JP7061882B2 - 測定装置、方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

測定装置、方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP7061882B2
JP7061882B2 JP2018007258A JP2018007258A JP7061882B2 JP 7061882 B2 JP7061882 B2 JP 7061882B2 JP 2018007258 A JP2018007258 A JP 2018007258A JP 2018007258 A JP2018007258 A JP 2018007258A JP 7061882 B2 JP7061882 B2 JP 7061882B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
amount
measuring device
measurement
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018007258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019124661A (ja
Inventor
善之 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP2018007258A priority Critical patent/JP7061882B2/ja
Priority to DE102019200192.0A priority patent/DE102019200192A1/de
Priority to US16/249,213 priority patent/US10914794B2/en
Publication of JP2019124661A publication Critical patent/JP2019124661A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7061882B2 publication Critical patent/JP7061882B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/0023Electronic aspects, e.g. circuits for stimulation, evaluation, control; Treating the measured signals; calibration
    • G01R33/0029Treating the measured signals, e.g. removing offset or noise
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/0017Means for compensating offset magnetic fields or the magnetic flux to be measured; Means for generating calibration magnetic fields
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/0023Electronic aspects, e.g. circuits for stimulation, evaluation, control; Treating the measured signals; calibration
    • G01R33/0041Electronic aspects, e.g. circuits for stimulation, evaluation, control; Treating the measured signals; calibration using feed-back or modulation techniques
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/0094Sensor arrays
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

本発明は、センサにおいて発生する1/fノイズの除去に関する。
従来より、微弱な磁界を測定するセンサが知られている(例えば、特許文献1の要約を参照)。また、耐ノイズ性を向上し、磁界強度の計測を用いた位置検出法が知られている(例えば、特許文献2の要約を参照)。さらに、磁気センサとしてはMIセンサが知られている(例えば、特許文献3の要約を参照)。
特開2017-133993号公報 特開平9-325003号公報 特開2014-190774号公報
本発明は、磁気センサなどのセンサにおいて発生する1/fノイズによる測定結果の誤差を軽減することを課題とする。
本発明にかかる測定装置は、測定対象が発生する測定対象量を測定する測定装置であって、前記測定対象量に加算する加算量を発生する加算量発生部と、前記測定対象量に前記加算量が加算された合成量を測定するセンサと、前記センサの出力から前記測定対象量を導出する導出部とを備え、前記センサによる測定の際に、1/fノイズが発生し、前記合成量が0未満の場合の前記センサの出力値は、前記合成量が0の場合の前記センサの出力値と同じ値であり、前記加算量は、パルスであり、該パルスは、前記測定対象量の最大値の絶対値よりも大きな振幅を有し、該パルスの最大値が0であり、該パルスは、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数を有し、前記導出部は、前記センサの出力値を検波することにより、前記測定対象量を導出するように構成される。
上記のように構成された測定装置は、測定対象が発生する測定対象量を測定する。加算量発生部は、前記測定対象量に加算する加算量を発生する。センサは、前記測定対象量に前記加算量が加算された合成量を測定する。導出部は、前記センサの出力から前記測定対象量を導出する。前記センサによる測定の際に、1/fノイズが発生する。前記合成量が0未満の場合の前記センサの出力値は、前記合成量が0の場合の前記センサの出力値と同じ値である。前記加算量は、パルスである。該パルスは、前記測定対象量の最大値の絶対値よりも大きな振幅を有する。該パルスの最大値が0である。該パルスは、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数を有する。前記導出部は、前記センサの出力値を検波することにより、前記測定対象量を導出する。
なお、本発明にかかる測定装置は、前記測定対象量は磁場であるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる測定装置は、前記センサの出力を受けて、前記1/fノイズを、前記パルスの周波数と同じ周波数の成分よりも減衰させて、前記導出部に与えるハイパスフィルタを備えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる測定装置は、複数の前記センサの出力を合計して一つの前記導出部に与える合計部を備えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる測定装置は、複数の前記センサの出力を、それぞれ別々の前記導出部に与えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる測定装置は、前記合成量に、誤差補正量を加えて、前記センサに与える前置誤差補正部を備えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる測定装置は、アナログである前記センサの出力を、デジタルに変換して、前記導出部に与えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる測定装置は、前記導出部の出力を受けて、外部環境に起因する誤差を補正する外部誤差補正部を備えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる測定装置は、ある一つの前記センサと、その出力を受けるある一つの前記導出部とを有するチャネルを複数備え、さらに前記チャネル間の誤差を補正するチャネル間誤差補正部を備えるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる測定装置は、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数帯域における前記導出部の出力の誤差を測定する高周波帯域誤差測定部と、前記高周波帯域誤差測定部の測定結果に基づき、前記パルスの周波数を決定する周波数決定部とを備えるようにしてもよい。
