JP6880097B2 - チューブ洗浄装置 - Google Patents

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Description

この発明は、管路を有するチューブを洗浄する技術に関する。
細い管路を有するチューブであって、内部を洗浄することによって再利用可能なチューブとして、例えば、経口によらずに被介護者に栄養剤または薬剤を投与する経腸栄養療法に用いられる経管栄養チューブ等の医療用チューブ、および家庭用の飲料チューブがある。
これらのチューブは、管路内に付着物が付着するので、使用後に洗浄する必要がある。
これらのチューブを洗浄する洗浄装置が、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に開示された医療用チューブ洗浄装置では、連結具が複数個収容できる容積を有したアダプト容器を温水および温風が圧送される配管に連結し、弾性キャップに複数本の医療用チューブを挿通させて連結具を固着した蓋体をアダプト容器に装着し、アダプト容器内に温水を圧送することにより医療用チューブの内面を洗浄する。
特開2005−013511号公報
しかし、上述した特許文献1に記載された医療用チューブ洗浄装置は、装置が大型であり、家庭または介護施設等の限られたスペースに設置することが困難であるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、装置の小型化を実現することを目的とする。
この発明に係るチューブ洗浄装置は、装置の側面に設けられ、洗浄対象であるチューブの一端を固定する第1の固定部と、装置の側面における第1の固定部から装置の設置面の位置までの間に設けられ、チューブを束ねられた状態で保持できる保持部と、第1の固定部に固定され、且つ保持部に束ねられた状態で保持されたチューブの内部に洗浄水を供給する供給部とを備え、チューブは、チューブの端部の径よりも大きい径を有し、当該チューブの長さ方向に沿った長手方向を有する筒部を有し、筒部は、第1の固定部から保持部までのチューブに設けられて、その内部を流体が流れる方向が重力方向と一致し、第1の固定部は、装置の側面における保持部よりも重力方向の上方でチューブの一端を固定し、保持部は、第1の固定部よりも重力方向の下方においてチューブを束ねられた状態で保持するものである。
この発明によれば、装置の小型化を実現することができる。これにより、チューブ洗浄装置を家庭または介護施設等の限られたスペースにも設置することができる。
実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の洗浄対象であるチューブの一例を示す図である。 実施の形態1に係るチューブ洗浄装置を示す斜視図である。 図3Aから図3Dは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の第1の保持部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の第2の保持部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の第2の保持部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の第2の保持部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の第2の保持部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の第2の保持部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の第2の保持部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の第2の保持部の構成例を示す図である。 実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の内部構造を示す図である。 図6Aおよび図6Bは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の洗浄方法および乾燥方法を示す図である。 図7Aおよび図7Bは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の洗浄方法および乾燥方法を示す図である。 実施の形態2に係るチューブ洗浄装置の内部構造を示す図である。 実施の形態2に係るチューブ洗浄装置のバブル水の生成方法を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。本発明の技術的範囲は、以下の実施の形態に限定されず、均等な範囲に及ぶ。
