JP7547122B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1)記録材に画像を形成する画像形成装置であって、感光体と、前記感光体に潜像を形成する露光装置と、前記露光装置の少なくとも一部を内部に収容する空間を形成する筒体と、前記筒体の前記空間内において、前記感光体の回転軸方向に沿って設けられ、前記露光装置を支持する支持部と、前記回転軸方向における前記筒体の一方の端部に固定される第1の側板と、前記回転軸方向における前記筒体の他方の端部に固定される第2の側板と、を備え、前記支持部は、前記回転軸方向において、前記一方の端部が前記第1の側板に固定され、前記他方の端部が前記第2の側板に固定されていることを特徴とする画像形成装置。
図1を用いて、画像形成装置の全体構成の概要について説明する。ここで、画像形成装置には、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザービームプリンタなど)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサーが含まれる。また、画像形成装置は、記録材に画像を形成する機能を兼ね備える複合機、ワークステーション等の出力機器として用いられる、モノカラー又はフルカラーの画像形成装置などが含まれる。図1は、画像形成装置の一例であるレーザービームプリンタ(以下、プリンタという)1の概略構成を示す断面図である。記録材とは、電子写真画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、紙、OHPシート等が含まれる。
上述のように構成されたプリンタ1の画像形成動作について説明する。まず、プリント指令を受け取った、プリンタ1に設けられた制御部(不図示)からの画像信号に基づき、レーザースキャナ21からレーザー光が感光ドラム22上へ照射される。感光ドラム22は、反時計回りに回動しており、クリーニング装置(不図示)によってクリーニングされ、一様に帯電された表面にレーザー光が照射される。レーザー光が照射され、感光ドラム22に形成された静電潜像は、現像スリーブ23上のトナーで現像され、感光ドラム22の表面にトナー像が形成される。
図8を用いて、プリンタ1のフレーム構成について、説明する。図8(a)は右側板73及び左側板74、スキャナフレーム51を右側から見た斜視図である。図8(b)は右側板73及び左側板74、スキャナフレーム51を左側から見た斜視図である。プリンタ1のフレーム構成は、スキャナフレーム51が固定されるスキャナフレーム51の右側に右側板73、左側に左側板74がそれぞれ設けられている。右側板73及び左側板74は、図1で説明した画像形成部20や画像定着部30を取り付けるための側板である。右側板73及び左側板74には、感光ドラム22等の各部材の取り付け部が設けられ、レーザースキャナ21に対して固定されることで、レーザースキャナ21に対して感光ドラム22等の各部材が位置決めされるように構成されている。
(メインフレーム及びサブフレーム)
実施例1のレーザースキャナ21の支持構成について、図2から図5を用いて説明する。図2は実施例1のレーザースキャナ21の周辺部品を示す断面図である。スキャナフレーム51は、長手方向(左右方向)と直交する断面において、三角形の2つの辺を形成する第1のフレームであるメインフレーム52と、三角形の1つの辺を形成する第2のフレームであるサブフレーム53と、を有している。メインフレーム52とサブフレーム53とは、長手方向(左右方向)の複数の箇所で締結されている。複数箇所の締結については後述する。
図3は実施例1のレーザースキャナ21の周辺部品の分解斜視図である。図6は、スキャナステイ50を支持したメインフレーム52にレーザースキャナ21を配置して後述するばねによって固定し、サブフレーム53をメインフレーム52に締結してスキャナフレーム51を構成する際の斜視図である。スキャナステイ50は、スキャナフレーム51の空間Sp内(図2、図6)(空間内)に設けられ、レーザースキャナ21を支持する。図2及び図3に示すように、スキャナステイ50は断面の形状(以下、断面形状という)(左右方向と直交する断面の形状)が略Z字の形状となっている。また、スキャナステイ50は左右方向に延びており、すなわち長手方向が感光ドラム22の回転軸方向と、またプリンタ1の左右方向と、同一となるように設置されており、振動及び静的な変形に強い形状をとっている。なお、スキャナステイ50は、メインフレーム52に固定される固定部50Aと、一端が固定部50Aに繋がり、他端が固定部50Aから離れるように延びる接続部50Bと、接続部50Bの他端に繋がるスキャナ位置決め部50Cを有している。実施例1では、固定部50A、接続部50B、そしてスキャナ位置決め部50Cとで構成されるスキャナステイ50の長手方向と直交する断面形状を略Z字形としている。また、固定部50Aと接続部50Bの間の角度と、接続部50Bとスキャナ位置決め部50Cの間の角度と、を図2に示すようにそれぞれ略90°としたものの、これに限らず、異ならせた角度としてもよい他、略90°以外の角度としてもよい。また、固定部50A、接続部50B、そしてスキャナ位置決め部50Cとで構成されるスキャナステイ50の長手方向と直交する断面形状をコの字形(略U字形)等他の形状としてもよい。
