JP7369633B2 - ヒータおよびこれを備えたグロープラグ - Google Patents

ヒータおよびこれを備えたグロープラグ Download PDF

Info

Publication number
JP7369633B2
JP7369633B2 JP2020016708A JP2020016708A JP7369633B2 JP 7369633 B2 JP7369633 B2 JP 7369633B2 JP 2020016708 A JP2020016708 A JP 2020016708A JP 2020016708 A JP2020016708 A JP 2020016708A JP 7369633 B2 JP7369633 B2 JP 7369633B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating base
heater
heating resistor
longitudinal direction
centroid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020016708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021125326A (ja
Inventor
貴史 宮口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2020016708A priority Critical patent/JP7369633B2/ja
Publication of JP2021125326A publication Critical patent/JP2021125326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7369633B2 publication Critical patent/JP7369633B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Description

本開示は、例えば燃焼式車載暖房装置における点火用もしくは炎検知用のヒータ、石油ファンヒータ等の各種燃焼機器における点火用のヒータ、ディーゼルエンジンのグロープラグ用のヒータ、酸素センサ等の各種センサ用のヒータまたは測定機器における加熱用のヒータ等に利用されるヒータに関する。また、本開示は、上記のヒータを備えたグロープラグに関する。
グロープラグ等に用いられるヒータは、絶縁性セラミックから成る円柱状の基体と、導電性セラミックから成り、基体に埋設された線状の発熱抵抗体とを備えている(例えば、特許文献1を参照)。発熱抵抗体は、外部電源との電気的接続のために、両端が基体の外周面に導出されている。
特開2018-10717号公報
近年、急速な昇降温または高温での昇降温を繰り返すような過酷な使用環境でも長期間使用できる、小型かつ小径のヒータが求められている。従来のヒータは、発熱抵抗体の両端を基体の外周面に導出する構成であり、そのような構成のヒータを小型化および小径化することは難しかった。また、発熱抵抗体の一端を基体の端面に導出することにより、ヒータを小型化および小径化することが可能になるが、その場合、基体と発熱抵抗体との熱膨張差に起因する応力が発熱抵抗体の一端に集中し、発熱抵抗体の一端にクラックが発生し、発熱抵抗体が断線する虞があった。
本開示のヒータは、棒状の絶縁基体と、
前記絶縁基体に埋設され、第1端が前記絶縁基体の一端部に露出しているとともに、前記絶縁基体の長手方向に見たときに、前記第1端の図心と前記絶縁基体の図心とがずれている発熱抵抗体と、を備え
前記絶縁基体の前記一端部は、前記長手方向に垂直な第1面と、前記長手方向に対して傾斜した第2面とを有する先細り形状であり、
前記発熱抵抗体の前記第1端は、前記第1面および前記第2面に露出している。
また、本開示のグロープラグは、上記のヒータと、
前記発熱抵抗体の前記第2端に電気的に接続されるとともに前記ヒータを保持する金属製保持部材と、を備える。
本開示のヒータによれば、外部電源等の外部装置との電気的接続の長期信頼性が向上した、小型かつ小径のヒータを提供することができる。また、本開示のグロープラグによれば、外部電源等の外部装置との電気的接続の長期信頼性が向上した、小型かつ小径のグロープラグを提供することができる。
本開示の一実施形態に係るヒータを示す断面図である。 図1のヒータの平面図である。 本開示の他の実施形態に係るヒータを示す断面図である。 図3のヒータの平面図である。 本開示の他の実施形態に係るヒータを示す断面図である。 図5のヒータの平面図である。 本開示の一実施形態に係るグロープラグを示す断面図である。