本発明は、測定対象が発生する測定対象量を測定する測定方法であって、前記測定対象量に加算する加算量を発生する加算量発生工程と、センサにより、前記測定対象量に前記加算量が加算された合成量を測定する測定工程と、前記センサの出力から前記測定対象量を導出する導出工程とを備え、前記センサによる測定の際に、1/fノイズが発生し、前記合成量が0未満の場合の前記センサの出力値は、前記合成量が0の場合の前記センサの出力値と同じ値であり、前記加算量は、パルスであり、該パルスは、前記測定対象量の最大値の絶対値よりも大きな振幅を有し、該パルスの最大値が0であり、該パルスは、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数を有し、前記導出工程は、前記センサの出力値を検波することにより、前記測定対象量を導出する測定方法である。
本発明は、測定対象が発生する測定対象量を測定する測定装置であって、前記測定対象量に加算する加算量を発生する加算量発生部と、前記測定対象量に前記加算量が加算された合成量を測定するセンサとを有する測定装置における測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記測定処理は、前記センサの出力から前記測定対象量を導出する導出工程を備え、前記センサによる測定の際に、1/fノイズが発生し、前記合成量が0未満の場合の前記センサの出力値は、前記合成量が0の場合の前記センサの出力値と同じ値であり、前記加算量は、パルスであり、該パルスは、前記測定対象量の最大値の絶対値よりも大きな振幅を有し、該パルスの最大値が0であり、該パルスは、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数を有し、前記導出工程は、前記センサの出力値を検波することにより、前記測定対象量を導出するプログラムである。
本発明は、測定対象が発生する測定対象量を測定する測定装置であって、前記測定対象量に加算する加算量を発生する加算量発生部と、前記測定対象量に前記加算量が加算された合成量を測定するセンサとを有する測定装置における測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記測定処理は、前記センサの出力から前記測定対象量を導出する導出工程を備え、前記センサによる測定の際に、1/fノイズが発生し、前記合成量が0未満の場合の前記センサの出力値は、前記合成量が0の場合の前記センサの出力値と同じ値であり、前記加算量は、パルスであり、該パルスは、前記測定対象量の最大値の絶対値よりも大きな振幅を有し、該パルスの最大値が0であり、該パルスは、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数を有し、前記導出工程は、前記センサの出力値を検波することにより、前記測定対象量を導出する記録媒体である。
本発明の第一の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。 加算磁場発生部12の構成の一例を示す図である。 測定対象磁場MF1(図3(a))、加算磁場MF0(図3(b))、合成磁場MF2(図3(c))の波形を示す図である。 加算磁場MF0および測定対象磁場MF1のスペクトルを示す図である。 磁気センサ14の入出力特性を示す図である。 磁気センサ14の出力(図6(a))、測定対象磁場MF1(図6(b))、加算磁場MF0と同じ周波数のパルス(図6(c))の波形を示す図である。 磁気センサ14の出力のスペクトルを示す図である。 ハイパスフィルタ16bの出力(図8(a))、検波部(導出部)16cの出力(図8(b))のスペクトルを示す図である。 本発明の第二の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第三の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第四の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第五の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第六の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第七の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第八の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
第一の実施形態
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。
第一の実施形態にかかる測定装置1は、測定対象2(例えば、心臓)が発生する測定対象量(例えば、測定対象磁場MF1)を測定するものであり、加算磁場発生部(加算量発生部)12、磁気センサ14、センサ出力処理部16を備える。
加算磁場発生部(加算量発生部)12は、測定対象量(例えば、測定対象磁場MF1(図3(a)参照))に加算する加算量(例えば、加算磁場MF0(図3(b)参照))を発生する。
磁気センサ14は、測定対象量に加算量が加算された合成量(例えば、合成磁場MF2(図3(c)および図4参照))を測定する。この加算は、空間Sにおいて行われる。磁気センサ14による測定の際に、1/fノイズが発生する(図7参照)。
なお、本発明の実施形態においては、測定装置1が磁気センサ14を備えることとなっているが、1/fノイズが問題となる(すなわち、測定対象量の周波数が、1/fノイズを無視できない程度に低い周波数である)ようなセンサであれば、磁気センサに限定されるものではない。
図2は、加算磁場発生部12の構成の一例を示す図である。加算磁場発生部12は、加算磁場発生用電源12a、加算磁場発生用コイル12bを有する。磁気センサ14は、例えばMIセンサである。磁気センサ14は、加算磁場発生用コイル12b内に挿入されている。
加算磁場発生用電源12aが加算磁場発生用コイル12bに電流を流すと、加算磁場発生用コイル12b内に加算磁場MF0が発生する。また、加算磁場発生用コイル12b内には、測定対象2より、測定対象磁場MF1が与えられている。
よって、磁気センサ14には、合成磁場MF2=MF0+MF1が与えられる。
センサ出力処理部16は、アンプ16a、ハイパスフィルタ16b、検波部(導出部)16cを有する。
アンプ16aは、磁気センサ14の出力を増幅する。ハイパスフィルタ16bは、磁気センサ14の出力を、アンプ16aを介して受け、磁気センサ14において発生する1/fノイズを、加算磁場MF0(パルスである)の周波数f0(図4参照)と同じ周波数の成分よりも減衰させて、検波部(導出部)16cに与える。検波部(導出部)16cは、磁気センサ14の出力を、アンプ16aおよびハイパスフィルタ16bを介して受け、受けた磁気センサ14の出力から測定対象量(測定対象磁場MF1)を導出する。なお、検波部(導出部)16cは、磁気センサ14の出力値を検波することにより、測定対象量(測定対象磁場MF1)を導出する。なお、検波は、ダイオードを用いて行ってもよいし、サンプルホールド、包絡線検波、同期検波または遅延検波を用いて行ってもよい。
