JP6839548B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、操作部に、挿入部に設けられた湾曲部を湾曲操作するための第1のノブと、挿入部における湾曲部以外の部位を操作するための第2のノブとが設けられた内視鏡に関する。
近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。内視鏡は、細長い挿入部を被検体内に挿入することにより、被検体内の被検部位の観察や処置等を行うことができる。
また、内視鏡の挿入部の先端側に、例えば複数方向に湾曲自在な湾曲部が設けられた構成が周知である。
湾曲部は、管路内の屈曲部における挿入部の進行性を向上させる他、挿入部において、湾曲部よりも先端側に位置する先端部に設けられた光学部品である観察光学系の観察方向を可変させる。
湾曲部は、挿入部の基端側に設けられるとともに操作者によって把持される操作部において、挿入部の長手軸と交わる回動軸を中心に操作部の外表面にて回動する、例えば2つから構成された第1のノブである湾曲操作ノブが操作者によって回動されることにより、上下左右の4方向のいずれかに湾曲自在となるよう構成されている。
尚、湾曲操作ノブは、1つから構成されることにより、湾曲部は、上下の2方向のいずれか、左右の2方向のいずれかに湾曲自在となるよう構成されていても構わない。
また、湾曲操作ノブは、操作部を把持する操作者の、例えば左手の親指によって回動操作される。
尚、湾曲操作ノブが操作者の左手の親指によって操作される回動操作範囲は、人間工学上における手指の動き方を考慮すると、挿入部の長手軸に沿った方向(以下、長手軸方向と称す)に対して略30°〜150°となっている。
ここで、特許文献1には、操作部の外表面における湾曲操作ノブと該湾曲操作ノブの回動軸に沿って隣接した位置において湾曲操作ノブと同軸状に回動するように、挿入部における湾曲部以外の部位を操作する用の第2のノブが操作部に設けられた内視鏡の構成が開示されている。
尚、第2のノブとしては、挿入部の可撓性を変化させる機構と、湾曲部が湾曲する長さを切り替える機構と、挿入部の先端側に設けられた観察光学系の光学特性を切り替える機構と、内視鏡先端の処置具起上台を起上させる機構とのいずれかを操作するノブ等が挙げられる。
また、第2のノブが湾曲操作ノブと同軸状に設けられているのは、生産性の向上や生産コスト削減を図ることができるとともに、湾曲操作ノブを操作する操作者の左手の親指によって回動操作された方が、第2のノブの操作性が良いためである。
尚、第2のノブは、湾曲操作ノブと同軸状に設けられていたとしても、湾曲操作ノブの回動に伴い、摩擦等により湾曲操作ノブとともに意図せず回動してしまう、即ち供回りしてしまうことがないよう構成されている。
特開2013−34547号公報
ここで、第2のノブの可動範囲は、人間工学上における手指の動き方を考慮するとともに湾曲操作ノブの回動位置と重ならないよう考慮すると、挿入部の長手軸に沿った方向(以下、長手軸方向と称す)から、長手軸方向に近い角度(20°〜30°)の第1の位置と、長手軸方向に直交する方向に近い角度(40°〜60°)の第2の位置との間において規定される。
即ち、第2の位置は、湾曲操作ノブの回動操作範囲内に位置するが、第1の位置は、湾曲操作ノブの回動操作範囲外に位置する。
よって、操作者の親指によって、このノブに向かう方向からみて回転軸を中心に湾曲操作ノブを反時計周り方向に回転させる際は、左手の親指が第1の位置に位置している第2のノブに引っ掛かってしまうことはない。即ち、第2のノブが第1の位置から第2の位置へと反時計周り方向に移動してしまうことはない。
ところが、このノブに向かう方向からみて回転軸を中心に湾曲操作ノブを時計周り方向に回転させる際は、左手の親指が第2の位置に位置する第2のノブに引っ掛かってしまい、意図せず第2のノブが第2の位置から第1の位置へと時計周り方向に移動してしまい、即ち、供回りしてしまい、意図せず第2のノブの回動に伴う機構を機能させてしまうといった問題があった。
尚、以上の問題は、第2のノブの操作子が、湾曲操作ノブの外周に沿って複数形成された凹凸間に位置している場合においては特に、親指が第2のノブの操作子に引っ掛かりやすくなるため起こりやすい。
また、以上の問題は、第2のノブが湾曲操作ノブと非同軸状に設けられている場合において、双方とも操作者の同じ指にて操作する場合においても同様である。
このような問題に鑑み、第2のノブの操作力量を増加させる構成も考えられるが、このような構成においては、第2のノブを引っ掛け難い第1の位置から第2の位置に反時計周りに回転させる場合においても操作力量が多くなってしまうことから第2のノブの操作性が低下してしまうため好ましくない。
また、操作部において、第2のノブを湾曲操作ノブから離れた位置に設ける構成も考えられるが、この構成においても、第2のノブに対して従来とは異なる指にて操作を行わなければならないことから、第2のノブの操作性が悪化してしまう。
本発明は、上記問題点及び事情に鑑みなされたものであり、第1のノブを時計周りに回転させる際、第2のノブの操作性を低下させることなく、意図せず第2のノブが第2の位置から第1の位置へと時計周り方向に移動してしまうのを防ぐこと、すなわち第2のノブの供回りを防ぐことができる構成を具備する内視鏡を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の一態様による内視鏡は、長手軸に沿って先端と基端とを有し、前記先端の側から被検体内に挿入される挿入部と、前記挿入部の基端側に設けられ、操作者によって把持される操作部と、前記長手軸と交わる回動軸を中心に前記操作部の外表面で回動するとともに、前記挿入部の先端側に設けられた湾曲部を湾曲操作するための第1のノブと、前記回動軸を中心に前記第1のノブと前記回動軸に沿った方向に隣接した位置において回動するとともに、前記挿入部における前記湾曲部以外の部位を操作するための第2のノブと、前記操作部内において前記第2のノブの回動に伴って前記長手軸に沿った方向に前後移動する移動部材に設けられた、前記長手軸に交わる方向に突出した形状を有する凸部と、前記凸部が前記長手軸に沿った方向に移動する範囲内に前記長手軸に交わる方向から突出し、前記凸部との間において弾性的に接触する突起と、を有し、前記第2のノブが前記長手軸に沿った方向に近い角度の第1の位置から前記長手軸に直交する方向に近い角度の第2の位置に回転するときの前記凸部が移動する方向を第1の移動方向とし、前記第2のノブが前記第2の位置から前記第1の位置に回転するときの前記凸部が移動する方向を第2の移動方向とした場合、前記凸部または前記突起は、前記突起と前記凸部とが接触した状態において、前記第2のノブを前記第1の移動方向に移動する際に必要な力量よりも、前記第2の移動方向に移動する際に必要な力量の方が大きくなるよう、前記長手軸に沿った方向の前後において非対称な形状を有し、前記第2の位置は、前記操作部を把持した前記操作者の指によって操作される前記第1のノブの回動操作範囲内に位置しており、前記第1の位置は、前記第1のノブの回動操作範囲外に位置している。