以下、本開示のヒータの実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係るヒータを示す断面図であり、図2は、図1のヒータの平面図である。図1は、本実施形態のヒータを絶縁基体の長手方向に沿って切断した断面を示している。図2は、図1のヒータを、絶縁基体の一端部側から絶縁基体の長手方向に見た平面図を示している。
本実施形態のヒータ1は、絶縁基体10と発熱抵抗体20とを備えている。
絶縁基体10は、一端部11および他端部12を有する棒状の部材である。絶縁基体10は、例えば、丸棒状の形状を有していてもよく、四角形棒状、六角形棒状等の多角形棒状の形状を有していてもよい。本実施形態では、絶縁基体10は、丸棒状の形状を有している。また、絶縁基体10は、例えば図1に示すように、他端部12が半球状になっていてもよい。
絶縁基体10は、絶縁材料から成る。絶縁基体10は、例えば、電気絶縁性のセラミック材料から成る。絶縁基体10に用いられるセラミック材料としては、例えば、酸化物セラミックス、窒化物セラミックス、炭化物セラミックスまたは窒化珪素質セラミックス等が挙げられる。絶縁基体10が丸棒状の形状を有する場合、絶縁基体10は、例えば、長さが20~120mmであり、直径が2~6mmである。
発熱抵抗体20は、通電によって発熱する部材であり、絶縁基体10に埋設されている。本実施形態では、発熱抵抗体20は、例えば図1に示すように、屈曲部を含む線形状を有し、第1端21および第2端22を有している。発熱抵抗体20は、その横断面が、例えば、円形状、楕円形状、多角形状等の形状を有している。なお、本実施形態において、「横断面」は、発熱抵抗体20の自身が延びる方向に直交する断面を指す。
本実施形態では、例えば図1,2に示すように、第1端21が絶縁基体10の一端部11に露出しており、第2端22が、絶縁基体10の外周部13に露出している。これにより、絶縁基体10(すなわち、ヒータ1)を小型化および小径化しつつ、第1端21と第2端22との絶縁距離を確保して、第1端21と第2端22との間で絶縁破壊が生じる虞を低減できる。
発熱抵抗体20は、例えば、全長が40~250mmであり、横断面の面積が0.0001~2mmである。発熱抵抗体20は、タングステン、モリブデン、チタン等の炭化物、窒化物または珪化物等を主成分とすることができる。発熱抵抗体20は、絶縁基体10の形成材料を含有していてもよい。
本実施形態では、例えば図2に示すように、絶縁基体10の一端部11側から、絶縁基体10の長手方向に見たときに、第1端21の図心C21と絶縁基体10の図心C10とがずれている。これにより、急速な昇降温または高温での昇降温を繰り返すヒートサイクル下において、絶縁基体10と発熱抵抗体20との熱膨張差に起因する応力が第1端21に集中することを抑制でき、その結果、第1端21にクラックが生じる虞を低減できる。ひいては、外部電源等の外部装置との電気的接続の長期信頼性が向上したヒータを提供することができる。
図心C21と図心C10との距離は、絶縁基体10の長手方向に見たときに、例えば、絶縁基体10の直径の0%より大きく20%より小さくてもよく、絶縁基体10の直径の5%より大きく15%より小さくてもよく、絶縁基体10の直径の10%程度であってもよい。図心C21と図心C10との距離がこれらの範囲にある場合、絶縁基体10と発熱抵抗体20との熱膨張差に起因する応力が第1端21に集中することを効果的に抑制できる。さらに、一端部11における第1端21の露出位置が外周部13側に偏り過ぎることによる、絶縁基体10の強度低下を抑制できる。
なお、図心C21および図心C10は、例えば、ヒータ1を、絶縁基体10の一端部11側から、絶縁基体10の長手方向に撮像して得られる画像データを用いて測定することができる。図心C21および図心C10を測定するにあたっては、画像解析用のソフトウエアを用いた画像解析を行ってもよい。
発熱抵抗体20は、第1リード部23、第2リード部24および接続部25を有している。
第1リード部23は、例えば図1に示すように、絶縁基体10の長手方向に延びる線形状を有している。第1リード部23は、一方端231および他方端232を有している。一方端231は、発熱抵抗体20の第1端21であり、絶縁基体10の一端部11に露出している。他方端232は、接続部25に接続されている。なお、図1では、第1リード部23が直線状に延びる例を示したが、第1リード部23は屈曲部を含んでいてもよい。また、第1リード部23は、横断面の面積が一定であってもよいが、横断面の面積が変化していてもよく、例えば、一方端231における横断面の面積が、他方端232における横断面の面積よりも大きくてもよい。
