JP7126533B2 - フード状部材 - Google Patents

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本発明は、フード状部材に関する。
例えばビル等の建造物において、空調設備の室外機を屋上に配設し、当該室外機と各部屋に配設された室内機とを配管(長尺体の一例)で接続する場合がある。かかる場合、空調設備用の配管は、建造物に形成された開口部を通って室外から室内に導入され、室外側では外観及び保護の観点から配管カバー(長尺体カバー)内に収容されて用いられることが多い。そして、建造物と長尺体カバーとの接続箇所には、防水や遮光のためにフード状部材(フードボックス及びフードカバー等)が設けられる。このようなフード状部材の一例が、特開2008-127797号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1のフード状部材(フードボックス)は、建造物(ハト小屋P)に固定される枠体(取付枠10)と、枠体に取り付けられて開口部(壁面P1の開口部)の上方を覆う天板(上蓋40)とを備えている。天板は、その周囲を取り囲む壁部(周囲縁42)を有しており、当該部分が枠体の上端部に嵌合する状態で固定されている。そして、建造物の壁面と枠体及びそれに嵌合した天板の周囲壁との間にコーキング処理を施すことで、防水性の向上が図られている。
しかし、例えばメンテナンスのために天板を取り外すには、それに先立って封止材(コーキング材)を剥がす必要があり、メンテナンス性の点で改善の余地があった。
特開2008-127797号公報
防水性とメンテナンス性とが両立されたフード状部材の実現が望まれる。
本発明に係るフード状部材は、
建造物と前記建造物に形成された開口部を通って配設される長尺体を覆う長尺体カバーとの接続箇所に設けられるフード状部材であって、
前記建造物に固定される枠体と、前記枠体に取り付けられて前記開口部の上方を覆う天板と、を備え、
前記枠体は、前記天板に係合する係合部を有するとともに、前記天板は、前記枠体の前記係合部に係止される係止部を有し、
前記係合部と前記係止部とが線接触により係合している。
この構成によれば、係合部と係止部とを線接触させることで、枠体と天板との間の隙間に到達した水滴が表面張力の作用によってより奥深くまで侵入するのを抑制することができる。よって、枠体と天板との間の防水性を高めることができる。構造的な対策によって防水性を高めているため、枠体と天板との間の隙間を必ずしもコーキング材等の封止材で封止する必要がない。これにより、メンテナンス時に天板を取り外す際にも封止材を剥がす必要がなくなるため、メンテナンス性が高まる。従って、防水性とメンテナンス性とが両立されたフード状部材を実現することができる。
以下、本発明の好適な態様について説明する。但し、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定される訳ではない。
一態様として、
前記係合部は、前記建造物の壁面に平行に延びる平行壁部を有し、
前記係止部は、先端側に向かうにしたがって前記建造物の壁面から離間するように傾斜して延びる傾斜壁部を有し、当該傾斜壁部の先端部で前記係合部の前記平行壁部に線接触していることが好ましい。
この構成によれば、係合部と係止部とが線接触により係合する構造を容易かつ適切に実現することができるとともに、係止部の下端部で係合部に線接触させることで、水分の侵入をより効果的に抑制することができる。よって、枠体と天板との間の防水性をさらに高めることができる。
本発明のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
長尺体カバーの建造物への接続構造の斜視図 フードボックスの分解斜視図 枠体の斜視図 天板の断面図 枠体と天板との係合構造を示す断面図 枠体と天板との他の係合構造を示す断面図 フードカバーの分解斜視図
フード状部材の実施形態について、図面を参照して説明する。図1に示すように、フード状部材1は、例えばビル空調システムにおいて、建造物90とその建造物90に形成された開口部92を通って配設される長尺体70を覆う長尺体カバー80との接続箇所に設けられる。本実施形態のフード状部材1は、フードボックス1Aであり、建造物90と長尺体カバー80との接続箇所を四方から覆って配置されている。
