JP7215112B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明は、コイル部品に関する。
従来のコイル部品として、たとえば、特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載のコイル部品は、互いに対向する一対の端面と、互いに対向する一対の主面と、互いに対向する一対の側面と、を有する素体と、素体内に配置されており、一対の側面の対向方向に沿ってコイル軸が延在しているコイルと、を備えている。
特開2006-32430号公報
コイル部品では、回路基板などに実装された場合、素体に撓みが生じると、素体にクラックが発生し得る。コイル部品では、撓みが発生した場合、実装面に配置されている外部電極の縁に応力が集中し易い。そのため、素体におけるクラックは、外部電極の縁を起点として端面に向かって発生し得る。コイル部品では、高い特性を得るために、素体内においてコイルの径を大きく確保することがある。このような構成では、外部電極の縁の近傍にもコイルが配置されているため、外部電極の縁とコイルとの間の距離が短くなり、素体の厚みが小さくなる。そうすると、外部電極の縁を起点として素体にクラックが発生し易くなる。
本発明の一側面は、クラックの発生を抑制できるコイル部品を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るコイル部品は、互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有し、一方の主面が実装面である素体と、素体内に配置されており、一対の側面の対向方向に沿ってコイル軸が延在しているコイルと、素体の一対の端面側のそれぞれに配置されている一対の外部電極と、を備え、一対の外部電極のそれぞれは、少なくとも、端面及び実装面にわたって配置されており、一対の側面の対向方向から見て、コイルと実装面とが最も近接する位置でのコイルと実装面との間の第1距離は、コイルと実装面に配置されている一対の外部電極のそれぞれの電極部分の縁とが最も近接する位置でのコイルと当該縁との間の第2距離よりも小さい。
本発明の一側面に係るコイル部品では、コイルと実装面との間の第1距離は、実装面に配置されている一対の外部電極のそれぞれの電極部分の縁とコイルとの間の第2距離よりも小さい(第1距離<第2距離)。すなわち、第2距離は、第1距離よりも長い。このように、コイル部品では、実装面における外部電極の縁とコイルとの間の第2距離を確保する(長くする)ことにより、外部電極の縁とコイルとの間に存在する素体の厚みを大きくできる。これにより、コイル部品では、外部電極の縁付近の素体の強度を確保できる。したがって、コイル部品では、クラックの発生を抑制できる。
一実施形態においては、一対の側面の対向方向から見て、コイルの一対の前記端面の対向方向における内縁の間の距離は、一対の前記端面の前記対向方向における一方の前記外部電極の前記縁と他方の前記外部電極の前記縁との間の距離よりも短くてもよい。この構成では、一対の側面の対向方向から見て、外部電極の電極部分の縁と端面とを結ぶ直線によって囲まれる領域にコイルの内縁が配置されない構成とすることができる。したがって、クラックによるコイルの断線を抑制できる。
一実施形態においては、一対の側面の対向方向から見て、コイルの一対の端面の対向方向における外縁の間の距離は、一対の端面の対向方向における一方の外部電極の縁と他方の外部電極の縁との間の距離よりも短くてもよい。この構成では、一対の側面の対向方向から見て、外部電極の電極部分の縁と端面とを結ぶ直線によって囲まれる領域にコイルが配置されない構成とすることができる。したがって、クラックによるコイルの断線を回避できる。
一実施形態においては、コイルにおいて、一対の端面の対向方向で延在する部分と一対の主面の対向方向で延在する部分との実装面側の交差部分である角部は、一対の側面の対向方向から見て、コイル軸側に凹んだ形状を呈していてもよい。この構成では、コイルの径の拡大を図りつつ、コイルと実装面との間の第1距離が、実装面に配置されている一対の外部電極のそれぞれの電極部分の縁とコイルとの間の第2距離よりも小さい構成とすることができる。