第2リード部24は、例えば図1に示すように、屈曲部を有する曲線形状を有している。第2リード部24は、一方端241および他方端242を有している。一方端241は、発熱抵抗体20の第2端22であり、絶縁基体10の外周部13に露出している。他方端242は、接続部25に接続されている。第2リード部24は、横断面の面積が一定であってもよいが、横断面の面積が変化していてもよく、例えば、一方端241における横断面の面積が、他方端242における横断面の面積よりも大きくてもよい。
接続部25は、例えば図1に示すように、折り返し形状を有し、絶縁基体10の他端部12寄りに位置している。接続部25は、一方端251および他方端252を有している。接続部25の一方端251には、第1リード部23の他方端232が接続されている。接続部25の他方端252には、第2リード部24の他方端242が接続されている。
発熱抵抗体20は、通電時に特に発熱する領域である発熱領域を有していてもよい。発熱抵抗体20は、例えば、接続部25が発熱領域とされていてもよい。発熱抵抗体20は、接続部25の横断面の面積が、第1リード部23の横断面の面積および第2リード部24の横断面の面積よりも小さくされていてもよい。これにより、接続部25の単位長さ当たりの電気抵抗値を、第1リード部23および第2リード部24の単位長さ当たりの電気抵抗値に比べて大きくすることができる。その結果、接続部25を発熱領域とすることができる。
発熱抵抗体20は、接続部25における絶縁基体10の形成材料の含有量が、第1リード部23における絶縁基体10の形成材料の含有量および第2リード部24における絶縁基体10の形成材料の含有量よりも大きくされていてもよい。これによっても、接続部25の単位長さ当たりの電気抵抗値を、第1リード部23および第2リード部24の単位長さ当たりの電気抵抗値に比べて大きくすることができ、その結果、接続部25を発熱領域とすることができる。
発熱抵抗体20の第2端22は、例えば図2に示すように、絶縁基体10の長手方向に見たときに、図心C10に関して、図心C21の反対側に位置していてもよい。これにより、第1端21と第2端22との絶縁距離を確保できるため、第1端21と第2端22とが短絡することを抑制できる。
ここで、第2端22が、図心C10に関して、図心C21の反対側に位置するとは、例えば図2に示すように、絶縁基体10の長手方向に見たときに、図心C21と図心C10とを結ぶ仮想線L1と、第2端22の絶縁基体10の外周部13に沿った長さの中点M22と図心C10とを結ぶ仮想線L2との成す角度αが、例えば、0~30度であることを指す。仮想線L1と仮想線L2との成す角度αは、例えば、0~20度であってもよく、0~10度であってもよく、実質的に0度であってもよい。角度αが0度より大きい場合には、急速な昇降温または高温での昇降温を繰り返すヒートサイクル下において、絶縁基体10と発熱抵抗体20との熱膨張差に起因する応力が同一平面上に集中しにくくなる。このため、絶縁基体10と発熱抵抗体20との界面が破壊しにくくなり、その結果、耐久性が向上したヒータを提供することが可能になる。
なお、第2端22の絶縁基体10の外周部13に沿った長さの中点M22は、例えば、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)を用いて得られる、ヒータ1を絶縁基体10の長手方向に見たときの断面画像データを用いて測定することができる。中点M22を測定するにあたっては、画像解析用のソフトウエアを用いた画像解析を行ってもよい。
次に、本開示の他の実施形態に係るヒータについて説明する。図3は、本開示の他の実施形態に係るヒータを示す断面図であり、図4は、図3のヒータの平面図である。図3は、本実施形態のヒータを絶縁基体の長手方向に沿って切断した断面を示している。図4は、図3のヒータを、絶縁基体の一端部側から、絶縁基体の長手方向に見た平面図を示している。
本実施形態のヒータ1Aは、上記実施形態のヒータ1に対して、絶縁基体10の一端部11の形状が異なっており、その他については、同様の構成であるので、同様の構成にはヒータ1と同じ参照符号を付して詳細な説明は省略する。
ヒータ1Aは、絶縁基体10の一端部11が先細り形状とされている。一端部11は、例えば図3,4に示すように、絶縁基体10の長手方向に直交した第1面111、および絶縁基体10の長手方向に対して傾斜した第2面112を有している。
