好で塵埃の飛散を抑制しやすい。
上記(10)の研削装置は、通気性摺接部材の、被削材の表面に対する静止摩擦係数が0.3以下であってよい。
上記(1)から(11)に記載の研削装置は、カバーが調圧弁を含んでよい。
[1−1.基本構成]
図1は、本発明の第1実施形態の研削装置の外観斜視図である。図2は、図1の研削装置をII-II線を含む平面で切断した模式的断面図である。図3は、図2の一部拡大図である。図4は、図1の研削装置の模式的切欠き図(未使用時)である。図5は、図1の研削装置を作動させて被削材の表面に接触させた時の、当該研削装置の模式的切欠き図である。図6は、図5の状態から研削刃の角度の微調整を行う時の図1の研削装置の模式的切欠き図である。
なお、以下の説明においては、図2の上側を研削装置の上側、図2の下側を研削装置の下側(被削材が位置する側)と記載することがある。しかしながらこれらの方向は説明の便宜上定めるものであり、使用時における絶対的方向を示すものではない。
ハウジング200は、図示されない駆動機構を収容している。駆動機構は、駆動源(本実施形態では電動モータ)と、駆動源の駆動力を伝える動力伝動部(本実施形態ではギア)とを主として含む。ハウジング200は、電動モータを収容する筒状のモータケース210と、モータケース210の一端に設けられた、ギアを収容するギアケース220とを含む。モータケース210の他端からは、電動モータへ電力を供給する図示しない電力供給源に接続される電源コード290が延長している。
出力軸300の先端部390には研削刃400が設けられている。研削刃400は、中央が開口した円板状であり、中央の開口部に出力軸300が貫通させられることで、出力軸300の突設方向(回転軸O方向に一致)に対する直交面の方向に延在する。出力軸300には、研削刃400を上下両面から挟み込むワッシャ391とナット392とが装着されている。研削刃400は、上側の面がワッシャ391で抑えられ、被削材の表面に対向する下側の面がナット392で締め込まれることで、出力軸300と同軸(回転軸O)で一体的に回転するように固定されている。
研削装置100には、研削装置100を被削面に吸引させるとともに、研削刃400による加工によって発生する塵埃の飛散を防止するためのカバー500が装着されている。
周壁部520は、研削刃400の周りを覆うように配置され被削材の表面に対向する側(下側)で開口した円筒状部材523と、円筒状部材523に連結された連結具521とを含む。本実施形態では、図4に示すように、非研削時において、研削刃400は、カバー500の開口端510(つまり円筒状部材523の開口端)よりも上方に位置しており、作業空間S内に完全に収容されている。これによって、研削刃400が不用意に他の箇所へ接触することを防止することができる。周壁部520は、作業空間S内の空気が吸引された場合(後述)に、その負圧に抗う剛性を有する。
本実施形態では、開口端510に対しては、その全周に沿って通気性摺接部材600が固定されている。本実施形態における通気性摺接部材600は、開口端510の面に固定されている。これにより、通気性摺接部材600の上面の固定面611が開口端510に対して固定される一方、下面の摺接面619が被削材表面900に接触させられる(図5で後述)。
通気性摺接部材600の圧縮時通気性は、吸引機部によってカバー500の作業空間S内部が吸引されて圧縮された状態でも、作業空間S内部と外部とを連通する空隙を閉塞せずに確保することで通気性を維持する性質をいう。具体的には、吸引機部による真空圧(吸引圧)によって開口端510の面によって押しつけられる圧力と同じか、またはそれ以上の圧力で押圧されても当該空隙を確保する。これによって、適切な気体流量を確保して集塵性を良好に発揮することができ、かつ、通気性摺接部材600の摺接面619が被削材表面900に押しつけられた状態で、被削材表面900を容易に移動することができる。本実施形態では、吸引機部による真空圧(吸引圧)に抗って通気性摺接部材600が当該空隙を確保できればよい。
