JP7520616B2 - 閾値マトリクスの生成方法および画像処理装置 - Google Patents
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Description
<記録システムの概要>
図1は、本実施形態で適用可能なシリアル型のインクジェット記録装置2(以下、単に記録装置とも言う)における記録部の概要を示す斜視図である。記録部に給送された記録媒体Pは、搬送経路上に配置された搬送ローラ101とこれに従動するピンチローラ102とのニップ部によって、搬送ローラ101の回転に伴い、-Y方向(副走査方向)に搬送される。
記録装置2において、コントローラ301は、CPU、ROM、RAMなどによって構成され、記録装置2全体を制御する。記録バッファ302は、記録ヘッドHに転送する前の画像データを、ラスタデータとして格納する。インクジェット方式の記録ヘッドHは、記録バッファ302に格納された画像データに従って、各ノズルからインクを吐出する。
<画像処理について>
図4は、任意の画像を記録装置2で記録する際に、画像処理装置1の主制御部308が実行する処理を説明するためフローチャートである。本処理は、任意の画像の記録コマンドを、ユーザが入力することによって開始される。
<入力解像度と記録解像度の関係>
図10(a)~(c)は、インデックス展開処理および時分割駆動に基づくドットの記録位置を説明するための図である。図10(a)は、図4のステップS405-1で量子化処理を行った結果の画像データを示す図である。ここでは、600dpiの4×4画素領域に含まれる全ての画素について、量子化処理後の量子化値(C1″)が一様に1(記録)である場合を示している。
<ロバストパターンの一例>
図13は、本実施形態で採用するロバストパターンの一例を示す。第1ドットパターン1301は、図4に示す画像処理の下、2値データC1pに従って往路走査で記録されるドットパターンである。第2ドットパターン1302は、図4に示す画像処理の下、2値データC2pに従って復路走査で記録されるドットパターンである。合成ドットパターン1303は、第1ドットパターン1301と第2ドットパターン1302とを合成したドットパターンである。各パターンにおいて、破線は、1200dpiの直交格子を示し、各ドットは直径25μmである。
<ロバストパターンの別例>
図16は、本実施形態で使用可能なロバストパターンの別例を示す図である。第1ドットパターン1601は、図4に示す画像処理の下、2値データC1pに従って往路走査で記録されるドットパターンである。第2ドットパターン1602は、図4に示す画像処理の下、2値データC2pに従って復路走査で記録されるドットパターンである。図13と同様、破線は1200dpiの直交格子を示し、各ドットは直径25μmである。以下、説明のため、Y方向の画素位置が等しい画素の群をラスタと呼ぶ。
<閾値マトリクスの作成方法>
図17は、本実施形態の閾値マトリクスの生成手順を説明するためのフローチャートである。既に説明したように、本実施形態では、16×16画素の256画素領域を有する第1閾値マトリクスと第2閾値マトリクスを使用する。図17の閾値マトリクス生成手順では、これら閾値マトリクスを構成する256個の画素のそれぞれに、0~255のいずれかの閾値を設定する。
V1(x、y)=α1×D1(x、y)+β1×R(x、y)
出ドットの評価値V2(x、y)は、以下の式で表すことが出来る。
V2(x、y)=α2×D1(x、y)+β2×D2(x、y)
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態では、図17のステップS1において、全画素にドットが配置された初期パターン1から、ロバストパターンである初期パターン2に向けて、なるべく高い分散性を維持しながらドットを1つずつ削除する手順で、各階調の閾値を設定した。これに対し、本変形例では、初期パターン2から初期パターン1に向けて、ドットを1つずつ追加する手順で、各階調の閾値を設定する。
る。
V1´(x、y)=α3×D1´(x、y)+β3×R´(x、y)
V2´(x、y)=α4×D1´(x、y)+β4×D2´(x、y)
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、最大値(255)と最小値(0)の他に、ロバストパターンとなる中間階調値(K)のパターンを初期パターンとして用意し、これらの間を繋ぐように各階調の閾値を設定した。これに対し、本実施形態では、ロバストパターンとなるパターンを複数用意し、これらの間を繋ぐように各階調の閾値を設定する。
(第3の実施形態)
第1、第2の実施形態では、所定の階調値に対応するロバストパターンを、初期パターン2として用意し、このロバストパターンが上記所定の階調値で再現されるような閾値マトリクスを作成した。しかしながら、ロバストパターンにおいては、そのパターン自体のドット分散性が十分でなく、粒状性が感知されてしまう場合がある。
これにより、第1閾値マトリクスおよび第2閾値マトリクスのそれぞれについて、K~255の閾値が設定される。
(第4の実施形態)
図23は、本実施形態の閾値マトリクスの生成手順を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、0~255の閾値を、2つの閾値K1、K2(K1>K2)を境界とした3つのステップで設定する。まずステップS31において、閾値(K1~255)を設定する。ステップS32において、閾値(K2~K1-1)を設定する。ステップS33では、残りの閾値(0~K2-1)を設定する。K1、K2は、例えば、K1=128、K2=64とすることができる。