発熱抵抗体20の第1端21は、例えば図4に示すように、第1面111および第2面112に露出していてもよい。これにより、ヒータ1Aを備えたグロープラグを構成する際に、発熱抵抗体20に電力を供給するための電極金具を、絶縁基体10の一端部11に、第1端21を覆うように接合することによって、第1端21が第1面111だけに露出している場合と比較して、電極金具と第1端21との面積を増大させることができる。その結果、電気的接続の長期信頼性が向上したグロープラグを提供することが可能になる。
発熱抵抗体20の第1端21は、第1面111に露出せず、第2面112だけに露出していてもよい。この場合、電極金具と第1端21との接合面の面積をさらに増大させることができるため、電気的接続の長期信頼性が一層向上したグロープラグを提供することが可能になる。
次に、本開示の他の実施形態に係るヒータについて説明する。図5は、本開示の他の実施形態に係るヒータを示す断面図であり、図6は、図5のヒータの平面図である。図5は、本実施形態のヒータを絶縁基体の長手方向に沿って切断した断面を示している。図6は、図5のヒータを、絶縁基体の一端部側から、絶縁基体の長手方向に見た平面図を示している。
本実施形態のヒータ1Bは、上記実施形態のヒータ1Aに対して、発熱抵抗体の形状が異なっており、その他については、同様の構成であるので、同様の構成にはヒータ1Aと同じ参照符号を付して詳細な説明は省略する。
ヒータ1Bは、絶縁基体10と発熱抵抗体30とを備えている。発熱抵抗体30は、通電によって発熱する部材であり、発熱抵抗体30は、絶縁基体10に埋設されている。発熱抵抗体30は、タングステン、モリブデン、チタン等の炭化物、窒化物または珪化物等を主成分とすることができる。発熱抵抗体30は、絶縁基体10の形成材料を含有していてもよい。
発熱抵抗体30は、第1導電部31および第2導電部32を有している。第1導電部31は、一端が開放され、他端が閉塞された筒状形状を有しており、第2導電部32は、線形状を有している。
第1導電部31は、筒状部33および底部34を有している。筒状部33は、筒状の形状を有しており、筒状部33の軸線は、絶縁基体10の長手方向に延びている。筒状部33は、絶縁基体10の一端部11側に位置する後端331および絶縁基体10の他端部12側に位置する先端332が開放されている。筒状部33は、その形状が、円筒状、楕円筒状、多角形筒状等であってもよく、その他の形状であってもよい。本実施形態では、筒状部33は、円筒状とされている。筒状部33は、例えば、絶縁基体10の長手方向に沿った長さが20~120mmであり、内径が2~5mmであり、外径が3~6mmである。
第1導電部31の底部34は、筒状部33の先端332に配置され、先端332を閉塞している。底部34は、絶縁基体10の長手方向に直交する主面および他方主面を有する平板状の形状を有していてもよい。底部34は、例えば図5に示すように、絶縁基体10の他端部12に向かって突出する半球状の形状を有していてもよい。底部34は、例えば、肉厚が0.5~1.5mmである。
発熱抵抗体30の第2導電部32は、第1導電部31の内周面によって取り囲まれた部位に位置している。第2導電部32は、一方端321および他方端322を有している。第2導電部32の一方端321は、絶縁基体10の一端部11に露出している。第2導電部32の他方端322は、第1導電部31の底部34に接続されている。第2導電部32は、例えば、全長が20~120mmであり、自身が延びる方向に直交する断面の面積が0.0001~2mmである。なお、図5では、第2導電部32が直線状に延びる例を示したが、第1リード部23は屈曲部を含んでいてもよい。
筒状部33は、例えば図5に示すように、後端331寄りの部分(以下、後端部ともいう)333の一部が絶縁基体10の外周部13に露出している。これにより、発熱抵抗体30と発熱抵抗体30に電力を供給するための部材(例えば、後述する金属製保持部材)とを容易に接続することが可能になる。
発熱抵抗体30は、通電時に特に発熱する領域である発熱領域を有していてもよい。発熱抵抗体30は、例えば、筒状部33の先端332寄りの部分(以下、先端部ともいう)334が発熱領域とされていてもよい。
発熱抵抗体30は、先端部334の横断面の面積が、後端部333の横断面の面積および第2導電部32の横断面の面積よりも小さくされていてもよい。これにより、先端部334の単位長さ当たりの電気抵抗値を、後端部333および第2導電部32の単位長さ当たりの電気抵抗値に比べて大きくすることができるため、先端部334を発熱領域とすることができる。なお、本実施形態において、「横断面」は、絶縁基体10の長手方向に直交する断面を指し、「単位長さ」は、絶縁基体10の長手方向に沿った単位長さを指す。