次に、第一の実施形態の動作を説明する。
測定対象2が発生する測定対象磁場MF1が、加算磁場発生部12が発生する加算磁場MF0と加算され合成磁場MF2(=MF0+MF1)となり、磁気センサ14に与えられる。
図3は、測定対象磁場MF1(図3(a))、加算磁場MF0(図3(b))、合成磁場MF2(図3(c))の波形を示す図である。図4は、加算磁場MF0および測定対象磁場MF1のスペクトルを示す図である。ただし、図3および図4においては、磁場を磁束密度[μT]に変換して図示している。
図3(a)を参照して、測定対象磁場MF1は、非常に微弱な磁場であり(例えば、心臓が発生する磁場)、例えば、時間を横軸に、磁束密度[μT]を縦軸にとると、最大値が3[μT]よりやや小さい値であり、しかも最小値が0[μT]よりやや大きい値の正弦波を描く。この正弦波の周波数は、磁気センサ14において発生する1/fノイズが無視できない程度に低い周波数f1である(図7参照)。
図3(b)においては、0[μT]から-50[μT]までの間で、縦軸を一部省略している。図3(b)を参照して、加算磁場MF0は、パルスである。このパルスは、測定対象量の最大値(3[μT]よりやや小さい値)の絶対値よりも大きな振幅(例えば、50[μT])を有する。しかも、このパルスの最大値は0である。さらに、このパルスは、磁気センサ14において発生する1/fノイズを無視できる程度に高い周波数f0を有する(図4および図7参照)。加算磁場MF0は、0[μT]または-50[μT]の値をとるパルスである。例えば、周波数f0は、1/fノイズの1/fコーナー周波数よりも高い値(例えば、2[kHz])である。
図3(c)および図4を参照して、合成磁場MF2=MF0+MF1である。
図3(c)を参照して、合成磁場MF2は、加算磁場MF0が0[μT]のときは測定対象磁場MF1と同じ値をとるが、加算磁場MF0が-50[μT]のときは-47[μT]未満の値をとる。ただし、図3(c)においては、およそ-3[μT]未満のグラフを図示省略している。
図4を参照して、合成磁場MF2は、周波数f1の成分(測定対象磁場MF1)と、周波数f0の成分(加算磁場MF0)とを有する。ただし、図4においては、加算磁場MF0の高調波成分(2f0、3f0、…)を図示省略している(図7および図8も同様)。また、図4においては、周波数f1と周波数f0との間で、横軸を一部省略している。
磁気センサ14は、合成磁場MF2を電圧に変換して出力する。
図5は、磁気センサ14の入出力特性を示す図である。ただし、図5においては、横軸に入力である磁束密度[μT]を、縦軸に出力である電圧[V]をとっている。
磁気センサ14の出力の下限は、合成磁場MF2が0[μT]において飽和している。すなわち、合成磁場MF2が0未満の場合の磁気センサ14の出力値0[V]は、合成磁場MF2が0の場合の磁気センサ14の出力値0[V]と同じ値である。
なお、磁気センサ14の出力の上限も、合成磁場MF2の最大値(3[μT]よりやや小さい値)よりも大きな値(例えば、5[μT])において飽和している。
図6は、磁気センサ14の出力(図6(a))、測定対象磁場MF1(図6(b))、加算磁場MF0と同じ周波数のパルス(図6(c))の波形を示す図である。ただし、図6(a)および図6(b)においては、磁場を磁束密度[μT]に換算している。
上述のとおり、合成磁場MF2が0[μT]において、磁気センサ14の出力は飽和している(図5参照)。よって、磁気センサ14の出力波形は、合成磁場MF2の波形(図3(c)参照)において0[μT]未満の磁束密度を0[μT]に置き換えたものとなる(図6(a)参照)。ただし、図6(a)において、磁気センサ14から発生する1/fノイズおよび熱雑音は図示省略している。
図6(b)は、図3(a)と同じグラフである。
図6(c)は、加算磁場MF0と同じ周波数のパルスであるが、縦軸は無次元であり、1または0の値をとる。
図6(a)、図6(b)および図6(c)を参照して、磁気センサ14の出力(図6(a)参照)は、測定対象磁場MF1(図6(b)参照)に、加算磁場MF0と同じ周波数のパルス(図6(c)参照)を乗じたものとなる。
図7は、磁気センサ14の出力のスペクトルを示す図である。ただし、図7においては、磁気センサ14の出力を磁束密度[μT]に換算している。また、図7においては、周波数f1と周波数f0との間で、横軸を一部省略している。
磁気センサ14の出力は、測定対象磁場MF1(周波数f0)に、加算磁場MF0と同じ周波数f0のパルスを乗じたものとなるので、周波数f0+f1の成分と、周波数f0-f1の成分を有する。これらの二つの成分は、加算磁場MF0と同じ周波数f0のパルス(図6(c)参照)を搬送波として、測定対象磁場MF1により、この搬送波を変調したものといえる。
しかも、磁気センサ14の出力は、搬送波の成分(周波数f0)と、測定対象磁場MF1(周波数f1)と、1/fノイズと、熱雑音とを有する。磁気センサ14の出力の成分のうち、1/fノイズと測定対象磁場MF1とは低周波であり、周波数f0+f1の成分と、周波数f0-f1の成分と、加算磁場MF0の成分と、熱雑音とは高周波である。ただし、熱雑音は、周波数f0+f1の成分と、周波数f0-f1の成分と、加算磁場MF0の成分とに比べると無視できる程に小さい。
磁気センサ14の出力はアンプ16aにより増幅され、ハイパスフィルタ16bに与えられる。ハイパスフィルタ16bの出力は、検波部(導出部)16cに与えられる。
図8は、ハイパスフィルタ16bの出力(図8(a))、検波部(導出部)16cの出力(図8(b))のスペクトルを示す図である。ただし、図8においては、周波数f1と周波数f0との間で、横軸を一部省略している。
図8(a)を参照して、磁気センサ14の出力を、ハイパスフィルタ16bに与えると、1/fノイズと測定対象磁場MF1とが著しく減衰し、無視できる程度の大きさとなる。周波数f0+f1の成分と、周波数f0-f1の成分と、加算磁場MF0の成分とは、ほとんど減衰しない。
図8(b)を参照して、ハイパスフィルタ16bの出力を、検波部(導出部)16cに与えると、検波により、測定対象磁場MF1(周波数f1)の成分を得ることができる。ただし、検波部16cの出力には熱雑音も含まれるが、測定対象磁場MF1の成分に比べると無視できる程に小さい。
第一の実施形態によれば、磁気センサ14において発生する1/fノイズによる測定装置1による測定対象磁場MF1の測定結果の誤差を軽減することができる。
すなわち、磁気センサ14の出力は、加算磁場MF0と同じ周波数f0のパルス(図6(c)参照)を搬送波として、測定対象磁場MF1により、この搬送波を変調したもの(周波数f0+f1の成分および周波数f0-f1の成分)を有する。ここで、磁気センサ14において1/fノイズが発生しても、磁気センサ14の出力する周波数f0+f1の成分および周波数f0-f1の成分には、1/fノイズが無視できる程度にしか含まれていない(図7参照)。このため、周波数f0+f1の成分および周波数f0-f1の成分を復調して、測定対象磁場MF1(周波数f1)の成分を得れば、この成分には、1/fノイズが無視できる程度にしか含まれていないことになる。
第二の実施形態
第二の実施形態にかかる測定装置1は、複数の磁気センサ14の出力を合計して一つの導出部16cに与える合計部15を備えた点が、第一の実施形態にかかる測定装置1と異なる。
図9は、本発明の第二の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。第二の実施形態にかかる測定装置1は、測定対象2(例えば、心臓)が発生する測定対象量(例えば、測定対象磁場MF1)を測定するものであり、加算磁場発生部(加算量発生部)12、磁気センサ14、合計部15、センサ出力処理部16を備える。
