JP7005143B2 - 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の液体を吐出する液体吐出装置、特にはインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置(以下、記録装置とも称す)1000の概略構成を示した図である。記録装置1000は、記録媒体2を搬送する搬送部1と、記録媒体2の搬送方向と略直交して配置されるライン型の液体吐出ヘッド3とを備え、複数の記録媒体2を連続もしくは間欠的に搬送しながら1パスで連続記録を行うライン型記録装置である。なお、記録媒体2は、カット紙に限らず、連続したロール媒体であってもよい。液体吐出ヘッド3は循環経路内の圧力(負圧)を制御する負圧制御ユニット230と、負圧制御ユニット230と流体連通した液体供給ユニット220と、液体供給ユニット220へのインクの供給および排出口となる液体接続部111と、筺体80とを備えている。本形態の液体吐出ヘッド3は、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKのインクをそれぞれ吐出する吐出口列を備えており、それによってフルカラー記録が可能である。液体吐出ヘッド3は、図2にて後述されるように、液体を液体吐出ヘッド3へ供給する供給路である液体供給機構、メインタンクおよびバッファタンク(後述する図2参照)が流体的に接続される。そして、4色のインクそれぞれに対応して4つの負圧制御ユニット230および液体供給ユニット220が設けられる。また、液体吐出ヘッド3には、液体吐出ヘッド3へ電力および吐出制御信号を伝送する電気制御部が電気的に接続される。液体吐出ヘッド3内における液体経路および電気信号経路については後述する。
図2は、本実施形態の記録装置1000に適用される循環経路の第1循環形態を示す模式図である。液体吐出ヘッド3は、第1循環ポンプ(高圧側)1001、第1循環ポンプ(低圧側)1002およびバッファタンク1003等に流体的に接続されている。なお図2では、説明を簡略化するため、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKのインクの内の1色のインクが流動する経路のみを示しているが、実際には4色分の循環経路が、液体吐出ヘッド3および記録装置本体に設けられる。
図3は、本実施形態の記録装置に適用される循環経路のうち、上述した第1循環形態とは異なる循環形態である第2循環形態を示す模式図である。前述の第1循環形態との主な相違点は、負圧制御ユニット230を構成する2つの圧力調整機構が共に、負圧制御ユニット230よりも上流側の圧力を、所望の設定圧を中心として一定範囲内の変動で制御する点である。また、第1循環形態との相違点として、第2循環ポンプ1004が負圧制御ユニット230の下流側を減圧する負圧源として作用する点である。更に、第1循環ポンプ(高圧側)1001および第1循環ポンプ(低圧側)1002が液体吐出ヘッド3の上流側に配置され、負圧制御ユニット230が液体吐出ヘッド3の下流側に配置されている点も相違する点である。
第1の実施形態に係る液体吐出ヘッド3の構成について説明する。図5(a)および(b)は、本実施形態に係る液体吐出ヘッド3を示した斜視図である。液体吐出ヘッド3は、1つの記録素子基板10でシアンC/マゼンタM/イエローY/ブラックKの4色のインクを吐出可能な記録素子基板10を直線上に15個配列(インラインに配置)されるライン型の液体吐出ヘッドである。図5(a)に示すように、液体吐出ヘッド3は、各記録素子基板10と、フレキシブル配線基板40および電気配線基板90を介して電気的に接続された信号入力端子91と電力供給端子92を備える。信号入力端子91および電力供給端子92は、記録装置1000の制御部と電気的に接続され、それぞれ吐出駆動信号および吐出に必要な電力を記録素子基板10に供給する。電気配線基板90内の電気回路によって配線を集約することで、信号出力端子91および電力供給端子92の数を記録素子基板10の数に比べて少なくすることができる。これにより、記録装置1000に対して液体吐出ヘッド3を組み付けるとき、または液体吐出ヘッドの交換時に取り外しが必要な電気接続部数が少なくて済む。図5(b)に示すように、液体吐出ヘッド3の両端部に設けられた液体接続部111は、図2および図3にて上述した、記録装置1000の液体供給系と接続される。これによりシアンC/マゼンタM/イエローY/ブラックK4色のインクが記録装置1000の供給系から液体吐出ヘッド3に供給され、また液体吐出ヘッド3内を通ったインクが記録装置1000の供給系へ回収されるようになっている。このように各色のインクは、記録装置1000の経路と液体吐出ヘッド3の経路を介して循環可能である。
