JP6880097B2 - チューブ洗浄装置 - Google Patents
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これらのチューブは、管路内に付着物が付着するので、使用後に洗浄する必要がある。
これらのチューブを洗浄する洗浄装置が、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に開示された医療用チューブ洗浄装置では、連結具が複数個収容できる容積を有したアダプト容器を温水および温風が圧送される配管に連結し、弾性キャップに複数本の医療用チューブを挿通させて連結具を固着した蓋体をアダプト容器に装着し、アダプト容器内に温水を圧送することにより医療用チューブの内面を洗浄する。
以下の実施の形態では、水および洗浄剤を含む水を洗浄水と記載する。洗浄剤は、一般的に用いられる洗剤またはアルコール等である。また、以下の実施の形態では、チューブとして、径が部分的に変化するチューブ、径が一定であるチューブを例に挙げて説明する。チューブの径は、例えば数mmから1cm程度である。なお、洗浄水およびチューブは上述したものに限定されるものではなく、適宜選択可能である。
図1は、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の洗浄対象であるチューブの一例を示す図である。
図1で示したチューブ10は、チューブ部11の一部に、径が部分的に変化した筒部12を有する。当該チューブ10として、例えば医療用の経管栄養チューブが挙げられる。
筒部12の径Xは、チューブ部11の径Yよりも大きい。チューブ10の長さは限定されるものではない。チューブ10の両端をチューブ洗浄装置1の所定位置に装着した場合に、チューブ部11が撓んで束ねる必要が生じる長さのチューブを、以下長いチューブ10Aと記載する。一方、チューブ10の両端をチューブ洗浄装置1の所定位置に装着した場合に、チューブが撓まない、または束ねる必要が生じない長さのチューブを、以下短いチューブ10Bと記載する。チューブ10を装着する位置については、後述する。
図2に示すように、チューブ洗浄装置1は、ある面にチューブ10の固定構造を備える。チューブ10の固定構造は、チューブ洗浄装置1内の配管等の位置に応じて、チューブ洗浄装置1のいずれの側面2に設けてもよい。
第1のノズル3および第2のノズル4は、チューブ洗浄装置1内に設けられた洗浄水および風を送るための配管に接続されるノズルである。第1の固定部5は、第1のノズル3にチューブ10を装着させるために、チューブ10の一端を固定する固定部材である。
チューブ10が、図1に示すようにチューブ10の長さ方向に長手方向を有する筒部12を有している場合、第1の保持部6は、筒部12の長手方向が、洗浄水の供給方向と同一となるように、筒部12を保持する。また、第1の保持部6は、筒部12内を栄養剤または薬剤が流れる方向を重力方向と一致させて、筒部12を保持する。
第1の保持部6の構成例は、後段で示す。なお、筒部12を有しないチューブ10は、第1の保持部6に保持させない。
第2の固定部8は、第2のノズル4にチューブ10を装着させるために、チューブ10の他端を固定するための固定部材である。
図3Aで示す第1の保持部6Aは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されるホルダー部材61で構成される。ホルダー部材61は、上部に筒部12を差し込む開口部62、ホルダー部材61の長手方向にチューブ部11を挿通する隙間部63を有する。ホルダー部材61は、チューブ10の筒部12の長手方向の外周を構成する面(以下、筒部12の側面という)、および筒部12をホルダー部材61に差し込んだ際に、チューブ洗浄装置1の設置面1b側に位置する面(以下、筒部12の底面という)に当接して、当該筒部12を保持する。第1の保持部6Aは、矢印A方向に設置位置を調整可能な構成とする。これにより、筒部12の位置に応じて、第1の保持部6Aの位置を適宜調整可能となる。
ユーザは、チューブ部11を隙間部63に通しながら、開口部62から筒部12を差し込む。
ユーザは、筒部12をホルダー部材61に差し込むのみで、当該筒部12を第1の保持部6Aによって保持させることができる。ユーザは、容易な操作で筒部12を保持させことができる。
ユーザは、チューブ部11を切り欠き部65に通しながら、リング部材64に筒部12を載せる。
