以下は、本開示の実施において当業者を支援するために提供される詳細な説明である。当分野の当業者であれば、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく、本明細書に記載の実施形態の修正および変更を行い得る。本明細書において言及されるすべての公表文献、特許出願、特許、図面およびその他の参考文献は、参照によりその全体が明示的に組み込まれる。
E3ユビキチンリガーゼタンパク質と標的タンパク質とを結合する二官能性またはキメラ構築物によって、一度E3ユビキチンリガーゼタンパク質と標的タンパク質とが近接して配置されると、E3ユビキチンリガーゼタンパク質(例えば、フォンヒッペル・リンダウE3ユビキチンリガーゼ(VHL))が標的タンパク質をユビキチン化するという驚くべき予期せぬ発見に関連する、組成物および方法が本明細書に記載される。したがって、本開示は、タンパク質標的結合部分(PTM)に結合したE3ユビキチンリガーゼ結合部分(ULM)を含むような化合物および組成物を提供するものであり、これにより選択標的タンパク質のユビキチン化が生じ、それに伴いプロテアソームによる標的タンパク質の分解が導かれる(図1を参照)。本開示はまた、組成物のライブラリおよびその使用を提供する。
ある特定の態様では、本開示は、VHLなどのユビキチンリガーゼに結合することができるリガンド、例えば、小分子リガンド(すなわち、2,000、1,000、500、または200ダルトン未満の分子量を有する)を含む化合物を提供する。化合物は、標的タンパク質をユビキチンリガーゼに近接して配置させ、当該タンパク質の分解(および/または阻害)を生じさせるようなやり方で標的タンパク質に結合することができる部分も含む。上記に加えて低分子とは、分子が非ぺプチジルであることを意味し得る。すなわち例えば4、3、または2個よりも少ないアミノ酸を含むなど、多くの場合ペプチドとはみなされない。本明細書によると、PTM、ULM、またはPROTAC分子は低分子であってもよい。
別途定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学的用語は、本開示が属する分野の当業者によって一般的に理解される意味と同じ意味を有する。本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態の解説のみを目的としており、本開示を限定することは意図されていない。
値の範囲が提供される場合、文脈により明白に別段の指定が無い限り(例えばある数の炭素原子を含有する基の場合、当該範囲内におさまる各炭素原子数が提供される)、その範囲および任意の他の指定範囲の上限と下限の間の、下限単位の十分の一までの各介在値、またはその指定範囲中の介在値が本発明範囲内に包含されることを理解されたい。これらのより小さな範囲の上限および下限が独立してより小さな範囲に含まれてもよく、これも本開示内に包含され、指定範囲中の任意の具体的に除外される境界値となる。指定範囲が境界値の一方または両方を含む場合、それら含まれる境界値のいずれか、両方を除外する範囲も本開示に含まれる。
以下の用語は、本開示を説明するために使用される。本明細書において用語が具体的に定義されていない場合、その用語は、本開示の説明においてその使用の分若で当該用語を適用する当業者により当分野において認識されている意味が与えられる。
本明細書において使用される場合、「a」および「an」という冠詞は、文脈により明白に別段の示唆が無い限り、当該冠詞の文法的客体のうちの1つまたは1つ以上(すなわち少なくとも1つ)を指すように本明細書において使用される。一例として、「要素」は1つの要素または2つ以上の要素を意味する。
本明細書および請求の範囲において本明細書に使用される場合、「および/または」という語句は、そのように結合される要素のうちの「いずれか、または両方」を意味すると理解されたい。すなわち、一部の例では要素は結合して存在し、他の例では結合せずに存在する。「および/または」を用いて列記された複数の要素は、同じように解釈されるべきである。すなわち、要素の「1つ以上」がそのように結合されている。「および/または」条項により具体的に特定された要素以外の他の要素が、それら具体的に特定された要素との関連性の有無に関係なく、任意に存在し得る。したがって、非限定的な例として、「Aおよび/またはB」への言及は、「含む」などのオープンエンド言語と併用される場合、一実施形態では、Aのみ(任意にB以外の要素を含む)、別の実施形態では、Bのみ(任意にA以外の要素を含む)、さらに別の実施形態では、AおよびBの両方(任意に他の要素を含む)などを指すことができる。
本明細書および請求の範囲において本明細書で使用される場合、「または」は、上記に定義される「および/または」と同じ意味を有すると理解されるべきである。例えば、リスト内の項目を分離するときに、「または」または「および/または」は包括的なものとして解釈されるものとする。すなわち、多くの要素、または要素のリストのうちの少なくとも1つを含むが、2つ以上も含み、そして任意で列記されていない追加の項目も含む。例えば「~の内のただ1つ」、または「~の内の正確に1つ」、または請求項において使用される場合には「~からなる」など、逆を明確に示唆される用語のみが、多くの要素、または要素のリストのうちの正確に1つの要素の含有を指す。概して、本明細書に使用される場合、「または」という用語は、例えば「いずれか」、「~のうちの1つ」、「~のうちの1つのみ」、または「~のうちの正確に1つ」などの排他的な用語が先行する場合にのみ排他的な選択肢(すなわち「1つまたはその他であるが、両方ではない」)を示すものと解釈されるべきである。
請求の範囲、ならびに上述の明細書において、「含む(comprising)」、「含有する(including)」、「担持する(carrying)」、「有する(having)」「含有する(containing)」、「関与する(involving)」、「保持する(holding)」、「構成される(composed of)」などのすべての移行句は、非限定である、すなわちそれらを含むが限定されないことを意味すると理解されたい。「~からなる(consisting of)」および「本質的に~からなる(consisting essentially of)」という移行句のみ、それぞれ限定的または半限定的な移行句であるものとし、このことは米国特許審査基準のセクション2111.03に記載されている。
本明細書において使用される場合、明細書および請求の範囲において、1つ以上の要素のリストに関し、「少なくとも1つ」という語句は、要素リスト中のいずれか1つ、または複数の要素から選択される少なくとも1つの要素を意味すると理解されるべきであるが、必ずしも要素リスト内に具体的に列記されるすべての要素のうちの少なくとも1つを含むものではなく、要素リスト中の要素の任意の組み合わせを除外するものではない。さらにこの定義は、「少なくとも1つ」という語句が指す要素リスト内で具体的に特定された要素以外にも、具体的に特定されたそれらの要素の関連性の有無にかかわらず、任意で要素が存在し得ることを許容する。したがって、非限定的な例として、「AおよびBのうちの少なくとも1つ」(または同等に、「AまたはBのうちの少なくとも1つ」、または同等に、「Aおよび/またはBのうちの少なくとも1つ」)は、一実施形態では、少なくとも1つの、任意に、2つ以上のAを含み、Bが存在しない(かつ、任意に、B以外の要素を含む)、別の実施形態では、少なくとも1つの、任意に、2つ以上のBを含み、Aが存在しない(かつ、任意に、A以外の要素を含む)、さらに別の実施形態では、少なくとも1つの、任意に、2つ以上のA、ならびに少なくとも1つの、任意に、2つ以上のBを含む(かつ、任意に、他の要素を含む)を指すことができる。
2つ以上の工程または動作を含む本明細書に記載の特定の方法において、方法の工程または動作の順序は、文脈より別段の示唆が無い限り、方法の工程または動作が列挙される順序に必ずしも限定されない。
「同時投与(co-administration)」および「同時に投与すること(co-administering)」または「併用療法(combination therapy)」という用語は、同時投与(2つ以上の治療薬の同時投与)と、治療薬が患者の体内にある程度、好ましくは効果量が同時に存在する間は時間を変えて投与すること(1つ以上の治療薬を、追加の治療薬の投与の時間とは異なる時間に投与すること)との両方を指す。特定の好ましい態様において、本明細書に記載の本化合物の1つ以上が、特に抗がん剤を含む、少なくとも1つの追加生物活性剤と併用して共投与される。特に好ましい態様において、化合物の共投与により、抗がん活性を含む相乗作用的な活性および/または治療がもたらされる。
本明細書に使用される場合、別段の示唆が無い限り、「化合物」という用語は、本明細書に開示される任意の具体的な化学的化合物を指し、互変異性体、位置異性体、幾何異性体、および適切な場合には光学異性体(鏡像異性体)およびその他の立体異性体(ジアステレオマー)を含む立体異性体、ならびに文脈で適切な場合にはそのプロドラッグおよび/または重水素化型を含む薬学的に許容可能な塩および誘導体を含む。予期される重水素化低分子は、薬剤分子中に含有される水素原子のうちの1つ以上が重水素で置換されている低分子である。
文脈中のその使用の内で、化合物という用語は概して単一の化合物を指すが、例えば本開示化合物の立体異性体、位置異性体および/または光学異性体(ラセミ混合物を含む)ならびに特定の鏡像異性体または特定の鏡像異性体を富化した混合物などの他の化合物を含んでもよい。当該用語は文脈において、投与を促進し、活性部位へ化合物を送達するよう改変された化合物のプロドラッグ型も指す。本化合物の記載において、多くの置換基、および特にそれと関連した変数が記載されていることに注意されたい。本明細書に記載される分子は、以下に概略されるように安定した化合物であることが当業者には理解される。結合が示されている場合、二重結合と一重結合の両方とも、示されている化合物、および価数の相互作用に関する公知のルールを背景として表され、または理解される。
「ユビキチンリガーゼ」という用語は、特定の基質タンパク質へのユビキチンの移送を促進し、その基質タンパク質を分解の標的とさせるタンパク質のファミリーを指す。例えば、E3ユビキチンリガーゼタンパク質は、単独で、またはE2ユビキチン共役酵素と組み合わせて、標的タンパク質上のリジンへのユビキチンの結合を引き起こし、その後、プロテアソームによる分解のために特定のタンパク質基質を標的化する。したがって、E2ユビキチン結合酵素との複合体で、または単独で、E3ユビキチンリガーゼは、標的とされるタンパク質へのユビキチンの移送に関与する。概して、ユビキチンリガーゼは、ポリユビキチン化に関与し、それにより第二のユビキチンが第一のユビキチンに付加され、第三のユビキチンが第二のユビキチンに付加される。ポリユビキチン化は、プロテアソーム分解に対してタンパク質を印付ける。しかしながら、モノユビキチン化に限定されるユビキチン化事象も一部存在し、その場合には1つのユビキチンのみがユビキチンリガーゼにより基質分子に付加される。モノユビキチン化されたタンパク質は、プロテアソームの分解標的とはならないが、そのかわりに例えばユビキチンを結合させることができるドメインを有する他のタンパク質との結合を介して、その細胞内の位置または機能を変化させる場合がある。さらに問題を複雑化しているのは、ユビキチン上の別のリシンがE3により標的とされ、鎖を形成し得るということである。最も共通したリシンは、ユビキチン鎖上のLys48である。これはプロテアソームにより認識されるポリユビキチンを生成するために使用されるリシンである。本明細書で使用される場合、「アルキル」という用語は、それ自体で、または別の置換基の一部として、別途明記されない限り、指定される炭素原子の数を有する直鎖または分岐鎖炭化水素ラジカルを意味する(すなわち、C1-8は、1~8個の炭素を意味する)。特定の数の炭素原子が存在しない場合、本明細書に提供されるアルキル基は、1~12個の炭素、1~8個の炭素、1~6個の炭素、または1~4個の炭素を有すると仮定される。アルキル基の例としては、メチル、エチル、n-プロピル、イソ-プロピル、n-ブチル、t-ブチル、イソ-ブチル、sec-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキシル、n-ヘプチル、n-オクチルなどが挙げられる。アルキル基は、任意に、本明細書に提供されるように置換され得る。いくつかの実施形態では、アルキル基は、C1-6アルキルであり、いくつかの実施形態では、アルキル基は、C1-4アルキルである。
2016年8月5日に出願された米国特許出願第15/230,354号、および2014年7月11日に出願された米国特許出願第14/371,956号(米国特許出願公開第2014/0356322号として公開)、および2016年3月18日に出願された米国特許出願第15/074,820号(米国特許出願公開第2016/0272639号として公開)、および2016年2月24日に出願された国際特許出願第PCT/US2016/019328号(国際特許出願公開第WO2016/138114号として公開)、および2016年3月18日に出願された国際特許出願第PCT/US2016/023258号(国際特許出願公開第WO2016/149668号として公開)、2018年1月31日に出願された米国非仮特許出願第15/885,671号(米国特許出願公開第2018/0215731号として公開)、これらのすべては参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。さらに、本明細書に引用されるすべての参考文献は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。
「任意に置換された」という用語は、本明細書で定義される置換基と組み合わせて使用される場合、置換基が、本明細書に提供されるような1つ以上の好適な官能基または他の置換基で置換され得るが、必ずしもそうである必要はないことを意味する。例えば、置換基は、ハロ、シアノ、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、ハロ(C1-6)アルキル、C1-6アルコキシ、ハロ(C1-6アルコキシ)、C1-6アルキルチオ、C1-6アルキルアミノ、NH2、NH(C1-6アルキル)、N(C1-6アルキル)2、NH(C1-6アルコキシ)、N(C1-6アルコキシ)2、-C(O)NHC1-6アルキル、-C(O)N(C1-6アルキル)2、-C(O)NH2、-C(O)C1-6アルキル、-C(O)2C1-6アルキル、-NHCO(C1-6アルキル)、-N(C1-6アルキル)CO(C1-6アルキル)、-S(O)C1-6アルキル、-S(O)2C1-6アルキル、オキソ、フェニル、ベンジル、ピリジニル、ピラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、または他の5~6員ヘテロアリール基のうちの1つ以上で任意に置換され得る。いくつかの実施形態では、上記の任意の置換基の各々は、1個または2個の基で任意に置換されたそれら自身である。
「シクロアルキル」という用語は、本明細書で使用される場合、C3-12環式アルキル基を指し、架橋およびスピロ環状(例えば、アダマンチン)を含む。シクロアルキル基の例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロへプチル、シクロへキシル、シクロへプチル、シクロオクチル、ビシクロ[2.2.1]へプタニル、ビシクロ[3.1.1]へプタニル、ビシクロ[4.1.0]へプタニル、スピロ[3.3]へプタニル、およびスピロ[3.4]オクタニルが挙げられる。いくつかの実施形態では、シクロアルキル基は、C3-6シクロアルキルである。
「アケニル」という用語は、本明細書で使用される場合、炭素原子の少なくとも2個がsp2ハイブリダイゼーションされ、それらの間に炭素-炭素二重結合を形成するC2-12アルキル基を指す。本明細書に提供されるアルケニル基は、2つ以上の炭素-炭素二重結合を含有し得るが、1つが好ましい。本明細書に提供されるアルケニル基のアルキル部分は、上記に提供されるように置換され得る。いくつかの実施形態では、アルケニル基は、C2-6アルケニルである。
「アキニル」という用語は、本明細書で使用される場合、炭素原子の少なくとも2個がspハイブリダイゼーションされ、それらの間に炭素-炭素三重結合を形成するC2-12アルキル基を指す。本明細書に提供されるアルキニル基は、2つ以上の炭素-炭素三重結合を含有し得るが、1つが好ましい。本明細書に提供されるアルキニル基のアルキル部分は、上記に提供されるように置換され得る。いくつかの実施形態では、アルキニル基は、C2-6アルキニルである。
「アルコキシ」、「アルキルアミノ」、および「アルキルチオ」という用語は、それらの従来の意味で使用され、酸素原子(「オキシ」)、アミノ基(「アミノ」)、またはチオ基を介して分子の残りに結合したアルキル基を指す。「アルキルアミノ」という用語は、モノ-ジ-アルキルアミノ基を含み、アルキル部分は同じであり得るか、または異なり得る。
単独での、または別の置換基の一部としての「ハロ」という用語は、別途明記されない限り、フッ素、塩素、臭素、またはヨウ素原子を意味するが、好ましくはフッ素または塩素を意味する。
「ハロ(C1-xアルキル)」という用語は、1~x個の炭素原子を有し、1個以上(例えば、1、2、3、4、5、または6個)のハロ基で置換されるアルキルを指す。例えば、この用語は、1個以上のハロ基で置換される1~6個の炭素原子を有するアルキル基を含む。ハロ(C1-C6アルキル)という用語の非限定的な例としては、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、および2,2,2-トリフルオロエチルが挙げられる。
「ハロ(C1-xアルコキシ)」という用語は、1~x個の炭素原子を有し、1個以上(例えば、1、2、3、4、5、または6個)のハロ基で置換されるアルコキシ基を指す。例えば、この用語は、1個以上のハロ基で置換される1~6個の炭素原子を有するアルコキシ基を含む。ハロ(C1-C6アルキル)という用語の非限定的な例としては、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロメトキシ、および2,2,2-トリフルオロエトキシが挙げられる。
「ヘテロアルキル」という用語は、例えば、2~14個の炭素、例えば、2~10個の炭素を鎖中に有し、炭素の1個以上が、S、O、P、およびNから選択されるヘテロ原子によって置き換えられている、直鎖または分岐鎖アルキル基を指す。例示的なヘテロアルキルとしては、アルキルエーテル、二級および三級アルキルアミン、アルキルアミド、アルキルスルフィドなどが挙げられる。基は、末端基または架橋基であり得る。本明細書で使用される場合、架橋基の文脈で使用される場合の正常鎖への言及は、架橋基の2つの末端位置を結合する原子の直接鎖を指す。
「アリール」という用語は、本明細書で使用される場合、単一全炭素芳香族環または多重縮合全炭素環系を指し、環の少なくとも1つは芳香族である。例えば、ある特定の実施形態では、アリール基は、6~12個の炭素原子を有する。アリールには、フェニルラジカルが含まれる。アリールはまた、少なくとも1個の環が芳香族であり、他の環が芳香族であっても芳香族でなくてもよい、約9~12個の炭素原子を有する多重縮合環系(例えば、2、3、または4個の環を含む環系)を含む。このような多重縮合環系は、多重縮合環系の任意の炭素環部分上の1個以上(例えば、1、2、または3個)のオキソ基で任意に置換される。多重縮合環系の環は、価要件によって許容される場合、縮合結合、スピロ結合、および架橋結合を介して互いに連結することができる。多重縮合環系の結合点は、上記に定義されるように、環の芳香族または炭素環部分を含む環系の任意の位置にあり得ることを理解されたい。アリール基の非限定的な例としては、フェニル、インデニル、ナフチル、1、2、3、4-テトラヒドロナフチルなどが挙げられるが、これらに限定されない。
「ヘテロアリール」という用語は、本明細書で使用される場合、環内に炭素以外の少なくとも1個の原子を有する単一芳香族環を指し、原子は、酸素、窒素、および硫黄からなる群から選択され、「ヘテロアリール」はまた、少なくとも1個のこのような芳香族環を有する多重縮合環系も含み、多重縮合環系は、以下にさらに説明される。したがって、「ヘテロアリール」には、約1~6個の炭素原子、ならびに酸素、窒素、および硫黄からなる群から選択される約1~4個のヘテロ原子の単一芳香族環が含まれる。硫黄および窒素原子はまた、環が芳香族である限り、酸化形態で存在し得る。例示的なヘテロアリール環系としては、ピリジル、ピリミジニル、オキサゾリル、またはフリルが挙げられるが、これらに限定されない。「ヘテロアリール」はまた、多重縮合環系(例えば、2、3、または4個の環を含む環系)も含み、ヘテロアリール基は、上記に定義されるように、ヘテロアリール(例えば、1,8-ナフチリジニルなどのナフチリジニルを形成する)、複素環(例えば、1,2,3,4-テトラヒドロ-1,8-ナフチリジニルなどの1、2、3、4-テトラヒドロナフチリジニルを形成する)、炭素環(例えば、5,6,7,8-テトラヒドロキノリルを形成する)、およびアリール(例えば、インダゾリルを形成する)から選択される1つ以上の基と縮合して、多重縮合環系を形成する。したがって、ヘテロアリール(単一芳香族環または多重縮合環系)は、ヘテロアリール環内に約1~20個の炭素原子および約1~6個のヘテロ原子を有する。ヘテロアリール(単一芳香族環または多重縮合環系)はまた、ヘテロアリール環内に約5~12または約5~10員を有することもできる。多重縮合環系は、縮合環の炭素環または複素環部分上の1個以上(例えば、1、2、3、または4個)のオキソ基で任意に置換され得る。多重縮合環系の環は、価要件によって許容される場合、縮合結合、スピロ結合、および架橋結合を介して互いに連結することができる。多重縮合環系の個々の環は、互いに対して任意の順序で連結され得ることを理解されたい。また、多重縮合環系の結合点は(ヘテロアリールについて上記に定義されるように)、多重縮合環系のヘテロアリール、複素環、アリール、または炭素環部分を含む多重縮合環系の任意の位置にあり得ることも理解されたい。また、ヘテロアリールまたはヘテロアリール多重縮合環系の結合点は、炭素原子およびヘテロ原子(例えば、窒素)を含むヘテロアリールまたはヘテロアリール多重縮合環系の任意の好適な原子にあり得ることも理解されたい。例示的なヘテロアリールとしては、ピリジル、ピロリル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、チエニル、インドリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、フリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、キノリル、イソキノリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾキサゾリル、インダゾリル、キノキサリル、キナゾリル、5,6,7,8-テトラヒドロイソキノリニルベンゾフラニル、ベンズイミダゾリル、チアナフテニル、ピロロ[2,3-b]ピリジニル、キナゾリニル-4(3H)-オン、トリアゾリル、4,5,6,7-テトラヒドロ-1H-インダゾール、および3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロ-ペンタ[1,2-c]ピラゾールが挙げられるが、これらに限定されない。一実施形態では、「ヘテロアリール」という用語は、少なくとも1個のヘテロ原子を含有する単一芳香族環を指す。例えば、この用語は、1個以上のヘテロ原子を含む5員および6員の単環式芳香族環を含む。ヘテロアリールの非限定的な例としては、ピリジル、フリル、チアゾール、ピリミジン、オキサゾール、およびチアジアゾールが挙げられるが、これらに限定されない。
「ヘテロシクリル」または「複素環」という用語は、本明細書で使用される場合、環内に炭素以外の少なくとも1個の原子を有する単一飽和または部分不飽和環を指し、原子は、酸素、窒素、および硫黄からなる群から選択され、この用語はまた、少なくとも1個のこのような飽和または部分不飽和環を有する多重縮合環系も含み、多重縮合環系は、以下にさらに説明される。したがって、この用語には、約1~6個の炭素原子、ならびに環中の酸素、窒素、および硫黄からなる群から選択される約1~3個のヘテロ原子の単一飽和または部分不飽和環(例えば、3、4、5、6、または7員環)が含まれる。環は、1個以上(例えば、1、2、または3個)のオキソ基で置換され得、硫黄および窒素原子もまた、それらの酸化形態で存在し得る。例示的な複素環としては、アゼチジニル、テトラヒドロフラニル、およびピペリジニルが挙げられるが、これらに限定されない。「複素環」という用語はまた、多重縮合環系(例えば、2、3、または4個の環を含む環系)も含み、単一複素環は(上記に定義されるように)、複素環(例えば、1,8-デカヒドロナプチリジニルを形成する)、炭素環(例えば、デカヒドロキノリルを形成する)、およびアリールから選択される1つ以上の基と縮合して、多重縮合環系を形成することができる。したがって、複素環(単一飽和もしくは単一部分不飽和環、または多重縮合環系)は、複素環内に約2~20個の炭素原子および1~6個のヘテロ原子を有する。このような多重縮合環系は、多重縮合環の炭素環または複素環部分上の1個以上(例えば、1、2、3、または4個)のオキソ基で任意に置換され得る。多重縮合環系の環は、価要件によって許容される場合、縮合結合、スピロ結合、および架橋結合を介して互いに連結することができる。多重縮合環系の個々の環は、互いに対して任意の順序で連結され得ることを理解されたい。したがって、複素環(単一飽和もしくは単一部分不飽和環、または多重縮合環系)は、複素環系内に約1~6個のヘテロ原子を含む約3~20個の原子を有する。また、多重縮合環系の結合点は(複素環について上記に定義されるように)、環の複素環、アリール、および炭素環部分を含む多重縮合環系の任意の場所にあり得ることも理解されたい。また、複素環または複素環多重縮合環系の結合点は、炭素原子およびヘテロ原子(例えば、窒素)を含む複素環または複素環多重縮合環系の任意の好適な原子にあり得ることも理解されたい。一実施形態では、複素環という用語は、C2-20複素環を含む。一実施形態では、複素環という用語は、C2-7複素環を含む。一実施形態では、複素環という用語は、C2-5複素環を含む。一実施形態では、複素環という用語は、C2-4複素環を含む。例示的な複素環としては、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、テトラヒドロフラニル、ジヒドロオキサゾリル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロチオピラニル、1,2,3,4-テトラヒドロキノリル、ベンゾキサジニル、ジヒドロオキサゾリル、クロマニル、1,2-ジヒドロピリジニル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、1,3-ベンゾジオキソリル、1,4-ベンゾジオキサニル、スピロ[シクロプロパン-1,1’-イソインドリニル]-3’-オン、イソインドリニル-1-オン、2-オキサ-6-アザスピロ[3.3]ヘプタニル、イミダゾリジン-2-オンN-メチルピペリジン、イミダゾリジン、ピラゾリジン、ブチロラクタム、バレロラクタム、イミダゾリジノン、ヒダントイン、ジオキソラン、フタルイミド、1,4-ジオキサン、チオモルホリン、チオモルホリンS-オキシド、チオモルホリンS,S-オキシド、ピラン、3-ピロリン、チオピラン、ピロン、テトラヒドロチオフェン、キヌクリジン、トロパン、2-アザスピロ[3.3]ヘプタン、(1R,5S)-3-アザビシクロ[3.2.1]オクタン、(1s,4s)-2-アザビシクロ[2.2.2]オクタン、(1R,4R)-2-オキサ-5-アザビシクロ[2.2.2]オクタンおよび、ピロリジン-2-オンが挙げられるが、これらに限定されない。一実施形態では、「複素環」という用語は、少なくとも1つのヘテロ原子を有する単環式、飽和または部分不飽和3~8員環を指す。例えば、この用語は、少なくとも1つのヘテロ原子を有する単環式、飽和または部分不飽和4、5、6、または7員環を含む。複素環の非限定的な例としては、アジリジン、アゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、ピペリジン、ピペラジン、オキシラン、モルホリン、およびチオモルホリンが挙げられる。本明細書で使用される場合、「9員または10員複素環」という用語は、少なくとも1つのヘテロ原子を有する部分不飽和または芳香族縮合二環式環系を指す。例えば、9員または10員複素環という用語は、1つ以上のヘテロ原子を含有する5員または6員飽和、部分不飽和、または芳香族環に縮合されたベンゾ環を有する二環式環系を含む。
本明細書で使用される場合、「ヘテロ原子」という用語は、酸素(O)、窒素(N)、硫黄(S)、およびケイ素(Si)を含むことを意味する。窒素および硫黄は、可能な場合、酸化形態であり得る。
本明細書で使用される場合、「キラル」という用語は、鏡像パートナーに重ねることができない特性を有する分子を指し、一方、「アキラル」という用語は、それらの鏡像パートナーに重ねることができる分子を指す。
本明細書で使用される場合、「立体異性体」という用語は、同一の化学構造を有するが、空間における原子または基の配置の点で異なる化合物を指す。本明細書で使用される場合、交差線「
」は、E立体異性体とZ立体異性体との混合物を示す。
本明細書で使用される場合、化学構造中の結合と交差する波線「
」または破線「----」は、化学構造中で波線結合が結合する結合の分子の残りへの結合点を示す。
「ジアステレオマー」とは、2つ以上のキラリティーの中心を有し、その分子が互いの鏡像ではない立体異性体を指す。ジアステレオマーは、異なる物理的特性、例えば、融点、沸点、スペクトル特性、および反応性を有する。ジアステレオマーの混合物は、電気泳動およびクロマトグラフィーなどの高分解能分析手法下で分離することができる。
「鏡像異性体」とは、互いに重ねることができない鏡像である化合物の2つの立体異性体を指す。
本明細書に使用される立体化学的定義および慣習は、概して、S.P.Parker,Ed.,McGraw-Hill Dictionary of Chemical Terms(1984)McGraw-Hill Book Company,New York、およびEliel,E.and Wilen,S.,“Stereochemistry of Organic Compounds”,John Wiley & Sons,Inc.,New York,1994に従う。本発明の化合物は、非対称またはキラル中心を含有することができ、したがって、異なる立体異性体形態で存在する。ジアステレオマー、鏡像異性体、およびアトロプ異性体、ならびにラセミ混合物などのそれらの混合物を含むが、これらに限定されない、本発明の化合物のすべての立体異性体形態が、本発明の一部を形成することが意図される。多くの有機化合物は光学活性形態で存在し、すなわち、それらは、平面偏光の平面を回転させる能力を有する。光学活性化合物の説明において、接頭辞DおよびL、またはRおよびSは、キラル中心の周りの分子の絶対配置を示すために使用される。接頭辞dおよびlまたは(+)および(-)は、化合物による平面偏光の回転の印を示すために用いられ、(-)または1は、化合物が左旋性であることを意味する。(+)またはdの接頭辞を有する化合物は、右旋性である。所与の化学構造について、これらの立体異性体は、それらが互いの鏡像であるということ以外、同一である。特定の立体異性体はまた、鏡像異性体と称することもでき、このような異性体の混合物は、多くの場合、鏡像異性混合物と呼ばれる。鏡像異性体の50:50の混合物は、ラセミ混合物またはラセミ体と称され、これは、化学反応またはプロセスにおいて立体選択または立体特異性が存在しなかった場合に生じ得る。「ラセミ混合物」および「ラセミ体」という用語は、光学活性を欠く2つの鏡像異性種の等モル混合物を指す。
本明細書の化合物式中の結合が非立体化学的様式(例えば、平坦)で描画される場合、結合が結合している原子は、すべての立体化学的可能性を含む。本明細書の化合物式中の結合が、規定の立体化学的様式(例えば、太字、太字くさび、破線または破線くさび)で描画される場合、別途記載がない限り、立体化学的結合が結合する原子が、描写される絶対立体異性体中で濃縮されることを理解されたい。一実施形態では、化合物は、示される絶対立体異性体の少なくとも51%であり得る。別の実施形態では、化合物は、示される絶対立体異性体の少なくとも80%であり得る。別の実施形態では、化合物は、示される絶対立体異性体の少なくとも90%であり得る。別の実施形態では、化合物は、示される絶対立体異性体の少なくとも95%であり得る。別の実施形態では、化合物は、示される絶対立体異性体の少なくとも97%であり得る。別の実施形態では、化合物は、示される絶対立体異性体の少なくとも98%であり得る。別の実施形態では、化合物は、示される絶対立体異性体の少なくとも99%であり得る。
本明細書で使用される場合、「互変異性体」または「互変異性形態」という用語は、低エネルギー障壁を介して相互変換可能である、異なるエネルギーの構造異性体を指す。例えば、プロトン互変異性体(プロトトロピック互変異性体としても既知)は、ケト-エノールおよびイミン-エナミン異性化などのプロトンの移行を介した相互変換を含む。原子価互変異性体は、結合電子のうちのいくつかの再編成による相互変換を含む。
本明細書で使用される場合、「溶媒和物」という用語は、1つ以上の溶媒分子と、本発明の化合物との会合または複合体を指す。溶媒和物を形成する溶媒の例としては、水、イソプロパノール、エタノール、メタノール、DMSO、酢酸エチル、酢酸、およびエタノールアミンが挙げられるが、これらに限定されない。「水和物」という用語は、溶媒分子が水である複合体を指す。
本明細書で使用される場合、「保護基」という用語は、化合物上の特定の官能基を遮断または保護するために一般的に用いられる置換基を指す。例えば、「アミノ保護基」は、化合物中のアミノ官能基を遮断または保護する、アミノ基に結合される置換基である。好適なアミノ保護基としては、アセチル、トリフルオロアセチル、t-ブトキシカルボニル(BOC)、ベンジルオキシカルボニル(CBZ)、および9-フルオレニルメチレンオキシカルボニル(Fmoc)が挙げられる。同様に、「ヒドロキシ保護基」とは、ヒドロキシ官能基を遮断または保護する、ヒドロキシ基の置換基を指す。好適な保護基としては、アセチルおよびシリルが挙げられる。「カルボキシ保護基」は、カルボキシ官能基を遮断または保護する、カルボキシ基の置換基を指す。一般的なカルボキシ保護基としては、フェニルスルホニルエチル、シアノエチル、2-(トリメチルシリル)エチル、2-(トリメチルシリル)エトキシメチル、2-(p-トルエンスルホニル)エチル、2-(p-ニトロフェニルスルフェニル)エチル、2-(ジフェニルホスフィノ)-エチル、ニトロエチルなどが挙げられる。保護基およびそれらの使用の概要については、P.G.M.WutsおよびT.W.Greene,Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis 4th edition,Wiley-Interscience,New York,2006を参照されたい。
本明細書で使用される場合、「薬学的に許容される塩」という用語は、本明細書に記載される化合物に見出される特定の置換基に応じて、比較的非毒性の酸または塩基で調製される活性化合物の塩を含むことを意味する。本発明の化合物が比較的酸性の官能基を含有する場合、塩基付加塩は、そのような化合物の中性形態を、十分な量の所望の塩基と、そのままで、または好適な不活性溶媒中のいずれかで接触させることによって得ることができる。薬学的に許容される無機塩基に由来する塩の例としては、アルミニウム、アンモニウム、カルシウム、銅、第二鉄、第一鉄、リチウム、マグネシウム、第二マンガン、第一マンガン、カリウム、ナトリウム、亜鉛などが挙げられる。薬学的に許容される有機塩基に由来する塩としては、置換アミン、環状アミン、天然型アミンなどを含む、第一級、第二級、および第三級アミンの塩、例えば、アルギニン、ベタイン、カフェイン、コリン、N,N’-ジベンジルエチレンジアミン、ジエチルアミン、2-ジエチルアミノエタノール、2-ジメチルアミノエタノール、エタノールアミン、エチレンジアミン、N-エチルモルホリン、N-エチルピペリジン、グルカミン、グルコサミン、ヒスチジン、ヒドラバミン、イソプロピルアミン、リジン、メチルグルカミン、モルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ポリアミン樹脂、プロカイン、プリン、テオブロミン、トリエチルアミン、トリメチルアミン、トリプロピルアミン、トロメタミンなどが挙げられる。本発明の化合物が比較的塩基性の官能基を含有する場合、酸付加塩は、そのような化合物の中性形態を、十分な量の所望の酸と、そのままで、または好適な不活性溶媒中のいずれかで接触させることによって得ることができる。薬学的に許容される酸付加塩の例としては、塩酸、臭化水素酸、硝酸、炭酸、一水素炭酸、リン酸、一水素リン酸、二水素リン酸、硫酸、一水素硫酸、ヨウ化水素酸、またはリン酸などの無機酸に由来する塩、ならびに酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、マロン酸、安息香酸、コハク酸、スベリン酸、フマル酸、マンデル酸、フタル酸、ベンゼンスルホン酸、p-トリルスルホン酸、クエン酸、酒石酸、メタンスルホン酸などの比較的非毒性の有機酸に由来する塩が挙げられる。また、アルギニン酸などのアミノ酸の塩、およびグルコロン酸またはガラクツロン酸などの有機酸の塩も含まれる(例えば、Berge,S.M.,et al.,「Pharmaceutical Salts」,Journal of Pharmaceutical Science,1977,66,1-19参照)。本発明のある特定の具体的な化合物は、化合物を塩基または酸付加塩のいずれかに変換することを可能にする塩基性官能基および酸性官能基の両方を含有する。
化合物の中性形態は、塩を塩基または酸と接触させ、従来の方法で親化合物を単離することによって再生することができる。化合物の親形態は、ある特定の物理的特性、例えば、極性溶媒中の溶解性において、様々な塩形態と異なるが、そうでなければ、塩は、本発明の目的のための化合物の親形態と同等である。
塩形態に加えて、本発明は、プロドラッグ形態である化合物を提供する。本明細書で使用される場合、「プロドラッグ」という用語は、本発明の化合物を提供するために生理学的条件下で化学変化を容易に受ける化合物を指す。さらに、プロドラッグは、エクスビボ環境において化学的または生化学的方法によって本発明の化合物に変換することができる。例えば、プロドラッグは、好適な酵素または化学試薬とともに経皮パッチリザーバに配置される場合、本発明の化合物にゆっくりと変換することができる。
本発明のプロドラッグには、アミノ酸残基、または2個以上(例えば、2個、3個、または4個)のアミノ酸残基のポリペプチド鎖が、アミドまたはエステル結合によって、本発明の化合物の遊離アミノ、ヒドロキシ、またはカルボン酸基に共有結合している化合物が含まれる。アミノ酸残基には、3文字の記号によって一般的に指定される20個の天然型アミノ酸が含まれるが、これらに限定されず、また、ホスホセリン、ホスホトレオニン、ホスホチロシン、4-ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリジン、デモシン、イソデモシン、ガンマ-カルボキシグルタミン酸、ヒプリン酸、オクタヒドロインドール-2-カルボン酸、スタチン、1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン-3-カルボン酸、ペニシルアミン、オルニチン、3-メチルヒスチジン、ノルバリン、ベータ-アラニン、ガンマ-アミノブチリン酸、シトルリン、ホモシステイン、ホモセリン、メチルアラニン、パラ-ベンゾイルフェニルアラニン、フェニルグリシン、プロパルギルグリシン、サルコシン、メチオニンスルホン、およびtert-ブチルグリシンも含まれる。
追加の種類のプロドラッグもまた包含される。例えば、本発明の化合物の遊離カルボキシル基は、アミドまたはアルキルエステルとして誘導体化することができる。別の例として、遊離ヒドロキシ基を含む本発明の化合物は、Fleisher,D.et al.,(1996)Improved oral drug delivery:solubility limitations overcome by the use of prodrugs Advanced Drug Delivery Reviews,19:115に概説されるように、ヒドロキシ基を、これらに限定されないが、リン酸エステル、ヘミスクシナート、ジメチルアミノアセテート、またはホスホリルオキシメチルオキシカルボニル基などの基に変換することによって、プロドラッグとして誘導体化することができる。ヒドロキシおよびアミノ基のカルバメートプロドラッグには、カルボネートプロドラッグとして、ヒドロキシ基のスルホン酸エステルおよび硫酸エステルも含まれる。(アシルオキシ)メチルおよび(アシルオキシ)エチルエーテルとしてのヒドロキシ基の誘導体化も包含され、アシル基は、エーテル、アミン、およびカルボン酸官能基を含むがこれらに限定されない基で任意に置換されたアルキルエステルであり得るか、またはアシル基は、上記に記載されたアミノ酸エステルである。この種類のプロドラッグは、J.Med.Chem.,(1996),39:10に記載されている。より具体的な例としては、アルコール基の水素原子を、(C1-6)アルカノイルオキシメチル、1-((C1-6)アルカノイルオキシ)エチル、1-メチル-1-((C1-6)アルカノイルオキシ)エチル、(C1-6)アルコキシカルボニルオキシメチル、N-(C1-6)アルコキシカルボニルアミノメチル、スクシノイル、(C1-6)アルカノイル、アルファ-アミノ(C1-4)アルカノイル、アリルアシル、およびアルファ-アミノアシル、またはアルファ-アミノアシル-アルファ-アミノアシルなどの基で置き換えることを含み、各アルファ-アミノアシル基は、独立して、天然型L-アミノ酸、P(O)(OH)2、-P(O)(O(C1-6)アルキル)2、またはグリコシル(炭水化物のヘミアセタール形態のヒドロキシル基の除去に起因するラジカル)から選択される。
プロドラッグ誘導体の追加の例については、例えば、a)Design of Prodrugs、H.Bundgaard編(Elsevier,1985)、およびMethods in Enzymology,Vol.42,p.309-396、K.Widder,et al.編(Academic Press,1985)、b)A Textbook of Drug Design and Development、Krogsgaard-LarsenおよびH.Bundgaard編、Chapter 5“Design and Application of Prodrugs,”H.Bundgaard著、p.113-191(1991)、c)H.Bundgaard,Advanced Drug Delivery Reviews,8:1-38(1992)、d)H.Bundgaard,et al.,Journal of Pharmaceutical Sciences,77:285(1988)、ならびにe)N.Kakeya,et al.,Chem.Pharm. Bull.,32:692(1984)(これらの各々は、参照により本明細書に具体的に組み込まれる)を参照されたい。
さらに、本発明は、本発明の化合物の代謝産物を提供する。本明細書で使用される場合、「代謝産物」とは、特定の化合物またはその塩の体内での代謝を通じて生成される生成物を指す。このような生成物は、例えば、投与された化合物の酸化、還元、加水分解、アミド化、脱アミド化、エステル化、脱エステル化、酵素切断などから生じ得る。
代謝産物は、典型的には、本発明の化合物の放射標識された(例えば、14Cまたは3H)同位体を調製し、ラット、マウス、モルモット、サルなどの動物、またはヒトに、検出可能な用量(例えば、約0.5mg/kg超)で非経口投与し、代謝が生じるのに十分な時間(典型的には、約30秒~30時間)をかけ、その変換産物を尿、血液、または他の生体試料から単離することによって特定される。これらの生成物は、標識されているため、容易に単離される(その他は、代謝産物中で生存するエピトープを結合することができる抗体の使用によって単離される)。代謝産物構造は、例えば、MS、LC/MS、またはNMR分析によって、従来の様式で決定される。概して、代謝産物の分析は、当業者に周知である従来の薬物代謝研究と同様に行われる。代謝産物は、別途インビボで見出されない限り、本発明の化合物の治療投薬のための診断アッセイにおいて有用である。
「患者」または「対象」という用語は本明細書全体を通して、本開示による組成物を用いた予防的治療を含む治療が提供される動物、好ましくはヒトまたは家畜を記載するために使用される。例えばヒト患者などの特定の動物に特異的な感染症、状態または病態の治療に関し、患者という用語は、例えばイヌまたは猫などの家庭内動物、または例えばウマ、ウシ、ヒツジなどの農業用動物を含む特定の動物を指す。概して本開示において患者という用語は、別段の示唆が無い限り、または当該用語を使用している状況から暗示されない限り、ヒト患者を指す。
「有効」という語は、その意図される用途の文脈の範囲内で使用される場合、意図される結果を生じさせる化合物、組成物、または構成要素の量を記載するために使用される。有効という用語は、その他すべての有効量または有効濃度の用語を含み、それらは本出願で別途記載または使用される。
化合物および組成物
一態様では、本明細書は、フォンヒッペル・リンダウE3ユビキチンリガーゼ(VHL)結合部分(VLM)であるE3ユビキチンリガーゼ結合部分(「ULM」)を含む化合物を提供する。例示的実施形態において、ULMは、以下の構造に従い化学リンカー(L)を介して標的タンパク質結合部分(PTM)に連結される:
(A)PTM-L-ULM
式中、Lは結合または化学リンカー基であり、ULMはE3ユビキチンリガーゼ結合部分であり、そしてPTMは標的タンパク質結合部分である。本明細書に記載される化合物中の部分の数、および/または相対的な位置は、例示の目的でのみ提供される。当業者には理解されるように、本明細書に記載の化合物は、任意の望ましい数の各官能基部分を用いて、および/または各官能基部分の相対位置で合成することができる。
別の態様において本開示は、標的タンパク質の分解を誘導することによるタンパク質活性の制御に有用な二官能性化合物または多官能性化合物(例えばPROTAC)を提供する。ある特定の実施形態では、化合物は、標的タンパク質(すなわち、タンパク質標的化部分または「PTM」)に結合する部分に、例えば、共有結合的に、直接的に、または間接的に結合されたVLMを含む。ある特定の実施形態では、VLMおよびPTMは、化学リンカー(L)を介して結合または結合される。VLMはVHLに結合し、PTMは標的タンパク質を認識し、それぞれの部分とそれらの標的との相互作用は、標的タンパク質をユビキチンリガーゼタンパク質に近接して配置することによって、標的タンパク質の分解を促進する。例示的な二官能性化合物は、以下のように示され得る:PTM-VLMとして表すことができる。
特定の実施形態では、二官能性化合物は化学リンカー(「L」)をさらに含む。例えば、二官能性化合物は、以下のように示すことができる:PTM-L-VLM
式中、PTMは、タンパク質/ポリペプチド標的化部分であり、Lは、化学リンカーであり、VLMは、VHL結合部分である。
ある特定の実施形態では、ULM(例えば、VLM)は、約200μM未満のIC50でE3ユビキチンリガーゼ(例えば、VHL)に活性を示すか、またはそれに結合する。IC50は、例えば、蛍光偏光アッセイなどの当分野で公知の任意の方法に従って決定することができる。
ある特定の追加の実施形態では、本明細書に記載される二官能性化合物は、約100、50、10、1、0.5、0.1、0.05、0.01、0.005、0.001mM未満、または約100、50、10、1、0.5、0.1、0.05、0.01、0.005、0.001μM未満、または約100、50、10、1、0.5、0.1、0.05、0.01、0.005、0.001nM未満、または約100、50、10、1、0.5、0.1、0.05、0.01、0.005、0.001pM未満のIC50を有する活性を示す。
特定の実施形態では、化合物が複数のULMを含む場合、それらULMは同一である。追加的な実施形態では、化合物は、複数のULM(例えばULM、ULM’)、直接、または化学リンカー(L)を介して、またはその両方でULMに結合される少なくとも1つのPTMを含む。特定の追加的な実施形態では、複数のULMを含む化合物は、複数のPTMをさらに含む。さらに追加的な実施形態では、PTMは同一であるか、または任意で異なっている。またさらなる実施形態では、PTMが異なる場合、各PTMは同じタンパク質標的に結合してもよく、または異なるタンパク質標的に特異的に結合してもよい。
特定の実施形態では、化合物は複数のULMおよび/または複数のULM’を含んでもよい。さらなる実施形態では、少なくとも2つの異なるULM、複数のULM、および/または複数のULM’を含む化合物は、直接、もしくは化学リンカーを介して、もしくはその両方を介してULMまたはULM’に結合された少なくとも1つのPTMをさらに含む。本明細書に記載の実施形態のいずれかにおいて、少なくとも2つの異なるULMを含む化合物は、複数のPTMをさらに含んでもよい。さらに追加的な実施形態では、PTMは同一であるか、または任意で異なっている。またさらなる実施形態では、PTMが異なる場合、各PTMは同じタンパク質標的に結合してもよく、または異なるタンパク質標的に特異的に結合してもよい。
追加的実施形態では、本明細書は、その鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物および多形体を含み、その薬学的に許容可能な塩型、例えば酸塩型および塩基塩型を含む、本明細書に記載の化合物を提供する。
例示的なVLM
ある特定の実施形態では、本明細書に記載される化合物は、E3ユビキチンリガーゼ、例えば、フォンヒッペル・リンダウE3ユビキチンリガーゼに結合するための手段を含む。ある特定の実施形態では、ULMは、VLMであり、かつ以下のULM-a群から選択される化学構造を含み、
式中、
破線は、少なくとも1つのPTM、別のULMもしくはVLM(VLM’)、または少なくとも1つのPTM、ULM’、もしくはVLM’をリンカーの他方の端部に結合させる化学リンカー部分の結合を示し、
式ULM-aのX1、X2はそれぞれ独立して、結合、O、NRY3、CRY3RY4、C=O、C=S、SO、およびSO2の群から選択され、
式ULM-aのRY3、RY4は、各々独立して、H、1つ以上のハロで任意に置換された直鎖または分岐鎖C1-6アルキル、任意に置換された(例えば、0~3個のRP基で任意に置換された)C1-6アルコキシルからなる群から選択され、
式ULM-aのRPは、0、1、2、または3個の基であり、各々が独立して、H、ハロ、-OH、C1-3アルキル、C=O、アルキル、アルコキシ、またはそれらの組み合わせの群から選択され、
式ULM-aのW3は、任意に置換されたT、任意に置換された-T-N(R1aR1b)X3、任意に置換された-T-N(R1aR1b)、任意に置換された-T-アリール、任意に置換された-T-ヘテロアリール、任意に置換されたT-ビヘテロアリール、任意に置換された-T-ヘテロシクリル、任意に置換された-T-ビヘテロシクリル、任意に置換された-NR1-T-アリール、任意に置換された-NR1-T-ヘテロアリール、または任意に置換された-NR1-T-ヘテロシクリルの群から選択され、
式ULM-aのX3は、C=O、R1、R1a、R1bであり、
R1、R1a、R1bの各々は、独立して、H、1個以上のハロで任意に置換された直鎖もしくは分岐鎖C1-C6アルキル基、または-OH基、RY3C=O、RY3C=S、RY3SO、RY3SO2、N(RY3RY4)C=O、N(RY3RY4)C=S、N(RY3RY4)SO、およびN(RY3RY4)SO2からなる群から選択され、
式ULM-aのTは、任意に置換されたアルキル、-(CH2)n-基、任意に置換された直鎖もしくは分岐鎖-(CH2)n-O-C1-C6アルキル、または任意に置換された-(CH2)n-O-ヘテロシクリルの群から選択され、式中、メチレン基の各々は、ハロゲン、メチル、1個以上のハロゲンで任意に置換された直鎖もしくは分岐鎖C1-C6アルキル基、または-OH基、任意に置換されたアミノ酸側鎖、または任意に置換されたヘテロシクリルの群から選択される1個または2個の置換基で置換され、
式ULM-aのW4は、任意に置換された-NR1-T-アリールであり、式中、アリール基は、任意に置換された5~6員ヘテロアリール、または任意に置換されたアリール、任意に置換された-NR1-T-ヘテロアリール基であり得、式中、ヘテロアリールは、任意に置換されたアリール、または任意に置換されたヘテロアリール、または任意に置換された-NR1-T-ヘテロシクリルで任意に置換され、式中、-NR1は、X2に共有結合し、R1がHまたはCH3、好ましくはHである。
ある特定の実施形態では、RPは、エステルまたはエーテル結合を含む、プロドラッグを形成するように修飾される。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、Tは、任意に置換されたアルキル、-(CH2)n-基の群から選択され、式中、メチレン基の各々は、ハロゲン、メチル、任意に置換されたアルコキシ、1個以上のハロゲンで任意に置換された直鎖もしくは分岐鎖C1-C6アルキル基、C(O)NR1R1a、またはNR1R1aの群から選択される1個または2個の置換基で任意に置換されるか、あるいはR1およびR1aが、結合されて、任意に置換されたヘテロシクリル、または-OH基、または任意に置換されたアミノ酸側鎖を形成し、nが、0~6、多くの場合0、1、2、または3、好ましくは0または1である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、式ULM-aのW4は、
であり、式中、R14a、R14bは、各々独立して、H、ハロアルキル(例えば、フルオロアルキル)、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたアミド、任意に置換されたアルキル-アミド、任意に置換されたアルキル-シアノ、任意に置換されたアルキル-ホスフェート、任意に置換されたヘテロアルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、アルキル-COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、もしくはNHCH3COR26の群から選択され、R14aおよびR14bのうちの他方は、Hであるか、またはR14a、R14bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、任意に置換された3~5員シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、スピロシクロアルキル、もしくはスピロヘテロシクリルを形成し、スピロヘテロシクリルは、エポキシドまたはアジリジンではない。
実施形態のいずれかでは、式ULM-aのW5は、任意に置換されたフェニル、任意に置換されたナプチル、または任意に置換された5~10員ヘテロアリールの群から選択され、
式ULM-aのR15は、H、ハロゲン、CN、C≡CH、OH、NO2、NR14aR14b、OR14a、CONR14aR14b、NR14aCOR14b、SO2NR14aR14b、NR14aSO2R14b、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたハロアルコキシ、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクリルの群から選択される。
追加の実施形態では、本開示における使用のためのW4置換基はまた、本明細書に開示される特定の化合物中に見出されるW4置換基を特異的に含む(かつ、開示される特定の化合物に限定されない)。これらW4置換基の各々は、任意の数のW3置換基と併せて使用されてもよく、それらも本明細書に開示されている。
ある特定の追加の実施形態では、ULM-aは、ピロリジン部分中の0~3個のRP基によって任意に置換される。各RPは独立して、H、ハロ、-OH、C1-3アルキル、C=Oである。
本明細書に記載される実施形態のいずれかでは、式ULM-aのW3、W4は、独立して、1つ以上のPTM基に結合しているリンカーに共有結合することができ、
および式中、破線は、少なくとも1つのPTM、別のULM(ULM’)、または少なくとも1つのPTMもしくはULM’もしくはその両方をULMに結合する化学リンカー部分の結合部位を示す。
特定の実施形態では、ULMはVHLであり、以下の構造によって表される:
式中、
式ULM-bのW3は、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、または
の群から選択され、
式ULM-bのR9およびR10は、独立して、水素、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたヒドロキシアルキル、任意に置換されたヘテロアリール、もしくはハロアルキルであるか、またはR9、R10、およびそれらが結合する炭素原子が、任意に置換されたシクロアルキルを形成し、
式ULM-bのR11は、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアリール、
の群から選択され、
式ULM-bのR12は、Hまたは任意に置換されたアルキルの群から選択され、
式ULM-bのR13は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルキルカルボニル、任意に置換された(シクロアルキル)アルキルカルボニル、任意に置換されたアラルキルカルボニル、任意に置換されたアリールカルボニル、任意に置換された(ヘテロシクリル)カルボニル、または任意に置換されたアラルキルの群から選択され、
式ULM-bのR14a、R14bは、各々独立して、H、ハロアルキル(例えば、フルオロアルキル)、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルコキシ、アミノメチル、アルキルアミノメチル、アルコキシメチル、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたアミド、任意に置換されたアルキル-アミド、任意に置換されたアルキル-シアノ、任意に置換されたアルキル-ホスフェート、任意に置換されたヘテロアルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、アルキル-COR26、CONR27aR27b、CH2NHCOR26、もしくは(CH2)N(CH3)COR26の群から選択され、R14aおよびR14bのうちの他方は、Hであるか、またはR14a、R14bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、任意に置換された3~6員シクロアルキル、ヘテロシクロアルキ、スピロシクロアルキル、もしくはスピロヘテロシクリルを形成し、スピロヘテロシクリルは、エポキシドまたはアジリジンではない。
式ULM-bのW5は、フェニル、ナプチル、または5~10員ヘテロアリールの群から選択され、
式ULM-bのR15は、H、ハロゲン、CN、C≡CH、OH、NO2、NR27aR27b、OR27a、CONR27aR27b、NR27aCOR27b、SO2NR27aR27b、NR27aSO2R27b、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたハロアルコキシ、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクリルの群から選択され、
式ULM-bの各R16は、独立して、ハロ、CN、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたハロアルキル、ヒドロキシ、または任意に置換されたハロアルコキシの群から選択され、
式ULM-bのoは、0、1、2、3、または4であり、
式ULM-bのR18は、H、ハロ、任意に置換されたアルコキシ、シアノ、任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシまたはリンカーの群から独立して選択され、
各R26は、独立して、H、OH、任意に置換されたアルキル、またはNR27aR27bから選択され、
各R27aおよびR27bは、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換された3~5員シクロアルキルであるか、またはR27aおよびR27bが、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4~6員ヘテロシクリルを形成し、
式ULM-bのpは、0、1、2、3、または4であり、および式中、破線は、少なくとも1つのPTM、別のULM(ULM’)、または少なくとも1つのPTMもしくはULM’もしくはその両方をULMに結合する化学リンカー部分の結合部位を示す。
ある特定の実施形態では、式ULM-bのR15は、
であり、式中、R17は、H、ハロ、任意に置換されたC3-6シクロアルキル、任意に置換されたC1-6アルキル、任意に置換されたC1-6アルケニル、およびC1-6ハロアルキルであり、Xaは、SまたはOである。
特定の実施形態では、式ULM-bのR17は、メチル、エチル、イソプロピルおよびシクロプロピルの群から選択される。
特定の追加的実施形態では、式ULM-bのR15は、以下からなる群から選択される:
特定の実施形態では、式ULM-bのR11は、以下からなる群から選択される:
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、ULM-bのR14a、R14bは、各々独立して、H、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたアミド、任意に置換されたアルキル-アミド、任意に置換されたアルキル-シアノ、任意に置換されたアルキル-ホスフェート、任意に置換されたヘテロルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、アルキル-COR26、CH2OR30、CH2NHR30、CH2NCH3R30、CONR27aR27b、CH2CONR27aR27b、CH2NHCOR26、もしくはCH2NCH3COR26の群から選択され、R14aおよびR14bのうちの他方は、Hであるか、またはR14a、R14bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、任意に置換された3~6員シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、スピロシクロアルキル、もしくはスピロヘテロシクリルを形成し、スピロヘテロシクリルは、エポキシドまたはアジリジンではなく、該スピロシクロアルキルもしくはスピロヘテロシクリル自体は、アルキル、ハロアルキル、または-COR33で任意に置換され、式中、R33は、アルキルもしくはハロアルキルであり、
式中、R30は、H、アルキル、アルキニルアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールアルキル、またはさらに任意に置換されたヘテロアリールアルキルから選択され、R26およびR27は、上記のとおりである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、式ULM-bのR15は、H、ハロゲン、CN、C≡CH、OH、NO2、NR27aR27b、OR27a、CONR27aR27b、NR27aCOR27b、SO2NR27aR27b、NR27aSO2R27b、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル(例えば、任意に置換されたフルオロアルキル)、任意に置換されたハロアルコキシ、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクリルから選択され、式中、該アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、およびヘテロシクロアルキルの任意の置換は、CH2OR30、CH2NHR30、CH2NCH3R30、CONR27aR27b、CH2CONR27aR27b、CH2NHCOR26、CH2NCH3COR26、または
を含み、式中、R26、R27、R30、およびR14aは、上記のとおりである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、式ULM-bのR14a、R14bは、各々独立して、H、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルキル、CH2OR30、CH2NHR30、CH2NCH3R30、CONR27aR27b、CH2CONR27aR27b、CH2NHCOR26、もしくはCH2NCH3COR26の群から選択され、R14aおよびR14bのうちの他方は、Hであるか、またはR14a、R14bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、任意に置換された3~6員スピロシクロアルキル、もしくはスピロヘテロシクリルを形成し、スピロヘテロシクリルは、エポキシドまたはアジリジンではなく、該スピロシクロアルキルもしくはスピロヘテロシクリル自体は、アルキル、ハロアルキル、または-COR33で任意に置換され、式中、R33は、アルキルもしくはハロアルキルであり、式中、R30は、H、アルキル、アルキニルアルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、アリールアルキル、またはさらに任意に置換されたヘテロアリールアルキルから選択され、
式ULM-bのR15は、H、ハロゲン、CN、C≡CH、OH、NO2、NR27aR27b、OR27a、CONR27aR27b、NR27aCOR27b、SO2NR27aR27b、NR27aSO2R27b、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたハロアルコキシ、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクリルから選択され、式中、該アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、およびヘテロシクロアルキルの任意の置換は、CH2OR30、CH2NHR30、CH2NCH3R30、CONR27aR27b、CH2CONR27aR27b、CH2NHCOR26、CH2NCH3COR26、または
を含み、式中、R26、R27、R30、およびR14aは、上記のとおりである。
特定の実施形態では、ULMは、以下の群から選択される化学構造を有し、
式中、
式ULM-c、ULM-d、およびULM-eのR1は、H、エチル、イソプロピル、tert-ブチル、sec-ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシル、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたヒドロキシアルキル、任意に置換されたヘテロアリール、またはハロアルキルであり、
式ULM-c、ULM-d、およびULM-eのR14aは、H、ハロアルキル、任意に置換されたアルキル、メチル、フルオロメチル、ヒドロキシメチル、エチル、イソプロピル、またはシクロプロピルであり、
式ULM-c、ULM-d、およびULM-eのR15は、H、ハロゲン、CN、C≡CH、OH、NO2、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたハロアルコキシ、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクリルからなる群から選択され、
式ULM-c、ULM-d、およびULM-eのXは、C、CH2、またはC=Oであり、
式ULM-c、ULM-d、およびULM-eのR3は、存在しないか、または任意に置換された5または6員ヘテロアリールであり、
破線は、少なくとも1つのPTM、別のULM(ULM’)、または少なくとも1つのPTMもしくはULM’もしくは両方をULMに結合させる化学リンカー部分の結合部位を示す。
特定の実施形態では、ULMは、以下の化学構造に従う基を含み、
式中、
式ULM-fのR14aは、H、ハロアルキル、任意に置換されたアルキル、メチル、フルオロメチル、ヒドロキシメチル、エチル、イソプロピル、またはシクロプロピルであり、
式ULM-fのR9は、Hであり、
式ULM-fのR10は、H、エチル、イソプロピル、tert-ブチル、sec-ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルであり、
式ULM-fのR11は、
または任意に置換されたヘテロアリールであり、
式ULM-fのpは、0、1、2、3、または4であり、
式ULM-fの各R18は、独立して、ハロ、任意に置換されたアルコキシ、シアノ、任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシまたはリンカーであり、
式ULM-fのR12は、H、C=Oであり、
式ULM-fのR13は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルキルカルボニル、任意に置換された(シクロアルキル)アルキルカルボニル、任意に置換されたアラルキルカルボニル、任意に置換されたアリールカルボニル、任意に置換された(ヘテロシクリル)カルボニル、または任意に置換されたアラルキルであり、
式ULM-fのR15は、H、ハロゲン、Cl、CN、C≡CH、OH、NO2、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアリール、
からなる群から選択され、
式中、式ULM-fの破線は、少なくとも1つのPTM、別のULM(ULM’)、または少なくとも1つのPTMもしくはULM’もしくはその両方をULMに結合する化学リンカー部分の結合部位を示す。
特定の実施形態では、ULMは、以下の構造から選択される:
式中、nは0または1である。
特定の実施形態では、ULMは、以下の構造から選択される:
いv ここで、ULM-a1からULM-a15、ULM-b1からULM-b12、ULM-c1からULM-c15、およびULM-d1からULM-d9のフェニル環は、任意でフッ素、低級アルキル、およびアルコキシ基で置換され、ここで破線は、少なくとも1つのPTM、別のULM(ULM’)、または少なくとも1つのPTMもしくはULM’もしくはその両方をULM-aに結合する化学リンカー部分の結合部位を示す。
1つの実施形態では、ULM-a1からULM-a15、ULM-b1からULM-b12、ULM-c1からULM-c15、およびULM-d1からULM-d9のフェニル環はエステルとして官能基化され、それをプロドラッグの一部とすることができる。
特定の実施形態では、ULM-a1からULM-a15、ULM-b1からULM-b12、ULM-c1からULM-c15、およびULM-d1からULM-d9のピロリジン環上のヒドロキシル基はそれぞれエステル結合されたプロドラッグ部分を含む。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれかにおいて、ULM、および存在する場合にはULM’、またはその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、溶媒和物もしくは多形体は、それぞれ独立して、以下の化学構造に従う基である:
またはその薬学的に許容される塩を含み、
ULM-gのR1’は、任意に置換されたC1-C6アルキル基、任意に置換された-(CH2)nOH、任意に置換された-(CH2)nSH、任意に置換された(CH2)n-O-(C1-C6)アルキル基、エポキシド部分WCOCW(式中、各Wは、独立して、HまたはC1-C3アルキル基である)を含有する任意に置換された(CH2)n-WCOCW-(C0-C6)アルキル基、任意に置換された-(CH2)nCOOH、任意に置換された-(CH2)nC(O)-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2)nNHC(O)-R″、任意に置換された-(CH2)nC(O)-N(R″)2、任意に置換された-(CH2)nOC(O)-N(R″)2、-(CH2O)nH、任意に置換された-(CH2)nOC(O)-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2)nC(O)-O-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2O)nCOOH、任意に置換された-(OCH2)nO-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2O)nC(O)-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(OCH2)nNHC(O)-R″、任意に置換された-(CH2O)nC(O)-N(R″)2、-(CH2CH2O)nH、任意に置換された-(CH2CH2O)nCOOH、任意に置換された-(OCH2CH2)nO-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2CH2O)nC(O)-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(OCH2CH2)nNHC(O)-R″、任意に置換された-(CH2CH2O)nC(O)-N(R″)2、任意に置換された-SO2RS、任意に置換されたS(O)RS、NO2、CN、またはハロゲン(F、Cl、Br、I、好ましくは、FまたはCl)であり、
ULM-gの各R″は、独立して、H、または1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン基(好ましくは、フッ素)で任意に置換され得るC1-C6アルキル基であり、
ULM-gのRSが、C1-C6アルキル基、任意に置換されたアリール、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基、または-(CH2)mN(R″)2基であり、
ULM-gのXおよびX’は、各々独立して、C=O、C=S、-S(O)、S(O)2であり、(好ましくは、XおよびX’は、両方ともC=Oであり)、
ULM-gのR2’は、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)wアルキリ基、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)wNR1NR2N基、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)vNR″(SO2)w-ヘテロシクリル、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-アルキル、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR1NR2N、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR″C(O)R1N、任意に置換された-NR″-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-NR″-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、もしくは任意に置換された-NR″-(CH2)n-(C=O)vNR″(SO2)w-ヘテロシクリル、任意に置換された-XR2’-アルキリ基、任意に置換された-XR2’-アリール基、任意に置換された-XR2’-ヘテロアリール基、任意に置換された-XR2’-ヘテロシクリル基であり、
ULM-gのR3’は、任意に置換されたアルキル、任意に置換された-(CH2)n-(O)u(NR″)v(SO2)w-アルキル、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR1NR2N、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR″C(O)R1N、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-C(O)(R″)2、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロシクリル、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-アルキル、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR1NR2N、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR″C(O)R1N、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、任意に置換された-NR1-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロシクリル、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-アルキル、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-NR1NR2N、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-NR″C(O)R1N、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、もしくは任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロシクリル、-(CH2)n-(V)n’-(CH2)n-(V)n’-アルキル基、任意に置換された-(CH2)n-(V)n’-(CH2)n-(V)n’-アリール基、任意に置換された-(CH2)n-(V)n’-(CH2)n-(V)n’-ヘテロアリール基、任意に置換された-(CH2)n-(V)n’-(CH2)n-(V)n’-ヘテロシクリル’基、任意に置換された-(CH2)n-N(R1’)(C=O)m’-(V)n’-アルキル基、任意に置換された-(CH2)n-N(R1’)(C=O)m’-(V)n’-アリール基、任意に置換された-(CH2)n-N(R1’)(C=O)m’-(V)n’-ヘテロアリール基、任意に置換された-(CH2)n-N(R1’)(C=O)m’-(V)n’-ヘテロシクリル基、任意に置換された-XR3’-アルキル基、任意に置換された-XR3’-アリール基、任意に置換された-XR3’-ヘテロアリール基、任意に置換された-XR3’-ヘテロシクリル基であり、
ULM-gのR1NおよびR2Nは、各々独立して、H、1個もしくは2個のヒドロキシル基および最大3個のハロゲン基で任意に置換されたC1-C6アルキル、または任意に置換された-(CH2)n-アリール、-(CH2)n-ヘテロアリール、もしくは-(CH2)n-ヘテロシクリル基であり、
ULM-gのVは、O、SまたはNR1であり、
ULM-gの各R1’は、独立して、H、またはC1-C3アルキル基であり、
ULM-gのXR2’およびXR3’は、各々独立して、任意に置換された-CH2)n-、-CH2)n-CH(Xv)=CH(Xv)-(cisまたはtrans)、-CH2)n-CH≡CH-、-(CH2CH2O)n-、またはC3-C6シクロアルキル基であり、式中、Xvは、H、ハロ、または任意に置換されたC1-C3アルキル基であり、
ULM-gの各mは独立して、0、1、2、3、4、5、6であり、
ULM-gの各m’は独立して、0または1であり、
ULM-gの各nは独立して、0、1、2、3、4、5、6であり、
ULM-gの各n’は独立して、0または1であり、
ULM-gの各uは独立して、0または1であり、
ULM-gの各vは独立して、0または1であり、
ULM-gの各wは独立して、0または1であり、および
ULM-gのR1’、R2’、R3’、XおよびX’のうちのいずれか1つ以上が任意で改変されて、PTMがULM’ではない場合はリンカー基を介してPTM基に共有結合され、PTMがULM’である場合は、ULMおよびULM’の各々のR1’、R2’、R3’、XならびにX’のうちのいずれか1つ以上が任意で改変されて、直接またはリンカー基を介して互いに共有結合される。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれかにおいて、ULM、および存在する場合にはULM’、またはその薬学的に許容可能な塩、鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物もしくは多形体は、それぞれ独立して、以下の化学構造に従う基である:
式中、
ULM-hの各R1’、R2’、およびR3’は、上記と同じであり、Xが、C=O、C=S、-S(O)基、またはS(O)2基、より好ましくは、C=O基であり、
ULM-hのR1’、R2’、およびR3’のうちのいずれか1つ以上が任意で改変されて、PTMがULM’ではない場合は、PTM基にさらに共有結合されるリンカー基を結合し、またはPTMがULM’である場合は、ULMおよびULM’の各々のR1’、R2’、R3’のうちのいずれか1つ以上が任意で改変されて、直接、またはリンカー基を介して互いに共有結合される。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれかにおいて、ULM、および存在する場合にはULM’、またはその薬学的に許容可能な塩、鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物もしくは多形体は、それぞれ独立して、以下の化学構造に従う:
式中、
ULM-IのR1’、R2’、およびR3’のうちのいずれか1つ以上が任意で改変されて、PTMがULM’ではない場合は、PTM基にさらに共有結合されるリンカー基を結合し、またはPTMがULM’である場合は、ULMおよびULM’の各々のR1’、R2’、R3’のうちのいずれか1つ以上が任意で改変されて、直接、またはリンカー基を介して互いに共有結合される。
本開示のさらなる好ましい態様では、ULM-g~ULM-iのR1’は、好ましくは、ヒドロキシル基、または化合物が活性化合物のプロドラッグ形態を表すようにヒドロキシルもしくはカルボン酸基に代謝され得る基である。好ましいR1’基の例としては例えば、-(CH2)nOH、(CH2)n-O-(C1-C6)アルキル基、-(CH2)nCOOH、-(CH2O)nH、任意に置換された-(CH2)nOC(O)-(C1-C6アルキル)、または任意に置換された-(CH2)nC(O)-O-(C1-C6アルキル)が挙げられ、式中、nは0または1である。式中、R1’は、カルボン酸基、ヒドロキシル基もしくはアミン基であるか、またはそれを含有し、当該ヒドロキシル基、カルボン酸基またはアミン(それら各々が任意で置換され得る)はさらに化学改変されて、PTM基(ULM’基を含む)に結合されるリンカー基に対する共有結合を提供し得る。
ULM-gおよびULM-hのXおよびX’は、存在する場合、好ましくはC=O、C=S、-S(O)基またはS(O)2基であり、より好ましくはC=O基である。
ULM-g~ULM-iのR2’は、好ましくは、任意に置換された-NH-T-アリール、任意に置換された-N(CH3)-T-アリール、任意に置換された-NH-T-ヘテロアリール基、任意に置換された-N(CH3)-T-ヘテロアリール、任意に置換された-NH-T-ヘテロシクリル、または任意に置換された-N(CH3)-T-ヘテロシクリル、好ましくはHであり、Tは、任意に置換された-(CH2)n-基であり、メチレン基の各々は、1個もしくは2個の置換基で任意に置換され得、好ましくは、ハロゲン、本明細書に別途記載されるアミノ酸側鎖、またはC1-C3アルカリ基、好ましくは任意に置換され得る1個もしくは2個のメチル基から選択され、nは、0~6、多くの場合0、1、2、または3、好ましくは0または1である。あるいは、Tはまた、-(CH2O)n-基、-(OCH2)n-基、-(CH2CH2O)n-基、-(OCH2CH2)n-基であり得、それらのすべての基は任意に置換されている。
ULM-g~ULM-iのR2’のための好ましいアリール基としては、任意に置換されたフェニル基またはナフチル基、好ましくはフェニル基が挙げられ、式中、フェニルまたはナフチル基は、リンカー基を有するPTM(ULM’基を含む)に連結され、および/または任意にハロゲン(好ましくはFまたはCl)、アミン、モノアルキル、もしくはジアルキルアミン(好ましくはジメチルアミン)、F、Cl、OH、COOH、C1-C6アルキル、好ましくはCH3、CF3、OMe、OCF3、NO2、またはCN基(それらの各々が、フェニル環のオーソ、メタ、および/またはパラ位置、好ましくはパラ位置で置換され得る)で任意に置換され、任意に置換されたフェニル基(フェニル基自体が、リンカー基を有するULM’を含むPTM基に任意に連結されている)、および/またはF、Cl、OH、COOH、CH3、CF3、OMe、OCF3、NO2、もしくはCN基のうちの少なくとも1つで(フェニル環のオーソ、メタ、および/またはパラ位置、好ましくはパラ位置で)置換され、任意に置換され得るナフチル基、任意に置換されたヘテロアリール、好ましくはメチル置換イソキサゾールを含む任意に置換されたイソキサゾール、メチル置換オキサゾールを含む任意に置換されたオキサゾール、メチル置換チアゾールを含む任意に置換されたチアゾール、メチル置換イソチアゾールを含む任意に置換されたイソチアゾール、メチル置換ピロールを含む任意に置換されたピロール、メチルイミダゾールを含む任意に置換されたイミダゾール、任意に置換されたベンズイミダゾールまたはメトキシベンジルイミダゾール、任意に置換されたオキシイミダゾールまたはメチルオキシイミダゾール、メチルジアゾール基を含む任意に置換された置換ジアゾール基、メチル置換トリアゾール基を含む任意に置換されたトリアゾール基、ハロ(好ましくは、F)を含む任意に置換されたピリジン基、もしくはメチル置換ピリジン基、またはオキサピリジン基(ピリジン基が酸素によってフェニル基に結合されている場合)、任意に置換されたフラン、任意に置換されたベンゾフラン、任意に置換されたジヒドロベンゾフラン、任意に置換されたインドール、インドリジン、またはアザインドリジン(2、3、または4-アザインドリジン)、任意に置換されたキノリン、以下の化学構造に従う任意に置換された基であり、
式中、
ULM-g~ULM-iのScは、CHRSS、NRUREまたはOであり、
ULM-g~ULM-iのRHETは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raが、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRSSは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはFまたはCl)、任意に置換されたC1-C6アルキル(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、任意に置換されたO-(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、または任意に置換された-C(O)(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)であり、
ULM-g~ULM-iのRUREは、H、C1-C6アルキル(好ましくはHまたはC1-C3アルキル)、または-C(O)(C1-C6アルキル)であり、それらの基の各々が、1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン、好ましくはフッ素基で任意に置換されるか、または任意に置換されたフェニル基、任意に置換されたヘテロアリール、または任意に置換されたヘテロシクリル、好ましくは、例えば、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、テトラヒドロフランであり、
ULM-g~ULM-iのRPROは、H、任意に置換されたC1-C6アルキル、またはオキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ジアゾール、オキシイミダゾール、ピロール、ピロリジン、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、チエン、ジヒドロチエン、テトラヒドロチエン、ピリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、キノリン、(各々が、好ましくはC1-C3アルキル基で置換され、好ましくはメチルまたはハロ基、好ましくはFまたはCl)、ベンゾフラン、インドール、インドリジン、アザインドリジンからなる群から選択される任意に置換されたアリール(フェニルまたはナプチル)、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基であり、
ULM-g~ULM-iのRPRO1およびRPRO2は、各々独立して、H、任意に置換されたC1-C3アルキル基であるか、または一緒になってケト基を形成し、
ULM-g~ULM-iの各nは、独立して、0、1、2、3、4、5、もしくは6(好ましくは0または1)、または任意に置換されたヘテロシクリル、好ましくはテトラヒドロフラン、テトラヒドロチエン、ピペリジン、ピペラジン、もしくはモルホリン(それらの基の各々が、置換された場合、好ましくはメチルまたはハロ(F、Br、Cl)で置換され、それらの基の各々が、リンカー基を介してPTM基(ULM’基を含む)に任意に結合し得る。
特定の好ましい態様において、ULM-g~ULM-iの
は、
基であり、
式中、ULM-g~ULM-iのRPROは、上記と同じである。
ULM-g~ULM-iのR2’のための好ましいヘテロアリール基としては、任意に置換されたキノリン(これはファーマコフォアに結合し得るか、またはキノリン環内の任意の炭素原子上で置換され得る)、任意に置換されたインドール、任意に置換されたインドリジン、任意に置換されたアザインドリジン、任意に置換されたベンゾフラン(任意に置換されたベンゾフランを含む)、任意に置換されたイソキサゾール、任意に置換されたチアゾール、任意に置換されたイソチアゾール、任意に置換されたチオフェン、任意に置換されたピリジン(2-、3、または4-ピリジン)、任意に置換されたイミダゾール、任意に置換されたピロール、任意に置換されたジアゾール、任意に置換されたトリアゾール、テトラゾール、任意に置換されたオキシイミダゾール、または以下の化学構造に従う基が挙げられ、
式中:
ULM-g~ULM-iのScは、CHRSS、NRUREまたはOであり、
ULM-g~ULM-iのRHETは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、ULM-g~ULM-iのRaが、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRSSは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはFまたはCl)、任意に置換されたC1-C6アルキル(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、任意に置換されたO-(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、または任意に置換された-C(O)(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)であり、
ULM-g~ULM-iのRUREは、H、C1-C6アルキル(好ましくはHまたはC1-C3アルキル)、または-C(O)(C1-C6アルキル)であり、それらの基の各々が、1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン、好ましくはフッ素基で任意に置換されるか、または任意に置換されたヘテロシクリル、例えば、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ピペリジン、ピペラジンであり、それらの各々が、任意に置換され、
ULM-g~ULM-iのYCは、NまたはC-RYCであり、式中、RYCが、H、OH、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raが、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、それらの基の各々が、リンカー基を介してPTM基(ULM’基を含む)に任意に連結され得る。
ULM-g~ULM-iのR2’のための好ましいヘテロシクリルヘテロシクリル基としては、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチエン、テトラヒドロキノリン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、モルホリン、オキサン、またはチアンが挙げられ、それらの基の各々が、任意に置換され得るか、または以下の化学構造に従う基であり、
好ましくは、
基であり、
式中、
ULM-g~ULM-iのRPROは、H、任意に置換されたC1-C6アルキル、または任意に置換されたアリール、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基であり、
ULM-g~ULM-iのRPRO1およびRPRO2はそれぞれ独立して、H、任意に置換されたC1-C3アルキル基であるか、またはともにケト基を形成し、および
ULM-g~ULM-iの各nは独立して、0、1、2、3、4、5、または6(多くの場合、0または1)であり、各基のそれぞれがリンカー基を介してPTM基(ULM’基を含む)に任意で結合され得る。
ULM-g~ULM-iの好ましいR2’置換基としては、本明細書に開示される特定化合物(本明細書および本明細書に付随する図面に開示される特定化合物を含む)において見出されるR2’置換基も具体的に挙げられる(が、開示される特定化合物に限定されない)。これらR2’置換基の各々は、任意の数のR3’置換基と併せて使用されてもよく、それらも本明細書に開示されている。
ULM-g~ULM-iのR3’は、好ましくは、任意に置換された-NH-T-アリール、任意に置換された-N(C1-C3アルキル)-T-アリール、任意に置換された-NH-T-ヘテロアリール基、任意に置換された-N(C1-C3アルキル)-T-ヘテロアリール、任意に置換された-NH-T-ヘテロシクリル、または任意に置換された-N(C1-C3アルキル)-T-ヘテロシクリルであり、Tは、任意に置換された-(CH2)n-基であり、メチレン基の各々は、1個もしくは2個の置換基で任意に置換され得、好ましくは、ハロゲン、C1-C3アルカリ基、または本明細書に別途記載されるアミノ酸の側鎖、好ましくは任意に置換され得るメチルから選択され、nは、0~6、多くの場合0、1、2、または3、好ましくは0または1である。あるいは、Tはまた、-(CH2O)n-基、-(OCH2)n-基、-(CH2CH2O)n-基、-(OCH2CH2)n-基であり得、それらの基の各々は任意に置換されている。
ULM-g~ULM-iのR3’のための好ましいアリール基としては、任意に置換されたフェニルまたはナフチル基、好ましくはフェニル基が挙げられ、フェニルまたはナフチル基は、リンカー基を介してPTM基(ULM’基を含む)に任意に連結され、かつ/あるいはハロゲン(好ましくはFまたはCl)、アミン、モノアルキル-もしくはジアルキルアミン(好ましくはジメチルアミン)、アミド基(好ましくは-(CH2)m-NR1C(O)R2基(式中、m、R1、およびR2が、上記と同じである))、ハロ(多くの場合、FまたはCl)、OH、CH3、CF3、OMe、OCF3、NO2、CN、またはS(O)2RS基(RSが、C1-C6アルキル基、任意に置換されたアリール、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基、または-(CH2)m(R″)2基である)で任意に置換され、それらの各々は、フェニル環上のオーソ、メタ、および/もしくはパラ位置(好ましくはパラ位置)で置換され得るか、またはアリール(好ましくはフェニル)、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリルである。好ましくは、該置換フェニル基は、任意に置換されたフェニル基(すなわち、置換フェニル基自体が、好ましくは、F、Cl、OH、SH、COOH、CH3、CF3、OMe、OCF3、NO2、CN、またはPTM基(ULM’基を含む)に結合されているリンカー基のうちの少なくとも1つで置換され、この置換が、フェニル環のオーソ、メタ、および/またはパラ位置、好ましくはパラ位置において起こる)、上記ようなものを含む任意に置換され得るナフチル基、任意に置換されたヘテロアリール(好ましくはメチル置換イソキサゾールを含む任意に置換されたイソキサゾール、メチル置換オキサゾールを含む任意に置換されたオキサゾール、メチル置換チアゾールを含む任意に置換されたチアゾール、メチル置換ピロールを含む任意に置換されたピロール、メチルイミダゾールを含む任意に置換されたイミダゾール、ベンジルイミダゾールもしくはメトキシベンジルイミダゾール、オキシイミダゾールもしくはメチルオキシイミダゾール、メチルジアゾール基を含む任意に置換されたジアゾール基、メチル置換トリアゾール基を含む任意に置換されたトリアゾール基、ハロ-(好ましくは、F)もしくはメチル置換ピリジン基を含むピリジン基、またはオキサピリジン基(ここで、ピリジン基は、酸素によってフェニル基に結合されている)、または任意に置換されたヘテロシクリル(テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、テトラヒドラキノリン、オキサン、またはチアンである。アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル基の各々は、リンカー基を介してPTM基(ULM’基を含む)に任意に連結され得る。
ULM-g~ULM-iのR3’のための好ましいヘテロアリール基としては、任意に置換されたキノリン(これはファーマコフォアに結合し得るか、またはキノリン環内の任意の炭素原子上で置換され得る)、任意に置換されたインドール(ジヒドロインドールを含む)、任意に置換されたインドリジン、任意に置換されたアザインドリジン(2、3、または4-アザインドリジン)、任意に置換されたベンズイミダゾール、ベンゾジアゾール、ベンゾキソフラン、任意に置換されたイミダゾール、任意に置換されたイソキサゾール、任意に置換されたオキサゾール(好ましくはメチル置換)、任意に置換されたジアゾール、任意に置換されたトリアゾール、テトラゾール、任意に置換されたベンゾフラン、任意に置換されたチオフェン、任意に置換されたチアゾール(好ましくはメチルおよび/またはチオール置換)、任意に置換されたイソチアゾール、任意に置換されたトリアゾール(好ましくはメチル基、トリイソプロピルシリル基、任意に置換された-(CH2)m-O-C1-C6アルキル基、または任意に置換された-(CH2)m-C(O)-O-C1-C6アルキル基で置換された1,2,3-トリアゾール)、任意に置換されたピリジン(2-、3、または4-ピリジン)、または以下の化学構造に従う基が挙げられ、
式中:
ULM-g~ULM-iのScは、CHRSS、NRUREまたはOであり、
ULM-g~ULM-iのRHETは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raは、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRSSは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはFまたはCl)、任意に置換されたC1-C6アルキル(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、任意に置換されたO-(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、または任意に置換された-C(O)(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)であり、
ULM-g~ULM-iのRUREは、H、C1-C6アルキル(好ましくはHまたはC1-C3アルキル)、または-C(O)(C1-C6アルキル)であり、それらの基の各々が、1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン、好ましくはフッ素基で任意に置換されるか、または任意に置換されたヘテロシクリル、例えば、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ピペリジン、ピペラジンであり、それらの各々が、任意に置換され、