加算磁場発生部12は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
磁気センサ14は複数(図9の例では、3個)設けられており、いずれも、空間S内のほぼ同一地点の合成磁場MF2を測定する。合計部15は、複数の磁気センサ14の出力を合計して、一つの検波部(導出部)16cに、アンプ16aおよびハイパスフィルタ16bを介して与える。
アンプ16aは、合計部15の出力を増幅して、ハイパスフィルタ16bに与える。ハイパスフィルタ16bおよび検波部16cは、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
次に、第二の実施形態の動作を説明する。
測定対象2が発生する測定対象磁場MF1が、加算磁場発生部12が発生する加算磁場MF0と加算され合成磁場MF2(=MF0+MF1)となり、複数の磁気センサ14に与えられる。
複数の磁気センサ14の出力は、合計部15により合計されて、アンプ16aに与えられる。以後の動作は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
第二の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
しかも、第二の実施形態によれば、以下のような効果を奏する。すなわち、磁気センサ14の出力には1/fノイズに限らず、色々なノイズが混入するので、S/N比が低下してしまう。ここで、複数(例えば、3個)の磁気センサ14の出力を合計すれば、磁気センサ14の信号(本来の出力)は単純に3倍になるが、ノイズは磁気センサ14ごとにランダムなので単純に3倍とはならない。複数(例えば、3個)の磁気センサ14の出力を合計した場合、ノイズはおおむね、各磁気センサ14のノイズの2乗の総和の平方根にしかならず、3倍未満となる。よって、複数(例えば、3個)の磁気センサ14の出力の合計を、センサ出力処理部16によって処理するようにすれば、S/N比が向上する。
第三の実施形態
第三の実施形態にかかる測定装置1は、複数の磁気センサ142、144、146の出力を、それぞれ別々の導出部16cに与える点が、第一の実施形態にかかる測定装置1と異なる。
図10は、本発明の第三の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。第三の実施形態にかかる測定装置1は、測定対象2(例えば、心臓)が発生する測定対象量(例えば、測定対象磁場MF1)を測定するものであり、加算磁場発生部(加算量発生部)12、磁気センサ142、144、146、センサ出力処理部162、164、166を備える。
加算磁場発生部12は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
磁気センサ142、144、146は複数(図10の例では、3個)設けられている。複数の磁気センサ142、144、146は、それぞれ、空間S内の別々の地点の合成磁場MF2a、MF2b、MF2cを測定する。
複数の磁気センサ142、144、146の出力は、それぞれ別々のセンサ出力処理部162、164、166内のアンプ16aおよびハイパスフィルタ16bを介して、別々の導出部16cに与えられる。
センサ出力処理部162、164、166内のアンプ16aは、それぞれ、複数の磁気センサ142、144、146の出力を増幅する。センサ出力処理部162、164、166内のハイパスフィルタ16bおよび検波部16cは、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
次に、第三の実施形態の動作を説明する。
測定対象2が発生する測定対象磁場MF1が、加算磁場発生部12が発生する加算磁場MF0と加算される。合成磁場MF2は、空間S内の別々の地点において、別々の合成磁場MF2a、MF2b、MF2cとなり、複数の磁気センサ142、144、146に与えられる。
複数の磁気センサ142、144、146の出力は、それぞれ、別々のセンサ出力処理部162、164、166内のアンプ16aに与えられる。以後の動作は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
第三の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
しかも、第三の実施形態によれば、空間S内の別々の地点において磁場が異なる場合、空間S内の磁場の分布を測定することができる。例えば、測定対象2が心臓である場合、心臓の磁場の分布を広範囲に測定することができる。
第四の実施形態
第四の実施形態にかかる測定装置1は、複数の磁気センサ142、144、146に与えられる別々の合成磁場MF2a、MF2b、MF2cに、誤差補正量を加えて、複数の磁気センサ142、144、146に与えるキャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136を備えた点が、第三の実施形態にかかる測定装置1と異なる。
図11は、本発明の第四の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。第四の実施形態にかかる測定装置1は、測定対象2(例えば、心臓)が発生する測定対象量(例えば、測定対象磁場MF1)を測定するものであり、加算磁場発生部(加算量発生部)12、キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136、磁気センサ142、144、146、センサ出力処理部162、164、166を備える。
加算磁場発生部12、磁気センサ142、144、146、センサ出力処理部162、164、166は、第三の実施形態と同様であり、説明を省略する。
キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136は、磁気センサ142、144、146より前に(すなわち、磁気センサ142、144、146と空間Sとの間に)配置される。キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136は、それぞれ、合成磁場MF2a、MF2b、MF2cに、誤差補正量を加えて、複数の磁気センサ142、144、146のそれぞれに与える。例えば、キャンセルコイル132、134、136に所定の電流を流すことで、誤差補正のための磁場(誤差補正量)を、合成磁場MF2a、MF2b、MF2cに加えることができる。
ここで、誤差補正量は、例えば、特開2017-133993号公報の[0030]~[0033]に記載の方法により決定する。すなわち、センサ出力処理部162、164、166の出力の総和は、測定装置1外部のノイズが無ければ、ほぼ0となる。よって、センサ出力処理部162、164、166の出力の総和が、測定装置1外部のノイズとなる。そこで、センサ出力処理部162、164、166の出力の総和が0となるように誤差補正量を決定する。
次に、第四の実施形態の動作を説明する。
測定対象2が発生する測定対象磁場MF1が、加算磁場発生部12が発生する加算磁場MF0と加算される。合成磁場MF2は、空間S内の別々の地点において、別々の合成磁場MF2a、MF2b、MF2cとなる。キャンセルコイル132、134、136には、所定の電流が流れており、誤差補正のための磁場(誤差補正量)が、合成磁場MF2a、MF2b、MF2cに加えられる。合成磁場MF2a、MF2b、MF2cに、誤差補正のための磁場が加えられたものは、それぞれ、複数の磁気センサ142、144、146に与えられる。
以後の動作は、第三の実施形態と同様であり、説明を省略する。
第四の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
しかも、第四の実施形態によれば、測定装置1外部のノイズにより測定に誤差が生ずることを抑制することができる。