ステップS2400では、最高階調値I=255に対応する初期パターン1と、階調値I=K1に対応する初期パターン2と、階調値I=K2に対応する初期パターン3とを生成する。ここで、初期パターン2は、階調値I=K1に対応するロバストパターンであり、初期パターン3は、階調値I=K2に対応するロバストパターンである。
(その他の実施形態)
以上説明した第1~第4の実施形態において、初期パターンとして用意するロバストパターンの階調値Kは、様々に変更することができる。ロバストパターンの階調値や初期パターンとして用意するロバストパターンの数を、インク色やノズル列間で異ならせることにより、ロバストパターン間の同期に伴う画像の劣化を抑制することができる。例えば、シアン用の初期パターンとしては、階調値I=64、128、192に対応する3つのロバストパターンを用意し、マゼンタ用の初期パターン2としては、階調値I=128、192に対応する2つのロバストパターンを用意してもよい。初期パターンの階調値をインク色間で調整することにより、画像全体において、ロバスト性と粒状性のバランスを好適に保つことができる。
2 インクジェット記録装置
1301 第1ドットパターン
1302 第2ドットパターン
Claims (28)
- 第1閾値マトリクスを用いて多値の階調値を量子化した結果に従って記録される第1ドットパターンと、第2閾値マトリクスを用いて多値の階調値を量子化した結果に従って記録される第2ドットパターンとを、記録媒体に重ねて記録することにより前記記録媒体に画像を記録するための画像処理装置で使用される、前記第1閾値マトリクスと前記第2閾値マトリクスの生成方法であって、
前記第1閾値マトリクスに対応する画素領域及び前記第2閾値マトリクスに対応する画素領域のそれぞれについて、
第1階調値に対応するドットパターンである第1初期パターンと、前記第1階調値よりも低い第2階調値に対応するドットパターンである第2初期パターンとを取得するドットパターン取得工程と、
前記第1階調値と前記第2階調値の間の階調値において、前記第1初期パターン及び前記第2初期パターンとの間で連続性を有するドットパターンが得られるように、前記第1初期パターンと前記第2初期パターンに基づいて、前記第1閾値マトリクスと前記第2閾値マトリクスの前記画素領域に閾値を設定する閾値設定工程と
を有し、
前記閾値設定工程は、前記第1階調値と前記第2階調値の間の任意の階調値について、前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンとを合成して得られる合成ドットパターンにおけるドットの分散性が高くなるように、前記任意の階調値に対応する閾値を設定し、
前記ドットパターン取得工程における前記第1初期パターン及び前記第2初期パターンの取得と、前記閾値設定工程における前記分散性の判定は、前記第1ドットパターン及び前記第2ドットパターンを所定の記録制御に従って記録する際の、前記量子化における解像度よりも高い記録解像度の下で行うことを特徴とする閾値マトリクスの生成方法。 - 前記第1初期パターンは、前記第1階調値が最高階調値である場合のドットパターンであり、
前記第2初期パターンは、前記第2階調値に対応する前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンとを合成して得られる合成ドットパターンにおいて、前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンとの位置ずれに対し並進対称性を有するドットパターンであることを特徴とする請求項1に記載の閾値マトリクスの生成方法。 - 前記所定の記録制御は、前記量子化の結果を、あらかじめ用意されたドット配置パターンに基づいて、前記量子化における解像度よりも高い解像度に対応する複数の画素のそれぞれについてドットの記録または非記録を定める制御と、
記録媒体にドットを記録することが可能な複数のノズルを分割して得られる複数のブロックのそれぞれを、前記量子化における解像度よりも高い解像度に対応する異なるタイミングで駆動する制御と、の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の閾値マトリクスの生成方法。 - 前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンは、記録ヘッドの異なる記録走査によって記録媒体に重ねて記録されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の閾値マトリクスの生成方法。
- 前記第1ドットパターンは前記記録ヘッドの往路走査によって記録され、前記第2ドットパターンは前記記録ヘッドの復路走査によって記録されることを特徴とする請求項4に記載の閾値マトリクスの生成方法。
- 前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンは、同じ種類のインクを吐出する記録ヘッドの2つのノズル列によって記録媒体に重ねて記録されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の閾値マトリクスの生成方法。
- 前記第1閾値マトリクスと前記第2閾値マトリクスは、第1色と第2色についてそれぞれ生成され、前記第1階調値及び前記第2階調値の少なくとも一方は、前記第1色と前記第2色で異なることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の閾値マトリクスの生成方法。
- 前記ドットパターン取得工程において、前記第1閾値マトリクス用に取得される前記第2初期パターンと前記第2閾値マトリクス用に取得される前記第2初期パターンのそれぞれは、任意のドットの位置から他のドットの位置を2つの基底ベクトルで指定でき、且つ前記2つの基底ベクトルの組み合わせが互いに異なる格子パターンであり、
前記第1閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれる任意のドットと前記第2閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれる任意のドットを重畳することによって形成される合成ドットパターンには、前記第1閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれるドットと前記第2閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれるドットが重畳して構成される重畳ドットと、前記第1閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれるドットと前記第2閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれるドットが前記2つの基底ベクトルで定義される格子間距離よりも小さな距離を置いて配置される近接ドットと、が存在し、
前記近接ドットには、該近接ドットを構成する前記第1閾値マトリクス用の前記第2初期パターンのドットの中心と前記第2閾値マトリクス用の前記第2初期パターンのドットの中心とを結ぶ直線の傾きが、互いに異なる複数の前記近接ドットが含まれることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の閾値マトリクスの生成方法。 - 前記ドットパターン取得工程において、前記第1閾値マトリクス用に取得される前記第2初期パターンと前記第2閾値マトリクス用に取得される前記第2初期パターンは、対称な関係を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の閾値マトリクスの生成方法。
- 前記閾値設定工程は、
前記第1初期パターンのドットのうち前記第2初期パターンに含まれないドットを抽出ドットとして抽出する抽出工程と、
前記抽出ドットのそれぞれについて、前記第1初期パターンにおけるドット密度を算出する算出工程と、
前記ドット密度が最も高い前記抽出ドットを選出し、当該選出された抽出ドットに対応する閾値マトリクスの画素に、設定対象閾値Thを設定する閾値選出設定工程と、
前記第1初期パターンから前記選出したドットを削除して前記第1初期パターンを更新する更新工程と、
前記設定対象閾値Thから1を減算し前記設定対象閾値を変更する変更工程と、
を有し、
前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程を、順に繰り返すことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の閾値マトリクスの生成方法。 - 前記閾値設定工程では、前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程が、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値に対応する値から開始され、前記設定対象閾値Thが前記第2階調値に対応する値と判定されるまで繰り返されることを特徴とする請求項10に記載の閾値マトリクスの生成方法。
- 前記閾値設定工程では、前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程が、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値に対応する値から開始され、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値と前記第2階調値の間の所定の階調値に対応する値と判定されるまで繰り返され、
前記第2階調値よりも低い前記設定対象閾値Thについては、前記更新工程によって更新された前記第1初期パターンに含まれる全てのドットについてドット密度を算出し、前記ドット密度が最も高いドットに対応する前記閾値マトリクスの画素に、前記設定対象閾値Thが設定されることを特徴とする請求項10に記載の閾値マトリクスの生成方法。 - 前記ドットパターン取得工程では、前記第2階調値よりも低い第3階調値に対応するドットパターンである第3初期パターンが更に取得され、
前記閾値設定工程では、前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程が、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値に対応する値から開始され、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値と前記第2階調値の間の所定の階調値に対応する値と判定されるまで繰り返され、
前記第2階調値よりも低い前記設定対象閾値Thについては、
前記更新工程によって更新された前記第1初期パターンを新たな第1初期パターンとし、前記第3初期パターンを新たな前記第2初期パターンとして、前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程が繰り返されることを特徴とする請求項10に記載の閾値マトリクスの生成方法。 - 前記閾値設定工程は、
前記第1初期パターンのドットのうち前記第2初期パターンに含まれないドットを抽出ドットとして抽出する抽出工程と、
前記抽出ドットのそれぞれについて、前記第2初期パターンにおけるドット密度を算出する算出工程と、
前記ドット密度が最も低い前記抽出ドットを選出し、当該選出された抽出ドットに対応する閾値マトリクスの画素に、設定対象閾値Thを設定する閾値選出設定工程と、