また、本発明の他態様による内視鏡は、長手軸に沿って先端と基端とを有し、前記先端の側から被検体内に挿入される挿入部と、前記挿入部の基端側に設けられ、操作者によって把持される操作部と、前記長手軸と交わる回動軸を中心に前記操作部の外表面で回動するとともに、前記挿入部の先端側に設けられた湾曲部を湾曲操作するための第1のノブと、前記回動軸を中心に前記第1のノブと前記回動軸に沿った方向に隣接した位置において回動するとともに、前記挿入部における前記湾曲部以外の部位を操作するための第2のノブと、前記操作部内において前記第2のノブの回動に伴って前記長手軸に沿った方向に前後移動する移動部材に設けられた、前記長手軸に交わる方向に突出した形状を有する凸部と、前記凸部が前記長手軸に沿った方向に移動する範囲内に前記長手軸に交わる方向から突出し、前記凸部との間において弾性的に接触する突起と、を有し、前記第2のノブが前記長手軸に沿った方向に近い角度の第1の位置から、前記長手軸に直交する方向に近い角度であって前記第1の位置に対して反時計周りの方向に位置する第2の位置に反時計周りに回転するときの前記凸部が移動する方向を第1の移動方向とし、前記第2のノブが前記第2の位置から前記第1の位置に時計周りに回転するときの前記凸部が移動する方向を第2の移動方向とした場合、前記凸部または前記突起は、前記突起と前記凸部とが接触した状態において、前記第2のノブを前記第1の移動方向に移動する際に必要な力量よりも、前記第2の移動方向に移動する際に必要な力量の方が大きくなるよう、前記長手軸に沿った方向の前後において非対称な形状を有している。
本発明によれば、第1のノブを時計周りに回転させる際、第2のノブの操作性を低下させることなく第2のノブの供回りを防ぐことができる構成を具備する内視鏡を提供することができる。
第1実施の形態の内視鏡を示す図 図1の内視鏡の操作部を操作者の左手で把持した状態を拡大して示す図 図2の操作部を把持する操作者の左手の親指によって操作される湾曲操作ノブの回動操作範囲を示す図 図2の操作部を把持する操作者の左手の親指によって操作される第2のノブの可動範囲を示す図 図2の操作部を、図3の湾曲操作ノブの回動操作範囲、図4の第2のノブの可動範囲とともに概略的に示す図 図5の第2のノブの第2の位置における操作部の把持部内における点線で囲った領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図 図5の第2のノブの第1の位置における操作部の把持部内における点線で囲った領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図 第2実施の形態における内視鏡の第2のノブの第2の位置から第1の位置への回転角度に対する力量を、突起が接触する凸部の面の傾斜角度が変化する場合と一定の場合とで比較した図表 第2のノブを第2の位置から第1の位置へと移動させる際に、凸部の面に接触する突起の初期の位置を概略的に示す図 図9よりも図9の移動部材を第2の移動方向N2に移動させたときの凸部の面に接触する突起の位置を概略的に示す図 第3実施の形態の内視鏡の第2のノブの第2の位置における図6と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図 第3実施の形態の内視鏡の第2のノブの第1の位置における図7と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図 図11のXIII線で囲った移動部材の部位を拡大して示す図 第4実施の形態の内視鏡の第2のノブの第2の位置における図6と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図 第4実施の形態の内視鏡の第2のノブの第1の位置における図7と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図 第5実施の形態の内視鏡の第2のノブの第2の位置における図6と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図 第5実施の形態の内視鏡の第2のノブの第1の位置における図7と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図 第6実施の形態の内視鏡の第2のノブの第2の位置における図6と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図 第6実施の形態の内視鏡の第2のノブの第1の位置における図7と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態の内視鏡を示す図、図2は、図1の内視鏡の操作部を操作者の左手で把持した状態を拡大して示す図である。
また、図3は、図2の操作部を把持する操作者の左手の親指によって操作される湾曲操作ノブの回動操作範囲を示す図、図4は、図2の操作部を把持する操作者の左手の親指によって操作される第2のノブの可動範囲を示す図である。
さらに、図5は、図2の操作部を、図3の湾曲操作ノブの回動操作範囲、図4の第2のノブの可動範囲とともに概略的に示す図、図6は、図5の第2のノブの第2の位置における操作部の把持部内における点線で囲った領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図、図7は、図5の第2のノブの第1の位置における操作部の把持部内における点線で囲った領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図である。
