JP7467648B2 - ポリウレタン弾性繊維、並びにそれを含むギャザー部材、及び衛生材料 - Google Patents
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Description
また、以下の特許文献2には、200~2200dtexの紙おむつ用の太繊度マルチフィラメント弾性繊維が開示されているが、その製造方法は乾式紡糸法である。
溶融紡糸による紙おむつ用ポリウレタン弾性繊維として特許文献3が知られているが、特許文献3には、走行性を良好にする手段について具体的な開示はない。
[1]以下の特徴:
(a)マルチフィラメントである;
(b)総繊度が160dtex以上2000dtex以下である;
(c)フローテスタにおける、押出荷重49N、開始温度120℃、昇温3℃/min条件下での流出開始温度が160℃以上220℃以下である;
(d)単糸同士の合着力が0.4cN以上である;
を有するポリウレタン弾性繊維。
[2]複屈折率Δnが0.010以上である、前記[1]に記載のポリウレタン弾性繊維。
[3]複屈折率Δnが0.025以下である、前記[1]又は[2]に記載のポリウレタン弾性繊維。
[4]飽和脂肪酸金属塩、及び/又は、飽和脂肪酸アミドを0%超0.5重量%以下で含有する、前記[1]~[3]のいずれかに記載のポリウレタン弾性繊維。
[5]フィラメント(単糸)数が3以上であり、かつ、前記ポリウレタン弾性繊維の断面における単糸同士の合着部の長さの平均値が10μm以上である、前記[1]~[4]のいずれかに記載のポリウレタン弾性繊維。
[6]200%伸長・回復繰り返し試験における2サイクル目の90%回復時応力が0.015cN/dtex以上である、前記[1]~[5]のいずれかに記載のポリウレタン弾性繊維。
[7]単糸繊度が5dtex以上50dtex以下である、前記[1]~[6]のいずれかに記載のポリウレタン弾性繊維。
[8]前記[1]~[7]のいずれかに記載のポリウレタン弾性繊維を含む、ギャザー部材。
[9]前記[1]~[7]のいずれかに記載のポリウレタン弾性繊維を含む、衛生材料。
本実施形態のポリウレタン弾性繊維は、以下の特徴:
(a)マルチフィラメントである;
(b)総繊度が160dtex以上2000dtex以下である;
(c)フローテスタにおける、押出荷重49N、開始温度120℃、昇温3℃/min条件下での流出開始温度が160℃以上220℃以下である;
(d)単糸同士の合着力が0.4cN以上である;
を有するポリウレタン弾性繊維である。
また、本実施形態のポリウレタン弾性繊維は、単糸繊度が5dtex以上50dtex以下であることが好ましい。単糸繊度が5dtex以上であると、紡糸中の糸切れが起こりにくい。他方、単糸繊度が50dtex以下であれば、紡糸時に冷却が効きやすく単糸の配向がかかりやすくなるため、十分な回復時応力が得られやすい。
尚、飽和脂肪酸金属塩とは、飽和脂肪酸と金属がイオン結合したもののことを言う。飽和脂肪酸アミドとは、飽和脂肪酸とアミンとが縮合したアミド化合物のことを言う。飽和脂肪酸金属塩及び飽和脂肪酸アミドを構成する飽和脂肪酸としては、炭素数12~20の飽和脂肪酸が好ましく、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸等が例示されるが、特にステアリン酸が好ましい。また、飽和脂肪酸金属塩を構成する金属としては、マグネシウム、カルシウム、アルミニウム、亜鉛等が例示されるが、マグネシウムが好ましい。また、飽和脂肪酸アミドを構成するアミンは、モノアミンやジアミンであることができ、モノアミンとしてはモノメチルアミン、ジメチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等が例示され、ジアミンとしてはエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等が例示されるが、エチレンジアミンが好ましい。すなわち、飽和脂肪酸金属塩としてはステアリン酸マグネシウムが好ましく、飽和脂肪酸アミドとしてはエチレンビスステアリン酸アミドが好ましい。
ポリオールは、熱可塑性ポリウレタンの重合で一般的に使用されるポリアルキレンエーテルジオール、ポリエステルジオール、ポリカーボネートジオールが好ましく、特に好ましくはポリアルキレンエーテルジオールであり、数平均分子量900~3,000のものが好ましい。ポリアルキレンエーテルジオールとしては、アルキレン基がテトラメチレン基であるもの、テトラメチレン基と炭素数1~8の直鎖状又は分岐状のアルキレン基等であるものが挙げられる。すなわち、ポリテトラメチレンエーテルジオール、共重合ポリ(テトラメチレン・ネオペンチレン)エーテルジオール、共重合ポリ(テトラメチレン・2-メチルブチレン)エーテルジオールが好ましい。