一実施形態においては、素体は、ガラス成分を含んだ材料で形成されており、素体における一対の端面、一対の主面及び一対の側面のそれぞれの表面側の第1領域は、当該第1領域よりも素体の内側の第2領域に比べて、ガラス成分を多く含んでいてもよい。素体にガラス成分が多く含まれると、素体の強度は低くなる。そのため、外部電極の縁を起点とするクラックが発生し易くなり得る。このような構成においては、第1距離よりも第2距離を大きくすることにより、素体の厚みを確保できるため、クラック発生の抑制に特に有効である。
本発明の一側面によれば、クラックの発生を抑制できる。
図1は、一実施形態に係る積層コイル部品の斜視図である。 図2は、図1に示す積層コイル部品の素体の分解斜視図である。 図3は、積層コイル部品の素体の構成を示す図である。 図4は、積層コイル部品のコイルの構成を示す図である。 図5は、他の実施形態に係る積層コイル部品のコイルの構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、積層コイル部品1は、素体2と、素体2の両端部にそれぞれ配置された第1外部電極4及び第2外部電極5と、を備えている。
素体2は、直方体形状を呈している。直方体形状には、角部及び稜線部が面取りされている直方体の形状、及び、角部及び稜線部が丸められている直方体の形状が含まれる。素体2は、その外表面として、互いに対向している一対の端面2a,2bと、互いに対向している一対の主面2c,2dと、互いに対向している一対の側面2e、2fと、を有している。一対の主面2c,2dが対向している対向方向が第1方向D1である。一対の端面2a,2bが対向している対向方向が第2方向D2である。一対の側面2e,2fが対向している対向方向が第3方向D3である。本実施形態では、第1方向D1は、素体2の高さ方向である。第2方向D2は、素体2の長手方向であり、第1方向D1と直交している。第3方向D3は、素体2の幅方向であり、第1方向D1と第2方向D2とに直交している。
一対の端面2a,2bは、一対の主面2c,2dの間を連結するように第1方向D1に延びている。一対の端面2a,2bは、第3方向D3(一対の主面2c,2dの短辺方向)にも延びている。一対の側面2e,2fは、一対の主面2c,2dの間を連結するように第1方向D1に延びている。一対の側面2e,2fは、第2方向D2(一対の端面2a,2bの長辺方向)にも延びている。本実施形態では、主面2dは、積層コイル部品1を他の電子機器(たとえば、回路基板、又は、電子部品など)に実装する際、他の電子機器と対向する実装面として規定される。
図2に示されるように、素体2は、一対の側面2e,2fが対向している方向に複数の誘電体層(絶縁体層)11が積層されて構成されている。素体2では、複数の誘電体層11の積層方向(以下、単に「積層方向」と称する。)が第3方向D3と一致する。各誘電体層11は、ガラス成分を含む誘電体材料で形成されている。具体的には、各誘電体層11は、ガラスセラミック材料を含むセラミックグリーンシートの焼結体から構成される。誘電体材料としては、たとえばBaTiO系、Ba(Ti,Zr)O系、又は(Ba,Ca)TiO系などの誘電体セラミックである。実際の素体2では、各誘電体層11は、各誘電体層11の間の境界が視認できない程度に一体化されている。
図3に示されるように、素体2では、外表面側の第1領域A1は、第1領域A1よりも内部側の第2領域A2に比べて、ガラス成分の含有率(濃度)が高い。言い換えれば、第2領域A2は、第1領域A1に比べて、ガラス成分の含有率が低い。素体2では、第1外部電極4及び第2外部電極5を形成する際に、第1外部電極4及び第2外部電極5の材料に含まれるガラス成分(ガラスフリット)が素体2に拡散することにより、第1領域A1のガラス成分の含有率が第2領域A2よりも高くなり得る。実際の素体2では、図3に示されているように、第1領域A1と第2領域A2とは明確に区別されていない。また、実装の素体2では、第1領域A1の一部において、第2領域A2よりもガラス成分の含有率が低い部分が存在していてもよい。