以下の実施の形態では、水および洗浄剤を含む水を洗浄水と記載する。洗浄剤は、一般的に用いられる洗剤またはアルコール等である。また、以下の実施の形態では、チューブとして、径が部分的に変化するチューブ、径が一定であるチューブを例に挙げて説明する。チューブの径は、例えば数mmから1cm程度である。なお、洗浄水およびチューブは上述したものに限定されるものではなく、適宜選択可能である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置の洗浄対象であるチューブの一例を示す図である。
図1で示したチューブ10は、チューブ部11の一部に、径が部分的に変化した筒部12を有する。当該チューブ10として、例えば医療用の経管栄養チューブが挙げられる。
筒部12の径Xは、チューブ部11の径Yよりも大きい。チューブ10の長さは限定されるものではない。チューブ10の両端をチューブ洗浄装置1の所定位置に装着した場合に、チューブ部11が撓んで束ねる必要が生じる長さのチューブを、以下長いチューブ10Aと記載する。一方、チューブ10の両端をチューブ洗浄装置1の所定位置に装着した場合に、チューブが撓まない、または束ねる必要が生じない長さのチューブを、以下短いチューブ10Bと記載する。チューブ10を装着する位置については、後述する。
図1に図示していないが、径が一定である短いチューブとして、上述した経管栄養チューブに接続される約20cmの胃ろう用のチューブ等が挙げられる。また、径が一定である長いチューブとして、運動時に携帯する容器内の飲料水を飲むためのチューブであって、長さが約1.5m程度のドリンクチューブ等が挙げられる。
図2は、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1を示す斜視図である。
図2に示すように、チューブ洗浄装置1は、ある面にチューブ10の固定構造を備える。チューブ10の固定構造は、チューブ洗浄装置1内の配管等の位置に応じて、チューブ洗浄装置1のいずれの側面2に設けてもよい。
チューブ10の固定構造は、第1のノズル3、第2のノズル4、第1の固定部5、第1の保持部(保持部)6、第2の保持部(保持部)7、および第2の固定部8で構成される。
第1のノズル3および第2のノズル4は、チューブ洗浄装置1内に設けられた洗浄水および風を送るための配管に接続されるノズルである。第1の固定部5は、第1のノズル3にチューブ10を装着させるために、チューブ10の一端を固定する固定部材である。
第1の保持部6は、チューブ10の筒部12を、保持する部材である。第1の保持部6は、チューブ10の筒部12の外周面に当接し、当該筒部12を保持する。第1の保持部6がチューブ10の筒部12を洗浄水の供給方向に応じて保持することにより、当該筒部12の向きが固定される。これにより、筒部12の内部に、定められた方向から洗浄水を供給し、定められた方向から風を供給することができ、適切な洗浄および乾燥を行うことができる。
チューブ10が、図1に示すようにチューブ10の長さ方向に長手方向を有する筒部12を有している場合、第1の保持部6は、筒部12の長手方向が、洗浄水の供給方向と同一となるように、筒部12を保持する。また、第1の保持部6は、筒部12内を栄養剤または薬剤が流れる方向を重力方向と一致させて、筒部12を保持する。
第1の保持部6の構成例は、後段で示す。なお、筒部12を有しないチューブ10は、第1の保持部6に保持させない。
第2の保持部7は、チューブ10の長さに応じて当該チューブ10を保持する部材である。具体的には、第2の保持部7は、長いチューブ10Aを束ねることでチューブ部11が集まった部分(以下、束ね部位という)を保持する部材である。ここで、チューブ10を束ねるとは、例えば図2に示すように、チューブ10を、円を描くように集めることをいう。第2の保持部7が長いチューブ10Aの束ね部位を保持することにより、長いチューブ10Aを省スペースで洗浄することができる。
また、第2の保持部7は、短いチューブ10Bの一部を保持する部材である。第2の保持部7が短いチューブ10Bの一部を保持することにより、水圧または風圧で短いチューブ10Bがばたつくのを抑制し、排水の飛散を防ぐことができる。これにより、短いチューブ10Bも省スペースで洗浄することができる。第2の保持部7の構成例は、後段で示す。なお、短いチューブ10Bであって、筒部12が第1の保持部6で保持されている場合には、第2の保持部7にチューブの一部を保持させることなく、チューブ10の他端を第2の固定部8に固定させてもよい。
第2の固定部8は、第2のノズル4にチューブ10を装着させるために、チューブ10の他端を固定するための固定部材である。
図3Aから図3Dは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の第1の保持部6の構成例を示す図である。