島津フローテスタCFT-500D型((株)島津製作所製)を使用し、サンプル量1.5g、ダイ(ノズル)の直径0.5mm、厚み1.0mmの条件下で、49Nの押出荷重を加え、初期設定温度120℃で240秒間予熱した後、3℃/分の速度で等速昇温し、その際に描かれるプランジャーストローク-温度曲線を求める。等速昇温されるに従い、サンプルは徐々に加熱され、ポリマーが流出し始める。この時のフロー温度を流出開始温度とする。さらに昇温すると溶融状態となったポリマーは大きく流出し、プランジャー降下が停止し終了する。3回測定した後、その平均温度を流出開始温度とする。尚、測定サンプルは、同一の巻糸体から1.5gの糸を巻き出し、油剤などの処理剤を除去する等の事前処理を行わず、糸を丸めハサミで4等分にカットしたものを用いた。
島津製作所製EZ-SX AUTOGRAPHにより20℃、65%RH雰囲気化で行う。単糸同士の合着力の測定は、マルチフィラメントの単糸をピンセットを用いてばらけさせ、単糸を3cm程度引き出す。そのとき引き出した単糸1本を下部のチャックで挟み、残りの引き出された方のマルチフィラメントを上部のチャックで挟み、把持長を5cmとして、上下方向に500mm/分の速度で引っ張り、マルチフィラメントから単糸を割いていく。糸の弛みがとれ、割かれ始めた点から測定完了まで150mm割いた際の応力を測定する。150mm割いた際の応力のピークの平均値を合着力とする。5m間隔で5サンプル採取してそれぞれ合着力を測定し、その平均値を求める。
島津製作所製AGS-500NG AUTOGRAPH試験機を使用し、温度20℃、湿度65%の条件で測定する。把持長5cmの弾性糸を、500mm/分の速度で伸長したときの破断時伸度を測定する。5m間隔で5サンプル採取して、それぞれ破断伸度を測定し、その平均値を求める。
島津製作所製AGS-500NG AUTOGRAPH試験機を使用し、温度20℃、湿度65%の条件で測定する。把持長5cmの試料に対し、500mm/minの速度で200%までの伸長・回復を2回繰り返すとき、2回目の伸度90%での回復時応力を2サイクル目の90%回復時応力とする。この値が高いほど、締め付け力が高い繊維であると判断する。5m間隔で5サンプル採取して、それぞれ、90%回復時応力を測定し、その平均値を求める。
OLYMPUS社製の偏光顕微鏡BX-51PにOLYMPUS社製のコンペンセータU-CTBを取り付けて、Δnを測定する。5m間隔で5サンプルを採取して、測定を実施し、その平均値を求める。
ポリウレタン弾性繊維の糸長方向に対して、垂直方向に切断した断面をSEMで撮影し、その断面写真からマルチフィラメントの外周に位置する単糸同士が合着している部位において、図1のように最も離れた2つの合着点を結んだ線分の長さを測定する。外周に位置する単糸について全ての合着点の長さを測定し、測定数で割って平均を求める。尚、断面のSEM写真を撮影するためのマルチフィラメント糸は切断前に液体窒素に10秒以上浸漬し、単糸の長さ方向に垂直に、カミソリ刃によって切断し、その断面を正面から観察できるようにSEMのステージ上にセットして観察する。SEMの測定倍率はマルチフィラメントの断面の全体像が観察できるように適切な倍率で観察する。本実施例と比較例においては、100~300倍の範囲で測定を行い、測定回数は同一の巻糸体から1m以上の間隔をあけて、5本サンプリングし、それぞれの断面から求められた合着部の長さの平均値の和を5で除した値をそのサンプルの合着部の長さの平均値とした。
ポリウレタン弾性繊維を張力のかからないように巻糸体から剥ぎ取り、無張力状態かつ弛みのない状態で1m測長して切り取り、その重量を計量し、下記式:
繊度(dt)=10000×1mあたりの重量(g)
から求めた。測定は5回行い、その平均値を繊度とする。総繊度はマルチフィラメント1本を上記方法で測定したもので、単糸繊度は総繊度を糸本数で除したものとする。
日本アビオニクス社製の赤外線サーモグラフィカメラInfRecR550Proを使用し、雰囲気温度25℃での紡糸時に、集束位置の高さで糸条から100mm離れた位置にカメラを固定し、集束された糸にピントを合わせて熱画像を撮影した。測定物質の放射率は0.9に設定し、走行する糸の30mm後ろには黒いゴム板を設置し、外部環境からの熱の反射の影響を最小限に留めた。撮影した熱画像から集束位置の最上部の温度を抽出し、その温度を集束位置の糸温度とした。
紡糸によって得られた弾性繊維の巻糸体1を、図2の装置にかけ、弾性繊維送り出しロール2を、速度50m/分、弾性繊維を3回巻きつけたプレドラフトロール3を、速度80m/分、巻き取りロール4を、速度85m/分の条件で走行させた。観察部位5での弾性繊維の挙動を3分間目視観察し、以下の評価基準で評価した:
5点:糸揺れ幅が0mm以上~2mm未満
4点:糸揺れ幅が2mm以上~4mm未満
3点:糸揺れ幅が4mm以上~6mm未満
2点:糸揺れ幅が6mm以上
1点:糸切れ。
走行性が3点以上であれば、紙おむつ製造工程での糸切れが少なく、最終的に得られるギャザーの伸縮性能が良好な糸となる。走行性が2点以下では、紙おむつ製造工程で糸切れが発生しやすく、紙おむつの生産性を低下させてしまう。
紡糸後、紙管に巻き取られた弾性繊維150gの巻糸体から、15gを解舒して剥ぎ取る。15g剥ぎ取った後の巻糸体をクリール台に静置し、垂直方向に糸をクリールし、ドッグテールガイドを通して、水平方向に糸を走らせ、2m離れた巻き取りロールによって15m/minの速度で巻き取った。巻取りロールの1m手前に、にオンライン張力計(エイコー測器社製テンションピックアップ Z-2型レンジ50g)を設置し、3分間計測し、その平均値を解舒張力とする。この値が小さいほど巻糸体から糸離れがよいことを示し、解舒性が良好と判断する。下記の評価基準で、解舒性を評価した:
5点:解舒張力が3g未満
4点:解舒張力が3g以上5g未満
3点:解舒張力が5g以上7g未満
2点:解舒張力が7g以上10g未満
1点:解舒張力が10g以上。
解舒性が3点以上であれば、紙おむつ製造工程における巻糸体から糸を高速で解舒する際の糸離れが良好な糸となり、巻糸体に糸が巻き付いてしまう逆巻きや糸走行時の張力変動による糸切れの発生を抑制しやすい。
数平均分子量1800のポリテトラメチレンエーテルジオール2400gと、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート750.75gとを、乾燥窒素雰囲気下、60℃で3時間、攪拌下で反応させて、末端イソシアネートでキャップされたポリウレタンプレポリマーを得た。この反応液に酸化防止剤としてアデカ製AO-60を9g、紫外線吸収剤としてアデカ製LA-36を9g混合した後、さらに、1,4-ブタンジオール150.95gを添加して、15分撹拌し、粘度200Pa・s(30℃)のポリウレタンを得た。
その後、テフロン(登録商標)トレイに払い出し、このポリウレタンをトレイに入れたまま、110℃の熱風オーブン中で19時間アニーリングしてポリウレタン樹脂を得た。このポリウレタン樹脂は、ショアーA硬度が75であり、熱可塑性の特性を有していた。
接触リング式仮撚り機の回転数を調整し、集束位置を1000mmの位置とした以外は、実施例1と同様にして、実施例2のポリウレタン繊維を得た。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
リング式仮撚り機の回転数を調整し、集束位置を800mmの位置とした以外は、実施例1と同様にして、実施例3のポリウレタン繊維を得た。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
紡糸口金に径0.35mm、36ホールのノズルを装着し、ダイの温度を215℃、ノズルから43.4g/分の吐出量で吐出させ、冷風を温度15℃、風速0.7m/sで、700/minの速度で巻き取りしたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例4のポリウレタン繊維を得た。得られた単糸繊度を17dtexであり、総繊度は620dtexだった。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
接触リング式仮撚り機の回転数を調整し、集束位置を1000mmの位置とした以外は実施例4と同様にして、実施例5のポリウレタン繊維を得た。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
紡糸口金に径0.5mm、24ホールのノズルを装着し、ダイの温度を220℃、ノズルから62g/分の吐出量で吐出させ、冷風を温度14℃、風速0.8m/sで、1000/minの速度で巻き取りしたこと以外は、実施例4と同様にして、実施例6のポリウレタン繊維を得た。得られた繊維の単糸繊度は26dtexで、総繊度は620dtexだった。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
紡糸口金に径0.5mm、16ホールのノズルを装着し、ダイの温度210℃、ノズルから83g/分の吐出量を吐出させ、冷風を温度14℃、風速0.8m/sで、1400/minの速度で巻き取りしたこと以外は、実施例4と同様にして、実施例7のポリウレタン繊維を得た。得られた繊維の単糸繊度は40dtexで、総繊度は620dtexだった。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
ポリウレタン樹脂粉末に対し、乾燥させたエチレンビスステアリン酸アミドを添加せず、冷風温度を16℃、冷風風速を0.7m/sとしたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例8のポリウレタン繊維を得た。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
ポリウレタン樹脂粉末に対し、エチレンビスステアリン酸アミドを添加せず、乾燥させたステアリン酸マグネシウムを0.35質量部添加したこと以外は、実施例1と同様にして、実施例9のポリウレタン繊維を得た。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
