JP7080192B2 - 農業資材補給管理システム - Google Patents
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Description
前記走行経路は、前記圃場の外周領域を周回走行するための外周走行経路と、前記外周領域の内側の中央領域をUターン往復走行するための中央走行経路とからなり、前記補給位置算出部は、前記外周走行経路を走行する際の前記補給位置を算出する第1補給位置算出部と前記中央走行経路を走行する際の前記補給位置を算出する第2補給位置算出部とを有し、前記中央走行経路を走行する際の前記補給位置は前記中央走行経路に向き合った前記周辺領域であり、前記積込量算出部は、前記外周走行経路における前記積込量を算出する第1積込量算出部と前記中央走行経路における前記積込量を算出する第2積込量算出部とを有する。
(a)圃場形状と、経路条件と、圃場作業機の作業幅とに基づいて、外周領域が算出される。
(b)外周領域を網羅する周回走行経路が算出される。
(c)周回走行経路によって規定される外周領域の内側に位置する中央領域が算出される。
(d)中央領域を網羅する往復直線経路が算出される。
(e)出入口90と往復直線経路の走行開始位置Sとをつなぐ開始案内経路が算出される。
(f)往復直線経路から周回走行経路に移行するための移行経路を算出する。
(a)取り扱われる圃場形状は、図7に示されているように、ほぼ長方形とする。図7において、圃場の4つのコーナは符号C1、C2、C3、C4で示されている。
(b)周回走行の周回方向は、時計回りまたは反時計回りとするが、苗補給の畔辺(農道)はコーナ:C1とコーナ:C2との間とする。つまり、補給位置は、コーナ:C1とコーナ:C2との間の領域に設定される。コーナ:C1及びコーナ:C2に出入口90が設定されている。各出入口90における田植機の退出方向は、周回走行の周回方向に依存する。図7において、時計回り周回走行での退出方向は符号CWで示されており、反時計回り周回走行での退出方向は符号CCWで示されている。
(1)外部コンピュータシステムCSからダウンロードされた圃場情報に、緯度経度データが含まれている場合、圃場の4つのコーナの緯度経路が入力される。あるいは、圃場の縦横長さが入力される。
(2)苗補給の利用される畔辺が入力される(この例では、コーナ:C1とコーナ:C2との間の畔辺と既定されている)。
(3)田植機が退出する出入口90と、退出方向が入力される。
(4)作業幅としての植付幅(植付条数)が入力される。なお、田植機では、予め設定された植付幅が変更可能であるので、必要に応じて作業途中に変更することができる。
(5)田植機に収容可能な苗量(収容量)が苗箱単位で入力される。
(6)植付条件として、植付本数、株間、条間、所定面積当たりの苗箱数も入力される。
(1)苗植付作業開始時
最初に搭載可能な苗箱数を積み込むと想定して、その苗箱補給数(積込量)が算出され、表示される。
最初の補給位置(コーナからの距離)と補給苗箱数(積込量:配布量)が算出され、表示される。なお、植付ライン(往復直線経路)数が偶数なら不要だが、奇数の場合最初の往復直線経路で補給が必要かどうかを考慮しなければならないので、初回補給位置は別に演算される。2回目以降の補給位置は、先の補給位置からの相対距離で算出され、表示される。当該補給位置での積込量(配布量)は補給苗箱数で算出され、表示される。2回目以降の補給位置は一定間隔で、その積込量は一定の補給苗箱数となる。その際、例えば、12.5箱分の苗が圃場に供給されたとしての、補給は箱単位であるので、積込量は、12箱とする切り捨て計算で算出される。最後に、無補給往復数に満たない往復直線経路が残った場合の補給位置と補給苗箱数(積込量)が算出され表示される。但し、例えば、無補給で往復直線経路を往復する往復数が1の場合は積み込まず、その往復数が2で最後に1往復分残った場合は1往復分だけ積み込む。何往復ごとに補給(積込)が必要であるかは、無補給往復数として表示される。最終の往復直線経路では2条や4条でしか苗植付作業が行われなかった場合や、上述の切り捨て計算による端数を調整する場合には、それを調整するための量が調整苗箱数として算出され、表示される。最後に、中央領域でのトータルの苗箱補給数(積込量)が算出され、表示される。
