JP7375737B2 - ポリエステル樹脂組成物及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の課題は、上記した従来の課題を解決し、耐熱性および耐酸化分解性に優れたポリエステル樹脂組成物及びその製造方法を提供することである。
(1)ビニル系ポリマーまたはポリアミドでコーティングされている酸化セリウムを含む粒子を10ppm以上1000ppm以下(ポリエステル樹脂組成物に対する重量比)含有し、重量減量率(除湿大気流通下(200ml/min)、290℃、3時間)が16wt%以下であることを特徴とするポリエステル樹脂組成物。
(2)ジカルボン酸成分またはそのエステル形成誘導体成分と、ジオール成分とをエステ
ル交換反応またはエステル化反応し、次いで重縮合反応してポリエステルを製造するに際
して、表面をビニル系ポリマーまたはポリアミドでコーティングした酸化セリウム粒子10ppm以上1000ppm以下(ポリエステル樹脂組成物に対する重量比)を添加することを特徴とするポリエステル樹脂組成物の製造方法。
本発明に用いられるポリエステル樹脂とは、ジカルボン酸成分とジオール成分を重縮合して得られるポリエステル樹脂を指す。
本発明におけるジカルボン酸成分としては、芳香族ジカルボン酸、鎖状脂肪族ジカルボン酸、脂環式ジカルボン酸など種々のジカルボン酸成分を用いることができる。その中でも、ポリエステル組成物の機械的特性、耐熱性、耐加水分解性の観点から、芳香族ジカルボン酸であることが好ましい。特には、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸が重合性、機械的特性から好ましい。
なお、本発明の効果の範囲を損なわない程度に、他のジカルボン酸やヒドロキシカルボン酸誘導体、ジオールが共重合されていてもよい。
本発明においては、酸化セリウムを含む粒子が、ビニル系ポリマーまたはポリアミドでコーティングされていることが好ましい。
ビニル系ポリマーまたはポリアミドのコーティング剤としては、ピペラジン、ピリジン、イミダゾール、カルバゾールより選ばれるいずれかの骨格を有する窒素含有化合物であることが好ましい。ポリマーの定義は分子量が3000以上のものとし、特に上限は設けない。分子量が高いポリマーにて被覆することで、ポリエステル樹脂組成物の重合時や成型時に高温に曝されても、粒子の凝集を抑制できる。また、複数のポリマーをコーティング剤として用いることも可能である。
コーティングに用いるビニル系ポリマーは、側鎖にピペラジン、ピリジン、イミダゾール、カルバゾールより選ばれるいずれかの骨格を有していることが好ましく、ビニル系モノマーの重合反応によって得られる。
ビニル系モノマーの具体例としては、1-ビニルピペラジン、(4-ビニルピペラジン-1-イル)メタンアミン、2-(4-ビニルピペラジン-1-イル)エタン-1-アミン、2-ビニルピペラジン、(3-ビニルピペラジン-1-イル)メタンアミン、2-(3-ビニルピペラジン-1-イル)エタン-1-アミン、(2-ビニルピペラジン-1-イル)メタンアミン、2-(2-ビニルピペラジン-1-イル)エタン-1-アミン、2-ビニルピリジン、3-ビニルピリジン、4-ビニルピリジン、1-ビニルイミダゾール、2-ビニルイミダゾール、4-ビニルイミダゾール、9-ビニルカルバゾールなどが挙げられる。また、上記ビニル系モノマーは、ビニル基以外の任意の位置に、置換基を有していてもよく、ビニル基には、メチル基やシアノ基を置換基として有していてもよい。
本発明でコーティングに用いるポリアミドは、ピペラジン骨格を主鎖または側鎖に有するポリマーが好ましく、ピペラジン骨格を主鎖に有するポリマーがより好ましい。本発明で用いる主鎖にピペラジン骨格を有するポリアミドは、ピペラジン骨格を有するアミンと、ジカルボン酸との重縮合反応によって得られる。
本発明のポリエステル樹脂組成物は、マンガン、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、から選ばれる金属元素含有量M(mol/t)とリン元素含有量P(mol/t)の比であるM/Pが0.5以上3.0以下であることが好ましい。さらに好ましくは0.8以上1.5以下である。上記範囲を満たすことで、溶融成型時における熱分解を抑制することができる。
本発明のポリエステル樹脂組成物は、溶液ヘイズが10%以下であることが好ましい。より好ましくは8%以下であり、5%以下がさらに好ましい。上記範囲とすることで、高透明性も求められる光学フィルム等に供することが可能となる。
ポリエステル組成物0.1gを0.001g以内の精度で秤量し、10mlのo-クロロフェノールを用いて100℃×30分間加熱して溶解した。溶液を室温まで冷却し、25℃の水槽中に設置したオストワルド粘度計に該溶液を8ml仕込み、標線を通過する秒数を計測した(A秒)。
また、o-クロロフェノールのみ8ml用いて前記と同様に25℃の水槽中に設置したオストワルド粘度計で標線を通過する秒数を計測した(B秒)。
ここでKは0.343,Cは試料溶液の濃度(g/100ml)である。
Mauliceの方法によって測定した。(文献 M.J.Maulice,F.Huizinga,Anal.Chem.Acta、22、363(1960))。
すなわち、ポリエステル組成物0.5gを0.001g以内の精度で秤量する。該試料にo-クレゾール/クロロホルムを7/3の質量比で混合した溶媒50mlを加え、加熱して内温が90℃になってから20分間加熱攪拌して溶解する。また混合溶媒のみもブランク液として同様に別途加熱する。溶液を室温に冷却し、1/50Nの水酸化カリウムのメタノール溶液で電位差滴定装置を用いて滴定をおこなう。また、混合溶媒のみのブランク液についても同様に滴定を実施する。
ポリエステル組成物のCOOH末端基量は、以下の式により計算した。
COOH末端基量(当量/トン)={(V1-V0)×N×f}×1000/S
ここでV1は試料溶液での滴定液量(mL)、V0はブランク液での滴定液量(mL)、Nは滴定液の規定度(N)、fは滴定液のファクター、Sはポリエステル組成物の質量(g)である。
ポリエステル樹脂組成物またはポリエステルフィルム7gを溶融プレス機で円柱状に成型し、理学電機(株)製蛍光X線分析装置(型番:3270)を用いて測定、予め含有量既知のサンプルで作成した検量線を用い、算出した。
ポリエステル樹脂組成物2gを20mlのフェノール/1,1,2,2,テトラクロロエタンの3/2(容積比)混合溶液に溶解し、光路長20mmのセルを用い、ヘイズメーター(スガ試験機(株)製 HZ-1)によって積分球式光電光度法にて分析を行った。
ポリステル樹脂組成物またはポリエステルフィルムを凍結粉砕機(Sprex CertiPerp社製)にて粉砕し、ステンレスビーカーに0.5g秤量した。真空乾燥機を用いて、50℃で2時間真空乾燥した後、酸素/窒素濃度1%流通下(流量0.5L/分)、300℃で6時間加熱処理を行った。これを、20mlのo-クロロフェノールで、160℃で1時間溶解し、放冷した。この溶液を、ガラスフィルター(柴田科学(株)製、3GP40)を使用してろ過し、ジクロロメタンにてガラスフィルターを洗浄した。ガラスフィルターを130℃で2時間乾燥し、ろ過前後のろ過器の重量の増加分より、ポリエステル重量(0.5g)に対する重量分率を求め、ゲル化率(%)とした。
ポリエステル樹脂組成物を試験管に入れ真空乾燥機を用いて、150℃で12時間乾燥した後、アルミニウムパンに秤量に10mg秤量した。除湿大気流通下(200ml/min)、室温から290℃まで昇温(20℃/分)し、290℃を3時間維持した時の重量減量率をTG-DTAを用いて測定した。なお、装置は以下のものを用い、除湿大気は大気圧露点-30度以下のものを用いた。
(7)ポリエステル樹脂組成物の耐酸化分解性評価(ΔCOOH)
ポリエステル樹脂組成物を試験管に2g秤量し、真空乾燥機を用いて150℃で12時間乾燥した。その後、除湿大気下、220℃で24時間加熱処理を行い、処理前後のCOOH末端基量を測定することで、COOH末端基増加量(ΔCOOH)を算出した。なお、除湿大気は大気圧露点-30度以下のものを用いた。
原子吸光法((株)日立製作所製:偏光ゼーマン原子吸光光度型180-80、フレーム:アセチレン空気)にて定量を行った。
酸化セリウムを含有する粒子の流体力学直径は、酸化セリウムを含有する粒子を、水、エタノール、ピリジンなどの任意の溶媒に溶解し、動的光散乱を測定して自己相関関数を導き、マルカート法(Marquadt法)によって解析し、個数変換ヒストグラムから平均粒子径として算出した。測定時の溶媒は、化合物がポリアミド(1)、ポリアミド(2およびポリ(1-ビニルイミダゾール)、ベンゾイミダゾール、ピペラジンの場合は水、ポリ(4-ビニルピリジン)またはポリ(2-ビニルピリジン)の場合はエタノールを用いた。なお、装置は以下のものを使用した。
(参考例1)ポリマーAでコーティングした酸化セリウム粒子の調整
特開平11-166121を参考にアミノエチルピペラジンとアジピン酸を構造単位とするポリアミド(1)を調整した(分子量10000~30000)。このポリアミド(1)の0.5重量%水溶液10mlに対し、10重量%の硝酸セリウム(III)六水和物水溶液200μl添加し、室温で5分間撹拌した。その後、1.2重量%の過酸化水素水溶液200μlを添加し、室温で1時間反応させた。当該水溶液を30kDの限界ろ過膜で精製することで、ピペラジン骨格を有するポリマーであるポリアミド(1)でコーティングされた酸化セリウム粒子溶液を得た。
アミノエチルピペラジンとビスアミノプロピルエチレングリコール及びアジピン酸を使用し、特開平11-166121を参考にポリアミド(2)を調整し、使用した以外は参考例1と同様に調整した。
(参考例3)ポリマーCでコーティングされた酸化セリウム粒子の調整
ポリ(1-ビニルイミダゾール)の0.5重量%水溶液10mlに対し、10重量%の硝酸セリウム(III)六水和物水溶液200μl添加し、室温で5分間撹拌した。その後、1.2重量%の過酸化水素水溶液200μlを添加し、室温で1時間反応させた。当該水溶液を30kDの限界ろ過膜で精製することで、イミダゾール骨格を有するポリマーであるポリ(1-ビニルイミダゾール)でコーティングされた酸化セリウム粒子溶液を得た。
0.5重量%のポリ(4-ビニルピリジン)の80%エタノール水溶液10mlに対し、10重量%の硝酸セリウム(III)六水和物水溶液200μl添加し、室温で5分間撹拌した。その後、1.2重量%の過酸化水素水溶液200μlを添加し、室温で1時間反応させた。当該水溶液にエタノールを添加して70容量%に希釈し、30kD限界ろ過膜で精製し、エバポレーターで溶媒を除去した。ジメチルスルホキシドに再溶解することで、ピリジン骨格を有するポリマーであるポリ(4-ビニルピリジン)でコーティングされた酸化セリウム粒子溶液を得た。
0.5重量%のポリ(9-ビニルカルバゾール)のピリジン溶液10mlに対し、10重量%の硝酸セリウム(III)六水和物水溶液200μl添加し、室温で5分間撹拌した。その後、1.2重量%の過酸化水素水溶液200μlを添加し、室温で1時間反応させた。当該水溶液を10000Gで1時間遠心して上澄みを除き、ジメチルスルホキシドに再溶解することで、カルバゾール骨格を有するポリマーであるポリ(9-ビニルカルバゾール)でコーティングされた酸化セリウム粒子溶液を得た。
0.5重量%のポリアクリル酸ナトリウム(分子量5000)水溶液10mlに対し、10重量%の硝酸セリウム(III)六水和物水溶液200μl添加し、室温で5分間撹拌した。その後、1.2重量%の過酸化水素水溶液200μlを添加し、室温で1時間反応させ、10kDの限界ろ過膜で精製することで、ポリアクリル酸でコーティングされた酸化セリウム粒子溶液を得た。
