JP7347332B2 - 内燃機関用のスパークプラグ - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関用のスパークプラグに関する。
内燃機関用のスパークプラグは、一般に、筒状の絶縁碍子の内側に、中心電極が保持されている。中心電極の先端部は、絶縁碍子の先端側から内燃機関の燃焼室に突出し、接地電極と対向している。中心電極の基端部は、絶縁碍子の内周面に形成された段部に係止される係止部と、係止部よりも基端側に形成された電極頭部とを有する。絶縁碍子の内側において、中心電極の基端側には、導電性ガラスからなるシール材及び抵抗体が収容されており、中心電極は、これら導電性シール材及び抵抗体を介して、外部からの給電部となるステムに電気的に接続されている。
ここで、スパークプラグには、繰り返しの火花放電に対する電極の耐久性が要求される。これに対し、特許文献1には、中心電極の電極頭部を短化して、絶縁碍子の内側に保持される中心電極と、金属製のハウジングとの間の静電容量を低減する技術が開示されている。中心電極の基端部は、段部に接触するツバ部と、ツバ部の基端側に突出する頭部からなり、頭部は、導電部と絶縁部とが凹凸嵌合して構成されている。このとき、ツバ部に続く導電部が短化することにより、静電容量が低減し、容量放電による電極チップの消耗を抑制することが可能になる。
特許第06087990号公報
特許文献1の技術では、導電部の短化により導電性シール材のシール高さが低くなることを抑制するために、導電部に接合された絶縁部を、導電性シール材よりも基端側へ突出して、抵抗体に埋設している。このように構成すると、絶縁部と抵抗体との固着によって耐衝撃性の低下が抑制可能となる一方で、導電部の基端面が絶縁部に接しているために、導電部と抵抗体とをつなぐ導電経路が大きく制限されてしまう。
そのために、制限された導電経路の電気的負荷が高くなり、例えば、導電性シール材や抵抗体が損傷してしまうと、中心電極と接地電極のギャップ間に火花放電を形成できなくなるおそれがあった。また、例えば、スパークプラグに伝わる振動によって、中心電極に、回転方向の外力が作用したときに、導電性シール材又は抵抗体との固着性が低下するおそれがあった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、中心電極の電極頭部を短化した構成においても、電極頭部と抵抗体との間の導電経路を確保しながら、耐衝撃性の低下を抑制することができる内燃機関用のスパークプラグを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、
筒状のハウジング(3)の内側に保持される筒状の絶縁碍子(2)と、
上記絶縁碍子の内側に保持されると共に、上記絶縁碍子の先端側から突出する先端部(41a)が、接地電極(5)と対向する中心電極(4)と、
上記絶縁碍子の内側において、上記中心電極の基端側に充填される導電性シール材(6)及び上記導電性シール材を介して上記中心電極と電気的に接続される抵抗体(11)と、を有する内燃機関用のスパークプラグ(1)であって、
上記中心電極は、軸状の基部(41)の基端側に設けられ、上記絶縁碍子の内周面に形成された段部(21)に基端側から係止される係止部(42)と、上記係止部よりも基端側において上記基部よりも大径の柱状に形成され、外周側面(44)に縦溝(7)を有する電極頭部(43)とを有し、
上記縦溝は、上記外周側面の複数箇所においてプラグ軸方向(X)に形成され、上記電極頭部の基端側表面(45)に開口すると共に、プラグ径方向(Y)における最大深さ位置(P)が、上記係止部と上記段部との当接面における内側係止端位置(P1)よりも外側にある、内燃機関用のスパークプラグにある。
上記内燃機関用のスパークプラグにおいて、絶縁碍子の内側に保持される中心電極は、電極頭部の外周の複数箇所に、基端側表面からプラグ軸方向に延びる縦溝を有するので、絶縁碍子の内側に充填される導電性シール材との接触面積が増大する。縦溝に充填される導電性シール材は、電極頭部の外周側及び基端側に充填される導電性シール材と一体化されるので、導電性シール材を介して、電極頭部が絶縁碍子の内側に良好に固着される。また、縦溝に充填される導電性シール材によって、回転方向の固着強度が向上する。縦溝は、最大深さとなる位置が、係止部の内側係止端位置よりも外側にあるので、縦溝の形成位置における係止部と段部とのシール性を確保することができる。したがって、導電性及びシール性を維持しつつ、耐衝撃性を向上可能であるので、電極頭部の軸方向長を短くして、静電容量を低減し、電極耐久性を高めることができる。