図1に示すように、内視鏡1は、長手軸Jに沿って先端と基端とを有し、先端の側から被検体内に挿入される挿入部2と、該挿入部2の基端側に設けられ、操作者によって把持及び操作される操作部6とを具備している。
また、内視鏡1は、操作部6から延出されたユニバーサルコード7と、該ユニバーサルコード7の延出端に設けられたコネクタ8とを具備している。
尚、コネクタ8が、既知の図示しない光源装置やビデオプロセッサ等に接続自在なことにより、内視鏡1は、周辺装置に接続自在となっている。
挿入部2は、先端側から順に、先端部3と湾曲部4と可撓管部5とを具備して主要部が構成されている。
湾曲部4は、操作部6に設けられた第1ノブである湾曲操作ノブ11、12(図2参照)により、例えば上下左右の4方向に湾曲操作されるものであり、先端部3と可撓管部5との間に設けられている。尚、湾曲部4は、1つの湾曲操作ノブにより、上下または左右の2方向に湾曲自在な構成を有していても構わない。
操作部6は、長手軸方向Nにおける挿入部2側に、図2に示すように、操作部6の外装部材において操作者の左手Lの腹、及び中指LN、薬指LM、小指LKによって把持される把持部6hを具備している。また、操作部6の把持部6hよりも基端側の領域に、各種操作スイッチ及びノブ、レバー、ツマミが設けられている。
また、操作部6における挿入部2から長手軸方向Nに離間する端部には、スイッチボックス47が設けられている。
スイッチボックス47のユニバーサルコード7側の面に、例えば先端部3内に設けられた図示しない撮像装置によって撮像された画像の録画を指示するレリーズスイッチ釦21と、例えば、上述した撮像装置における光学部品の光学特性を切り替えるズームスイッチ釦22とが設けられている。尚、ズームスイッチ釦22は、後述する第2のノブ16がその機能を有していても構わない。
尚、スイッチ釦21、22は、ユニバーサルコード7の根元が操作者の左手Lによって、図2に示すように把持された場合、左手Lの親指LOによって操作される。
また、スイッチボックス47の上面に、例えば内視鏡1の電源をオンオフする電源スイッチ釦23が設けられている。さらに、スイッチボックス47のスイッチ釦21、22が設けられた面とは反対側の面に、例えば測光方式を変更するアイリススイッチ釦24が設けられている。
尚、スイッチ釦23、24は、操作部6が図2に示すように操作者によって把持された場合、左手Lの人差し指LHによって操作される。
さらに、操作部6において把持部6hよりも基端側かつスイッチボックス47よりも先端側の位置であって、湾曲操作ノブ11、12が設けられた面と隣り合うとともにスイッチ釦24よりも先端側の面に、例えば、撮像ユニットによって撮像された画像の静止を指示するフリーズスイッチ釦28、既知の送気送水操作用スイッチ釦26、吸引操作用スイッチ釦27が設けられている。
フリーズスイッチ釦28、送気送水操作用スイッチ釦26、吸引操作用スイッチ釦27は、操作部6が図2に示すように操作者によって把持された場合、人差し指LH及び中指LNによって操作される。
また、操作部6において把持部6hよりも基端側かつスイッチボックス47よりも先端側の位置であって、スイッチ釦21、22が設けられた面、スイッチ釦23が設けられた面、及びスイッチ釦24が設けられた面に隣接する面に、湾曲部4の湾曲操作用の湾曲操作ノブ11、12が設けられている。
湾曲操作ノブ11は、長手軸Jと交わる図示しない回動軸を中心に操作部6の外表面6gで回動するとともに、湾曲部4を、上下方向に湾曲させるために操作者によって回動操作されるノブである。また、湾曲操作ノブ11は、回動位置が、回動位置固定レバー14の操作によって固定される構成となっている。
また、湾曲操作ノブ12は、湾曲操作ノブ11と同軸状かつ湾曲操作ノブ11の回動軸に沿って外表面6gから離間する側に設けられ、湾曲操作ノブ11と同じ回動軸を中心に回動するとともに、湾曲部4を、左右方向に湾曲させるために回動操作されるノブである。また、湾曲操作ノブ12は、回動位置が、回動位置固定ツマミ13の操作によって固定される構成となっている。
湾曲操作ノブ11、12は、操作部6が図2に示すように操作者の左手Lによって把持された場合、親指LOによって回動操作される。
湾曲操作ノブ11は、操作者の左手Lによって操作部6が図2に示すように把持された場合、図3に示すように、操作者の左手Lの親指LOによって操作される回動操作範囲Oが、人間工学上における手指の動き方を考慮して、長手軸Jに対する角度β1=30°〜角度β2=150°となる範囲に設定されている。
また、湾曲操作ノブ11の回動軸に沿った方向において湾曲操作ノブ11と外表面6g側に隣接した位置に、湾曲操作ノブ11の回動軸を中心に回動するとともに、挿入部2における湾曲部4以外の部位の操作用の第2のノブ16が設けられている。
尚、第2のノブ16は、例えば挿入部2の可撓性を変化させる機構や、湾曲部4が湾曲する長さを切り替える機構や、上述した撮像装置における光学部品の光学特性を切り替える機構と、内視鏡先端の処置具起上台を起上させる機構とのいずれかを操作するために用いられる。
また、第2のノブ16も、操作部6が図2に示すように操作者の左手Lによって把持された場合、親指LOによって回動操作される。
尚、親指LOによって回動操作しやすいよう、図3に示すように、第2のノブ16の回動中心からの最大径R3は、湾曲操作ノブ11の回動中心からの最大径R1と最小径R2との間に設定されていることが好ましい(R2<R1<R3)。これは、第2のノブ16の操作子が、1点鎖線Xで囲った領域に位置している方が、親指LOによって回動操作しやすくなるためである。
また、第2のノブ16は、操作者の左手Lによって操作部6が図2に示すように把持された場合、操作者の左手Lの親指LOによって操作される可動範囲Qが、人間工学上における手指の動き方を考慮するとともに湾曲操作ノブの回動位置と重ならないよう考慮して、長手軸Jから、長手軸方向Nに近い角度α1=20°〜30°の第1の位置P1と、長手軸方向Nに直交する方向に近い角度α2=40°〜60°の第2の位置P2との間において規定されており、反時計周り方向M1及び時計周り方向M2に回動自在となっている。