図3Aで示す第1の保持部6Aは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されるホルダー部材61で構成される。ホルダー部材61は、上部に筒部12を差し込む開口部62、ホルダー部材61の長手方向にチューブ部11を挿通する隙間部63を有する。ホルダー部材61は、チューブ10の筒部12の長手方向の外周を構成する面(以下、筒部12の側面という)、および筒部12をホルダー部材61に差し込んだ際に、チューブ洗浄装置1の設置面1b側に位置する面(以下、筒部12の底面という)に当接して、当該筒部12を保持する。第1の保持部6Aは、矢印A方向に設置位置を調整可能な構成とする。これにより、筒部12の位置に応じて、第1の保持部6Aの位置を適宜調整可能となる。
ユーザは、チューブ部11を隙間部63に通しながら、開口部62から筒部12を差し込む。
図3Aで示した第1の保持部6Aは、筒部12を、水または風が通る方向に平行な方向に保持することができる。また、第1の保持部6Aは、筒部12の側面および筒部12の底面に当接して保持するため、筒部12が傾くのを抑制することができる。
ユーザは、筒部12をホルダー部材61に差し込むのみで、当該筒部12を第1の保持部6Aによって保持させることができる。ユーザは、容易な操作で筒部12を保持させことができる。
図3Bで示す第1の保持部6Bは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されるリング部材64で構成される。リング部材64は、一部にチューブ部11を挿入する切り欠き部65を有する。リング部材64は、筒部12の底面側の側面に当接して、当該筒部12を保持する。
ユーザは、チューブ部11を切り欠き部65に通しながら、リング部材64に筒部12を載せる。
図3Bで示した第1の保持部6Bは、筒部12を、水または風が通る方向に平行な方向に保持することができる。また、第1の保持部6Aは、筒部12を保持する構成を簡素化することができる。
ユーザは、筒部12をリング部材64に乗せるのみで、当該筒部12を保持させることができる。ユーザは、容易な操作で筒部12を保持させことができる。
図3Cで示した第1の保持部6Cは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されるクリップ部材66で構成される。クリップ部材66は、筒部12の側面を挟み込んで当接して、当該筒部12を保持する。
ユーザは、筒部12を、クリップ部材66内に押し込む。筒部12の押し込みにより、クリップ部材66が互いに離間する方向に移動し、筒部12がクリップ部材66内に入る。クリップ部材66は、筒部12の側面を挟み込んで当接し、当該筒部12を保持する。
図3Cで示した第1の保持部6Cは、筒部12を、水または風が通る方向に平行な方向に保持することができる。
ユーザは、筒部12をクリップ部材66内に押し込むのみで、当該筒部12を第1の保持部6Cによって保持させることができる。ユーザは、容易な操作で筒部12を保持させることができる。
図3Dで示した第1の保持部6Dは、チューブ洗浄装置1の側面2に形成された溝の内壁に形成される一対の部材67で構成される。対向する一対の部材67は、チューブ部11を挿通する隙間部68を形成する。対向する一対の部材67は、チューブ10の筒部12の側面に当接して、当該筒部12を保持する。
ユーザは、チューブ部11を隙間部68に通しながら、筒部12を第1の保持部6Dの上方から差し込む。
図3Dで示した第1の保持部6Dは、筒部12を、水または風が通る方向に平行な方向に保持することができる。また、第1の保持部6Dは、溝内で一対の部材67で筒部12を保持するため、筒部12を確実に保持することができる。これにより、第1の保持部6Dを設けることにより、筒部12の径の自由度を高めることができる。
ユーザは、筒部12を、溝内および一対の部材67との間に差し込むのみで、当該筒部12を第1の保持部6Dによって保持させることができる。ユーザは、軽い力で筒部12を保持させる操作を行うことができる。
なお、第1の保持部6は、上述した図3Aから図3Dで示した構成に限定されるものではない。また、上述した図3Aから図3Dは、筒部12の側面を保持する構成を示したが、保持する箇所は側面に限定されるものではない。例えば筒部12の底面および当該底面と対向する上面を保持する構成としてもよい。
図4Aから図4Gは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の第2の保持部7の構成例を示す図である。
図4Aから図4Gは、長いチューブ10Aを束ねて第2の保持部7に保持させる場合を示している。
図4Aで示す第2の保持部7Aは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されたフック部材71で構成される。フック部材71は、引っ掛けられたチューブを束ねた状態で保持する形状を有する。
ユーザは、チューブ部11を束ね、チューブ部11の束ね部位をフック部材71に掛ける。ユーザは、チューブ部11の束ね部位をフック部材71に掛けるのみで、保持させることができる。ユーザは、容易な操作でチューブ部11の束ね部位を保持させることができる。