以上のごとく、上記態様によれば、中心電極の電極頭部を短化した構成においても、電極頭部と抵抗体との間の導電経路を確保しながら、耐衝撃性の低下を抑制することができる内燃機関用のスパークプラグを提供することができる内燃機関用のスパークプラグを提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、内燃機関用のスパークプラグの主要部である中心電極を基端側から見た電極頭部の平面図、電極頭部付近の中心電極の側面図及びその要部拡大図。 実施形態1における、内燃機関用のスパークプラグのプラグ軸方向における全体断面図。 実施形態1における、スパークプラグの絶縁碍子の内側に保持される中心電極の状態を示すプラグ径方向及びプラグ軸方向の断面図。 従来構成のスパークプラグにおける、絶縁碍子の内側に保持される中心電極の状態を示すプラグ軸方向の断面図。 実施形態2における、スパークプラグの主要部である中心電極を基端側から見た平面図、及び、電極頭部付近の側面図。 実施形態3における、スパークプラグの主要部である中心電極を基端側から見た平面図、電極頭部付近の断面図及び側面図。 実施形態3における、中心電極のカシメ組付け方法を説明する工程図。 実施形態3の変形例における、スパークプラグの主要部である中心電極を基端側から見た平面図、電極頭部付近の断面図及び側面図。 実施形態3の変形例における、中心電極のカシメ組付け方法を説明する工程図。 実施形態4における、スパークプラグの主要部である中心電極を基端側から見た平面図、電極頭部付近の断面図及び側面図。 実施形態4における、中心電極のカシメ組付け方法を説明する工程図。 実施形態5における、スパークプラグの主要部である中心電極を基端側から見た平面図、及び、電極頭部付近の側面図。 実施形態5の変形例における、スパークプラグの主要部である中心電極を基端側から見た平面図、及び、電極頭部付近の側面図。 実施形態5の変形例における、スパークプラグの主要部である中心電極を基端側から見た平面図、及び、電極頭部付近の側面図。 実施形態5の変形例における、スパークプラグの主要部である中心電極を基端側から見た平面図、及び、電極頭部付近の側面図。
(実施形態1)
内燃機関用のスパークプラグに係る実施形態について、図1~図3を参照して説明する。本形態のスパークプラグ1は、図1、図2に示すごとく、絶縁碍子2と、ハウジング3と、中心電極4と、接地電極5と、導電性シール材6と、抵抗体11とを有する。
なお、本明細書において、スパークプラグ1の延出方向をプラグ軸方向Xとし、プラグ軸方向Xと直交する方向をプラグ径方向Yとする。また、プラグ軸方向Xにおいて、内燃機関の燃焼室に挿入される側を先端側とし、その反対側を基端側と称する。
筒状の絶縁碍子2は、筒状のハウジング3の内側に保持されており、中心電極4は、絶縁碍子2の内側に保持されている。中心電極4は、軸状の基部41の先端部41aが、絶縁碍子2の先端側に突出して、接地電極5と対向している。絶縁碍子2の内側において、導電性シール材6は、中心電極4の基端側に充填されており、抵抗体11は、導電性シール材6を介して中心電極4と電気的に接続される。
中心電極4は、係止部42と、電極頭部43とを有する。係止部42は、基部41の基端側に設けられ、絶縁碍子2の内周面に形成された段部21に基端側から係止される。電極頭部43は、係止部42よりも基端側において、基部41よりも大径の柱状に形成されており、外周側面44に縦溝7を有する。
縦溝7は、外周側面44の複数箇所においてプラグ軸方向Xに形成され、電極頭部43の基端側表面45に開口する。また、縦溝7は、プラグ径方向Yにおける最大深さ位置Pが、係止部42と段部21との当接面における内側係止端位置P1よりも外側となるように形成される。
絶縁碍子2の段部21は、基部41の外側に隙間を有して内周角部21aが位置し、この内周角部21aから基端側へテーパ面状に拡がる形状を有する。内側係止端位置P1は、基端側へテーパ面状に拡がる形状の係止部42と、段部21とが当接する最も内側の位置である。
縦溝7の最大深さ位置Pとは、プラグ径方向Yにおいて、縦溝7を形成する凹陥部が最も深くなり、プラグ軸Aに最も近くなる位置である。好適には、最大深さ位置Pは、係止部42と段部21との当接面における外側係止端位置P2よりも内側にある。外側係止端位置P2は、係止部42と、段部21とが当接する最も外側の位置である。
好適には、中心電極4は、電極頭部43が、導電性シール材6に埋設されている。電極頭部43は、その外周側及び基端側に充填される導電性シール材6を介して抵抗体11と電気的に接続される。具体的には、導電性シール材6は、電極頭部43の外周側面44及び基端側表面45に密接すると共に、縦溝7内に充填されている。
このような構成により、電極頭部43の軸方向長を短くしつつ、その固着性を高めて、耐衝撃性を向上させることができ、係止部42におけるシール性や外部への導電経路を確保して、信頼性の高いスパークプラグ1とすることができる。