即ち、第2の位置P2は、湾曲操作ノブ11の回動操作範囲O内に位置するが、第1の位置P1は、湾曲操作ノブ11の回動操作範囲O外に位置する。
図6、図7に示すように、操作部6内に、第2のノブ16の回動に伴って長手軸方向Nの前後に移動する移動部材30が設けられている。尚、移動部材30としては、例えば硬質な部材から構成された細長なロッドが挙げられる。
また、操作部6の把持部6h内において、図5に示すように点線Eで囲った領域においては、図6、図7に示すように、移動部材30に、長手軸Jに交わる方向Cに突出した形状を有する凸部31が設けられている。
尚、凸部31は、移動部材30を構成するロッドの長手軸方向Nの一部が太くなった太径部から構成されている。また、ロッド(移動部材30)の長手軸方向Nの一部が太くなった太径部である凸部31は、ロッド(移動部材30)と一体的に形成されてもよく、ロッド(移動部材30)の外周面に取付できるように例えば中心部に孔を設け、長手軸方向Nに太さが徐々に変わる例えば樽型の別部材として形成されていてもよい。
さらに、操作部6の把持部6h内において、図5に示すように点線Eで囲った領域においては、図6、図7に示すように、凸部31が長手軸方向Nに移動する範囲内に方向Cから突出し、凸部31との間において弾性的に接触する、例えば円弧状の接触面を有する突起41が、該突起41の支持部材40に設けられている。
突起41は、例えば弾性部材から構成されている。尚、上述とは反対に、突起41が硬質な部材から構成され、移動部材30が柔軟性を有する部材から構成されていることにより、突起41が凸部31との間において弾性的に接触する構成であっても構わない。また、支持部材40が柔軟性を有する部材から構成されていることにより、突起41が凸部31との間において弾性的に接触する構成であっても構わない。
ここで、第2のノブ16が第1の位置P1から第2の位置P2に反時計周り方向M1に回転するときの凸部31が移動する方向を第1の移動方向N1とし、第2のノブ16が第2の位置P2から第1の位置P1に時計周り方向M2に回転するときの凸部31が移動する方向を第2の移動方向N2とした場合、P1、P2それぞれの位置で凸部31は突起41と接触しており、第2のノブ16を第1の移動方向N1、即ち反時計周り方向M1に移動する際に必要な力量よりも、第2の移動方向N2、即ち時計周り方向M2に移動する際に必要な力量の方が大きくなるよう、長手軸方向Nの前後において非対称な形状を有している。
また、第2のノブ16がP2の位置にあるときにM1方向、P1の位置にあるときにM2方向に移動しないよう、図示しないストッパーによって第2のノブの可動範囲は規制されている。
尚、第2のノブ16の頂点部(第2のノブ16の一番外側)を第1の移動方向N1に移動する際に必要な力量の一例としては、5〜10Nであることが好ましく、第2のノブ16を第2の移動方向N2に移動する際に必要な力量の一例としては、15〜25Nであることが好ましく、両者において10N以上の差があることが望ましい。
具体的には、図6、図7に示すように、凸部31は、長手軸方向Nの前側の面32と、基端側の面33とにおいて、異なる形状の傾斜が形成されているか、または異なる形状の面取り部が形成されている。
より具体的には、図6に示すように、凸部31は、第2の位置P2から第2の移動方向N2に移動する際に突起41が接触する部位である面32の長手軸方向Nに対する角度θ1が、第1の位置P1から第1の移動方向N1に移動する際に突起41が接触する部位である面33の長手軸方向Nに対する角度θ2よりも大きく形成されている(θ1>θ2)。
尚、θ1は、θ2の1.3倍以上の角度であることが好ましい。具体的な例としては、θ1=50°〜75°、θ2=40°〜50°、より好ましい例としては、θ1は概ね60°、θ2は概ね45°が挙げられる。
このことにより、第2のノブ16を、第1の位置P1から第2の位置P2に回転させたとき、または第2の位置P2から第1の位置P1に回転させたときに、凸部31に突起41が接触しながら移動部材30は、第1の移動方向N1または第2の移動方向N2に移動するため、接触する面32または面33により突起41は弾性変形する。
この際、面32と面33とは異なる傾斜形状または面取り形状に形成されているため、突起41を変形させる力が、第1の移動方向N1と第2の移動方向N2とで異なる。
言い換えれば、凸部31が突起41から受ける反力が、第1の移動方向N1と第2の移動方向N2とで異なる(H1>H2)。
具体的には、面32の方が面33よりも大きな傾斜角度に形成されているため、面32により突起41を変形させる力(面32が突起41から受ける反力H1)が、面33により突起41を変形させる力(面33が突起41から受ける反力H2)よりも大きいことから(H1>H2)、突起41を変形させる力、即ち、凸部31が突起41から受ける反力は、第2の移動方向N2の方が第1の移動方向N1よりも大きくなる。
即ち、第2のノブ16を第2の位置P2から第1の位置P1に時計周り方向M2に回転させる力量の方が、第2のノブ16を第1の位置P1から第2の位置P2に反時計周り方向M1に回転させる力量よりも大きくなる。
尚、その他の内視鏡1の構成は、従来と同じであるため、詳しい説明は省略する。
このように、本実施の形態においては、操作部6内に設けられた第2のノブ16の回動に伴い長手軸方向Nの前後に移動する移動部材30の図5の点線Eで囲った領域に位置する部位に、長手軸方向Nの前側(先端側)の面32と、基端側の面33とにおいて、異なる形状の傾斜が形成されているまたは異なる形状の面取り部が形成された凸部31が形成されていると示した。
具体的には、面32の長手軸方向Nに対する角度θ1が、面33の長手軸方向Nに対する角度θ2よりも大きく形成されている(θ1>θ2)と示した。
また、面32は、第2のノブ16を第2の位置P2から第1の位置P1に回転させる際に突起41が接触する部位であり、面33は、第2のノブ16を第1の位置P1から第2の位置P2に回転させる際に突起41が接触する部位であると示した。