ユーザは、筒部12をリング部材64に乗せるのみで、当該筒部12を保持させることができる。ユーザは、容易な操作で筒部12を保持させことができる。
ユーザは、筒部12を、クリップ部材66内に押し込む。筒部12の押し込みにより、クリップ部材66が互いに離間する方向に移動し、筒部12がクリップ部材66内に入る。クリップ部材66は、筒部12の側面を挟み込んで当接し、当該筒部12を保持する。
ユーザは、筒部12をクリップ部材66内に押し込むのみで、当該筒部12を第1の保持部6Cによって保持させることができる。ユーザは、容易な操作で筒部12を保持させることができる。
ユーザは、チューブ部11を隙間部68に通しながら、筒部12を第1の保持部6Dの上方から差し込む。
ユーザは、筒部12を、溝内および一対の部材67との間に差し込むのみで、当該筒部12を第1の保持部6Dによって保持させることができる。ユーザは、軽い力で筒部12を保持させる操作を行うことができる。
図4Aから図4Gは、長いチューブ10Aを束ねて第2の保持部7に保持させる場合を示している。
図4Aで示す第2の保持部7Aは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されたフック部材71で構成される。フック部材71は、引っ掛けられたチューブを束ねた状態で保持する形状を有する。
ユーザは、チューブ部11を束ね、チューブ部11の束ね部位をフック部材71に掛ける。ユーザは、チューブ部11の束ね部位をフック部材71に掛けるのみで、保持させることができる。ユーザは、容易な操作でチューブ部11の束ね部位を保持させることができる。
ユーザは、チューブ洗浄装置1の側面2から取り外したリング部材72にチューブ部11を巻き付け、固定面74を介してリング部材72をチューブ洗浄装置1の側面2に取り付ける。ユーザは、容易な操作でチューブ部11を束ねた状態で保持させることができる。
ユーザは、チューブ部11の束ね部位を領域76内に押し込む。ユーザは、容易な操作でチューブ部11を保持させることができる。
ユーザは、チューブ部11を束ね、チューブ部11の束ね部位をトレー部材79の面上に置き、束ね部位から出たチューブ部11を切り欠き部80に通す。ユーザは、チューブ部11を束ねてトレー部材79の面上に置くのみで、チューブ部11を保持させることができ、操作が容易である。
また、一対のピン部材81を移動可能に設置してもよい。その場合、一対のピン部材81を、チューブ部11を巻きやすい位置に設置させることができる。
チューブ洗浄装置1の内部構造である供給部は、洗浄水を貯留するタンク21と、タンク21から洗浄水を送り出す送水ポンプ22と、洗浄水の水圧を調整する水圧調整バルブ23、外部から取り込んだ空気を送り出す送風ポンプ24と、洗浄水の流路および空気の流路を切り替える複数のバルブ25と、洗浄水の流路および空気の流路を構成する複数の配管26とを備える。洗浄水の流路および空気の流路を構成する配管26の端部に、上述した第1のノズル3および第2のノズル4が接続される。
なお、図5で示したチューブ洗浄装置1の内部構造は一例である。各構成の配置および配置数は適宜変更可能である。
まず、図2を参照しながらチューブ10の固定方法について説明する。また、固定するチューブ10が、筒部12を有し、長いチューブ10Aである場合を例に説明する。
まず、チューブ10の一端を、チューブ洗浄装置1の側面2に設置された第1の固定部5に接続する(第1の手順)。次に、チューブの筒部12を第1の保持部6に保持させる(第2の手順)。チューブ部11の長さに応じてチューブ部11を束ね、束ね部位を第2の保持部7で保持させる(第3の手順)。チューブ10の他端を第2の固定部8に固定する(第4の手順)。
固定するチューブ10が、筒部12を有し、短いチューブ10Bの場合、上述した第3の手順において、チューブ部11を束ねることなく第2の保持部7で保持させる。
チューブ10の一端を、チューブ洗浄装置1の側面2に設置された第1の固定部5に接続する(第1の手順)。チューブ部11の長さに応じてチューブ部11を束ね、束ねた部分を第2の保持部7で保持させる(第3の手順)。チューブ10の他端を第2の固定部8に固定する(第5の手順)。
また、上述した第5の手順に変えて、第2の保持部7で保持させたチューブ10の他端を排水位置に誘導する(第6の手順)、としてもよい。