以下、内燃機関のスパークプラグ1の構成について、詳述する。
本形態において、内燃機関は、例えば、自動車用エンジンである。図2に示すように、スパークプラグ1は、図示しないエンジン燃焼室に取り付けられるハウジング3を有し、ハウジング3の内側に、絶縁碍子2を介して中心電極4を同軸的に保持している。中心電極4は、プラグ軸方向Xに延びる略円柱軸状に形成され、ハウジング3及び絶縁碍子2は、プラグ軸方向Xに貫通する筒穴を有する略円筒状に形成される。
中心電極4は、略一定径の基部41に連続する小径の先端部41aを有し、先端部41aは、絶縁碍子2の筒穴の先端側から突出して、ハウジング3の先端側に取り付けられる接地電極5との間に、火花放電ギャップGを形成している。ここで、プラグ軸方向Xは、スパークプラグ1の軸方向であると共に、中心電極4の軸方向と一致している。同様に、プラグ軸Aは中心電極4の中心軸と一致する。
絶縁碍子2の内側において、中心電極4の基端側には、導電性ガラスからなる導電性シール材6を介して、導電性セラミックスからなる抵抗体11が充填されている。抵抗体11の基端側には、導電性ガラスからなる導電性シール材60を介して、略円柱軸状のステム12が配置されている。ステム12の大径の基端部は、絶縁碍子2の基端側に突出して、外部の電源に接続される給電端子となる。中心電極4は、導電性シール材6、抵抗体11及び導電性シール材60を介して、ステム12に電気的に接続されている。
図3に示すように、中心電極4には、基部41の基端側に、係止部42と電極頭部43とが、この順に一体的に設けられる。係止部42は、基端側へ向けて拡径するテーパ面状であり、絶縁碍子2の内側に形成されるテーパ面状の段部21に、基端側から当接することにより係止される。電極頭部43は、係止部42よりも基端側に位置して、基部41よりも大径の略円柱形状に形成されており、全体が導電性シール材6に埋設されている。
図1の上図及び中図に示すように、中心電極4は、基部41から電極頭部43へ至る全体が、電極芯材4Aと、その外周表面を所定厚さで被覆する被覆材4Bとの二層構造となっている。電極芯材4Aは、導電性の良好な金属材料(例えば、Cu等)からなり、被覆材4Bは、耐熱性の良好な金属材料(例えば、Ni基合金等)からなる。電極頭部43の基端側表面45は、本実施形態では、凹凸のない平坦面となっており、電極芯材4Aと被覆材4Bの端面が露出している。
電極頭部43には、外周側面44の周方向の4箇所に、略同一形状の縦溝7が等間隔で形成されている。4箇所の縦溝7は、それぞれプラグ軸方向Xに形成され、プラグ軸Aと平行な所定幅の溝であり、一端側が、電極頭部43の基端側表面45に開口すると共に、他端側が、係止部42となるテーパ面に開口している。プラグ径方向Yにおいて、縦溝7は、外周側面44からプラグ軸Aへ向けて略半円弧状に凹陥する形状を有する。
これにより、電極頭部43は、プラグ軸Aを中心とする回転対称形状(すなわち、4回対称形状)となっている。電極頭部43の外周輪郭は、プラグ軸Aを中心とする仮想円Cの一部である、外向き円弧状の外周側面44の輪郭と、内向き円弧状の縦溝7の輪郭とが交互に現れる凹凸円弧状となる。ここで、内向き円弧状とは、プラグ軸Aへ向かう側が凸となる円弧であり、外向き円弧状とは、プラグ軸Aから離れる側へ凸となる円弧を示す。本実施形態においては、電極頭部43の外周輪郭を形成する被覆材4Bと、その内側に位置する電極芯材4Aの両方が、凹凸円弧状の輪郭を有する。
プラグ径方向Yにおいて、縦溝7の溝幅Wは、外周側面44に開口する縦溝7の最大幅であり、好適には、基部41の幅W1(すなわち、直径)よりも小さいことが望ましい。ここでは、例えば、基部41の幅W1の1/2程度ないしそれ以下に設定される。縦溝7の形成部位における、電極頭部43の幅は仮想円Cの直径よりも小さくなっており、電極頭部43の最小幅W2は、基部41の幅W1よりも大きい。縦溝7の溝幅Wに対応する仮想円Cの輪郭長A1は、2つの縦溝7の間の外周側面44の輪郭長A2よりも小さいことが望ましい。
このように、縦溝7が形成された電極頭部43の外形が、仮想円Cから大きく外れない範囲で、縦溝7の溝幅Wや溝深さを、適宜設定するとよい。このとき、縦溝7が深いほど、最小幅W2は小さくなり、仮想円Cの輪郭から離れる。また、溝幅Wが広いほど、輪郭長A1が大きく、輪郭長A2が小さくなり、仮想円Cの輪郭から離れる。
図3において、絶縁碍子2の内周面には、基端側の大径部と先端側の小径部との接続部に、基端側へ向けて拡径するテーパ面状の段部21が形成されており、同様のテーパ面を有する中心電極4の係止部42が密接している。係止部42の最外周縁部は、その基端側の電極頭部43に接続しており、電極頭部43の外周側及び基端側に充填される導電性シール材6によって、絶縁碍子2の大径部と小径部との間が封止されている。このとき、中心電極4の基部41と絶縁碍子2の小径部との隙間は、図示しないエンジン燃焼室に開口しているため、導電性シール材6によるシール性を確保することが重要となる。