このことによれば、面32により突起41を変形させる力(面32が突起41から受ける反力H1)が、面33により突起41を変形させる力(面33が突起41から受ける反力H2)よりも大きいため、面32、33が突起41を変形から受ける反力は、第2のノブ16が第2の位置P2から第1の位置P1に移動する際の第2の移動方向N2の方が第2のノブ16が第1の位置P1から第2の位置P2に移動する際の第1の移動方向N1よりも大きくなる。
よって、第2のノブ16を第2の位置P2から第1の位置P1に時計周り方向M2に回転させる力量の方が、第2のノブ16を第1の位置P1から第2の位置P2に反時計周り方向M1に回転させる力量よりも大きくなる。
このことから、操作者は、左手Lの親指LOによって、湾曲操作ノブ11を時計周り方向M2に回転させる際、湾曲操作ノブ11の回動操作範囲O内における第2の位置P2に位置する第2のノブ16に親指LOを引っ掛けてしまったとしても、第2のノブ16は、第2の移動方向N2、即ち時計周り方向M2に回転し難くなっていることから、不意に第2のノブ16を時計周り方向M2に湾曲操作ノブ11とともに供回りさせてしまうことがない。
また、湾曲操作ノブ11の回動操作範囲O外の第1の位置P1に位置する第2のノブ16を、第2の位置P2に向けて第1の移動方向N1、即ち反時計周り方向M1に移動させる際の力量は、時計周り方向M2に比べ小さくなっていることから、従来と同様に第2のノブ16を時計周り方向M1に回転させることができる。
以上から、湾曲操作ノブ11を時計周り方向M2に回転させる際、第2のノブ16の操作性を低下させることなく第2のノブ16の供回りを防ぐことができる構成を具備する内視鏡1を提供することができる。
(第2実施の形態)
図8は、本実施の形態における内視鏡の第2のノブの第2の位置から第1の位置への回転角度に対する力量を、突起が接触する凸部の面の傾斜角度が変化する場合と一定の場合とで比較した図表である。
また、図9は、第2のノブを第2の位置から第1の位置へと移動させる際に、凸部の面に接触する突起の初期の位置を概略的に示す図、図10は、図9よりも図9の移動部材を第2の移動方向N2に移動させたときの凸部の面に接触する突起の位置を概略的に示す図である。
この第2実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図7に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、凸部31の面32の形状が異なる。よって、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図9、図10に示すように、本実施の形態においても、凸部31は、突起41と凸部31とが接触した状態において、第2のノブ16を第1の移動方向N1に移動する際に必要な力量よりも、第2の移動方向N2に移動する際に必要な力量の方が大きくなるよう、長手軸方向Nの前後において非対称な形状を有している。
具体的には、図9、図10に示すように、凸部31は、長手軸方向Nの前側(先端側)の面32と、基端側の面33とにおいて、異なる形状の傾斜に形成されている。より具体的には、面32は、断面が弧を描く形状に形成されている。よって、面32が突起41から受ける反力H3は、面33が突起41から受ける反力H2よりも大きく設定されている(H3>H2)。
尚、その他の構成は、上述した第1実施の形態と同じである。
このような構成によっても上述した第1実施の形態と同様の効果を得ることが出来る他、第2のノブ16を第2の位置P2から第1の位置P1へと時計周り方向M2に回転させ、突起41が、断面が弧を描く形状に形成された面32に接触した状態で、第2の移動方向N2に移動する際、図9から図10へと第2の移動方向N2に凸部31が移動する方向に、面32の傾斜は、小さくなる。
このことから、図8に示すように、第2のノブ16を第2の位置P2から第1の位置P1へと回転させる際の力量は、最大力量を増加させることなく、初期力量だけ増加させることができる。
(第3実施の形態)
図11は、本実施の形態の内視鏡の第2のノブの第2の位置における図6と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図、図12は、本実施の形態の内視鏡の第2のノブの第1の位置における図7と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図、図13は、図11のXIII線で囲った移動部材の部位を拡大して示す図である。
この第3実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図7に示した第1実施の形態の内視鏡、図8〜図10に示した第2実施の形態の内視鏡と比して、凸部31の面32の形状が異なる。よって、第1、第2実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図11〜図13に示すように、本実施の形態においても、凸部31は、突起41と凸部31とが接触した状態において、第2のノブ16を第1の移動方向N1に移動する際に必要な力量よりも、第2の移動方向N2に移動する際に必要な力量の方が大きくなるよう、長手軸方向Nの前後において非対称な形状を有している。
具体的には、本実施の形態においては、面32は、長手軸方向Nに対して傾斜する角度θ5、θ6が異なる2つの面32a、32bから構成されている(θ5>θ6)。
また、面32aの角度θ5は、面33の長手軸方向Nに対する角度θ2よりも大きく形成されている(θ5>θ2)。よって、面32aが突起41から受ける反力H4は、面33が突起41から受ける反力H2よりも大きく設定されている(H4>H2)。
尚、その他の構成は、上述した第1実施の形態と同じである。
このような構成によっても、上述した第1実施の形態と同様の効果を得ることが出来る他、第2のノブ16を第2の位置P2から第1の位置P1へと時計周り方向M2に回転させ、突起41が、面32a及び面32bから構成された面32に接触した状態で、第2の移動方向N2に移動する際、面32aから面32bへと第2の移動方向N2に凸部31が移動する方向に、面32の傾斜は小さくなり、図11〜図13及び上述した第2実施の形態において示した図8に示すように最大力量を増加させることなく湾曲の初期力量だけ増加させることができる。