ULM-g~ULM-iのYCは、NまたはC-RYCであり、式中、RYCは、H、OH、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raは、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)である。該ヘテロアリール基の各々は、リンカー基を介してPTM基(ULM’基を含む)に任意に連結され得る。
ULM-g~ULM-iのR3’のための好ましいヘテロシクリル基としては、テトラヒドロキノリン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、モルホリン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチエン、オキサン、およびチアンが挙げられ、それらの基の各々は、任意に置換され得るか、または以下の化学構造に従う基であり、
好ましくは
式中、
ULM-g~ULM-iのRPROは、H、任意に置換されたC1-C6アルキル、またはオキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ジアゾール、オキシイミダゾール、ピロール、ピロリジン、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、チエン、ジヒドロチエン、テトラヒドロチエン、ピリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、キノリン、(各々が、好ましくはC1-C3アルキル基で置換され、好ましくはメチルまたはハロ基、好ましくはFまたはCl)、ベンゾフラン、インドール、インドリジン、アザインドリジンからなる群から選択される任意に置換されたアリール(フェニルまたはナプチル)、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基であり、
ULM-g~ULM-iのRPRO1およびRPRO2は、各々独立して、H、任意に置換されたC1-C3アルキル基であるか、またはともにケト基を形成し、
ULM-g~ULM-iの各nは、0、1、2、3、4、5、もしくは6(好ましくは0または1)であり、該ヘテロシクリル基の各々は、リンカー基を介してPTM基(ULM’基を含む)に任意に連結され得る。
ULM-g~ULM-iの好ましいR3’置換基としては、本明細書に開示される特定化合物(本明細書および本明細書に付随する図面に開示される特定化合物を含む)において見出されるR3’置換基も具体的に挙げられる(が、開示される特定化合物に限定されない)。これらR3’置換基の各々は、任意の数のR2’置換基と併せて使用されてもよく、それらも本明細書に開示されている。
ある特定の代替的な好ましい実施形態では、ULM-g~ULM-iのR2’は、任意に置換された-NR1-XR2’-アルキル基、-NR1-XR2’-アリール基、任意に置換された-NR1-XR2’-HET、任意に置換された-NR1-XR2’-アリール-HET、または任意に置換された-NR1-XR2’-HET-アリールであり、
式中、
ULM-g~ULM-iのR1は、HまたはC1-C3アルキル基(好ましくはH)であり、
ULM-g~ULM-iのXR2’は、任意に置換された-CH2)n-、-CH2)n-CH(Xv)=CH(Xv)-(cisまたはtrans)、-(CH2)n-CH≡CH-、-(CH2CH2O)n-、またはC3-C6シクロアルキル基であり、
ULM-g~ULM-iのXvは、H、ハロ、または1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン基で任意に置換されたC1-C3アルキル基であり、
ULM-g~ULM-iのアルキルは、任意に置換されたC1-C10アルキル(好ましくはC1-C6アルキル)基(ある特定の好ましい実施形態では、アルキル基は、ハロ基、多くの場合、ClまたはBrで末端キャップされる)であり、
ULM-g~ULM-iのアリールは、任意に置換されたフェニル基またはナフチル基であり(好ましくはフェニル基)、
ULM-g~ULM-iのHETは、任意に置換されたオキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ジアゾール、オキシイミダゾール、ピロール、ピロリジン、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、チエン、ジヒドロチエン、テトラヒドロチエン、ピリジン、ピぺリジン、ピペラジン、モルホリン、ベンゾフラン、インドール、インドリジン、アザインドリジン、キノリン(置換される場合、各々好ましくはC1-C3アルキル基、好ましくはメチル、またはハロ基、好ましくはFもしくはClで置換される)、または以下の化学構造に従う基であり、
ULM-g~ULM-iのScは、CHRSS、NRUREまたはOであり、
ULM-g~ULM-iのRHETは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raは、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRSSは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはFまたはCl)、任意に置換されたC1-C6アルキル(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、任意に置換されたO-(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、または任意に置換された-C(O)(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)であり、
ULM-g~ULM-iのRUREは、H、C1-C6アルキル(好ましくはHまたはC1-C3アルキル)、または-C(O)(C1-C6アルキル)であり、それらの基の各々は、1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン、好ましくはフッ素基で任意に置換されるか、または任意に置換されたヘテロシクリル、例えば、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ピペリジン、ピペラジンであり、それらの各々は、任意に置換され、
ULM-g~ULM-iのYCは、NまたはC-RYCであり、式中、RYCは、H、OH、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raは、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRPROは、H、任意に置換されたC1-C6アルキル、またはオキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ジアゾール、オキシイミダゾール、ピロール、ピロリジン、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、チエン、ジヒドロチエン、テトラヒドロチエン、ピリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、キノリン、(各々が、好ましくはC1-C3アルキル基で置換され、好ましくはメチルまたはハロ基、好ましくはFまたはCl)、ベンゾフラン、インドール、インドリジン、アザインドリジンからなる群から選択される任意に置換されたアリール(フェニルまたはナプチル)、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基であり、
ULM-g~ULM-iのRPRO1およびRPRO2は、各々独立して、H、任意に置換されたC1-C3アルキル基であるか、またはともにケト基を形成し、
ULM-g~ULM-iの各nは、独立して、0、1、2、3、4、5、または6(好ましくは0または1)である。
該基のそれぞれは、リンカー基を介してPTM基(ULM’基を含む)に任意で結合され得る。
本開示のある特定の代替的な好ましい実施形態では、ULM-g~ULM-iのR3’は、任意に置換された-(CH2)n-(V)n’-(CH2)n-(V)n’-RS3’基、任意に置換された-(CH2)n-N(R1’)(C=O)m’-(V)n’-RS3’基、任意に置換された-XR3’-アルキル基、任意に置換された-XR3’-アリール基、任意に置換された-XR3’-HET基、任意に置換された-XR3’-アリール-HET基、または任意に置換された-XR3’-HET-アリール基であり、
式中、
RS3’は、任意に置換されたアルキル基(C1-C10、好ましくはC1-C6アルキル)、任意に置換されたアリール基またはHET基であり、
R1’は、HまたはC1-C3アルキル基(好ましくはH)であり、
VはO、SまたはNR1’であり、
XR3’は、-(CH2)n-、-(CH2CH2O)n-、-CH2)n-CH(Xv)=CH(Xv)-(cisまたはtrans)、-CH2)n-CH≡CH-、またはC3-C6シクロアルキル基であり、すべてが任意に置換され、
Xvは、H、ハロ、または任意で1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3つのハロゲン基で置換されるC1-C3アルキル基であり、
アルキルは、任意に置換されたC1-C10アルキル(好ましくはC1-C6アルキル)基であり(特定の好ましい実施形態では、アルキル基は、ハロ基、多くの場合はClまたはBrで末端が閉じられている)、
アリールは、任意に置換されたフェニル基またはナフチル基であり(好ましくはフェニル基)、
HETは、任意に置換されたオキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ジアゾール、オキシイミダゾール、ピロール、ピロリジン、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、チエン、ジヒドロチエン、テトラヒドロチエン、ピリジン、ピぺリジン、ピペラジン、モルホリン、ベンゾフラン、インドール、インドリジン、アザインドリジン、キノリン(置換される場合、各々好ましくはC1-C3アルキル基、好ましくはメチル、またはハロ基、好ましくはFもしくはClで置換される)、または以下の化学構造に従う基であり、
ULM-g~ULM-iのScは、CHRSS、NRUREまたはOであり、
ULM-g~ULM-iのRHETは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raは、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRSSは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはFまたはCl)、任意に置換されたC1-C6アルキル(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、任意に置換されたO-(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、または任意に置換された-C(O)(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)であり、
ULM-g~ULM-iのRUREは、H、C1-C6アルキル(好ましくはHまたはC1-C3アルキル)、または-C(O)(C0-C6アルキル)であり、それらの基の各々は、1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン、好ましくはフッ素基で任意に置換されるか、または任意に置換されたヘテロシクリル、例えば、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ピペリジン、ピペラジンであり、それらの各々は、任意に置換され、
ULM-g~ULM-iのYCは、NまたはC-RYCであり、式中、RYCは、H、OH、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raは、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRPROは、H、任意に置換されたC1-C6アルキル、またはオキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ジアゾール、オキシイミダゾール、ピロール、ピロリジン、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、チエン、ジヒドロチエン、テトラヒドロチエン、ピリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、キノリン、(各々が、好ましくはC1-C3アルキル基で置換され、好ましくはメチルまたはハロ基、好ましくはFまたはCl)、ベンゾフラン、インドール、インドリジン、アザインドリジンからなる群から選択される任意に置換されたアリール(フェニルまたはナプチル)、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基であり、
ULM-g~ULM-iのRPRO1およびRPRO2は、各々独立して、H、任意に置換されたC1-C3アルキル基であるか、またはともにケト基を形成し、
ULM-g~ULM-iの各nは、独立して、0、1、2、3、4、5、または6(好ましくは0または1)であり、
ULM-g~ULM-iの各m’は、0または1であり、
ULM-g~ULM-iの各n’は、0または1であり、
式中、該化合物の各々は、好ましくはアルキル基、アリール基またはHet基上で、リンカーを介してPTM基(ULM’基を含む)に任意に連結される。
代替的な実施形態では、ULM-g~ULM-iのR3’は、-(CH2)n-アリール、-(CH2CH2O)n-アリール、-(CH2)n-HET、または-(CH2CH2O)n-HETであり、
式中、
ULM-g~ULM-iの該アリールは、1つまたは2つの置換基で任意に置換されたフェニルであり、この場合において当該置換基は、好ましくは-(CH2)nOH、それ自身がCN、ハロ(最大で3つのハロ基)、OH、-(CH2)nO(C1-C6)アルキル、アミン、モノ-またはジ-(C1-C6アルキル)アミンでさらに任意に置換されたC1-C6アルキルから選択され、この場合においてアミンのアルキル基は、1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3つのハロ(好ましくはF、Cl)基で任意で置換され、または
ULM-g~ULM-iの該アリール基は、-(CH2)nOH、-(CH2)n-O-(C1-C6)アルキル、-(CH2)n-O-(CH2)n-(C1-C6)アルキル、-(CH2)n-C(O)(C0-C6)アルキル、-(CH2)n-C(O)O(C0-C6)アルキル、-(CH2)n-OC(O)(C0-C6)アルキル、アミン、モノ-またはジ-(C1-C6アルキル)アミンで置換され、アミン上のアルキル基は、1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ(好ましくはF、Cl)基で任意に置換され、CN、NO2、任意に置換された-(CH2)n-(V)m’-CH2)n-(V)m’-(C1-C6)アルキル基、-(V)m’-(CH2CH2O)n-RPEG基であって、式中、Vは、O、S、またはNR1’であり、R1’は、HまたはC1-C3アルキル基(好ましくはH)であり、RPEGは、H、または任意に置換されたC1-C6アルキル基(カルボキシル基で任意に置換されることを含む)であるか、あるいは
ULM-g~ULM-iの該アリール基は、オキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ジアゾール、オキシイミダゾール、ピロール、ピロリジン、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、チエン、ジヒドロチエン、テトラヒドロチエン、ピリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、キノリン、ベンゾフラン、インドール、インドリジン、アザインドリジンからなる群から選択される、ヘテロアリールを含むヘテロシクリルで任意に置換されているか、(置換されている場合、各々が好ましくはC1-C3アルキル基、好ましくはメチルまたはハロ基、好ましくはFまたはClで置換されている)、または以下の化学構造に従う基であり、
ULM-g~ULM-iのScは、CHRSS、NRUREまたはOであり、
ULM-g~ULM-iのRHETは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raが、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRSSは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはFまたはCl)、任意に置換されたC1-C6アルキル(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、任意に置換されたO-(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、または任意に置換された-C(O)(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)であり、
ULM-g~ULM-iのRUREは、H、C1-C6アルキル(好ましくはHまたはC1-C3アルキル)、または-C(O)(C0-C6アルキル)であり、それらの基の各々が、1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン、好ましくはフッ素基で任意に置換されるか、または任意に置換されたヘテロシクリル、例えば、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ピペリジン、ピペラジンであり、それらの各々が、任意に置換され、
ULM-g~ULM-iのYCは、NまたはC-RYCであり、式中、RYCが、H、OH、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raが、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRPROは、H、任意に置換されたC1-C6アルキル、またはオキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ジアゾール、オキシイミダゾール、ピロール、ピロリジン、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、チエン、ジヒドロチエン、テトラヒドロチエン、ピリジン、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、キノリン、(各々が、好ましくはC1-C3アルキル基で置換され、好ましくはメチルまたはハロ基、好ましくはFまたはCl)、ベンゾフラン、インドール、インドリジン、アザインドリジンからなる群から選択される任意に置換されたアリール(フェニルまたはナプチル)、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基であり、
ULM-g~ULM-iのRPRO1およびRPRO2はそれぞれ独立して、H、任意に置換されたC1-C3アルキル基であるか、またはともにケト基を形成し、
ULM-g~ULM-iのHETは、好ましくは、オキサゾール、イソキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、イミダゾール、ジアゾール、オキシイミダゾール、ピロール、ピロリジン、フラン、ジヒドロフラン、テトラヒドロフラン、チエン、ジヒドロチエン、テトラヒドロチエン、ピリジン、ピぺリジン、ピペラジン、モルホリン、キノリン(各々好ましくはC1-C3アルキル基、好ましくはメチル、またはハロ基、好ましくはFもしくはClで置換される)、ベンゾフラン、インドール、インドリジン、アザインドリジン、または以下の化学構造に従う基であるか、
ULM-g~ULM-iのScは、CHRSS、NRUREまたはOであり、
ULM-g~ULM-iのRHETは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raが、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRSSは、H、CN、NO2、ハロ(好ましくはFまたはCl)、任意に置換されたC1-C6アルキル(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、任意に置換されたO-(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)、または任意に置換された-C(O)(C1-C6アルキル)(好ましくは1つもしくは2つのヒドロキシル基または最大で3個のハロ基で置換される)であり、
ULM-g~ULM-iのRUREは、H、C1-C6アルキル(好ましくはHまたはC1-C3アルキル)、または-C(O)(C0-C6アルキル)であり、それらの基の各々が、1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン、好ましくはフッ素基で任意に置換されるか、または任意に置換されたヘテロシクリル、例えば、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロチオフェン、ピペリジン、ピペラジンであり、それらの各々が、任意に置換され、
ULM-g~ULM-iのYCは、NまたはC-RYCであり、式中、RYCは、H、OH、CN、NO2、ハロ(好ましくはClまたはF)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)C1-C6アルキル(例えば、CF3)、任意に置換された(好ましくは1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロ基で置換された)O(C1-C6アルキル)、または任意に置換されたアセチレン基-C≡C-Raであり、式中、Raは、HまたはC1-C6アルキル基(好ましくはC1-C3アルキル)であり、
ULM-g~ULM-iのRPROは、H、任意に置換されたC1-C6アルキル、または任意に置換されたアリール、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基であり、
ULM-g~ULM-iのRPRO1およびRPRO2はそれぞれ独立して、H、任意に置換されたC1-C3アルキル基であるか、またはともにケト基を形成し、
ULM-g~ULM-iの各m’は独立して、0または1であり、および
ULM-g~ULM-iの各nは独立して、0、1、2、3、4、5、または6(好ましくは0または1)であり、
式中、該化合物のそれぞれは、好ましくは当該アリール基またはHET基上で、任意でリンカー基を介してPTM基(ULM’基を含む)に結合される。
さらに追加的実施形態では、好ましい化合物としては以下の化学構造に従うもの、またはその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、溶媒和物もしくは多形体が挙げられる:
式中、
ULM-iのR1’は、OH、または患者もしくは対象においてOHへと代謝される基であり、
ULM-iのR2’は、-NH-CH2-アリール-HET(好ましくは、メチル置換チアゾールに直接結合したフェニル)であり、
ULM-iのR3’は、-CHRCR3’-NH-C(O)-R3P1基または-CHRCR3’-R3P2基であり、
ULM-iのRCR3’は、C1-C4アルキル基、好ましくはメチル、イソプロピル、またはtert-ブチルであり、
ULM-iのR3P1は、C1-C3アルキル(好ましくはメチル)、任意に置換されたオキセタン基(好ましくはメチル置換)、-(CH2)nOCH3基(式中、nが、1または2(好ましくは2)である)、または
(エチルエーテル基が、好ましくはフェニル部分上でメタ置換されている)、モルホリノ基(2または3位でカルボニルに結合された)であり、
ULM-iのR3P2は、
であり、
ULM-iのアリールは、フェニルであり、
ULM-iのHETは、任意に置換されたチアゾールまたはイソチアゾールであり、
ULM-iのRHETは、Hまたはハロ基(好ましくはH)である、化合物、
該化合物は、それぞれリンカー基を介してPTM基(ULM’を含む)に任意で結合される。
特定の態様において、ユビキチンE3リガーゼ結合部分(ULM)を含む二官能性化合物、またはその薬学的に許容可能な塩、立体異性体、溶媒和物もしくは多形体であって、当該ULMは、以下の化学構造に従う基である:
式中、
ULM-jの各R5およびR6は独立して、OH、SH、または任意に置換されたアルキルであるか、またはR5、R6およびそれらが結合する炭素原子でカルボニルを形成し、
ULM-jのR7は、Hまたは任意に置換されたアルキルであり、
ULM-jのEは、結合、C=O、またはC=Sであり、
ULM-jのGは、結合、任意に置換されたアルキル、-COOH、またはC=Jであり、
ULM-jのJは、OまたはN-R8であり、
ULM-jのR8は、H、CN、任意に置換されたアルキル、または任意に置換されたアルコキシであり、
ULM-jのMは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたヘテロシクリル、または
であり、
ULM-jの各R9およびR10は、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたヒドロキシアルキル、任意に置換されたチオアルキル、ULMに結合されたジスルフィド、任意に置換されたヘテロアリール、もしくはハロアルキルであるか、またはR9、R10、およびそれらが結合している炭素原子が、任意に置換されたシクロアルキルを形成し、
ULM-jのR11は、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアリール、または
であり、
ULM-jのR12は、Hまたは任意に置換されたアルキルであり、q
ULM-jのR13は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルキルカルボニル、任意に置換された(シクロアルキル)アルキルカルボニル、任意に置換されたアラルキルカルボニル、任意に置換されたアリールカルボニル、任意に置換された(ヘテロシクリル)カルボニル、または任意に置換されたアラルキル、任意に置換された(オキソアルキル)カルバメートであり、
ULM-jの各R14は、独立して、H、ハロアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルキル、アゼチジン、任意に置換されたアルコキシ、または任意に置換されたヘテロシクリルであり、
ULM-jのR15は、H、CN、任意に置換されたヘテロアリール、ハロアルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアルコキシ、または任意に置換されたヘテロシクリルであり、
ULM-jの各R16は、独立して、ハロ、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたCN、または任意に置換されたハロアルコキシであり、
ULM-jの各R25は、独立して、H、もしくは任意に置換されたアルキルであるか、または両方のR25基が一緒になって、オキソもしくは任意に置換されたシクロアルキル基を形成することができ、
ULM-jのR23は、HまたはOHであり、
ULM-jのZ1、Z2、Z3、およびZ4が、独立して、CまたはNであり、
ULM-jのoは、0、1、2、3もしくは4である。
特定の実施形態では、ULM-jのGは、C=Jであり、JはOであり、R7はHであり、各R14はHであり、そしてoは0である。
特定の実施形態では、ULM-jのGは、C=Jであり、JはOであり、R7はHであり、各R14はHであり、R15は任意に置換されたヘテロアリールであり、そしてoは0である。他の例では、EはC=Oであり、Mは
である。
ULM-jのEが、C=Oである、ある特定の実施形態では、R11は、任意に置換されたヘテロシクリルまたは
であり、Mは、
である。
ULM-jのEが、C=Oであり、Mが、
であり、R11が、
である、ある特定の実施形態では、各R18は、独立して、H、ハロ、任意に置換されたアルコキシ、シアノ、任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、またはハロアルコキシであり、pは、0、1、2、3、または4である。
ある特定の実施形態では、各R14は、独立して、H、ヒドロキシル、ハロ、アミン、アミド、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、または複素環のうちの少なくとも1つで置換されている。
ある特定の実施形態では、ULM-jのR15は、
CN、またはハロアルキルに従う基であり、各R18は、独立して、H、ハロ、任意に置換されたアルコキシ、シアノ、アミノアルキル、アミドアルキル、任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、またはハロアルコキシであり、pは、0、1、2、3、または4である。
特定の実施形態では、ULM、および存在する場合にはULM’はそれぞれ独立して、以下の化学構造に従う基である:
式中、
ULM-kのGは、C=Jであり、JはOであり、
ULM-kのR7はHであり、
ULM-kの各R14は、独立して、H、アミド、アルキル、例えば、1つ以上のC1-C6アルキル基またはC(O)NR’R”で任意に置換されたメチルであり、
R’およびR”は、各々独立して、H、任意に置換されたアルキル、またはシクロアルキルであり、
ULM-kのoは0であり、
ULM-kのR15は、ULM-jについて上記に定義されるとおりであり、
ULM-kのR16は、ULM-jについて上記に定義されるとおりであり、
ULM-kのR17は、H、ハロ、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルケニル、およびハロアルキルである。
他の例では、ULM-kのR17はアルキル(例えば、メチル)またはシクロアルキル(例えば、シクロプロピル)である。
他の実施形態では、ULM、および存在する場合にはULM’はそれぞれ独立して、以下の化学構造に従う基である:
式中:
ULM-kのGは、C=Jであり、JはOであり、
ULM-kのR7はHであり、
ULM-kの各R14はHであり、
ULM-kのoは0であり、および
ULM-kのR15が、任意に置換された以下からなる群から選択される。
であって、式中、ULM-kのR30は、Hまたは任意に置換されたアルキルである。
他の実施形態では、ULM、および存在する場合にはULM’はそれぞれ独立して、以下の化学構造に従う基である:
式中、
ULM-kのEは、C=Oであり、
ULM-kのMは、
であり、
ULM-kのR11は、任意に置換された以下からなる群から選択される。
さらに他の実施形態では、以下の化学構造の化合物、
式中、
ULM-kのEは、C=Oであり、
ULM-kのR11は、
であり、
ULM-kのMは、
であり、
ULM-kのqは、1または2であり、
ULM-kのR20は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたアリール、または
であり、
ULM-kのR21は、Hまたは任意に置換されたアルキルであり、
ULM-kのR22は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルコキシ、またはハロアルキルである。
本明細書に記載される任意の実施形態において、ULM-jまたはULM-kのR11は、以下からなる群から選択される:
特定の実施形態では、ULM-jまたはULM-kのR11は、以下からなる群から選択される:
特定の実施形態では、ULM(または存在する場合にはULM’)は、以下の化学構造に従う基である:
式中、
ULM-lのXは、OまたはSであり、
ULM-lのYは、H、メチルまたはエチルであり、
ULM-lのR17は、H、メチル、エチル、ヒドロキシメチル、またはシクロプロピルであり、
ULM-lのMは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、または
であり、
ULM-lのR9は、Hであり、
ULM-lのR10は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヒドロキシアルキル、任意に置換されたチオアルキル、またはシクロアルキルであり、
ULM-lのR11は、任意に置換された複素芳香族、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアリール、または
であり、
ULM-lのR12は、Hまたは任意に置換されたアルキルであり、
ULM-lのR13は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルキルカルボニル、任意に置換された(シクロアルキル)アルキルカルボニル、任意に置換されたアラルキルカルボニル、任意に置換されたアリールカルボニル、任意に置換された(ヘテロシクリル)カルボニル、または任意に置換されたアラルキル、任意に置換された(オキソアルキル)カルバメートである。
一部の実施形態では、ULM、および存在する場合にはULM’はそれぞれ独立して、以下の化学構造に従う基である:
式中、
ULM-mのYは、H、メチオール(methyol)またはエチルである
ULM-mのR9は、Hであり、
R10は、イソプロピル、tert-ブチル、sec-ブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルであり、
ULM-mのR11は、任意に置換されたアミド、任意に置換されたイソインドリノン、任意に置換されたイソキサゾール、任意に置換されたヘテロシクリルである。
本開示の他の好ましい実施形態では、ULM、および存在する場合ULM’は、各々独立して、以下の化学構造に従う基であり、
式中、
ULM-nのR17は、メチル、エチル、またはシクロプロピルであり、
ULM-nのR9、R10、およびR11は、上記に定義されるとおりである。他の事例では、R9は、Hであり、
ULM-nのR10は、H、アルキル、またはシクロアルキル(好ましくはイソプロピル、tert-ブチル、sec-ブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシル)である。
本開示の他の好ましい実施形態では、ULM、および存在する場合ULM’は、各々独立して、以下の化学構造に従う基であり、
またはその薬学的に許容される塩を含み、
R1は、H、任意に置換されたアルキル、または任意に置換されたシクロアルキルであり、
R3は、任意に置換された5~6員ヘテロアリールであり、
W5は、任意に置換されたフェニル、任意に置換されたナプチル、または任意に置換されたピリジニルであり、
R14aおよびR14bのうちの一方は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル(例えば、フルオロアルキル)、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヘテロルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、もしくはNHCH3COR26であり、R14aおよびR14bのうちの他方は、Hであるか、またはR14a、R14bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、任意に置換された3~6員シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、スピロシクロアルキル、もしくはスピロヘテロシクリルを形成し、スピロヘテロシクリルは、エポキシドまたはアジリジンではなく、
R15は、CN、任意に置換されたフルオロアルキル、
任意に置換された
(例えば、
であり、式中、R28aは、ハロ、任意に置換されたアルキル、またはフルオロアルキルである)、または
であり、
各R16は、独立して、ハロ、CN、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、ヒドロキシ、またはハロアルコキシから選択され、
各R26は、独立して、H、任意に置換されたアルキル、またはNR27aR27bであり、
各R27aおよびR27bは、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル(例えば、任意に置換された3~5員シクロアルキル)であるか、またはR27aおよびR27bは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4~6員ヘテロシクリルを形成し、
各R28は、独立して、H、ハロゲン、CN、任意に置換されたアミノアルキル、任意に置換されたアミドアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヘテロアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヒドロキシアルキル、アミン、任意に置換されたアルキニル、または任意に置換されたシクロアルキルであり、
oは、0、1、または2であり、
pは、0、1、2、3、または4である。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、ULMは、以下の式:
を含み、式中、
X4、X5、およびX6の各々が、CHおよびNから選択され、2個以下が、Nであり、
R1は、C1-6アルキルであり、
R3は、ULM-oおよびULM-pについて定義されたものと同じであり、
R14aおよびR14bのうちの一方は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたアミド、任意に置換されたアルキル-アミド、任意に置換されたアルキル-シアノ、任意に置換されたアルキル-ホスフェート、任意に置換されたヘテロアルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、もしくはNHCH3COR26であり、R14aおよびR14bのうちの他方が、Hであるか、またはR14aおよびR14bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、任意に置換された3~5員シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、スピロシクロアルキル、もしくはスピロヘテロシクリルを形成し、スピロヘテロシクリルは、エポキシドまたはアジリジンではなく、
各R27aおよびR27bは、独立して、H C1-6アルキルまたはシクロルキル(例えば、任意に置換された3~5員シクロアルキル)であり、
oは、0、1、または2であり、
qは、1、2、3、または4であり、
R15は、任意に置換された
またはCNであり、
R28は、H、メチル、CH2N(Me)2、CH2OH、CH2O(C1-4アルキル)、CH2NHC(O)C1-4アルキル、NH2、
であり、
R28Cは、H、メチル、フルオロ、またはクロロであり、
R16は、H、C1-4アルキル、フルオロ、クロロ、CN、またはC1-4アルコキシである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bは、H、C1-4アルキル、C1-4シクロアルキル、C1-4ハロアルキル、C1-4ヒドロキシアルキル、C1-4アルキルオキシアルキル、C1-4アルキル-NR27aR27b、およびCONR27aR27bから選択される。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bのうちの少なくとも一方は、Hである(例えば、R14aおよびR14bの両方は、Hである)。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bのうちの少なくとも一方は、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヘテロルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、またはNHCH3COR26である。あるいは、本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bのうちの一方は、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヘテロルキル、任意に置換されたアルキルヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシヘテロシクロアルキル、COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、またはNHCH3COR26であり、R14aおよびR14bのうちの他方は、Hである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、
を形成し、式中、R23は、H、C1-4アルキル、-C(O)C1-4アルキルから選択される。
本開示の他の好ましい実施形態では、ULM、および存在する場合ULM’は、各々独立して、以下の化学構造に従う基であり、
またはその薬学的に許容される塩を含み、
Xは、CHまたはNであり、
ULM-qおよびULM-rのR1、R3、R14a、R14b、およびR15が、ULM-oおよびULM-pについて定義されたものと同じである。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれかにおいて、本明細書に記載されるULM(または存在する場合、ULM’)は、その薬学的に許容可能な塩、鏡像異性体、ジアステレオマー、溶媒和物、または多形体であってもよい。さらに、本明細書に記載される態様または実施形態のいずれかにおいて、本明細書に記載されるULM(または存在する場合、ULM’)は、結合を介して直接、または化学リンカーにより、PTMに結合されてもよい。
本開示の特定の態様において、ULM部分は、
からなる群から選択され、
式中、VLMは、本明細書に記載されるリンカーを介して、任意に、任意の適切な官能基、例えば、アミン、エスター、エーテル、アルキル、またはアルコキシを介して、例えば、アリール、ヘテロアリール、フェニル、またはインドール基のフェニルを含む任意の適切な場所で、PTMに結合され得る。
例示的リンカー
特定の実施形態では、本明細書に記載される化合物は、PTMをULMに化学結合させるための手段、例えば、化学リンカー(L)を介して1つ以上のULM(例えば、VLMのうちの少なくとも1つ)に化学結合または結合された1つ以上のPTMを含む。ある特定の実施形態では、リンカー基Lは、1つ以上の共有結合した構造単位(例えば、-AL1…(AL)q-または-(AL)q-)を含む基であり、AL1は、PTMに結合した基であり、(AL)qは、ULMに結合した基である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態において、リンカー(L)からULM(例えば、VLM、ILM、CLM、またはMLM)への接続または結合は、安定的なL-ULM接続である。例えば、本明細書に記載される任意の態様または実施形態において、リンカー(L)とULMが、ヘテロ原子を介して接続されるとき、後続する任意のヘテロ原子は、存在する場合、例えばアセタール基またはアミナル基など、少なくとも1つの単一炭素原子(例えば、-CH2-)によって分離される。さらなる例として、本明細書に記載される任意の態様または実施形態において、リンカー(L)とULMが、ヘテロ原子を介して接続されるとき、当該ヘテロ原子はエステルの一部ではない。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、リンカー基Lは、式-(AL)q-によって表される結合または化学リンカー基であり、式中、Aが、化学部分であり、qが、1~100の整数であり、Lが、PTMおよびULMに共有結合され、PTMのタンパク質標的への、およびULMのE3ユビキチンへの十分な結合を提供して、標的タンパク質ユビキチン化をもたらす。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、リンカー基Lは、-(AL)q-であり、式中、
(AL)qは、ULM(例えばVLM)、PTM部分、またはそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つに連結された基であり、
リンカーのqは、1以上の整数であり、
各ALは、独立して、結合、CRL1RL2、O、S、SO、SO2、NRL3、SO2NRL3、SONRL3、CONRL3、NRL3CONRL4、NRL3SO2NRL4、CO、CRL1=CRL2、C≡C、SiRL1RL2、P(O)RL1、P(O)ORL1、NRL3C(=NCN)NRL4、NRL3C(=NCN)、NRL3C(=CNO2)NRL4、0~6個のRL1および/またはRL2基で任意に置換されたC3-11シクロアルキル、0~9個のRL1および/またはRL2基で任意に置換されたC5-13スピロシクロアルキル、0~6個のRL1および/またはRL2基で任意に置換されたC3-11ヘテロシクリル、0~8個のRL1および/またはRL2基で任意に置換されたC5-13スピロヘテロシクリル、0~6個のRL1および/またはRL2基で任意に置換されたアリール、0~6個のRL1および/またはRL2基で任意に置換されたヘテロアリールからなる群から選択され、式中、RL1またはRL2は、各々独立して、任意に他の基に連結されて、シクロアルキルおよび/またはヘテロシクリル部分を形成し、任意に0~4個のRL5基で置換され、
RL1、RL2、RL3、RL4およびRL5は、各々独立して、H、ハロ、C1-8アルキル、OC1-8アルキル、SC1-8アルキル、NHC1-8アルキル、N(C1-8アルキル)2、C3-11シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C3-11ヘテロシクリル、OC1-8シクロアルキル、SC1-8シクロアルキル、NHC1-8シクロアルキル、N(C1-8シクロアルキル)2、N(C1-8シクロアルキル)(C1-8アルキル)、OH、NH2、SH、SO2C1-8アルキル、P(O)(OC1-8アルキル)(C1-8アルキル)、P(O)(OC1-8アルキル)2、CC-C1-8アルキル、CCH、CH=CH(C1-8アルキル)、C(C1-8アルキル)=CH(C1-8アルキル)、C(C1-8アルキル)=C(C1-8アルキル)2、Si(OH)3、Si(C1-8アルキル)3、Si(OH)(C1-8アルキル)2、COC1-8アルキル、CO2H、ハロゲン、CN、CF3、CHF2、CH2F、NO2、SF5、SO2NHC1-8アルキル、SO2N(C1-8アルキル)2、SONHC1-8アルキル、SON(C1-8アルキル)2、CONHC1-8アルキル、CON(C1-8アルキル)2、N(C1-8アルキル)CONH(C1-8アルキル)、N(C1-8アルキル)CON(C1-8アルキル)2、NHCONH(C1-8アルキル)、NHCON(C1-8アルキル)2、NHCONH2、N(C1-8アルキル)SO2NH(C1-8アルキル)、N(C1-8アルキル)SO2N(C1-8アルキル)2、NH SO2NH(C1-8アルキル)、NH SO2N(C1-8アルキル)2、NH SO2NH2である。
特定の実施形態では、リンカーのqは0以上の整数である。特定の実施形態では、qは1以上の整数である。
例えば、リンカーのqが2より大きい、ある特定の実施形態では、(AL)qは、AL1および(AL)qである基であり、単位ALは、PTMをULMに結合させる。
例えば、リンカーのqが2である、ある特定の実施形態では、(AL)qは、AL1に、およびULMまたはPTMに連結している基である。
例えば、リンカーのqが1である、ある特定の実施形態では、リンカー基Lの構造は、-AL1-であり、AL1は、ULM部分およびPTM部分に連結している基である。
ある特定の実施形態では、リンカー(L)の単位ALは、以下からなる群から選択される一般構造によって表される基を含み、
-NR(CH2)n-(低級アルキル)-、-NR(CH2)n-(低級アルコキシル)-、-NR(CH2)n-(低級アルコキシル)-OCH2-、-NR(CH2)n-(低級アルコキシル)-(低級アルキル)-OCH2-、-NR(CH2)n-(シクロアルキル)-(低級アルキル)-OCH2-、-NR(CH2)n-(ヘテロシクロアルキル)-、-NR(CH2CH2O)n-(低級アルキル)-O-CH2-、-NR(CH2CH2O)n-(ヘテロシクロアルキル)-O-CH2-、-NR(CH2CH2O)n-アリール-O-CH2-、-NR(CH2CH2O)n-(ヘテロアリール)-O-CH2-、-NR(CH2CH2O)n-(シクロアルキル)-O-(ヘテロアリール)-O-CH2-、-NR(CH2CH2O)n-(シクロアルキル)-O-アリール-O-CH2-、-NR(CH2CH2O)n-(低級アルキル)-NH-アリール-O-CH2-、-NR(CH2CH2O)n-(低級アルキル)-O-アリール-CH2、-NR(CH2CH2O)n-シクロアルキル-O-アリール-、-NR(CH2CH2O)n-シクロアルキル-O-(ヘテロアリール)l-、-NR(CH2CH2)n-(シクロアルキル)-O-(ヘテロシクリル)-CH2、-NR(CH2CH2)n-(ヘテロシクリル)-(ヘテロシクリル)-CH2、-N(R1R2)-(ヘテロシクリル)-CH2、式中、
リンカーのnは、0~10であってもよく、
リンカーのRは、H、低アルキルであってもよく、
リンカーのR1およびR2は、N結合を有する環を形成してもよい。
ある特定の実施形態では、リンカー(L)の単位ALは、以下からなる群から選択される一般構造によって表される基を含み、
-N(R)-(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-OCH2-、
-O-(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-OCH2-、
-O-(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-O-、
-N(R)-(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-O-、
-(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-O-、
-(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-OCH2-、
式中、
リンカーのm、n、o、p、q、およびrは、独立して、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20であり、
数がゼロの場合、N-O結合またはO-O結合は存在しない。
リンカーのRは、H、メチルおよびエチルであり、
リンカーのXは、HおよびFであり、
ここで、リンカーのmは、2、3、4、5であってもよく、
ここで、リンカーのmおよびnのそれぞれは独立して、0、1、2、3、4、5、6であってもよい。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、リンカー(L)の単位ALは、以下からなる群から選択され、
式中、各mおよびnは独立して、0、1、2、3、4、5、または6から選択される。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、リンカー(L)の単位ALは、以下からなる群から選択され、
式中、各m、n、o、p、q、r、およびsは、独立して、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、リンカー(L)の単位ALは、以下からなる群から選択され、
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、リンカー単位またはリンカー(L)は、以下からなる群から選択される構造によって表される基を含み、
-O-(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-O(CH2)s-O(CH2)t-、
-O-(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-O(CH2)s-O-、
-(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-O(CH2)s-O(CH2)t-、
-CH=CH(CH2)m-O(CH2)n-O(CH2)o-O(CH2)p-O(CH2)q-O(CH2)r-O(CH2)s-O(CH2)t-、
式中、m、n、o、p、q、r、s、およびtは、各々独立して、整数0、1、2、3および4から選択される。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態において、リンカー(L)は、以下からなる群から選択される:
本明細書に記載される任意の態様または実施形態において、リンカー(L)は、以下からなる群から選択される:
追加的実施形態において、リンカー(L)は、限定されないが以下に示される構造から選択される構造を含み、ここで破線はPTM部分またはULM部分への結合点を示す:
式中、
WL1およびWL2は、各々独立して、存在しないか、任意にRQで置換された0~4個のヘテロ原子を有する4~8員であり、各RQは、独立して、H、ハロ、OH、CN、CF3、任意に置換された直鎖もしくは分枝鎖C1-C6アルキル、任意に置換された直鎖もしくは分枝鎖C1-C6アルコキシであるか、または2個のRQ基は、それらが結合している原子と一緒になって、0~4個のヘテロ原子を含有する4~8員環系を形成し、
YL1は、各々独立して、結合、(直鎖、分岐鎖、任意に置換された)かつ任意に1個以上のC原子がOで置き換えられたC1-C6アルキル(されている)、または(直鎖、分岐鎖、任意に置換された)C1-C6アルコキシであり、
nは、0~10であり、
は、PTM部分またはULM部分への結合点を示す。
追加的実施形態において、リンカー(L)は、限定されないが以下に示される構造から選択される構造を含み、ここで破線はPTM部分またはULM部分への結合点を示す:
式中、
WL1およびWL2は、各々独立して、存在しないか、アリール、ヘテロアリール、環式、ヘテロシクリル、任意に1個以上のC原子がOもしくはNで置き換えられたC1-6アルキル、任意に1個以上のC原子がOで置き換えられたC1-6アルケニル、任意に1個以上のC原子がOで置き換えられたC1-6アルキニル、二環式、ビアリール、ビヘテロアリール、またはビヘテロシクリルであり、各々が、RQで任意に置換され、各RQは、独立して、H、ハロ、OH、CN、CF3、ヒドロキシル、ニトロ、C≡CH、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、任意に置換された直鎖または分岐鎖C1-C6アルキル、任意に置換された直鎖または分岐鎖C1-C6アルコキシ、任意に置換されたOC1-3アルキル(例えば、1個以上のFで任意に置換されている)、OH、NH2、NRY1RY2、CNであるか、または2つのRQ基が、それらが結合している原子と一緒になって、0~4個のヘテロ原子を含有する4~8員環系を形成し、
YL1は、各々独立して、結合、NRYL1、O、S、NRYL2、CRYL1RYL2、C=O、C=S、SO、SO2、(直鎖、分岐鎖、任意に置換された)かつ任意に1個以上のC原子がOで置き換えられたC1-C6アルキル、または(直鎖、分岐鎖、任意に置換された)C1-C6アルコキシであり、
QLは、任意に架橋され、任意に0~6個のRQで置換された、0~4個のヘテロ原子を有する3~6員の脂環式または芳香環であり、各RQは、独立して、H、任意に1つ以上のハロもしくはC1-6アルコキシルで置換された、直鎖もしくは分岐鎖C1-6アルキルであるか、または2個のRQ基は、それらが結合している原子と一緒になって、0~2個のヘテロ原子を含有する3~8員環系を形成し、
RYL1、RYL2は、各々独立して、H、OH、(直鎖、分岐鎖、任意に1つ以上のハロ、C1-6アルコキシルで置換された)C1-6アルキルであるか、またはR1、R2は、それらが結合している原子と一緒になって、0~2個のヘテロ原子を含有する3~8員環系を形成し、
nは、0~10であり、
は、PTM部分またはULM部分への結合点を示す。
追加的実施形態では、リンカー基は、約1~約100個のエチレングリコール単位、約1~約50個のエチレングリコール単位、約1~約25個のエチレングリコール単位、約1~10個のエチレングリコール単位、1~約8個のエチレングリコール単位、および1~6個のエチレングリコール単位、約2~4個のエチレングリコール単位を有する任意に置換された(ポリ)エチレングリコールであるか、または任意に置換されたO、N、S、PまたはSi原子が散在する任意に置換されたアルキル基である。ある特定の実施形態では、リンカーは、アリール、フェニル、ベンジル、アルキル、アルキレン、またはヘテロシクリル基で置換されている。特定の実施形態では、リンカーは非対称または対称であってもよい。
本明細書に記載の化合物の実施形態のいずれかにおいて、リンカー基は、本明細書に記載される任意の適切な部分であってもよい。1つの実施形態では、リンカーは、約1~約12エチレングリコール単位、1~約10エチレングリコール単位、約2~6エチレングリコール単位、約2~5エチレングリコール単位、約2~4エチレングリコール単位のサイズ範囲の置換または非置換のポリエチレングリコール基である。
別の実施形態では、本開示は、上記のようなPTM基を含む化合物を対象とし、PTM基は、ユビキチンリガーゼによってユビキチン化され、かつULM基に直接またはリンカー部分Lを介して化学結合された、標的タンパク質またはポリペプチド(例えば、SMARCA2、BRAHMA、またはBRM)に結合するか、あるいはPTMが、代替的に、これもまたユビキチンリガーゼ結合部分であるULM’基であり、ULM’基は、上記のようなULM基と同じであっても異なっていてもよく、Lは、上記のようなリンカー部分であり、リンカー部分は存在しても存在しなくてもよく、かつULMをPTM、またはその薬学的に許容される塩、鏡像異性体、立体異性体、溶媒和物、もしくは多形に化学(共有)結合する。
特定の実施形態では、リンカー基Lは、以下からなる群から独立して選択される1つ以上の共有結合された構造単位を含む基である:
Xは、O、N、S、S(O)、およびSO2からなる群から選択され、nは、1~5の整数であり、RL1は、水素またはアルキルであり、
は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、もしくはシアノから選択される1~3個の置換基で任意に置換された、単環式もしくは二環式アリールまたはヘテロアリールであり、
は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、もしくはシアノから選択される1~3個の置換基で任意に置換された、単環式もしくは二環式シクロアルキルまたはヘテロシクリルであり、フェニル環断片は、アルキル、ハロゲン、ハロアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、およびシアノからなる群から選択される1、2、または3個の置換基で任意に置換され得る。ある実施形態では、リンカー基Lは、上述のとおり最大で10個の共有結合された構造単位を含む。
ULM基とPTM基は、リンカーの化学的性質に対し適切であり、安定的な任意の基を介してリンカー基に共有結合されてもよく、本開示の好ましい態様においては、リンカーは独立してULM基とPTM基に、好ましくはアミド、エステル、チオエステル、ケト基、カルバミン酸塩(ウレタン)、炭素またはエーテルを介して共有結合され、それら各基は、ULM基とPTM基上のいずれかに挿入され、ユビキチンリガーゼに対するULM基の最大結合と、分解される標的タンパク質に対するPTM基の最大結合を提供し得る。(PTM基がULM基である特定の態様では、分解される標的タンパク質は、ユビキチンリガーゼそれ自体でもあり得ることに留意されたい)。ある特定の態様では、リンカーは、ULMおよび/またはPTM基上の、任意に置換されたアルキル、アルキレン、アルケニル、もしくはアルキニル基、アリール基、またはヘテロシクリル基に結合され得る。
例示的なPTM
本開示の任意の態様または実施形態では、PTM基は、標的タンパク質、例えば、スイッチ/スクロース非発酵性(SWI/SNF)関連、マトリックス関連、アクチン依存性調節因子のクロマチン、サブファミリーA、メンバー2(SMARCA2)またはBRMに結合する、部分である。したがって、本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、PTM基は、SMARCA2またはBRMタンパク質に特異的に結合する(標的タンパク質SMARCA2、BRAHMAまたはBRMに結合する)任意の部分である。
ある特定の実施形態では、本明細書に記載される化合物は、標的タンパク質、例えば、Brmに結合する手段を含む。したがって、ある特定の態様では、本開示は、Brmに結合するための手段、およびVHLに結合するための手段、ならびにBrmに結合するための手段をVHLに結合するための手段に化学的に結合するための手段を有する二官能性化合物を提供する。
以下に記載される組成物は、一連の低分子標的タンパク質結合部分のいくつかを例示する。また、このような小分子標的タンパク質結合部分には、これらの組成物の薬学的に許容される塩、鏡像異性体、溶媒和物、および多形、ならびにSMARCA2を標的化し得る他の小分子も含まれる。これらの結合部分は、ユビキチンリガーゼに近接してユビキチン化および分解を行う目的で、標的タンパク質(そこにタンパク質標的部分が結合される)を提示するために、好ましくはリンカーを通してユビキチンリガーゼ結合部分に結合される。タンパク質標的部分またはPTM基に結合し、かつユビキチンリガーゼに作用するか、またはユビキチンリガーゼによって分解することができる、任意のタンパク質(例えば、SMARCA2、BRAHMA、またはBRM)は、本開示に従う標的タンパク質である。
本開示を使用して、タンパク質が調節不全(例えば、SMARCA4欠損/変異)であり、かつ患者がSMARCA2、BRAHMA、またはBRMなどのタンパク質の分解および/または阻害から利益を得るであろう任意の疾患状態および/または状態を含む、多数の疾患状態および/または病態を治療し得る。
追加の態様において本明細書は、本明細書に記載の化合物またはその塩型の有効量、および薬学的に許容可能な担体、添加剤または賦形剤、および任意で追加の生物活性剤を含む治療用組成物を提供する。治療用組成物は、患者または対象、例えばヒトなどの動物においてタンパク質の分解を調節し、当該分解されたタンパク質を介して調節される病状もしくは状態の治療または改善に使用することができる。ある特定の実施形態では、本明細書に記載される治療組成物を使用して、肺がんまたは非小細胞肺がんを含む、疾患、例えば、SWI/SNF関連がん、SMARCA4変異関連がん、SMARCA4欠損がん、または通常のSMARCA4発現と比べてSMARCA4の発現が減少した(例えば、野生型SMARCA4を有する同様の位置にある非がん性細胞における非変異SMARCA4またはSMARCA4の発現と比べて発現が減少した)がんのうちの少なくとも1つなどのがんの治療または改善のために、目的のタンパク質の分解をもたらし得る。本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、がんは、SWI/SNF関連がん、SMARCA4変異を有するがん、SMARCA4欠損を有するがん、またはそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つであり、肺がんまたは非小細胞肺がんであり得る。
ある特定の追加の実施形態では、本明細書に記載される治療組成物を使用して、疾患、例えば、SWI/SNF関連がん、SMARCA2関連がん、またはSMARCA2の正常発現もしくは過剰発現を有するがんのうちの少なくとも1つなどのがんの治療または改善のために、目的のタンパク質の分解をもたらし得る。
別の態様では、本開示は、タンパク質またはポリペプチドを分解することにより、その必要のある対象の病態を治療する方法、または疾患もしくは状態の症状を改善する方法に関するものであり、ここで当該タンパク質またはポリペプチドを介して病態または状態は調節されており、当該方法は、該患者または対象に、上述の少なくとも1つの化合物の有効量、例えば治療有効量を、任意で薬学的に許容可能な担体、添加剤または賦形剤、および任意で追加の生物活性剤と併用して投与することを含み、ここで当該組成物は、当該対象の疾患もしくは障害もしくはその症状の治療または改善に有効である。本開示方法を使用して、本明細書に記載される少なくとも1つの化合物の有効量を投与することにより、がんを含む多くの症状または状態が治療され得る。病態または状態は、微生物体、または例えばウイルス、細菌、真菌、原虫もしくはその他の微生物などの他の外来性主体により引き起こされる疾患であってもよく、または病態および/もしくは状態が生じるタンパク質の過剰発現により引き起こされる病態であってもよい。
別の態様において本明細書は、本開示による化合物を使用して生物的システムにおいて対象タンパク質の分解効果を特定する方法を提供する。
「標的タンパク質」という用語は、以下の本明細書において、本開示化合物が結合し、ユビキチンリガーゼにより分解される標的であるタンパク質またはポリペプチドを記述するために使用される。かかる低分子標的タンパク質結合部分には、これらの組成物の薬学的に許容可能な塩、鏡像異性体、溶媒和物、および多形体、ならびに対象のタンパク質を標的としうる他の低分子も含まれる。これらの結合部分は、少なくとも1つのリンカー基Lを介して、少なくとも1つのULM基(例えば、VLM)に結合される。
このタンパク質標的は、当該タンパク質に結合する化合物部分を特定するスクリーニングにおいて使用されてもよく、そして本開示化合物内に当該部分を組み込むことによって、治療の最終結果に対する、当該タンパク質の活性レベルを変化させることができる。
「タンパク質標的部分」またはPTMという用語は、標的タンパク質、またはSMARCA2もしくはBRMなどの他の目的のタンパク質もしくはポリペプチドに結合し、ユビキチンリガーゼによるタンパク質またはポリペプチドの分解が生じ得るように、そのタンパク質またはポリペプチドをユビキチンリガーゼに近接して配置/提示する、小分子を説明するために使用される。以下に記載される組成物は、低分子標的タンパク質の構成因子のうちのいくつかを例示する。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表される化学構造を有し、
式中、
WPTM1は、任意に置換された5~6員アリールまたはヘテロアリール環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、ホスフェート、アミノ、アルキルアミノ、シアノ、またはそれらの組み合わせから選択される0、1、2、または3個の置換基で置換された5~6員アリールまたはヘテロアリール)であり、
WPTM2は、任意に置換された5~6員アリールまたはヘテロアリール環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、2、または3個の置換基で置換された5~6員アリールまたはヘテロアリール)であり、
WPTM3は、任意に置換された3~9員アリールもしくはヘテロアリール環(例えば、任意に置換された5~6員アリールもしくはヘテロアリール環、またはヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、2、もしくは3個の置換基で置換された3~9もしくは5~6員アリールもしくはヘテロアリール)、または任意に置換された4~9員シクロアルキルもしくはヘテロシクリル、例えば、任意に置換された架橋ビシクロアルキルおよび架橋ビヘテロシクリル環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、もしくは2個の置換基で置換された4~9員シクロアルキルもしくはヘテロシクリル)であり、
WPTM5は、存在しない(例えば、WPTM3が、L(リンカー)またはULMに直接連結されている)か、または任意に置換されたアルキル、任意に置換された5~6員シクロアルキル、複素環、アリール、もしくはヘテロアリール環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、または2個の置換基で置換された、5~6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール)であり、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である、二官能性化合物またはその薬学的に許容される塩、鏡像異性体、立体異性体、溶媒和物、多形、もしくはプロドラッグを提供する。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、WPTM5は、ピペリジンである。
ある特定の実施形態では、WPTM1は、ホスフェート置換を含む。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPROTACのPTMは、式Iによって表され、式中、
WPTM1は、任意に置換されたフェニルまたはピリジル(例えば、本明細書に記載されるように置換された、例えば、本明細書に記載されるように選択される追加の任意の置換基を有するかまたは有しないヒドロキシまたはホスフェート置換基で置換された、例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、シアノ、またはそれらの組み合わせから選択される0、1、2、または3個の置換基で置換されたフェニル)であるか、
WPTM2は、任意に置換された6員ヘテロアリール環(例えば、アミノ基で置換されたピリダジンなど、本明細書に記載されるように置換された)であり、
WPTM3は、任意に置換された5~6員ヘテロアリール(例えば、ピラゾール、ピロール、イミダゾール、オキサゾール、オキサジアゾール、またはトリアゾール)であるか、
WPTM5は、本明細書に記載される任意の態様または実施形態に記載されるとおりである(例えば、WPTM5は、存在しないか、またはピリジン環であり得る)か、あるいは
それらの組み合わせ、のうちの少なくとも1つである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態、例えば、式IのPTMを含む実施形態では、WPTM3は、ピラゾールまたは6~8員ヘテロシクリル(例えば、ピペラジンまたはジアザビシクロオクタン)である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表される化学構造を有し、
式中、
WPTM1、WPTM2、およびWPTM5は、本明細書に記載される任意の他の態様または実施形態に記載されるとおり(例えば、WPTM5は、WPTM4がL(linker)またはULMに直接連結し得るため、存在してもしなくてもよい)であり、
WPTM4は、WPTM2環で縮合された、任意に置換された3~7シクロアルキルまたはヘテロシクリル(例えば、任意に置換された5~7シクロアルキルもしくはヘテロシクリル、またはヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、2、または3個の置換基で置換された5~7シクロアルキルまたはヘテロシクリル)であり、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、式IIによって表され、式中、WPTM1、WPTM2、およびWPTM5は、本明細書に記載される態様または実施形態のいずれかに記載されるとおりであり、WPTM4は、ピペラジン環である。例えば、本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、式IIのWPTM2およびWPTM4は一緒になって、以下に示されるジヒドロピラジノ[2,3-e]ピリダジンを構成する。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表される化学構造を有し、
式中、
WPTM1およびWPTM2は、本明細書に記載される任意の態様または実施形態に記載されるとおりであり、
WPTM6およびWPTM7は、独立して、任意に4~7シクロアルキルまたはヘテロシクリル(例えば、各々が独立して、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、または2個の置換基で置換された4~7シクロアルキルまたはヘテロシクリルである)であり、WPTM6およびWPTM7の環は、スピロ連結を介して縮合または結合され、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である、二官能性化合物またはその薬学的に許容される塩、鏡像異性体、立体異性体、溶媒和物、多形、もしくはプロドラッグを提供する。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、式IIIによって表される化学構造を有し、式中、WPTM1およびWPTM2は、各々独立して、本明細書に記載される任意の態様または実施形態に記載されるように選択され(例えば、WPTM1は、本明細書に記載される追加の任意の置換基を有するかもしくは有さないヒドロキシ置換基で置換されたフェニルであり、WPTM2は、アミノ基で置換されたピリダジンである)、WPTM6およびWPTM7は、スピロ環状環系、例えば、以下から選択されるスピロ環状環である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表され、
式中、
WPTM1、WPTM2、およびWPTM5は、本明細書に記載される任意の他の態様または実施形態に記載されるとおりであり、
RPTM1およびRPTM2は、個々に、H、ハロ、HO、C1-C3アルキル、C1-C3ハロアルキ、またはC1-C3アルコキシであり、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である、二官能性化合物またはその薬学的に許容される塩、鏡像異性体、立体異性体、溶媒和物、多形、もしくはプロドラッグを提供する。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、式IVで表される化学構造を有し、式中、
WPTM1は、本明細書に記載される追加の任意の置換基を有するかまたは有しない、ヒドロキシまたはホスフェート置換基で置換された、フェニルであるか、
WPTM2は、アミノ基で置換されたピリダジンであり、
WPTM5は、存在しないか、またはピラゾール環もしくはピリジン環であるか、あるいは
それらの組み合わせ、のうちの少なくとも1つである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩であり、
WPTM3は、不在であるか、または任意に置換された5~6員ヘテロアリール、任意に置換された4~9シクロアルキルもしくはヘテロシクリル環、任意に置換された架橋ビシクロアルキル、および架橋ビヘテロシクリル環であり、
WPTM5は、任意に置換された5~6員ヘテロアリールまたはアリール、例えば、ピリジン、またはピリダジンである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩を含み、
WPTM5は、フェニル、ピリジン、ピリミジン、またはピラジンである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩により、
式中、
WPTM3は、任意に置換された5~6員ヘテロアリール、任意に置換された4~9シクロアルキルもしくはヘテロシクリル環、任意に置換された架橋ビシクロアルキルおよび架橋ビヘテロシクリル環であり、
WPTM5は、任意に置換された5~6員ヘテロアリールまたはアリール、例えば、ピリジン、またはピリダジンであり、
Rvは、独立して、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、ホスフェート、アミノ、アルキルアミノ、シアノ、またはそれらの組み合わせから選択される、0、1、2、または3個の置換基である。
ある特定の実施形態では、ヒドロキシル基は、ホスフェート基(すなわち、ホスホエステル基)で修飾される。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表される化学構造を有し、
式中、WPTM1およびWPTM2は、本明細書に記載される任意の他の態様または実施形態に記載されるとおり(例えば、WPTM5は、WPTM4がL(リンカー)またはULMに直接連結し得るため、存在してもしなくてもよい)であり、
WPTM3は、存在しないか、またはWPTM2環で縮合された、任意に置換された5~7シクロアルキルもしくはヘテロシクリル(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、2、もしくは3個の置換基で置換された5~7シクロアルキルもしくはヘテロシクリル)であり、
WPTM4は、任意に置換された3~7員アリールもしくはヘテロアリール環(例えば、任意に置換された5~7シクロアルキルもしくはヘテロシクリル、またはヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、2、もしくは3個の置換基で置換された3~7もしくは5~6員アリールもしくはヘテロアリール)、または任意に置換された4~9シクロアルキルもしくはヘテロシクリル、例えば、任意に置換された架橋ビシクロアルキルおよび架橋ビヘテロシクリル環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、もしくは2個の置換基で置換された4~9シクロアルキルもしくはヘテロシクリル)であり、
WPTM5は、存在しない(例えば、WPTM3が、L(リンカー)またはULMに直接連結されている)か、または任意に置換されたアルキル、任意に置換された5~6員シクロアルキル、複素環、アリール、もしくはヘテロアリール環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、または2個の置換基で置換された、5~6員シクロアルキル、複素環、アリール、またはヘテロアリール)、例えば、任意に置換されたピラゾール環、またはピリジン環であり、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である、二官能性化合物またはその薬学的に許容される塩、鏡像異性体、立体異性体、溶媒和物、多形、もしくはプロドラッグを提供する。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、本開示のPTMは、以下によって表される化学構造を有し、
式中、
WPTM1、WPTM2、WPTM3、およびWPTM4は、本明細書に記載される任意の他の態様または実施形態に記載されるとおりであり、
LPTMは、C1-C4アルキルまたはC1-C3アルコキシで任意に置換されたC1-C6アルキルであり、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である、二官能性化合物またはその薬学的に許容される塩、鏡像異性体、立体異性体、溶媒和物、多形、もしくはプロドラッグを提供する。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、PTMは、
から選択され、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、PTMは、
から選択され、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、PTMは、
から選択され、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である。
本明細書に記載される組成は、これらのタイプの一連の低分子標的タンパク質結合部分のいくつかを例示する。かかる低分子標的タンパク質結合部分には、これらの組成物の薬学的に許容可能な塩、鏡像異性体、溶媒和物、および多形体、ならびに対象のタンパク質を標的としうる他の低分子も含まれる。以下で本明細書に引用される参照文献は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
治療用組成物
本明細書に記載される少なくとも1つの二官能性化合物の有効量、および本明細書において別途記載されている化合物のうちの1つ以上の有効量の組み合わせを、薬学的に有効な量の担体、添加剤、または賦形剤と併用して含む医薬組成物は、本開示のさらなる態様を表す。
本開示には、該当する場合、本明細書に記載される化合物の薬学的に許容可能な塩、特に酸付加塩または塩基付加塩を含む組成物が含まれる。本態様に従い有用な上述の塩基化合物の薬学的に許容可能な酸付加塩を調製するために使用される酸は、非毒性の酸付加塩、すなわち薬理学的に許容可能なアニオンを含有する塩、例えば特に多くの他の酸のなかでも塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硝酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、リン酸塩、過リン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、過クエン酸塩、酒石酸塩、重酒石酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、グルコン酸塩、サッカラート、安息香酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、およびパモ酸塩[すなわち1,1’-メチレン-ビス-(2-ヒドロキシ-3ナフトエ酸)]を形成する酸である。
薬学的に許容可能な塩基付加塩は、本開示による化合物または誘導体の薬学的に許容可能な塩形態を生成するためにも使用され得る。性質的に酸性である本化合物の薬学的に許容可能な塩基塩を調製するための試薬として使用されうる化学塩基は、かかる化合物と非毒性の塩基塩を形成する塩基である。かかる非毒性の塩基塩としては限定されないが、特に例えばアルカリ金属カチオン(例えば、カリウムおよびナトリウム)およびアルカリ土類金属カチオン(例えば、カルシウム、亜鉛およびマグネシウム)などの薬学的に許容可能なカチオンから誘導された塩基塩、アンモニウムまたは水に可溶性のアミン添加塩、例えばN-メチルグルカミン-(メグルミン)、ならびに低級アルカノールアンモニウム、ならびに他の薬学的に許容可能な有機アミンの塩基塩が挙げられる。
本明細書に記載の化合物は、本開示に従い、経口、非経口または局所経路により、単回用量で、または分割用量で投与されてもよい。活性化合物の投与は、連続投与(静脈内点滴)から1日あたり数回の経口投与(例えば、Q.I.D.)の範囲であり得、投与経路の中でもとりわけ、経口、局所、非経口、筋肉内、静脈内、皮下、経皮(貫通増強剤を含み得る)、口腔、舌下、および座薬投与が挙げられる。腸溶コーティングされた経口錠剤を使用して、経口投与経路からの化合物の生体利用効率を強化してもよい。最も効果的な剤型は、選択された特定の薬剤の薬物動態、ならびに患者の疾患の重症度に依存するであろう。本開示に従う化合物の鼻内投与、気管内投与もしくは肺投与用のスプレー、ミスト、またはエアロゾルとしての投与が使用されてもよい。したがって本開示はさらに、本明細書に記載の化合物の有効量と、薬剤的に許容可能な担体、添加剤または賦形剤を任意で併用して含む医薬組成物も目的とする。本開示に従う化合物は、即時放出型、中間放出型、または徐放型もしくは制御放出型で投与されてもよい。徐放型または制御放出型は経口投与されることが好ましいが、坐剤および経皮的またはその他の局所型でも投与される。リポソーム型での筋肉内注射を使用して、注射部位での化合物の放出を制御または維持してもよい。
本明細書に記載の組成物は、1つ以上の薬学的に許容可能な担体を使用して従来的な方法で製剤化されてもよく、および制御放出製剤で投与されてもよい。これらの医薬組成物中で使用され得る薬学的に許容可能な担体としては、限定されないが、イオン交換剤、アルミナ、ステアリン酸アルミニウム、レシチン、血清タンパク質、例えばヒト血清アルブミン、緩衝物質、例えばリン酸塩、グリシン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、飽和植物性脂肪酸の部分グリセリド混合物、水、塩または電解質、例えば硫酸プロラミン、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素カリウム、塩化ナトリウム、亜鉛塩、コロイド状シリカ、三ケイ酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン、セルロース系物質、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリル酸塩、ワックス、ポリエチレン-ポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリエチレングリコール、および羊毛脂が挙げられる。
本明細書に記載の組成物は、経口的に、吸入スプレーにより非経口的に、局所的に、直腸内に、鼻内に、口腔内に、膣内に、または移植容器を介して投与されてもよい。本明細書で使用される「非経口」という用語は、皮下、静脈内、筋肉内、関節内、滑膜内、胸骨内、くも膜下腔内、肝臓内、病変内、および頭蓋内の注射または点滴技術を含む。組成物は、経口、腹腔内、または静脈内に投与されることが好ましい。
本明細書に記載の組成物の滅菌注射形態は、水性懸濁液また油性懸濁液であってもよい。これらの懸濁液は、適切な分散剤または湿潤剤と、懸濁化剤を使用して、当分野で公知の技術より製剤化されてもよい。滅菌注射用調製物は、例えば1,3-ブタンジオール溶液としてなど、非毒性の非経口的に許容可能な希釈剤または溶媒での滅菌注射用溶液または懸濁液であってもよい。採用され得る許容可能なビヒクルおよび溶媒の中では、水、リンゲル溶液と等張塩化ナトリウム溶液がある。加えて滅菌された固定油が溶媒または懸濁媒体として慣例的に使用される。この目的に対し、合成モノグリセリドまたはジグリセリドを含む任意のブランドの固定油を採用してもよい。例えばオリーブオイルまたはヒマシ油、特にそれらのポリオキシエチル化型など、天然の薬学的に許容可能な油があるように、例えばオレイン酸およびそのグリセリド誘導体などの脂肪酸は、注射剤の調製に有用である。これらの油性溶液または懸濁液は、長鎖アルコール希釈剤または分散剤、例えばPh.Helvまたは類似アルコールなどを含んでもよい。
本明細書に記載の医薬組成物は、限定されないがカプセル、錠剤、水性懸濁液または水溶液をはじめとする任意の経口的に許容可能な剤形で経口投与されてもよい。経口使用のための錠剤の場合、一般的に使用される担体としてはラクトースおよびコーンスターチが挙げられる。典型的には例えばステアリン酸マグネシウムなどの潤滑剤も添加される。カプセル型での経口投与については、有用な希釈剤としてはラクトースおよび乾燥コーンスターチが挙げられる。経口使用に水性懸濁液が必要な場合、活性成分は乳化剤および懸濁化剤と組み合わされる。望ましい場合、特定の甘味剤、香味剤、または着色剤も添加されてもよい。
あるいは、本明細書に記載の医薬組成物は、直腸投与用の坐剤の形態で投与されてもよい。これらは、室温で固体であるが直腸温度で液体となり、したがって、直腸で溶融して薬物を放出するであろう、適切な非刺激性の賦形剤と混合することによって調製されることができる。かかる物質としては、ココアバター、蜜ろうおよびポリエチレングリコールが挙げられる。
また本明細書に記載の医薬組成物は、局所的に投与されてもよい。適切な局所用製剤は、これらの各領域または器官のそれぞれに対して容易に調製される。下部腸管への局所適用は、直腸坐剤製剤(上記参照)または適切な浣腸剤で効き目をもたらすことができる。局所的に許容可能な経皮パッチを使用してもよい。
局所適用に関し、医薬組成物は、1つ以上の担体中に懸濁または溶解された活性成分を含有する適切な軟膏で製剤化されてもよい。本開示化合物の局所投与用の担体としては限定されないが鉱油、流動ワセリン、白色ワセリン、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン化合物、乳化ろうおよび水が挙げられる。本開示の特定の好ましい態様では、化合物は、患者に外科的に移植されるステント上にコーティングされてもよく、それにより患者内のステントで閉塞が発生する可能性が抑制または低減される。
あるいは医薬組成物は、1つ以上の薬学的に許容可能な担体中に懸濁または溶解された活性成分を含有する適切なローションまたはクリームで製剤化されてもよい。適切な担体としては、限定されないが、鉱油、モノステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60、セチルエステルワックス、セテアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、ベンジルアルコールおよび水が挙げられる。
眼科用途に対し、医薬組成物は、等張性で、pH調整された滅菌生理食塩水の微粉化懸濁液として、または好ましくは等張性でpH調整された滅菌生理食塩水の溶液として、製剤化されてもよく、いずれも例えば塩化ベンジルアルコニウムなどの防腐剤の有無は問わない。あるいは眼科用途に対し、医薬組成物は、例えばワセリンなどの軟膏で製剤化されてもよい。
本明細書に記載の医薬組成物は鼻エアロゾルまたは吸入により投与されてもよい。そのような組成物は、医薬製剤分野に公知の技術に従って調製され、そして生理食塩水の溶液として、ベンジルアルコールまたはその他の適切な防腐剤、生体利用効率を向上させるための吸収プロモーター、フルオロカーボン、および/またはその他の慣用的な可溶化剤または分散剤を採用して調製されてもよい。
単一剤形を生成するために担体材料と合わせられ得る本明細書に記載される医薬組成物中の化合物の量は、治療される宿主および疾患、ならびに特定の投与様式によって異なるであろう。好ましくは、組成物は、単独で、または本開示に従う少なくとも1種の他の化合物と併用して、約0.05ミリグラム~約750ミリグラム以上、より好ましくは約1ミリグラム~約600ミリグラム、さらにより好ましくは約10ミリグラム~約500ミリグラムの活性成分を含んで製剤化されるべきである。
任意の特定の患者に対する具体的な投与量および治療レジメンは、使用される具体的な化合物の活性、年齢、体重、一般健康状態、性別、食事、投与時間、排泄速度、薬剤の組み合わせ、および治療を行う医師の判断、および治療を受ける特定の疾患または状態の重症度をはじめとする様々な因子に依存することも理解されたい。
本明細書に記載の方法に従う化合物を使用した治療を必要とする患者または対象は、その薬学的に許容可能な塩、溶媒和物または多形体を含む本開示に従う化合物の有効量を、任意で薬学的に許容可能な担体または希釈剤中で単独で、または本明細書に別途特定される他の公知の治療剤と併用して、患者(対象)に投与することにより治療されることができる。
これらの化合物は、経口、非経口、静脈内、皮内、皮下、または局所などの任意の適切な経路により投与されることができ、例えば液体、クリーム、ゲル、または固体形態で経皮的に、またはエアロゾル形態により投与されることができる。
所望される適応症に対する治療有効量を患者に送達するのに充分であり、治療される患者に重篤な毒性作用をもたらさない量で、薬学的に許容可能な担体または希釈剤中に活性化合物が含有される。本明細書において言及される状態のすべてに対する活性化合物の好ましい用量は、約10ng/kg~300mg/kgの範囲であり、好ましくは一日当たり0.1~100mg/kgの範囲、より一般的にはレシピエント/患者の体重kg当たり、一日当たり0.5~約25mgの範囲である。典型的な局所投与量は、適切な担体中、0.01~5%wt/wtの範囲でありえる。
化合物は、単位剤形当たり1mg未満、1mg~3000mg、好ましくは5~500mgの活性成分を含有する任意の適切な単位剤形で簡便に投与されるが、これに限定されない。約25~250mgの経口投与量が多くの場合、便利である。
活性成分は、約0.00001~30mM、好ましくは約0.1~30μMの活性化合物のピーク血漿濃度を実現するよう投与されることが好ましい。これは、例えば、活性成分の溶液または製剤を、任意で生理食塩水溶液中、または水性媒体中で静脈内注射を行うことにより、または活性成分のボーラス投与により実現し得る。経口投与は、活性薬剤の有効血漿濃度を生じさせるためにも適している。
薬物組成物中の活性化合物の濃度は、薬剤の吸収、分布、不活性化、および排出速度、ならびに当分野の当業者に公知の他の因子に依存するであろう。投薬量の値は、軽減される状態の重大度によっても変化するであろうことに留意されたい。さらには、任意の特定の対象に対して、個人の要求、および当該組成物の投与を行い、または投与を管理する人物の専門的な判断に従い特定の投薬レジメンが経時的に調整されるべきであること、また本明細書に記載される濃度範囲は単なる例示であり、特許請求される組成物の範囲または実施を限定することは意図されていないことを理解されたい。活性成分は、一度に投与されてもよく、または多数のより少ない用量に分割されて様々な時間間隔で投与されてもよい。
経口組成物は一般に、不活性希釈剤または食用担体を含むであろう。ゼラチンカプセルで封入されてもよく、または錠剤に圧縮されてもよい。経口治療投与の目的で、活性化合物またはそのプロドラッグ誘導体を賦形剤と組み合わせ、錠剤、トローチ、またはカプセルの形態で使用することができる。薬学的に適合性のある結合剤および/またはアジュバント物質を組成物の一部として含有させることができる。
錠剤、丸剤、カプセル、トローチなどは、以下の成分:微結晶性セルロース、トラガカントガム、もしくはゼラチンなどの結合剤;デンプンもしくはラクトースなどの賦形剤;アルギン酸、プリモゲル、もしくはトウモロコシデンプンなどの分散剤;ステアリン酸マグネシウムもしくはステロテスなどの潤滑剤;コロイド状二酸化ケイ素などの流動剤;スクロースもしくはサッカリンなどの甘味剤;またはペパーミント、サリチル酸メチル、もしくはオレンジ香味料などの香味剤、あるいはそれらと同様の性質の化合物のうちのいずれかを含有することができる。投薬単位剤型がカプセルである場合、上述のタイプの物質に加えて例えば脂肪酸などの液状担体を含むことができる。さらに、投薬単位剤型は、例えば、糖コーティング、セラック、または腸溶剤などの物理的な投薬単位の物理的形状を改変する様々な他の物質を含有することができる。
活性化合物またはその薬学的に許容可能な塩は、エリキシル、懸濁液、シロップ、ウェハース、チューインガムなどの構成要素として投与されることができる。シロップは、活性化合物に加えて、甘味剤としてスクロース、あるいは特定の防腐剤、染料および着色剤、ならびに香味料を含んでもよい。
活性化合物またはその薬学的に許容される塩は、所望の作用を損なわない他の活性物質、または所望の作用を補完する物質、例えば、とりわけ、ペムブロリズマブを含む抗がん剤と混合することもできる。本開示の特定の好ましい態様において、本開示に従う1つ以上の化合物は、本明細書に別段に記載される例えば抗がん剤、または抗生物質を含む創傷治癒剤などの別の生物活性薬剤とともに共投与される。
非経口、皮内、皮下、または局所適用に使用される溶液または懸濁液には、以下の構成要素が含まれてもよい:例えば注射用水、生理食塩水溶液、固定油、ポリエチレングリコール、グリセリン、プロピレングリコール、またはその他の合成溶媒などの滅菌希釈剤;例えばベンジルアルコールまたはメチルパラベンなどの抗菌剤;例えばアスコルビン酸または重亜硫酸ナトリウムなどの抗酸化剤;例えばエチレンジアミン四酢酸などのキレート剤;例えば酢酸塩、クエン酸塩、またはリン酸塩などの緩衝剤、および例えば塩化ナトリウムまたはデキストロースなどの張力調整用の剤。非経口調製物は、ガラスまたはプラスチックで作製されたアンプル、使い捨てシリンジ、または複数投与用バイアルに封入されてもよい。
静脈内投与された場合、好ましい担体は生理食塩水またはリン酸緩衝生理食塩水(PBS)である。
1つの実施形態では、活性化合物は、例えばインプラントおよびマイクロカプセル化送達システムをはじめとする放出制御製剤など、身体からの急速な排出から化合物を保護する担体で調製される。例えばエチレンビニル酢酸塩、ポリ無水物、ポリグリコール酸、コラーゲン、ポリオルトエステル、およびポリ乳酸など、生分解性で生体適合性のポリマーを使用することができる。こうした製剤の調製方法は、当分野の当業者には明らかであろう。
リポソーム懸濁液も薬学的に許容可能な担体であり得る。これらは、当業者に既知である方法、例えば、米国特許第4,522,811号(参照によりその全体が本明細書に組み込まれる)に記載される方法に従って調製され得る。例えば、リポソーム製剤は、適切な脂質(例えばステアロイルホスファチジルエタノールアミン、ステアロイルホスファチジルコリン、アラカドイル(arachadoyl)ホスファチジルコリン、およびコレステロールなど)を無機溶媒中で溶解させ、次いで蒸発させて、容器表面上に乾燥した脂質の薄膜を残すことにより調製されてもよい。次いで活性化合物の水溶液を容器に入れる。次いで容器を手で回転させ、容器の側面から脂質材料を剥がし、脂質塊を分散させ、リポソーム懸濁液を形成させる。
治療方法
追加の態様において本明細書は、本明細書に記載の化合物またはその塩型の有効量、および薬学的に許容可能な担体を含む治療用組成物を提供する。治療用組成物は、患者または対象、例えばヒトなどの動物においてタンパク質の分解を調節し、当該分解されたタンパク質を介して調節される病状もしくは状態の治療または改善に使用することができる。
本明細書において使用される場合、「治療する」、「治療すること」、および「治療」という用語は、患者に利益をもたらす何らかの作用を指し、本化合物が結合するタンパク質を介して調節される任意の病態または状態の治療を含む、その利益のために本化合物が投与され得る。本開示に従う化合物を使用して治療され得る、非小細胞肺がんを含む肺がんなどのがんを含む疾患状態または状態は、本明細書の上記に記載されている。
本明細書は、疾患、例えば、がんの治療または改善を目的として対象タンパク質の分解を生じさせるための、本明細書に記載の治療用組成物を提供する。特定の追加的実施形態において、疾患は多発性骨髄腫である。したがって、別の態様において本明細書は、細胞中の標的タンパク質をユビキチン化/分解する方法を提供する。ある特定の実施形態では、本方法は、本明細書に記載される二官能性化合物を投与することを含み、化合物は、例えば、本明細書に別途記載されるように、好ましくはリンカー部分を介して結合された、ULMおよびPTMを含み、ULMはPTMに結合し、かつULMは、ユビキチン経路タンパク質(例えば、VHL E3ユビキチンリガーゼなどのユビキチンリガーゼ)を認識し、PTMは、標的タンパク質がユビキチンリガーゼに近接して配置されると標的タンパク質の分解が生じ、ひいては、標的タンパク質の効果の分解/阻害およびタンパク質レベルの制御をもたらすように、標的タンパク質を認識する。本開示によりもたらされるタンパク質レベルの制御は病態または状態の治療を提供するものであり、これは例えば患者細胞などの細胞中のそのタンパク質のレベルを低下させることによって標的タンパク質を介して調節される。特定の実施形態では、本方法は、本明細書に記載の化合物の有効量を、任意で薬学的に許容可能な賦形剤、担体、アジュバント、別の生物活性剤、またはそれらの組み合わせを含み、投与することを含む。
追加的実施態様において本明細書は、例えばヒトなどの動物などの対象または患者において、疾患、障害もしくはその症状を治療または改善する方法を提供するものであり、当該方法は、本明細書に記載の化合物またはその塩型の治療有効量などの有効量と、薬学的に許容可能な賦形剤、担体、アジュバント、別の生物活性剤、またはそれらの組み合わせを含む組成物をその必要のある対象に投与することを含み、この場合において当該組成物は、対象において疾患もしくは障害またはその症状の治療または改善に有効である。
別の態様において本明細書は、本開示による化合物を使用して生物的システムにおいて対象タンパク質の分解効果を特定する方法を提供する。
別の実施形態において、本開示は、タンパク質を介して調節される病態または状態に関して必要のあるヒト患者を治療する方法を目的としており、ここで当該タンパク質の分解は当該患者において治療効果を生じさせるものであり、当該方法は、本開示化合物の有効量を、任意で別の生物活性剤と併用して必要のある患者に投与することを含む。病態または状態は、微生物体、または例えばウイルス、細菌、真菌、原虫もしくはその他の微生物などの他の外来性主体により引き起こされる疾患であってもよく、または病態および/もしくは状態が生じるタンパク質の過剰発現により引き起こされる病態であってもよい。
「病態または状態」という用語は、タンパク質の調節異常(すなわち、患者で発現されているタンパク質の量が増加している)が発生し、患者中の1つ以上のタンパク質の分解が、それを必要とする患者に有益な治療または症状の軽減をもたらす任意の病態または状態を記載するために使用される。特定の例では、病態または状態は治療され得る。
