JP7513246B2 - 十字結束装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、被結束物の長手方向及び短手方向に沿って十字結束する際に結束機を2台並べて配置しなければならず設置スペースを要する。
また結束した束を搬送する際にツメ幅が異なるため、同一の搬送手段をそのまま適用することができず、第1及び第2結束機の夫々にツメ幅の異なる搬送手段を設置しなければならなかった。このため装置全体のコストアップが問題となっていた。
前記結束ラインに交差する前記被結束物上の位置に複数配置して結束ヒモにより前記被結束物と共に結束される吊りツメを支持し前記被結束物の長手方向よりも長いツメ本体と、前記被結束物の長手方向又は短手方向の幅に合わせて前記吊りツメのツメ幅を伸縮可能とし、前記被結束物の長手方向又は短手方向のいずれか一方に結束ヒモを周回させて一次結束した後、前記被結束物の長手方向又は短手方向のいずれか他方に前記結束ヒモを周回させて十字結束するときに、前記被結束物の長手方向又は短手方向のいずれか他方の幅に合わせて前記吊りツメのツメ幅を変更するツメ幅伸縮機構と、前記結束部上面で前記被結束物と共に結束される前記吊りツメを90°回転して前記結束ライン上の前記被結束物の前記長手方向と前記短手方向を切り替える回転機構と、結束機上面で前記被結束物の長手方向又は短手方向を切り換える際に前記被結束物の側面が前記結束機の結束ラインと直交する側面となるヒモを結ぶ位置と一致するように移動する水平移動機構を有する搬送部と、
を備えたことを特徴とする十字結束装置を提供することにある。
上記第1の手段によれば、1台の結束機上で被結束物を十字結束することができ、従来構成と比べて装置全体の省スペース化が図れると共に、低コスト化を実現できる。
上記第2の手段によれば、吊りツメのツメ幅を被結束物の長手方向又は短手方向の幅に速やかに合わせることができる。
上記第3の手段によれば、吊りツメのツメ幅を被結束物の長手方向又は短手方向の幅に速やかに合わせることができる。
前記吊りツメを支持して前記被結束物の長手方向に沿って延出するツメ本体には、前記吊りツメに接続する受け溝部材と、該受け溝部材の溝に嵌ると共に前記ツメ本体の長手方向に沿って延出するヒモ抜きバーを有するヒモ抜き機構を備え、
前記ヒモ抜き機構は、前記吊りツメのツメ幅の伸縮に合わせて前記受け溝部材が前記ヒモ抜きバーの長手方向に沿って摺動移動することを特徴とする十字結束装置を提供することにある。
上記第4の手段によれば、吊りツメのツメ幅の伸縮に係わらず、ヒモ抜き機構によって吊りツメから結束ヒモをヒモ抜きできる。
また吊りツメのツメ幅を被結束物の長手方向又は短手方向に合わせて短時間で切り替えることができ、十字結束作業を速やかに行える。
図1は、本発明の十字結束装置の平面図である。図示のように本発明の十字結束装置10は、結束ライン21上に配置した被結束物12の長手方向又は短手方向のいずれか一方に結束ヒモ14を周回させて一次結束し、該一次結束後の前記被結束物12の長手方向又は短手方向のいずれか他方に前記結束ヒモ14を周回させて十字結束する結束部20と、前記結束ライン21に交差する前記被結束物12上の位置に複数のツメを配置して結束ヒモ14により前記被結束物12と共に結束される吊りツメ48と、前記被結束物12の長手方向又は短手方向の幅に合わせて前記吊りツメ48のツメ幅を伸縮するツメ幅伸縮機構50と、前記結束部20上面で前記被結束物12と共に結束される前記吊りツメ48を90°回転して前記結束ライン21上の前記被結束物12の前記長手方向と前記短手方向を切り替える回転機構46を有する搬送部40と、を備えている。
結束部20は、結束機22と供給機24を有し、搬入コンベア16と搬出コンベア18の間に設置している。結束機22は結束ライン21上に跨る(交差する)被結束物12の長手方向又は短手方向に沿って結束ヒモ14を周回させて結束する機器である。搬入コンベア16は複数の(結束前の)被結束物12を長手方向に沿って搬送するコンベアである。搬出コンベア18は十字結束した複数の被結束物12を短手方向に沿って搬送するコンベアである。なお搬入コンベア16で被結束物12の短手方向、搬出コンベア18で長手方向に沿って被結束物12を搬送する構成であっても良い。
図2は供給機の説明図である。図3は搬送ベルト上の被結束物の芯合わせを行う供給機の説明図である。図4は搬送ベルトから結束部の結束位置まで被結束物を押し込む供給機の説明図である。図2に示すように供給機24は、搬送ベルト25と、押込みガイド26と、第1停止センサ28と、第2停止センサ30を有し、搬入コンベア16から搬入される複数の被結束物12を結束機22へ1束ずつ供給する機器である。搬送ベルト25は、被結束物12を搬入コンベア16の搬送方向に沿って延長線上の結束機22へ向けて搬送する機器である。押込みガイド26は、一対のL字部材と、該L字部材を待機位置(図2参照)から結束機22の結束位置(図4参照)まで往復移動する移動機構(不図示)を有し、L字部材が待機位置から搬送ベルト25上の被結束物12の2つの角を挟むように移動して接触し、搬送ベルト25の長手方向と被結束物12の長手方向の中心位置を一致させる芯合わせを行い、そのまま結束機22上の結束位置まで押し込む機器である(図3,4参照)。第1停止センサ28は、搬送ベルト25上の被結束物22を検知してベルトを停止させるセンサである。第2停止センサ30は、搬入コンベア16から搬送ベルト25へ搬送された被結束物12を検知してコンベアを停止させるセンサである。
図5は図4のA矢視図である。図示のように搬送部40は、水平移動機構42と、垂直移動機構44と、回転機構46と、吊りツメ48と、ツメ幅伸縮機構50と、ヒモ抜き機構52を有している(図5中ではツメ幅伸縮機構50と、ヒモ抜き機構52を不図示)。水平移動機構42は、結束機22上面で被結束物12の長手方向又は短手方向を切り替える際に結束ライン21に合わせて位置調整したり、被結束物12を結束機22から搬出コンベア18へ搬送したりする単軸直動ロボットである。垂直移動機構44は被結束物12を上下方向に移動する単軸直動ロボットである。回転機構46は、被結束物12を軸回りに回転する単軸回転ロボットである。吊りツメ48は垂直移動機構44の下端に配置して上下移動可能に構成している。また垂直移動機構44は回転機構46に接続し回転可能に構成している。さらに回転機構46は水平移動機構42に接続し水平移動可能に構成している。
図14は変形例のツメ幅伸縮機構50Aの説明図であり、(1)はツメ幅が伸長したとき、(2)はツメ幅が伸縮したときを示している。図示のように変形例のツメ幅伸縮機構50Aは、ラックギアとピニオンギアの嵌め合い構造を採用している。より具体的な構成は、ピニオンギア60及びピニオンギア60を正逆回転するモータ(不図示)をツメ本体54の中心に配置する。ピニオンギア60に噛み合う一対のラックギア62をヒモ引掛け部材52a(吊りツメ48)に接続する。ラックギア62はツメ本体54のほぼ半分の長さに設定している。一対のヒモ引掛け部材52aのそれぞれに一端側が接続する一対のラックギア62は、他端側でピニオンギア60を間に挟むように配置している。またヒモ引掛け部材52aはスライドレール50fを摺動可能に構成している。このような構成によりピニオンギア60を矢印A方向に回転させると一対の吊りツメ48が互いに離間する方向へ移動しツメ幅を伸長できる(図14(1)参照)。一方矢印B方向に回転させると一対の吊りツメ48が互いに接近する方向に移動してツメ幅を縮小できる(図14(2)参照)。
図15は十字結束方法の処理フローである。
(ステップ1)
搬入コンベア16と搬送ベルト25を稼働して被結束物を搬入する(図2参照)。
(ステップ2)
第1停止センサ28が1束目の被結束物12を検知して搬送ベルト25が停止する第2停止センサ30が2束目の被結束物12を検知して搬入コンベア16が停止する(図3参照)。
(ステップ3)
供給機24の押込みガイド26が待機位置(図2参照)から押込み開始位置まで移動して搬送ベルト25上の被結束物の後方側の2つの角に挟むように移動して接触し、搬送ベルト25の長手方向と被結束物12の長手方向の中心位置を一致させる芯合わせを行う(図3参照)。
搬送ベルト25上の被結束物12を押込みガイド26で結束機22上の結束位置まで押し込む(図4,5参照)。
(ステップ5)
結束機22の結束位置の上方に待機位置にあるツメ本体54(吊りツメ48)が垂直移動機構44により下降して、被結束物12を所定の圧力で押し付ける。その後結束機22により被結束物12の短手方向に結束ヒモ14を周回させて吊りツメ48と共に一次結束する(図16,17参照)。
(ステップ6)
結束位置の被結束物12を垂直移動機構44で上方へ僅かに移動した後、回転機構46により90°右回転する。そして被結束物12の短手方向の側面が結束機22の結束ライン21と直交する側面と一致するように水平移動機構42で移動する(図18,19参照)。結束機22は機器毎にヒモを結ぶ位置(本体の端部基準など)が決まっている。被結束物12の短手方向と長手方向の長さの差分が生じるため上記移動が必要となる。次に被結束物12を垂直移動機構44により下降させて結束機22上面に載置する。ヒモ抜き機構52により吊りツメ48を結束ヒモ14から外す。
並行して2束目の被結束物12を搬入コンベア16から搬送ベルト25へ移動し、第1停止センサ28が2束目の被結束物12を検知して搬送ベルト25が停止する。第2停止センサ30が3束目の被結束物12を検知して搬入コンベア16が停止する。
吊りツメ48を垂直移動機構44で上方へ僅かに移動した後、回転機構46により90°左回転する。ツメ幅伸縮機構50で吊りツメ48のツメ幅を被結束物12の長手方向の幅に変更する。そして長手方向を結束ライン21に沿って配置した被結束物12上に水平移動機構42で吊りツメ48を移動させる。ツメ本体54(吊りツメ48)が垂直移動機構44により下降して、被結束物12を所定の圧力で押し付ける。その後結束機22により被結束物12の長手方向に結束ヒモ14を周回させて吊りツメ48と共に結束すると十字結束となる(図20,21参照)。
並行して供給機24の押込みガイド26が待機位置(図2参照)から押込み開始位置まで移動して搬送ベルト25の長手方向と被結束物12の長手方向の中心位置を一致させる芯合わせを行う。
十字結束した被結束物12を垂直移動機構44で僅かに上方へ移動し、ついで水平移動機構42で搬出コンベア18まで移動させる。搬出コンベア18上面でヒモ抜き機構52により吊りツメ48を結束ヒモ14から外してコンベア上に被結束物12を落下させて外部へ搬送する(図22,23参照)。その後、ツメ幅伸縮機構50で吊りツメ48のツメ幅を被結束物12の短手方向の幅長さに変更する。そして結束機22の結束位置の上方の待機位置まで移動する。
並行して搬送ベルト25上の被結束物12を押込みガイド26で結束機22上の結束位置まで押し込む。
以後、ステップ5以降と同様の動作を繰り返し行う。
また吊りツメ48のツメ幅を被結束物の長手方向又は短手方向に合わせて短時間で切り替えることができ、十字結束作業を速やかに行える。
なお本発明の十字結束装置10は、被結束物12の長手方向及び短手方向の結束順番はどちらでも良い。また被結束物12の長手方向又は短手方向のいずれか一方を一次結束した後に搬出コンベア18へ排出する構成としても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、上記実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能である。
また、本発明は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
12 被結束物