図1に示されるように、第1外部電極4は、素体2の端面2a側に配置されており、第2外部電極5は、素体2の端面2b側に配置されている。すなわち、第1外部電極4及び第2外部電極5は、一対の端面2a,2bの対向方向に互いに離間して位置している。第1外部電極4及び第2外部電極5は、導電材(たとえば、Ag又はPdなど)を含んでいる。第1外部電極4及び第2外部電極5は、導電性金属粉末(たとえば、Ag粉末又はPd粉末など)及びガラスフリットを含む導電性ペーストの焼結体として構成される。第1外部電極4及び第2外部電極5には、電気めっきが施されることにより、その表面にはめっき層が形成されている。電気めっきには、たとえばNi、Snなどが用いられる。
第1外部電極4は、一方の端面2a側に配置されている。第1外部電極4は、端面2a上に位置する第1電極部分4aと、主面2c上に位置する第2電極部分4bと、主面2d上に位置する第3電極部分4cと、側面2e上に位置する第4電極部分4dと、側面2f上に位置する第5電極部分4eと、の5つの電極部分を含んでいる。第1電極部分4aと第2電極部分4b、第3電極部分4c、第4電極部分4d及び第5電極部分4eとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第1外部電極4は、1つの端面2a、一対の主面2c,2d、及び一対の側面2e,2fの五面に形成されている。第1電極部分4a、第2電極部分4b、第3電極部分4c、第4電極部分4d及び第5電極部分4eは、一体的に形成されている。
本実施形態では、第1外部電極4の第2電極部分4b及び第3電極部分4cの縁(端面)は、たとえば第3方向D3に沿っている。第2電極部分4bの縁は、主面2c上において、直線的に形成されている。第3電極部分4cの縁は、主面2d上において、直線的に形成されている。第1外部電極4の第4電極部分4d及び第5電極部分4eの縁は、第1方向D1に沿っている。第4電極部分4dの縁は、側面2e上において、直線的に形成されている。第5電極部分4eの縁は、側面2f上において、直線的に形成されている。なお、第2電極部分4b、第3電極部分4c、第4電極部分4d及び第5電極部分4eのそれぞれの縁の形状は、湾曲していてもよいし、凹凸状に形成されていてもよい。
第2外部電極5は、他方の端面2b側に配置されている。第2外部電極5は、端面2b上に位置する第1電極部分5aと、主面2c上に位置する第2電極部分5bと、主面2d上に位置する第3電極部分5cと、側面2e上に位置する第4電極部分5dと、側面2f上に位置する第5電極部分5eと、の5つの電極部分を含んでいる。第1電極部分5aと第2電極部分5b、第3電極部分5c、第4電極部分5d及び第5電極部分5eとは、素体2の稜線部において接続されており、互いに電気的に接続されている。第2外部電極5は、1つの端面2b、一対の主面2c,2d、及び一対の側面2e,2fの五面に形成されている。第1電極部分5a、第2電極部分5b、第3電極部分5c、第4電極部分5d及び第5電極部分5eは、一体的に形成されている。
本実施形態では、第2外部電極5の第2電極部分5b及び第3電極部分5cの縁は、たとえば第3方向D3に沿っている。第2電極部分5bの縁は、主面2c上において、直線的に形成されている。第3電極部分5cの縁は、主面2d上において、直線的に形成されている。第2外部電極5の第4電極部分5d及び第5電極部分5eの縁は、第1方向D1に沿っている。第4電極部分5dの縁は、側面2e上において、直線的に形成されている。第5電極部分5eの縁は、側面2f上において、直線的に形成されている。なお、第2電極部分5b、第3電極部分5c、第4電極部分5d及び第5電極部分5eのそれぞれの縁の形状は、湾曲していてもよいし、凹凸状に形成されていてもよい。
積層コイル部品1は、図2に示されるように、素体2内にコイル8が配置されている。図2に示されるように、コイル8は、第1導体20と、第2導体22と、第3導体24と、第4導体26と、が電気的に接続されて構成されている。第1導体20、第2導体22、第3導体24及び第4導体26は、コイルの導体として通常用いられる導電性材料(たとえば、Ni又はCuなど)からなる。第1導体20、第2導体22、第3導体24及び第4導体26は、上記導電性材料を含む導電性ペーストの焼結体として構成される。