本開示に従う化合物を使用して治療し得る疾患状態または状態には、例えば、喘息、自己免疫疾患、例えば、多発性硬化症、様々ながん、繊毛関連疾患、口蓋裂、糖尿病、心臓病、高血圧、炎症性腸疾患、精神遅滞、気分障害、肥満、屈折異常、不妊症、アンジェルマン症候群、カナバン病、セリアック病、シャルコー・マリー・トゥース病、嚢胞性線維症、デュシェンヌ筋ジストロフィー、血色素症、血友病、クラインフェルター症候群、神経線維腫症、フェニルケトン尿症、多発性嚢胞腎疾患、(PKD1)または4(PKD2)プラダー・ウィリー症候群、鎌状赤血球症、テイ・サックス病、ターナー症候群が挙げられる。
「新生物」または「がん」という用語は本明細書全体を通して、がん性または悪性の新生物、すなわち、多くの場合正常よりもずっと早く細胞が増殖することにより成長し、開始されたその新たな成長を止める刺激の後にも成長し続ける異常な組織の形成および成長をもたらす病的プロセスを指すために使用される。悪性新生物は、構造的組織化の部分的または完全な欠落、および正常組織との機能的協調の欠落を示し、また大部分が周辺組織へ侵入し、いくつかの部位へと転移し、除去が試みられた後にも再発し、適切に治療されない限り患者が死亡する確率が高い。本明細書において使用される場合、新生物という用語は、すべてのがん性病態を記載するために使用され、悪性造血細胞、腹水および固形腫瘍と関連する病的プロセスを包含する。本化合物単独で、または少なくとも一種の追加的抗がん剤と併用して本化合物により治療され得るがんの例としては、扁平上皮細胞がん、基底細胞がん、腺がん、肝細胞がんおよび腎細胞がん、膀胱がん、腸がん、乳がん、子宮頸がん、大腸がん、食道がん、頭部がん、腎がん、肝がん、肺がん、頸部がん、卵巣がん、膵がん、前立腺がんおよび胃がん;白血病;良性および悪性のリンパ腫、特にバーキットリンパ腫および非ホジキンリンパ腫;良性および悪性の黒色腫;骨髄増殖性疾患;ユーイング肉腫、血管肉腫、カポジ肉腫、脂肪肉腫、筋肉腫、末梢神経腫、滑膜肉腫、グリオーマ、星膠細胞腫、乏突起膠腫、上衣腫、グリア芽腫、神経芽細胞腫、神経節細胞腫、神経節膠腫、髄芽細胞腫、松果体細胞腫瘍、髄膜腫、髄膜肉腫、神経線維腫、および神経鞘腫を含む肉腫;大腸がん、乳がん、前立腺がん、子宮頸がん、子宮がん、肺がん、卵巣がん、精巣がん、甲状腺がん、星状細胞腫、食道がん、膵がん、胃がん、肝がん、大腸がん、黒色腫;がん肉腫、ホジキン病、ウィルムス腫瘍および奇形がんが挙げられる。本開示に従う化合物を使用して治療され得るさらなるがんとしては、例えば、T細胞系急性リンパ芽球性白血病(T-ALL)、T細胞系リンパ芽球性リンパ腫(T-LL)、末梢T細胞リンパ腫、成人T細胞リンパ腫、前駆B細胞ALL、前駆B細胞リンパ腫、大細胞型B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、B細胞性ALL、フィラデルフィア染色体陽性ALL、およびフィラデルフィア染色体陽性CMLが挙げられる。
「生物活性剤」という用語は、本開示に従う化合物以外の剤を記載するために使用され、本化合物が使用された目的の治療、阻害、および/または防除/予防の効果を補助するために、生物活性を有する剤として本化合物と併用して使用される。本明細書の使用に好ましい生物活性薬剤は、本化合物が使用され、または投与される活性と類似した薬理活性を有する剤が挙げられ、例えば抗がん剤、抗ウイルス剤、特に抗HIV剤および抗HCV剤、抗微生物剤、抗真菌剤などが挙げられる。
「追加的抗がん剤」という用語は、がんを治療するために本開示に従う化合物と併用され得る抗がん剤を記述するために使用される。これらの薬剤としては、例えば、エベロリムス、トラベクテジン、アブラキサン、TLK 286、AV-299、DN-101、パゾパニブ、GSK690693、RTA 744、ON 0910.Na、AZD 6244(ARRY-142886)、AMN-107、TKI-258、GSK461364、AZD 1152、エンザスタウリン、バンデタニブ、ARQ-197、MK-0457、MLN8054、PHA-739358、R-763、AT-9263、FLT-3阻害剤、VEGFR阻害剤、EGFR TK阻害剤、オーロラキナーゼ阻害剤、PIK-1調節剤、Bcl-2阻害剤、HDAC阻害剤、c-MET阻害剤、PARP阻害剤、Cdk阻害剤、EGFR TK阻害剤、IGFR-TK阻害剤、抗HGF抗体、PI3キナーゼ阻害剤、AKT阻害剤、mTORC1/2阻害剤、JAK/STAT阻害剤、チェックポイント-1または2阻害剤、接着斑キナーゼ阻害剤、Mapキナーゼキナーゼ(mek)阻害剤、VEGFトラップ抗体、ペメトレキセド、エルロチニブ、ダサチニブ、ニロチニブ、デカタニブ、パニツムマブ、アムルビシン、オレゴボマブ、Lep-etu、ノラトレキシド、azd2171、バタブリン、オファツムマブ、ザノリムマブ、エドテカリン、テトランドリン、ルビテカン、テスミリフェン、オブリメルセン、チシリムマブ、イピリムマブ、ゴシポール、Bio 111、131-I-TM-601、ALT-110、BIO 140、CC 8490、シレンジタイド、ジャイマテカン、IL13-PE38QQR、INO 1001、IPdR1 KRX-0402、ルカントン、LY317615、ノイラジアブ、ビテスパン、Rta 744、Sdx 102、タランパネル、アトラセンタン、Xr 311、ロミデプシン、ADS-100380、スニチニブ、5-フルオロウラシル、ボリノスタット、エトポシド、ゲムシタビン、ドキソルビシン、リポソーマルドキソルビシン、5’-デオキシ-5-フルオロウリジン、ビンクリンスチン、テモゾロミド、ZK-304709、セリシクリブ;PD0325901、AZD-6244、カペシタビン、L-グルタミン酸、N-[4-[2-(2-アミノ-4,7-ジヒドロ-4-オキソ-1H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-5-イル)エチル]ベンゾイル]-、ジナトリウム塩、七水和物、カンプトテシン、PEG標識化イリノテカン、タモキシフェン、トレミフェンクエン酸塩、アナストロゾール、エキセメスタン、レトロゾール、DES(ジエチルスチルベストロール)、エストラジオール、エストロゲン、結合型エストロゲン、ベバシズマブ、IMC-1C11、CHIR-258);3-[5-(メチルスルホニルピペラジンメチル)-インドイル-キノロン、バタラニブ、AG-013736、AVE-0005、酢酸ゴセレリン、酢酸ロイプロリド、トリプトレリンパモ酸塩、酢酸メドロキシプロゲステロン、カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール、ラロキシフェン、ビカルタミド、フルタミド、ニルタミド、酢酸メゲストロール、CP-724714;TAK-165、HKI-272、エルロチニブ、ラパタニブ、カネルチニブ、ABX-EGF抗体、アービタックス、EKB-569、PKI-166、GW-572016、ロナファルニブ、BMS-214662、チピファルニブ;アミフォスチン、NVP-LAQ824、スベロイルアナリドヒドロキサム酸、バルプロ酸、トリコスタチンA、FK-228、SU11248、ソラフェニブ、KRN951、アミノグルテチミド、アムサクリン、アナグレリド、L-アスパラギナーゼ、カルメット-ゲラン桿菌(BCG)ワクチン、アドリアマイシン、ブレオマイシン、ブセレリン、ブスルファン、カルボプラチン、カルムスチン、クロラムブシル、シスプラチン、クラドリビン、クロドロネート、シプロテロン、シタラビン、ダカルバジン、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、ジエチルスチルベストロール、エピルビシン、フルダラビン、フルドロコルチゾン、フルオキシメステロン、フルタミド、グリベック、ゲムシタビン、ヒドロキシ尿素、イダルビシン、イホスファミド、イマチニブ、ロイプロリド、レバミゾール、ロムスチン、メクロレタミン、メルファラン、6-メルカプトプリン、メスナ、メトトレキサート、ミトマイシン、ミトタン、ミトキサントロン、ニルタミド、オクトレオチド、オキサリプラチン、パミドロネート、ペントスタチン、プリカマイシン、ポルフィマー、プロカルバジン、ラルチトレキセド、リツキシマブ、ストレプトゾシン、テニポシド、テストステロン、サリドマイド、チオグアニン、チオテパ、トレチノイン、ビンデシン、13-シスレチノイン酸、フェニルアラニンマスタード、ウラシルマスタード、エストラムスチン、アルトレタミン、フロクスウリジン、5-デオオキシウリジン、シトシンアラビノシド、6-メルカプトプリン、デオキシコホルマイシン、カルシトリオール、バルルビシン、ミトラマイシン、ビンブラスチン、ビノレルビン、トポテカン、ラゾキシン、マリマスタット、COL-3、ネオバスタット、BMS-275291、スクアラミン、エンドスタチン、SU5416、SU6668、EMD121974、インターロイキン-12、IM862、アンギオスタチン、ビタキシン、ドロロキシフェン、イドキシフェン、スピロノラクトン、フィナステリド、シミチジン、トラスツズマブ、デニロイキンジフチトクス、ゲフィチニブ、ボルテゾミブ、パクリタキセル、クレモフォアフリーパクリタキセル、ドセタキセル、エピチロンB、BMS-247550、BMS-310705、ドロロキシフェン、4-ヒドロキシタモキシフェン、ピペンドキシフェン、ERA-923、アルゾキシフェン、フルベストラント、アコルビフェン、ラソフォキシフェン、イドキシフェン、TSE-424、HMR-3339、ZK186619、トポテカン、PTK787/ZK 222584、VX-745、PD 184352、ラパマイシン、40-O-(2-ヒドロキシエチル)-ラパマイシン、テムシロリムス、AP-23573、RAD001、ABT-578、BC-210、LY294002、LY292223、LY292696、LY293684、LY293646、ウォルトマンニン、ZM336372、L-779,450、PEG-フィルグラスチム、ダルベポエチン、エリスロポエチン、顆粒球コロニー刺激因子、ゾレンドロネート、プレドニゾロン、セツキシマブ、顆粒球単球コロニー刺激因子、ヒストレリン、ペグ化インターフェロンアルファ-2a、インターフェロンアルファ-2a、ペグ化インターフェロンアルファ-2b、インターフェロンアルファ-2b、アザシチジン、PEG-L-アスパラギナーゼ、レナリドミド、ゲムツズマブ、ヒドロコルチゾン、インターロイキン-11、デクスラゾキサン、アレムツズマブ、全トランス型レチノイン酸、ケトコナゾール、インターロイキン-2、メゲストロール、免疫グロブリン、窒素マスタード、メチルプレドニゾロン、イブリツモマブチウキセタン、アンドロゲン、デシタビン、ヘキサメチルメラミン、ベキサロテン、トシツモマブ、三酸化ひ素、コルチゾン、エチドロネート、ミトタン、シクロスポリン、リポソームダウノルビシン、エドウィナ-アスパラギナーゼ、ストロンチウム89、カソピタント、ネツピタント、NK-1受容体アンタゴニスト、パロノセトロン、アプレピタント、ジフェンヒドラミン、ヒドロキシジン、メトクロプラミド、ロラゼパム、アルプラゾラム、ハロペリドール、ドロペリドール、ドロナビノール、デキサメタゾン、メチルプレドニゾロン、プロクロルペラジン、グラニセトロン、オンダンセトロン、ドラセトロン、トロピセトロン、ペグフィルグラスチム、エリスロポエチン、エポエチンアルファ、ダルベポエチンアルファ、およびそれらの混合物が挙げられる。
「抗HIV剤」または「追加的抗HIV剤」という用語は、例えば特にヌクレオチド逆転写酵素阻害剤(NRTI)、他の非ヌクレオシド逆転写阻害剤(すなわち、本開示の代表的なものではない剤)、プロテアーゼ阻害剤、融合阻害剤を含み、それらの例示的な化合物としては例えば、3TC(ラミブジン(Lamivudine))、AZT(ジドブジン(Zidovudine))、(-)-FTC、ddI(ジダノシン(Didanosine))、ddC(ザルシタビン(zalcitabine))、アバカビル(abacavir)(ABC)、テノホビル(tenofovir)(PMPA)、D-D4FC(レベルセット(Reverset))、D4T(スタブジン(Stavudine))、ラシビル(Racivir)、L-FddC、L-FD4C、NVP(ネビラピン(Nevirapine))、DLV(デラビルジン(Delavirdine))、EFV(えエファビレンツ(Efavirenz))、SQVM(サキナビルメシル酸塩(Saquinavir mesylate))、RTV(リトナビル(Ritonavir))、IDV(インジナビル(Indinavir))、SQV(サキナビル(Saquinavir))、NFV(ネルフィナビル(Nelfinavir))、APV(アムプレナビル(Amprenavir))、LPV(ロピナビル(Lopinavir))、現在治験中または開発中の抗HIV化合物を含む、それらの融合および混合物になどのT20のような融合阻害剤が挙げられる。
本開示に従う化合物との同時投与で使用され得る他の抗HIV剤としては、例えば、とりわけ、ネビラピン(BI-R6-587)、デラビルジン(U-90152S/T)、エファビレンツ(DMP-266)、UC-781(N-[4-クロロ-3-(3-メチル-2-ブテニルオキシ)フェニル]-2メチル3-フランカルボチアミド)、エトラビリン(TMC125)、トロビルジン(Ly300046.HCl)、MKC-442(エミビリン、コアクチノン)、HI-236、HI-240、HI-280、HI-281、リルピビリン(TMC-278)、MSC-127、HBY 097、DMP266、バイカリン(TJN-151)ADAM-II(メチル3’,3’-ジクロロ-4’,4’’-ジメトキシ-5’,5”-ビス(メトキシカルボニル)-6,6-ジフェニルヘキセノエート)、メチル3-ブロモ-5-(1-5-ブロモ-4-メトキシ-3-(メトキシカルボニル)フェニル)フプト-1-エニル)-2-メトキシベンゾエート(アルケニルジアリールメタン類似体、Adam類似体)、(5-クロロ-3-(フェニルスルフィニル)-2’-インドールカルボキサミド)、AAP-BHAP(U-104489またはPNU-104489)、カプラビリン(AG-1549、S-1153)、アテビルジン(U-87201E)、アウリントリカルボン酸(SD-095345)、1-[(6-シアノ-2-インドリル)カルボニル]-4-[3-(イソプロピルアミノ)-2-ピリジニル]ピペラジン、1-[5-[[N-(メチル)メチルスルホニルアミノ]-2-インドリルカルボニル-4-[3-(イソプロピルアミノ)-2-ピリジニル]ピペラジン、1-[3-(エチルアミノ)-2-[ピリジニル]-4-[(5-ヒドロキシ-2-インドリル)カルボニル]ピペラジン、1-[(6-ホルミル-2-インドリル)カルボニル]-4-[3-(イソプロピルアミノ)-2-ピリジニル]ピペラジン、1-[[5-(メチルスルホニルオキシ)-2-インドイリ)カルボニル]-4-[3-(イソプロピルアミノ)-2-ピリジニル]ピペラジン、U88204E、ビス(2-ニトロフェニル)スルホン(NSC633001)、カラノライドA(NSC675451)、カラノライドB、6-ベンジル-5-メチル-2-(シクロヘキシルオキシ)ピリミジン-4-オン(DABO-546)、DPC961、E-EBU、E-EBU-dm、E-EPSeU、E-EPU、フォスカルネット(フォスカルビル)、HEPT(1-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]-6-(フェニルチオ)チミン)、HEPT-M(1-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]-6-(3-メチルフェニル)チオ)チミン)、HEPT-S(1-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]-6-(フェニルチオ)-2-チオチミン)、イノフィラムP、L-737,126、ミケラミンA(NSC650898)、ミケラミンB(NSC649324)、ミケラミンF、6-(3,5-ジメチルベンジル)-1-[(2-ヒドロキシエトキシ)メチル]-5-イソプロピルウラシル、6-(3,5-ジメチルベンジル)-1-(エチオキシメチル)-5-イソプロピルウラシル、NPPS、E-BPTU(NSC648400)、オルチプラズ(4-メチル-5-(ピラジニル)-3H-1,2-ジチオール-3-チオン)、N-{2-(2-クロロ-6-フルオロフェネチル]-N’-(2-チアゾリル)チオ尿素(PETT Cl、F誘導体)、N-{2-(2,6-ジフルオロフェネチル]-N’-[2-(5-ブロモピリジル)]チオ尿素{PETT誘導体)、N-{2-(2,6-ジフルオロフェネチル]-N’-[2-(5-メチルピリジル)]チオ尿素{PETTピリジル誘導体)、N-[2-(3-フルオロフラニル)エチル]-N’-[2-(5-クロロピリジル)]チオ尿素、N-[2-(2-フルオロ-6-エトキシフェネチル)]-N’-[2-(5-ブロモピリジル)]チオ尿素、N-(2-フェネチル)-N’-(2-チアゾリル)チオ尿素(LY-73497)、L-697,639、L-697,593、L-697,661、3-[2-(4,7-ジフルオロベンゾオキサゾール-2-イル)エチル}-5-エチル-6-メチル(ピプリジン-2(1H)-チオン(2-ピリジノン誘導体)、3-[[(2-メトキシ-5,6-ジメチル-3-ピリジル)メチル]アミン]-5-エチル-6-メチル(ピプリジン-2(1H)-チオン、R82150、R82913、R87232、R88703、R89439(ロビリド)、R90385、S-2720、スラミンナトリウム、TBZ(チアゾロベンズイミダゾール、NSC 625487)、チアゾロイソインドール-5-オン、(+)(R)-9b-(3,5-ジメチルフェニル-2,3-ジヒドロチアゾロ[2,3-a]イソインドール-5(9bH)-オン、チビラピン(R86183)、UC-38、およびUC-84からなる群から選択され得る他のNNRTI(すなわち、本開示に従うNNRTI以外)が挙げられる。
「薬学的に許容可能な塩」という用語は、本明細書全体を通して適切な場合に本明細書に記載の化合物のうちの1つ以上の塩形態を記載するために使用され、それら塩形態は、患者の消化管の胃液において化合物の可溶性増加を示し、当該化合物の溶解および生体利用効率を促進する。薬学的に許容可能な塩としては、適切な場合には薬学的に許容可能な無機または有機の塩基および酸から誘導されるものが挙げられる。適切な塩としては特に薬学分野において公知の多くの他の酸および塩基のなかで、例えばカリウムおよびナトリウムなどのアルカリ金属、例えばカルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属、およびアンモニウム塩に由来するものが挙げられる。ナトリウムおよびカリウムの塩は、本開示によるリン酸塩の中和塩として特に好ましい。
「薬剤的に許容される誘導体」という語は、本明細書全体を通じて任意の薬剤的に許容されるプロドラッグ形態(例えばエステル、アミド、他のプロドラッグ群など)を記述するために使用され、それらは患者に投与すると本化合物を直接または間接的に生じさせ、または本化合物の活性代謝物を生じさせる。
一般的な合成アプローチ
本明細書に記載される二官能性分子の合成の実現および最適化は、段階的またはモジュール形式で取り組んでもよい。例えば、標的分子に結合する化合物の特定は、適切なリガンドが直ちに利用できない場合、ハイスループット、またはミディアムスループットのスクリーニングキャンペーンを含んでもよい。適切なインビトロの薬理アッセイおよび/またはADMETアッセイのデータにより特定される次善の態様を改善するために、初期リガンドに対し、反復設計およびサイクル最適化が必要とされることは珍しいことではない。最適化/SARキャンペーンの一部は、置換に忍容性があり、本明細書において上記に参照されたリンカー化学物質を結合させる適切な位置であり得るリガンド位置をプローブすることである。結晶学的またはNMR構造データが利用可能である場合、これらを使用して、かかる合成的な取り組みに焦点を当てることができる。
非常に類似した方法で、E3リガーゼ、すなわち、ULM/VLMのリガンドを特定し、最適化することができる。
PTMおよびULM(例えば、VLMs)が手元にある場合、当業者であれば、リンカー部分の有無にかかわらず、それらの組み合わせのために既知の合成方法を使用することができる。PTM基およびULM基がリンカーの遠位端に連続して結合され得るように、リンカー部分をある範囲の組成、長さ、および柔軟性で合成し、官能基化することができる。したがって、インビトロおよびインビボの薬理学的試験、およびADMET/PK試験において、二官能性分子のライブラリを実現化し、プロファイリングすることができる。PTM基およびULM基と同様に、最終的な二官能性分子に反復設計を施し、最適化のサイクルを行って、所望の特性を有する分子を特定することができる。
一部の例では、保護基戦略および/または官能基相互変換(FGI)が、所望材料の調製を促進するために必要とされる場合がある。そのような化学的プロセスは合成有機化学者に公知であり、これら化学的プロセスの多くが、例えば“Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis”Peter G.M.Wuts and Theodora W.Greene(Wiley)、および“Organic Synthesis:The Disconnection Approach”Stuart Warren and Paul Wyatt(Wiley)などの書籍に見出され得る。
略語:
ACN:アセトニトリル
ADDP:1,1’-(アゾジカルボニル)ジピペリジン
BAST:N,N-ビス(2-メトキシエチル)アミノ硫黄トリフルオリド
BPO:過酸化ベンゾイル
Cbz:カルボニルベジルオキシ
DAST:ジエチルアミノ硫黄トリフルオリド
DBE:1,2-ジブロモエタン
DCM:ジクロロメタン
DEAD:アゾジカルボン酸ジエチル
DIAD:アゾジプロピル酸ジイソプロピル
DIBAL:水素化ジシオブチルアルミニウム
DIEAまたはDIPEA:ジイソプロピルエチルアミン
DMA:N,N-ジメチルアセトアミド
DMF:N,N-ジメチルホルムアミド
DMP:デス-マーチンペルヨージナン
EA:酢酸エチル
EDCI:1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド
HBTU:N,N,N’N’-テトラメチル-O-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロリン酸塩
HMDS:ビス(トリメチルシリル)アミン
HMPA:ヘキサメチルホスホラミド
LDA:リチウムジイソプロピルアミド
MCPBA:メタ-クロロ過安息香酸
MsCl:塩化メタンスルホニル
M.W:マイクロ波
NBS:N-ブロモスクシンイミド
NMP:N-メチルピロリドン
PCC:クロロクロム酸ピリジニウム
Pd-118またはPd(dtpf)Cl2:1,1’-ビス(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム
Pd(dppf)Cl2:1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム
Pd(dba)2:ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム
Pd2(dba)3:トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム
PPTS:p-トルンスルホン酸ピリジウム
PTSA:p-トルエンスルホン酸
RuPhos-Pd-G3:XPhos-Pd-G3:[(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2′,6′-ジイソプロポキシ-1,1′-ビフェニル)-2-(2′-アミノ-1,1′-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート
RuPhos-Pd-G2:クロロ[(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,6’-ジイソプロポキシ-1,1’-ビフェニル)-2-(2’-アミノ-1,1’-ビフェニル)]パラジウム(II)
SFC:超臨界流体クロマトグラフィー
t-BuXPhos-Pd-G3:[(2-ジ-tert-ブチルホスフィノ-2′,4′,6′-トリイソプロピル-1,1′-ビフェニル)-2-(2′-アミノ-1,1′-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート
TEA:トリメチルアミン
TFA:トリフルオロ酢酸
TLC:薄層クロマトグラフィー
TMP:2,2,6,6-テトラメチルピペリジン
TEMPO:2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-N-オキシド
TosClまたはTsCl:p-トルエンスルホニルクロリド
TsOH:p-トルエンスルホン酸
XantPhos:4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン
XPhos:2-ジクロヘキシルホスフィノ-2’4’6’-トリイソプロピルビフェニル
XPhos-Pd-G3:[(2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2′,4′,6′-トリイソプロピル-1,1′-ビフェニル)-2-(2′-アミノ-1,1′-ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート
12354-85-7:ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニルロジウム二塩化物)
スキーム1に示されるように、WPTM5部分を有する化合物は、アミノ基などの求核基を含む結合基Lを含有する。良好な脱離基LGを有する化合物(例えば、ペルフルオロスルホニル基C4F9SO3-)と反応させると、カップリング生成物が形成される。カップリング生成物は、パラジウム触媒化条件下で単保護アミン分子WPTM3と反応して、WPTM3断片に結合する。アミン脱保護に続いて、WPTM5-WPTM3中のZ’およびZ’’から選択されるより反応性の高いハロゲン原子を、遊離アミノ基で求核置換して、WPTM5-WPTM3-WPTM2を形成し、次いで、WPTM2ボロン酸と反応させて、WPTM5-WPTM3-WPTM2-WPTM1断片を含むPTM結合基を提供する。塩基触媒化エステル加水分解後、得られた酸を、アミノ基を有するULM部分と結合させて、PTMおよびULM結合部分を1つの分子に組み合わせる。
スキーム2に示されるように、ヒドロキシル含有部分R3と、結合基Lを含む単保護ジオールとの間のミツノブ反応により、カップリング生成物を得る。O脱保護に続いて、遊離ヒドロキシル基を、例えば、スルホネートとして活性化し、その後、WPTM5においてアミノ基を有する部分WPTM5-WPTM3-WPTM2-WPTM1で置換する。エステル加水分解後、得られた酸を、アミノ基を有するULM部分と結合させて、PTMおよびULM結合部分を1つの分子に組み合わせる。
スキーム3に示されるように、ビニル基を、最初に、ビス-ハロゲン化誘導体WPTM2に導入する。次いで、得られた生成物は、任意に保護されたアミノ基を含む結合基L’を有するハロゲン化部分WPTM2とのパラジウム触媒化Heckカップリング反応を受ける。WPTM1部分を導入するために、WPTM2-WPTM5のハロゲン化物部分を、スズキ条件下で適切なボロン酸と結合させ、得られたアミンを、ULM含有アルデヒドと反応させて、PTM-ULMカップリング生成物をもたらす。
スキーム4は、PTM結合部分WPTM5-WPTM3-WPTM2-WPTM1をULM含有部分と連結するために利用される例示的なカップリング反応を例示する。このような反応は、還元剤としてシアノ水素化ホウ素ナトリウムを使用した還元的アミノ化、またはカルボン酸とジアミンとの間の縮合カップリング反応を含み得る。当業者であれば、適切な試薬および条件を選択して、所望の変換を行うことが可能であろう。
スキーム5に示されるように、ヒドロキシル含有部分R3とWPTM5との間のミツノブ型反応により、カップリング生成物を得る。次いで、WPTM5におけるハロゲン原子を、スズキまたはバックワルド条件下で、単保護ジアミンWPTM3で置換する。第2のアミノ基の脱保護に続いて、WPTM2部分に結合したより反応性の高いハロゲン原子を置換して、WPTM5-WPTM3-WPTM2断片を形成する。次いで、得られたモノハロゲン化物を、スズキ条件下で適切なボロン酸と反応させて、PTM結合部分WPTM5-WPTM3-WPTM2-WPTM2を得る。エステル加水分解後、次いで、得られた酸を、アミノ基を有するULM部分と結合させて、PTMおよびULM結合部分を1つの分子に組み合わせる。
スキーム6に示されるように、アセタール含有ULM部分は、十分に穏やかな条件下で酸触媒化加水分解を受けて、アルデヒドを形成し得、次いで、これを、還元的アミノ化条件下でアミノ基含有リンカーL’を有するWPTM5-WPTM3-WPTM2-WPTM2断片と反応させて、PTM-ULMカップリング生成物を形成する。当業者であれば、適切な試薬および条件を選択して、所望の変換を行うことが可能であろう。
スキーム7に示されるように、ヒドロキシル含有部分R3と単保護フッ素化ジオールとの間のミツノブ型反応により、フッ素含有中間体を提供する。O脱保護に続いて、遊離ヒドロキシル基を活性化し(例えば、スルホネートとして)、その後、WPTM5においてアミノ基を有する部分WPTM5-WPTM3-WPTM2-WPTM1で置換する。エステル加水分解後、得られた酸を、アミノ基を有するULM部分と結合させて、PTMおよびULM結合部分を1つの分子に組み合わせる。
スキーム8に示されるように、R3を含むヒドロキシル基含有エステルでの、L’-OLG中の脱離基の求核置換により、リンカーL’およびL’’を組み合わせるカップリング生成物を得る。その後の塩基加水分解、および得られた酸と、アミノ基を有するULM部分とのカップリングにより、2つの連続した結合基L’およびL’’が結合するULM断片を提供する。L’のアミノ基のN脱保護、続いてWPTM5-WPTM3-WPTM2-WPTM1-L’”アルデヒドによる還元的アミノ酸化、またはWPTM5-WPTM3-WPTM2-WPTM1-L’”カルボン酸との縮合により、PTM-ULMカップリング生成物を得る。
スキーム9に示されるように、R3を有するヒドロキシル基含有化合物での、部分WPTM5中のフッ素原子の求核置換により、WPTM5-L-R3ハロゲン化物を提供し、これを、スズキまたはバックワルド条件下で単保護ジアミンWPTM5に結合させる。第2のアミノ基の脱保護に続いて、次いで、WPTM3-WPTM5-L-R3部分を芳香族求核置換によりビスハロゲン化WPTM2と反応させて、モノハロゲン化物を提供する。その後の適切なボロン酸とのスズキ反応により、WPTM1-WPTM2-WPTM3-WPTM5-L-R3エステルを提供する。塩基加水分解およびアミノ基を有するULM部分とのカップリングにより、PTM-ULMカップリング生成物を提供する。
本開示の例示的な化合物を合成するための1つの可能なアプローチは、以下のスキームに詳述される一般的な合成経路に従うものである。
当業者であれば、改変されたアプローチを利用して、異なる化学リンカーを介してPTMを結合することができることを理解するであろう。例えば、WPTM5がCH2基を介してL’に連結されている場合(上記スキームにおいてX=CH2)では、以下のスキームに記載されるアプローチを想定することができる。
あるいは、WPTM5が存在しない場合、式Iによって表される例示的な化合物のPTMは、以下の一般スキームに従って合成することができる。
当業者であれば、本明細書に記載される一般的なアプローチを改変して、WPTM1、WPTM2、WPTM3、WPTM4、WPTM5、WPTM6、およびWPTM7環の特定の性質に適合させることができることを理解するであろう。例えば、いくつかの実施形態では、式IIによって表される例示的な化合物は、当業者であれば、例示的な化合物の特定の化学的性質に応じて、追加の保護/脱保護工程が必要とされ得ることを認識するであろう、以下の一般的な合成スキームに記載されるように調整することができる。
XがNHを表す一実施形態では、例示的な化合物は、WPTM5が存在するかどうかに応じて、以下に示す2つのスキームのうちの1つに従って調製することができる。
一般式IIIによって表される例示的なPTMは、WPMT5が存在しない場合、式Iの化合物について記載される一般的なアプローチに従って調製することができる。
一般式IVによって表される例示的なPTMは、以下の一般スキームに従って調製することができる。
DCM(5mL)中のtert-ブチル2-(2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ)酢酸塩(1.5g、6.8mmol)およびTEA(2.07g、20.5mmol)の混合物に、TsCl(1.95g、10.23mmol)を0℃で添加した。得られた混合物を室温に温め、3時間撹拌した。溶液を水(20mL)でクエンチし、DCMで抽出した。有機相をブライン(20mL×2)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、濾過して、濃縮した。残渣を、フラッシュクロマトグラフィー(CH2Cl2:MeOH 40:1)によって精製し、tert-ブチル2-(2-(2-(トシルオキシ)エトキシ)エトキシ)酢酸塩(2.14g、mmol、収率84%)を得た。
乾燥DMF(10mL)中の4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(1.11g、5.722mmol)、tert-ブチル2-(2-(2-(トシルオキシ)エトキシ)エトキシ)酢酸塩(2.14g、5.722mmol)、およびCs2CO3(3.73g、11.444mmol)の混合物を、75℃に3時間加熱した。次いで、反応混合物を室温に冷却し、EtOAc(30mL)で希釈した。有機層を、水(10mL)およびブライン(10mL×2)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、濾過して、濃縮した。粗残渣(2.8g)を、さらに精製することなく、次の反応に使用した。
ジオキサン(10mL)および水(1mL)中のtert-ブチル2-(2-(2-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ)エトキシ)酢酸塩(1.5g、3.79mmol)、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(1.1g、5.69mmol)、PdCl2(dppf)(555mg、0.758mmol)、tBuPHBF4(441mg、1.52mmol)、およびCs2CO3(3.09g、9.48mmol)の混合物を、N2下で3時間撹拌しながら100℃に加熱した。固形分を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を、クロマトグラフィー(CH2Cl2:MeOH 30:1)によって精製して、tert-ブチル2-(2-(2-(4-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ)エトキシ)酢酸塩(800mg、収率53%)を得た。
ジオキサン(10mL)および水(1mL)中のtert-ブチル2-(2-(2-(4-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ)エトキシ)酢酸塩(800mg、2.02mmol)、(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(418mg、3.03mmol)、炭酸セシウム(1.65g、5.05mmol)、PdCl2(dppf)(444mg、0.606mmol)、およびtBu3PHBF4(352mg、1.212mmol)の懸濁液を、窒素下で100℃に3時間加熱した。混合物を室温に冷却し、固形分を濾過した。濾液を濃縮し、クロマトグラフィー(CH2Cl2:MeOH 40:1)によって精製して、tert-ブチル2-(2-(2-(4-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ)エトキシ)酢酸塩(400mg、収率44%)を得た。
THF/H2O(5mL、2:1)中のtert-ブチル2-(2-(2-(4-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ)エトキシ)酢酸塩(400mg、0.88mmol)の溶液に、LiOH(111mg、2.64mmol)を0℃で添加した。混合物を0℃で2時間撹拌した。反応溶液を、1MのHClでクエンチした。溶液を乾燥(Na2SO4)させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗2-(2-(2-(4-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ)エトキシ)酢酸(600mg)を得、これを、さらに精製することなく次の工程で使用した。
DMF(5mL)中の2-(2-(2-(4-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ)エトキシ)酢酸(200mg粗製)、(2S,4R)-1-((S)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)ピロリジン-2-カルボキサミド(430mg、1mmol)、およびDIPEA(516mg、4mmol)の溶液に、HATU(570mg、1.5mmol)を0℃で添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を酢酸エチル(50mL)で抽出した。合わせた有機層をブライン(8mL×2)で洗浄し、乾燥(Na2SO4)させて、濾過した。有機層を減圧下で濃縮した。残渣を、分取TLC(DCM中の6%MeOH)によって精製して、(2S,4R)-1-((S)-2-(2-(2-(2-(4-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ)エトキシ)アセトアミド)-3,3-ジメチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)ピロリジン-2-カルボキサミド(22mg)を得た。
1HNMR(400MHz、MeOD):δ8.83(s、1H)、8.32(s、1H)、8.04(d、J=9.6Hz、2H)、7.78(d、J=7.6Hz、1H)、7.65(d、J=10.0Hz、1H)、7.39(d、J=8.0Hz、2H)、7.32~7.34(m、2H)、7.28(m、1H)、6.95(d、J=7.6Hz 2H)、4.69(d、J=9.6Hz 1H)、4.44~4.57(m、6H)、4.25~4.35(m、1H)、3.60~3.99(m、11H)、2.46(s、3H)、2.23(m、1H)、2.08(m、1H)、1.01(s、9H)。
例示的な化合物5を、例示的な化合物11について上に記載されるものと類似の手順、ならびに当業者に既知であり、かつ理解される手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物11および例示的な化合物5について記載される手順を使用して、例示的な化合物1、例示的な化合物2、例示的な化合物3、例示的な化合物4を調製した。
無水DMF(30mL)中の3,6,9,12-テトラオキサテトラデカン-1,14-ジオール(13.5g、56.8mmol)の溶液に、60%NaH(1.25g、31.2mmol)を0℃で添加した。反応混合物を室温で0.5時間撹拌した。次いで、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(5g、28.4mmol)を、混合物に滴下で添加し、混合物を75℃に2時間加熱した。反応混合物を水(10mL)でクエンチし、EA(200mL)で抽出した。有機相をブライン(10mL)で洗浄し、乾燥(Na2SO4)させて、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムによって精製して、14-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12-テトラオキサテトラデカン-1-オール(9.0g、22.9mmol、収率81%)を得た。
無水THF(50mL)中の14-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12-テトラオキサテトラデカン-1-オール(5.0g、12.7mmol)の溶液に、60%NaH(660mg、16.5mmol)を0℃で添加した。反応混合物を室温で40分間撹拌した。次いで、tert-ブチル2-ブロモ酢酸塩(4.9g、25.4mmol)を、混合物に滴下で添加し、室温で一晩撹拌した。反応混合物を2N NH4Cl(10mL)でクエンチし、EA(200mL)で抽出した。次いで、有機相をブライン(10mL)で洗浄し、乾燥(Na2SO4)させて、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムによって精製して、tert-ブチル17-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカノエート(2.6g、5.13mmol、収率40%)を得た。
密封チューブ中のジオキサン(5mL)中のtert-ブチル17-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカノエート(250mg、1.18mmol)、tert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(718mg、1.4mmol)、炭酸セシウム(769mg、2.36mmol)、Pd2(dba)3(110mg、0.12mmol)、およびキサントホス(138mg、0.24mmol)の混合物を、窒素下で110℃に一晩加熱した。混合物をEA(100mL)で抽出した。次いで、有機相を、水(10mL)、ブライン(10mL)で洗浄し、乾燥(Na2SO4)させて、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムによって精製して、tert-ブチル8-(2-((19,19-ジメチル-17-オキソ-3,6,9,12,15,18-ヘキサオキサイコシル)オキシ)ピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(550mg、0.86mmol、収率73%)を得た。
MeOH(15mL)中のtert-ブチル8-(2-((19,19-ジメチル-17-オキソ-3,6,9,12,15,18-ヘキサオキサイコシル)オキシ)ピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(550mg、0.86mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(ジオキサン中6N)(5mL、30mmol)を室温で添加した。反応混合物を、室温で1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して、粗メチル17-((4-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカノエート(0.55g)を得た。
DMSO(5mL)中の粗メチル17-((4-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカノエート(550mg、粗製)の溶液に、5-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(526mg、2.71mmol)およびDIPEA(1.87g、14.5mmol)を添加した。溶液を、150℃で一晩撹拌した。混合物をEA(60mL)で抽出した。有機相を水(8mL)およびブライン(8mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濾過および濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、メチル17-((4-((1R,5S)-3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカノエート(400mg)を得た。
ジオキサン(12mL)および水(1.2mL)中のメチル17-((4-((1R,5S)-3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカノエート(325mg、0.52mmol)および(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(93mg、0.68mmol)の溶液に、炭酸セシウム(542mg、1.66mmol)、PdCl2(dppf)(73.2mg、0.1mmol)、およびt-Bu3PHBF4(58mg、0.2mmol)を添加した。溶液を、窒素雰囲気下で、100℃で4時間撹拌した。溶液のpHを、1N HClで5に調整した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、粗17-((4-((1R,5S)-3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカン酸(300mg)を得、これを、さらに精製することなく次の工程で使用した。
DMF(5mL)中の粗17-((4-((1R,5S)-3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカン酸(80mg、0.12mmol)および(2S,4R)-1-((S)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタニル)-4-ヒドロキシ-N-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)ピロリジン-2-カルボキサミド(108mg、0.24mmol)の溶液に、DIPEA(124mg、0.96mmol)およびHATU(92mg、0.24mmol)を0℃で添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌した。混合物をEA(50mL)で抽出した。有機相を水(8mL)およびブライン(8mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濾過および濃縮した。残渣を、分取TLC(DCM中6%MeOH)によって精製して、(2S,4R)-1-((S)-20-((4-((1R,5S)-3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)-2-(tert-ブチル)-4-オキソ-6,9,12,15,18-ペンタオキサ-3-アザイコサノイル)-4-ヒドロキシ-N-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)ピロリジン-2-カルボキサミド(20mg、0.018mmol、収率15.0%)を得た。
1H NMR(400MHz、MeOD):δ8.74(s、1H)、7.68~7.66(m、2H)、7.34~7.28(m、5H)、7.18~7.10(m、1H)、6.80~6.78(m、2H)、6.43~6.40(m、1H)、6.10(s、1H)、4.60~4.20(m、9H)、3.92~3.89(m、2H)、3.80~3.64(m、4H)、3.71~3.45(m、16H)、3.10~3.00(m、1H)、3.00~2.90(m、2H)、2.37~2.34(m、1H)、2.35(s、3H)、2.18~1.99(m、6H)、0.92(s、9H)。
類似の手順を使用して、例示的な化合物7、8、10、および35を調製した。
DCM(50mL)およびH2O(25mL)中の2-(2-(2-(2-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)エタン-1-オール(3.49g、10mmol)の溶液[実施例A2979について記載されるものと類似の手順を使用して調製]に、PhI(OAc)2(9.66g、30mmol)およびTEMPO(312mg、2mmol)を添加した。反応混合物を、室温で2時間撹拌した。混合物をEA(100mL)で抽出した。有機相を水(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濾過および濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、2-(2-(2-(2-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)酢酸(3.5g、9.64mmol、収率96%)を得た。
MeOH(30mL)中の2-(2-(2-(2-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)酢酸(3.0g、8.26mmol)の溶液に、SOCl2(4.0g、33.9mmol)を0℃において滴下で添加した。反応混合物を室温で4時間撹拌した。溶液のpHを、飽和NaHCO3で約8に調整した。混合物をDCM(100mL)で抽出した。有機相を水(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄した。有機層を乾燥(Na2SO4)し、濾過し、減圧下で濃縮して、メチル2-(2-(2-(2-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)酢酸塩(2.9g、7.69mmol、収率93%)を得た。
例示的な化合物9について記載されるものと類似の手順を使用して、メチル2-(2-(2-(2-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)エトキシ)エトキシ)エトキシ)酢酸塩を、最終化合物(2S,4R)-1-((2S)-14-((4-(3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)-2-(tert-ブチル)-4-オキソ-6,9,12-トリオキサ-3-アザテトラデカノイル)-4-ヒドロキシ-N-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)ピロリジン-2-カルボキサミド(例示的な化合物6)に変換した。
1HNMR(400MHz、MeOD):δ8.82(s、1H)、7.76~7.74(m、2H)、7.42~7.34(m、5H)、7.22~7.18(m、1H)、6.89~6.86(m、2H)、6.53~6.52(m、1H)、6.16(s、1H)、4.66~4.28(m、9H)、4.01~4.00(m、2H)、3.82~3.60(m、12H)、3.31~3.29(m、1H)、3.10~3.08(m、2H)、2.51~2.50(m、1H)、2.49(s、3H)、2.29~2.05(m、6H)、2.42~2.29(m、2H)、1.01(s、9H)。
DCM(50mL)中の3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカン-1,17-ジオール(4g、14.2mmol)およびEt3N(8.6g、85.2mmol)の溶液に、TsCl(8.1g、42.6mmol)を添加した。反応混合物を、室温で1時間撹拌した。混合物をEtOAc(100mL)と水(10mL)とに分割した。有機相をブライン(10mL)で洗浄した。合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカン-1,17-ジイルビス(4-メチルベンゼンスルホネート)(6.0g、10.2mmol、収率72%)を得た。
無水DMF(20mL)中の3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデカン-1,17-ジイルビス(4-メチルベンゼンスルホネート)(3.5g、5.93mmol)の溶液に、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(1.15g、5.93mmol)およびCs2CO3(3.87g、11.86mmol)を添加した。反応混合物を、75℃で0.5時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(200mL)と水(20mL)とに分割した。有機相をブライン(20mL)で洗浄した。合わせた有機層を乾燥させ(Na2SO4)、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、17-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデシル4-メチルベンゼンスルホネート(0.6g、0.98mmol、収率16.5%)を得た。
DMF(5mL)中の17-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデシル4-メチルベンゼンスルホネート(0.3g、0.49mmol)および(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-(2-ヒドロキシ-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)-1-((S)-3-メチル-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミド(268mg、0.49mmol)の溶液に、K2CO3(135mg、0.98mmol)を添加した。混合物を、窒素雰囲気下で、80℃で2時間撹拌した。混合物をEA(80mL)で抽出した。有機相を水(10mL)およびブライン(10mL)で洗浄した。有機層を乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濾過および濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)ブタノイル)-N-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)-2-((17-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデシル)オキシ)ベンジル)ピロリジン-2-カルボキサミドおよび(1-(17-(2-(((2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミド)メチル)-5-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェノキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデシル)-1H-ピラゾール-4-イル)ボロン酸(270mg、0.27mmol、収率56%)の混合物を得た。
ジオキサン(20mL)および水(2mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)ブタノイル)-N-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)-2-((17-(4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデシル)オキシ)ベンジル)ピロリジン-2-カルボキサミドおよび(1-(17-(2-(((2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミド)メチル)-5-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェノキシ)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデシル)-1H-ピラゾール-4-イル)ボロン酸(270mg、0.27mmol)の混合物、および5-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(85mg、0.41mmol)の溶液に、炭酸セシウム(220mg、0.68mmol)、PdCl2(dppf)(40mg、0.054mmol)、およびt-Bu3PHBF4(31mg、0.11mmol)を添加した。溶液を、窒素雰囲気下で、100℃で4時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、(2S,4R)-N-(2-((17-(4-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデシル)オキシ)-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミド(175mg、0.18mmol、収率67%)を得た。
ジオキサン(15mL)および水(1.5mL)中の(2S,4R)-N-(2-((17-(4-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデシル)オキシ)-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミド(175mg、0.18mmol)および(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(32mg、0.23mmol)の溶液に、炭酸セシウム(176mg、0.54mmol)、PdCl2(dppf)(53mg、0.072mmol)、およびt-Bu3PHBF4(42mg、0.144mmol)を添加した。溶液を、窒素雰囲気下で、100℃で4時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、(2S,4R)-N-(2-((17-(4-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3,6,9,12,15-ペンタオキサヘプタデシル)オキシ)-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(1-オキソイソインドリン-2-イル)ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミド(24mg、0.023mmol、収率13%)を得た。
1HNMR(400MHz、MeOD):δ8.84(s、1H)、8.28(s、1H)、8.05(d、J=12.4Hz、2H)、7.38~7.81(m、6H)、7.36~7.37(m、1H)、6.98~7.00(m、2H)、6.92(d、J=7.6Hz、2H)、4.37~4.59(m、9H)、4.15~4.16(m、2H)、3.83~3.96(m、6H)、3.46~3.56(m、16H)、2.46(s、3H)、2.44~2.45(m、1H)、2.21~2.22(m、1H)、2.09~2.10(m、1H)、1.03(d、J=6.4Hz、3H)、0.82(d、J=6.4Hz、3H)。
例示的な化合物20について記載されるものと類似の手順を使用して、例示的な化合物12、13、および21を調製した。
250mLの丸底フラスコに、ジオキサン/H2O(1:1)(60mL)中の4-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(1.5g、7.73mmol、1.00当量)の溶液、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(1.7g、8.16mmol、1.20当量)、Pd(PPh3)4(800mg、0.69mmol、0.10当量)、炭酸カリウム(2.9g、20.98mmol、3.00当量)を入れた。得られた溶液を一晩、油浴中、100℃で撹拌した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.0g(66%)の6-クロロ-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-アミンを白色の固体として得た。
10mLの密封チューブに、ジオキサン(4mL)中の6-クロロ-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-アミン(390mg、1.99mmol、1.00当量)の溶液、[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ボロン酸(546mg、3.00mmol、1.50当量)、Pd(PPh3)4(300mg、0.26mmol、0.20当量)、水(2mL)中の炭酸カリウム(552mg、3.99mmol、2.00当量)の溶液を入れた。得られた溶液を、油浴中で、100℃で12時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、120mg(20%)の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-アミンを黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-アミン(100mg、0.34mmol、1.00当量)の溶液、2-[2-(2-[[(4-メチルベンゼン)スルホニル]オキシ]エトキシ)エトキシ]エタン-1-オール(100mg、0.33mmol、1.00当量)、炭酸カリウム(91mg、0.66mmol、2.00当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、70℃で12時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、100mg(69%)の2-[2-[2-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ]エトキシ]エタン-1-オールを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(20mL)中の2-[2-[2-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ]エトキシ]エタン-1-オール(100mg、0.23mmol、1.00当量)の溶液、4-トルエンスルホニルクロリド(66.0mg、0.35mmol、1.50当量)、トリエチルアミン(47mg、0.46mmol、2.00当量)、4-ジメチルアミノピリジン(10mg、0.08mmol、0.30当量)を入れた。得られた溶液を室温で16時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、100mg(74%)の2-[2-[2-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ]エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネートを黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の2-[2-[2-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ]エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネート(120mg、0.2mmol、1.00当量)の溶液、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(130mg、0.2mmol、1.00当量)[Qian,YらによってWO2017/030814に説明されるように調製]、炭酸カリウム(100mg、0.4mmol、2.00当量)を入れた。得られた溶液を70℃で12時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、90mgの(2S,4R)-1-[2-[3-(2-[2-[2-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ]エトキシ]エトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを無色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、i-プロパノール(2mL)およびテトラヒドロフラン(2mL)中の(2S,4R)-1-[2-[3-(2-[2-[2-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ]エトキシ]エトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(90.0mg、0.10mmol、1.00当量)の溶液を入れ、濃縮塩化水素溶液(12N、2mL)を添加した。得られた溶液を室温で1時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。以下の条件の分取HPLCによって、粗生成物を精製した:カラム:XBridge C18 OBD Prep Column、100Å、5μm、19mm×250mm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN、流速:20mL/分、勾配:8分間で32%B~41%B、254nm、保持時間:70分。これにより、56mg(65%)の(2S,4R)-1-[2-(3-[2-[2-(2-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル]エトキシ)エトキシ]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体として得た。
生成物を、以下の条件を用いて、キラル分取HPLCによって精製した。カラム、CHIRAL ART Cellulose-SB、2*25cm、5um;移動相、Hex--HPLCおよびエタノール--HPLC(24分間で50%エタノール--HPLCを保持);検出器、UV220/254nm。これにより、17.8mg(34%)の(2S,4R)-1-[(2S)-2-(3-[2-[2-(2-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル]エトキシ)エトキシ]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体[1H NMR(300MHz、CD3OD):δ8.82(d、J=11.1Hz、1H)、8.29~8.18(m、1H)、8.11~7.89(m、2H)、7.80(d、J=8.2Hz、1H)、7.48~7.41(m、1H)、7.37~7.30(m、3H)、7.30~7.19(m、1H)、6.95~6.83(m、2H)、5.89(s、1H)、4.59~4.41(m、2H)、4.40~4.30(m、4H)、4.27~4.11(m、2H)、3.86(q、J=5.3Hz、2H)、3.75~3.59(m、6H)、3.56(s、3H)、2.42(d、J=5.0Hz、3H)、2.36~2.10(m、2H)、2.04~2.01(m、J=13.1、8.1、4.7Hz、1H)、1.26(s、1H)、0.99(d、J=6.6Hz、3H)、0.83(d、J=6.8Hz、3H)]として、および24.4mg(47%)の(2S,4R)-1-[(2R)-2-(3-[2-[2-(2-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル]エトキシ)エトキシ]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド[1H NMR(300MHz、CD3OD):δ8.82(d、J=6.6Hz、1H)、8.26(dd、J=3.1、0.8Hz、1H)、8.10~7.96(m、2H)、7.86~7.75(m、1H)、7.45~7.30(m、4H)、7.25~7.22(m、1H)、6.96~6.84(m、2H)、5.88(s、1H)、4.70~4.42(m、3H)、4.41~4.33(m、3H)、4.28~4.17(m、2H)、3.87(t、J=5.0Hz、3H)、3.85~3.63(m、2H)、3.59~3.57(m、6H)、2.41(d、J=12.2Hz、3H)、2.38~2.33(m、1H)、2.25~2.12(m、1H)、2.06~2.02(m、1H)、1.26(s、1H)、0.97(dd、J=6.6、1.8Hz、3H)、0.80(dd、J=6.6、1.8Hz、3H)]を白色の固体として得た。
例示的な化合物16、17、18、および19を、例示的な化合物14および例示的な化合物15について上に記載される手順を使用して調製した。
250mLの丸底フラスコに、(Z)-4-(ベンジルオキシ)-N-ヒドロキシブトカルボニミドイルクロリド(8.7g、38.21mmol、1.00当量)、ブタ-3-イン-1-オール(3.3g、47.08mmol、1.23当量)、酢酸エチル(70mL)、水(70mL)、重炭酸ナトリウム(4.0g、47.61mmol、1.25当量)を入れた。得られた溶液を25℃で2時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、5.9g(59%)の2-[3-[3-(ベンジルオキシ)プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル]エタン-1-オールを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、2-[3-[3-(ベンジルオキシ)プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル]エタン-1-オール(550.0mg、2.10mmol、1.00当量)、アセトン(30mL)、Cr2O3(100.0mg)、硫酸(0.25mL)、水(1mL)を入れた。得られた溶液を25℃で1時間撹拌した。得られた溶液を水で希釈した。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。これにより、420mg(72%)の2-[3-[3-(ベンジルオキシ)プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル]酢酸を黄色の油として得た。
250mLの丸底フラスコに、エチル2-[3-[3-(ベンジルオキシ)プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル]酢酸塩(8.0g、26.37mmol、1.00当量)、エタノール(50mL)、硫酸(0.1mL)を入れた。得られた溶液を70℃で1.5時間撹拌した。得られた混合物を、真空下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件を用いて、フラッシュ分取HPLCによって精製した。カラム、C18シリカゲル;移動相、49分以内にアセトニトリル:水=0:100がアセトニトリル:水=60:40に増加;検出器、UV220nm。これにより、4.5g(56%)のエチル2-[3-[3-(ベンジルオキシ)プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル]酢酸塩を淡い黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの三口丸底フラスコに、エチル2-[3-[3-(ベンジルオキシ)プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル]酢酸塩(4.5g、14.83mmol、1.00当量)およびテトラヒドロフラン(70mL)を入れた。これに続いて、テトラヒドロフラン(17.8mL)中のt-BuOK(2.0g、17.82mmol、1.20当量)の溶液を、0℃で20分間撹拌しながら滴下で添加した。これに、2-ヨードプロパン(3.01g、17.71mmol、1.19当量)を、0℃で2分間撹拌しながら滴下で添加した。得られた溶液を25℃で2時間撹拌した。次いで、水によって反応物をクエンチした。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。これにより、4.3g(84%)のエチル2-[3-[3-(ベンジルオキシ)プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエートをオレンジ色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの三口丸底フラスコに、エチル2-[3-[3-(ベンジルオキシ)プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエート(4.2g、12.16mmol、1.00当量)およびジクロロメタン(100mL)を入れた。これに続いて、ジクロロメタン(20.7mL)中のBBr3(5.17g、20.64mmol、1.70当量)の溶液を、-78℃で30分間撹拌しながら滴下で添加した。得られた溶液を-78℃で2時間撹拌した。次いで、反応物をクエンチした。得られた溶液をジクロロメタンで抽出し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件を用いて、フラッシュ分取HPLCによって精製した。カラム、C18シリカゲル;移動相、25分以内にアセトニトリル:水=0:100がアセトニトリル:水=23:76に増加;検出器、UV220nm。これにより、2.6g(84%)のエチル2-[3-(3-ヒドロキシプロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエートをオレンジ色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、エチル2-[3-(3-ヒドロキシプロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエート(1.2g、4.70mmol、1.00当量)、エタノール(20mL)、水(10mL)、水酸化ナトリウム(1.9g、47.50mmol、10.0当量)を入れた。得られた溶液を室温で一晩撹拌した。溶液のpH値を、塩化水素(2M)で6に調整した。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。これにより、800mg(75%)の2-[3-(3-ヒドロキシプロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタン酸を黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、2-[3-(3-ヒドロキシプロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタン酸(800mg、3.52mmol、1.00当量)、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド塩酸塩(1.24g、3.50mmol、1.00当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(15mL)、N-エチル-N-イソプロピルプロパン-2-アミン(1.82g、14.08mmol、4.00当量)、T3P(1.77g、1.20当量)を入れた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。次いで、反応物を水でクエンチした。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(5:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、870mg(53%)の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[[3-(3-ヒドロキシプロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]カルボニル]-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-[3-(3-ヒドロキシプロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(870mg、1.65mmol、1.00当量)、ジクロロメタン(10mL)、4-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリド(377mg、1.98mmol、1.20当量)、トリエチルアミン(334.0mg、3.30mmol、2.00当量)、4-ジメチルアミノピリジン(40mg、0.33mmol、0.20当量)を入れた。得られた溶液を室温で4時間撹拌した。得られた溶液をジクロロメタンで抽出し、水および飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、600mg(53%)の3-(5-[1-[(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-([[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]カルバモイル)ピロリジン-1-イル]-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル]-1,2-オキサゾール-3-イル)プロピル4-メチルベンゼン-1-スルホネートを黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、2-(2-ヒドロキシエトキシ)エタン-1-オール(273.0mg、2.57mmol、5.00当量)およびN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)を入れた。水素化ナトリウム(41.0mg、1.71mmol、2.00当量)を0℃下で添加し、続いて、20分後に、3-(5-[1-[(4S)-4-ヒドロキシ-1-([[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]カルバモイル)ピロリジン-2-イル]-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル]-1,2-オキサゾール-3-イル)プロピル4-メチルベンゼン-1-スルホネート(350.0mg、0.51mmol、1.00当量)を添加した。得られた溶液を室温で4時間撹拌した。反応混合物を水で希釈し、DCMで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させて、濃縮し、残渣をフラッシュクロマトグラフィーに供した。これにより、160mg(51%)の(4S)-4-ヒドロキシ-2-[2-(3-[3-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ]プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-1-カルボキサミドを黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-[3-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ]プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(160mg、0.26mmol、1.00当量)、ジクロロメタン(5mL)、4-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリド(59mg、0.31mmol、1.20当量)、トリエチルアミン(53mg、0.52mmol、2.00当量)、4-ジメチルアミノピリジン(6mg、0.05mmol、0.20当量)を入れた。得られた溶液を室温で5時間撹拌した。得られた溶液をジクロロメタンで抽出し、水で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(12:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、72mg(36%)の2-[2-[3-(5-[1-[(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-([[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]カルバモイル)ピロリジン-1-イル]-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル]-1,2-オキサゾール-3-イル)プロポキシ]エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネートを黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、2-[2-[3-(5-[1-[(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-([[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]カルバモイル)ピロリジン-1-イル]-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル]-1,2-オキサゾール-3-イル)プロポキシ]エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネート(70mg、0.09mmol、1.00当量)、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-アミン(27mg、0.09mmol、1.00当量)、アセトニトリル(2mL)、炭酸カリウム(38mg、0.27mmol、3.00当量)を入れた。得られた溶液を80℃で一晩撹拌した。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、水で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、30mg(37%)の(2S,4R)-1-[2-[3-(3-[2-[2-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ]エトキシ]プロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、(2S,4R)-1-[2-[3-(3-[2-[2-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エトキシ]エトキシ]プロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(27.0mg、0.03mmol、1.00当量)、メタノール(2mL)、塩化水素(水溶液)(0.5mL)を入れた。得られた溶液を室温で一晩撹拌した。得られた溶液を水で希釈した。溶液のpH値を、炭酸ナトリウムを用いて8に調整した。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、水で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。以下の条件の分取HPLCによって、粗生成物を精製した:カラム:XBridge Shield RP18 OBD Column、5um、19*150mm;移動相A:水(0.05%NH3H2O)、移動相B:アセトニトリル、流速:20mL/分、勾配:8分間で34%B~47%B、220nm。これにより、7.6mg(30%)の(2S,4R)-1-[2-(3-[3-[2-(2-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル]エトキシ)エトキシ]プロピル]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体として得た。
1H-NMR:(400MHz、CD3OD)δ8.89~8.83(m、1H)、8.31~8.26(m、1H)、8.08~8.03(m、2H)、7.85~7.81(m、1H)、7.46~7.21(m、5H)、6.96~6.87(m、2H)、6.15(s、1H)、4.52~4.44(m、5H)、4.41~4.31(m、3H)、3.91~3.80(m、2H)、3.72~3.65(m、1H)、3.61~3.35(m、6H)、2.62~2.51(m、2H)、2.45~2.33(m、3H)、2.22~2.15(m、1H)、2.10~2.01(m、1H)、1.84~1.72(m、2H)、1.30~1.24(m、1H)、1.03~0.97(m、3H)、0.91~0.75(m、3H)。
例示的な化合物23および例示的な化合物24の例示的な合成
25mLの丸底フラスコに、(2S,4R)-1-[2-[3-(3-[2-[2-(2-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル]エトキシ)エトキシ]エトキシ]プロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(87mg、0.10mmol、1.00当量)[例示的な化合物22について記載されるように調製]およびメタノール(10mL)を入れた。得られた溶液を25℃で1時間撹拌した。粗生成物を、以下の条件を用いて、キラル分取HPLCによって精製した。カラム、CHIRALPAK ID-3;移動相、MtBE(0.1%DEA):EtOH=80:20、サイズ:0.46*10cm;3um;検出器、UV-254nm。これにより、17mg(20%)の(2S,4R)-1-[(2S)-2-[3-(3-[2-[2-(2-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル]エトキシ)エトキシ]エトキシ]プロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを灰色がかった白色の固体[1H NMR(300MHz、CD3OD、ppm):δ8.83(s、1H)、8.33(s、1H)、8.23(s、1H)、7.99(s、1H)、7.70~7.67(d、J=9Hz、1H)、7.48~7.45(d、J=9Hz、1H)、7.37~7.32(m、4H)、7.00~6.97(m、2H)、6.19(s、1H)、4.61~4.58(m、1H)、4.50~4.38(m、5H)、3.91~3.86(m、3H)、3.60~3.51(m、8H)、3.50~3.43(m、2H)、3.40~3.34(m、2H)、2.57~2.52(m、2H)、2.46~2.43(m、4H)、2.30~2.23(m、1H)、2.10~2.04(m、1H)、1.73~1.69(m、2H)、1.07~1.05(d、J=6.6Hz、3H)、0.88~0.86(d、J=6.9Hz、3H)]として、および21mg(24%)の(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(3-[2-[2-(2-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル]エトキシ)エトキシ]エトキシ]プロピル)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体[1H NMR(300MHz、CD3OD、ppm):δ8.88(s、1H)、8.37(s、1H)、8.31(s、1H)、8.04(s、1H)、7.69~7.67(d、J=8.1Hz、ppm)、7.43~7.39(m、5H)、7.03~6.99(m、2H)、6.21~6.00(m、1H)、4.53~4.48(m、3H)、4.44~4.40(m、3H)、3.92~3.89(m、3H)、3.79~3.76(m、1H)、3.62~3.54(m、7H)、3.50~3.48(m、2H)、3.42~3.40(m、2H)、2.64~2.61(m、2H)、2.46~2.44(m、4H)、2.26~2.18(m、1H)、2.13~2.04(m、1H)、1.82~1.78(m、2H)、1.05~1.02(d、J=6.6Hz、3H)、0.85~0.82(d、J=6.9Hz、3H)として得た。
例示的な化合物25および26を、例示的な化合物22、23、および24について上に記載されるものと類似の手順を使用して調製した。
50mLの丸底フラスコに、2-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エタン-1-オール(257mg、1.71mmol、3.00当量)およびN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)を入れた。これに続いて、水素化ナトリウム(34mg、1.42mmol、1.50当量)を0℃で10分間添加した。これに、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(100mg、0.57mmol、1.00当量)を添加した。得られた溶液を室温で3時間撹拌した。その後、5mLの水/氷を添加することによって反応を停止させた。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)とともにシリカゲルカラムに充填させた。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、90mg(52%)の2-(2-[2-[(4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ]エトキシ]エトキシ)エタン-1-オールを淡い黄色の液体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、2-(2-[2-[(4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ]エトキシ]エトキシ)エタン-1-オール(500mg、1.63mmol、1.00当量)、tert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(347mg、1.64mmol、1.00当量)、Cs2CO3(1599mg、4.91mmol、3.00当量)、トルエン(8mL)、Ruphos(69mg、0.05当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、100℃で5時間撹拌した。次いで、反応を、10mLの水の添加により停止させた。得られた溶液をジクロロメタン/MeOHで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、419mg(59%)のtert-ブチル8-(2-[2-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ]ピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、tert-ブチル8-(2-[2-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ]ピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(419mg、0.96mmol、1.00当量)およびメタノール中の1M HCl(8mL)を入れた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、319mg(99%)の2-(2-[2-[(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エトキシ]エトキシ)エタン-1-オールを黄色の油として得た。
10mLのマイクロ波チューブに、2-(2-[2-[(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エトキシ]エトキシ)エタン-1-オール(319mg、0.95mmol、1.00当量)、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(780mg、3.74mmol、4.00当量)、DMSO(10mL)、DIEA(2mL)を入れた。最終反応混合物を、マイクロ波放射で、130℃で3時間照射した。次いで、反応物を、10mLの水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、260mg(59%)の2-[2-[2-([4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]オキシ)エトキシ]エトキシ]エタン-1-オールを黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した10mLのマイクロ波チューブに、2-[2-[2-([4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]オキシ)エトキシ]エトキシ]エタン-1-オール(295mg、0.63mmol、1.00当量)、[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ボロン酸(223mg、1.23mmol、2.00当量)、炭酸カリウム(254mg、1.84mmol、3.00当量)、ジオキサン(4mL)、水(1mL)、Pd(PPh3)4(70mg、0.06mmol、0.10当量)を入れた。得られた溶液を100℃で一晩撹拌した。次いで、反応物を、水を添加することによってクエンチした。得られた溶液をジクロロメタン/MeOHで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、221mg(61%)の2-[2-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エトキシ)エトキシ]エタン-1-オールを黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、2-[2-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エトキシ)エトキシ]エタン-1-オール(100mg、0.18mmol、1.00当量)、TsCl(50mg、0.26mmol、1.50当量)、ジクロロメタン(5mL)、トリエチルアミン(0.3mL)、4-ジメチルアミノピリジン(2mg、0.02mmol、0.10当量)を入れた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。次いで、反応を、水の添加により停止させた。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、97mg(76%)の2-[2-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エトキシ)エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネートを黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、2-[2-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エトキシ)エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネート(87mg、0.12mmol、1.00当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(54mg、0.75mmol、1.00当量)、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチルピロリジン-2-カルボキサミド(79mg、0.16mmol、2.00当量)、Cs2CO3(5g、15.35mmol、127.15当量)を入れた。得られた溶液を室温で4時間撹拌した。得られた溶液をジクロロメタン/MeOHで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(5:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、124mg(99%)の(2S,4R)-1-[2-(3-[2-[2-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エトキシ)エトキシ]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、(2S,4R)-1-[2-(3-[2-[2-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エトキシ)エトキシ]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(131mg、0.13mmol、1.00当量)、メタノール(5mL)、およびMeOH中の1M HCl(1.5mL)を入れた。得られた溶液を、室温で7時間撹拌した。得られた溶液を5mLのH2Oで希釈した。溶液のpH値を、Na2CO3水溶液(2M)で7に調整した。得られた溶液をジクロロメタンで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。以下の条件の分取HPLCによって、粗生成物を精製した:カラム、XBridge Shield RP18 OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、水(0.05%NH3H2O)およびアセトニトリル(39.0%アセトニトリル、9分間で最大50.0%);検出器、UV220nm。これにより、60mg(48%)の(2S,4R)-1-(2-[3-[2-(2-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エトキシ]エトキシ)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを黄色の固体として得、これを、以下の条件を用いて、キラル分取HPLCによってさらに精製した。カラム、Chiralpak ID-2、2*25cm、5um;移動相、(0.1%DEA)およびエタノール(30分間で30%エタノールを保持);検出器、UV254/220nm。これにより、13.9mg(23%)の(2S,4R)-1-[(2S)-2-[3-[2-(2-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エトキシ]エトキシ)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体[1H NMR(400MHz、CD3OD):δ8.85(m、1H)、7.78~7.72(m、2H)、7.47~7.45(m、2H)、7.40~7.34(m、3H)、7.23~7.22(m、1H)、6.92~6.88(m、2H)、6.55~6.53(m、1H)、6.23(s、1H)、5.97(s、1H)、4.64~4.59(m、2H)、4.50(s、3H)、4.40(s、2H)、4.33~4.24(m、4H)、3.81~3.79(m、2H)、3.75~3.65(m、8H)、3.29(m、1H)、3.10~3.07(m、2H)、2.48~2.46(m、3H)、2.23~2.20(m,1H)、2.13~2.06(m、6H)、1.05(s、1H)、0.90~0.89(d、J=6.8Hz、3H)、0.78~0.76(d、J=8Hz、3H)]として、および17.9mg(29%)の(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[2-(2-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エトキシ]エトキシ)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体[1H NMR(400MHz、CD3OD):δ8.88(m、1H)、7.79~7.75(m、2H)、7.49~7.39(m、5H)、7.24(m、1H)、6.92~6.90(m、2H)、6.56~6.54(m、1H)、6.25~6.24(M、1H)、6.00(s、1H)、4.53~4.29(m、10H)、3.88~3.81(m、5H)、3.70~3.63(m、6H)、3.33(m、2H)、3.14~3.12(m、2H)、2.48~2.44(m、3H)、2.42~2.29(m、1H)、2.25~2.12(m、6H)、1.04~1.02(d、J=6.4Hz、3H)、0.88~0.86(d、J=6.4Hz、3H)]として得た。
例示的な化合物29および30を、例示的な化合物27および28について記載されるものと類似の手順を使用して調製した。
50mLの丸底フラスコに、2-(オキサン-2-イルオキシ)エタン-1-オール(4.5g、30.78mmol、1.00当量)、テトラヒドロフラン(10mL)、テトラヒドロフラン(60mL)中のt-BuOK(3.6g、32.08mmol、2.00当量)の溶液を入れた。続いて、3-ブロモプロプ-1-イン(2.61mL、1.00当量)を0℃で撹拌しながら滴下で添加した。得られた溶液を室温で一晩撹拌した。次いで、反応物を、水/氷を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、2.8g(49%)の2-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)エトキシ]オキサンを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した10mLのマイクロ波チューブに、2-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)エトキシ]オキサン(2.8g、15.20mmol、1.00当量)、ZrCp2HCl(390mg、0.10当量)、トリエチルアミン(153mg、1.52mmol、0.10当量)、ピナコールボラン(2.5mL)を入れた。結果として生じる溶液を油浴中、68℃で一晩撹拌した。次いで、反応物を、NH4Clを添加することによってクエンチした。反応混合物を、水/氷浴で0℃に冷却した。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、3.01g(63%)の4,4,5,5-テトラメチル-2-[(1E)-3-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]プロパ-1-エン-1-イル]-1,3,2-ジオキサボロランを黄色の液体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した10mLのマイクロ波チューブに、4,4,5,5-テトラメチル-2-[(1E)-3-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]プロパ-1-エン-1-イル]-1,3,2-ジオキサボロラン(1g、3.20mmol、1.00当量)、Pd(PPh3)4(800mg、0.69mmol、1.00当量)、炭酸カリウム(8g、57.88mmol、18.07当量)、ジオキサン(2g)、tert-ブチル8-(2-ブロモピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(902mg、2.45mmol、3.00当量)、水(252mg、0.10当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、100℃で一晩撹拌した。次いで、反応を、水の添加により停止させた。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、639mg(42%)のtert-ブチル8-[2-[(1E)-3-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]プロパ-1-エン-1-イル]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、tert-ブチル8-[2-[(1E)-3-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]プロパ-1-エン-1-イル]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(639mg、1.35mmol、1.00当量)、炭素上のパラジウム(200mg)、およびメタノール(15mL)を入れ、混合物を、水素雰囲気下で、室温で一晩撹拌した。固形分を濾過し、濾液を濃縮した。これにより、639mg(100%)のtert-ブチル8-(2-[3-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]プロピル]ピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、tert-ブチル8-(2-[3-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]プロピル]ピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(639mg、1.34mmol、1.00当量)、メタノール(15mL)を入れ、塩化水素ガスを、溶液によって気泡化した。得られた溶液を室温で3時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、387mg(100%)の2-[3-(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロポキシ]エタン-1-オールを黄色の油として得た。
10mLのマイクロ波チューブに、2-[3-(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロポキシ]エタン-1-オール(387mg、1.85mmol、1.00当量)、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(1.54g、7.39mmol、4.00当量)、DMSO(8mL)、DIEA(1.53mL、5.00当量)を入れた。最終反応混合物を、マイクロ波放射で、130℃で3時間照射した。次いで、反応物を、水を添加することによってクエンチした。得られた溶液をジクロロメタン/MeOH=10:1で抽出し、水層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(7:3)でシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、519mg(67%)の2-(3-[4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]プロポキシ)エタン-1-オールを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、2-(3-[4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]プロポキシ)エタン-1-オール(650mg、1.55mmol、1.00当量)、[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ボロン酸(566mg、3.11mmol、2.00当量)、ジオキサン(8mL)、水(2mL)、炭酸カリウム(644mg、4.66mmol、3.00当量)、Pd(PPh3)4(180mg、0.16mmol、0.10当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、100℃で3時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、メタノール/H2O(85:15)でシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、400mg(50%)の2-[3-[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロポキシ]エタン-1-オールを黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、2-[3-[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロポキシ]エタン-1-オール(400mg、0.77mmol、1.00当量)、ジクロロメタン(15mL)、TsCl(219mg、1.15mmol、1.50当量)、トリエチルアミン(155mg、1.53mmol、2.00当量)、4-ジメチルアミノピリジン(9.4mg、0.08mmol、0.10当量)を入れた。得られた溶液を、室温で一晩撹拌した。次いで、反応を、水の添加により停止させた。得られた溶液をジクロロメタンで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、330mg(64%)の2-[3-[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロポキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネートを黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、メチル2-(6-クロロピリジン-3-イル)酢酸塩(500mg、2.69mmol、1.00当量)、tert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(502mg、2.70mmol、1.00当量)、Cs2CO3(2.63g、8.07mmol、3.00当量)、トルエン(10mL)、RuPhosPd(115mg、0.05当量)を入れた。得られた溶液を一晩、油浴中、100℃で撹拌した。次いで、反応を、水の添加により停止させた。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、319mg(35%)のtert-ブチル4-[5-(2-メトキシ-2-オキソエチル)ピリジン-2-イル]ピペラジン-1-カルボキシレートを黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、tert-ブチル4-[5-(2-メトキシ-2-オキソエチル)ピリジン-2-イル]ピペラジン-1-カルボキシレート(319mg、0.95mmol、1.00当量)、ジクロロメタン(8mL)、トリフルオロ酢酸(2mL)を入れた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、223mg(100%)のメチル2-[6-(ピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル]酢酸塩を黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、メチル2-[6-(ピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル]酢酸塩(101mg、0.43mmol、1.00当量)、2-3-[4-(3-3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロポキシエチル4-メチルベンゼン-1-スルホネート(320mg、0.47mmol、1.10当量)、アセトニトリル(4mL)、炭酸カリウム(298mg、2.16mmol、5.00当量)、NaI(193mg、3.00当量)を入れた。得られた溶液を60℃で一晩撹拌した。得られた混合物を、真空下で濃縮した。残渣をジクロロメタンと水とに分割し、有機層を分離させ、飽和塩化ナトリウムで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(5:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、94mg(30%)のメチル2-[6-[4-(2-[3-[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロポキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]ピリジン-3-イル]酢酸塩を黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、メチル2-[6-[4-(2-[3-[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロポキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]ピリジン-3-イル]酢酸塩(94mg、0.13mmol、1.00当量)、メタノール(5mL)、水(2mL)、およびLiOH(15mg、0.64mmol、5.00当量)を入れた。得られた溶液を、室温で2日間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。得られた溶液を10mLのH2Oで希釈した。得られた溶液をジクロロメタンで抽出し、水層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、10mLのメタノール中に溶解した。固体を濾別した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、72mg(78%)の2-[6-[4-(2-[3-[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロポキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]ピリジン-3-イル]酢酸を黄色の固体として得た。
以下のスキームに従って、かつ前述の実施例について上に記載される手順を使用して、2-[6-[4-(2-[3-[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロポキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]ピリジン-3-イル]酢酸を、最終化合物(2S,4R)-1-((2S)-2-(2-(6-(4-(2-(3-(4-(3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)プロポキシ)エチル)ピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル)アセトアミド)-3,3-ジメチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)ピロリジン-2-カルボキサミドに変換した。
例示的な化合物50を、例示的な化合物31について記載される手順を使用して調製した。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(100mL)中の2-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エタン-1-オール(10.0g、66.59mmol、1.00当量)の溶液、(ジエチルオキソニオ)トリフルオロボレート(1.9g、13.33mmol、0.20当量)、およびエチル2-ジアゾ酢酸塩(3.8g、0.50当量)を入れた。得られた溶液を室温で3時間撹拌した。次いで、反応を、水の添加により停止させた。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブラインで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)とともにシリカゲルカラムに充填させた。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、3.6g(23%)のエチル2-[2-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ]酢酸塩を黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(20mL)中のエチル2-[2-[2-(2-ヒドロキシエトキシ)エトキシ]エトキシ]酢酸塩(1.0g、4.23mmol、1.00当量)の溶液、4-メチルベンゼン-1-スルホニルクロリド(970mg、5.09mmol、1.20当量)、トリエチルアミン(860.0mg、8.50mmol、2.00当量)を入れた。得られた溶液を室温で5時間撹拌した。次いで、反応を、水の添加により停止させた。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブラインで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)とともにシリカゲルカラムに充填させた。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、1.1g(65%)のエチル2-[2-[2-(2-[[(4-メチルベンゼン)スルホニル]オキシ]エトキシ)エトキシ]エトキシ]酢酸塩を黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中のエチル2-[2-[2-(2-[[(4-メチルベンゼン)スルホニル]オキシ]エトキシ)エトキシ]エトキシ]酢酸塩(1.0g、2.56mmol、1.20当量)の溶液、6-ブロモピリジン-2-オール(370mg、2.13mmol、1.00当量)、Cs2CO3(2.1g、6.45mmol、3.00当量)を入れた。得られた溶液を80℃で12時間撹拌した。次いで、反応物を、水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブラインで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)とともにシリカゲルカラムに充填させた。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、800mg(96%)のエチル1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-1,4,7,10-テトラオキサドデカン-12-エートを黄色の固体として得た。
以下のスキームに従って、かつ上記の他の実施例について記載されるものと類似の手順を使用して、エチル1-(6-ブロモピリジン-2-イル)-1,4,7,10-テトラオキサドデカン-12-オエートを、最終化合物(2S,4R)-1-[(2S)-2-(1-[6-[(1R,4R)-5-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1ヘプタン-2-イル]ピリジン-2-イル]-1,4,7,10-テトラオキサドデカン-12-アミド)-3,3-ジメチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドに変換した。
250mLの丸底フラスコに、1-ブロモ-4-エチルベンゼン(5.5g、29.8mmol、1.0当量)、CCl4(100mL)、AIBN(490mg、3.0mmol、0.1当量)、N-ブロモスクシンイミド(5.34g、30.0mmol、1.0当量)を入れた。得られた溶液を90℃で3時間撹拌した。得られた混合物を、真空下で濃縮した。これにより、5.4g(68%)の1-ブロモ-4-(1-ブロモエチル)ベンゼンを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-アミン(300mg、1.0mmol、1.0当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(5.0mL)、1-ブロモ-4-(1-ブロモエチル)ベンゼン(400.0mg、1.5mmol、1.5当量)、炭酸カリウム(414mg、3.0mmol、3.0当量)を入れた。得られた溶液を60℃で3時間撹拌した。次いで、反応物を、10mLの水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(20.0mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(1:10)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、300mg(62%)の4-[1-[1-(4-ブロモフェニル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミンを茶色の固体として得た。
250mLの丸底フラスコに、プロパ-2-イン-1-オール(10g、178.4mmol、1.0当量)、テトラヒドロフラン(100.0mL)、水素化ナトリウム(6.4g、266.7mmol、0.9当量)、およびtert-ブチル2-ブロモ酢酸塩(28g、143.6mmol、0.8当量)を入れた。得られた溶液を室温で3時間撹拌した。次いで、反応物を、20mLの塩化アンモニウム水溶液を添加することによってクエンチした。得られた混合物を真空下で濃縮した。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。これにより、24.0g(90%)のtert-ブチル2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)酢酸塩を黄色の固体として得た。
250mLの丸底フラスコに、tert-ブチル2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)酢酸塩(6.6g、38.8mmol、1.0当量)、トリエチルアミン(400.0mg、3.9mmol、0.1当量)、ピナコールボラン(20.0mL)、ZrCp2HCl(1g、0.1当量)を入れた。得られた溶液を60℃で12分間撹拌した。次いで、反応物を、10mLの氷/水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、5.0g(43%)のtert-ブチル2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]酢酸塩を黄色の油として得た。
10mLの密封チューブに、4-[1-[1-(4-ブロモフェニル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(300mg、0.6mmol、1.0当量)、tert-ブチル2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]酢酸塩(279mg、0.9mmol、1.5当量)、Pd(PPh3)4(72mg、0.06mmol、0.1当量)、炭酸カリウム(259mg、1.9mmol、3.0当量)、ジオキサン(4.0mL)、およびH2O(1.0mL)を入れた。得られた溶液を90℃で5時間撹拌した。得られた混合物を、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、200mg(56%)のtert-ブチル2-[[(2E)-3-[4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]フェニル]プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]酢酸塩を黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、tert-ブチル2-[[(2E)-3-[4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]フェニル]プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]酢酸塩(93mg、0.2mmol、1.0当量)、メタノール(5.0mL)、炭素上のパラジウム(100mg)を入れた。得られた溶液を、水素雰囲気下で、室温で1時間撹拌した。固形分を濾過した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、56mg(60%)のtert-ブチル2-(3-[4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]フェニル]プロポキシ)酢酸塩を黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、tert-ブチル2-(3-[4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]フェニル]プロポキシ)酢酸塩(56mg、0.1mmol、1.0当量)、ジクロロメタン(10.0mg)、トリフルオロ酢酸(5mL)を入れた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、45mg(90%)の2-(3-[4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]フェニル]プロポキシ)酢酸を茶色の固体として得た。
25mLの丸底フラスコに、2-[3-[4-(1-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル]エチル)フェニル]プロポキシ]酢酸(26mg、0.06mmol、1.0当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)、(2S,4R)-1-[(2S)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチルピロリジン-2-カルボキサミド(30mg、0.07mmol、1.2当量)、DIEA(21mg、0.2mmol、3.0当量)、T3P(53mg、1.2当量)を入れた。得られた溶液を室温で1時間撹拌した。次いで、反応物を、0.5mLの水を添加することによってクエンチした。固体を濾別した。粗生成物(5mL)を、以下の条件を用いて、分取HPLCによって精製した。カラム、XBridge Prep C18 OBDカラム、150mm 5um;移動相、水(10MMOL/Lの重炭酸アミン)およびACN(45.0%ACN、7分間で最大52.0%);検出器、UV254/220nm。これにより、6mg(12%)の(2S,4R)-1-[(2S)-2-(2-[3-[4-(1-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル]エチル)フェニル]プロポキシ]アセトアミド)-3,3-ジメチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを灰色の固体として得た。
1H NMR(300MHz、メタノール-d4)δ8.79(s、1H)、8.35~8.23(m、1H)、8.09~7.97(m、2H)、7.80(d、J=7.7Hz、1H)、7.43~7.37(m、2H)、7.31(d、J=8.1Hz、2H)、7.24(d、J=8.1Hz、1H)、7.20(s、4H)、6.89(t、J=7.6Hz、2H)、5.64~5.52(m、1H)、4.66(s、1H)、4.60~4.44(m、3H)、4.27(d、J=15.5Hz、1H)、3.92(d、J=4.6Hz、2H)、3.88~3.74(m、2H)、3.52(d、J=6.2Hz、2H)、2.71(t、J=7.6Hz、2H)、2.37(s、3H)、2.18(d、J=7.7Hz、1H)、2.07(dd、J=9.4、4.2Hz、1H)、1.89(dd、J=7.3、1.2Hz、6H)、1.26(s、1H)、1.10~0.95(d、J=1.6Hz、9H)、0.95~0.90(m、1H)。
例示的な化合物34の例示的な合成
例示的な化合物34を、上記の他の実施例について記載される手順、ならびに当業者に既知であり、かつ理解される手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物36および例示的な化合物37の例示的な合成
例示的な化合物36および37を、上記の他の実施例について記載される手順、ならびに当業者に既知であり、かつ理解される手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物38および例示的な化合物39の例示的な合成
工程1
500mLの丸底フラスコに、2-(ピペラジン-1-イル)エタン-1-オール(26.0g、199.7mmol、1.0当量)、ジクロロメタン(200.0mL)、トリエチルアミン(40.4g、399.3mmol、2.0当量)、ベンジルカルボノクロリデート(40.8g、239.2mmol、1.2当量)を入れた。得られた溶液を0℃で2時間撹拌した。次いで、反応物を、10mLの水を添加することによってクエンチした。得られた溶液をジクロロメタン(100mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、22g(42%)のベンジル4-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン-1-カルボキシレートを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、ベンジル4-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン-1-カルボキシレート(5.3g、20.1mmol、1.0当量)およびN,N-ジメチルホルムアミド(30.0mL)を入れた。これに続いて、水素化ナトリウム(1.6g、66.7mmol、1.2当量)を5分間添加した。これに、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(3.9g、22.2mmol、1.1当量)を20分間で添加した。得られた溶液を0℃で4時間撹拌した。次いで、反応物を、10mLの塩化アンモニウム水溶液を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、5.2g(62%)のベンジル4-[2-[(4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレートを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの丸底フラスコに、PhMe(100mL)中のベンジル4-[2-[(4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(2.1g、5.0mmol、1.0当量)、RuphosPd II(775.0mg、1.0mmol、0.2当量)、およびCs2CO3(4.89g、15.0mmol、3.0当量)の溶液を入れた。得られた混合物を、油浴中で、100℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(100mL)でクエンチし、酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。有機層を合わせ、減圧下で濃縮して、残渣を、100%酢酸エチルで溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、670mg(32%)のtert-ブチル8-[2-(2-[4-[(ベンジルオキシ)カルボニル]ピペラジン-1-イル]エトキシ)ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、メタノール(10.0mL)中のtert-ブチル8-[2-(2-[4-[(ベンジルオキシ)カルボニル]ピペラジン-1-イル]エトキシ)ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(670mg、1.2mmol、1.0当量)を入れた。次いで、1,4-ジオキサン溶液(4M、10mL)中の塩化水素を添加した。得られた溶液を室温で5時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、410mg(69%)のベンジル4-[2-[(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート塩酸塩を、黄色の固体として得た。
10mLの密封チューブに、ベンジル4-[2-[(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート塩酸塩(200.0mg、0.4mmol、1.0当量)、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(137.0mg、0.7mmol、1.5当量)、メチルスルホキシド(3.0mL)、およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1mL)を入れた。最終反応混合物を、マイクロ波放射で、130℃で6時間照射した。次いで、反応物を、1mLの水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、100mg(42%)のベンジル4-[2-([4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]オキシ)エチル]ピペラジン-1-カルボキシレートを茶色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、ベンジル4-[2-([4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]オキシ)エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(390mg、0.7mmol、1.0当量)、ジオキサン(8.0mL)、水(2.0mL)、炭酸カリウム(279mg、2.0mmol、3.0当量)、[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ボロン酸(184.0mg、1.0mmol、1.50当量)、Pd(PPh3)4(78mg、0.07mmol、0.1当量)を入れた。得られた溶液を100℃で2時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、120mg(26%)のベンジル4-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エチル)ピペラジン-1-カルボキシレートを茶色の固体として得た。
10mLのイソプロパノール中のベンジル4-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エチル)ピペラジン-1-カルボキシレート(200mg、0.29mmol、1.00当量)の溶液に、水酸化パラジウム(100mg、0.71mmol、2.42当量)を、100mLの丸底フラスコ中で、窒素雰囲気下で添加した。次いで、フラスコを真空化し、水素でフラッシュした。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。固形分を濾過した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、70mg(44%)の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[2-(ピペラジン-1-イル)エトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミンを茶色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、4-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(1.9g、10.0mmol、1.00当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(30mL)、エチル2-ブロモ-3-メチルブタノエート(2.1g、10.0mmol、1.0当量)、および炭酸セシウム(10.0g、30.7mmol、3.0当量)を入れた。得られた溶液を90℃で12時間撹拌した。次いで、反応物を、10mLの水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:6)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、3.3g(93%)のエチル3-メチル-2-[4-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル]ブタノエートを白色の固体として得た。
250mLの丸底フラスコに、エチル3-メチル-2-[4-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル]ブタノエート(3.0g、9.3mmol、1.0当量)、テトラヒドロフラン(30mL)、水(30mL)、過ホウ酸ナトリウム(3.5g、23.3mmol、2.5当量)を入れた。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。得られた溶液を酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1740mg(88%)のエチル2-(4-ヒドロキシ-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルブタノエートを白色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、エチル2-(4-ヒドロキシ-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルブタノエート(3.5g、16.5mmol、1.0当量)、メタノール(10mL)、水(10mL)、および水酸化ナトリウム(2.7g、67.5mmol、4.0当量)を入れた。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。溶液のpH値を、2M HClで2に調整した。以下の条件の分取HPLCによって、粗生成物を精製した:カラム、XBridge Shield RP18 OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、水(0.1%FA)およびアセトニトリル(0.0%アセトニトリル、2分間で最大4.0%、8分間で最大20.0%);検出器、UV254nm。これにより、1.5g(49%)の2-(4-ヒドロキシ-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルブタン酸を白色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、2-(4-ヒドロキシ-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルブタン酸(500mg、2.7mmol、1.0当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド塩酸塩(900mg、2.5mmol、0.9当量)、DIEA(1.1g、8.5mmol、3.0当量)、T3P(2.6g、1.5当量)を入れた。得られた溶液を室温で1時間撹拌した。次いで、反応物を、5mLの水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、800mg(59%)の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-ヒドロキシ-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを黄色の固体として得た。
5mLの密封チューブに、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(4-ヒドロキシ-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(300mg、0.60mmol、1.0当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(5.0mL)、1,2-ジブロモエタン(222mg、1.2mmol、2.0当量)、炭酸カリウム(250mg、1.8mmol、3.0当量)を入れた。得られた溶液を70℃で12時間撹拌した。次いで、反応物を、1mLの水を添加することによってクエンチした。以下の条件の分取HPLCによって、粗生成物を精製した:カラム、XBridge Shield RP18 OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、水(10mmol/Lの重炭酸アンモニウム)およびアセトニトリル(35.0%アセトニトリル、8分間で最大47.0%);検出器、UV254nm。これにより、120mg(33%)の(2S,4R)-1-[2-[4-(2-ブロモエトキシ)-1H-ピラゾール-1-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[2-(ピペラジン-1-イル)エトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(54.6mg、0.1mmol、1.0当量)、アセトニトリル(10.0mL)、炭酸カリウム(41mg、0.30mmol、3.0当量)、ヨウ化ナトリウム(18mg、0.1mmol、1.2当量)、(2S,4R)-1-2-[4-(2-ブロモエトキシ)-1H-ピラゾール-1-イル]-3-メチルブタノイル-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5yl)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(60mg、0.1mmol、1.0当量)を入れた。得られた溶液を70℃で12時間撹拌した。次いで、反応物を、3mLの水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、30mg(29%)の(2S,4R)-1-(2-[4-[2-(4-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-イル)エトキシ]-1H-ピラゾール-1-イル]-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを淡い茶色の固体として得た。
25mLの丸底フラスコに、(2S,4R)-1-[2-(4-[2-[4-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]エトキシ]-1H-ピラゾール-1-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(40mg、0.04mmol、1.0当量)、メタノール(8mL)、塩化水素(150mL)を入れた。得られた溶液を室温で6時間撹拌した。次いで、反応物を、1mLの水を添加することによってクエンチした。粗生成物(5mL)を、以下の条件を用いて、分取HPLCによって精製した。カラム、XBridge Shield RP18 OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、水(0.1%ギ酸)およびアセトニトリル(13.0%アセトニトリル、8分間で最大27.0%);検出器、UV254nm。これにより、30mg(78%)の(2S,4R)-1-(2-[4-[2-(4-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-イル)エトキシ]-1H-ピラゾール-1-イル]-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体として得た。
(2S,4R)-1-(2-[4-[2-(4-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-イル)エトキシ]-1H-ピラゾール-1-イル]-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを、以下の条件:カラム、Chiralpak IC、2*25cm、5um;移動相、DCMおよびメタノール(11分で50.0%メタノールを保持);検出器、UV220/254nmを用いて、キラル分取HPLCによって精製した。これにより、5.6mgの(2S,4R)-1-[(2R)-2-[4-[2-(4-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-イル)エトキシ]-1H-ピラゾール-1-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体[1H NMR(300MHz、メタノール-d4)δ8.89(s、1H)、7.85~7.72(m、2H)、7.56~7.36(m、6H)、7.31~7.16(m、2H)、6.97~6.85(m、2H)、6.58(dd、J=6.2、2.2Hz、1H)、6.24(d、J=2.1Hz、1H)、5.05(q、J=6.9Hz、1H)、4.67(d、J=10.6Hz、1H)、4.60~4.47(m、3H)、4.46(s、1H)、4.39(t、J=5.4Hz、2H)、4.06(t、J=5.3Hz、2H)、3.87(dd、J=10.9、4.2Hz、1H)、3.76(s、1H)、3.73~3.55(m、2H)、3.19~2.99(m、2H)、2.92~2.69(m、12H)、2.50(s、4H)、2.30~2.14(m、5H)、1.98(ddd、J=13.2、8.7、4.6Hz、1H)、1.54(d、J=7.0Hz、3H)、1.41~1.26(m、4H)、1.20(t、J=7.0Hz、2H)、1.08(d、J=6.5Hz、3H)、0.93(d、J=4.1Hz、1H)]として、および8.1mgの(2S,4R)-1-[(2S)-2-[4-[2-(4-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-イル)エトキシ]-1H-ピラゾール-1-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体[1H NMR(300MHz、メタノール-d4)δ8.88(d、J=13.8Hz、1H)、7.85~7.69(m、2H)、7.59~7.30(m、6H)、7.32~7.18(m、2H)、6.97~6.84(m、2H)、6.57(dd、J=6.1、2.1Hz、1H)、6.23(t、J=2.7Hz、1H)、4.99(q、J=7.0Hz、1H)、4.78(d、J=8.8Hz、1H)、4.60(t、J=8.2Hz、1H)、4.53(s、2H)、4.37(dd、J=6.8、4.1Hz、3H)、4.04(t、J=5.3Hz、2H)、3.64(p、J=6.7Hz、3H)、3.40~3.24(m、1H)、3.11(dd、J=15.8、4.6Hz、2H)、2.88~2.64(m、12H)、2.49(d、J=13.8Hz、4H)、2.34~2.10(m、6H)、2.06(s、1H)、1.95(td、J=8.5、4.2Hz、1H)、1.50(d、J=7.0Hz、3H)、1.33(td、J=7.8、7.4、4.4Hz、5H)、1.20(t、J=7.0Hz、3H)、1.08(d、J=6.7Hz、3H)、0.93(q、J=6.8Hz、1H)、0.74(dd、J=19.3、6.7Hz、3H)]として得た。
例示的な化合物43および例示的な化合物44の例示的な合成
工程1
250mLの丸底フラスコに、NMP(120mL)中の2-ブロモ-4-フルオロピリジン(7.8g、44.32mmol、1.05当量)、tert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(9g、42.4mmol、1.00当量)、DIEA(25g、193mmol、4.00当量)の溶液を入れた。得られた溶液を、150℃で3時間撹拌した。反応混合物を冷却した。次いで、反応物を、水(200mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、水(50mL×1)およびブライン(50mL×1)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、11.7g(75%)のtert-ブチル8-(2-ブロモピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを黄色の固体として得た。
250mLの丸底フラスコに、[(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)メチル]ベンゼン(10g、68.4mmol、1.00当量)、ピナコールボラン(10mL)、ZrCp2HCl(2g)、トリエチルアミン(850mg、8.40mmol、0.12当量)の混合物を入れた。得られた溶液を、油浴中で、65℃で16時間撹拌した。得られた混合物を水(30mL)でクエンチし、次いで、酢酸エチル(50mL×3)で抽出して、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(50mL×1)で洗浄した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、12.5g(67%)の2-[(1E)-3-(ベンジルオキシ)プロパ-1-エン-1-イル]-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロランを黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの丸底フラスコに、ジオキサン/H2O(80/20mL)中のtert-ブチル8-(2-ブロモピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(4.0g、10.9mmol、1.00当量)、2-[(1E)-3-(ベンジルオキシ)プロパ-1-エン-1-イル]-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(4.48g、16.3mmol、1.50当量)、Pd(dppf)2Cl2ジクロロメタン(890mg、1.09mmol、0.10当量)、および炭酸カリウム(4.5g、32.6mmol、3.00当量)を入れた。得られた溶液を、90℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、4.55g(96%)のtert-ブチル8-[2-[(1E)-3-(ベンジルオキシ)プロパ-1-エン-1-イル]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの丸底フラスコに、メタノール/HOAc(200/0.5mL)中のtert-ブチル8-[2-[(1E)-3-(ベンジルオキシ)プロパ-1-エン-1-イル]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(12.9g、29.6mmol、1.00当量)の溶液を入れた。炭素上のパラジウム(6g)を窒素雰囲気下で添加した。次いで、フラスコを真空化し、水素でフラッシュした。反応混合物を、水素バルーンを使用して水素雰囲気下で、50℃で20時間水素化した。固形分をセライトパッドを通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。これにより、10.2g(99%)のtert-ブチル8-[2-(3-ヒドロキシプロピル)ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(30mL)中のtert-ブチル8-[2-(3-ヒドロキシプロピル)ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(700mg、2.01mmol、1.00当量)を入れ、デスマーチンペリオジナン試薬(1.7g、2.00当量)を0~5℃で添加した。得られた溶液を室温で6時間撹拌した。得られた混合物を15℃において真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(5:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、500mg(72%)のtert-ブチル8-[2-(3-オキソプロピル)ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを白色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(20mL)中のtert-ブチル8-[2-(3-オキソプロピル)ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(1.4g、4.05mmol、1.00当量)、ベンジルピペラジン-1-カルボキシレート(1.07g、4.86mmol、1.20当量)を入れた。これを20分間撹拌し、NaBH(OAc)3(2.58g、12.2mmol、3.00当量)を0℃で添加した。得られた溶液を室温で4時間撹拌した。次いで、反応物を、水/氷(50mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を、ジクロロメタン(50mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、2.19g(98%)のtert-ブチル8-[2-(3-[4-[(ベンジルオキシ)カルボニル]ピペラジン-1-イル]プロピル)ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを淡い黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、メタノール(20mL)中のtert-ブチル8-[2-(3-[4-[(ベンジルオキシ)カルボニル]ピペラジン-1-イル]プロピル)ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(2.19g、3.98mmol、1.00当量)を入れた。塩化水素ガスを、室温で1時間撹拌しながら、得られた溶液によって気泡化した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、1.79g(92%)のベンジル4-[3-(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロピル]ピペラジン-1-カルボキシレート塩酸塩を淡い黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した20mLのマイクロ波チューブに、DMSO(10mL)中のベンジル4-[3-(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロピル]ピペラジン-1-カルボキシレート塩酸塩(1.79g、3.68mmol、1.00当量)、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(2.47g、11.9mmol、3.00当量)、DIEA(5.0mL)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、130℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を、水/氷(50mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を、ジクロロメタン(50mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(5/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.21g(57%)のベンジル4-(3-[4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]プロピル)ピペラジン-1-カルボキシレートを茶色の固体として得た。以下のスキームに従って、かつ他の実施例について上に記載される手順を使用して、ベンジル4-(3-[4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]プロピル)ピペラジン-1-カルボキシレートを、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[3-(ピペラジン-1-イル)プロピル]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(工程10で使用)に変換した。
50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(480mg、1.0mmol、1.0当量)の溶液、炭酸カリウム(300mg、2.2mmol、2.2当量)、および1,2-ジブロモエタン(300mg、1.6mmol、1.6当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、70℃で2時間撹拌した。次いで、反応を、20mLの水の添加により停止させた。得られた溶液を酢酸エチル(3×30mL)で抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:0)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、235mg(40%)の(2S,4R)-1-[2-[3-(2-ブロモエトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを淡い黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した20mLのマイクロ波チューブに、アセトニトリル(10mL)中の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[3-(ピペラジン-1-イル)プロピル]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(92mg、0.17mmol、1.00当量)[以下のスキームに従って、かつ他の実施例について上に記載される手順を使用して、工程8からのベンジル4-(3-[4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]プロピル)ピペラジン-1-カルボキシレートから調製]、(2S,4R)-1-2-[3-(2-ブロモエトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル-4-ヒドロキシ-N-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチルピロリジン-2-カルボキサミド(100mg、0.17mmol、1.00当量)、炭酸カリウム(70mg、0.51mmol、3.00当量)、NaI(25mg、0.17mmol、1.00当量)を入れた。得られた混合物を12時間、油浴中、70℃で撹拌した。得られた溶液をジクロロメタン(100mL)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(30mL)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。これにより、180mg(粗製)の(2S,4R)-1-(2-[3-[2-(4-[3-[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロピル]ピペラジン-1-イル)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを淡い黄色の固体として得た。
以下のスキームに従って、かつ他の実施例について上に記載されるものと類似の手順を使用して、(2S,4R)-1-(2-[3-[2-(4-[3-[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]プロピル]ピペラジン-1-イル)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを、最終化合物(2S,4R)-1-[(2S)-2-[3-(2-[4-[3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロピル]ピペラジン-1-イル]エトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドおよび(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(2-[4-[3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロピル]ピペラジン-1-イル]エトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドに変換した。
例示的な化合物40の例示的な合成
例示的な化合物40を、上記の他の実施例について記載される手順、ならびに当業者によって理解される手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物41および例示的な化合物42の例示的な合成
例示的な化合物41および42を、他の例示的な化合物について上に記載される手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
250mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(80mL)中の2-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)エトキシ]エタン-1-オール(1g、6.94mmol、1.00当量)の溶液、トリエチルアミン(2.8g、27.67mmol、3.00当量)、4-ジメチルアミノピリジン(270mg、2.21mmol、0.30当量)、および4-トルエンスルホニルクロリド(1.9g、9.97mmol、1.50当量)を入れた。得られた溶液を室温で12時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、1.4g(68%)の2-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネートを黄色の油として得た。
25mLの密封チューブに、N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の2-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネート(1.4g、4.69mmol、1.00当量)の溶液、炭酸カリウム(1.6g、11.58mmol、3.00当量)、ヨウ化ナトリウム(280mg、0.50当量)、およびtert-ブチル2-(ピペラジン-1-イル)酢酸塩(898mg、4.48mmol、1.20当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、70℃で12時間撹拌した。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブラインで洗浄し、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、910mg(59%)のtert-ブチル2-(4-[2-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)エトキシ]エチル]ピペラジン-1-イル)酢酸塩を黄色の油として得た。
25mLの密封チューブに、テトラヒドロフラン(10mL)中のtert-ブチル2-(4-[2-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)エトキシ]エチル]ピペラジン-1-イル)酢酸塩(910mg、2.79mmol、1.00当量)の溶液、ピナコールボラン(630mg、2.00当量)、ZrCp2HCl(70mg、0.10当量)、およびトリエチルアミン(1mL、3.00当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、80℃で12時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、720mg(57%)のtert-ブチル2-[4-[2-(2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エトキシ)エチル]ピペラジン-1-イル]酢酸塩を黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、ジメチルスルホキシド(40mL)中のtert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレート(2.0g、9.42mmol、1.00当量)の溶液、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(714.0mg、5.52mmol、4.00当量)、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(3.0g、14.39mmol、1.50当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、130℃で3時間撹拌した。次いで、反応物を、水(90mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(80mL×3)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(100mL×1)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)とともにシリカゲルカラムに充填させた。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、1.7g(53%)のtert-ブチル3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートを黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの三口丸底フラスコに、ジオキサン/水(50/10mL)中のtert-ブチル3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレート(1.7g、5.00mmol、1.00当量)の溶液、炭酸カリウム(2.1g、15.19mmol、3.00当量)、(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(1.04g、7.54mmol、1.50当量)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(578mg、0.50mmol、0.10当量)を入れた。得られた溶液を2時間、油浴中、100℃で撹拌した。次いで、反応を水(60mL)の添加によりクエンチさせた。得られた溶液を酢酸エチル(40mL×3)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(60mL×1)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、1.62g(81%)のtert-ブチル3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレートを黄色の固体として得た。
250mLの丸底フラスコに、ジオキサン(50mL)中のtert-ブチル3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレート(1.62g、4.08mmol、1.00当量)の溶液を入れた。上記に塩化水素(ガス)を導入した。得られた溶液を室温で5時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、1.2g(88%)の2-(6-アミノ-5-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル)フェノール塩酸塩を黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、1-メチル-2-ピロリジノン(30mL)中の2-(6-アミノ-5-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル)フェノール(400mg、1.35mmol、1.00当量)の溶液、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(693mg、5.36mmol、4.00当量)、2-ブロモ-4-フルオロピリジン(355.0mg、2.02mmol、1.50当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、130℃で2時間撹拌した。次いで、反応物を、水(40mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(40mL×1)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(4/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、410mg(67%)の2-[6-アミノ-5-[8-(2-ブロモピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル]フェノールを黄色の固体として得た。
20mLの密封チューブに、ジオキサン/水(5:1mL)中のtert-ブチル2-[4-[2-(2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エトキシ)エチル]ピペラジン-1-イル]酢酸塩(628mg、1.38mmol、1.00当量)の溶液、テトラキス(トリフェニルホスフィンホスフィン)パラジウム(108mg、0.15mmol、0.10当量)、炭酸カリウム(286mg、2.07mmol、1.50当量)、2-(6-アミノ-5-((1R,5S)-8-(2-ブロモピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-イル)フェノール(500mg、1.10mmol、0.80当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、80℃で2時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、540mg(56%)のtert-ブチル2-[4-[2-(2-[[(2E)-3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エトキシ)エチル]ピペラジン-1-イル]酢酸塩を黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、2-プロパノール(30mL)中のtert-ブチル2-[4-[2-(2-[[(2E)-3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エトキシ)エチル]ピペラジン-1-イル]酢酸塩(200mg、0.29mmol、1.00当量)の溶液およびPtO2(10mg、0.10当量)を入れた。得られた溶液を、水素雰囲気下で、室温で12時間撹拌した。得られた溶液を50mLの2-プロパノールで希釈し、次いで、真空下で濃縮した。これにより、190mg(95%)のtert-ブチル2-[4-(2-[2-[3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロポキシ]エトキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]酢酸塩を黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、ジオキサン(20mL)中のtert-ブチル2-[4-(2-[2-[3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロポキシ]エトキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]酢酸塩(190mg、0.27mmol、1.00当量)の溶液を入れた。上記に塩化水素(ガス)を導入した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、160mg(92%)の2-[4-(2-[2-[3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロポキシ]エトキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]酢酸を黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、2-[4-(2-2-[3-(4-3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イルピリジン-2-イル)プロポキシ]エトキシエチル)ピペラジン-1-イル]酢酸(160mg、0.25mmol、1.00当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.3mL、0.30当量)、アセトニトリル(20mL)中の(2S,4R)-1-[(2S)-2-アミノ-3,3-ジメチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド塩酸塩(139mg、0.30mmol、1.20当量)の溶液、およびT3P(188mg、3.00当量)を入れた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。粗生成物(100mL)を、以下の条件を用いて、分取HPLCによって精製した。カラム、XBridge Prep C18 OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、水(10mmol/Lの重炭酸アンモニウム)およびアセトニトリル(26.0%アセトニトリル、8分間で最大49.0%);検出器、UV254nm。これにより、28.5mg(11%)の(2S,4R)-1-[(2S)-2-[2-[4-(2-[2-[3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロポキシ]エトキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]アセトアミド]-3,3-ジメチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体として得た。
1H NMR(300MHz、CD3OD):δ8.88~8.66(m、1H)、8.09~7.88(m、1H)、7.76~7.57(m、1H)、7.52~7.01(m、6H)、6.92~6.62(m、4H)、4.66~4.21(m、6H)、3.94~3.72(m、2H)、3.69~3.33(m、12H)、3.14~2.89(m、4H)、2.81~2.34(m、14H)、2.32~1.78(m、8H)、1.32~0.74(m、12H)。
例示的な化合物46および例示的な化合物47の例示的な合成
工程1
50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中の2-(3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸(2.0g、10.0mmol、1.0当量)の溶液、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(4.1g、10.8mmol、1.1当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(6.0g、46.4mmol、4.6当量)、および(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド塩酸塩(3.5g、9.5mmol、1.0当量)を入れた。得られた溶液を室温で30分間撹拌した。次いで、反応を30mLの水の添加によりクエンチさせた。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、2.1g(41%)の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを淡い黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(2.1g、4.1mmol、1.0当量)および48%臭化水素水溶液(15mL)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、60℃で一晩撹拌した。得られた混合物を、真空下で濃縮して、1.9gの粗生成物を生成した。
50mLの丸底フラスコに、CH3CN(20mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(1.9g、3.8mmol、1.0当量)の溶液、炭酸カリウム(3.5g、25.3mmol、6.6当量)、ヨウ化ナトリウム(800.0mg、5.3mmol、1.4当量)、および1,2-ジブロモエタン(1g、5.3mmol、1.4当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、60℃で一晩撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.1g(48%)の(2S,4R)-1-[2-[3-(2-ブロモエトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、CH3CN(20mL)中の(2S,4R)-1-[2-[3-(2-ブロモエトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(200mg、0.3mmol、1.0当量)の溶液、炭酸カリウム(400mg、2.9mmol、8.8当量)、ヨウ化ナトリウム(80mg、0.53mmol、1.6当量)、および6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-2-[2-(ピペラジン-1-イル)エトキシ]ピリジン-4-イル-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(190mg、0.4mmol、1.1当量)[他の実施例について上に記載されるように調製]を入れた。得られた溶液を、油浴中で、60℃で一晩撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(5:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、180mg(51%)の(2S,4R)-1-[2-(3-[2-[4-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを淡い黄色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、メタノール(5mL)中の(2S,4R)-1-[2-(3-[2-[4-(2-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]エチル)ピペラジン-1-イル]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(180mg、0.17mmol、1.0当量)の溶液、および塩化水素(0.068mLのジオキサン中の4M溶液、0.27mmol、1.6当量)を入れた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。粗生成物を、以下の条件を用いて、キラル分取HPLCによって精製した。カラム;移動相、カラム:CHIRALPAK ID-03、2.0cm I.D*25cm L(5um);移動相A:MTBE(0.2%IPA)--HPLC、移動相B:メタノール--HPLC、流速:18mL/分、勾配:18分間で50B~50B、254/220nm。これにより、46.7mgの(2S,4R)-1-[(2S)-2-[3-[2-(4-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-イル)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体[1H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ14.10(s、1H)、8.99~8.83(m、1H)、8.25(d、J=7.8Hz、1H)、7.92~7.83(m、2H)、7.75~7.12(m、6H)、6.81(td、J=8.4、2.2Hz、2H)、6.49(dd、J=6.1、2.0Hz、1H)、6.15~5.93(m、4H)、5.06(d、J=3.6Hz、1H)、4.98~4.79(m、1H)、4.38(t、J=7.7Hz、3H)、4.19(dt、J=21.0、5.6Hz、5H)、3.98(m、1H)、3.71(d、J=8.6Hz、2H)、3.57~3.34(m、2H)、3.33~3.15(m、2H)、2.97(d、J=11.6Hz、4H)、2.57~2.40(d、J=8.0Hz、11H)、2.31~2.07(m、1H)、2.06~1.97(m、2H)、1.91~1.66(m、3H)、1.42(d、J=7.0Hz、1H)、1.31(d、J=7.0Hz、3H)、0.92~0.67(m、6H)]として、および54.4mgの(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[2-(4-[2-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-イル)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体[1H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ14.11(s、1H)、8.95(s、1H)、8.37(d、J=7.6Hz、1H)、7.88~7.75(d、J=5.9Hz、2H)、7.49~7.28(m、6H)、7.18(ddd、J=8.3、7.0、1.6Hz、1H)、6.88~6.75(m、2H)、6.49(dd、J=6.2、2.0Hz、1H)、6.16~6.02(m、2H)、5.93(s、2H)、5.05(d、J=3.7Hz、1H)、5.00~4.81(m、1H)、4.46(s、2H)、4.39~4.13(m、6H)、3.72~3.55(m、2H)、3.45~3.35(m、1H)、3.21(d、J=11.7Hz、2H)、2.98(d、J=11.6Hz、2H)、2.59(q、J=6.5Hz、4H)、2.42(s、6H)、2.17(dd、J=20.0、8.3Hz、3H)、1.94(s、4H)、1.75(t、J=9.6Hz、1H)、1.37(dd、J=20.9、7.0Hz、3H)、1.17(d、J=14.9Hz、1H)、1.05~0.87(m、3H)、0.77(dd、J=10.6、6.7Hz、3H)]として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した100mLの丸底フラスコに、メチル2-(6-クロロピリジン-3-イル)酢酸塩(1.86g、10.0mmol、1.00当量)、トルエン(50mL)、Cs2CO3(10.0g、30.0mmol、3.00当量)、1-ベンジルピペラジン(2.11g、12.0mmol、1.2当量)、およびRuPhosPd(0.39g、0.05当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、100℃で10時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却した。次いで、反応を水(50mL)の添加により停止させた。得られた溶液を酢酸エチル(100mL×2)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブラインで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(v:v=1/3)でシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.1g(32%)のメチル2-[6-(4-ベンジルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル]酢酸塩を黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した100mLの三口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(30mL)、水素化アルミニウムリチウム(0.34g、3.00当量)を入れた。これに続いて、テトラヒドロフラン(5mL)中のメチル2-[6-(4-ベンジルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル]酢酸塩(1.0g、3.01mmol、1.00当量)の溶液を、0℃で5分間撹拌しながら滴下で添加した。得られた溶液を、25℃で10時間撹拌した。次いで、反応物を、0℃で撹拌しながら、水(3mL)、水酸化ナトリウム水溶液(5%)、水(3mL)を添加することによってクエンチした。固体を濾過によって集めた。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(v:v=1:10)でシリカゲルカラム上に適用した。これにより、750mg(81%)の2-[6-(4-ベンジルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル]エタン-1-オールを淡い黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、2-[6-(4-ベンジルピペラジン-1-イル)ピリジン-3-イル]エタン-1-オール(750g、2.5mmol、1.00当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)、水素化ナトリウム(60%)(200mg、8.4mmol、2.00当量)を0℃で入れた。得られた溶液を、0℃で0.5時間撹拌した。これに続いて、0℃で撹拌しながら、3-ブロモプロプ-1-イン(390mg、3.3mmol、1.30当量)を滴下で添加した。得られた溶液を、25℃でさらに12時間撹拌しながら反応させた。次いで、反応物を、0℃の水(20mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を、酢酸エチル(20mL×2)で抽出し、有機層を合わせた。混合物を、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(v:v=1:3)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、602mg(71%)の1-ベンジル-4-[5-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)エチル]ピリジン-2-イル]ピペラジンを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した25mLの密封チューブに、1-ベンジル-4-[5-[2-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)エチル]ピリジン-2-イル]ピペラジン(1.0g、3.00mmol、1.00当量)、テトラヒドロフラン(15mL)、ピナコールボラン(2mL)、ZrCp2HCl(0.077g、0.10当量)、トリエチルアミン(0.030g、0.10当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、70℃で12時間撹拌した。次いで、反応物を、水(5mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(10mL×2)で抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(v:v=10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.05g(75%)の1-ベンジル-4-[5-(2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エチル)ピリジン-2-イル]ピペラジンをオレンジ色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、1-ベンジル-4-[5-(2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エチル)ピリジン-2-イル]ピペラジン(928mg、2.00mmol、1.00当量)、ジクロロメタン(25mL)を入れた。これに続いて、クロロギ酸1-クロロエチル(568.0mg、3.97mmol、2.00当量)を、0℃で撹拌しながら滴下で添加した。得られた溶液を、25℃で1時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。エチルアルコール(5mL)を添加した。温度を油浴中で80℃に維持しながら、得られた溶液をさらに2時間撹拌しながら反応させた。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、0.71g(95%)の1-[5-(2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エチル)ピリジン-2-イル]ピペラジンを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した100mLの三口丸底フラスコに、ジクロロメタン中のN-(2-アミノエチル)-N-(2-クロロエチル)-5-(2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エチル)ピリジン-2-アミン(410mg、1.00mmol、1.00当量)を入れて、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(645mg、4.99mmol、5.00当量)、およびtert-ブチル2-ブロモ酢酸塩(585mg、3.00mmol、3.00当量)を添加した。得られた溶液を25℃で12時間撹拌した。得られた混合物を、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(v:v=10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、0.32g(66%)のtert-ブチル2-[4-[5-(2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エチル)ピリジン-2-イル]ピペラジン-1-イル]酢酸塩を黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した25mLの密封チューブに、ジオキサン/水(v:v=4:1)中の2-6-アミノ-5-[8-(2-ブロモピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イルフェノール(158mg、0.35mmol、1.00当量)を入れて、tert-ブチル2-[4-[5-(2-[[(2E)-3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エチル)ピリジン-2-イル]ピペラジン-1-イル]酢酸塩(205mg、0.42mmol、1.20当量)、炭酸カリウム(145mg、1.05mmol、3.00当量)、およびPd(dppf)Cl2(12mg、0.02mmol、0.05当量)を添加した。得られた溶液を、油浴中で、80℃で3時間撹拌した。反応混合物を、25℃に冷却した。次いで、反応物を、水(5mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(20mL×2)で抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(v:v=10:1)でシリカゲルカラム上に適用した。これにより、0.16g(63%)のtert-ブチル2-[4-[5-(2-[[(2E)-3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エチル)ピリジン-2-イル]ピペラジン-1-イル]酢酸塩を淡い黄色の固体として得た。
他の実施例について上に記載される手順、ならびに当業者によって理解される手順を使用して、以下のスキームに従って、tert-ブチル2-[4-[5-(2-[[(2E)-3-(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]エチル)ピリジン-2-イル]ピペラジン-1-イル]酢酸塩を、最終化合物(2S,4R)-1-((2S)-2-(2-(4-(5-(2-(3-(4-(3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)プロポキシ)エチル)ピリジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)アセトアミド)-3,3-ジメチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)ピロリジン-2-カルボキサミドに変換した。
100mLの丸底フラスコに、ベンジル3-ヒドロキシアゼチジン-1-カルボキシレート(3.11g、15.01mmol、1.00当量)、ジクロロメタン(30mL)、2-ブロモ酢酸tert-ブチル(4.37g、22.40mmol、1.50当量)、水酸化ナトリウム(37%水溶液)(30mL)、およびTBAC(4.17g、1.00当量)を0℃で入れた。得られた溶液を、25℃で3時間撹拌した。得られた溶液をジクロロメタン(2×30mL)で抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1/5)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、3.6g(75%)のベンジル3-[2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエトキシ]アゼチジン-1-カルボキシレートを無色の油として得た。
250mLの丸底フラスコに、ベンジル3-[2-(tert-ブトキシ)-2-オキソエトキシ]アゼチジン-1-カルボキシレート(3.22g、10.02mmol、1.00当量)、エタノール(100mL)、炭素上のパラジウム(0.322g)を入れた。得られた溶液を25℃においてH2雰囲気下で12時間撹拌した。固体を濾過によって集めた。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、1.75g(93%)のtert-ブチル2-(アゼチジン-3-イルオキシ)酢酸塩を無色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、tert-ブチル2-(アゼチジン-3-イルオキシ)酢酸塩(374mg、2.00mmol、1.00当量)、N,N-ジメチルホルムアミド(15mL)、炭酸カリウム(828mg、5.99mmol、3.00当量)、および1,2-ジブロモエタン(1.86g、9.90mmol、5.00当量)を入れた。得られた溶液を25℃で12時間撹拌した。次いで、反応物を、水(10mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を、酢酸エチル(2×20mL)で抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1/3)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、80mg(14%)のtert-ブチル2-[[1-(2-ブロモエチル)アゼチジン-3-イル]オキシ]酢酸塩を無色の油として得た。
他の実施例について上に記載される手順、ならびに当業者に明らかである手順を使用して、tert-ブチル2-[[1-(2-ブロモエチル)アゼチジン-3-イル]オキシ]酢酸塩を、最終化合物(2S,4R)-1-((2S)-2-(2-((1-(2-(4-(3-(4-(3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)プロピル)ピペラジン-1-イル)エチル)アゼチジン-3-イル)オキシ)アセトアミド)-3,3-ジメチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドに変換した。
例示的な化合物51の例示的な合成
例示的な化合物51を、上に記載される実施例(例えば、例示的な化合物37)からの手順、および当業者によって理解される手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物52の例示的な合成
例示的な化合物52を、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物53の例示的な合成
例示的な化合物53を、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物54および例示的な化合物55の例示的な合成
工程1
100mLの丸底フラスコに、2-(3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸(2.1g、10.5mmol、1.00当量)、エタノール(20.0g、434mmol、41.2当量)、硫酸(2.0g、20.4mmol、1.9当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、70℃で12時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、1.9g(79%)のエチル2-(3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエートを白色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、エチル2-(3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエート(1.9g、8.4mmol、1.0当量)および塩化スルフリル(20mL)を入れた。得られた溶液を、室温で一晩撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。次いで、反応を30mLの水の添加によりクエンチさせた。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.5g(69%)のエチル2-(4-クロロ-3-メトキシ-1、2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエートを黄色の油として得た。
50mLの丸底フラスコに、メタノール/H2O(5/5mL)中のエチル2-(4-クロロ-3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエート(1.5g、5.7mmol、1.0当量)の溶液、および水酸化リチウム(300mg、12.5mmol、2.2当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、50℃で一晩撹拌した。溶液のpH値を、1M HClで6に調整した。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、真空下で濃縮した。以下の条件の分取HPLCによって、粗生成物を精製した:カラム;移動相、カラム:XBridge Prep C18 OBD Column、5um、19*150mm;移動相A:水(0.1%FA)、移動相B:ACN、流速:20mL/分、勾配:8分間で34%B~48%B、220nm。これにより、300mg(22.4%)の2-(4-クロロ-3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸を白色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中の2-(4-クロロ-3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸(260mg、1.1mmol、1.0当量)の溶液、N,N,N’,N’-テトラメチル-O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(360mg、1.0mmol、0.9当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(350mg、2.7mmol、2.4当量)、および(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(350mg、1.1mmol、1.0当量)を入れた。得られた溶液を室温で30分間撹拌した。次いで、反応を30mLの水の添加によりクエンチさせた。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、275mg(45%)の(2S,4R)-1-[2-(4-クロロ-3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを白色の固体として得た。
50mLの丸底フラスコに、(2S,4R)-1-[2-(4-クロロ-3-メトキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(275mg、0.5mmol、1.0当量)およびジオキサン(25mL)中の4M塩化水素溶液を入れた。得られた溶液を、油浴中で、60℃で96時間撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、259mg(97%)の(2S,4R)-1-[2-(4-クロロ-3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを黄色の固体として得た。
以下のスキームに従って、かつ上記の前述の実施例について記載される手順を使用して、(2S,4R)-1-[2-(4-クロロ-3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを、最終化合物(2S,4R)-1-((2S)-2-(3-(2-(4-(2-((4-(3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)エチル)ピペラジン-1-イル)エトキシ)-4-クロロイソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドおよび(2S,4R)-1-((2R)-2-(3-(2-(4-(2-((4-(3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)エチル)ピペラジン-1-イル)エトキシ)-4-クロロイソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドに変換した。
250mLの丸底フラスコに、エタノール(100mL)中の3-(ベンジルオキシ)シクロブタン-1-オン(6.0g、34.05mmol、1.0当量)の溶液を入れた。これに続いて、0℃で、水素化ホウ素ナトリウム(1.25g、33.94mmol、1.00当量)を数回に分けて添加した。得られた溶液を、0℃で3時間撹拌した。次いで、反応物を、水(100mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(50mL×2)で抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。これにより、6.0g(99%)の(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブタン-1-オールを淡い黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した500mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(100mL)中の(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブタン-1-オール(8.0g、44.89mmol、1.10当量)の溶液を入れた。続いて、水素化ナトリウム(60%)(2.15g、89.58mmol、1.20当量)を0℃で数回に分けて添加した。これに、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(70.0g、39.78mmol、1.00当量)を添加した。得られた溶液を、室温で一晩撹拌した。次いで、反応物を、水/氷を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(80mL×2)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(80mL×2)で洗浄した。結果として生じる混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、7.0g(53%)の4-ブロモ-2-[(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジンを淡い黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した500mLの丸底フラスコに、トルエン(200mL)中の4-ブロモ-2-[(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジン(8.4g、25.13mmol、1.30当量)の溶液、tert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(4.11g、19.36mmol、1.00当量)、tert-ブトキシドナトリウム(3.2g、33.2mmol、1.5当量)、キサントホス(2.32g、4.01mmol、0.20当量)、およびPd2(dba)3CH2Cl2(430.0mg、0.40mmol、0.02当量)を入れた。得られた溶液を100℃で一晩撹拌した。次いで、反応物を、水(100mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し(80mL×2)、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(100mL×2)で洗浄した。混合物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、8.0g(89%)のtert-ブチル8-[2-[(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを淡い黄色の油として得た。
150mLのエタノール中のtert-ブチル8-[2-[(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(7.0g、15.03mmol、1.00当量)の溶液に、水酸化パラジウム(7.0g、49.85mmol、3.32当量)および酢酸(2mL)を、250mLの丸底フラスコ中で窒素雰囲気下で添加した。次いで、フラスコを真空化し、水素でフラッシュした。反応混合物を、水素バルーンを使用して水素雰囲気下で、50℃で3日間水素化し、次いで、セライトパッドを通して濾過し、減圧下で濃縮した。これにより、5.4g(96%)のtert-ブチル8-[2-[(1s,3s)-3-ヒドロキシシクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを淡い黄色の脂として得た。
100mLの丸底フラスコに、酢酸エチルおよびメタノール(10:1)(50mL)の混合溶媒中のtert-ブチル8-[2-[(1s,3s)-3-ヒドロキシシクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(5.0g、13.32mmol、1.00当量)の溶液を入れた。塩化水素(ガス)を溶液に通した。得られた混合物を室温で3時間撹拌し、減圧下で濃縮した。これにより、4.0g(96%)の(1s,3s)-3-[(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]シクロブタン-1-オール塩酸塩を灰色がかった白色の固体として得た。
窒素の不活性雰囲気でパージし、維持した20mLの圧力タンク反応器に、ジメチルスルホキシド(10mL)中の(1s,3s)-3-[(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]シクロブタン-1-オール塩酸塩(1.0g、3.21mmol、1.00当量)の溶液を入れた。次いで、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(5mL)および4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(3.01g、14.44mmol、4.00当量)を添加した。得られた溶液を130℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を、水(50mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(3×30mL)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(3×50mL)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、490mg(38%)の(1s,3s)-3-([4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]オキシ)シクロブタン-1-オールを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した20mLの圧力タンク反応器に、ジオキサンと水(4:1)の混合溶媒(15mL)中の(1s,3s)-3-([4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]オキシ)シクロブタン-1-オール(800mg、1.99mmol、1.00当量)の溶液、[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ボロン酸(544mg、2.99mmol、1.50当量)、炭酸カリウム(824mg、6.0mmol、3.00当量)、およびPd(PPh3)4(230mg、0.20mmol、0.10当量)を入れた。得られた溶液を90℃で2時間撹拌した。次いで、反応物を、水(30mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(50mL×2)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(50mL×2)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、820mg(82%)の(1s,3s)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブタン-1-オールを黄色の固体として得た。
不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの三口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(蒸留)(30mL)中のトリフェニルホスフィン(351mg、1.34mmol、2.00当量)の溶液を入れた。これに続いて、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(270mg、1.34mmol、2.00当量)を、0℃で撹拌しながら滴下で添加し、白色の沈殿物が出現した。これに、(1s,3s)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブタン-1-オール(338mg、0.67mmol、1.00当量)および6-ブロモピリジン-3-オール(232mg、1.33mmol、1.50当量)を0℃で添加した。得られた溶液を50℃で一晩撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、389mg(88%)の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-[(6-ブロモピリジン-3-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミンを黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した20mLの圧力タンク反応器に、ジオキサンと水(3:1)の混合溶媒(8mL)中の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-[(6-ブロモピリジン-3-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(155mg、0.23mmol、1.00当量)の溶液、tert-ブチルジメチル{[3-(テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ}シラン(140mg、0.47mmol、2.00当量)、炭酸カリウム(95mg、0.69mmol、0.15当量)、Pd(PPh3)4Cl2CH2Cl2(28mg、0.03mmol、2.00当量)を入れた。得られた溶液を80℃で1時間撹拌した。次いで、反応物を、水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(30mL×2)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、130mg(74%)の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-[(6-[3-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]プロパ-1-エン-1-イル]ピリジン-3-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミンを淡い黄色の油として得た。
25mLの丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(2mL)中の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-[(6-[3-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]プロパ-1-エン-1-イル]ピリジン-3-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(120mg、0.16mmol、1.00当量)の溶液、フッ化テトラブチルアンモニウム(テトラヒドロフラン中1M)(3.2mL、2.00当量)を入れた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。次いで、反応を、水の添加により停止させた。得られた溶液を、酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。粗生成物を、以下の条件を用いて、フラッシュ分取HPLC(CombiFlash(登録商標)-1)によってさらに精製した。カラム、C18シリカゲル;移動相、水中のACN、30分以内に0%ACNが40%ACNに増加;検出器、UV220nm。これにより、70mg(69%)の3-[5-[(1r,3r)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-エン-1-オールを淡い黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの三口丸底フラスコに、テトラヒドロフラン(20mL)中のトリブチルホスフィン(149mg、0.74mmol、10.00当量)の溶液を入れた。これに続いて、テトラヒドロフラン(5mL)中のテトラメチルアゾジカルボキサミド(126mg、0.73mmol、10.00当量)の溶液を、-5℃で、撹拌しながら滴下で添加した。この混合物に、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(42mg、0.09mmol、1.20当量)、および(2E)-3-[5-[(1r,3r)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-エン-1-オール(47mg、0.07mmol、1.00当量)を添加した。得られた溶液を50℃で一晩撹拌した。次いで、反応物を、水を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(50mL)で洗浄した。有機相を減圧下で蒸発させ、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、32mg(39%)の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]-1-[3-メチル-2-(3-[[(2E)-3-[5-[(1r,3r)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)ブタノイル]ピロリジン-2-カルボキサミドを淡い黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した25mLの丸底フラスコに、メタノール(3mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]-1-(3-メチル-2-[3-[(3-[5-[(1r,3r)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-エン-1-イル)オキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミド(23mg、0.02mmol、1.00当量)の溶液および37%塩酸(1.5mL)を入れた。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を、水/氷浴で0℃に冷却した。溶液のpH値を、NH4HCO3で7に調整した。得られた溶液をジクロロメタン(30mL×3)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(50mL×3)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。以下の条件の分取HPLCによって、粗生成物を精製した:カラム、XBridge Prep C18 OBDカラム、5um、19*150mm;移動相、水(10mmoL/LのNH4HCO3)およびACN(41.0%ACN、8分間で最大62.0%);検出器、UV254nm。これにより、8.1mg(37%)の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]-1-(3-メチル-2-[3-[(3-[5-[(1r,3r)-3-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-エン-1-イル)オキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミドを淡い黄色の固体として得た。
例示的な化合物57の例示的な合成
例示的な化合物57を、他の例示的な化合物の生成について上に記載される手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
ジオキサン(300mL)および水(300mL)中の2-ピペラジン-1-イルエタノール(60g、460mmol、1当量)、重炭酸ナトリウム(116g、1.38mol、3当量)の溶液に、炭酸ベンジル(2,5-ジオキソピロリジン-1-イル)(137g、553mmol、1.2当量)を0℃で添加した。次いで、反応混合物を、20℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(300mL)で希釈し、次いで、酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して残渣を得た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:メタノール=500:1~100:1)によって精製した。化合物ベンジル4-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン-1-カルボキシレート(74g、279mmol、収率60%)を淡い黄色の油として得た。
ジメチルホルムアミド(240mL)中の水素化ナトリウム(6.26g、156mmol、1.3当量)の溶液に、ベンジル4-(2-ヒドロキシエチル)ピペラジン-1-カルボキシレート(35g、132mmol、1.1当量)を0℃で0.5時間添加した。次いで、4-ブロモ-2-フルオロ-ピリジン(21.18g、120mmol、1当量)を反応物中に添加し、25℃で1時間撹拌した。反応混合物を、飽和塩化アンモニウム溶液(500mL)を添加することによってクエンチし、次いで、酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して残渣を得た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=1:0~200:1)によって精製した。化合物ベンジル4-[2-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(39.2g、92mmol、収率76%)を淡い黄色の固体として得た。
バイアルに、ベンジル4-[2-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(18.15g、43mmol、1当量)、tert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(11g、51mmol、1.2当量)、[2-(2-アミノフェニル)フェニル]-クロロ-パラジウムジシクロヘキシル-[2-(2,6-ジイソプロポキシフェニル)フェニル]ホスファン(1.68g、2.16mmol、0.05当量)、炭酸セシウム(28.14g、86.36mmol、2当量)を充填し、トルエン(350mL)に添加した。混合物を、窒素で5分間パージし、次いで、110℃に12時間加熱した。反応混合物を水(200mL)で希釈し、酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して残渣を得た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10:1~0:1)によって精製した。Tert-ブチル8-[2-[2-(4-ベンジルオキシカルボニルピペラジン-1-イル)エトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(18.37g、31.30mmol、収率72%)を淡い黄色の固体として得た。
メタノール(150mL)中のtert-ブチル8-[2-[2-(4-ベンジルオキシカルボニルピペラジン-1-イル)エトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(18.3g、33.17mmol、1当量)の混合物に、塩酸/メタノール(4M、360mL、43.41当量)を添加した。次いで、反応混合物を、25℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、精製することなく化合物を得た。化合物ベンジル4-[2-[[4-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)-2-ピリジル]オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(19g、粗製)を黄色の固体として得た。
ジメチルスルホキシド(190mL)中のベンジル4-[2-[[4-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)-2-ピリジル]オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(19g、42.08mmol、1当量)、4-ブロモ-6-クロロ-ピリダジン-3-アミン(10.52g、50.49mmol、1.2当量)の混合物に、ジイソプロピルエチルアミン(54.38g、420.76mmol、10当量)を添加した。次いで、反応混合物を、130℃で5時間撹拌した。反応混合物を、水(600mL)を添加することによってクエンチし、次いで酢酸エチル(150mL)で希釈し、酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(150mL×5)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=1:1~ジクロロメタン:メタノール=50:1)によって精製した。化合物ベンジル4-[2-[[4-[3-(3-アミノ-6-クロロ-ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(12.6g、21mmol、収率50%)を淡い黄色の固体として得た。
ジオキサン(160mL)および水(25mL)中のベンジル4-[2-[[4-[3-(3-アミノ-6-クロロ-ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(10.6g、18.30mmol、1当量)、(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(5.05g、36.61mmol、2当量)の混合物に、テトラキス[トリフェニルホスフィン]パラジウム(0)(2.12g、1.83mmol、0.1当量)および炭酸カリウム(5.06g、36.61mmol、2当量)を添加した。次いで、反応混合物を、110℃で2時間撹拌した。反応混合物を、水(200mL)で希釈し、次いで、酢酸エチル(200mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(150mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、分取HPLC(塩基条件:カラム:Phenomenex Gemini C18 250*50mm*10um;移動相:[水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-アセトニトリル];B%:50%~80%、20分 60%分)によって精製し、所望の化合物を得た。化合物ベンジル4-[2-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(7g、10.22mmol、収率55%)を黄色の固体として得た。
テトラヒドロフラン(100mL)中のベンジル4-[2-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(7g、10.99mmol、1当量)の溶液に、活性化炭素触媒上の水酸化パラジウム(0.7g、0.49mmol、0.04当量)を窒素下で添加した。次いで、反応混合物を水素(50Psi)下で、60℃において48時間撹拌した。次いで、150mLのエチルアルコールを反応混合物に添加した。反応混合物を濾過し、減圧下で濃縮して、2-[6-アミノ-5-[8-[2-(2-ピペラジン-1-イルエトキシ)-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル]フェノール(5g、9.68mmol、収率88%)を得た。
N,N-ジメチルホルムアミド(40mL)中のメチル2-(3-ヒドロキシイソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタノエート(3.5g、17.57mmol、1当量)の溶液に、2-ブロモ-1,1-ジエトキシ-エタン(5.19g、26.35mmol、1.5当量)および炭酸カリウム(4.86g、35.14mmol、2当量)を添加した。反応混合物を70℃で12時間撹拌した。反応混合物を、水50mLを添加することによってクエンチし、次いで水100mLで希釈し、酢酸エチル(80mL×3)で抽出した。合わせた有機層を生理食塩水(100mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1~50:1)によって精製した。所望の化合物メチル2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(4.38g、12.50mmol、収率71%)を無色の油として得た。
メタノール(30mL)および水(15mL)中のメチル2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(4.38g、12.5mmol、1当量)の溶液に、水酸化リチウム一水和物(2.10g、50mmol、4当量)を添加した。反応混合物を、40℃で2時間撹拌した。pHを、1M塩化水素で4~5に調整し、反応混合物を酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(4g、粗製)を無色の油として得た。
N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中の2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(3.84g、11.99mmol、1当量)の溶液に、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(5.47g、14.38mmol、1.2当量)を添加した。反応混合物を、20℃で0.5時間撹拌した。次いで、混合物に、N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド塩酸塩(4.41g、11.99mmol、1当量)およびトリエチルアミン(3.64g、35.96mmol、5mL、3当量)の溶液を添加した。反応混合物を、20℃で0.15時間撹拌した。反応混合物を、水(30mL)を添加することによってクエンチし、次いで水(80mL)で希釈し、酢酸エチル(60mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:1~50:1)によって精製した。所望の化合物(2S,4R)-1-[2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(7g、10.96mmol、収率91%)を白色の固体として得た。
(2S,4R)-1-[2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(7g、11.39mmol、1当量)をSFCによって分離した。条件は、カラム:DAICEL CHIRALPAK AD(250mm*30mm、10um);移動相:[0.1%NH3H2O IPA];B%:35%~35%、2.4分:550分。(2S,4R)-1-[(2S)-2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(3.2g、5.08mmol、収率89%)および(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチ
ル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(2.67g、4.17mmol、収率73%)を白色の固体として得た。
(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(2g、3.25mmol、1当量)のテトラヒドロフラン(40mL)溶液に、を硫酸(1M、40mL、12.3当量)を添加した。溶液を、50℃に7時間加熱した。溶液を20℃に冷却し、飽和重炭酸ナトリウム溶液でpH=8までクエンチした。混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、混合物を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。粗生成物を、次の工程で直接使用した。(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[(2R)-3-メチル-2-[3-(2-オキソエトキシ)イソキサゾール-5-イル]ブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(1.7g、2.52mmol、収率77%)を白色の固体として得た。
メタノール(15mL)およびジクロロメタン(5mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[(2R)-3-メチル-2-[3-(2-オキソエトキシ)イソキサゾール-5-イル]ブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(930mg、1.38mmol、1当量)および2-[6-アミノ-5-[8-[2-(2-ピペラジン-1-イルエトキシ)-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル]フェノール(691mg、1.38mmol、1当量)の溶液に、酢酸(82mg、1.38mmol、1当量)を添加した。溶液を、30℃で0.5時間撹拌した。次いで、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(129mg、2.06mmol、1.5当量)を溶液に添加し、30℃で7時間撹拌した。溶媒を、真空中で除去し、粗生成物を、分取HPLC(カラム:Phenomenex Synergi Max-RP 250*50mm*10um;移動相:[水(10mM NH4HCO3)-ACN];B%:45ACN%~75ACN%、28分、78%分)によって精製した。(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[2-[4-[2-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]エチル]ピペラジン-1-イル]エトキシ]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(840mg、0.8mmol、収率58%、純度98%)を白色の固体として得た。
他の実施例について上に記載される手順を使用して、以下のスキームに記載されるように調製した。
500mLの丸底フラスコに、EtOH(200mL)中の1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エタン-1-オン(10g、49.99mmol、1当量)の溶液に、水(80mL)中の水素化ホウ素ナトリウム(4g、105.73mmol、2.11当量)を室温で添加した。得られた混合物を、室温で30分間撹拌した。混合物を、真空下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出して、1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エタン-1-オール(9.2g、91%)を黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(30mL)中の1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エタン-1-オール(2g、9.90mmol、1当量)およびトリエチルアミン(3g、0.03mmol)の溶液に、メタンスルホニルクロリド(1.3g、11.35mmol、1.15当量)を0℃で添加した。得られた混合物を、室温で16時間撹拌した。得られた混合物を、ジクロロメタン(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。濾過した後、濾液を減圧下で濃縮した。これにより、1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エチルメタンスルホネート(1.6g、23%)を黄色の固体として得た。
25mLの密封チューブに、1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エチルメタンスルホネート(1.4g、1.2当量)、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-アミン(350mg、1当量)、および炭酸カリウム(490mg、3.0当量)を、N,N-ジメチルホルムアミド(15mL)に室温で添加した。得られた混合物を、窒素雰囲気下で、60℃で2時間撹拌した。水層をジクロロメタン(50mL×3)で抽出した。残渣を、ブライン(20mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。濾過した後、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、ジクロロメタン/メチルアルコール(10:1)で溶出して、4-[1-[1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(90mg、16%)を黄色の固体として得た。
上記の他の実施例について記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、4-[1-[1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミンを最終化合物に変換した。
ジメチルホルムアミド(3mL)中の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-アミン(300mg、1.01mmol、1当量)、1-ブロモ-2-(2-ブロモエトキシ)エタン(702mg、3.03mmol、3当量)の混合物に、炭酸カリウム(418mg、3.03mmol、3当量)を添加した。次いで、反応混合物を70℃で2時間撹拌した。水(10mL)を添加し、反応混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(15mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)によって残渣を精製した。4-[1-[2-(2-ブロモエトキシ)エチル]ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(100mg、0.22mmol、収率22%)を黄色の油として得た。
アセトニトリル(2mL)中の4-[1-[2-(2-ブロモエトキシ)エチル]ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(100mg、0.22mmol、1当量)およびtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(83mg、0.44mmol、2当量)の溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(86.49mg、0.66mmol、3当量)を添加した。次いで、反応混合物を100℃で12時間撹拌した。水(5mL)を添加し、反応混合物を酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して残渣を得た。分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)によって残渣を精製した。化合物tert-ブチル4-[2-[2-[4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]ピラゾール-1-イル]エトキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレート(93mg、0.15mmol、収率71%)を黄色の固体として得た。
上記の他の実施例について記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、tert-ブチル4-[2-[2-[4-[3-アミノ-6-[2-(メトキメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]ピラゾール-1-イル]エトキシ]エチル]ピペラジン-1-カルボキシレートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物165および124を、類似の手順を使用して調製した。
テトラヒドロフラン(200mL)中のピリジン-4-オール(3.20g、33.66mmol、1.5当量)および3-ベンジルオキシシクロブタノール(4g、22.44mmol、1当量)の溶液に、トリフェニルホスフィン(7.06g、26.93mmol、1.2当量)およびアゾジカルボン酸ジイソプロピル(5.45g、26.93mmol、1.2当量)を、窒素下、10℃で一度に添加した。混合物を50℃で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、テトラヒドロフランを除去した。水(50mL)を混合物に注ぎ、1分間撹拌した。水層をジクロロメタン(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮させた。残基をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:テトラヒドロフラン=20:1、5:1)によって精製した。残渣を、フラッシュC18カラムクロマトグラフィー[アセトニトリル:水(0.5%水酸化アンモニウム)=5%~50%]によって精製した。化合物4-(3-ベンジルオキシシクロブトキシ)ピリジン(3.2g、12.53mmol、収率55%)を白色の固体として得た。
トルエン(65mL)中の4-(3-ベンジルオキシシクロブトキシ)ピリジン(4.2g、16.45mmol、1当量)の溶液に、臭化ベンジル(2.81g、16.45mmol、1当量)を添加した。混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、トルエンを除去した。粗生成物を石油エーテル(80mL)で粉砕した。化合物1-ベンジル-4-(3-ベンジルオキシシクロブトキシ)ピリジン-1-臭化イウム(6.5g、15.25mmol、収率92%)を白色の固体として得た。
エタノール(120mL)中の1-ベンジル-4-(3-ベンジルオキシシクロブトキシ)ピリジン-1-イウムブロミド(6.5g、15.25mmol、1当量)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(3.46g、91.47mmol、6当量)を0℃で添加した。混合物を15℃で4時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、エタノールを除去した。残渣を水(25mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層を飽和ブライン(40mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。化合物1-ベンジル-4-(3-ベンジルオキシシクロブトキシ)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン(4.5g、12.88mmol、収率84%)を無色の油として得た。
テトラヒドロフラン(95mL)およびエタノール(70mL)中の1-ベンジル-4-(3-ベンジルオキシシクロブトキシ)-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン(4.5g、12.88mmol、1当量)の溶液に、パラジウム活性炭素触媒(0.5g、純度10%)を窒素雰囲気下で添加した。懸濁液を脱気し、水素で3回パージした。混合物を、水素(50Psi)下で、25℃で24時間撹拌し、次いで、35℃で12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール:水酸化アンモニウム=20:1:0、10:1:0.1)によって精製した。化合物3-[(1-ベンジル-4-ピペリジル)オキシ]シクロブタノール(2.8g、10.71mmol、収率83%)を、無色の油として得た。
メタノール(10mL)中の3-[(1-ベンジル-4-ピペリジル)オキシ]シクロブタノール(1.1g、4.21mmol、1当量)の溶液に、水酸化パラジウム(591mg)およびジ-tert-ブチルジカーボネートエステル(1.84g、8.42mmol、2当量)を窒素雰囲気下で添加した。懸濁液を脱気し、水素で3回パージした。混合物を、水素(50psi)下で、25℃で12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、フィルターを濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=20:1~2:1)によって精製した。化合物tert-ブチル4-(3-ヒドロキシシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(820mg、3.02mmol、収率71%)を無色の油として得た。
アセトニトリル(10mL)中tert-ブチル4-(3-ヒドロキシシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(1g、3.69mmol、1当量)、4-ブロモ-2-フルオロ-ピリジン(778mg、4.42mmol、1.2当量)、炭酸セシウム(2.40g、7.37mmol、2当量)の混合物を脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下、90℃で12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~10:1)によって精製した。化合物tert-ブチル4-[3-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(1.36g、3.18mmol、収率86%)を無色の油として得た。
ジクロロメタン(140mL)中のtert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-カルボキシレート(10g、47.11mmol、1当量)の溶液に、CbzCl(9.64g、56.53mmol、8.04mL、1.2当量)およびトリエチルアミン(8.58g、84.79mmol、11.80mL、1.8当量)を添加した。混合物を20℃で20時間撹拌した。TLC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)は、反応物1が完全に消費されていないことを示したため、CbzCl(1.61g、9.42mmol、1.34mL、0.2当量)を再び添加した。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(80mL)で2回洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~4:1)によって精製した。化合物8-ベンジル3-(tert-ブチル)3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3,8-ジカルボキシレート(11.48g、33.14mmol、収率70%)を無色の油として得た。
ジクロロメタン(80mL)中の8-ベンジル3-(tert-ブチル)3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3,8-ジカルボキシレート(6.20g、17.90mmol、1当量)の溶液に、トリフルオロ酢酸(12.32g、108.05mmol、8.00mL、6.04当量)を添加した。混合物を20℃で2時間撹拌した。反応混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液でpH=8まで調整し、クロロホルムおよびイソプロパノール(80mL×3、5:1)で抽出した。合わせた層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、ベンジル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(4.7g、17.68mmol、収率98%、純度92%)を黄色の油として得た。
トルエン(27mL)中のベンジル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(784mg、3.18mmol、1当量)、tert-ブチル4-[3-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(1.36g、3.18mmol、1当量)、[2-(2-アミノフェニル)フェニル]-クロロパラジウム;ジシクロヘキシル-[2-(2,6-ジイソプロポキシフェニル)フェニル]ホスファン(148mg、0.19mmol、0.06当量)、および炭酸セシウム(2.07g、6.37mmol、2当量)の混合物を脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下で、110℃で12時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(40mL)で2回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~1:1)によって精製した。化合物8-[2-[3-[(1-tert-ブトキシカルボニル-4-ピペリジル)オキシ]シクロブトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(1.35g、2.28mmol、収率71%)を無色の油として得た。
テトラヒドロフラン(27mL)およびエタノール(27mL)の混合物中のベンジル8-[2-[3-[(1-tert-ブトキシカルボニル-4-ピペリジル)オキシ]シクロブトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(1.35g、2.28mmol、1当量)の溶液に、水酸化パラジウム活性炭素触媒(320mg、純度10%)を窒素下で添加した。懸濁液を真空下で脱気し、水素で数回パージした。混合物を、水素(50psi)下で、60℃で12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。化合物tert-ブチル4-[3-[[4-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(932mg、2.03mmol、収率89%)を茶色の固体として得た。
ジメチルスルホキシド(30mL)中のtert-ブチル4-[3-[[4-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(932mg、2.03mmol、1当量)、4-ブロモ-6-クロロ-ピリダジン-3-アミン(508mg、2.44mmol、1.2当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.63g、20.32mmol、3.54mL、10当量)の混合物を脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下で、130℃で3時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL)で2回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(30mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得た。残渣を半分取逆相HPLC(カラム:[Phenomenex Gemini C18 250*50 10um;移動相:[水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-ACN];B%:45%~70%、24分;53%分)によって精製した。化合物tert-ブチル4-[3-[[4-[3-(3-アミノ-6-クロロ-ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(772mg、1.32mmol、収率64%)を黄色の油として得た。
ジオキサン(12mL)および水(2mL)の混合物中のtert-ブチル4-[3-[[4-[3-(3-アミノ-6-クロロ-ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(772mg、1.32mmol、1当量)、(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(218mg、1.58mmol、1.2当量)、テトラキス[トリフェニルホスフィン]パラジウム(0)(152mg、0.13mmol、0.1当量)、炭酸カリウム(364mg、2.63mmol、2当量)の混合物を脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下で、90℃で10時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、粗生成物を得た。残渣を半分取逆相HPLC(カラム:[Kromasil 250*50mm*10um;移動相:[水(0.1%トリフルオロ酢酸)-ACN];B%:20ACN%~50ACN%、20分)によって精製した。化合物tert-ブチル-4-[3-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(500mg、0.71mmol、収率54%、純度91%)を黄色の固体として得た。
ジクロロメタン(5mL)中のtert-ブチル4-[3-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(500mg、0.78mmol、1当量)の溶液に、塩酸/ジオキサン(4M、5mL、25.75当量)を添加した。混合物を20℃で2時間撹拌した。混合物を濃縮して、粗生成物を得た。化合物2-[6-アミノ-5-[8-[2-[3-(4-ピペリジルオキシ)シクロブトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル]フェノール(500mg、粗製、三塩酸塩)を黄色の固体として得た。
ジクロロメタン(16mL)およびメタノール(16mL)の混合物中の2-[6-アミノ-5-[8-[2-[3-(4-ピペリジルオキシ)シクロブトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル]フェノール三塩酸塩(400mg、612umol、1当量)および(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[(2R)-3-メチル-2-[3-(2-オキソエトキシ)イソキサゾール-5-イル]ブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(331mg、0.61mmol、1当量)の溶液に、酢酸ナトリウム(201mg、2.45mmol、4当量)を添加し、次いで、pH=6まで酢酸を添加し、次いで、シアノ水素化ホウ素(192mg、3.06mmol、5当量)を添加した。混合物を20℃で10時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で希釈し、ジクロロメタン(20mL)で3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得、これを半分取逆相HPLC(カラム:Phenomenex Synergi C18 150*25*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN]B%:18%~48%、9分)によって精製した。(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[2-[4-[3-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]-1-ピペリジル]エトキシ]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドビストリフルオロ酢酸塩(321mg、0.28mmol、収率45%)を灰色がかった白色の固体として得た。
例示的な化合物63および146を、類似の手順を使用して調製した。
水(500mL)中のNaOH(10g、0.250mol、2.7当量)の撹拌溶液に、ベンジルアルコール(10g、92.47mmol、1当量)、1,4-ジブロモブタン(39.93g、184.9mmol、2.00当量)、およびBu4NHSO4(0.78g、2.297mmol、0.02当量)を室温で添加した。得られた混合物を70℃で2時間撹拌し、次いで、ヘキサン(100mL)で希釈した。得られた混合物を3×50mLの水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、PE/EtOAc(10:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。これにより、[(4-ブロモブトキシ)メチル]ベンゼン(10g、44%)を無色の油として得た。
DMF(100mL)中の2-(2-ヒドロキシエトキシ)エタン-1-オール(14.18g、133.7mmol、5当量)の溶液に、水素化ナトリウム(油中60%、2.15g、2.5当量)を窒素雰囲気下で、0℃で添加した。15分後、反応混合物に[(4-ブロモブトキシ)メチル]ベンゼン(6.5g、26.7mmol、1当量)を添加した。得られた混合物を25℃で3時間撹拌し、次いで、水(250mL)を添加することによってクエンチした。得られた混合物をEA(3×200mL)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、PE/EtOAc(60%)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。これにより、2-[2-[4-(ベンジルオキシ)ブトキシ]エトキシ]エタン-1-オール(4g、72%)を無色の油として得た。
DCM溶液(50mL)中の2-[2-[4-(ベンジルオキシ)ブトキシ]エトキシ]エタン-1-オール(2.4g、8.94mmol、1当量)およびDMAP(218mg、1.79mmol、0.2当量)の撹拌溶液に、TsCl(5.1g、26.83mmol、3当量)およびTEA(2.7g、26.83mmol、3当量)を室温で添加した。得られた混合物を40℃で一晩撹拌した。反応混合物を、DCM(100mL)で希釈し、2×50mLのブラインで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、PE/EtOAc(3:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。これにより、2-[2-[4-(ベンジルオキシ)ブトキシ]エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネート(2.4g、64%)を淡い黄色の固体として得た。
100mLのEtOH中の2-[2-[4-(ベンジルオキシ)ブトキシ]エトキシ]エチル4-メチルベンゼン-1-スルホネート(3.5g、8.28mmol、1当量)の溶液に、10%Pd/C(3.5g)およびCH3COOH(0.95mL、15.88mmol、2.01当量)を窒素雰囲気下で添加した。フラスコを真空化し、水素で流した。得られた混合物を、水素バルーンを使用して水素雰囲気下で、40℃で一晩水素化し、次いで、セライトパッドを通して濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、以下の条件下で逆相カラムクロマトグラフィーによって精製した:カラム、C18シリカゲル;移動相、水中のACN、30分間で10%~50%の勾配。これにより、4-(2-[2-[(4-メチルベンゼンスルホニル)オキシ]エトキシ]エトキシ)ブタン-1-オール(2.2g、80%)を無色の油として得た。
アセトン(50mL)中のメチル2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエート(1.5g、7.53mmol、1当量)および4-(2-[2-[(4-メチルベンゼンスルホニル)オキシ]エトキシ]エトキシ)ブタン-1-オール(3.0g、9.04mmol、1.2当量)の撹拌溶液に、Cs2CO3(4.9g、15.04mmol、2.00当量)を、窒素雰囲気下で、室温で添加した。得られた混合物を60℃で4時間撹拌し、次いで、減圧下で濃縮した。残渣を、CH2Cl2/MeOH(10:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製した。これにより、メチル2-(3-[2-[2-(4-ヒドロキシブトキシ)エトキシ]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエート(800mg、30%)を得た。
DCM(20mL)中のメチル2-(3-[2-[2-(4-ヒドロキシブトキシ)エトキシ]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエート(550mg、1.53mmol、1当量)の撹拌溶液に、デスマーチンペルヨージナン(1298mg、3.06mmol、2当量)を0℃で添加した。得られた混合物30℃で2時間撹拌し、次いで、飽和チオ硫酸ナトリウム溶液を添加することによってクエンチした。得られた混合物をDCM(3×20mL)で抽出した。合わせた有機相を飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、分取TLC(CH2Cl2/MeOH 10:1)によって精製して、メチル3-メチル-2-(3-[2-[2-(4-オキソブトキシ)エトキシ]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)ブタノエート(440mg、80%)を淡い黄色の固体として得た。
一連の他の実施例(例えば、例示的な化合物91)について記載されるものと同様の、ならびに当業者に明らかである手順を使用して、以下のスキームに従って、メチル3-メチル-2-(3-[2-[2-(4-オキソブトキシ)エトキシ]エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)ブタノエートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物65、66、71、73、および74を、類似の手順を使用して調製した。
250mLの丸底フラスコに、エタノール(100mL)中の3-(ベンジルオキシ)シクロブタン-1-オン(6.0g、34.05mmol、1.0当量)の溶液を入れた。これに続いて、0℃で、水素化ホウ素ナトリウム(1.25g、33.94mmol、1.00当量)を数回に分けて添加した。得られた溶液を、0℃で3時間撹拌した。次いで、反応物を、水(100mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を、酢酸エチル(50mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。これにより、6.0g(99%)の(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブタン-1-オールを淡い黄色の油として得た。
窒素の不活性雰囲気でパージし、維持した500mLの丸底フラスコに、N,N-ジメチルホルムアミド(100mL)中の(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブタン-1-オール(8.0g、44.89mmol、1.10当量)の溶液を入れた。続いて、水素化ナトリウム(60%)(2.15g、89.58mmol、1.20当量)を0℃で数回に分けて添加した。これに、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(70.0g、39.78mmol、1.00当量)を添加した。得られた溶液を、室温で一晩撹拌した。次いで、反応物を、水/氷を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(80mL×2)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(80mL×2)で洗浄した。結果として生じる混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)とともにシリカゲルカラムに充填させた。これにより、7.0g(53%)の4-ブロモ-2-[(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジンを淡い黄色の油として得た。
窒素の不活性雰囲気でパージし、維持した500mLの丸底フラスコに、トルエン(200mL)中の4-ブロモ-2-[(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジン(8.4g、25.13mmol、1.30当量)、tert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(4.11g、19.36mmol、1.00当量)、tert-ブトキシドナトリウム(3.2g、33.2mmol、1.5当量)、キサントホス(2.32g、4.01mmol、0.20当量)、Pd2(dba)3CH2Cl2(430.0mg、0.40mmol、0.02当量)の溶液を入れた。得られた溶液を100℃で一晩撹拌した。次いで、反応物を、水(100mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチルで抽出し(80mL×2)、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(100mL×2)で洗浄した。混合物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/ヘキサン(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、8.0g(89%)のtert-ブチル8-[2-[(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを淡い黄色の油として得た。
150mLのエタノール中のtert-ブチル8-[2-[(1s,3s)-3-(ベンジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(7.0g、15.03mmol、1.00当量)の溶液に、窒素雰囲気下で、250mLの丸底フラスコ中で水酸化パラジウム触媒(7.0g、49.85mmol、3.32当量)および酢酸(2mL)を添加した。次いで、フラスコを真空化し、水素でフラッシュした。反応混合物を、水素バルーンを使用して水素雰囲気下で、50℃で3日間水素化し、次いで、セライトパッドを通して濾過し、減圧下で濃縮した。これにより、5.4g(96%)のtert-ブチル8-[2-[(1s,3s)-3-ヒドロキシシクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを淡い黄色の脂として得た。
100mLの丸底フラスコに、酢酸エチルおよびメタノール(10:1)(50mL)の混合溶媒中のtert-ブチル8-[2-[(1s,3s)-3-ヒドロキシシクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(5.0g、13.32mmol、1.00当量)の溶液を入れた。塩化水素(g)を通過させた。得られた混合物を室温で3時間撹拌し、減圧下で濃縮した。これにより、4.0g(96%)の(1s,3s)-3-[(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]シクロブタン-1-オール塩酸塩を灰色がかった白色の固体として得た。
窒素の不活性雰囲気でパージし、維持した20mLの圧力タンク反応器に、ジメチルスルホキシド(10mL)中の(1s,3s)-3-[(4-[3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]シクロブタン-1-オール塩酸塩(1.0g、3.21mmol、1.00当量)の溶液を入れた。次いで、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(5mL)および4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(3.01g、14.44mmol、4.00当量)を添加した。得られた溶液を130℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を、水(50mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(3×30mL)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(3×50mL)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、490mg(38%)の(1s,3s)-3-([4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]オキシ)シクロブタン-1-オールを黄色の油として得た。
窒素の不活性雰囲気でパージし、維持した20-mLの圧力タンク反応器に、ジオキサンおよび水(4:1)(15mL)、[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ボロン酸(543.5mg、2.99mmol、1.50当量)、炭酸カリウム(823.9mg、6.0mmol、3.00当量)、Pd(PPh3)4(230.0mg、0.20mmol、0.10当量)の混合溶媒中の(1s,3s)-3-([4-[3-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル]オキシ)シクロブタン-1-オール(800.0mg、1.99mmol、1.00当量)の溶液を入れた。得られた溶液を90℃で2時間撹拌した。次いで、反応物を、水(30mL)を添加することによってクエンチした。得られた溶液を酢酸エチル(50mL×2)で抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物をブライン(50mL×2)で洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、820.0mg(82%)の(1s,3s)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブタン-1-オールを黄色の固体として得た。
DMF(100mL)中の6-ブロモピリジン-3-オール(12.70g、72.9mmol、1.00当量)およびイミダゾール(7.45g、109.5mmol、1.50当量)の撹拌溶液に、TBSCl(16.50g、109.47mmol、1.50当量)を窒素雰囲気下で、0℃で少しずつ添加した。得られた混合物を、窒素雰囲気下、室温で3時間撹拌した。反応物を、室温で、水(100mL)でクエンチし、得られた混合物をEtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、PE/EtOAc(5:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製し、2-ブロモ-5-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]ピリジン(19g、90%)を無色の油として得た。
1,4-ジオキサン(20mL)中の2-ブロモ-5-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]ピリジン(4.00g、13.88mmol、1.00当量)およびNaI(10.40g、69.38mmol、5.00当量)の撹拌混合物に、CuI(0.26g、1.365mmol、0.10当量)およびメチル[2-(メチルアミノ)エチル]アミン(0.12g、1.361mmol、0.10当量)を窒素雰囲気下で、室温で、滴下で添加した。得られた混合物を窒素雰囲気下で、110℃で5時間撹拌した。反応混合物を濾過し、フィルターケーキを1,4-ジオキサンですすいだ。濾液を減圧下で濃縮させた。残渣を、ヘキサン/EtOAc(5:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、5-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]-2-ヨードピリジン(4.2g、90%)を灰色がかった白色の固体として得た。
THF(20mL)中の5-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]-2-ヨードピリジン(4.20g、12.53mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、TBAF(1mol/L、27mL、27mmol、2.00当量)を水素雰囲気下で、0℃で、滴下で添加した。得られた混合物を窒素雰囲気下で、室温で2時間撹拌した。反応物を室温で、水(50mL)でクエンチした。得られた混合物をEtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、ヘキサン/EtOAc(2:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、6-ヨードピリジン-3-オール(2.3g、83%)を淡い黄色の固体として得た。
THF(10mL)中のPPh3(523mg、2.00mmol、2.00当量)の溶液に、DIAD(403mg、2.00mmol、2.00当量)、(1s,3s)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブタン-1-オール(504mg、1.00mmol、1当量)、および6-ヨードピリジン-3-オール(265mg、1.20mmol、1.20当量)を窒素雰囲気下で、0℃で添加した。得られた混合物を0℃で5分間撹拌し、50℃まで加熱し、窒素雰囲気下で、50℃で2時間撹拌した。反応物を、室温で水(20mL)を添加することによってクエンチし、得られた混合物をEtOAc(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-[(6-ヨードピリジン-3-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(382mg、54%)を淡い黄色の固体として得た。
アセトン(40mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(780mg、1.56mmol、1.00当量)の溶液に、Cs2CO3(1019mg、3.13mmol、2.00当量)、および3-ブロモプロパ-1-イン(558mg、4.69mmol、3.00当量)を室温で添加した。得られた混合物を窒素雰囲気下で、50℃で3時間撹拌した。混合物を濾過し、フィルターケーキをTHF(50mL×2)ですすいだ。濾液を減圧下で濃縮させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-1-[3-メチル-2-[3-(プロパ-2-イン-1-イルオキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノイル]ピロリジン-2-カルボキサミド(520mg、62%)を灰色がかった白色の固体として得た。
DMF(5mL)中の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-[(6-ヨードピリジン-3-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(224mg、0.317mmol、1.00当量)およびCuI(6.0mg、0.032mmol、0.10当量)の撹拌混合物に、TEA(96mg、0.950mmol、3.00当量)、およびPd(PPh3)2Cl2(22.2mg、0.032mmol、0.10当量)を窒素雰囲気下で、室温で添加した。得られた混合物を室温で5分間撹拌し、次いで、DMF(2mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-1-[3-メチル-2-[3-(プロパ-2-イン-1イルオキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノイル]ピロリジン-2-カルボキサミド(170mg、0.317mmol、1.00当量)の溶液に添加した。反応混合物を窒素雰囲気下で、65℃で2時間撹拌した。反応物を、水(30mL)を添加することによってクエンチした。得られた混合物をEtOAc(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(9:1)で溶出する分取TLCによって精製して、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-1-(3-メチル-2-[3-[(3-[5-[(1r,3r)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-イン-1-イル)オキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミド(175mg、49%)を淡い黄色の固体として得た。
(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-1-(3-メチル-2-[3-[(3-[5-[(1r,3r)-3-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-イン-1-イル)オキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノイル)ピロリジン-2-カルボキサミド(620mg)の2つのジアステレオマーを、以下の条件でキラルHPLCによって分離した。カラム:CHIRALPAK IG、2.0cm I.D*25cm(5um);移動相A:MeOH(8mmol/L NH3.MeOH)、移動相B:DCM、流速:20mL/分、勾配:17分間で30%B~30%B;220/254nm;RT1:8.495分;RT2:12.854分。これにより、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-1-[(2S)-3-メチル-2-[3-[(3-[5-[(1r,3r)-3-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-イン-1-イル)オキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノイル]ピロリジン-2-カルボキサミド(淡い黄色の固体)として暫定的に特定された137mg(22%)の異性体1、および(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-1-[(2R)-3-メチル-2-[3-[(3-[5-[(1r,3r)-3-[(4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]ピリジン-2-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-イン-1-イル)オキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノイル]ピロリジン-2-カルボキサミド(灰色がかった白色の固体)として暫定的に特定された199mg(32%)の異性体2を得た。
類似の手順を使用した例示的な化合物226、227、231、232、236、および237。
ジクロロメタン(100mL)中の(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エタンアミン(5g、24.99mmol、1.0当量)の溶液に、トリエチルアミン(2.53g、24.99mmol、1.0当量)を0℃で添加した。次いで、混合物を0℃で30分間撹拌した。次いで、ジ-tert-ブチルジカーボネートエステル(5.45g、24.99mmol、1.0当量)を添加し、混合物を、0℃で30分間、続いて20℃で2時間撹拌した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(20mL)でクエンチし、水(50mL)で希釈し、ジクロロメタン(100mL×2)で抽出し、ブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を、石油エーテル:酢酸エチル(50mL、v/v=5/1)で撹拌し、次いで、濾過した。Tert-ブチルN-[(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エチル]カルバメート(6.4g、20.68mmol、収率82%)を白色の固体として得た。
ジメチルスルホキシド(15mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エチル]カルバメート(3g、9.99mmol、1.0当量)および2-メチル-1H-イミダゾール(902mg、10.99mmol、1.1当量)の溶液に、L-プロリン(1.38g、11.99mmol、1.2当量)、炭酸セシウム(9.77g、29.98mmol、3.0当量)、およびヨウ化銅(2.28g、11.99mmol、1.2当量)を窒素下で添加した。次いで、混合物を130℃で12時間撹拌した。混合物を水(200mL)で希釈し、濾過し、次いで、酢酸エチル(200mL×3)で抽出し、ブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、次いで、濃縮した。残渣を、逆相フラッシュクロマトグラフィー(ギ酸)によって精製した。tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(2-メチルイミダゾール-1-イル)フェニル]エチル]カルバメート(250mg、0.83mmol、収率8%)を黄色の油として得た。
例示的な化合物47および64について上に記載される手順を使用して、以下のスキームに詳述されるように、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(2-メチルイミダゾール-1-イル)フェニル]エチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物75を、類似の手順を使用して調製した。
テトラヒドロフラン(50mL)中の1-(6-ブロモ-3-ピリジル)エタノン(11.88g、59.41mmol、1.2当量)およびテトラエトキシチタン(22.58g、99.01mmol、2当量)の溶液に、(R)-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(6g、49.50mmol、1当量)を窒素下で添加した。反応混合物を70℃で12時間撹拌した。反応混合物を、水(30mL)を添加することによってクエンチし、次いで、水(100mL)でさらに希釈し、濾過し、酢酸エチル(80mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、所望の化合物(R,E)-N-(1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エチリデン)-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(16g、43.27mmol、収率87%)を淡い黄色の固体として生成した。
テトラヒドロフラン(160mL)中の(R,E)-N-(1-(6-ブロモピリジン-3-イル)エチリデン)-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(16g、52.77mmol、1当量)の溶液に、L-セレクトリド(1M、158mL、3当量)を0℃で添加した。反応混合物を温め、20℃で3時間撹拌した。反応混合物を、水(100mL)を添加することによってクエンチし、次いで、水(100mL)でさらに希釈し、濾過し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、粗生成物を得、これを石油エーテル:酢酸エチル=1:1(10mL)からの再結晶化によって精製した。次いで、残渣を、半分取逆相HPLC(FA条件:カラム:Phenomenex Synergi Max-RP 250*50mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:20%~55%、30分)によって精製した。N-[(1S)-1-(6-ブロモ-3-ピリジル)エチル]-2-メチル-プロパン-2-スルフィンアミド(4.7g、12.89mmol、収率24%)を白色の固体として得た。
ジクロロメタン(20mL)中のN-[(1S)-1-(6-ブロモ-3-ピリジル)エチル]-2-メチル-プロパン-2-スルフィンアミド(2.6g、8.52mmol、1当量)の溶液に、塩酸/メタノール(4M、21.3mL、10当量)を添加した。反応混合物を20℃で0.15時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、(1S)-1-(6-ブロモ-3-ピリジル)エタンアミン(1.9g、粗製、塩酸塩)を白色の固体として得た。
ジクロロメタン(20mL)中の(1S)-1-(6-ブロモ-3-ピリジル)エタンアミン塩酸塩(1.9g、8.00mmol、1当量)の溶液に、トリエチルアミン(2.43g、24.00mmol、3.34mL、3当量)を0℃で0.5時間、続いてジ-tert-ブチルジカーボネート(2.62g、12.00mmol、2.76mL、1.5当量)を0℃で0.5時間添加した。反応混合物を20℃で12時間撹拌した。反応混合物を、水(20mL)を添加することによってクエンチし、次いで、水60mLでさらに希釈し、酢酸エチル(80mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1~3:1)によって精製した。tert-ブチルN-[(1S)-1-(6-ブロモ-3-ピリジル)エチル]カルバメート(2.2g、7.06mmol、88%収率)を、白色の固体として得た。
ジオキサン(10mL)中の5-ブロモ-4-メチル-チアゾール(800mg、4.49mmol、1当量)および4,4,5,5-テトラメチル-2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(1.37g、5.39mmol、1.2当量)の溶液に、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)二塩化物(164mg、0.22mmol、0.05当量)および酢酸カリウム(882mg、8.99mmol、2当量)を添加した。反応混合物を100℃で12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、減圧下で濃縮して、4-メチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)チアゾール(1g、粗製)を茶色の油として得、これを精製することなく使用した。
ジオキサン(12mL)および水(2mL)中の4-メチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)チアゾール(617mg、2.74mmol、1.5当量)およびtert-ブチルN-[(1S)-1-(6-ブロモ-3-ピリジル)エチル]カルバメート(550mg、1.83mmol、1当量)の溶液に、1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン-パラジウム(II)二塩化物(134mg、0.18mmol、0.1当量)および炭酸カリウム(505mg、3.65mmol、2当量)を添加した。反応混合物を100℃で12時間撹拌した。反応混合物を、水(10mL)を添加することによってクエンチし、次いで、水(30mL)で希釈し、濾過し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(60mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得、これを分取TLC(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)によって精製した。所望の化合物tert-ブチルN-[(1S)-1-[6-(4-メチルチアゾール-5-イル)-3-ピリジル]エチル]カルバメート(200mg、0.62mmol、収率34%)を淡い黄色の固体として得た。
例示的な化合物76について上に記載されるように、tert-ブチルN-[(1S)-1-[6-(4-メチルチアゾール-5-イル)-3-ピリジル]エチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物160を、類似の手順を使用して調製した。
テトラヒドロフラン(10mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-(6-ブロモ-3-ピリジル)エチル]カルバメート(1g、3.32mmol、1当量)の溶液に、n-ブチルリチウム(2.5M、2.9mL、2.2当量)を-78℃で添加した。混合物を-78℃で0.5時間撹拌し、次いで混合物に、N,N-ジメチルホルムアミド(728mg、9.96mmol、0.8mL、3当量)を-78℃で添加し、混合物を-78℃で0.5時間撹拌した。混合物を15℃まで1時間温めた。反応混合物を、飽和塩化アンモニウム(10mL)を添加することによってクエンチし、次いで、水(20mL)で希釈し、濾過し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(60mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1~1:1)によって精製した。所望の化合物tert-ブチルN-[(1S)-1-(6-ホルミル-3-ピリジル)エチル]カルバメート(550mg、2.20mmol、収率66%)を淡い黄色の固体として得た。
メタノール(10mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-(6-ホルミル-3-ピリジル)エチル]カルバメート(550mg、2.20mmol、1当量)および1-(1-イソシアノエチルスルホニル)-4-メチル-ベンゼン(506mg、2.42mmol、1.1当量)の溶液に、炭酸カリウム(607mg、4.39mmol、2当量)を添加した。反応混合物を70℃で12時間撹拌した。反応混合物を、水(20mL)を添加することによってクエンチし、次いで、水(10mL)で希釈し、濾過し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(60mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1~1:1)によって精製した。所望の化合物tert-ブチルN-[(1S)-1-[6-(4-メチルオキサゾール-5-イル)-3-ピリジル]エチル]カルバメート(570mg、1.65mmol、収率75%、純度87%)を白色の固体として得た。
例示的な化合物76について記載されるように、tert-ブチルN-[(1S)-1-[6-(4-メチルオキサゾール-5-イル)-3-ピリジル]エチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物161、229、および230を、類似の手順を使用して調製した。
250mLの丸底フラスコに、DMF(100mL)中の1-(4-ヒドロキシフェニル)エタン-1-オン(6.0g、44.08mmol、1当量)、tert-ブチル(クロロ)ジメチルシラン(10g、66.1mmol、1.5当量)、およびK2CO3(12g、88.14mmol、2当量)を入れた。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、反応物を、水(100mL)を添加することによってクエンチした。得られた混合物をジクロロメタン(100mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:10)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、5.2g(47%)の1-[4-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]フェニル]エタン-1-オンを灰色がかった白色の固体として得た。
250mLの丸底フラスコに、MeOH(100mL)中の1-[4-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]フェニル]エタン-1-オン(5g、20.0mmol、1当量)を入れ、それに水素化ホウ素ナトリウム(1.5g、39.94mmol、2当量)を室温で少しずつ添加した。得られた溶液を室温で5時間撹拌し、次いで、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、3.8g(76%)の1-[4-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]フェニル]エタン-1-オールを黄色の油として得た。
250mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(100mL)中の1-[4-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]フェニル]エタン-1-オール(3.8g、15.05mmol、1当量)およびTEA(6.1g、60.21mmol、4当量)を入れ、それにメタンスルホニルクロリド(2.1g、18.07mmol、1.20当量)を室温でゆっくり添加した。得られた混合物を、室温で2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。これにより、3.6gの粗1-[4-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]フェニル]エチルメタンスルホネートを黄色の固体として得た。
250mLの丸底フラスコに、DMF(150mL)中の1-[4-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]フェニル]エチルメタンスルホネート(5.0g、15.13mmol、1当量)、2-(シクロペンタ-1,4-ジエン-1-イル)-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(3.5g、18.17mmol、1.20当量)、およびK2CO3(6.3g、45.38mmol、3当量)を窒素雰囲気下で入れた。得られた混合物を90℃で一晩撹拌した。次いで、反応物を、水(150mL)を添加することによってクエンチした。得られた混合物をジクロロメタン(150mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、600mg(9%)の1-(1-[4-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]フェニル]エチル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾールを黄色の固体として得た。
他の実施例について記載されるものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って、1-(1-[4-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]フェニル]エチル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾールを最終化合物に変換した。
例示的な化合物156を、類似の手順を使用して調製した。
250mLの丸底フラスコに、EtOH(60mL)中の1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エタン-1-オン(4.17g、29.97mmol、1当量)の溶液を入れた。溶液を水/氷浴中で0℃に冷却し、H2O(10mL)中の水素化ホウ素ナトリウム(2.27g、61.65mmol、2.06当量)の溶液を滴下で添加した。得られた溶液を室温で0.5時間撹拌した。反応混合物を水(400mL)で慎重にクエンチし、酢酸エチル(200mL×3)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、3.87g(91%)の1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エタン-1-オールを淡い黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した500mLの三口丸底フラスコに、ジクロロメタン(200mL)中の1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エタン-1-オール(4.06g、28.76mmol、1当量)を入れた。溶液を水/氷浴中で0℃に冷却し、PPh3(11.28g、43.01mmol、1.50当量)およびNBS(7.66g、43.04mmol、1.50当量)を0℃で逐次的に添加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。反応混合物を真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:9)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、5.83g(99%)の5-(1-ブロモエチル)-2-フルオロピリジンを淡い黄色の液体として得た。
100mLの丸底フラスコに、DMF(50mL)中の5-(1-ブロモエチル)-2-フルオロピリジン(3.06g、15.00mmol、1当量)、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(3.20g、16.49mmol、1.10当量)、およびK2CO3(4.15g、30.03mmol、2.00当量)の溶液を入れた。得られた混合物を、油浴中で、60℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、水(400mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(100mL×4)で抽出し、合わせた有機層をブライン(300mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。これにより、3.43g(72%)の2-フルオロ-5-[1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル]エチル]ピリジンを淡い黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した100mLの丸底フラスコに、ジオキサン(50mL)およびH2O(8mL)中の2-フルオロ-5-[1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル]エチル]ピリジン(2.54g、8.01mmol、1当量、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(2.00g、9.60mmol、1.20当量)、Na2CO3(2.12g、20.00mmol、2.50当量)、およびPd(dppf)Cl2.CH2Cl2(327mg、0.40mmol、0.05当量)を入れた。得られた混合物を、油浴中で90℃において2時間撹拌した。反応混合物を、室温に冷却し、水(200mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(300mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(20:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.88g(74%)の6-クロロ-4-[1-[1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]ピリダジン-3-アミンを茶色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気でパージし、維持した30mLの密封チューブに、ジオキサン(18mL)およびH2O(3mL)中の6-クロロ-4-[1-[1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]ピリダジン-3-アミン(765mg、2.40mmol、1当量)、[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ボロン酸(524mg、2.88mmol、1.20当量)、K2CO3(829mg、6.00mmol、2.50当量)、およびPd(dppf)Cl2.CH2Cl2(196mg、0.24mmol、0.10当量)を入れた。得られた混合物を、油浴中で、100℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(20:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、860mg(85%)の4-[1-[1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミンを茶色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、DMF(15mL)中のエタン-1,2-ジオール(1.48g、23.84mmol、10.03当量)を入れた。溶液を水/氷浴中で0℃に冷却し、これにNaH(0.76g、19.00mmol、7.99当量、60%)を0℃で少しずつ添加した。得られた混合物を室温で1.5時間撹拌し、その後、DMF(5mL)中の4-[1-[1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(1.00g、2.38mmol、1当量)の溶液を0℃で、滴下で添加した。温度を油浴中で、55℃で維持しながら、反応混合物をさらに3時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、水(200mL)を添加することによってクエンチした。得られた混合物を酢酸エチル(300mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(15:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、361mg(33%)の2-([5-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ピリジン-2-イル]オキシ)エタン-1-オールを淡い黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、THF(15mL)中のテトラメチルアゾジカルボキサミド(861mg、5.00mmol、10.00当量)およびトリブチルホスフィン(1.01g、4.99mmol、9.98当量)の溶液を0℃で入れた。混合物に、2-([5-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ピリジン-2-イル]オキシ)エタン-1-オール(231.3mg、0.50mmol、1当量)および(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(249mg、0.50mmol、1.00当量)の混合物を添加した。得られた溶液を、0℃で10分間撹拌し、次いで、油浴中で、50℃でさらに2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、水(150mL)で希釈した。得られた混合物を酢酸エチル(150mL)で抽出し、有機層をブライン(150mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。得られた生成物を、以下の条件で分取HPLCによってさらに精製した。カラム、XBridge Prep OBD C18 Column、19×150mm、5um;移動相、水(10mmol/L NH4HCO3を含む)およびアセトニトリル、35% ACN、8分間で最大53%。これにより、68mg(14%)の(2S,4R)-1-(2-(3-(2-(5-(1-(4-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エチル)-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)エトキシ)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドを灰色がかった白色の固体として得た。
上記の他の実施例に記載されるものと類似の手順を使用して、(2S,4R)-1-(2-(3-(2-(5-(1-(4-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エチル)-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)エトキシ)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドを最終化合物に変換した。
例示的な化合物157を、類似の手順を使用して調製した。
室温のエタノール(350mL、7.60mmol、0.04当量)および水(60mL、3.33mmol、0.02当量)の撹拌混合物に、無水酢酸ナトリウム(18g、264.71mmol、1.47当量)を窒素雰囲気下で少しずつ添加した。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で16時間撹拌した。結果として生じる混合物を減圧下で濃縮した。得られた混合物を水(500mL)で希釈した。水層を酢酸エチル(300mL×2)で抽出した。残渣をブライン(100mL×2)で洗浄し、乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、1-(4-ブロモフェニル)-2-ヒドロキシエタン-1-オン(32g、83%)を白色の固体として得た。
1Lの丸底フラスコに、1-(4-ブロモフェニル)-2-ヒドロキシエタン-1-オン(32g、148.8mmol、1当量)、塩化メチレン(500mL)、イミダゾール(30g、440.7mmol、2.96当量)、4-ジメチルアミノピリジン(1.8g、14.73mmol、0.10当量)、およびtert-ブチルジメチルシリルクロリド(26.8g、177.8mmol、1.19当量)を窒素雰囲気下で、室温で添加した。得られた混合物を窒素雰囲気下で、室温で2時間撹拌した。反応物を室温で、水でクエンチした。得られた混合物を塩化メチレン(200mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(100mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:20)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、1-(4-ブロモフェニル)-2-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]エタン-1-オン(29g、59%)を淡い黄色の固体として得た。
1Lの三口丸底フラスコに、1-(4-ブロモフェニル)-2-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]エタン-1-オン(27g、81.99mmol、1当量)、テトラヒドロフラン(500mL)、および(S)-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(19.5g、160.9mmol、1.96当量)を室温で添加した。撹拌溶液に、Ti(i-PrO)4(70g、246.5mmol、3.01当量)を窒素雰囲気下で、室温で、滴下で添加した。得られた混合物を窒素雰囲気下で、70℃で16時間撹拌した。混合物を室温まで冷却させた。得られた混合物を濾過し、フィルターケーキを酢酸エチル(200mL×2)で洗浄した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:15)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、(S)-N-[(1Z)-1-(4-ブロモフェニル)-2-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]エチリデン]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(16g、45%)を黄色の油として得た。
500mLの三口丸底フラスコに、(S)-N-[(1Z)-1-(4-ブロモフェニル)-2-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]エチリデン]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(15g、34.68mmol、1当量)およびテトラヒドロフラン(150mL)を室温で添加した。撹拌溶液に、BH3.THF(52mL、52mmol、1.5当量)を窒素雰囲気下で、-70℃で、滴下で添加した。得られた混合物を、窒素雰囲気下で、-70℃で1時間撹拌した。反応物を室温で、メタノールでクエンチした。得られた混合物を濾過し、フィルターケーキを酢酸エチル(100mL×2)で洗浄した。濾液をブライン(50mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、(S)-N-[(1R)-1-(4-ブロモフェニル)-2-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]エチル]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(5.6g、37%)を黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した100mLの丸底フラスコに、(S)-N-[(1R)-1-(4-ブロモフェニル)-2-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]エチル]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(2.6g、5.98mmol、1.00当量)、ジオキサン(30mL)、4-メチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3-チアゾール(2g、8.88mmol、1.48当量)、炭酸カリウム(2.5g、18.09mmol、3.02当量)、水(5mL)、およびPd(dppf)Cl2.CH2Cl2(440mg、0.51mmol、0.09当量)を入れた。得られた溶液を90℃で2時間撹拌した。固体を濾別した。濾液を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(35mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、2.5g(92%)の(S)-N-[(1R)-2-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミドをオレンジ色の油として得た。
250mLの丸底フラスコに、ジオキサン(100mL、4M)中の(S)-N-[(1R)-2-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(2.6g、5.74mmol、1.00当量)および塩化水素を入れた。得られた溶液を、室温で一晩撹拌した。得られた混合物を真空下で濃縮した。これにより、1.5g(96%)の(2R)-2-アミノ-2-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エタン-1-オール塩酸塩を黄色の油として得た。
250mLの丸底フラスコに、アセトン(100mL)中のエチル2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエート(1g、4.69mmol、1当量)、Cs2CO3(4.5g、13.81mmol、3.0当量)、および1,2-ジブロモエタン(2.60g、13.84mmol)を入れた。得られた混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、反応物を水(100mL)によってクエンチした。得られた混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(3:10)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、600mg(40%)のエチル2-[3-(2-ブロモエトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエートを淡い黄色の油として得た。
他の実施例について記載され、当業者に明らかである手順を使用して、以下のスキームに従って、(2R)-2-アミノ-2-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エタン-1-オールおよびエチル2-[3-(2-ブロモエトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエートを、(2S,4R)-1-(2-(3-(2-ブロモエトキシ)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((R)-2-ヒドロキシ-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドに変換した。
例えば、例示的な化合物47に記載されるものと類似の手順を使用して、(2S,4R)-1-(2-(3-(2-ブロモエトキシ)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((R)-2-ヒドロキシ-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドを最終化合物に変換した。
例示的な化合物158を、類似の手順を使用して調製した。
フラスコに、tert-ブチルN-[(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エチル]カルバメート(1.4g、4.66mmol、1当量)、4,4,5,5-テトラメチル-2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(1.42g、5.60mmol、1.2当量)、(1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)二塩化物(170mg、0.23mmol、0.05当量)、酢酸カリウム(915mg、9.33mmol、2当量)、およびジオキサン(30mL)を充填した。混合物を窒素で10分間パージし、次いで、80℃に1時間加熱した。反応混合物を20℃まで冷却し、セライトのパッドを通して濾過した。濾液を真空中で濃縮した。粗生成物をカラム(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)によって精製した。Tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]エチル]カルバメート(1.9g、粗製)を、無色の油として得た。
フラスコに、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]エチル]カルバメート(1.90g、5.47mmol、1.1当量)、2-ブロモ-1-メチル-イミダゾール(800mg、4.97mmol、1当量)、(1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)二塩化物(181mg、0.24mmol、0.05当量)、炭酸ナトリウム(1.05g、9.94mmol、2当量)、ジオキサン(18mL)、および水(3mL)を充填した。混合物を窒素で5分間パージし、110℃に12時間加熱した。混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を真空中で濃縮した。粗残渣をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~3:1)によって精製した。Tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(1-メチルイミダゾール-2-イル)フェニル]エチル]カルバメート(850mg、2.82mmol、収率56%)を灰色の固体として得た。
ジオキサン(2mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(1-メチルイミダゾール-2-イル)フェニル]エチル]カルバメート(850mg、2.82mmol、1当量)の溶液に、塩化水素溶液(ジオキサン中4M、10mL、14.18当量)を添加した。溶液を20℃で1時間撹拌した。溶媒を真空中で除去した。(1S)-1-[4-(1-メチルイミダゾール-2-イル)フェニル]エタンアミン(670mg、粗製、塩酸塩)を灰色の固体として得た。
N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の(2S,4R)-1-tert-ブトキシカルボニル-4-ヒドロキシ-ピロリジン-2-カルボン酸(651mg、2.82mmol、1当量)の溶液に、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(456mg、3.38mmol、1.2当量)、1-(3-ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド塩酸塩(648mg、3.38mmol、1.2当量)を添加した。溶液を20℃で0.5時間撹拌し、次いで、N,N-ジメチルホルムアミド(3mL)中の(1S)-1-[4-(1-メチルイミダゾール-2-イル)フェニル]エタンアミン(670mg、2.82mmol、1当量、塩酸塩)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.09g、8.46mmol、1.47mL、3当量)の溶液を、溶液に添加し、11.5時間撹拌した。溶媒を真空中で除去した。粗残渣を半分取逆相HPLC(カラム:Phenomenex Gemini C18 250*50 10um;移動相:[水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-ACN];B%:20%~50%、20分;60%分)によって精製した。Tert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[(1S)-1-[4-(1-メチルイミダゾール-2-イル)フェニル]エチル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレート(800mg、1.93mmol、収率68%)を無色の油として得た。
ジクロロメタン(3mL)中のtert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[(1S)-1-[4-(1-メチルイミダゾール-2-イル)フェニル]エチル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレート(350mg、0.84mmol、1当量)の溶液に、塩酸/ジオキサン(ジオキサン中4M、3mL、14.21当量)を添加した。次いで、反応混合物を20℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(1-メチルイミダゾール-2-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(400mg、粗製、塩酸塩)を淡い黄色の固体として得た。
例えば、例示的な化合物47に記載される手順を使用して、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(1-メチルイミダゾール-2-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを最終化合物に変換した。
化合物159を、類似の手順を使用して調製した。
250mLの丸底フラスコに、EtOH(60mL)中の1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エタン-1-オン(4.17g、29.97mmol、1当量)の溶液を入れた。溶液を水/氷浴中で0℃に冷却し、H2O(10mL)中の水素化ホウ素ナトリウム(2.27g、61.65mmol、2.06当量)の溶液を滴下で添加した。得られた溶液を室温で0.5時間撹拌した。反応混合物を水(400mL)で慎重にクエンチし、酢酸エチル(200mL×3)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、3.87g(91%)の1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エタン-1-オールを淡い黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した500mLの三口丸底フラスコに、ジクロロメタン(200mL)中の1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エタン-1-オール(4.06g、28.76mmol、1当量)を入れた。溶液を水/氷浴中で0℃に冷却し、PPh3(11.28g、43.01mmol、1.50当量)およびNBS(7.66g、43.04mmol、1.50当量)を0℃で逐次的に添加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。反応混合液を真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:9)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、5.83g(99%)の5-(1-ブロモエチル)-2-フルオロピリジンを淡い黄色の液体として得た。
100mLの丸底フラスコに、DMF(50mL)中の5-(1-ブロモエチル)-2-フルオロピリジン(3.06g、15.00mmol、1当量)、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(3.20g、16.49mmol、1.10当量)、およびK2CO3(4.15g、30.03mmol、2.00当量)の溶液を入れた。得られた混合物を、油浴中で、60℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、水(400mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(100mL×4)で抽出し、合わせた有機層をブライン(300mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。これにより、3.43g(72%)の2-フルオロ-5-[1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル]エチル]ピリジンを淡い黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した100mLの丸底フラスコに、ジオキサン(50mL)およびH2O(8mL)中の2-フルオロ-5-[1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール-1-イル]エチル]ピリジン(2.54g、8.01mmol、1当量、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(2.00g、9.60mmol、1.20当量)、Na2CO3(2.12g、20.00mmol、2.50当量)、およびPd(dppf)Cl2.CH2Cl2(327mg、0.40mmol、0.05当量)を入れた。得られた混合物を、油浴中で90℃において2時間撹拌した。反応混合物を、室温に冷却し、水(200mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(300mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(20:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.88g(74%)の6-クロロ-4-[1-[1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]ピリダジン-3-アミンを茶色の固体として得た。
窒素の不活性雰囲気でパージし、維持した30mLの密封チューブに、ジオキサン(18mL)およびH2O(3mL)中の6-クロロ-4-[1-[1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]ピリダジン-3-アミン(765mg、2.40mmol、1当量)、[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ボロン酸(524mg、2.88mmol、1.20当量)、K2CO3(829mg、6.00mmol、2.50当量)、およびPd(dppf)Cl2.CH2Cl2(196mg、0.24mmol、0.10当量)を入れた。得られた混合物を、油浴中で、100℃で2時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(20:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、860mg(85%)の4-[1-[1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミンを茶色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、DMF(15mL)中のエタン-1,2-ジオール(1.48g、23.84mmol、10.03当量)を入れた。溶液を水/氷浴中で0℃に冷却し、これにNaH(0.76g、19.00mmol、7.99当量、60%)を0℃で少しずつ添加した。得られた混合物を室温で1.5時間撹拌し、その後、DMF(5mL)中の4-[1-[1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(1.00g、2.38mmol、1当量)の溶液を、0℃で、滴下で添加した。温度を油浴中で、55℃で維持しながら、反応混合物をさらに3時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、水(200mL)を添加することによってクエンチした。得られた混合物を酢酸エチル(300mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、真空下で濃縮させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(15:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、361mg(33%)の2-([5-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ピリジン-2-イル]オキシ)エタン-1-オールを淡い黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、THF(15mL)中のテトラメチルアゾジカルボキサミド(861mg、5.00mmol、10.00当量)およびトリブチルホスフィン(1.01g、4.99mmol、9.98当量)の溶液を0℃で入れた。混合物に、2-([5-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ピリジン-2-イル]オキシ)エタン-1-オール(231.3mg、0.50mmol、1当量)および(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(249mg、0.50mmol、1.00当量)の混合物を添加した。得られた溶液を、0℃で10分間撹拌し、次いで、油浴中で、50℃でさらに2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、水(150mL)で希釈した。得られた混合物を酢酸エチル(150mL)で抽出し、有機層をブライン(150mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。得られた生成物を、以下の条件で分取HPLCによってさらに精製した。カラム、XBridge Prep OBD C18 Column、19×150mm、5um;移動相、水(10mmol/L NH4HCO3を含む)およびアセトニトリル、35% ACN、8分間で最大53%。これにより、68mg(14%)の(2S,4R)-1-(2-(3-(2-(5-(1-(4-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エチル)-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)エトキシ)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドを灰色がかった白色の固体として得た。
上記の他の実施例に記載されるものと類似の手順を使用して、(2S,4R)-1-(2-(3-(2-(5-(1-(4-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エチル)-2-オキソピリジン-1(2H)-イル)エトキシ)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドを最終化合物に変換した。
例示的な化合物157を、類似の手順を使用して調製した。
100mLの丸底フラスコに、アセトン(20mL)中のメチル2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエート(498mg、2.50mmol、1当量)、2-(2-ブロモエトキシ)オキサン(627.3mg、3.00mmol、1.20当量)、Cs2CO3(1.63g、5.00mmol、2.00当量)、およびNaI(37.5mg、0.25mmol、0.10当量)を入れた。得られた混合物を、油浴中で、50℃で16時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、水(150mL)で希釈した。混合物を酢酸エチル(100mL×2)で抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:9)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、570mg(70%)のメチル3-メチル-2-[3-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノエートを淡い黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、ジオキサン(6mL)中のメチル3-メチル-2-[3-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]ブタノエート(520mg、1.59mmol、1当量)を入れ、それにHCl溶液(ジオキサン中4M、6mL)を室温で添加した。得られた溶液を室温で3時間撹拌した。溶液のpH値を飽和NaHCO3で8に調整した。得られた混合物をジクロロメタン(100mL×4)で抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、332mg(86%)のメチル2-[3-(2-ヒドロキシエトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエートを淡い黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、DMF(6mL)中のメチル2-[3-(2-ヒドロキシエトキシ)-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエート(375mg、1.54mmol、1.20当量)を入れた。溶液を水/氷浴中で0℃に冷却し、NaH(128.4mg、3.21mmol、2.50当量、60%)を添加した。得られた混合物を室温で1時間撹拌し、DMF(4mL)中の4-[1-[1-(6-フルオロピリジン-3-イル)エチル]-1H-ピラゾール-4-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(540mg、1.28mmol、1当量)の溶液を0℃で、滴下で添加した。温度を油浴中で、35℃で維持しながら、得られた混合物をさらに1時間撹拌した。次いで、反応混合物を、飽和NH4Cl溶液(30mL)を添加することによってクエンチし、得られた混合物のpH値を、飽和NaHCO3溶液で約8に調整した。混合物を酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。有機層を合わせ、ブライン(100mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(30/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、540mg(65%)のメチル2-[3-[2-([5-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ピリジン-2-イル]オキシ)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエートを淡い茶色の固体として得た。
上記の他の実施例に記載されるものと類似の手順を使用して、メチル2-[3-[2-([5-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ピリジン-2-イル]オキシ)エトキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル]-3-メチルブタノエートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物163を、類似の手順を使用して調製した。
例示的な化合物93および例示的な化合物164の例示的な合成
DMF(20mL)中の2-ヒドロキシ-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレート(1.8g、7.46mmol、1当量)の溶液に、水素化ナトリウム(油中60%、358mg、14.9mmol、2当量)を0℃で添加した。混合物を15分間撹拌した。次いで、2-(2-ブロモエトキシ)オキサン(2.3g、11.00mmol、1.47当量)を添加し、混合物を50℃に温め、16時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)によってクエンチし、DCM(100mL×3)で抽出し、水(50mL×3)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:7)で溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。これにより、1.0g(36%)tert-ブチル2-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレートを無色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、ジオキサン(15mL)中のtert-ブチル2-[2-(オキサン-2-イルオキシ)エトキシ]-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレート(1.0g、2.71mmol、1当量)の溶液を入れ、それに1,4-ジオキサン溶液(4.0M、15mL)中の塩化水素を添加した。得られた溶液を室温で16時間撹拌し、次いで、減圧下で濃縮した。これにより、800mg(53%)の2-[7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イルオキシ]エタン-1-オールを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、DCM(30.0mL)中の2-[7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イルオキシ]エタン-1-オール(600mg、3.24mmol、1当量)、Et3N(983mg、9.72mmol、3当量)を入れ、それにCbzCl(663mg、3.89mmol、1.2当量)を室温で添加した。得られた溶液を室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を50mLの水で希釈し、酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。有機相を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(v:v=10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、210mg(20%)のベンジル2-(2-ヒドロキシエトキシ)-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレートを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した50mLの丸底フラスコに、DCM(20mL)中のベンジル2-(2-ヒドロキシエトキシ)-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレート(400mg、1.25mmol、1当量)、Et3N(380mg、3.76mmol、3当量)を入れ、それにMsCl(287mg、2.50mmol、2.00当量)を0℃で添加した。得られた混合物を水/氷浴中で、0℃において1時間撹拌した。反応混合物を、水(30mL)を添加することによってクエンチし、ジクロロメタン(30mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。これにより、420mg(85%)のベンジル2-[2-(メタンスルホニルオキシ)エトキシ]-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレートを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、MeCN(15mL)中のベンジル2-[2-(メタンスルホニルオキシ)エトキシ]-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレート(300mg、0.75mmol、1当量)、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-[1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]ピリダジン-3-アミン(291mg、0.75mmol、1当量)、K2CO3(313mg、2.26mmol、3当量)、NaI(113mg、0.75mmol、1当量)の溶液を入れた。得られた混合物を、油浴中で、75℃で16時間撹拌した。固形分を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(v:v=10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、130mg(25%)のベンジル2-[2-(9-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-イル)エトキシ]-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレートを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、THF(5mL)中のベンジル2-[2-(9-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-イル)エトキシ]-7-アザスピロ[3.5]ノナン-7-カルボキシレート(230mg、0.33mmol、1当量)の溶液を入れ、それに水素化トリエチルホウ素リチウム(THF中1.0M、1.65mmol、5.0当量)を0℃で添加した。得られた混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、水(50mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。これにより、140mg(76%)の4-[4-(2-[7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イルオキシ]エチル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミンを黄色の油として得た。
上記の他の実施例について記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、4-[4-(2-[7-アザスピロ[3.5]ノナン-2-イルオキシ]エチル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミンを最終化合物に変換した。
例示的な化合物164を、類似の手順を使用して調製した。
ジクロロメタン(200mL)中のブタ-2-イン-1,4-ジオール(10g、116.16mmol、1当量)、2,3-ジヒドロ-2H-ピラン(9.77g、116.16mmol、10.6mL、1当量)の溶液に、p-トルエンスルホン酸ピリジニウム(2.92g、11.62mmol、0.1当量)を添加した。反応混合物を40℃で1時間撹拌した。水(200mL)を混合物に添加し、得られた混合物をジクロロメタン(150mL×2)で抽出した。合わせた有機相をブライン(150mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1~1:1)によって精製した。4-テトラヒドロピラン-2-イルオキシブタ-2-イン-1-オール(10.2g、59.93mmol、収率51%)を淡い黄色の油として得た。
ジクロロメタン(100mL)中の4-テトラヒドロピラン-2-イルオキシブタ-2-イン-1-オール(5g、29.38mmol、1当量)、トリフェニルホスフィン(7.70g、29.38mmol、1当量)の溶液に、四臭化炭素(10.72g、32.31mmol、1.1当量)を0℃で添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~100:1)によって精製した。2-(4-ブロモブタ-2-イノキシ)テトラヒドロピラン(4g、17.16mmol、収率58%)を淡い黄色の油として得た。
アセトニトリル(30mL)中の4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(3g、15.46mmol、1当量)、2-(4-ブロモブタ-2-イノキシ)テトラヒドロピラン(3.96g、17.01mmol、1.1当量)の溶液に、炭酸カリウム(2.56g、18.55mmol、1.2当量)を添加した。反応混合物を70℃で12時間撹拌した。水(100mL)を混合物に添加し、得られた混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=200:1~3:1)によって精製した。1-(4-テトラヒドロピラン-2-イルオキシブタ-2-イニル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピラゾール(4.5g、13.00mmol、収率84%)を淡い黄色の油として得た。
ジオキサン(60mL)および水(20mL)中の1-(4-テトラヒドロピラン-2-イルオキシブタ-2-イニル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピラゾール(2g、5.78mmol、1当量)、4-ブロモ-6-クロロ-ピリダジン-3-アミン(1.20g、5.78mmol、1当量)の溶液に、炭酸ナトリウム(1.53g、14.44mmol、2.5当量)および(1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)二塩化物(422mg、0.58mmol、0.1当量)を窒素下で添加した。反応混合物を110℃で3時間撹拌した。水(200mL)を混合物に添加し、得られた混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=1:0~50:1)によって精製した。6-クロロ-4-[1-(4-テトラヒドロピラン-2-イルオキシブタ-2-イニル)ピラゾール-4-イル]ピリダジン-3-アミン(1.3g、3.40mmol、収率58%)を黄色の固体として得た。
メタノール(15mL)中の6-クロロ-4-[1-(4-テトラヒドロピラン-2-イルオキシブタ-2-イニル)ピラゾール-4-イル]ピリダジン-3-アミン(1.6g、4.60mmol、1当量)の溶液に、塩酸溶液(メタノール中4M、15mL、13.04当量)を添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウム(50mL)を混合物に添加してpHを約6に調整し、その後、得られた混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相を、ブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。4-[4-(3-アミノ-6-クロロ-ピリダジン-4-イル)ピラゾール-1-イル]ブタ-2-イン-1-オール(1.0g、3.79mmol、収率82%)を淡い黄色の固体として得た。
テトラヒドロフラン(20mL)中の4-[4-(3-アミノ-6-クロロ-ピリダジン-4-イル)ピラゾール-1-イル]ブタ-2-イン-1-オール(1.0g、3.79mmol、1当量)、トリフェニルホスフィン(1.19g、4.55mmol、1.2当量)の溶液に、四臭化炭素(1.51g、4.55mmol、1.2当量)を添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=1:0~50:1)によって精製した。4-[1-(4-ブロモブタ-2-イニル)ピラゾール-4-イル]-6-クロロ-ピリダジン-3-アミン(1.0g、1.87mmol、収率49%)を淡い黄色の固体として得た。
アセトニトリル(10mL)中の4-[1-(4-ブロモブタ-2-イニル)ピラゾール-4-イル]-6-クロロ-ピリダジン-3-アミン(1g、1.87mmol、1当量)およびtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(696mg、3.74mmol、2当量)の溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(724mg、5.60mmol、1.0mL、3当量)を添加した。混合物を80℃で12時間撹拌した。水(30mL)を混合物に添加し、得られた混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=1:0~20:1)によって精製した。Tert-ブチル4-[4-[4-(3-アミノ-6-クロロ-ピリダジン-4-イル)ピラゾール-1-イル]ブタ-2-イニル]ピペラジン-1-カルボキシレート(600mg、1.34mmol、収率71%)を茶色の固体として得た。
ジオキサン(10mL)および水(2mL)中のtert-ブチル4-[4-[4-(3-アミノ-6-クロロ-ピリダジン-4-イル)ピラゾール-1-イル]ブタ-2-イニル]ピペラジン-1-カルボキシレート(500mg、1.16mmol、1当量)、(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸(192mg、1.39mmol、1.2当量)の溶液に、炭酸カリウム(400mg、2.89mmol、2.5当量)およびテトラキス[トリフェニルホスフィン]パラジウム(0)(134mg、0.12mmol、0.1当量)を窒素下で添加した。反応混合物を110℃で10時間撹拌した。水(100mL)を混合物に加え、得られた混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を分取薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:1)によって精製した。Tert-ブチル4-[4-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]ピラゾール-1-イル]ブタ-2-イニル]ピペラジン-1-カルボキシレート(340mg、0.65mmol、収率56%)を淡い黄色の固体として得た。
上記の他の実施例について記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、tert-ブチル4-[4-[4-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]ピラゾール-1-イル]ブタ-2-イニル]ピペラジン-1-カルボキシレートを最終化合物に変換した。
250mLの丸底フラスコに、DCM(100mL)中のメチル4-(1-ヒドロキシエチル)ベンゾエート(2.5g、13.87mmol、1当量)、トリフェニルホスフィンジブロミド(5.9g、13.87mmol、1当量)を入れた。得られた混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(v:v=1:12)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、2.3g(68%)のメチル4-(1-ブロモエチル)ベンゾエートを無色の油として得た。
30mLのバイアルに、DMF(15mL)中のメチル4-(1-ブロモエチル)ベンゾエート(1.2g、4.94mmol、1当量)、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-アミン(1.2g、3.95mmol、0.80当量)、K2CO3(2.0g、14.81mmol、3.00当量)、NaI(739.9mg、4.94mmol、1.00当量)を入れた。得られた混合物を、油浴中で、60℃で3時間撹拌した。次いで、反応混合物を水(50mL)で希釈し、ジクロロメタン(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL×2)およびブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(v:v=10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、600mg(26%)のメチル4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ベンゾエートを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、THF(20mL)中のメチル4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ベンゾエート(600mg、1.31mmol、1当量)の溶液を入れ、それにLiAlH4(495.6mg、13.06mmol、10.00当量)を0℃で添加した。得られた混合物を室温で3時間撹拌した。次いで、反応物を、Na2SO4.10H2O(4.8g、15.0mmol)を添加することによってクエンチした。得られた混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物中の固形分を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(v:v=10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、310mg(55%)の[4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]フェニル]メタノールを黄色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、DCM(10.0mL、117mmol、218当量)中の[4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]フェニル]メタノール(310mg、0.72mmol、1当量)の溶液を入れ、それに二酸化マンガン(1.2g、14.37mmol、20当量)を室温で添加した。得られた混合物を、室温で16時間撹拌した。固形分を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。これにより、286mg(93%)の4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ベンズアルデヒドを黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、DCM(10mL)中の4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]ベンズアルデヒド(300.0mg、0.70mmol、1当量)、ベンジルピペラジン-1-カルボキシレート(185mg、0.84mmol、1.2当量)、HOAc(0.1mL、1.75mmol、2.50当量)を入れた。得られた混合物を0.5時間撹拌し、次いで、NaBH(OAc)3(444.1mg、2.10mmol、3当量)を添加した。得られた混合物を室温でさらに16時間撹拌した。次いで、反応混合物を水(20mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(20mL×3)で抽出した。合わせた有機層を水(20mL×2)およびブライン(20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(v:v=10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、260mg(59%)のベンジル4-([4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]フェニル]メチル)ピペラジン-1-カルボキシレートを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した100mLの丸底フラスコに、THF(8mL)中のベンジル4-([4-[1-(4-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1H-ピラゾール-1-イル)エチル]フェニル]メチル)ピペラジン-1-カルボキシレート(260.0mg、0.41mmol、1当量)の溶液を入れ、それに水素化トリエチルホウ素リチウム(2.1mL、2.05mmol、5.00当量)を0℃で添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を水(30mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL)で洗浄し、無水ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。これにより、200mg(98%)の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-[1-(1-[4-[(ピペラジン-1-イル)メチル]フェニル]エチル)-1H-ピラゾール-4-イル]ピリダジン-3-アミンを黄色の油として得た。
他の実施例について上に記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-[1-(1-[4-[(ピペラジン-1-イル)メチル]フェニル]エチル)-1H-ピラゾール-4-イル]ピリダジン-3-アミンを表題化合物に変換した。
ジオキサン(100mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エチル]カルバメート(5g、16.7mmol、1当量)および4,4,5,5-テトラメチル-2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(5.08g、20.0mmol、1.2当量)の溶液に、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(975mg、1.33mmol、0.08当量)および酢酸カリウム(3.27g、33.31mmol、2当量)を添加した。混合物を90℃で2時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~10:1)により精製した。化合物tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]エチル]カルバメート(8.2g、16.44mmol、収率99%)を黄色の油として得た。
ジオキサン(130mL)および水(22mL)の混合物中のエチル5-ブロモチアゾール-4-カルボキシレート(3.49g、14.77mmol、0.9当量)、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]エチル]カルバメート(5.70g、16.41mmol、1当量)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(120mg、0.16mmol、0.01当量)、炭酸カリウム(4.54g、32.83mmol、2当量)の混合物を、脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下で、80℃で10時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、水(50mL)を添加し、次いで、酢酸エチル(60mL)で2回抽出した。合わせた有機層を、塩化ナトリウムの飽和水溶液(50mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮して粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~1:1)により精製した。化合物エチル5-[4-[(1S)-1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]フェニル]チアゾール-4-カルボキシレート(5.07g、13.48mmol、収率82%)を黄色の固体として得た。
テトラヒドロフラン(60mL)中のエチル5-[4-[(1S)-1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]フェニル]チアゾール-4-カルボキシレート(4g、10.63mmol、1当量)の溶液を、窒素雰囲気下で-78℃に冷却した。次いで、水素化ジイソブチルアルミニウムTHF溶液(1M、11.69mL、1.1当量)を-78℃で、滴下で添加した。反応混合物を-78℃で0.5時間撹拌した。メタノール(2mL)を添加して反応物にクエンチし、続いて水(50mL)を添加した。混合物を酢酸エチル(40mL×2)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで、真空下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中10~50%酢酸エチル)によって精製した。化合物tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4-ホルミルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバメート(3.2g、9.63mmol、収率91%)を白色の固体として得た。
ジクロロメタン(30mL)中のジメチルアミン塩酸塩(368mg、4.51mmol、0.41mL、3当量)の溶液に、トリエチルアミン(609mg、6.02mmol、0.84mL、4当量)、ジクロロメタン(10mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4-ホルミルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバメート(500mg、1.50mmol、1当量)の溶液、およびトリアセトキシホウ素水素化ナトリウム(1.28g、6.02mmol、4当量)を添加し、混合物を20℃で2時間撹拌した。反応混合物を、水(50mL)を添加することによってクエンチし、ジクロロメタン(40mL)で2回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(60mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~0:1)によって精製した。化合物tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-[(ジメチルアミノ)メチル]チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(364mg、1.01mmol、収率67%)を黄色の油として得た。
例示的な化合物76について記載される手順を使用して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-[(ジメチルアミノ)メチル]チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメートを最終生成物に変換した。
水(40mL)およびテトラヒドロフラン(20mL)中のエチル5-[4-[(1S)-1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]フェニル]チアゾール-4-カルボキシレート(900mg、2.39mmol、1当量)および塩化カルシウム(796mg、7.17mmol、3当量)の混合物に、水素化ホウ素ナトリウム(181mg、4.78mmol、2当量)を窒素下で、0℃で添加した。混合物を5℃に温め、2時間撹拌した。塩酸(5M、4.50mL)およびアセトン(4.95mL)を0℃で添加し、反応混合物を5℃でさらに0.5時間撹拌した。5M水酸化ナトリウムを用いてpHを5に調整した。水層を、酢酸エチル(20mL×4)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮させた。残渣を半分取逆相HPLC(基本条件、カラム:Waters Xbridge 150*50 10um;移動相:[水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-ACN];B%:25%~55%、11.5分)によって精製した。化合物tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(ヒドロキシメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(400mg、1.20mmol、収率50%)を白色の固体として得た。
例示的な化合物76について記載される手順を使用して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(ヒドロキシメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメートを最終生成物に変換した。
例示的な化合物211および219も、上に記載されるものと類似の手順を使用して調製する。
例示的な化合物168について記載される手順を使用して調製した。
THF(30mL)中の(5-ブロモチアゾール-4-イル)メタノール(980mg、5.05mmol、1当量)の溶液に、水素化ナトリウム(404mg、10.10mmol、2当量)を窒素下で、0℃で添加した。混合物を0℃で30分間撹拌し、次いで、ヨードメタン(3.58g、25.25mmol、1.57mL、5当量)を0℃で添加した。混合物を窒素下で、15℃において2時間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、塩化アンモニウムの飽和水溶液によってゆっくりクエンチし、次いで、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(25mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=20/1~10/1)によって精製し、5-ブロモ-4-(メトキシメチル)チアゾール(910mg、4.37mmol、収率86%)を黄色の固体として得た。
フラスコに、tert-ブチルN-[(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エチル]カルバメート(1.4g、4.66mmol、1当量)、4,4,5,5-テトラメチル-2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(1.42g、5.60mmol、1.2当量)、(1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)二塩化物(170mg、0.23mmol、0.05当量)、酢酸カリウム(915mg、9.33mmol、2当量)、およびジオキサン(30mL)を充填した。混合物を窒素で10分間パージし、次いで、80℃に1時間加熱した。反応混合物を20℃まで冷却し、セライトのパッドを通して濾過した。濾液を真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1)によって精製した。Tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]エチル]カルバメート(1.9g、粗製)を無色の油として得た。
ジオキサン(30mL)および水(5mL)中の5-ブロモ-4-(メトキシメチル)チアゾール(900mg、4.33mmol、1当量)およびtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]エチル]カルバメート(2.25g、6.49mmol、1.5当量)の混合物に、炭酸カリウム(1.20g、8.65mmol、2当量)および[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(316mg、0.43mmol、0.1当量)を窒素下で、15℃で一度に添加した。混合物を90℃で3時間撹拌した。混合物を15℃に冷却し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10/1~1/1)によって精製し、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(メトキシメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(1.87g、粗製)を黄色の固体として得た。
例示的な化合物76について記載される手順を使用して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(メトキシメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメートtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(ヒドロキシメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメートを最終生成物に変換した。
例示的な化合物184および185も、上に記載されるものと類似の手順を使用して調製した。
ジクロロメタン(5mL)中のメチル2-[3-(3-ヒドロキシプロピル)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(460mg、1.91mmol、1当量)の溶液に、デスマーチンペルヨージナン(970mg、2.29mmol、1.2当量)を添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。酢酸エチル(50mL)を混合物に添加し、混合物を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。有機相を水(20mL)およびブライン(20mL)洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1~50:1)によって精製した。メチル3-メチル-2-[3-(3-オキソプロピル)イソキサゾール-5-イル]ブタノエート(300mg、1.25mmol、収率65%)を無色の油として得た。
他の実施例について上に記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、メチル3-メチル-2-[3-(3-オキソプロピル)イソキサゾール-5-イル]ブタノエートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物190および191を、上に記載されるものと類似の手順を使用して調製した。
ジクロロメタン(150mL)中のブタ-3-イン-1-オール(5g、71.34mmol、1当量)の溶液に、p-トルエンスルホン酸ピリジニウム(1.9g、7.56mmol、0.1当量)および3,4-ジヒドロ-2H-ピラン(9.48g、112.70mmol、10.3mL、1.58当量)を15℃で添加し、混合物を15℃で18時間撹拌した。混合物を濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~10:1)によって精製した。2-ブタ-3-イノキシテトラヒドロピラン(10.6g、68.74mmol、収率96%)を無色の油として得た。
テトラヒドロフラン(20mL)中の2-ブタ-3-イノキシテトラヒドロピラン(2g、12.97mmol、1当量)の溶液に、n-ブチルリチウム(2.5M、5.7mL、1.1当量)を-78℃で添加し、混合物を-78℃で1時間撹拌した。次いで、パラホルムアルデヒド(2.10g、23.35mmol、1.8当量)を混合物に添加し、-78℃で30分間および20℃で15時間撹拌した。混合物を飽和塩化アンモニウム溶液(80mL)を用いてクエンチし、酢酸エチル(2×40mL)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで、濃縮して、残渣を得た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=3:1~0:1)によって精製した。5-テトラヒドロピラン-2-イルオキシペント-2-イン-1-オール(1.4g、7.60mmol、収率58%)を無色の油として得た。
テトラヒドロフラン(15mL)中の5-テトラヒドロピラン-2-イルオキシペント-2-イン-1-オール(1.4g、7.60mmol、1当量)およびp-トルエンスルホニルクロリド(2.90g、15.20mmol、2当量)の混合物に、水酸化カリウム(2.13g、38.00mmol、5当量)を添加した。次いで、反応混合物を20℃で2時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、次いで、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×2)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1~10:1)によって精製した。化合物5-テトラヒドロピラン-2-イルオキペント-2-イニル4-メチルベンゼンスルホネート(2.5g、7.39mmol、収率97%)を無色の油として得た。
アセトニトリル(20mL)中の5-テトラヒドロピラン-2-イルオキシペント-2-イニル4-メチルベンゼンスルホネート(2.5g、7.39mmol、1当量)、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(1.72g、8.86mmol、1.2当量)の溶液に、炭酸カリウム(2.04g、14.77mmol、2当量)を添加した。次いで、反応混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、次いで、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×2)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1~10:1)によって精製した。化合物1-(5-テトラヒドロピラン-2-イルオキシペント-2-イニル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピラゾール(2g、5.55mmol、収率75%)を淡い黄色の油として得た。
他の実施例について上に記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、1-(5-テトラヒドロピラン-2-イルオキシペント-2-イニル)-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)ピラゾールを最終化合物に変換した。
上記の他の実施例について記載され、当業者に明らかである手順を使用して、以下のスキームに従って、(2S,4R)-N-((R)-2-(ジメチルアミノ)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)-2-オキソエチル)-4-ヒドロキシピロリジン-2-カルボキサミドを調製した。
上記の他の実施例について記載される手順を使用して、(2S,4R)-N-((R)-2-(ジメチルアミノ)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)-2-オキソエチル)-4-ヒドロキシピロリジン-2-カルボキサミドを最終化合物に変換した。
例示的な化合物171を、類似の手順を使用して調製した。
メタノール(20mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4-ホルミルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバメート(2g、6.02mmol、1当量)および1-ジアゾ-1-ジメトキシホスホリル-プロパン-2-オン(1.16g、6.02mmol、1当量)の溶液に、炭酸カリウム(1.66g、12.03mmol、2当量)を0℃で添加した。反応混合物を15℃で16時間撹拌した。次いで、1-ジアゾ-1-ジメトキシホスホリル-プロパン-2-オン(116mg、0.60mmol、0.1当量)を添加し、反応混合物を15℃でさらに1時間撹拌した。酢酸エチル(50mL)および水(40mL)を添加し、混合物を分離した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで、真空下で濃縮して、残渣を得、これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中10~30%酢酸エチル)によって精製して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4-エチニルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバメート(1.8g、5.48mmol、収率91%)を白色の固体として得た。
ジオキサン(8mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4-エチニルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバメート(400mg、1.22mmol、1当量)、ジメチルアミン(1.37g、12.18mmol、1.54mL、10当量)、およびトリホルモール(362mg、4.02mmol、3.3当量)の溶液に、ヨウ化銅(232mg、1.22mmol、1当量)を0℃で添加した。反応混合物を脱気し、窒素を3回充填し、次いで、30℃で4時撹拌した。反応溶液を真空下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0~8%メタノール)によって精製して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-[3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル]チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(274mg、0.71mmol、収率58%)を淡い黄色のガムとして得た。
例示的な化合物76について記載される手順を使用して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-[3-(ジメチルアミノ)プロパ-1-イニル]チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
アセトニトリル(200mL)中の2,2-ジエトキシエタノール(22.87g、170mmol、1.5当量)および4-ブロモ-2-フルオロ-ピリジン(20g、113.65mmol、1当量)の混合物に、炭酸セシウム(74.06g、227mmol、2当量)を窒素下で、15℃で一度に添加した。混合物を90℃で3時間撹拌した。混合物を20℃に冷却し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル)によって精製して、4-ブロモ-2-(2,2-ジエトキシエトキシ)ピリジン(22.8g、74.7mmol、収率66%)を黄色の油として得た。
トルエン(200mL)中の4-ブロモ-2-(2,2-ジエトキシエトキシ)ピリジン(10g、34.46mmol、1当量)およびベンジル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(8.49g、34.46mmol、1当量)の混合物に、炭酸セシウム(22.46g、68.93mmol、2当量)および[2-(2-アミノフェニル)フェニル]-クロロ-パラジウムジシクロヘキシル-[2-(2,6-ジイソプロポキシフェニル)フェニル]ホスファン(1.61g、2.07mmol、0.06当量)を窒素下で、15℃で一度に添加した。混合物を110℃で12時間撹拌した。混合物を20℃に冷却し、濾過し、真空下で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=10/1、3/1)によって精製して、ベンジル8-[2-(2,2-ジエトキシエトキシ)-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(12.1g、26.6mmol、収率77%)を黄色の油として得た。
テトラヒドロフラン(300mL)およびエタノール(300mL)中のベンジル8-[2-(2,2-ジエトキシエトキシ)-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレート(13.1g、28.76mmol、1当量)の溶液に、10%水酸化パラジウム炭素(4.04g、2.88mmol、0.1当量)を窒素下で添加した。懸濁液を真空下で脱気し、水素で数回パージした。混合物を、水素(50psi)下で、60℃で12時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液を濃縮した。粗8-[2-(2,2-ジエトキシエトキシ)-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン(8.27g、25.73mmol、収率89.47%)を茶色の油として得た。
上記の他の実施例について記載される手順、ならびに当業者に明らかである標準的な手順を使用して、以下のスキームに従って、8-[2-(2,2-ジエトキシエトキシ)-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタンを最終化合物に変換した。
例示的な化合物132について記載されるものと類似の手順を使用して、以下の例示的な化合物を調製した:135、136、139、141、133、140、142、および210。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの三口丸底フラスコに、THF(150.0mL)中の1,4-ジブロモベンゼン(12.0g、50.8mmol、1.0当量)を-78℃で入れた。次いで、n-ブチルリチウム溶液(ヘキサン中1M、60.9mL、60.9mmol、1.2当量)を-78℃で添加した。得られた混合物を-78℃で30分間撹拌し、次いで、2,2-ジフルオロ酢酸エチル(12.6g、101.5mmol、2.0当量)を-78℃でゆっくり添加した。冷却浴を除去し、得られた混合物を室温でさらに1時間撹拌した。次いで、反応物を、50mLの水を添加することによってクエンチした。得られた混合物を酢酸エチル(250mL×3)で抽出し、有機層を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:10)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、7.6g(64%)の1-(4-ブロモフェニル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オンを淡い黄色の半固体として得た。
窒素の不活性雰囲気下でパージし、維持した30mLの密封チューブに、THF(10mL)中の1-(4-ブロモフェニル)-2,2-ジフルオロエタン-1-オン(3.5g、14.9mmol、1.0当量)、(S)-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(3.6g、29.8mmol、2.0当量)、およびテトラキス(プロパン-2-イルオキシ)チタン(12.7g、44.7mmol、3.0当量)を窒素雰囲気下で入れた。得られた混合物を、窒素雰囲気下で、油浴中で、80℃で14時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、2.8g(56%)の(S)-N-[(1Z)-1-(4-ブロモフェニル)-2,2-ジフルオロエチリデン]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミドを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの三口丸底フラスコに、THF(40.0mL)中の(S)-N-[(1Z)-1-(4-ブロモフェニル)-2,2-ジフルオロエチリデン]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(2.8g、8.3mmol、1当量)およびBH3-THF(40.0mL、40.0mmol、1.0M、4.8当量)の溶液を0℃で入れた。得られた混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで、室温に温め、室温でさらに6時間撹拌した。反応を、100mLの水の添加により停止させた。得られた混合物を酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。有機層を合わせ、減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.3g(45%)の(S)-N-[(1R)-1-(4-ブロモフェニル)-2,2-ジフルオロエチル]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミドを白色の固体として得た。
窒素の不活性雰囲気下でパージし、維持した30mLの密封チューブに、ジオキサン(15.0mL)および水(3.0mL)中の(S)-N-[(1R)-1-(4-ブロモフェニル)-2,2-ジフルオロエチル]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(1.3g、3.8mmol、1.0当量)、4-メチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3-チアゾール(1.25g、5.5mmol、1.5当量)、K2CO3(1.5g、11.3mmol、3.0当量)、およびPd(dppf)Cl2.CH2Cl2(62.0mg、0.08mmol、0.02当量)を窒素雰囲気下で入れた。得られた懸濁液を、窒素雰囲気下で、油浴中で、90℃で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、750.0mg(56%)の(S)-N-[(1R)-2,2-ジフルオロ-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)-フェニル]エチル]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミドを淡い黄色の固体として得た。
この出願における他の実施例について記載されるものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って、(S)-N-[(1R)-2,2-ジフルオロ-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)-フェニル]エチル]-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミドを最終化合物に変換した。
例示的な化合物267および268を、類似の手順を使用して調製した。
テトラヒドロフラン(8mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(ヒドロキシメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(400mg、1.20mmol、1当量)、イソインドリン-1,3-ジオン(352mg、2.39mmol、2当量)、およびトリフェニルホスフィン(471mg、1.79mmol、1.5当量)の溶液に、N,N-ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(290mg、1.44mmol、0.27mL、1.2当量)を0℃で添加した。混合物を15℃で16時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、粗生成物を得、これを分取TLC(石油エーテル:酢酸エチル=1:1)によって精製して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-[(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)メチル]チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(560mg)を白色の固体として生成した。
エタノール(24mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-[(1,3-ジオキソイソインドリン-2-イル)メチル]チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(600mg、1.29mmol、1当量)およびヒドラジン水和物(661mg、12.94mmol、0.64mL、純度98%、10当量)の混合物を、脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下で、70℃で3時間撹拌した。反応混合物を濾過し、フィルターケーキをエタノール(30mL)で洗浄した。濾液を濃縮して粗生成物を得た。化合物tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(アミノメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(530mg、粗製)を白色の固体として得た。
ジクロロメタン(30mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(アミノメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(618mg、1.85mmol、1当量)およびトリエチルアミン(563mg、5.56mmol、0.77mL、3当量)の溶液に、無水酢酸(227mg、2.22mmol、0.21mL、1.2当量)を0℃で添加した。混合物を15℃で3時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、次いで、有機層を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)によって精製した。化合物tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(アセトアミドメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(400mg、1.07mmol、収率58%)を白色の固体として得た。
例示的な化合物76について記載される手順を使用して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(アセトアミドメチル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
テトラヒドロフラン(50mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-[4-(4-エチニルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバメート(1.73g、5.27mmol、1当量)の溶液に、n-ブチルリチウム(2.5M、4.42mL、2.1当量)を窒素下で、-78℃で添加した。反応混合物を-50℃で2時間撹拌した。次いで、トリホルモール(474mg、5.27mmol、1当量)を添加し、反応混合物を22時間10℃に温めた。反応混合物を10℃でさらに20時間撹拌した。水(40mL)を添加し、混合物を酢酸エチル(40mL)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、次いで、真空下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル中10~80%酢酸エチル)によって精製して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメート(480mg、1.34mmol、収率25%)を白色の固体として得た。950mgの出発材料を回収した。
例示的な化合物174について記載される手順を使用して、tert-ブチルN-[(1S)-1-[4-[4-(3-ヒドロキシプロパ-1-イニル)チアゾール-5-イル]フェニル]エチル]カルバメートを、tert-ブチル(S)-(1-(4-(4-(3-アセトアミドプロパ-1-イン-1-イル)チアゾール-5-イル)フェニル)エチル)カルバメートに変換した。
例示的な化合物76について記載されるものと類似の手順を使用して、tert-ブチル(S)-(1-(4-(4-(3-アセトアミドプロパ-1-イン-1-イル)チアゾール-5-イル)フェニル)エチル)カルバメートを最終化合物に変換した。
上に記載される手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物176を、類似の手順を使用して調製した。
上に記載される手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物179を、類似の手順を使用して調製した。
THF(50mL)中の2,2-ジエトキシエタノール(2.06g、15.38mmol、1.5当量)の溶液に、水素化ナトリウム(615mg、15.38mmol、純度60%、1.5当量)を0℃で添加し、混合物を0℃で30分間撹拌した。次いで、これに、THF(50mL)中のtert-ブチル2-ブロモ酢酸塩(2g、10.25mmol、1.52mL、1当量)の溶液を0℃で添加し、反応混合物を窒素下で、15℃で2時間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、塩化アンモニウムの飽和水溶液によってクエンチした。水相を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(15mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=50/1~20/1)によって精製して、tert-ブチル2-(2,2-ジエトキシエトキシ)酢酸塩(883mg、3.56mmol、収率34%)を黄色の油として得た。
THF(3mL)、メタノール(3mL)、および水(6mL)の混合物中のtert-ブチル2-(2,2-ジエトキシエトキシ)酢酸塩(0.7g、2.82mmol、1当量)に、水酸化リチウム一水和物(1.18g、28.19mmol、10当量)を窒素下で、15℃で一度に添加した。混合物を2時間撹拌した。pHを1M塩酸で6に調整した。水相を酢酸エチル(35mL×4)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮させた。粗生成物2-(2,2-ジエトキシエトキシ)酢酸(460mg、粗製)を黄色の油として得た。
N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の(2S,4R)-1-[(2S)-2-アミノ-3,3-ジメチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(0.2g、0.45mmol、1当量)および2-(2,2-ジエトキシエトキシ)酢酸(87mg、0.45mmol、1当量)の混合物に、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(222mg、0.59mmol、1.3当量)およびトリエチルアミン(137mg、1.35mmol、0.19mL、3当量)を窒素下で、15℃で一度に添加した。混合物を15℃で1時間撹拌した。混合物を氷水(w/w=1/1、20mL)に注ぎ入れ、5分間撹拌した。水層を、酢酸エチル(20mL×4)で抽出した。合わせた有機相をブライン(15mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、半分取逆相HPLC(ギ酸条件;カラム:Phenomenex Synergi C18 150*25*10um移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:30%~60%、9分)によって精製した。生成物(2S,4R)-1-[(2S)-2-[[2-(2,2-ジエトキシエトキシ)アセチル]アミノ]-3,3-ジメチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(230mg、0.37mmol、収率82%)を黄色の油として得た。
以下のスキームに従って、かつ他の実施例について上に記載される手順を使用して、(2S,4R)-1-[(2S)-2-[[2-(2,2-ジエトキシエトキシ)アセチル]アミノ]-3,3-ジメチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドを最終化合物に変換した。
0℃で、THF(100mL)中のPPh3(4.68g、17.836mmol、3.0当量)の溶液に、DIAD(3.61g、17.836mmol、3.0当量)、および(1s,3s)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブタン-1-オール(3.0g、5.945mmol、1当量)を窒素雰囲気下で添加した。上記の混合物に、6-ブロモピリジン-3-オール(2.07g、11.891mmol、2.0当量)窒素雰囲気下で、0℃で5分間にわたって滴下で添加した。得られた混合物を、0℃で5分間撹拌し、次いで50℃に加熱し、50℃で2時間撹拌した。反応物を水(25mL)でクエンチし、得られた混合物をEtOAc(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、CH2Cl2/MeOH(10:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-[(6-ブロモピリジン-3-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(2.3g、59%)を淡い黄色の固体として得た。
以下の反応を4つの並行の等しいバッチで行い、後処理および精製のために合わせた。各バッチにおいて、1,4-ジオキサン(15mL)および水(5mL)中の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-[(6-ブロモピリジン-3-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(571mg、0.864mmol、1.00当量)およびtert-ブチルジメチル[[(2E)-3-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]シラン(387mg、1.297mmol、1.50当量)の溶液に、K2CO3(1.07g、0.008mmol、3.0当量)およびPd(dppf)Cl2-CH2Cl2(105mg、0.130mmol、0.15当量)を窒素雰囲気下で、室温で添加した。得られた混合物を窒素雰囲気下で、80℃で2時間撹拌した。各反応物を、室温で水(50mL)を添加することによってクエンチし、得られた混合物を合わせて、EtOAc(90mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、CH2Cl2/MeOH(10:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-([6-[(1E)-3-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]プロパ-1-エン-1-イル]ピリジン-3-イル]オキシ)シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(合計2.1g、76%)を淡い黄色の固体として得た。
THF(20mL)中の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-(8-[2-[(1r,3r)-3-([6-[(1E)-3-[(tert-ブチルジメチルシリル)オキシ]プロパ-1-エン-1-イル]ピリジン-3-イル]オキシ)シクロブトキシ]ピリジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)ピリダジン-3-アミン(2.10g、2.79mmol、1.00当量)の撹拌溶液に、TBAF(1mol/L、8.3mL、8.3mmol、3.0当量)を窒素雰囲気下で、0℃で、滴下で添加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。次いで、反応物を、水(25mL)を添加することによってクエンチした。得られた混合物を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、3-[5-[(1r,3r)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-エン-1-オール(1.1g、62%)を淡い黄色の固体として得た。
THF中のトリブチルホスフィン(634mg、3.14mmol、10.00当量)およびテトラメチルアゾジカルボキサミド(588mg、3.14mmol、10.00当量)の溶液に、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[2-(3-ヒドロキシ-1,2-オキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(172mg、0.345mmol、1.10当量)および(2E)-3-[5-[(1r,3r)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-エン-1-オール(70mg、0.11mmol、1当量)を窒素雰囲気下で、-10℃で添加した。得られた混合物を窒素雰囲気下で、室温で16時間撹拌した。反応物を、室温で水(50mL)を添加することによってクエンチし、得られた混合物をEtOAc(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-1-[3-メチル-2-(3-[[(2E)-3-[5-[(1r,3r)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)ブタノイル]ピロリジン-2-カルボキサミド(120mg、34%)を淡い黄色の固体として得た。
他の実施例について上に記載される標準的な手順を使用して、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]エチル]-1-[3-メチル-2-(3-[[(2E)-3-[5-[(1r,3r)-3-[[4-(3-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル]オキシ]シクロブトキシ]ピリジン-2-イル]プロパ-2-エン-1-イル]オキシ]-1,2-オキサゾール-5-イル)ブタノイル]ピロリジン-2-カルボキサミドを最終化合物に変換した。
例示的な化合物186、206、および207を、類似の手順を使用して調製した。
N,N-ジメチルホルムアミド(40mL)中のtert-ブチル4-(3-ヒドロキシシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(2g、7.37mmol、1当量)の溶液に、水素化ナトリウム(353mg、8.84mmol、純度60%、1.2当量)を0℃で添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。次いで、N,N-ジメチルホルムアミド(2mL)中の2-ベンジルオキシエチル4-メチルベンゼンスルホネート(3.39g、11.06mmol、1.5当量)を添加した。混合物を60℃で15時間撹拌した。反応混合物を、水(200mL)を添加することによってクエンチし、酢酸エチル(200mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して残渣を得た。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex Synergi Max-RP 250*50mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:50ACN%~80ACN%、26分、20%分)によって精製した。化合物tert-ブチル4-[3-(2-ベンジルオキシエトキシ)シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(2.1g、5.18mmol、収率70%)を無色の油として得た。
エタノール(20mL)およびテトラヒドロフラン(20mL)中のtert-ブチル4-[3-(2-ベンイジルオキシエトキシ)シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(2.1g、5.18mmol、1当量)の溶液に、5%パラジウム活性炭素触媒(500mg)を窒素下で添加した。懸濁液を真空下で脱気し、水素で3回パージした。混合物を、水素(15Psi)下で、25℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濾過および濃縮し、残渣を得た。化合物tert-ブチル4-[3-(2-ヒドロキシエトキシ)シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(1.6g、5.07mmol、収率97%)を無色の油として得た。
他の実施例について上に記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、tert-ブチル4-[3-(2-ヒドロキシエトキシ)シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレートを最終化合物に変換した。
テトラヒドロフラン(50mL)中の1,4-ジメチル-1H-ピラゾール(2.5g、26.0mmol、1当量)の溶液に、ヘキサン溶液(ヘキサン中2.5M、78.0mmol、31mL、3当量)中のn-ブチルリチウムを窒素雰囲気下で、0℃で、滴下で添加した。得られた溶液を、室温で1時間撹拌し、次いで-78℃に冷却した。2-イソプロポキシ-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(14.52g、78.017mmol、3当量)を添加し、反応混合物を-78℃で0.5時間撹拌し、次いで0℃までゆっくり温めた。反応物をブラインでクエンチし、EtOAc(250mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:5)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、2.6g(45%)の1,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾールを白色の固体として得た。
250mLの丸底フラスコに、ジオキサン(16mL)およびH2O(2mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エチル]カルバメート(1.0g、3.331mmol、1当量)、1,4-ジメチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾール(1.48g、6.664mmol、2.00当量)、K2CO3(1.38g、9.963mmol、2.99当量)、およびPd(dppf)Cl2(244.0mg、0.333mmol、0.10当量)を入れた。得られた混合物を窒素雰囲気下で、90℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.63g(99%)のベンジルN-[(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エチル]カルバメートを淡い黄色の固体として得た。
他の実施例について上に記載される手順を使用して、ベンジルN-[(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物193を、類似の手順を使用して調製した。
2-(3-ヒドロキシイソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタン酸(1g、5.40mmol、1当量)のメタノール(10mL)溶液に、塩化チオニル(2.57g、21mmol、1.57mL、4当量)を0℃で加えた。反応混合物を3時間、70℃で撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。メチル2-(3-ヒドロキシイソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタノエート(1g、5.02mmol、収率92%)を黄色の油として得た。
メチル2-(3-ヒドロキシイソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタノエート(800mg、4.02mmol、1当量)のアセトニトリル(5mL)溶液に、炭酸カリウム(1.11g、8.03mmol、2当量)およびペルフルオロブチルスルホニルフルオリド(1.46g、4.82mmol、1.2当量)を加えた。反応混合物を25℃で12時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=100/1~20/1)によって精製した。メチル3-メチル-2-[3-(1,1,2,2,3,3,4,4,4-ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)イソキサゾール-5-イル]ブタノエート(530mg、1.10mmol、収率27%)を無色の油として得た。
メチル3-メチル-2-[3-(1,1,2,2,3,3,4,4,4-ノナフルオロブチルスルホニルオキシ)イソキサゾール-5-イル]ブタノエート(400mg、0.83mmol、1当量)およびtert-ブチルピペラジン-1-カルボキシレート(154mg、0.83mmol、1当量)のジメチルホルムアミド(5mL)溶液を、130℃で12時間撹拌した。反応混合物を、水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を分取TLC(石油エーテル:酢酸エチル=3:1)によって精製した。Tert-ブチル4-[5-(1-メトキシカルボニル-2-メチル-プロピル)イソキサゾール-3-イル]ピペラジン-1-カルボキシレート(130mg、0.35mmol、収率42%)を無色の油として得た。
メタノール(2mL)、テトラヒドロフラン(2mL)、および水(2mL)中のtert-ブチル4-[5-(1-メトキシカルボニル-2-メチル-プロピル)イソキサゾール-3-イル]ピペラジン-1-カルボキシレート(130mg、0.35mmol、1当量)の溶液に、水酸化リチウム(44mg、1.06mmol、3当量)を添加した。反応混合物を、15℃で1時間撹拌した。水(3mL)を加えた。pHを塩酸(水中1M)で6に調整し、酢酸エチル(10mL×5)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(50mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。2-[3-(4-tert-ブトキシカルボニルピペラジン-1-イル)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(100mg、0.28mmol、収率79%)を白色の固体として得た。
ジメチルホルムアミド(5mL)中の2-[3-(4-tert-ブトキシカルボニルピペラジン-1-イル)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(100mg、0.28mmol、1当量)およびO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(129mg、0.33mmol、1.2当量)の溶液に、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド塩酸塩(104mg、0.28mmol、1当量)およびジイソプロピルエチルアミン(109mg、0.84mmol、3当量)を添加した。反応混合物を15℃で0.5時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)の中へと注ぎ、酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、分取TLC(ジクロロメタン:メタノール=10:1)によって精製した。tert-ブチル4-[5-[1-[(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボニル]-2-メチル-プロピル]イソキサゾール-3-イル]ピペラジン-1-カルボキシレート(180mg、0.26mmol、収率92%)を無色の油として得た。
tert-ブチル4-[5-[1-[(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボニル]-2-メチル-プロピル]イソキサゾール-3-イル]ピペラジン-1-カルボキシレート(200mg、0.29mmol、1当量)を、キラル超臨界流体クロマトグラフィーによって分離した。機器:CASWH-Prep-SFC-C、SFC Column:DAICEL Chiralpak AS(250mm*30mm、10um);移動相:CO2中のエタノール(0.1% NH3.H2O)、25%~25%;流速:55g/分、波長:220nm。tert-ブチル4-[5-[(1S)-1-[(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボニル]-2-メチル-プロピル]イソキサゾール-3-イル]ピペラジン-1-カルボキシレート(80mg、0.11mmol、収率76%、純度95%)を白色の固体として得た。tert-ブチル4-[5-[(1R)-1-[(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボニル]-2-メチル-プロピル]イソキサゾール-3-イル]ピペラジン-1-カルボキシレート(70mg、0.1mmol、収率68%、純度98%)を白色の固体として得た。
ジクロロメタン(2mL)中のtert-ブチル4-[5-[(1R)-1-[(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボニル]-2-メチル-プロピル]イソキサゾール-3-イル]ピペラジン-1-カルボキシレート(70mg、0.1mmol、1当量)の溶液に、塩酸(ジオキサン中4M、3mL)を加えた。反応混合物を15℃で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[(2R)-3-メチル-2-(3-ピペラジン-1-イルイソキサゾール-5-イル)ブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(55mg、0.09mmol、収率91%)を白色の固体として得た。
アセトニトリル(12mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-[(2R)-3-メチル-2-(3-ピペラジン-1-イルイソキサゾール-5-イル)ブタノイル]-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(100mg、0.16mmol、1当量、塩酸塩)、1,2-ジブロモエタン(31mg、0.16mmol、1当量)、および2-[6-アミノ-5-[8-[2-[3-(4-ピペリジルオキシ)シクロブトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル]フェノール二塩酸塩(102mg、0.16mmol、1当量)の混合物に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(128mg、0.99mmol、6当量)を添加した。混合物をマイクロ波下で、100℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して残渣を得た。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex Synergi C18 150*25*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:5%~35%、10分)によって精製した。化合物(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[4-[2-[4-[3-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]-1-ピペリジル]エチル]ピペラジン-1-イル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドギ酸塩(24.6mg、0.02mmol、収率12%)を、灰色がかった白色の固体として得た。
例示的な化合物195として類似の手順を使用して調製した。
例示的な化合物112および116について記載されるものと類似の手順を使用して調製した。
トルエン(500mL)中のエチル2-フルオロ-3-オキソ-ブタノエート(33.6g、226.82mmol、28.47mL、1当量)およびエチレングリコール(70.39g、1.13mol、63.42mL、5当量)の溶液に、三フッ化ホウ素エチルエーテル(3.36g、23.67mmol、2.92mL、0.1当量)を添加した。混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を水(300mL)で希釈し、酢酸エチル(300mL)で2回抽出した。合わせた有機相をブライン(300mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1~10:1)により精製した。化合物エチル2-フルオロ-2-(2-メチル-1,3-ジオキソラン-2-イル)酢酸塩(29.3g、152.5mmol、収率67%)を無色の油として得た。
ピリジン(164mL)中のエチル2-フルオロ-2-(2-メチル-1,3-ジオキソラン-2-イル)酢酸塩(29.3g、152.46mmol、1当量)およびヒドロキシルアミン塩酸塩(21.19g、304.92mmol、2当量)の溶液に、メタノール(61mL)中のメトキシドナトリウム(28%)を1時間にわたって0℃で、滴下で添加した。混合物を20℃で1時間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液をテトラヒドロフラン(500mL)で希釈し、さらに濾過した。濾液を濃縮して、粗生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~0:1)によって精製して、生成物を得た。化合物2-フルオロ-2-(2-メチル-1,3-ジオキソラン-2-イル)エタンヒドロキサム酸(10.4g、58.1mmol、収率38%)をオレンジ色の油として得た。
硫酸(18M、50mL、15.58当量)中の2-フルオロ-2-(2-メチル-1,3-ジオキソラン-2-イル)エタンヒドロキサム酸(10.35g、57.77mmol、1当量)の溶液を、70℃で2時間撹拌した。反応混合物を氷水(250mL)に注ぎ入れ、次いで、酢酸エチル(250mL)で2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、精製することなく次の工程で直接使用した。化合物4-フルオロ-5-メチル-イソキサゾール-3-オール(4.60g、39.29mmol)を黄色の固体として得た。
ジクロロメタン(228mL)中の4-フルオロ-5-メチル-イソキサゾール-3-オール(5.7g、48.69mmol、1当量)の溶液に、p-トルエンスルホン酸一水和物(926mg、4.87mmol、0.1当量)および3,4-ジヒドロ-2H-ピラン(20.48g、243.43mmol、22.26mL、5当量)を添加した。混合物を20℃で10時間撹拌した。反応混合物を水(100mL)に注ぎ入れ、pHを飽和重炭酸ナトリウム溶液(60mL)で7に調整した。次いで、混合物をジクロロメタン(200mL)で2回抽出した。合わせた有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液(200mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。濾液を濃縮して、粗生成物を得、これをシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~8:1)によって精製した。化合物4-フルオロ-5-メチル-3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ-イソキサゾール(7.94g、39.5mmol、収率81%)を黄色の固体として得た。
テトラヒドロフラン(115mL)中の4-フルオロ-5-メチル-3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ-イソキサゾール(8.07g、40.13mmol、1当量)の溶液に、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(1M、60.20mL、1.5当量)を窒素下で、-78℃で、滴下で添加し、反応混合物を-78℃で0.5時間撹拌した。反応混合物を通して、その後、二酸化炭素(15psi)を-78℃で1時間泡立て、混合物を20℃で1時間撹拌した。反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液(150mL)によってクエンチし、酢酸エチル(100mL)で2回抽出した。0℃でpH=3になるまで、水層を塩酸水溶液(1M)によって調整し、次いで、クロロホルムおよびイソプロパノール(v/v=5:1、150mL、3回)で抽出した。合わせた層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。化合物2-(4-フルオロ-3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ-イソキサゾール-5-イル)酢酸(8.07g、32.91mmol)を黄色の固体として得た。
メタノール(70mL)および酢酸エチル(70mL)の混合物中の2-(4-フルオロ-3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ-イソキサゾール-5-イル)酢酸(7.87g、32.10mmol、1当量)の溶液に、トリメチルシリルジアゾメタンエーテル溶液(2M、24.07mL、1.5当量)を-10℃で、滴下で添加し、混合物を-10℃で1時間撹拌した。反応混合物を酢酸でpH=7まで調整し、酢酸エチル(150mL)を添加した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液(50mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~5:1)によって精製した。化合物メチル2-(4-フルオロ-3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ-イソキサゾール-5-イル)酢酸塩(4.51g、17.40mmol、収率54%)を無色の油として得た。
ジメチルホルムアミド(66mL)中のメチル2-(4-フルオロ-3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ-イソキサゾール-5-イル)酢酸塩(4.42g、17.05mmol、1当量)の溶液に、tert-ブトキシドカリウム(2.87g、25.58mmol、1.5当量)を0℃で添加し、次いで、2-ヨードプロパン(3.48g、20.46mmol、2.05mL、1.2当量)を添加した。混合物を20℃で12時間撹拌した。反応混合物を水(60mL)で希釈し、酢酸エチル(80mL)で3回抽出した。合わせた層を飽和塩化ナトリウム水溶液(100mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル)によって精製した。化合物メチル2-(4-フルオロ-3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ-イソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタノエート(5.25g)を黄色の油として得た。
ジクロロメタン(20mL)およびテトラヒドロフラン(5mL)および水(5mL)の混合物中のメチル2-(4-フルオロ-3-テトラヒドロピラン-2-イルオキシ-イソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタノエート(5.48g、18.19mmol、1当量)の溶液に、塩酸/ジオキサン(4M、30.00mL、6.60当量)を添加した。混合物を20℃で20時間撹拌した。反応混合物を飽和炭酸ナトリウム溶液(300mL)に注ぎ入れ、次いで、メチルtert-ブチルエーテル(100mL)で3回抽出した。水層のpHを、pH=2になるまで塩酸溶液(3M)を添加することによって調整した。水層をクロロホルム(150mL)で3回抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得た。残渣を、半分取逆相(カラム:Kromasil 250*50mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:21ACN%~51ACN%、29分、79%分)によって精製した。化合物メチル2-(4-フルオロ-3-ヒドロキシ-イソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタノエート(1.27g、5.86mmol、収率32%)を白色の固体として得た。
メチル2-(4-フルオロ-3-ヒドロキシ-イソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタノエート(0.5g、2.30mmol、1当量)、2-ブロモ-1,1-ジエトキシ-エタン(907mg、4.60mmol、0.69mL、2当量)および炭酸カリウム(636mg、4.60mmol、2当量)を、ジメチルスルホキシド(8mL)中のマイクロ波チューブに取り込んだ。密封チューブを、マイクロ波照射下で、80℃で2時間加熱した。LCMSが出発材料が依然として残っていることを示した後、密封チューブを、マイクロ波照射下で、80℃でさらに2時間加熱した。混合物を濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、半分取逆相(カラム:Phenomenex Synergi C18 150*25*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:40%~70%、9分)によって精製した。化合物メチル2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)-4-フルオロ-イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(266mg、0.80mmol、収率35%)を黄色の油として得、46mgのメチル2-(4-フルオロ-3-ヒドロキシ-イソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタノエートを回収した。
例示的な化合物76について上に記載されるものと同様の手順を使用して、メチル2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)-4-フルオロ-イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物198、208、209、269、および270を、類似の手順を使用して調製した。
(2R)-2-アミノ-2-(4-ブロモフェニル)エタノール(1.74g、6.89mmol、1当量、塩酸塩)のテトラヒドロフラン(25mL)の溶液に、トリエチルアミン(2.79g、27.56mmol、3.84mL、4当量)およびtert-ブトキシカルボニルtert-ブチル炭酸塩(1.80g、8.27mmol、1.90mL、1.2当量)を加えた。混合物を30℃で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、テトラヒドロフランを除去した。残渣を酢酸エチル(50mL×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン水溶液(40mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、石油エーテル/酢酸エチル(22mL、v:v=10:1)で粉砕した。化合物tert-ブチルN-[(1R)-1-(4-ブロモフェニル)-2-ヒドロキシ-エチル]カルバメート(2g、6.33mmol、収率91%)を白色の固体として得た。
ジメチルアセトアミド(40mL)中のtert-ブチルN-[(1R)-1-(4-ブロモフェニル)-2-ヒドロキシ-エチル]カルバメート(2.0g、6.33mmol、1当量)、4-メチルチアゾール(1.25g、12.65mmol、1.15mL、2当量)、酢酸カリウム(1.24g、12.65mmol、2当量)、および酢酸パラジウム(142mg、0.63mmol、0.1当量)の混合物を、脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下で、100℃で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮して、ジメチルアセトアミドを除去した。残渣を酢酸エチル(40mL×2)で抽出し、飽和ブライン(40mL×2)で洗浄した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=5/1~1/2)によって精製した。化合物tert-ブチルN-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバメート(1.45g、3.98mmol、収率63%)を黄色の油として得た。
上記の例示的な化合物180について記載されるものと類似の手順を使用して、tert-ブチルN-[(1R)-2-ヒドロキシ-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物199、158、および100を、類似の手順を使用して調製した。
ジメチルホルムアミド(50mL)中の1-(4-ブロモ-2-ヒドロキシ-フェニル)エタノン(10g、46.50mmol、1.0当量)の溶液に、炭酸カリウム(9.64g、69.75mmol、1.5当量)を添加した。次いで、ヨードメタン(13.20g、93.00mmol、2.0当量)を0℃で混合物中に添加した。次いで、混合物を20℃で12時間撹拌した。混合物を水(200mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出し、ブライン(50mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、次いで、濃縮した。1-(4-ブロモ-2-メトキシ-フェニル)エタノン(10.5g、45.84mmol、収率98%)を黄色の固体として得た。
テトラヒドロフラン(50mL)中の1-(4-ブロモ-2-メトキシ-フェニル)エタノン(10g、43.65mmol、1.18当量)の溶液に、チタンテトラエトキシド(16.94g、74.26mmol、2.0当量)を添加した。次いで、2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(4.5g、37.13mmol、1.0当量)を混合物に添加し、混合物をN2で3回パージした。次いで、混合物を70℃で12時間撹拌した。混合物を水(100mL)でクエンチし、水(200mL)で希釈し、濾過し、次いで、酢酸エチル(200mL×3)で抽出し、ブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、次いで、濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=20:1~3:1)によって精製した。((R,E)-N-(1-(4-ブロモ-2-メトキシフェニル)エチリデン)-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(9g、27.09mmol、収率73%)を黄色の油として得た。
テトラヒドロフラン(90mL)中の((R,E)-N-(1-(4-ブロモ-2-メトキシフェニル)エチリデン)-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(9g、27.09mmol、1.0当量)の溶液に、L-セレクトリド(1M、81.26mL、3.0当量)を0℃で添加した。次いで、混合物を20℃で2時間撹拌した。混合物を水(100mL)でクエンチし、水(20mL)で希釈し、酢酸エチル(300mL×3)で抽出し、ブライン(200mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、次いで濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=20:1~1:1)によって精製した。N-[(1S)-1-(4-ブロモ-2-メトキシ-フェニル)エチル]-2-メチル-プロパン-2-スルフィンアミド(5.5g、16.45mmol、収率60%)を黄色の油として得た。
ジオキサン(12mL)中のN-[(1S)-1-(4-ブロモ-2-メトキシ-フェニル)エチル]-2-メチル-プロパン-2-スルフィンアミド(4.7g、14.06mmol、1.0当量)および4,4,5,5-テトラメチル-2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(5.36g、21.09mmol、1.5当量)の溶液に、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(ii)(1.03g、1.41mmol、0.1当量)および酢酸カリウム(2.76g、28.12mmol、2.0当量)を添加した。次いで、混合物をN2で3回パージした。次いで、混合物を90℃で5時間撹拌した。混合物を水(20mL)で希釈し、濾過し、次いで、酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、ブライン(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、次いで、濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1~1:1)によって精製した。N-[(1S)-1-[2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]エチル]-2-メチル-プロパン-2-スルフィンアミド(4.5g、11.80mmol、収率84%)を黄色の油として得た。
以下のスキームに従って、N-[(1S)-1-[2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]エチル]-2-メチル-プロパン-2-スルフィンアミドを、(S)-1-(2-メトキシ-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エタン-1-アミンに変換した。
上記の他の実施例(例えば、例示的な化合物64)について記載されるものと類似の手順を使用して、S)-1-(2-メトキシ-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エタン-1-アミンを最終化合物に変換した。
例示的な化合物201を、上に記載されるものと類似の手順を使用して調製した。
N,N-ジメチルホルムアミド(20mL)中のtert-ブチルN-[(1S)-1-(4-ブロモフェニル)エチル]カルバメート(2g、6.66mmol、1当量)の溶液に、パラジウムテトラキストリフェニルホスフィン(770mg、0.67mmol、0.1当量)およびシアン化亜鉛(782mg、6.66mmol、0.4mL、1当量)を添加した。反応溶液を80℃で14時間撹拌した。溶液を水(80mL)でクエンチし、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×3)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=30/1~3:1)によって精製して、生成物を得た。tert-ブチルN-[(1S)-1-(4-シアノフェニル)エチル]カルバメート(1.6g、6.50mmol、収率97.50%)を無色のガムとして得た。
上に記載される手順を使用して、tert-ブチルN-[(1S)-1-(4-シアノフェニル)エチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物204を、類似の手順を使用して調製した。
100mLの丸底フラスコに、DCM(8mL)中のtert-ブチル1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-9-カルボキシレート(3.5g、13.7mmol、1.0当量)およびTEA(4.1g、0.1mmol、3.0当量)を入れ、それにCbzCl(2.8g、0.1mmol、1.2当量)をゆっくり添加した。得られた混合物を、室温で12時間撹拌した。次いで、反応混合物を、20mLの水を添加することによってクエンチし、DCM(20mL×2)で抽出した。混合有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:0)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、4.0g(75%)の4-ベンジル9-tert-ブチル1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4,9-ジカルボキシレートを白色の油として得た。
100mLの丸底フラスコに、ジオキサン(15mL)中の4-ベンジル9-tert-ブチル1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4,9-ジカルボキシレート(4.0g、10.2mmol、1.0当量)を入れ、次いで、1,4-ジオキサン溶液(4.0M、4mL)中の塩化水素を添加した。得られた混合物を室温で3時間撹拌し、次いで、減圧下で濃縮した。これにより、2.9g(87%)のベンジル1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-カルボキシレート塩酸塩を固体として得た。
30mLの密封チューブに、DMSO(8mL)中のベンジル1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-カルボキシレート塩酸塩(2.9g、8.9mmol、1.0当量)、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(2.1g、0.1mmol)、およびDIEA(3.9g、0.1mmol)を入れた。得られた混合物を、油浴中で、130℃で12時間撹拌した。次いで、反応混合物を、20mLの水/氷を添加することによってクエンチした。得られた混合物を酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。混合有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:0)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、3.1g(84%)のベンジル9-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-カルボキシレートを黄色の固体として得た。
30mLの密封チューブに、ジオキサン(5mL)およびH2O(1mL)中のベンジル9-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-カルボキシレート(3.1g、7.4mmol、1.0当量)、[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ボロン酸(2.7g、0.1mmol、2.0当量)、Pd(PPh3)4(859.4mg、0.7mmol、0.1当量)、およびK2CO3(3.1g、0.1mmol、3.0当量)を入れた。得られた混合物を、油浴中で、100℃で12時間撹拌し、次いで、酢酸エチル(20mL×2)で抽出した。合わせた有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、3.2g(83%)のベンジル9-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-カルボキシレートを黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコで、メタノール(10mL)中のベンジル9-[3-アミノ-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-4-イル]-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-カルボキシレート(3.2g、6.2mmol、1.0当量)の溶液に、Pd(OH)2/C(10%、500mg)を窒素雰囲気下で添加した。次いで、フラスコを真空化し、水素でフラッシュした。反応混合物を、水素バルーンを使用して水素雰囲気下で、室温で水素化し、次いで、セライトパッドを通して濾過し、減圧下で濃縮した。これにより、1.8g(76%)の6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]-4-[1-オキサ-4、9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル]ピリダジン-3-アミンを黄色の固体として得た。
250mLの丸底フラスコに、ジクロロメタン(80mL)中のブタ-2-イン-1,4-ジオール(2.58g、30.00mmol、1.00当量)、酸化銀(10.35g、45.00mmol、1.50当量)、およびヨウ化カリウム(498mg、3.00mmol、0.10当量)の溶液を入れた。次いで、4-メチルベンゼンスルホニルクロリド(5.70g、30.00mmol、1.00当量)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。不溶性固形分を濾過し、濾液を濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、6.13g(85%)の4-ヒドロキシブタ-2-イン-1-イル4-メチルベンゼンスルホネートを黄色の油として得た。
250mLの丸底フラスコに、DMF(40mL)中の4-ヒドロキシブタ-2-イン-1-イル4-メチルベンゼンスルホネート(6.13g、25.54mmol、1.10当量)、ベンジルピペラジン-1-カルボキシレート(5.11g、23.22mmol、1.00当量)、および炭酸カリウム(12.82g、92.88mmol、4.00当量)の溶液を入れた。結果として生じる混合物を室温で一晩撹拌した。次いで、反応混合物を水(400mL)によってクエンチし、酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、2.01g(30%)のベンジル4-(4-ヒドロキシブタ-2-イン-1-イル)ピペラジン-1-カルボキシレートを黄色の油として得た。
250mLの丸底フラスコ、ジエチルエーテル(100mL)中のベンジル4-(4-ヒドロキシブタ-2-イン-1-イル)ピペラジン-1-カルボキシレート(2.01g、6.98mmol、1.00当量)および水酸化カリウム(3.91g、69.80mmol、10.00当量)の溶液を入れた。次いで、4-メチルベンゼンスルホニルクロリド(1.99g、10.47mmol、1.50当量)を添加した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。不溶性固形分を濾過した。濾液を水(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で濃縮した。これにより、1.80g(59%)のベンジル4-(4-(トシルオキシ)ブタ-2-イン-1-イル)ピペラジン-1-カルボキシレートを黄色の油として得た。
250mLの丸底フラスコに、アセトニトリル(70mL)中のベンジル4-(4-(トシルオキシ)ブタ-2-イン-1-イル)ピペラジン-1-カルボキシレート(1.80g、4.07mmol、2.50当量)、6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)-4-(1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル)ピリダジン-3-アミン(627mg、1.63mmol、1.00当量)、ヨウ化ナトリウム(366mg、2.44mmol、1.50当量)、炭酸カリウム(900mg、6.52mmol、4.0当量)の溶液を入れた。得られた混合物を70℃で一晩撹拌した。反応混合物を水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。合わせた有機相を濃縮し、残渣を、メタノール/ジクロロメタン(1:10)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、180mg(17%)のベンジル4-(4-(9-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-イル)ブタ-2-イン-1-イル)ピペラジン-1-カルボキシレートを茶色の固体として得た。
100のmL丸底フラスコで、メタノール(40mL)中のベンジル4-(4-(9-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-イル)ブタ-2-イン-1-イル)ピペラジン-1-カルボキシレート(1.60g、2.44mmol、1.00当量)の溶液に、二酸化白金(221.8mg、0.98mmol、0.40当量)を窒素雰囲気下で添加した。フラスコを真空化し、水素で流した。反応混合物を、水素バルーンを使用して室温で4時間水素化した。混合物を、セライトパッドを通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を、メタノール/ジクロロメタン(1:10)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、444.0mg(28%)のベンジル4-(4-(9-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-イル)ブチル)ピペラジン-1-カルボキシレートを茶色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、THF(8mL)中のベンジル4-(4-(9-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-イル)ブチル)ピペラジン-1-カルボキシレート(444mg、0.67mmol、1.00当量)の溶液を入れ、それにTHF(1.0M、8mL)中の水素化トリエチルホウ素リチウムの溶液を添加した。得られた溶液を室温で3時間撹拌した。反応混合物を、飽和NH4Cl溶液(30mL)によってクエンチし、ジクロロメタン(30mL×2)で抽出した。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。これにより、292mg(83%)の6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)-4-(4-(4-(ピペラジン-1-イル)ブチル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル)ピリダジン-3-アミンを茶色の油として得た。
他の実施例について上に記載されるものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って、6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)-4-(4-(4-(ピペラジン-1-イル)ブチル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-9-イル)ピリダジン-3-アミンを最終化合物に変換した。
例示的な化合物205を、類似の手順を使用して調製した。
例示的化合物91について上に記載されるものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物187を、類似の手順を使用して調製した。
他の実施例について記載される手順、ならびに当業者に明らかである手順を使用して、以下のスキームに従って、ベンジル4-(2-((1r,3r)-3-(2-(9-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-イル)エトキシ)シクロブトキシ)エチル)ピペラジン-1-カルボキシレーを調製した。
例示的な化合物91について記載されるものと類似の手順を使用して、ベンジル4-(2-((1r,3r)-3-(2-(9-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1-オキサ-4,9-ジアザスピロ[5.5]ウンデカン-4-イル)エトキシ)シクロブトキシ)エチル)ピペラジン-1-カルボキシレートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物117の工程1および2、続いて例示的な化合物180について記載される工程に記載されるものと類似の手順を使用して調製した。
当業者に明らかである標準的な手順を使用して、以下のスキームに従って、tert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-((2-メトキシ-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン-1-カルボキシレートを調製した。
上記の他の実施例について記載される標準的な手順を使用して、tert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-((2-メトキシ-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)ベンジル)カルバモイル)ピロリジン-1-カルボキシレートを最終化合物に変換した。
DMF(150mL)中のメチル3-ヒドロキシシクロブタンカルボキシレート(14.2g、109.11mmol、1.00当量)の溶液に、水素化ナトリウム(5.24g、130.93mmol、純度60%、1.20当量)を添加し、混合物を0℃で0.5時間撹拌した。その後、臭化ベンジル(20.53g、120.02mmol、14.26mL、1.1当量)を添加し、混合物を25℃で2時間撹拌した。反応混合物を、25℃で、飽和塩化アンモニウム溶液(200mL)によってクエンチし、次いで、水(100mL)で希釈し、酢酸エチル(80mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(150mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(0~20%酢酸エチル/石油エーテル勾配)によって精製した。化合物メチル3-ベンジルオキシシクロブタンカルボキシレート(8.9g、40.41mmol、収率37%)を淡い黄色の油として得た。
テトラヒドロフラン(80mL)中の水素化リチウムアルミニウム(1.53g、40.41mmol、1.00当量)の溶液に、メチル3-ベンジルオキシシクロブタンカルボキシレート(8.90g、40.41mmol、1.00当量)を0℃で添加し、混合物を25℃で2時間撹拌した。反応混合物を、25℃で、水(1mL)、水酸化ナトリウム溶液(15%、2mL)、および水(3mL)によってクエンチし、次いで、酢酸エチル(80mL)で希釈し、酢酸エチル(15mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、フラッシュシリカゲルクロマトグラフィー(0~50%酢酸エチル/石油エーテル)によって精製した。化合物(3-ベンジルオキシシクロブチル)メタノール(7.4g、38.5mmol、収率95%)を無色の油として得た。
ジクロロメタン(125mL)中の(3-ベンジルオキシシクロブチル)メタノール(7.4g、38.49mmol、1.00当量)および3,4-ジヒドロ-2H-ピラン(16.19g、192.5mmol、17.6mL、5.00当量)の溶液に、p-トルエンスルホン酸ピリジニウム(967mg、3.85mmol、0.10当量)を添加し、混合物を25℃で12時間撹拌した。水(200mL)を混合物に添加し、得られた混合物をジクロロメタン(100mL×2)で抽出した。次いで、合わせた有機層をブライン(150mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、カラムクロマトグラフィー(SiO2、石油エーテル:酢酸エチル=1:0~20:1)によって精製した。化合物2-[(3-ベンジルオキシシクロブチル)メトキシ]テトラヒドロピラン(10.20g、36.9mmol、収率95%)を無色の油として得た。
メタノール(100mL)中の2-[(3-ベンジルオキシシクロブチル)メトキシ]テトラヒドロピラン(10.20g、36.9mmol、1.00当量)の溶液に、10%パラジウム炭素(2g、36.91mmol)を窒素下で添加した。懸濁液を真空下で脱気し、水素で数回パージした。混合物を、水素(15psi)下で、25℃で16時間撹拌した。反応物を濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。化合物3-(テトラヒドロピラン-2-イルオキシメチル)シクロブタノール(6.28g、33.7mmol、収率91%)を無色の油として得た。
トルエン(40mL)中のピリジン-4-オール(4g、42.06mmol、1当量)、3-(テトラヒドロピラン-2-イルオキシメチル)シクロブタノール(8.62g、46.27mmol、1.1当量)、およびトリフェニルホスフィン(33.10g、126.18mmol、3当量)の溶液に、トルエン(20mL)中のジイソプロピルアゾジカルボキシレート(25.52g、126.18mmol、24.5mL、3当量)を窒素下で、0℃で、滴下で添加した。反応混合物を100℃で12時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮して、トルエンのほとんどを除去した。水(150mL)および酢酸エチル(100mL)を混合物に添加し、塩酸溶液(2M)を混合物に添加して、pHを約3に調整し、得られた混合物を酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。飽和重炭酸ナトリウムを水相に添加して、pHを約8に調整し、得られた混合物を酢酸エチル(150mL×5)で抽出した。合わせた有機相をブライン(150mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。粗生成物を、分取HPLC(カラム:Kromasil Eternity XT 250*80mm*10um;移動相:[水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-ACN];B%:5%~30%、31分)によって精製した。((1r,3r)-3-(ピリジン-4-イルオキシ)シクロブチル)メタノール(4.2g、23.0mmol、収率54%)を淡い黄色の油として得た。
トルエン(40mL)中の((1r,3r)-3-(ピリジン-4-イルオキシ)シクロブチル)メタノール(4.2g、23.44mmol、1当量)の溶液に、臭化ベンジル(4.41g、25.78mmol、3.1mL、1.1当量)を添加した。反応混合物を80℃で4時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮した。残渣を、石油エーテルおよび酢酸エチル(40mL、V/V=1/1)で粉砕した。1-ベンジル-4-((1r,3r)-3-(ヒドロキシメチル)シクロブトキシ)ピリジン-1-イウム(8g、22.8mmol、収率97%)を白色の固体として得た。
エタノール(100mL)中の1-ベンジル-4-((1r,3r)-3-(ヒドロキシメチル)シクロブトキシ)ピリジン-1-イウム(8g、22.84mmol、1当量)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(1.73g、45.68mmol、2当量)を0℃で添加した。反応混合物を20℃で4時間撹拌した。水(100mL)を混合物に添加して、反応物をクエンチした。得られた混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1~0:1)によって精製した。((1r,3r)-3-((1-ベンジル-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン-4-イル)オキシ)シクロブチル)メタノール(5.2g、19.02mmol、収率83%)を淡い黄色の油として得た。
メタノール(100mL)中の[3-[(1-ベンジル-3,6-ジヒドロ-2H-ピリジン-4-イル)オキシ]シクロブチル]メタノール(5.2g、19.02mmol、1当量)およびジ-tert-ブチルジカーボネート(8.30g、38.04mmol、8.7mL、2当量)の溶液に、10%パラジウム活性炭素触媒(0.7g)および水酸化パラジウム20%炭素(0.7g)を窒素下で添加した。反応混合物を水素化(50psi)で、40℃で16時間撹拌した。混合物を、セライトパッドを通して濾過し、濾液を濃縮して、粗生成物を得た。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1~0:1)によって精製した。tert-ブチル4-((1r,3r)-3-(ヒドロキシメチル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(4.5g、15.77mmol、収率83%)を無色の油として得た。
ジクロロメタン(25mL)中のtert-ブチル4-((1r,3r)-3-(ヒドロキシメチル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(2.5g、8.76mmol、1当量)の溶液に、デスマーチンペルヨージナン(4.46g、10.51mmol、1.2当量)を0℃で添加した。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。混合物を濾過し、飽和重炭酸ナトリウム(50mL)を混合物に添加した。水層を、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮させた。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~5:1)によって精製した。tert-ブチル4-((1r,3r)-3-ホルミルシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(2.0g、7.06mmol、収率80%)を無色の油として得た。
メタノール(20mL)中のtert-ブチル4-((1r,3r)-3-ホルミルシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(2.0g、7.06mmol、1当量)の溶液に、炭酸カリウム(1.95g、14.12mmol、2当量)および1-ジアゾ-1-ジメトキシホスホリル-プロパン-2-オン(1.42g、7.41mmol、1.05当量)を0℃で添加した。反応混合物を20℃で12時間撹拌した。水(100mL)を混合物に添加し、得られた混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~20:1)によって精製した。tert-ブチル4-((1r,3r)-3-エチニルシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(1.3g、4.65mmol、収率66%)を無色の油として得た。
テトラヒドロフラン(17mL)中のtert-ブチル4-((1r,3r)-3-エチニルシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(1.7g、6.09mmol、1当量)の溶液に、n-ブチルリチウム(2.5M、3.6mL、1.5当量)を-78℃で添加した。混合物を-78℃で0.5時間撹拌した。次いで、クロロギ酸イソブチル(1.66g、12.17mmol、1.6mL、2当量)を、混合物に添加し、反応混合物を-78℃で0.5時間、および20℃で1時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム(80mL)を混合物に添加し、得られた混合物を酢酸エチル(80mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~5:1)によって精製した。tert-ブチル4-((1r,3r)-3-(3-イソブトキシ-3-オキソプロプ-1-イン-1-イル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(2g、5.27mmol、収率86%)を淡い黄色の油として得た。
ジクロロメタン(20mL)中のtert-ブチル4-[3-(3-イソブトキシ-3-オキソ-プロパ-1-イニル)シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(2g、5.27mmol、1当量)の溶液に、DCM(1M、6.3mL、1.2当量)中の水素化ジイソブチルアルミニウム溶液を-78℃で添加した。反応混合物を-78℃で1時間撹拌した。飽和重炭酸ナトリウム(10mL)を混合物に添加し、酢酸エチル(100mL)を混合物に添加した。混合物をセライトパッドを通して濾過し、酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(70mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~5:1)によって精製した。tert-ブチル4-((1r,3r)-3-(3-オキソプロプ-1-イン-1-イル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(1.2g、3.90mmol、収率74%)を無色の油として得た。
エタノール(10mL)中のtert-ブチル4-[3-(3-オキソプロパ-1-イニル)シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(1.2g、3.90mmol、1当量)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(177mg、4.68mmol、1.2当量)を0℃で、3回に分けて添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。水(100mL)を混合物に加え、得られた混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=50:1~1:1)によって精製した。tert-ブチル4-((1r,3r)-3-(3-ヒドロキシプロプ-1-イン-1-イル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(1.06g、3.43mmol、収率87%)を無色の油として得た。
ジクロロメタン(10mL)中のtert-ブチル4-((1r,3r)-3-(3-ヒドロキシプロパ-1-イン-1-イル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(1.06g、3.43mmol、1当量)の溶液に、トリフェニルホスフィン(1.08g、4.11mmol、1.2当量)および四臭化炭素(1.36g、4.11mmol、1.2当量)を0℃で添加した。反応混合物を20℃で3時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~20:1)によって精製した。tert-ブチル4-[3-(3-ブロモプロプ-1-イニル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(1g、2.69mmol、収率78%)を淡い黄色の油として得た。
上記の他の実施例について記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、tert-ブチル4-((1r,3r)-3-(3-ヒドロキシプロパ-1-イン-1-イル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレートを最終化合物に変換した。
ジメチルスルホキシド(30mL)中の2-ブロモ-4-フルオロ-ピリジン(310mg、1.76mmol、1.2当量)、4-(3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル)-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(500mg、1.46mmol、1当量)、およびジイソプロピルエチルアミン(2.27g、17.57mmol、3mL、12当量)の混合物を脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下で、130℃で5時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(50mL)で3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得た。残渣を、半分取逆相クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Synergi C18 150*30mm*4um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:15%~45%、10分)によって精製した。4-[8-(2-ブロモ-4-ピリジル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(562mg、1.13mmol、収率77%)を黄色の固体として得た。
ジメチルホルムアミド(35mL)中の4-[8-(2-ブロモ-4-ピリジル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]-6-[2-(メトキシメトキシ)フェニル]ピリダジン-3-アミン(568mg、1.14mmol、1当量)、tert-ブチル4-((1r,3r)-3-エチニルシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(479mg、1.71mmol、1.5当量)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)二塩化物(80mg、0.1mmol、0.1当量)、ヨウ化銅(22mg、0.1mmol、0.1当量)、およびN-イソプロピルプロパン-2-アミン(8.13g、80.38mmol、11.36mL、70.39当量)の混合物を脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下で、75℃で12時間撹拌した。反応混合物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(60mL)で3回抽出した。合わせた有機層をブライン(50mL)で2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮して、粗生成物を得た。残渣を、半分取逆相クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex luna C18 250*50mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:15%~45%、25分)によって精製した。tert-ブチル4-((1r,3r)-3-((4-(3-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)エチニル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(581mg、0.8mmol、収率73%)を黄色の固体として得た。
上記の他の実施例について記載されるように、tert-ブチル4-((1r,3r)-3-((4-(3-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)エチニル)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレートを最終化合物に変換した。
N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中のメチル2-(3-ヒドロキシイソキサゾール-5-イル)-3-メチル-ブタノエート(500mg、2.51mmol、1当量)および3-ブロモプロパン-1-オール(523mg、3.77mmol、0.34mL、1.5当量)の溶液に、炭酸カリウム(693mg、5.02mmol、2当量)を20℃で添加し、混合物を80℃で4時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)によってクエンチし、次いで、酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=20:1~4:1)によって精製した。メチル2-[3-(3-ヒドロキシプロパオキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(370mg、1.44mmol、収率57%)を無色の油として得た。
ジクロロメタン(5mL)中のメチル2-[3-(3-ヒドロキシプロポキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(370mg、1.44mmol、1当量)の溶液に、トリエチルアミン(291mg、2.88mmol、0.40mL、2当量)およびp-トルエンスルホニルクロリド(411mg、2.16mmol、1.5当量)を、20℃で逐次的に添加し、20℃で16時間撹拌した。反応混合物を濃縮して、残渣を得た。残渣を、分取TLC(石油エーテル/酢酸エチル=3/1)によって精製した。メチル3-メチル-2-[3-[3-(p-トリルスルホニルオキシ)プロポキシ]イソキサゾール-5-イル]ブタノエート(438mg、1.06mmol、収率74%)を無色の油として得た。
ジメチルスルホキシド(3mL)中のメチル3-メチル-2-[3-[3-(p-トリルスルホニルオキシ)プロポキシ]イソキサゾール-5-イル]ブタノエート(250mg、0.61mmol、1当量)および2-[6-アミノ-5-[8-[2-[3-(4-ピペリジルオキシ)シクロブトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル]フェノール(386mg、0.61mmol、1当量、2トリフルオロ酢酸塩)の溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(314mg、2.43mmol、0.42mL、4当量)およびヨウ化カリウム(10mg、0.06mmol、0.1当量)を20℃で添加し、混合物を80℃で12時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)で希釈し、次いで、酢酸エチル(10mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール=10/1)によって精製した。メチル2-[3-[3-[4-[3-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]-1-ピペリジル]プロポキシ]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(90mg、0.11mmol、収率17%)を黄色の油として得た。
上記の他の実施例について記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、メチル2-[3-[3-[4-[3-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]-1-ピペリジル]プロポキシ]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエートを最終化合物に変換した。
N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中のメチル2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(500mg、1.59mmol、1当量)の溶液に、N-クロロスクシンイミド(423mg、3.17mmol、2当量)を添加した。反応混合物を70℃で3時間撹拌した。反応混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(60mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×2)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex Synergi C18 150*25*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:65%~95%、9分)によって精製して、メチル2-[4-クロロ-3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(337mg、0.965mmol、収率61%)を無色の油として得た。
メタノール(2mL)および水(1mL)中のメチル2-[4-クロロ-3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノエート(377mg、1.08mmol、1当量)の溶液に、水酸化リチウム一水和物(181mg、4.31mmol、4当量)を添加した。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、pHを1M塩化水素で6に調整し、次いで、溶液を真空下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex luna C18 150*25 10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:54%~74%、7.8分)によって精製して、生成物を得た。2-[4-クロロ-3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(229mg、0.68mmol、収率63%)を白色の固体として得た。
上記の他の実施例について記載される手順を使用して、2-[4-クロロ-3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸を最終化合物に変換した。
例示的な化合物222を、類似の手順を使用して調製した。
四塩化炭素(50mL)中の5-ブロモ-2-メチル-ベンゾニトリル(5g、25.50mmol、1当量)の溶液に、N-ブロモスクシンイミド(4.77g、26.78mmol、1.05当量)および2,2-アゾビス(2-メチルプロピオニトリル)(419mg、2.55mmol、0.1当量)を窒素下で添加した。反応混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~10:1)によって精製した。5-ブロモ-2-(ブロモメチル)ベンゾニトリル(4.5g、16.37mmol、収率64%)を淡い黄色の固体として得た。
アセトニトリル(50mL)中の5-ブロモ-2-(ブロモメチル)ベンゾニトリル(4.4g、16.00mmol、1当量)およびtert-ブチルN-tert-ブトキシカルボニルカルバメート(4.17g、19.20mmol、1.2当量)の溶液に、炭酸カリウム(4.42g、32.01mmol、2当量)を添加した。反応混合物を50℃で12時間撹拌した。LCMSは、5-ブロモ-2-(ブロモメチル)ベンゾニトリルのほとんどが消費されたことを示した。水(100mL)を混合物に加え、得られた混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1~5:1)によって精製した。tert-ブチルN-[(4-ブロモ-2-シアノ-フェニル)メチル]-N-tert-ブトキシカルボニル-カルバメート(6.4g、15.56mmol、収率97%)を無色の油として得た。
ジオキサン(20mL)中のtert-ブチルN-[(4-ブロモ-2-シアノ-フェニル)メチル]-N-tert-ブトキシカルボニル-カルバメート(2g、4.86mmol、1当量)、4,4,5,5-テトラメチル-2-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3,2-ジオキサボロラン(1.36g、5.35mmol、1.1当量)の溶液に、酢酸カリウム(1.19g、12.16mmol、2.5当量)および(1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)二塩化物(356mg、0.49mmol、0.1当量)を窒素下で添加した。反応混合物を90℃で12時間撹拌した。混合物を、セライトパッドを通して濾過し、濾液を濃縮して、tert-ブチルN-tert-ブトキシカルボニル-N-[[2-シアノ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]メチル]カルバメート(2.2g、粗製)を黒色の油として得た。
ジオキサン(20mL)および水(4mL)中のtert-ブチルN-tert-ブトキシカルボニル-N-[[2-シアノ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]メチル]カルバメート(2.2g、4.80mmol、1当量)、5-ブロモ-4-メチル-チアゾール(940mg、5.28mmol、1.1当量)の溶液に、炭酸カリウム(1.66g、12.00mmol、2.5当量)および(1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)二塩化物(351mg、0.48mmol、0.1当量)を窒素下で添加した。反応混合物を100℃で12時間撹拌した。水(100mL)を混合物に添加し、得られた混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1~1:1)によって精製した。tert-ブチルN-tert-ブトキシカルボニル-N-[[2-シアノ-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]メチル]カルバメート(1.7g、3.96mmol、収率82%)を淡い黄色の固体として得た。
他の実施例について上に記載されるように、tert-ブチルN-tert-ブトキシカルボニル-N-[[2-シアノ-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]メチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物224を、類似の手順を使用して調製した。
THF(250mL)中のベンジル3-オキソアゼチジン-1-カルボキシレート(25g、122mmol、1当量)および2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(14.8g、122mmol、1当量)の混合物に、チタン(IV)イソプロピラート(38.9g、171mmol、35.4mL、1.4当量)を窒素下で、15℃で一度に添加した。混合物を60℃で2時間撹拌した。混合物を、酢酸エチルおよび氷水(1000mL)に注ぎ入れ、20分間撹拌し、濾過した。水相を酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(200mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=30/1~8/1)によって精製して、ベンジル3-tert-ブチルスルフィニルイミノアゼチジン-1-カルボキシレート(39g、粗製)を黄色の固体として得た。
THF(350mL)中の1-ブロモ-4-ヨード-ベンゼン(35.78g、126mmol、1当量)の溶液に、n-ブチルリチウム(2.5M、50.6mL、1当量)を窒素下で、-70℃で、滴下で添加し、混合物をこの温度で30分間撹拌した。次いで、THF(70mL)中のベンジル3-tert-ブチルスルフィニルイミノアゼチジン-1-カルボキシレート(39g、126.46mmol、1当量)の溶液を窒素下で、滴下で添加した。反応混合物を-70℃で1時間撹拌した。混合物を氷水(200mL)でクエンチした。水相を酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(200mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=3/1~1/1)によって精製した。次いで、粗生成物を、半分取逆相HPLC(カラム:Phenomenex luna c18 250mm*100mm*10um;移動相:[水(0.1%TFA)-ACN];B%:40ACN%~70ACN%、45分)によって精製して、ベンジル3-(4-ブロモフェニル)-3-(tert-ブチルスルフィニルアミノ)アゼチジン-1-カルボキシレート(4.62g、9.93mmol、収率7%)を黄色の油として得た。加えて、4.16gのやや不純な生成物(純度86%)を黄色の油として回収した。
ジメチルアセトアミド(60mL)中のベンジル3-(4-ブロモフェニル)-3-(tert-ブチルスルフィニルアミノ)アゼチジン-1-カルボキシレート(4.62g、9.93mmol、1当量)、酢酸カリウム(1.95g、19.85mmol、2当量)、および4-メチルチアゾール(1.97g、19.85mmol、1.8mL、2当量)の混合物に、酢酸パラジウム(II)(223mg、0.99mmol、0.1当量)を窒素下で、20℃で一度に添加した。混合物を100℃で16時間撹拌した。混合物を20℃に冷却し、氷水(w/w=1/1、100mL)に注ぎ入れ、5分間撹拌した。水相を酢酸エチル(50mL×4)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、半分取逆相HPLC(ギ酸条件;カラム:Phenomenex Synergi Max-RP 250*50mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:45ACN%~75ACN%、29分)によって精製して、ベンジル3-(tert-ブチルスルフィニルアミノ)-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-1-カルボキシレート(2.3g、4.76mmol、収率48%)を黄色の固体として得た。
ジクロロメタン(5mL)中のベンジル3-(tert-ブチルスルフィニルアミノ)-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-1-カルボキシレート(3.4g、7.03mmol、1当量)および塩酸/メタノール(4M、30mL、17.07当量)の溶液を、25℃で2時間撹拌した。化合物ベンジル3-アミノ-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-1-カルボキシレート塩酸塩(3g、粗製)を白色の固体として得た。
N,N-ジメチルホルムアミド(40mL)中のベンジル3-アミノ-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-1-カルボキシレート塩酸塩(3g、7.21mmol、1当量)、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(4.11g、10.82mmol、1.5当量)、および(2S,4R)-1-tert-ブトキシカルボニル-4-ヒドロキシ-ピロリジン-2-カルボン酸(1.67g、7.21mmol、1当量)の混合物に、トリエチルアミン(2.19g、21.64mmol、3.0mL、3当量)を窒素下で、15℃で一度に添加した。混合物を15℃で1時間撹拌した。混合物を氷水(w/w=1/1、100mL)に注ぎ入れ、5分間撹拌した。水相を酢酸エチル(60mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮した。残渣を、半分取逆相HPLC(カラム:Phenomenex Synergi Max-RP 250*80mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:30%~60%、30分)によって精製した。化合物tert-ブチル(2S,4R)-2-[[1-ベンジルオキシカルボニル-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-3-イル]カルバモイル]-4-ヒドロキシ-ピロリジン-1-カルボキシレート(3.32g、5.60mmol、収率77%)を白色の固体として得た。
ジクロロメタン(100mL)中のtert-ブチル(2S,4R)-2-[[1-ベンジルオキシカルボニル-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-3-イル]カルバモイル]-4-ヒドロキシ-ピロリジン-1-カルボキシレート(1.1g、1.86mmol、1当量)およびトリエチルアミン(666mg、6.59mmol、0.9mL、3.55当量)の混合物に、塩化パラジウム(ii)(329.10mg、1.86mmol、1当量)を窒素下で、0℃で一度に添加した。トリエチルシラン(2.81g、24.13mmol、3.8mL、13当量)を添加し、反応混合物を20℃で2時間撹拌した。反応物に、トリフルオロ酢酸(4.23g、37.14mmol、2.75mL、20.01当量)を添加し、混合物を20℃でさらに1時間撹拌した。混合物を濾過し、40℃において減圧下で濃縮した。残渣を、半分取逆相HPLC(ホルム酸条件;カラム:Kromasil 250*50mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:26ACN%~56ACN%、28分)によって精製した。tert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-3-イル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレート(336mg、0.73mmol、収率39%)を白色の固体として得た。
ジクロロメタン(15mL)中のtert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-3-イル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレート(390mg、0.85mmol、1当量)およびホルムアルデヒド(138mg、1.70mmol、0.1mL、純度37%、2当量)の混合物を、20℃で30分間撹拌した。酢酸(51mg、0.85mmol、1当量)およびトリアセトキシホウ素水素化ナトリウム(901mg、4.25mmol、5当量)を添加し、混合物を20℃で5時間撹拌した。混合物を40℃において減圧下で濃縮した。残渣を、半分取逆相HPLC(ホルム酸条件;カラム:Phenomenex Synergi C18 150*25*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:0%~30%、10分)によって精製した。tert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[1-メチル-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-3-イル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレート(300mg、0.63mmol、収率74%)を黄色の油として得た。
上記の他の実施例に記載されるものと類似の手順を使用して、tert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[1-メチル-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-3-イル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物228を、類似の手順を使用して調製した。
例示的化合物76および70について記載されるものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
ジクロロメタン(60mL)中のtert-ブチル(2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-[[3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-3-イル]カルバモイル]ピロリジン-1-カルボキシレート(300mg、0.65mmol、1当量)およびトリエチルアミン(198mg、1.96mmol、3当量)の混合物に、無水酢酸(100.18mg、0.98mmol、91.9uL、1.5当量)を窒素下で、25℃で一度に添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。混合物を45℃において減圧下で濃縮した。残渣を、半分取逆相HPLC(基本条件、カラム:Waters Xbridge 150*25 5um;移動相:[水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-ACN];B%:10%~40%、10分)によって精製した。粗生成物tert-ブチル(2S,4R)-2-[[1-アセチル-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-3-イル]カルバモイル]-4-ヒドロキシ-ピロリジン-1-カルボキシレート(232mg、0.46mmol、収率71%)を黄色の油として得た。
上記の実施例について記載される手順を使用して、tert-ブチル(2S,4R)-2-[[1-アセチル-3-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]アゼチジン-3-イル]カルバモイル]-4-ヒドロキシ-ピロリジン-1-カルボキシレートを最終生成物に変換した。
例示的な化合物235を、類似の手順を使用して調製した。
例示的な化合物202について記載されるものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って、tert-ブチル(S)-(1-(2-フルオロ-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)カルバメートを調製した。
他の実施例に記載されるものと類似の手順を使用して、(tert-ブチル(S)-(1-(2-フルオロ-4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)カルバメートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物239を、類似の手順を使用して調製した。
テトラヒドロフラン(300mL)中のエチルトリフルオロ酢酸塩(21.31g、150mmol、20.7mL、1.5当量)の溶液に、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1M、120mL、1.2当量)を-78℃で添加した。混合物を-78℃で1時間撹拌した。次いで、テトラヒドロフラン(20mL)中の1-(6-ブロモ-3-ピリジル)エタノン(20g、100mmol、1当量)を、混合物に-78℃で、滴下で添加した。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。飽和塩化アンモニウム(200mL)を添加して反応物をクエンチし、水(500mL)を混合物に添加した。得られた混合物を酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(500mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、石油エーテルおよび酢酸エチル(255mL、石油エーテル:酢酸エチル=50:1)で粉砕し、濾過し、淡い黄色の固体を得た。濾液を真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=10:1~0:1)によって精製した。1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-4,4,4-トリフルオロ-ブタン-1,3-ジオン(28g、94.6mmol、収率94%)を黄色の固体として得た。
アセトニトリル(150mL)中の1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-4,4,4-トリフルオロ-ブタン-1,3-ジオン(15g、50.67mmol、1当量)の溶液に、1-(クロロメチル)-4-フルオロ-1,4-ジアゾニアビシクロ[2.2.2]オクタン;ジテトラフルオロホウ酸塩(44.87g、126.7mmol、2.5当量)を添加した。反応混合物を90℃で3時間撹拌した。次いで、水(1.83g、101.3mmol、1.8mL、2当量)を混合物に添加し、反応混合物を90℃で15分間撹拌した。次いで、トリエチルアミン(25.64g、253.3mmol、35.2mL、5当量)を混合物に20℃で添加し、反応混合物を20℃で16時間撹拌した。水(300mL)を混合物に添加した。得られた混合物を酢酸エチル(300mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(500mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=1:0~10:1)によって精製した。1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エタノン(7.9g、粗製)を茶色の油として得た。
エタノール(80mL)中の1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エタノン(7.9g、33.47mmol、1当量)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(1.27g、33.47mmol、1当量)を3回に分けて0℃で添加した。反応混合物を0℃で1時間撹拌した。水(200mL)を混合物に添加し、得られた混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(150mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1~1:1)によって精製した。1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エタノール(5.3g、21.20mmol、収率63%)を淡い黄色の油として得た。
テトラヒドロフラン(30mL)中の1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エタノール(3.3g、13.86mmol、1当量)およびイソインドリン-1,3-ジオン(2.45g、16.64mmol、1.2当量)の溶液に、トリフェニルホスフィン(4.36g、16.64mmol、1.2当量)、続いて、滴下で、テトラヒドロフラン(5mL)中のジイソプロピルアゾジカルボキシレート(3.36g、16.64mmol、3.2mL、1.2当量)を窒素下で、0℃で添加した。反応混合物を20℃で12時間撹拌した。混合物を真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=1:0~5:1)によって精製した。2-[1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(2.8g、6.89mmol、収率49%)を淡い黄色の固体として得た。
エタノール(20mL)中の2-[1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エチル]イソインドリン-1,3-ジオン(2g、5.45mmol、1当量)の溶液に、ヒドラジン水和物(1.36g、27.24mmol、1.3mL、5当量)を添加した。反応混合物を80℃で2時間撹拌した。エタノール(30mL)を混合物に添加し、混合物を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。残渣を次の工程で直接使用した。1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エタンアミン(1.2g、粗製)を淡い黄色の固体として得た。
テトラヒドロフラン(5mL)および水(5mL)中の1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エタンアミン(1.2g、5.06mmol、1当量)および重炭酸ナトリウム(850mg、10.12mmol、2当量)の溶液に、ジ-tert-ブチルジカーボネート(2.21g、10.12mmol、2.3mL、2当量)を添加した。反応混合物を20℃で2時間撹拌した。水(100mL)を混合物に加え、得られた混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(60mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=3:1)によって精製した。粗生成物を、分取高速液体(カラム:Phenomenex Gemini C18 250*50mm*10um;移動相:[水(0.05%水酸化アンモニアv/v)-ACN];B%:40%~65%、22分)によって精製した。tert-ブチルN-[1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エチル]カルバメート(1.4g、4.15mmol、収率82%)を淡い黄色の固体として得た。
ジオキサン(50mL)および水(10mL)中のtert-ブチルN-[1-(6-ブロモ-3-ピリジル)-2,2-ジフルオロ-エチル]カルバメート(2g、5.93mmol、1当量)、4-メチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)チアゾール(3.34g、14.83mmol、2.5当量)の溶液に、炭酸カリウム(2.05g、14.83mmol、2.5当量)および(1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン)パラジウム(II)二塩化物(434mg、0.59mmol、0.1当量)を窒素下で添加した。反応混合物を100℃で12時間撹拌した。水(150mL)を混合物に添加し、得られた混合物を酢酸エチル(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(80mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮させた。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル:酢酸エチル=100:1~1:1)によって精製した。次いで、残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex Synergi C18 150*30mm*4um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:35%~65%、10分)によってさらに精製した。tert-ブチルN-[2,2-ジフルオロ-1-[6-(4-メチルチアゾール-5-イル)-3-ピリジル]エチル]カルバメート(480mg、1.33mmol、収率22%)を淡い黄色の固体として得た。
tert-ブチルN-[2,2-ジフルオロ-1-[6-(4-メチルチアゾール-5-イル)-3-ピリジル]エチル]カルバメート(480mg、1.35mmol、1当量)を、分取SFC(SFCカラム:DAICEL CHIRALPAK AY 250×50mm、I.D.、10um;移動相:CO2中のエチルアルコール30%~30%;流速:60g/分;波長:220nm)によって精製した。異性体1(tert-ブチルN-[(1S)-2,2-ジフルオロ-1-[6-(4-メチルチアゾール-5-イル)-3-ピリジル]エチル]カルバメートとして暫定的に指定された;200mg、0.56mmol、収率82%)を淡い黄色の固体として得た。異性体2(tert-ブチルN-[(1R)-2,2-ジフルオロ-1-[6-(4-メチルチアゾール-5-イル)-3-ピリジル]エチル]カルバメートとして暫定的に指定された;210mg、0.59mmol、収率87%)を淡い黄色の固体として得た。
N,N-ジメチルホルムアミド(5mL)中の2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(400mg、1.33mmol、1当量)およびメチル(2S,4R)-4-ヒドロキシピロリジン-2-カルボキシレート(241mg、1.33mmol、1当量、塩酸塩)の溶液に、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(686mg、5.31mmol、0.9mL、4当量)およびO-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(605mg、1.59mmol、1.2当量)を0℃で添加した。反応混合物を20℃で1時間撹拌した。水(50mL)を混合物に添加し、得られた混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL×2)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex Synergi C18 150*25*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:36%~66%、10分)によって精製した。メチル(2S,4R)-1-[2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-ピロリジン-2-カルボキシレート(450mg、1.05mmol、収率78%)を無色の油として得た。
混合物を、分取SFC(SFCカラム:DAICEL CHIRALPAK IC 250×30mm、I.D.、10um;移動相:CO2中のメタノール(0.1%NH4OH)30%~30%;流速:50g/分;波長:220nm)によって精製した。メチル(2S,4R)-1-[(2S)-2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-ピロリジン-2-カルボキシレート(180mg、0.36mmol、収率69%)を無色の油として得た。メチル(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-ピロリジン-2-カルボキシレート(220mg、0.51mmol、収率96%)を無色の油として得た。
