JP7304776B2 - 制御弁装置、及びそれを備える油圧駆動システム - Google Patents
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Description
前記制御モードを選択すべく選択装置と、前記油圧ポンプから前記ブームシリンダに給排される作動油の流れを制御するブーム用制御弁装置と、を備え、前記ブームシリンダは、前記油圧シリンダであって、前記ブーム用制御弁装置は、前述する制御弁装置であり、前記制御弁は、前記スプールの位置を変えることによって前記ブームシリンダに給排される作動油の流れを制御するものである。
油圧駆動システム1は、図1に示す通り、主に2つの油圧ポンプ11L,11Rと、5つの制御弁13~16と、複数の操作装置17L,17R,18~20と、制御装置21とを備えている。2つの油圧ポンプ11L,11Rの各々は、詳しくは図示しないがエンジン又は電動機等の駆動源に繋がっており、駆動源からの動力を受けて回転して作動油を吐出する。このような機能を有する2つの油圧ポンプ11L,11Rは、例えば可変容量型の斜板ポンプであり、斜板11La,11Raを有している。斜板11La,11Raは、図示しないレギュレータによって傾転角を変えることがで、傾転角を変えることによって油圧ポンプ11L,11Rの吐出流量が変わる。このように構成されている油圧ポンプ11L,11Rには、第1及び第2ポンプ通路31L,31Rが夫々接続され、油圧ポンプ11L,11Rから各ポンプ通路31L,31Rに作動油が吐出される。即ち、第1ポンプ通路31Lには、第1油圧ポンプ11Lが接続され、更に左側走行モータ用制御弁12L、第1ブーム用制御弁13、及びバケット用制御弁14が並列的に接続されている。また、第2ポンプ通路31Rは、第2油圧ポンプ11Rが接続され、更に右側走行モータ用制御弁12R、第2ブーム用制御弁15、及びアーム用制御弁16が接続されている。
図1及び2に示すように油圧駆動システム1では、フロート機能を達成すべく、第1ブーム用制御弁13が以下のように構成されている。即ち、第1ブーム用制御弁13は、第1ポンプ通路31L(より詳しくは、第1ポンプ通路31Lと第1ブーム用制御弁13とを繋ぐ油通路34)と、タンク22と、ブームシリンダ3のヘッド側ポート3a及びロッド側ポート3bと接続されており、スプール13cの位置を変えることによってそれらの接続状態を切換えることができる。また、スプール13cには、互いに抗するように各電磁比例制御弁13a,13bのパイロット圧p1,p2が作用しており、出力されるパイロット圧p1,p2(又はそれらの差圧|p1-p2|)に応じてストロークしてその位置を変える。これにより、油通路34と、タンク22と、ブームシリンダ3のヘッド側ポート3a及びロッド側ポート3bとの接続状態が切換えられる。
また、油圧駆動システム1は、アームの先端部にブレーカを取り付けて岩石等を破砕する際に、ブレーカをブーム等の自重にて岩石に押さえつけるべくブレーカモード機能を有している。更に詳細に説明すると、油圧駆動システム1は、ブレーカモード選択装置24を更に備えており、ブレーカモード選択装置24は、制御装置21と電気的に接続されている。ブレーカモード選択装置24は、例えばスイッチであり、操作されることによってモード選択指令を制御装置21に出力する。制御装置21は、フロートモード選択装置23からモード選択指令を受けると、制御モードを通常モードからブレーカ制御モードに切替える。第2制御モードであるブレーカ制御モードでは、ブーム用操作装置18の操作レバー18aが操作される(より詳しくは、下降操作が行われる)と、制御装置21がスプール13cを第2オフセット位置A2に移動すべく電磁比例制御弁13bに信号を出力すると共に以下のような制御を実行する。即ち、制御装置21は、電磁弁36に開閉信号を出力し、カット制御弁33を作動させて背圧側通路35を閉じる。そうすると、油通路34が閉じられてブームシリンダ3と油圧ポンプ11Lとの間が遮断され、ロッド側ポート3bの圧力が保持される。他方、ヘッド側ポート3aがタンク圧となるので、ブームが自重で降下してブレーカが地面に降ろされる。この状態では、ブームの上昇動作が制限されるので、ブレーカを地面に自重でしっかりと押さえつけながら破砕作業を行うことができ、またブレーカからの反力によりブームを介して車両本体が持ち上がることを抑制することができる。
前述する説明において、本発明が適用される油圧機械の一例として油圧ショベルが挙げられているが、必ずしも油圧ショベルに限定されない。即ち、本発明が適用される油圧機械は、フロート機能又はブレーカモード機能を有する油圧機械及び機器であればよい。また、油圧駆動システム1では、フロート機能及びブレーカモード機能の両方を兼ね備えているが、必ずしも両方を兼ね備えている必要はなく、少なくとも一方の機能を有するものであればよい。なお、油圧駆動システム1がブレーカモード機能だけを有する場合、必ずしもブーム用制御弁13のスプール13cは第3オフセット位置A3に移動可能に構成されている必要はない。また、フロート制御モードにおいて、第1油圧ポンプ11Lから第1ブーム用制御弁13に流れる作動油を止める遮断機構は、必ずしも前述するような遮断機構30である必要はなく、別の制御弁等によって構成されてもよい。例えば、遮断機構は、必ずしも油通路34に設けられている必要はなく、第1ポンプ通路31Lに介在してもよい。また、適用する対象もブームシリンダに限定されず、アームシリンダやバケットシリンダ等であってもよく、その他の油圧シリンダであってもよい。
2 制御弁装置
3 ブームシリンダ(油圧シリンダ)
3a ヘッド側ポート
3b ロッド側ポート
11L 第1油圧ポンプ(油圧ポンプ)
13 第1ブーム用制御弁(制御弁)
13a 電磁比例制御弁
13b 電磁比例制御弁
13c スプール
18 ブーム用操作装置(操作装置)
21 制御装置
22 タンク
23 フロートモード選択装置(選択装置)
24 ブレーカモード選択装置(選択装置)
30 遮断機構
32 メータインカット弁
33 カット制御弁