また、通気性摺接部材600の動摩擦係数はたとえば0.14以上であってよい。これによって、被削材表面900が研削装置100より鉛直下方に存在する面でない場合(たとえば、被削材表面900が鉛直方向などの非水平面、および研削装置100より鉛直上方に存在する面などの場合)であっても、被削材表面900に吸着した状態で研削装置100を動かしている最中の操作者が、研削装置100の自重を支える負担が少なくて済む。
また、通気性摺接部材600の静止摩擦係数μはたとえば0.3以下であってよい。これによって、研削装置100を静止させかつ被削材表面900に吸着させた状態から操作者が研削装置100を動かす時の負担を軽くすることができる。
摺接面619の幅wは、固定面611の幅と同じまたはそれ以上である。これによって、摺接面619が被削材表面900に接触する面積を十分に確保することができるため、カバー500が被削材表面900を良好に吸引することができる。
本実施形態の研削装置100は、研削刃400が固定された出力軸300を回転軸O方向に動かして研削刃400の出刃量を調節する出刃量調節部700を含む。
0.5N/mm以上35.2N/mm以下、好ましくは1.0N/mm以上20N/mm以下であってよい。伸縮定数が上記下限値以上であることは、確保すべきストロークが適度に短くて済み、研削装置100の出力軸300方向の高さを適度にコンパクトに構成することができる点で好ましく、上記上限値以下であることは、研削刃400の押し当て力の調整が容易であり、また、研削刃400およびそれに伴う押圧部710のストロークが適度に確保されるため研削刃400が被削材表面900へ当たったことを、押圧部710などが動いた感覚として操作者が感知しやすい点で好ましい。なお、上述の伸縮定数は、伸縮部750が複数で構成される場合には、それぞれの伸縮部の伸縮定数の合計に相当する。
本実施形態では、カバー500の開口端510に通気性摺接部材600が設けられている例を挙げたが、本発明はこの態様に限定されるものではない。たとえば、通気性摺接部材600の代わりに、摺動性および圧縮弾性を有し圧縮時通気性を有しない素材、摺動性を有し圧縮弾性および圧縮時通気性を有しない素材であってもよい。これら代替素材としては、繊維質および多孔質体が挙げられ、多孔質体の場合は独立気泡タイプの多孔質体であってもよい。これら代替素材の静止摩擦係数μは、通気性摺接部材600と同じであってもよいし、異なっていてもよい。研削装置に対し働く重力と反対方向の力Y(kgf)と研削装置の自重X(kgf)との関係が後述の式(I)を満たすように当業者が適宜決定することができる。
研削装置100を使用する場合、モータケース210に設けられた図示しない電源スイッチをオンに切り替えることで、電動モータに電力が供給され、出力軸300とともに研削刃400が回転する。さらに、図示しない吸引機部の電源スイッチをオンに切り替えることで、吸引口525を介した作業空間S内から排気ホース529内への気流が発生する。
Y/X>1 (I)
この場合、カバー500内部の吸引圧(負圧)によって、重力とは反対方向の力Yが研削装置100の自重Xより大きくなるように働くため、操作者が水平面でない被削材表面900にあてがった研削装置100から手を離したとしても、研削装置100が自重Xにより落下しない。このため、操作者が研削装置100の自重Xを支える負担を無くすことができる。吸引機部による吸着力が、上述の式(I)の関係を満たす程度に達している場合、その吸引状態を、特に吸着と記載する。
Y=μN (II)
N=P(Sc−Sd)+F (IV)
Y/X<5 (V)
この場合、被削材表面900に吸着させたまま研削装置100を被削材表面900上で動かしやすい点で好ましい。
N=P(Sc−Sd) (III)
図7から図12は、他の実施形態の研削装置を示す。他の実施形態においては、第1実施形態と異なる点について説明を行い、同じ点については説明を省略する。また、他の実施形態においても、第1実施形態で述べた変形例を適宜適用でき、かつ、それぞれの実施形態が第1実施形態と異なる要素は適宜互いに組み合わせることもできる。