第1導体20は、第1部分20aと、第2部分20bと、第3部分20cと、を有している。第1部分20a、第2部分20b及び第3部分20cは、所定の幅を有している。第1部分20aと第2外部電極5とは、第2接続部28によって電気的に接続されている。第2接続部28は、第1部分20aと一体的に形成されている。第2接続部28は、素体2の端面2bに露出しており、第2外部電極5と直接的に接続されている。
第2導体22は、第1部分22aと、第2部分22bと、第3部分22cと、を有している。第1部分22a、第2部分22b及び第3部分22cは、所定の幅を有している。第1導体20と第2導体22とは、スルーホール導体30によって電気的に接続されている。具体的には、第1導体20の第3部分20cの一端部と第2導体22の第1部分22aの一端部とが、スルーホール導体30によって接続されている。
第3導体24は、第1部分24aと、第2部分24bと、第3部分24cと、を有している。第1部分24a、第2部分24b及び第3部分24cは、所定の幅を有している。第2導体22と第3導体24とは、スルーホール導体32によって電気的に接続されている。具体的には、第2導体22の第3部分22cの一端部と第3導体24の第1部分24aの一端部とが、スルーホール導体32によって接続されている。
第4導体26は、第1部分26aと、第2部分26bと、第3部分26cと、第4部分26dと、を有している。第1部分26a、第2部分26b、第3部分26c及び第4部分26dは、所定の幅を有している。第1部分26aと第1外部電極4とは、第1接続部29によって電気的に接続されている。第1接続部29は、第1部分26aと一体的に形成されている。第1接続部29は、素体2の端面2aに露出しており、第1外部電極4と直接的に接続されている。第3導体24と第4導体26とは、スルーホール導体34によって電気的に接続されている。具体的には、第3導体24の第3部分24cの一端部と第4導体26の第1部分26aの一端部とが、スルーホール導体34によって接続されている。
図3及び図4に示されるように、コイル8のコイル軸AX(軸心方向)は、第3方向D3(一対の側面2e,2fの対向方向)に沿って延在している。すなわち、コイル8のコイル軸AXは、素体2の実装面である主面2dに平行に延在している。図3及び図4では、第3方向D3に沿った方向から見たときの、コイル8の形状を示している。
コイル8は、第3方向D3に沿った方向から見て、コイル軸AX側に凹んだ部分を有している。具体的には、コイル8は、第1外部電極4に近接する角部8a、及び、第2外部電極5に近接する角部8bを有している。角部8aは、コイル8において、第1方向D1に延在する部分と第2方向D2に延在する部分との主面2d側の交差部分である。角部8aは、第1導体20の第3部分20c及び第3導体24の第3部分24cで構成されている。角部8aは、コイル軸AX側に凸となるように内側に湾曲している。これにより、コイル8の角部8aは、コイル軸AX側に凹んだ形状を呈している。
角部8bは、コイル8において、第1方向D1に延在する部分と第2方向D2に延在する部分との主面2d側の交差部分である。角部8bは、第2導体22の第2部分22b及び第4導体26の第2部分26bで構成されている。角部8bは、コイル軸AX側に凸となるように内側に湾曲している。これにより、コイル8の角部8bは、コイル軸AX側に凹んだ形状を呈している。
図4に示されるように、コイル8の内縁8eは、第3方向D3に沿った方向から見て、第1外部電極4及び第2外部電極5よりも第2方向D2の内側に位置している。すなわち、コイル8の内縁8eは、第3方向D3に沿った方向から見て、第1外部電極4の第1電極部分4a、第2電極部分4b、第3電極部分4c、第4電極部分4d及び第5電極部分4eのそれぞれの縁と、第2外部電極5の第1電極部分5a、第2電極部分5b、第3電極部分5c、第4電極部分5d及び第5電極部分5eのそれぞれの縁との間に配置されている。