発熱抵抗体30は、底部34の肉厚が先端部334の肉厚に略等しくされていてもよい。これにより、先端部334に加えて、先端部334に繋がる底部34を発熱領域とすることができるため、ヒータ1Bの加熱効率を向上させることができる。
発熱抵抗体30は、先端部334における絶縁基体10の形成材料の含有量が、後端部333における絶縁基体10の形成材料の含有量および第2導電部32における絶縁基体10の形成材料の含有量よりも大きくされていてもよい。これによっても、先端部334の単位長さ当たりの電気抵抗値を、後端部333および第2導電部32の単位長さ当たりの電気抵抗値に比べて大きくすることができるため、先端部334を発熱領域とすることができる。
発熱抵抗体30は、底部34における絶縁基体10の形成材料の含有量が、先端部334における絶縁基体10の形成材料の含有量に略等しくされていてもよい。これにより、先端部334に加えて、先端部334に繋がる底部34を発熱領域とすることができるため、ヒータ1Bの加熱効率を向上させることができる。
ヒータ1Bは、例えば図6に示すように、絶縁基体10の長手方向に見たときに、第2導電部32の一方端321の図心C321と絶縁基体10の図心C10とがずれている。これにより、急速な昇降温または高温での昇降温を繰り返すヒートサイクル下において、絶縁基体10と発熱抵抗体30との熱膨張差に起因する応力が、発熱抵抗体30の一方端321に集中することを抑制できる。その結果、絶縁基体10と発熱抵抗体30との熱膨張差に起因する応力が第2導電部32の一方端321に集中することを抑制でき、一方端321にクラックが生じる虞を低減できる。ひいては、外部電源等の外部装置との電気的接続の長期信頼性が向上したヒータを提供することができる。
図心C321と図心C10との距離は、絶縁基体10の長手方向に見たときに、例えば、絶縁基体10の直径の0%より大きく20%より小さくてもよく、絶縁基体10の直径の5%より大きく15%より小さくてもよく、絶縁基体10の直径の10%程度であってもよい。図心C321と図心C10との距離がこれらの範囲にある場合、絶縁基体10と発熱抵抗体30との熱膨張差に起因する応力が一方端321に集中することを効果的に抑制することができる。
ヒータ1Bは、絶縁基体10の一端部11が先細り形状とされている。一端部11は、例えば図5,6に示すように、絶縁基体10の長手方向に直交した第1面111と、長手方向に対して傾斜した第2面112とを有している。
第2導電部32の一方端321は、例えば図5,6に示すように、第1面111および第2面112に露出している。これにより、これにより、ヒータ1Bを備えたグロープラグを構成する際に、発熱抵抗体30に電力を供給するための電極金具を、絶縁基体10の一端部11に、一方端321を覆うように接合することによって、第1端21が第1面111だけに露出している場合と比較して、電極金具と一方端321との面積を増大させることができる。その結果、電気的接続の長期信頼性が向上したグロープラグを提供することが可能になる。
第2導電部32の一方端321は、第1面111に露出せず、第2面112だけに露出していてもよい。これにより、電極金具と一方端321との接合面の面積をさらに増大させることができるため、電気的接続の長期信頼性が一層向上したグロープラグを提供することが可能になる。
次に、本開示の一実施形態に係るグロープラグについて説明する。図7は、本開示の一実施形態に係るグロープラグを示す断面図である。図7は、本実施形態のグロープラグを絶縁基体の長手方向に沿って切断した断面を示している。
グロープラグ2は、ヒータ1,1A,1Bと金属製保持部材40とを備えている。なお、以下では、グロープラグ2がヒータ1Aを備える例について説明するが、グロープラグ2はヒータ1またはヒータ1Bを備えていてもよい。
金属製保持部材40は、ヒータ1Aを保持するとともに、発熱抵抗体20に電力を供給するための部材である。金属製保持部材40は、金属材料から成る。金属製保持部材40に用いられる金属材料としては、例えば、ステンレス、鉄ニッケルコバルト合金等が挙げられる。
金属製保持部材40は、筒状の形状を有している。金属製保持部材40は、ヒータ1Aに、絶縁基体10の一端部11寄りの部位を取り囲むように取り付けられている。金属製保持部材40とヒータ1Aとは、導電性接合材50によって互いに接合されている。導電性接合材50は、金属製保持部材40と発熱抵抗体20の第2端22との間に、絶縁基体10を周方向に囲むように配置されている。これにより、金属製保持部材40と発熱抵抗体20の第2端22とが電気的に接続されている。