前記第2初期パターンに前記選出したドットを追加して前記第2初期パターンを更新する更新工程と、
前記設定対象閾値Thから1を加算し前記設定対象閾値を変更する変更工程と、
を有し、
前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程を、順に繰り返すことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の閾値マトリクスの生成方法。 - 第1閾値マトリクス及び第2閾値マトリクスを、格納する記憶手段と、
前記第1閾値マトリクスを用いて多値の階調値を量子化することにより、第1ドットパターンを生成する第1生成手段 と、
前記第2閾値マトリクスを用いて多値の階調値を量子化することにより、第2ドットパターンを生成する第2生成手段と、
前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンとを、重ねて記録することにより記録媒体に画像を記録する記録手段と、
を備える画像処理装置であって、
前記第1閾値マトリクス及び前記第2閾値マトリクスは、
前記第1閾値マトリクスに対応する画素領域及び前記第2閾値マトリクスに対応する画素領域のそれぞれについて、第1階調値に対応するドットパターンである第1初期パターンと、前記第1階調値よりも低い第2階調値に対応するドットパターンである第2初期パターンとを取得するドットパターン取得工程と、
前記第1階調値と前記第2階調値の間の階調値において、前記第1初期パターン及び前記第2初期パターンとの間で連続性を有するドットパターンが得られるように、前記第1初期パターンと前記第2初期パターンに基づいて、前記第1閾値マトリクスと前記第2閾値マトリクスの前記画素領域に閾値を設定する閾値設定工程と、
を有する所定の生成方法に従って生成された後、前記記憶手段に記憶されたものであり、 前記閾値設定工程では、前記第1階調値と前記第2階調値の間の任意の階調値について、前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンとを合成して得られる合成ドットパターンにおけるドットの分散性が高くなるように、前記任意の階調値に対応する閾値が設定され、
前記ドットパターン取得工程における前記第1初期パターン及び前記第2初期パターンの取得と、前記閾値設定工程における前記分散性の判定は、前記量子化における解像度よりも高い記録解像度であって、前記記録手段が所定の記録制御に従って前記第1ドットパターン及び前記第2ドットパターンを記録する際の前記記録解像度の下で行うことを特徴とする画像処理装置。 - 前記第1初期パターンは、前記第1階調値が最高階調値である場合のドットパターンであり、
前記第2初期パターンは、前記第2階調値に対応する前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンとを合成して得られる合成ドットパターンにおいて、前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンとの位置ずれに対し並進対称性を有するドットパターンであることを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。 - 前記所定の記録制御は、前記量子化の結果を、あらかじめ用意されたドット配置パターンに基づいて、前記量子化における解像度よりも高い解像度に対応する複数の画素のそれぞれについてドットの記録または非記録を定める制御と、
記録媒体にドットを記録することが可能な複数のノズルを分割して得られる複数のブロックのそれぞれを、前記量子化における解像度よりも高い解像度に対応する異なるタイミングで駆動する制御と、の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項16に記載の画像処理装置。 - 前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンは、前記記録手段が備える記録ヘッドの異なる記録走査によって記録媒体に重ねて記録されることを特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記第1ドットパターンは前記記録ヘッドの往路走査によって記録され、前記第2ドットパターンは前記記録ヘッドの復路走査によって記録されることを特徴とする請求項18に記載の画像処理装置。
- 前記第1ドットパターンと前記第2ドットパターンは、前記記録手段が備える記録ヘッドの同じ種類のインクを吐出する2つのノズル列によって記録媒体に重ねて記録されることを特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記第1閾値マトリクスと前記第2閾値マトリクスは、第1色と第2色についてそれぞれ生成され、前記第1階調値及び前記第2階調値の少なくとも一方は、前記第1色と前記第2色で異なることを特徴とする請求項15から20のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記ドットパターン取得工程において、前記第1閾値マトリクス用に取得される前記第2初期パターンと前記第2閾値マトリクス用に取得される前記第2初期パターンのそれぞれは、任意のドットの位置から他のドットの位置を2つの基底ベクトルで指定でき、且つ前記2つの基底ベクトルの組み合わせが互いに異なる格子パターンであり、
前記第1閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれる任意のドットと前記第2閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれる任意のドットを重畳することによって形成される合成ドットパターンには、前記第1閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれるドットと前記第2閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれるドットが重畳して構成される重畳ドットと、前記第1閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれるドットと前記第2閾値マトリクス用の前記第2初期パターンに含まれるドットが前記2つの基底ベクトルで定義される格子間距離よりも小さな距離を置いて配置される近接ドットと、が存在し、
前記近接ドットには、該近接ドットを構成する前記第1閾値マトリクス用の前記第2初期パターンのドットの中心と前記第2閾値マトリクス用の前記第2初期パターンのドットの中心とを結ぶ直線の傾きが、互いに異なる複数の前記近接ドットが含まれることを特徴とする請求項15から21のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記ドットパターン取得工程において、前記第1閾値マトリクス用に取得される前記第2初期パターンと前記第2閾値マトリクス用に取得される前記第2初期パターンは、対称な関係を有することを特徴とする請求項15から21のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記閾値設定工程は、
前記第1初期パターンのドットのうち前記第2初期パターンに含まれないドットを抽出ドットとして抽出する抽出工程と、
前記抽出ドットのそれぞれについて、前記第1初期パターンにおけるドット密度を算出する算出工程と、
前記ドット密度が最も高い前記抽出ドットを選出し、当該選出された抽出ドットに対応する閾値マトリクスの画素に、設定対象閾値Thを設定する閾値選出設定工程と、
前記第1初期パターンから前記選出したドットを削除して前記第1初期パターンを更新する更新工程と、
前記設定対象閾値Thから1を減算し前記設定対象閾値を変更する変更工程と、
を有し、
前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程を、順に繰り返すことを特徴とする請求項15から23のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記閾値設定工程では、前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程が、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値に対応する値から開始され、前記設定対象閾値Thが前記第2階調値に対応する値と判定されるまで繰り返されることを特徴とする請求項24に記載の画像処理装置。
- 前記閾値設定工程では、前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程が、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値に対応する値から開始され、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値と前記第2階調値の間の所定の階調値に対応する値と判定されるまで繰り返され、
前記第2階調値よりも低い前記設定対象閾値Thについては、前記更新工程によって更新された前記第1初期パターンに含まれる全てのドットについてドット密度を算出し、前記ドット密度が最も高いドットに対応する前記閾値マトリクスの画素に、前記設定対象閾値Thが設定されることを特徴とする請求項24に記載の画像処理装置。 - 前記ドットパターン取得工程では、前記第2階調値よりも低い第3階調値に対応するドットパターンである第3初期パターンが更に取得され、
前記閾値設定工程では、前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程が、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値に対応する値から開始され、前記設定対象閾値Thが前記第1階調値と前記第2階調値の間の所定の階調値に対応する値と判定されるまで繰り返され、
前記第2階調値よりも低い前記設定対象閾値Thについては、
前記更新工程によって更新された前記第1初期パターンを新たな第1初期パターンとし、前記第3初期パターンを新たな前記第2初期パターンとして、前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程が繰り返されることを特徴とする請求項24に記載の画像処理装置。 - 前記閾値設定工程は、
前記第1初期パターンのドットのうち前記第2初期パターンに含まれないドットを抽出ドットとして抽出する抽出工程と、
前記抽出ドットのそれぞれについて、前記第2初期パターンにおけるドット密度を算出する算出工程と、
前記ドット密度が最も低い前記抽出ドットを選出し、当該選出された抽出ドットに対応する閾値マトリクスの画素に、設定対象閾値Thを設定する閾値選出設定工程と、
前記第2初期パターンに前記選出したドットを追加して前記第2初期パターンを更新する更新工程と、
前記設定対象閾値Thから1を加算し前記設定対象閾値を変更する変更工程と、
を有し、
前記抽出工程、前記算出工程、前記閾値選出設定工程、前記更新工程及び前記変更工程を、順に繰り返すことを特徴とする請求項15から23のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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