このことから、第2のノブ16を第2の位置P2から第1の位置P1へと回転させる際の力量は、最大力量は増加させることなく、初期力量だけ増加させることができる。
尚、面32は、長手軸方向Nに対して角度の異なる3つ以上の複数の面から構成され、面間を突起41が移動する度に、第2のノブ16を回転操作する操作者の親指LOにクリック感を告知して、操作者に何かしらの操作情報を認識させる構成であっても構わない。
(第4実施の形態)
図14は、本実施の形態の内視鏡の第2のノブの第2の位置における図6と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図、図15は、本実施の形態の内視鏡の第2のノブの第1の位置における図7と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図である。
この第3実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図7に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、凸部31において、面32のみが傾斜形状に形成されているか、または面取り部が形成されている点が異なる。よって、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図14、図15に示すように、本実施の形態においても、凸部31は、突起41と凸部31とが接触した状態において、第2のノブ16を第1の移動方向N1に移動する際に必要な力量よりも、第2の移動方向N2に移動する際に必要な力量の方が大きくなるよう、長手軸方向Nの前後において非対称な形状を有している。
具体的には、本実施の形態においては、凸部31において、面32のみ、長手軸方向Nに対して角度θ7を有する傾斜形状に形成されているまたは面取り部が形成されている。よって、凸部31の基端側には、面33は形成されていない。尚、その他の構成は、上述した第1実施の形態と同じである。
このような構成によっても、面32のみにより突起41を変形させ、面32が突起41から受ける反力H5は、他の長手軸方向Nに沿った面が受ける反力H6よりも大きくなる(H5>H6)。
よって、第2のノブ16を第2の位置P2から第1の位置P1に時計周り方向M2に回転させる力量の方が、第2のノブ16を第1の位置P1から第2の位置P2に反時計周り方向M1に回転させる力量よりも大きくなることから、上述した第1実施の形態と同様の効果を得ることができる他、凸部31に面33を形成する必要がないことから、移動部材30を安価に形成することができる。
(第5実施の形態)
図16は、本実施の形態の内視鏡の第2のノブの第2の位置における図6と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図、図17は、本実施の形態の内視鏡の第2のノブの第1の位置における図7と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図である。
この第5実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図1〜図7に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、突起に長手軸方向の前後で異なる形状の傾斜が形成されているか、または異なる形状の面取り部が形成されている点が異なる。
よって、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図16、図17に示すように、本実施の形態においては、さらに、突起41は、突起41と凸部31とが接触した状態において、第2のノブ16を第1の移動方向N1に移動する際に必要な力量よりも、第2の移動方向N2に移動する際に必要な力量の方が大きくなるよう、長手軸方向Nの前後において非対称な形状を有している。
尚、上述した第1実施の形態と同様に、第2のノブ16の頂点部(第2のノブ16の一番外側)を第1の移動方向N1に移動する際に必要な力量は、5〜10Nであることが好ましく、第2のノブ16の頂点部(第2のノブ16の一番外側)を第2の移動方向N2に移動する際に必要な力量は、15〜25Nであることが好ましく、両者は10N以上の差があることが望ましい。
具体的には、突起41は、長手軸方向Nの基端側の面41aと、先端側の面41bとにおいて、異なる形状の傾斜が形成されているまたは異なる形状の面取り部が形成されている。
より具体的には、図16に示すように、突起41は、第2の位置P2から第2の移動方向N2に移動する際に凸部31の面32に接触する部位である面41aの長手軸方向Nに対する角度θ3が、第1の位置P1から第1の移動方向N1に移動する際に凸部31の面33に接触する部位である面41bの長手軸方向Nに対する角度θ4よりも大きく形成されている(θ3>θ4)。
尚、θ3は、θ4の1.3倍以上の角度であることが好ましい。具体的には、θ3=50°〜75°、θ4=40°〜50°、より好ましい例としてθ3は概ね60°、θ4は概ね45°が挙げられる。
このことにより、第2のノブ16を、第1の位置P1から第2の位置P2に回転させたとき、または第2の位置P2から第1の位置P1に回転させたときに、凸部31に突起41が接触しながら移動部材30は、第1の移動方向N1または第2の移動方向N2に移動するため、接触する面32または面33により突起41は弾性変形する。
この際、面41aと面41bとは異なる傾斜形状または面取り形状に形成されているため、突起41を変形させる力が、第1の移動方向N1と第2の移動方向N2とで異なる。言い換えれば、凸部31が突起41から受ける反力H7、H8が、第1の移動方向N1と第2の移動方向N2とで異なる。
具体的には、面41aの方が面41bよりも大きな傾斜角度に形成されているため、面41aの接触により面32が受ける反力H7が、面41bの接触により面33が受ける反力H8よりも大きくなり(H7>H8)、突起41を変形させる力は、第2の移動方向N2の方が第1の移動方向N1よりも大きくなる。
即ち、第2のノブ16を第2の位置P2から第1の位置P1に時計周り方向M2に回転させる力量の方が、第2のノブ16を第1の位置P1から第2の位置P2に反時計周り方向M1に回転させる力量よりも大きくなる。