図7は、第2実施形態の一例である研削装置の部分断面図であり、第1実施形態の図3の一部に対応する。図7に示す研削装置100aでは、通気性摺接部材600aが保持部材650aを介してカバー500aの開口端510a付近の内壁に固定されている。保持部材650aは、通気性摺接部材600の上部側面を挟持して固定面611aを固定している。さらに保持部材650aには側面に嵌合部(本例では嵌合突起)が設けられており、カバー500aの開口端510a付近の内壁に設けられた嵌合部(本例では嵌合凹部)に嵌合されて固定される。作業空間Sa内の密閉性をより良好とするために、保持部材650aと開口端510a付近の内壁との間にはガスケットが介在していてもよい。
また、第2実施形態の図7の例および図8の例のいずれも、保持部材650a,650bはカバー500a,500bから着脱可能に構成されていてよい。これによって、通気性摺接部材600a,600bのみを交換することができる。
図9は、第3実施形態の研削装置の一部切欠き部分断面図であり、第1実施形態の図4の一部に対応する。図9に示す研削装置100cでは、カバー500cの開口端510cが回転軸Oの直交面と平行となるように構成されている。研削刃400cは回転軸O周りがカップ状に形成されており、研削刃400cの、当該直交面に延在する加工面全体が被削材表面900に接触させられることにより、研削加工が行われる。
図10は、第4実施形態の研削装置の部分断面図であり、第1実施形態の図5に対応する。図11は、第4実施形態の研削装置の動作後を示す部分断面図である。
図10および図11に示す研削装置100eは、出刃量調節部700eがさらに可動スペーサ760eを含むことを除いて、第1実施形態の研削装置100と同様である。本実施形態における出刃量調節部700eは、研削時に研削刃400が固定された出力軸300を回転軸O方向の被削材表面900側へ往移動させ、非研削時に研削刃400が固定された出力軸300を反対側へ復移動させる。つまり本実施形態における出刃量調節部700eは、研削時および非研削時の間で出刃量を調節する。
図12は、第5実施形態の研削装置の模式的部分断面図であり、第1実施形態の図2に対応する。
図12に示す研削装置100fは、調圧弁527fを含むことを除いて、第1実施形態の研削装置100と同様である。
図13は、第6実施形態の研削装置の部分断面図であり、第1実施形態の図2の一部に対応する。図14は、第6実施形態の研削装置の一部切欠き部分断面図であり、第1実施形態の図6の一部に対応する。図13および図14に示す研削装置100gは、第1実施形態における出刃量調節部700およびダイヤフラム540に相当する構造を有さない。したがって、研削刃400は、図14に示すように、通気性摺接部材600が被削材表面900に押し当てられた状態となった場合に被削材表面900に接触する出刃量に固定設定されている。なお、本実施形態の研削装置100gは、出刃量調節能を有しないため、把持部800gはカバー500の連結具521gに固定されている。また、研削刃400が出力軸方向に動かないため、ダイヤフラム540の代わりの封止材としてはガスケットが代替されればよい。
本発明においては、実施形態の研削装置100,100a,100b,100c,100e,100f,100gが請求項の「研削装置」に相当し、ハウジング200が「ハウジング」に相当し、出力軸300が「出力軸」に相当し、研削刃400,400cが「研削刃」に相当し、カバー500,500a,500b,500c,500fが「カバー」に相当し、開口端510,510a,510b,510cが「開口端」に相当し、周壁部520,520fが「周壁部」に相当し、吸引口525が「吸引口」に相当し、調圧弁527fが「調圧弁」に相当し、通気性摺接部材600,600a,600bが「通気性摺接部材」に相当し、ダイヤフラム540が「膜体」に相当し、可撓部543が「可撓部」に相当し、固定部545が「固定部」に相当し、出刃量調節部700が「出刃量調節部」に相当し、押圧面719が「押圧面」に相当し、伸縮部750が「伸縮部」に相当し、把持部800,800gが「把持部」に相当し、被削材表面900が「被削材の表面」に相当し、回転軸Oの方向が「出力軸の突設方向」に相当し、直交面OPが「直交面」に相当し、角度θが「角度」に相当する。