図1の下図に示すように、中心電極4の係止部42は、内周縁部42aが、内向きに凸となるR形状を有して、その先端側の基部41に接続している。係止部42の外周縁部は、外向きに凸となるR形状を有している。内周縁部42aの外周側には、段部21の内周角部21aが位置しており、内周角部21aは、内周縁部42aに対応するR形状を有している。これにより、係止部42は、内周縁部42aから外側の外周縁部へ至る円環状のテーパ面を、実質的な当接面として、段部21のテーパ面上に係止される。この当接面の最も内側の位置が、内側係止端位置P1となり、最も外側の位置が、外側係止端位置P2となる。当接面の有効長L0は、見かけの斜面長L1から内周縁部42a及び外周縁部に相当する部分を除いた長さであり、内側係止端位置P1と外側係止端位置P2との間の斜面長である。
このとき、縦溝7の形成位置におけるシール性を確保するために、縦溝7は、最大深さとなる最大深さ位置Pが、内側係止端位置P1よりも外側となるように形成される。最大深さ位置Pと内側係止端位置P1との間の距離が大きいほど、縦溝7の形成位置におけるシール長Lが長くなる。したがって、組付け時に、加熱により軟化した導電性シール材6が、絶縁碍子2の小径部と基部41との隙間へ漏れ出るのを抑制することができ、シール性が良好となる。好適には、シール長Lが、当接面の有効長L0に対して、1/4倍~3/4倍(例えば、1/2倍)程度の長さとなるように、適宜設定される。
図1の中図において、電極頭部43は、軸方向長(すなわち、高さH)が径方向長よりも短い扁平形状である。プラグ軸方向Xにおいて、電極頭部43の高さHは、最短の径方向長(すなわち、プラグ径方向Yにおける最小幅W2)よりも短く、例えば、基部41の幅W1と同等程度となっている。係止部42の高さH1は、電極頭部43の高さHよりも低くなっている。電極頭部43の高さH、係止部42の高さH1及びテーパ角度は、所望の固着性、シール性が確保できる範囲で、適宜設定することができる。
電極頭部43に形成される縦溝7の数や大きさは、必ずしも限定されるものではないが、外周側面44の周方向の2箇所以上、好適には3箇所以上に、プラグ軸Aを中心とする回転対称形状に均等配置されることが望ましい。これにより、電極頭部43の周囲に導電性シール材6が均等に充填されて、中心電極4の中心軸のずれを抑制しプラグ軸Aと同軸に位置させやすくなる。
図3において、絶縁碍子2の内側には、電極頭部43の外周側及び基端側に、導電性シール材6が充填される。導電性シール材6は、例えば、銅等の導体を含有するガラスからなる。スパークプラグ1を組み立てる際には、絶縁碍子2の内側に、まず中心電極4を基端側から挿入し、中心電極4の係止部42を、絶縁碍子2の段部21に係止する。次いで、導電性シール材6となる粉末材料を充填して、中心電極4の電極頭部43を覆うように配置し、その基端側に、抵抗体11となる粉末材料を充填する。抵抗体11の基端側には、導電性シール材60となる粉末材料及びステム12が、順に配置される(例えば、図2参照)。
そして、ステム12が配置された絶縁碍子2を高温に加熱して、充填された粉末材料のガラス層を軟化させ流動性を付与した状態で、絶縁碍子2に対してステム12を先端側に押圧し、軟化した材料を圧縮しながら組付けを行う。その後、冷却することで、各粉末材料が導電性シール材6、60及び抵抗体11となって、絶縁碍子2の内側において固定される。この過程で、電極頭部43の周囲に充填された導電性シール材6は、外周側面44と絶縁碍子2の内周面との間、縦溝7の内部に入り込み、基端側からの押圧力により、電極頭部43及び絶縁碍子2の表面に密着する。このとき、縦溝7は、電極頭部43の基端側表面45及び外周側面44の両方に開口するので、縦溝7の内部に充填される導電性シール材6は、電極頭部43の外周側及び基端側に充填される導電性シール材6と一体化する。
これにより、電極頭部43は、その周囲に充填される導電性シール材6に埋設された状態で、絶縁碍子2の内側に固着される。電極頭部43は、外周に略円弧状の複数の縦溝7を有することにより、導電性シール材6との接合面積が増加して固着性が高まると共に、外周側の導電性シール材6と凹凸嵌合する形状となって、回転方向の固着力が向上する。すなわち、エンジン燃焼室内の燃焼ガス圧や熱、振動等の衝撃力によって、中心電極4に加わる回転方向の力を、電極頭部43の縦溝7に充填される導電性シール材6が受けて、電極頭部43の緩み等を抑止し、固着力を保持する。
