JP7350574B2 - エキスパンションジョイントの壁構造 - Google Patents
エキスパンションジョイントの壁構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7350574B2 JP7350574B2 JP2019159539A JP2019159539A JP7350574B2 JP 7350574 B2 JP7350574 B2 JP 7350574B2 JP 2019159539 A JP2019159539 A JP 2019159539A JP 2019159539 A JP2019159539 A JP 2019159539A JP 7350574 B2 JP7350574 B2 JP 7350574B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- buildings
- wall
- center frame
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
特許文献1記載のパネルは、両建物に固定された一対の固定パネル部材とこれら一対の固定パネル部材の間に配置されて中央維持機構により両建物の隙間の中央部に保持された可動パネル部材とからなる多連式に構成されている。そして、この特許文献1に記載の多連式壁パネルでは、地震等により両建物が上記2つの建物間での遠近方向(パネルの面内方向)に沿って互いに変位する場合において、中央部に保持された可動パネルに対して夫々の固定パネルが面内方向に沿ってスライド移動する形態で幅を変化させて、上記隙間を覆う状態を保つように構成されている。
前記壁パネルとして、両側端部が壁パネル用ヒンジ部により回動自在に枢支されて、複数のパネル部材を前記2つの建物間での遠近方向において互いにスライド自在に連結してなる多連式壁パネルを備え、
前記多連式壁パネルの一側端部側に位置する側端部パネル部材に対して前記遠近方向に沿って並設され、前記側端部パネル部材側とは反対側の側端部が化粧パネル用ヒンジ部により回動自在に枢支されている化粧パネルを備えた点にある。
従って、本発明により、隣接する2つの建物の間の隙間を覆う状態で設けられた壁パネルを多連式に構成するにあたり、両建物の相対的な位置関係が地震等により変動した場合であっても、それに追従して当該多連式壁パネルの姿勢及び幅を適切に変化させて、上記隙間を覆う状態を保つ技術を提供することができる。
また、本構成によれば、上記多連式壁パネルの側端部パネル部材と上記化粧パネルとが、上記遠近方向に沿って並設された状態となる。よって、多連式壁パネルにおいて互いに重なりあって配置された各パネル部材の段部を化粧パネルにより覆い隠すことができ、化粧パネルが設置された側からみた多連式壁パネルの意匠性を向上することができる。
更に、この化粧パネルは、上記多連式壁パネルの姿勢変更に合わせて、全体が壁パネル用ヒンジ部により両側端部に沿った回転軸周りに回動する形態で姿勢を変更することができる。よって、両建物が上記遠近方向に対して平面視で交差するずれ方向に沿って互いに変位する場合において、上記化粧パネルの姿勢を常に上記多連式壁パネルに沿ったものに維持することで、これらの間に隙間が生じることを防止できる。
前記センターフレームを前記遠近方向で挟む両側に前記多連式壁パネルが夫々設けられている点にある。
図1は、2つの建物1,2の間の隙間3の幅(建物1,2間の距離)が通常時の幅となる通常状態でのエキスパンションジョイントの壁構造100(以下、「本壁構造100」と呼ぶ。)の状態を示しており、図2は、同隙間3の幅が上記通常状態と比べて縮小した近接状態での本壁構造100の状態を示しており、図3は、同隙間3の幅が上記通常状態と比べて拡大した離間状態での本壁構造100の状態を示しており、図4は、2つの建物1,2が平面視で建物1,2間での遠近方向Xと直交する方向にずれたずれ状態での本壁構造100の状態を示している。
本壁構造100には、隣接する2つの建物1,2の間の隙間3を覆う状態で壁パネル10が設けられている。壁パネル10の両端部には、当該壁パネル10を上下方向に沿う軸心周りで回動自在に枢支する壁パネル用ヒンジ部11が夫々設けられている。
即ち、縦センターフレーム材51Aの両側の夫々に設けられた壁パネル10は、一端側が縦センターフレーム材51Aに固定された壁パネル用ヒンジ部11により回動自在に枢支されており、他端側が建物1,2に固定された壁パネル用ヒンジ部11により回動自在に枢支されている。
更に、両建物1,2がパネルの面外方向に沿って互いに変位するずれ状態(図4参照)においては、壁パネル10の幅を変化させながら全体が壁パネル用ヒンジ部11により両側端部に沿った回転軸周りに回動する形態で、壁パネル10の姿勢を両建物1,2の相対的な位置関係の変動に適切に追従させて変化させることができる。
更に、化粧パネル用ヒンジ部21は、バネ付きヒンジが利用されており、化粧パネル20を、壁パネル10において第1パネル部材10Aに連結された第2パネル部材10Bに向けて付勢する付勢部として機能する。
即ち、化粧パネル用ヒンジ部21により化粧パネル20が常に第1パネル部材10Aの裏面側に位置する第2パネル部材10Bに向けて付勢されることになる。よって、化粧パネル20の姿勢は、夫々のパネル部材10A,10B,10Cに沿った安定したものに維持され、これらの間に隙間が生じることが良好に防止されている。
