JP6826880B2 - ガラス加工装置及びガラス曲板の製造方法 - Google Patents
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Description
この構成によれば、曲板状のガラスを載置台の支持部により安定して支持することができるため、曲板状のガラスに割断線を精度よく形成することができる。
この構成によれば、曲板状のガラスを載置台の支持部により安定して支持することができるため、曲板状のガラスに割断線を精度よく形成することができる。
上記ガラス加工装置において、前記始端側移動規制部は、前記刃体が進行する進行経路となる位置に配置されるとともに前記刃体よりも軟質な材料から構成されていることが好ましい。
上記ガラス加工装置において、前記第1割断線形成機構及び前記第2割断線形成機構は、前記第1割断線形成機構の第1刃体と前記第2割断線形成機構の第2刃体とをそれぞれ前記湾曲部又は前記屈曲部が連なる方向に沿って並走させることが好ましい。
ガラス加工装置18の載置台19の支持部22は、曲板状のガラス12の湾曲部15の内面に沿った凸面を有している。支持部22の凸面は、曲板状のガラス12に割断線を形成する部分(刃体21が当接する部分)に対向する内面全体にわたって支持する形状であることが好ましい。
図2及び図3に示すように、ガラス加工装置18の割断線形成機構20は、第1割断線形成機構25及び第2割断線形成機構26とを備えている。第1割断線形成機構25及び第2割断線形成機構26は、曲板状のガラス12における湾曲部15の連なる方向Dに対して両側となる位置にそれぞれ割断線を形成する。第1割断線形成機構25の第1刃体21a及び第2割断線形成機構26の第2刃体21bは、曲板状のガラス12の外面に対して垂直となるように当接される。本実施形態では、第1刃体21a及び第2刃体21bは、上述した曲板状のガラス12の不要部分GPを割断するため、曲板状のガラス12における湾曲部15の斜め上方から当接される。第1刃体21a及び第2刃体21bとしては、例えば、超硬材から構成されるホイールが用いられる。第1割断線形成機構25及び第2割断線形成機構26は、それぞれ第1刃体21a及び第2刃体21bを直線状に進行させる。
ガラス曲板11の製造方法は、対向する両端縁13,14に沿って連なる湾曲部15を有する曲板状のガラス12の両端縁部分を含む不要部分GPを除去することで、ガラス曲板11を製造する方法である。ガラス曲板11の製造方法は、載置工程と割断線形成工程と不要部分除去工程とを備えている。
(1)ガラス加工装置18は、対向する両端縁13,14に沿って連なる湾曲部15を有する曲板状のガラス12の両端縁部分を含む不要部分GPを除去することで、ガラス曲板11を得るために用いられる。ガラス加工装置18は、曲板状のガラス12が載置される載置台19と、割断線形成機構20とを備えている。割断線形成機構20は、曲板状のガラス12の外面に割断線Lを形成する刃体21を有している。載置台19は、曲板状のガラス12の湾曲部15の内面を支持する支持部22を有している。割断線形成機構20は、刃体21を曲板状のガラス12の湾曲部15が連なる方向Dに沿って進行させる。
この場合、曲板状のガラス12を載置台19の支持部22により安定して支持することができるため、曲板状のガラス12に割断線Lを精度よく形成することができる。従って、より寸法精度の高いガラス曲板11を得ることが可能となる。また、上記凸面をゴム系材料から構成することで、例えば、曲板状のガラス12を支持させる際の衝撃を吸収させることができるため、曲板状のガラス12の破損の発生を抑制することもできる。
この場合、曲板状のガラス12を載置台19の支持部22により安定して支持することができるため、曲板状のガラス12に割断線Lを精度よく形成することができる。従って、より寸法精度の高いガラス曲板11を得ることが可能となる。
この場合、終端側移動規制部23は、刃体21が進行する進行経路となる位置に配置されることで、刃体21の進行に伴って曲板状のガラス12が移動しようとする力を好適に受け止めることができる。また、終端側移動規制部23は、刃体21よりも軟質な材料から構成されているため、終端側移動規制部23に刃体21が進入したとしても、刃体21の損傷は発生し難い。従って、刃体21に対する影響を極力抑え、かつ終端側移動規制部23の機能を好適に発揮させることができる。
ここで、割断線形成機構20の刃体21を載置台19に対して接近させることで刃体21を所定の位置に配置する際や、刃体21の進行を開始させた直後では、例えば、刃体21が振動することで、割断線Lの形成が好適に開始されないおそれがある。上記構成の場合、始端側移動規制部24を刃体21が進行する進行経路となる位置に配置することで、刃体21を始端側移動規制部24に当接することができる。こうした始端側移動規制部24を刃体21よりも軟質な材料から構成することで、刃体21に損傷が発生することを抑えるとともに刃体21を安定させることができる。従って、曲板状のガラス12に対する割断線Lの形成を好適に開始することができる。
(11)曲板状のガラス12は、四辺を有する平板状のガラス(長方形又は正方形)の対向する両端縁を近づけるように成形型を用いて曲げたものである。ここで、例えば、結晶性ガラスから構成された平板状のガラスや、厚さが1mm以上の平板状のガラスの場合、熱変形しに難い。このような平板状のガラスから曲板状のガラス12を成形する場合、平板状のガラス(長方形又は正方形)の対向する両端縁間の長さをより長く設定すれば、平板状のガラスの両端縁側の自重を利用して成形型に沿った湾曲部15を容易に形成することができる。ところが、平板状のガラスの両端縁間の長さをより長く設定した場合、平板状のガラスの両端縁側の部分、すなわち、成形された曲板状のガラス12の両端縁側に製品(ガラス曲板11)として不要な部分が存在することになる。
