JP7536680B2 - 汚泥脱水機、汚泥処理設備、汚泥脱水方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1の態様は、内部に温水が供給されるケーシングと、少なくとも一部が前記温水に浸かるように前記ケーシング内に設けられ、その内部に供給される汚泥を濾過する濾材と、前記温水を循環させる循環手段と、を備えることを特徴とする汚泥脱水機である。
汚泥脱水機3は、縦型のスクリューを備える脱水機であって、縦方向に延びるケーシング3Aの中心線である軸線Lを中心とした、少なくとも一部が温水Hに浸かるようにケーシング3Aの内部に設けられ、汚泥Dを濾過する濾材30が設けられている。
濾材30は、円筒状または円錐状をなしてケーシング3A内に配設される内濾過スクリーン3aと、この内濾過スクリーン3aと同軸の円筒状または円錐状をなして内濾過スクリーン3aの外側に間隔をあけてケーシング3A内に配設される外濾過スクリーン3bと、を備えている。また、軸線L回りに捩れる螺旋状をなして内濾過スクリーン3aと外濾過スクリーン3bとの間に収容され、モータ等の回転駆動手段3cによって軸線Lを中心に内濾過スクリーン3aおよび外濾過スクリーン3bに対して相対的に回転させられるリボンスクリュー(搬送手段)3dが設けられている。
なお、ケーシング3Aは、有底略円筒状や、有底略直方体状、有底略立方体状等、その形状は特に限定されない。ケーシング3Aの上部には蓋体3Dが設けられており、蓋体3Dには搬送手段3dを駆動するモータ等の回転駆動手段3cが設けられている。図1の例では、ケーシング3Aは、中心に軸線Lを有する有底略直方体状としている。
なお、温水Hは、前述の温度範囲の温水であれば特に限定されないが、望ましい構成としては、汚泥脱水機3の下流側に設けられ、汚泥脱水機3で生成された固形物(脱水ケーキ)を焼却する不図示の焼却手段から温水供給手段6Aを介して供給され、また、汚泥脱水機3の上流側に設けられ、汚泥Dを濃縮する濃縮手段2に温水排出手段6Bを介して排出されるように構成されているのが望ましい。また、汚泥Dは、濃縮手段2から供給される濃縮汚泥である。
循環手段5は、ケーシング3Aの内部の下側に設けられて第2の空間S2に接続されるとともに温水Hを前記ケーシングの外部に導出する取水口5aと、ケーシング3Aの内部の下側に設けられて第2の空間S2に接続されるとともに取水口5aからケーシング3Aの外部に導出した温水Hを第2の空間S2に噴出してケーシング3A内に温水Hの旋回流Vを形成する供給口5bと、が設けられている。また、循環手段5は、取水口5aと供給口5bとを連結するケーシング3Aの外部に設けられる配管5cと、配管5cに接続されるとともに取水口5aから供給口5bへ向かう温水Hの流れを形成するポンプ5dと、をさらに備えている。
なお、取水口5aは、必ずしもケーシング3Aの内部の下側に設けられていなくとも良く、ケーシング3Aの内部の上側、或いはケーシング3Aの内部の下側と上側の中間に設けられていても良いが、取水口5aがケーシング3Aの内部の下側に設けられていると、温水Hの水量が少なくなっても温水Hを循環させることができる。
第1実施形態と同一の構成の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
なお、外濾過スクリーン3bの底部を連結する連結板3eは円環板状であるため、上方から内濾過スクリーン3aの内側の空間S3に供給される温水Hは、図2の矢印で示されるように、円環板状の連結板3eを介して、内濾過スクリーン3aの下部から、外濾過スクリーン3bの外周に循環される。この温水Hの循環により、循環手段5が設けられた場合ほどではないが、ケーシング3Aの内部に旋回流がある程度形成されるため、ケーシング3Aの底部に固形物が沈積することもない。
上記実施形態と同一の構成の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
なお、図3の例では、底棒部7bは、長棒部7aの下部から長棒部7aの径方向の外側に2本延びており、2本の底棒部7bが直線的に連結されるとともに長棒部7aに直交するように設けられている。また、図3の例では、2本の底棒部7bは同形状であるが、複数の底棒部7bの形状が異なっていても良い。また、図3に示される底棒部7bの先端に連結される外棒部7cの形状は同じであるが互いに異なっていても良い。例えば、複数の外棒部7cに設けられる複数の孔hの数が互いに異なっていても良いし、複数の外棒部7cの軸線L方向の長さが互いに異なっていても良い。なお、底棒部7bと外棒部7cが、それぞれ1個であっても良いし、底棒部7bと外棒部7cが、それぞれ3個以上であっても良い。
なお、第3実施形態では、循環手段5が設けられていないが、温水供給手段6A2が、長棒部7aと、底棒部7bと、外棒部7cと、を備える構造によれば、第1実施形態の場合以上に汚泥Dを高温まで加熱することができる。また、循環手段5が設けられていないが、軸線L方向回りに回転する長棒部7aと共に軸線L方向回りに回転する底棒部7bと外棒部7cによりケーシング3A内に旋回流が形成される。そのため、循環手段5が設けられた場合ほどではないが、ケーシング3Aの内部に旋回流がある程度形成されるため、ケーシング3Aの底部に固形物が沈積することもない。
上述の第3の実施形態は、この第3の実施形態の変形例を改良し、内濾過スクリーン3aと外濾過スクリーン3bとのそれぞれに対して、長棒部7aと外棒部7cとに設けられた複数の孔hから温水Hを噴射することで、より効果的な熱伝達を達成するための具体例である。
上記実施形態と同一の構成の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
上記実施形態と同一の構成の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
上記実施形態と同一の構成の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
例えば、第1実施形態の汚泥脱水機3は、温水供給手段6Aからケーシング3Aの内部に温水Hが供給される温水供給ステップと、少なくとも一部が温水Hに浸かるようにケーシング3A内に設けられた濾材30の内部空間S1に供給管3fが汚泥Dを供給する汚泥供給ステップと、リボンスクリュー(搬送手段)3dが汚泥Dをケーシング3A内の一端側から他端側に搬送する搬送ステップと、循環手段5が温水Hをケーシング3A内で循環させる温水循環ステップと、を備える汚泥脱水方法であると見なすことができる。
同様に、第2実施形態の汚泥脱水機31は、内部に温水Hが供給されるケーシング3Aと、ケーシング3Aの内部に温水Hを供給する温水供給手段6A1と、縦方向に延びる軸線Lを中心とした円筒状または円錐状をなして少なくとも一部が温水Hに浸かるようにケーシング3A内に配設されるとともに供給される汚泥Dを濾過する内濾過スクリーン3aと、内濾過スクリーン3aと同軸の円筒状または円錐状をなして少なくとも一部が温水Hに浸かるように内濾過スクリーン3aの外側に間隔を空けてケーシング3A内に配設されるとともに供給される汚泥Dを濾過する外濾過スクリーン3bと、を備え、温水供給手段6A1が上方から内濾過スクリーン3aの内側の空間S3に温水Hを供給する温水供給ステップと、下方から内濾過スクリーン3aと外濾過スクリーン3bとの間の空間S1に供給管3fが汚泥Dを供給する汚泥供給ステップと、リボンスクリュー(搬送手段)3dが汚泥Dをケーシング3A内の一端側から他端側に搬送する搬送ステップと、を備える汚泥脱水方法であると見なすことができる。
また、第3実施形態の汚泥脱水機32は、第2実施形態の汚泥脱水機33において、温水供給ステップでは、内濾過スクリーン3aの内側の空間S3を軸線L方向に延びるとともに表面に複数の孔hを備え軸線L方向回りに回転可能な円筒状の長棒部7aと、長棒部7aの下部から長棒部7aの径方向の少なくとも一方に延びるとともに外濾過スクリーン3bの外周面よりも上記径方向の外側まで延びる円筒状の底棒部7bと、底棒部7bの先端部から長棒部7aに沿って軸線L方向上向きに所定距離延びるとともに上記径方向の内側を向く表面に複数の孔hを備える円筒状の外棒部7cと、の複数の孔hを介して温水Hを供給する汚泥脱水方法であると見なすことができる。
また、第4実施形態の汚泥脱水機33と、第5実施形態の汚泥脱水機34とは、第2実施形態の汚泥脱水機31と第3実施形態の汚泥脱水機32とにおいて、循環手段5が温水Hを循環させる温水循環ステップをさらに備える汚泥脱水方法であると見なすことができる。
また、図5に示す第4実施形態の平面図において、供給口5bの設置位置は、ケーシング3Aの一角に限定されず、ケーシング3A内に旋回流Vを発生させることができれば特に限定されない。
H 温水
V 旋回流
3、31、32、33、34、35 汚泥脱水機
5 循環手段
6A 温水供給手段
6B 温水排出手段
3A ケーシング
S1 第1の空間
S2 第2の空間
3f 供給管
3a 内濾過スクリーン
3b 外濾過スクリーン
Claims (9)
- 内部に温水が供給されるケーシングと、