本実施形態のビル空調システムでは、室外機95がビルの屋上に配設され、当該室外機95と各部屋に配設された室内機とが長尺体70の一例としての配管で接続されている。長尺体70(配管)は、ビルの屋上に設置された例えばハト小屋等の建造物90の外壁91に形成された開口部92を通って、室外から室内に導入されている。長尺体70は、外観を良好に維持するとともに日光や雨風からの保護を図るとの観点から、室外側では長尺体カバー80の一例としての配管カバー内に収容されて用いられている。長尺体カバー80は、一対のカバー側板81と、その上方を覆うようにそれらに亘って固定されたカバー天板82とを備えている。
図2に示すように、フードボックス1Aは、枠体10と、一対の側板20と、底板30と、正面板40と、天板50とを備えている。これらのうち、少なくとも天板50は一体の部材として構成されている。本実施形態では、側板20、底板30、及び天板50が、それぞれ一体の部材として構成されている。
枠体10は、建造物90に固定される。枠体10は、建造物90の外壁91に形成された開口部92の周囲を取り囲むように、外壁91に固定される。図2及び図3に示すように、枠体10は、上枠部11と一対の側枠部14とを有している。上枠部11は、開口部92の上方に固定され、一対の側枠部14は開口部92の両側に固定され、これにより、枠体10は、下向きのU字状をなして開口部92を上方及び両側から取り囲むように固定される。
また、枠体10は、後縁板15と側縁板16とを有している。後縁板15は、上枠部11及び側枠部14の両方に設けられており、それぞれにおける後端から内方に向かって延在している。後縁板15は、建造物90の外壁91に平行に、外壁91に接するように配置される。後縁板15には、外壁91に予め固定されたアンカーボルト等の固定部材が挿通される取付孔18が所定間隔で複数形成されている。この取付孔18に固定部材を挿通させてナット等で締結することで、枠体10が外壁91に固定される。
側縁板16は、側枠部14だけに設けられている。側縁板16は、後縁板15から直角に屈曲しており、建造物90の外壁91に対して直交するように配置される。側縁板16には、例えばボルトやビス等の締結部材が螺合される螺合穴19が所定間隔で複数形成されている。
本実施形態では、図3に示すように、上枠部11に、第一段差部12と第二段差部13との2つの段差部が形成されている。第二段差部13は、第一段差部12よりも上方に位置している。後縁板15の上端部に連続して第一段差部12が設けられており、その第一段差部12の上端部に連続して第二段差部13が設けられている。第一段差部12は、後縁板15の上端部から水平に延びる第一水平壁部12Aと、第一水平壁部12Aの前端部から垂直に立ち上がる第一鉛直壁部12Bとを有する。第二段差部13は、第一鉛直壁部12Bの上端部から水平に延びる第二水平壁部13Aと、第二水平壁部13Aの前端部から垂直に立ち上がる第二鉛直壁部13Bとを有する。
第一水平壁部12A及び第二水平壁部13Aは、枠体10が外壁91に固定されたとき、外壁91に対して直交して延びるように配置される。第一鉛直壁部12B及び第二鉛直壁部13Bは、枠体10が外壁91に固定されたとき、外壁91に平行に延びるように配置される。第一段差部12により外壁91と枠体10との間に形成される空間(外壁91と第一水平壁部12Aと第一鉛直壁部12Bとで三方を囲まれる空間)には、例えばコーキング材やゴム状発泡体等の封止材60が配設される。本実施形態では、第一段差部12により封止材配設部Sが構成されている。また、第二段差部13を構成する第二鉛直壁部13Bに、後述する天板50の後縁板53が係合する。本実施形態では、第二段差部13により係合部Eが構成されており、また、第二鉛直壁部13Bが「平行壁部」に相当する。このようにして、枠体10に、第二段差部13(係合部E)が第一段差部12(封止材配設部S)から離間して設けられている。
第一段差部12の深さは、特に限定されないが、枠体10と外壁91との間の隙間を十分に封止可能な量の封止材60を配設することができるだけの深さとなっていることが好ましい。第一段差部12の深さは、例えば10mm以上であることが好ましく、12mm以上であることがより好ましい。第二段差部13の深さは、特に限定されないが、天板50との実際の係合部位を第一段差部12に配設された封止材60から十分に離間させ得るだけの深さとなっていることが好ましい。第二段差部13の深さは、例えば20mm以上であることが好ましく、25mm以上であることがより好ましい。また、第二段差部13の深さは、第一段差部12の深さの1.5倍以上であることが好ましく、2倍以上であることがより好ましい。