例えば、測定装置1外部のノイズとして、1/fノイズよりも大きい環境雑音(例えば、50Hz商用電源やエアコンなどの磁気ノイズ)がある場合が考えられる。このような環境雑音を放置しておくと、測定に誤差が生ずることとなる。ここで、第四の実施形態によれば、このような環境雑音により測定に誤差が生ずることを抑制することができる。
第五の実施形態
第五の実施形態にかかる測定装置1は、複数の磁気センサ142、144、146の出力をデジタルに変換して、それぞれ、センサ出力処理部162、164、166の検波部(導出部)16cに与える点が、第四の実施形態にかかる測定装置1と異なる。
図12は、本発明の第五の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。第五の実施形態にかかる測定装置1は、測定対象2(例えば、心臓)が発生する測定対象量(例えば、測定対象磁場MF1)を測定するものであり、加算磁場発生部(加算量発生部)12、キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136、磁気センサ142、144、146、ADC152、154、156、センサ出力処理部162、164、166を備える。
加算磁場発生部12、キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136、磁気センサ142、144、146は、第四の実施形態と同様であり、説明を省略する。ただし、キャンセルコイル132、134、136に与える電流をPWM方式で供給してよい。
ADC152、154、156は、それぞれ、複数の磁気センサ142、144、146の出力をデジタルに変換して、センサ出力処理部162、164、166の検波部(導出部)16cに、アンプ16aおよびハイパスフィルタ16bを介して与える。
センサ出力処理部162、164、166は、第四の実施形態と同様であるが、デジタル信号を処理できるようなもの(例えば、波形等価器、FIRフィルタおよび適応フィルタなど)により実装する。
次に、第五の実施形態の動作を説明する。
測定対象2が発生する測定対象磁場MF1が、加算磁場発生部12が発生する加算磁場MF0と加算される。合成磁場MF2は、空間S内の別々の地点において、別々の合成磁場MF2a、MF2b、MF2cとなる。キャンセルコイル132、134、136には、所定の電流が流れており、誤差補正のための磁場(誤差補正量)が、合成磁場MF2a、MF2b、MF2cに加えられる。合成磁場MF2a、MF2b、MF2cに、誤差補正のための磁場が加えられたものは、それぞれ、複数の磁気センサ142、144、146に与えられる。
磁気センサ142、144、146の出力は、それぞれ、ADC152、154、156に与えられ、デジタルに変換して、センサ出力処理部162、164、166に与えられる。
以後の動作は、第四の実施形態と同様であり、説明を省略する。
第五の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
しかも、第五の実施形態によれば、測定装置1の回路規模削減、制御電子化およびケーブルレス化を行うことができる。
なお、第五の実施形態の変形例として、キャンセルコイル132、134、136にかえて、同じ機能のアナログ信号処理部またはデジタル信号処理部を設けてもよい。また、測定装置1の各部を接続するためにバス配線を用いてもよいが、バス配線にかえて、光ファイバを用いてもよいし(高速シリアル通信が可能となる)、無線(Wi-Fiやブルートゥース(登録商標)など)を用いてもよい。
第六の実施形態
第六の実施形態にかかる測定装置1は、検波部(導出部)16cの出力を受けて、外部環境に起因する誤差を補正する外部誤差補正部182を備えた点が、第五の実施形態にかかる測定装置1と異なる。
図13は、本発明の第六の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。第六の実施形態にかかる測定装置1は、測定対象2(例えば、心臓)が発生する測定対象量(例えば、測定対象磁場MF1)を測定するものであり、加算磁場発生部(加算量発生部)12、キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136、磁気センサ142、144、146、ADC152、154、156、センサ出力処理部162、164、166、外部誤差補正部182を備える。
加算磁場発生部(加算量発生部)12、キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136、磁気センサ142、144、146、ADC152、154、156およびセンサ出力処理部162、164、166は、第五の実施形態と同様であり説明を省略する。
外部誤差補正部182は、センサ出力処理部162、164、166の検波部(導出部)16cの出力を受けて、測定装置1の外部環境に起因する誤差を補正する。測定装置1の外部環境に起因する誤差は、以下の様にして求められる。
すなわち、センサ出力処理部162、164、166の出力の総和は、測定装置1外部のノイズが無ければ、ほぼ0となる。よって、センサ出力処理部162、164、166の出力の総和の加算平均値が、測定装置1の外部環境に起因する誤差となる。
または、磁気センサ142、144、146の配置されている領域が、測定対象2に比べて非常に広い場合は、測定対象2から離れて配置された磁気センサの出力は、測定対象磁場MF1を含まず、測定装置1の外部環境に起因する誤差となる。
このように外部環境に起因する誤差を求めると、外部誤差補正部182は、この外部環境に起因する誤差を補正する。
次に、第六の実施形態の動作を説明する。
センサ出力処理部162、164、166の出力までは、第五の実施形態の動作と同じなので説明を省略する。
外部誤差補正部182は、求めておいた外部環境に起因する誤差に基づき、センサ出力処理部162、164、166の出力における測定装置1の外部環境に起因する誤差を補正する。
第六の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
しかも、第六の実施形態によれば、測定装置1の外部環境に起因する誤差を補正できる。
第七の実施形態
第七の実施形態にかかる測定装置1は、チャネル間の誤差を補正するチャネル間誤差補正部184を備えた点が、第五の実施形態にかかる測定装置1と異なる。ただし、各チャネルは、ある一つの磁気センサと、その出力を受けるある一つの検波部(導出部)16cとを有する。
図14は、本発明の第七の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。第七の実施形態にかかる測定装置1は、測定対象2(例えば、心臓)が発生する測定対象量(例えば、測定対象磁場MF1)を測定するものであり、加算磁場発生部(加算量発生部)12、キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136、磁気センサ142、144、146、ADC152、154、156、センサ出力処理部162、164、166、チャネル間誤差補正部184を備える。
加算磁場発生部(加算量発生部)12、キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136、磁気センサ142、144、146、ADC152、154、156およびセンサ出力処理部162、164、166は、第五の実施形態と同様であり説明を省略する。
ここで、キャンセルコイル132、磁気センサ142、ADC152、およびセンサ出力処理部162をチャネル1とする。磁気センサ142の出力を、センサ出力処理部162の(導出部)16cが、ADC152と、センサ出力処理部162のアンプ16aおよびハイパスフィルタ16bとを介して受ける。