即ち、両建物1,2が上記遠近方向Xに沿って近接する状態で相対的に変位して上記隙間3の幅が狭くなる近接状態(図2参照)において、化粧パネル20が化粧パネル用ヒンジ部21により回動して姿勢変更しながら、当該化粧パネル20の遊端部20aが乗り上げ案内部25により乗り上げ案内される。このことで、化粧パネル20の遊端部20aがセンターフレーム51等に衝突して損傷することが防止されている。
尚、化粧パネル20の遊端部20aの先端面は、上記乗り上げ案内部25への乗り上げがスムーズに行われるように、当該乗り上げ案内部25に沿った傾斜面として形成されている。
次に、上述した夫々の実施形態で利用してセンターフレーム保持機構部50の詳細構成について、図5~図7に基づいて説明を加える。
尚、図5は、2つの建物1,2の間の隙間3の幅(建物1,2間の距離)が通常時の幅となる通常状態でのセンターフレーム保持機構部50の状態を示しており、図6は、同隙間3の幅が上記通常状態と比べて縮小した近接状態でのセンターフレーム保持機構部50の状態を示しており、図7は、同隙間3の幅が上記通常状態と比べて拡大した離間状態でのセンターフレーム保持機構部50の状態を示している。
両建物1,2の夫々には、第1連結梁55及び第2連結梁57がそれぞれ複数架け渡されている。
第1連結梁55はセンターフレーム51を構成する横センターフレーム材51Bの長手方向に沿って複数設けられ、隣接する第1連結梁55同士は横センターフレーム材51Bの長手方向に対して傾斜する角度が異なるように配置されている。また、上述した縦センターフレーム材51A(図1~図4参照)は、立面視で上記横センターフレーム材51Bに対して直交する状態で固定されている。
一方、図5に示す地震力が作用していない平常時の通常状態から、建物1,2に地震による水平力が作用して、建物1,2がそれぞれ互いに離れる方向に相対変位した場合、建物1,2の位置関係は図7に示す離間状態になる。
つまり、図5に示す通常状態から図6に示す近接状態や図7に示す離間状態に状態変化すると、第1連結梁55の両端部の可動軸56が建物1,2に設けられたレール6に沿ってスライドし、第1連結梁55が横センターフレーム材51Bの枢支部52を中心に回動し、また、建物1,2に設けられた可動軸58が第2連結梁57に沿ってスライドする。このとき、枢支部52は、第1連結梁55の軸方向の中心に配置されているため、横センターフレーム材51Bは建物1と建物2との隙間3の中心に保持される。
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
2 建物
3 隙間
10 壁パネル
10A 第1パネル部材(側端部パネル部材)
10B 第2パネル部材
10C 第3パネル部材
11 壁パネル用ヒンジ部
20 化粧パネル
20a 遊端部
21 化粧パネル用ヒンジ部
25 乗り上げ案内部
50 センターフレーム保持機構部
51 センターフレーム
100 壁構造
X 遠近方向
Claims (4)
- 隣接する2つの建物の間の隙間を覆う状態で壁パネルを備えたエキスパンションジョイントの壁構造であって、
前記壁パネルとして、両側端部が壁パネル用ヒンジ部により回動自在に枢支されて、複数のパネル部材を前記2つの建物間での遠近方向において互いにスライド自在に連結してなる多連式壁パネルを備え、
前記多連式壁パネルの一側端部側に位置する側端部パネル部材に対して前記遠近方向に沿って並設され、前記側端部パネル部材側とは反対側の側端部が化粧パネル用ヒンジ部により回動自在に枢支されている化粧パネルを備えたエキスパンションジョイントの壁構造。 - 前記2つの建物に亘って架設されて当該両建物の相対変位を許容しながら前記遠近方向における中央部にセンターフレームを保持するセンターフレーム保持機構部を備え、
前記センターフレームを前記遠近方向で挟む両側に前記多連式壁パネルが夫々設けられている請求項1に記載のエキスパンションジョイントの壁構造。 - 前記側端部パネル部材の前記化粧パネル側の側端部に、前記化粧パネルの遊端部が乗り上げ案内される乗り上げ案内部が設けられている請求項1又は2に記載のエキスパンションジョイントの壁構造。
- 前記化粧パネルを、前記多連式壁パネルにおいて前記側端部パネル部材に連結されたパネル部材に向けて付勢する付勢部を備えた請求項1から3の何れか一項に記載のエキスパンションジョイントの壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019159539A JP7350574B2 (ja) | 2019-09-02 | 2019-09-02 | エキスパンションジョイントの壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2019159539A JP7350574B2 (ja) | 2019-09-02 | 2019-09-02 | エキスパンションジョイントの壁構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021038549A JP2021038549A (ja) | 2021-03-11 |
| JP7350574B2 true JP7350574B2 (ja) | 2023-09-26 |
Family