参考形態として示すように、図4に示す従来構造では、例えば、中心電極100の電極頭部10を、大径部10Aとその基端側の小径部10Bとの2段構造としている。その場合には、導電性シール材6との接合面積を増加させることはできるものの、回転方向の衝撃力を緩和する構造となっていない。そのため、電極頭部10に接する導電性シール材6の剥離や破損等により空間が形成されて、導電性シール材6との電気的接続が不良になるおそれがある。また、電極頭部10の軸方向長が長くなることで、ハウジング3との間の静電容量が増加し、絶縁碍子2に電荷が蓄積しやすくなるために、点火時に容量放電による電流が重畳されて、電極消耗の要因となりやすい。
本形態の構成によれば、電極頭部43の高さHを、従来よりも低くした形状においても、強固な固着性を有し、シール性及び導電性を確保することができる。また、絶縁碍子2に保持される電極頭部43とハウジング3との間の静電容量が低減し、電極消耗が抑制されて、スパークプラグ1の長寿命化が可能になる。あるいは、点火時の放電エネルギを高めることが可能になり、エンジン制御条件範囲が広がることにより、エミッションの改善又は燃費の向上等に寄与できる。
(実施形態2)
本実施形態は、図5に示すごとく、中心電極4の電極頭部43の形状を、実施形態1と異ならせた形態である。スパークプラグ1の基本構成は、実施形態1と同様であり、以下、相違点を中心に説明する。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本実施形態においても、中心電極4の電極頭部43には、外周側面44の周方向の4箇所に、プラグ軸方向Xに延びる縦溝7が形成されている。さらに、電極頭部43の基端側表面45には、4箇所の縦溝7に連通するように、プラグ径方向Yに延びる+溝(すなわち、プラス溝)形状の凹溝71が形成されている。凹溝71は、基端側表面45の中心部から、基端側表面45に開口する4箇所の縦溝7に向けて4方向へ延びる溝であり、プラグ軸Aを中心とする回転対称形状(すなわち、4回対称形状)となっている。
凹溝71は、基端側表面45から先端側へ略U字状に凹陥する溝であり、基端側表面45における溝幅W3は、略半円弧状の縦溝7の溝幅Wよりも狭くなっている。このように、電極頭部43に、縦溝7に連続する凹溝71が形成されることにより、電極頭部43と導電性シール材6との接合面積が向上する。また、凹溝71が縦溝7と一体的に形成されることにより、組付け時には、電極頭部43の基端側表面45に供給される導電性シール材6が、凹溝71を介して縦溝7に流入する。これにより、軟化した導電性シール材6が、絶縁碍子2の内側の空間に行き渡ると共に、内部の残留空気が追い出されて、縦溝7内に十分な量の導電性シール材6を確実に導入することができる。そして、凹溝71と縦溝7に充填される導電性シール材6が一体化されて、固着性を向上させる。
これにより、電極頭部43が、その周囲に充填される導電性シール材6を介して、絶縁碍子2の内側に、より強固に固着される。また、電極頭部43の外周側に配置される縦溝7に加えて、基端側に配置される凹溝71が、プラグ軸Aを中心とする回転対称形状を有するので、回転方向の力に対して、電極頭部43と導電性シール材6との間の固着強度が向上し、導電性シール材6の剥離や破損等を抑制する効果が高まる。したがって、静電容量の低減による電極消耗の抑制と、耐衝撃性の向上とを高度に両立させて、信頼性の高いスパークプラグ1とすることができる。
なお、凹溝71の配置や形状は、特に限定されるものではなく、縦溝7の配置や形状に応じて、適宜変更することができる。例えば、縦溝7が周方向の6箇所に形成される場合には、縦溝7は、4方向に延びる+溝形状に代えて、6方向に延びる放射状の溝とすることができる。
(実施形態3)
本実施形態は、図6~図9に示すごとく、中心電極4の構造を実施形態1と異ならせた形態であり、電極頭部43及び係止部42を、基部41とは別体として構成し、組付けにより一体化している。縦溝7の配置及び形状は、実施形態1と同様とすることができる。スパークプラグ1の基本構成は、実施形態1と同様であり、以下、相違点を中心に説明する。
図6、図8に示すように、本実施形態では、中心電極4を、一定径の基部41と、基部41の一端側に嵌着される大径部40とで構成する。基部41は、所定径の電極芯材4Aの外周を、所定厚さの被覆材4Bにて被覆した二層構造となっており、電極頭部43及び係止部42となる大径部40は、電極芯材4Aのみにて構成され、被覆材4Bで被覆されない構成となっている。電極芯材4Aは、Cu等の良導電性材料からなり、被覆材4Bは、Ni基合金等の耐熱性材料からなる。