図10(a)は、1つの吐出モジュール200を示した斜視図であり、図10(b)は、その分解図である。吐出モジュール200の製造方法としては、まず記録素子基板10およびフレキシブル配線基板40を、予め液体連通口31が設けられた支持部材30上に接着する。その後、記録素子基板10上の端子16と、フレキシブル配線基板40上の端子41とをワイヤーボンディングによって電気接続し、その後にワイヤーボンディング部(電気接続部)を封止材110で覆って封止する。フレキシブル配線基板40の記録素子基板10と反対側の端子42は、電気配線基板90の接続端子93(図6参照)と電気接続される。支持部材30は、記録素子基板10を支持する支持体であるとともに、記録素子基板10と流路部材210とを流体的に連通させる流路部材であるため、平面度が高く、また十分に高い信頼性をもって記録素子基板と接合できるものが好ましい。材質としては例えばアルミナや樹脂材料が好ましい。
図11(a)は記録素子基板10の吐出口13が形成される側の面の平面図を示し、図11(b)は、図11(a)のAで示した部分の拡大図を示し、図11(c)は、図11(a)の裏面の平面図を示す。ここで、本実施形態における記録素子基板10の構成について説明する。図11(a)に示すように、記録素子基板10の吐出口形成部材12に、各インク色に対応する4列の吐出口列が形成されている。なお、以後、複数の吐出口13が配列される吐出口列が延びる方向を「吐出口列方向」と呼称する。図11(b)に示すように、各吐出口13に対応した位置には液体をその発生する熱エネルギーを利用して発泡させるための発熱素子(圧力発生素子)である記録素子15が配置されている。隔壁22により、記録素子15を内部に備える圧力室23が区画されている。記録素子15は、記録素子基板10に設けられる電気配線(不図示)によって、端子16と電気的に接続されている。そして、記録素子15は、記録装置1000の制御回路から、電気配線基板90(図6参照)およびフレキシブル配線基板40(図10参照)を介して入力されるパルス信号に基づいて発熱して液体を沸騰させる。この沸騰による発泡の力で液体を吐出口13から吐出する。図11(b)に示すように、各吐出口列に沿って、一方の側には液体供給路18が、他方の側には液体回収路19が延在している。液体供給路18および液体回収路19は記録素子基板10に設けられた吐出口列方向に伸びた流路であり、それぞれ供給口17a、回収口17bを介して吐出口13と連通している。
図13は、隣り合う2つの吐出モジュール200における、記録素子基板の隣接部を部分的に拡大して示した平面図である。本実施形態では、略平行四辺形の記録素子基板を用いている。各記録素子基板10における吐出口13が配列される各吐出口列(14a~14d)は、記録媒体の搬送方向に対し一定角度傾くように配置されている。そして、記録素子基板10同士の隣接部における吐出口列は、少なくとも1つの吐出口が記録媒体の搬送方向にオーバーラップするようになっている。図13では、線D上の2つの吐出口が互いにオーバーラップする関係にある。このような配置によって、仮に記録素子基板10の位置が所定位置から多少ずれた場合でも、オーバーラップする吐出口の駆動制御によって、記録画像の黒スジや白抜けを目立たなくすることができる。複数の記録素子基板10を、いわゆる千鳥配置ではなく、直線上(インライン)に配置した場合も、図13のような構成により液体吐出ヘッド10の記録媒体の搬送方向の長さの増大を抑えつつ記録素子基板10同士のつなぎ部における黒スジや白抜け対策を行うことができる。なお、本実施形態では、記録素子基板の主平面は平行四辺形であるが、これに限るものではなく、例えば長方形、台形、その他形状の記録素子基板を用いた場合でも、本発明の構成を好ましく適用することができる。
次に、上述した第1形態のインクジェット記録装置とは異なる、第2形態のインクジェット記録装置2000および液体吐出ヘッド2003の構成を説明する。なお以降の説明においては、主として、第1形態の記録装置と異なる部分のみを説明し、第1形態の装置と同様の部分については説明を省略する。