外周領域における苗植付作業に必要な苗箱数が一周毎(内周と最外周)に算出され、その苗箱数が田植機の最大搭載可能箱数以下である場合、外周走行開始時の田植機の収容量がその必要苗箱数となるように補給苗箱数(積込量)が算出され、表示される。表示された補給苗箱数だけ、外周走行開始時に積み込まれる。例えば、内側周回走行から外側周回走行に移行する走行パターンで外周領域を2周する田植機が、内側周回走行で苗補給が必要になる場合、内側外周走行の終了位置(出入口90)まで走行できる苗箱数が補給されるようにする。そして、外側周回走行の開始時に、収容量が外側周回走行に必要な苗箱数となるように補給苗箱数(積込量)が算出され、表示される。
(1)圃場情報と圃場作業機情報などの情報に基づいて、作業当初の収容量から、農業資材の補給が必要となるタイミング(補給位置)・必要資材量(積込量)を演算する演算アルゴリズムが備えられている。圃場情報には、圃場形状、出入口90の位置、出入りする方向、農業資材(苗・肥料・薬剤・燃料・種籾など)の補給に適した畔や農道などの畔辺、などが含まれている。圃場作業機情報には、農業資材の最大収容量である搭載可能量(苗載せ台31の搭載可能量、予備苗載せ台の数、ホッパ容量、タンク容量などから算出)、各条クラッチを考慮した作業幅(条数)、条間、縦送り量、苗掻き取量、横送り回数、株間、播種量、散布量、燃費、などが含まれている。
(2)補給回数が最小とする演算モードが備えられている。
(3)外周領域に対する作業情報も加味した演算アルゴリズムも可能であり、外周領域での周回走行の任意の周回回数に適応できる。
(4)Uターン往復走行を用いて作業を行う際に、往路と復路の数が同じとき(往復直線経路が偶数)と異なるとき(往復直線経路が奇数)とのそれぞれに適応する演算が可能である。往復直線経路の往路と復路の数が異なるとき(往復直線経路が奇数)には、往路一回分を考慮した農業資材補給予測演算が行われる。
(5)Uターン往復走行を用いて作業での演算アルゴリズムにおいて、今回の演算された農業資材補給量(積込量)と前回の農業資材補給から次の農業資材補給タイミングまでの実農業資材消費量とが異なる場合、その違いを調整する演算モードが用意されている。
(6)外周領域に対する周回走行での作業と、中央領域に対するUターン往復走行での作業とでは、互いに連係可能な異なる演算アルゴリズムが用いられ、Uターン往復走行での作業における補給畔辺と、外周領域に対する周回走行での作業における補給畔辺とを一致させることができる。
(7)作業中に作業幅が変更される可能性が高い場合、それに合わせて統計的に求められた作業幅の中央値を用いて、演算が行われる。
(8)農業資材消費量が変わる操作(縦送り量、苗掻き取量、横送り回数、株間、播種量、散布量など)に連動して補給位置及び積込量の演算が変更される。
(9)単位投入量、収容量、補給位置、積込位置などを手動入力し、それに基づいて、最適解を得るような演算モードが用意されている。
(1)農業資材を圃場に供給する多くの圃場作業機では、作業途中での効率の良い農業資材補給を行うためには、適正な補給位置と積込量が必要となる。しかしながら、田植機の場合、補給量(積込量)は植付条数によって近似的に求められるので、積込量の算出を不要にすることも可能である。つまり、隣接する補給位置の距離(植付条数)から隣接する補給位置の間で消費される苗量(積込量)を求めることができる。このため、田植機のための農業資材補給管理システムでは、補給位置算出部75が積込量算出部76を兼用することができるので、積込量算出部76を省略することができる。
(2)圃場作業機の燃料やバッテリ容量も本発明における農業資材に含まれる。
(3)上述した実施形態では、圃場作業機として施肥装置付きの田植機が採用されたが、単機能な田植機や施肥専用機なども、本発明の営農システムに組み込むことが可能である。さらには、コンバインやトラクタなども同一圃場の圃場作業機として、営農システムに組み込むことが可能である。
(4)前年までの同じ圃場作業機または異なる圃場作業機で実施された作業における、圃場形状や走行軌跡は、外部コンピュータシステムCSまたはクラウドサービスにアップロードされており、同じ圃場での作業の実施時には、該当する圃場の圃場形状や走行軌跡が流用または参照される。流用または参照された圃場形状や走行軌跡の流用回数または参照回数が記録されるとともに、評価ポイントが与えられる。