導電性接合材50としては、ガラス成分を5~20質量%含んだ銀銅ろう、銀ろうまたは銅ろう等を用いることができる。ガラス成分は絶縁基体10のセラミックスとの濡れ性が良く、摩擦係数が大きいため、導電性接合材50と絶縁基体10との接合強度および導電性接合材50と金属製保持部材40との接合強度を向上させることができる。
グロープラグ2は、電極金具60をさらに備えている。電極金具60は、発熱抵抗体20に電力を供給するための部材である。電極金具60は、金属材料から成る。電極金具60に用いられる金属材料としては、例えば、ニッケル、ステンレス等が挙げられる。電極金具60は、金属製保持部材40の内側に位置し、発熱抵抗体20の第1端21に電気的に接続されている。電極金具60は、第1端21の、一端部11に露出した面の全面を覆うように取り付けられている。電極金具60は、金属製保持部材40との間で短絡が生じないように、金属製保持部材40の内周面から離隔している。
電極金具60は、種々の形態のものを用いることができる。電極金具60は、例えば図7に示すように、絶縁基体10の一端部11に被さるように取り付けられるキャップ部61と、外部電源等の外部装置の接続電極に電気的に接続される線状部62とを有していてもよい。線状部62は、外部装置との接続における応力緩和のためのコイル状部621を有していてもよい。電極金具60は、発熱抵抗体20に電気的に接続されるとともに、外部装置と電気的に接続される。
グロープラグ2は、金属製保持部材40と電極金具60との間に電圧を印加することによって、金属製保持部材40および電極金具60を介して発熱抵抗体20に電流を流し、発熱抵抗体20を発熱させることができる。
本実施形態のグロープラグ2によれば、ヒータ1,1A,1Bを備えることにより、外部電源等の外部装置との電気的接続の長期信頼性が向上した、小型かつ小径のグロープラグ2を提供することが可能になる。
以上、本開示の実施形態について詳細に説明したが、また、本開示は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。上記各実施形態をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
1,1A,1B ヒータ
2 グロープラグ
10 絶縁基体
11 一端部
111 第1面
112 第2面
12 他端部
13 外周部
20 発熱抵抗体
21 第1端
22 第2端
23 第1リード部
231 一方端
232 他方端
24 第2リード部
241 一方端
242 他方端
25 接続部
251 一方端
252 他方端
30 発熱抵抗体
31 第1導電部
32 第2導電部
321 一方端
322 他方端
33 筒状部
331 後端
332 先端
333 後端部
334 先端部
34 底部
40 金属製保持部材
50 導電性接合材
60 電極金具
61 キャップ部
62 線状部
621 コイル状部

Claims (3)

  1. 棒状の絶縁基体と、
    前記絶縁基体に埋設され、第1端が前記絶縁基体の一端部に露出しているとともに、前記絶縁基体の長手方向に見たときに、前記第1端の図心と前記絶縁基体の図心とがずれている発熱抵抗体と、を備え
    前記絶縁基体の前記一端部は、前記長手方向に垂直な第1面と、前記長手方向に対して傾斜した第2面とを有する先細り形状であり、
    前記発熱抵抗体の前記第1端は、前記第1面および前記第2面に露出しているヒータ。
  2. 前記発熱抵抗体は、第2端が前記絶縁基体の外周部に露出しており、
    前記長手方向に見たときに、前記第2端は、前記絶縁基体の図心に関して、前記第1端の図心の反対側に位置している、請求項1に記載のヒータ。
  3. 請求項に記載のヒータと、
    前記発熱抵抗体の前記第2端に電気的に接続されるとともに前記ヒータを保持する金属製保持部材と、を備えるグロープラグ。
JP2020016708A 2020-02-04 2020-02-04 ヒータおよびこれを備えたグロープラグ Active JP7369633B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016708A JP7369633B2 (ja) 2020-02-04 2020-02-04 ヒータおよびこれを備えたグロープラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020016708A JP7369633B2 (ja) 2020-02-04 2020-02-04 ヒータおよびこれを備えたグロープラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021125326A JP2021125326A (ja) 2021-08-30