図4Bで示す第2の保持部7Bは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されるリング部材72で構成される。リング部材72は、円形状を有し、一部にチューブ部11を挿入する切り欠き部73を有する。リング部材72は、切り欠き部73を通して巻きつけられたチューブ部11を束ねた状態で保持する。リング部材72は、着脱可能な固定面74を有し、当該固定面74を介してチューブ洗浄装置1の側面2の任意の位置に取り付けられる。固定面74は、例えばマグネットまたは粘着面で構成される。これにより、リング部材72を、チューブ部11の長さに応じて、チューブ洗浄装置1の側面2の任意の位置に配置することができる。
ユーザは、チューブ洗浄装置1の側面2から取り外したリング部材72にチューブ部11を巻き付け、固定面74を介してリング部材72をチューブ洗浄装置1の側面2に取り付ける。ユーザは、容易な操作でチューブ部11を束ねた状態で保持させることができる。
図4Cで示す第2の保持部7Cは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されるレバー部材75で構成される。レバー部材75は、チューブ洗浄装置1の側面2との間に、チューブ部11を押し込むための領域76を形成する。レバー部材75は、領域76内に押し込まれたチューブ部11を束ねた状態で保持する。
ユーザは、チューブ部11の束ね部位を領域76内に押し込む。ユーザは、容易な操作でチューブ部11を保持させることができる。
図4Dで示す第2の保持部7Dは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されるクリップ部材77で構成される。クリップ部材77は、チューブ部11の束ね部位を挟み、保持する。クリップ部材77は、着脱可能な固定面78を有し、当該固定面78を介してチューブ洗浄装置1の側面2の任意の位置に取り付ける。固定面78は、例えばマグネットまたは粘着面で構成される。これにより、クリップ部材77を、チューブ部11の長さに応じて、任意の位置に設置することができる。
ユーザは、チューブ部11を束ね、チューブ部11の束ね部位を、クリップ部材77で挟む。ユーザは、チューブ部11の束ね部位を挟んだ状態のクリップ部材77を、固定面78を介してチューブ洗浄装置1の側面2の任意の位置に取り付ける。ユーザは、チューブ部11を手元で束ねる作業を行い、手元でチューブ部11の束ね部位を確実に挟むことができる。これにより、チューブ部11が、整理された状態で保持される。
図4Eで示す第2の保持部7Eは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されるトレー部材79で構成される。トレー部材79は、チューブ部11の束ね部位を面上で保持する。また、トレー部材79は、チューブ部11を通す切り欠き部80を有する。
ユーザは、チューブ部11を束ね、チューブ部11の束ね部位をトレー部材79の面上に置き、束ね部位から出たチューブ部11を切り欠き部80に通す。ユーザは、チューブ部11を束ねてトレー部材79の面上に置くのみで、チューブ部11を保持させることができ、操作が容易である。
図4Fで示す第2の保持部7Fは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置される一対のピン部材81で構成される。一対のピン部材81は、チューブ洗浄装置1の側面2から、所定距離離間して突出させて設置される。ユーザは、離間した一対のピン部材81の周囲にチューブ部11を巻き付ける。これより、一対のピン部材81がチューブ部11を束ねた状態で保持する。これにより、水圧または風圧でチューブ10がばらつくのを抑制することができる。また、チューブ部11が、整理された状態で保持される。また、ユーザは、片手でチューブ部11を一対のピン部材81の周囲に巻きつけることができ、操作が容易である。
また、一対のピン部材81を移動可能に設置してもよい。その場合、一対のピン部材81を、チューブ部11を巻きやすい位置に設置させることができる。
図4Gで示す第2の保持部7Gは、チューブ洗浄装置1の側面2に設置されるT字部材82で構成される。T字部材82は、チューブ洗浄装置1の側面2から突出した部材83と、チューブ洗浄装置1の側面2に平行に延びる部材84とで構成される。ユーザは、突出した部材83の周囲にチューブ部11を巻きつける。平行に延びる部材84は、突出した部材83に巻きつけられたチューブ部11が外れるのを押さえる。これにより、水圧または風圧でチューブ10がばらつくのを抑制することができる。また、チューブ部11が、整理された状態で保持される。ユーザは、片手でチューブ部11をT字部材82に巻きつけることができ、操作が容易である。
なお、第2の保持部7は、上述した図4Aから図4Gで示した構成に限定されるものではない。
図5は、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の内部構造を示す図である。