側板20は、建造物90の外壁91に形成された開口部92の側方を覆うように、枠体10に固定される。図2に示すように、側板20は、側板本体21と前縁板22と後縁板23と上縁板24と下縁板25とを有している。側板本体21は、側面視で矩形状に形成されている。側板本体21は、枠体10に固定された状態で、その上端部が前方に向かうに従って下方に向かう傾斜辺に形成されている。前縁板22は、側板本体21における前端から内方に向かって延在している。後縁板23は、側板本体21における後端から外方に向かって延在している。上縁板24は、側板本体21における上端から内方に向かって延在している。下縁板25は、側板本体21における下端から内方に向かって延在している。側板本体21における後端部及び下端部には、例えばボルトやビス等の締結部材が挿通される挿通孔27が所定間隔で複数形成されている。また、側板本体21における上端部及び前縁板22には、例えばボルトやビス等の締結部材が螺合される螺合穴28が所定間隔で複数形成されている。
底板30は、建造物90の外壁91に形成された開口部92の下方を覆うように、側板20に固定される。底板30は、底板本体31と前縁板32と後縁板33と一対の側縁板34とを有している。底板本体31、平面視で矩形状に形成されている。前縁板32は、底板本体31における前端から上方に向かって延在している。後縁板33は、底板本体31における後端から上方に向かって延在している。側縁板34は、底板本体31における両側端から上方に向かって延在している。前縁板32及び側縁板34には、例えばボルトやビス等の締結部材が螺合される螺合穴36が所定間隔で複数形成されている。
正面板40は、フードボックス1Aに接続される長尺体カバー80の周囲を覆うように、側板20及び底板30に固定される。正面板40は、本実施形態では上方構成板41と一対の側方構成板45とに分割構成されている。上方構成板41は、長尺体カバー80の上方を覆うように配置され、側方構成板45は、長尺体カバー80の側方を覆うように配置される(図1を参照)。上方構成板41は、上方構成板本体42と上縁板43と起立片44とを有している。上方構成板本体42は、正面視で横長の矩形状に形成されている。上縁板43は、上方構成板本体42における上端から後方に向かって延在している。起立片44は、上方構成板本体42における下端中央部から前方に向かって起立形成されている。上方構成板本体42における両側端部には、例えばボルトやビス等の締結部材が挿通される挿通孔49aと切欠部49bとが上下に分かれて形成されている。
側方構成板45は、側方構成板本体46と下縁板47と起立片48とを有している。側方構成板本体46は、正面視で縦長の矩形状に形成されている。下縁板47は、側方構成板本体46における下端から後方に向かって延在している。起立片48は、側方構成板本体46における内端中央部から前方に向かって起立形成されている。側方構成板本体46における両側端部には、例えばボルトやビス等の締結部材が挿通される挿通孔49aが所定間隔で複数形成されている。
天板50は、建造物90の外壁91に形成された開口部92の上方を覆うように、枠体10及び側板20に取り付けられる。図2及び図4に示すように、天板50は、天板本体51と前縁板52と後縁板53と一対の側縁板54とを有している。天板本体51は、平面視で矩形状に形成されている。前縁板52は、天板本体51における前端から下方に向かって延在している。後縁板53は、天板本体51における後端から下方に向かって延在している。側縁板54は、天板本体51における両側端から下方に向かって延在している。側縁板54には、例えばボルトやビス等の締結部材が挿通される挿通孔56が所定間隔で複数形成されている。
天板50は、天板本体51が側板20の上縁板24に重ね合わされ、前縁板52が上方構成板41の上端部に重ね合わされ、側縁板54が側板20の側板本体21の上端部に重ね合わされた状態で、側板20に固定される。天板50(天板本体51)は、後縁板53側から前縁板52側に向かうに従って下方に向かうように傾斜状に配置される。本実施形態では、天板本体51と前縁板52とのなす角αは鈍角に設定され、天板本体51と後縁板53とのなす角βは鋭角に設定されている。ここで、水平面に対する天板50(天板本体51)の傾斜角度をθとすると、なす角αは、90°よりも傾斜角度θだけ大きい角度に設定されている(α=90°+θ)。また、なす角βは、90°よりも傾斜角度θだけ小さい角度よりもさらに小さい角度に設定されている(β<90°-θ)。