固定するチューブ10が、筒部12を有さず、短いチューブ10Bの場合、上述した第3の手順において、チューブ部11を束ねることなく第2の保持部7で保持させる。
図6および図7は、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の洗浄方法および乾燥方法を示す図である。なお、チューブ洗浄装置1の上下方向を図6および図7の紙面上下方向に対応させて説明を行う。
まず、図6を参照しながら、筒部12を有するチューブ10の洗浄方法および乾燥方法について説明する。
図6Aは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の洗浄方法を示す図であって、筒部12を有するチューブ10の洗浄方法を示す。また、図6Aは、長いチューブ10Aを洗浄する場合を例に示している。さらに図6Aでは、洗浄水が流れる配管26を実線で示し、その他の配管26を点線で示している。
送風ポンプ24から供給された空気は、バルブ25および配管26を経由して第1のノズル3に供給される。供給された空気は、第1のノズル3からチューブ10内を矢印Ca、矢印Cbおよび矢印Ccで示す方向に流れ、第2のノズル4に到達する。供給された空気は、束ねたチューブ部11内および筒部12内を通過する。第2のノズル4に達した空気はチューブ洗浄装置1内の配管26内を流れ、排水口27からチューブ洗浄装置1外に排出される。
図7Aは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の洗浄方法を示す図であって、筒部12を有さないチューブ10の洗浄方法を示す。また、図7Aは、短いチューブ10Bを洗浄する場合を例に示している。さらに図7Aでは、洗浄水が流れる配管26を実線で示し、その他の配管26を点線で示している。
タンク21から供給された洗浄水は、送水ポンプ22と、水圧調整バルブ23と、バルブ25と、配管26とを経由して、第1のノズル3に供給される。供給された洗浄水は、第1のノズル3からチューブ10内を矢印Daで示す方向に流れる。チューブ10内を流れた洗浄水は、チューブ10の端部から矢印Dbで示す方向に排出される。
送風ポンプ24から供給された空気は、バルブ25および配管26を経由して第1のノズル3に供給される。供給された空気は、第1のノズル3からチューブ内を矢印Daで示す方向に流れ、チューブ10の端部から矢印Dbで示す方向に排出される。これにより、チューブ10の内部を効率良く乾燥させることができる。
これにより、チューブを直線状に伸ばすための領域が不要となり、チューブ洗浄装置を小型化することができる。装置の小型化を実現することにより、限られたスペースにもチューブ洗浄装置を設置することができる。これにより、チューブの自動洗浄を家庭または介護施設等においても実現することができ、介護者等の負担を軽減することができる。
これにより、筒部12内を、栄養剤または薬剤等が流れる方向と逆方向に洗浄水を流すことができる。これにより、筒部12内で洗浄ムラが発生するのを抑制し、洗浄能力を向上させることができる。
これにより、筒部12を有しないチューブの場合、チューブ洗浄装置1の上面1a付近に配置された第1の固定部5から洗浄水を供給し、チューブ洗浄装置1の設置面1b側のチューブの他端から排水させることができる。この場合、チューブの内部を洗浄した後の洗浄水がチューブ洗浄装置1の内部を通すことなく、直接排水させることができる。これにより、チューブ洗浄装置1を清潔に保つことができる。
この実施の形態2では、洗浄水として、マイクロバブルを含んだ水を供給する構成を示す。ここで、マイクロバブルとは、直径が100μm以下の気泡をいう。
図8は、実施の形態2に係るチューブ洗浄装置1Aの内部構造を示す図である。
実施の形態2のチューブ洗浄装置1Aは、実施の形態1で示したチューブ洗浄装置1に吸気を行う配管28aおよびバルブ28bと、マイクロバブル供給部29と、マイクロバブルを含んだ洗浄水(以下、バブル水という)をタンク21内に供給するための配管30aおよびバルブ30bとを追加して設けて構成している。
なお、以下では、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