少なくとも一部が前記温水に浸かるように前記ケーシング内に設けられ、その内部に供給される汚泥を濾過する濾材と、
前記ケーシングの内部に前記温水を供給する温水供給手段と、を備え、
前記温水供給手段は、前記濾材に対向して設けられた複数の孔を有し、前記複数の孔から前記濾材に向けて温水を供給することを特徴とする汚泥脱水機。 - 前記濾材は、縦方向に延びる軸線を中心とした円筒状または円錐状をなして前記ケーシング内に配設される内濾過スクリーンと、前記内濾過スクリーンと同軸の円筒状または円錐状をなして前記内濾過スクリーンの外側に間隔を空けて前記ケーシング内に配設される外濾過スクリーンと、を備え、
前記温水供給手段は、
前記内濾過スクリーンの内側の前記空間を前記軸線方向に延びるとともに表面に前記複数の孔を備える略円筒状の長棒部と、
前記長棒部の下部から前記長棒部の径方向の少なくとも一方に延び前記外濾過スクリーンの外周面よりも前記径方向の外側まで延びる略円筒状の底棒部と、
前記底棒部の先端部から前記長棒部に沿って前記軸線方向上向きに所定距離延びるとともに前記径方向の内側を向く表面に前記複数の孔を備える略円筒状の外棒部と、を備え、
前記長棒部、前記底棒部、および前記外棒部に前記温水が流通可能であり、
前記長棒部が前記軸線方向回りに回転するとともに前記複数の孔から前記温水が噴出されることを特徴とする請求項1に記載の汚泥脱水機。 - 内部に温水が供給されるケーシングと、
前記ケーシングの内部に前記温水を供給する温水供給手段と、
縦方向に延びる軸線を中心とした円筒状または円錐状をなして少なくとも一部が前記温水に浸かるように前記ケーシング内に配設されるとともに供給される汚泥を濾過する内濾過スクリーンと、
前記内濾過スクリーンと同軸の円筒状または円錐状をなして少なくとも一部が前記温水に浸かるように前記内濾過スクリーンの外側に間隔を空けて前記ケーシング内に配設されるとともに供給される汚泥を濾過する外濾過スクリーンと、を備え、
前記温水供給手段は、上方から前記内濾過スクリーンの内側の空間に前記温水を供給することを特徴とする汚泥脱水機。 - 前記温水を循環させる循環手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の汚泥脱水機。
- 前記温水を循環させる循環手段をさらに備え、
前記内濾過スクリーンと前記外濾過スクリーンとの間の空間が第1の空間とされるとともに、
前記内濾過スクリーンの内側の空間と前記外濾過スクリーンの外側の空間とが第2の空間とされ、
前記循環手段は、前記第2の空間に接続されるとともに前記温水を前記ケーシングの外部に導出する取水口と、前記第2の空間に接続されるとともに前記取水口から前記ケーシングの外部に導出した前記温水を前記第2の空間に噴出して前記温水の旋回流を形成する供給口と、
を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の汚泥脱水機。 - 請求項1から請求項5の何れか一項に記載の汚泥脱水機を備えることを特徴とする汚泥処理設備。
- 縦方向に延びる軸線を中心とした円筒状または円錐状をなして前記ケーシング内に配設される内濾過スクリーンと、
前記内濾過スクリーンと同軸の円筒状または円錐状をなして前記内濾過スクリーンの外側に間隔を空けて前記ケーシング内に配設される外濾過スクリーンと、を備え、
上方から前記内濾過スクリーンの内側の空間に温水を供給する温水供給ステップと、
下方から前記内濾過スクリーンと前記外濾過スクリーンとの間の空間に汚泥を供給する汚泥供給ステップと、
前記汚泥を前記ケーシング内の一端側から他端側に搬送する搬送ステップと、
を備えることを特徴とする汚泥脱水方法。 - 前記温水供給ステップでは、
前記内濾過スクリーンの内側の前記空間を前記軸線方向に延びるとともに表面に複数の孔を備え前記軸線方向回りに回転可能な円筒状の長棒部と、
前記長棒部の下部から前記長棒部の径方向の少なくとも一方に延びるとともに前記外濾過スクリーンの外周面よりも前記径方向の外側まで延びる円筒状の底棒部と、
前記底棒部の先端部から前記長棒部に沿って前記軸線方向上向きに所定距離延びるとともに前記径方向の内側を向く表面に複数の孔を備える円筒状の外棒部と、
の前記複数の孔を介して前記温水を供給することを特徴とする請求項7に記載の汚泥脱水方法。 - 前記温水を循環させる温水循環ステップをさらに備えることを特徴とする請求項7又は8に記載の汚泥脱水方法。
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