よって、上述した第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。尚、本実施の形態においては、図16、図17に示したように、第1実施の形態と同様に、凸部31も長手軸方向Nの前後で非対称な形状を有しているが、本実施の形態においては、突起41の形状が長手軸方向Nの前後で異なっていれば良いことから、凸部31は、長手軸方向Nの前後で対称形状を有していても構わない。
(第6実施の形態)
図18は、本実施の形態の内視鏡の第2のノブの第2の位置における図6と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図、図19は、本実施の形態の内視鏡の第2のノブの第1の位置における図7と同じ領域に位置する移動部材及び突起を概略的に示す図である。
この第6実施の形態の内視鏡の構成は、上述した図16、図17に示した第5実施の形態の内視鏡と比して、突起は断面が弧を描く形状に形成されているとともに、突起の長手軸方向の前後で断面の曲率が異なっている点が異なる。
よって、第5実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図18、図19に示すように、本実施の形態においては、突起41は、断面が弧を描く形状に形成されている。
また、第2の移動方向N2に移動する際に凸部31に接触する部位41aの断面の曲率V1が第1の移動方向N1に移動する際に凸部31に接触する部位41bの断面の曲率V2よりも大きく形成されている(V1>V2)。
尚、その他の構成は、上述した第5実施の形態と同じである。このような構成によっても、部位41aの接触により面32が受ける反力H9が、部位41bの接触により面33が受ける反力H10よりも大きいため(H9>H10)、突起41を変形させる力は、第2の移動方向N2の方が第1の移動方向N1よりも大きくなることから、第5実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態においても、第5実施の形態と同様に、突起41の形状が長手軸方向Nの前後で異なっていれば良いことから、凸部31は、長手軸方向Nの前後で対称形状を有していても構わない。
1…内視鏡
2…挿入部
4…湾曲部
6…操作部
6g…操作部の外表面
11…湾曲操作ノブ(第1のノブ)
16…第2のノブ
30…移動部材(ロッド)
31…凸部(太径部)
32…第2の移動方向に移動する際に凸部の突起が接触する部位
33…第1の移動方向に移動する際に凸部の突起が接触する部位
41…突起
41a…第2の移動方向に移動する際に突起の凸部に接触する部位
41b…第1の移動方向に移動する際に突起の凸部に接触する部位
C…長手軸に交わる方向
J…長手軸
N…長手軸方向(長手軸に沿った方向)
N1…第1の移動方向
N2…第2の移動方向
O…回動操作範囲
P1…第1の位置
P2…第2の位置
α1…長手軸方向に近い角度
α2…長手軸方向に直交する方向に近い角度
θ1…第2の移動方向に移動する際に突起が接触する部位の長手軸方向に対する角度
θ2…第1の移動方向に移動する際に突起が接触する部位の長手軸方向に対する角度
θ3…第2の移動方向に移動する際に突起の凸部に接触する部位の長手軸方向に対する角度
θ4…第1の移動方向に移動する際に突起の凸部に接触する部位の長手軸方向に対する角度
V1…第2の移動方向に移動する際に突起の凸部に接触する部位の断面の曲率
V2…第1の移動方向に移動する際に突起の凸部に接触する部位の断面の曲率

Claims (18)

  1. 長手軸に沿って先端と基端とを有し、前記先端の側から被検体内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の基端側に設けられ、操作者によって把持される操作部と、
    前記長手軸と交わる回動軸を中心に前記操作部の外表面で回動するとともに、前記挿入部の先端側に設けられた湾曲部を湾曲操作するための第1のノブと、
    前記回動軸を中心に前記第1のノブと前記回動軸に沿った方向に隣接した位置において回動するとともに、前記挿入部における前記湾曲部以外の部位を操作するための第2のノブと、
    前記操作部内において前記第2のノブの回動に伴って前記長手軸に沿った方向に前後移動する移動部材に設けられた、前記長手軸に交わる方向に突出した形状を有する凸部と、
    前記凸部が前記長手軸に沿った方向に移動する範囲内に前記長手軸に交わる方向から突出し、前記凸部との間において弾性的に接触する突起と、
    を有し、
    前記第2のノブが前記長手軸に沿った方向に近い角度の第1の位置から前記長手軸に直交する方向に近い角度の第2の位置に回転するときの前記凸部が移動する方向を第1の移動方向とし、
    前記第2のノブが前記第2の位置から前記第1の位置に回転するときの前記凸部が移動する方向を第2の移動方向とした場合、
    前記凸部または前記突起は、前記突起と前記凸部とが接触した状態において、前記第2のノブを前記第1の移動方向に移動する際に必要な力量よりも、前記第2の移動方向に移動する際に必要な力量の方が大きくなるよう、前記長手軸に沿った方向の前後において非対称な形状を有し
    前記第2の位置は、前記操作部を把持した前記操作者の指によって操作される前記第1のノブの回動操作範囲内に位置しており、前記第1の位置は、前記第1のノブの回動操作範囲外に位置していることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記移動部材は、前記操作部内において前記長手軸に沿った方向の前後に移動するロッドであり、
    前記凸部は、前記ロッドの前記長手軸に沿った方向の一部が前記長手軸に交わる方向に太くなった太径部であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記太径部は、前記長手軸に沿った方向の前後で異なる形状の傾斜に形成されているまたは前記長手軸に沿った方向の前後で異なる形状の面取り部が形成されていることを特徴とする請求項に記載の内視鏡。