図21は、第2形態のインクジェット記録装置2000を示した図である。本実施形態の記録装置2000は、シアンC、マゼンタM、イエローY、ブラックKの各インクごとに対応した単色用の液体吐出ヘッド2003を4つ並列配置させることで記録媒体へフルカラー記録を行う点が第1の実施形態とは異なる。第1の実施形態において1色あたりに使用できる吐出口列数が1列だったのに対し、本実施形態においては、1色あたりに使用できる吐出口列数は20列となっている。このため、記録データを複数の吐出口列に適宜振り分けて記録を行うことで、非常に高速な記録が可能となる。更に、不吐出になる吐出口があったとしても、その吐出口に対して記録媒体の搬送方向に対応する位置にある、他列の吐出口から補間的に吐出を行うことで信頼性が向上し、商業記録などに好適である。第1の実施形態と同様に、各液体吐出ヘッド2003に対して、記録装置2000の供給系、バッファタンク1003(図2、図3参照)およびメインタンク1006(図2、図3参照)が流体的に接続されている。また、それぞれの液体吐出ヘッド2003には、液体吐出ヘッド2003へ電力および吐出制御信号を伝送する電気制御部が電気的に接続されている。
第1の実施形態と同様に、記録装置2000および液体吐出ヘッド2003間の液体循環経路としては、第1の実施形態同様、図2または図3に示した第1および第2循環形態を用いることができる。
図14(a)および(b)は、本実施形態に係る液体吐出ヘッド2003を示した斜視図である。液体吐出ヘッド2003は、液体吐出ヘッド2003の長手方向に直線上に配列される16個の記録素子基板2010を備え、1色のインクを吐出するライン型記録ヘッドである。液体吐出ヘッド2003は、第1形態と同様、液体接続部111、信号入力端子91および電力供給端子92を備える。しかし、本形態の液体吐出ヘッド2003は、第1形態のヘッドに比べて吐出口列が多いため、液体吐出ヘッド2003の両側に信号出力端子91および電力供給端子92が配置されている。これにより、記録素子基板2010に設けられる配線部で生じる電圧低下や信号伝送遅れを低減することができる。
図19(a)は、1つの吐出モジュール2200を示した斜視図であり、図19(b)は、その分解図である。第1形態との差異は、記録素子基板2010の複数の吐出口列方向に沿った両辺部(記録素子基板2010の各長辺部)に複数の端子16がそれぞれ配置されている点である。これに伴い記録素子基板2010と電気接続されるフレキシブル配線基板40も、1つの記録素子基板2010に対して2枚配置されている。これは記録素子基板2010に設けられる吐出口列数が20列あり、第1の実施形態の8列よりも大幅に増加しているためであり、端子16から記録素子までの最大距離を短くして記録素子基板2010内の配線部で生じる電圧低下や信号遅れを低減するためである。また支持部材2030の液体連通口31は、記録素子基板2010に設けられ全吐出口列を跨るように開口している。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
図20(a)は、記録素子基板2010の吐出口13が配される面の模式図であり、図20(c)は、図20(a)の面の裏面を示す模式図である。図20(b)は図20(c)において、記録素子基板2010の裏面側に設けられているカバープレート2020を除去した場合の記録素子基板2010の面を示す模式図である。図20(b)に示すように、記録素子基板2010の裏面には吐出口列方向に沿って、液体供給路18と液体回収路19とが交互に設けられている。吐出口列数は、第1の実施形態よりも大幅に増加しているものの、第1の実施形態との本質的な差異は、前述のように端子16が記録素子基板の吐出口列方向に沿った両辺部に配置されていることである。各吐出口列毎に一組の液体供給路18と液体回収路19が設けられていること、カバープレート2020に、支持部材2030の液体連通口31と連通する開口21が設けられていることなど、基本的な構成は第1の実施形態と同様である。
本発明の第1実施形態は、図1~図21を参照して上述した、個々の吐出口に対してインクの循環を行う液体吐出ヘッドの温度制御を行うための構成に関する。
図25(a)~(c)は、本発明の第2実施形態の記録素子基板における、開口21とヒーターおよび温度センサーとの位置関係を模式的に示す図である。図25(a)は、記録素子基板10とカバープレート20を分離した状態を示している。本実施形態は、液体供給路のみが設けられる形態、すなわち、吐出口13に対してインクの循環を行わない形態である。液体供給路に対応して開口21が設けられており、この開口21を介して圧力室23および吐出口13にインクが供給される。図25(b)に示すように、温度制御エリア101には、夫々の開口21に対応したエリアと、開口21が存在しないエリアがあり、これらのエリアが複数の吐出口13の吐出口列に沿って配列している。また、図25(c)に示すように、それぞれの温度制御エリア101には、温調用ヒーター102と温度センサー103が配置されている。なお、図25(c)に示す例では、ヒーター102は各温度制御エリア101に1つであるが、複数のヒーターを配置してもよい。また、1つの温度制御エリア101内に複数の温度センサがあってもよい。