また、キャンセルコイル134、磁気センサ144、ADC154、およびセンサ出力処理部164をチャネル2とする。磁気センサ144の出力を、センサ出力処理部164の(導出部)16cが、ADC154と、センサ出力処理部164のアンプ16aおよびハイパスフィルタ16bとを介して受ける。
さらに、キャンセルコイル136、磁気センサ146、ADC156、およびセンサ出力処理部166をチャネル3とする。磁気センサ146の出力を、センサ出力処理部166の(導出部)16cが、ADC156と、センサ出力処理部166のアンプ16aおよびハイパスフィルタ16bとを介して受ける。
チャネル間誤差補正部184は、チャネル1、2および3の間の誤差を補正する。
チャネル1、2および3の間の誤差について説明する。チャネル1、2および3のキャンセルコイル132、134、136に、それぞれ同じ磁場を与えた場合、本来ならば、チャネル1、2および3の各々の検波部(導出部)16cの出力は同じ値となる。しかし、チャネル1、2および3の特性(例えば、変復調特性)の相違により、チャネル1、2および3の入力が同じであるにもかかわらず、チャネル1、2および3の出力が異なった値となることがある。これが、チャネル1、2および3の間の誤差である。
測定装置1による測定対象2の測定を行う前に、加算磁場MF0を空間Sに与え(測定対象磁場MF1は空間Sに与えない)、チャネル1、2および3により測定することにより、チャネル1、2および3の間の誤差を求めることができる。本来、同じ加算磁場MF0を、チャネル1、2および3により測定しているので、同じ測定結果となるはずである。そこで、チャネル1、2および3の測定結果が異なれば、チャネル1、2および3の測定結果の差異が、チャネル1、2および3の間の誤差となる。
次に、第七の実施形態の動作を説明する。
センサ出力処理部162、164、166の出力までは、第五の実施形態の動作と同じなので説明を省略する。
チャネル間誤差補正部184は、求めておいたチャネル1、2および3の間の誤差に基づき、センサ出力処理部162、164、166の出力におけるチャネル1、2および3の間の誤差を補正する。
第七の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
しかも、第七の実施形態によれば、チャネル1、2および3の間の誤差を補正できる。
第八の実施形態
第八の実施形態にかかる測定装置1は、1/fノイズを無視できる程度に高い周波数帯域における導出部16cの出力の誤差を測定し、その測定結果に基づきパルスの周波数f0を決定する点が、第五の実施形態にかかる測定装置1と異なる。
図15は、本発明の第八の実施形態にかかる測定装置1の構成を示す機能ブロック図である。第八の実施形態にかかる測定装置1は、測定対象2(例えば、心臓)が発生する測定対象量(例えば、測定対象磁場MF1)を測定するものであり、加算磁場発生部(加算量発生部)12、キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136、磁気センサ142、144、146、ADC152、154、156、センサ出力処理部162、164、166、高周波帯域誤差測定部186、周波数決定部188を備える。
加算磁場発生部(加算量発生部)12、キャンセルコイル(前置誤差補正部)132、134、136、磁気センサ142、144、146、ADC152、154、156およびセンサ出力処理部162、164、166は、第五の実施形態と同様であり説明を省略する。
高周波帯域誤差測定部186は、1/fノイズを無視できる程度に高い周波数帯域(例えば、1/fノイズの1/fコーナー周波数よりも高い周波数の帯域)における検波部(導出部)16cの出力の誤差を測定する。図7を参照すると、1/fノイズを無視できる程度に高い周波数帯域には、周波数f0+f1の成分および周波数f0-f1の成分に比べれば無視できる程度に小さい熱雑音しかない。しかし、1/fノイズを無視できる程度に高い周波数帯域に、周波数f0+f1の成分および周波数f0-f1の成分に比べても無視できないようなノイズ(例えば、環境雑音)がある場合も考えられる。
周波数決定部188は、高周波帯域誤差測定部186の測定結果に基づき、パルスの周波数f0を決定する。決定結果は、加算磁場発生部12に与えられ、加算磁場MF0(パルスである)の周波数が決定された値f0となるようにする。
例えば、周波数決定部188は、高周波帯域誤差測定部186の測定結果に基づき、周波数f0+f1の成分および周波数f0-f1の成分に比べれば無視できる程度に小さいノイズしかない周波数帯域を決定し、その周波数帯域から任意の周波数を加算磁場MF0(パルス)の周波数f0とする決定を行う。
次に、第八の実施形態の動作を説明する。
センサ出力処理部162、164、166の出力までは、第五の実施形態の動作と同じなので説明を省略する。
測定装置1による測定対象2の測定を行う前に、高周波帯域誤差測定部186は1/fノイズを無視できる程度に高い周波数帯域における検波部(導出部)16cの出力の誤差を測定する。周波数決定部188は、高周波帯域誤差測定部186の測定した誤差に基づき、加算磁場MF0(パルス)の周波数f0を決定し、加算磁場発生部12に与える。この後、測定装置1による測定対象2の測定を行う。
第八の実施形態によれば、第一の実施形態と同様な効果を奏する。
しかも、第八の実施形態によれば、周波数f0+f1の成分および周波数f0-f1の成分に比べて無視できる程度に小さいノイズしかないように周波数f0を決定できる。
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD-ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータに、上記の各部分、例えばセンサ出力処理部16、162、164、166を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
MF0 加算磁場
MF1 測定対象磁場
MF2、MF2a、MF2b、MF2c 合成磁場
f0 加算磁場MF0の周波数
f1 測定対象磁場MF1の周波数
1 測定装置
2 測定対象
12 加算磁場発生部(加算量発生部)
132、134、136 キャンセルコイル(前置誤差補正部)
14 磁気センサ
15 合計部
152、154、156 ADC
16、162、164、166 センサ出力処理部
16a アンプ
16b ハイパスフィルタ
16c 検波部(導出部)
182 外部誤差補正部
184 チャネル間誤差補正部
186 高周波帯域誤差測定部
188 周波数決定部

Claims (12)

  1. 測定対象が発生する測定対象量を測定する測定装置であって、
    前記測定対象量に加算する加算量を発生する加算量発生部と、
    前記測定対象量に前記加算量が加算された合成量を測定するセンサと、
    前記センサの出力を受けて、1/fノイズを、パルスの周波数と同じ周波数の成分よりも減衰させるハイパスフィルタと、
    前記ハイパスフィルタの出力から前記測定対象量を導出する導出部と、
    を備え、
    前記センサによる測定の際に、前記1/fノイズが発生し、
    前記合成量が0未満の場合の前記センサの出力値は、前記合成量が0の場合の前記センサの出力値と同じ値であり、
    前記加算量は、前記パルスであり、
    該パルスは、前記測定対象量の最大値の絶対値よりも大きな振幅を有し、
    該パルスの最大値が0であり、
    該パルスは、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数を有し、
    前記導出部は、前記センサの出力値を検波することにより、前記測定対象量を導出する、
    測定装置。
  2. 請求項1に記載の測定装置であって、
    前記測定対象量は磁場である、
    測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の測定装置であって、