マイクロバブル供給部29は、配管28aおよびバルブ28bを介して吸気された空気を用いてマイクロバブルを発生させる。発生したマイクロバブルは、送水ポンプ22を介して送水された洗浄水に混合させる。マイクロバブルが混合された洗浄水は、配管30aおよびバルブ30bを介して、タンク21に戻される。マイクロバブルの発生および混合を数分継続することにより、タンク21内の水がバブル水となる。生成したバブル水は、実施の形態1の図6Aまたは図7Aで示した洗浄方法によって、チューブ10内に供給され、チューブ10内を洗浄する。バブル水を用いてチューブ10内を洗浄することにより、洗浄能力を向上させることができる。
Claims (11)
- 装置の側面に設けられ、洗浄対象であるチューブの一端を固定する第1の固定部と、
前記装置の側面における前記第1の固定部から前記装置の設置面の位置までの間に設けられ、前記チューブを束ねられた状態で保持できる保持部と、
前記第1の固定部に固定され、且つ前記保持部に束ねられた状態で保持された前記チューブの内部に洗浄水を供給する供給部と、
を備え、
前記チューブは、前記チューブの端部の径よりも大きい径を有し、当該チューブの長さ方向に沿った長手方向を有する筒部を有し、
前記筒部は、前記第1の固定部から前記保持部までの前記チューブに設けられて、その内部を流体が流れる方向が重力方向と一致し、
前記第1の固定部は、前記装置の側面における前記保持部よりも重力方向の上方で前記チューブの一端を固定し、
前記保持部は、前記第1の固定部よりも重力方向の下方において前記チューブを束ねられた状態で保持すること
を特徴とするチューブ洗浄装置。 - 前記筒部の外周面に当接し、当該筒部を前記洗浄水の供給方向に応じて保持する第1の保持部を備えたこと
を特徴とする請求項1記載のチューブ洗浄装置。 - 前記第1の保持部は、設置位置を調整可能に設置されたこと
を特徴とする請求項2記載のチューブ洗浄装置。 - 前記保持部は、前記装置の側面における前記第1の固定部から前記装置の設置面の位置までの間で、前記チューブを束ねた束ね部位を保持すること
を特徴とする請求項2または請求項3記載のチューブ洗浄装置。 - 前記保持部は、着脱可能に設置されたこと
を特徴とする請求項3または請求項4記載のチューブ洗浄装置。 - 前記装置の側面における前記第1の固定部から前記装置の設置面の位置までの間に設けられ、前記チューブの他端を固定する第2の固定部を備えたこと
を特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のチューブ洗浄装置。 - 前記供給部は、外部から取り込んだ空気を送り出す送風ポンプをさらに有し、前記第2の固定部に前記洗浄水を供給するとともに、前記送風ポンプが送り出した空気を前記第1の固定部に供給すること
を特徴とする請求項6記載のチューブ洗浄装置。 - 前記供給部は、前記洗浄水を貯留するタンクと、前記洗浄水を送り出す送水ポンプと、前記送水ポンプが送り出した前記洗浄水の水圧を調整する水圧調整バルブと、前記洗浄水の流路を構成する配管と、前記洗浄水の流路を切り替えるバルブと備え、
前記配管および前記バルブは、前記水圧調整バルブで水圧が調整された前記洗浄水を、前記第2の固定部に供給し、前記チューブの内部に供給されて前記第1の固定部に到達した前記洗浄水を排出すること
を特徴とする請求項6記載のチューブ洗浄装置。 - 前記供給部は、前記洗浄水を貯留するタンクと、前記洗浄水を送り出す送水ポンプと、前記送水ポンプが送り出した前記洗浄水の水圧を調整する水圧調整バルブと、前記洗浄水の流路を構成する配管と、前記洗浄水の流路を切り替えるバルブと備え、
前記配管および前記バルブは、前記水圧調整バルブで水圧が調整された前記洗浄水を、前記第1の固定部に供給すること
を特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のチューブ洗浄装置。 - 前記供給部は、外部から取り込んだ空気を送り出す送風ポンプと、前記送風ポンプが送り出した空気を前記第1の固定部に供給する前記配管および前記バルブとを備えたこと
を特徴とする請求項8または請求項9記載のチューブ洗浄装置。 - 前記配管に設けられ、前記配管を流れる前記洗浄水にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル供給部を備えたこと
を特徴とする請求項8から請求項10のうちのいずれか1項記載のチューブ洗浄装置。
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