0.9g/100mlのベンゾイミダゾール溶液(50vol%EG水溶液)10mlに対し、50重量%の硝酸セリウム(III)六水和物水溶液100μl添加し、室温で5分間反応させた。その後、0.6重量%の過酸化水素水溶液1mlを徐々に滴下し、室温で1時間反応させ、10kDの限界ろ過膜で精製することで、ベンゾイミダゾールでコーティングされた酸化セリウム粒子溶液を得た。
ベンゾイミダゾールに変えピペラジンを用いた以外は、参考例7と同様にし、ピペラジンでコーティングされた酸化セリウム粒子溶液を得た。
1質量%のポリアクリル酸ナトリウム水溶液5mlと1質量%のポリアミド(2)(参考例2で使用したもの)水溶液5mlを混合し、10質量%の硝酸セリウム(III)六水和物水溶液を200μl添加して15分間攪拌した。その後、1.2質量%の過酸化水素水溶液を200μl添加し、室温で1時間反応させた。反応溶液を30kDの限外ろ過膜で精製することで、ポリアクリル酸とポリアミド(2)でコーティングされた酸化セリウム粒子溶液を得た。 (参考例10)ポリマーGでコーティングされた酸化セリウム粒子の調整
0.5重量%のポリアクリル酸ナトリウム(分子量25000)水溶液10mlに対し、10重量%の硝酸セリウム(III)六水和物水溶液200μl添加し、室温で5分間撹拌した。その後、1.2重量%の過酸化水素水溶液200μlを添加し、室温で1時間反応させ、30kDの限界ろ過膜で精製することで、ポリアクリル酸でコーティングされた酸化セリウム粒子溶液を得た。
255℃にて溶解したビスヒドロキシエチルテレフタレート105重量部が仕込まれたエステル化反応器に、テレフタル酸86重量部とエチレングリコール37重量部(テレフタル酸に対し1.15倍モル)からなるスラリーを徐々に添加し、エステル化反応を進行させた。反応系内の温度は245~255℃になるようにコントロールし、反応率が95%に到達した段階でエステル化反応を終了とした。
得られたポリエステル樹脂組成物の特性を表1に示す。
酸化セリウム粒子の添加量を表1の通りに変更した以外は、実施例1と同様の方法でポリエステル樹脂組成物を得た。得られたポリエステル樹脂組成物の特性を表1に示す
実施例2にて得られたポリエステル樹脂組成物は、ゲル化率および溶液ヘイズが低く、重量減量率およびΔCOOHも低いことから、光学フィルムに供することができる特性を有していた。
実施例7にて得られたポリエステル樹脂組成物は、重量減量率およびΔCOOHが低いことから、耐熱性および耐酸化分解性に優れており、ゲル化率が低いことから、光学フィルムに供することができる特性を有していた。
比較例1で得られたポリエステル樹脂組成物は、酸化セリウムを含む粒子を含有していないため、重量減量率・ΔCOOHが増加した。
添加する酸化セリウム粒子を表2の通りに変更した以外は、実施例1と同様の方法でポリエステル樹脂組成物を得た。得られたポリエステル樹脂組成物の特性を表2に示す。
実施例8~11で得られたポリエステル樹脂組成物は、重量減量率およびΔCOOHが低いことから、耐熱性および耐酸化分解性に優れており、さらにゲル化率および溶液ヘイズが低いことから、光学フィルムに好適な物性を有していた。
実施例12で得られたポリエステル樹脂組成物は、重量減量率およびΔCOOHが低いことから、耐熱性および耐酸化分解性に優れていた。
実施例13、14で得られたポリエステル樹脂組成物は、ゲル化率および溶液ヘイズが低く、重量減量率およびΔCOOHも低いことから、光学フィルムに供することができる特性を有していた。
255℃にて溶解したビスヒドロキシエチルテレフタレート105重量部が仕込まれたエステル化反応器に、テレフタル酸86重量部とエチレングリコール37重量部(テレフタル酸に対し1.15倍モル)からなるスラリーを徐々に添加し、エステル化反応を進行させた。反応系内の温度は245~255℃になるようにコントロールし、反応率が95%に到達した段階でエステル化反応を終了とした。
比較例2で得られたポリエステル樹脂組成物は、酸化セリウム粒子にコーティングを施していないため、重量減量率およびΔCOOHが増加した。