チューブ洗浄装置1の内部構造である供給部は、洗浄水を貯留するタンク21と、タンク21から洗浄水を送り出す送水ポンプ22と、洗浄水の水圧を調整する水圧調整バルブ23、外部から取り込んだ空気を送り出す送風ポンプ24と、洗浄水の流路および空気の流路を切り替える複数のバルブ25と、洗浄水の流路および空気の流路を構成する複数の配管26とを備える。洗浄水の流路および空気の流路を構成する配管26の端部に、上述した第1のノズル3および第2のノズル4が接続される。
なお、図5で示したチューブ洗浄装置1の内部構造は一例である。各構成の配置および配置数は適宜変更可能である。
次に、以上のように構成された実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の使用方法について説明する。チューブ洗浄装置1の使用方法は、チューブ10の固定方法と、チューブ10の洗浄方法とに分けて説明する。
まず、図2を参照しながらチューブ10の固定方法について説明する。また、固定するチューブ10が、筒部12を有し、長いチューブ10Aである場合を例に説明する。
まず、チューブ10の一端を、チューブ洗浄装置1の側面2に設置された第1の固定部5に接続する(第1の手順)。次に、チューブの筒部12を第1の保持部6に保持させる(第2の手順)。チューブ部11の長さに応じてチューブ部11を束ね、束ね部位を第2の保持部7で保持させる(第3の手順)。チューブ10の他端を第2の固定部8に固定する(第4の手順)。
上述した第3の手順において、第2の保持部7の構成によっては、チューブ部11を第2の保持部7に巻きつける手順を実行することにより、チューブ部11を束ねる手順と束ね部位を第2の保持部7で保持させる手順を実行することに相当する場合がある。
固定するチューブ10が、筒部12を有し、短いチューブ10Bの場合、上述した第3の手順において、チューブ部11を束ねることなく第2の保持部7で保持させる。
次に、固定するチューブ10が筒部12を有さず、長いチューブ10Aである場合を例に説明する。
チューブ10の一端を、チューブ洗浄装置1の側面2に設置された第1の固定部5に接続する(第1の手順)。チューブ部11の長さに応じてチューブ部11を束ね、束ねた部分を第2の保持部7で保持させる(第3の手順)。チューブ10の他端を第2の固定部8に固定する(第5の手順)。
また、上述した第5の手順に変えて、第2の保持部7で保持させたチューブ10の他端を排水位置に誘導する(第6の手順)、としてもよい。
上述した第3の手順において、第2の保持部7の構成によっては、チューブ部11を第2の保持部7に巻きつける手順を実行することにより、チューブ部11を束ねる手順と束ね部位を第2の保持部7で保持させる手順を実行することに相当する場合がある。
固定するチューブ10が、筒部12を有さず、短いチューブ10Bの場合、上述した第3の手順において、チューブ部11を束ねることなく第2の保持部7で保持させる。
次に、図6および図7を参照しながらチューブ10の洗浄方法および乾燥方法について説明する。チューブ10の洗浄方法および乾燥方法は、チューブ10が筒部12を有している場合と、筒部12を有していない場合に分けて説明する。
図6および図7は、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の洗浄方法および乾燥方法を示す図である。なお、チューブ洗浄装置1の上下方向を図6および図7の紙面上下方向に対応させて説明を行う。
まず、図6を参照しながら、筒部12を有するチューブ10の洗浄方法および乾燥方法について説明する。
図6Aは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の洗浄方法を示す図であって、筒部12を有するチューブ10の洗浄方法を示す。また、図6Aは、長いチューブ10Aを洗浄する場合を例に示している。さらに図6Aでは、洗浄水が流れる配管26を実線で示し、その他の配管26を点線で示している。
タンク21から供給された洗浄水は、送水ポンプ22と、水圧調整バルブ23と、バルブ25と、配管26とを経由して、第2のノズル4に供給される。供給された洗浄水は、第2のノズル4からチューブ10内を矢印Ba、矢印Bbおよび矢印Bcで示す方向に流れ、第1のノズル3に到達する。その際、供給された洗浄水は、束ねたチューブ部11内および筒部12内に満たされる。第1のノズル3に到達した洗浄水は、チューブ洗浄装置1内の配管26内を、チューブ洗浄装置1の上面1aから設置面1bに向かう方向に流れ、排水口27からチューブ洗浄装置1外に排出される。
図6Bは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の乾燥方法を示す図であって、筒部12を有するチューブ10の乾燥方法を示す。また、図6Bは、長いチューブ10Aを洗浄する場合を例に示している。さらに、図6Bでは、空気が流れる配管26を実線で示し、その他の配管26を点線で示している。