大径部40は、例えば、プラグ軸方向Xの貫通穴を有して、基部41が電極頭部43の基端側表面45に露出する筒状体とすることができる(図6参照)。あるいは、係止部42側に嵌着穴を有する柱状体として、基部41が電極頭部43の基端側表面45に露出しない構成としてもよい(図8参照)。いずれの場合も、図7、図9に示すように、カシメ組付けによって、大径部40の外周側面44に凹部7を形成すると共に、基部41に組付けることができる。
このとき、エンジン燃焼室からの燃焼ガスに晒される基部41に対して、大径部40は、燃焼ガスに晒されない位置にあるので、表面を耐熱性の被覆材4Bにて被覆する必要がない。一方、被覆材4BとなるNi基合金等が高硬度であるのに対して、電極芯材4AとなるCu等はより硬度が低く、加工性が高い。したがって、大径部40を、電極芯材4Aにて構成することにより、カシメ組付けを容易に行うことができる。その際、大径部40の内側に、高硬度の被覆材4Bで被覆された基部41が配置されるので、電極頭部43としての強度を維持して熱間圧縮加圧に耐えることができる。したがって、大径部40の過度な変形を抑制することができ、電極頭部43及び係止部42におけるシール性、固着性の低下を抑制できる。
具体的には、図7(a)に示すように、まず、図6の大径部40となる筒状体を、電極芯材4Aを用いて、予め成形すると共に、電極芯材4Aと被覆材4Bからなる二層構造の基部41を、予め成形する。その後、大径部40の貫通穴に、基部41の一端側を圧入して、一体化する。その際には、例えば、圧入工程における縮径分を見込んで、大径部40の貫通穴に圧入される基部41の一端側を、他の部分よりもやや大径に成形しておくことが望ましい。
図7(b)に示すように、大径部40と基部41とを一体化した後、大径部40の外周周囲に、複数のカシメ型Dを配置して、カシメ加工を行う。カシメ型Dの型面は、例えば、実施形態1の縦溝7の形状に対応させた、内向き半円弧状の輪郭を有する柱状に形成されており、縦溝7の形成位置に対応する4箇所に配置される。このとき、4箇所のカシメ型Dは、それぞれの型面が大径部40を取り囲むように位置し、図示しない駆動部によって、プラグ軸Aに近づく方向に駆動されて、対向する大径部40の表面に押圧される。
これにより、図7(c)に示すように、大径部40の外周側面44の4箇所に、プラグ軸方向Xに延びる縦溝7が形成される。同時に、大径部40の貫通穴の内側に基部41の外表面が密着して固定され、大径部40の筒状の基端側表面と、その内側に露出する基部41の基端側表面とが、電極頭部43の基端側表面45を形成する。このように、中心電極4の基部41と大径部40とを、別体に構成することにより、基部41が被覆材4Bで被覆された耐熱構造を維持したまま、大径部40をより加工性の高い電極芯材4Aで形成してカシメ加工を行い、容易に組付けを行うことができる。
図9に示すように、図8の大径部40となる柱状体を用いた場合においても、同様の工程でカシメ組付けされる。具体的には、図9(a)に示すように、係止部42側に嵌着穴を有する大径部40と、二層構造の基部41とを、同様の材料を用いて予め成形する。次いで、大径部40の嵌着穴に基部41を嵌着し、例えば、抵抗溶接により一体化した後、図9(b)に示すように、大径部40の外周周囲に、複数のカシメ型Dを配置して、同様のカシメ加工を行う。
これにより、図9(c)に示すように、大径部40の外周側面44の4箇所に、プラグ軸方向Xに延びる縦溝7が形成される。この場合には、大径部40の基端側表面が、電極頭部43の基端側表面45を形成し、基部41の基端側表面は露出しない。このようにしても、中心電極4の基部41と大径部40とを別体で構成し、カシメ組付けにより、縦溝7を有する電極頭部43を、比較的容易に形成することができる。
本実施形態では、電極頭部43となる大径部40の外周側面44に、縦溝7が形成される構成としたが、実施形態2に示したように、さらに、基端側表面45に凹溝71を有する構成としてもよい。その場合には、凹溝71に対応する形状としたカシメ型を、大径部40の基端側に配置して、同様にカシメ加工することにより、縦溝7と凹溝71とを同時に形成することができる。
(実施形態4)
本実施形態は、図10~図11に示すごとく、中心電極4において、大径部40の外周側面44に形成される縦溝7の形状を、実施形態1~3と異ならせた形態である。電極頭部43及び係止部42を、基部41とは別体とし、組付けにより一体化した構成は、実施形態3と同様としている。スパークプラグ1の基本構成は、実施形態1と同様であり、以下、相違点を中心に説明する。
図10に示すように、本実施形態の中心電極4は、一定径の基部41の一端側に、筒状体からなる大径部40を嵌着した構成であり、電極頭部43となる大径部40の外周側面44には、電極頭部43の基端側表面45に開口するように、縦溝7が形成されている。縦溝7は、外周側面44の4箇所において、プラグ軸方向Xに形成されており、その先端側の端部は、係止部42との接続部の近傍位置まで延びている。その場合には、例えば、先端側の端部において、縦溝7の溝幅Wが先端側ほど狭くなり、溝深さが先端側ほど浅くなる、半球面状に形成することができる。