ID=74849145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2019159539A Active JP7350574B2 (ja) | 2019-09-02 | 2019-09-02 | エキスパンションジョイントの壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7350574B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001081872A (ja) | 1999-09-10 | 2001-03-27 | Dooei Gaiso Kk | 目地カバー装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0721811U (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-21 | 大松 敏一 | 伸縮継手装置 |
-
2019
- 2019-09-02 JP JP2019159539A patent/JP7350574B2/ja active Active
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001081872A (ja) | 1999-09-10 | 2001-03-27 | Dooei Gaiso Kk | 目地カバー装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2021038549A (ja) | 2021-03-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6211700B2 (ja) | 組立式安全ドア | |
| KR101182413B1 (ko) | 3중 연동 도어의 연동장치 | |
| TWI673427B (zh) | 防火門 | |
| JPH01233110A (ja) | 連接車用連接部通路装置 | |
| JP7041552B2 (ja) | ブース用の円弧状ドア装置 | |
| JP7350573B2 (ja) | エキスパンションジョイントの壁構造 | |
| JP2021038549A (ja) | エキスパンションジョイントの壁構造 | |
| JPH02101275A (ja) | 滑動ドア | |
| JP7396584B2 (ja) | 防火戸構造 | |
| JP6754984B2 (ja) | 引戸装置 | |
| EP2810912B1 (en) | A truss device and an escalator or moving walk | |
| JP2017190632A (ja) | 間仕切体 | |
| US10668587B2 (en) | Device for the machining of curved laminar surfaces | |
| US6848214B2 (en) | Movable wall system having a plurality of movable panels, a runner rail, and a tracking-switching arrangement | |
| JP6169650B2 (ja) | エキスパンションジョイント | |
| JPH01247682A (ja) | 折畳扉の連結装置 | |
| JP7271001B2 (ja) | 移動間仕切り壁構造 | |
| EP2682554A1 (de) | Paneel zum Herstellen eines Sektionaltorblatts und Verfahren zum Herstellen eines Paneels | |
| JP5838144B2 (ja) | 渡り通路用床板装置 | |
| JP7081779B2 (ja) | 床用目地装置 | |
| JP5619097B2 (ja) | 装飾板付き引き戸 | |
| JP2023137911A (ja) | 遮音構造及び建具装置 | |
| JPH04366016A (ja) | 四条列無限直動案内ユニットの側板 | |
| JPS5897442A (ja) | 建築用枠材 | |
| JP2547693Y2 (ja) | 建物連結通路の床面構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20190930 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220623 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230327 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230405 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230601 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230823 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230913 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7350574 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |