JP7373833B2 - 三次元生体組織の培養方法、並びに三次元生体組織培養デバイス及びシステム - Google Patents
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Description
培地の成分が透過する多孔膜の一方の面に載置された三次元生体組織を気相に曝露させ、かつ、前記多孔膜の他方の面に接触させた培地を、前記多孔膜と平行な液流で灌流させながら、前記三次元生体組織を培養する工程、
を含む、方法。
[2] 前記多孔膜が、前記多孔膜の厚み方向に貫通する細孔を有する、[1]に記載の方法。
[3] 前記多孔膜が、セルカルチャーインサートの多孔膜である、[1]または[2]に記載の方法。
[4] 前記三次元生体組織が、腎オルガノイド、肺オルガノイド、胸腺オルガノイドまたは精巣オルガノイドである、[1]~[3]のいずれか1項に記載の方法。
[5] 前記三次元生体組織が、腎オルガノイドである、[1]~[4]のいずれか1項に記載の方法。
[6] 前記培地が、0.01μL/分以上の流速で灌流される、[1]~[5]のいずれか1項に記載の方法。
前記セルカルチャーインサート保持部の底部の一部に設けられた少なくとも1つの流路と;
前記流路に培地を供給するための培地供給管と;
前記流路から培地を排出するための培地排出管と、
を備え、
ここで、前記流路の上面の一部は流路上部開口部を有し、セルカルチャーインサートが前記セルカルチャーインサート保持部に載置された時に、前記流路上部開口部が前記セルカルチャーインサートの多孔膜の下面により覆われることを特徴とする、三次元生体組織培養デバイス。
[8] 前記セルカルチャーインサート保持部が、前記セルカルチャーインサートと密着させるための嵌合手段を有する、[7]に記載の三次元生体組織培養デバイス。
[9] 前記嵌合手段が、テーパ構造及びシール部材からなる群から選択される1以上の嵌合手段である、[8]に記載の三次元生体組織培養デバイス。
[10] 前記流路が、培地が流された場合に層流となるよう形成されている、[7]~[9]のいずれか1項に記載の三次元生体組織培養デバイス。
[11] 前記流路の幅/高さが、2.0以上である、[7]~[10]のいずれか1項に記載の三次元生体組織培養デバイス。
[12] 前記流路の高さが、約0.1mm~約5mmである、[7]~[11]のいずれか1項に記載の三次元生体組織培養デバイス。
[13] さらに、前記セルカルチャーインサート保持部に載置されたセルカルチャーインサートを備える、[7]~[12]のいずれか1項に記載の三次元生体組織培養デバイス。
前記培地供給管に接続された培地供給ラインと、
前記培地供給ラインに培地を供給する培地供給槽と、
前記培地供給ラインに培地を送る送液ポンプと、
前記培地排出管に接続された培地排出ラインと、
前記培地排出ラインから排出された培地を貯留する培地排出槽と、
を備える、三次元生体組織培養システム。
[15] 前記培地供給槽と、前記培地排出槽が同一であり、培地が循環することを特徴とする、[14]に記載の三次元生体組織培養システム。
本明細書において、「三次元生体組織」とは、細胞を含む三次元の構造体をいい、例えば、生体から単離された生体組織(例えば、臓器及び組織またはその一部(例えば、皮膚組織(例えば、毛根付随皮膚組織など)、心筋組織、骨格筋組織、平滑筋組織、肝組織、腎組織、消化管組織、眼組織(例えば角膜組織)、脳組織、胸腺組織、精巣組織、膵臓組織、甲状腺組織、乳腺組織、唾液腺組織、肺組織など)、又は、生体組織を構成する細胞を用いて再構築された三次元細胞構造体、例えば、オルガノイドが本発明に適用され得る。本発明に適用し得る生体から単離された生体組織とは、生体から採取された生体組織そのものであってもよく、生体から採取された生体組織を任意の形状に加工した組織片であってもよい。また、本発明に適用し得る三次元細胞構造体とは、細胞を含む懸濁液とゲル溶液又はゲル化剤とを混合させて形成した三次元細胞構造体であってもよく、複数枚の細胞シートを積層した三次元細胞構造体であってもよい。本発明に適用し得る三次元細胞構造体とは、ゲルの上に、細胞を播種し、培養することにより形成される三次元細胞構造体であってもよい。
一実施態様において、本発明の方法は、以下の工程を含む:
培地の成分が透過する多孔膜の一方の面に載置された三次元生体組織を気相に曝露させ、かつ、前記多孔膜の他方の面に接触させた培地を、前記多孔膜と平行な液流で灌流させながら前記三次元生体組織を培養する工程。本明細書において「培地の成分が透過する多孔膜」とは、培地を構成する成分、例えば、水、緩衝液中の成分、タンパク質など、細胞培養に必要な成分が通過することができる細孔を有する多孔膜をいう。
図1(図1-1~3)は、一実施形態における、三次元生体組織培養デバイス10を示す。三次元生体組織培養デバイス10は、セルカルチャーインサート保持部11と、セルカルチャーインサート保持部11の底部110の一部に設けられた少なくとも1つの流路12と、流路12に培地を供給するための培地供給管13と、前記流路12から培地を排出するための培地排出管14とを備えている。
図5は、一実施態様における三次元生体組織培養システム1を示している。三次元生体組織培養システム1は、三次元生体組織培養デバイス10と、三次元生体組織培養デバイス10のセルカルチャーインサート保持部11に載置されたセルカルチャーインサート20と、培地供給管13に接続された培地供給ライン17と、培地供給ライン17に培地を供給する培地供給槽5と、培地供給ライン17に培地を送る送液ポンプ19と、培地排出管14に接続された培地排出ライン18と、培地排出ライン18から排出された培地を貯留する培地排出槽(図5では、培地供給槽5に相当)と、を備えている。培地供給ライン17と培地供給管13、及び、培地排出ライン18と培地排出管14は、アダプタ16によって接続されている。
1.材料及び実験方法
1-1.三次元生体組織培養デバイスの作製
三次元生体組織培養デバイスは3DCAD設計データを元に、3Dプリンター(ストラタシス社object Edenシリーズ、樹脂MED610)を用いて作製し、サポート材を水酸化ナトリウムにて溶解して作製した。
dp/dx = -Umax×(8ρν)/h2(・・・(6))
となる。
さらに、式(5)から、式(6)は、
dp/dx = -3/2Umean×(8ρν)/h2(・・・(7))
と変形することができる。ρνは粘度であるため、ρν=0.6mPa・Sであり、Umean= Q/5mm2 = (0.42μL/s)/5mm2、h=1mmを、式(7)に代入することで以下の値が算出される。
dp/dx = -3/2Umean×(8ρν)/h2 = -3/2((0.42μL/s)/5mm2)×(8×0.6mPa・S)/(1mm)2 = -0.6mPa/mm
三次元生体組織培養デバイスは、6ウェルインサート用プレート(Falcon)の蓋に、培地供給管及び培地排出管を挿入するための孔を作製し、滅菌した。三次元生体組織培養デバイスを6ウェルプレートに設置し、さらに、三次元生体組織を載置した0.4μmポアまたは3.0μm、12ウェルのセルカルチャーインサート(Corning社、Falcon Cell Culuture insert、Cat#353494または#353292)を三次元生体組織培養デバイス上に設置した。それを蓋で覆い、培地供給管及び培地排出管にシリコンチューブを接続し、マイクロペリスタポンプ(アイカムス・ラボ)と接続した。培地供給ライン及び培地排出ラインであるシリコンチューブを培地供給槽と接続した。
灌流の動態を調べるために、蛍光ビーズ(Cat.#17149、Lot.536309、平均粒径0.0394μm、2.5%(w/v)、Polyscience Inc.)を含有したPBS200μL(0.05%溶液)を、培地供給ラインに設けた三方活栓から導入した。Nikon顕微鏡に接続したカメラで1分間撮影し、ビーズの移動距離をアクアコスモス(浜松フォトニクス)にて計測して移動度を解析した(図7(A)のF1、及び図7(B))。また、セルカルチャーインサート内の液体の動態は、直径10μmの蛍光ビーズ(3.6 × 106 beads/mL,FluoSpheres(商標)、Thermo Fisher Scientific)約6%含有するPBS溶液をセルカルチャーインサート内だけに入れて灌流を行い、2秒毎1~1.5分間のビーズの動態を記録し、移動度を解析した(図7(A)のF2、及び図7(C))。
流路に液体を流すことによって、多孔膜上の蛍光マイクロビーズが移動することを確認した。従って、理論通り、多孔膜上に緩やかな液流が生じることを確認することができた(図7(C))。
1.材料及び実験方法
1-1.iPS細胞の維持培養
iPS細胞(201B7、Lot No.18)はRIKEN Cell bankより分与された株を使用し、継代p8~23の間のiPS細胞を実験に使用した。iPS細胞は、フィーダーレスで維持培養した。具体的には、予め0.4mg/cm2 imatrix-511(WAKO)でコーティングした培養皿に、4~5×103個のiPS細胞を播種し、10μM Rock inhibitor(Y27632、WAKO)を添加した維持培地にて培養し、24時間以内に維持培地(AK02N、AJINOMOTO)に交換した。細胞数が増えないうちは2日に一回の培地交換を行い、細胞数が増加し、コロニーが直径1mm前後に育った後は毎日培地交換を行った。継代は、コロニー同士が融合し始める40~50%コンフルエントの状態で行った。PBS(WAKO)で洗浄後、2分の1希釈したTrypLET(Thermo)を添加し、7分間37℃でインキュベーション後、剥離し、細胞数を計測し、適宜培養を続けた。保存する場合はStem Cell Banker(ゼノアック)を用いた緩慢凍結法で凍結した。
腎オルガノイドは、Takasatoらの手法に従って行った(Takasato M.,et al.,Nature.2015 Oct.22;526(7574):pp.564-568.)。具体的には、iPS細胞を35mm2培養皿上で培養し、70~80%コンフルエントになった状態で0.8μMのCHIR99021(WAKO)を含有するXeno-free培地(APEL2,STEMCELL)で4日間培養した。その後2日間、2μg/mLのFGF9(PEPRO TECH)含有Xeno-free培地にて培養を続けた。その後、細胞を3次元化するために培養皿より継代試薬にて剥離し、細胞数6.25×105個/100~200μL/チューブの濃度に懸濁液を調製し、400×gで3分間室温にて遠心した。得られたペレットを12ウェルプレート用の0.4μmポアのセルカルチャーインサート(Corning社、Falcon Cell Culture insert、Cat#353494)の中央に移した。その後、セルカルチャーインサートを12ウェルプレートのウェルに設置し、ウェル内にのみ培地(0.5μM CHIR99021、10μM Y27632添加APEL)添加し、37℃で1時間インキュベータした。その後、2μg/mL FGF9添加APEL培地に交換して培養した。2日に一回、培地を交換し、培養を継続した(図8(A)参照)。
遺伝子解析を行い、腎オルガイドが、腎臓細胞を誘導する時期を探索した。腎臓細胞の誘導時期に3日間オルガノイドを灌流培養した。灌流用の培地総量は2.5mL~3mLを用い、灌流速度は0~100μL/分の間にて設定した。培地は1.5日毎に全量を交換した。オルガノイド培養システムは、37℃、5%CO2インキュベータ内に設置した。ポンプコントローラーはインキュベータの外部に設置した。タイムラプスで観察する時は顕微鏡の周囲のチャンバーを37℃に保ち、マルチウェルプレートの非使用ウェルに滅菌水を加えて5%CO2をバブリングで供給して観察した。
遺伝子解析及び形態的解析の結果より、確実に腎臓細胞の誘導が進んだ誘導18日目からオルガノイドの灌流培養を行った。6ウェルマルチウェルプレート内にオルガノイド培養デバイスを入れ、オルガノイドを載せた12ウェルセルカルカルチャーインサートを設置し、蓋をした。その後、3方活性にてポンプを接続したシリコン製の灌流チューブを接続し、培地を充填して泡を除いた後に灌流を開始した。対比コントロールとして、約2mm程度の間隙を形成したオルガノイド培養デバイス上に12ウェルセルカルカルチャーインサートを載置し、それを3mLの培地を入れた5cm培養皿に載置し、灌流群と使用培地量を揃えることで検討した。
各々の培養期間で得られたオルガノイドを回収し、RNA抽出キット(Ambion Thermo)を用いてRNAを抽出した。RNA量を計測後、同量のRNA量をHigh Capacity cDNA(ABI Thermo)を用いて逆転写反応させ、cDNAを作製した。Taqmanプローブ(ABI Thermo)を用いてリアルタイムPCRを行い、Via7にて反応・解析を行った。標準サンプルを用いて相対的標準曲線を作成し、それを用いて定量計算を行った。内部標準はACTBを用いた。
各々の培養期間で得られた腎オルガノイドを、4%パラフォルムアルデヒド(武藤化学)で固定し、4℃で保存した。凍結ブロックを作製するために、固定した腎オルガノイドを15%ショ糖/PBSで30分間処理し、新しい15%ショ糖/PBSに交換して再度30分間処理した。その後、30%ショ糖/PBSに交換して30分処理し、新しい30%ショ糖/PBSに交換して再度30分間処理した。得られた組織からTissue Tek O.C.T.Compound(サクラファインテック・ジャパン)を用いて凍結ブロックを作製し、-80℃で保存を行った。クライオスタット(Leica)を用い、8μm厚にて薄切した凍結切片を作製し、それを染色に用いた。