このように、縦溝7が係止部42に開口しない形状とすることもでき、軸方向長を極力長くすることにより、導電性シール材6の充填量を確保することができる。その際、縦溝7の断面積が先端側へ向けて小さくなるので、導電性シール材6の充填時の圧縮が良好になされる。また、縦溝7が係止部42に開口しないので、係止部42の内側の基部41との隙間へ導電性シール材6が漏れ出すことを抑制する効果が高くなり、係止部42によるシール面積がより大きくなるので、シール性が向上する。縦溝7の軸方向長(すなわち、基端側表面45から縦溝7の先端側の端部までの最大長)は、電極頭部43の高さHに対して、例えば、1/2倍以上、好適には、3/4倍程度ないしそれ以上長さとすることができる。
図11に示すように、このような縦溝7も、同様のカシメ組付け工程によって形成することができる。その場合には、図11(a)において、貫通穴を有する筒状体からなる大径部40と、二層構造の基部41とを、予め成形して、圧入により一体化した後、図11(b)において、カシメ型Dの形状を、縦溝7の形状に対応するように変更して、カシメ加工する。カシメ型Dは、大径部40に対向する表面形状が、内向き円弧状に形成されると共に、先端側の端部において、半球面状となるように形成される。
これにより、図11(c)に示すように、大径部40の外周側面44の4箇所に、プラグ軸方向Xに延び、係止部42の近傍に至る縦溝7が形成される。ここでは、大径部40を、貫通穴を有する筒状体としたが(例えば、図6参照)、嵌着穴を有する柱状体(例えば、図8参照)として構成とすることも、もちろんできる。
(実施形態5)
本実施形態は、図12~図15に示すごとく、中心電極4において、大径部40の外周側面44に形成される縦溝7の形状や配置を、実施形態1~4と異ならせた形態である。ここでは、電極頭部43及び係止部42を、実施形態1、2と同様に、基部41と一体に設けた構成を例示しているが、実施形態3のように、基部41と別体に設けることもできる。スパークプラグ1の基本構成は、実施形態1と同様であり、以下、相違点を中心に説明する。
図12に示す例では、縦溝7の形状を、外周側面44から内向きに、V字状に凹陥する形状としている。縦溝7は、プラグ軸方向Xにおいて、外周側面44の4箇所に形成され、電極頭部43の基端側表面45に開口すると共に、先端側の係止部42に開口している。このように縦溝7の形状を変更してもよく、縦溝7の溝幅Wや深さ等を適宜設定することで、所望の効果が得られる。
図13に示す例では、縦溝7の配置を、外周側面44の4箇所に形成する代わりに、プラグ軸Aを挟んで対向する2箇所に形成している。縦溝7の形状は、内向き半円弧状としている。このように、少なくとも外周側面44の2箇所ないしそれ以上に、縦溝7が均等に配置されている構成であればよく、縦溝7の溝幅Wや深さ等を適宜設定することで、所望の効果が得られる。
図14に示す例では、縦溝7の配置を、外周側面44の8箇所としている。その場合には、実施形態1と同様の内向き半円弧状の4箇所の縦溝7に加えて、2つの内向き半円弧状の縦溝7の間に、外周側面44から内向きに、略U字状に凹陥する4箇所の縦溝7aを形状している。内向きU字状の縦溝7aは、例えば、内向き半円弧状の縦溝7に対して、より狭い溝幅で、より深い溝深さで形成されている。その場合も、縦溝7aは、プラグ径方向Yにおける最大深さ位置Pが、係止部42と段部21との当接面における内側係止端位置P1よりも外側となるように(例えば、図1参照)、形成されることが望ましい。
このように縦溝7aの溝幅を狭くすると、縦溝7の形成箇所をより多くしても、電極頭部43の外形を大きく変化させることがなく、また、溝深さを深くすることで、導電性シール材6の充填量を増加させて、回転方向の力に対する固着強度を向上させることができる。なお、8箇所の縦溝7の全てを、同じ形状、例えば、内向き半円弧状又は縦溝7aのような内向きU字状とすることもできる。
図15に示す例では、縦溝7の形状を、外周側面44から内向きに、所定深さの略矩形溝状に凹陥する形状としている。縦溝7は、プラグ軸方向Xにおいて、外周側面44の4箇所に形成され、例えば、溝深さよりも溝幅Wが大きくなる幅広の開口部を有する形状としている。溝幅Wは、適宜設定することができるが、好適には、実施形態1と同様に(例えば、図1参照)、隣り合う2つの縦溝7の間における外周側面44の輪郭長A2に対して、縦溝7の溝幅Wに対応する仮想円Cの輪郭長A1が、同等以下の大きさとなるようにするのがよい。