送風ポンプ24から供給された空気は、バルブ25および配管26を経由して第1のノズル3に供給される。供給された空気は、第1のノズル3からチューブ10内を矢印Ca、矢印Cbおよび矢印Ccで示す方向に流れ、第2のノズル4に到達する。供給された空気は、束ねたチューブ部11内および筒部12内を通過する。第2のノズル4に達した空気はチューブ洗浄装置1内の配管26内を流れ、排水口27からチューブ洗浄装置1外に排出される。
図6Aおよび図6Bでは、供給部の送水ポンプ22は第2の固定部8に洗浄水を供給し、供給部の送風ポンプ24は第1の固定部5に空気を供給する。これにより、チューブ10内を洗浄する際は、洗浄水が筒部12内を下から上に流れることで筒部12内を満たし、筒部12内をくまなく洗浄できる。また、チューブ10内を乾燥する際は、風が筒部12内を上から下に流れることで筒部12内に付着した水滴等を重力に逆らわずに落下させることができ、効率よく乾燥させることができる。
図6Aおよび図6Bでは、筒部12を有する長いチューブ10Aを洗浄および乾燥する場合を例に説明したが、筒部12を有する短いチューブ10Bを適用することが可能である。さらに、筒部12を有さない長いチューブ10Aおよび筒部12を有さない短いチューブ10Bも適用可能である。
次に、図7を参照しながら筒部12を有さないチューブ10の洗浄方法および乾燥方法について説明する。
図7Aは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の洗浄方法を示す図であって、筒部12を有さないチューブ10の洗浄方法を示す。また、図7Aは、短いチューブ10Bを洗浄する場合を例に示している。さらに図7Aでは、洗浄水が流れる配管26を実線で示し、その他の配管26を点線で示している。
タンク21から供給された洗浄水は、送水ポンプ22と、水圧調整バルブ23と、バルブ25と、配管26とを経由して、第1のノズル3に供給される。供給された洗浄水は、第1のノズル3からチューブ10内を矢印Daで示す方向に流れる。チューブ10内を流れた洗浄水は、チューブ10の端部から矢印Dbで示す方向に排出される。
図7Bは、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の乾燥方法を示す図であって、筒部12を有さないチューブ10の乾燥方法を示す。また、図7Bは、短いチューブ10Bを洗浄する場合を例に示している。さらに、図7Bでは、空気が流れる配管26を実線で示し、その他の配管26を点線で示している。
送風ポンプ24から供給された空気は、バルブ25および配管26を経由して第1のノズル3に供給される。供給された空気は、第1のノズル3からチューブ内を矢印Daで示す方向に流れ、チューブ10の端部から矢印Dbで示す方向に排出される。これにより、チューブ10の内部を効率良く乾燥させることができる。
図7Aおよび図7Bでは、チューブ10内を洗浄した洗浄水または乾燥させた風が、チューブ洗浄装置1内を通ることなく、チューブ10の端部から直接排出される。これにより、チューブ洗浄装置1内を衛生的に保つことができる。また、図7Aおよび図7Bでは、チューブ10の端部から直接排出する場合を示したが、チューブ10の長さに応じて、チューブ10の端部に洗浄水または風の排出を誘導する部材をさらに設けてもよい。
図6で示した洗浄方法および乾燥方法と、図7で示した洗浄方法および乾燥方法とは、切り替え可能に構成する。ユーザは、例えば、洗浄方法および乾燥方法のモードを選択することにより、図6で示した洗浄方法および乾燥方法と、図7で示した洗浄方法および乾燥方法とを切り替えて使用することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、洗浄対象であるチューブ10の一端を固定する第1の固定部5と、第1の固定部5と、チューブ洗浄装置1の設置面1bとの間に位置し、チューブ10を保持する少なくとも第1の保持部6および第2の保持部7のいずれか一方と、固定および保持されたチューブ10の内部に洗浄水を供給する供給部とを備えるように構成した。
これにより、チューブを直線状に伸ばすための領域が不要となり、チューブ洗浄装置を小型化することができる。装置の小型化を実現することにより、限られたスペースにもチューブ洗浄装置を設置することができる。これにより、チューブの自動洗浄を家庭または介護施設等においても実現することができ、介護者等の負担を軽減することができる。
また、この実施の形態1によれば、チューブ10は、端部の径よりも大きい径を有する筒部12を有し、筒部12の外周面に当接し、筒部12を洗浄水の供給方向に応じて保持する第1の保持部6を備えるように構成した。また、第1の保持部6と、チューブ洗浄装置1の設置面1bとの間に位置し、チューブ10の他端を固定する第2の固定部8を備えるように構成した。これにより、筒部内の洗い残しを抑制し、洗浄能力を向上させることができる。
また、この実施の形態1によれば、第1の保持部6が調整可能に設置されるように構成したので、筒部12の位置に応じて、第1の保持部6の位置を適宜調整することができる。