他の実施例について上に記載されるものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って、メチル(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(2,2-ジエトキシエトキシ)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-ピロリジン-2-カルボキシレートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物243を、類似の手順を使用して調製した。
50mLの丸底フラスコに、DMF(15mL)中の(2R)-2-(4-ブロモフェニル)-2-[[(tert-ブトキシ)カルボニル]アミノ]酢酸(1g、3.029mmol、1当量)を入れ、それにジイソプロピルエチルアミン(1.57g、12.115mmol、4当量)、N-メチルシクロブタンアミン塩酸塩(368mg、3.03mmol、1当量)、およびBOP(1.61g、3.63mmol、1.2当量)を順番に添加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌した。次いで、反応物を、水(10mL)を添加することによってクエンチした。得られた混合物を酢酸エチル(4×30mL)で抽出し、合わせた有機層をブライン(2×10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.1g(91%)のtert-ブチルN-[(R)-(4-ブロモフェニル)[シクロブチル(メチル)カルバモイル]メチル]カルバメートを黄色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、ジオキサン(10mL)およびH2O(2mL)中のtert-ブチルN-[(R)-(4-ブロモフェニル)[シクロブチル(メチル)カルバモイル]メチル]カルバメート(1g、2.52mmol、1当量)、K2CO3(1.04g、7.55mmol、3当量)、4-メチル-5-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1,3-チアゾール(850mg、3.78mmol、1.5当量)、およびPd(dppf)Cl2(184mg、0.25mmol、0.1当量)を窒素雰囲気下で入れた。得られた混合物を、油浴中で、窒素雰囲気下で、90℃で3時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、480mg(46%)のtert-ブチルN-[(R)-[シクロブチル(メチル)カルバモイル][4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]カルバメートを黄色の固体として得た。
他の実施例について上に記載されるものと類似の手順を使用して、tert-ブチルN-[(R)-[シクロブチル(メチル)カルバモイル][4-(4-メチル-1,3-チアゾール-5-イル)フェニル]メチル]カルバメートを最終化合物に変換した。
例示的な化合物245を、類似の手順を使用して調製した。
250のmL丸底フラスコに、THF(50mL)中の4-(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(3.0g、17.2mmol、1.0当量)、(S)-2-メチルプロパン-2-スルフィンアミド(4.2g、0.035mmol、2.0当量)、およびチタンイソプロポキシド(14.9g、0.052mmol、3.0当量)の溶液を入れた。得られた溶液、油浴中で、80℃で16時間撹拌した。次いで、反応物を、200mLの水を添加することによってクエンチし、混合物を酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、3.1g(65%)の(S)-2-メチル-N-[[4-(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン]プロパン-2-スルフィンアミドを黄色の油として得た。
DCM(20mL)中の(S)-2-メチル-N-[[4-(トリフルオロメチル)フェニル]メチリデン]プロパン-2-スルフィンアミド(3.1g、11.2mmol、1.0当量)の溶液に、メチルマグネシウムクロリド溶液(エーテル中3.0M、5mL)を窒素雰囲気下で、-48℃で20分の期間にわたって滴下で添加した。次いで、得られた混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、反応混合物を、50mLの飽和NH4Cl溶液を添加することによってクエンチし、ジクロロメタン(50mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。これにより、1.83g(56%)の(S)-2-メチル-N-[(1S)-1-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]プロパン-2-スルフィンアミドを白色の固体として得た。
100mLの丸底フラスコに、メタノール(10mL)中の(S)-2-メチル-N-[(1S)-1-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]プロパン-2-スルフィンアミド(1.8g、6.2mmol、1.0当量)を入れた。続いて、塩化水素水溶液(37%、5mL)を添加した。得られた溶液を室温で2時間撹拌し、次いで、減圧下で濃縮した。これにより、970mg(82%)の(1S)-1-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エタン-1-アミンを白色の固体として得た。
他の実施例について上に記載されるものと類似の手順を使用して、(1S)-1-[4-(トリフルオロメチル)フェニル]エタン-1-アミンを最終化合物に変換した。
実施例の化合物247を、類似の手順を使用して調製した。
上記のスキームに示されるように、tert-ブチル4-((1R,3R)-3-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレートを、酸性条件下で脱保護し、得られた遊離環状アミンを活性化イソキサゾール誘導体と反応させて、メチル3-メチル-2-(3-(((ペルフルオロブチル)スルホニル)オキシ)イソキサゾール-5-イル)ブタノエートをカップリング生成物として形成した。tert-ブチル3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートとの、生成物中の臭化ピリジル断片のパラジウム触媒化反応、続いてtert-ブチルオキシカルボニル(Boc)保護基の切断は、遊離アミンを産出し、それはアミンの存在下で、DMSO中の加熱下で、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミンとの求核カップリング反応を受けた。ピリダジン臭化物と(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸とのスズキカップリング反応は、PTM結合部分のアセンブリを完了した。エステル加水分解、続いて(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドとの縮合により、ジアステレオマーの混合物として所望の最終生成物を得、それを超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)によって分離した。
上記のスキームに示されるように、メチル2-(3-ヒドロキシイソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエートおよび(1R,3R)-3-(ベンジルオキシ)シクロブタノールの間のミツノブ反応、続いてベンジルオキシ基切断は、メチル2-(3-((1S,3S)-3-ヒドロキシシクロブトキシ)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノエートを提供した。トリフルオロメタンスルホン酸無水物でのヒドロキシ基の活性化、続くWPTM5-WPTM3-WPTM2-WPTM1断片を含む環状アミンでのトリフラート置換により、結合基Lを含んだカップリング生成物を得た。エステル加水分解、続く(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドでの縮合により、所望の最終生成物を得た。
上記のスキームに示されるように、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミンを4-ビニル誘導体に変換し、それはtert-ブチル4-((1R,3R)-3-((4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ)シクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレートとのヘックカップリング反応を受けて、カップリング生成物を生成した。次いで、生成物中の6-クロロピリダジン部分は、スズキ条件下で(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸と反応して、WPTM5-WPTM3断片をアセンブリした。その後のBoc脱保護、続いて(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-((R)-3-メチル-2-(3-(2-オキソエトキシ)イソキサゾール-5-イル)ブタノイル)-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドによる還元的アミノ化は、所望の最終生成物を提供した。
上記のスキームに示されるように、tert-ブチル4-(2-ヒドロキシエチル)ピペリジン-1-カルボキシレート中のヒドロキシル基を塩化トシルで活性化し、得られたトシレートを2-(3-ヒドロキシイソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸メチルで求核置換した。生成物中のBoc基を切断し、遊離環状アミンを3-(ヒドロキシメチル)シクロブタノンおよびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムと反応させて、2-(3-(2-(1-(3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)ピペリジン-4-イル)エトキシ)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸メチルを形成した。ヒドロキシル基のデスマーチン酸化、続くスピロ-アミンでの得られたアルデヒドの還元的アミノ化により、PTM結合部分および連結基Lを組み合わせたカップリング生成物を得た。エステル加水分解、続く(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドでの縮合により、所望の最終生成物を得た。
上記のスキームに示されるように、第1のカップリング断片のアセンブリは、tert-ブチル4-アセチルピペリジン-1-カルボキシレートで開始し、それをアルコールに還元し、トシレートに変換した。トシル基を、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)-1H-ピラゾールで置換し、生成物を、スズキ条件下で4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミンとカップリングして、tert-ブチル4-(1-(4-(3-アミノ-6-(2-(メトキシメトキシ)フェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エチル)ピペリジン-1-カルボキシレートのラセミ混合物を得、それをキラル超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)を使用することによって分離した。その後のBoc脱保護は、鏡像異性的に純粋な状態で所望の第1のカップリング断片を提供した。
第2のカップリング断片の形成は、3-メチレンシクロブタンカルボニトリルで開始し、それをカルボン酸に加水分解し、ベンジルエステルとして保護した。エンド二重結合の加水分離、続いて酸化は、アルコールのジアステレオマー混合物を提供し、それを超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)を使用することによって分離した。個々のアルコールを、デスマーチンペリオジナンで酸化して、所望の異性体アルデヒドを得た。
水素化ホウ素ナトリウムによる、第1および第2のカップリング断片の還元的アミノ化、続いて塩基加水分解により、(1R,3S)-3-((4-((S)-1-(4-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)エチル)ピペリジン-1-イル)メチル)シクロブタンカルボン酸を得、それを(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(3-(2-(ピペリジン-4-イル)エトキシ)イソキサゾール-5-イル)ブタノイル)-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドと縮合して、所望の生成物を得た。この方法は、適切な立体化学を有する試薬および中間体を導入することによって、所望の生成物のすべての鏡像異性的に純粋な異性体を合成するのに好都合に使用され得る。
上記のスキームに示されるように、tert-ブチル4-ホルミルピペリジン-1-カルボキシレートは、(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(3-(ピペラジン-1-イル)イソキサゾール-5-イル)ブタノイル)-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドおよびシアノホウ素化ナトリウムによる還元的アミノ化を受け、Boc脱保護後に(2S,4R)-4-ヒドロキシ-1-((S)-3-メチル-2-(3-(4-(ピペリジン-4-イルメチル)ピペラジン-1-イル)イソキサゾール-5-イル)ブタノイル)-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドを生成した。同様の条件下での(1R,3R)-3-((4-(3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)シクロブタンカルバルデヒドによる、得られた化合物のその後の還元的アミノ化は、所望の最終生成物を提供した。
上記のスキームに示されるように、4-ヒドロキシピリジンおよびtert-ブチル4-ヒドロキシピペリジン-1-カルボキシレートの間のミツノブ反応は、tert-ブチル4-(ピリジン-4-イルオキシ)ピペリジン-1-カルボキシレートを提供し、それを、ピリジン窒素を臭化ベンジルでアルキル化することによって塩に変換した。その後、ピリジン環を2段階手順によって還元して、二重ピペリジン誘導体を形成し、それを、ヘテロ芳香族求核性置換条件下でメチル3-メチル-2-(3-(((ペルフルオロブチル)スルホニル)オキシ)イソキサゾール-5-イル)ブタノエートと反応させて、カップリング生成物を形成した。エステル加水分解、続いて(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドとの得られた酸の縮合は、ジアステレオマー最終生成物を提供し、それを超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)によって分離した。
上記のスキームに示されるように、PTM結合部分の合成は、3-((4-メトキシベンジル)オキシ)プロパン-1-オールで開始し、それを水素化ナトリウムで処理して、(S)-2-メチルオキシランを開いた。得られたアルコールの臭素化、続いて2-(3-メチルイソキサゾール-5-イル)酢酸メチルに由来するエノレートによる臭化物置換は、(3R)-メチル4-(3-ヒドロキシプロポキシ)-3-メチル-2-(3-メチルイソキサゾール-5-イル)ブタノエートを提供した。4-ブロモピリジン-2-オールとの生成物のミツノブ反応、続いてモノ-Boc保護された3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタンとの臭化ピリジル部分のパラジウム触媒カップリングにより、tert-ブチル8-(2-(3-((2R)-4-メトキシ-2-メチル-3-(3-メチルイソキサゾール-5-イル)-4-オキソブトキシ)プロポキシ)ピリジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-カルボキシレートを得た。その後のBoc基切断は、遊離アミンを提供し、それはアミン(DIEA)の存在下で、非プロトン性極性溶媒(DMSO)中で加熱することによって、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミンとの求核カップリング反応を受けた。ピリダジン臭化物と(2-ヒドロキシフェニル)ボロン酸とのスズキカップリング反応は、PTM結合部分のアセンブリを完了した。エステル加水分解、続いて(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドとの縮合により、ジアステレオマーの混合物として所望の最終生成物を得、それを超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)によって分離した。
上記のスキームに示されるように、所望の生成物を、シアノ水素化ホウ素ナトリウムの存在下で、2-(6-アミノ-5-(1-((R)-4-((1r,3R)-3-(ピペリジン-4-イルオキシ)シクロブチル)ブタ-3-イン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-イル)フェノールによる、(2S,4R)-1-((R)-2-(3-(4-ホルミルピペリジン-1-イル)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシ-N-((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)ピロリジン-2-カルボキサミドの還元的アミノ化によって得た。この方法は、適切な立体化学を有するカップリング対応物を導入することによって、所望の生成物のすべての鏡像異性的に純粋な異性体を合成するのに好都合に使用され得る。
上記のスキームに示されるように、ジアステレオマー混合物としてのtert-ブチル4-(5-(1-((2S,4R)-4-ヒドロキシ-2-(((S)-1-(4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル)エチル)カルバモイル)ピロリジン-1-イル)-3-メチル-1-オキソブタン-2-イル)イソキサゾール-3-イル)ピペラジン-1-カルボキシレートを、個々の異性体に分離した。次いで、これらの異性体の各々を、(1R,3R)-3-((4-(3-(3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル)-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル)ピリジン-2-イル)オキシ)シクロブタンカルバルデヒドと反応させて、鏡像異性的に純粋な形態で所望の最終生成物を提供した。この方法は、適切な立体化学を有するカップリング対応物を導入することによって、所望の生成物のすべての鏡像異性的に純粋な異性体を合成するのに好都合に使用され得る。
MeCN(1.6L)中の2-(3-メチルイソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸メチル(265g、1.33mol)[例示的な化合物144について記載されるように調製した〕の溶液に、K2CO3(367.71g、2.66mol)および1,1,2,2,3,3,4,4,4-ノナフルオロブタン-1-スルホニルフルオリド(482.25g、1.60mol、280.38mL)を添加した。反応混合物を、25℃で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、MeCNを除去した。残渣を水(1.5L)で希釈し、酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(200mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、3-メチル-2-(3-(((ペルフルオロブチル)スルホニル)オキシ)イソキサゾール-5-イル)ブタン酸メチル(458g、886.42mmol)を茶色の油として得た。
DMF(1.6L)中の3-メチル-2-(3-(((ペルフルオロブチル)スルホニル)オキシ)イソキサゾール-5-イル)ブタン酸メチル(160g、332.44mmol)および4-(ジメトキシメチル)ピペリジン(79.40g、498.66mmol)の混合物に、DIEA(128.90g、997.32mmol、173.72mL)を、窒素下で25℃において一度に添加した。混合物を80℃で12時間撹拌した。混合物を25℃に冷却し、氷水(w:w=1:1)(3L)に注ぎ入れ、15分間撹拌した。水相を酢酸エチル(1L×5)で抽出した。合わせた有機相をブライン(300mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。混合物をEtOAc(70mL)中に溶解し、濾過して、不溶性材料を除去した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=80:1~0:1)によって精製して、(34g、100mmol)の2-(3-(4-(ジメトキシメチル)ピペリジン-1-イル)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸メチルをオレンジ色のシロップとして得た。
テトラヒドロフラン(1mL)およびメタノール(1mL)中の2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸メチル(350mg、1.03mmol、1当量)の混合物に、水酸化リチウム(2M、1mL、1.95当量)を窒素下で一度に添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。トリフルオロ酢酸を用いてpHを5~6に調整し、45℃において減圧下で濃縮した。混合物を、分取HPLC(カラム:Phenomenex Synergi C18 150*25*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:40%~70%、9分)によって精製して、2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(190mg)を黄色の油として得た。
N,N-ジメチルホルムアミド(10mL)中の2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(190mg、0.58mmol、1当量)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(225mg、1.75mmol、0.3mL、3当量)、および(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(257mg、0.70mmol、1.2当量、塩酸塩)の混合物に、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N,N-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(288mg、0.76mmol、1.3当量)を、窒素下で0℃において一度に添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。混合物を氷水(w/w=1/1)(30mL)に注ぎ入れ、15分間撹拌した。水相を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(30mL×3)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10/1)によって精製して、(2S,4R)-1-[2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(208mg)を黄色の油として得た。
(2S,4R)-1-[2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-チル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(200mg、0.31mmol、1当量)を、SFC(カラム:DAICEL CHIRALPAK AD(250mm*30mm、10um);移動相:[0.1%NH3H2O IPA];B%:45%~45%、3.0分;65分)によって精製した。混合物を、減圧下で、45℃で濃縮した。
(2S,4R)-1-[(2S)-2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(90mg)(保持時間:キラルSFCにおいて1.884分)を黄色の油として得た。
(2S,4R)-1-[(2S)-2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(90mg、0.13mmol、収率42%、純度94%)(保持時間:キラルSFCにおいて2.230分)を黄色の油として得た。
テトラヒドロフラン(2mL)中の(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[4-ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(80mg、0.13mmol、1当量)の溶液に、硫酸溶液(1M、2mL、16.00当量)を添加した。反応混合物を50℃で5時間撹拌した。混合物を飽和重炭酸ナトリウム(10mL)に添加し、混合物を酢酸エチル(20mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮し、次の工程で直接使用した。粗(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(4-ホルミル-1-ピペリジル)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(68mg)を淡い黄色の固体として得、次の工程で直接使用した。
メタノール(40mL)中の2-[6-アミノ-5-[8-[2-[3-(4-ピペリジルオキシ)シクロブトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル]フェノール二塩酸塩(2.08g、3.37mmol、1当量)の溶液に、酢酸ナトリウム(829mg、10.11mmol、3当量)を添加し、次いで、混合物に、(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(4-ホルミル-1-ピペリジル)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(2g、3.37mmol、1当量)および酢酸(23mg、0.33mmol、0.1当量)を添加した。混合物を25℃で0.5時間撹拌し、次いで、混合物に、シアノホウ化水素ナトリウム(1.06g、16.84mmol、5当量)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex luna C18 250*50mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:10%~40%、22分)によって精製した。(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[4-[[4-[3-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]-1-ピペリジル]メチル]-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドギ酸塩(1196mg、1.02mmol)を白色の固体として得た。
MeCN(1.6L)中の2-(3-メチルイソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸メチル(265g、1.33mol)[例示的な化合物144について記載されるように調製した〕の溶液に、K2CO3(367.71g、2.66mol)および1,1,2,2,3,3,4,4,4-ノナフルオロブタン-1-スルホニルフルオリド(482.25g、1.60mol、280.38mL)を添加した。反応混合物を、25℃で12時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、MeCNを除去した。残渣を水(1.5L)で希釈し、酢酸エチル(500mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(200mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、3-メチル-2-(3-(((ペルフルオロブチル)スルホニル)オキシ)イソキサゾール-5-イル)ブタン酸メチル(458g、886.42mmol)を茶色の油として得た。
DMF(1.6L)中の3-メチル-2-(3-(((ペルフルオロブチル)スルホニル)オキシ)イソキサゾール-5-イル)ブタン酸メチル(160g、332.44mmol)および4-(ジメトキシメチル)ピペリジン(79.40g、498.66mmol)の混合物に、DIEA(128.90g、997.32mmol、173.72mL)を、窒素下で25℃において一度に添加した。混合物を80℃で12時間撹拌した。混合物を25℃に冷却し、氷水(w:w=1:1)(3L)に注ぎ入れ、15分間撹拌した。水相を酢酸エチル(1L×5)で抽出した。合わせた有機相をブライン(300mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。混合物をEtOAc(70mL)中に溶解し、濾過して、不溶性材料を除去した。残渣を、カラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=80:1~0:1)によって精製して、(34g、100mmol)の2-(3-(4-(ジメトキシメチル)ピペリジン-1-イル)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタン酸メチルをオレンジ色のシロップとして得た。
MeOH(30mL)中の2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸メチル(10g、29.38mmol、1当量)の溶液に、水性LiOH溶液(6M、30.00mL、6.13当量)およびTHF(30mL)を添加した。混合物を25℃で1時間撹拌した。反応混合物のpHを1M HCl(200mL)によって調整し、水(200mL)で希釈し、EtOAc(200mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(200mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(9.5g、29.11mmol)を黄色の油として得た。
DMF(100mL)中の(2S,4R)-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド塩酸塩(10.71g、29.11mmol、1当量)、DIPEA(11.29g、87.32mmol、15.21mL、3当量)、および2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタン酸(9.5g、29.11mmol、1当量)の溶液に、HATU(16.60g、43.66mmol、1.5当量)を、0℃において窒素下で添加した。混合物を25℃に温め、1時間撹拌した。反応混合物を水(300mL)で希釈し、EtOAc(150mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(100mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を生成した。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex luna C18 250*50mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-MeCN];B%:30%~60%、15分)によって精製した。(2S,4R)-1-[2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(18g、27.57mmol)を白色の固体として得た。
(2S,4R)-1-[2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(5g、7.81mmol、1当量)を、分取SFC(カラム:DAICEL CHIRALPAK AD-H 250mm×30mm、I.D.、5um;移動相:CO2中のイソプロパノール(0.1%NH3H2O)40%~40%;流速:70g/分;波長:220nm)および(カラム:DAICEL CHIRALPAK AD 250mm×30mm、I.D.、10um;移動相:CO2中のイソプロパノール(0.1%NH3H2O)40%~40%;流速:70g/分;波長:220nm)によって2回分離した。
化合物(2S,4R)-1-[(2S)-2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(2.5g、3.91mmol)を白色の固体として得た。
化合物(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[4-(ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(2.4g、3.68mmol)を白色の固体として得た。
THF(15mL)中の(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[4-ジメトキシメチル)-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(1.2g、1.88mmol、1当量)の溶液に、H2SO4(1M、13.85mL、7.38当量)を添加した。混合物を50℃で2時間撹拌した。反応混合物を、飽和NaHCO3(30mL)を添加することによってクエンチし、次いで、水(30mL)で希釈し、ブライン(50mL×3)で抽出した。合わせた有機層を、ブライン(30mL)で洗浄し、無水Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。粗(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(4-ホルミル-1-ピペリジル)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(1.05g、1.77mmol)を白色の固体として得た。
メタノール(40mL)中の2-[6-アミノ-5-[8-[2-[3-(4-ピペリジルオキシ)シクロブトキシ]-4-ピリジル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-イル]ピリダジン-3-イル]フェノール二塩酸塩(2.08g、3.37mmol、1当量)の溶液に、酢酸ナトリウム(829mg、10.11mmol、3当量)を添加し、次いで、混合物に、(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-(4-ホルミル-1-ピペリジル)イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミド(2g、3.37mmol、1当量)および酢酸(23mg、0.33mmol、0.1当量)を添加した。混合物を25℃で0.5時間撹拌し、次いで、混合物に、シアノホウ化水素ナトリウム(1.06g、16.84mmol、5当量)を添加した。混合物を25℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex luna C18 250*50mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:10%~40%、22分)によって精製した。(2S,4R)-1-[(2R)-2-[3-[4-[[4-[3-[[4-[3-[3-アミノ-6-(2-ヒドロキシフェニル)ピリダジン-4-イル]-3,8-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-8-イル]-2-ピリジル]オキシ]シクロブトキシ]-1-ピペリジル]メチル]-1-ピペリジル]イソキサゾール-5-イル]-3-メチル-ブタノイル]-4-ヒドロキシ-N-[(1S)-1-[4-(4-メチルチアゾール-5-イル)フェニル]エチル]ピロリジン-2-カルボキサミドギ酸塩(1196mg、1.02mmol)を白色の固体として得た。
例示的な化合物594の例示的な合成
上記の他の実施例について記載されたものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物596は、類似の手順を使用して調製され得る。
例示的な化合物602の例示的な合成
例示的な化合物143について記載されるものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物607の例示的な合成
例示的な化合物143および例示的な化合物178について記載される手順を使用して調製した。
例示的な化合物610の例示的な合成
例示的な化合物143および例示的な化合物188、ならびに上記の他の実施例について記載されたものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物616の例示的な合成
上記の実施例について記載されたものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物618の例示的な合成
例示的な化合物610および例示的な化合物143、ならびに上記の他の実施例について記載された手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの丸底フラスコに、tert-ブチル4-[(1r,3r)-3-ヒドロキシシクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(5g、18.43mmol、1.0当量)、DMF(100mL)を入れ、NaH(2.22g、55.42mmol、3.0当量、油中60%)を0℃で添加した。これを室温で15分間反応させた。これに続いて、4-ブロモ-2-フルオロピリジン(3.57g、20.27mmol、1.1当量)を添加した。得られた溶液を室温で4時間撹拌した。次いで、100mLの水/氷を添加することによって反応をクエンチさせた。得られた溶液を(100mL×3)の酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を(100mL×1)のブラインで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1/2)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、6.3g(80%)のtert-ブチル4-[(1r,3r)-3-[(4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレートを黄色の油として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した250mLの丸底フラスコに、4-ブロモ-6-クロロピリダジン-3-アミン(5g、24.0mmol、1.0当量)、n-プロパノール(100mL)、TEA(7.28g、72.0mmol、3当量)、トリフルオロビニルホウ酸カリウム(2.39g、25.0mmol、1.05当量)、およびPd(dppf)Cl2.CH2Cl2(1.96g、2.39mmol、0.10当量)を入れた。得られた溶液を油浴中、100℃で4時間撹拌した。固体を濾別した。残渣を、酢酸エチル/石油エーテル(1/1)とともにシリカゲルカラムに充填させた。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、2.3g(62%)の6-クロロ-4-エテニルピリダジン-3-アミンを黄色の固体として得た。
窒素不活性雰囲気下でパージし、維持した20mLの密封チューブに、6-クロロ-4-エテニルピリダジン-3-アミン(910mg、5.84mmol、1.0当量)、DMF(14mL)、TEA(1775mg、17.5mmol、3.0当量)、tert-ブチル4-[(1r,3r)-3-[(4-ブロモピリジン-2-イル)オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(2.50g、5.849mmol、1.0当量)、トリ-o-トリルホスフィン(1780mg、5.85mmol、1.0当量)、Pd(OAc)2(131mg、0.585mmol、0.10当量)を入れた。得られた溶液を、油浴中で、130℃で16時間撹拌した。次いで、反応を30mLの水の添加によりクエンチさせた。得られた溶液を(20mL×3)の酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせた。得られた混合物を、(20mL×3)のブラインで洗浄した。混合物を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。残渣を、ジクロロメタン/メタノール(10/1)で溶出するシリカゲルカラム上に適用した。収集した画分をまとめ、真空下で濃縮した。これにより、625mg(21%)のtert-ブチル4-[(1r,3r)-3-([4-[(E)-2-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)エテニル]ピリジン-2-イル]オキシ)シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレートを茶色の固体として得た。
tert-ブチル4-[(1r,3r)-3-([4-[(E)-2-(3-アミノ-6-クロロピリダジン-4-イル)エテニル]ピリジン-2-イル]オキシ)シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレートを、例示的な化合物143および上記の他の実施例について記載された手順を使用して、最終化合物に変換した。
ジクロロメタン(30mL)中のメチル4-アミノチアゾール-5-カルボキシレート(0.4g、2.53mmol、1当量)およびトリエチルアミン(512mg、5.06mmol、0.7mL、2当量)の溶液に、ジ-tert-ブチルジカーボネート(1.10g、5.06mmol、1.2mL、2当量)および4-ジメチルアミノピリジン(62mg、0.50mmol、0.2当量)を窒素下で、25℃において一度に添加した。混合物を25℃で16時間撹拌した。混合物を、45℃において減圧下で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=20/1~8/1)によって精製して、メチル4-[ビス(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]チアゾール-5-カルボキシレート(850mg)を黄色の油として得た。
エタノール(20mL)およびテトラヒドロフラン(10mL)中のメチル4-[ビス(tert-ブトキシカルボニル)アミノ]チアゾール-5-カルボキシレート(850mg、2.37mmol、1当量)の溶液に、水(1M、30mL)中の水酸化ナトリウムを25℃で添加し、混合物を70℃で3時間撹拌した。反応混合物を25℃に冷却し、pHを2M塩酸で4~5に調整し、水相を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機層をブライン(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮させた。化合物4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)チアゾール-5-カルボン酸(620mg、粗製)を白色の固体として得た。
アセトニトリル(30mL)中の4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)チアゾール-5-カルボン酸(600mg、2.46mmol、1当量)およびリン酸カリウム(521mg、2.46mmol、1当量)の混合物に、三臭化テトラブチアンモニウム(2.37g、4.91mmol、2当量)を窒素下で、30℃において一度に添加した。混合物を50℃で16時間撹拌した。混合物を20℃に冷却し、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(20mL)および飽和炭酸ナトリウム水溶液(20mL)の混合物に注ぎいれた。水相を酢酸エチル(40mL×2)で抽出した。合わせた有機相を生理食塩水(30mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=30/1~8/1)によって精製して、tert-ブチルN-(5-ブロモチアゾール-4-イル)カルバメート(460mg)を黄色の固体として得た。
水(3mL)およびジオキサン(18mL)中のtert-ブチルN-[(1R)-1-[4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェニル]エチル]カルバメート(572mg、1.65mmol、1当量)、炭酸カリウム(455mg、3.30mmol、2当量)、およびtert-ブチルN-(5-ブロモチアゾール-4-イル)カルバメート(460mg、1.65mmol、1当量)の混合物に、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム](96mg、0.13mmol、0.08当量)を窒素下で、20℃において一度に添加した。混合物を90℃で2時間撹拌した。混合物を20℃に冷却し、氷水(w/w=1/1、20mL)に注ぎ入れ、10分間撹拌した。水相を酢酸エチル(30mL×3)で抽出した。合わせた有機相をブライン(10mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=30/1~5/1)によって精製して、tert-ブチルN-[5-[4-[(1S)-1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]フェニル]チアゾール-4-イル]カルバメート(620mg、粗製)を黄色の固体として得た。
塩酸/メタノール(4M、10mL)中のtert-ブチルN-[5-[4-[(1S)-1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)エチル]フェニル]チアゾール-4-イル]カルバメート(620mg、1.48mmol、1当量)の溶液を、20℃で2時間撹拌した。混合物を45℃において減圧下で濃縮した。粗生成物5-[4-[(1S)-1-アミノエチル]フェニル]チアゾール-4-アミン塩酸塩(406mg、粗製)を黄色の固体として得た。
上記の他の実施例について記載される手順を使用して、以下のスキームに従って、5-[4-[(1S)-1-アミノエチル]フェニル]チアゾール-4-アミンを表題化合物に変換した。
例示的な化合物638の例示的な合成
上記の他の実施例(特に、例示的な化合物238および例示的な化合物607)について記載されたものと類似の手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物640の例示的な合成
例示的な化合物203および例示的な化合物143、ならびに上記の他の実施例について記載された手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物642の例示的な合成
例示的な化合物143および上記の他の実施例について記載された手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物664の例示的な合成
中間体2-(6-アミノ-5-(1-(1-(1-(((1s,3s)-3-(ピペリジン-4-イルオキシ)シクロブチル)メチル)ピペリジン-4-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-イル)フェノールを、上記の他の実施例について記載されたものと類似した手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
2-(6-アミノ-5-(1-(1-(1-(((1s,3s)-3-(ピペリジン-4-イルオキシ)シクロブチル)メチル)ピペリジン-4-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-イル)フェノールを、例示的な実施例143および上記の他の実施例について記載されるように、表題化合物に変換した。
例示的な化合物665の例示的な合成
中間体2-(6-アミノ-5-(1-(1-(1-((1s,3s)-3-(ピペリジン-4-イルオキシ)シクロブチル)ピペリジン-4-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-イル)フェノールを、以下のスキームに従って調製した。
2-(6-アミノ-5-(1-(1-(1-((1s,3s)-3-(ピペリジン-4-イルオキシ)シクロブチル)ピペリジン-4-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)ピリダジン-3-イル)フェノールを、例示的な実施例143および上記の他の実施例について記載されるように、表題化合物に変換した。
例示的な化合物678の例示的な合成
中間体(2S,4R)-N-((S)-1-(4-エチニルフェニル)エチル)-1-((R)-2-(3-(4-ホルミルピペリジン-1-イル)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシピロリジン-2-カルボキサミドを、以下のスキームに従って調製した。
(2S,4R)-N-((S)-1-(4-エチニルフェニル)エチル)-1-((R)-2-(3-(4-ホルミルピペリジン-1-イル)イソキサゾール-5-イル)-3-メチルブタノイル)-4-ヒドロキシピロリジン-2-カルボキサミドを、上記の例示的な化合物143について記載された手順を使用して、表題化合物に変換した。
アセトニトリル(2000mL)中の3-ベンジルオキシシクロブタノール(100g、561.08mmol、1当量)およびベンジル4-オキソピペリジン-1-カルボキシレート(143.97g、617.19mmol、123.1mL、1.1当量)の混合物を脱気し、窒素で3回パージした。次いで、混合物に、クロロ(ジメチル)シラン(53.09g、561.08mmol、1当量)を0℃で添加した。混合物を、窒素雰囲気下で、25℃において12時間撹拌した。反応混合物を水(2L)で希釈した。有機層を酢酸エチル(1L×2)で抽出した。合わせた有機層をブライン(500mL)で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=30/1~20:1)によって精製して、生成物を得た。ベンジル4-(3-ベンジルオキシシクロブトキシ)ピぺリジン-1-カルボキシレート(89g、225.04mmol)を無色の油として得た。
エタノール(300mL)およびテトラヒドロフラン(300mL)中のベンジル4-(3-ベンジルオキシシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(65g、164.35mmol、1当量)の溶液に、活性化炭素触媒上のパラジウム(6g、1.44mmol、10%純度)、活性化炭素触媒上の水酸化パラジウム(6g、8.54mmol、20%純度)、およびジ-tert-ブチルジカーボネート(53.80g、246.53mmol、56.6mL、1.5当量)を窒素雰囲気下で添加した。懸濁液を脱気し、水素で3回パージした。混合物を、水素下(50Psi)で、40℃において16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濾過および濃縮し、残渣を得た。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=50/1、0/1)によって精製した。粗生成物tert-ブチル4-(3-ヒドロキシシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(30.8g、113.5mmol)を白色の固体として得た。
トルエン(40mL)中のtert-ブチル4-(3-ヒドロキシシクロブトキシ)ピペリジン-1-カルボキシレート(5g、18.43mmol、1当量)、4-ブロモピリジン-2-オール(3.85g、22.11mmol、1.2当量)、トリフェニルホスフィン(7.25g、27.64mmol、1.5当量)、およびジイソプロピルアゾジカルボキシレート(5.59g、27.64mmol、5.4mL、1.5当量)を脱気し、窒素で3回パージし、次いで、混合物を窒素雰囲気下で、110℃において12時間撹拌した。反応混合物を20℃に冷却し、次いで、濾過し、減圧下で濃縮して、残渣を得た。残渣を、シリカゲルクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=50/1~10/1)によって精製して、生成物を得た。tert-ブチル4-[3-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(7g、16.38mmol)を淡い黄色の油として得た。
塩酸塩/メタノール(4M、25mL、10.68当量)中のtert-ブチル4-[3-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボキシレート(4g、9.36mmol、1当量)の溶液を、25℃で10分間撹拌した。反応溶液を真空下で濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をさらに精製することなく次の工程で直接使用した。4-ブロモ-2[3-(4-ピペリジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジン塩酸塩(3.2g、8.80mmol)を淡い黄色の油として得た。
N,N-ジメチルホルムアミド(40mL)中の4-ブロモ-2-[3-(4-ピペリジルオキシ)シクロブトキシ]ピリジン(3.2g、8.80mmol、1当量、塩酸塩)の溶液に、トリエチルアミン(5.34g、52.79mmol、7.4mL、6当量)および1-tert-ブトキシカルボニルピペリジン-4-カルボン酸(2.42g、10.56mmol、1.2当量)を添加した。添加後、混合物を20℃で2分間撹拌した。次いで、混合物に、O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(4.01g、10.56mmol、1.2当量)を0℃で添加し、混合物を窒素下で、20℃において1時間撹拌した。反応混合物を水(40mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL×2)で抽出した。合わせた有機層を飽和ブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex luna c18 250mm*100mm*10um;移動相:[水(0.225%FA)-ACN];B%:40%~70%、20分)によって精製した。化合物tert-ブチル4-[4-[3-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボニル]ピペリジン-1-カルボキシレート(4.5g、8.36mmol)を白色の固体として得た。
テトラヒドロフラン(70mL)中のtert-ブチル4-[4-[3-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]シクロブトキシ]ピペリジン-1-カルボニル]ピペリジン-1-カルボキシレート(3.5g、6.50mmol、1当量)の溶液に、塩化ジルコニウム(IV)(3.03g、13.0mmol、1.1mL、2当量)を-20℃で添加し、混合物を-20℃で1時間撹拌した。次いで、臭化メチルマグネシウム(3M、13mL、6当量)を-10℃でゆっくり混合物に添加した。混合物を30℃で12時間撹拌した。反応混合物を、飽和塩化アンモニウム溶液(100mL)によって希釈し、酢酸エチル(200mL×2)で抽出した。合わせた有機層を飽和ブライン(100mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空中で濃縮した。残渣を、分取HPLC(カラム:Phenomenex Synergi Max-RP 250*50mm*10um;移動相:[水(0.1%TFA)-ACN];B%:25%~50%、20分)によって精製した。化合物tert-ブチル4-[1-[4-[3-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]シクロブトキシ]-1-ピペリジル]-1-メチル-エチル]ピペリジン-1-カルボキシレート(1g、1.81mmol、収率27%)を淡い黄色の油として得た。
例示的な化合物143、例示的な化合物616、および他の実施例について記載されるものと類似した手順を使用して、以下のスキームに従って、tert-ブチル4-[1-[4-[3-[(4-ブロモ-2-ピリジル)オキシ]シクロブトキシ]-1-ピペリジル]-1-メチル-エチル]ピペリジン-1-カルボキシレートを表題化合物に変換した。
例示的な化合物698の例示的な合成
例示的な化合物638および例示的な化合物640に記載されるものと類似した手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
例示的な化合物707の例示的な合成
上記の他の実施例について記載された手順を使用して、以下のスキームに従って調製した。
タンパク質レベルの制御
本明細書はさらに、細胞を用いたタンパク質レベルの制御方法を提供する。この方法は、特定の標的タンパク質と相互作用することが知られている、本明細書に記載される化合物の使用に基づいており、それにより標的タンパク質のインビボ分解が、好ましくは特定の治療利益に対して、生物系中のタンパク質量の制御をもたらす。
以下の実施例は、本開示の解説を補完するために使用されるが、本開示を限定するものとしては決してみなされない。
本開示の具体的な実施形態
本開示は、以下の具体的な実施形態を包含する。以下のこれら実施形態は、以下に続く実施形態において列挙される特性のすべてを規定されるように含み得る。適切である場合、以下の実施形態はさらに、以下に続く実施形態において列挙される特性を包括的に、または選択的に含み得る(例え第八の実施形態は、第一の実施形態において列挙される特性を列挙されるように含み得、および/または第二から第七の実施形態のいずれかの特性を含み得る。
ある特定の実施形態では、説明は、その塩、プロドラッグ、多形体、類似体、誘導体、および重水素化形態を含む、以下の例示的なSMARCA2(すなわち、BRAHMAまたはBRM)PROTAC分子(表1A、表1B、表1C、表1D、表2A、表2B、表2C、および表2Dの化合物1~765)を提供する。ある特定の実施形態では、説明は、以下の化学構造:PTM-L-ULMを有する二官能性化合物であって、ULMが、フォンヒッペル・リンダウE3ユビキチンリガーゼに結合する小分子E3ユビキチンリガーゼ結合部分であり、Lが、ULMとPTMとを連結する結合または化学結合部分であり、PTMが、式I、II、III、IVa、またはIVbで表される化学構造を有するSMARCA2タンパク質標的化部分を含む小分子であり、
式中、
WPTM1は、任意に置換された5~6員アリールまたはヘテロアリール環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、2、または3個の置換基で置換された5~6員アリールまたはヘテロアリール)であり、
WPTM2が、任意に置換された5~6員アリールまたはヘテロアリール環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、2、または3個の置換基で置換された5~6員アリールまたはヘテロアリール)であり、
WPTM3は、存在しないか、または任意に置換された5~6員アリールもしくはヘテロアリール環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、2、もしくは3個の置換基で置換された5~6員アリールもしくはヘテロアリール)、または任意に置換された4~9シクロアルキルもしくはヘテロシクリル、任意に置換された架橋ビシクロアルキルおよび架橋ビヘテロシクリル(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、もしくは2個の置換基で置換された4~9シクロアルキルもしくはヘテロシクリル)であり、
WPTM4は、WPTM2環で縮合された任意に置換された5~7シクロアルキルまたはヘテロシクリル(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、2、または3個の置換基で置換された5~7シクロアルキルまたはヘテロシクリル)であり、
WPTM5は、存在しないか、または任意に置換された5~6員アリールもしくはヘテロアリール環(例えば、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、または2個の置換基で置換された5~6員アリールまたはヘテロアリール)であり、
WPTM6およびWPTM7は、独立して、任意に4~7シクロアルキルまたはヘテロシクリル(例えば、各々が独立して、ヒドロキシ、ハロゲン、アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、アミノ、アルキルアミノ、およびシアノから選択される0、1、または2個の置換基で置換された4~7シクロアルキルまたはヘテロシクリルである)であり、WPTM6およびWPTM7の環は、スピロ連結を介して縮合または結合され、
は、リンカー、ULM基、ULM’基、VLM基、VLM’基への結合点である、二官能性化合物またはその薬学的に許容される塩、鏡像異性体、立体異性体、溶媒和物、多形、もしくはプロドラッグを提供する。
本明細書に記載される実施形態の態様のいずれにおいても、PTMは、式Iによって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩を含み、
WPTM1は、任意に置換されたフェニルまたはピリジル(例えば、本明細書に記載されるように選択された追加の任意の置換基を有するかまたは有しないヒドロキシ置換基で置換されたフェニルなど、本明細書に記載されるように置換された)であり、
WPTM2は、任意に置換された6員ヘテロアリール環(例えば、アミノ基で置換されたピリダジンなど、本明細書に記載されるように置換された)であり、
WPTM3は、任意に置換された5~6員ヘテロアリール(例えば、ピラゾール、ピロール、イミダゾール、オキサゾール、オキサジアゾール、もしくはトリアゾール)、または任意に置換された4~9シクロアルキルもしくはヘテロシクリル環、任意に置換された架橋ビシクロアルキル、および架橋ビヘテロシクリル環が存在しない。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、PTMは、以下の式によって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩を含み、
WPTM3は、不在であるか、または任意に置換された5~6員ヘテロアリール、任意に置換された4~9シクロアルキルもしくはヘテロシクリル環、任意に置換された架橋ビシクロアルキル、および架橋ビヘテロシクリル環であり、
WPTM5は、任意に置換された5~6員ヘテロアリールである。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、PTMは、以下の式によって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩を含み、
WPTM5は、フェニルまたはピリジニルである。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、PTMは、以下の式によって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩である。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、PTMは、式IIIによって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩を含み、
WPTM1は、追加の任意の置換基を有するかまたは有しないヒドロキシ置換基で置換されたフェニルであり、
WPTM2は、アミノ基で置換されたピリダジンであり、
WPTM6およびWPTM7は、スピロ環状環系(例えば、
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、PTMは、式IVaもしくはIVbによって表されるか、
またはその薬学的に許容される塩を含み、
WPTM1は、本明細書に記載される追加の任意の置換基を有するかまたは有しないヒドロキシ置換基で置換されたフェニルであり、
WPTM2は、アミノ基で置換されたピリダジンであり、
WPTM5は、存在しないか、またはピラゾール環もしくはピリジン環である。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、PTMは、以下からなる群から選択される。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、ULMは、以下によって表される化学構造であり、
式中、
W3は、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、または
の群から選択され、
R9およびR10は独立して、水素、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたヒドロキシアルキル、任意に置換されたヘテロアリール、またはハロアルキルであるか、またはR9、R10、およびそれらが結合する炭素原子が、任意に置換されたシクロアルキルを形成し、
R11は、任意に置換されたヘテロシクリル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアリール、
の群から選択され、
R12は、Hまたは任意に置換されたアルキルの群から選択され、
R13は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルキルカルボニル、任意に置換された(シクロアルキル)アルキルカルボニル、任意に置換されたアラルキルカルボニル、任意に置換されたアリールカルボニル、任意に置換された(ヘテロシクリル)カルボニル、または任意に置換されたアラルキルの群から選択され、
R14a、R14bは、各々独立して、H、ハロアルキル(例えば、フルオロアルキル)、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヘテロルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、またはNHCH3COR26の群から選択され、R14aおよびR14bのうちの他方が、Hであり、またはR14a、R14bが、それらが結合している炭素原子と一緒になって、任意に置換された3~5員シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、スピロシクロアルキル、もしくはスピロヘテロシクリルを形成し、スピロヘテロシクリルが、エポキシドまたはアジリジンではなく、
W5は、任意に置換されたフェニル、任意に置換されたナプチル、または任意に置換された5~10員ヘテロアリールであり、
R15は、H、ハロゲン、CN、OH、NO2、NR27aR27b、OR27a、CONR27aR27b、NR27aCOR27b、SO2NR27aR27b、NR27aSO2R27b、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル(例えば、任意に置換されたフルオロアルキル)、任意に置換されたハロアルコキシ、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクリルの群から選択され、
各R16は、独立して、ハロ、CN、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、ヒドロキシ、または任意に置換されたハロアルコキシの群から選択され、
oは、0、1、2、3、または4であり、
R18は、H、ハロ、任意に置換されたアルコキシ、シアノ、任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシまたはリンカーの群から独立して選択され、
各R26は、独立して、H、任意に置換されたアルキル、またはNR27aR27bから選択され、
各R27aおよびR27bは、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル(例えば、任意に置換された3~5員シクロアルキル)であるか、またはR27aおよびR27bは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4~6員ヘテロシクリルを形成し、
pは、0、1、2、3、または4であり、および式中、破線は、少なくとも1つのPTM、別のULM(ULM’)、または少なくとも1つのPTMもしくはULM’もしくはその両方をULMに結合する化学リンカー部分の結合部位を示す。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、ULMは、以下の群から選択される化学構造を有し、
式中、
R1は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル、任意に置換されたヒドロキシアルキル、任意に置換されたヘテロアリール、またはハロアルキルであり、
R14aは、H、ハロアルキル、任意に置換されたアルキル、メチル、フルオロメチル、ヒドロキシメチル、エチル、イソプロピル、またはシクロプロピルであり、
R15は、H、ハロゲン、CN、OH、NO2、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたアリール、任意に置換されたアルキル(例えば、任意に置換されたハロアルキル)、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたハロアルコキシ、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクリルからなる群から選択され、
Xは、C、CH2、またはC=Oであり、
R3は、存在しないか、または任意に置換された5もしくは6員ヘテロアリールであり、
破線は、少なくとも1つのPTM、別のULM(ULM’)、または少なくとも1つのPTMもしくはULM’もしくはその両方をULMに結合する化学リンカー部分の結合部位を示す。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、ULMは、以下の化学構造に従う基、
またはその薬学的に許容される塩を含み、
ULM-gのR1’は、任意に置換されたC1-C6アルキル基、任意に置換された-(CH2)nOH、任意に置換された-(CH2)nSH、任意に置換された(CH2)n-O-(C1-C6)アルキル基、エポキシド部分WCOCW(式中、各Wは、独立して、HまたはC1-C3アルキル基である)を含有する任意に置換された(CH2)n-WCOCW-(C0-C6)アルキル基、任意に置換された-(CH2)nCOOH、任意に置換された-(CH2)nC(O)-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2)nNHC(O)-R″、任意に置換された-(CH2)nC(O)-N(R″)2、任意に置換された-(CH2)nOC(O)-N(R″)2、-(CH2O)nH、任意に置換された-(CH2)nOC(O)-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2)nC(O)-O-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2O)nCOOH、任意に置換された-(OCH2)nO-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2O)nC(O)-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(OCH2)nNHC(O)-R″、任意に置換された-(CH2O)nC(O)-N(R″)2、-(CH2CH2O)nH、任意に置換された-(CH2CH2O)nCOOH、任意に置換された-(OCH2CH2)nO-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(CH2CH2O)nC(O)-(C1-C6アルキル)、任意に置換された-(OCH2CH2)nNHC(O)-R″、任意に置換された-(CH2CH2O)nC(O)-N(R″)2、任意に置換された-SO2RS、任意に置換されたS(O)RS、NO2、CN、またはハロゲン(F、Cl、Br、I、好ましくは、FまたはCl)であり、
ULM-gの各R″は、独立して、H、または1個もしくは2個のヒドロキシル基または最大3個のハロゲン基(好ましくは、フッ素)で任意に置換され得るC1-C6アルキル基であり、
ULM-gのRSは、C1-C6アルキル基、任意に置換されたアリール、ヘテロアリール、もしくはヘテロシクリル基、または-(CH2)mN(R″)2基であり、
ULM-gのXおよびX’は、各々独立して、C=O、C=S、-S(O)、S(O)2であり(好ましくは、XおよびX’は、両方ともC=Oであり)、
ULM-gのR2’は、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)wアルキリ基、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)wNR1NR2N基、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、任意に置換された-(CH2)n-(C=O)vNR″(SO2)w-ヘテロシクリル、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-アルキル、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR1NR2N、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR″C(O)R1N、任意に置換された-NR″-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-NR″-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、もしくは任意に置換された-NR″-(CH2)n-(C=O)vNR″(SO2)w-ヘテロシクリル、任意に置換された-XR2’-アルキリ基、任意に置換された-XR2’-アリール基、任意に置換された-XR2’-ヘテロアリール基、任意に置換された-XR2’-ヘテロシクリル基であり、
ULM-gのR3’は、任意に置換されたアルキル、任意に置換された-(CH2)n-(O)u(NR″)v(SO2)w-アルキル、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR1NR2N、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR″C(O)R1N、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-C(O)(R″)2、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、任意に置換された-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロシクリル、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-アルキル、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR1NR2N、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-NR″C(O)R1N、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-NR″-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、任意に置換された-NR1-(CH2)n-C(O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロシクリル、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-アルキル、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-NR1NR2N、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-NR″C(O)R1N、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-アリール、任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロアリール、もしくは任意に置換された-O-(CH2)n-(C=O)u(NR″)v(SO2)w-ヘテロシクリル、-(CH2)n-(V)n’-(CH2)n-(V)n’-アルキル基、任意に置換された-(CH2)n-(V)n’-(CH2)n-(V)n’-アリール基、任意に置換された-(CH2)n-(V)n’-(CH2)n-(V)n’-ヘテロアリール基、任意に置換された-(CH2)n-(V)n’-(CH2)n-(V)n’-ヘテロシクリル’基、任意に置換された-(CH2)n-N(R1’)(C=O)m’-(V)n’-アルキル基、任意に置換された-(CH2)n-N(R1’)(C=O)m’-(V)n’-アリール基、任意に置換された-(CH2)n-N(R1’)(C=O)m’-(V)n’-ヘテロアリール基、任意に置換された-(CH2)n-N(R1’)(C=O)m’-(V)n’-ヘテロシクリル基、任意に置換された-XR3’-アルキル基、任意に置換された-XR3’-アリール基、任意に置換された-XR3’-ヘテロアリール基、任意に置換された-XR3’-ヘテロシクリル基であり、
ULM-gのR1NおよびR2Nは、各々独立して、H、1個もしくは2個のヒドロキシル基および最大3個のハロゲン基で任意に置換されたC1-C6アルキル、または任意に置換された-(CH2)n-アリール、-(CH2)n-ヘテロアリール、もしくは-(CH2)n-ヘテロシクリル基であり、
ULM-gのVは、O、SまたはNR1であり、
ULM-gの各R1’は、独立して、H、またはC1-C3アルキル基であり、
ULM-gのXR2’およびXR3’は、各々独立して、任意に置換された-CH2)n-、-CH2)n-CH(Xv)=CH(Xv)-(cisまたはtrans)、-CH2)n-CH≡CH-、-(CH2CH2O)n-、またはC3-C6シクロアルキル基であり、式中、Xvは、H、ハロ、または任意に置換されたC1-C3アルキル基であり、
ULM-gの各mは独立して、0、1、2、3、4、5、6であり、
ULM-gの各m’は独立して、0または1であり、
ULM-gの各nは独立して、0、1、2、3、4、5、6であり、
ULM-gの各n’は独立して、0または1であり、
ULM-gの各uは独立して、0または1であり、
ULM-gの各vは独立して、0または1であり、
ULM-gの各wは独立して、0または1であり、および
PTMがULM’でない場合、ULM-gのR1’、R2’、R3’、X、およびX’のうちのいずれか1つ以上が任意に修飾されて、リンカー基を介してPTM基に共有結合するか、またはPTMがULM’である場合、ULMおよびULM’の各々のR1’、R2’、R3’、X、およびX’のうちのいずれか1つ以上は任意に修飾されて、直接もしくはそのリンカー基を介して互いに共有結合する。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、ULMは、以下の式:
またはその薬学的に許容される塩を含み、
R1は、H、任意に置換されたアルキル、または任意に置換されたシクロアルキルであり、
R3は、任意に置換された5~6員ヘテロアリールであり、
W5は、任意に置換されたフェニル、任意に置換されたナプチル、または任意に置換されたピリジニルであり、
R14aおよびR14bのうちの一方は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヘテロルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、もしくはNHCH3COR26であり、R14aおよびR14bのうちの他方は、Hであり、またはR14a、R14bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、任意に置換された3~5員シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、スピロシクロアルキル、もしくはスピロヘテロシクリルを形成し、スピロヘテロシクリルが、エポキシドまたはアジリジンではなく、
R15は、CN、任意に置換されたフルオロアルキル、
任意に置換された
(例えば、
式中、R28aは、ハロ、任意に置換されたアルキル、またはフルオロアルキルである)、または
であり、
各R16は、独立して、ハロ、CN、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、ヒドロキシ、またはハロアルコキシから選択され、
各R26は、独立して、H、任意に置換されたアルキル、またはNR27aR27bであり、
各R27aおよびR27bは、独立して、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたシクロアルキル(例えば、任意に置換された3~5員シクロアルキル)であるか、またはR27aおよびR27bは、それらが結合している窒素原子と一緒になって、4~6員ヘテロシクリルを形成し、
R28は、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヘテロアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヒドロキシアルキル、アミン、任意に置換されたアルキニル、または任意に置換されたシクロアルキルであり、
oは、0、1、または2である。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、ULMは、以下の式:
を含み、式中、
X4、X5、およびX6の各々が、CHおよびNから選択され、2個以下が、Nであり、
R1は、C1-6アルキルであり、
R14aおよびR14bのうちの一方が、H、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヘテロルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、もしくはNHCH3COR26であり、R14aおよびR14bのうちの他方が、Hであり、またはR14aおよびR14bが、それらが結合している炭素原子と一緒になって、任意に置換された3~5員シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、スピロシクロアルキル、もしくはスピロヘテロシクリルを形成し、スピロヘテロシクリルが、エポキシドまたはアジリジンではなく、
各R27aおよびR27bは、独立して、HまたはC1-6アルキルもしくはシクロアルキル(例えば、3~5員シクロアルキル)であり、
qが、1、2、3、または4であり、
R15は、
またはCNであり、
R28は、H、メチル、CH2N(Me)2、CH2OH、CH2O(C1-4アルキル)、CH2NHC(O)C1-4アルキル、NH2、
または
であり、
R28Cは、H、メチル、フルオロ、またはクロロであり、
R16は、H、C1-4アルキル、フルオロ、クロロ、CN、またはC1-4アルコキシである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bは、H、C1-4アルキル、C1-4シクロアルキル、C1-4ハロアルキル、C1-4ヒドロキシアルキル、C1-4アルキルオキシアルキル、C1-4アルキル-NR27aR27b、およびCONR27aR27bから選択される。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bのうちの少なくとも一方は、Hである(例えば、R14aおよびR14bの両方は、Hである)。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bのうちの少なくとも一方は、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヘテロルキル、任意に置換されたアルキル-ヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシ-ヘテロシクロアルキル、COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、またはNHCH3COR26である。あるいは、本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bのうちの一方は、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、任意に置換されたアルコキシ、任意に置換されたヒドロキシルアルキル、任意に置換されたアルキルアミン、任意に置換されたヘテロルキル、任意に置換されたアルキルヘテロシクロアルキル、任意に置換されたアルコキシヘテロシクロアルキル、COR26、CONR27aR27b、NHCOR26、またはNHCH3COR26であり、R14aおよびR14bのうちの他方は、Hである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、R14aおよびR14bは、それらが結合している炭素原子と一緒になって、
を形成し、式中、R23は、H、C1-4アルキル、-C(O)C1-4アルキルから選択される。本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、ULMは、以下の式、
またはその薬学的に許容される塩のものであり、式中、ULM-qおよびULM-rのR1、R3、R14a、R14b、およびR15は、本明細書に記載されるとおりであり、Xは、CHまたはNである。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、R1は、C1-6アルキルである。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、R14aおよびR14bのうちの一方は、H、C1-6アルキル、C1-6ハロアルキル、任意に置換されたC1-4アルキルアミン、C1-6アルコキシ、(CH2)qC1-6アルコキシ、(CH2)qC1-6アルコキシ-C3-C7ヘテロシクロアルキル、(CH2)qOH、(CH2)qNR27aR27b、(CH2)qNHCOC1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、またはNR27aR27bであり、各R26は、独立して、H、C1-6アルキル、またはNR27aR27bであり、各R27aおよびR27bは、独立して、HまたはC1-6アルキルであり、qは、1、2、3、または4である。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、R14aおよびR14bのうちの一方は、H、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-4アルコキシ、任意に置換されたC1-4アルキルアミン、(CH2)qC1-6アルコキシ、(CH2)qC1-6アルコキシ-C3-C7ヘテロシクロアルキル、(CH2)qOH、(CH2)qNR27aR27b、(CH2)qNHCOC1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、またはNR27aR27bであり、各R26は、独立して、H、C1-4アルキル、またはNR27aR27bであり、各R27aおよびR27bは、独立して、HまたはC1-4アルキルであり、qは、1または2である。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、R28は、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C1-6ハロアルキル、(CH2)qOC1-6アルキル、(CH2)qOH、(CH2)qNR27aR27b、(CH2)qNHCOC1-6アルキル、または
であり、
R29は、H、C1-6アルキル、NR27aR27bまたはqNHCOC1-6アルキルであり、
式中、qは、1または2である。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、R3は、イソキサゾリル、4-クロロイソキサゾリル、4-フルオロイソキサゾリル、またはピラゾリルである。本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、Xは、CHである。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態において、ULMは、以下の式、
またはその薬学的に許容される塩を有し、
式中、
R1、R14a、およびR14bは、本明細書に記載されるとおりであり、
Xは、CHまたはNであり、
R30は、H、F、またはClであり、
R16は、H、C1-4アルキル、フルオロ、クロロ、CN、またはC1-4アルコキシであり、
R28は、H、メチル、CH2N(Me)2、CH2OH、CH2O(C1-4アルキル)、CH2NHC(O)C1-4アルキル、NH2、
である。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、ULMは、以下の式、
またはその薬学的に許容される塩によるものであり、式中、R1、R14a、およびR14bは、本明細書に記載されるとおりであり、R30は、H、F、またはClである。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、ULMは、表1A、表1B、表1C、表1D、表2A、表2B、表2C、または表2Dに提供されるULMである。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、化合物は、本明細書に記載されるリンカー(L)を含む。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、リンカー(L)は、1~10個のエチレングリコール単位を含むアリールまたはフェニルで任意に置換されたポリエチレンオキシ基である。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、化合物は、表1A、表1B、表1C、表1D、表2A、表2B、表2C、および表2Dの化合物から選択される(例えば、化合物1~765から選択される)。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、化合物は、80%以上のD最大を有する。
追加の態様では、説明は、有効量の本明細書に記載される二官能性化合物と、薬学的に許容される担体とを含む組成物を提供する。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、本明細書に記載される組成物は、追加の生体活性剤または請求項1~32のいずれかに記載の別の二官能性化合物のうちの少なくとも1つをさらに含む。
本明細書に記載される態様または実施形態のいずれにおいても、追加の生体活性剤は、抗がん剤である。
本明細書に記載の態様または実施形態のいずれにおいても、本明細書に記載される組成物は、薬学的に許容される担体と、対象における疾患または障害を治療するための有効量の本明細書に記載される少なくとも1つの化合物とを含み、方法は、組成物を、それを必要とする対象に投与することを含み、化合物は、疾患または障害の少なくとも1つの症状を治療または改善するのに有効である。
本明細書に記載される任意の態様または実施形態において、疾患または障害は、SMARCA1、BRAHMA、またはBRMの蓄積および凝集に関連する。本明細書に記載される任意の態様または実施形態において、疾患または障害は、がんである。本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、がんは、SWI/SNF関連がん、またはSMARCA4変異を有するがん(例えば、肺がんまたは非小細胞肺がん)である。本明細書に記載される任意の態様または実施形態では、がんは、SMARCA4欠損がん、または正常なSMARCA4発現と比較して(例えば、野生型SMARCA4を有する同様の位置にある非がん細胞における非変異SMARCA4またはSMARCA4の発現と比較して)SMARCA4の発現が減少したがん、例えば、肺がんまたは非小細胞肺がんである。
アッセイおよび分解データ
SW1573細胞におけるBRM分解のウェスタンブロットスクリーニング
BRM分解(D最大およびDC50)を評価するために、細胞を、ウェル当たり180μLのDMEM増殖培地(1%のpen-strep、1%のHEPES、および10%のFBSを含む)中の96ウェルブラック/クリア底プレート中、8000個/ウェルで播種した。プレートを一晩インキュベートして接着を可能にした。翌朝、20μLの10倍標的化合物濃度(1%DMSO)を、適切なウェルに添加することによって細胞を処理し、インキュベーターに一晩(18~20時間)戻した。最終DMSO濃度は0.1%であった。
溶解のために、付着細胞を100μLのDPBSで1回洗浄した。細胞を、氷上で40μLの1X RIPA+HALTプロテアーゼ阻害剤中で10分間溶解し、-80℃で使用するまで凍結した。解凍された溶解物を、1.2μmのフィルタープレートでの濾過によって洗浄するか、または代替的に、2300gで4℃において30分間回転洗浄した。
ブロットするために、各ウェスタン試料について、30μLの溶解物を10μLの4倍LDS試料緩衝液に添加し、次いで、サーマルサイクラー中で、95℃で5分間変性させ、氷上に配置した。試料を、4~15%のトリス/グリシンゲルに充填し、各ブロットについて充填した4μLのラダーおよび12μLの各試料とともに1倍トリス/グリシン緩衝液中で、250定常ボルトで25分間実行した。タンパク質を、Turbo/midiデフォルトプログラムを用いたBioRad Turboドライトランスファーユニットを用いて、ゲルからNCに移した。すべてのブロットをddH2Oですすぎ、ロッカー上のTBST(0.1%)中5%BSA中、室温で1時間ブロックした。ブロットを、ロッカー(BRMに対して1:1000(Cell Signaling Tech.カタログ番号11966)およびアルファ-チューブリンに対して1:2000(Cell Signaling Tech.カタログ番号3873)、対照タンパク質上で、4℃で一晩、TBST(0.1%)中の5%BSA中の一次抗体に曝露した。ブロットを、室温において、ロッカー上でTBST(0.1%)で5分間、3回洗浄した。二次抗体を加え、ブロットを、TBST(0.1%)中の5%BSA中の1:18,000抗ウサギ-HRPおよび/または抗マウス-HRPと、室温ロッカー上で1時間インキュベートした。ブロットを、ロッカー上で室温において、TBST(0.1%)中で5分間、3回洗浄した。信号は、Femto Maximum Sensitivity基板を用いて4分間現像し、ChemiDoc(商標)でブロットを読み取った。
SW1573細胞におけるBRM分解の細胞内ウエスタンスクリーニング
BRM分解(D最大およびDC50)を評価するために、細胞を、ウェル当たり180μLのDMEM増殖培地(1%のpen-strep、1%のHEPES、および10%のFBSを含む)中の96ウェルブラック/クリア底プレート中、8000個/ウェルで播種した。プレートを一晩インキュベートして接着を可能にした。翌朝、20μLの10倍化合物(1%DMSO)を、適切なウェルに添加することによって細胞を処理し、インキュベーターに一晩(18~20時間)戻した。最終DMSO濃度は0.1%であった。
処理のために、プレートをインキュベーターから取り出し、培地を除去し、直ちに200μLの冷(4℃)DPBSをすべてのウェルに添加した。次いで、DPBSを除去し、DPBS(4℃)中の50μLの4%パラホルムアルデヒド(PFA)をすべてのウェルに添加し、プレートを室温で20分間インキュベートした。次いで、PFAを除去し、0.5%Triton X-100を含む200μLのTBS-Tをすべてのウェルに添加し、プレートを室温で30分間インキュベートした。次いで、0.5%Triton X-100を含むTBS-Tを除去し、50μLのLi-Cor遮断溶液を添加し、プレートを室温で少なくとも1時間インキュベートした。遮断溶液を除去し、対照タンパク質である一次抗体カクテルを含む50μLのLi-Cor遮断溶液を添加した(BRM(Cell Signaling Tech.カタログ番号11966)については1:1000、およびアルファ-チューブリン(Sigmaカタログ番号T6074)については1:2000) 次いで、プレートを翌日まで冷たい部屋に配置した。
翌日、プレートをTBS-T、ウェル当たり200μLで3回洗浄した。LI-COR遮断溶液(抗ウサギ_800nmおよび抗マウス_680nm)中50μLの二次抗体カクテルを、すべてのウェルに添加した(1:5000で希釈)。プレートを、光から保護しながら、室温で少なくとも1時間インキュベートした。プレートをTBS-Tで2回、ウェル当たり200μLで洗浄した。
各プレートを読み取るために、TBS-Tを取り外し、各プレートを反転させてペーパータオル上にタップした。プレートをLI-COR Odyssey上で読み取り、両方のチャネルのデフォルト強度設定は5.0であった。LI-COR画像を、Image Studio Liteの細胞内ウェスタン特徴を用いて分析した。
以下の化合物は、上に記載される条件下で試験した場合、標的タンパク質分解を示した。
SMARCA2、BRAHMA、またはBRMタンパク質動員部分およびE3リガーゼ動員部分を含む新規の二官能性分子が、PROTAC技術を通じて記載されている。本開示の二官能性分子は、SMARCA2を積極的に分解し、ロバストな細胞増殖抑制およびアポトーシス誘導をもたらす。PROTAC媒介タンパク質分解は、従来のアプローチによって病理学的タンパク質を「薬剤化不可能」に標的化する上で有望な戦略を提供する。
本出願全体を通して引用されているすべての参考文献、特許、係属中の特許出願および公開された特許の内容は、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。当業者は、本明細書に記述される本開示の特定の実施形態に対する多くの均等物を認識するか、または日常的な実験のみを使用して確認することができるであろう。かかる均等物は、以下の請求項に包含されることが意図される。本明細書に記載される詳細な実施例および実施形態は、解説目的のための例示としてのみ提供され、決して本開示を限定するものとはみなされないことを理解されたい。その観点での様々な改変または変更は、当分野の当業者に提案されるものであり、本出願の主旨および範囲内に含まれ、添付の請求項の範囲内で考慮される。例えば、成分の相対量は、望ましい効果を最適化するために変更されてもよく、追加的な成分が加えられてもよく、および/または類似した成分が、記載される成分のうちの1つ以上と置き換えられてもよい。本開示のシステム、方法、およびプロセスに関連付けられた追加的な有益な特徴および機能は、添付の請求項から明らかであろう。さらに当分野の当業者は、日常的な実験手法を越えない手法を使用して、本明細書に記載される本開示の特定の実施形態に対する多くの均等を認識するか、または確認することができるであろう。かかる均等物は、以下の請求項に包含されることが意図される。