図26は、本発明の第3実施形態の記録素子基板における、開口21a、21bとヒーター102および温度センサー103との位置関係を模式的に示す図である。本実施形態は、ほぼ第1実施形態と同様の構成であるが、次の点が異なる。第1実施形態では、記録素子基板に対してインクが流入するための開口21aと記録素子基板からインクが流出するための開口21bに対応してヒーター102および温度センサ103を配置しているが、本実施形態では、これに加え、図26に示すように、吐出口列の端部の、開口21a、21bがない領域(Aの領域)にヒーター102aおよび温度センサー103aを配置する。
図29(a)および(b)は、本発明の第4実施形態の記録素子基板における、開口とヒーターおよび温度センサーとの位置関係を模式的に示す図である。本実施形態は、基本的に第1実施形態と同様の構成であるが、次の点が異なる。
本発明の第5実施形態は、1つのインク色に1つのヒーターおよび温度センサーの列を備える形態に関する。すなわち、インク色ごとに吐出口列数が異なるような場合、インク色ごとに、1つのヒーター102の列および温度センサー103の列を配置する。例えば、図31に示すように、K(ブラック)インクの吐出口列が4列、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)インクの吐出口列がそれぞれ2列の吐出口列からなる形態では、吐出口列数の多少にかかわらず、ヒーター102および温度センサー103の列はそれぞれ1列とする。この形態では、ヒーター102および温度センサー103は複数の吐出口列の中央近傍に配置することが望ましい。同色インクの吐出口列が複数ある場合、それらは均等に使用することが一般的なので、同色インクの吐出口列について個別に温度制御しなくてもよい場合があるからである。これにより、ヒーターおよび温度センサーの数を削減でき、記録素子基板をさらに小型化することが可能となる。なお、図31では、上述した実施形態で示したいずれかの開口を設けることができるが、それらの図示は省略されている。
図32(a)および(b)は、本発明の一実施形態に係る記録素子基板の形状例および配置例を示す図である。図32(a)は、図13などで上述した第1~第5実施形態に係る記録素子基板の形状および配置示しており、記録素子基板を一列に(直線状に)並べるいわゆるインライン構成である。一方、図32(b)は、記録素子基板を交互に並べる千鳥構成を示しており、このような千鳥構成を用いることもできる。インライン構成は千鳥構成に比べて液体吐出ヘッドを小さくでき、また記録素子基板の総面積を小さくできることからコスト面で利点がある。一方、千鳥構成では記録素子基板のつなぎ部で冗長吐出口を多数持つことができ、画質の信頼性を確保できる。また、上述の実施形態は、本発明を、多色インクを吐出する記録素子基板に適用する例について説明したが、単色の記録素子基板に対しても同様に適用できることはもちろんである。
13 吐出口
18 液体供給路
19 液体回収路
21、21a、21b 開口
101 温度制御エリア
102、102A 温調用ヒーター
103、103A 温度センサー
Claims (12)
- 液体を吐出するための吐出口であって、複数の吐出口を配列した吐出口列を構成する吐出口と、
前記複数の吐出口毎に設けられ、内部に液体を吐出するための圧力発生素子を備えた圧力室と、
前記圧力室に液体を供給するための複数の供給口と、
前記複数の供給口それぞれと共通に連通し、前記供給口を介して前記圧力室に供給される液体の流路であって、前記吐出口列に沿って延在する液体供給流路と、
前記液体供給流路に対して液体を供給する開口であって、前記液体供給流路に対して少なくとも2以上設けられた第1の開口と、
前記圧力室を経由し、前記吐出口から吐出されなかった液体を回収するための複数の回収口と、
前記複数の回収口それぞれと共通に連通し、前記回収口から回収された液体の流路であって、前記液体供給流路とは独立して設けられ、前記吐出口列に沿って延在する液体回収流路と、
前記液体回収流路から液体を回収する開口であって、前記液体回収流路に対して少なくとも1以上設けられ、前記吐出口列に沿って前記第1の開口と交互に配置された第2の開口と、
を備えた液体吐出ヘッドであって、