吐出温度を200℃、冷風温度15℃、冷風風速を0.8m/sとしたこと以外は、実施例4と同様にして、実施例10のポリウレタン繊維を得た。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
ポリウレタン樹脂粉末に対し、乾燥させたエチレンビスステアリン酸アミドを0.6質量部添加し、集束位置を1200mmとした以外は、実施例1と同様にして、実施例11のポリウレタン弾性繊維を得た。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
ダイの温度230℃、冷風温度を15℃、冷風速度0.7m/sとして、集束位置を700mmの位置とした以外は、実施例4と同様にして、実施例12のポリウレタン繊維を得た。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
冷風温度を16℃、冷風風速を0.6m/sとし、集束位置を1800mmとした以外は、実施例4と同様にして、比較例1のポリウレタン弾性繊維を得た。比較例1の弾性繊維は、集束位置が適切な位置ではなかったために、単糸合着力が0.3cNであり、走行性評価では2点であり、走行性が不十分だった。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
集束位置を4500mmとした以外は、比較例1と同様にして、比較例2のポリウレタン弾性繊維を得た。比較例2の弾性繊維は、集束位置が適切な位置ではなかったために、単糸合着力が0.2cNであり、走行性評価では1点であり、走行性が不十分だった。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
ダイの温度190℃、冷風温度15℃、冷風速度0.9m/sとしたこと以外は、実施例1と同様にして、比較例3のポリウレタン弾性繊維を得た。比較例3の弾性繊維は、吐出温度が低く、冷風風速が高かったため、紡糸時の集束位置での糸温度が低すぎて、単糸同士が合着できていないため、合着力が低く、走行性評価では1点だった。また、紡糸時に冷却されすぎており、配向がかかりすぎたために伸度が280%と低くなり、走行性評価の延伸倍率に耐えきれない糸が多く糸切れが多発した。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
ポリウレタン樹脂粉末に対し、乾燥させたエチレンビスステアリン酸アミドを添加せずに押出機内で溶融させ、紡糸口金に径0.35mm、36ホールのノズルを装着し、ダイの温度を208℃、ノズルから37.2g/分の吐出量で吐出させ、冷風を温度16℃、風速0.5m/sとし、集束位置2200mm、600/minの速度で巻き取りしたこと以外は、実施例1と同様にして、比較例4のポリウレタン繊維を得た。得られた糸は単糸合着力が低く、走行性評価は2点であり、走行性が不十分だった。弾性繊維の各種性能評価結果を以下の表1に示す。
2 送り出しロール
3 プレドラフトロール
4 巻き取りロール
5 観察部位
6 セラミックフックガイド
7 ベアリングフリーローラー
Claims (7)
- 以下の特徴:
(a)マルチフィラメントである;
(b)総繊度が160dtex以上2000dtex以下である;
(c)フローテスタにおける、押出荷重49N、開始温度120℃、昇温3℃/min条件下での流出開始温度が160℃以上220℃以下である;
(d)単糸同士の合着力が0.4cN以上である;
を有するポリウレタン弾性繊維であって、
複屈折率Δnが0.010以上であり、かつ、
複屈折率Δnが0.025以下である、
ことを特徴とするポリウレタン弾性繊維。 - 飽和脂肪酸金属塩、及び/又は、飽和脂肪酸アミドを0重量%超0.5重量%以下で含有する、請求項1に記載のポリウレタン弾性繊維。
- フィラメント(単糸)数が3以上であり、かつ、前記ポリウレタン弾性繊維の断面における単糸同士の合着部の長さの平均値が10μm以上である、請求項1又は2に記載のポリウレタン弾性繊維。
- 200%伸長・回復繰り返し試験における2サイクル目の90%回復時応力が0.015cN/dtex以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載のポリウレタン弾性繊維。
- 単糸繊度が5dtex以上50dtex以下である、請求項1~4のいずれか1項に記載のポリウレタン弾性繊維。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載のポリウレタン弾性繊維を含む、ギャザー部材。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載のポリウレタン弾性繊維を含む、衛生材料。
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