(5)同じ圃場で実施されたコンバインによる収穫作業での、走行軌跡や条に沿うように、田植機の走行経路が決定される。
(6)図6で示された実施形態において、外部コンピュータシステムCSや汎用端末7に構築されていた機能部は、互いに取り換えることも可能である。
(7)上述した実施形態の説明では直線経路という語句が用いられているが、ここでの直線経路には、曲率半径の大きな湾曲線で示される湾曲線経路やジクザグ経路や蛇行経路も含まれている。
65 :実単位投入量算出部
7 :汎用端末
70 :資材補給管理部
71 :走行経路生成部
73 :単位投入量算出部
74 :収容量算出部
75 :補給位置算出部
751 :第1補給位置算出部
752 :第2補給位置算出部
76 :積込量算出部
761 :第1積込量算出部
762 :第2積込量算出部
7a :表示処理部
7b :ディスプレイ
30 :苗取り量調節機構
40 :繰出し量調節機構
100 :営農データベース
101 :圃場情報格納部
102 :作業機情報格納部
103 :作業計画作成部
CS :外部コンピュータシステム
Claims (5)
- 圃場に設定された走行経路に沿って走行しながら農業資材を前記圃場に供給する圃場作業機のための農業資材補給管理システムであって、
単位走行距離当たりの前記農業資材の投入量である単位投入量を算出する単位投入量算出部と、
前記圃場作業機に収容されている前記農業資材の収容量を算出する収容量算出部と、
前記圃場の周辺領域で前記圃場作業機に前記農業資材を補給するための補給位置を、前記走行経路と前記単位投入量と前記収容量に基づいて算出する補給位置算出部と、
前記補給位置で前記圃場作業機に積み込む前記農業資材の積込量を算出する積込量算出部と、を備え、
前記走行経路は、前記圃場の外周領域を周回走行するための外周走行経路と、前記外周領域の内側の中央領域をUターン往復走行するための中央走行経路とからなり、前記補給位置算出部は、前記外周走行経路を走行する際の前記補給位置を算出する第1補給位置算出部と前記中央走行経路を走行する際の前記補給位置を算出する第2補給位置算出部とを有し、前記中央走行経路を走行する際の前記補給位置は前記中央走行経路に向き合った前記周辺領域であり、前記積込量算出部は、前記外周走行経路における前記積込量を算出する第1積込量算出部と前記中央走行経路における前記積込量を算出する第2積込量算出部とを有する農業資材補給管理システム。 - 前記補給位置は、前記圃場の一辺を構成する畔辺に限定されており、前記畔辺は前記Uターン往復走行の復路の終端に向き合っている請求項1に記載の農業資材補給管理システム。
- 入力画面と出力画面とを生成する表示処理部が備えられており、前記入力画面には、圃場形状を入力する圃場情報入力欄と、前記農業資材を前記圃場に供給する作業機器の仕様を入力する作業機器仕様入力欄と、農業資材供給の作業仕様を入力する作業仕様入力欄とが配置され、前記出力画面には、作業開始時の補給量を示す開始時補給量出力欄と、前記Uターン往復走行時の前記補給位置と前記積込量を示す第1出力欄と、前記周回走行時の前記補給位置と前記積込量を示す第2出力欄とが配置されている請求項1または2に記載の農業資材補給管理システム。
- 前記圃場作業機の実際の作業走行時に取得される前記単位投入量である実単位投入量に基づいて、前記補給位置及び前記積込量が修正され、その修正内容が報知される請求項1から3のいずれか一項に記載の農業資材補給管理システム。
- 圃場に設定された走行経路に沿って走行しながら農業資材を前記圃場に供給する圃場作業機のための農業資材補給管理システムであって、
単位走行距離当たりの前記農業資材の投入量である単位投入量を算出する単位投入量算出部と、
前記圃場作業機に収容されている前記農業資材の収容量を算出する収容量算出部と、
前記圃場の周辺領域で前記圃場作業機に前記農業資材を補給するための補給位置を、前記走行経路と前記単位投入量と前記収容量に基づいて算出する補給位置算出部と、
前記補給位置で前記圃場作業機に積み込む前記農業資材の積込量を算出する積込量算出部と、を備え、
前記圃場作業機の実際の作業走行時に取得される前記単位投入量である実単位投入量に基づいて、前記補給位置及び前記積込量が修正され、その修正内容が報知される農業資材補給管理システム。
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