少なくとも前記第1の開口が設けられた領域および第2の開口が設けられた領域それぞれに対応する温度制御エリアに対して、ヒーターと温度センサーとが具えられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記第1の開口、第2の開口が備えられていない温度制御エリアを有することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記第1の開口、第2の開口が備えられていない温度制御エリアは、前記ヒーターと前記温度センサーとが具えられていることを特徴とする請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記第1の開口、第2の開口を備えた前記温度制御エリア及び、前記第1の開口、第2の開口が備えられていない温度制御エリアのいずれに対しても、前記吐出口の配列に沿って前記ヒーターが具えられていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
- 少なくとも前記第1の開口は複数あり、前記第1の開口の間の領域に対してもヒーターと温度センサーが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記吐出口列の両端部にそれぞれ隣接する領域に、ヒーターと温度センサーが設けられることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記吐出口列の一方の端部に隣接する領域に、ヒーターと温度センサーが設けられることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記吐出口列が設けられる吐出口形成部材と、
該吐出口形成部材に接合される基板と、
を備え、
前記基板の一方の面側に設けられた前記複数の圧力発生素子の周囲に対して前記ヒーターと前記温度センサーが設けられるとともに、前記基板の裏面側には前記液体供給流路と、前記液体回収流路が設けられており、
前記基板の裏面側にはカバープレートが配され、前記カバープレートに対して前記第1の開口、前記第2の開口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。 - 液体を吐出するための複数の吐出口を配列した吐出口列が設けられた液体吐出ヘッドを用いて液体を吐出する液体吐出装置であって、
前記液体吐出ヘッドは、液体を吐出するための吐出口であって、複数の吐出口を配列した吐出口列を構成する吐出口と、前記複数の吐出口毎に設けられ、内部に液体を吐出するための圧力発生素子を備えた圧力室と、前記圧力室に液体を供給するための複数の供給口と、前記複数の供給口それぞれと共通に連通し、前記供給口を介して前記圧力室に供給される液体の流路であって、前記吐出口列に沿って延在する液体供給流路と、前記液体供給流路に対して液体を供給する開口であって、前記液体供給流路に対して少なくとも2以上設けられた第1の開口と、前記圧力室を経由し、前記吐出口から吐出されなかった液体を回収するための複数の回収口と、前記複数の回収口それぞれと共通に連通し、前記回収口から回収された液体の流路であって、前記液体供給流路とは独立して設けられ、前記吐出口列に沿って延在する液体回収流路と、前記液体回収流路から液体を回収する開口であって、前記液体回収流路に対して少なくとも1以上設けられ、前記吐出口列に沿って前記第1の開口と交互に配置された第2の開口と、を備えるとともに、少なくとも前記第1の開口が設けられた領域および第2の開口が設けられた領域それぞれに対応する温度制御エリアに対して、ヒーターと温度センサーとを備えて構成されており、
前記液体吐出装置は、前記液体吐出ヘッドの温度を制御する制御手段を具え、
前記制御手段は、前記温度センサーが検出する温度に基づいて、前記ヒーターの駆動を制御することを特徴とする液体吐出装置。 - 前記制御手段は、前記温度センサーが検出する温度が所定の閾値温度以下となった場合に、前記ヒーターを駆動して液体の加熱を行うことを特徴とする請求項9に記載の液体吐出装置。
- 前記液体吐出ヘッドは、前記ヒーターの周囲に複数の前記温度センサーを有し、
前記制御手段は、前記ヒーターの周囲の前記複数の温度センサーから算出した温度が、前記閾値温度以下となった場合に、前記ヒーターを駆動して液体の加熱を行うことを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置。 - 前記液体吐出ヘッドは、複数のインク色ごとの前記吐出口列を備え、
前記制御手段は、前記複数のインク色ごとに、前記温度センサーが検出する温度に基づいて、前記ヒーターの駆動を制御することを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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