コイル8の内縁8eの第2方向D2における間の距離W2は、第1外部電極4の第1電極部分4a、第2電極部分4b、第3電極部分4c、第4電極部分4d及び第5電極部分4eのそれぞれの縁と第2外部電極5の第1電極部分5a、第2電極部分5b、第3電極部分5c、第4電極部分5d及び第5電極部分5eのそれぞれの縁との間の距離W1よりも小さい(W2<W1)。距離W2は、たとえば対向する内縁8eの間の最長距離である。距離W1は、例えば第1外部電極4の第1電極部分4a、第2電極部分4b、第3電極部分4c、第4電極部分4d及び第5電極部分4eのそれぞれの縁と第2外部電極5の第1電極部分5a、第2電極部分5b、第3電極部分5c、第4電極部分5d及び第5電極部分5eのそれぞれの縁との間の最短距離である。この構成により、第3方向D3に沿った方向から見て、コイル8の内縁8eは、第1外部電極4(第4電極部分4d及び第5電極部分4e)及び第2外部電極5(第4電極部分5d及び第5電極部分5e)のそれぞれと重ならない。本実施形態では、コイル8の一部は、第3方向D3に沿った方向から見て、第1外部電極4(第4電極部分4d及び第5電極部分4e)及び第2外部電極5(第4電極部分5d及び第5電極部分5e)のそれぞれと重なっている。
第3方向D3に沿った方向から見て、コイル8と主面2dとが最も近接する位置における、コイル8と主面2dとの間の距離を第1距離L1とする。すなわち、第1距離L1は、コイル8と主面2dとの間の最短距離である。第3方向D3に沿った方向から見て、コイル8と第1外部電極4の第3電極部分4cの縁4ceとが最も近接する位置における、コイル8と縁4ceとの間の距離を第2距離L2とする。すなわち、第2距離L2は、コイル8と第1外部電極4の第3電極部分4cの縁4ceとの間の最短距離である。同様に、第3方向D3に沿った方向から見て、コイル8と第2外部電極5の第3電極部分5cの縁5ceとが最も近接する位置における、コイル8と縁5ceとの間の距離を第2距離L2とする。すなわち、第2距離L2は、コイル8と第2外部電極5の第3電極部分5cの縁5ceとの間の最短距離である。第2距離L2は、主面2dと第3電極部分4cの縁4ce(第3電極部分5cの縁5ce)との接点とコイル8との結ぶ直線の距離である。
積層コイル部品1では、第1距離L1は、第2距離L2よりも小さい(短い)(L1<L2)。言い換えれば、第2距離L2は、第1距離L1よりも大きい(長い)。すなわち、積層コイル部品1では、コイル8と主面2dとが最も近接する位置における、コイル8と主面2dとの間の素体2の厚みよりも、コイル8と第1外部電極4の第3電極部分4cの縁4ceとが最も近接する位置における、コイル8と縁4ceとの間の素体2の厚みが大きい。同様に、積層コイル部品1では、コイル8と主面2dとが最も近接する位置における、コイル8と主面2dとの間の素体2の厚みよりも、コイル8と第2外部電極5の第3電極部分5cの縁5ceとが最も近接する位置における、コイル8と縁5ceとの間の素体2の厚みが大きい。
以上説明したように、本実施形態に係る積層コイル部品1では、コイル8と主面2d(実装面)との間の第1距離L1は、主面2dに配置されている第1外部電極4及び第2外部電極5のそれぞれの第3電極部分4c,5cの縁4ce,5ceとコイル8との間の第2距離L2よりも小さい(第1距離L1<第2距離L2)。すなわち、第2距離L2は、第1距離L1よりも長い。このように、積層コイル部品1では、第1外部電極4及び第2外部電極5のそれぞれの第3電極部分4c,5cの縁4ce,5ceとコイル8との間の第2距離L2を確保する(長くする)ことにより、第1外部電極4及び第2外部電極5のそれぞれの第3電極部分4c,5cの縁4ce,5ceとコイル8との間に存在する素体2の厚みを大きくできる。これにより、積層コイル部品1では、第1外部電極4及び第2外部電極5のそれぞれの第3電極部分4c,5cの縁4ce,5ce付近の素体2の強度を確保できるため、縁4ce,5ceを起点とするクラックの発生を抑制できる。