また、この実施の形態1によれば、チューブ10を束ねた束ね部位を保持する第2の保持部7を備えるように構成したので、チューブを直線状に伸ばすための領域が不要となり、チューブ洗浄装置を小型化することができる。
また、この実施の形態1によれば、チューブ10の一部を保持する第2の保持部7を備えるように構成したので、チューブからの排水位置が定められ、水の飛散を防ぎ、装置を小型化することができる。また、排水位置が定められることにより、装置を清潔にしようすることができる。
また、この実施の形態1によれば、第2の保持部7が着脱可能に設置されるように構成したので、チューブの長さに応じて、第2の保持部7を任意の位置に設置することができる。
また、この実施の形態1によれば、洗浄水を貯留するタンク21と、洗浄水を送り出す送水ポンプ22と、送水ポンプ22が送り出した洗浄水の水圧を調整する水圧調整バルブ23と、洗浄水の流路を構成する配管26と、洗浄水の流路を切り替えるバルブ25と備え、配管26およびバルブ25は、水圧調整バルブ23で水圧が調整された洗浄水を、第2の固定部8に供給し、チューブ20の内部に供給されて第1の固定部5に到達した洗浄水を排出するように構成した。
これにより、筒部12内を、栄養剤または薬剤等が流れる方向と逆方向に洗浄水を流すことができる。これにより、筒部12内で洗浄ムラが発生するのを抑制し、洗浄能力を向上させることができる。
また、この実施の形態1によれば、洗浄水を貯留するタンク21と、洗浄水を送り出す送水ポンプ22と、送水ポンプ22が送り出した洗浄水の水圧を調整する水圧調整バルブ23と、洗浄水の流路を構成する配管26と、洗浄水の流路を切り替えるバルブ25と備え、配管26およびバルブ25は、水圧調整バルブ23で水圧が調整された洗浄水を、第1の固定部5に供給するように構成した。
これにより、筒部12を有しないチューブの場合、チューブ洗浄装置1の上面1a付近に配置された第1の固定部5から洗浄水を供給し、チューブ洗浄装置1の設置面1b側のチューブの他端から排水させることができる。この場合、チューブの内部を洗浄した後の洗浄水がチューブ洗浄装置1の内部を通すことなく、直接排水させることができる。これにより、チューブ洗浄装置1を清潔に保つことができる。
また、この実施の形態1によれば、外部から取り込んだ空気を送り出す送風ポンプ24と、送風ポンプ24が送り出した空気を第1の固定部5に供給する配管26およびバルブ25とを備えるように構成したので、チューブの乾燥機能を備えた場合であっても、装置の小型化を実現することができる。
実施の形態2.
この実施の形態2では、洗浄水として、マイクロバブルを含んだ水を供給する構成を示す。ここで、マイクロバブルとは、直径が100μm以下の気泡をいう。
図8は、実施の形態2に係るチューブ洗浄装置1Aの内部構造を示す図である。
実施の形態2のチューブ洗浄装置1Aは、実施の形態1で示したチューブ洗浄装置1に吸気を行う配管28aおよびバルブ28bと、マイクロバブル供給部29と、マイクロバブルを含んだ洗浄水(以下、バブル水という)をタンク21内に供給するための配管30aおよびバルブ30bとを追加して設けて構成している。
なお、以下では、実施の形態1に係るチューブ洗浄装置1の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
図9は、実施の形態2に係るチューブ洗浄装置1Aのバブル水の生成方法を示す図である。また、図9では、洗浄水およびバブル水が流れる配管26を実線で示し、その他の配管26を点線で示している。
マイクロバブル供給部29は、配管28aおよびバルブ28bを介して吸気された空気を用いてマイクロバブルを発生させる。発生したマイクロバブルは、送水ポンプ22を介して送水された洗浄水に混合させる。マイクロバブルが混合された洗浄水は、配管30aおよびバルブ30bを介して、タンク21に戻される。マイクロバブルの発生および混合を数分継続することにより、タンク21内の水がバブル水となる。生成したバブル水は、実施の形態1の図6Aまたは図7Aで示した洗浄方法によって、チューブ10内に供給され、チューブ10内を洗浄する。バブル水を用いてチューブ10内を洗浄することにより、洗浄能力を向上させることができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、配管26に設けられ、配管26を流れる洗浄水にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル供給部29を備えるように構成した。これにより、装置が大型化することなく、洗浄力を高めることができる。
上述した実施の形態1および実施の形態2では、1本のチューブを取り付けて洗浄を行う構成を示したが、チューブ洗浄装置1が大型化しない範囲内で、例えば2,3本のチューブを同時に取り付けて洗浄を行う構成としてもよい。この場合、第1のノズル3および第2のノズル4の配置数を適宜増加させる。