このような角度設定により、天板本体51が側板20の上縁板24に重ね合わされ、前縁板52が上方構成板41の上端部に重ね合わされた状態で、後縁板53は、先端側に向かうにしたがって建造物90の外壁91から離間するように傾斜して延びる状態となる。そして、後縁板53は、図5に示すように、その先端部53Aで、係合部Eを構成する第二段差部13の第二鉛直壁部13Bに対して線接触する状態となる。本実施形態では、後縁板53により係止部Lが構成されており、また、当該後縁板53それ自体が「傾斜壁部」に相当する。
天板本体51と後縁板53とのなす角βは、特に限定されないが、第二鉛直壁部13Bと後縁板53とのなす角(=90°-β-θ)が3°~25°の範囲内となるように設定されていることが好ましい。なす角βは、第二鉛直壁部13Bと後縁板53とのなす角が5°~15°の範囲内となるように設定されていることがより好ましい。
本実施形態のフードボックス1Aは、以下の手順に従って組み立てることができる。
まず、建造物90の外壁91の開口部92を取り囲むように、枠体10を外壁91に固定する。このとき、外壁91に予め設けられていた固定部材(例えばアンカーボルト等)を枠体10の取付孔18に挿通させてナット等で締結することで、枠体10を外壁91に固定する。
次に、枠体10の側縁板16に側板20の側板本体21の後端部を重ね合わせた状態で、枠体10に一対の側板20を固定する。このとき、締結部材(例えばボルトやビス等)を側板20の挿通孔27に挿通させつつ枠体10の螺合穴19に締結することで、一対の側板20を枠体10に固定する。
次に、側板20の下縁板25に底板30の底板本体31の両側端部が載置された状態で、一対の側板20に底板30を固定する。このとき、締結部材を側板20の挿通孔27に挿通させつつ底板30(側縁板34)の螺合穴36に締結することで、底板30を一対の側板20に固定する。
次に、側方構成板本体46の外側端部を側板20の前縁板22及び底板30の前縁板32に重ね合わせた状態で、側板20及び底板30に側方構成板45を固定する。このとき、締結部材を側方構成板45の挿通孔49aに挿通させつつ底板30(側縁板34)の螺合穴36及び側板20(前縁板22)の螺合穴28に締結することで、側方構成板45を側板20及び底板30に固定する。なお、その際、上端側の挿通孔49aに挿通させる締結部材は、完全には締結せずに緩締め状態としておく。
この状態で、配管工事を行い、ビルの屋上に長尺体70(配管)及び長尺体カバー80を敷設する。長尺体カバー80の一対のカバー側板81の端部は、側方構成板45の起立片48に固定される。
次に、カバー側板81の上方において、上方構成板本体42の両側端部を側板20の前縁板22及び側方構成板本体46の上端部に重ね合わせた状態で、側方構成板45を一部介して、側板20に上方構成板41を固定する。このとき、緩締め状態の締結部材に対して上方から上方構成板41の切欠部49bを差し込むとともに、締結部材を上方構成板41の挿通孔49aに挿通させつつ側板20(前縁板22)の螺合穴28に締結することで、上方構成板41を一対の側板20に固定する。緩締め状態の締結部材は、その後、締め増して完全締結する。また、上方構成板41の起立片44及び一対のカバー側板81に重ね合わせた状態で、一対のカバー側板81にカバー天板82を固定する。
その後、枠体10の上枠部11に形成された第一段差部12に封止材60を充填する(図5を参照)。
次に、天板50の天板本体51を側板20の上縁板24に重ね合わせ、前縁板52を上方構成板41の上端部に重ね合わせ、側縁板54を側板20の側板本体21の上端部に重ね合わせた状態で、側板20に天板50を固定する。このとき、締結部材を天板50の挿通孔56に挿通させつつ側板20の上端部の螺合穴28に締結することで、天板50を一対の側板20に固定する。なお、この状態で、天板50の後縁板53が、枠体10の係合部Eを構成する第二段差部13の第二鉛直壁部13Bに係止する。本実施形態では、天板50と枠体10とが少なくとも係合している限り、これらが間に側板20を介して互いに固定されるような態様も、「取り付けられる」の概念に含まれる。
組立後のフードボックス1Aにおいて、図5に示すように、封止材60が配設される封止材配設部Sは、天板50に係合する係合部Eから離間している。このため、設置後、封止材60を剥がすことなく天板50を取り外すことができるので、メンテナンス性に優れる。よって、設置後における作業性の向上が図られている。
また、封止材配設部Sと係合部Eとを離間させることで、分割されていない一体構造の天板50を用いることができ、実際、本実施形態では一体構造の天板50が用いられている。このため、例えば二分割構造の天板を用いるような構成に比べて、部品点数の増加が回避されている。よって、初期設置時の施工性が良好であるとともに、コスト面でも特段の不都合はない。