    複数の前記センサの出力を合計して前記ハイパスフィルタを介して一つの前記導出部に与える合計部を備えた測定装置。
  4. 請求項1または2に記載の測定装置であって、
    複数の前記センサの出力を、前記ハイパスフィルタを介してそれぞれ別々の前記導出部に与える測定装置。
  5. 請求項1または2に記載の測定装置であって、
    前記合成量に、誤差補正量を加えて、前記センサに与える前置誤差補正部を備えた測定装置。
  6. 請求項1または2に記載の測定装置であって、
    アナログである前記センサの出力を、デジタルに変換して、前記導出部に与える測定装置。
  7. 請求項6に記載の測定装置であって、
    前記導出部の出力を受けて、外部環境に起因する誤差を補正する外部誤差補正部を備えた測定装置。
  8. 請求項6に記載の測定装置であって、
    ある一つの前記センサと、その出力を受けるある一つの前記導出部とを有するチャネルを複数備え、
    さらに前記チャネル間の誤差を補正するチャネル間誤差補正部を備えた測定装置。
  9. 請求項6に記載の測定装置であって、
    前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数帯域における前記導出部の出力の誤差を測定する高周波帯域誤差測定部と、
    前記高周波帯域誤差測定部の測定結果に基づき、前記パルスの周波数を決定する周波数決定部と、
    を備えた測定装置。
  10. 測定対象が発生する測定対象量を測定する測定方法であって、
    前記測定対象量に加算する加算量を発生する加算量発生工程と、
    センサにより、前記測定対象量に前記加算量が加算された合成量を測定する測定工程と、
    ハイパスフィルタにより、前記測定工程の測定結果を受けて、1/fノイズを、パルスの周波数と同じ周波数の成分よりも減衰させる減衰工程と、
    前記減衰工程の出力から前記測定対象量を導出する導出工程と、
    を備え、
    前記センサによる測定の際に、前記1/fノイズが発生し、
    前記合成量が0未満の場合の前記センサの出力値は、前記合成量が0の場合の前記センサの出力値と同じ値であり、
    前記加算量は、前記パルスであり、
    該パルスは、前記測定対象量の最大値の絶対値よりも大きな振幅を有し、
    該パルスの最大値が0であり、
    該パルスは、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数を有し、
    前記導出工程は、前記センサの出力値を検波することにより、前記測定対象量を導出する、
    測定方法。
  11. 測定対象が発生する測定対象量を測定する測定装置であって、前記測定対象量に加算する加算量を発生する加算量発生部と、前記測定対象量に前記加算量が加算された合成量を測定するセンサと、前記センサの出力を受けて、1/fノイズを、パルスの周波数と同じ周波数の成分よりも減衰させるハイパスフィルタとを有する測定装置における測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記測定処理は、
    前記ハイパスフィルタの出力から前記測定対象量を導出する導出工程を備え、
    前記センサによる測定の際に、前記1/fノイズが発生し、
    前記合成量が0未満の場合の前記センサの出力値は、前記合成量が0の場合の前記センサの出力値と同じ値であり、
    前記加算量は、前記パルスであり、
    該パルスは、前記測定対象量の最大値の絶対値よりも大きな振幅を有し、
    該パルスの最大値が0であり、
    該パルスは、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数を有し、
    前記導出工程は、前記センサの出力値を検波することにより、前記測定対象量を導出する、
    プログラム。
  12. 測定対象が発生する測定対象量を測定する測定装置であって、前記測定対象量に加算する加算量を発生する加算量発生部と、前記測定対象量に前記加算量が加算された合成量を測定するセンサと、前記センサの出力を受けて、1/fノイズを、パルスの周波数と同じ周波数の成分よりも減衰させるハイパスフィルタとを有する測定装置における測定処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記測定処理は、
    前記ハイパスフィルタの出力から前記測定対象量を導出する導出工程を備え、
    前記センサによる測定の際に、前記1/fノイズが発生し、
    前記合成量が0未満の場合の前記センサの出力値は、前記合成量が0の場合の前記センサの出力値と同じ値であり、
    前記加算量は、前記パルスであり、
    該パルスは、前記測定対象量の最大値の絶対値よりも大きな振幅を有し、
    該パルスの最大値が0であり、
    該パルスは、前記1/fノイズを無視できる程度に高い周波数を有し、
    前記導出工程は、前記センサの出力値を検波することにより、前記測定対象量を導出する、
    記録媒体。
JP2018007258A 2018-01-19 2018-01-19 測定装置、方法、プログラム、記録媒体 Active JP7061882B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018007258A JP7061882B2 (ja) 2018-01-19 2018-01-19 測定装置、方法、プログラム、記録媒体
DE102019200192.0A DE102019200192A1 (de) 2018-01-19 2019-01-09 Messvorrichtung, Verfahren und Programm
US16/249,213 US10914794B2 (en) 2018-01-19 2019-01-16 Measuring apparatus, method, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018007258A JP7061882B2 (ja) 2018-01-19 2018-01-19 測定装置、方法、プログラム、記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019124661A JP2019124661A (ja) 2019-07-25
JP7061882B2 true JP7061882B2 (ja) 2022-05-02

Family

ID=67145083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018007258A Active JP7061882B2 (ja) 2018-01-19 2018-01-19 測定装置、方法、プログラム、記録媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10914794B2 (ja)
JP (1) JP7061882B2 (ja)
DE (1) DE102019200192A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7698479B2 (ja) 2021-06-10 2025-06-25 株式会社アドバンテスト 磁場測定器

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007322125A (ja) 2006-05-30 2007-12-13 Uchihashi Estec Co Ltd 磁気インピーダンス効果センサ及び外部磁界の検出方法
JP2008513762A (ja) 2004-09-16 2008-05-01 リエゾン、エレクトロニク−メカニク、エルウエム、ソシエテ、アノニム 連続校正式磁界センサー