このように、縦溝7の形状は、複数の角部を有する形状でもよく、任意に選択することができる。このとき、例えば、溝幅Wを比較的広くし、溝深さを比較的浅くすることにより、矩形の角部にも十分な量の導電性シール材6を確実に充填することができ、同様の効果が得られる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。例えば、実施形態2に示した凹溝71は、実施形態1に示した縦溝7との組み合わせとしたが、実施形態3以降に示した形状や配置の縦溝7との組み合わせとしてもよい。また、上記実施形態においては、縦溝7をプラグ軸Aと平行に配置したが、プラグ軸方向Xに沿うように形成されていればよく、例えば、縦溝7の長手方向がプラグ軸Aに対して多少傾斜していてもよい。
上記実施形態においては、縦溝7の溝幅Wを、略一定としたが、プラグ軸方向Xにおいて、溝幅Wが徐々に変化する形状としてもよい。その場合には、溝幅Wが先端側へ向けて狭くなるように形成すると、縦溝7に充填される導電性シール材6に圧縮方向の力が作用し、固着性を向上可能となるので好ましい。また、縦溝7の形状は、上記実施形態にて例示した形状に限らず、円又は楕円の一部をなす円弧状、V字又はU字状、矩形等の角部を有する形状やそれらに類似する形等、任意の形状及びそれらを組み合わせた形状とすることができる。
1 スパークプラグ
2 絶縁碍子
21 段部
3 ハウジング
4 中心電極
42 基部
42 係止部
43 電極頭部
44 外周側面
45 基端側表面

Claims (7)

  1. 筒状のハウジング(3)の内側に保持される筒状の絶縁碍子(2)と、
    上記絶縁碍子の内側に保持されると共に、上記絶縁碍子の先端側から突出する先端部(41a)が、接地電極(5)と対向する中心電極(4)と、
    上記絶縁碍子の内側において、上記中心電極の基端側に充填される導電性シール材(6)及び上記導電性シール材を介して上記中心電極と電気的に接続される抵抗体(11)と、を有する内燃機関用のスパークプラグ(1)であって、
    上記中心電極は、軸状の基部(41)の基端側に設けられ、上記絶縁碍子の内周面に形成された段部(21)に基端側から係止される係止部(42)と、上記係止部よりも基端側において上記基部よりも大径の柱状に形成され、外周側面(44)に縦溝(7)を有する電極頭部(43)とを有し、
    上記縦溝は、上記外周側面の複数箇所においてプラグ軸方向(X)に形成され、上記電極頭部の基端側表面(45)に開口すると共に、プラグ径方向(Y)における最大深さ位置(P)が、上記係止部と上記段部との当接面における内側係止端位置(P1)よりも外側にある、内燃機関用のスパークプラグ。
  2. 上記段部は、上記基部の外側に隙間を有して位置する内周角部(21a)から基端側へテーパ面状に拡がる形状を有し、
    上記内側係止端位置は、基端側へテーパ面状に拡がる形状の上記係止部と、上記段部とが当接する最も内側の位置である、請求項1に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  3. 上記最大深さ位置は、上記縦溝を形成する凹陥部が最も深くなる位置であり、
    上記縦溝は、上記最大深さ位置(P)が、上記係止部と上記段部との当接面における外側係止端位置(P2)よりも内側にある、請求項1又は2に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  4. 上記電極頭部は、上記導電性シール材に埋設されており、上記電極頭部の外周側及び基端側に充填される上記導電性シール材を介して、上記抵抗体と電気的に接続される、請求項1~3のいずれか1項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  5. 上記電極頭部は、上記基端側表面に、上記縦溝に連通する凹溝(71)を有する、請求項1~4のいずれか1項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  6. 上記中心電極は、上記基部と上記係止部と上記電極頭部とが一体に設けられると共に、電極芯材(4A)の外周表面を耐熱性の被覆材(4B)にて被覆した二層構造を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
  7. 上記中心電極は、上記基部が、電極芯材(4A)の外周表面を耐熱性の被覆材(4B)にて被覆した二層構造を有し、上記基部の基端側に、上記係止部及び上記電極頭部を含む大径部(40)を嵌着して構成される、請求項1~5のいずれか1項に記載の内燃機関用のスパークプラグ。
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