メインフレーム52は、長手方向と直交する断面において、三角形の2つの辺のうち一方の辺を形成する第1の面である第1面52Aと、他方の辺を形成する第2の面である第2面52Bと、を有している(図2及び図3)。メインフレーム52は略L字の断面形状をしており、第1面52Aはレーザースキャナ21を上下方向に支持する支持部として機能し、第2面52Bは、第1面52Aに対して略垂直で、スキャナステイ50を支持する。サブフレーム53には、レーザースキャナ21から照射されたレーザー光が妨げられないように、レーザー光が通過するための開口53Aが設けられている。サブフレーム53は、三角形の1つの辺を形成している。つまり、メインフレーム52は、上下方向及び左右方向に延びる第1面52Aと、左右方向及び前後方向に延びる第2面52Bを備え、直交するメインフレーム52の第1面52Aと第2面52Bにサブフレーム53の一端と他端がそれぞれ固定されている。このように、上述した断面形状が三角形の空間Spは、メインフレーム52の第1面52A、メインフレーム52の第2面52B、サブフレーム53、の3つの面によって形成されている。
なお、フレーム側当接部54及び第1当接部21Aは、図3、図4等では2箇所設けられているが、1箇所設けられていてもよいし3箇所以上設けられていてもよい。
第1当接部21Aは、図4に示すように、固定手段であるフレーム側ばね56の弾性変形の復元力によってレーザースキャナ21を下方向へと付勢することでレーザースキャナ21を固定する。メインフレーム52の第1面52Aのフレーム側当接部54の近傍には、孔54Dとばね留め部54Eとが設けられている。レーザースキャナ21の第1当接部21Aには、フレーム側ばね56を引っ掛けるためのばね受け部21A1が設けられている。フレーム側ばね56は、例えば図4に示すような孔54Dとの係合部と、ばね留め部54Eとの係合部と、の間において、ばね受け部21A1との係合部(引っ掛け部56A)が設けられた線ばねである。具体的には、フレーム側ばね56の一端は、孔54Dに正面側から背面側に向かって貫通しており、他端はばね留め部54Eに下側から上側に向かって引っ掛けられている。フレーム側ばね56の中間部には第1当接部21Aのばね受け部21A1に引っ掛けられるように引っ掛け部56Aが設けられている。フレーム側ばね56は、レーザースキャナ21のばね受け部21A1、ひいては第1当接部21Aを、上側から下側に向かってフレーム側当接部54へ付勢し、レーザースキャナ21の上下方向への移動を規制する。例えば、作業者は、フレーム側ばね56の一方の端部を孔54Dに挿入し、レーザースキャナ21のばね受け部21A1の上側から引っ掛け部56Aを引っ掛ける。そして作業者は、フレーム側ばね56を下側に押し込み、フレーム側ばね56の他方の端部を下側からばね留め部54Eに引っ掛けることでメインフレーム52の第1面52Aにレーザースキャナ21を固定する。
以下では実施例1の特徴部分に係るスキャナフレーム51の構成について図3等を用いて説明する。実施例1に係るスキャナフレーム51は、第1のフレームであるメインフレーム52と第2のフレームであるサブフレーム53に加え、メインフレーム52とサブフレーム53に対して、右に設けられた右フレーム70と、左に設けられた左フレーム71と、を有する。つまりスキャナフレーム51は、プリンタ1本体の左右に配置された右フレーム70と左フレーム71との間をメインフレーム52とサブフレーム53で繋ぐように左右に延びた形状を有する。
スキャナフレーム51の一部を拡大した図7を用いて、加締めによってメインフレーム52とサブフレーム53を一体化する構成について、詳細に説明する。スキャナフレーム51は、加締め部58を複数有し、この加締め部58で被締結側の部品であるサブフレーム53が締結側の部品であるメインフレーム52に接続されている。