灌流培養時、2日間 0.5mg/mL Texas Red-conjugated dextran(70,000 MW Molecular Probes,Eugene,OR,USA)を含有する培養液で灌流し、その後、4%パラホルムアルデヒドで灌流固定を行った。得られたオルガノイドから凍結切片を作製し、共焦点レーザー顕微鏡で観察した。Texas Red陽性領域(図9A)を灌流液体の組織内通過領域と見なすことで動態の可視化を行った。用いた試薬は以下の通りである。
・CK8(mouse monoclonal antibody:abcam)1/200希釈
・Podocalyxicin(goat polyclonal antibody:R&D)1/500希釈・PDGFβreceptor(rabbit monoclonal antibody:abcam)1/200希釈
・Active-Caspase-3(rabbit polyclonal antibody:abcam)1/200希釈
・CK19(rabbit monoclonal antibody:abcam)
<二次抗体>
・moues IgG Rhodamin(Jackson immunology)
・rabit IgG FITC(Jackson immunology)
・Goat IgG FITC(Jackson immunology)
それぞれ1/200希釈にて使用。
<核染色>
・Hoechxist 33528(Dojindo)1/500希釈
iPS細胞から腎オルガノイドを誘導した(図8(A))。その結果、腎臓細胞の遺伝子発現や形態形成は誘導12日後より徐々に増加しはじめ、18日後でピークを示すことが明らかとなった(図8(B)および(C))。
腎オルガノイドの浸漬培養
誘導18日目(3次元化12日目)の腎オルガノイドを培養しているセルカルチャーインサート内に培地300μLを添加し、さらに3日間培養を行った(図13)。
図14は、本発明で培養される腎オルガノイドの環境と胎内腎環境との類似点を説明する図である。本発明によって、オルガノイドは、気相から酸素が供給され、同時に、栄養が多孔膜直下を流れる液相(培地)によって供給される。本発明により実現される培養環境は、下部から上部に向かって層状に伝達する、胎児腎の血流環境と類似しており、これを模倣する環境になっているものと考えられる。
1.実験方法
実施例1で作製した2個の三次元生体組織培養デバイスの流路を約2.8cmポリプロピレン製コネクタで連結した。実施例2の方法により得られた腎オルガノイドを、2個の三次元生体組織培養デバイス上のセルカルチャーインサート上にそれぞれ載置した。片方の腎オルガノイドに、50μLのI型コラーゲンゲル内に包埋した105個のG401細胞(小児腎癌細胞株)を移植し、約3mLの培地(APEL;STEMCELL社 腎オルガノイド用培地)を2.5μL/分で灌流しながら7日間培養した。
癌細胞を包埋したI型コラーゲンゲルは灌流培養により溶解が進行していた(図15)
1.実験方法
実施例1で作製した2個の三次元生体組織培養デバイスの流路を約2.8cmポリプロピレン製コネクタで連結した。実施例2の方法により得られた腎オルガノイドを、2個の三次元生体組織培養デバイス上のセルカルチャーインサート上にそれぞれ載置した。片方の腎オルガノイドに、培地1uLに懸濁した100個のG401細胞を滴下して移植した。約3mLの培地(APEL;STEMCELL社 腎オルガノイド用培地)を2.5μL/分で灌流しながら14日間培養した。
灌流培養5日後の灌流培地から採取した細胞を、血清入り培地で18日間培養した結果、癌細胞が検出され、滴下移植後に灌流培地内に癌細胞が浸潤していたことが確認された。
10、10a 三次元生体組織培養デバイス
11、11a セルカルチャーインサート保持部
110、110a 底部
111 内壁
12、12a 流路
120、120a 流路内壁
121、121a 流路上部開口部
122 流路底部開口部
122a 流路底部
123 流路入口
124 流路出口
13 培地供給管
130 下部培地供給口
131 上部培地供給口
14 培地排出管
140 下部培地排出口
141 上部培地排出口
15、15a 本体部
150、150a 本体部上面