JP7369633B2 true JP7369633B2 (ja) 2023-10-26

Family

ID=77459373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020016708A Active JP7369633B2 (ja) 2020-02-04 2020-02-04 ヒータおよびこれを備えたグロープラグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7369633B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096477A1 (ja) 2008-01-29 2009-08-06 Kyocera Corporation セラミックヒータおよびグロープラグ
US20100078421A1 (en) 2008-10-01 2010-04-01 Federal-Mogul Italy Sr1 Glow plug adn heater assembly therefor with an improved connection between a central electrode and a heater probe of the heater assembly

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5944815B2 (ja) * 2012-11-14 2016-07-05 京セラ株式会社 ヒータおよびこれを備えたグロープラグ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096477A1 (ja) 2008-01-29 2009-08-06 Kyocera Corporation セラミックヒータおよびグロープラグ
US20100078421A1 (en) 2008-10-01 2010-04-01 Federal-Mogul Italy Sr1 Glow plug adn heater assembly therefor with an improved connection between a central electrode and a heater probe of the heater assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021125326A (ja) 2021-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103053218B (zh) 加热器及具备该加热器的火花塞
JP3351573B2 (ja) セラミック発熱体
JP7129485B2 (ja) ヒータおよびこれを備えた加熱具
EP3064834A1 (en) Heater and glow plug
JP2021125326A (ja) ヒータおよびこれを備えたグロープラグ
JP6838957B2 (ja) ヒータ
JP6592103B2 (ja) ヒータおよびこれを備えたグロープラグ
JPH07282960A (ja) セラミックヒータ
JPWO2019004286A1 (ja) ヒータ
JP7199448B2 (ja) ヒータおよびこれを備えたグロープラグ
JP7032954B2 (ja) ヒータ
WO2018199229A1 (ja) ヒータおよびこれを備えたグロープラグ
JP6665495B2 (ja) セラミックヒータ
JP6603321B2 (ja) ヒータおよびこれを備えたグロープラグ
JP6849559B2 (ja) ヒータ
WO2021201234A1 (ja) ヒータ
JP7000241B2 (ja) ヒータ
JP5960845B2 (ja) ヒータ
JP2020161325A (ja) ヒータおよびこれを備えたグロープラグ
JP6987716B2 (ja) ヒータ
JPWO2017199711A1 (ja) ヒータおよびこれを備えたグロープラグ
JPH01137585A (ja) セラミックヒータと金属部材との嵌合構造
JP4307209B2 (ja) 測温素子を有するヒータ
JP6923425B2 (ja) ヒータ
EP3413686A1 (en) Heater and glow-plug provided therewith

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7369633

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150