JP7438043B2 - 剥離方法、剥離装置、導線、回転電機、および、回転電機の製造方法 - Google Patents

剥離方法、剥離装置、導線、回転電機、および、回転電機の製造方法 Download PDF

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Description

本願は、剥離方法、剥離装置、導線、回転電機、および、回転電機の製造方法に関するものである。
従来、回転電機の導体線として、断面形状が長方形で銅またはアルミ等で構成される導体と、導体の外周を包む絶縁被膜で構成される平角導線を用いる。平角導線を巻線に用いる場合、導体部の端部間を電気的に接続する。この際、2つの平角導線を電気的に接続するため、部分的に絶縁被膜を剥離した剥離部が形成される。平角導線に剥離部を形成する方法として、平角導線を送り出す毎に、絶縁被膜の剥離および導線材を切断し、コイルセグメントを製造する装置が知られている。この装置において、平角導線の断面視で平行な位置関係を有する2面の絶縁被膜を、平行する一対の剥離刃によるせん断で剥離している。これを平角導線の断面視に垂直方向および水平方向に計2度行うことで、平角導線の絶縁被膜部を剥離している(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-50369号公報(図3)
従来の剥離方法、剥離装置、導線、回転電機、および、回転電機の製造方法は、平角導線の断面視において、第1剥離加工でパンチがせん断を開始した箇所にダレ部が発生する。また平角導線の断面のパンチがせん断を終了した箇所にバリ部が発生する。第2剥離加工を第1剥離加工と直交する方向に剥離する場合、一対のパンチはそれぞれダレ部、バリ部に接触することとなる。ダレ部では第1剥離加工前より導体部および絶縁被膜部が第4側面の方向、すなわち第1剥離加工においてパンチが移動する方向に変形するため、第2剥離加工ではダレ部に絶縁被膜が残る恐れがある。そして、絶縁被膜を剥離した平角導線を、溶接などで電気的に接続する際、剥離箇所に絶縁被膜が残っていると溶接品質が悪化するという問題点があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、導体の絶縁被膜の残留を抑制できる剥離方法、剥離装置、導線、回転電機、および、回転電機の製造方法を提供することを目的とする。
本願に開示される剥離方法は、
絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離方法であって、
前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離工程と、
前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離工程と、
前記第1剥離工程と前記第2剥離工程との間に、前記第1剥離工程にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正工程を備え、
前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正工程は、前記第4側面において押される前記第2方向の両端に対向する前記第3側面の前記第2方向の両端を避けて前記第3側面側を支持した状態で、前記第4側面における前記第2方向の両端を前記第1方向の他方向側に押して、前記第1剥離工程で前記導体の前記第4側面に発生したバリ部を前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動し、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するものである
また、本願に開示される剥離方法は、
絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離方法であって、
前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離工程と、
前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離工程と、
前記第1剥離工程と前記第2剥離工程との間に、前記第1剥離工程にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正工程を備え、
前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正工程は、前記第1側面、前記第2側面および前記第3側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に凹んだ凹部を形成し、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するものである。
また、本願に開示される剥離方法は、
絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離方法であって、
前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離工程と、
前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離工程と、
前記第1剥離工程と前記第2剥離工程との間に、前記第1剥離工程にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正工程を備え、
前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正工程は、前記第1側面および前記第2側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面を前記第2方向において互いに近づく方向に押圧して、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するものである
また、本願に開示される剥離装置は、
絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離装置であって、
前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離部と、
前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離部と、
前記第1剥離部にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正部とを備え、
前記第1剥離部は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正部は、前記第4側面において押される前記第2方向の両端に対向する前記第3側面の前記第2方向の両端を避けて前記第3側面側を支持した状態で、前記第4側面における前記第2方向の両端を前記第1方向の他方向側に押して、前記第1剥離部で前記導体の前記第4側面に発生したバリ部を前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動し、前記第1剥離部で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するものである。
また、本願に開示される剥離装置は、
絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離装置であって、
前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離部と、
前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離部と、
前記第1剥離部にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正部とを備え、
前記第1剥離部は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正部は、前記第1側面、前記第2側面および前記第3側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に凹んだ凹部を形成し、前記第1剥離部で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するものである。
また、本願に開示される剥離装置は、
絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離装置であって、
前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離部と、
前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離部と、
前記第1剥離部にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正部とを備え、
前記第1剥離部は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向にであって、
前記修正部は、前記第1側面および前記第2側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面を前記第2方向において互いに近づく方向に押圧して、前記第1剥離部で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するものである。
また、本願に開示される導線は、
前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正工程は、前記第1側面、前記第2側面および前記第3側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に凹んだ凹部を形成し、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動する剥離方法を用いた導線において、
前記絶縁被膜が被覆されていない前記導体の露出部を有し、
前記露出部の前記第1側面および前記第2側面には、前記第2方向に凹んだ凹部を備えたものである。
また、本願に開示される導線は、
前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正工程は、前記第1側面および前記第2側面を支持しながら前記第1側面および前記第2側面を前記第2方向において互いに近づく方向に押圧して、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動し、
前記修正工程は、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に突出する凸部を形成する剥離方法を用いた導線において、
前記絶縁被膜が被覆されていない前記導体の露出部を有し、
前記露出部の前記第1側面および前記第2側面には、前記第2方向に突出する凸部を備えたものである。
また、本願に開示される回転電機は、
前記導線を巻回した固定子と、前記固定子に空隙を介して対向配置された回転子とを備えたものである。
また、本願に開示される回転電機の製造方法は、
前記記載の剥離方法により、一部の前記絶縁被膜を剥離された前記導線を巻回した固定子に空隙を介して回転子を対向配置したものである。
本願に開示される剥離方法、剥離装置、導線、回転電機、および、回転電機の製造方法によれば、
導体の絶縁被膜の残留を抑制できる。
実施の形態1における剥離方法を示すフローチャートである。 図1に用いられる導線の構成を示す外形図である。 図1に用いられる導線の構成を示す断面図である。 図1に示した剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図1に示した剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図1に示した剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図1に示した剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図1に示した剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図1に示した剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図1に示した剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図1に示した剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図1に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す平面図である。 図1に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す斜視図である。 図7に示した導線の溶接後の接合構成を示す平面図である。 図7に示した導線の溶接後の接合構成を示す斜視図である。 実施の形態2における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態2における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態2における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態2における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態2における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態2における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態2における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図9から図11に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す平面図である。 図9から図11に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す斜視図である。 実施の形態3における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態3における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態3における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態3における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態3における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態3における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 実施の形態3における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 図13から図15に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す平面図である。 図13から図15に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す斜視図である。 実施の形態4における回転電機の製造方法を示すフローチャートである。 図17に示した回転電機の製造方法にて形成された回転電機の構成を示す断面図である。 比較例における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 比較例における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 比較例における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 比較例における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 比較例における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。 比較例における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における剥離方法を示すフローチャートである。図2Aは図1に用いられる導線の構成を示す外形図である。図2Bは図1に用いられる導線の構成を示す断面図である。図3から図6は図1に示した剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。
図7Aは図1に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す平面図である。図7Bは図1に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す斜視図である。図8Aは図7に示した導線の溶接後の接合構成を示す平面図である。図8Bは図7に示した導線の溶接後の接合構成を示す斜視図である。図19から図22は比較例における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。
本実施の形態1において用いられる、導線1について図2に基づいて説明する。尚、以下の実施の形態においても、素材として用いる導線1の構成は同一であるため、その説明は適宜省略する。図において、導線1は、導体2と、導体2の外周を覆う絶縁被膜3とにて構成される。導線1の導体2の部分は、金属板材からなり、その角部が丸く面取り(R面取り)された、一般的に平角導線と称されるものである。
導体2は、例えば、銅またはアルミなどの電気伝導率の良い材料を用いるのが望ましい。また、絶縁被膜3は、例えば、ポリウレタン、ポリエステル、シリコン、ポリイミド、エポキシ樹脂、フッ素樹脂など絶縁性を有し、導体2への密着性が良い材料を用いるのが望ましい。尚、導線1は、長手方向Zの全体に、導体2の外周を絶縁被膜3にて覆われる。当該導線1は様々な製品を複数個製造可能な長さを有する素材であるが、便宜上、製造された製品および素材のいずれにおいても導線1と同一の符号を付して説明する。
導線1は、図2AのQ-Q線断面図である図2Bに示すように、導体2の断面形状が長方形を有する。導体2の長方形の第1方向Xの一組の対辺に第1側面16および第2側面17を有し、第1方向Xに直交する第2方向Yの一組の対辺に第3側面18および第4側面19を有する。尚、ここで言う長方形とは、2組の平行関係にある対辺を有するものとし、必ずしも、角が直角でない場合も含むものとする。
そして、第1方向Xの第3側面18から第4側面19に向かう一方の方向を一方向X1、他方の方向を他方向X2とする。また、第2方向Yの第1側面16から第2側面17に向かう一方の方向を一方向Y1、他方の方向を他方向Y2としてそれぞれ説明する。また、素材としての導線1、すなわち加工する前の導体2の第1方向Xの長さH1、第2方向Yの長さW1として説明する。
実施の形態1における、導線1の絶縁被膜3の剥離方法は、図1に示すように、第1剥離工程(図1のステップST1)、修正工程(図1のステップST2)、および第2剥離工程(図1のステップST3)を備える。第1剥離工程は、導体2の第1側面16および第2側面17の絶縁被膜3を、第1側面16および第2側面17に沿って第1方向Xの一方向に向けて剥離する。次の修正工程は、第1剥離工程にて変形した導体2の断面形状を修正する。次の第2剥離工程は、導体2の第3側面18および第4側面19の絶縁被膜3を、第3側面18および第4側面19に沿って第2方向Yに向けて剥離する。尚、以下の実施の形態においても、上記に示したような、第1剥離工程、第2剥離工程、第1剥離工程と第2剥離工程との間に修正工程を備える点は同一であるため、その説明は適宜省略する。
そして、このような各工程を行う、導線1の絶縁被膜3の剥離装置を、図3から図5を用いて説明する。図3に示すように、第1剥離部101は、第1支持部51および一対の第1パンチ41を備える。第1剥離部101は、導線1の第1側面16および第2側面17の絶縁被膜3を、第1側面16および第2側面17に沿って第1方向Xの一方向X1に向けて剥離する。
図4に示すように、修正部131は、修正治具81および修正金型91を備える。修正部131は、第1剥離工程にて変形した導体2の断面形状を修正する。具体的には、修正部131は、第1剥離部101で導体2の第4側面19に発生したバリ部7を第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動し、第1剥離工程で導体2の第3側面18に発生したダレ部6を第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動する。尚、ダレ部6およびバリ部7の詳細は後述する。
図5に示すように、第2剥離部102は、第2支持部52および一対の第2パンチ42を備える。第2剥離部102は、導線1の第3側面18および第4側面19の絶縁被膜3を、第3側面18および第4側面19に沿って第2方向Yに向けて剥離する。
上記のように構成された実施の形態1の剥離装置を用いた導線1の絶縁被膜3の剥離方法について、図3から図6を用いて説明する。まず、図3Aに示すように、第1支持部51に、導線1の第4側面19側を載置して支持する。次に、第1支持部51に載置した導線1の、第3側面18から第4側面19へ向かう第1方向Xの一方向X1へ、一対の第1パンチ41を移動して、第1側面16および第2側面17に沿って絶縁被膜3を剥離する。これにより図3Bに示すように、導線1の第1側面16および第2側面17の絶縁被膜3が同時に剥離される第1剥離工程が行われる(図1のステップST1)。
この際、剥離により除去される範囲は、導線1の導体2の一部を含む範囲で、導線1の導体2の一部の断面が持つ、角部が丸く面取り(R面取り)された形状の一部もしくは全てを含む。よって、一対の第1パンチ41の第2方向Yの長さW2は、導体2の第2方向Yの長さW1より短い。そして、図3Bに示すように、導体2の第2方向Yの長さW2は第1パンチ41の長さW2とほぼ同一になる。また、この際、第1剥離工程時の最初に、第1パンチ41が導体2の第3側面18の第2方向Yの両端の接触した2か所にダレ部6が形成される。さらに、第1剥離工程時の最後に、第1パンチ41により導体2の第4側面19の第2方向Yの両端の接触した2か所にバリ部7が形成される。
第3側面18に形成されたダレ部6は、第3側面18と第1剥離工程で導体2の一部が露出した第1側面16および第2側面17を繋ぐ、丸く面取りされた形状(円弧形状)を有する。さらに、ダレ部6には、第1側面16および第2側面17の第1方向Xの他方向X2側に、第1方向Xの一方向X1に移動した絶縁被膜3が形成される。また、第4側面19に形成されたバリ部7は、第4側面19と第1剥離工程で導体2の一部が露出した第1側面16および第2側面17を繋ぐ、第1方向Xの一方向X1に突出した形状(突起形状)を有する。さらに、バリ部7には、第1側面16および第2側面17の第1方向Xの一方向X1側に、第1方向Xの一方向X1に移動した絶縁被膜3が形成される。
次に、図4Aに示すように、導線1の第3側面18側を修正治具81にて支持した状態で、図4Bに示すように、第4側面19における第2方向Yの両端を修正金型91により一定量、第1方向Xの他方向X2側に押す。これにより、第1剥離工程にて変形した導体2の断面形状を修正する修正工程が行われる(図1のステップST2)。この際の押し量は、ダレ部6が第1方向Xの他方向X2に移動することを目的として設定する。
そして、当該修正工程にて、第1剥離工程にて第1方向Xの一方向X1の第3側面18から第4側面19の方向へ発生していたダレ部6が、第1方向Xの他方向X2へ移動するとともに絶縁被膜3も合わせて第1方向Xの他方向X2へ移動する修正箇所61が形成される。すなわちこれは、第1剥離工程で導体2の第4側面19に発生したバリ部7を第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動し修正箇所71が形成されることに起因する。尚、修正治具81は、当該変形を妨害しないために、第3側面18の第2方向Yの修正金型91が押圧する両端を避けて、第3側面18を支持している。
次に、図5Aに示すように、修正部131を待避させる。次に、図5Bに示すように、導体2の第2側面17を第2支持部52にて支持する。次に、導体2の第3側面18および第4側面19の絶縁被膜3を、一対の第2パンチ42を用いて第3側面18および第4側面19に沿って第2方向Yの一方向Y1に向けて剥離する。これにより、図5Cに示すように、導線1は、導体2の「修正工程」でバリ部7が修正された第4側面19および「修正工程」でダレ部6が修正された第3側面18の絶縁被膜3が同時に剥離される第2剥離工程が行われる(図1のステップST3)。
この際、図6に示すように剥離により除去する範囲70は、導線1の導体2を含む範囲で、修正工程で修正されたダレ部6の全てに加えて導線1の導体2の断面が持つ、角部が丸く面取り(R面取り)された形状の一部を含む。よって、一対の第2パンチ42の第1方向Xの長さH2は、導体2の第1方向Xの長さH1より短い。そして、第2剥離工程により得られた導体2の第1方向Xの長さH2は第2パンチ42の長さH2とはほぼ同一に形成される。
次に、絶縁被膜3の一部が剥離され、導体2の露出部200が形成された導線1を用いた配線方法について説明する。図7Aおよび図7Bに示すように、2本の当該導線1の導体2の露出部200同士を当接させる。次に、当該露出部200同士を当接させた箇所を溶接加工する。溶接工程では、導体2の露出部200同士を中心として溶接することで、溶接部を形成し、当接する露出部200の導体2同士を接合する。次に、図8Aおよび図8Bに示すように、導線1の導体2の露出部200の溶接部を、短絡を防止する目的で絶縁樹脂13にて加工する。絶縁樹脂13は熱可塑性を用いた流動と固着により各導線1の溶接部と、導体2の端面と、導体2の露出部200および絶縁被膜3を覆っている。
ここで、本願の修正工程がない比較例について図19から図22を用いて説明する。図19に示すように、上記に示した場合と同様に第1剥離工程を行う。そして、ダレ部が同様に形成される。この状態にて、図20に示すように第2剥離工程を行う。この場合、ダレ部の部分を考慮して行わないと、導体の長さH5は確保できるものの、図20Bおよび図21に示すように導体に絶縁被膜が残存する箇所Tが発生する。
ダレ部の部分を考慮して第2剥離工程が行われると、先に示した箇所Tに絶縁被膜が残存することはなくなるものの、図22に示すように、導体の長さH6が薄くなり、導体の断面積が減少する。
これに対し、本願の場合には、導体2の断面積を極力減少させることなく、導体2の露出部200を形成することが可能となる。これにより、導線1の電気抵抗を低下できる。さらに導線1の機械強度の低下を減少でき、配線が行い易くなる。
上記のように構成された実施の形態1の剥離方法および剥離装置によれば、
絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離方法であって、
前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離工程と、
前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離工程と、
前記第1剥離工程と前記第2剥離工程との間に、前記第1剥離工程にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正工程を備えたので、
また、絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離装置であって、
前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離部と、
前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離部と、
前記第1剥離部にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正部とを備えたので、
導体に絶縁被膜の残留を抑制でき、導体の断面積を確保できる。
さらに、前記第1剥離工程は、前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜の剥離を同時に行う、
前記第2剥離工程は、前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜の剥離を同時に行うので、
また、前記第1剥離部は、前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜の剥離を同時に行う、
前記第2剥離部は、前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜の剥離を同時に行うので、
導線の絶縁被膜の剥離の効率が向上する。
さらに、前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正工程は、前記第1剥離工程で前記導体の前記第4側面に発生したバリ部を前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動し、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するので、
また、前記第1剥離部は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正部は、前記第1剥離部で前記導体の前記第4側面に発生したバリ部を前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動し、前記第1剥離部で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するので、
導体に発生したダレ部が、導体に発生したバリ部を用いて修正され、
導体の絶縁被膜の残留を確実に抑制でき、導体の断面積を確実に確保できる。
実施の形態2.
図9から図11は実施の形態2における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。図12Aは図9から図11に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す平面図である。図12Bは図9から図11に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す斜視図である。
図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。尚、本実施の形態2における上記実施の形態1と異なる点は、修正工程および修正部であり、その部分を主に説明する。また、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、修正部132は、修正治具82および一対の修正金型92を備えており、第1剥離工程にて変形した導体2の断面形状を修正する。具体的には、修正部132は、第1側面16、第2側面17および第3側面18を支持しながら、第1側面16および第2側面17に第2方向Yに凹んだ凹部12を形成し、第1剥離工程で導体2の第3側面18に発生したダレ部6を、第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動する。一対の修正金型92は凹部12を形成する凸部920を有する。
上記のように構成された実施の形態2の剥離装置を用いた導線1の絶縁被膜3の剥離方法について、図9から図11を用いて説明する。まず、上記実施の形態1と同様に、図9Aに示すように、第1支持部51に、導線1の第4側面19を載置して支持する。次に、第1支持部51に載置した導線1の、第3側面18から第4側面19へ向かう第1方向Xの一方向X1へ、一対の第1パンチ41を移動して、第1側面16および第2側面17に沿って絶縁被膜3を剥離する。これにより、図9Bに示すように、導線1の第1側面16および第2側面17の絶縁被膜3が同時に剥離される第1剥離工程が行われる(図1のステップST1)。
次に、図10Aに示すように、導線1の第3側面18を修正治具82にて支持した状態で、修正金型92にて第1側面16および第2側面17を支持しながら第2方向Yにおいて互いに近づく方向に押圧する。そして、修正金型92にて凸部920を導体2の第1側面16および第2側面17に押圧する。すると、図10Bに示すように、第1側面16および第2側面17に第2方向Yに凹んだ凹部12が形成される。これにより、第1剥離工程で導体2の第3側面18に発生したダレ部6を、第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動する。
図10Bに示すように、第1剥離工程にて第1方向Xの一方向X1の第3側面18から第4側面19の方向へ発生していたダレ部6が、第1方向Xの他方向X2へ移動するとともに絶縁被膜3も合わせて第1方向Xの他方向X2へ移動する。すなわち、修正工程で導体2の第1側面16および第2側面17に形成された凹部12により、凹部12の部分の導体2の一部が第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動し、第1剥離工程で導体2の第3側面18に発生したダレ部6が第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動する修正箇所62が形成される。尚、修正治具82は、凹部12の部分の当該変形分がダレ部6以外の他の箇所に逃げてしまわないために、第3側面18の第2方向Yの全面を拘束するように、第3側面18を支持している。
次に、図11Aに示すように、修正部132を待避させる。次に、図11Bに示すように、上記実施の形態1と同様に、導体2の第2側面17を第2支持部52にて支持する。次に、導体2の第3側面18および第4側面19の絶縁被膜3を、一対の第2パンチ42を用いて第3側面18および第4側面19に沿って第2方向Yの一方向Y1に向けて剥離する。これにより、図11Cに示すように、導線1は、導体2の第4側面19および「修正工程」でダレ部6が修正された第3側面18の絶縁被膜3が同時に剥離される第2剥離工程が行われる。そして、導体2の第1側面16および第2側面17には凹部12が存在する(図1のステップST3)。
次に、絶縁被膜3の一部が剥離され、導体2の露出部200が形成された導線1を用いた配線方法について説明する。図12Aおよび図12Bに示すように、2本の当該導線1の導体2の露出部200同士を当接させる。次に、当該露出部200同士を当接させた箇所を溶接加工する。溶接工程では、導体2の露出部200同士を中心として溶接することで、溶接部を形成し、当接する露出部200の導体2同士を接合する。この異なる導線1間を溶接する工程において、溶接部近傍の導体2に凹部12が存在するため、溶接後の冷却性が向上し加工時間短縮が可能となる。また、凹部12がない場合よりも後述する絶縁樹脂13が脱落するのを抑制できる。
次に、上記実施の形態1と同様に、図8Aおよび図8Bに示すように、導線1の導体2の露出部200の溶接部を、短絡を防止する目的で絶縁樹脂13にて加工する。絶縁樹脂13は熱可塑性を用いた流動と固着により各導線1の溶接部と、導体2の端面と、導体2の露出部200および絶縁被膜3を覆っている。
上記のように構成された実施の形態2の剥離方法および剥離装置によれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、
前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正工程は、前記第1側面、前記第2側面および前記第3側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に凹んだ凹部を形成し、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するので、
また、第1剥離部は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正部は、前記第1側面、前記第2側面および前記第3側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に凹んだ凹部を形成し、前記第1剥離部で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するので、
導体に発生したダレ部が、導体に形成された凹部を用いて修正され、
導体の絶縁被膜の残留を確実に抑制でき、導体の断面積を確実に確保できるとともに、導線の配線の精度が向上する。
さらに、上記のように構成された実施の形態2の導線によれば、
上記剥離方法を用いた導線において、
前記絶縁被膜が被覆されていない前記導体の露出部を有し、
前記露出部の前記第1側面および前記第2側面には、前記第2方向に凹んだ凹部を備えたので、
導線の配線の精度が向上する。
実施の形態3.
図13から図15は実施の形態3における剥離方法の導線の状態および剥離装置の構成を示す図である。図16Aは図13から図15に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す平面図である。図16Bは図13から図15に示した剥離方法の導線による溶接前の接合構成を示す斜視図である。尚、本実施の形態3における上記各実施の形態と異なる点は、修正工程および修正部であり、その部分を主に説明する。また、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。
図14に示すように、修正部133は、一対の修正金型93を備えており、第1剥離工程にて変形した導体2の断面形状を修正する。さらに、第1側面16および第2側面17に第2方向Yに突出する凸部15を形成する。具体的には、修正部133は、第1側面16および第2側面17を支持しながら、第1側面16および第2側面17を第2方向Yにおいて互いに近づく方向に押圧して、第1剥離工程で導体2の第3側面18に発生したダレ部6を、第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動する。さらに、一対の修正金型93は凸部15を形成する凹部930を有する。
図15に示すように、第2剥離部103は、第2支持部522および一対の第2パンチ42を備える。第2剥離部103は、導線1の第3側面18および第4側面19の絶縁被膜3を、第3側面18および第4側面19に沿って第2方向Yに向けて剥離する。第2支持部522は導体2の凸部15を支持する凹部220を有する。
上記のように構成された実施の形態3の剥離装置を用いた導線1の絶縁被膜3の剥離方法について、図13から図15を用いて説明する。まず、上記各実施の形態と同様に、図13Aに示すように、第1支持部51に、導線1の第4側面19を載置して支持する。次に、第1支持部51に載置した導線1を、第3側面18から第4側面19へ向かう第1方向Xの一方向X1へ、一対の第1パンチ41を移動して、第1側面16および第2側面17に沿って絶縁被膜3を剥離する。これにより、図13Bに示すように、導線1の第1側面16および第2側面17の絶縁被膜3が同時に剥離される第1剥離工程が行われる(図1のステップST1)。
次に、図14Aに示すように、一対の修正金型93にて第1側面16および第2側面17を支持しながら、第2方向Yにおいて互いに近づく方向に押圧する。そして、図14Bに示すように、修正金型93にて凹部930内に、導体2の第1側面16および第2側面17から第2方向Yに突出した凸部15を形成する。さらに、第1剥離工程で導体2の第3側面18に発生したダレ部6を、第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動する。
図14Bに示すように、第1剥離工程にて第1方向Xの一方向X1の第3側面18から第4側面19の方向へ発生していたダレ部6が、第1方向Xの他方向X2へ移動するとともに絶縁被膜3も合わせて第1方向Xの他方向X2へ移動する。すなわち、修正工程で導体2の第2方向Yの長さW2を、第1剥離工程で導体2の第3側面18に発生したダレ部6が第4側面19から第3側面18の方向、第1方向Xの他方向X2へ移動して修正箇所63が形成される程度まで短くなる長さW3(凸部15を除いた長さ)まで押圧する。
次に、図15Aに示すように、修正部132を待避させる。次に、図15Bに示すように、上記実施の形態1と同様に、導体2の第2側面17を、第2側面17に形成された凸部15を凹部220内に収納して第2支持部522にて支持する。次に、導体2の第3側面18および第4側面19の絶縁被膜3を、一対の第2パンチ42を用いて第3側面18および第4側面19に沿って第2方向Yの一方向Y1に向けて剥離する。これにより、図14Cに示すように、導線1は、導体2の第4側面19および「修正工程」でダレ部6が修正された第3側面18の絶縁被膜3が同時に剥離される第2剥離工程が行われる。そして、導体2の第1側面16および第2側面17には凸部15が存在する(図1のステップST3)。
次に、絶縁被膜3の一部が剥離され、導体2の露出部200が形成された導線1を用いた配線方法について説明する。図16Aおよび図16Bに示すように、2本の当該導線1の導体2の露出部200同士を当接させる。次に、当該露出部200同士を当接させた箇所を溶接加工する。溶接工程では、導体2の露出部200同士を中心として溶接することで、溶接部を形成し、当接する露出部200の導体2同士を接合する。この異なる導線1間を溶接する工程において、溶接部近傍の導体2に凸部15が存在するため、溶接後の冷却性が向上し加工時間短縮が可能となる。また、凸部15がない場合よりも後述する絶縁樹脂13が脱落するのを抑制できる。
次に、上記各実施の形態と同様に、図8Aおよび図8Bに示すように、導線1の導体2の露出部200の溶接部を、短絡を防止する目的で絶縁樹脂13にて加工する。絶縁樹脂13は熱可塑性を用いた流動と固着により各導線1の溶接部と、導体2の端面と、導体2の露出部200および絶縁被膜3を覆っている。
上記のように構成された実施の形態3の剥離方法によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、
前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正工程は、前記第1側面および前記第2側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面を前記第2方向において互いに近づく方向に押圧して、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するので、
また、前記第1剥離部は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
前記修正部は、前記第1側面および前記第2側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面を前記第2方向において互いに近づく方向に押圧して、前記第1剥離部で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動するので、
導体に発生したダレ部が、導体の変形により修正され、
導体の絶縁被膜の残留を確実に抑制でき、導体の断面積を確実に確保できる。
さらに、前記修正工程は、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に突出する凸部を形成するので、
また、前記修正部は、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に突出する凸部を形成するので、
導体に凸部が形成され、
導線の配線の精度が向上する。
さらに、上記のように構成された実施の形態3の導線によれば、
上記剥離方法を用いた導線において、
前記絶縁被膜が被覆されていない前記導体の露出部を有し、
前記露出部の前記第1側面および前記第2側面には、前記第2方向に突出する凸部を備えたので、
導線の配線の精度が向上する。
実施の形態4.
本実施の形態においては、上記各実施の形態にて形成された導線1を用いる、回転電機および回転電機の製造方法について説明する。図17は実施の形態4における回転電機の製造方法を示すフローチャートである。図18は図17に示した回転電機の製造方法にて形成された回転電機の構成を示す断面図である。
図18において、回転電機21は、導線1が巻回された固定子コイル26を備えた固定子コア24を有する固定子22と、永久磁石29が外周に固定された回転子コア28、および回転子コア28が外周面に固定された回転軸27を有する。そして、固定子22に空隙Gを介して径方向に対向して配置された回転子23と、固定子22を内周面に固定するフレーム25と、フレーム25に対して回転自在に回転軸を支持する軸受(図示せず)とを備える。
次に、上記のように構成された回転電機の製造方法について、図17を交えて説明する。まず、所定の展開長を有する、絶縁被膜3で覆われた導体2(導線1)を準備する(図17のステップST11)。次に、導線1の両端部から所定の距離にかけて絶縁被膜3を剥離する(図17のステップST12)。当該ステップST12は、上記各実施の形態のいずれかの剥離方法および剥離装置が用いて、絶縁被膜3の剥離が行われ、導線1の導体2に露出部200が形成される。
次に、導線1に所定の曲げ加工を行い、固定子コイル26の形状に成型する(図17のステップST13)。次に、固定子コア24に前記ステップにて形成された固定子コイルを複数挿入する(図17のステップST14)。次に、所定の導線1の端子同士を例えば、TIG(Tungsten Inert Gas)溶接、MIG(Metal Inert Gas Welding)溶接、レーザ溶接、またはろう付けを用いて接合し、溶接部を形成し、固定子コイル回路を形成する(図17のステップST15)。尚、上記実施の形態1にて示した図7の工程に相当する。
次に、固定子コア24から突出した導線1の前記ステップの接合部に熱硬化性の絶縁材を用いた絶縁処理を施し絶縁樹脂13を設置する(図17のステップST16)。尚、上記実施の形態1にて示した図8の工程に相当する。次に、固定子22に空隙Gを介して回転子23を対向配置し回転電機21を形成する。
上記のように構成された実施の形態4の回転電機および回転電機の製造方法によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、
前記記載の前記導線を巻回した固定子と、前記固定子に空隙を介して対向配置された回転子とを備えたので、
また、前記記載の剥離方法により、一部の前記絶縁被膜を剥離された前記導線を巻回した固定子に空隙を介して回転子を対向配置したので、
精度に優れた回転電機を得ることができる。
本開示は、様々な例示的な実施の形態および実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 導線、101 第1剥離部、102 第2剥離部、103 第2剥離部、
12 凹部、13 絶縁樹脂、131 修正部、132 修正部、133 修正部、
15 凸部、16 第1側面、17 第2側面、18 第3側面、19 第4側面、
2 導体、200 露出部、21 回転電機、22 固定子、220 凹部、
23 回転子、24 固定子コア、25 フレーム、26 固定子コイル、
27 回転軸、28 回転子コア、29 永久磁石、3 絶縁被膜、41 第1パンチ、42 第2パンチ、51 第1支持部、52 第2支持部、522 第2支持部、
6 ダレ部、61 修正箇所、62 修正箇所、63 修正箇所、7 バリ部、
70 範囲、71 修正箇所、81 修正治具、82 修正治具、91 修正金型、
92 修正金型、920 凸部、93 修正金型、930 凹部、G 空隙、
H1 長さ、H2 長さ、H5 長さ、H6 長さ、T 箇所、W1 長さ、
W2 長さ、W3 長さ、X 第1方向、X1 一方向、X2 他方向、Y 第2方向、Y1 一方向、Y2 他方向、Z 長手方向。

Claims (14)

  1. 絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離方法であって、
    前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
    前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離工程と、
    前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離工程と、
    前記第1剥離工程と前記第2剥離工程との間に、前記第1剥離工程にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正工程を備え
    前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
    前記修正工程は、前記第4側面において押される前記第2方向の両端に対向する前記第3側面の前記第2方向の両端を避けて前記第3側面側を支持した状態で、前記第4側面における前記第2方向の両端を前記第1方向の他方向側に押して、前記第1剥離工程で前記導体の前記第4側面に発生したバリ部を前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動し、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動する剥離方法。
  2. 前記第1剥離工程は、前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜の剥離を同時に行う、
    前記第2剥離工程は、前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜の剥離を同時に行う請求項1項に記載の剥離方法。
  3. 絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離方法であって、
    前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
    前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離工程と、
    前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離工程と、
    前記第1剥離工程と前記第2剥離工程との間に、前記第1剥離工程にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正工程を備え、
    前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
    前記修正工程は、前記第1側面、前記第2側面および前記第3側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に凹んだ凹部を形成し、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動する剥離方法。
  4. 絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離方法であって、
    前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
    前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離工程と、
    前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離工程と、
    前記第1剥離工程と前記第2剥離工程との間に、前記第1剥離工程にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正工程を備え、
    前記第1剥離工程は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
    前記修正工程は、前記第1側面および前記第2側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面を前記第2方向において互いに近づく方向に押圧して、前記第1剥離工程で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動する剥離方法。
  5. 前記修正工程は、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に突出する凸部を形成する請求項に記載の剥離方法。
  6. 絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離装置であって、
    前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
    前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離部と、
    前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離部と、
    前記第1剥離部にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正部とを備え
    前記第1剥離部は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
    前記修正部は、前記第4側面において押される前記第2方向の両端に対向する前記第3側面の前記第2方向の両端を避けて前記第3側面側を支持した状態で、前記第4側面における前記第2方向の両端を前記第1方向の他方向側に押して、前記第1剥離部で前記導体の前記第4側面に発生したバリ部を前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動し、前記第1剥離部で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動する剥離装置。
  7. 前記第1剥離部は、前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜の剥離を同時に行
    前記第2剥離部は、前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜の剥離を同時に行う請求項に記載の剥離装置。
  8. 絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離装置であって、
    前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
    前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離部と、
    前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離部と、
    前記第1剥離部にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正部とを備え、
    前記第1剥離部は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向であって、
    前記修正部は、前記第1側面、前記第2側面および前記第3側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に凹んだ凹部を形成し、前記第1剥離部で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動する剥離装置。
  9. 絶縁被膜により被覆された導体により構成される導線の前記絶縁被膜を剥離する剥離装置であって、
    前記導体は、断面形状が長方形を有し、長方形の第1方向の一組の対辺である第1側面および第2側面、前記第1方向に直交する第2方向の一組の対辺である第3側面および第4側面を有し、
    前記導体の前記第1側面および前記第2側面の前記絶縁被膜を、前記第1側面および前記第2側面に沿って前記第1方向の一方向に向けて剥離する第1剥離部と、
    前記導体の前記第3側面および前記第4側面の前記絶縁被膜を、前記第3側面および前記第4側面に沿って前記第2方向に向けて剥離する第2剥離部と、
    前記第1剥離部にて変形した前記導体の断面形状を修正する修正部とを備え、
    前記第1剥離部は、前記第1方向の一方向が前記第3側面から前記第4側面に向かう方向にであって、
    前記修正部は、前記第1側面および前記第2側面を支持しながら、前記導体の前記第1側面および前記第2側面を前記第2方向において互いに近づく方向に押圧して、前記第1剥離部で前記導体の前記第3側面に発生したダレ部を、前記第4側面から前記第3側面の方向へ移動する剥離装置。
  10. 前記修正部は、前記導体の前記第1側面および前記第2側面に前記第2方向に突出する凸部を形成する請求項に記載の剥離装置。
  11. 請求項に記載の剥離方法を用いた導線において、
    前記絶縁被膜が被覆されていない前記導体の露出部を有し、
    前記露出部の前記第1側面および前記第2側面には、前記第2方向に凹んだ凹部を備えた導線。
  12. 請求項に記載の剥離方法を用いた導線において、
    前記絶縁被膜が被覆されていない前記導体の露出部を有し、
    前記露出部の前記第1側面および前記第2側面には、前記第2方向に突出する凸部を備えた導線。
  13. 請求項11または請求項12に記載の前記導線を巻回した固定子と、前記固定子に空隙を介して対向配置された回転子とを備えた回転電機。
  14. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の剥離方法により、一部の前記絶縁被膜を剥離された前記導線を巻回した固定子に空隙を介して回転子を対向配置した回転電機の製造方法。
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