本実施形態に係る積層コイル部品1では、第3方向D3に沿った方向から見て、コイル8における第2方向D2における内縁8eの間の距離W2は、第2方向D2における第1外部電極4の第3電極部分4cの縁4ceと第2外部電極5の第3電極部分5cの縁5ceとの間の距離W1よりも短い。この構成では、第3方向D3に沿った方向から見て、第1外部電極4の第3電極部分4cの縁4ceと端面2aとを結ぶ直線によって囲まれる領域にはコイル8の内縁8eが配置されない。同様に、積層コイル部品1では、第3方向D3に沿った方向から見て、第2外部電極5の第3電極部分5cの縁5ceと端面2bとを結ぶ直線によって囲まれる領域にはコイル8の内縁8eが配置されない。そのため、積層コイル部品1では、素体2において第1外部電極4の縁4ceを起点として端面2aに向かってクラックが発生した場合、及び/又は、第2外部電極5の縁5ceを起点として端面2bに向かってクラックが発生した場合であっても、コイル8に断線が生じることを抑制できる。したがって、積層コイル部品1では、クラックが生じた場合であってもコイル8に不具合が生じないため、信頼性の向上が図れる。
本実施形態に係る積層コイル部品1では、コイル8の一部は、第3方向D3に沿った方向から見て、第1外部電極4(第4電極部分4d及び第5電極部分4e)及び第2外部電極5(第4電極部分5d及び第5電極部分5e)のそれぞれと重なっている。この構成では、コイル8の径を確保できる。したがって、積層コイル部品1では、コイル8の特性(L値)の向上が図れる。
本実施形態に係る積層コイル部品1では、素体2は、ガラス成分を含んだ材料で形成されている。積層コイル部品1では、素体2における一対の端面2a,2b、一対の主面2c,2d及び一対の側面2e,2fのそれぞれの表面側の第1領域A1は、第1領域A1よりも素体2の内側の第2領域A2に比べて、ガラス成分を多く含んでいる。積層コイル部品1を製造する工程において、素体2、第1外部電極4及び第2外部電極5を形成する材料にガラス成分が含まれていると、第1外部電極4及び第2外部電極5を形成(焼成)したときに、第1外部電極4及び第2外部電極5のガラス成分が素体2に拡散する。これにより、素体2においては、素体2の外表面側の第1領域A1の方が第2領域A2よりもガラス成分の含有率が高くなる。素体2にガラス成分が多く含まれると、素体2の強度は低くなる。そのため、積層コイル部品1では、第1外部電極4の第3電極部分4cの縁4ce又は第2外部電極5の第3電極部分5cの縁5ceを起点とするクラックが発生し易くなり得る。このような構成においては、第1距離L1よりも第2距離L2を大きくすることにより、素体2の厚みを確保できるため、クラック発生の抑制に特に有効である。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
上記実施形態では、コイル8の内縁8eの第2方向D2における間の距離W2が、第1外部電極4の第1電極部分4a、第2電極部分4b、第3電極部分4c、第4電極部分4d及び第5電極部分4eの縁と第2外部電極5の第1電極部分5a、第2電極部分5b、第3電極部分5c、第4電極部分5d及び第5電極部分5eの縁との間の距離W1よりも小さい(W2<W1)形態を一例に説明した。しかし、コイルの形状はこれに限定されない。
図5に示されるように、積層コイル部品1Aでは、コイル8Aにおいて、第3方向D3に沿った方向から見て、コイル8Aの第2方向D2における外縁8oの間の距離W3は、第2方向D2における第1外部電極4の第3電極部分4cの縁4ceと第2外部電極5の第3電極部分5cの縁5ceとの間の距離W1よりも短い。この構成により、第3方向D3に沿った方向から見て、コイル8Aは、第1外部電極4(第4電極部分4d及び第5電極部分4e)及び第2外部電極5(第4電極部分5d及び第5電極部分5e)のそれぞれと重ならない。