なお、封止材配設部Sと係合部Eとを離間させることで、枠体10と天板50との実際の係合箇所が外部に露出することになる。この場合でも、枠体10の係合部Eを構成する第二段差部13の第二鉛直壁部13Bに対して、天板50の後縁板53をその先端部53Aで線接触させているので、枠体10と天板50との間の隙間に到達した水滴が表面張力の作用によってより奥深くまで侵入するのを抑制することができる。よって、枠体10と天板50との間の防水性を高めることができる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記の実施形態では、係止部Lを構成する天板50の後縁板53が、平坦に形成されているとともにその先端部53Aで係合部Eを構成する第二段差部13の第二鉛直壁部13Bに線接触する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば図6に示すように、後縁板53が屈曲形成され、その屈曲端53Bで第二鉛直壁部13Bに線接触しても良い。
(2)上記の実施形態では、封止材60が配設される封止材配設部Sが枠体10に設けられている構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、必ずしも枠体10に封止材配設部Sが設けられなくても良い。
(3)上記の実施形態において説明した、枠体10、側板20、底板30、正面板40、及び天板50の具体的形状等は、本発明の趣旨に反しない範囲内で適宜変更が可能である。例えば、正面板40が分割構造ではなく一体構造を有するように構成されても良いし、長尺体カバー80が正面板40ではなく底板30に接続されるように構成されても良い。或いは、天板50が一体構造ではなく分割構造を有するように構成されても良い。
(4)上記の実施形態では、初期設置時に、建造物90の外壁91に枠体10を固定した後、これに一対の側板20、底板30、正面板40、及び長尺体カバー80を固定した段階で封止材配設部Sに封止材60を充填する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば建造物90の外壁91に枠体10を固定した段階ですぐに封止材60を充填しても良い。このような場合には、障害物の少ない状態で封止材60を充填することができるので、初期設置時の施工性が良好なものとなる。或いは、フードボックス1Aの全体の組み立てが完了した後、最後に封止材60を充填しても良い。
(5)上記の実施形態では、本発明をフードボックス1Aに適用した例について説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば図7に示すようなフードカバー1Bにも、本発明を適用することができる。
(6)上述した各実施形態(上記の実施形態及びその他の実施形態を含む;以下同様)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で例示であって、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
1 フード状部材
1A フードボックス
1B フードカバー
10 枠体
11 上枠部
12 第一段差部
13 第二段差部
13B 第二鉛直壁部(平行壁部)
53 後縁板(傾斜壁部)
60 封止材
70 長尺体(配管)
80 長尺体カバー
90 建造物
92 開口部
S 封止材配設部
E 係合部
L 係止部

Claims (2)

  1. 建造物と前記建造物に形成された開口部を通って配設される長尺体を覆う長尺体カバーとの接続箇所に設けられるフード状部材であって、
    前記建造物に固定される枠体と、前記枠体に取り付けられて前記開口部の上方を覆う天板と、を備え、
    前記枠体は、前記天板に係合する係合部を有するとともに、前記天板は、天板本体と、前記枠体の前記係合部に係止される係止部と、を有し、
    前記係止部は、前記天板本体の後端から下方に延びる後縁壁部を有し、
    前記係合部と前記係止部とが、前記後縁壁部の先端部で線接触により係合しているフード状部材。
  2. 前記係合部は、前記建造物の壁面に平行に延びる平行壁部を有し、
    前記後縁壁部は、先端側に向かうにしたがって前記建造物の壁面から離間するように傾斜して延びており、当該後縁壁部の先端部で前記係合部の前記平行壁部に線接触している請求項1に記載のフード状部材。
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