  4. 前記太径部は、前記第2の位置から前記第2の移動方向に移動する際に前記突起が接触する部位の前記長手軸に沿った方向に対する角度が、前記第1の位置から前記第1の移動方向に移動する際に前記突起が接触する部位の前記長手軸に沿った方向に対する角度よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項に記載の内視鏡。
  5. 前記太径部は、前記第2の移動方向に移動する際に前記突起が接触する部位の断面が弧を描く形状に形成されていることを特徴とする請求項に記載の内視鏡。
  6. 前記突起は、前記長手軸に沿った方向の前後で異なる形状の傾斜に形成されているまたは前記長手軸に沿った方向の前後で異なる形状の面取り部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  7. 前記突起は、前記第2の移動方向に移動する際に前記凸部に接触する部位の前記長手軸に沿った方向に対する角度が、前記第1の移動方向に移動する際に前記凸部に接触する部位の前記長手軸に沿った方向に対する角度よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項に記載の内視鏡。
  8. 前記突起は、断面が弧を描く形状に形成されており、
    前記第2の移動方向に移動する際に前記凸部に接触する部位の断面の曲率が、前記第1の移動方向に移動する際に前記凸部に接触する部位の断面の曲率よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  9. 前記第2のノブは、前記挿入部の可撓性を変化させる機構と、前記湾曲部が湾曲する長さを切り替える機構と、前記挿入部の前記先端側に設けられた光学部品の光学特性を切り替える機構と、内視鏡先端の処置具起上台を起上させる機構とのいずれかを操作する用のノブであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  10. 長手軸に沿って先端と基端とを有し、前記先端の側から被検体内に挿入される挿入部と、
    前記挿入部の基端側に設けられ、操作者によって把持される操作部と、
    前記長手軸と交わる回動軸を中心に前記操作部の外表面で回動するとともに、前記挿入部の先端側に設けられた湾曲部を湾曲操作するための第1のノブと、
    前記回動軸を中心に前記第1のノブと前記回動軸に沿った方向に隣接した位置において回動するとともに、前記挿入部における前記湾曲部以外の部位を操作するための第2のノブと、
    前記操作部内において前記第2のノブの回動に伴って前記長手軸に沿った方向に前後移動する移動部材に設けられた、前記長手軸に交わる方向に突出した形状を有する凸部と、
    前記凸部が前記長手軸に沿った方向に移動する範囲内に前記長手軸に交わる方向から突出し、前記凸部との間において弾性的に接触する突起と、
    を有し、
    前記第2のノブが前記長手軸に沿った方向に近い角度の第1の位置から、前記長手軸に直交する方向に近い角度であって前記第1の位置に対して反時計周りの方向に位置する第2の位置に反時計周りに回転するときの前記凸部が移動する方向を第1の移動方向とし、
    前記第2のノブが前記第2の位置から前記第1の位置に時計周りに回転するときの前記凸部が移動する方向を第2の移動方向とした場合、
    前記凸部または前記突起は、前記突起と前記凸部とが接触した状態において、前記第2のノブを前記第1の移動方向に移動する際に必要な力量よりも、前記第2の移動方向に移動する際に必要な力量の方が大きくなるよう、前記長手軸に沿った方向の前後において非対称な形状を有していることを特徴とする内視鏡。
  11. 前記移動部材は、前記操作部内において前記長手軸に沿った方向の前後に移動するロッドであり、
    前記凸部は、前記ロッドの前記長手軸に沿った方向の一部が前記長手軸に交わる方向に太くなった太径部であることを特徴とする請求項10に記載の内視鏡。
  12. 前記太径部は、前記長手軸に沿った方向の前後で異なる形状の傾斜に形成されているまたは前記長手軸に沿った方向の前後で異なる形状の面取り部が形成されていることを特徴とする請求項11に記載の内視鏡。
  13. 前記太径部は、前記第2の位置から前記第2の移動方向に移動する際に前記突起が接触する部位の前記長手軸に沿った方向に対する角度が、前記第1の位置から前記第1の移動方向に移動する際に前記突起が接触する部位の前記長手軸に沿った方向に対する角度よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項12に記載の内視鏡。
  14. 前記太径部は、前記第2の移動方向に移動する際に前記突起が接触する部位の断面が弧を描く形状に形成されていることを特徴とする請求項11に記載の内視鏡。
  15. 前記突起は、前記長手軸に沿った方向の前後で異なる形状の傾斜に形成されているまたは前記長手軸に沿った方向の前後で異なる形状の面取り部が形成されていることを特徴とする請求項10に記載の内視鏡。
  16. 前記突起は、前記第2の移動方向に移動する際に前記凸部に接触する部位の前記長手軸に沿った方向に対する角度が、前記第1の移動方向に移動する際に前記凸部に接触する部位の前記長手軸に沿った方向に対する角度よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項15に記載の内視鏡。
  17. 前記突起は、断面が弧を描く形状に形成されており、
    前記第2の移動方向に移動する際に前記凸部に接触する部位の断面の曲率が、前記第1の移動方向に移動する際に前記凸部に接触する部位の断面の曲率よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項10に記載の内視鏡。
  18. 前記第2のノブは、前記挿入部の可撓性を変化させる機構と、前記湾曲部が湾曲する長さを切り替える機構と、前記挿入部の前記先端側に設けられた光学部品の光学特性を切り替える機構と、内視鏡先端の処置具起上台を起上させる機構とのいずれかを操作する用のノブであることを特徴とする請求項10に記載の内視鏡。
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