実施例1ではスキャナフレーム51は、プリンタ1本体の左右に配置された右フレーム70と左フレーム71との間をメインフレーム52とサブフレーム53で繋ぐように箱状に形成されている。つまり、メインフレーム52とサブフレーム53とで長手方向と直交する断面形状が三角形となる構成としている。これにより、長手方向に延びた軸まわりのねじれに対して剛性を高めることができる。またメインフレーム52とサブフレーム53の長手方向の端部に、右フレーム70、左フレーム71設けた構成としている。これにより、長手方向に延びた軸まわりのねじれに対して剛性を高めることができる他、長手方向と直交する断面において三角形の各辺にあたるメインフレーム52の第1面52Aと第2面52B、サブフレーム53が空間Spの内側・外側へ撓む変形を抑制できる。ここで実施例1では、スキャナステイ50は、右フレーム70と左フレーム71にそれぞれ固定され、右フレーム70と左フレーム71との間を繋ぐ構成としている。この構成により、メインフレーム52の第2面52Bにたわみが生じた場合であっても、スキャナステイ50、ひいてはレーザースキャナ21の位置が変位することを抑制することができる。さらにはネジ78が長手方向においてメインフレーム52とサブフレーム53で構成された、三角形の端面の領域と重なる右フレーム70、左フレーム71の部分に設けられた構成としている。この構成により、スキャナステイ50は、右フレーム70、左フレーム71のうち、外力が加わった際に変形し難い部分に設けることができ、スキャナステイ50が変位することをより良く抑制することができる。このようにスキャナフレーム51のねじれやスキャナフレーム51を構成する部材のたわみを抑制した構成とすることにより、レーザースキャナ21を副走査方向に変位させる振動が抑制される構成とし、スキャナフレーム51の振動剛性を高めることができる。
なお、レーザースキャナ21の固定方法は、実施例1で説明した構成に限られない。そこで以下では、レーザースキャナ21の支持構成の変形例について、説明を行う。本変形例では、実施例1で詳細に説明を行わなかったレーザースキャナ21の構成について説明した後、レーザースキャナ21の支持構成について説明を行う。
図9(a)は、走査光学装置であるレーザースキャナ21を上方向から見たときの上面斜視図であり、図9(b)は、レーザースキャナ21を底面方向から見たときの下面斜視図である。なお、図9(a)では、内部構成を説明するため、レーザースキャナ21の開口部を覆う蓋を取り外した状態を示している。レーザースキャナ21をプリンタ1に設置する際には、レーザースキャナ21の開口部は、樹脂製又は金属製の光学蓋(不図示)によって覆われ、レーザースキャナ21内部は密閉状態となる。
次に、本変形例でのレーザースキャナ21のスキャナステイ50、メインフレーム52による支持方法について説明する。図10は、プリンタ1において、レーザースキャナ21を支持するスキャナステイ50、メインフレーム52の構成を説明する模式断面図であり、レーザースキャナ21の光偏向器211のスキャナモータ212の回転軸の中心で切断したときの断面図を示している。なお、図10では、レーザースキャナ21よりも高い位置のメインフレーム52の表示を省略している。また、図10において、X軸は水平方向を示し、Y軸は鉛直方向を示している。
ここで、図10に示すスキャナステイ50、メインフレーム52の構成やレーザースキャナ21の線ばねによる支持方法について説明する。図11(a)は、スキャナフレーム51を構成する部材であるメインフレーム52、サブフレーム53、さらにはスキャナフレーム51に取り付けられたスキャナステイ50などを部材毎に分解した状態を示す斜視図である。
図11(b)は、レーザースキャナ21の筐体203の2つの第1当接部21Aがメインフレーム52の縁部52B1に設置された状態を示す斜視図である。図11(b)では、レーザースキャナ21の筐体203に設けられた2つのばね受け部21A1と、メインフレーム52に設けられた3つのばね留め部54Eが、フレーム側ばね56により付勢されている。具体的には、フレーム側ばね56は、次のように設置されている。すなわち、メインフレーム52に設けられた3つのばね留め部54Eについては、フレーム側ばね56は、各爪部の裏面(図中下側を向いた面)に接するように設置されている。一方、レーザースキャナ21の筐体203に設けられた2つのばね受け部21A1については、フレーム側ばね56は、各爪部の表面(図中上側を向いた面)に接するように設置されている。更に、フレーム側ばね56は、レーザースキャナ21の筐体203に設けられた爪部と、メインフレーム52に設けられた爪部との間で、各爪部との高さに応じてクランク状に折り曲げる加工がされている。なお、図11(b)には示されていないが、上述した方法と同様の方法で、レーザースキャナ21の筐体203に設けられたばね受け部21B1と、スキャナステイ50に設けられた二つのばね留め部55Bとが、ステイ側ばね57により付勢されている。そして、レーザースキャナ21を脱着可能にするため、ステイ側ばね57、フレーム側ばね56は、着脱可能なように設置されている。
以上の実施例は、本発明の画像形成装置の一実施形態であり、上述した形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、スキャナステイ50は板金材を想定しているが、必要な剛性を満たすことができれば、樹脂材料を使用しても構わない。