14 結束ヒモ
16 搬入コンベア
18 搬出コンベア
20 結束部
21 結束ライン
22 結束機
24 供給機
25 搬送ベルト
26 押込みガイド
28 第1停止センサ
30 第2停止センサ
40 搬送部
42 水平移動機構
44 垂直移動機構
46 回転機構
48 吊りツメ
50 ツメ幅伸縮機構
50a プーリ
50b 支柱
50c タイミングベルト
50d モータ
50e ベルト連結部材
50f スライドレール
50g レールブロック
52 ヒモ抜き機構
52a ヒモ引掛け部材
52b 第1スライド部
52c 受け溝部材
52d ヒモ抜きバー
52e バー連結部材
52f 第2スライド部
52g モータ連結部材
52h ラックギア
52i ピニオンギア
52j モータ
54 ツメ本体
Claims (4)
- 結束ライン上に配置した被結束物の長手方向又は短手方向のいずれか一方に結束ヒモを周回させて一次結束し、該一次結束後の前記被結束物の長手方向又は短手方向のいずれか他方に前記結束ヒモを周回させて十字結束する結束部と、
前記結束ラインに交差する前記被結束物上の位置に複数配置して結束ヒモにより前記被結束物と共に結束される吊りツメを支持し前記被結束物の長手方向よりも長いツメ本体と、前記被結束物の長手方向又は短手方向の幅に合わせて前記吊りツメのツメ幅を伸縮可能とし、前記被結束物の長手方向又は短手方向のいずれか一方に結束ヒモを周回させて一次結束した後、前記被結束物の長手方向又は短手方向のいずれか他方に前記結束ヒモを周回させて十字結束するときに、前記被結束物の長手方向又は短手方向のいずれか他方の幅に合わせて前記吊りツメのツメ幅を変更するツメ幅伸縮機構と、前記結束部上面で前記被結束物と共に結束される前記吊りツメを90°回転して前記結束ライン上の前記被結束物の前記長手方向と前記短手方向を切り替える回転機構と、結束機上面で前記被結束物の長手方向又は短手方向を切り換える際に前記被結束物の側面が前記結束機の結束ラインと直交する側面となるヒモを結ぶ位置と一致するように移動する水平移動機構を有する搬送部と、
を備えたことを特徴とする十字結束装置。 - 請求項1に記載された十字結束装置であって、
前記ツメ幅伸縮機構は、一対のプーリと、前記プーリに巻き付けたタイミングベルトと、前記プーリを正逆回転可能なモータと、前記タイミングベルトの送り側と戻り側に取り付けて前記吊りツメを接続するベルト連結部材を有し、前記モータを正逆回転して前記吊りツメのツメ幅を任意幅に変更可能なことを特徴とする十字結束装置。 - 請求項1に記載された十字結束装置であって、
前記ツメ幅伸縮機構は、ラックギアと、該ラックギアを一端同士の間に挟んで噛み合い他端が一対の前記吊りツメに接続する一対のピニオンギアと、前記ピニオンギアを正逆回転可能なモータを有し、前記モータを正逆回転して前記吊りツメのツメ幅を任意幅に変更可能なことを特徴とする十字結束装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の十字結束装置であって、
前記吊りツメを支持して前記被結束物の長手方向に沿って延出するツメ本体には、前記吊りツメに接続する受け溝部材と、該受け溝部材の溝に嵌ると共に前記ツメ本体の長手方向に沿って延出するヒモ抜きバーを有するヒモ抜き機構を備え、
前記ヒモ抜き機構は、前記吊りツメのツメ幅の伸縮に合わせて前記受け溝部材が前記ヒモ抜きバーの長手方向に沿って摺動移動することを特徴とする十字結束装置。
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| JP2014114076A (ja) | 2012-11-16 | 2014-06-26 | Bowe Systec Japan Co Ltd | 搬送装置、区分け処理システム、及び搬送方法 |
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