200 ハウジング
300 出力軸
400,400c 研削刃
500,500a,500b,500c,500f カバー
510,510a,510b,510c 開口端
520,520f 周壁部
525 吸引口
527f 調圧弁
540 ダイヤフラム(膜体)
543 可撓部
545 固定部
600,600a,600b 通気性摺接部材
700,700e 出刃量調節部
719 押圧面
750 伸縮部
800,800g 把持部
900 被削材表面
O 回転軸(回転軸の方向Oは出力軸300の突設方向に一致)
OP 直交面
θ 角度
Claims (7)
- 被削材の表面を研削するための研削装置であって、
駆動機構を収容するハウジングと、
前記駆動機構から突設された出力軸と、
前記出力軸に固定され且つ前記出力軸の直交面に沿って延在する研削刃と、
前記研削刃の前記表面と対向すべき側に開口しかつ前記研削刃の全周を覆う周壁部、および吸引口を含むカバーと、
前記吸引口に接続された吸引機部と
を含み、
前記研削装置の重量X(kgf)と、前記カバーの開口端が前記被削材の表面に接触した状態で前記吸引機部を作動させた場合に生じる、重力とは反対方向の力Y(kgf)と、の関係が、下記式(I):
Y/X>1 (I)
を満たし、
前記出力軸が、前記駆動機構からの突設方向に往復動可能であり、
前記周壁部の前記対向すべき側とは反対側を封止し、前記出力軸に連動可能に連結された可撓部と前記周壁部に固定された固定部とを含む膜体を含む、研削装置。 - 前記重力とは反対方向の力Y(kgf)と、前記被削材の表面に対する前記カバーの前記開口端における静止摩擦係数μおよび前記カバーが前記被削材の表面に接触させられた状態で前記吸引機部を稼働させた場合に前記カバーが前記被削材の表面に吸着する実吸引力N(kgf)と、が満たす下記式(II):
Y=μN (II)
の関係において、前記吸引力N(kgf)と、前記カバーの前記開口端の内周面積Sc(cm2)、前記可撓部の内周面積Sd(cm2)、および前記吸引機部による真空度P(kPa)と、の関係が、下記式(III):
N=P(Sc−Sd) (III)
を満たす、請求項1に記載の研削装置。 - 前記研削刃の前記突設方向の位置を調節する出刃量調節部を含み、
前記出刃量調節部が、前記ハウジングの前記対向すべき側に、前記出力軸に連動可能に設けられた押圧面を有し、前記押圧面と前記カバーとの間に設けられ且つ前記突設方向に伸縮する伸縮部を含む、請求項1に記載の研削装置。 - 前記重力とは反対方向の力Y(kgf)と、前記被削材の表面に対する前記カバーの前記開口端における静止摩擦係数μおよび前記カバーが前記被削材の表面に接触させられた状態で前記吸引機部を稼働させた場合に前記カバーが前記被削材の表面に吸着する実吸引力N(kgf)と、が満たす下記式(II):
Y=μN (II)
の関係において、前記実吸引力N(kgf)と、前記カバーの前記開口端の内周面積Sc(cm2)、前記可撓部の内周面積Sd(cm2)、前記吸引機部による真空度P(kPa)、および前記カバーが前記被削材の表面に接触させられた状態で前記吸引機部を稼働させた場合に前記伸縮部が前記押圧面を付勢する反力F(kgf)と、の関係が、下記式(IV):
N=P(Sc−Sd)+F (IV)
を満たす、請求項3に記載の研削装置。 - 前記伸縮部の反力Fが0kgf以上35.2kgf以下である、請求項4に記載の研削装置。
- 前記静止摩擦係数μが0.21以上である、請求項2、4および5のいずれか1項に記載の研削装置。
- 前記吸引機部による真空度Pが1kPa以上90kPa以下である、請求項2および4から6のいずれか1項に記載の研削装置。
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