WO2010052664A2 (en) 2008-11-06 2010-05-14 Nxp B.V. Modulation of input signals for a sensor apparatus
US20150331065A1 (en) 2014-05-15 2015-11-19 Maxim Integrated Products, Inc. Bipolar chopping for 1/f noise and offset reduction in magnetic field sensors
JP2016183944A (ja) 2015-03-27 2016-10-20 旭化成エレクトロニクス株式会社 磁場検出方法、磁気センサ及び生体磁気センサ
JP2017133993A (ja) 2016-01-29 2017-08-03 株式会社アドバンテスト 磁気ノイズ消去装置及び磁場測定装置
JP2018500146A (ja) 2014-12-19 2018-01-11 ティ・オ・ドォッブルビィ・エンジニアリング・アー/エス チョッパ変調を用いる閉ループ・ユニットゲイン・アンプを有するアクティブ電極

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2008009C (en) * 1989-01-20 1994-05-03 Hajime Hayashi Apparatus for measuring magnetic field
JPH09325003A (ja) 1996-06-04 1997-12-16 Sekisui Chem Co Ltd 位置検出方法
US7046002B1 (en) * 2004-11-26 2006-05-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Magnetic sensor with variable sensitivity
US8222898B1 (en) * 2011-04-15 2012-07-17 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Method and apparatus for utilizing magnetic field modulation to increase the operating frequency of sensors
JP2014190774A (ja) 2013-03-26 2014-10-06 Nagoya Univ 磁気計測装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008513762A (ja) 2004-09-16 2008-05-01 リエゾン、エレクトロニク−メカニク、エルウエム、ソシエテ、アノニム 連続校正式磁界センサー
JP2007322125A (ja) 2006-05-30 2007-12-13 Uchihashi Estec Co Ltd 磁気インピーダンス効果センサ及び外部磁界の検出方法
WO2010052664A2 (en) 2008-11-06 2010-05-14 Nxp B.V. Modulation of input signals for a sensor apparatus
US20150331065A1 (en) 2014-05-15 2015-11-19 Maxim Integrated Products, Inc. Bipolar chopping for 1/f noise and offset reduction in magnetic field sensors
JP2018500146A (ja) 2014-12-19 2018-01-11 ティ・オ・ドォッブルビィ・エンジニアリング・アー/エス チョッパ変調を用いる閉ループ・ユニットゲイン・アンプを有するアクティブ電極
JP2016183944A (ja) 2015-03-27 2016-10-20 旭化成エレクトロニクス株式会社 磁場検出方法、磁気センサ及び生体磁気センサ
JP2017133993A (ja) 2016-01-29 2017-08-03 株式会社アドバンテスト 磁気ノイズ消去装置及び磁場測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019124661A (ja) 2019-07-25
DE102019200192A1 (de) 2019-07-25
US20190227128A1 (en) 2019-07-25
US10914794B2 (en) 2021-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101056003B1 (ko) 확장 범위 rms-dc 변환기
JP6153387B2 (ja) 電流センサ
JP6257188B2 (ja) 測定装置
KR101279581B1 (ko) 지진기록계를 이용한 측정센서 검증시스템 및 방법
JPWO2017077870A1 (ja) 磁界検出装置及び磁界検出方法
CN113092577B (zh) 一种基于多频激励涡流的轨道缺陷检测系统及其检测方法
US20130221231A1 (en) Neutron measurement apparatus and neutron measurement method
JP7061882B2 (ja) 測定装置、方法、プログラム、記録媒体
US9971913B1 (en) Adaptively combining waveforms
US7898243B2 (en) Device for determining the strength of the magnetic field of an electromagnet
US20030210040A1 (en) Permeability detection system of ferrite core using magnetic field induction method
US7038605B2 (en) Apparatus and method for measuring noise, and recording medium
CA2582560A1 (en) Method and system for vibration signal processing
Szary et al. Signal conditioning perspectives on pyroshock measurement systems
JP2014098566A (ja) 振動解析装置、振動解析方法、及び振動解析プログラム
JP2009085763A (ja) 平均パワー測定装置とそれを用いた原子炉出力監視装置
RU2720712C1 (ru) Способ управления магнитно-индуктивным расходомером и магнитно-индуктивный расходомер
TWI779965B (zh) 量測系統及相關方法
KR101536951B1 (ko) 펄스유도 금속탐지기 및 그의 캘리브레이션 방법
JP2016023941A (ja) レゾルバ信号の振幅自動調整方法
JP2013240008A5 (ja)
JP5366389B2 (ja) アナログ信号をデジタル化するための方法及び装置
JP5186980B2 (ja) 波形測定器
Bonisch et al. Low-frequency noise of resistively coupled charge amplifiers
KR20120096329A (ko) 신호 분석 회로를 포함하는 집적 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220414

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7061882

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250