上記実施形態を次のように変更して構成してもよい。
・ガラス加工装置18の第1割断線形成機構25及び第2割断線形成機構26は、第1刃体21aと第2刃体21bとをそれぞれ湾曲部15が連なる方向Dに沿って並走させているが、例えば、第1刃体21aの進行させる方向と第2刃体21bを進行させる方向を互いに対向させてもよい。
・ガラス加工装置18の押圧機構27を省略してもよい。
・ガラス加工装置18は、搬入部29及び加工部30を備え、載置台19はガラス加工装置18の搬入部29と加工部30との間を往復動可能に設けられているが、加工部30に固定された載置台19に曲板状のガラス12を搬入するように構成してもよい。但し、本実施形態のように、搬入部29と加工部30との間を往復動可能に設けた載置台19によれば、載置台19に曲板状のガラス12を載置する際に、例えば、割断線形成機構20と曲板状のガラス12との接触を回避することが容易となるため、曲板状のガラス12の破損の発生を抑制することが可能となる。
・曲板状のガラス12は、平板状のガラスの対向する両端縁を近づけるように成形型を用いて曲げたものに限定されず、例えば、溶融ガラスから連続して湾曲部15を成形して得られたものや、管ガラスを管軸方向に沿って切断して得られた半円管状のものであってもよい。この場合であっても、ガラス加工装置18を用いることで、製品として不要な部分を容易に除去することができる。
Claims (8)
- 対向する両端縁に沿って連なる湾曲部又は屈曲部を有する曲板状のガラスの両端縁部分を含む一対の不要部分を除去することで、ガラス曲板を得るために用いられるガラス加工装置であって、
前記曲板状のガラスが載置される載置台と、前記載置台に載置された前記曲板状のガラスを押圧する押圧機構と、前記曲板状のガラスの外面に割断線を形成する刃体を有する割断線形成機構と、を備え、
前記載置台は、前記曲板状のガラスの前記湾曲部又は前記屈曲部の内面を支持する支持部を有し、
前記押圧機構は、前記湾曲部又は前記屈曲部を前記載置台の前記支持部に向けて押圧する押圧部を有し、
前記割断線形成機構は、前記刃体を前記曲板状のガラスの対向する両端縁に沿って連なる前記湾曲部又は前記屈曲部に沿って進行させるとともに、第1割断線形成機構及び第2割断線形成機構を備え、前記第1割断線形成機構及び前記第2割断線形成機構は、前記曲板状のガラスの対向する両端縁に沿って連なる前記湾曲部又は前記屈曲部に対して両側となる位置にそれぞれ割断線を形成するように構成され、
前記押圧機構の前記押圧部は、前記第1割断線形成機構により形成する前記割断線と、前記第2割断線形成機構により形成する前記割断線との間の位置を押圧するように配置されることを特徴とするガラス加工装置。 - 前記載置台の前記支持部は、前記曲板状のガラスにおける前記湾曲部又は前記屈曲部の内面に沿った凸面を有することを特徴とする請求項1に記載のガラス加工装置。
- 前記載置台は、前記割断線の終端側となる前記曲板状のガラスの端面を支持することで前記曲板状のガラスの移動を規制する終端側移動規制部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガラス加工装置。
- 前記終端側移動規制部は、前記刃体が進行する進行経路となる位置に配置されるとともに前記刃体よりも軟質な材料から構成されていることを特徴とする請求項3に記載のガラス加工装置。
- 前記載置台は、前記割断線の始端側となる前記曲板状のガラスの端面を支持することで前記曲板状のガラスの移動を規制する始端側移動規制部を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガラス加工装置。
- 前記始端側移動規制部は、前記刃体が進行する進行経路となる位置に配置されるとともに前記刃体よりも軟質な材料から構成されていることを特徴とする請求項5に記載のガラス加工装置。
- 前記第1割断線形成機構及び前記第2割断線形成機構は、
前記第1割断線形成機構の第1刃体と前記第2割断線形成機構の第2刃体とをそれぞれ前記曲板状のガラスの対向する両端縁に沿って連なる前記湾曲部又は前記屈曲部に沿って並走させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガラス加工装置。 - 対向する両端縁に沿って連なる湾曲部又は屈曲部を有する曲板状のガラスの両端縁部分を含む一対の不要部分を除去することで、ガラス曲板を製造するガラス曲板の製造方法であって、
前記湾曲部又は前記屈曲部の内面を支持する支持部を有する載置台に前記曲板状のガラスを載置する載置工程と、
前記載置台に載置された前記曲板状のガラスの対向する両端縁に沿って連なる前記湾曲部又は前記屈曲部に沿って割断線形成機構の刃体を進行させることで、前記曲板状のガラスの外面に割断線を形成する割断線形成工程と、
前記割断線に沿った割断によって前記曲板状のガラスから前記不要部分を除去する不要部分除去工程と、を備え、
前記割断線形成機構は、第1割断線形成機構及び第2割断線形成機構を備え、
前記割断線形成機構では、前記第1割断線形成機構及び前記第2割断線形成機構によって、前記曲板状のガラスの対向する両端縁に沿って連なる前記湾曲部又は前記屈曲部に対して両側となる位置にそれぞれ割断線を形成し、
前記載置工程では、前記湾曲部又は前記屈曲部を押圧機構の押圧部によって前記載置台の前記支持部に向けて押圧し、
前記押圧機構の前記押圧部は、前記第1割断線形成機構により形成する前記割断線と、前記第2割断線形成機構により形成する前記割断線との間の位置を押圧するように配置されることを特徴とするガラス曲板の製造方法。
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