151、151a 本体部底面
16 アダプタ
17 培地供給ライン
18 培地排出ライン
180 接続ライン
19 送液ポンプ
20 セルカルチャーインサート
21 セルカルチャーインサート本体
22 多孔膜
30 培養容器
31 培養容器底面
4 培養デバイスアセンブリ
5 培地供給槽
OG 三次元生体組織
M 培地
Claims (14)
- 三次元生体組織の培養方法であって、
培地の成分が透過する多孔膜の一方の面に載置された三次元生体組織を気相に曝露させ、かつ、前記多孔膜の他方の面に接触させた培地を、前記多孔膜と平行な液流で灌流させながら、前記三次元生体組織を培養する工程であって、前記液流が層流である、工程、
を含む、方法。 - 前記多孔膜が、前記多孔膜の厚み方向に貫通する細孔を有する、請求項1に記載の方法。
- 前記多孔膜が、セルカルチャーインサートの多孔膜である、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記三次元生体組織が、腎オルガノイド、肺オルガノイド、胸腺オルガノイドまたは精巣オルガノイドである、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記三次元生体組織が、腎オルガノイドである、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記培地が、0.01μL/分以上の流速で灌流される、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
- セルカルチャーインサート保持部と;
前記セルカルチャーインサート保持部の底部の一部に設けられた少なくとも1つの流路と;
前記流路に培地を供給するための培地供給管と;
前記流路から培地を排出するための培地排出管と、
を備え、
ここで、前記流路の上面の一部は流路上部開口部を有し、セルカルチャーインサートが前記セルカルチャーインサート保持部に載置された時に、前記流路上部開口部が前記セルカルチャーインサートの多孔膜の下面により覆われており、前記流路の形状は、培地を流した場合、層流となるよう形成されていることを特徴とする、
三次元生体組織培養デバイス。 - 前記セルカルチャーインサート保持部が、前記セルカルチャーインサートと密着させるための嵌合手段を有する、請求項7に記載の三次元生体組織培養デバイス。
- 前記嵌合手段が、テーパ構造及びシール部材からなる群から選択される1以上の嵌合手段である、請求項8に記載の三次元生体組織培養デバイス。
- 前記流路の形状において、幅/高さが、2.0以上である、請求項7~9のいずれか1項に記載の三次元生体組織培養デバイス。
- 前記流路の高さが、約0.1mm~約5mmである、請求項7~10のいずれか1項に記載の三次元生体組織培養デバイス。
- さらに、前記セルカルチャーインサート保持部に載置されたセルカルチャーインサートを備える、請求項7~11のいずれか1項に記載の三次元生体組織培養デバイス。
- 請求項12に記載の三次元生体組織培養デバイスと、
前記培地供給管に接続された培地供給ラインと、
前記培地供給ラインに培地を供給する培地供給槽と、
前記培地供給ラインに培地を送る送液ポンプと、
前記培地排出管に接続された培地排出ラインと、
前記培地排出ラインから排出された培地を貯留する培地排出槽と、
を備える、三次元生体組織培養システム。 - 前記培地供給槽と、前記培地排出槽が同一であり、培地が循環することを特徴とする、請求項13に記載の三次元生体組織培養システム。
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| WO2013183121A1 (ja) | 2012-06-06 | 2013-12-12 | 株式会社日立製作所 | 培養容器及び自動培養装置 |
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Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| ヒト表皮モデル作成キット LabCyte EPI-KIT 取扱説明書,2017年3月改訂,2017年03月,https://www.jpte.co.jp/business/LabCyte/documents/EPIKIT_manual.pdf |
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