34 油通路(通路)
35 背圧側通路
40 バルブブロック
40a スプール孔
Claims (5)
- 油圧シリンダを作動させるべく前記油圧シリンダに給排される作動油の流れを制御する制御弁装置であって、
中立位置から第1及び第2位置に移動することができるスプールを有し、油圧ポンプに接続され、前記油圧ポンプから吐出される作動油を前記油圧シリンダに流すことができ、前記スプールの位置を変えることによって前記油圧シリンダに給排される作動油の流れを制御する制御弁と、
入力される操作信号に応じた圧力のパイロット圧を夫々出力して前記スプールの位置を変える電磁比例制御弁と、
前記油圧ポンプと前記制御弁とを繋ぐ通路に介在し、前記通路を遮断して前記油圧ポンプから前記制御弁を介して前記油圧シリンダに給排される作動油を止めることができる遮断機構と、
操作装置に対する操作に応じた操作信号を前記電磁比例制御弁の各々に出力する制御装置とを備え、
前記制御弁は、入力される第1指令信号に応じた圧力のパイロット圧が前記電磁比例制御弁から出力されると、前記油圧シリンダのヘッド側ポート及びロッド側ポートの両方をタンクに接続する第3位置に前記スプールを移動させることができ、前記スプールが第2位置に位置している状態で前記油圧シリンダの前記ロッド側ポートを前記油圧ポンプに接続し且つ前記油圧シリンダの前記ヘッド側ポートをタンクに接続し、
前記制御装置は、制御モードを選択可能であって、第1制御モードが選択されると、前記遮断機構を作動させて前記通路を遮断すると共に前記電磁比例制御弁に第1指令信号を出力可能になり、第2制御モードが選択されている状態で前記スプールが第2位置に位置していると、前記遮断機構によって前記通路を遮断する、制御弁装置。 - 前記遮断機構は、背圧室を有し、前記背圧室の圧力に応じて前記通路を遮断して前記制御弁から前記油圧ポンプへと前記通路を逆流する作動油の流れを止めることができる逆流防止機能を有するメータインカット弁と、前記背圧室からの圧油の排出を止めて前記メータインカット弁に前記通路を遮断させるカット制御弁と有し、
前記制御弁は、第1制御モードが選択されると、前記カット制御弁に前記背圧室からの圧油の排出を止めさせて前記通路を遮断させる、請求項1に記載の制御弁装置。 - 前記制御弁は、前記スプールを移動可能に収容しているバルブブロックを有し、
前記バルブブロックは、前記スプールが移動可能に収容されているスプール孔と、前記通路が形成され、
前記メータインカット弁は、前記通路に挿入するように前記バルブブロックに収容され、
前記カット制御弁は、前記メータインカット弁に取り付けられている、請求項2に記載の制御弁装置。 - 油圧シリンダを作動させるべく前記油圧シリンダに給排される作動油の流れを制御する制御弁装置であって、
中立位置から第1及び第2位置に移動することができるスプールを有し、作動油を前記油圧シリンダに流すべく油圧ポンプと接続され、前記スプールの位置を変えることによって前記油圧シリンダに給排される作動油の流れを制御する制御弁と、
前記油圧ポンプと前記制御弁とを繋ぐ通路に介在し、前記通路を遮断して前記油圧ポンプから前記制御弁を介して前記油圧シリンダに給排される作動油を止める遮断機構と、
入力される操作信号に応じた圧力のパイロット圧を夫々出力して前記スプールの位置を変える電磁比例制御弁と、
操作装置に対する操作に応じた操作信号を前記電磁比例制御弁の各々に出力する制御装置と、を備え、
前記制御弁は、前記スプールが第2位置に位置している状態で前記油圧シリンダのヘッド側ポートをタンクに接続し、
前記制御装置は、制御モードを選択可能であって、第2制御モードが選択されている状態で前記スプールが第2位置に位置していると、前記遮断機構によって前記通路を遮断する、制御弁装置。 - 油圧ショベルのブームを動かすブームシリンダに作動油を給排して前記ブームシリンダを駆動する油圧駆動システムであって、
作動油を吐出する油圧ポンプと、
前記ブームを動かすべく操作される操作装置と、
前記制御モードを選択すべく選択装置と、
前記油圧ポンプから前記ブームシリンダに給排される作動油の流れを制御するブーム用制御弁装置と、を備え、
前記ブームシリンダは、前記油圧シリンダであって、
前記ブーム用制御弁装置は、請求項1乃至4の何れか1つに記載の前記制御弁装置であり、
前記制御弁は、前記スプールの位置を変えることによって前記ブームシリンダに給排される作動油の流れを制御する、油圧駆動システム。
Priority Applications (2)
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| JP2019160255A JP7304776B2 (ja) | 2019-09-03 | 2019-09-03 | 制御弁装置、及びそれを備える油圧駆動システム |
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2019160255A JP7304776B2 (ja) | 2019-09-03 | 2019-09-03 | 制御弁装置、及びそれを備える油圧駆動システム |
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| JP2021038792A JP2021038792A (ja) | 2021-03-11 |
| JP7304776B2 true JP7304776B2 (ja) | 2023-07-07 |
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Family Applications (1)
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| JP2019160255A Active JP7304776B2 (ja) | 2019-09-03 | 2019-09-03 | 制御弁装置、及びそれを備える油圧駆動システム |
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