例えば、上述した実施形態ではレーザースキャナ21をばねで付勢することで固定しているが、ビス等他の固定手段を使用して固定しても構わない。
例えば、上述した実施形態ではスキャナフレーム51の断面形状は略三角形をとっているが、断面二次モーメントを損なわない形状であれば、断面形状は円形、楕円形、更に他の多角形の形状でも構わない。
例えば、上述した実施形態では1個の感光ドラム22を有するモノクロのプリンタ1に関して説明した。しかし本発明はこれに限定されるものではなく、複数の感光ドラム22を有するタンデム方式等のカラーの画像形成装置においても適用することができる。また、転写材を担持搬送する転写材担持ベルトを用いる画像形成装置にも応用可能である。
以上、他の実施例においても、簡素な構成でスキャナユニットの振動剛性を高くすることができる。
その他、プリンタ1の外装カバーでレーザースキャナ21の移動を規制できる構成としてもよい。例えば、画像形成装置の外装カバーに押さえ部を設けた本変形例に係る構成としてもよい。
22 感光ドラム
50 スキャナステイ
51 スキャナフレーム
70 右フレーム
71 左フレーム
Claims (11)
- 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
感光体と、
前記感光体に潜像を形成する露光装置と、
前記露光装置の少なくとも一部を内部に収容する空間を形成する筒体と、
前記筒体の前記空間内において、前記感光体の回転軸方向に沿って設けられ、前記露光装置を支持する支持部と、
前記回転軸方向における前記筒体の一方の端部に固定される第1の側板と、
前記回転軸方向における前記筒体の他方の端部に固定される第2の側板と、
を備え、
前記支持部は、前記回転軸方向において、前記一方の端部が前記第1の側板に固定され、前記他方の端部が前記第2の側板に固定されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記筒体の前記一方の端部は、前記第1の側板に対向する開口を形成し、
前記筒体の前記他方の端部は、前記第2の側板に対向する開口を形成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記筒体は、前記回転軸方向と直交する方向における前記筒体の断面の形状が連続していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記筒体は、第1のフレームと、第2のフレームと、を有し、
前記第1のフレームと前記第2のフレームとは、前記回転軸方向の複数の箇所で固定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記支持部は、前記筒体に固定されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記支持部は、前記筒体の一部によって形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記筒体は、前記回転軸方向における端部の断面形状が途切れない環状であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記筒体は、前記回転軸方向と直交する方向における前記筒体の断面の形状が三角形であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記第1のフレームは、前記回転軸方向と直交する断面において、前記三角形の第1の面と他方の辺を形成する第2の面とを有し、
前記第1の面には、前記露光装置を前記空間に挿入するための開口と、前記開口を形成する縁部に第1の当接部と、を有し、
前記第2の面は、第2の当接部を有する前記支持部を有し、
前記露光装置は、前記開口に挿入される方向において後端側に前記第1の当接部と当接する第1の被当接部と、前記挿入される方向において先端側に前記第2の当接部と当接する第2の被当接部と、を有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記第1の当接部と前記第1の被当接部、及び、前記第2の当接部と前記第2の被当接部をそれぞれ固定する固定手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記支持部は、前記回転軸方向における一方の端部に設けられた第1の凸部と、前記回転軸方向における他方の端部に設けられた第2の凸部と、を有し、
前記第1の側板は、前記第1の凸部が挿入される開口を有し、
前記第2の側板は、前記第2の凸部が挿入される開口を有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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