酸化セリウム粒子の粒径を表3の通りに変更した以外は、実施例1と同様の方法でポリエステル樹脂組成物を得た。得られたポリエステル樹脂組成物の特性を表3に示す。
実施例15~18で得られたポリエステル樹脂組成物は、重量減量率およびΔCOOHが低いことから、耐熱性および耐酸化分解性に優れており、さらにゲル化率および溶液ヘイズが低いことから、光学フィルムに好適な物性を有していた。
実施例19で得られたポリエステル樹脂組成物は、重量減量率およびΔCOOHが低いことから、耐熱性および耐酸化分解性に優れており、ゲル化率が低く、光学フィルムに供することができる特性を有していた。
255℃にて溶解したビスヒドロキシエチルテレフタレート105重量部が仕込まれたエステル化反応器に、テレフタル酸86重量部とエチレングリコール37重量部(テレフタル酸に対し1.15倍モル)からなるスラリーを徐々に添加し、エステル化反応を進行させた。反応系内の温度は245~255℃になるようにコントロールし、反応率が95%に到達した段階でエステル化反応を終了とした。
255℃にて溶解したビスヒドロキシエチルテレフタレート105重量部が仕込まれたエステル化反応器に、テレフタル酸86重量部とエチレングリコール37重量部(テレフタル酸に対し1.15倍モル)からなるスラリーを徐々に添加し、エステル化反応を進行させた。反応系内の温度は245~255℃になるようにコントロールし、反応率が95%に到達した段階でエステル化反応を終了とした。
酢酸マンガン4水和物の添加量を表3の通り変更した以外は、実施例1と同様の方法でポリエステル樹脂組成物を得た。
実施例22で得られたポリエステル樹脂組成物は、ゲル化率および溶液ヘイズが低く、重量減量率およびΔCOOHも低いことから、光学フィルムに供することができる特性を有していた。
実施例23で得られたポリエステル樹脂組成は、ΔCOOHが低く、優れた耐酸化分解性を有しており、溶液ヘイズが低いことから、光学フィルムに供すことができる物性を有していた。
添加する酸化セリウム粒子を表4の通りに変更した以外は、実施例1と同様の方法でポリエステル樹脂組成物を得た。得られたポリエステル樹脂組成物の特性を表4に示す。
実施例24、25で得られたポリエステル樹脂組成物は、重量減量率およびΔCOOHが低いことから、耐熱性および耐酸化分解性に優れていた。
Claims (7)
- ビニル系ポリマーまたはポリアミドでコーティングされている酸化セリウムを含む粒子を10ppm以上1000ppm以下(ポリエステル樹脂組成物に対する重量比)含有し、重量減量率(除湿大気流通下(200ml/min)、290℃、3時間)が16wt%以下であるポリエステル樹脂組成物。
- マンガン元素(原子)を含有する請求項1に記載のポリエステル樹脂組成物。
- 酸化セリウムを含む粒子の粒径が1nm以上200nm以下である請求項1または2記載のポリエステル樹脂組成物。
- 酸化セリウムを含む粒子をコーティングするビニル系ポリマーまたはポリアミドが、ピペラジン、ピリジン、イミダゾール、カルバゾールより選ばれる化合物由来の基を有する請求項1記載のポリエステル樹脂組成物。
- ジカルボン酸成分またはそのエステル形成誘導体成分と、ジオール成分とをエステル交換反応またはエステル化反応し、次いで重縮合反応してポリエステルを製造するに際して、表面をビニル系ポリマーまたはポリアミドでコーティングした酸化セリウムを含む粒子を10ppm以上1000ppm以下(ポリエステル樹脂組成物に対する重量比)添加するポリエステル樹脂組成物の製造方法。
- 粒径が1nm以上200nm以下である酸化セリウムを含む粒子を添加する請求項5記載のポリエステル樹脂組成物の製造方法。
- ピペラジン、ピリジン、イミダゾール、カルバゾールより選ばれる化合物由来の基を有するビニル系ポリマーまたはポリアミドでコーティングされた酸化セリウムを含む粒子を添加する請求項5記載のポリエステル樹脂組成物の製造方法。
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