積層コイル部品1Aでは、第3方向D3に沿った方向から見て、第1外部電極4の第3電極部分4cの縁4ceと端面2aとを結ぶ直線によって囲まれる領域にはコイル8Aが配置されない。同様に、積層コイル部品1Aでは、第3方向D3に沿った方向から見て、第2外部電極5の第3電極部分5cの縁5ceと端面2bとを結ぶ直線によって囲まれる領域にはコイル8Aが配置されない。そのため、積層コイル部品1Aでは、素体2において第1外部電極4の縁4ceを起点として端面2aに向かってクラックが発生した場合、及び/又は、第2外部電極5の縁5ceを起点として端面2bに向かってクラックが発生した場合であっても、当該クラックの経路上にコイル8Aが配置されていない。これにより、積層コイル部品1Aでは、クラックによってコイル8Aに断線が生じることを回避できる。したがって、積層コイル部品1Aでは、クラックが生じた場合であってもコイル8Aに不具合が生じないため、信頼性の向上が図れる。
上記実施形態では、第1外部電極4が、第1電極部分4a、第2電極部分4b、第3電極部分4c、第4電極部分4d及び第5電極部分4eを有している形態を一例に説明した。しかし、第1外部電極4は、少なくとも第1電極部分4a及び第3電極部分4cを有していればよい。第2外部電極5が、第1電極部分5a、第2電極部分5b、第3電極部分5c、第4電極部分5d及び第5電極部分5eを有している形態を一例に説明した。しかし、第2外部電極5は、少なくとも第1電極部分5a及び第3電極部分5cを有していればよい。
上記実施形態では、コイル8が第1導体20、第2導体22、第3導体24及び第4導体26から構成される形態を一例に説明した。しかし、コイルを構成する導体の数(コイルの巻回数)は、これに限定されない。導体の数は、コイル部品の設計(所望する特性)に応じて適宜設定されればよい。
上記実施形態では、コイル8が角部8a,8bを有する形態を一例に説明した。また、コイル8Aの外縁8oが矩形状を呈する形態を一例に説明した。しかし、コイルの形状は、様々な形状を採用し得る。
1,1A…積層コイル部品、2…素体、2a,2b…端面、2c,2d…主面(実装面)、2e,2f…側面、4…第1外部電極、4c…第3電極部分、4ce…縁、5…第2外部電極、5c…第3電極部分、5ce…縁、8,8A…コイル、8e…内縁、8o…外縁。

Claims (4)

  1. 互いに対向している一対の端面と、互いに対向している一対の主面と、互いに対向している一対の側面と、を有し、一方の前記主面が実装面である素体と、
    前記素体内に配置されており、一対の前記側面の対向方向に沿ってコイル軸が延在しているコイルと、
    前記素体の一対の前記端面側のそれぞれに配置されている一対の外部電極と、を備え、
    一対の前記外部電極のそれぞれは、少なくとも、前記端面及び前記実装面にわたって配置されており、
    一対の前記側面の前記対向方向から見て、前記コイルと前記実装面とが最も近接する位置での前記コイルと前記実装面との間の第1距離は、前記コイルと前記実装面に配置されている一対の前記外部電極のそれぞれの電極部分の縁とが最も近接する位置での前記コイルと当該縁との間の第2距離よりも小さく、
    前記コイルにおいて、一対の前記端面の対向方向で延在する部分と一対の前記主面の対向方向で延在する部分との前記実装面側の交差部分である角部は、一対の前記側面の前記対向方向から見て、前記コイル軸側に凹んだ形状を呈している、コイル部品。
  2. 一対の前記側面の前記対向方向から見て、前記コイルの一対の前記端面の対向方向における内縁の間の距離は、一対の前記端面の前記対向方向における一方の前記外部電極の前記縁と他方の前記外部電極の前記縁との間の距離よりも短い、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 一対の前記側面の前記対向方向から見て、前記コイルの一対の前記端面の対向方向における外縁の間の距離は、一対の前記端面の前記対向方向における一方の前記外部電極の前記縁と他方の前記外部電極の前記縁との間の距離よりも短い、請求項1又は2に記載のコイル部品。
  4. 前記素体は、ガラス成分を含んだ材料で形成されており、
    前記素体における一対の前記端面、一対の前記主面及び一対の前記側面のそれぞれの表面側の第1領域は、当該第1領域よりも前記素体の内側の第2領域に比べて、前記ガラス成分を多く含んでいる、請求項1~のいずれか一項に記載のコイル部品。
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