上記以外にも、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1A チューブ洗浄装置、3 第1のノズル、4 第2のノズル、5 第1の固定部、6,6A,6B,6C,6D 第1の保持部、7,7A,7B,7C,7D,7E,7F,7G 第2の保持部、8 第2の固定部、10,10A,10B チューブ、11 チューブ部、12 筒部、21 タンク、22 送水ポンプ、23 水圧調整バルブ、24 送風ポンプ、25,28b,30b バルブ、26,28a,30a 配管、27 排水口、29 マイクロバブル供給部、61 ホルダー部材、64,72 リング部材66,77 クリップ部材、71 フック部材、75 レバー部材、79 トレー部材、81 ピン部材、82 T字部材。

Claims (11)

  1. 装置の側面に設けられ、洗浄対象であるチューブの一端を固定する第1の固定部と、
    前記装置の側面における前記第1の固定部から前記装置の設置面の位置までの間に設けられ、前記チューブを束ねられた状態で保持できる保持部と、
    前記第1の固定部に固定され、且つ前記保持部に束ねられた状態で保持された前記チューブの内部に洗浄水を供給する供給部と、
    を備え
    前記チューブは、前記チューブの端部の径よりも大きい径を有し、当該チューブの長さ方向に沿った長手方向を有する筒部を有し、
    前記筒部は、前記第1の固定部から前記保持部までの前記チューブに設けられて、その内部を流体が流れる方向が重力方向と一致し、
    前記第1の固定部は、前記装置の側面における前記保持部よりも重力方向の上方で前記チューブの一端を固定し、
    前記保持部は、前記第1の固定部よりも重力方向の下方において前記チューブを束ねられた状態で保持すること
    を特徴とするチューブ洗浄装置。
  2. 記筒部の外周面に当接し、当該筒部を前記洗浄水の供給方向に応じて保持する第1の保持部を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のチューブ洗浄装置。
  3. 前記第1の保持部は、設置位置を調整可能に設置されたこと
    を特徴とする請求項2記載のチューブ洗浄装置。
  4. 前記保持部は、前記装置の側面における前記第1の固定部から前記装置の設置面の位置までの間で、前記チューブを束ねた束ね部位を保持すること
    を特徴とする請求項2または請求項3記載のチューブ洗浄装置。
  5. 前記保持部は、着脱可能に設置されたこと
    を特徴とする請求項3または請求項4記載のチューブ洗浄装置。
  6. 前記装置の側面における前記第1の固定部から前記装置の設置面の位置までの間に設けられ、前記チューブの他端を固定する第2の固定部を備えたこと
    を特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のチューブ洗浄装置。
  7. 前記供給部は、外部から取り込んだ空気を送り出す送風ポンプをさらに有し、前記第2の固定部に前記洗浄水を供給するとともに、前記送風ポンプが送り出した空気を前記第1の固定部に供給すること
    を特徴とする請求項6記載のチューブ洗浄装置。
  8. 前記供給部は、前記洗浄水を貯留するタンクと、前記洗浄水を送り出す送水ポンプと、前記送水ポンプが送り出した前記洗浄水の水圧を調整する水圧調整バルブと、前記洗浄水の流路を構成する配管と、前記洗浄水の流路を切り替えるバルブと備え、
    前記配管および前記バルブは、前記水圧調整バルブで水圧が調整された前記洗浄水を、前記第2の固定部に供給し、前記チューブの内部に供給されて前記第1の固定部に到達した前記洗浄水を排出すること
    を特徴とする請求項6記載のチューブ洗浄装置。
  9. 前記供給部は、前記洗浄水を貯留するタンクと、前記洗浄水を送り出す送水ポンプと、前記送水ポンプが送り出した前記洗浄水の水圧を調整する水圧調整バルブと、前記洗浄水の流路を構成する配管と、前記洗浄水の流路を切り替えるバルブと備え、
    前記配管および前記バルブは、前記水圧調整バルブで水圧が調整された前記洗浄水を、前記第1の固定部に供給すること
    を特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のチューブ洗浄装置。
  10. 前記供給部は、外部から取り込んだ空気を送り出す送風ポンプと、前記送風ポンプが送り出した空気を前記第1の固定部に供給する前記配管および前記バルブとを備えたこと
    を特徴とする請求項8または請求項9記載のチューブ洗浄装置。
  11. 前記配管に設けられ、前記配管を流れる前記洗浄水にマイクロバブルを発生させるマイクロバブル供給部を備えたこと
    を特徴とする請求項8から請求項10のうちのいずれか1項記載のチューブ洗浄装置。
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